「瞑想」 で自分自身の静かな中心を見出そう5月22日、福岡市中央区で、セミナー『マインドフルネス「瞑想」 ~自分の心を“今ここ”に戻し、自分自身の静かな中心を見出しましょう~』が開催される。会場は自分磨きや自分らしく働きたい女性を応援する学びの場「学びのカフェ天神」。講師はヨガフェスタ横浜講師で、ホテルルートイングランティアヨガ講師、心のアドバイザー、「和Yoga」主宰の長谷川恭子氏であり、受講料は1,000円となっている。休むことを自分に100%許すひととき仕事にプライベートに、何かと忙しい現代社会では、あらゆる方向からの情報があふれかえり、穏やかな気持ちでいるつもりでも、知らず知らずのうちに頭の中で考えごとをしてしまいがちである。考えてもどうにもならないことから離れ、時には脳を休ませる必要がある。この日のセミナーでは、「“今ここ”にただ集中している心の在り方」であるマインドフルネスを身につけることができる。歯を食いしばるのではなく、力を抜いて、身をゆだね、自分の外にある支えや力を借りる練習を行い、休むことを自分に100%許すひとときを過ごすことができる。日時: 5月22日(土) 14:00~15:20場所: 渡辺地所福岡駅前ビル9階(天神ロフト横)福岡県福岡市中央区渡辺通4-9-20費用: 1,000円(学びのカフェ天神のサイトより引用)(画像は学びのカフェ天神のサイトより)【参考】※マインドフルネス「瞑想」 ~自分の心を“今ここ”に戻し、自分自身の静かな中心を見出しましょう~ - 学びのカフェ天神 -福岡/天神セミナー
2021年05月12日突然やってくるフラッシュバック。心のざわつきをどうにかして年相応に穏やかにしたいと悩んでいました。過去への後悔と未来の不安に心を占領されがちなら、マインドフルネスが良いと聞き、実際に試してみた体験談です。フラッシュバックに悩まされて子どものころから落ち着きがない性格だった私。三つ子の魂百までとはよく言ったもので、今でもどーんと構えるということが苦手です。何か生活に異変があると、すぐに浮足立ってしまうのです。そんな私が、アラフォーになってまでよく悩まされているのが、昔の嫌な思い出のフラッシュバック。といっても、たいしたトラウマではなく、あのときあんなこと言わなければよかっただの、もっとこうすればよかっただの、問題としては小さなこと。しかし、思い出すとじっとしていられないような恥ずかしさと後悔に身悶えしてしまうのです。こんな話をふと昔の同僚である友人にしてみたら、「私も経験ある」と同意してくれました。そして、彼女が言ったのです。「私はマインドフルネスを取り入れてから、心が落ち着くようになったわ」と。「今ここ」を意識するマインドフルネスマインドフルネスは、「今」「この瞬間」を大切にする生き方のこと。マインドフルネスの実践方法としての瞑想は、世界中の名だたるIT企業などで取り入れられています。私はビジネスパーソン向けの手段かと思っていたのですが、友人いわく誰でも気軽にできるとのことでした。友人の説明は非常にシンプルでした。私たちは今この瞬間を生きているときも、大半は過去や未来のことを考えており、特に過去の失敗や未来の不安に心を奪われがち。その状態を脱し、「今ここ」に意識を向ける状態に自分を保つことが「マインドフルネス」なのだと。私は「『今ここ』に意識を向けたら、心のざわざわが落ち着くの?」と尋ねました。すると、マインドフルネスのための瞑想は心と脳の筋トレのようなもので、続けるうちにフラッシュバックが来ても、すぐに平静な自分を取り戻すことができるようになると言うのです。アラフォーらしい落ち着いた心の在り方を求めていた私には、とてもすてきに思えました。フラッシュバックに落ち着いて対応できたマインドフルネスに興味を持った私は『心のざわざわ・イライラを消すがんばりすぎない休み方すき間時間で始めるマインドフルネス』(文響社)という本を読み、まずは瞑想の3ステップを実践してみました。足裏を付け、背筋を伸ばして椅子に座り、目を閉じる(半眼でも良い)息を吸いながら「今息を吸っている」と考える息を吐くときに「息を吐いている」と考える瞑想中、雑念が浮かんで来たら「今ここ」と唱えて意識を今に戻す、雑念が浮かぶのは悪いことなどという判断を手放すことが重要、5~10分から始めると良いなどと書いてありました。実際に瞑想をおこなってみると、案外5分が長く、たまっている仕事や家事のことが頭を占領しそうになります。そのたびに「今ここ」と唱えて目を閉じました。マインドフルネスとしてはうまくいっているのか正直わかりませんでしたが、深呼吸して座るというのは生活のいい区切りになるので、1週間ほど続けていました。そんなある夜、食器を洗っているときにフラッシュバックがやってきたのです。「やだやだ!」と乱暴に首を振りかけて思い出しました、そう、今こそ「今ここ」に戻るとき……! 一呼吸おいて「今ここ」と唱え、瞑想のときの気持ちを思い出しながら、食器を丁寧に洗い続けました。判断を手放すのが大切だとわかっていましたが、今までと違って大人の対応ができたと心のうちでニンマリしたのでした。まとめマインドフルネスの定義を正しくとらえてじょうずに活用できているかはわかりません。しかし、心が乱れたときにさっとマインドフルネスな視座を持ち出せれば、そもそも恥ずかしさで身悶えるような言動をしないで済むのだと思っています。普段からマインドフルネスを意識していれば、たしかに生活に効果は現れてくるのだろうと解決の糸口をつかんだ気持ちでした。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
2020年10月29日今年も残りわずか。忘年会やクリスマスも終えて、いよいよ大掃除ですね。部屋や職場の片付けと並んで、ココロの整理整頓のほうは進んでいますか?私はスッキリしたり荒れ狂ったりと日々バラエティに富んでいます。あなたもそうだとしたら、もしやサンクコスト効果の罠に陥っているのでは。本当は今にでも解約したい全然見ていない有料チャンネル、別れたいのにズルズル付き合っている不毛な関係なんてありませんか? 無意識にやってしまう不合理な決断というサンクコスト効果の蟻地獄から、一年の締めくくりにすっきりと脱却して、ピカピカの心で新年を迎えてはいかがでしょう。心理学研究からそのコツを紐解きます。取材、文・土居彩 看板写真・Yumiko Sushitani【マック・マインドフルネス時代の瞑想探し。「魂ナビ」が欲しい!】vol. 16損のループにがんじがらめ! サンクコストの蟻地獄とは?サンクコスト(埋没費用)とは過去に支払ってしまい、もはや取り戻すことができないお金や労力のこと。サンクコストにとらわれて意思決定を間違えやすくなる心理状態のことをサンクコスト効果(sunk-cost bias)といいます。「今までの苦労がパァになってしまう」と支払い済みのお金や費やした時間、労力を惜しんで、赤字を生み続ける事業を継続したり、不毛な人間関係にのめりこんでしまうのです。この半年ほとんど通っていない会員制ジム、本当はすぐにでも解約したいのにそのままの有料チャンネル……。ほかにも恋愛関係だったり仕事でも「あんなに奢ったから」「時間も手間も尽くしたし」という気持ちに縛られてしまうと、正直いってもう続けたくないのに関係性をストップできないというのはよくある話です。このままだと痛々しい主人公の生きざまを描いたウディ・アレンの映画『ブルージャスミン』を観たあとのような気分。「リターンが出ないままでは諦められない」、「過去の決断が過ちだったと認めたくない」といった心理が働き、ずぶずぶとサンクコストの蟻地獄にハマっていくのです。何かを払うと精神的な苦痛が伴うという心理。なぜ冷静に考えれば不合理であるのに、それを続けてしまうのか。その理由は私たちには「出費の痛み(pain of paying)」という心理があるからです。何かを支払うときに、私たちは精神的な苦痛を感じるようにできています。例えば一般的に現金払いよりも、電子マネーやクレジットカードのほうが羽振りよくお金を使うものだというのはよく言われること。物理的に「財布からお金が減っていく」のが実感しにくくなるからです。ちなみに10月から政府が行っているキャッシュレス消費者還元事業はこういった人間の行動心理をうまく利用しながら還元金も振る舞い、出費の痛みの強さを小さくして消費活動を高めようと試みています。また、心理学者のナオミ・アイゼンバーガー博士によると、脳には心の警報装置とも喩えられるACC(前帯状皮質)という場所があります。さて、ここは肉体的な痛みや嫌な肉体感覚を感じたときに活性化されますが、人間関係における拒絶、別れ、排除という社会的な痛みでも反応します。つまりサンクコスト効果は、出費の痛み、そして「今までの関係性がムダになる」といったゴールや意図に反した社会的な痛みを避けるために、目の前の現実を「損していない」と歪めて認識する心のサバイバル本能なのです。マインドフルネスがサンクコストの罠を救う?さてINSEADという経営大学院(余談ですが、一年の学費1000万円超え!)とペンシルベニア大学の研究者たちは次のように提唱します。「サンクコストは過去にやってしまった出費。だったらマインドフルネスで“今ここ”に目を向ければ、サンクコスト効果に影響されにくくなるのでは?」と(1)。そして実験には109人の大学生が参加します。全員15分間の録音を聞きますが、うち半分がマインドフルネス(今ここに心を集中)の録音、残りの半分がマインドワンダリング(心ここにあらず)の録音を渡されます。マインドフルネス・グループは呼吸が体の中を入ったり出たりする体の感覚に集中し、何度も呼吸に意識を向けなおすように指示されます。心ここにあらず(マインドワンダリング)グループの人たちは、なんでも頭に浮かぶままに心をさまよわせるようひっきりなしに命じられます。そして参加者たちは以下の筋書きを渡されます。あなたはレーダー航空機の開発に10億円を投じた航空会社の社長です。ところが9億円を使った後に、ライバル会社がより優れた性能と低コストのレーダー航空機を発表しました。あなたは残りの1億円を使って、引き続き今のレーダー航空機の開発を行いますか?冷静に考えれば、劣悪なレーダー航空機の開発を継続することは経営的に無意味ですよね。でもすでに9億円も使っちゃったから、「失敗しました」と引き返すのはかなりハードな出費の痛みが伴います。そこで「継続します」と参加者が答えた場合は、サンクコスト効果に屈しているとみなします。たった15分の瞑想で損のループから自由に。結果は、マインドフルネス・グループの人たちは心ここにあらずグループの人に比べて、過去や未来ではなく、今ここに心が向かってネガティブな気持ちが減ったことで、サンクコストの影響を受けづらいというものでした。たった15分間意識を今に向けるだけでサンクコスト効果から少し自由になれたのです。「逆に、今得たものはなんだろう?」という視点が処方薬。「今ここ」に意識を向けるためにこのようなマインドフルネス瞑想を日課とするのもいいでしょう。ほかにも「逆に今何を得ている?」という視点を持てばいいのです。「失うだけ」と思うから、できた隙間を埋めようといらないものが手放せないのです。深く世界を見渡すと、“支払うだけ”という関係性が無いことに気がつきませんか? 例えばパスモにお金をチャージしたら、財布からお金が無くなります。でもその代わりに、歩けば2時間かかる場所へ20分たらずで移動できます。しかも車内は暖房が効いていて、あったか。コーヒーショップで購入したお気に入りのラテもそうですね。何かを差し出すと必ず何かを手に入れています。それは物の交換という形をとらないかもしれません。例えば得られるのは笑顔だったり「ありがとう」という言葉かもしれません。相手から何も得られなくても究極的には何かを贈るには、受け取ってくれる相手がいないことには成立しません。関係性を終えたとしても、それはあなたの何かを失うことではなく、与えることができた自分に出会えるということ。また、不安や苦しみ、重い気分というコントラストを体験したおかげで、望みもクリアになっていきます。それは経験を学びとして「今こんな風に生きたい」という願望を得たということ。支払ったものは何も無駄になっていない。逆に得るものがたくさんあった。そんな視点に立って初めて「もし時間もお金も失っていなければ、今ここでどんな決断をする?」と問いかけます。最後に私がお守りにしている『ニーバーの祈り』をお贈りします。神よ、変えられないものを受け入れる心の静けさと、変えられるものを変える勇気と、その両方を見分ける英知を与えてください。今年も大変お世話になりました。どうぞ良いお年を!土居彩編集者。東京の薪割り暮らしを綴るブログ 『東京マキワリ日記、ときどき山伏つき。』 株式会社マガジンハウスに14年間勤め、anan編集部、Hanako編集部にて編集者として、広告部ではファッション誌Ginzaのマーケティング&広告営業を務める。’15年8月〜’17年5月、カリフォルニア大学バークレー校心理学部にてダチャー・ケトナー博士の研究室で学ぶ。’18年9月〜’19年1月、7月、ニュー・メキシコ州サンタフェにあるウパヤ禅センターに暮らしながら、ジョアン・ハリファックス師に師事。現在は、書道家・平和活動家、禅研究家の棚橋一晃氏の著書『Painting Peace(平和を描く)』(シャンバラ社)を翻訳中。参考(1) Hafenbrack et al. Debiasing the Mind Through Meditation: Mindfulness and the Sunk-Cost Bias(2013). Psychological Science(2014) 25(2) 369–376 DOI: 10.1177/0956797613503853
2019年12月27日2019年ももう終わり。いろいろ頑張ってきたつもりだけど、仕事も恋愛も、いまいちパッとしなかったなぁ…。そんなふうに思っていたある日、職場のアラサー女子A子ちゃんが、妙にキラキラして見えたんです。忙しいはずなのに、なんだか毎日楽しそうだし肌ツヤもいいような。それに前と違ってため息をついてない!「何かいいことあった?」と聞いてみると、意外な答えが返ってきました。「マインドフルネス瞑想を始めたの♪」■マインドフルネス瞑想って何?日々、仕事に趣味に恋愛に……と多忙な彼女が始めた「マインドフルネス瞑想」とは?ざっくり言うと「脳科学で効果が認められた、脳と心のトレーニング方法の一つ」で、「今この瞬間を大切に生きるための心のセルフケアの手法」なのだそうです。近年、脳科学の発達によって、瞑想が脳に影響を与えることが証明され、そこに心理学の要素を取り入れて、生まれたのが「マインドフルネス瞑想」。医療や福祉の現場でも取り入れられていて、一流のスポーツ選手や経営者が実践していることでも知られていると言います。その効果は例えば、こんな感じ。・脳疲労の解消・不安レベルの低減・感情の安定・集中力の向上どれも今すぐそうなったらいいな!と思うものばかりですよね。私たちは常日頃、過去の出来事にとらわれたり、これから起こることを心配したりして、頭の中がもやもや状態になりがち。嫌なことがあると何度もそれを考えて、気持ちが落ちてしまう場合もあるでしょう。でも「マインドフルネス瞑想をすると、ストレスレベルが下がって心が落ち着く」とA子ちゃん。週一でスタジオに通うようになってから、心をフラットな状態に保ちやすくなった!らしいです。■どんなことをするの?ストレスを手放せるっていいなぁ!と思い、彼女がレッスンに行くときに連れて行ってもらうことに。表参道にあるスタジオはおしゃれで清潔感があり、なんともほっとできる空間でした。ちなみに、参加したのは、科学的なアプローチに基づいたマインドフルネスと瞑想のプログラムを開発した株式会社MELON監修のレッスンです。その日学んだのは、マインドフルネス瞑想の基本である「呼吸を観察する方法」。講師の声に誘導されて背筋を伸ばし、そっと目を閉じて呼吸を繰り返します。自分の呼吸に意識を傾けることで、過去や未来をさまよっている心を「今ここ」に呼び戻し、その一瞬一瞬を感じ続けることが大事なのだとか。最初は5分ほどの短い瞑想を行ったのですが、ゆっくり丁寧に息を吸い、吐いていたら、普段の自分の呼吸がいかに浅いかがわかりました。あと、一生懸命、呼吸に集中しようとしても、いつの間にか雑念が湧いてきて、講師の声や「チリーン」という鈴の音に「はっ!いかんいかん」と引き戻されたり。ほんの数分すらも集中力がもたない、という事実にびっくりです。でも、その気づきを得られたのはよかったなと。途中、お話を聞いたり、マインドフルネス瞑想を通して感じたことを周囲の人とシェアしたりしつつ、数分間の瞑想を何度か繰り返し…その結果!まるで仮眠した後のようなスッキリ感が。初めての体験だったので、シャキッと!まではいかなかったのですが、頭が軽くなり、少し視界が明るくなったのが印象的でした。確かにこれを続けて、心地いい状態をキープできるようになったら、日常的に集中力が高まり、ストレスとも無縁になれそうです。■マインドフルネス瞑想=開運法?ところで、なぜマインドフルネス瞑想を続けると気持ちが穏やかになるのでしょう?私たちは嫌な出来事に直面したとき、考える前に怒ったり、嘆いたりしてしまいますよね。これは「外的な刺激」に対して「脳の反応」が直結している状態です。でもマインドフルネス瞑想を続ければ、「外的な刺激」に対して「脳」がすぐに「反応」をすることなく、どのように受け止めるかを自分で選択できるようになるそう。感情のコントロールが上手になると同時に、記憶力や集中力が高まり、思考も明晰になるとも言われています。また、自律神経を整えることで、体の免疫力が上がることもわかっているとか。なんというか…いいことばかり。これって、自分でできる一種の「開運法」と言えるのではないでしょうか。しかも、掃除やパワースポット巡りをはじめ、「開運法」と呼ばれるものはたくさんあるけど、身一つでできるマインドフルネス瞑想は、その中でも最も手軽かもしれません。いつもフラットな気持ちでいられたら、何かあっても、いちいちムっとしないで済むから恋人とのケンカも減るはず。集中力が上がって仕事のパフォーマンスが上がれば、自己肯定感も高まりそうな予感も。年末ジャンボ宝くじのCMの鶴瓶師匠ではないですが、「やらないという選択肢はないやろ」と言いたくなります。■マインドフルネス瞑想を味見するならここまで読んで、マインドフルネス瞑想に興味を持ったみなさんに朗報です。試してみたいけど、いきなりスタジオに行くのはちょっと勇気が…というなら、1月11日~13日に東京・目黒で開催される「占いフェス」を覗いてみるといいかも。今回のフェスのテーマは「開運ワークショップ」。鏡リュウジさんや水晶玉子さん、島田秀平さんといった占い界の大御所たちが監修した、2020年の運を底上げする12のコンテンツのブースを巡り、自分だけの「開運ノート」を作ることをメインとしたイベントです。運気の流れや恋愛運・金運・願いを叶える方法など、開運のヒントがつまったオリジナルのノートを手に2020年をスタートさせられるのですが、そのブースの一つがマインドフルネス瞑想。呼吸を通じて「今」に集中することで、新しい気づきを得られる体験は、「占い」「開運」のメカニズムと似ている部分がある、ということから今回、特別に参加する運びになったそうです。やはりマインドフルネス瞑想は、開運法の仲間なんですね。「今この瞬間を大切に生きるための心のセルフケアの手法」=マインドフルネス瞑想は、一度だけ根をつめて行うのではなく、できるだけ毎日、少しずつやるのが大事。「占いフェス」でやり方を覚えたら、自宅でも試して、運気を上げるきっかけをつかんではいかがでしょうか?なお、「占いフェス」は他にも、人気占い師に直接鑑定してもらえる「5分占い」や「占い芸人」、“かわいい”と“幸せ”を手に入れられる「開運メイク」、前回大反響を呼んだ占い師&料理研究家がコラボした「開運レシピ」など、運気を上げるコンテンツが盛りだくさんです!イベント概要占いフェス 2020 NEW YEAR■会場:目黒EASE東京都品川区西五反田3-1-2■開催日時2020年1月11日(土)、12日(日)、13日(月・祝)11時~19時(※最終入場は17時30分)■入場料:前売 3,000円~当日 3,500円~■主催:株式会社ザッパラス
2019年12月25日意識の潜在力を使いながら、胸のドキドキ、下腹部のざわざわといった体の感覚を鋭くさせ、あなたを守って強めてくれるという手法『フルボディ・プレゼンス』。哲学や心理学、瞑想ワークなどを中心とした斬新な教育プログラムを提供するエサレン研究所で筆者が学んだ、日本未上陸のエネルギー・ワークです。頭ではなくて体を感じ切ることで、ダメ男やブラック企業の罠から抜け出し、新しい可能性の扉が開けるかも!取材、文・土居彩 看板写真・Yumiko Sushitani【マック・マインドフルネス時代の瞑想探し。「魂ナビ」が欲しい!】vol. 4理由のわからないザワザワ感は体からの贈りもの。この物件、予算も見合っているし、間取りも悪くない。決めたものの、なんか契約書にサインする手に力が入らないなぁ。条件ぴったりの男性からプロポーズされたのに、みぞおち辺りがザワザワする……。そんな感じがしたことって、今までにありませんでしたか?単なる気のせい?いいえ、それは体が贈ってくれたピンチを救うためのサインかもしれません。©Cat Mapper (Max Ogden) on Unsplashエサレン研究所で学んだ、日本未上陸の手法。スザンヌ・スカーロック・デュラーナは、クラニオセイクラル・セラピー(頭蓋仙骨療法)、瞑想、ヨガ、アメリカ先住民の智慧などを組み合わせ、体の感覚と意識の潜在力を使いながら思考や行動パターンを癒し、ベストな決断を下すというメソッド、『ヒーリング・フロム・ザ・コア(芯からの癒し)』を開発しました。その核となるのが身体感覚をフル稼働させて“今ここ”に完全に存在する『フルボディ・プレゼンス』という手法。不健全な関係や幸せを阻むような選択から身を守ってくれるだけでなく、流れに乗って可能性を広げるためのパワフルなセルフ・ヒーリング法です。私は昨年カリフォルニア州にあるエサレン研究所という場所で、住み込み学生として草むしりやベッド・メイキングに精をだしながら暮らしていたのですが、そこで彼女からこの『フルボディ・プレゼンス』を指導されました。授業中に「体の声を聞くのはあなた〜」と腹の底から発せされた、和田アキ子さんのようによく通るスザンヌの声で導かれ、大好物のChocoloveのチョコレートを振舞われ続けたせいで、どえらく太ってしまったという余談もありますが。内なる知恵にアクセスする、『フルボディ・プレゼンス』5つの原理。さて! 日本未上陸のフルボディ・プレゼンスは、以下の5つの原理で行います。1. 命を育む、生命パワーの存在を信頼する。太陽の光が降り注ぎ、呼吸するための空気が……というように、この世界は光や熱など命を育むエネルギーに満ちあふれています。全世界が敵のように見え、袋小路だと感じられる状況でも、自覚するしないに関わらず、この無限の生命エネルギーはいつも存在しています。その存在を信頼すると決め、負のサイクルを断ち切る一歩を踏み出しましょう。2. 生命パワーの流れを身体感覚で感じる。深呼吸したり、自然の中で過ごしたり、祈りや瞑想、思い切り歌を歌ったり、無心で楽器を演奏していると、感じるものはありませんか?力強い安心感、エネルギッシュで流れに乗っている、穏やか、至福感を抱いたときの身体の反応とはどのようなものでしょう。心地よいゾクゾク感、温かさ、胸が開くような感じ、下腹部が据わる感覚でしょうか。これが1の生命パワーであり、それと繋がっているときに体が抱く感覚です。意識してそこに向かうための体内センサーを始動させましょう。3. 生命パワーの流れを全身につなげる。両足をなるべく平行に、足の裏をしっかりと地面につけます。目は閉じるか、半眼にして深呼吸してください。椅子に座っても、立っていても寝そべっていてもかまいません。何度かゆったりとした呼吸を繰り返したら、生命パワーを大地から吸い上げるようイメージして、足の裏の感覚に注意を向けます。足裏が微かにチリチリしたり、くすぐったく感じるかもしれません。足裏からエネルギーを吸い上げて、脚、骨盤、腹、胸、喉、眉間、頭上と流れていく生命パワーを感じて、それを統合させます。心地よく感じるのは体のどの部分ですか?逆に何も感じられなかったり、流れがブロックされているような感覚がする場所はどこですか。それは冷たさ、石のような重み、圧迫感、痛みや麻痺したような感覚でしょうか?例えば誕生、成長、事故、手術、または挫折したり、自信の喪失など、私たちは過去に心や体にトラウマが残るような影響の強い体験をすると、防衛反応の一種として身体感覚を鈍らせます。その結果、育むような生命パワーとつながることも困難になり、健康を維持する力を低下したり、恐れ、不安、絶望、圧倒感、挫折感、悲しみ、無価値観、自己否定などの感情や思考を抱くようになります。痛みや重み、気だるさなど不快な感覚がしても、ブロックした場所で感じるありのままの状態をただ観察してください。隠したり、克服しようとせず、素直に感じ切ると、もがきは姿を現わすことで、やがて昇華されていきます。4. 視点を拡大し、目の前に広がる世界を捉え直す。私たちが現実を理解するとき、「熱い・冷たい」といった体の感覚、「嬉しい・悲しい」という感情、他には「こうしたい」という期待や「そうあるべき」という信念などのさまざまなフィルターを通して認識します。このような判断材料には、思い込みや傷ついた過去の記憶の再生といった、幸せな選択を阻むものもあります。そこで一度フラットな意識で目の前の現実を捉え直すクセをつけましょう。例えば「もしも”私は十分ではない“”私は醜い”という思いが真実ではなかったら? ”私は今のままで十分”“この世界は安全”だと捉えたら、どんな感じだろう?」と視点を一新させます。そして肉体を感じましょう。全く新しい視点で現実を見たときの、体の反応に注目してみてください。目の前の現実のパターンは無数にあります。その可能性にオープンになりましょう。5. 毎瞬、生命パワーを育むリソースを選ぶ。リソースとは生命パワーの源のこと。それは信頼感や自信、強さを引き出してくれるものです。リソースは人それぞれ違い、あなたが経験して見つけていくもの。探すヒントは、ホッとできたり、元気を回復させてくれるな、といった心と体の感覚です。それは例えば自然、人生のパートナーや友人との語らい、心の深いところからやってくる信念、カプチーノとスコーン、ゆったりとバスタブに浸かること、お気に入りのリネンワンピース、波の音、洗い立てのブランケット、深呼吸などかもしれません。パワーの源探しを楽しんだら、目の前の選択肢の中で、できる限りリソースを選ぶことを自分に許してください。そうすれば、あなたが自分らしく幸せでいるために必要な生命パワーとつながる魂ナビをいつも始動させた状態を維持できます。「エネルギーを与えてくれるものを選ぶ」をルールにすることで、心や体、魂を感じながら自分らしい人生の羅針盤に沿って生きられるようになりますよ。土居彩編集者、ライター、翻訳者。株式会社マガジンハウスに14年間勤め、anan編集部、Hanako編集部にて編集者として、広告部ではファッション誌Ginzaのマーケティング&広告営業を務める。’15年8月〜’17年5月、カリフォルニア大学バークレー校心理学部にて、畏怖の念について研究するダチャー・ケトナー博士の研究室で学ぶ。’18年9月〜’19年1月、7月、ニュー・メキシコ州サンタフェにあるウパヤ禅センターに暮らしながら、ジョアン・ハリファックス師に師事。現在は、書道家・平和活動家、13世紀の道元禅師を初めて英訳し欧米に伝えた禅研究家の棚橋一晃氏の著書『Painting Peace(平和を描く)』(シャンバラ社)を翻訳中。恩人たちに支えられ続けながら、会社を辞めて渡米奮闘したドタバタな当時の様子を綴ったananweb連載『会社を辞めて、こうなった』も。
2019年10月08日「婚活疲れ」という言葉を知っていますか?まるで就活のごとく婚活に打ち込む女性が陥りやすいとのこと。疲れない、無理をしない、楽しい婚活に必要なことを紹介します。1. 過去のトラウマは忘れる昔の恋愛のことは忘れてしまいましょう!せっかく新しい恋を探しに来ているのに、「この人も浮気するかも」「元カレと似てるタイプで苦手かも」なんて思ってしまうのは、時間と労力の無駄です。これから先の未来のことだけを想像して、夢を膨らませるのが婚活を楽しくするコツです。2.「今ここ」に集中する婚活パーティーや街コンでありがちな、結婚したい気持ちが先走ってその場の空気を楽しめない状況…。これでは燃え尽き症候群のように婚活疲れになるでしょう。もっと軽い気持ちで、その場の空気を楽しんでみましょう。その場が盛り上がって、心から楽しめれば、おのずと良い方向へ婚活も進むものです。頭でっかちになって考えすぎないで、今ここに集中しましょう!2. 少しの嫌悪感は重要な危険信号!出会いの場でいいなと思った男性とデートまで発展したときに、「ん?」と相手に違和感を持つことってありますよね。それはあなたの本心が、「この人はムリ」と訴えている証拠です。そんな時はさっと身を引きましょう。ちょっとの嫌悪感を見て見ぬふりをしていると、引き返せない状況に追い込まれるかも。なんか嫌だな、と思ったら自分の気持ちに素直になりましょう。4.【まとめ】楽しい婚活のススメ婚活するときには自分の中に敵がいます。それは過去の恋愛で受けた傷です。この傷をかばおうとするあまりに、せっかくの出会いを見逃し三振していませんか?過去は過去と割り切って、新しい自分になって新しい恋を見つけましょう!それがきっと幸せな将来へとつながるはずです。さて、将来への期待を膨らませるのも大切ですが、それと同じくらい大切なのが、その時その時を思い切り楽しむこと。婚活パーティーや街コンでのおしゃべりはもちろん、食事も含めてです。楽しんでいる女性はいつでもどこでも、男性を引き寄せます。まずは自分自身が今この瞬間を楽しめているかを考えてみましょう。婚活は楽しいだけではないのが難しいところ。デートまで発展したは良いものの、どこかしっくりこない。それどころか「ちょっと嫌だな」という一面ばかりが見えてしまうことも。そんな時はすぐに回れ右をして、新しい出会い探しに切り替えましょう。生理的にムリ、という感情が沸き上がれば、どんなに頑張ってもそれを塗り替えることはできないからです。嫌な思い出になる前に、切り上げるが吉です。婚活疲れせずに、自分らしく婚活をエンジョイするポイントをご紹介しました。ぜひ取り入れてみてくださいね。written by まこと
2018年09月26日夜眠れないときは……体温をリラックス体温にするなかなか寝られないときは、リラックスすることが大切です。人間が一番ゆっくり寝れる体温は、37度と言われています。寝るときに、体温をこの温度に合わせてあげると、ゆっくりと眠たくなります。春になっても足が冷えている冷え性の人は、太い血管が通っている前太ももにゆたんぽなどを置いて体温を上げると良いですよ。目覚めたら最初に朝日を浴びる太陽の光は、睡眠を誘発するメラトニンというホルモンを分泌する量や時間を調整してくれると言われています。目の中に光が入っただけで、メラトニンの分泌が抑制され脳が覚醒します。そして夜になると、再び分泌が開始され睡眠を誘発します。晴れの日はぐっすり眠れますが、曇りや雨の日になると寝れなくなるのはそのためです。あなたが寝られなくなるときの天気はどうでしたか?曇りや雨の日でも寝付きやすくするためには、太陽の光に似せて作った人口の光を浴びたり、光を照射する美容器具を朝起きた直後に10分間顔に当てるのがオススメです。実際に不眠症の人が、入院して治療するのに人口の光を使ってホルモンバランスを整えることもあるようです。朝起きて天気が良かったら、窓に顔を向けてパチパチと20回くらい瞬きをしながら太陽の光を浴びてくださいね。寝る前はいい事をだけを考える!天気や体温が眠れない原因ではない人は、きっと思考がフル回転しているのではないでしょうか?起きもしない不安に襲われたり、心配してしまったり……。もしかしたら、スマホやテレビなどの情報が意識に入り込んでいるのでしょうね。「ニュースで事件や事故などを知ると、ついつい自分に起きたら??」「家族に起きたら??」と考えてしまいなかなか寝られなくなったり……。特に寝る直前の考え事は、潜在意識に刷り込まれやすいとされています。ですので、できる限り今日あった嬉しかったこと、感謝したいこと、楽しかったことを思い出しながら眠りにつきましょう。そのいい事、いい感情が潜在意識に刷り込まれると、だんだん不安や心配が減ってきます。大事なのは「今ここ」に集中してあげる事です。ダイエットアドバイザー/清水理恵
2017年06月02日女優の藤原紀香が11日、都内で行われた映画「サバイバルファミリー」の初日舞台挨拶に、小日向文世、深津絵里、泉澤祐希、葵わかな、時任三郎、大野拓朗、志尊淳、矢口史晴監督とともに登壇した。同作は、乾電池さえ使えない原因不明の"電気消滅"に見舞われた日本を舞台に、東京に暮らす平凡な一家・鈴木家が奮闘する姿をユーモアたっぷりに描くサバイバルドラマ。鈴木家のさえないお父さんを小日向、天然なお母さんを深津、無口な息子を泉澤、スマホがすべての娘を葵がそれぞれ演じる。小日向率いるダメダメな"鈴木ファミリー"に対して、時任率いるイケイケの"斎藤ファミリー"の母親役を演じた藤原は「イケイケの紀香です」と挨拶して会場を沸かせ、「とてもためになる映画に参加させていただいて、本当に勉強になって、家の中の備蓄を確かめちゃったりしました」と告白。さらに劇中で行ったサイクリングにハマったそうで「今週も広島の尾道のサイクリストのメッカで走ってきました」と打ち明けた。そんなイケイケの藤原だが、イケイケではないエピソードがあったそうで、矢口監督は「藤原さんは雨女で、藤原さんが来た日に限って雨が降る。噂に聞いたら海外に行っても砂漠に行っても雨を降らせちゃうらしいです」と暴露すると、藤原は「私は(雨女ということに)気付かないようにしていました」と言い、「ケニアでも干ばつしている乾季に降っちゃって洪水になっちゃったくらいで、そうしたら野生動物やマサイ族が嬉しがって出てきちゃったりしてすごかったんです」と声を弾ませた。さらに「日本では迷惑がられたんですけど、『中国では雨女は祝福されるからいいんだよ』って言われたときに心が晴れました」と笑顔を見せたが、矢口監督は「それは中国の話ですから」と突っ込んで笑いを誘った。さらに矢口監督は「藤原さんはちょいちょい天然を出してくるんですよ。さっきエレベーターの中で『このスカート破いちゃったんです』と言っていて、思い切り縫ってあるんです。今ここ(スカートのスリット部分)に縫い跡が」とバラすと、藤原は「もういいからその話…」と赤面した。
2017年02月12日毎日忙しく仕事に追われていると、せっかくリラックスできる休憩時間や、帰宅後の時間も慌ただしく過ごしがち。心身が休まらずストレスはたまるばかりです。そんな、現代人のイライラを軽減する方法として、近年注目されているのが、「マインドフルネス」という気持ちのエクササイズ。例えばヨガで自分の呼吸に集中するように、「今ここ(目の前)で起きていることに意識を向けること」を習慣として続けると、ストレス解消や集中力のアップ、パフォーマンスの向上につながると実証されているのです。日常的に、無理なく「マインドフルネス」習慣を身につける方法はあるのでしょうか?丸の内にある女性専用フィットネススタジオBodiesで、洗顔による「マインドフルネス」レクチャーが開催されると聞き、「洗顔が!?」と意外に思いながらも、足を運んでみました。「気持ち」をエクササイズ!マインドフルネスの方法Bodiesのマインドフルネスレクチャーは、心と体をよりリラックスさせるため、ヨガからスタート。深い呼吸に意識を向けながら、肩甲骨や股関節をほぐす動きをゆっくりしたペースで行います。50分間のヨガを終え、心がスッキリしたところで、いよいよ「洗顔とマインドフルネス」の関係を学ぶレクチャーが始まりました。話してくれたのは、株式会社エフティ資生堂パーソナルケアマーケティング部の周藤匡代さん。ヨガや茶道など“目の前のことに無心になれる”ものはさまざまありますが、日常的に続けられる人は少ないはず。そこで、誰もが毎日行う“洗顔”で、マインドフルネスを体験できないかと考えたそうです。「注目したのは、濃密泡の洗顔。泡を立てる動作は、茶道でお茶をたてる動きにとてもよく似ていますし、触り心地のいい泡を手のひらで転がしているだけで、とてもリラックスした気持ちになれます。濃密泡で洗顔をするとどうなるのか、日本におけるマインドフルネスの第一人者・早稲田大学の熊野宏昭教授と共同研究した結果、ストレスをやわらげ、高いリフレッシュ効果を得ることがわかりました」マインドフルネス習慣のためには、ぺちゃぺちゃとした泡ではなく、立体的に盛り上がるような泡をたてることがポイント。手と顔の間で弾力のあるクッションになるような、きめ細かい泡を目指しましょう。今日からできる!濃密泡をつくるコツ1. 洗顔料を2~3センチ手にのせます。2.洗顔料にぬるま湯を加えましょう。3.洗顔料をのせた手をお椀のように丸め、お茶をたてるように泡をつくります。4.泡が水っぽくならないよう注意しながら、ぬるま湯を数回加えて30秒以上泡立ててください。5.弾力がある泡が手のひらいっぱいにできたらOK!※うまくいかない人は、市販の泡立てネットを使って濃密泡の肌触りを実感してみてくださいね。心と体をほぐす「マインドフルネス濃密泡」洗顔ポイント1.泡立てることに意識を集中させる「目の前で起きていることに意識を向ける」ことがマインドフルネス。お風呂でリラックスしながら30秒間、無心で泡立てましょう。2.濃密泡に肌が包まれる感覚を味わうクッションのような泡ができたら、そこに顔をうずめます。泡のやわらかさ、やさしい香りをじっくり感じましょう。3.毎日つづけるマインドフルネスは習慣にすることが大事。朝夜の1日2回、毎日行いましょう。「朝は忙しくてちょっと無理」という方は泡立てネットを活用し、夜の入浴中30秒間だけを「気持ちのエクササイズタイム」にしてみては。周藤さんの指導のもと濃密泡を作ってみると、泡がなめらかになっていく気持ちよさを実感。もっと細かな泡にしたいと自然と集中していきます。そして、泡に顔をうずめたときの幸福感はクセになりそうでした。まずは今夜から、洗顔に気持ちを込めることから始めませんか。
2016年03月30日16年9月17日から11月20日の65日間、茨城県北地域の海と山を舞台に、新たな芸術祭「KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭」が開催されることが決定した。開催地となるのは、日立市、常陸太田市、高萩市、北茨城市、常陸大宮市、大子町の全6市町。総合ディレクターには、森美術館館長の南條史生が就任し、キュレーターは、「札幌国際芸術祭」でアソシエイト・キュレーターを務めた四方幸子、アソシエイトキュレーターはインディペンデント・キュレーターの金澤韻、クリエイティブディレクターは谷川じゅんじが務める。茨城県の北部は、海と山が織り成す豊かな自然に恵まれる一方で、江戸時代の末期に開かれた炭鉱、その後に発展した日立銅鉱山を始めとする工業・産業で日本経済の成長を支えてきた深い歴史も持つ。また、かつて五浦海岸は、文人・岡倉天心や、美術家・横山大観らが活動の拠点としていた地であり、91年にはアーティスト・クリストによる傘を1,340本並べた「アンブレラ・プロジェクト」が常陸太田を中心に行われ、世界の注目を集めた近代美術の発展地でもある。さらに、県内には様々な研究機関が所在し、85年には科学万博も開催されるなど、科学技術の礎を築いた地とも言える。そんな多様性を持つ茨城県北で行われる「KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭」は、“自然と対話するアート”、“科学技術を利用した先進的なアート”にフォーカスし、アートと科学技術の実験を通して、豊か自然に新たな創造の息吹を吹き込む革新的な芸術祭となる。開催地となる全6市町は、山間部のグリーン、海浜部のブルーの本芸術祭のキーカラーにより大きく2つに分けられる。総合ディレクターの南條氏によると、そこには、「『今日は山側に行って、明日は海側に行ってみよう』などという楽しみ方をしてもらいたい」という思いが込められているようだ。参加アーティストは、チームラボ、ザドック・ベン=ディヴィッド、ソンミン・アン、オロン・カッツ、ティファニー・チュン、テア・マキパー、ハンス・ペーター・クーン、森山茜、落合陽一、米谷健+ジュリアを始め、プロジェクトを含む約80作品が出展。その内半数が海外のアーティストを予定している。南條氏は「過去2年間、芸術祭に参加したことがないアーティストに出展してもらいたい」と話している。チームラボは、茨城県天心記念五浦美術館を会場に、“日本画”をテーマにした新たな作品を発表する。“現代の魔法使い”と呼ばれる落合陽一は、物理、計算機科学、アートを融合させた作品を、フィンランドのアーティスト、テア・マキパーは社会環境のリサーチに基づく屋外プロジェクトを予定。また、芸術祭のテーマソングは、やくしまるえつこが担当し、バイオテクノロジーを駆使した楽曲が制作される予定となっている。他にも、住民、来訪者、アーティストなど様々な人々を巻き込み新しい芸術表現を生み出すことを試みる参加型プログラム「アートハッカソン」や、筑波大学を始めとする県内諸大学や地域に根付く伝統工芸、産業との連携プロジェクト、外国人アーティストの滞在プログラム「アーカス」の協働など、地域に根差した創作活動を経て新しいアートの可能性を模索していく。南條氏は「自然、科学技術、人間性の統合を可能にするのはアートである。茨城県北が持つ美しい自然や、歴史遺産を継承し続けることももちろん重要だが、新しいものを作ることで初めて伝統が生きる。この芸術祭は、海と山の自然、生活に彩られた町の中に“驚きと感動”を誘う最先端の芸術作品を招聘し、地域に根差した“今ここ”でなければ生まれてこない独自の芸術祭としていきたい」と意気込みを語った。【イベント情報】「KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭」会場:茨城県地域6市町(日立市、常陸太田市、高萩市、北茨城市、常陸大宮市、大子町)会期:2016年9月17日~11月20日
2015年10月05日星とお茶のコンシェルジュ・景山えりかが、月の満ち欠けをもとにした「旧暦」の取り入れ方をご紹介します。あなたも月の満ち欠けとともに一緒に暦をたしなんでみませんか?171年ぶりの名月が出現!自分と向き合い「今ここ」を実感して旧暦には、明確な季節区分があります。【春】1月・2月・3月【夏】4月・5月・6月【秋】7月・8月・9月【冬】10月・11月・12月先週お伝えしたように、今年は9月と10月の間に「閏9月」が入る年。そのため、平年よりも秋が長く、秋の風物詩である「名月」が3回も楽しめます。実は、これがスゴイことなんです!それでは順を追って説明しましょう。まず「名月」とは、旧暦8月15日の「中秋の名月(十五夜)」と、旧暦9月13日の「十三夜」のこと。秋のお月見といえば、十五夜に次いで翌月の十三夜も眺めるのが古くからの習わしで、どちらか一方のお月見しかしないことを「片月見(かたつきみ)」といって、縁起が悪いと忌み嫌いました。というわけで、平年の名月は2回だけ。ですが、今年は閏9月が入るため、9月13日が2回あります。名月は計3回となり、十三夜は2度出現することになるのです。前回、2度目の十三夜(閏9月13日)があったのは、天保14年(1843年)。今年は、なんと171年ぶりに2度目の十三夜がめぐってくることになります!こんな特別な年は、きっと一生に一度きり。まさに、閏9月13日の十三夜は「奇跡の月」。その月が見られるのは、11月5日です。月の出は15時40分、月の入りは翌日の3時53分(東京)。空が晴れてくれれば、ほぼ一晩中お月見が楽しめます。このようなチャンスは、私たちが「今を生きている」からこそ得られたもの。171年という時の長さに思いを馳せれば、月との対面がより感動的になりそうです。願いをかなえるための知恵を授けてくれる十三夜名月の十三夜に限らず、毎月めぐってくる十三夜(旧暦13日の月)は、仏教と縁があります。13日が虚空蔵菩薩の縁日だからです。旧暦の時代、十三夜は虚空蔵菩薩と結びつけられて、信仰の対象とされていました。虚空蔵菩薩は、月の化現(けげん)と考えられ、尊像の背には月輪があり、知恵と福徳を授けることで知られています。昔の人は、十三夜の月に手を合わせ、知恵や福を授かろうと祈りをささげていたわけです。11月5日の夜、171年ぶりの特別な十三夜の月には、光とともに虚空蔵菩薩のパワーが湛えられているはず。たっぷりと月光を浴びれば、これからの恋愛や人生に必要な知恵を受け取ることができるかもしれません。連載第8回で紹介した「飲月」をするのもオススメです。景山えりか(かげやまえりか)星とお茶のコンシェルジュ、文筆家。旧暦や月の文化に造詣が深く、星や月と親しむ生活を自ら実践。その経験から、自然のリズムに合わせてお茶を楽しむことで、養生やストレスマネジメントにつなげる「星のティーセラピー(R)」を考案。執筆活動やワークショップを通じて、星空とお茶を楽しむ暮らしを提案している。著書:『自然とつながる暮らしかた空の向こうは私のうちがわ』(講談社)。ウェブサイト::自然とつながる暮らしかた
2014年10月30日【相談者:20代女性】私には半年お付き合いしている年上の彼氏がいます。彼は誠実な人だと思いますが、マメで、少し口が上手いタイプ。男性なので当然かもしれませんが、ええかっこしいなところがあるので、他の女性にも優しいし気がつくタイプかと思います。問題は私にあるのですが、私は以前の彼に何度も浮気された過去があり、不安になりやすく疑り深いです。なるべく表に出さないように、と思うのですが、頭の中が不安や悪い思い込みでいっぱいになってひどく落ち込むので、結局彼に気づかれ話し合いになるというパターンです。話をして冷静になると、また迷惑をかけてしまった、と反省するのですが、一か月くらい経つと、また別のきっかけで不安になってしまいます。彼は、私の状態を理解して付き合ってくれていますが、信じてもらえないことに疲れてきているように見えます。どうしたら彼を信じ、不安をなくせるのでしょうか。不安を感じること自体疲れますし、これ以上彼を疲れさせることなく楽しく過ごしたいのです。●A.疑うのは、別に悪いことじゃないです。こんにちは。ライター・みわあやのです。この人、大丈夫じゃん。ほとんど解決できてるよ。というのが私の感想です。どうしてかというと、すでに、彼を疑って不安になる気持ちが「自分の問題」だと理解されているからです。原因がわからなくて、相手のせいだと思い込むことって、ほんとに多いんです。相手の欠点にあたっているスポットライトを、自分のほうに向けて考えるっていうのがいちばん難しいところだと思いますから。でも、彼を疑って不安になってしまう自分を責めないで欲しいんです。私は、人を疑うのを悪いことだとは考えていません。だって、誰かれかまわず信用していたら、さらに深い傷を負う可能性もありますから。自分の身を自分で守ろうとするのは、あたりまえの行動です。●不安定な気持ちは、自分を守るための戦い現状の自分は「自分自身の思い込み」によって作られる。心理学では、そう考えられています。人間は、この強い思い込みによって、考え、発言し、行動しているんです。とくに、ネガティブな経験は心に深く刻まれますから、思い込みもより一層強くなりがち。疑り深くなるのは、“浮気された私”という自分像が表に出ている状態なんですね。ですから、相手がどれだけ好意を示してくれても信じられないし、相手を疑って、気持ちを試すような言動をする。自分を守るために、心も必死ですよね。でも、心のどこかで「彼を心から信じないといけない!そうでなければ愛されない」という思い込みもある。こうあるべき、という“理想の私”ですね。だから、「そんな自分じゃだめだ!」と“理想の私”が出てきて、あなたを責める。でも、“浮気された私”が、「だって怖いんだもん!」と騒ぎ出す。心の中で、この人たちが大ゲンカをはじめるので、「わかっているのに、不安な気持ちがおさえきれない」という状態。←今ここ。・この子が、二度と裏切られて傷つかないように、警告してあげたい・この子を諭して、彼を心から信じられる幸せな女にしてあげたいどちらの気持ちも、あなたを良いほうに向かわせたくて、戦っているんです。●信じられる「根拠」をみつけるのが大事かも人を信じるには、「客観的に観察する」しかないと思います。相手は自分を傷つけない人か。どのように扱っているのか。じっくりと観察して、相手が「信じてもいい人間なのか」を見極めるつもりで。そして、「?」と思うところがあるなら、その都度、率直に聞いてみてもいい。そのときにちゃんと向き合え、真剣に聞いてくれる人なら、それは十分「信用できる根拠」になると思いますよ。それができない人なら「合わない」んだから、さっさと別れる。これくらいのスタンスがいいかもしれません。無理に、信じよう信じようなんてしなくてもいいんです。「疑う自分」を納得させてあげるのが先決でしょう。●今回の解脱ポイント・人を疑うのは悪いことではない。自分を責めなくても大丈夫・疑わしいところより「信じられる部分」を積極的にみつけていく・小さな根拠を少しずつ積み上げて、相手を理解していったらいい(ライタープロフィール)みわあやの(カルチャー専門家)/筋トレアドバイザー・フリーライター。標高1000mの山中から俗世を見渡す解脱系ライター。元エステティシャン・トレーニングインストラクター。現在、人間の生きづらさのカギを解くため、山にこもり精神の深淵を探求中。サブカルから禅・哲学・心理学にわたり、幅広くカルチャーを研究している。上から目線の提言は標高による物理的なものです。
2013年11月27日