2人目の出産直前に起こった衝撃エピソードです。バースプランは事前に考えていたのですが、分娩中はあまりにも余裕がなく、予想外の展開が起きたことを紹介します。 痛すぎて思考停止…バースプランを立てたのに! コロナ禍での出産だったこともあり、立ち会い出産はしない方向でした。しかし、助産師さんから立ち会い出産を希望していると間違えられ、あまりの痛みに一貫性のない行動をとってしまいました。自宅で待機していた夫に電話をしましたが、興奮状態の私が何を叫んでいるかはわからなかったようです。 監修/助産師 松田玲子著者:シュー子3歳、1歳の二児の母。専業主婦(潜在介護士)。育児の合間に妊娠、出産、育児に関する体験談を中心に作画中。
2023年03月25日こんにちは。渋谷です。今年の2月に出産をしたのですが、コロナ禍のため里帰りはせずに、現在の住まいの近くの病院で出産しました。「病院が変わると、その内容も大幅に変わる」ということを体感することも多々ありました。「こんなのみったんの時にはなかったな~」というのがたびたびあったのですが、そのひとつが「バースプラン」です。実際に子どもを産む私はもちろんのこと、おっとぅんもバースプランの希望を書くことに。「そんなのない…」と言いつつも、なんとなくおっとぅんの展望はあったようで詳しく聞いてみたところ…。ドラマでよく見る(?)やつがやりたかったらしいです。「知らんがな」妊婦よりも夢見まくりなおっとぅん。実際出産が始まった時は待合室に人が多く、バタバタしていたのでそんな余裕はなかったらしいです。まぁそうだよね…。しかし元気に生まれてくれればすべてヨシ!みったんの時は立ち会いができなかったので、生まれて間もない我が子にデレデレのおっとぅんなのでした。【おまけ】これが当時病院に提出したバースプランの希望の紙です。今見てもちょっとアレすぎて笑ってしまう(絵は渋谷が描きました)。
2021年08月31日「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の掲示板。そのなかから特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回はバースプランに関するご相談です。 Q.バースプランとは何を書いたらいいものなのでしょうか?病院からバースプランを書いてきてくださいと言われたのですが、バースプランが何かわかりません。出産時のイメージや願望と言われたのですが、立ち合いも面会もできない今の状況で何を希望したらいいのかわかりません。バースプランとは何を書いたらいいものなのでしょうか? 宮川めぐみ助産師からの回答立会いができない状況ですが、可能な限り早くに赤ちゃんを抱っこしたい、お産のときにお部屋を暗めにしたい、好きな音楽を聴きたい、アロマの使用が可能であれば、好きな香りを嗅ぎながらリラックししたい、足湯をしてもらいたい、腰をさすってもらいたいなどあるかと思います。よかったらいくつか上げさせていただいたことを参考に質問者さんが思い描くお産を書き出してみてはいかがでしょうか?※参考:ベビーカレンダー「助産師に相談」コーナー※診断や具体的な治療については医師の指示にしたがってください バースプランとは?バースプランとは、簡単に説明するとお産前後の計画についてまとめたもので、お産時のケアや流れについて、ある程度の希望を示すものです。これからお産をする予定の産院がバースプランを取り扱っている場合、あらかじめバースプランを記入して提出するようにアナウンスがあるでしょう。バースプランは産院によって取り扱っていないこともあります。お産時に希望したいことがある人は、分娩予約をする前に産院にバースプランの実施の有無を確認しておきましょう。また、バースプランがなくても、お産時の流れや産後のケアなどについて希望したいことがある場合、医師や産院のスタッフに相談をしてみてください。 バースプランの書き方に決まりはあるの?バースプランの記入内容に指定があったり、選択式の場合は指示どおりに記入します。指定内容や選択肢以外の希望がある人は、その内容について欄外や別紙で添付をして、産院側が対応できるか確認してください。一方で、バースプランの記入用紙がシンプルなケースもあります。迷ったときは、今回のお産でどのようなことを重視しているか整理をしてください。母子の健康はもちろん、立会いで出生の瞬間をビデオ撮影したい、母子同室で赤ちゃんとの生活に慣れたいなど希望の優先順位をつけて、産院側と共有できるように書き出します。 お産の流れで不安なことについても、バースプランに記入することもできます。どんなときに緊急帝王切開をするのか、どのタイミングで無痛分娩の麻酔をするのかなど、詳しく知りたい内容についてメモをしておくと、お産の前に説明を受ける機会を得られることがあります。バースプランの書き方は基本的に自由です。実際の動きや医療行為についてだけでなく、気持ちについても書き出しておくと適切なサポートにつながります。「緊張しがちな性格です」など、性格について記しても良いでしょう。 バースプランの注意点バースプランはお産時の希望を産院側と共有できるメリットがありますが、気をつけておくべきことがあります。それは、あくまでもバースプランは「希望」であるということです。お産時に優先されることは、母子の健康です。医師や助産師などの判断により、バースプランとは異なるお産の流れを迎える可能性があることを理解しておきましょう。例えば、帝王切開を予定していなくても、母子の状態により緊急帝王切開がおこなわれることもあります。最優先事項は母子の安全と健康だということを忘れずに、バースプランを立ててください。 そしてもうひとつ、順調にお産が進んでいても、状況によってバースプランに書いたことをすべて叶えられるとは限らないという点です。例えば、陣痛時にアロマオイルを使用したい、お灸を据えたいと記入しても、産院によっては香りの強いオイルや可燃物の持ち込みを禁止しています。安全のために禁止している項目もありますので、詳細は産院に確認しましょう。さらに、産後に個室を希望していても、ほかの入院患者の状況によって、一時的に大部屋で過ごす可能性もあるでしょう。 バースプランの書き方は比較的自由度が高いのですが、産院による制限や当日の状況により変更を余儀なくされる可能性があることも、忘れないようにしてください※参考:基礎知識(妊娠中)「バースプラン」って?希望のお産をかなえる書き方のコツと注意点【監修者:医師 太田 篤之 先生産婦人科 | おおたレディースクリニック院長】
2020年05月21日「バースプラン」という言葉をご存じですか。近年、多様な出産スタイルのなかから希望のお産を叶えるために、バースプランの導入をしている産院が増えています。しかし、希望のお産について問われても、初めてのお産に挑む場合イメージをつかみにくく、バースプランの書き方や内容に戸惑ってしまうこともあるでしょう。そこで、今回はバースプランの書き方について紹介します。 バースプランとは何か?どんなメリットがある?バースプランとは、簡単に説明するとお産前後の計画についてまとめたもので、お産時のケアや流れについて、ある程度の希望を示すものです。これからお産をする予定の産院がバースプランを取り扱っている場合、あらかじめバースプランを記入して提出するようにアナウンスがあるでしょう。バースプランは産院によって取り扱っていないこともあります。お産時に希望したいことがある人は、分娩予約をする前に産院にバースプランの実施の有無を確認しておきましょう。また、バースプランがなくても、お産時の流れや産後のケアなどについて希望したいことがある場合、医師や産院のスタッフに相談をしてみてください。 では、バースプランの提出が可能な場合、どのようなメリットがあるのでしょうか。まず、バースプランを立てることでお産を迎える妊婦さんと家族の話し合いのきっかけとなります。何かと不安な気持ちになりやすいお産について、しっかりと話し合うことで安心感を得られます。さらに、当日の立会いについてや連絡をする人、産後の部屋のプランなど、お産入院についてイメージをしやすくなり、産院側と情報を共有できる点もメリットのひとつと言えます。バースプランの書き方については、決まったフォーマットとして指定があれば従い、特に細かい決まりがなければ、お産入院のスタート時点から段階的に希望を書いていくと、産院スタッフにも伝わりやすくなります。 バースプランの書き方に決まりはあるの?バースプランを提出する場合、書き方に決まりがあるのでしょうか。バースプランの記入内容に指定があったり、選択式の場合は指示どおりに記入します。指定内容や選択肢以外の希望がある人は、その内容について欄外や別紙で添付をして、産院側が対応できるか確認してください。一方で、バースプランの記入用紙がシンプルなケースもあります。その場合、どのような書き方が好ましいのでしょうか。迷ったときは、今回のお産でどのようなことを重視しているか整理をしてください。母子の健康はもちろん、立会いで出生の瞬間をビデオ撮影したい、母子同室で赤ちゃんとの生活に慣れたいなど希望の優先順位をつけて、産院側と共有できるように書き出します。 家族や夫婦でお産に向けた話し合いをしても、バースプランの方向性が一致しないときはどのように対処すれば良いでしょうか。例えば、夫婦間で立会いを希望する、立会いを希望しないと意見が分かれてしまっている場合、バースプランの書き方がわからなくなってしまいます。未定な項目については、バースプランの提出時点では未定であることを記載し、医師や産院スタッフ、家族と相談する機会を設けると安心です。お産は妊婦さんにとっても家族にとっても一大イベントですから、バースプランをスムーズにまとめられなくても焦る必要はありません。書き方に迷ったら、産院に問い合わせをしましょう。 お産の流れで不安なことについても、バースプランに記入することもできます。どんなときに緊急帝王切開をするのか、どのタイミングで無痛分娩の麻酔をするのかなど、詳しく知りたい内容についてメモをしておくと、お産の前に説明を受ける機会を得られることがあります。バースプランの書き方は基本的に自由です。実際の動きや医療行為についてだけでなく、気持ちについても書き出しておくと適切なサポートにつながります。「緊張しがちな性格です」など、性格について記しても良いでしょう。 バースプランの記入例、具体的にどのような希望を書いて良いのかバースプランを実際に書く際、具体的にどのような希望を書くと良いのでしょうか。まず、お産の進捗段階別に希望を整理しておきます。すると、バースプランの書き方としてベーシックな見やすい形式になります。書く際は次の順にまとめてみてください。1つ目は陣痛が起きて入院が始まるとき、お産をする部屋を選択できる産院の場合は希望の部屋も忘れずに記入しましょう。2つ目は分娩中について記入し、3つ目は分娩後の希望について記入します。では、実際に具体的なバースプランの書き方について、一例としてですが紹介しましょう。 「陣痛時はLDR(分娩陣痛室)で音楽を流したいです。日中に陣痛が来た場合、5分間隔になったら夫に連絡をしてください。また、陣痛中は夫婦のみで過ごしたいと考えています。分娩中はなるべく会陰切開をしないで分娩をしたいですが、必要な場合はお願いします。立会いを希望していますが、赤ちゃんが生まれるまでビデオや写真撮影はしたくありません。赤ちゃんが生まれたら、初めての家族写真を撮りたいと考えています。産後は個室で体調をみながら母子同室に挑戦します。家族のお見舞いは、産後2日目以降が良いです」など、お産で希望することと希望しないことを書いておきましょう。 また、経産婦さんはほかの子どものケアについても記載しておくと安心です。陣痛時にお迎えの手配を誰に連絡をするか、入院期間中に同室入院できる場合は利用の希望があるかなど、家族の予定についても書いておくと慌てずにすみます。その他、出産日をあらかじめ決めている人や、帝王切開を予定している人も、お産入院中の過ごし方についてバースプランに書いておいてください。書くことで陣痛中の対応や分娩時、産後のサポートがスムーズになります。バースプランの希望内容に不安や疑問があれば、医師や産院スタッフにアドバイスを求めましょう。 バースプランの注意点バースプランの書き方について、簡単に紹介してきましたが、次はバースプランを書き方の注意点についてまとめます。バースプランはお産時の希望を産院側と共有できるメリットがありますが、気をつけておくべきことがあります。それは、あくまでもバースプランは「希望」であるということです。お産時に優先されることは、母子の健康です。医師や助産師などの判断により、バースプランとは異なるお産の流れを迎える可能性があることを理解しておきましょう。例えば、帝王切開を予定していなくても、母子の状態により緊急帝王切開がおこなわれることもあります。最優先事項は母子の安全と健康だということを忘れずに、バースプランを立ててください。 そしてもうひとつ、バースプランには注意点があります。順調にお産が進んでいても、状況によってバースプランに書いたことをすべて叶えられるとは限らないという点です。例えば、陣痛時にアロマオイルを使用したい、お灸を据えたいと記入しても、産院によっては香りの強いオイルや可燃物の持ち込みを禁止しています。安全のために禁止している項目もありますので、詳細は産院に確認しましょう。さらに、産後に個室を希望していても、ほかの入院患者の状況によって、一時的に大部屋で過ごす可能性もあるでしょう。 バースプランの書き方は比較的自由度が高いのですが、産院による制限や当日の状況により変更を余儀なくされる可能性があることも、忘れないようにしてください。 まとめバースプランの書き方は、産院によっても異なります。バースプランの取り扱いがある産院を利用する人は、ぜひバースプランを活用してください。可能ならば、家族でバースプランを計画してはいかがでしょうか。家族全員で協力して子育てをしようと意識を高めて、赤ちゃんを迎え入れることができるからです。記事中のバースプランの書き方は一例です。ぜひ、あなただけの素敵なバースプランを立ててください。 監修者:医師 おおたレディースクリニック院長 太田 篤之 先生順天堂大学卒後、派遣病院勤務を経て、平成22年より順天堂静岡病院周産期センター准教授就任。退職後、平成24年8月より祖父の代から続いている「おおたレディースクリニック」院長に就任し現在に至る。
2020年01月21日ウーマンエキサイトで連載中のちゅいママさんの記事 「立ち会い出産、旦那の本音って? 経験者パパが語る“夫がすべきこと”」 で、“出産の心残り”に関するアンケートを実施しました。出産とは、新しい生命が生まれる奇跡の瞬間。わが子の人生最初の1ページになるからこそ、「こんな出産にしたい!」「その瞬間をこんな形で残したい!」と、ママの想いやこだわりが強くなり、“心残り”が生じるのかもしれません。■約半数のママが、出産に“心残りあり” みなさんは、出産時に後悔していること、心残りだったことはありますか。アンケートで、ママたちにそんな質問をしたところ、「ある」が54%、「ない」が44%という結果が出ました。Q.出産経験後に「●●をしておけばよかった…」と心残りはありますか?ある 54%ない 44%その他2%出産はイメージしたようには進まないし、自分の力ではコントロールできないもの。事前に計画や希望を産院に伝える“バースプラン”をしっかり立てていても、望みどおりにいかなかった、なんてことも多いのではないでしょうか。■無痛分娩でダメージを少しでも減らしたかった!今回のアンケートで「心残りがある」と答えた方に、どんな心残りがあったのかきいてみると、さまざまなコメントが集まりました。分娩方法については、「無痛分娩したかった」、「自然分娩したかった」など、やはり多くコメントが集まりました。一番、重要な分娩については、後々まで引きずる場合も多いので、心残りになりやすいのかもしれませんね。無痛分娩がセレクトできる病院で下2人を出産したけど、2人ともわりとスピードが早い出産だったため間に合わないだろうという理由で却下された。でも、無痛分娩をやってみたかった。痔になってしまったので、無痛分娩にすれば良かったと思ってる。緊急入院からの緊急帝王切開だったので、正常分娩の人が多く、出産の話しになると共感が難しくて、「正常分娩を経験してみたかったな」と少し寂しい思いをします。でも無事に産まれてくれたし、帝王切開も通常分娩も赤ちゃんを産むというのは命懸けなんだと思います。■一生に一度しかない! 誕生の瞬間を記録したかったちゅいママさんも記事で「後悔していること」に挙げていた、動画や写真の撮影。赤ちゃんが誕生する瞬間、生まれてホヤホヤの表情は、その時しかないものであり、収めておきたかったと後になって悔やんでしまうものかもしれません。しかし、分娩室ではママが自分では撮影できない状況に加えて、出産直後のヘトヘト状態。だからこそパパに頼るしかないのですが…。病院によっては立ち合い出産ができなかったり、出産直後の一緒での撮影を許可していないところもあり、ママの“自分ではどうにもならない”ところが後悔になりやすいのだと思われます。逆子が治らず予定帝王切開だったので、バースプランを何も考えてなくて…。産声の録音、産まれてすぐの写真撮影ができなかった。抱っこは無理でもほんの少しでも子どもに触らせてもらいたかったなと思いました。私も動画を撮っておけばよかったです。1人目のときは、立ち会いができない病院で、「しょうがないか」という感じでした。やはり動画を残したかったので、2人目のときは「絶対撮るぞーっ」と思ってましたが、切迫早産で入院しそのまま出産。主人が仕事場から駆けつけてくれた瞬間に、産まれたのでまたまた動画なし…悔やまれますが元気に産まれてくれたのでよかったです。カンガルーケア中でもいいから産まれたばかりの子どもと主人と親子3人の写真が欲しかった! すっぴんで疲れ果てていて写真を撮られるのが嫌だったけど、見るのは自分だけだからどんなに汚い顔でも3人の写真は撮っておくべきだったと後悔してます。ビデオを撮っておいて欲しかった。せっかく充電して、ビデオカメラも買っておいたのに、本番で旦那がびびってカメラ回してくれなかったこと。■出産時のパパの行動で、一生恨まれることも?そして、「パパにして欲しかったこと」への心残り。出産は感動的なものですが、ママは壮絶な痛みを味わうことになり、とてもナーバスな状態になりやすいです。そんなときに必要なのがパパのサポート。ちゅいママさんのご主人のコメントで「出産時の恨みは一生遺恨を残すことになる」とあるように、出産時の行いがその後の夫婦関係に影響する可能性もあるかもしれません。何がなんでも夫に立ち会って欲しかった。陣痛中に、何をサポートしてほしいか、かなり具体的に旦那に伝えておけば良かった。義両親を陣痛室、分娩室に入れないように看護師さんに伝えておくべきだった。旦那に遠回しに言ってたんだけど(「来るな」と)まったく役にたたなかった。夫にしても未知の出来事がつまった出産では、何をどうすればいいのか右往左往してしまうところ。かといって初めての出産の場合は、妻側も具体的に何をすればいいのかわからない場合も多いので、要望を伝えることが難しい場合も多いでしょう。■10ヵ月お世話になった“胎盤”を見たかった!意外にも一番多かったのは、「胎盤を見たかった」という心残り。筆者も出産経験者ですが、その考えはなかったので(個人差がありますよね)驚くとともに、「なるほど!」と思いました。胎盤を見てみたかった。妊娠中いろいろあったので、「10ヶ月間ありがとう」と言いたかった。でもヘトヘトだったのと、なんとなく恥ずかしくて言えなかったのが、いまでも心残り。胎盤を見てみたかった。自分の内臓を見られる機会は早々ないので、自分のおなかに入ってた臓器も見てみたかったなー。あとは 出産の最後、自分で赤ちゃんを引き上げたかったです。2度同じ産院で分娩したのですが、そこはバースプランの提出などもなく、さらっと終わってしまいました。他の産院で出産した友だちは その引き上げを断ったと聞いて、「えー! それ私やりたかった!」となりました。胎盤を食べてみたかった。事前にバースプランに書いておき、生姜としょうゆを調理室から借りましょうとなってました。実際は出産が他のかたと被ってしまい、忙しそうな新人助産師さんにさっさと胎盤片付けられてしまいました。■心残りは、ママの強さと弱さを表しているほかにも、出産前後のママのデリケートな気持ちや母の強さが表れる、さまざまな“心残り”がありました。長男授かる前に流産を経験しています。繋留(けいりゅう)流産で、エコーで心拍確認できず流産。待ち望んでいた妊娠、かなり凹みました。なので、長男を授かっても不安が強く、検診で心拍確認する前は緊張でお守りを握りしめて祈ってました。そんな不安の強い妊娠期間、万が一を考えてたまごクラブも買えなかったし、赤ちゃんの準備もギリギリまでできませんでした。結果、前置胎盤からの出血で緊急入院したので、何の用意もできず…。だからたまごクラブを読んでゆっくり赤ちゃんグッズをそろえる幸せな妊婦を味わっておけば良かったです。「おなかが張ったら…」とか「破水したら…」とか考えすぎて ビビってとにかく家にいた。結局おなかも張らず、破水もせず、なんなら子宮口もなかなか開かず 予定日より6日遅れての出産だった。最後の一人での時間。もっと好きなことしておけば良かった (映画、美容院、友達とランチ…) もっと体力をつけておけば良かった。初産で13時間陣痛に耐えた後、いざ産まれるときにはもうぐったりで、自分の力で産めなかった。吸引とおなかを押してもらいやっと産めた。今度はもっと自分も力入れられるように体力つけておきたい。頭がおまたに挟まってるとき、助産師さんに、「自分で触ってみますか?」と聞かれた。しかし、いっぱいいっぱいだったため、「結構です!」と一喝。触っておけばよかったと、いまだに後悔している。■心残りがあっても、ママには前向きに受け止められる力がある出産は、10人ママがいれば10とおりあると言えるほど、陣痛の進み方や赤ちゃんの出てくる過程もそれぞれ。予想外のハプニングが起こることも多々あり、ママの“心残り”になりそうな種が散らばっていると思います。いまとなっては、すべてが思い出こんなコメントにあるように、どんな心残りがあっても、前向きに受け止められるパワーもママには備わっているのではないかと思います。それは、どんなに大変な思いをしても、無事に赤ちゃんが生まれることこそが大事なこと、一番の喜びだと、ママが実感しているからなのではないでしょうか。Q2. Q1であると答えた方は心残りの内容を教えてください回答数:106アンケート集計期間:2018/8/16~10/18
2018年11月01日バースプランとは出産の計画や要望のことで、出産時の分娩方法や旦那さんの立ち会い、産後どんな環境で過ごしたいかなどを妊娠中にまとめておくものです。初めての方も2人目以降の方も、バースプランを作成することでより快適な出産が望めますよ。ここでは、バースプランの作成の仕方やメリットなどをまとめてご紹介します。最近よく聞くバースプランとは?バースプランは文字通り「出産計画」のこと。はじめてのことでわからないことだったり、2人目以降で、予想外のことが起きるのが出産なので、あらかじめ計画をまとめて書き出しておくことでよりスムーズで快適な出産が望めるのです。バースプランを書くメリットバースプランを書くことには大きな3つのメリットがあります。ママがじっくり考えることで出産に向かい合い、心身ともに準備を整えつつ理想の出産を目指せること。パートナーと共有することでパパも父親になる自覚が湧き、ママの求めるフォロー体制を整えられること。助産師さんや医師と気持ちや情報を簡単に共有できて、随時適切な対応をしてもらえること。このように、自分の希望を周囲と共有することで、安心して出産に集中することができるのです。バースプランの書き方バースプランは病院でも推奨されているため、用紙を用意していて「○週までに提出してください」というように言われることもあるようです。その場合は書く項目も指定があるのではじめてでも書きやすいですよね。用紙が無い場合は普通のノートで問題ありません。書き方は、入院中、陣痛中、分娩中、出産後と項目を分けて、それぞれのタイミングでしてみたいことやして欲しいこと、あるいはしたくないことなどを書き出すだけです。箇条書きでも、お手紙のように綴っても、まずは思いのままに書き連ねてから整理していきましょう。 バースプランで考えておきたいことバースプランを作成する際、具体的にどのような項目を考えておけばいいのでしょうか。入院、陣痛、分娩、産後のそれぞれの段階に分けて考えておくべきプランの項目をご紹介します。入院中のバースプラン入院中のバースプランは環境についての要望を書きます。どこの病院で、部屋は個室か大部屋か、トイレやシャワーの設備の有無、母子同室か母子別室も重要なポイントですよね。ホテルの様な食事や設備が整ったきれいなお部屋なども最近はあるので、費用と相談しながら決めておきましょう。急な入院になっても慌てないうに、お気に入りの音楽や香りなどリラックスできるものや、生まれてくる赤ちゃんの服などの持ち物も書いておくことをおすすめします。陣痛中のバースプラン陣痛中の長さや痛みの程度は人によって異なりますが、長くしんどい時間です。少しでもリラックスしていられるように、かけて欲しい音楽や炊いて欲しいアロマなどを書いておきましょう。他にも、ご家族にして欲しいことは、腰をさすって欲しい、こんな言葉をかけて欲しい、一人にしないで欲しい、など具体的に指示しておくと周囲も安心です。さらに、陣痛促進剤などの薬剤や医療機器の使用に関しての希望の記載も必須項目です。分娩中のバースプラン分娩中のバースプランは考えることがたくさんあります。まずは立ち会いについて、誰がどの位置で立ち合うのか、どんなタイミングなのか(最初だけ、産声が聞こえてからなど)撮影はするのか、など具体的な希望を予めご家族と相談して決めておいてくださいね。分娩方法については、普通、座位、水中などの分娩姿勢から、麻酔を使う無痛分娩・和痛分娩を希望するかどうかなど、さまざま分娩方法を調べて自分が望むスタイルを伝えることが大切です。さらに、ラマーズ法orソフロロジーといった呼吸法も分娩時に重要な要素のひとつ。母子学級などで試した上で自分に合う呼吸法を書いておきましょう。出産後のバースプラン出産後のバースプランは、まずは、赤ちゃんが生まれたら誰が一番はじめに抱っこするか、カンガルーケア(ママの胸にのせてスキンシップをとることで、赤ちゃんとの結びつきを高めること)を希望するかなどがあります。出産後の身体へのダメージはとても大きいので、どのように過ごしたいかを考えておきましょう。お見舞いに誰にどれくらい来て欲しいか、あるいは来てほしくないか、自身の体調が悪い時は誰に付き添って欲しいか、赤ちゃんは同室がいいか別室がいいか、母乳育児希望かなども書いておくとよいでしょう。バースプランの作成時に知っておきたいことバースプランの作成をするにも産院や分娩方法などの知識が曖昧だとどうにも進まないですよね。事前に知っておきたい妊娠・出産の基本をチェックしておきましょう。病院と助産院との違い病院と助産院の違いは、産婦人科医が在籍しているがいないかです。助産院にいるのは「助産師」といって、国家資格を持った妊娠・分娩のスペシャリスト。経験豊富で妊娠から産後までしっかり相談できるため、病院よりも安心するというママさんが多いようです。しかし、手術や麻酔といった医療行為はできないため、帝王切開や無痛分娩の対応ができません。助産院での出産で急遽手術などの医療行為が必要になった場合、病院に搬送することになるので、高齢出産や妊娠経過に不安がある方は病院での出産がおすすめです。どんな分娩スタイルがいいの?分娩スタイルは姿勢によっていくつかありますが、一概にどれが良い悪いということはありません。一般的な分娩台で仰向けになって出産する普通分娩の他にどのようなものがあるのでしょうか。座位分娩:特別な分娩台を使った座った姿勢での分娩。お腹に力が入りやすいと言われています。水中分娩:30度くらいの温水の中での分娩。陣痛の痛みを緩和する効果が期待できます。フリースタイル分娩:パパと抱き合うような姿勢での立て膝や、四つん這いなどのママが楽だと感じる姿勢での分娩。いずれも設備や体制が整っていることが前提の分娩方法で、助産院の方が分娩スタイルの対応の幅が広い傾向にあります。病院でも助産院でも、希望する場合は事前の相談が必要です。無痛分娩と普通分娩の違い自然分娩とは、妊娠の経過が正常で自然に陣痛が来るのを待ち、自力で経膣分娩をすること。母子の安全を守るための点滴や、胎児の心音や子宮の伸縮の確認をする分娩監視装置の設置、吸引分娩も広い意味で含まれます。一方、無痛分娩は陣痛を和らげるために麻酔を使用する分娩方法です。痛みを乗り越えてこその出産だ!というような考えもありますが、出産時の痛みに不安がある方や高血圧の方など、最近では多く取り入れられています。無痛分娩と言っても全く痛みがないわけでは無いので、「和痛分娩」とも呼ばれるようです。出産後のお母さんの身体出産後の体力の消耗は想像を絶するもので、いきんだことによる全身の痛みや座るのも歩くのも辛い程の股間の痛みもよく聞く話ですよね。他にも思うように母乳がでなかったり、赤ちゃんが上手に飲めなかったり、3時間おきの授乳で睡眠不足になったりと心身ともに疲弊します。赤ちゃんが無事生まれてからもママの戦いは続くので、少しでもストレスがかからないよう、病室やお見舞いのことなど産後のバースプランもしっかり検討しておきましょう。まとめバースプランは妊婦さんの不安を和らげたり出産としっかり向き合うために大切なものです。また、主治医やパートナーへの意思表示になるので、土壇場になって慌てたり意見が食い違うことも防げますよ。日記やお手紙を書くような感覚で、まずは気軽に書いていくことからはじめましょう。
2018年09月29日こんにちは、保育士でライターのyossyです。近年、出産をするにあたって産院に『バースプラン 』を提出する人が増えています。バースプランというのは、お産や入院に関する計画書のこと。たとえば、陣痛・分娩時の医療行為や立ち合いについて、産後すぐのカンガルーケアについて、入院中の授乳・沐浴指導についてなどなど……。しっかりバースプランを立てておくことで、さまざまなメリットがあるのです。ここでは、バースプランを立てるメリットと、上手な立て方についてご紹介しましょう。●バースプランは立てることに意味がある!バースプランはあくまで“計画書”なので、実際には計画通りにいくとは限りません。たとえば、「会陰切開をしないで欲しい」とバースプランに書いていても、切開せずにいたらひどく会陰が裂けてしまうような場合、切開せざるを得ないでしょう。「入院中は母子同室で」と書いていても、想像以上に産後のママの体調が悪く、母子別室にしたくなるケースも考えられますね。「計画通りいかないなら、立てなくてもいいんじゃない?」と思うかもしれません。でも、バースプランを立てることで、以下のようなメリットがあります。・自分の理想に近いお産がしやすくなる(医療者も介助しやすくなる)・お産への心構えができ、不安が軽減する・家族での話し合いをしたり、自分自身を見つめたりするきっかけになる自分自身がどうしたいのか、どういうことが不安なのかをしっかりバースプランに書いておけば、医療者からフォローしてもらいやすくなるでしょう。また、いざお産のときになってから、家族間で揉めてしまうケースもあります。どういうお産が理想なのか を家族でしっかり話し合っておくことで、家族内の意見を聞くきっかけにもなりますね。●恥ずかしがらなくてOK! 思っていることを正直に出産にはデリケートな問題がたくさんつきまといます。プライベートな内容に関わってくることもあるでしょう。しかし、言いづらいことこそ、はっきり言っておいたほうがいいものです。読み手である医療者の立場を考えて書くことはもちろん大切ですが、はっきりと自分の言葉で書くことが重要。「恥ずかしい」とか、「こんなこと書いて怒られないかな……」などと思う必要はありません。バースプランに書いたことを叶えるのが難しければ、医師や助産師、看護師等からその旨説明があるでしょう。希望が叶わない場合は残念ですが、事前にできないことの説明 が受けられていれば、納得しやすいものです。バースプランは本当に人それぞれですが、以下のような要望を伝える人もいます。参考までに見てみましょう。【バースプランの例】・可能なら剃毛や会陰切開をしたくない・自分の力で頑張りたいので、できるだけ陣痛促進剤は使わないでほしい・夫と実母以外は病室に入れないでほしい(特に○○は問題行動を起こすので絶対に入れないでほしい)・痛みが不安なので、無痛分娩や和痛分娩にしてほしい・分娩/陣痛時に音楽をかけたい・陣痛中にアロマを焚きたい・夫が立ち会えなくて不安なので、助産師さんにたくさん励まして欲しい・産後すぐに自分で赤ちゃんをカメラ/ビデオで撮りたい・胎盤を見てみたい・上の子にへその緒を切らせてあげてほしい●バースプランは「絶対」ではないお産の進み具合やママ・赤ちゃんの体調によって、急きょ医療行為が必要になるケースもあります。また、特に初めてのお産であれば、想像と現実が異なるケースもあるでしょう。バースプランが「絶対」だとは思わないほうがいい ですね。バースプランの内容を変更したくなれば、遠慮なく言って構いません。また、そもそもバースプランを提出できない産院もあります。特に、ハイリスクな妊産婦を受け入れている病院の場合、個人個人の希望に合わせる余裕がないケースが多いものです。バースプランで細かい要望を出したい場合は、対応してもらえる産院を早めに探しておくといいですね。【参考リンク】・バースプラン(BIRTHPLAN) | 高田医院()●ライター/yossy(フリーライター)●モデル/前田彩(桃花ちゃん)
2016年11月19日バースプランという言葉を聞いたことがありますか? バースプランとは出産時や産後の自分の希望や想いを紙に書いて産院に渡すものです。最近では病院の側からバースプランの紙の提出を求められることも多くなっています。多くは自由形式のため「バースプランを提出してくださいね」と産院で紙を渡されて、何を書いたらいいのかしら? と戸惑ったプレママもいると思います。そんなプレママのために、今回は後悔しないバースプランの書き方をご紹介します。■後悔しないバースプランのポイント5つ・どんなお産が可能なのかを産院に確認するまずは、通っている産院ではどのようなお産が可能なのか情報収集をしましょう。私の通った産院では、分娩室へのアロマの持ち込みやお灸、好きな音楽をかけられるなどができました。・NGポイントを明確に書く友人で「義両親が陣痛室にずっと居て気を使って辛かった。立会いは夫のみと言っておけばよかった」という人がいました。陣痛促進剤は使いたくないなどのNGポイントを必ず書いておくようにしましょう。・2人目以降の方は前回のお産のことも書く前回のお産の様子や感想を書いてみましょう。育児の忙しさで忘れていた「次のお産はこうしたい」という、前回の記憶を思い出すよいおさらいになりますよ。・書いておいて良よかったリクエスト私が一番書いておいて良かったリクエストは、「赤ちゃんのうぶ声をビデオ撮影したいので、主人に撮影のスイッチを入れるタイミングを教えてください」というものでした。主人も忘れずにビデオを回すことができてこれがよい記念になりました。他には出産後の写真撮影や、胎盤を見せてもらえばよかったというママの声は多いですね。・赤ちゃんをとりあげてくれる人への手紙のような想いで書くバースプランは自分の希望を思いつくままに書いてもいいのですが、せっかくであれば、一生に数回しかないお産を一緒に体験してくれる産院の人への手紙のようなつもりで書くと、医師や助産師にあなたの内面や性格を知ってもらえますよ。バースプランの書き方には正解も間違いもありません。そして後からのプランの変更も可能です。自分がどうしたらお産をリラックスして過ごせるか、自分らしく納得のできるものにするかを気軽に書いていきましょう。出産という特別な体験を、後悔のないようにしてくださいね。
2014年07月26日