にきび1つできたくらいで、そのことがずっと頭から離れず悩んでいた若いころがうそのように、40歳を過ぎてからは肌トラブルを加齢だからしょうがないと気にしなくなっていました。気にしなくなっていたというよりも、加齢のせいにして諦めていたというのもあります。そんな私があることがきっかけで心を入れ替え、ある野菜を食べて美肌を目指そうと一歩を踏み出してみました。トラブルを年齢のせいにしない!40歳を過ぎてから、年齢や疲れのせいにして多少の肌トラブルには動じなくなっていました。そんな意識を変えたのが、なんとなく見返した30歳のころの日記帳です。日記には「いくつになっても肌をきれいに保つ努力をすること。肌がきれいなら印象はグッと良くなる」と書いてありました。20~30代に私生活でお世話になっていた方の言葉です。とても印象的だったので書き記しておいたのでした。すっかり忘れていたアドバイスを思い出した私は、これを機に少しは肌に良いことをしようと、40代とは思えない美肌の持ち主である美容研究家の神崎恵さんの本を読むことに。当時、神崎恵さんの出されていた本をまとめて10冊ほど読みました。いくつかの美容法が紹介されている中で特に私が興味を持ったのが、しょうがとにんにくを毎日食べるというもの。冷えは美容に良くないため、体を体内から温める効果のあるしょうがとにんにくを積極的に食べるようにということです。食べるだけなら私にも続けられそうと、まずはこれを試すことに。しょうがとにんにくで悩みが解消それからは、しょうがとにんにくをすりおろして野菜炒めやスープなど毎日の献立に取り入れました。ネットで検索するとにんにくを使ったレシピは意外と多く、にんにく入りの肉じゃがはコクが出ておいしかったです。ただ、だんだんすりおろすことが手間に……。そこで、時間のあるときにまとめてすりおろし、ファスナー付きの保存用バッグに平らに入れて冷凍するようにしました。使うときは手で必要な分だけを割って取り出します。こうして無理なく毎日続けていきました。半年ほどたったころ、夫に「最近、口の周りに吹き出物が出なくなったね」と言われました。たしかに、ここ半年ほど吹き出物ができていないかも。うれしくなって調べると、しょうがやにんにくには代謝や血流を良くする効果があり、代謝や血流が良くなることで肌のターンオーバーが正常化されて美肌効果が期待できるそうです。冷えや加齢などで乱れがちなターンオーバーの周期を整えるためにも、しょうがとにんにくをとり続けていきたいと思いました。うれしかったもう1つの効果しょうがとにんにくを毎日食べるようになってから2年ほどたったころ、吹き出物が出なくなったことに加えて、もう1つうれしい効果がありました。風邪の症状で内科にかかることがなくなったのです。健康診断のときに内科の先生に聞いてみたところ、「しょうがとにんにくを食べると風邪をひかないと言い切ることはできないけれど、患者さんの中で毎日にんにくを食べているから風邪をひきませんと言っていた人はいるよ」と教えてくれました。私にしょうがとにんにくが合っていたのもあると思いますが、私に限って言えば美肌だけでなく風邪予防の効果も感じられたしょうがとにんにく。今ではすっかり手放せなくなっています。最近はにんにくの種類も増え、香りの強くないものもあるので翌日の予定に合わせて使い分け、無理なく毎日食べるようにしています。ただ1つ、内科の先生に「にんにくは栄養もあるけれど刺激物でもあるよ。あまり食べ過ぎると胃に負担がかかるから気を付けるように」と言われたので、これは守っていきたいです。まとめ先日、たまたま目にした健康雑誌に「健康のためにしょうがとにんにくとねぎを食べよう」と書いてありました。ねぎには疲労回復、新陳代謝促進の効果が期待できるようです。早速、ねぎを細かく刻んで、水気を取り除いて冷凍しました。健康であることは美肌にもつながると思うので、これからはねぎも加えた3つの食材を日常的にとっていこうと思います。また3つの食材を食べることの他にも、美肌に良さそうで、かつ無理なく続けられそうなことを探してみたいと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田あいみ先生(Zetith Beauty Clinic 医師)美容外科、美容皮膚科、予防医学(栄養療法)、アンチエイジング専門医。Zetith Beauty Clinic 、東京美容外科沖縄院にて勤務。トライアスロン日本代表の経歴を持ち、⾃分がアスリートであることも⽣かしつつ、美と健康のスペシャリストとして「中からと外からの美と健康」を信念に、外から(美容医療)だけでなく、中から(分子栄養学、予防医学)の美と健康の権威として多くの文化人、芸能人、アスリートからの信頼も厚い。著書に、「中田敦彦のYouTube大学」でも紹介された「アスリート医師が教える最強のアンチエイジング」(文藝春秋社)がある。著者/Chiaki. M(43歳)新型コロナウイルスの感染拡大で増えた自宅で過ごす時間をどう楽しむかばかりを考えているアラフォー。
2024年03月21日夫は結婚前からとてもやさしく、セックス時もお互いが気持ち良くなるようにと考えてくれました。私もそれが楽しかったのですが、40代になり、加齢のための体の変化もあるのか、徐々に性交時の痛みを感じるようになりました。久しぶりだから?夫は40代後半、私は40代になったばかりです。新婚のころは感じたことはなかったのですが、たまに夜の生活で私が痛みを感じることが増えてきました。特に原因はわからないのですが、年齢を重ねるとそういうこともあると聞いていたのと、最初は初めに痛みがあるだけだったので、「久しぶりだから体が抵抗しているのかな?」と思っていました。我慢している顔を夫に気付かれるようにその後、性交時の間、痛みが続くようになりました。夫は気持ちよさそうだったので、「我慢しなくては……」と、気付かれないようにしていましたが、あるとき最中に私の顔を見た夫が「痛いの?」と聞いてきました。「しまった!」と思いましたが、「少しだけね」と答えました。でも、夫はそのことが気になったようです。夫のやさしさを再確認その後、夫は「痛かったら無理しないで言っていいよ」と言ってくれるようになりました。夫は無理に自分の欲求を満たそうとせず、その後も私の体をいたわるように接してくれました。私はこの痛みが加齢のためだけなのか、それとも何か他に原因があるのか心配になったのもあり、婦人科に行きました。結果は異常はなく、医師には「若いころには感じない痛みも出ることはある」と言われました。私も自分の体を何とかしたいと思い、性交時に使うゼリーを使ってみました。痛みがまったくなくなったわけではありませんが、性交時の痛みは軽くなり、夫もそんな私を見てホッとしていました。昔、乱暴な男性とお付き合いしていたときに、痛くて「やめてくれ」と言っても聞き入れてもらえなかった経験があるのですが、夫はやさしい人なのだと改めて感じることができました。これから私の体がどのように変化するのかはわかりませんが、夫の気持ちになるべく応えられるような体でいたい、それが私にやさしくしてくれる夫へのお返しだと思っています。まとめ夫婦だからこそ、どちらかの快楽を満たすだけでなく、相手への思いやりを持ちながら性生活を続けていきたいと今は思っています。「夫が私の体や心を心配してくれる人でよかった」と、この経験から夫への愛情が深まった気がします。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。文/辰野竜子著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2024年03月05日加齢とともに感じる症状の中で、割と自覚しやすかったのが目の症状でした。新聞や本を読むときに、遠ざけたり近づけたりしてピントを合わせようとし、「まさか私って老眼?」とショックを受けた経験があります。もちろん老眼だけではなく、加齢による目の症状はさまざまあります。私の体験した目の症状を紹介します。小さい文字を見ていると頭が痛い!私が41歳で転職したときのことです。初めての仕事で緊張もするし、とにかく書類の見方と処理の仕方を覚えねばと必死でした。初めて見る書類の文字はとても小さく見づらかったけれど、「数をたくさんこなせば覚えられるはず!」と、若いころと同じ感覚で頑張っていました。ところが、最初の数枚は余裕で見えていたのに、数を重ねていくごとに文字がぼやけて見えるようになり、だんだん頭が痛くなってきました。30代のうちはどんなに小さな文字の書類を見ても、ぼやけたり、頭痛が起きたりすることなんてなかったのに……。「ハッ! まさかこれって加齢によるものなの?」。初めて目のことで年齢を意識し、なんとも言えないショックを受けました。こすってないのに目が真っ赤!また、書類をパソコンに入力して初めて仕事が完了するので、転職したての私はとにかく数をこなして覚えていかねばと頑張っていました。小さな文字を見てパソコンにひたすら入力する毎日。加齢は関係なく目が疲れる生活を送っていましたが、2週間たったころの朝、ふと鏡を見ると「何? 右目がめちゃくちゃ真っ赤! 白いところがない! コワイコワイ!」。でも痛かったりかゆかったりしないので、結膜炎ではなさそうだと思い、眼科にも行かずそのまま出勤しました。私の隣の席の同世代の女性に充血した目を指摘されて言われたのが、「私も同じように充血したよ。3日くらいで治まったから疲れから来るものだろうけど、若いころはならなかったから年のせいかも」と。人に言われると余計ショック! たしかに若いころ充血したのは、かゆくてこすったりしたときやコンタクトレンズが合わなくて結膜炎になったときくらいだった……と加齢のせいであることを否定もできず。とりあえず隣の席の彼女と無理はしないようにしようと慰め合いました。まつげをちょっと触っただけなのに!私は自慢ではありませんが、まつげが長くて多いほうです。若いころは黒いマスカラをつけると濃くなり過ぎるので、カラーマスカラを付けてメイクを楽しんでいました。ビューラーでまつげを上げてマスカラを付け、帰ったらポイントメイク落としでマスカラを落とす。考えてみればだいぶまつげを酷使してたのですが、あまり抜けることもなく、豊かなまつげをキープしていました。ところが40歳を過ぎたころから、まつげの抜ける量が明らかに増えてきました。20代のころみたいにマスカラを付けたりしていないのに……。しかも仕事で目を酷使した日は、お風呂で湯船に浸かりながらちょっとまつげを触っただけで一気に5本はまつげが抜けちゃう! 鏡をよく見たら、若いときよりまつげが明らかに減っていることに気付きました!加齢による衰えがまつげにも来るのかと本当にショックでした。今も湯船でついまつげを触ってしまい、抜けるまつげの数にどんよりした気持ちになっています。まとめ以上が私が体験した加齢による目の症状の一部です。年齢を重ねると、若いころと同じように行動しただけで、思ってもみない不調が現れたりするのかと複雑な気持ちです。しかし、若いころには考えてもみなかった「自分を大切にいたわること」について考えるようになりました。まずは目を酷使し過ぎないように、スマホやパソコンを使うときはきちんと休憩を挟むこと、何よりきちんと眠って目をしっかり休めることを意識し始めました。加齢による症状は長く生きてきた証なんだと前向きに割り切って、これからは自分を大切に過ごしていこうと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。著者/hereher(45歳)中学2年生と小学3年生の男子がいるお酒と歌を愛する母ちゃん。健康診断で指摘された数値が気になり、近ごろお酒は控えめに。将来元気なおばあちゃんになるため、移動はなるべく歩くよう心がけている。
2024年03月02日自分のピローケースを交換しようと手に取ったとき、ふわっと嫌な臭いがしました。え?という気持ちでピローケースを嗅いでみると、これがまさかの加齢臭?というような臭い……。指で頭皮を触ってみると、ベタベタ。臭いを嗅いでみると、ピローケースと同じ臭いがしました。そこで、美容に詳しい知り合いに頭皮の臭いについて話してみたら、ある対策を実践した体験談です。頭皮をオイルでマッサージしてから洗髪友人から教えてもらったのは、頭皮をオイルでマッサージしてから洗髪すると、頭皮のベタつきと臭いが軽減されるというもの。頭皮マッサージに使うオイルは、サラサラとしたホホバオイルが使いやすいと勧められました。手っ取り早く購入したかったので、早速ホホバオイルをネットで購入しました。早速頭皮マッサージを実践頭皮マッサージの方法を知らなかったので、まずはネットで調べてみることから始めました。頭皮マッサージでホホバオイルを使用する際、手のひらに取ってからだと頭皮にしっかり付きにくかったので、頭皮にしっかり付けるために、ホホバオイルをノズルのあるポンプへ移し替えてから直接頭皮に付けてみることにしました。使用量ですが、使ったポンプだと分け目に3プッシュぐらいがちょうどよく、頭頂部を3ブロックに分けて塗布しマッサージをしました。その後、1回目のシャンプーではスッキリと洗い流すことはできず、2回目のシャンプーでいつものように洗い終わることができました。 ドライヤーでしっかり乾かすと、仕上がりは頭皮にオイルのベタベタ感はなく、スッキリしていました。心が折れてしまいそうになるあの臭いからの解放翌朝、ドキドキしながらピローケースを嗅いでみるとあの嫌な臭いがしません。メイクのときに鏡で顔を見ていると、髪がふんわりしていて、頭皮を指で触ってみるとベタベタがありません。その指を嗅いでみても臭いはしませんでした!それから、日中は大丈夫でしたが夕方に頭皮を触ってみると少しだけベタつきが気になりました が、以前ほどではなくまったく気にならない程度です。その日の夜のシャンプーは普段通りのシャンプーとトリートメントで、スッキリと洗うことができました。まとめオイルマッサージなしで今のスッキリとした状態をどのくらいキープできるか試してみると、10日間くらいは維持することができました。 初めての頭皮マッサージでしたが気持ちが良いですし、何よりオイルマッサージをすると頭皮のベタベタとあの臭いから解放されたので、これからも続けていこうと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/黒田あいみ先生(Zetith Beauty Clinic 医師)美容外科、美容皮膚科、予防医学(栄養療法)、アンチエイジング専門医。Zetith Beauty Clinic 、東京美容外科沖縄院にて勤務。トライアスロン日本代表の経歴を持ち、⾃分がアスリートであることも⽣かしつつ、美と健康のスペシャリストとして「中からと外からの美と健康」を信念に、外から(美容医療)だけでなく、中から(分子栄養学、予防医学)の美と健康の権威として多くの文化人、芸能人、アスリートからの信頼も厚い。著書に、「中田敦彦のYouTube大学」でも紹介された「アスリート医師が教える最強のアンチエイジング」(文藝春秋社)がある。著者/このは(41歳)気になることは納得するまで調べる、中身だけ1回り成長したい40歳。マイペースな子どもたちの子育て中。
2024年03月01日高齢者の顔にあるシミのようなイボ。鏡を見ると、自分の顔にも同じようなものがポツポツとできていたという人もいるのでは? 今回は加齢とともに出現する「老人性イボ」について、専門医である泌尿器科および皮膚科を併設して皮膚トラブルにも詳しい窪田徹矢先生にお伺いしました。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。老人性イボって何?加齢によって増える良性腫瘍老人性イボは脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)、老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)とも呼ばれているイボの1種。良性の腫瘍であり、基本的に悪性になることはありません。手のひらと足の裏以外の全身にできるイボで、特に顔や頭に多く見られます。イボの色はさまざまで、皮膚と同じような色のものから黒っぽい茶色のものまであります。大きさや盛り上がりの程度もまばらで、表面はざらついています。「イボの色が違うのは色素沈着の量です。人の肌の色と一緒で、個々で色は違って黒っぽくなる人もいれば白っぽくなる人もいます。基本的には良性の腫瘍なので、イボの色によって状態が良い悪いということはありません」(窪田先生)老人性イボの原因は?加齢以外にも要因はある老人性イボができる原因は・加齢・紫外線・遺伝の3つといわれています。「老人性イボは顔や頭にできることが多いです。新陳代謝の問題などもありますが、顔や頭は日光が当たる場所なので、紫外線が大きく影響しています。腕も紫外線を浴びる場所なので、老人性イボができたりします。もちろん、遺伝的にイボができやすいという人もいます。ただ、こういう体質の人はイボができやすい! というのはなく、誰しもが老人性イボができる可能性があります。簡単に言えばシミなどと同じ感じです。加齢とともに出てくるし、紫外線などの影響もあるということです。30〜40歳くらいになると出現し始めますが、80歳以上になるとほぼ全員にイボができます。ほくろやシミと違う点は、見た目。隆起してゴツゴツしていれば老人性イボの可能性が高いですが、違う場合もあるので病院で診てもらうのが1番良いですね」(窪田先生)老人性イボの予防法はあるの?日ごろからのスキンケアが大切「傷からウイルスが入ってイボができるということもあります。ニキビ跡やひげ剃り跡などの小さい傷、手荒れなども含まれますが、そういう傷が原因でイボができたりします。そのため傷のケアは大切です。こまめなスキンケアも大切です。清潔にして保湿する、ということが肝です。その他にも皮膚トラブルを防止するヨクイニンを摂取したり、帽子を被ったりして紫外線対策をすることも老人性イボの予防になります。イボができると気になって触ってしまう方もいると思うのですが、それも良くないことです」(窪田先生)病院でヨクイニンを処方してもらうことはできますか?「イボの治療として、ヨクイニンの漢方を処方したりすることはあります。そういう飲み薬を飲んでもイボが全部なくなるということはありませんので、これ以上増えるのを抑えるといった感じですかね。ヨクイニンの漢方の処方は、患者さんと話をして必要だと判断すれば処方しています。現在ヨクイニンは市販薬として販売されていますが、医師に相談して処方してもらうのが1番良いでしょう。基本的には手術して切除するか、液体窒素や炭酸ガスレーザーで焼き切るかしないとイボを消すことはできません。老人性イボは良性なので、見た目で気にならなければそういった治療は必要はないと思います。ヨクイニンは薬局で売っていたりしますが、イボをちゃんと根元から取れるような市販薬はありません」(窪田先生)まとめ老人性イボの予防には、日ごろから肌をしっかりとケアすることが大切だそう。顔を洗うときはしっかりと洗って、清潔なタオルで拭いてから保湿するなど、できることからイボの予防をしていきたいですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。取材・文/ウーマンカレンダー著者/監修/窪田 徹矢 先生くぼたクリニック松戸五香院長。獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。
2024年02月23日体臭エチケット商品であるindigo.C. アロマ化粧水を販売している株式会社DESIGN.LI.VE.(所在地:岡山県岡山市、代表取締役:小山 弘晃)は、2024年1月17日~26日に一般の方を対象に「臭い(加齢臭)」に関する調査を実施しました。indigo.C. アロマ化粧水■調査結果概要一般の方を対象に臭い(加齢臭)に関するアンケートを実施したところ、他人の加齢臭を感じた季節について、「全ての季節」が62%、「冬」が10%と回答。合計した72%の回答者が寒い季節にも加齢臭を感じたことがあるという調査結果に!体臭を感じる季節としては夏をイメージしていましたが、寒い季節も多いということが分かりました。■調査結果のポイントアンケート結果を集計したところ、「全ての季節」62%、「春」4%、「夏」24%、「秋」4%、「冬」10%という結果に。※複数回答可としていたため、合計が100%にはなりません。汗をかく夏は体臭に気を付けるという方も多いと思いますが、寒い時期も気が抜けないことが分かりました。また、加齢臭を感じたことがある方の推定年齢を集計したところ、「10代」1%、「20代」1%、「30代」25%、「40代」65%、「50代」88%、「60代以降」89%という結果に。※複数回答可としていたため、合計が100%にはなりません。40代以降の数値が非常に高いことが分かります。当社の感想としては30代が思ったより高く、30代も体臭に関する何らかの対策をするのがお勧めです。同時に加齢臭を感じたことがある方の性別も集計したところ、男性46%、女性10%、男女の両方44%という結果に。男性が臭いやすいというイメージでしたが、性別はあまり関係ないという結果となりました。今までの一般的なイメージとは異なり、年代・性別に関係なく、何らかの対策をすることがエチケットになるものと思われます。当社は、男女ともにご利用いただける体臭エチケット商品「indigo.C.」(インディゴシー)アロマ化粧水を販売しております。年齢とともに気になり始める「加齢による特有の不快臭」に向き合いケアするミスト式のアロマ化粧水です。■商品概要エチケットケア成分配合のアロマ化粧水通常価格:4,980円(税込)内容量 :80ml<成分>●エチケットケアの新提案!CosmAce配合(特許成分)●カキタンニン、酸化銀配合●アロマ成分ティーツリー配合で爽やかにケア●四つ葉のクローバーエキスでお肌のキメとハリをケア<外出先でも素早く本気のエチケットケア!>●デート前のエチケット対策に●ミスト式だから手軽に摩擦レスで使える!●バッグに入れて持ち歩きやすい携帯サイズ●顔・首以外にも!パーマ臭が気になる髪にもOK●手が届きにくい背中にもシュッ!!●女性もOK!ユニセックスなボトルデザイン<『成分へのこだわり』だけでなく、人と環境・SDGsにも配慮>●エシカルコスメ●SDGs●クリーンビューティー/コンシャスビューティー■調査概要調査方法 :インターネット15名、紙アンケート85名調査期間 :2024年1月17日~26日有効回答者数:100人回答者の属性:男性37名、女性61名、性別無回答2名調査機関 :自社WEBサイト■会社概要会社名 : 株式会社DESIGN.LI.VE.設立 : 2014年12月26日代表者 : 代表取締役 小山 弘晃本社所在地: 〒700-0956 岡山県岡山市南区当新田352-3-204事業内容 : 化粧品企画販売業、加工食品企画販売業、健康食品・健康器具販売業、食品販売業、美容商品販売業、ファッション・ファッション雑貨・インテリア雑貨販売業、通信販売業、食品卸業、輸出入貿易業、広告代理業などURL : ■本件に関するお客様からのお問い合わせ先株式会社DESIGN.LI.VE. お客様相談窓口TEL : 086-245-6858お問い合わせフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月08日~加齢による肌の乾燥メカニズム~大正製薬株式会社[本社:東京都豊島区社長:上原 茂](以下、当社)は、加齢による肌の乾燥に関する研究を進め、細胞の老化が肌のバリア機能を低下させ、その変化に結合型セラミドが関与することを発見しました。本研究成果は2023年12月5日~7日に開催された第1回日本化粧品技術者会学術大会にて発表いたしました。細胞老化が肌のバリア機能に重要な結合型セラミドを減少させる(イメージ図)【研究の背景】私たちのからだは、年を重ねるにつれて衰え、そして寿命を迎えます。これは、からだを構成する臓器や組織の機能が衰えていくからです(個体老化)。臓器や組織は細胞からつくられますが、その細胞自身も老化することが分かってきました。それが、細胞の老化である「細胞老化」です。年をとることが避けられない一方で、機能の衰えである老化は緩やかにすることが可能と考えました。「細胞老化」は、年を重ねることや様々なストレスが原因となり、細胞が増殖を止めてしまう現象です。細胞老化を起こした細胞(老化細胞)は、増殖を止めた後も組織に留まり、様々な生理活性物質を分泌することで(SASP:細胞老化関連分泌形質)、周囲の炎症や正常な細胞の老化を引き起こしてしまいます。年を重ねるにつれて、肌にも老化細胞が蓄積します。その場所は表皮細胞が生まれる基底層と、肌を支える成分をつくる真皮です。当社は、肌に蓄積する老化細胞が肌にどのような影響を与えるか明らかにすることを目的に、研究知見の少なかった表皮の細胞老化に着目し、老化表皮モデルの作製とその解析を進めました。個体老化に重要な役割を担う細胞老化(イメージ図)【研究成果】1.老化細胞を含む老化表皮モデルの作製に成功長期にわたる継代培養により細胞老化を誘導し、SASP因子を盛んに放出する老化細胞を作製しました。そして、一定量の老化細胞を含ませて、表皮の層状構造を再構築させた3次元培養表皮「老化表皮モデル」を作製(図1)し、老化細胞の影響を検討しました。2.細胞の老化によって肌のバリア機能が低下し、結合型セラミドが減少する事を発見はじめに、老化表皮モデルを用いて、表皮の最も大切な役割である肌のバリア機能を評価しました。その結果、老化表皮モデルに含まれる老化細胞の割合に応じて、経表皮水分蒸散量(TEWL)が上昇し、バリア機能が低下することがわかりました(図2)。これは、表皮を通して逃げていく水分量が増加し、肌の乾燥が引き起こされる状態です。次に、この原因を探るために、バリア機能に重要なセラミドの解析を行いました。その結果、一般的な遊離型セラミド(NS)と比較し、結合型セラミド(P-OS)が著しく減少することが明らかとなりました(図3 )。結合型セラミドは、角層細胞間脂質と角層細胞を結びつけるバリア機能に必須のセラミドです。これまでも、外部刺激によるバリア機能の低下に、結合型セラミドが関与することを発表(※1)してきましたが、細胞老化に着目した本研究においても、結合型セラミドがバリア機能に重要な役割を果たすことが示されました。(※1)2023年3月2日発表『乾燥肌と関わりの深い「結合型セラミド」の新たな可能性を発見』URL 【今後の展望】加齢によって肌のバリア機能は衰え、肌の乾燥も進行してしまいます。この変化に、肌に蓄積する老化細胞が関与し、細胞の老化がバリア機能に重要な結合型セラミドを減少させることが明らかとなりました。大正製薬の先端美容研究が着目する結合型セラミドへのアプローチは、加齢による肌の乾燥に対して高い効果を示すことが期待されます。今後も、年齢に負けない健やかで美しい肌を実現するための研究を推進し、今後のスキンケア商品の開発に応用してまいります。PR_細胞老化が肌のバリア機能に重要な結合型セラミドを減少させる新知見.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年01月31日コラーゲンが豊富な食事というと、豚足や牛すじなどが思い浮かびますが、「コラーゲンは食事からほとんど摂取できない」という話も耳にします。それでは、加齢とともに減るコラーゲンをどのように補えば良いのでしょうか。美容専門医の黒田あいみ先生によれば、キーワードは「トリペプチド」なのだそう。一体「トリペプチド」とは、何なのでしょうか。監修/黒田あいみ先生(Zetith Beauty Clinic 医師)美容外科、美容皮膚科、予防医学(栄養療法)、アンチエイジング専門医。Zetith Beauty Clinic 、東京美容外科沖縄院にて勤務。トライアスロン日本代表の経歴を持ち、⾃分がアスリートであることも⽣かしつつ、美と健康のスペシャリストとして「中からと外からの美と健康」を信念に、外から(美容医療)だけでなく、中から(分子栄養学、予防医学)の美と健康の権威として多くの文化人、芸能人、アスリートからの信頼も厚い。著書に、「中田敦彦のYouTube大学」でも紹介された「アスリート医師が教える最強のアンチエイジング」(文藝春秋社)がある。コラーゲンは食べ物からは摂取できない?まったく摂取できないわけではないが…コラーゲンは食べ物からは摂取できないと聞きましたがどうなのでしょうか?「まったくとれないというわけではありません。ただ、効率と確実性を求めるならベストではないということです。コラーゲンは、食べ物に含まれるたんぱく質を口、胃、消化管で分解して生成されますが、胃でたんぱく質を分解するだけでも3~4時間、小腸で8時間ほどかかります。また、食べ物を分解する能力、例えば唾液、胃酸、消化酵素の量や質も個人差が大きいもの。この時点で個人差が出てしまいます。それからコラーゲンが生成されるのですが、食べ物から作られるコラーゲンは高分子、つまり大きいので体内に吸収しにくいのです。腸内環境が完璧に整っている人なら吸収力も高いのですが、私のクリニックを受診する患者さんでは乱れている方が増えている印象です。せっかく生成されたコラーゲンも体内に吸収されない可能性があるのです。そのため、食べ物からコラーゲンを吸収するのは、非効率で不確実な面があるとされているのです」(黒田先生)。やっぱりサプリメントが良い?選ぶなら「コラーゲントリペプチド」コラーゲンを効率よく摂取するには分子の大きさがポイントなんですね。「コラーゲンはできるだけ小さい分子、つまり低分子でとったほうが、体内で吸収しやすくなります。低分子のコラーゲンには『コラーゲンペプチド』と『コラーゲントリペプチド』があります。『コラーゲンペプチド』は食品に含まれるコラーゲンを低分子にしたもので、『コラーゲントリペプチド』はコラーゲンに酵素を反応させて分解して低分子にしたものです。特に『コラーゲントリペプチド』は分子が小さく、ダイレクトに小腸で吸収されることがわかっています。ちなみに『コラーゲン』とだけあるサプリメントは、食品から抽出した、高分子コラーゲンです。そのため、食べ物からとれるコラーゲンと効果は同じになります」(黒田先生)効果を上げる摂取方法は?ビタミンCと鉄の摂取も意識してサプリメントを選ぶなら『ペプチド』に着目すると良いのですね。より効率的に摂取する方法はあるのでしょうか。「コラーゲン生成は毎日繰り返されているので、まとめて摂取するのではなくこまめにとるのが良いでしょう。また、成長ホルモンの分泌に合わせてコラーゲン生成が活発になることがわかっています。成長ホルモンがは夜10~2時や運動中に分泌が活発になるので、就寝前や運動直後にとると良いでしょう。コラーゲン生成にはビタミンCと鉄が必要なこともわかっています。コラーゲンだけ、と偏らずにバランスの良い食事と栄養補給を心がけることが大切です。そして大前提として腸内環境を整えることが大切です。腸内環境が乱れていると、せっかくの栄養も十分に吸収できなくなります」(黒田先生)。まとめまず大切なのは腸内環境を整え、栄養バランスの良い食生活を心がけること。その上で、自分にとって必要な栄養素を効率的に吸収できると良さそうです。加齢とともに減るコラーゲン。積極的に補っていきたいですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。取材・文/mido(50歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。著者/監修/黒田 あいみ 先生美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic医師(東京都中央区銀座4丁⽬2-17銀座111レジャービル13階)。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。Instagram:@kurodaaimi
2024年01月28日若いころから自慢だったデコルテ。それなりにお手入れをしてきたはずなのに、45歳ごろ気付けば小さな首イボが出現していました。慌てて病院へかかると、加齢性のイボだと言われてダブルのショック。治療には時間もお金もかかると言われたため、病院治療は諦めて自身でおこなったセルフケアについてお話しします。首に感じる痛みの原因は首イボだった若いころからよく褒められたデコルテライン。鎖骨が見えるデザインの洋服を好んで着ていたため、1年中日焼け止めを塗り朝晩のお手入れは、顔同様に化粧品や美容液でおこなっていました。ところが40代半ばに差し掛かったころ、時々首に痛みを感じるようになりました。何かに引っかかっているかのような痛みに異変を感じ、鏡でよく見てみると極々小さい首イボができていたのです。その首イボが洋服の繊維に引っ掛かり、痛みを感じていたというわけです。仕事帰りに皮膚科を受診すると「スキンタッグ」と呼ばれるイボだと言われ、主に加齢が原因のことが多いとのこと。たしかに母も私もイボができやすい体質ではあり、これまでにも治療をおこなったことがあったので、想像もしていなかったというわけではありません。ですが、40代半ばで加齢が原因と言われると、イボ以上になんだかショックでした。皮膚科の先生からは非常に小さなイボだけど、一つひとつ治療するとなるとそれなりにお金も時間もかかると言われ、当時、大学進学を控えた息子を抱えている私には金銭的にも時間的にもそんな余裕はなく、おうちでできるセルフケアを頑張るしかなかったのです。首イボ対策第1弾「ピーリングジェル」母と私は体質が似ていて、かかる病気も似ています。30歳以上離れている母親と同じ悩みだなんて情けないのですが、顔にできたイボがかゆいと言っていた母に相談してみることに。母は元看護師で、70歳過ぎまで現役で働いていたので知識があるものと期待していましたが、口から出るのはテレビショッピングの商品ばかり。家で1日中テレビがついている状況なので仕方ないとはいえ、自分の首のためなので、自分でネットで情報を探してみることにしました。加齢により厚くなった角質を、ピーリングで除去することによりイボがケアできるのでは? と考えた私はピーリングジェルを試してみることにしました。杏エキスの入ったジェルをお風呂に入る前に塗り込み、軽くこするとポロポロと角質も落としてくれるという触れ込みの商品です。私はもともと皮膚が強いわけではないので、皮膚が薄い首は頻繁にピーリングをやると逆効果になると思い、1週間から10日に一度くらい取り入れてみました。使用し始めて1カ月が過ぎたころから少しずつ効果が見えてくるように。すべてのイボが消えた! というほどではないものの首のザラザラ感が消え、時々おこなうピーリングで古い角質が取れ、首だけでなく同時におこなっていた肘や膝もツルツルになりました。首イボ対策第2弾「ハトムギサプリ」続けて取り入れたのがハトムギエキス入りサプリです。ハトムギはイボに効くという話を聞いたことがあったからです。たくさんの口コミを見て試しに購入したのですが、正直思った以上に私には効果がありました。毎日1粒ずつ飲んで、1週間を経過するころには効果を実感。といってもイボが消えた! とかではありません。イボができると肌にかゆみも出たりして、寝ているうちにかいてしまって出血していた! なんてことが今までよくありました。特に夏、汗をかく季節になるとかゆみが強くなる気がするのです。そんなかゆみがまず治まり、イボ自体も小さくなりました。母からも「ひどかった首がずいぶんきれいになったね」とやさしいのかやさしくないのかわからない言葉をもらったくらい、自他共に効果を感じたサプリでした。ただ完治したとかではなく、ひどいものはつまめるくらいだったイボが小さくなり、衣類に引っ掛かることもなくなったという程度です。それでも一時は首を見られるのが嫌で、首が隠れるようなデザインの洋服ばかり着ていたのがうそのように、デザインを気にせず洋服選びができるようになりました。まとめ52歳になった今も続けているのはサプリのみです。この7年間の間になんと30回も購入していました。それは効果をある程度実感できたからだと思います。ピーリングは肌が薄い私には少し負担が大きいかも? と思い、今は使用していません。現在も薄いシミのような平面のイボはあるものの、多くを望み過ぎず、せめて現状より悪くならないようにサプリを飲んでいるといったところ。それ以外にも紫外線対策をおこなったり、寝る前は顔同様のケアをしたりと多方面で努力を重ねています。この先さらに年齢を重ねて、美容・健康面の両方で気になる箇所は増えていくでしょう。経済的にも時間的にも自分の身の丈にあったケアを続けていけたらいいなと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。イラスト/マメ美著者/sara(52歳)22歳で出産後、27歳で離婚。以降一人で仕事と子育てを両立してきたシングルマザー。ようやく子どもも就職し、安心した矢先に大病を患い現在経過観察中の身。忙しい仕事や家事、親の介護など日々のストレス発散は、大好きなお酒とKPOP。そんな趣味を、いつまでも楽しめるよう健康管理に努めている。
2024年01月18日歌手のアグネス・チャンが7日に自身のアメブロを更新。加齢のせいかと思う気になることを明かした。この日、アグネスは「最近気になることが一つあります」と述べ「それは明るいところから暗いところに移る時に、目が昔ほどすぐに対応してくれないのです」と説明。「暗さに慣れるまで時間がかかる」といい「加齢のせいかな?」とつづった。続けて「時々ドキッとします」と述べ「屋内から屋外に出る時に最近はとっても気をつけています」とコメント。「夜起きて水を飲みに行く時もあかりをつける様になりました」と説明し「皆さんはどうですか?同じ様な事感じますか?」と問いかけ、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「眼科で一度診て頂くことが大事ですね」「心配ですよね」「大変そうですね…」などのコメントが寄せられている。
2024年01月08日年齢によるシワ、たるみによって何重にも折り重なったまぶた。それは見た目にも悪いのですが、テレビでまぶたが目にかぶさって物が見えにくくなることから、頭痛や肩凝りを引き起こすという情報を目にして、実は健康面でもあまり良くないようなのです。美容面だけでなく、健康面にも影響があるとは、まさに目の上のタンコブな問題。そんな問題を解決する救世主アイテムがあったので紹介します。怖くて手術に踏み切れず…私はもともと一重まぶたなので、切れ長でクールな目元はむしろ売りにしていました。それが今は、加齢により下がってきているまぶたがハッキリと見てとれます。一方で、シワやたるみによって自然とできた人生初の二重まぶたが、なんとなく新鮮ではあります。ただ、メイクなしでは他人様には見せられないほど、疲れた印象の目に。私の場合はまだ頭痛などの症状はありませんが、不調を感じられる方の中には、眼科で手術という選択をされる方もいるようだとテレビで知りました。しかし、そう簡単に手術に踏み切れるものではありませんし、なんだか怖い気もします。それしか方法がないというところまで我慢するつもりでいますが……、では、それまではどうしましょう。ならばどうする?不調の連鎖テレビによると、たるんだまぶたが眼球にかかることで視界を遮り、文字などが見えにくくなり、それに体が適応しようと頑張るようなのです。一生懸命に見ようとして目をしかめたり、頭を持ち上げたりして姿勢も悪くなり、結果的に肩が凝る、頭痛がするという連鎖を引き起こすということでした。また、目をしかめることで眉間や額にシワも刻まれ、美容にも良くないし、表情も悪くなるようです。手術自体は短時間で簡単なものらしく、手術後は視界がクリアになり見た目にもスッキリして、肩凝りや頭痛も治ったと紹介されていました。ぜひしてみたいと思いました。ただ、その決断ができるまでの間、他の方法がないものかと考えていたところ、娘が今はまっている美容道具を私に勧めてきたのです。娘に借りる、あの道具が救世主娘が勧めてきたのは、ズバリ二重のりです。私は今までまぶたに何かを付けるというと、つけまつげくらいのものでした。二重のりとはまぶたに専用ののりを付けて、まぶたを引き上げ二重にする道具ですが、一重で生きてきた私にとっては、初めての挑戦。使用感ですが、きっちりと二重まぶたになったことで、目の周りがスッキリとし、まぶたのうっとうしさを感じることはありませんでした。47歳になって二重のりを使うことがあるとは思ってもみませんでしたが、救世主になってくれました。まとめ加齢によって視力も悪くはなるのですが、赤ちゃんのときから頑張って動いてくれていたまぶたもそろそろお疲れモード。皮膚は薄いし、化粧をしたりこすったりして負担をかけてきた分、ダメージが早くから目立ってくることもよくわかります。すぐに見た目や不快症状を改善したいときは二重のりを使うことが1つの選択肢になりました。とはいえ、まぶたに負担をかけることになる、顔が急に変わってしまう、そう思ってちゅうちょする部分もあるのですが背に腹はかえられません。総合的に良い方法を選択し、実践している毎日です。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。著者/yuupy(47歳)主婦。夫、娘の3人暮らし。40代からワークライフバランスを見直し、素敵なアラフィフを目指して現在ライター修行中。
2023年12月25日最近、日によっては目がかすんだり、しょぼしょぼしたりすることがある私。老眼? 以前、発症した網膜静脈閉塞症が再発? 怖くなった私は眼科に直行! そこでわかった原因とは。予想外だった目がしょぼしょぼする原因毎日コンタクトを14~15時間程度つけている私。日によって夕方を過ぎると、白いモヤがかかったように見えたり、目がしょぼしょぼに。目頭を押えたり、強くまばたきをする、目をこするとなんとなく症状が改善します。でも、これはもしかすると、47歳のときに患った網膜静脈閉塞症(もうまくじょうみゃくへいそくしょう)の再発……?。だとしたら、また数万円もする目の注射をしないといけない? 焦った私は慌てて眼科へ行きました。すると、思いも寄らなかった原因が判明。なんとドライアイでした~。ホッとしたのもつかの間、ドライアイもやはり更年期によく見られる症状の1つだそう。なぜなら、涙の分泌量は年齢とともに減少し、分泌量の低下は40代くらいがピークに。涙が減って目が乾きやすくなるとドライアイになり、角膜に供給される酸素や栄養素が不足して、目の疲れやゴロゴロとした異物感、充血などが見られるようになるそうです。そう、私の症状にドンピシャ。さらに私の場合、マイボーム腺が詰まっていたそう。マイボーム腺はまぶたのふちにあり、目の乾燥を防ぐために脂肪を分泌する機能があります。マイボーム腺が詰まると脂肪の分泌が減り、涙が蒸発しやすくなって、目が乾燥して目がしょぼしょぼしたり、異物感、目の奥が染みるといった症状が表れるのだとか。う~ん。ドライアイ×マイボーム腺の詰まりの二重苦……。とはいえ、適切なケアをすればすぐに改善すると言われて安心しました。処方された目薬で症状は改善目のしょぼしょぼ・かすみを解消するためのケアの1つが、目薬を差すこと。病院でもらったのは「ティアバランス点眼液0.1%」というものでした。この目薬は“涙液保持作用により点眼後の涙液の貯留量を増加させ、角膜上皮の障害の治癒を促進させる作用がある”そう。病院では1日5~6回点眼するように言われたのですが、コンタクトレンズをしているときに使うのはNG。そのため、朝起きたあと、コンタクトレンズをつける前後、夜寝る前と、多くても4回なのですが、ズボラな私は1~2回しか使うことができませんでした。でも、症状はだいぶ和らぎました。今でも目のしょぼしょぼやゴロゴロした異物感が起きるときには、コンタクトレンズを外して、この目薬を点眼し症状を軽減しています。そのため、仕事用のバッグにしのばせています(予防的に言いましたが、実は一度目がゴロゴロして、涙が止まらなくなり、コンタクトレンズの違和感がなかなか取れなくて難儀したことがあり、それを回避するために入れとかなきゃと痛感しています)。目を温めてマイボーム腺の詰まりと疲れ目を軽減適切なケアその2は、目を温めること。温めることでマイボーム腺の詰まりが解消するのだそう。なぜなら、マイボーム腺は脂肪を分泌する腺だから、温めると詰まった脂肪が溶ける要領なんだとか。おまけに、目を温めると血行が良くなり、目の筋肉の緊張をほぐす効果も期待できるので、疲れ目に有効とも眼科医にアドバイスされました。そして、すすめられたのが、蒸気で目を温める市販のアイマスク。試供品をもらって早速実践。あったか~い。そして、気持ち良い。目の疲れだけでなく、心までほぐしてくれました。とっても良いアイテムなのですが、10分間くらいじ~としていないといけないんですよ(良いのにケチつけまくり。自分のせっかちさ、ものぐささに罪悪感……)。そんな私を予見したかのように、先生が教えてくれた目を温める方法がもう1つ。お風呂に入っているときに、お湯をすくって目に当ててしばらくいるだけでもgoodというもの。いや~。素晴らしい。これもすぐさま試してみました。ただ、お湯をすくうんじゃなくて湯船に顔をボチャン。久しぶりにする子どもっぽいしぐさに内心クスクス。そして、タダ&簡単にできるケアに大満足でした~。まとめ特に冬の乾燥している時季、パソコンやスマホを長時間見ているときなどにも目のしょぼしょぼやゴロゴロした異物感が襲ってきます。老眼も進んでいるお年ごろ。少しでも目にやさしいものと思い、最近ブルーライトをカットする老眼鏡をかけるようになりました。それなのに、文字の読み違いやテレビ番組の録画間違え(1つ上や下の番組を録画してしまう)が多発。これは目の疲れ、老眼、私のせっかちさ、どれが原因なのかわかりません(笑)。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。著者/杉田リエ(51歳)大学生と高校生の母。第二子出産を機にフリーライターに。46歳のとき社会福祉士の資格を取り、ケースワーカーとして社会復帰。現在の悩みは教育資金と心&体の健康。愛猫の姿に癒やされます。
2023年12月17日若いころ、私が病みつきになっていた、あるお菓子。40代になってから、しばらく口にしていなかったことに気付きました。懐かしくなって久しぶりに購入し、以前のように食べてみると……?大好物だったポテトチップス昔からスナック菓子を好んで食べることがなかった私ですが、若いころは、時々無性に食べたくなる商品がありました。それは、ポテトチップスです。口にすると止まらなくなってしまい、子どもに内緒で1袋一気に食べてしまうことも。そして、“私流の食べ方”があるのですが、それは、マヨネーズを付けて食べること。今思えば、かなり高カロリーな組み合わせでした。至福の時間がストレスに?ポテトチップスにマヨネーズをつけて食べることは、私にとってご褒美の時間でした。そして、ストレスや疲れがたまっていたときにも、そのように食べていたと思います。しかし、40代になった今、大好きだったこの組み合わせが苦手だと感じるように。食べた後、必ず胃の調子が悪くなってしまうのです。マヨネーズをつけず、ポテトチップスだけで食べてみても、同じように胃もたれを起こしてしまいます。40代で体感した、体の変化に驚がく!そのため、ポテトチップスは極力控えようと決心し、どうしても食べたくなったときは、少量サイズを選ぶようにしています。そうするうちに、ますます油っぽい食品が食べられなくなり、野菜を好んで食べるようになりました。まさか、あんなに好きだったポテトチップスを体が受け付けなくなってしまうなんて考えてもいませんでした。まとめご褒美に、時にはストレス発散に、いつも私を助けてくれたポテトチップスですが、40代になった今、食べると胃もたれを起こすようになってしまいました。それでも昔のように食べたいと言う気持ちは変わらないので、そんなときは、コーヒーを飲んだり、体を動かすことで、気を紛らわせています。この経験を通して、気持ちは若いころのままでも体はどんどん変化していくのだと実感しました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/さとうみく(42)著者/さいとうみく(43歳)20代後半で長女を産み、その後5回の出産(うち1回は双子で出産)を経験。出産のたびに体の変化を感じながらも、誤魔化しながら子育てをしてきた結果、最近は身体のガタを感じ今後の子育てに不安を感じる40代。
2023年12月01日ほとんどの生き物は、長く生きるほどさまざまな部分が老化していきます。人間も例に漏れず、歳を重ねていくと、身体のあちこちに不調が表れたり、外見が変化していったりするものです。老いを自然の摂理として受け入れるのが理想ですが、老化現象に不安や恐怖を感じてしまうのは仕方のないこと。悪い意味合いで、年齢に抗ったり、縛られてしまったりする人は少なくありません。中川翔子の『おばさん自虐』に対する持論に「本当にそれ!」2023年11月6日、タレントの中川翔子さんがX(Twitter)を更新。同月時点で38歳の中川さんは、昨今、たびたび耳にする『加齢自虐』に対して思うところがあるといいます。「もう、〇〇歳だから」「自分なんて、おばさんだし」といった、加齢を自虐するような立ち振る舞いは、きっと誰もが一度は聞いたことがあるでしょう。そういった、いわれた相手もちょっぴり反応に困る言動に対し、中川さんは持論を展開しました。最近本当に思う、もう◯歳だしとかおばさんだしとか自虐で言うの本気で禁止しない?ほんともったいない年齢はレベルだしカラットなんだからその人が色んな色の光で可愛いし綺麗だし、であるならそれが素晴らしいことなんだから!そのかわり綺麗でいたい綺麗になりたいの努力も一生していこうだよね!— 中川翔子⬛ (@shoko55mmts) November 5, 2023 自虐とは、自身をわざと否定的ないい回しで責めること。たとえ、発した人が自分のことを指しているとしても、その言葉は周囲の人への否定にもつながってしまうでしょう。加齢を自虐することで、『加齢は恥ずかしいこと』という固定観念が広まり、世間にエイジズム(年齢差別)がはびこる原因になってしまうかもしれません。中川さんは、加齢を悲観的に考えすぎるよりも、「年齢は宝石のカラット数のようなもの」とポジティブに受け取ったほうが、人生がよりよくなると述べました。加齢についての悩みは、きっと多くの人が持っているはず。中川さんの投稿に、さまざまな声が寄せられています。・自分も「おっさんだから」と自虐してしまいがち。気を付けようと思った。・自虐って、無意識のうちに他人も傷付けてしまうんだよね…。聞いているほうも嫌だし、本当によくない。・年齢はレベルだと思っています!「自分は今年でレベル38になった」って考えると、強そう!老いによる変化を必要以上にネガティブに受け取ったり、「若くないと価値がない」といった強迫観念に襲われたりする生活は、つらいもの。中川さんの言葉によって、多くの人が年月の経過とともにみがかれた、自身の持つカラットを再認識したようです。[文・構成/grape編集部]
2023年11月06日40代に入ってからの衰えスピードがヤバイんです。少し前に、末っ子の幼稚園の参観日があり、その時に運動会の予行もあったのですが、保護者参加項目の練習の時、全然しゃがめなくて(笑)そのあとに用事があったので、なるべく砂が付かないような姿勢でしゃがんだのですが、体幹が衰えていてフラフラするし膝の関節は痛いし肥満な体重を足が支えきれなくて、ほんの数分なのにかなりツラかったです(笑)なので当日は普通に座れるように汚れてもいい服装で挑んだのですが…座る気満々だったのに、他の保護の方は誰も座っておられなくて!!別に指定はないのでどんな姿勢で待っていてもよかったんですが、全員が安定したしゃがみ姿勢の中、私だけが座っていいものか…。というわけで結局、めちゃくちゃプルプルしながら耐えきりました(笑)普段使わない筋肉を使ったからか、末っ子とほんの数分バドミントンをしただけで右腕が筋肉痛になり、コップを持ち上げる動作すらツラく。(しかも数日続きました 笑)ごく短い距離を走っただけで、足がガクガクで息も上がってなかなか回復せず。2・3年前くらいまでは全然そんなことなかったんですが、今年に入ってからの【衰えっぷり】が凄まじくて自分でもただただ驚くばかりな毎日です。
2023年11月01日まだ先のことだと思っていた40歳を迎えたのは5年前。先輩方が言っていた「40過ぎるといろいろ変わるよ」という言葉の言葉の意味を実感したのは、本当に40歳を過ぎてからでした。肌や体形の変化、髪トラブルなどの変化は言うまでもなく、精神的にも落ち込みやすくなって、ささいなことで傷ついたりするように。そんな加齢の変化に戸惑ったり悩んだりしながら、今の自分を受け入れるまでの体験談を紹介します。39歳で出産後、体形が戻らないように2人目を出産したのは、私が39歳のときでした。なんだかんだ言っても、自分はまだまだ若いと思っていました。しかし、周りは自分より10歳くらい若いお母さんたちばかり。32歳で1人目を産んだときに戻らなかった体形も、さらに丸くなってしまって……。そんなに食べていないのに、まったく痩せなくなりました。これまでと体のシルエットが変わってしまい、大好きだったおしゃれが楽しめなくなってきました。そして、その後職場復帰し、さらなるストレスを抱えることになりました。周りのお母さんたちは元気なのに私は…40代に対する職場からの風当たりは強いものでした。時短勤務が承認されなかったり、20代や30代のママさんよりも勤務時間外の仕事が多くなってしまったり……。ストレスのせいか、加齢のせいか、私の白髪は爆発的に増えました。それまではカラーリングでよかった髪色も白髪染めじゃないとごまかせなくなってしまいました。染めても2週間もすれば、白髪はまた伸びてきます。さらにシミ・そばかすが明らかに濃くなってきました。今まではBBクリームとパウダーでよかったはずなのに、隠しきれないほどの濃いシミが……。体力の衰えも感じるようになりました。子どもの行事の後は疲れが取れず、いつまでも体が重い。徹夜なんてもっての外。体力づくりのための運動で寝込んでしまうくらいすぐに疲れてしまいます。なんでだろう、周りのお母さんたちはみんな元気に見えるのに。いつの間にか、他人と自分を比べるようになっていました。そんな自分に疲れてしまったとき、自分のことを見つめ直してみました。運動やファッションを見直し結果、自分のことを「年より若いほうだ」と思っていたことに気が付きました。そして若いときから生活スタイルをほとんど変えておらず、20年くらい同じ生活をしていたことにも気が付きました。そこで、まずは自分の年齢を受け入れ、生活様式を見直すことにしました。運動は苦手なので、こまめに動いてカロリー消費をすることに。子どもと一緒にアイドルのYouTubeを見ながらのダンスも楽しくて良い運動になっています。ファッションも若いころに似合うと褒められたものではなく、顔の血色が良く見えるものを着るようにしました。必要以上に体形をごまかすものも選ばず、潔く程良く体にフィットするものを選ぶようになりました。まとめ一番大事なことは「受け入れる」ことだと思いました。投げやりになるのでもなく、あらがうのでもなく、今の自分を受け入れて愛することが一番心を穏やかにしてくれました。私はサイボーグではありません。自分なりに美しく年齢を重ねていくことができるはずです。白髪も生えるしシワもできる。それがマイナスだと思い込んでいた考えを改め、今の自分だからできるおしゃれや髪形にトライしていこうと思います。目標は海外で見るようなすてきなおばあちゃん。年齢が高くてもノースリブのワンピースを着たり、派手な色や柄の洋服を着たりしたいです!※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/所 とうこ(45歳)高校卒業後、専門学校へ進学。看護師として20年以上のキャリアを持つ。趣味は映画鑑賞。
2023年10月26日体内の女性ホルモンの量を血液検査で調べることができることを知っていますか?「加齢とともに女性ホルモンの分泌が減少」と聞くものの、どれくらい減っているのか気になる人もいるでしょう。産婦人科医・漢方内科医の駒形依子先生に女性ホルモン値の検査について聞きました。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。女性ホルモン検査ってどんなことをするの?婦人科のクリニックでは、血液検査で女性ホルモン値を調べられます。問診~診察までの所要時間は30分ほど。ホルモン検査単体なら4,000~7,000円程度で受けることができます。●一般的な検査の流れ1)医師の診察2)採血3)検査から約1週間で結果。医師より説明を受ける。調べられるホルモンは?主に調べられるホルモンは以下の通り。●フェリチン=内臓が鉄をどのくらい持っているかということ。貧血検査に用いる●プロラクチン=脳下垂体から分泌されるホルモン。生殖・排卵・妊娠・授乳に関係する●LH=脳から卵巣に命令を出すホルモン。黄体形成ホルモン。プロゲステロンを卵巣に出すように促す●FSH=脳から卵巣に命令を出すホルモン。卵胞刺激ホルモン。エストロゲンを卵巣に出すように促す●エストラジオール=エストロゲンの物質の1つ。不妊症や更年期の数値の指標になる●テストステロン=男性ホルモン。女性ホルモンが減ると数値が高くなる特に注目したいのはFSH(卵胞刺激ホルモン)です。数値が高いと、更年期や閉経が近いサインと言えます。卵巣機能が低下してエストロゲンの分泌が減少することで、脳からホルモンをもっと出すよう指示を出すことでFSH(卵胞刺激ホルモン)が増えるからです。また、内臓が鉄をどのくらい持っているかがわかるフェリチンを調べるのは、ホルモンが細胞にしっかり届いているかを見るため。細胞に酸素や栄養を運ぶためには酸素と鉄、ヘモグロビンの3つが結合する必要があります。フェリチンが少ないとホルモンがうまく細胞に届きにくくなり、体調を崩す原因となります。女性ホルモン値で閉経の時期はわかる?閉経の時期はわかりませんが、女性ホルモン値によっては卵巣機能の低下やホルモンバランスの崩れなどは指摘ができます。ただ、「ホルモン値が知りたい」と思っている時点で卵巣機能の低下やホルモンバランスの崩れを感じているのでしょうから、それ以上の結果は得られないかもしれません。なお、貧血症状がある方なら、受診したときの血液検査でホルモン値を調べることができます。年に1回検査して欲しいのは、甲状腺ホルモンです。「のぼせ」「ほてり」「発汗」といった更年期症状にも似た症状が甲状腺異常によるものだったとわかることもあります。会社や自治体の健康診断でオプションとして付けられることもあるので、検査すると安心です。まとめいかがでしたか? ピルやホルモン補充療法(HRT)※を開始するときや貧血で受診する場合は女性ホルモン検査を受けるそうです。検討している人は、その機会を利用しても良いですね。※さまざまな更年期症状を緩和するために、女性ホルモンのエストロゲンを薬品で補充する治療のこと。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。取材・文/岩崎みどり(48歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。著者/監修/駒形 依子 先生2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
2023年10月21日派遣の契約満了間近の日々と、7年付き合っているけど「結婚」を言い出さない彼氏との生活が、これからもずっと続くことに悩む、34歳派遣社員の深津ケイ。そんな彼女が下着店で自分にぴったりな下着と出合ったことで、人生が動き出して……?ツルリンゴスターさんの漫画『ランジェリー・ブルース』(KADOKAWA)をお届けします。ぜひ本編と併せてお楽しみください。◆Check!<<1話からまとめ読みはこちら<<前回のお話しはこちら年齢で感じてしまう遠慮や諦めが、ランジェリーひとつで自信となってよみがえってくる。そんな柳さんの接客、すてきです!次回のお話もお楽しみに!(漫画:『ランジェリー・ブルース』ツルリンゴスター著(KADOKAWA)より一部抜粋/マイナビウーマン編集部)◆Check!<<1話からまとめ読みはこちら『ランジェリー・ブルース』ツルリンゴスター著(KADOKAWA)人生を変えるきっかけは、1枚の下着だった――34歳、派遣社員の深津ケイ。派遣の契約満了間近の日々と、7年付き合っているが「結婚」を言い出さない彼氏……。これから先もずっとこの生活が続くのかと悩んでいた彼女は、とある下着店で自分にぴったりの下着と出合い、新たな人生のステップを歩き出すことに。人生を変える「出合い」を通して主人公の成長を描く、ツルリンゴスター最新作。
2023年10月15日5種のコラーゲン株式会社ニッピコラーゲン化粧品は10月2日、基礎化粧品「COLLESSENCE」(コレセンス)シリーズを発売開始したと発表した。「COLLESSENCE」は同社が独自開発した5種のコラーゲンを配合しており、年齢を重ねるごとに深まるさまざまな肌悩みに対して「コラーゲンそのもの」でアプローチしてくれる。「COLLESSENCE」は、「COLLAGEN(コラーゲン)」と「ESSENCE(エッセンス: 本質)」を融合したブランド名。商品のひとつひとつが肌にていねいにはたらきかけ、ひとりひとりが輝ける日々の一助となるアイテムを展開していく。コラーゲンバランスを整え株式会社ニッピコラーゲン化粧品が2023年10月1日より販売している「COLLESSENCE」シリーズは、コラーゲンの量と質にアプローチすることで代謝バランスを整えてくれるアイテムである。これにより、肌の中にある良好なコラーゲンを常に巡らせることが可能となり、皮膚の構造と機能を良好に保つことができる。今後、2023年11月1日にはオイル状保湿液「コレセンス パウダーコラーゲン イン スクワラン」が発売予定であり、同社は今後も高品質なコラーゲンをもとにていねいな商品づくりをすすめ、高機能なコラーゲン化粧品や健康補助食品を届けていきたいとのこと。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ニッピコラーゲン化粧品公式ホームページ
2023年10月03日子どもたちも少しずつ巣立ち、これからは自分の時間が増えることから「これからは自分のために働けるね」と周りから言われてきました。しかし、実際に子どもが巣立って1人暮らしとなりましたが、思い描いていた生活とは違いました。そこで理想と現実の違いについて考え対応した方法を紹介します。気持ちはまだ30代のまま毎年、年を重ねているにもかかわらず、自分ではあまり年齢をただの数字にしか捉えていませんでした。なぜなら、年齢は46歳なのに気持ちはまだ若いと考えていたからです。そのため、自分が30代のころにしていた仕事量や仕事内容はずっと変わらず続けていました。 しかし、44歳のときに体調を崩してから仕事をこなすスピードや体への負担が大きいと感じ、ぐったりとしてしまう日も出てきたのです。次第に仕事にもプライベートにも影響が出てくるようになってしまったのです。クライアントさんや会社から仕事のスピードが遅いと言われ、ひどいときには納期に間に合わないこともありました。プライベートでは家事がおろそかになり、掃除をさぼったり乾いた洗濯物をたたまなかったりしたこともありました。それでも、少し最近忙しかったから……と仕事の量も内容も変えずにいました。 おそらく、自分はまだ「体力が落ちていて以前のような仕事量をこなせない」という実感がなかったのだと思います。あまり仕事量はこなせないことに気付く子どもたちが巣立ってから、私の時間はたしかに増えました。洗濯物や掃除も随分とラクになり、周りから言われていた「1人はラクだよ」という言葉の通りだと思ったものです。ただ、子どもたちが巣立ったとはいえども、大学の教育費はまだかかりますし、子どもたちが体調を崩せば駆けつけます。欲しいものがあれば用意し、足りないものがあれば探します。また、離れてはいるものの1人暮らしをしている学生に、食品や日用品などを仕送りしているのであまり1人暮らしをしている実感はありません。そうはいっても、1人暮らしの生活は少し家事面でラクにはなったものの、依然として仕事に追われる生活には変わりありませんでした。そして、仕事でミスが続き会社の上司に怒られてしまいました。いくつも副業を抱え自分では緊張感を持って取り組んでも、ポロポロとミスが頻繁に出てくるようになったのです。さすがに、これ以上は迷惑をかけられないと、何が悪かったのかを自省し始めました。自分と向き合い仕事や生活を見直すことに30代のころのように多くの仕事をスピード感を持ってこなすことや、長時間の労働、肉体労働が体に負担となることがわかりました。しかし、生活するにはある程度の収入が必要です。そのため今後の生活スタイルを変えていくことが必要だと考えたのです。生活を見直すためには、1回リセットをする必要があると思い、会社勤務である本業をまずはしっかりと立て直し、それから副業であるライティングを無理のない範囲でしていこうと考えました。一度リセットして、会社の上司とも以前のように仕事ができるようになり、精神的にも落ち着き、やる気も出てきました。さらには、副業は1日でこなせる量を減らし、今は収入よりも確実にこなせることを目的に仕事を選んでいます。まだ子どもが学校を卒業するまでに年数はありますが、まずは自分ひとりで抱え込むことを手放しました。少し疎遠となっていた親兄弟や周りの人に相談して、悩みを聞いてもらったり、解決方法を教えてもらったりできました。私がひとりで仕事をしてお金を稼げば、生活費も教育費も何とかなると思っていたことは少し間違っていたように思い始めたのです。自分で何とかすればという考えのせいで、キャパオーバーともなり、結果として洗濯物を片付けなかったり掃除もおろそかになったりと家事が中途半端になりました。さらに、大学の授業料といったまとまった金額となる教育費を納期までに支払えるのかといった心配をかけてしまいました。今思えば家族に対してもあまりいいやり方となりませんでした。まとめ子どもが巣立ってから仕事に専念できると意気込んでいたのですが、年齢を重ねて長時間労働や仕事のスピード感ができなくなり、会社の上司から叱られるようになりました。自分はまだまだ30代のころのように働けると自信過剰になっていたことに気付いたのです。 私の責任だから何とかしないといけないという考えで空回りするところがあり、ひとりで抱え込むことをやめました。これからは、困ったときは助け船を出してくれる人がいたら、相談してみることも解決方法の一つとしていこうと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/Y.N.(44歳)大学生の子どもが2人。自宅で過ごすことが多くなり、パン作りやお菓子作りに励む。季節感を取り入れた生活が好きで、フルーツシロップ作りもしている。
2023年10月03日40代以降が抱える肌悩みの代表格である「シミ」。加齢と紫外線が原因であることは知られていますが、毎日のスキンケアにも原因があることをご存じですか。できるだけシミを増やさないように気を付けたいこと、さらにシミを消すスペシャルケアについて、美容・アンチエイジング専門医の黒田愛美先生に聞きました。教えてくれたのは…監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。40~50代のシミは大きく分けて2種類40~50代に現れるシミには2つの種類があるそうです。1.老人性色素斑「老人性色素斑の場合、シミの形状や大きさはさまざまですが、比較的円形や楕円形に近く、境界がはっきりしているのが特徴です。1つだけの場合もあれば複数できる場合もあります」(黒田先生)。2.肝斑「肝斑は左右対称に現れるのが特徴で、両頬や額、鼻の下などに見られます。色味は薄いものの広範囲に渡って出現するため、メイクしても隠しにくいという難点があります。発生しやすいのは30〜40代の女性で、症状が見られるのはだいたい50代後半までです。その後、閉経とともに薄くなったり、消えたりする傾向にあるといわれています。40~50代の女性では、老人性色素斑と肝斑が複合しているケースが良く見られます」(黒田先生)。老人性色素斑の主な原因&予防法は?紫外線の蓄積が要因「老人性色素斑の主な原因は、よく知られているように紫外線ダメージです。加齢とともに現れるのは、紫外線の影響が肌に蓄積しているためです。予防するには日焼け止めを塗るといった外からのケアはもちろん、内側からのケアも効果的です。外で活動する人が多いという人は、ビタミンCやビタミンEを積極的にとりましょう。食事とともに、サプリメントを活用すると確実です」(黒田先生)。肝斑の主な原因&予防法は?こすり過ぎるスキンケアに注意!「肝斑は好発年齢が45~55歳であり、一般的な更年期と重なっています。そのため女性ホルモンのゆらきが一因とされてきました。ただ、医学的には女性ホルモンのゆらぎが肝斑とどのように関わっているかは、実は明らかになっていないのです。一方、最近は肌をこすり過ぎることで肝斑ができやすくなるということがわかっています。洗顔のとき、タオルで肌をゴシゴシこすったり、クレンジングのとき力を入れたり、といった行為が肝斑を引き起こす可能性があることが指摘されています。タオルで肌をふくときはやさしくたたくようにするという配慮が大切です。また、紫外線ダメージも老人性色素斑と同様に原因です。シミ予防に紫外線対策は絶対に欠かせません」(黒田先生)。シミを消すスペシャルケアとは?医療レーザー治療がメイン「老人性色素斑、肝斑ともに一度できてしまったのを消すことは、化粧品などでは難しいです。美容外科や美容皮膚科では、医療用レーザー治療、ケミカルピーリング、イオン導入などで治療をしています。医療用レーザー治療では、真皮層までレーザーが届き、そこにできたメラニンを破壊し、コラーゲンの生成を促す効果が期待できます。近年はピコ秒(1兆分の1秒)単位でレーザーを照射することが可能な機器「ピコレーザー」が登場し、これまで課題だったダウンタイムは24時間と短時間で済み、痛みも大幅に軽減されています。肝斑には服薬治療もシミの治療は、老人性色素斑と肝斑で少しアプローチが変わります。まず、医療用レーザーでは、老人性色素斑の場合は1~3回の照射(およそ3万円台から)、肝斑の場合は5~10回の照射(およそ8万円台から)が必要です。また、肝斑には特効薬である、トラネキサム酸の内服薬があります。トラネキサム酸にメラニンの生成を促し、肌の炎症を引き起こすプラスミンという物質の働きを抑える効果があります。そのため、肝斑の予防改善が期待できます。症例によっては、ビタミンCやL-システインなどの内服薬の併用や、ハイドロキノンやトレチノイン、アゼライン酸、ビタミンCといった外用薬が処方されることもあります。なお、トラネキサム酸は市販もされていますが、効果はほぼ同じです。ただし肝斑の状態で必要な用量が変わってくるので、処方薬のほうが管理はしやすいでしょう」(黒田先生)。まとめ顔にできてしまったシミはできれば見たくないですが、まずは自分のシミの状態を確認することが始めてみてはいかがでしょうか。ポツポツとできているときは老人性色素斑、広い範囲にできているときは肝斑。いずれにしても、紫外線が強くなる時期は徹底して対策をしていきましょう!※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。取材・文/岩崎みどり(49歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。著者/監修/黒田 愛美 先生美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic医師(東京都中央区銀座4丁⽬2-17銀座111レジャービル13階)。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。
2023年09月24日40歳を過ぎると、加齢によって気になり始めるシワやたるみ……。見た目の変化によって自信が低下し、気分が落ち込むこともありました。しかし、HIFU(ハイフ)をしたことによって悩みが解決し、前向きな行動ができるようになりました。超音波を使った施術法HIFU(ハイフ)とは、日本語で高密度焦点式超音波と言い、高密度の超音波を肌奥の特定層のみに照射し、コラーゲンやエラスチンなどの生成を促進させる施術のことだそうです。手術などとは違い、表面の皮膚を傷つけることなく、シワやたるみにアプローチ。顔だけでなく、首やデコルテ、ボディーにも応用され、幅広い加齢による悩みに対処するとのことです。私は2022年5月にHIFUの施術を受けました。費用は12万円ほど、照射時間は30分程度、部位は顔全体と顎下。医師との事前カウンセリングで加齢の悩みや疑問点などをじっくり話せたため、安心して施術を受けることができました。HIFUは切らないから痛くない? 施術の結果は?HIFUはレーザーだから痛くないと思うかもしれませんが、施術中の痛みはあります。しかし、レーザー脱毛と同程度もしくはそれ以下の痛みで、許容できるものでした。浅い部分は輪ゴムでピシッと当てられたような痛み、深部照射のときはジーンと響くような痛みで、浅い部分よりも少し痛みは強く感じました。施術が無事に終了し、期待を膨らませて鏡を見ると、手術前とあまり変わっていない印象でした。加齢による悩みは解決できる?HIFUの効果は施術直後に表れる人もいますが、ピークは施術から約1カ月後で、持続期間は1~3年と個人差があるとされています。私の場合、施術直後は変化を感じませんでしたが、1カ月ほどたったころ、たるみがなくなり、マリオットラインは消え、フェイスラインが若いころのようにスッと細くなっていることに気付きました。娘や周囲の人たちからも「若くなった!」とうれしい言葉をかけられました。何となく効果を感じなくなってきたのは2023年3月ごろからのため、私の持続期間は約10カ月程度だったということになります。まとめ今は持続期間が過ぎたとは言え、施術前よりシワやたるみが薄くなったと思います。私は加齢による悩みを解消したことによりポジティブになりました。活力が沸いてきて、さまざまなことに挑戦することができています。※※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic 医師)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著者/パティー(51歳)Webライター&ブロガーになりたいシングルマザー。美容・健康・投資が得意。「今日が一番若い日!」「お金なくして自由なし!」をモットーに豊かな老後生活の構築に挑戦中!
2023年09月22日40代になってから気になるようになった目の下のクマ。マスク生活の間は隠せましたが、今後は隠せなくなる上、そろそろなんとかしないと加齢とともに症状が進みそうです。悩み、調べた結果、私がたどり着いたケアについて、これは効き目があるなと感じた体験をお話しします。気になるクマに、まずは肌からのアプローチもともと高めの頬骨に肉が付いていて、頬にボリュームのあるタイプの私。特に笑うと頬がぷっくり丸く出ているのがちょっとコンプレックスでしたが、周りからは「頬が丸いのはかわいい印象」と言われることもあり、20代、30代まではあまり気にしていませんでした。ところが40代後半になったころ、目頭から頬中央にかけて黒いラインが出てきたのに気が付きました。目の下が逆三角に黒ずんでいて、少し不健康そうにも見えます。加齢によって目立つようになる目の下のクマとはこのことかと、悲しい気持ちになりました。どうにかしたいと思い、とりあえず化粧品売り場を訪れました。売り場の女性スタッフは私の顔の状態を見て、肌のハリを補う美容液とクマを目立たなくするためのコンシーラーを選んでくれました。若いころから太陽の下でテニスをしていたせいか、私は目の下にそばかすのようなシミがたくさんあり、それがクマの黒っぽさを強調しているように感じたので、シミ対策のホワイトニングローションも選んでみました。その後これらの化粧品を2年ぐらい使い続けていましたが、正直、特に改善されたという印象はありませんでした。鏡を見て、比較的クマが目立っていないなと思う日もあれば、今日はひどい顔をしているなという日もあり、一進一退、一喜一憂の日々でした。私のクマの正体は…さらなる対処法を探るアラフィフになり、一層クマが深くなったように感じ、何か他にできる対処方法はないかと、ネットで検索してみました。やはり同年代で目の下のクマに悩んでいる人が多いようで、いろいろな記事がヒットしましたが、その中でクマには青クマ、茶クマ、黒クマなどの種類があるということを発見。この記事によると、目の下から頬にかけて肌の張りを失うことによって、その部分の脂肪を含んだ皮膚組織がたるみ、結果その影が黒っぽく見えるのが「黒クマ」とのこと。私のクマは、この「黒クマ」と言われる種類に該当するようでした。たしかに頭上から光が当たるような場所ではクマが深く現れます。一方、顔に満遍なく光が当たるような場所では、ほとんどクマは目立ちません。私の目の下のクマの正体は、影だということがわかりました。できてしまう影を軽減するには、クマができる部分を盛り上げるために脂肪を注入するという方法がありました。でも、それには抵抗があり……。値段も高額で、効果が持続しにくいケースもあると聞いていたからです。そうした私が選んだ方法の一つは、ネットで見付けた顔のトレーニング。自分の顔を鏡でじっと観察し、頬の筋肉の緩みがクマにつながっていると考え、そこをトレーニングすることにしました。顔トレで目元にスッキリ感顔のトレーニングで口をとがらせたり、大きく横に動かしたり、目を上下左右に動かしたりしてみると、マスク生活の影響なのか表情筋が衰えていることがわかりました。これは手軽にいつでもできるので、取り組みやすかったです。鏡を見ながらおこなうと、「ああ、自分にはこんな表情もできるんだ」「口角を上げるとまだまだ若いかも」と、前向きになれるような発見もありました。併せて、リンパケアセラピスト講師に簡単なセルフケアを習う機会があったので、顔周りのリンパケアも取り入れるようになりました。脇から鎖骨、首筋、耳周り、目の周りでリンパを流します。軽いタッチで肌をこすらないように押さえ、特に目の周りの皮膚は薄いので、やさしく眼窩(がんか/眼球などが収まっている頭蓋骨のくぼみ)に沿って触ります。耳たぶは下へ10回、後ろへ10回、斜め上へ10回、「イタ気持ち良い」程度の力加減で引っ張ります。耳たぶが柔らかくなると顔の血流が良くなり、目の周り、顔周りのこわばりがほぐれるのがわかりました。驚いたのは、顔トレーニングやリンパケアをすると、目がスッキリ開く実感があったこと。車の運転やパソコン仕事で「目が疲れたな」「焦点が合わせづらいな」と感じたときは、積極的におこなうようになりました。まとめ目の下のクマをどうにかしようと模索したことで、私のクマは影だったという発見があり、顔のトレーニングとリンパケアを取り入れました。クマが完全になくなったわけではありませんが、顔の筋肉を積極的に動かすことで血流やリンパの流れが良くなり、頬から目の周りにかけて肌の血色に改善の兆しも見えてきました。クマ改善のために取り入れるに至った顔トレとリンパケアですが、頬を上げ、口角を上げ、表情を動かして、顔全体が明るく見えるように心掛けることで、自分の心も明るくなった気がしています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic 医師)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著者/あさみ(55歳)平日はお勤め、週末は農業。夫、子ども、義父母と暮らしている。多忙でも趣味やスポーツの時間はなるべくキープ。育児、介護、町の行く末までいろいろ気になる。
2023年09月21日40代後半のある日、突然、上半身だけかゆいという症状が起きました。もともと肌は強くてアレルギーなどの悩みはなく、食事によるもの、加齢による乾燥など、いろいろと原因を探ってみましたが、はっきりとしたことはわかりませんでした。じんましんや湿疹のような目に見えるものはなく、あちこちがかゆいだけなので、「一時的なものだろう」と楽観的に様子を見ることにしました。なるべくなら病院には行きたくない肌の状態を観察しても変化はなく、かゆみだけでした。そのため病院に行くという考えはなく、とにかく市販のかゆみ止め薬や保湿クリームを塗れば落ち着くだろうと思いました。しかし、一時的にかゆみが治まるだけで、2~3日たってもかゆみは治まりません。ただ、かゆみの範囲が広がっていくというわけではないので「自力で治したい」と思いました。正直なところ、「病院にいくのは面倒くさい」という気持ちも強く、かゆみで睡眠をじゃまされるというほどでもなかったので、自力で何とかしようと試行錯誤しているうちに1週間が過ぎていました。自力で原因を把握したいとりあえずかゆみの原因を突き止めなくてはと思った私。それまで使用する洗剤や素材によって肌トラブルが起きた経験はありませんでしたが、試しに敏感肌用のボディーソープとコットン100%の下着に替えてみました。するとボディーソープを変えた時点でかゆみが減り、その後下着を変えたらもっと効果が見られたのです。しかし下着を変えてからも日によってはかゆみがひどいこともあり、完治には至りませんでした。結局は病院に行くことに約1カ月は試行錯誤していたと思います。かゆみのない日もあったのですが、かゆみのひどい日が続いたことで再び悩み始めることに。そして、とうとう皮膚科の受診を決意。医師に「更年期症状の一つで、加齢や体質の変化、ストレスの影響でかゆみが出ることがある」と言われ、私の場合は「自律神経の乱れが大きいかもしれない」との診断で「加味逍遥散」(かみしょうようさん)という漢方薬を処方してもらいました。服用を始めると、少しずつ症状が軽減していきました。私は40代後半でしたが、それまでは特に更年期の自覚がありませんでした。ただ、今回「更年期症状の一つ」と言われたことで婦人科を受診すると、皮膚科と同じ診断をされました。まとめまさか突然のかゆみの原因が、更年期だとは思いませんでした。市販薬では完治に至らず、日によって症状が変わることも不可解だったので、受診によって原因がわかってよかったです。今後は、何かあったらもう少し早めに専門家に相談しようと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。著者/mikeko(55歳)大学生の子ども2人が1人暮らしをして夫婦だけの生活になり4年。まだ寂しいけど趣味の刺繡を再開。50歳から美容も暮らしもナチュラル&シンプルを目指すインドア派主婦。
2023年09月16日45歳を過ぎたころから、朝早く目が覚める日が続きました。寝る時間は変わらないのになぜか起きてしまうのです。ついには目覚まし時計をかける必要がなくなりました。早く起きるようになった当初は体調でも悪いのかと不安になったものです。しかし、体の調子はそれほど悪くもなく……。若いころは7~8時間睡眠が必要だった私が20代、30代のころは1日に7〜8時間寝ないとその日はずっと頭がぼーとしていました。家事も仕事も本調子でできず、なるべく睡眠時間を確保できるように気を付ける日々でした。あまりにも眠いときは、昼寝をしてなるべく体と頭を休ませるようにもしていました。夜は23時には布団に入り、朝は6時か7時に起きるという生活です。このころの私はよく動き、子どもを追いかけて走っているような毎日で体力勝負のときでもありました。よく体を動かす毎日だったから、よく寝ないと体が休まらなかったのかもしれません。目覚ましよりも早く起きてしまう…よく眠ることが体に合っていると思っていた私は、45歳を過ぎたころから始まった早起きに戸惑ってしまいました。23時ごろに寝ても5時ごろには起きてしまうのです。ある日突然ではないのですが、なかなか寝つけない日が続いたことがあり、それから数週間は不規則な睡眠時間となったのです。これがきっかけかはわかりませんが、これまでとは異なる睡眠時間となりました。しばらくは昼間に眠くなったり夜早く寝てしまったりしました。このような日が続き、体の具合が悪いのではと何とか元の生活に戻そうと湯船にゆっくりつかったり、好きな音楽を聴いてリラックスしたりして過ごしましたが、気持ちばかり焦って心からリラックスできていなかったように思います。しかし、数週間このような生活が続き、朝早く起きることに慣れると、朝にまとめて家事をしたり仕事をしたりして過ごしています。朝早く起きたことでできた時間を有効活用し、少し生活にゆとりを持てるようになったと感じています。 朝早く起きる生活で昼間に眠くなることはたまにありますが、ふらふらになることはありません。睡眠時間が短い生活に慣れて、体も順応していったのだと思うようになったのです。友人のひと言で加齢による変化だと気付く友人と近況を話していたときのことです。私が「最近、早く起きるんだよね」と話すと、友人が「それってお年ごろかもね」と。思わず「え?」と心の中で驚きましたが、45歳という年齢なので「そうかもしれない」と納得したことを覚えています。 ネットで40代の睡眠について調べてみると、病院や製薬会社のサイトで40代はプレ更年期や更年期などにより、体質が変わるとありました。その記事を読むと、年齢と共に睡眠時間も減るとのことです。たしかに、昼間に眠くなることはあっても、朝起きたときにだるさは感じません。おそらく睡眠時間は足りているのでしょう。 やはり加齢による睡眠時間の変化なのだと思うようになりました。早く起きるようになったきっかけが、精神的にいろいろとあったから体調が優れないのかと不安に思う時期もあったことを友人に伝えると、「そんなこともあるよね」と話してくれて心が軽くなりました。 体の調子自体には問題がないため、早朝に目覚めることが気にならなくなりました。睡眠不足を感じて、体に影響があるとなれば話は別となりますが、そのようなこともありませんでした。まとめ45歳を過ぎたころから朝早くに起きるようになり、睡眠時間が足りない生活をしているのではと不安に感じました。特に初めのころは、昼間に眠くなったり夜早い時間に寝てしまったりと、これまでとは違う生活スタイルとなり戸惑いました。 しかし、友人から加齢が原因かもしれないといわれたことと、記事で加齢による睡眠時間が減ることが紹介されているのを見て、不安に思うことはなくなりました。朝早く起きたことで生まれた時間を今は楽しんでいます。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/Y.N.(44歳)大学生の子どもが2人。自宅で過ごすことが多くなり、パン作りやお菓子作りに励む。季節感を取り入れた生活が好きで、フルーツシロップ作りもしている。
2023年09月14日加齢や日々の疲れからさまざまな症状が出ることを耳にする機会が多々あります。「疲れているだけだから」と、つい辛い症状を放置してしまう方も……。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Dさんの場合……私の場合は、子宮筋腫でした。お腹の張り、頻尿、腹痛、貧血、経血量の多さ、頭痛の症状がありました。加齢と寝不足のせいだと思っていたので放置していたところ、健康診断のオプションの婦人科検診で子宮筋腫が原因だとわかりました。どんな治療を受けましたか?病院で子宮全摘する手術を受けました。子宮筋腫は良性腫瘍なので緊急性がなく、最初に行った病院では「1年半待ちになるため、手術までの間はホルモン注射を打って筋腫を小さくする」と言われました。しかし、ゆくゆくは子宮全摘をするとのことだったので、念のため他の病院でも診てもらい、その病院ですぐに手術する選択をしました。世の女性陣へ伝えたいことは?毎月の生理の症状が重い方、痛みが強い方は、我慢せずに婦人科に行って欲しいです。婦人科はハードルが高いと感じる方もいると思います。そんなときは、女性医師のいる病院を探して行くのもよいかもしれません。読者からの感想は『お腹の張りや頻尿など、確かに加齢のせいだと思いがちだと思います。しかし実際は子宮筋腫だったと、婦人科系は少しでも気になったら早めの受診が欠かせないと思いました。』『婦人科はハードルが高く感じるのでつい放置しがちになってしまうと思いますが、しっかりと専門医に診てもらうことが一番大切なんですよね。』『更年期と放置していますが、全く今の私と同じ症状でびっくりしております。怖い……婦人科に行きます。』など、さまざまなコメントが寄せられました。身体に異変を感じたときは早めに病院へDさんのお腹の張りや頻尿などの症状は、子宮筋腫が原因だったようです。身体に異変を感じたときは早めに病院で受診することをおすすめします。今回は「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年08月30日ほてりやイライラなどの更年期症状がひどくなり、更年期障害となる原因はあるのでしょうか? 実は更年期障害は、環境の変化や加齢などさまざまな要因が重なって起こるものだといわれています。そこで今回は、更年期障害の原因について産婦人科医の粒来 拓先生に聞いてみました。更年期の症状や更年期障害についてお悩みがあるという方はぜひ参考にしてくださいね。★関連記事:更年期の症状ってどんなもの? いつから? 更年期症状と更年期障害の違いとは?【更年期の基礎知識1】『この記事はこんな人におすすめ』・更年期について知りたい方・更年期障害になる仕組みについて知りたい方・更年期症状や更年期障害にお悩みの方更年期症状が表れる仕組みエストロゲンの分泌量と自律神経の乱れが深く関わっている卵巣の寿命は50年前後といわれます。卵巣ホルモン(エストロゲン)の分泌は、脳にある視床下部と下垂体が卵巣を刺激するホルモンを使ってうまく調整されています。しかし、卵巣の機能が弱ってくると、エストロゲンの分泌量が不安定になり、脳からの刺激がうまく機能しません。そのゆらぎの結果、自律神経が乱れ体にさまざまな不調が表れるようになります。それが更年期症状です。更年期障害になりやすい人の特徴と対策ひとりで抱え込まずに周りの人に相談することが大切更年期症状は、程度の差や出る症状の違いはありますが、つらいと思わずにうまく付き合っていける人もいます。その症状がひどくなり更年期障害になってしまう場合、エストロゲンの分泌量の減少が第一の原因ではありますが、なりやすいタイプや社会的環境も影響しているといわれています。特に更年期障害になりやすいタイプは、“まじめ”“完璧主義”“神経質”な人が多いとされます。一方、なんでも「ま、いいか~」「なるようになる」などとおおらかに考えられる人は軽く済む傾向があるとされます。社会的環境の要因としては、育児、家事、仕事、親の介護など、自分の生活に大きな変化があり、それらのストレスが重なると症状をひどくする原因になります。症状を悪化させ更年期障害までいかないようにするためには、ひとりで問題を抱え込まず、できるだけ周りの人に相談したり、協力を得られるようにすることが大切です。『更年期障害になりやすい方の特徴』・まじめな方・完璧主義な方・神経質な方まとめ更年期症状を更年期障害へと悪化させないためには、周りの人に協力してもらいながら、自分の不調を受け入れ、つらいときはつらいと声に出し、いつかは安定すると信じて過ごすことです。ただ、気軽に話せる人がいないと思うなら、婦人科、心療内科、精神科、内科など更年期の専門家に頼るのが症状軽減の近道です。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。取材・文/アキモトスズ(52歳)「年齢より若いね~」と言われたこともあったけど、今や白髪、老眼、集中力の低下に悩む私はまさに更年期ど真ん中。食事と運動とマッサージを中心に健康と若さのキープ法を日々考え中。著者/監修/粒来 拓 先生よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長。日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。
2023年07月19日「目元や首を見れば年齢がわかる」ということを聞いたことはありますか? 目元や首だけではなく、加齢によってシワが増えたり肌のハリが失われて、年齢よりも老けて見えてしまうことも……。何歳になっても、実年齢より若く見られたいですよね。今回はそんな若見えしたい人におすすめの肌ケアグッズをご紹介します!★関連記事:【ダイソー】SNSで話題沸騰中! 100円で肌分析までできる神コスパ美容液シリーズは即買い必至!寝ている間に肌ケア!?画像提供:@kaoru0958さんスキンケアといえば、洗顔後やお風呂上がりにおこなうイメージが強いですよね。今ではスキンケア用品も多種多様となり、化粧水や乳液だけではなく、ブースターと呼ばれる化粧水の浸透を促進してくれる導入美容液なども販売されています。スキンケア用品が充実しているからこそ丁寧にスキンケアをしたい! と思うものの、家事や育児、仕事に追われる日々ではなかなか手が回らないという人も多いのではないでしょうか。そんな忙しい人におすすめなのが睡眠中のスキンケア!なんとあのダイソーから、寝たまま使える肌ケアグッズがリリースされています!とろ〜りジェルでモチ肌に♪画像提供:@kaoru0958さんアラフィフ100均マニアの@kaoru0958さんがダイソーで発見したのは「ジェルパック」。このジェルパックは「寝ている間のスリーピングパック」として販売されており、寝る前に塗ることが推奨されています。「ジェルパック」は全部で3種類! 3つとも保湿成分である「ナイアシンアミド」と「アテノシン」が配合されており、保湿効果がバッチリ◎画像提供:@kaoru0958さんしっとり潤いを与える「コラーゲン」。画像提供:@kaoru0958さん肌のキメを整えるツボクサエキスの「CICA」。画像提供:@kaoru0958さん乾燥を防いで、肌にハリを与える「ヒアルロン酸」。画像提供:@kaoru0958さんジェルというだけあって、とろんとしたテクスチャーで肌がしっかりと保湿されているのを実感できたのだそう。1パックの中にたっぷりとジェルが入っているので、顔や首筋から肩周りのデコルテ部分までしっかりと保湿ケアができちゃいます!気になる部分に一点集中!画像提供:@kaoru0958さんさらに@kaoru0958さんが発見したのがこの「ダーマ」! 美容大国である韓国で生まれた皮膚科学を基に作られたダーマコスメから生まれたパックです。画像提供:@kaoru0958さんパックは首元用と目の下・ほうれい線用の2種類があり、効能は「CICA」「コラーゲン」「ヒアルロン酸」の3つ。バナナのような形のシートパックが封入されています。「ジェルパック」と同じく、保湿成分のナイアシンアミドとアテノシンが配合されています。もちろん、「ダーマ」も寝たまま使ってOK!シートパックと聞くと、パックが美容液でひたひたになっている印象がありますがどうやら中に美容液はあまり入っていないのだそう。しかし、@kaoru0958さんは化粧水などで肌の状態を整えた後にこのパックを肌に乗せればしっかりと保湿されて、肌の状態が良くなったと感じたそうです。パックの密着力も抜群ということで、寝ている間に剥がれてしまうということがないのはうれしいですよね。まとめ年中乾燥は気になりますが、冷暖房を使う季節は特に乾燥が気になるという人もいますよね。肌が乾燥すると、弾力が失われてシワもできやすくなってしまいますからこの「ジェルパック」と「ダーマ」で寝ながらスキンケアをしてみてはいかがでしょうか?※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。画像提供・協力/@kaoru0958著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2023年07月15日40代になると、なかなか新しいことを覚えられなかったり、大事な物の置き場所やパスワードが思い出せないといった物忘れが増えるもの。「年を取ったな」と実感してしまいますが、人によって、記憶力や認知能力に差があるのはなぜなのでしょうか。少しでも予防できる方法はないのか、医師の駒形依子先生に聞きました。教えてくれたのは…監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。★関連記事:「うれしい変化が!」45歳ごろから頻繁になった物忘れを改善するため始めたこと【体験談】40代ごろからなぜ物忘れは増える?老化に加え、更年期の影響も若いときと比べて記憶力や認知能力が衰えていくのは加齢変化とわかってはいるものの、40代、50代になるとひどくなった、と感じる人は多いようです。「閉経を境にした前後10年を更年期といいますが、このころは加齢変化を強く実感しやすい時期です。更年期に入る前までは、女性は女性ホルモンのエストロゲンにより病気や加齢変化から守られていました。しかし、卵巣の機能が低下してエストロゲンが減るにつれて、さまざまな加齢変化を感じやすくなるのです。認知機能の低下ということで圧倒的に多く見られるのが、言語記憶(新しい言葉を覚えたり暗記したりする能力)と発語流暢性(記憶から素早く言葉を取り出す能力)の低下です。ここで重要なのは、低下の度合いやスピードは個人差があることです。私は日々老人ホームで多くのお年寄りと接していますが、それを日々実感しています」(駒形先生)。認知機能の低下に個人差があるのはどうして?セロトニンなど神経伝達物質が出ているかどうかたしかに、同じ年齢でも老化の度合いは人それぞれに見えます。その差はどこにあるのでしょうか。「認知機能には、脳から出されるセロトニンなどの神経伝達物質が深く関わっています。この神経伝達物質は、エストロゲンにより作用が増強されることがわかっています。つまり、更年期に入りエストロゲンが減ると神経伝達物質が作用しにくくなるのです。しかし、セロトニンなどの神経伝達物質はエストロゲンとだけ関係があるわけでなく、他にもさまざまな影響を受けて作用しています。エストロゲンの作用以外に神経伝達物質を増やすような生活、行動をしているかが認知機能の差を生んでいるのでしょう」(駒形先生)。どうすればセロトニンを増やせる?効果的なのは「イライラ解消」セロトニンなどの神経伝達物質を増やす生活……。どんなことに気を付ければ良いのでしょうか。「セロトニンは自律神経が司っています。自律神経には交感神経と副交感神経があり、交感神経は行動的なとき、副交感神経は休息のときや緩んでいるとき優位になります。セロトニンは、副交感神経が優位になったときに作用します。つまり、休息の状態、リラックスした状態にすることが必要なのです。更年期症状の代表的なものにイライラがありますが、イライラすると交感神経が優位になりアドレナリンが作用してしまい、セロトニンが作用しにくくなります。つまり、認知機能を急速に低下させないためには、できるだけイライラを解消してゆったりと過ごすことが大切です。クリニックに受診される方でもイライラに悩まされている人は多いのですが、何にイライラしているのかが明確になっていない場合が多いようです。例えば夫にイライラするという場合も、夫の何にイライラするのかを突き詰めて考え、それを解消するためにはどうすれば良いのかしっかり考えてみてほしいと思います」(駒形先生)。まとめ私も先日、銀行口座の暗証番号がどうしても思い出せず、銀行の窓口に問い合わせをする羽目に。記憶力の低下にがく然とし、今後は大事な番号はメモが必須と思い知らされました。一方、イライラが記憶力や発語力と関係しているとはとても意外でした。イライラしていると何も良いことがないことに考えさせられました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。取材・文/mido(50歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画著者/監修/駒形 依子 先生2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
2023年07月05日44歳でランニングを始めたとき、足首と膝を痛めました。医師によると、痛みの原因はオーバーワークと加齢なので、注意するようにとのことでした。46歳となった現在では、運動時に足首や膝に痛みを感じるだけではなく、日常生活の中で他の関節が痛むことも多くなり、年齢を感じる機会が増えました。私が2年間続けている加齢や運動による関節痛への予防策についての体験談を紹介します。★関連記事:「関節が痛い」関節痛は加齢が原因? 更年期が影響? それとも病気? 関節痛を緩和するには【医師監修】運動しても故障しない体を作る筋トレ44歳のとき、ダイエット目的でランニングを始めました。ですが、しばらく走ると足首を痛めて、歩くのが苦痛なほどに悪化。足を引きずって整形外科に駆け込みました。医師からは急な運動によるオーバーワークと、加齢が原因との診断を受けました。1カ月半後に完治してランニングを再開すると、今度は膝が痛むように。やはり無理は禁物だと実感し、40代でも故障せずに運動する方法を考えるようになりました。調べてみると、膝痛は筋肉量の減少で30代から起こり始め、もともと筋肉量が少ない女性は男性よりなりやすいとのこと。筋トレで緩和や予防ができることがわかり、早速、運動しても故障しないためにトレーニングを始めました。膝痛の予防には、太ももの前面に位置する大腿四頭筋を鍛えると良いとのことでしたので、スクワット15回を1セットとして3セットを週に3回、椅子に座って片脚を伸ばし上げ下げする運動を毎日しています。また、普段から階段を使うのも効果的だそうです。私は運動前には、膝周りや足首を念入りにストレッチしています。地味なトレーニングでも積み重ねれば、筋力アップにつながると感じています。痛める前に着けるのが◎!サポーターは必需品筋トレ以外にも関節痛の予防策を何か講じたいと思い、運動時は必ずサポーターを着用するようにしています。最初に足首を痛めたときに両足首のサポーターを、その後は両膝用のサポーターを購入して活用しています。動きを妨げない薄手のものを選んだのでスポーツウエアの下にも着用しやすく、運動時の動きの補助となり重宝しています。うっかり着け忘れると、特に痛めやすい左膝と右足首は痛めてしまうことが多いです。やはりサポーターの役割は大きいのだなと実感しました。46歳になった現在は、足首や膝以外の関節についても、日常生活の中で過度に動かすと痛めることが増えました。例えば、庭の芝刈りでずっと同じ作業をしていたときには、家事ができないほど右手首を痛めてしまい、慌てて手首用のサポーターを購入。このときは治るまでに2週間かかり、やはり関節を痛めやすい年齢になったのだと痛感しました。これからは、手首用のサポーターを着けてから芝刈りの作業をしようと思いました。サポーターを着けることでけがの防止になり、関節の動きをサポートする役割も果たしてくれるので、私にとってサポーターは必需品です。サプリメントや普段の習慣で体の中から予防体の中からも関節痛を予防できないかと考え、バランスの良い食生活を心がけて、さらに効果が期待できる成分を含むサプリメントをとるようにしています。製薬会社のサイトによると、関節軟骨に含まれる成分のコンドロイチンやヒアルロン酸などが加齢によって減少することも、関節の痛みを引き起こす要因になっているとのこと。それらの成分をサプリメントで積極的にとり、少しでも関節痛予防につながればと思っています。効果は明確ではありませんが、運動しても膝や足首を痛めることが減ったので、これからも服用を続けてみようと思います。また、適度な運動習慣は体内のコラーゲン産生の促進や関節に栄養分が行き渡りやすくなるそうなので、無理なくできる運動を続けていこうと思います。その他、普段の生活でも関節や筋肉に負担をかけるような無理な動きはしないように心がけたり、寒い時期にはなるべく体を冷やさないようにしたりもしました。筋力トレーニング、適度な運動、バランス良い食事に加え、サプリメントや普段の習慣の3方向から関節痛の予防をするようになり、46歳の現在では大きな故障をすることはなくなりました。痛みの原因は個人差がありますが、私にはこの3つの予防策が合っていると感じています。まとめランニングがきっかけで足首や膝を故障してみて、体を痛めるから動かないのではなく、無理なく動いて筋力アップすることが関節痛予防になるのだと身をもって経験しました。適度に運動して筋力トレーニングを続けることで、運動しても故障しにくい体になれたと実感しています。年を取ってもそのときの体に合った運動をすることで、いつまでも足腰が丈夫で元気なおばあさんになれたら良いなと思います。もし故障しても、なるべく関節や筋肉に負担をかけない改善方法を考えて、これからも楽しみながら健康的に運動したいです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/中村光伸先生(光伸メディカルクリニック院長・医学博士)整形外科医の知見から骨の仕組み、体の動かし方を活かした骨のトレーニングを提唱する骨の専門医。骨の強化と全身の機能回復を両立する「骨たたき」を考案。若々しい体を取り戻す「リバースエイジング」の専門家としてメディアにも多数出演。著書に『医者が考案した骨粗しょう症を防ぐ1分間骨たたき』(アスコム)。イラスト/sawawa著者/あめあがりのにじ (46歳)映画と音楽をこよなく愛する小学生女児の母。娘とお互いの推しを応援することが楽しみ。 心と体のアンチエイジングをゆるりと実践中。座右の銘は「雨垂れ石を穿つ」。
2023年06月24日