一般社団法人仏教セラピスト協会( )は、2024年3月23日(土)、24日(日)二日間の日程で東京都豊島区の宗教法人千光寺にて、仏教セラピスト養成講座( )の募集を開始しました。養成講座終了後には、僧侶資格(修行僧としての証明書(度牒))も仏教セラピストの認定証と合わせて授与されます。受講の様子今回の講座は7回目になり、いままで多くの方が講座を受講しております。講座を受講された方々は、得度を機に本格的に僧侶として活動したり、医療や福祉、教育の分野で資格を有意義に活用して、活躍されております。このように仏教セラピスト養成講座を多くの方々が受講されていることを、一般社団法人仏教セラピスト協会代表理事でもあり、千光寺住職の中根 善弘は、以下のように語ります。「仏教活動を通して、心のケアをしていくことを目的として受講される方が大変多数いらっしゃいます。心のケアとは、医療関係者の方あれば患者さんの死において残された方のケア・それぞれの家庭内という観点で見たときに、親類やペットとの死別・現代の人々の多くが感じている孤独感などの問題を抱えている方へのケアなど、本人だけでは解決できない悩み・相談が必要な方への心遣いだと考えています。そうした考えに共感いただき、皆様受講を終えられていきますね。」一般社団法人仏教セラピスト協会は今後も心のケアの目的とする方々の受講を歓迎しております。しかし、これからはもう一歩踏み込んでもらい、日本仏教という古来の日本文化をより一層学ぶ・知る・人に伝えるという事も、仏教セラピストの役目と考えていただき、受講して欲しいと考えております。今回の講座より、これまでの受講生や受講希望者のご要望により下記の講座を追加して講座を行います。・ヨガ、座禅、瞑想などの呼吸法仕方。・生、老、病、死の意味するもの。・社会生活においての人間関係を仏教心でどう築き上げるか。瞑想イメージまた、受講後においても無料の講習会や勉強会を実施しているので積極的に参加して、より心のケアや日本仏教のことを学んでいただければと考えております。これからの高齢化・少子化対策・災害や現代社会での不安を和らげることを大切に思っているかたへ、この仏教セラピスト養成講座の受講をお勧めいたします。【講座概要】講座名 : 仏教セラピスト養成講座開催日時: 2024年3月23日(土)9:00~18:00・24日(日) 9:00~16:00(予定)参加受付: 2024年2月15日(木)~3月14日(木)開催場所: 宗教法人 千光寺 東京都豊島区北大塚2-28-7アクセス: JR大塚駅北口より、徒歩5分定員 : 10名受講料 : 330,000円(得度費用込み)お申込み: WEBにて受付中( )URL : ◆概要運営 : 一般社団法人仏教セラピスト協会所在地: 東京都豊島区北大塚2-28-7代表 : 中根 善弘設立 : 2019年12月TEL : 03-6903-7665Mail : info@bukkyou-therapist.com URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月22日かわいくてタメになる『キャラ絵で学ぶ!仏教図鑑』から「守り本尊シリーズ」として十二支の干支のキャラ8体を初のアクリルスタンドとして発売します!自分用のお守りとして生まれ年のキャラを手に入れるもよし!、プレゼント用にお相手の生まれ年のキャラを手に入れるもよし!8体コンプリートするもよし!株式会社すばる舎(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:徳留慶太郎)は、アクリルスタンド「守り本尊シリーズ」を9月に発売します。守り本尊とは、その名のとおり、生まれてから死ぬまで、一生まもりつづけてくれる仏さまのことです。「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」と十二支の干支のご本尊様があり、それぞれ東西南北などの方角を守っています。ご自身やご家族・友人の干支(生まれ年)に合わせてお守りとして飾ってみてはいかがですか。『キャラ絵で学ぶ!仏教図鑑』第3章より千手観音(せんじゅかんのん):ねずみ年本体:高さ72×幅46×厚さ3mmパッケージ:タテ80×ヨコ80mm正面裏面パッケージ台紙裏虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ):うし年・とら年本体:高さ70×幅35×厚さ3mmパッケージ:タテ80×ヨコ80mm文殊菩薩(もんじゅぼさつ):うさぎ年本体:高さ69×幅35×厚さ3mmパッケージ:タテ80×ヨコ80mm普賢菩薩(ふげんぼさつ):たつ年・み年(へび)本体:高さ70×幅42×厚さ3mmパッケージ:タテ80×ヨコ80mm勢至菩薩(せいしぼさつ):うま年本体:高さ71×幅38×厚さ3mmパッケージ:タテ80×ヨコ80mm大日如来(だいにちにょらい):ひつじ年・さる年本体:高さ69×幅42×厚さ3mmパッケージ:タテ80×ヨコ80mmとり年:不動明王(ふどうみょうおう)本体:高さ61×幅40×厚さ3mmパッケージ:タテ80×ヨコ80mm阿弥陀如来(あみだみょらい):いぬ年・いのしし年本体:高さ65×幅45×厚さ3mmパッケージ:タテ80×ヨコp80mm■生産地:【Made in Japan】■素材・成分:アクリル・紙■パッケージ:個別台紙■製造年:2023年キャラデザイン:©いとうみつる製造元:すばる舎製品素材:アクリル希望小売価格:1体1210円(税込み)販売先事業者専用の卸・仕入れサイト:スーパーデリバリーにて先行発売(その他サイトや店頭は随時発売予定です) お問い合わせ先:株式会社すばる舎03-6907-7827(岡野宛)(土日・祝日・年末年始を除く、10:00~12:00及び14:00~17:00) okano@subarusya.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年08月21日近鉄グループの文化事業である大和文華館では、令和5年1月13日(金)から2月19日(日)まで、特別企画展 「麗しいほとけと仏教工芸 ―中国・朝鮮・日本の仏教美術―」を開催いたします。インドから中国や朝鮮半島、日本など東アジアへ広まった仏教は、信仰により種々の美しい造形を生み出しました。これらは、麗しい仏の姿そのものであり、また、仏の教えを具現し、荘厳するために金銀を用いてきらびやかに飾られた舎利容器などの荘厳具や密教法具、僧侶が用いる僧具などの仏教工芸があります。仏の姿は、長く残るように木や石、金属などを用いて立体的にあらわされ、荘厳されました。仏像や仏塔を造り、仏や舎利を奉り、写経する行為は、良い報いを受けられる善行として推奨されたため、末法の世が始まるとされた平安時代後期から鎌倉時代にかけて盛んに行われました。また、求法のために中国に渡った僧侶は、数多くの経典とともに儀式を行うための仏具類を請来していることを請来目録からも知ることができます。ほとけの教えを理解し、伝えるために、仏像とともに仏具が重要であったことがわかります。この展覧会では、東アジアの信仰から生み出され、祈りを込めてあらわされてきた麗しいほとけの造形を大和文華館所蔵作品と特別出陳作品によって見ていきます。詳細は別紙のとおりです。重要文化財石造釈迦如来坐像中国・北魏時代・延興二年[472]銘常暁請来目録日本・平安時代金銅柄香炉日本・鎌倉時代 個人蔵別紙<1> 展覧会について1.名称 特別企画展 「麗しいほとけと仏教工芸 ―中国・朝鮮・日本の仏教美術―」2.会期 令和5年1月13日(金)~2月19日(日)3.休館日 毎週月曜日4.開館時間 午前10時~午後5時(入館は午後4時まで)5.入館料 一般 630円、高校・大学生 420円 小学・中学生 無料6.主催 大和文華館7.出陳品数 70件代表的な展示作品 (所蔵先がない作品は大和文華館蔵)◎=重要文化財【1 麗しい仏の姿】石造釈迦如来坐像 中国・北魏時代・延興二年[472]銘石造二仏並坐像 中国・北魏時代・孝昌二年[526]銘金銅如来坐像 中国・北魏時代金銅如意輪観音像 中国・唐時代金銅如来立像 朝鮮・統一新羅時代金銅飛天形飾金具 朝鮮・統一新羅時代石造如来像 朝鮮・高麗時代大方広仏華厳経(巻第35、36) 朝鮮・高麗時代金胎仏画帖 日本・平安時代後期金銅十一面観音懸仏 日本・平安時代・個人蔵【2 きらびやかな仏教工芸―荘厳具と法具、梵音具、僧具―】金銅龍頭 中国・唐時代 個人蔵金銅経筒 朝鮮・統一新羅~高麗時代金銅五鈷鈴 朝鮮・高麗時代羅漢図 朝鮮・高麗時代・乙未[1235]銘◎常暁請来目録・附 両部別録 日本・平安時代金銅舎利容器 日本・鎌倉時代 個人蔵◎銅板地螺鈿花鳥文説相箱 日本・平安時代◎金銅蓮華形磬 日本・鎌倉時代金銅柄香炉 日本・鎌倉時代 個人蔵木地銀蒔絵禅機図経箱 日本・室町時代<2> 展覧会会期中のイベントについて1.特別講演「大和文華館所蔵中国仏教彫刻をめぐって」(1)日時・場所 2月5日(日)14:00から講堂にて(2)講師 大阪市立美術館主任学芸員 齋藤龍一氏2.日曜美術講座「常暁請来目録と仏具」(1)日時・場所 1月29日(日)14:00から講堂にて(2)講師 大和文華館 学芸部課長 瀧朝子3. 列品解説(1)日時・場所 毎週土曜日14:00から展示場にて(2)解説 大和文華館 学芸部※新型コロナウィルス感染拡大の状況によっては、列品解説が講堂でのスライド解説になる可能性があります。※何れのイベントも参加は無料ですが、入館料が必要です。※講堂の最大定員は100名です(先着順)。以 上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月12日現役僧侶によるお寺や仏教のボードゲーム製作を行うようがくじ「不二の会」(所在地:東京都江東区、代表:向井真人)は、仏教美術「涅槃図」をお絵かきするボードゲーム『おえかきネハンズ』を発表。仏教のはじまりとなった人間であるお釈迦さまの命日2月15日をご縁に、2023年2月15日に発売を開始します。発売に先駆け、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて、製作プロジェクトが開始。目標金額100%を達成しています。本プロジェクトは100万円をネクストゴールに設定し、2022年10月31日(月)23時59分まで継続して実施いたします。目標金額達成また、2022年10月29日(土)・30日(日)に東京ビッグサイトにて行われる「ゲームマーケット2022秋」のブース「シ-16」にて展示も実施予定。さらに、お寺を中心とした涅槃図絵解き・おえかき体験会を実施。楽しみながら、手を動かしながら、仏教の学びの一助となる遊びを啓蒙していくべく活動を続けていきます。「涅槃図(ねはんず)」をお絵描きするボードゲーム『おえかきネハンズ』を作りたい - CAMPFIREクラウドファンディングサイト イラストによる涅槃図CAMPFIRE募集中アイキャッチ■『おえかきネハンズ』とは?:特徴*仏教美術のお絵かきが楽しい!今作は、ペンで紙に書き込む「紙ペンゲーム」です。「涅槃図(ねはんず)」とは、仏教のはじまりとなった人:おしゃかさま、の亡くなられて、動物、修行僧や菩薩たちが集まっている風景を描いた仏教絵画。『おえかきネハンズ』はたくさんの動物、修行僧や菩薩たちが集まっている様子をお絵かきして完成させていきます。一定回数イラストを描いたら完成。誰よりもお釈迦さまへの深い想いを表明することを目指します。*シンプルルールで仏教に詳しくなれちゃう!自分の手番ですることは、カードに描かれた種類のイラストを描くだけ、というルールのシンプルさ。シンプルだけど、本当にいま描かなきゃいけないの?このキャラクターを描くのは後なんだけどなぁ!というジレンマもしっかり味わえます。カードには説明が書かれており、仏教について詳しくなれるかもしれません。*ひとりでも、みんなとでも、対戦も、いろいろなルールで遊べる!イラストのうまい、へたは関係ありません。お手本どおりの緻密な絵を描かなくてもいいのです。ひとりでじっくりマイ涅槃図をお絵かきするルール。みんなで協力して大きい涅槃図を描くルール。マイ涅槃図を描いて対戦するルール。いろいろなルールで遊ぶことができます。どうぞ楽しくお絵かきをしてみてください。あそびかた1■リターンについて4,000円 :製品(基本)6,000円 :製品(基本+拡張)12,000円:製品(基本+拡張)+2022年のお寺ボードゲームセット15,000円:製品(基本+拡張)+説明書にお名前を掲載プラン30,000円:製品(基本+拡張)+オンラインで遊び方をご説明プラン50,000円:製品の中にあなたの似顔絵をしたキャラクターが登場プラン■プロジェクト概要プロジェクト名: 「涅槃図(ねはんず)」をお絵描きするボードゲーム『おえかきネハンズ』を作りたい期間 : 2022年9月17日(土)~10月31日(月)23:59URL : ■ゲームマーケット2022秋 情報日時: 2022年10月29日(土)~30日(日)の2日間場所: 東京ビッグサイト 東1~3 ブース番号「シ-16」URL : <おえかきネハンズ~基本~:内容物>・ゲームカード 40枚以上(お手本イラストカード、目標カード)・おえかきゲームシート 50枚・ゲームシート 1枚・お釈迦さまシート 1枚・説明書 1部 ほか(別途、人数分の筆記用具が必要です)<おえかきネハンズ~拡張~:内容物>・ゲームカード 20枚以上(お手本イラストカード、目標カード)・説明書 1部 ほか(別途、おえかきネハンズ~基本~が必要です)<ゲーム情報>対象年齢 :10歳以上(対象年齢未満のお子さんが遊ぶ場合は保護者と一緒にお絵かきしましょう)プレイ人数:1~10人(2~4人推奨)(一人用ルール、対戦ルール、協力ルールによって変動します)プレイ時間:30~60分(ルールによって変動します) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月18日株式会社佼成出版社(所在地:東京都杉並区、代表取締役:中沢 純一)は、仏教書に特化した電子書籍ECサイト「ちえうみ」を10月3日(月)正午にオープンいたしました。中沢代表取締役がサイト開設セレモニーでボタンを押し、スタートしました。智慧海のごとく。仏教を、もっと身近に。2021年の電子書籍市場規模は14.3%増の5,510億円と推計され、2026年には8,000億円にまで成長すると予想されています(株式会社インプレスホールディングス調べ)。専門書の分野でもニーズがますます高まっていくことが予想される電子書籍市場において、新型コロナウイルス感染症の蔓延により変化した消費スタイルに対応しながら、利用者に付加価値を提供していくことを目的としています。今後は、仏教系出版社との協業も視野に入れ、日々の生活や人生に役立つ仏教の智慧から、仏教史・仏教思想など専門性の高い情報まで、幅広いニーズに対応できるプラットフォームをめざします。【サービス名の由来】「ちえうみ」は、仏教語の「智慧海」に由来。「深く経蔵に入って、智慧海のごとくならん」(華厳経浄行品)の経文の一節より、“どこまでも広く深い、海のような如来(仏)の智慧”が溢れる場をめざしてネーミングしました。【サービス概要】仏教を、もっと身近に――。「ちえうみ」では、佼成出版社が持つ仏教書を中心とした電子書籍を販売し、専用アプリを通じてコンテンツを提供します。ECサイトから24時間コンテンツを購入することができ、アプリならではの便利機能を活用し、スマートフォンやタブレットでいつでもどこでもお楽しみいただけます。新刊・既刊書籍の電子化をはじめ、資料的価値の高い書籍や名著など、絶版本の電子復刊にも積極的に取り組んでいきます。「ちえうみ」本サイトはこちら 特設ページはこちら 【利用プラン】利用プランは、1点から購入可能な「単品プラン」と、「読み放題プラン」(月額990円)の2種類をご用意。より深く仏教について学べるイベントや動画コンテンツも展開します。【コンテンツ】・『新アジア仏教史』シリーズ(全15巻)・『構築された仏教思想』シリーズ(現在11巻発刊)・ひろさちや・祖師を生きるシリーズ(全8巻)・まんが大乗仏教(全3巻)・下町和尚の生き方放言 許せないを気にしない。・現代人のための仏教説話50・「死」と向き合うためのマインドフルネス実践など、計130点からスタート。また、ロボット博士・森 政弘氏の名著『退歩を学べ』など、電子書籍の楽しさを気軽に体験できる無料コンテンツもあります。本棚画像(スマホ画像)検索画面(タブレット画像)【お得な特典】クーポン情報やコンテンツの楽しみ方など、お得な情報を受け取ることができる特典も多数。毎日の生活に仏教の智慧を取り入れていただく一助として、また、専門知識や学術的知見を研究する目的としてなど、ニーズに合わせてご活用いただけます。【開発担当者より】先行き不透明な時代に、多くの方が不安を感じていると思われます。当社が主たる事業を通して提供してきた仏教の教えは、変化する時代の中で柔軟に自らの心の在り方を見つめる大切さを提示し、いかなる時代、いかなる状況下でも自らを輝かせる生き方を説くものです。仏教書の版元として半世紀に及ぶ出版事業を展開してきた当社が持つ書籍やネットワークを最大限に生かし、利用される方の人生の充実に貢献できるサービスを構築してまいります。【会社概要】社名 : 株式会社佼成出版社代表者: 代表取締役 中沢 純一所在地: 〒166-8535 東京都杉並区和田2-7-1URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月03日株式会社サンガ新社(所在地:宮城県仙台市、代表取締役:佐藤 由樹)は、仏教とマインドフルネスの総合誌『サンガジャパンプラス』を2022月7月21日(木)に新創刊しました。『サンガジャパンプラス』は、「同時代×仏教」というコンセプトを掲げ、現代の様々な問題に仏教の視点から切り込み、掘り下げていく総合誌です。創刊号の『サンガジャパンプラス Vol.1』では「なぜ今、仏教なのか」を中心テーマに、思想家の内田樹氏、政治学者の中島岳志氏、そして評論家の松岡正剛氏や、宮崎哲弥氏をはじめとした当代をきっての知識人、言論人の方々からご寄稿いただきました。それに加えて、現代日本の仏教においてアクチュアルな言葉を発し続ける多くの仏教僧にもご登場いただいています。初期仏教のアルボムッレ・スマナサーラ長老、臨済宗円覚寺派管長の横田南嶺老師、曹洞宗禅僧の藤田一照師、曹洞宗僧侶の青山俊董老師、僧侶で芥川賞作家の玄侑宗久師などの、同時代に向けた、生きた「刺さる言葉」が満載です。創刊号は、472ページ、2,750円(税込み)の大ボリューム、特別価格でお届けいたします。『サンガジャパンプラス Vol.1』・オンラインサンガ: ・Amazon : 『サンガジャパンプラス Vol.1』表紙■『サンガジャパン』について『サンガジャパン』は、出版社・株式会社サンガが2010年3月に創刊した仏教雑誌です。初期仏教・テーラワーダ仏教を中心に扱いながらも、日本の大乗仏教から世界の仏教まで宗派を超えて仏教を扱い、日本の仏教界に新しい風を吹き込んできました。僧侶、研究者、作家をはじめとした各界の著名人の方々に誌面にご登場いただき、仏教の力の鮮やかな広がりを様々なかたちで探究していきました。現代社会の様々な課題に仏教の知見を掛け合わせて考察を深める特集を組み、仏教関係者はもちろんのこと、一般の幅広い方々にもご愛読いただき、2020年11月までで「36号+別冊5号」の合計41号の『サンガジャパン』がこの世に誕生しました。10年以上にわたり刊行を続けてきた『サンガジャパン』でしたが、2021年1月27日に株式会社サンガが経営悪化により事業停止になりました。そのため『サンガジャパン』の刊行もストップすることになってしまったのです。しかし、株式会社サンガを解雇された元社員二人が、事業停止したサンガの復活を志したところ、本当に多くの方々からクラウドファンディングでのご支援をいただきました。そのご支援を支えにして、2021年7月21日に、それまでの取り組みを引き継ぐ新会社「株式会社サンガ新社」を設立することができました。そして、そのサンガ新社が設立1周年を迎えた2022年7月21日(木)に、新創刊号となる『サンガジャパンプラス Vol.1』が発売開始しました。新創刊号の特集企画と掲載記事を以下にご紹介します。472ページに込められた同時代の仏教の力をぜひ受け取ってください。◆巻頭企画創刊号の巻頭では、スリランカ初期仏教のアルボムッレ・スマナサーラ長老による特別語り下ろしを掲載しました。また、臨済宗円覚寺派管長の横田南嶺老師と、曹洞宗国際センター前所長で長くアメリカで坐禅の指導をされてきた藤田一照師による対談も収録しました。〔特別語り下ろし〕・アルボムッレ・スマナサーラ | ブッダの教えから見た平和論-なぜ人は争ってしまうのか?〔スペシャルトーク〕・横田南嶺×藤田一照 | これからの修行 これからの仏教◆特集「なぜ今、仏教なのか」『サンガジャパン+』創刊号の特集テーマは「なぜ今、仏教なのか」です。2022年、世界は戦争やパンデミックに直面し、さらには環境問題や地域間格差など地球規模で人類史的な変化が起きています。人類の歴史において、それらの困難は絶えたことがないと言ってよいかもしれません。様々な分野で可視化されていく問題を、仏教の視点から考えていきます。・内田樹 | これからの社会に必要なコモンと仏教・中島岳志 | なぜ今、利他なのか・プラユキ・ナラテボー | 辻ッター説法 ブッダから学ぶ、コロナ時代の歩き方・青山俊董 | 古道を訪ね不易の一点を常にする 人類のこと、病のこと、修行のこと・玄侑宗久 | 新しい時代に求められる仏教と日本の課題・ヨンゲ・ミンギュル・リンポチェ[聞き手]藤田一照 | 世界の危機を乗り越える瞑想の力・チャディ・メン・タン | サファリングから世界平和へ◆サンガ新社設立記念コラム「私たちの幸福とは」「株式会社サンガ新社」設立にあたり、多彩な識者の方々に「サンガ新社設立記念コラム」をご依頼しました。テーマは、「私たちの幸福とは」です。今という時代の中で生み出された18人のご執筆者による「仏教と幸福」についての叡智の結集をお届けします。・アルボムッレ・スマナサーラ | 「サンガ」に学ぶ幸福のメカニズム・前野隆司 | 生きとし生けるものに学ぶ幸福のかたち・熊野宏昭 | 生命コンシャスの道・末木文美士 | 一〇〇年後の幸福・鎌田東二 | 新生サンガ設立に寄せて 仏教は世界を救うか?・橋爪大三郎 | 幸福を支える仕組み・松本紹圭 | 「安養」というウェルビーイング・山下良道 | 矛盾から始まる新しい次元へのジャンプ・田口ランディ | 幸福について what belongs to me. (Randy Taguchi)・佐々涼子 | 遅効性のくすり・石川勇一 | ブッダの正法が日本に根づくために・島田啓介 | 幸福への不可能な接近・浦崎雅代 | ハイ・アパイ(無畏施)-怖れなきことのプレゼント・中村悟 | オンラインサンガ=私たちの幸福・藤野正寛 | 体験的理解に関する対話を積み重ねるためのプラットフォーム・宮崎哲弥 | 汎仏教的価値の価値・藤田一照 | 足下に見出される涅槃寂静・松岡正剛 | 再生サンガの船出に向けて◆Zen2.0 2021 A NEW EARTH空からの開花(Space to Flourish) 新たな文明を共に創造する2021年9月に禅とマインドフルネスの国際カンファレンス「Zen2.0 2021」が臨済宗建長寺派総本山・建長寺で開催されました。『サンガジャパンプラス』では、開催日に建長寺で取材させていただき、プログラムの一部を記事としてまとめました。・藤田一照×中野民夫 | 新たな地球をひらくリベラルアーツ・山田博×竹倉史人 | 縄文の森―生命感覚の再起動・伊藤亜紗 | 「さわる」と「ふれる」がひらく利他の世界・松本紹圭×ジェレミー・ハンター | アンビエント仏教の力 わたしたちの未来と共に生きる・前野隆司×サティシュ・クマール | 内なるエコロジーの探究・武井浩三[聞き手]宍戸幹央+三木康司 | 「恐れと不安」から「愛」で循環する経済をマインドフルシティ鎌倉から◆連載・松本紹圭 | Post-religion 対談[第1回]ヴィパッサナー瞑想は心の掃除 [ゲスト]想田和弘・山下良道 | 令和の時代の「仏教3.0」 シーズン(4)・アチャン・ニャーナラトー | 問いとダンマ アチャン・ニャーナラトー師法話会の質問より 第1回 誰にもフェアな「カンマ(業)の法則」『サンガジャパンプラス Vol.1』新創刊のご案内<書籍概要>タイトル: サンガジャパンプラス Vol.1編者 : サンガ新社編集部価格 : 2,750円(税込)発売日 : 2022年7月21日(木)ページ数: 472ページ仕様 : A5判、ソフトカバーISBN : 978-4910770109発行元 : 株式会社サンガ新社URL : オンラインサンガ Amazon ■会社概要商号 : 株式会社サンガ新社代表者 : 代表取締役 佐藤 由樹所在地 : 〒980-0012 宮城県仙台市青葉区錦町2丁目4番16号8階設立 : 2021年7月21日事業内容: 出版事業、セミナー事業、コミュニティ構築及び運営・管理事業、オンラインコンテンツ企画・制作・販売事業資本金 : 200万円URL : コーポレートサイト オンラインサンガ 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】株式会社サンガ新社TEL : 050-3717-1523MAIL: info@samgha-shinsha.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月10日かながわ佛立寺院ネットワーク(本門佛立宗第4支庁神奈川布教区15カ寺)は、夏休みのスタートに合わせて親子で仏教に対する素朴な疑問を楽しく学べる、ブッキョークイズラリー「答えはお寺にあり!」を令和4年8月6日(土)から令和4年12月31日(土)まで実施します。公式ホームページ「ブッキョーTO THE PEOPLE」上に、仏教に関する素朴な疑問を15問掲載し、それぞれ指定されたお寺に実際に行って、答えと解説が書かれたカードをもらう、というもので、神奈川県内15のお寺にそれぞれカードが配置されます。カードには答えと解説が書かれているほか、特別なQRコードが記載されており、アクセスすると実際にお寺参詣をしてカードをもらった人だけが見る事ができる特別な法話のページも用意しています。普段、仏教について不思議に思っている事、聞きづらい質問にもぶっちゃけて真正面からお答えします。【15の質問とカードがもらえる15カ寺はこちら】Q1. 人は死んだらどうなるの?→逗子 顕信寺Q2. お葬式って必要なの?→小田原 法正寺Q3. 戒名って何?なぜあんなに高いの?→横浜 佛立寺Q4. 天国とか地獄ってあるの?どっちに行くかはだれが決める?→横浜 照隆寺Q5. 生まれ変わりは本当にあるの?→大和 法深寺Q6. 成仏っていうけど死んだら誰でも仏さまになれるの?→横須賀 信栄寺Q7. 先祖供養って必要なの?先祖に何か届くの?→横浜 妙深寺Q8. 最強のパワースポットはどこ?→川崎 信行寺Q9. 坊主丸儲けって本当?→相模原 妙現寺Q10. 七五三は神社、結婚式は教会、お葬式はお寺…なんで?→横浜 經力寺Q11. 神社とお寺はどう違うの?→鎌倉 顕証寺Q12. 仏教っていうけどたくさん宗派があるのはなぜ?→横浜 本立寺Q13. 仏教を信じたら何か良い事あるの?→平塚 上行寺Q14. 悪い事をすると罰が当たるって本当?→横須賀 信常寺Q15. 仏教の修行って具体的に何をすればいいの?→川崎 清證寺クイズラリー全15カ寺制覇された方には、もれなく「ブッキョーTO THE PEOPLEオリジナルエコバッグ」をプレゼントさせていただきます。◆応募方法◆メールの件名を「エコバッグプレゼント」とし、本文にお名前、〒住所、電話番号をご記入の上、全15枚のカードが入った写真を添付して quizrally_present@kbnet.jp までメールをお送りください。(〆切:令和4年12月31日)※写真は、全15枚のカードが一枚の写真に収まるように撮影したもの1点をメールに添付してお送りください。エコバッグエコバッグプレゼント(色の指定はできませんのでご了承ください)メインビジュアルまた、かながわ佛立寺院ネットワークでは、長期にわたるコロナ禍によって身体や心の病、仕事、人間関係、家庭問題、心霊現象、いじめ問題、先祖供養や葬儀の事など、さまざまな悩みをかかえる方々に向けて、5月1日より僧侶による無料相談「僧談」を実施し、大変好評を頂いております。相談時間は1回およそ30分(時間は目安です)で、何度ご相談されても費用は無料です。神奈川県内15のお寺のうち、好きなお寺を選択して頂くか、ご事情や相談内容に応じて、こちらからお寺をお勧めする事もできます。オンラインや電話での対応も可能ですので是非、お気軽にご連絡ください。「僧談」の申し込みは、公式ホームページ「ブッキョーTO THE PEOPLE」で受け付けているほか、メールアドレス sodan@kbnet.jp までお気軽にご相談ください。日蓮聖人ご降誕800年をお迎えする本年、かながわ佛立寺院ネットワークでは、古き良き寺院を目指して、生きたお寺としての活動をしてまいります。8月28日(日)には、横浜新都市ホールにて、どなたでも参加できる無料の「日蓮聖人ご降誕800年慶讃法要」を開催します。単に日蓮聖人のご降誕をお祝いするだけにとどまらず、ブラジルのお坊さんやウクライナから日本に避難されている方々をお招きし、世界中をインターネットで繋いで、世界平和をみんなで考える、これまでの仏教のイメージとは違う法要となります。今後も少しでも社会のお役に立てる新しい企画を続々と実現してまいります。どうぞご期待ください。無料相談【公式HP ブッキョーTO THE PEOPLEについて】ヒトに、仏教を。ブッキョーTO THE PEOPLEとは、かながわ佛立寺院ネットワーク(神奈川県内にある本門佛立宗15カ寺のネットワーク)が運営する、あなたの仏教的ライフを応援するサイトです。お寺や仏教というとどんなイメージを思い浮かべますか。お葬式やお盆・お彼岸などの法事を思い浮かべる方がほとんどではないでしょうか。もちろん葬儀やご回向は大切なものですが、実は仏教は、「生きる人のための道しるべ」であり、わたしたちが現代を生きていくためのヒントがたくさんちりばめられているのです。ブッキョーTO THE PEOPLEでは、仏教のベースキャンプともいえるお寺で、「人のために」と日々奮闘する僧侶たちの活動を中心に仏教の魅力をお届けしてまいります。チラシ公式HP「ブッキョーTO THE PEOPLE」 【かながわ佛立寺院ネットワーク】妙深寺神奈川県横浜市神奈川区三ツ沢上町22-1 TEL:(045)321-7690[開門(平日)6:30-21:00 (土日祝)8:00-21:00][応対可能時間帯(平日)6:30-21:00 (土日祝)8:00-21:00]本立寺神奈川県横浜市南区堀ノ内町1-94 TEL:(045)731-2553[開門5:30-18:30] [応対可能時間帯 お問い合わせください]照隆寺神奈川県横浜市南区榎町2-62 TEL:(045)731-2779[開門6:30-18:00] [応対可能時間帯 8:30-10:00(土日のみ)]經力寺神奈川県横浜市南区大橋町3-51 TEL:(045)731-5227[開門6:30-18:30] [応対可能時間帯 お問い合わせください]佛立寺神奈川県横浜市南区南太田2丁目29番12号 TEL:(045)741-2515[開門7:00-17:00] [応対可能時間帯 お問い合わせください]清證寺神奈川県川崎市川崎区貝塚2-14-13 TEL:(044)233-3303[開門6:30-18:00] [応対可能時間帯 11:00-15:00]信行寺神奈川県川崎市中原区下沼部1770 TEL:(044)411-5368[開門6:30-20:00] [応対可能時間帯 6:30-12:00]妙現寺神奈川県相模原市中央区矢部2-14-20 TEL:(042)752-3543[開門6:00-18:00] [応対可能時間帯 10:00-15:30]信常寺神奈川県横須賀市安浦町3-17 TEL:(046)822-1236[開門7:00-16:00] [応対可能時間帯 8:30-15:00]信栄寺神奈川県横須賀市追浜町1-45 TEL:(046)865-3984[開門6:30-11:00] [応対可能時間帯 お問い合わせください]上行寺神奈川県平塚市西真土1丁目3番50号 TEL:(0463)31-2380[開門6:00-16:30] [応対可能時間帯 10:30-16:30]法深寺神奈川県大和市中央5-7-9 TEL:(046)261-1050[開門5:30-21:00] [応対可能時間帯 9:00-13:00]法正寺神奈川県小田原市荻窪909-2 TEL:(0465)34-5972[開門6:30-17:00] [応対可能時間帯 8:00-15:00]顕証寺神奈川県鎌倉市七里ガ浜1-5-21 TEL:(0467)-31-6441[開門6:00-18:00] [応対可能時間帯 お問い合わせください]顕信寺神奈川県逗子市逗子5-7-21 TEL:(046)871-1804[開門8:00-11:00] [応対可能時間帯 お問い合わせください]※留守や法要中の場合など、応対できない時もございますのでご了承ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月04日仏教離れや寺院の消滅を防ぐため、一般財団法人日本仏教未来研究所を設立するにあたり設立準備委員会を令和4年6月26日(日)13時より大本山増上寺(所在地:東京都港区芝公園4-7-35)にて開催いたします。昨今では日本文化である仏教離れや衰退が進んでいます。仏教信者の仏教への関心も約4割の人しか持っておらず、理解出来ている方は全体の約2割、信仰心においては約1割程度に留まっています。このように総じて低い傾向があります。さらにはコロナ禍により仏教界全体に影響を与えています。コロナ禍が長引けば経済的に困窮し消滅する寺院が増えることでしょう。このままでは現在の寺院(令和元年時点約7万3,000)が2040年には3分の2(約4万8,700)になるだろうと言われていますがそれ以上の事が起こるのではないでしょうか。すでに住職が不在の空き寺は、2万件ほど存在しています。そのような仏教離れや寺院の消滅を防ぐことを目的とした、(仮称)一般財団法人日本仏教未来研究所の設立することを多くの宗教関係者に呼びかけています。そう呼びかけるのは発起人代表者である法学者の大学教授であり現役僧侶の覺正豊和氏です。覺正豊和氏は今後の仏教を守っていくためには医療・福祉・文化・芸術・教育・経営学等の多方面から考え学んでいく必要があると話しています。発起人は宗教関係者だけでなく他にも大学教授、歴史学者、音楽家と多業種の方々になって頂いております。日本仏教心を考える【設立趣旨】日本に仏教が伝来したのは六世紀半ばの時代です。仏教の開祖「ゴータマ・シッダールタ」が約2,500年前にインドに誕生し、中国、朝鮮半島を経由して日本に伝わり奈良、平安、鎌倉、室町、江戸時代と時代により人々の信仰が支えとなり日本文化として発展してまいりました。明治時代には廃仏毀釈により寺の存続にも影響がありましたが日本人の仏教信仰の強さにより寺院の復興や伝統を守るという熱心な活動を行い、日本仏教は長期にわたり維持してまいりました。しかし近年日本においては少子高齢化・都市一極集中化等の様々な要因にて日本文化である仏教の衰退が進んでおります。最近ではコロナ禍とういうことも重なり衰退は悪化しております。衰退の現象としては外国人も含め観光としての寺の参拝の激減、檀家の激減、廃寺数の増える状態、仏教葬儀の簡素化・無知の葬儀施行、仏教の教義等の日本人の認識不足等の様々な現象が起きております。寺院・僧侶はまだ実感の違いはあるとは思いますがまさしく衰退は急激です。このような日本文化の仏教の現状を打破し、古来の仏教の良さ・親しみやすい宗教としての回復に努めることが必要ではないでしょうか。仏教離れ・衰退を食い止める要因を考え見直していくことがこれからの仏教活動の一つにもなるのではないでしょうか。そのような活動の為に多方面の方々の意見も交えて検討していくことが必要と考え、今回の一般財団法人日本仏教未来研究所設立の目的とした次第です。活動の一例ですと宗教法人法、税法等の法律の理解力、改正等の提言、提案や仏教が医療・福祉・文化・芸術・教育・経営学・寺院の維持の資金計画・僧侶の福利厚生・補助金等の活用等が考えられるかと思います。これ以上に多方面な活動内容の助言・提案をより多くの方々に求める必要があると考えられます。そしてこの度一般財団法人日本仏教未来研究所設立準備委員会を開催したく思い各分野の方々や寺院様、僧侶皆様方に呼びかけをした次第です。是非、ご理解とご協力を頂きご参加頂ければと思います。御先祖様を思う心■開催概要開催日時 : 令和4年6月26日(日)13時~会場 : 大本山増上寺(〒105-0011 東京都港区芝公園4-7-35)主催 : 設立準備委員会参加方法 : 03-5972-1605までご連絡下さい。【設立準備委員会】仮称 : 一般財団法人日本仏教未来研究所設立準備委員会事務局: 一般社団法人日本仏教文化研究所内連絡先 : TEL:03-5972-1605/FAX:03-5972-4004 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月18日国宝、重要文化財などを多数所有する奈良国立博物館の所蔵品を、名品展として東京で初公開する『SHIBUYAで仏教美術 ―奈良国立博物館コレクションより』が、4月9日(土)より渋谷区立松濤美術館にて開催される。明治28(1895)年4月、帝国奈良博物館として開館して以来、127年の歴史を有する奈良国立博物館。仏教と関わりの深い古美術品や考古遺品などの保存、調査・研究、展示を通じて、優れた仏教美術の魅力とその背景にある豊かな歴史・文化を、長きにわたり多くの人々に伝えてきた国内有数の博物館で、毎秋に開催される『正倉院展』の会場でもある。同展では、奈良国立博物館の数多くある所蔵品の中から、国宝《牛皮華鬘》、重要文化財《如意輪観音菩薩坐像》など、これまで、東京ではまとまった形で公開したことのなかった、主に仏教に関する美術工芸品83件を名品展という形で紹介する。新型コロナウイルスの影響で、国内の移動もままならない現在。奈良にある名品を東京で鑑賞することで、心やすらぐ時間を過ごすことができるだろう。《如意輪観音菩薩坐像》 木造 古色(現状)平安時代 9~10世紀重要文化財 画像提供:奈良国立博物館《烏樞沙摩明王像》 絹本著色 鎌倉時代 14世紀 画像提供:奈良国立博物館【後期展示】《辟邪絵 天刑星》(部分) 紙本著色 平安~鎌倉時代 12世紀 国宝 画像提供:奈良国立博物館【前期展示】《泣不動縁起》(部分) 紙本著色室町時代15世紀 画像提供:奈良国立博物館【前後期で場面替え有】【開催概要】『SHIBUYAで仏教美術 ―奈良国立博物館コレクションより』会期:2022年4月9日(土)~2022年5月29日(日) ※会期中展示替えあり会場:渋谷区立松濤美術館時間:10:00~18:00休館日:月曜、5月6日(金)料金:一般1,000円、大学800円、 高校・60歳以上500円、中小100円※土日祝は小中学生無料、金曜日は渋谷区民無料※土日祝、最終週は「日時指定予約制」。公式サイト:
2022年04月08日一般社団法人仏教セラピスト協会(所在地:東京都豊島区)は、仏教の教えや考え方、瞑想などを用いてストレスのケアをはじめとし、心と身体のセラピーを行う『仏教セラピスト』の養成・認定を行う法人です。この度、11月期の資格養成講座を東京会場にて11月19日(金)より開催いたします。(会場:東京都豊島区北大塚2-28-7 宗教法人千光寺内)仏教セラピストになりませんか?◆コロナ禍のメンタルヘルス問題に昨今、新型コロナウイルス感染拡大を背景に、心の不安・病への不安・ストレスが増えてきており、不登校、子供の自殺志願者数が過去最大になっております。これらはコロナ禍におけるメンタルヘルスの大きな問題となっております。また、若年層のみでなく、高年層も、体の不安や心の不安を大きく感じております。当協会は、コロナ禍のメンタルヘルスの問題を重くとらえ、心の問題を解決するための活動が行える仏教セラピストを一人でも多く育成することが重要だと考えました。心の問題を抱えてしまった方は仏教セラピストにご相談ください。また、そういった心のケアを行うことに関心がある方は、ぜひ仏教セラピストに御志願ください。◆仏教セラピストとは仏教セラピストは、得度をしており当協会の定めるカリキュラムを修めた方へ与える資格です。仏教の説く抜苦与楽の方法を学び、またセラピストそれぞれの経験などを生かし、コロナ禍の心のケア、ボランティアとして子供たちの心のケア・病院や高齢者福祉施設等での心ケアの活動。ご自宅で相談所の開設・会社での福利厚生の一つとして活躍等の場は多くあります。またこの資格は僧侶になれるという特徴があり、整体師・医師・看護師・教員・僧侶として寺の運営をしていきたい人にも適している資格です。◆仏教セラピスト養成講座の実施仏教セラピストになるには、本講座を受講し、既定のカリキュラムを修める必要があります。本講座では得度し僧侶になっていただくことが特徴です。僧侶として人を思う気持ちを持ち、心と身体の指導をしていきます。得度とは、仏門に入るための儀式であり、お坊さんとしての第一歩になります。つまり、得度を経たら僧侶であるということです。仏教セラピストになるにあたり、得度をすることで、僧侶として広く仏教の教えを活かした活動をしていただきます。前回開催時の受講の様子僧侶を志し、お寺で得度をする場合、必ず剃髪いたします。ですが、仏教セラピストの得度は剃髪を必須としないことにいたしました。仏教セラピストとして活動するにあたり、個々の生活や、現在の職業などの都合を考慮し、剃髪は必ずしも必要ではないと考えたからです。講座内では、仏教セラピストとして活動するために必要な内容を3日間の講習で学んでいただきます。得度の様子仏教セラピスト認定式◆仏教セラピスト養成講座(11月期:東京開催)へのお申込方法仏教セラピストへ御志願の方は、当協会のHP内、仏教セラピスト養成講座ページより、お申込ください。お申込にあたっては、得度を伴うため志願理由をご記載いただき審査をさせていただきます。審査に通過された場合、通知メールの内容に従って、申込書、身分証、費用の納付とお手続き下さい。※通常の受講料385,000円(税込)のところ、今回の開催はコロナ禍割引を適用させていただき、330,000円(税込)でご受講いただけます。【概要】運営 : 一般社団法人仏教セラピスト協会所在地: 東京都豊島区北大塚2-28-7TEL : 03-6903-7665MAIL : info@bukkyou-therapist.com URL : 担当者: 高野 亮 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月19日大切な人や先祖の供養などを想い、私たちは仏前で手を合わせます。日頃から線香や仏花などを供えるほか、お盆やお彼岸などには僧侶に読経(どっきょう・どくきょう)してもらい、故人や先祖と向き合う家庭もあることでしょう。しかし、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)が流行してから、自宅に誰かを招くのを控える傾向に。読経のハードルは決して低くないため、家族の誰かが代役を務めるのも大変ですよね。抱えられた『黒くて丸いもの』の正体葬儀業界は、コロナウイルスの影響や時代の変化に合わせて柔軟に対応しています。2021年6月に開催された、葬儀や供養などに関する情報が集まる『第7回エンディング産業展』では現代に合わせた仏具が展示され、多くの人が足を止めていました。筆者も会場を歩いていると、何やら目を引くものが…。(金色の座像が、何か抱えてる…?)大切そうに丸い物体を抱えて座っている姿が、遠目にも目立っていました。不思議に思って覗き込んでいると、説明のために待機していた株式会社マルエスの所長がスッと寄ってきて、黒い物体のボタンを押します。すると、黒い物体から何か流れ始めました!物体の正体は、お経を流してくれる小型スピーカーだったのです!『道しるべ小型スピーカー 妙意 般若心経』は般若心経のお経3曲のほか、日本の童謡や唱歌11曲を収録。また、SDカードで好きな曲も入れられるため、故人の好みに合わせた曲を流せるのだとか。曲を流すだけならスマートフォンでもできますが、こちらのデザインのほうが仏壇になじみそうですよね。どこか親しみが感じられる点もポイントが高いです。所長がいうには、「もとは座像なしで販売していた」とのこと。しっくりくる座像と一緒になると、より目を引くので、この組み合わせは正解だといえそうです!また、類似の機能のもので、ボタンを押すと読経が流れる台座型プレイヤーとロウソクのセット『読経入 道しるべ』シリーズもありました。9つの宗派に合ったプレイヤーがあるそうです。座像と黒いスピーカーのセットより、シンプルなほうがいい人は、こちらのロウソクのセットがピッタリかもしれません。新しいものを取り入れている寺から一般家庭まで、幅広い場所で需要がありそうです。所長、追加でバチバチする物を持ってくる所長がさらに『見てほしい物』として手に取ったのは、スティック状の片手サイズの道具。中ほどにあるボタンを押すと…。まるで小型のスタンガン…!驚いていると、ロウソクや線香などに着火する『USB充電式 プラズマアークライター ミニ』であることを所長が教えてくれました。ライターなどの火と違って、オイルもガスもいらない放電での着火は風に強いのだそうです。霊園に祖父母の墓がある筆者は、線香やロウソクの火が風で不安定になる問題に何度も悩まされました。※写真はイメージまた自宅の仏壇では、握力が弱いのかライターのボタンを押すのに失敗し、なかなか火が点けられないことも。チャッカマンを使った際も、久しぶりで火がどこまで伸びるのかが分からず、距離を測れない時までありました…。心地よくとむらいたいので、その前段階でつまづきたくはないものです。「釣り糸をこれで切ると、材質的に溶けて切り口が丸くなるので釣り人が好んで使っている」という豆知識も所長は教えてくれましたが、何よりも仏壇などで使いたくなりました。多様化する人々の暮らし。十分に供養をしたくとも、さまざまな理由から別の方法を取らざるを得ない場面もあるでしょう。「やらないより、少しでも何かしてあげたい」という人たちの想いに寄り添いながら、仏具関係も進化しています。もちろん昔ながらの形も大切ですが、無理のないよう、変えられるところは新しい風を取り入れてもいいのかもしれません。お盆やお彼岸の前に、一度仏壇周りの道具を見直してみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2021年07月02日2020年を振り返ると、一番に思い浮かぶのは、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の流行でしょう。コロナウイルスによって、これまで当たり前に楽しめていたことができなくなったり、環境が一変して苦しい状況に陥ったり…「散々な年だった」とため息をつきたくなるかもしれません。だからこそ、2021年の年初めには「よい1年になりますように!」と祈願したいものです。しかし、初詣でさえも『密』を避けるため、神社や寺院に行くことがはばかられます。そこで、この記事ではオンライン上で参拝できる『リモート初詣』についてご紹介します。『リモート初詣』がすごいことに…!『リモート初詣』を行う寺院のひとつが、徳島県阿南市にある、高野山真言宗準別格本山、白水山医王院平等寺(以下、平等寺)。平等寺では、2020年4月からリモートでの参拝を開始。コロナウイルスを考慮し、自宅、出勤先、病室、海外など、どこからでも参拝できるように、この取り組みを始めたのだとか。参拝したいと思った瞬間に薬師如来(以下、本尊様)のお姿を拝観できるよう、24時間、本堂から生中継で配信を行っています。そこでgrapeは、平等寺の住職である谷口真梁さんにお話をうかがいました。2020年4月、『リモート参拝』を始めたところ…?谷口さんによると、24時間いつでも参拝できる『リモート参拝』は、同年4月から通算で200日以上続いているそうです。その再生回数は300万回以上だとか。ライブ配信では、毎日、朝と夕方に、本尊様に読経する勤行(ごんぎょう)の様子も見ることができます。毎日の勤行でも『リモート祈願』を行っており、これまでに5200件以上の申し込みがあったそうです。谷口さん:毎日のライブ配信では朝と夕方の勤行(ごんぎょう)で、リモートでの祈願を受け付けているんです。その『リモート祈願』では、これまで5千人以上のお願いごとを本尊様の前で読み上げたり、木札に祈願内容を書き、炎に投じる『護摩行(ごまぎょう)』を行ったりしました。また、お盆の時期には「先祖供養ができない」「リモートでお盆の供養をしてください」という声が上がったため、お盆の『リモート供養』を行ったところ、600件以上の申し込みがありました。その後、お彼岸もリモートで受け付けたところ、500件以上の申し込みがあったんです。そこで、谷口さんは2020~2021年の年越しや正月の祈願・供養も、リモートで行えるよう企画しているのだとか。年越しも『リモート参拝』で!現段階で決まっている、平等寺での初詣に関する取り組み予定は以下の通り。【2020年12月31日23:30~】・除夜の鐘 ライブ配信【2021年1月1日00:00~01:30頃まで】・『新年厄滅開運の護摩』ライブ配信・リモート除夜の鐘・リモートおみくじ【2021年1月1~3日】・『薬師増益護摩』ライブ配信『護摩』とは、願いごとを書いた木札を炎に投じながら、ご真言を唱える修行のこと。谷口さんは1月1日の0時から新年の厄を払い、開運を祈願する『新年厄滅開運護摩』を約1時間半行う予定です。さらに、それとは別に1月1~3日の3日間、1日につき7回の『薬師増益護摩』を行います。『薬師増益護摩』では、「みんなのご利益がもっと増しますように」という願いをこめて護摩を行うのだとか。これらの護摩行も平等寺のYouTubeチャンネルでライブ配信されます。また、『リモート祈願』も受け付けており、平等寺のウェブサイトから無料で申し込むことができるそうです。実際の申し込み画面がコチラ。ウェブサイトから願い事を申し込めば、谷口さんが護摩を行う際に、祈願してくれます。また、希望者はお札やお守りの購入もできるのだとか。これらの『リモート祈願』に申し込んで、『リモート初詣』に参加してみてはいかがでしょうか。初詣期間中はYouTubeのライブ配信画面に、参拝の作法も記載するとのこと。作法に従ってパソコン画面の前で合掌し、2021年がよい年になるよう祈りたいものです。『リモート除夜の鐘』とは…?2020年12月31日の23時30分からライブ配信する『除夜の鐘』では、実際に平等寺に訪れた人が梵鐘を鳴らす様子を生中継。それとは別に、2021年1月1日の0時から行う『リモート除夜の鐘』は、パソコン画面から、平等寺に設置してある梵鐘をリモートで鳴らせるのだそうです。その仕組みを簡単に説明すると…。・参拝者がYouTubeのチャット欄にローマ字で『joyanokane』と入力。・平等寺のパソコンが反応。・そのパソコンの指示によりロボットアームが梵鐘を鳴らす。実際に、ロボットアームが梵鐘を鳴らす様子がコチラ…!ただ、多くの人が一斉に『joyanokane』と入力すると、『リモート除夜の鐘』が鳴りっぱなしになってしまうので、パソコンが反応するのは2分ごとなのだとか。つまり、2分が経つごとに、一番初めに『joyanokane』とチャット欄に打ち込めた人が、『リモート除夜の鐘』を鳴らせるのだそうです。また、『リモート除夜の鐘』が108回鳴りきった後には、鳴らせた人の名前一覧が見られるようになるのだとか。新年早々、除夜の鐘を鳴らせたら幸先がいいですよね!『おみくじ』もオンラインで!谷口さんによると、おみくじも『リモート除夜の鐘』と同様の仕組みで引けるよう、システムを構築中なのだそうです。おみくじを引く方法がコチラ。・YouTubeのチャット欄にローマ字で『omikuji』と打つ。・平等寺にあるパソコンが反応。・入力した人におみくじの結果が返信される。実際に送られてくるおみくじは、このようになるそうです。おめでとうございます。新年の運勢は「寝ても覚めても大吉」です。いい夢見て、実現させましょう。おっとこれは、新年の運勢は「いっときだけ大凶」です。これ以上悪くなることはありませんので、気楽にいきましょうね!フランクな内容のおみくじに、新年から楽しい気持ちになれそうです!ぜひ、20201年の運勢をこのおみくじで占ってみてくださいね。また、谷口さんはリモートで賽銭ができる『リモート賽銭』も、準備中なのだそうです。『リモート参拝』のメリットは…?『リモート参拝』を始めた日から、ライブ配信を200日以上継続中の谷口さん。カメラの前で勤行した後には、参拝者から寄せられた悩みに対して、谷口さんなりのアドバイスや、仏教の教えなどを説いています。谷口さんは『リモート参拝』について、「参拝者がより真剣に参加してくれている」と感じるそうです。谷口さん:『リモート参拝』を始めて感じるのは「みなさん、本当に真剣に拝んでくださっているな」ということです。『リモート参拝』を行った参拝者からは「実際に行くよりも、ちゃんとお参りした感じがする」という声もあります。その理由は、やっぱり本尊様を、普通より間近で拝むことができること。また、護摩の祈祷でも炎のすぐそばにカメラがあるので…。自分の名前が読み上げられて、炎の中にお札が投じられる様子を見ることができ、「自分の願いごとを本当に祈願してもらえている」という実感が湧くそうです。実際に寺院に訪れても、建物の外からお賽銭を投げて、わに口を鳴らして、拝むだけ。それに比べると、『リモート参拝』は「実際に祈りの場に自分が参加できている」と感じられるようです。さらに、谷口さんは「『リモート参拝』ならではのよさもある」と教えてくれました。谷口さん:なかなか、願いごとや悩みを人にいえない。たとえ相手が、僧侶だったり宮司であっても、なかなかいい出しづらいという人がおりまして…。『リモート祈願』は、そういう人たちからの需要もあったのではないかと。願いや悩みを口に出せない人たちのほうが、もしかしたら悩んでいるのかもしれません。オンライン上での祈願の申し込みは、内容をパッと打ち込んで、自分のタイミングで送れますから。離れているからこそ…顔が見えないからこそできるお願いごとっていうのはあると思います。そういうところが、『リモート参拝』のいいところですね。また、参拝者の中には、谷口さんに文面でさえ悩みごとを打ち明けられない人もいるのだとか。谷口さんはそんな人のために、秘密裏に、本尊様にだけ悩みを打ち明けられるフォームを、平等寺のウェブサイト内に作ったそうです。それが、こちら。秘密フォーム平等寺本尊、薬師如来さまのみに届く秘密のメッセージをお送りしたい方は、こちらのフォームからどうぞ。住職そのほか、誰も目にすることはありません。ログにも一切残りません。お薬師さまへの届け方は秘密です。ちなみに、この秘密フォームで『秘密裏』に願いごとを送信すると…。本尊様から「お便りありがとう」「届いてるよ」とのお言葉が返ってきました!さらによく見てみると「大丈夫大丈夫」「いけるよいけるよー」といった励ましのお言葉も…。誰にもいえないけれど、自分の中で抱えきれなくなった悩みなどは、直接本尊様にメッセージを送ってもいいかもしれません!年越し前後の供養は下記の日程で行われます。【2020年12月27日~2021年1月17日】・焼八千枚供前行ライブ配信【2021年1月28日~2月4日】・星供養 立春ライブ配信コロナウイルスの終息を祈願する『焼八千枚供(しょうはっせんまいく)』や、よくない運勢をいい方へ向かうよう祈願する『星供養』も、平等寺のウェブサイトから『リモート祈願』を受け付けています。特に、八千枚の木札を炎に投じて祈願する『焼八千枚供』を、全日程、ライブ配信するのは日本でも初めての試みなのだとか。護摩行が行われている期間中に、平等寺のYouTubeチャンネルからご覧ください。平等寺ウェブサイト:こころとからだ、癒やす寺平等寺『リモート祈願』申込:平等寺オンラインYouTubeチャンネル:四国二十二番札所平等寺このほかにも、grapeでは『あたらしい団らん』をテーマにさまざまな記事を公開しています。こちらもぜひご覧ください。特集『あたらしい団らん距離を超える』[文・構成/grape編集部]
2020年12月28日福岡県・北九州市にある浄土真宗本願寺派『永明寺』で、住職を務める松崎智海(@matsuzakichikai)さん。ユーモアあふれるネタをたびたびTwitterに投稿しては話題を呼んできました。4万人が二度見お寺の掲示板の『言葉』が、どこかで聞いたことある…若者に大人気な言葉を取り入れた結果ある日、松崎さんは法語を貼り付ける寺の掲示板に、流行語を取り入れました。その結果…。ぴえんもご縁超えてご恩そう書かれた掲示板の左端に、何か追加で貼ってあります!法語が見事にきまったと思いきや複数の人から意味の説明を求められ、松崎さんは『法語の解説』を作る必要に駆られたのでした。『ぴえん』は若者の間で流行している泣き声を表す擬態語で、嬉しいことや悲しいことなど泣きたいほどの感情を伝える言葉です。より度合いが強い派生語としての『ぱおん』という表現も生まれ、『ぴえん』と組み合わせた『ぴえん超えてぱおん』は『JC・JK流行語大賞 2020年上半期』コトバ部門で5位にランクインしています。この法語が分かりにくい時は『ぴえん』を『悲しみ』と読み替えてみてください。つらいことが続くこの人生ですが、『悲しみ』もまた『ご縁』として受け止め、いつか『ご恩』として感じることができる日が来ることを願っております。複数の方から意味の説明を求められ、ついに解説がついた法語がこちらですぴえん pic.twitter.com/xkyr4txd9q — 松崎智海(非売品僧侶)@浄土真宗本願寺派♪永明寺住職 (@matsuzakichikai) July 26, 2020 ネタを改めて説明することは、人によってはちょっぴり気恥ずかしいでしょう。解説まで読んだ人たちからは、次のようなコメントが相次いでいます。・ボケの解説をさせられる、地味につらいヤツ!・流行語を取り入れた法語に、仏教の懐の深さが感じられました。・まさか若者言葉を取り入れ、ここまできれいに説法されるなんて!・優しい。なんて長文で丁寧な解説文なんだ。しっかりとした解説や、法語の意味の深みに多くの人が感心。別に解説を作る羽目になっても、人々の心に法語が届いたと思えば報われますね![文・構成/grape編集部]
2020年07月26日●きっかけは実家に来たお坊さん「小さい時に、お坊さんの声がかっこよかったっていうのが一番のきっかけかもわからないです(笑)」。軽快な漫才口調とは正反対の穏やかなトーンで、仏教に興味を持ったきっかけを明かすのは、お笑いコンビ・笑い飯の哲夫だ。クリスマス生まれ・ミッション系大学出身でありながら、お笑い界屈指の仏教通である凄腕漫才師が持つ仏教観とは? 著書『ザ煩悩』(KADOKAWA)では、煩悩(煩わしい悩み)に対する仏教的解決策を紹介している哲夫。煩悩との向き合い方について、そして、新型コロナウイルス感染拡大が続く今だからこそ心に響く仏教の教えも語ってもらった(※取材は緊急事態宣言の発令以前に行ったもの)。――哲夫さんが仏教通であることをまだ知らない人もいるかと思います。改めて、仏教通になった経緯を教えてください。小さいときから、うちの家には月に1回、月命日と言ってご先祖さんの命日にお坊さんがお経をあげに来ていまして。そのお坊さんの声がすごくかっこよくて、お経を子供心に「かっこええなあ」と思っていました。あるとき「あれ何を言うてるのやろ?」と思って、大学くらいになってからお経の意味とか、仏教のことをいろいろ調べるようになったら、「なるほど、そういうこと言ってたんか」と。仏教って、調べれば調べるほど、「なるほどな」という面白い話がいっぱいあるんです。お笑いを始めたときは、仏教って堅いイメージがあるから隠していたんです。けど、ネタ帳とかにちょいちょい写経したりしていて。あるとき番組で、先輩が勝手に後輩のネタ帳とかを探るっていうのがあって、それで僕のネタ帳を見られたときに、お経がボロボロ出て「気持ちわる~」って(笑)。そして、ヨシモトブックスという出版の部署が吉本にできて、「般若心経の本を書かへんか?」という依頼が来て、「ヤバイ、仕事にさせられる」みたいな。ある意味、諦めたといいますか、隠さんでもええかということで書かせてもらって。そのおかげで、講演依頼であるとか、番組で仏教のことをやってくれとか、出版も次から次へとお話をいただけるようになりました。――そんな哲夫さんは、12月25日のクリスマス生まれで、大学もミッション系だったんですよね。そこが矛盾してるんですよ。むちゃむちゃ西洋で(笑)。――仏教には興味深い教えがたくさんありますが、哲夫さんが特に好きな教えやフレーズはなんですか?かっこええの、いっぱいあるんですけど…「吾唯足知」という言葉の書き方がかっこええのが京都の龍安寺にあるんです。全部、口が入ってて。それが書いてある蹲踞(つくばい)と言って水がたまるところがあるのが、龍安寺っていうところなんです。四角を使ってこんなうまいことしてるんやって、「吾唯足知」はめっちゃズキューンと来ました。お釈迦さんが亡くなるときの言葉「自分の悟りをよりどころにしなさい」も好きですかね。いろいろ教えたけど、悟りの域に行けたっていう方法があるんやったら、それはそれで正しいから、伝えていっていいんだよ、みたいな。ほんまに、すごく優しい哲学なんですよね。――今回の書籍は、仏教の教えを交えて悩み相談に乗るラジオ番組『仏教伝道協会 presents 笑い飯 哲夫のサタデー・ナイト仏教』と連動したものです。相談内容で、特に印象深いものは?「事業所の、ボーイッシュな女性に、壁ドンをしてもらいたい」。そういう煩悩があると。そもそも、事業所って何(笑)? そこの説明が全く書かれてなかったので、インパクト強かったですね。「何を言っているんだこの人は?」って(笑)。皆、共有できるようなお悩みをお持ちなんやなという風には思いました。すごく勇気をもってお悩みを描いてくれたなっていうのが、W不倫をしている女性の方が、ご主人に離婚をしてくれとお願いしているけれども、主人は別れてくれないと。こんな女の人いるんやなって。これこそ煩悩やなあと思わせてもらいました(笑)。●仏教通でも「煩悩の塊」――4月からは、相愛大学の人文学部に客員教授として就任されましたが、講義の内容はどのようなものになるのでしょうか。客員教授にならせてもらった経緯は、これ(『ザ煩悩』)の一個前に、釈徹宗(しゃくてっしゅう)先生という浄土真宗のお坊さんでありながら教授をしてはる方がいらっしゃって、その釈先生との共著で『みんな、忙しすぎませんかね?~しんどい時は仏教で考える。』という本を書かせてもらったんです。その釈先生が相愛大学の教授をされているので、そこからご紹介いただいて。仏教講座言うて、いろいろなところで講演会をやらせてもらってて、その講演会みたいな内容を、学生たちにできたらなあというような感じですね。――ラジオや公演などを通じて、若い世代に浸透していっているという実感はありますか?お寺とか行かせてもらうと、若い大学生くらいの子も来ていて、「御朱印ガール」なんていう言葉もあったりするくらいなので、みんないい感じのテーマパークみたいになってきているんじゃないかなって思いますね。――哲夫さんご自身は、普通の人と同じように、煩悩がありますか?もちろんそうです。煩悩の塊だと思いますよ。煩悩だらけです。――煩悩とは、どんな付き合い方をしているんでしょう?「この煩悩で、誰かを傷つけてなかったら、まあ、ええんちゃうん?」っていうような。人が嫌な思いをしてなかったらいいんかなあという感じですかね。――周りの芸人さんで、煩悩を抑えきれていないなと感じる方はいますか?「この人はめちゃめちゃ煩悩あるなあ…」と思う人は、多々いますね。そうやなあ…ギャロップの林ですかね。「『こいつ、絶対髪の毛生やしたいやろなあ』っていう煩悩あるやろなあ」と思いますよね。それでええのに(笑)。フサフサでありたいっていう煩悩が。――相方の西田さんの煩悩はいかがでしょう?どうかなあ…。めっちゃ口臭い時があって。彼が歯を磨いているところを最近は1回も見たことがないんですけど、その臭さっていうのが、お墓の花を立てるところの水を、1年間代えてなかった時の匂いがするんですよ。だから「ああ、ちょっと仏教の匂いしてるなあ」と(笑)。臭い言うても、仏教的に臭い奴やからなあ、奈良の人やなあと思います。●災厄に対する考え方――仏教には夫婦以外の人間と肉体関係を持つことを戒める「不邪淫戒」の教えがありますね。たびたび芸能人の不倫が報じられますが、仏教の観点から不倫に対してどんな考えをお持ちですか?芸人目線で言うと、男の芸人が結婚していても、少々女性と飲みに行くくらいは許してくださいと思っています(笑)。なぜなら、相手の女性もすごく楽しめるであろうから。Win-Winというやつです(笑)。――芸能界だと、そういうお付き合いも必要なのかな…と思ったりします。最近はね、「女遊びは芸の肥やし」と言えなくなってきているけれども、そこは一つ、今後もそちらでお願いしたい(笑)。Win-Winなので。――今は新型コロナウイルスに対して不安を抱く人々が多いです。仏教では、こういった災厄に関して、どんな教えがあるのでしょう?四苦(しく)というのがあって、生老病死。生まれること、老いること、病気になること、死ぬことというのが、四つの大きな苦しみで、そこにノミネートされているのが病ですから、そこはもう受け入れないと仕方ない。でも今、皆が予防しているから、いつも冬場は毎回、インフルエンザになったっていう人を聞いていたんですが、今年は周りでインフルエンザになった人を聞いていないんですよね。だから、やっぱり予防ってすごいなと思いました。――買い占めなどで、思いやりを忘れた人の利己主義が露見することもありますよね。仏教はとりあえず、みんな一緒だと。特に大乗仏教はそういう考え方なんですよね。人の苦しみは自分の苦しみであって、人の喜びも自分の喜びになる。みんな一緒だっていうような感覚で言ったら、自分だけがモノをためておこうという感覚にはならないですよね。皆がある程度、同じだけ、モノを食べることができてとか、皆が同じだけマスクを使うことができてとか、そういう感覚になるので、買い占めっていうのは、仏教的にはなかなか考えにくいですね。――「みんな一緒」という意識は大事ですね。考え方の一つの指針ですからね。聖徳太子がなぜ仏教を政治に取り入れたかったかと言ったら、十七条の憲法の一番最初に「和を以て貴しとなす」と言っているんですけど、仏教観で和って言うのは和やか。そういうものを、日本人一人一人、持っとかなあかん、それを尊いものとせな。ほんま、優しい教えやなと思います。■哲夫(笑い飯)1974年12月25日生まれ。奈良県出身。吉本興業所属。2000年7月に相方の西田幸治と笑い飯を結成。Wボケ漫才で繰り出す個性的なネタを武器に『M-1グランプリ』決勝に9度進出し、ラストチャンスとなった2010年に悲願の初優勝を果たし、全国区の知名度を獲得。これまでに仏教関連の本では『えてこでもわかる 笑い飯哲夫訳 般若心経』『ブッダも笑う仏教のはなし』などを出版
2020年05月01日4月8日は、仏教を説かれたとして知られるお釈迦様の誕生日です。毎年この日の前後は全国の寺院で『花まつり』というお祝いの行事が執り行われています。花まつりでは、寺院を訪れた人々にも甘茶(あまちゃ)が振るわれるなど、地域によってさまざまな法要やイベントが開催されているでしょう。『花まつり』の行事をライブ配信2020年4月7日、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の感染拡大で、緊急事態宣言が発令。イベントの開催などは自粛を要請されています。福岡県・北九州市にある浄土真宗本願寺派『永明寺』で、住職を務める松崎智海(@matsuzakichikai)さん。花まつりの慣習である、お釈迦さまの像に甘茶をかける灌仏(かんぶつ)の様子をTwitterで公開し、こんな投稿をしました。「このツイートのリツイート数だけ、住職が代わりにお釈迦さまに甘茶をかけます」本日はお釈迦様の誕生を祝う花まつりの日ですが、こんな状況なので参加できない方も多くおられると思います。そこでこのツイートのリツイート数だけ住職が代わりにお釈迦様に甘茶をかけます。リツイートのカウントは4/8の正午までとします。 pic.twitter.com/LCP2MisREM — 松崎智海(非売品僧侶)@浄土真宗本願寺派♪永明寺住職 (@matsuzakichikai) 2020年4月7日 花まつりに参加できない人々のため、オンラインで灌仏の様子を届けようと考えた松崎さん。この投稿に寄せられたリツイート数は、8日現在でなんと3万2千以上!想像をはるかに上回る数字を見て、松崎さんも思わず焦ってしまいます…。ちょ、ちょ、、、ま、、、ちょおおぉぉぉ!!! #みんな落ち着こう — 松崎智海(非売品僧侶)@浄土真宗本願寺派♪永明寺住職 (@matsuzakichikai) 2020年4月7日 ネット上では「頑張ってください。南無南無」「応援してます。腱鞘炎に気をつけてください!」など、応援の声が多数寄せられています。まさかの展開にも、「やってやるぅ…」と覚悟を決めた松崎さん。同日14時からライブ配信をすることになったのです。たくさんのリツイートありがとうございます。すでに2万以上のリツイートいただきました。やります!やらせていただきます!灌仏の模様は以下にて14:00よりライブ配信いたします。 今年の花まつりは熱くなりそうですw — 松崎智海(非売品僧侶)@浄土真宗本願寺派♪永明寺住職 (@matsuzakichikai) 2020年4月8日 限界チャレンジとなった『花まつり』の様子に、お釈迦さまもきっと驚いていることでしょう。松崎さんの熱い戦いを、見届けてみてはいかがでしょうか![文・構成/grape編集部]
2020年04月08日京都市内の龍岸寺、宝蔵寺、金剛寺の3ヶ寺で、アート×仏教による「十夜フェス」が開催される。開催期間は、2017年11月10日(金)から11月19日(日)まで。10日10夜にわたり絶えずお念仏を称え、阿弥陀さまのお慈悲に感謝する「十夜法要」。現在は、本来10日間であるはずの法要が、1日のみに短縮され、あるいは実施しなくなってしまったお寺も増えているという。「十夜フェス」では、その伝統的な「十夜法要」を再考。仏教とは相いれないイメージのある、アイドル、テクノロジー、ファッションなどをテーマに、学生クリエイターと僧侶が一緒になって“京都でしかできないフェス”を創り上げる。龍岸寺「CLUB*SILKROAD」メイン会場である龍岸寺では、本堂をクラブハウスにした「CLUB*SILKROAD」を開催。異なる宗派・異なる音楽ジャンルのアーティスト達が集まり、ライブを行う。浄土系アイドルてら*ぱるむすらが、ここでしか味わえないアツい夜を盛り上げる。宝蔵寺「STARBOZU -ボーズの覚醒-」宝蔵寺では“お寺の住職が「人工知能」になったら...?”という考えのもと、テクノロジー分野を融合させた「STARBOZU -ボーズの覚醒-」を開催。自力で思考が出来るのか、法話は出来るのか、人の悩みに答えられるのか……。ロボット住職が織りなす近未来のお寺を体験できる。金剛寺「Kyoto Temple Collection -テラコレ-」金剛寺では、ファッション×アートのショー「Kyoto Temple Collection」を実施。仏教における苦しみの世界を表す「六道輪廻」をテーマに、若手クリエーターによる衣装と映像の新感覚の舞台を生み出す。また、京都のシューズメーカーとのコラボも見どころのひとつだ。詳細【詳細】「十夜フェス」開催期間:2017年11月10日(金)~11月19日(日)会場:龍岸寺、宝蔵寺、金剛寺ほか。■龍岸寺「CLUB*SILKROAD」開催期間:11月10日(金)~11月12日(日)住所 : 京都市下京区塩小路通大宮東入八条坊門町564■宝蔵寺「STARBOZU -ボーズの覚醒-」開催期間:11月17日(金)~11月19日(日)住所 : 京都府京都市中京区裏寺町通蛸薬師上ル裏寺町587■金剛寺「Kyoto Temple Collection -テラコレ-」開催期間:11月17日(金)~11月19日(日)住所 : 京都府京都市東山区五軒町124・参加費:500円~3,000円 / 人※各寺の企画ごとに異なる。
2017年10月14日フリーアナウンサーの古舘伊知郎がこのほど、東京・六本木のテレビ朝日で行われた同局系バラエティ番組『お坊さんバラエティ ぶっちゃけ寺 日本仏教のルーツ「奈良」を知るSP』(10月3日19:00~21:48)の収録後に取材に応じ、大好きな仏教をテーマにした番組での久々となる爆笑問題との共演に「最高に楽しかったです」と満足の表情を見せた。古舘がテレ朝に出演するのは、12年間メインキャスターを務めた『報道ステーション』の卒業以来半年ぶり。今回は以前、日本テレビ系『国民クイズ常識の時間』などでレギュラー共演していた爆笑問題と奈良を訪れ、日本の仏教の歴史をたどっていく。仏教好きの古舘は、お坊さんとのロケがとても楽しかったそうで、「自分の見えない尻尾がポンポンポンポン振れちゃって、肛門丸出しになりました」と独特の表現でその喜びを報告。「有頂天になっちゃったところがあって、冷静に見るとしゃべり過ぎちゃってるし、見ている方に不快感を与えるかもしれない」と危惧もしたが、苦難の果てに境涯が開けるという仏教の教えを盾に、「私の不快さを、甘んじて受け止めていただきたい」と提案した。それでも、ロケのVTRを見て「なぜここで自分は黙れないのかという葛藤がありました。奈良へ行くと自分の良いところも悪いところも感じられました」と反省。「『いま、ふたたびの奈良へ』ってそういうことなんじゃないですかね」と、JR東海のキャッチコピーにかけて取材陣の笑いを誘ったが、太田光から「適当なこと言って…」とあきれられていた。古舘のマシンガントークは止まらず、「拝金教や成長病という高度経済成長の罪の部分が出てきている中で、よく仏教のバラエティをテレ朝の編成は立ち上げたなと思う」「期末期首の厳しい中の3時間スペシャルで、視聴率も気になります。裏が強いなら、僕を全面モザイクで音声も変えてください」と次々に発言。そんな古舘について、田中裕二は「『報道ステーション』をやる前より、倍くらいしゃべってます」と、パワーアップしてバラエティに帰ってきた様子を紹介。太田は、古舘のテレ朝復帰を「われわれの番組で迎えられたというのは、こんな光栄なことはないですね」と喜んでいた。今回のロケは、奈良・明日香村が一望できる甘樫丘をスタートし、仏教の歴史を時代順に追いながら、飛鳥寺、東大寺、奈良公園などを回る。興福寺では年1回しか公開しない「北円堂」が、番組のために特別開扉。各所で披露される、古舘の知識にも注目だ。
2016年09月27日東京国立博物館で特別展「平安の秘仏-滋賀・櫟野寺らくやじの大観音とみほとけたち」が開催されています。日程は9月13日(火)から12月11日(日)まで。滋賀県にある櫟野寺(らくやじ)に伝わる平安の仏像をはじめ、重要文化財に指定されている20体の仏像が寺外で展示される初めての機会です。櫟野寺に伝わる秘仏、寺外では初公開!櫟野寺は滋賀県甲賀市、甲賀町にある天台宗の寺院です。792年、天台宗の開祖である最澄が土地を訪れ、本尊である十一面観音を安置したのが寺の始まりとされています。甲賀六大寺に数えられる櫟野寺は白州正子の著書「かくれ里」にも紹介されました。秘仏が収められているほか、平安時代に作られた重要文化財の仏像が20体ある寺としても知られています。今回の展覧会では、櫟野寺に残された20体の仏像をすべて展示。本尊である十一面観音菩薩像は、寺外での公開自体が初めてのことです。●重要文化財としては日本最大!「十一面観音菩薩」普段は秘仏として硬い扉に閉ざされている本尊・十一面観音菩薩像は像高3.12m、台座や光背も含めると5mを超え、重要文化財としては日本最大の大きさ誇ります。体と頭は一本の木から掘り出されており、重厚な姿も見事です。迫力と共に美しく表現された穏やかな顔の表現には、平時代の仏像の特徴を見ることができます。●重要文化財の仏像20体会場には本尊・十一面観音菩薩坐像のほかにも、2mを超える薬師如来坐像や、1187年に造られたとされる地蔵菩薩坐像、見事な出来栄えの観音菩薩立像、毘沙門天立像など、平安の仏像20体が一堂に会します。いずれも平安時代10世紀から12世紀にかけて造られた傑作ばかり。これだけの仏像を東京でまとめて見ることができる機会は二度とないかもしれません。この機会に訪れてみませんか。■イベント情報名称:平安の秘仏-滋賀・櫟野寺らくやじの大観音とみほとけたち会場:東京国立博物館 本館特別5室(東京・上野公園)住所:東京都台東区上野公園13-9アクセス:JR上野駅上野公園口より徒歩約10分会期:2016年9月13日(火)~12月11日(日)開館時間:9:30~17:00※金曜日は午後8時まで、9月の土・日曜、祝日は午後6時まで※10月14日(金)・15日(土)は午後10時まで、11月3日(木・祝)・5日(土)は午後8時まで※入館は閉館の30分前まで休館日:月曜日※9月19日(月・祝)、10月10日(月・祝)は開館、9月20日(火)、10月11日(火)は休館観覧料:【当日】一般1,000円、大学生700円、高校生400円【前売り】一般900円、大学生600円、高校生300円※中学生以下無料※前売券は9月12日(月)まで東京国立博物館 正門チケット売場(窓口、開館日のみ)、展覧会公式サイトほか、主要プレイガイドにて発売公式ページ:
2016年09月15日写真提供:タイ国政府観光庁「バンコク国立博物館」は仏教美術に触れ、タイの歴史を学ぶことが出来る博物館。王宮広場のすぐ目の前、「国立タマサート大学」の隣に位置する広い敷地は、同類の博物館としては東南アジア最大級だ。 写真提供:タイ国政府観光庁建物は元々チャクリー王朝歴代の副王宮殿として建てられたもの。ラーマ5世の時代に副王制度が廃止されると、王宮内にあった公立博物館の展示品が現在の場所に移された。その後、「バンコク博物館」と名付けられて拡張・再編成され、1934年には芸術局の管理の下、「バンコク国立博物館」となった。写真提供:タイ国政府観光庁敷地内には多くの歴史的建物が点在し、展示室として使われている。展示品は、仏像やヒンドゥー神像などの宗教美術品から、王室ゆかりの伝統工芸品まで多種多様。歴代の王が使用した御輿や、食器や衣服など、王の身の回り品も展示され、王室の生活を知ることが出来る。中には古典楽器や、武器、王家の葬儀に使われる山車もあり面白い。写真提供:タイ国政府観光庁 歴史館では、パネルやジオラマを使い、各時代の歴史がわかりやすく再現されている。仏教美術品のコレクションはアジア各々のスタイルを網羅。また、プッタイサワン仏殿内には国の守護仏であるシヒン仏が安置され、壁面には仏陀の生涯が壮麗に描かれている。ユネスコ記憶遺産に登録された「ラームカムヘーン王碑文」も必見だ。写真提供:タイ国政府観光庁毎週水・木曜日の9:30からは日本人ボランティアによる無料日本語ガイドを実施。約2時間のガイドで、仏陀の生涯を描いた壁画や宗教美術品、王家の葬儀、伝統工芸品など主要展示品を案内してくれる。詳しくはこちら> また博物館入口近くのショップでは、アジア美術を中心とした美術書を販売。博物館の日本語図録もある。アクセスはBTS「ナショナルスタジアム」駅2番出口から、タクシーで約20分。 バンコク国立博物館(National Museum Bangkok)・住所:4 Na Phrathat Rd., Phra Borommaharachawang, Phra Nakhorn, Bangkok 10200・開館時間:9:00~16:00(入場15:30まで)、休館:月曜日・火曜日・タイの祝日・入場料:200バーツ
2016年04月09日東京都・表参道の根津美術館は、時空を越えて遍在するほとけたちの、深淵な信仰世界を紹介するコレクション展 「ほとけの教え、とこしえに。 ―仏教絵画名品展―」を開催する。会期は2月27日~3月31日(月曜休館、ただし3月21日は開館し、翌22日は休館)。開館時間は10:00~17:00。入館料は一般1,000円、学生800円、中学生以下無料。同展は、釈迦如来、阿弥陀如来、大日如来、未来に如来となる弥勒菩薩、そして現在と未来を結ぶ羅漢を中心に、仏教絵画の名品を紹介するもの。古代インドに生きた釈迦族の王子シッダールタは、静かな瞑想の末、悟りの境地に至り「如来」となった。釈迦は、死の間際、集まった弟子たち(羅漢)に、これより億千万年後に、兜率天で待機している弥勒菩薩がこの世に現れ、弥勒如来となる日までこの世に生きて仏法を守りなさい、と命じたという。同展では、同館所蔵の「仏涅槃図」、「兜率天曼荼羅」に加え、常盤山文庫が 所蔵する「釈迦三尊十六羅漢像」(重要美術品 19幅 鎌倉時代)が展示される。一方、密教は、時空を越えた絶対的な真理である大日如来を生みだし、すべてのほとけは大日如来が姿を変えて現れたものであると説く。祈りの儀式によって、この世でのさまざまな願いを叶えるほとけたちが人々の心をとらえたことは、「金剛界八十一尊曼荼羅」(重要文化財、鎌倉時代)の豊かな世界にみることができる。とはいえ、この世は逃れられない苦しみに満ちあふれており、来世は阿弥陀如来が住む西方浄土に生まれたいと願う浄土信仰が、人々の心に深く根をおろしたことは、数多く制作された浄土図や来迎図が物語っているということだ。また、関連プログラムとして、東北大学教授・泉武夫氏による講演会「浄土と救済のかたち」が開催される。開催日時は3月19日14:00~15:30。申込方法の詳細は、同館Webページにて。そのほか、スライドレクチャー「釈迦のすがた」(3月5日)、「羅漢の美術」(3月26日)、が開催される。開催時間は各日13:30~約45分間。予約不要。なお、講演会・スライドレクチャーとも聴講は無料だが、同館への入館料が必要となる。
2016年02月01日今さら聞けない社会人のマナーをクイズ方式でお届けします。覚えておけば役に立つことウケアイですよ。Q:仏教での葬儀・告別式に出席した際に、不適切な数珠の使い方はどれでしょうか?A:合掌の時は両手の親指と人差し指の間にかけるB:席を離れる時は、イスや畳の上に置くC:持つ際は房が下にくるように左手に持つ(答えは矢印の下です!)↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓解答:B:席を離れる時は、イスや畳の上に置く解説:数珠を畳やイスの上にそのまま置くことは、タブーとされています。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年05月21日