5月17日(金) から公開される映画『湖の女たち』より、原作・吉田修一と監督・脚本の大森立嗣のコメントが公開された。吉田修一による同名小説を『日日是好日』『星の子』『MOTHER マザー』の大森立嗣が映画化した本作。介護施設での殺害事件を発端に、福士蒼汰演じる濱中圭介と松本まりか演じる豊田佳代が刑事と容疑者という立場でありながら抗えない関係に溺れ、人間の内なる欲望に目覚めるとともに過去から隠蔽されてきた真実を引き摺り出していく。大森と吉田は、2013年に映画化した『さよなら渓谷』で第35回モスクワ国際映画祭にて日本映画48年ぶりとなる審査員特別賞を受賞し、そのほかにも数々の国内賞を受賞し高く評価された。本作は、『さよなら渓谷』以来2度目のタッグとなる。小説の映画化が最初に提案された際、「吉田修一さんからの挑戦状だと思った」と明かした大森は、原作を読んで『さよなら渓谷』と同じ空気間や流れを感じていたという。「澄んだ水が、次の瞬間流れていってしまうような愛は『さよなら渓谷』。停留し淀んだ水に浮かび上がるような愛は『湖の女たち』。ふたつの愛は純で美しい。けれども、捉えようとすると水面の泡のように消えてしまう。「美は刹那にあり」とでもいうように。吉田修一さんの小説はそれを撮ることを迫ってくる」と2作品で描かれるそれぞれの“愛”のかたちについて解釈を述べつつ、その複雑な人間心理を映像として表現することの難解さも語った。吉田は連載前に取材で訪れた琵琶湖で猛烈な嵐に見舞われたことをきっかけに、本作のイメージが一気に広がったようで「“人間”と“生産性”というふたつの言葉をどんと並べてみると、グロテスクなイメージが湧き上がってくる。それだけを手がかりにして書いていました」と明確なテーマよりもイメージを追うかのように執筆を進めていったことを明かした。また原稿の執筆中に「大森さんが撮ってくれたらどんな映画になるのかな、というのは書きながら思っていました」と大森の存在を意識していたといい、互いに映画化するのは難しい作品だと考えつつも、吉田本人の希望もあって映画化が決まったのだという。吉田は映画化された『さよなら渓谷』を観た時の衝撃を振り返りつつ、「今回の『湖の女たち』については『人間というものが、いかに愚かで美しいものか、その露わな様を表現する手腕はさらに研ぎ澄まされ、湖の魔にとり憑かれた福士蒼汰さんと松本まりかさん演じる男と女の豊かな表情や無表情、その冷えた身体や火照った肌からあふれ出る生命力とエロティシズムに、見る者は溺れるだろう」と、映像化された本作に賛辞を送った。<コメント全文>■大森立嗣(監督・脚本)もし『さよなら渓谷』と『湖の女たち』が似ているのだとしたら、どちらの主人公の男女も惹かれ合うが、決して恋愛ではない。だが、ふと愛が生まれそうになる。澄んだ水が、次の瞬間流れていってしまうような愛は『さよなら渓谷』。停留し淀んだ水に浮かび上がるような愛は『湖の女たち』。ふたつの愛は純で美しい。けれども、いや、だから捉えようとすると水面の泡のように消えてしまう。「美は刹那にあり」とでもいうように。吉田修一さんの小説はそれを撮ることを迫ってくる。■吉田修一(原作)例えば、いかがわしい歓楽街で、この先には進まない方がいいと肌で感じる。だが作家の性なのか、そんな路地にこそ足が向く。そして大森立嗣という映画監督は、そんな路地の先にすでにいる。映画『さよなら渓谷』を観た時の衝撃を未だに忘れられない。赤い橋の欄干から渓流を見下ろす男と女の佇まいに、痺れるほどの生命力とエロティシズムがあった。公開後、主人公かなこを演じた真木よう子さんが主演女優賞を総なめにしていく様子も圧巻だった。あれから10年になる。自分ではこの『湖の女たち』で、さらにいかがわしさを増した歓楽街の、さらに怪しげな路地に入り込んだつもりだったが、やはりそこにも大森監督はすでに立っていた。そして、人間というものが、いかに愚かで美しいものか、その露わな様を表現する手腕はさらに研ぎ澄まされ、湖の魔にとり憑かれた福士蒼汰さんと松本まりかさん演じる男と女の、豊かな表情や無表情、その冷えた身体や火照った肌からあふれ出る生命力とエロティシズムに、見る者は溺れるだろう。『さよなら渓谷』から10年。大森監督が再び分け入った人間ドラマ『湖の女たち』は、さらに奥深い所で見る者を待っている。<作品情報>『湖の女たち』5月17日(金) 全国公開公式サイト: 映画「湖の女たち」製作委員会
2024年04月15日吉田修一の原作を映画化した吉沢亮主演『国宝』に横浜流星が出演することが決定した。2017年から朝日新聞にて連載され、歌舞伎界を舞台にした吉田修一の同名小説を映画化した本作。この度、吉沢亮演じる主人公・喜久雄の親友でライバルとなる、歌舞伎界の御曹司・大垣俊介役を横浜流星が務めることが分かった。名門の跡取り息子として、幼い頃から芸の世界に生き、歌舞伎役者になることを運命づけられた俊介。任侠の一門に生まれた主人公・喜久雄と、喜久雄が引き取られた家の跡取り息子である俊介が、親友となり共に芸を磨いてスターダムを駆け上がっていく。名門の血を引く俊介と、芸でのしあがる喜久雄、そのライバル関係もまた、この映画の大きなみどころとなる。NHK大河の主演を務めた吉沢さんと、これから務める横浜さん。ともに、国民的俳優となる2人の共演に期待が高まる。踊りの経験がなかった横浜さんは、昨年3月よりまず、まっすぐ歩くことから稽古を始めたという。元極真空手世界チャンピオンの体幹の強さもあり、めきめきと踊りの腕をあげ、先に稽古を始めていた吉沢さんに追いつけ追いこせと、ほかの仕事の合間を縫って休むことなく日々稽古に励み、自宅での自主練習も欠かさず、歌舞伎の家に生まれた役者に見えるようにと、全身全霊を捧げて本作の役に挑んだ。初めて吉沢さんと2人で踊った昨年12月、スタッフ全員が驚くほど息のあった舞踊を見せた。撮影中のいまも空き時間を見つけては稽古に励んでいる。本作の監督を務める李相日とは、横浜さんが「俳優人生の転機となった」と語った2022年の『流浪の月』以来の再タッグ。李監督は「難役であるほどに研ぎ澄まされていく横浜流星に期待しかありません」と語っている。横浜さんは「目指す頂きは途方も無く高いですが、険しい方が自分は燃えますし、喜久雄を生きる吉沢くんと共に刺激し合い、見えない頂上を目指して一歩一歩着実に歩み、必ず辿り着いて、見たことの無い景色をこの目に焼き付けたいと思います」と熱いコメントを寄せた。コメント■横浜流星李組に再び参加できることを光栄に思います。歌舞伎の世界を生き、沢山のことを吸収して芝居を磨けたらと思っていますし、最大の敬意を持って歌舞伎役者、大垣俊介を人間臭く生きます。目指す頂きは途方も無く高いですが、険しい方が自分は燃えますし、喜久雄を生きる吉沢くんと共に刺激し合い、見えない頂上を目指して一歩一歩着実に歩み、必ず辿り着いて、見たことの無い景色をこの目に焼き付けたいと思います。歌舞伎の魅力を一人でも多くの方々に届けられるよう、キャストスタッフ一丸となって全力で務めますので、ご期待下さい。■李相日(監督)ひとたび役が宿ると、あの長いまつ毛の下の瞳に情念が見え隠れする。『流浪の月』では嫉妬の炎がその瞳を歪ませたが、梨園の御曹司という過酷な宿命、流転の人生を背負った瞳の奥には何が立ち顕れるのか。難役であるほどに研ぎ澄まされていく横浜流星に期待しかありません。『国宝』は2025年公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:国宝 2025年公開予定©吉田修一『国宝』(上 青春篇/下 花道篇)朝日文庫
2024年04月10日銀座の星付きフレンチ【ドミニク・ブシェ】の元料理長として腕を揮っていた吉田能シェフ。コロナ禍中に料理動画の配信をスタートし、今では絶大な人気を誇るYouTuber「George ジョージ」としても知られています。その活躍の中、視聴者から届く「食べてみたい」という声から次第に大きくなった「食べてもらってこそ料理人」という思い。2022年11月、満を持して白金台に8席のみのカウンターフレンチ【CIRPAS】をオープンさせ、ミシュランガイド東京2024「セレクテッドレストラン」に選出されました。「George ジョージ」の名でも知られる、【SPICA】を監修した吉田能シェフそのフランス料理界で注目を集めてきた吉田シェフが、この度新たに監修することになったお店は“イタリアンダイニング”。一瞬、全く違う世界へと飛び込んだかのように思われるかもしれないこの試みですが、実は、彼が発信を続けていた料理動画に大きく通じるものがありました。表参道ヒルズ本館3階にある、開放的でスタイリッシュな印象の店内明るく輝く星“スピカ”。ラテン語で穀物の穂先の意味を持ち、古代ローマ時代から穀類が人々の食を支えてきたことに由来し店名にYouTube登録者数100万/突破、SNS総フォロワー数約190万人というメガコンテンツを抱えるシェフの動画で配信しているのは、「フランス料理で培った技術をもとにジャンルにとらわれず家庭でも簡単に再現出来る料理から、プロ目線の本格的な料理まで」の幅広いコンテンツ。そこで【SPICA】では、動画で見た“あの料理”をさらに進化させた一皿や、【SPICA】のために開発したここでしか食べられない料理の数々を楽しむことができる、カジュアルイタリアンを中心とするジャンルレスな料理がラインナップされていると言います。シグネチャー料理となる『シェフが辿り着いた圧巻の仔羊ハンバーグ』をはじめとする多様なアラカルトに加え、シェフズコースでのみ味わえる『〆の濃厚ビスクリゾット』は、蟹の濃厚な旨みと香味野菜にトマトが混然一体となる【SPICA】の象徴的な一皿。ワインセレクトは【CIRPAS】ソムリエであり、吉田シェフの右腕としても活躍する古内将道氏が担当。厳選したワインがさらに料理の完成度を高めます。(お料理の一部をご紹介)『シェフが辿り着いた圧巻の仔羊ハンバーグ』『ブラータチーズとフルーツの一番おいしい食べ方』『限界を超えた反則のガーリックシュリンプ』『普通にはもどれないミントのジェノベーゼ』『記憶に残る〆の一皿 〆の濃厚ビスクリゾット』+700円(2p~)お米はイタリア産を使用。※ディナーコースのみこの新店【SPICA】でも、「吉田シェフのあの料理を食べてみたい」という思いがよりカジュアルな居心地の良い空間で叶えられるという、元々シェフのファンだった方にとっても嬉しいメニューが満載。吉田シェフ独自の視点で料理の本質を追求する料理動画のメニューが、洗練されたひと皿へ昇華する【SPICA】をお見逃しなく。SPICA【エリア】原宿/明治神宮前【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-
2024年04月06日俳優の吉田羊が3月31日、自身のインスタグラムを更新。「#ソファーで爆寝」の“寝顔ショット”を披露した。吉田は「プロみたいな写真を撮る友達のカメラセンスたるや」とつづり、1枚の写真をアップ。「#不適切見たあと #寝落ちしただけの写真」とハッシュタグを用いて、状況を説明した。すやすやと眠る姿をとらえたプライベート感あふれるレアショットに、ファンからは「羊さんも寝落ちするんだ!!」「羊さんめっちゃ可愛い」「美しすぎる」「天使の寝顔ばい」「いいアングルの写真」「無防備ひつじ、あな愛し~」「友達、ナイスっす!」「なかなか私たちが見られないショットを載せてくださってありがとうございます」など、さまざまなコメントが寄せられている。
2024年04月01日4月6日(土)放送開始の「おいハンサム!!2」より主演の吉田鋼太郎からのコメントと撮影リポートが到着した。吉田さんが、ただひたすら娘たちの幸せを祈る父・伊藤源太郎を演じる本作は、幸せを求めさまよう三姉妹・長女・由香(木南晴夏)、次女・里香(佐久間由衣)、三女・美香(武田玲奈)。そして全てを包み込み、時に受け流す母・千鶴(MEGUMI)の伊藤家5人が織り成す人気コメディドラマの続編。6月21日(金)には映画も公開される。吉田さんのクランクインは、源太郎が勤める会社・鵯越コンサルティングからスタート。台本を手に現れた吉田さんは、立ち位置まで歩く間、スタッフに何度も「おはようございます」と頭を下げていく。撮影開始に向けスタッフがせわしなく動く中、吉田さんは部下役の俳優たちに優しい微笑みを送った後、一人静かに目を閉じ、持っていた台本を開くことなく、セリフを確認するかのように口元を動かしている。主役にして上司役である吉田さんのその真摯な姿勢に、少し離れた位置から憧れの眼差しを送る部下役の俳優たち。吉田さんは現場に入ってものの数分で、Season1と変わらない鵯越コンサルティングの雰囲気を作り出していた様子。そこにSeason1からのレギュラー陣で、源太郎の取引先で公私ともに仲の良い大森(浜野謙太)と大森の部下・渡辺(太田莉菜)が合流。脚本・演出の山口雅俊が立ち位置を指示し、俳優たちの動きを見ながら台本にないセリフを次々付けていく。そんな“変更の嵐”はSeason1からお馴染みの光景なので誰一人驚かない。むしろ、吉田さんをはじめ俳優たちは、その変更を「ライブ感」と口々に言い、撮影を楽しんでいた。それについて吉田さんは「シーズン1の方が大変だった。今回はもう慣れたのかもしれないですね(笑)。その場でセリフを覚えるということはアドリブをやる余裕もなく、セリフを言うので精一杯だという心残りが前作では少しはあった。でも、オンエアを見ると、むしろ芝居を何もしない方がいい場合が映像にはあると気づいたんです。山口さんは長年役者をやっている自分の、演技のやり方を少し変えてくれた恩人ですよ」と感謝の気持ちを語った。第1話の注目ポイントのひとつは、寝違えて首が回らなくなりコルセットをすることになった源太郎だ。鵯越コンサルティングのシーンでも“コルセットをしているがゆえの言動”が新しいセリフとして加わったのだが、その表現の可笑しさに撮影中スタッフは笑いを必死にこらえていた。コルセットをつけて行う演技について吉田さんは「体の自由を50%ぐらい奪われる演技はしんどかったですね~。なかなか難敵でした」と苦笑い。吉田さんと三姉妹役の木南さん・佐久間さん・武田さん、母親役のMEGUMIさんの5人揃ってのSeason2の撮影は、伊藤家の居間のシーンから始まった。芝居が始まると見事に2年前と変わらぬ伊藤家が展開された。例えば、居間の食卓に皿を並べながら皆でしゃべるというシーン。ここでも吉田さんはコルセットをして演技をしているのだが、そのトリッキーさとは別に、姉妹で会話をしなくても自然に手分けして皿を並べる手際や家族の距離感や空気感、各人のセリフの言葉のチョイスに「おいハンサム」ファンなら「そうそう、伊藤家ってこういう感じ!」と思わずニヤニヤしてしまうだろう。また別の日に撮影された、5人がテレビを見ながら芋けんぴを食べているというシーンでは、畳の上での座り方ひとつ、芋けんぴの取り方や食べ方ひとつとっても全員が個性を出している。ある者はガサッと手に取ったうえで食べ始め、ある者は菓子入れから1本ずつ取って食べるというふうに、それぞれの役の性格まで表現しているのだ。伊藤家の女性陣について、吉田さんは「Season1の時はほとんどの方が初顔合わせのようなものだったので、演技中も待ち時間も何となく探り合いといった印象でした。Season2では少し気持ちがほぐれて、待ち時間も少し冗談を言えるような関係に。気心が知れた分、前回より家族味が出てきたんじゃないかな。娘たちも母さんも、役に同化している感じがすごくしたし、それぞれがちゃんと実生活の重みみたいなものを反映させられる素晴らしい俳優さんたちでした」と感心しきり。また、伊藤家の撮影現場である古民家については、「素晴らしいお家なんですよ。実際に長く使われていた民家なので、セットでは絶対出せない古さがある。伊藤家の空気感はこの家じゃないと出せないだろうなと行く度に思いますね」と絶賛。さらに、撮影中に印象に残ったシーンについては、「やっぱりゴハンが出てくるシーンですね。この作品はゴハンもひとつの売りなので、そのシーンとなると山口さんがいつも以上に気合が入る。豆腐の位置ひとつにも時間をかけ、テイクも重ねる。伊藤家の誰一人文句は言わないけれど顔がちょっとイラッとしてくる(笑)。普通のドラマなら、そんなにこだわらないところにこだわる。でも、そういうゴハンへの最後のこだわりが実は大事で、このドラマならではだと思いますね」と誇らしげに語った。最後に、源太郎という役について吉田さんは「もう自分の分身みたいで、演じていて非常に無理がなく、ずっと演じ続けていたいと思う役。だから『おいハンサム!!』が自分の代表作か?と誰かに聞かれたら、そうです!と答える役に今なっていますね」と笑顔で答えた。土ドラ「おいハンサム!!2」は4月6日より毎週土曜23時40分~東海テレビ・フジテレビ系全国ネットにて放送(全8回予定)。映画『おいハンサム!!』は6月21日(金)より全国にて公開。「おいハンサム!!」Season1はNetflix・FOD・日本映画NET(Amazon Prime Videoチャンネル)にて配信中。(シネマカフェ編集部)
2024年04月01日映画『国宝』が2025年に公開される。主演は吉沢亮、共演は横浜流星。吉田修一の長編小説「国宝」が実写映画化「国宝」は、吉田修一による長編小説。歌舞伎界を舞台とし、日本文学の伝統に脈々と流れる芸道小説の金字塔にして、吉田修一の最高傑作と言われる作品だ。2019年には、第69回芸術選奨文部科学大臣賞、第14回中央公論文芸賞をダブル受賞した。吉田修一が3年間歌舞伎の黒衣を纏い、楽屋に入った経験を活かして書き上げた「国宝」が、2025年についに実写映画化。名もなき青年が国の宝になるまで任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎の世界に飛び込み、芸の道に青春を捧げ芝居だけに生きてきた喜久雄。一方、名門に生まれ、将来が約束された俊介。生い立ちも才能も異なる二人はライバルとして互いに高め合う。命を賭けてなお、見果てぬ夢を追い求めていく壮大な物語となっている。主人公・喜久雄に吉沢亮、ライバル・大垣俊介に横浜流星主演は、『キングダム』や『東京リベンジャーズ』、NHK大河ドラマ「青天を衝け」など話題作への出演が絶えない吉沢亮。主人公で歌舞伎の世界に飛び込む喜久雄を演じるにあたり、まずは真っ直ぐ歩くことから練習し、次にすり足、正座の仕方、扇子の持ち方、取り方など、基本動作を学んだ。撮影本番のギリギリまで歌舞伎の稽古に時間を割いたという。喜久雄…吉沢亮任侠の家に生まれ、歌舞伎役者の家に引き取られる。名もなき青年だったが、歌舞伎役者としての才能を開花。女形の歌舞伎役者として脚光を浴びていく。数奇な運命と激動の人生を歩みながら、国の宝 へ上り詰めてゆく。大垣俊介...横浜流星歌舞伎の名門、梨園の御曹司。主人公・喜久雄が引き取られた家の跡取り息子。生まれながら将来を約束され、芸の世界に生き、歌舞伎役者になることが運命づけられてきた。喜久雄の親友でありライバルで、正反対の血筋を受け継ぐ彼らの関係が見所となる。横浜流星コメント「歌舞伎の世界を生き、沢山のことを吸収して芝居を磨けたらと思っていますし、最大の敬意を持って歌舞伎役者、大垣俊介を人間臭く生きます。目指す頂きは途方も無く高いですが、険しい方が自分は燃えますし、喜久雄を生きる吉沢くんと共に刺激し合い、見えない頂上を目指して一歩一歩着実に歩み、必ず辿り着いて、見たことの無い景色をこの目に焼き付けたいと思います。」監督は李相日監督を務めるのは、李相日。『悪人』にて初めて吉田修一作品の映画監督に挑み、第34回日本アカデミー賞13部門15賞受賞、最優秀賞主要5部門を受賞するなど、国内のあらゆる映画賞を総なめにした。脚本は、相米慎二が監督を務めた『お引越し』で脚本家デビューし、『八日目の蝉』、『コーヒーが冷めないうちに』、『時をかける少女』、『サマーウォーズ』、『おおかみこどもの雨と雪』で脚本を務めた奥寺佐渡子が担当する。映画『国宝』あらすじ舞台は戦後から高度経済成長期の日本。任侠の一門に生まれ、数奇な運命をたどり、歌舞伎役者の家に引き取られた喜久雄。一方、歌舞伎の名門に生まれ、幼い頃から将来を約束された俊介。生い立ちも才能も異なる二人はライバルとして互いに高め合い、芸に青春をささげていく。血筋と才能、歓喜と絶望、信頼と裏切り。運命に翻弄され、もがき苦しみ舞台に立ち続ける二人。「歌舞伎」という鮮やな世界の秘められた裏側で、激動の人生を歩みながら、ただひたすらに芸の道を極めてゆく。【作品詳細】映画『国宝』公開時期:2025年監督:李相日脚本:奥寺佐渡子原作:『国宝』吉田修一著(朝日文庫/朝日新聞出版刊)主演:吉沢亮、横浜流星配給:東宝
2024年03月08日俳優の吉沢亮が、映画『国宝』(2025年公開予定)で主演を務めることが、わかった。同作は、2017年から朝日新聞にて連載された吉田修一氏による同名長編小説の実写化作。歌舞伎界を舞台にした原作は、連載時から大きな話題となり、2019年に「第69回芸術選奨文部科学大臣賞」、「第14回中央公論文芸賞」をダブル受賞した。吉田氏自身が3年間歌舞伎の黒衣をまとい、楽屋に入った経験をもとに書き上げた渾身の作品となっており、任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎の世界に飛び込み、芸の道に青春を捧げ、芝居だけに生きてきた喜久雄が、その命を賭けてなお、見果てぬ夢を追い求めていく壮大な物語を描いている。主演を務めるのは、映画『キングダム』(19)で信の親友・漂と、玉座を奪われた秦国の王・エイ政の二役を見事に演じ分け、「第43回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞」、「第62回ブルーリボン賞助演男優賞」を受賞した吉沢。30歳となった節目の年に、芸の道に人生を捧げ、やがて国の宝となる稀代の女方歌舞伎役者・喜久雄に挑む。これまで踊りの経験がなった吉沢は、まずはまっすぐ歩くことから始め、すり足で歩く、正座の仕方、扇子の持ち方・取り方など基本動作からスタート。稽古初日はまっすぐ歩くことだけで終わり、撮影時にきちんと踊ることができるのか不安もあるなか、他の仕事をセーブし、撮影本番のギリギリまで日々歌舞伎の稽古を行なった。また、今作のメガホンを取るのは『悪人』(10)『怒り』(16)と、これまでも吉田修一作品を手掛けてきた李相日監督。脚本は、『八日目の蝉』(11)『コーヒーが冷めないうちに』(18)の奥寺佐渡子氏が担当する。コメントは以下の通り。○■吉沢亮吉田修一先生×李相日監督の3作目。『悪人』ではただただ視聴者として感嘆し、『怒り』ではオーディションの参加者として、何もできなかった自分への苛立ち、完成を観てのどうしようも無い昂まりと悔しさ。そして『国宝』では当事者としてなにを思うのでしょう。稀代の女方を演じると言う、途方もない挑戦ではございますが、その挑戦の先に見える景色が何よりも美しいものである事を信じて。日々精進です。○■李相日監督芸に身を捧げ、人生を翻弄される多彩な登場人物たちが織りなす豪華絢爛な歌舞伎の世界観。吉田さん渾身の作品を担う重圧に慄えが止まりません。小説刊行からの構想6年。言い換えれば、“覚悟“に要した年月です。決め手は、吉沢亮の存在。美しさと虚しさを併せ持つ妖艶なその存在感。役者として着実に成長し進化を遂げた今、まさに機が熟した宿命の出会いです。数多ある困難を超えた先に拡がる未知の世界に、関係者一同胸昂る思いです。○■原作者・吉田修一氏『悪人』『怒り』、そして『国宝』へ。夢が叶う。三たび、信頼する李相日監督に自作を預けられる喜びにあふれている。そしてもう一つ、夢が叶う。『国宝』執筆中も書き終えてからも、ずっとあることを夢見ていた。無理は承知ながら、この稀代の女方・立花喜久雄の舞台を一度でいいからこの目で見てみたいと。その夢が叶う。吉沢亮という稀代の役者を迎えて。【編集部MEMO】吉沢亮は、1994年2月1日生まれ、東京都出身。2009年に「アミューズ全国オーディション」で審査員特別賞を受賞しデビュー。映画『キングダム』(19)で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞などを受賞。2021年にNHK大河ドラマ『青天を衝け』で主演を務めた。近年の主な出演作は、映画『キングダム』シリーズ(19・22・23)、『東京リベンジャーズ』シリーズ(21・23)、『ブラックナイトパレード』(22)、『ファミリア』(23)、ドラマ『PICU 小児集中治療室』(22)など。(C)吉田修一『国宝』(上 青春篇/下 花道篇)朝日文庫
2024年03月06日『パレード』で山本周五郎賞、『パークライフ』で芥川賞を受賞した吉田修一による小説『国宝』が、吉沢亮主演で映画化されることが決定した。『国宝』は、2017年から朝日新聞にて連載された同名長編小説で、歌舞伎界を舞台にした作品。任侠の一門に生まれながらも歌舞伎の世界に飛び込み、芸の道に青春を捧げ、芝居だけに生きてきた喜久雄が、その命を賭けてなお見果てぬ夢を追い求めていく壮大な物語となっている。主演を務めるのは、『キングダム』(2019) で信の親友・漂と玉座を奪われた秦国の王・嬴政の二役を見事に演じ分け、2020年第43回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞した吉沢亮。これまで踊りの経験がなかった吉沢は、まずはまっすぐ歩くことから始め、すり足で歩く、正座の仕方、扇子の持ち方、取り方など、基本動作を勉強。ほかの仕事をセーブし、撮影本番のギリギリまで日々歌舞伎の稽古を行い、稀代の歌舞伎役者・喜久雄を演じる。メガホンをとるのは、『フラガール』(2006) で日本アカデミー賞最優秀作品賞・最優秀監督賞・最優秀脚本賞を受賞した李相日監督。吉田修一作品に挑むのは、『悪人』『怒り』に続き3度目。脚本は、『八日目の蝉』などのヒット作を手掛け、細田守監督の『おおかみこどもの雨と雪』などで東京アニメアワード個人賞(脚本賞)を受賞した奥寺佐渡子が手掛ける。撮影は、今月3月からスタートし、6月クランクアップ予定。公開は来年2025年を予定している。左より)吉田修一(原作)、李相日監督■吉田修一(原作)コメント『悪人』『怒り』、そして『国宝』へ。夢が叶う。三たび、信頼する李相日監督に自作を預けられる喜びにあふれている。そしてもうひとつ、夢が叶う。『国宝』執筆中も書き終えてからも、ずっとあることを夢見ていた。無理は承知ながら、この稀代の女方・立花喜久雄の舞台を一度でいいからこの目で見てみたいと。その夢が叶う。吉沢亮という稀代の役者を迎えて。■李相日(監督)芸に身を捧げ、人生を翻弄される多彩な登場人物たちが織りなす豪華絢爛な歌舞伎の世界観。吉田さん渾身の作品を担う重圧に慄えが止まりません。小説刊行からの構想6年。言い換えれば、“覚悟“に要した年月です。決め手は、吉沢亮の存在。美しさと虚しさを併せ持つ妖艶なその存在感。役者として着実に成長し進化を遂げた今、まさに機が熟した宿命の出会いです。数多ある困難を超えた先に拡がる未知の世界に、関係者一同胸昂る思いです。■吉沢亮吉田修一先生×李相日監督の3作目。『悪人』ではただただ視聴者として感嘆し、『怒り』ではオーディションの参加者として、何も出来なかった自分への苛立ち、完成を観てのどうしようも無い昂まりと悔しさ。そして『国宝』では当事者としてなにを思うのでしょう。稀代の女方を演じると言う、途方もない挑戦ではございますが、その挑戦の先に見える景色が何よりも美しいものである事を信じて。日々精進です。<作品情報>『国宝』2025年公開
2024年03月05日吉沢亮を主演に迎え、「悪人」「怒り」に続き作家・吉田修一と監督・李相日が3度目のタッグを組む映画『国宝』が2025年に公開決定。吉沢さんは激動の時代を生き抜いた、稀代の女方歌舞伎役者に挑む。原作は、2002年「パレード」で山本周五郎賞、「パークライフ」で芥川賞を受賞。2007年「悪人」では毎日出版文化賞など数々の賞に輝いた吉田修一の最高傑作と呼び声の高い「国宝」。2017年から朝日新聞にて連載され、歌舞伎界を舞台にした本作は連載時から大きな話題となり、2018年に単行本化。芸道小説の金字塔にして、吉田さんの最高傑作と言われている。2019年・第69回芸術選奨文部科学大臣賞、第14回中央公論文芸賞をダブル受賞し、吉田さん自身が3年の間、歌舞伎の黒衣を纏い、楽屋に入った経験を血肉にし、書き上げた渾身の1作。作家生活20周年記念作品として、4年の歳月をかけて書き上げた上下巻800ページを超える大作となり、任侠の一門に生まれながらも歌舞伎の世界に飛び込み、芸の道に青春を捧げ、芝居だけに生きてきた主人公・喜久雄がその命を賭けてなお、見果てぬ夢を追い求めていく壮大な物語。主演、吉沢亮は歌舞伎の稽古を行い全身全霊で挑む芸の道に人生を捧げる主人公・喜久雄に挑むのは、吉沢亮。『キングダム』(2019)で信の親友・漂と、玉座を奪われた秦国の王・嬴政の二役を見事に演じ分け、2020年・第43回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞、第62回ブルーリボン賞助演男優賞を受賞。『東京リベンジャーズ』シリーズでは、圧倒的なカリスマ性を持った「無敵のマイキー」こと佐野万次郎を演じ、2021年の興行収入実写作品ナンバーワンの記録に貢献。2021年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」に主演し、13歳から91歳までの渋沢栄一を演じ切り、第30回橋田賞新人賞を受賞した。吉田修一原作、李相日監督の前作『怒り』(2016)ではオーディションに参加していた吉沢さんが、今回は成長し進化した姿で主演を務めあげる。物語の舞台は、戦後から高度経済成長期の日本。任侠の家に生まれた喜久雄は、数奇な運命をたどり歌舞伎役者の家に引きとられる。激動の人生の中で、やがて歌舞伎役者としての才能を開花させていくのだが――というストーリー。吉沢さんは、まずはまっすぐに歩くことから始め、すり足、正座の仕方、扇子の持ち方、取り方など、基本動作からの稽古を開始。稽古初日は、まっすぐ歩くことだけで終わったという中、ほかの仕事をセーブし、撮影本番のギリギリまで日々歌舞伎の稽古を行い、不遇の青年が国の宝になるまで、稀代の歌舞伎役者・喜久雄に近づけるよう全身全霊で挑んでいるという。メガホンをとるのは、監督・李相日初めて吉田修一作品に挑んだ『悪人』(2010)は、第34回日本アカデミー賞13部門で15賞受賞、最優秀賞主要5部門を受賞し、第35回報知映画賞作品賞、第84回キネマ旬報日本映画ベストテン第1位、第65回毎日映画コンクール日本映画大賞など国内のあらゆる映画賞を総なめにし、第34回モントリオール世界映画祭ワールド・コンペティション部門で最優秀女優賞(深津絵里)を受賞するなど、海外でも高い評価を得た。2013年『許されざる者』ではヴェネチア国際映画祭に招待、再び吉田修一原作に挑んだ『怒り』では第64回サン・セバスティアン国際映画祭コンペティション部門に唯一の邦画作品をして出品され、大きな話題を呼んだ。さらに脚本は、第46回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門招待作品、相米慎二監督の『お引越し』で脚本家デビューし、『八日目の蝉』第35回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞、『コーヒーが冷めないうちに』や、細田守監督の『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』で東京アニメアワード個人賞(脚本賞)を3度受賞の奥寺佐渡子が手掛ける。主演&原作&監督よりコメント到着■吉田修一(原作)「夢が叶う。吉沢亮という稀代の役者を迎えて」「悪人」「怒り」、そして「国宝」へ。夢が叶う。三たび、信頼する李相日監督に自作を預けられる喜びにあふれている。そしてもう一つ、夢が叶う。「国宝」執筆中も書き終えてからも、ずっとあることを夢見ていた。無理は承知ながら、この稀代の女方・立花喜久雄の舞台を一度でいいからこの目で見てみたいと。その夢が叶う。吉沢亮という稀代の役者を迎えて。■李相日(監督)「機が熟した宿命の出会い」芸に身を捧げ、人生を翻弄される多彩な登場人物たちが織りなす豪華絢爛な歌舞伎の世界観。吉田さん渾身の作品を担う重圧に慄えが止まりません。小説刊行からの構想6年。言い換えれば、“覚悟“に要した年月です。決め手は、吉沢亮の存在。美しさと虚しさを併せ持つ妖艶なその存在感。役者として着実に成長し進化を遂げた今、まさに機が熟した宿命の出会いです。数多ある困難を超えた先に拡がる未知の世界に、関係者一同胸昂る思いです。■吉沢亮「途方もない挑戦」吉田修一先生×李相日監督の3作目。『悪人』ではただただ視聴者として感嘆し、『怒り』ではオーディションの参加者として、何も出来なかった自分への苛立ち、完成を観てのどうしようも無い昂まりと悔しさ。そして『国宝』では当事者としてなにを思うのでしょう。稀代の女方を演じると言う、途方もない挑戦ではございますが、その挑戦の先に見える景色が何よりも美しいものである事を信じて。日々精進です。撮影は3月からスタートしており、6月クランクアップ予定。『国宝』は2025年公開予定。(シネマカフェ編集部)
2024年03月05日映画『愛に乱暴』が2024年8月に全国公開される。主演は江口のりこ。映画『愛に乱暴』吉田修一の同名小説を実写化映画『愛に乱暴』は、吉田修一による同名小説の実写化作品。夫の無関心や義母のストレスから逃れるようにして“丁寧な暮らし”に勤しむ主婦・桃子を主人公に、人間のエゴや欲望を映し出したヒューマンサスペンスとなっている。主演・江口のりこ、監督・森ガキ侑大監督・共同脚本を務めるのは、CMディレクターとして国内外の広告賞を受賞後、初の映画長編作となる『おじいちゃん、死んじゃったって。』や、ヤマシタトモコによる漫画作品を映画化した『さんかく窓の外側は夜』などを手掛けた森ガキ侑大。主人公・初瀬桃子は、唯一無二の存在感と確かな演技力を見せる江口のりこが演じる。主人公・初瀬桃子...江口のりこ夫と共に、夫の実家の敷地内の離れで暮らす。センスのある装いや手の込んだ献立など“丁寧な暮らし”に勤しみ毎日を充実させているが、徐々に平穏を失っていく。初瀬真守...小泉孝太郎桃子の夫。桃子に対しては無関心な態度を示す。初瀬照子...風吹ジュン真守の母。夫に先立たれた悲しみから、息子に対して強い関心を寄せる。三宅奈央...馬場ふみか真守の不倫相手。映画『愛に乱暴』あらすじ主人公・桃子は、石鹸教室の講師を務めたり、手の込んだ献立にこだわったりと充実した毎日を送っていたが、それらは全て、夫の無関心や義母から受ける日々のストレスを紛らわすためのものだった。そんな桃子の周囲で、不穏な出来事が起こり始める。近隣のゴミ捨て場で相次ぐ不審火、失踪した愛猫、匿名の人物が綴る不気味な不倫アカウント、そして夫からの衝撃的な告白。桃子の平穏な日常が少しずつ乱れていく...。【作品詳細】映画『愛に乱暴』公開時期:2024年8月監督・脚本:森ガキ侑大脚本:山﨑佐保子、鈴木史子出演:江口のりこ、小泉孝太郎、馬場ふみか、水間ロン、青木柚、斉藤陽一郎、梅沢昌代、西本竜樹、堀井新太、岩瀬亮、風吹ジュン音楽:岩代太郎原作:吉田修一『愛に乱暴』(新潮文庫刊)
2024年02月24日『悪人』『怒り』などの吉田修一による同名小説を映画化した『愛に乱暴』が8月より全国公開されることが決定した。夫の真守と共に、真守の実家の敷地内に建つ離れで暮らす桃子は、義母から受ける微量のストレスや、夫の無関心を振り払うように、石鹸教室の講師や、センスのある装い、手の込んだ献立などいわゆる「丁寧な暮らし」に勤しみ毎日を充実させていた。そんな桃子の周囲で不穏な出来事が起こり始める。近隣のゴミ捨て場で相次ぐ不審火、失踪した愛猫、匿名の人物が綴る不気味な不倫アカウント、そして夫からの青天の霹靂の申し出など、桃子の平穏な日常は少しずつ乱れ始める…。原作は、数々の権威ある文学賞を受賞し「悪人」「さよなら渓谷」「怒り」など多くのベストセラーが映画化されてきた吉田修一の同名小説。人間の複雑な感情とその裏に隠された本質を鋭く炙り出してきた著者が、愛のいびつな衝動と暴走を力強い筆致で描く。「愛に乱暴」©2013 吉田修一/新潮社監督・共同脚本を務めるのは、CMディレクターとして国内外の広告賞を席巻後、初の映画長編作『おじいちゃん、死んじゃったって。』(17)で第39回ヨコハマ映画祭森田芳光メモリアル新人監督賞を受賞、『さんかく窓の外側は夜』(21)を手掛けた森ガキ侑大。「この原作を読んだ時に『今』映画化する意味があると強く感じた」と語る森ガキ監督は、物語に隠されたある仕掛けから、映像化は難しいと思われた原作小説を繊細にアレンジ、フィルムを使って主人公の背後に吸い付くようなカメラワークで撮影、息もつかせぬ緊迫感に包まれた見事なサスペンス映画に仕上げた。主人公の初瀬桃子を演じるのは、唯一無二の存在感とユニークで高い演技力で多数の作品に出演する江口のりこ。手に入れたはずだった平穏な日常が少しずつ不穏な空気を帯び乱れていく桃子を振り切った演技で魅せる。原作ファンだと語る江口さんは「(原作小説が)面白過ぎて、映画化するハードルの高さにモヤモヤしていました。しかし撮影現場で、監督の映画作りの情熱や、共演者の方々のお芝居に引っ張られ、森ガキ組の映画としての『愛に乱暴』を作ればいい!と吹っ切れ、真夏の暑さと共に夢中で撮影しました」と本作にかける想いを語っている。共演は、桃子を空気のように扱う夫・真守役に小泉孝太郎。いままでの“陽”や“清潔”といったパブリックイメージとは真逆の、翳りのあるアプローチを見せる。「実は僕が乱暴な男なのか、奥さんの桃子が乱暴な女性なのか、観て下さった皆さんが『愛に乱暴』というタイトルの意味をどうとらえるのかとても興味があります」とコメント。また夫に先立たれ息子への関心が高まる真守の母・照子役には「脚本と出会い、読むとサスペンスチックに心掻き立てられる脚本で、どんな映像になるのかが、私が唆(そそ)られた部分でした」と語る風吹ジュン。真守の不倫相手・奈央役には女優として確実にキャリアを積んでいる馬場ふみかが扮し、「今まで味わったことのない鋭い緊張感で指先が悴(かじか)み、撮影が終わった瞬間に肩の力が一気に抜ける感覚を覚えています」と撮影をふり返っている。愛のエゴと献身、孤独と欲望の果ての暴走を描くヒューマンサスペンスに実力派キャストが集結。原作者の吉田氏は、撮影現場を訪れたことを「夏の長い宵の中、誰もが美しかった。今この場所で一つの奇跡が生まれようとしているのが分かった」とコメントしている。江口のりこ(初瀬桃子役)コメント原作である吉田修一さんの小説「愛に乱暴」が面白すぎて、映画化するハードルの高さにモヤモヤしていました。しかし撮影現場で、監督の映画作りの情熱や、共演者の方々のお芝居に引っ張られ、森ガキ組の映画としての「愛に乱暴」を作ればいい!と吹っ切れ、真夏の暑さと共に夢中で撮影しました。今回演じた桃子というキャラクターは、映画の中で迷い、暴走し、自分の居場所を見つけようとする女性です。みなさま、是非劇場でご覧になって下さい。小泉孝太郎(初瀬真守役)コメント森ガキ監督とは撮影前に役柄について細かく話す機会をいただき、そこで色々話せたので、真守の独特なキャラクターを固めることが出来たことに感謝しています。真守は何を考え、どんな感情で今いるのか、非常に分かりづらい男だと思います。炎天下での撮影でしたが、そういうとこでも暑いのか暑くないのか、そういう人間の見えやすい感情さえも隠れてしまうような独特な男です。個人的には江口さんと炎天下のなかでもたくさんの雑談が出来て、役では一切笑わないのに、雑談ではずっと笑っていたような記憶があります。たくさんコミュニケーションを取って下さった江口さんには感謝です。この映画では僕は非常におとなしい男ですが、実は僕が乱暴な男なのか、奥さんの桃子が乱暴な女性なのか、それともごくごく普通の当たり前の感情を持っている夫婦なのか、観て下さった皆さんが「愛に乱暴」というタイトルの意味をどうとらえるのかとても興味があります。風吹ジュン(初瀬照子役)コメント『愛に乱暴』の脚本と出会い、読むとサスペンスチックに心掻き立てられる脚本で、どんな映像になるのかが、私が唆(そそ)られた部分でした。心理描写が重要で、役者としてのキャラ作りの課題が大きく面白そうで私には断る理由はなく、主演が江口のりこさんと聞いて、二つ返事でした。撮影中は、森ガキ監督が映画に対して“ガキ”そのもの(笑)で、遊び心を忘れず初めから最後まで本当に楽しそうでいらして。演じた照子は、普通によく居そうな息子愛の強い母親だと思いますが、江口さん演じる桃子からの捉え方で嫌な人物に見えていれば私としては成功かなと思ってます。『愛に乱暴』は観る方其々の楽しみ方が有る作品だと思いますので、ご覧になる方の感性に期待しております。馬場ふみか(三宅奈央役)コメント森ガキ監督は1シーンごとに役者と言葉を交わし丁寧に映画をつくっていく姿がとても印象的で、そんな作品に携われたことが、とても幸せだなと感じる撮影でした。三宅奈央を演じる日々は、暑い夏の撮影でしたが役柄も相まって今まで味わったことのない鋭い緊張感で指先が悴(かじか)み、撮影が終わった瞬間に肩の力が一気に抜ける感覚を覚えています。ぜひ、劇場で体感していただけると嬉しいです。森ガキ侑大(監督)コメントこの原作を読んだ時に「今」映画化する意味があると強く感じました。現代は生産性ばかりを求めている社会が存在していて、世の中の隅に追いやられ孤立している人がいる気がしていました。主人公の桃子は社会の中で葛藤を抱き、もがきながら一生懸命に生きています。桃子の姿は時にユーモラスで、時に刺激的で読んでいる自分の心を動かしました。原作者である吉田修一さんとお会いし、映画化を許可して頂いた時の喜びとプレッシャーは今でも心の奥に残り続けています。この素晴らしい原作を繊細に、そして大胆に演出しました。灼熱の太陽の下、江口さんを始めとする素晴らしい役者陣とスタッフが一緒に死にもの狂いでフィルムに焼き付けた本作には奇跡の連続が宿っています。スタッフ全員で紡いだこの映画が多くの方に届くと強く信じています。吉田修一(原作者)コメント記録的猛暑となった昨年の夏の盛り、神奈川県郊外の撮影現場を訪ねた。これまで何度となくこういった現場には足を運んできたが、こんなにも雰囲気の良い現場は初めてだった。汗まみれのスタッフも熱演するキャストも撮影に協力してくれているご近所の方々も、夏の長い宵の中、誰もが美しかった。今この場所で一つの奇跡が生まれようとしているのが分かった。森ガキ監督の情熱に、江口のりこという俳優の肉体に、スタッフの方々の汗に、この土地が味方してくれているのがはっきりと伝わってきた。一人でも多くの方にこの映画を観ていただきたいと切に願っております。『愛に乱暴』は8月、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年02月21日2023年10月30日、元レスリング選手で、タレントや解説者として活躍している吉田沙保里さんがX(twitter)を更新。実兄で、レスリングの指導者である吉田栄利さんの、指導者資格停止処分について言及しました。吉田沙保里、実兄の騒動を受け謝罪文を公開栄利さんは、倫理規定違反によって、日本レスリング協会から2年間の指導者資格停止処分を受けたことが、同月27日に判明。三重県津市にある、吉田さんの実家の『一志ジュニアレスリング教室』にて、指導上で体罰行為を行っていたといいます。日本レスリング協会は体罰行為の詳細を明かしていませんが、今回の騒動を受け、栄利さんは津レスリング協会の会長を辞職しました。沙保里さんは、今回の件を重く受け止めた上で、このように想いを明かしています。この度は、私の家族による報道でお騒がせをして誠に申し訳ございません。兄の愚行により、傷を負われたご本人とご家族の方々に深くお詫び申し上げます。いかなる理由があっても暴力行為は決して許されるものではなく、兄に対しても今回の処分は当然のことと重く受け止め、指導者として真摯に反省することを強く申し伝えております。今後は二度とこのようなことがないよう私自身もしっかり注視しながら、今まで以上に誠心誠意努力して頑張っていく所存ですので、これからもご指導ご鞭撻の程、よろしくお願いいたします。@sao_sao53ーより引用家族の一員として、そして1人のアスリートとして、沙保里さんは「いかなる理由があっても、暴力行為は許されるものではない」とコメント。今回の件を『兄の愚行』と、あえて強い言葉で称し、関係者に対して謝罪の言葉を述べました。沙保里さんの誠実な人柄が伝わる謝罪文は拡散され、多くの人から応援の声が上がっています。・身内のやったこととはいえ、沙保里さんがこうやって謝罪をするのは悲しい。・きっと、沙保里さんも心を痛めていると思う。元気を出してくださいね。・文章から沙保里さんの人柄が伝わってくる。スポーツ界の体罰問題は、なかなか減らないなあ…。他者と競い合うほか、常に高みを目指していく必要があるため、スポーツは体罰による問題が生じやすいといえます。しかし行きすぎた指導は、人の心身に強い傷を残すもの。国を代表し、世界で輝いたアスリートの沙保里さんだからこそ、正しい指導の重要性をよく知っているのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年10月31日『霊長類最強女子』と評される、元レスリング選手の吉田沙保里さん。高い身体能力と鍛えた肉体を生かし、現役時代はアテネオリンピックや北京オリンピック、ロンドンオリンピックの3大会連続で金メダルを獲得しています。引退後も、解説者として活躍するほか、さまざまな運動に励む姿をSNSで公開しているのは、スポーツに対する情熱が冷めていない証といえるでしょう。『霊長類最強女子』吉田沙保里がサッカーをしたら?2023年9月18日、吉田さんはサッカー系YouTuberグループ『LISEM』の、しげさんと撮影した動画を公開。ひょんなことから吉田さんは、しげさんとPK戦で勝負をすることになったといいます。『霊長類最強女子』とうたわれる吉田さんですが、相手はサッカーを得意とするしげさん。いくら吉田さんでも、正面からゴールを決めるのは容易ではないでしょう。2人の真剣勝負でどのように決着がつくかは、動画でご覧ください! この投稿をInstagramで見る しげ【LISEM】(@lisem_shige)がシェアした投稿 「これ、反則かな?」そんなひと言とともに、この動画を公開した吉田さん。ある意味、吉田さんにしかできない斬新なシュート方法は、どれだけサッカーがうまい人でもしのぐことができないでしょう!ゴールキーパーの動きを得意のタックルで封じ、吉田さんはその隙にシュート。ボールの軌道がゴールの隅を狙っている点からも、運動神経の高さがうかがえます。「キーパーはよく無事で済んだな」「これに勝つ方法があったら教えてほしい」といった声が相次いだ、吉田さんの見事なプレー。もちろん実際の試合ではホイッスルを鳴らされてしまいますが、吉田さんの迫力に圧倒されて、審判も身動きできなくなりそうです…![文・構成/grape編集部]
2023年09月19日アリをひたすら捕まえる この投稿をInstagramで見る Maya Yoshida(@mayayoshida22)がシェアした投稿 2012年9月に一般女性と結婚し、2016年に第一子となる長女が誕生している吉田さん。21日放送の番組ではリスナーの「麻也さんが今ハマっているものがあったら教えてください」という投稿に回答しました。「ちょっと前はサウナにハマっていた」そうですが、最近、もうすぐ7歳になる娘さんと一緒にハマっているのは「生き物」。長女は動物や昆虫など生き物に興味を持つようになり、「昨日もレストランで花がいっぱいあって、アリがすごく(たくさん)いたんですけど、(娘が)アリをひたすら捕まえる」と、ごはんよりもアリに夢中な様子です。そんな長女に触発されて生物や動物などの図鑑を買ったといい、就寝前には絵本の代わりに図鑑を娘さんと一緒に読んだりもするのだそう。また、レストランで蚊に刺された吉田さんは、長女に対して「蚊に刺された。この蚊はオスでしょうか、メスでしょうか?」と出題。長女が「メス」「メスしか血を吸わないから」と回答すると、吉田さんは「なんでメスしか血を吸わないんでしょう?」と、さらに突っ込んで質問したといいます。すると長女は「卵を産むのに必要だから」と答え、「正解!」と吉田さん。よく理解していますね。吉田さんは「びっくりするぐらいそういう知識を子どもは学んでいく。とくに不思議な生物、蚊とかカタツムリとか」とうれしそうで、こんなやりとりを家族でよくしているのだそうです。他愛ない日常の出来事から図鑑レベルの内容に会話を発展させる……子どもが興味を持ったものに吉田さんも向き合い、同じように興味を持って図鑑を読んでいるからこそのコミュニケーションといえますね。
2023年07月01日RINNEEE(吉田凜音)の新曲 「narabe」(読み:ナラベ)の配信が、本日5月31日(水) よりスタートした。本作は前作「文句BOO」と同様、作詞作曲プロデュースにいつか(Charisma. com)、編曲に土器大洋(MO MOMA)を迎えて制作。RINNEEEの魅力溢れる歌声と、パワフルなバンドサウンドが見事に調和した刺激的な楽曲となっている。なお、本楽曲のリリースと同時にMusic Videoが公開された。「narabe」MV<配信情報>「narabe」配信中「narabe」配信ジャケット作詞・作曲:いつか(Charisma. com)編曲:土器大洋(MO MOMA)配信リンク:関連リンクHP:::
2023年05月31日映画『湖の女たち』が2024年5月17日(金)より全国公開される。福士蒼汰と松本まりかがW主演、原作は吉田修一、監督・脚本は大森立嗣。吉田修一原作のミステリー映画『湖の女たち』の原作は、吉田修一による同名小説。琵琶湖近くの介護施設で起きた不可解な事件をめぐる極限のミステリーだ。福士蒼汰&松本まりかW主演主演を務めるのは、福士蒼汰と松本まりか。映画やドラマなどで活躍し続ける2人が初共演となる映画『湖の女たち』で、インモラルな関係性に溺れて行く刑事と容疑者という難役に挑む。主人公・濱中圭介…福士蒼汰介護施設で起きた事件を追う西湖署の若手刑事。取り調べで出会った佳代への歪んだ支配欲を抱いていく。主人公・豊田佳代…松本まりか100歳の老人が殺された事件が起きた湖畔の施設の介護士。容疑者として嫌疑をかけられる。伊佐美佑…浅野忠信ベテラン刑事で圭介の上司。真実を追求する正義感あふれる刑事であったが、過去に起きた事件の闇に囚われ、圧迫捜査も厭わず事件の容疑者を激しく追い詰める。池田由季…福地桃子週刊誌の若手記者。事件の真相を追いかけるうちに、この殺人事件と署が隠蔽してきたある薬害事件に関係があることを突き止めていく。松本郁子…財前直見佳代と同じ介護施設で働く介護士。伊佐美の強引な取り調べにより心身共に追い詰められていく。市島松江…三田佳子事件で殺された100歳の老人の謎めいた妻。池田が事件について調査していくうちにたどり着く。大森立嗣が監督・脚本監督・脚本は『星の子』『日日是好日』の大森立嗣。第35回モスクワ国際映画祭で日本映画48年ぶりとなる審査員特別賞など、数々の賞に輝いた映画『さよなら渓谷』の原作者・吉田修一と再びタッグを組む。映画『湖の女たち』あらすじ事件の捜査にあたった西湖署の若手刑事・圭介とベテランの伊佐美は、施設の中から容疑者を挙げ、執拗な取り調べを行なっていく。その陰で、圭介は取り調べで出会った介護士・佳代への歪んだ支配欲を抱いていく。一方、事件を追う週刊誌記者・池田は、この殺人事件と署が隠蔽してきたある薬害事件に関係があることを突き止めていくが、捜査の先に浮かび上がったのは過去から隠蔽されてきた恐るべき真実。それは、我々の想像を超えた過去の闇を引き摺り出す。そして、後戻りできない欲望に目覚めてしまった、刑事の男と容疑者の女の行方とは?【作品詳細】映画『湖の女たち』公開日:2024年5月17日(金)監督:大森立嗣脚本:大森立嗣出演:福士蒼汰、松本まりか、福地桃子、近藤芳正、平田満、根岸季衣、菅原大吉、土屋希乃、北香那、大後寿々花、川面千晶、呉城久美、穂志もえか、奥野瑛太、吉岡睦雄、信太昌之、鈴木晋介、長尾卓磨、伊藤佳範、岡本智礼、泉拓磨、荒巻全紀、財前直見、三田佳子、浅野忠信■原作『湖の女たち』 文庫本情報発売日:2023年7月28日(金)著者:吉田修一出版社:新潮社定価:825円ISBN:978-4-10-128759-1
2023年05月13日吉田修一の原作小説「湖の女たち」が、福士蒼汰と松本まりかのW主演で映画化が決定。本編撮影の中盤で撮られた、禁忌と無垢の間で揺れ動き、抗い合う2人を収めたファーストビジュアルも公開された。琵琶湖近くの介護施設で、百歳の老人が不可解な死を遂げた。老人を延命させていた人工呼吸器の誤作動による事故か、それとも何者かによる殺人か。謎を追う刑事たちと介護士の女、そして過去の事件を探る記者の行方は、深淵なる湖に沈んだ恐るべき記憶にのみ込まれていく――。主演を務める2人は、今回が初共演。福士さんが事件を追う刑事・濱中圭介、松本さんが事件が起きた施設の介護士・豊田佳代。事件が袋小路に入り込むにつれ、インモラルな関係性に溺れていく刑事と容疑者という難役に挑む。原作は吉田修一氏による“現代の黙示録”とも言うべき傑作同名小説。監督・脚本は大森立嗣。第35回モスクワ国際映画祭で日本映画48年ぶりとなる審査員特別賞の快挙を始め、数々の国内賞を受賞した『さよなら渓谷』のタッグが再び実現した。撮影は、昨年10月から今年2月にかけて、琵琶湖周辺を中心にオールロケによって実施、そして4月に完成。福士さんは「今まで経験したことのない役柄だったので、僕にとって非常に大きな挑戦であり、役者人生におけるターニングポイントと呼べる作品となったと自負しています」とコメント。続けて「原作や台本を読み込み、撮影に向けて準備を整えて臨みましたが、役者がすべきことは"その場の空気に身を置く"こと、思考を取っ払って感じるがままを表現することだと、改めて気付かされた現場でした」とふり返る。松本さんは「あの強烈な映画体験は、生涯この身体から離れることはないでしょう」と、その挑戦的な役どころに全身全霊で向かい合ったことへ熱のこもったコメントを寄せた。『湖の女たち』は11月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2023年05月10日福士蒼汰と松本まりかがダブル主演する映画『湖の女たち』の製作および劇場公開が決定し、ファースト・ビジュアルが解禁。併せて福士と松本、原作者の吉田修一、監督・脚本の大森立嗣の4名からコメントが到着した。原作は吉田修一氏による“現代の黙示録”とも言うべきミステリー小説『湖の女たち』。監督・脚本に『日日是好日』、『星の子』、『MOTHER マザー』の大森立嗣。第35回モスクワ国際映画祭で日本映画48年ぶりとなる審査員特別賞の快挙を始め、数々の国内賞を受賞した『さよなら渓谷』のタッグが実現した。琵琶湖近くの介護施設で百歳の老人が不可解な死を遂げた。老人を延命させていた人工呼吸器の誤作動による事故か、それとも何者かによる殺人か――。謎を追う刑事たちと介護士の女、そして過去の事件を探る記者の行方は、深淵なる湖に沈んだ恐るべき記憶にのみ込まれていく……。主演は、事件を追う刑事・濱中圭介役に福士蒼汰、事件が起きた施設の介護士・豊田佳代役に松本まりか。映画やドラマなど一線で活躍し続けるふたりが初共演となる本作で挑むのは、事件が袋小路に入り込むにつれ、インモラルな関係性に溺れていく刑事と容疑者という難役。吉田修一氏はふたりに対し「何かを問いかけるような凄みが強く伝わってくる」「ふたりの姿に根源的なことまで考えさせられた」と語る。一方、福士蒼汰は撮影を振り返り、「今まで経験したことのない役柄だったので、僕にとって非常に大きな挑戦であり、役者人生におけるターニングポイントと呼べる作品となったと自負しています」、松本まりかは「あの強烈な映画体験は、生涯この身体から離れることはないでしょう」と、その挑戦的な役どころに全身全霊で向かい合ったことへ、非常に熱のこもったコメントを寄せた。なお、撮影は2022年10月から2023年2月にかけて琵琶湖周辺を中心にオールロケによって実施され、4月に完成。大森監督は「この世のケガレと生の輝きが渦巻くようなものすごい小説」、「大きな挑戦でしたが映画にしたいと熱望し、なんとか完成までこぎつけました」と語る。完成した映画について吉田修一氏は「映画を見ていたつもりが、気がつけばずっとその映画に見られていたような感覚」、「ほんの少しの勇気によって世界が変わることを、あの涙が出るほど美しい湖の風景を通して観客にそっと教えてくれる」と称賛のコメントを寄せた。■福士蒼汰コメント圭介は今まで経験したことのない役柄だったので、僕にとって非常に大きな挑戦であり、役者人生におけるターニングポイントと呼べる作品となったと自負しています。原作や台本を読み込み、撮影に向けて準備を整えて臨みましたが、役者がすべきことは"その場の空気に身を置く"こと、思考を取っ払って感じるがままを表現することだと、改めて気付かされた現場でした。大森監督が僕を原点に引き戻して下さったのだと感じています。"わかりやすさ"や"意味"を求められることが多い昨今ですが、この作品では、人間の奥底で疼く何かを感じていただきたいです。言葉だけでは説明がつかない人間という生き物を、湖の絶景と共に受け止めていただけたらと思います。■松本まりかコメント大森立嗣という人はただひたすらに私を見つめ続けました。何も語らず肯定し続けました。私は認められ解き放たれ自由であることに戸惑いました。芝居は俳優はこうあるべきとか、誰かが決めてくれた常識を鵜呑みして従い縛られ生きることに安心感を覚えていること……なんならその不自由さを求めてすらいることに気がつきました。自分は何者なのか、何がしたいのか、何がしたくてここまできたのか、自分の中に何があるのか、何もない、持たない、結局何者でもないことを突き付けられ、焦り、限界を知り、静かに壊れてゆきました。そこに至って私はようやく、自分を守る、偽るガードが崩れ、その隙から本当に美しいもの、その本質に一瞬、出会うことが出来たのです。それは私であり佳代であり、自分と役を隔てるものはなかったように思います。ラストシーン。彩りを帯びてゆく空と湖、逆光の大森組が三位一体になった夜明け。あんなにも美しい景色を見たのは初めてでした。どうしようもなく此処で生きたいと思ってしまった。「誰かを信じ切る」という監督の揺るぎない覚悟と共に、あの強烈な映画体験は、生涯この身体から離れることはないでしょう。■監督・脚本:大森立嗣コメント吉田修一さんの『湖の女たち』という小説を読みました。この世のケガレと生の輝きが渦巻くようなものすごい小説でした。沸々とした気持ちを抑えられず、大きな挑戦でしたが映画にしたいと熱望し、なんとか完成までこぎつけました。福士蒼汰と松本まりかが主演です。ふたりは本当に素晴らしい演技をしています。今は心に響く映画になったのではないかと思っていますが、どのように伝わるか緊張の中にいます。どうか皆さまに届きますように。■原作・吉田修一コメント海は眺めるものだが、湖はこちらを見つめてくる。本作を観終わって尚、ざわざわと落ち着かぬ心にそんな言葉が浮かんでくる。映画を見ていたつもりが、気がつけばずっとその映画に見られていたような感覚だった。劇中、不毛でアブノーマルな性愛に溺れていく男女を演じる福士蒼汰さんと松本まりかさんからも、その何かを問いかけるような凄みが強く伝わってくる。ふたりが重ね合わせるのは体ではなく、互いの弱さである。互いが日常生活で抱えている服従心である。では人はどのようなときに服従を選択するか。自由を奪われたときである。では自由とは何か。それは恐怖心がないということだ。とすれば、服従心というのは、恐怖心への対抗策であり、自由を希求する心であるとも言える。暗い湖に落ちていくようなふたりの姿に、そんな根源的なことまで考えさせられた。本作で描かれるのはグロテスクな事件であり、目を背けたくなるような人間の弱さである。しかしその人間の弱さこそが、物語を生み、歴史となっていくことを大森立嗣監督は伝えてくる。そしてそれでも尚、ほんの少しの勇気によって世界が変わることを、あの涙が出るほど美しい湖の風景を通して観客にそっと教えてくれる。『湖の女たち』()11月公開(C)️2023 映画「湖の女たち」製作委員会
2023年05月10日MLBのボストン・レッドソックス所属の吉田正尚選手(29)は、かねてよりお付き合いしていた、モデルで栄養管理士のゆり香さん(30)と2017年に結婚。現在は女の子2人のお子さんが誕生し、長女出産の日にはバースデーホームランを放ったエピソードも。気になる奥様はどんな方か早速チェックしてみましょう!美しすぎる奥様にくぎ付け!お似合いな素敵夫婦ショット この投稿をInstagramで見る Yurika Yoshida???????? 管理栄養士 吉田ゆり香(@dietitian_24.y)がシェアした投稿 ゆり香さんの誕生日に夫婦水入らずで夜ご飯を一緒にした時に投稿したもの。「この間、私のお友達の結婚式と遠征先がたまたま被って子供達も見てもらっていたので帰りに夜ご飯した」ということから夫婦仲の良さが伝わりますね。とてもお似合いの2人に注目が集まり、コメント欄には「素敵なカップル♡おめでとうございます」「うーわ、キレイな奥さん!さすが正尚さん」「美男美女やなぁ」と羨望のまなざしが向けられておりました。WBCの興奮冷めやらぬ中もうレッドソックスのキャンプに復帰したという吉田選手。今後の活躍からも目が離せません!あわせて読みたい🌈WBC日本優勝!大谷翔平選手「トップになるために来た」、ダルビッシュ有選手や吉田正尚選手の豪華な投稿が話題に!
2023年03月24日《脊椎調整》と言う特殊な治療方法を専門とする吉田原整骨院を運営する合同会社 吉田原整骨院(所在地:長野県塩尻市広丘吉田665-13、院長:折橋 誠之)は、脊椎調整による治療を受けた頭痛患者がどの程度の割合で頭痛が改善・回復しているかの調査を行いました。その結果、108人中105人の症状が改善したことが分かりました。頸椎調整の様子令和4年8月~令和4年10月の期間に受診されていた頭痛持ちの患者を対象とします(8月以前から受診されていた方も一部含みます、また通院数回程度で来院されずデータを取ることができなかった患者は除外します)。《データ》頭痛患者108人中、うち105人は頭痛が改善しました。治療回数は、患者により差があり8回~25回程度です。若い方、頭痛を患った期間が短い人ほど早期から改善しました。毎日パソコン仕事の方、何年も頭痛で苦しんだ方は少し治療回数が必要でしたがほとんどの方が改善しました。治療時間は一回につき数分程度、毎回頸椎の調整を行いました。《頭痛の治療方法》頸椎は7個あり、主に頸椎上部を頸椎調整により治療しました。頸椎にある3つの突起を使い行います(後ろに一つ、左右に一つずつ)。突起の並びを触診により確認し、頸椎のねじれを判断します。頸椎にねじれや、圧迫がある箇所の治療を頸椎調整により行い、この頸椎のねじれや圧迫を取り除くことにより神経の圧迫を取り除きます。頸椎にねじれや圧迫が生じると、椎間孔(脊椎と脊椎の間の孔)が狭くなり、そこから出てくる神経を触ってしまうため、頸椎調整(脊椎調整)により、このねじれや圧迫を取り除く治療を必要とします。脊椎調整専用ベッド《結果》令和4年8月~令和4年10月の期間に受診されていた頭痛持ちの患者を対象にし、この治療方法により頭痛を治療しました。頭痛の回復までの治療回数などには差があるものの、8回~25回程度来院された頭痛患者108人中、105人の方の頭痛が改善しました。《まとめ》これらのデータから、脳腫瘍や脳出血など脳の病気ではない一般的な頭痛の原因は頸椎で神経を潰してしまっていることだと考えられます。頸椎から出てくる2番目、3番目の神経は、主に頭の表面を支配しており、頭皮の感覚情報を脳に送る働きをしています。例えば、頭をどこかにぶつけて痛みを感じますが、これは頭皮を支配している神経が、ぶつけて『頭が痛い』、と言う情報を脳まで伝達し、脳が痛みを感じます。しかし、神経は途中で圧迫されてしまうと間違った情報を発信してしまいます。頸椎2番目がねじれたり圧迫があったりして神経を潰してしまうと、脳には間違った情報が送られてしまいます。例えば、頭が痛い、頭が締め付けられている、目の奥が痛い、と言った情報となり脳に信号が送られ、脳はその通りに判断してしまいます。今回のデータから一般的な頭痛の原因は、頸椎の2番のねじれや圧迫により頸神経の2番、3番を圧迫してしまうことだと判明しました。頸神経2番通常、一般的な頭痛の原因は、・血管拡張性頭痛・筋緊張頭痛・天気痛などと言われることが多いですが、実際にはその様な頭痛は存在しないことが確認できました。『頭痛は頸椎調整により根本的に治せるもの』であると、頭痛で悩む多くの方に知っていただきたいと思います。薬では根本的な解決にはならず、ずっと服用しなくてはいけません。また薬の副作用のリスクもあります。課題は、頸椎調整と言う高度な医療技術をどの様に多くの医療従事者が習得するかです。多くの方に《頭痛の本当の原因と、その根本的な治し方》を知っていただけたら幸いです。■会社概要商号 : 合同会社 吉田原整骨院代表者 : 代表社員 院長 折橋 誠之所在地 : 〒399-0701 長野県塩尻市広丘吉田665-13設立 : 2009年6月事業内容 : 整骨院資本金 : 40万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月23日サッカー日本代表GKの権田修一選手(清水エスパルス)が14日、静岡県静岡市のツインメッセ静岡 北館で開催された「SDGs推進 TGC しずおか 2023 by TOKYO GIRLS COLLECTION」にシークレットゲストとして出演した。FIFAワールドカップカタール2022でのビッグセーブの数々が記憶に新しい、地元静岡県に拠点を構える清水エスパルス所属の権田修一選手がTGC初登場。ガーベラの出荷量が日本一を誇り、「花の都」と呼ばれている静岡県のステージに出演した。キンギョソウを身につけて初ランウェイを飾った権田選手は、2人組YouTuber・平成フラミンゴ(NICO、RIHO)と合流し、3ショットを披露。その後のトークで「(ワールドカップ)初戦のドイツ戦よりも緊張しました。こんな長いと思わなくて。でも楽しかったです」と語った。2019年より2年連続で開催し、SDGsの推進に取り組んできた「SDGs推進 TGC しずおか」が3年ぶりに開催。今回は「輪-WA-」をテーマにファッションショーやアーティストライブを展開。手を取り合い、SDGs達成に向けて行動し連携していく“輪”を広げたいという思いが込められている。撮影:加藤千雅
2023年01月14日かつてないほどの盛り上がりを見せたW杯カタール大会。日本代表チームの活躍も凄まじく、守護神であるゴールキーパー権田選手も大活躍!日本中が感動の渦に包まれました。凱旋帰国後は数多くのTVやメディア出演で引っ張りだこですが、そんな権田選手を常に支えていたのが、mamagirl公式アンバサダーの権田裕美さんです♡ 裕美さん自身も、ヨガインストラクターやヘルシービューティーフードアドバイザーなどで活動し、健康や食事に精通、人一倍気を使っています。また、日ごろから、サッカーを頑張っている息子くんのために【食育】も実践中! 今回は、愛情と栄養たっぷりのサカママ食育レシピを紹介します♪アンバサダーにサカママ…権田裕美さんってどんな人?いつもおしゃれでかわいく、mamagirlアンバサダーとしてWEBやSNSでも大活躍の裕美さん。サッカー選手であるご主人の健康を日々気遣っていて、ヘルシービューティーフードアドバイザー、薬剤コーディネーターの資格も取得し徹底的にご主人をバックアップ。その一方でヨガの講師を務めるなど、自身もヘルシーライフを満喫しています。「食とヨガ」で肌質や体型改善を叶え、ノーファンデ生活をしているのだそうですよ。さらに、サッカーをがんばっている9歳の息子くんの体作りのためにも、食育にかなり力を入れているんです。その中から、実際のレシピをご紹介します♪練習で疲れて食欲のない日でもペロっと食べられる【タコライス】「練習がハードだったり、学校などで疲れたりして食欲のなさそうな日でも食べやすい、一皿で完結するメニューです。お野菜の写真がイラストなのは、最初に生野菜から出してそれを食べててもらうから。メインをセッティングするころには食べ終わってしまうので、よくお野菜だけ写真を撮りそびれてしまうんです(笑)。まずはそうやって生野菜で酵素を体に取り入れてもらっています。メインは生野菜と一緒に食べるタコライスで消化促進!ひき肉は合い挽きを使うことで豚肉のビタミンB1と牛肉の鉄分を同時に摂取できます。お米を雑穀米にすることで、食物繊維もばっちり。常に腸活も意識しています。 副菜のもずく酢も、腸活に◎。」 ・タコライスのレシピ<材料>(3人分)・合い挽き肉 200g・玉ねぎ 1/4・パプリカ(ピーマン) 一切れ・ベビーリーフ(サニーレタス) 適宜・ケチャップ 大さじ1・レモン汁・スパイス各小さじ1程・醤油 大さじ1・酒 大さじ1・メープルシロップ 大さじ1(なくてもOK)・塩コショウ・タバスコ<作り方>①パプリカ・玉ねぎを細かくカット。玉ねぎの半分は炒め用、半分はサルサ用に分けます②豚肉、玉ねぎを炒める。ケチャップとレモン汁以外の調味料を入れる。③サルサソースを作る。玉ねぎ・パプリカ・ケチャップ・レモン汁を全て混ぜ合わせる。 (大人はお好みでタバスコを入れてもOK)④お米に全て盛り付けたら完成!たくさん運動する日に食べたいメニュー!【レバニラ】「体を動かしてたくさん汗をかくと、ミネラルが体から流れ出てしまっています。そんなときは、補血作用のある【レバニラ】が最適!汗から流れ出てしまう鉄分・亜鉛を補うためにも、レバーを使います。レバーはより鉄分を含む豚レバーをチョイス。また鯖には血流をよくして胃腸を丈夫にし、体力をつける効果があります。このときはご飯が進む味噌煮にしました。定番料理でも、熱に強いココナッツオイルを使うのが私流のこだわりですかね。ココナッツオイルには、脂肪燃焼、免疫力アップ、抗菌作用など、たくさんの効果があるからおすすめ。」 ・レバニラのレシピ<材料>(3人分)・豚レバー230g・ニラ1袋・もやし1袋・ニンニク1片・オリーブオイル 小さじ1A・オイスターソース大さじ1・鶏ガラススープの素・塩コショウ <作り方>①豚レバーをカットしたら、水にさらして下処理をする②オイルとニンニクスライスを香るまでフライパンで熱する③レバーを入れ塩コショウで下味をつける④お肉に火が通ってきたから、野菜・Aの調味料を入れ混ぜ合わせる。⑤最後にごま油を追いがけして香りをつけたら完成成長期に欠かせないタンパク質をがっつり摂取!【手羽元焼き】「今息子はまさにゴールデンエイジに突入したところ。体もどんどんできてきて、運動量も激しくなってきました。そんな成長期に欠かせない栄養素の一つ、たんぱく質を、手羽元でおいしく手軽にとれるメニューです。グリルで焼くから時短になるし、余計な油も落ちて一石二鳥です♪また、副菜としておいたタコに含まれるタウリンで、疲労回復効果にも期待! スーパーフードのキヌア入りご飯や、腸をきれいにする作用がある寒天入りお味噌汁で、この日も腸活を意識したレシピに。」・手羽元のグリル焼き<材料>(3人分)・手羽元肉6本・塩コショウ適宜<作り方>①手羽元は塩コショウで下味をつける②①で味をつけた手羽元を魚焼きグリルで焼くだけ♪今日から真似できる!愛情いっぱいの簡単食育メニューアスリート妻であり、サカママでもある権田裕美さんの食育レシピはいかがでしたか? アスリートでなくても、子どもは日々ぐんぐん成長しているから、食から体作りを考えてあげられるといいですね♪裕美さんのインスタグラムは、自身のプライベートのことを投稿するアカウントと、【「食育」をテーマに、誰でも作れる時短レシピ】を投稿している料理アカウントの2つがあるから、ぜひ毎日の献立の参考に覗いてみて♡▼権田さんのプライベートのアカウントはこちら▼権田さんの料理アカウントはこちらあわせて読みたい🌈サッカー日本代表の守護神!権田選手の妻・裕美さん「ただただ尊敬」スタジアムから感動綴る
2022年12月29日COCOON PRODUCTION 2022『ツダマンの世界』に出演する、吉田羊さんにお話を伺いました。吉田羊さんが松尾スズキ作品と出合ったのは、’12年の舞台『ふくすけ』だそう。エロもグロも毒も笑いも、そしてその奥に潜む切なさや美しさも、まとめてごった煮にしたような独特の世界観に、「最初は正直、よくわからなかった」と吐露する。「ただ、なんだかすごいものを観たという感覚だけはありました。しかも、観終わった後もずっと何かを問いかけられているような余韻があって。その後、さまざまな作品を拝見するうちに、弱さとか本音を必死に取り繕って生きる人間の滑稽さみたいなものをユーモアで包んで笑い飛ばして、寄り添ってくれるようなところが松尾作品の魅力なのかなと思うようになりました。ダメなところがあるのはみんな同じだよね、だから許そうよ、君も不完全でいいんだよって言ってもらえているような、そんな優しさを感じたんです」そこから「いつか自分もこの舞台に」と憧れていたそう。念願叶った舞台『ツダマンの世界』は、昭和初期から戦後の日本を舞台に、阿部サダヲさん演じる小説家・ツダマン(津田万治)を軸に描かれる愛憎劇。そこで吉田さんが演じるのは、ツダマンと再婚する戦争未亡人、数。「今回すごく演劇的な作品になっていると思います。舞台転換もですし、ひとりの俳優が2役、3役と演じ、ド派手な音楽の中で非現実的な展開が繰り広げられていて、まさに舞台でしか見られない世界。でもその一方で、これまで時間や場所などを限定しない世界で描いてきた松尾さんが初めてだとおっしゃるように、リアルな時代背景で描かれている作品でもあるんですね。命の危険と隣り合わせの戦時下にあっても愛憎にまみれ、嫉妬とプライドに身をやつす人間の愚かさみたいなものも笑いに変えて描いていくところに、松尾さんらしさも感じられます」じつは台本を手にするより前、あらすじを読んだ段階で、吉田さんは思わず泣いてしまったのだとか。「物語終盤、数さんがそれまで溜め込んでいた気持ちを吐き出すセリフがあるんですけれど、自分と重ねてしまい胸がキュッとしてしまったんです。数さんは、無学な自分に引け目を感じつつも小説家の妻としてふさわしくあろうとする女性なんですが、私自身も自己肯定感が低い中で自己研鑽の日々を送っているので、どこか身につまされたんだと思います。最初お話をいただいたときは、松尾さんの世界を果たして自分がどれくらい理解できるかと心配していましたが、もしかしたら自分だからこそできる数さんがあるかもしれない、と思えるようになりました」実際に松尾演出を受けてみて感じるのは、その繊細さだという。「最初に驚いたのは、アドリブのように見えていた部分が、ほとんど台本通りだったことでした。むしろ、受けの芝居を細やかに積み重ねていかれるという印象で。しかも、ちょっとした間や、言葉のニュアンスにこだわられていて、そこの些細な音の違いで、見え方や感じ方が一気に変わるんです。その演出を受けて、黙って隣に座っていた俳優さんが途端に生き生きして見えてくる瞬間があって、本当にすごいなと」かつて吉田さんが松尾さんの手がけたコント番組に出演した際には、台本に書かれた「あ゛」というセリフの発音に対し、すごく熱心に演技指導を受けた経験が。笑いを交えながらも、なんだか妙に心の深い部分に刺さる松尾作品の魅力は、そんな小さなこだわりが積み重なって生まれてくるものなのかもしれない。「世の中に、感情を理路整然と話せる人って少ないですよね。でも、しっちゃかめっちゃかになりながらも、自分なりの言葉を尽くして想いを必死に伝えようとする人の姿には、心を打たれるものがあります。松尾さんの作品には、何かそれに似た美しさを感じるんです」COCOON PRODUCTION 2022『ツダマンの世界』地味に小説を書き続け、中年にさしかかった頃、新作が文壇最高峰の賞の候補となった万治(阿部)は、幼馴染みの勧めにより戦争未亡人の数(吉田)と結婚する。豪商の息子・葉蔵(間宮)は弟子になりたいと押しかけてきて…。11月23日(水)~12月18日(日)渋谷・Bunkamura シアターコクーン作・演出/松尾スズキ出演/阿部サダヲ、間宮祥太朗、江口のりこ、村杉蝉之介、笠松はる、見上愛、町田水城、井上尚、青山祥子、中井千聖、八木光太郎、橋本隆佑、河井克夫、皆川猿時、吉田羊S席1万1000円A席9000円コクーンシート5500円Bunkamura TEL:03・3477・3244(10:00~18:00)京都公演あり。よしだ・よう福岡県出身。小劇場で演劇活動をスタートし、ドラマ『HERO』などで注目を集める。最近の主な出演作に、ドラマ『きれいのくに』、舞台『ザ・ウェルキン』など。出演映画『マイ・ブロークン・マリコ』が現在公開中。ニット¥63,800スカート¥85,800(共にケイタマルヤマ TEL:03・3406・1935)リング、右手人さし指¥165,000右手薬指¥99,000左手¥264,000ピアス¥319,000(以上グリンビジューInstagram:@gren_jewelry_official)※『anan』2022年11月30日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・石井あすかヘア&メイク・赤松絵利(ESPER)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2022年11月29日日本中の誰もが知るあの“さかなクン”の半生を、主演・のん×監督・沖田修一でユーモアたっぷりに描く、沖田作品の集大成とも言える映画『さかなのこ』が、9月1日(木)より公開される。このたび、総勢13名のキャラクター動画の第一弾が到着した。原作はさかなクン初の自叙伝『さかなクンの一魚一会 〜まいにち夢中な人生!〜』(講談社刊)。子供の頃からお魚が大好きだったさかなクンが、たくさんの出会いの中でやがて“さかなクン”になるまでを描いた原作を、劇作家や映画監督でもある前田司郎が、フィクションも織り交ぜながら沖田監督と共にシナリオとして大胆にアレンジ。前田と沖田監督は『横道世之介』以来のタッグとなる。主演を務めるのは、のん。子供のように天真爛漫で好きなことに一直線、周囲の人間をいつのまにか幸せにする不思議な魅力にあふれた主人公“ミー坊”を、性別の垣根を越え生命力いっぱいに演じた。原作者のさかなクンも“ギョギョおじさん”として出演している。このたび到着したのは、おさかな大好きなミー坊が出会う、沢山のバラエティ豊かなキャラクターたち、総勢13名のキャラクター動画を一挙に集めた特別動画。今回の第一弾には、ミー坊と出会うことで人生に少なからず影響を受けることになる、幼なじみやヤンキーなど重要なキャラが登場する。捌いたお魚を剥製にして勉強机に入れていることから、ヤンキーたちに“サカナ野郎”と恐れられる主人公ミー坊役ののんから、動画はスタート。ほかに、“狂犬”と恐れられる強面の不良になったもののミー坊との仲睦まじい過去がバレそうになり内心焦る心優しい幼なじみ・ヒヨ役の柳楽優弥。職場で偶然居合わせたミー坊に幼少期のあだ名で呼ばれ困惑する幼なじみのシングルマザー・モモコ役の夏帆。お魚をバタフライナイフでシメるミー坊に気圧されるツッパリ頭・総長役の磯村勇斗。独特の世界観でミー坊にケンカをふっかけるも結局良いように転がされてしまう総長のライバル不良・“カミソリ籾”役の岡山天音。お刺身の味についてミー坊とシュールな掛け合いを披露する、磯村演じる不良・総長とつるむパンチパーマの田村役の前原滉が続々と登場し、シュールな場面に思わずクスっと笑ってしまうユーモアと、優しさを感じさせてくれる。沖田ワールド全開の魅力的な登場人物たちが、ミー坊の人生にどのように関わり影響が拡がっていくのか楽しみになる1本となっている。『さかなのこ』9月1日(木)より公開
2022年08月18日2022年6月24日、シンガーソングライターの吉田拓郎さんがテレビ出演から引退する意向であることが分かりました。吉田さんが最後に出演するのは、同年7月25日に放送される音楽バラエティー番組『LOVE LOVE あいしてる 最終回・吉田拓郎卒業SP』(フジテレビ系)です。吉田拓郎、最後のテレビ出演!豪華メンバーが集結『LOVE LOVE あいしてる』は1996~2001年まで、吉田さんと、アイドルデュオ『KinKi Kids』の堂本剛さん、堂本光一さんの3人がMCを務め、人気を博していた音楽バラエティー番組。タレントの篠原ともえさんのほか、バンド『THE ALFEE』の坂崎幸之助さんなどがレギュラーメンバーとして出演していました。同番組の公式ウェブサイトによると、レギュラーメンバーのほか、吉田さんが「最後に会いたい」とオファーした豪華ゲストが出演するそうです。また番組内では、今回のために『KinKi Kids』と吉田さんが合作に挑んだ楽曲『Sayonara あいしてる』が披露されるとのこと。楽曲のリハーサルを終えた吉田さんは「有終の美を飾れそうで、とても幸せ」と語りました。リハーサルを終えた剛は「久しぶりにこのメンバーで過ごして『LOVELOVE~』をもう一度やりたいと思うくらいめちゃくちゃ楽しい」と興奮。光一は特番放送や楽曲制作を実現した大御所の行動力に「昔も今も変わらないエネルギーがすてき」と感服した。吉田はキンキとの〝ラストステージ〟に向けて「すてきな有終の美を飾れそうで、とても幸せ」と2人に感謝した。サンケイスポーツーより引用ちなみに、吉田さんは同月29日にラストアルバム『ah-面白かった』をリリース予定。同アルバムは、吉田さんが1970年にデビューして以来、52年間のアーティスト活動にピリオドを打つ、最後のアルバムです。アーティスト活動の終了に次ぎ、テレビ出演からの引退も発表され、ファンからは悲しみや感謝の声が上がりました。・同じ時代に生き、吉田さんの音楽とともに青春が送れたことを心から幸せだと思います。コンサートに参加したこと、一生の思い出です。・日本初の単独全国ツアーや、オールナイト野外コンサートなど、さまざまな功績を残したこと、本当に尊敬します。・『LOVE LOVE あいしてる』、一番好きな番組です。出演者のみんなが心から楽しんでいると伝わってくるから。最終回、楽しみ!・吉田さんはフォークソングの神様だと思っています。引退は残念だけど、プロだからこその決断なんだろうね。さびしいな。シンガーソングライターとして、音楽業界に大きな影響を与えた吉田さん。彼の、最後のテレビ出演をその目に焼き付けてはいかがですか。[文・構成/grape編集部]
2022年06月25日2002年初版の吉田修一による小説『パレード』。発売直後から絶賛を浴び、第15回山本周五郎賞を受賞した作品です。2010年には映画化され、第60回ベルリン国際映画祭で、国際批評家連盟賞を受賞、そして2012年には初めて舞台化されました。今回、演出に新たな試みをちりばめ、2022年版の新たな作品として、2022年7月に舞台『パレード』を上演いたします。本作の脚本・演出には、処女作「居酒屋のゆうれい」で北の戯曲賞受賞以降、「ここでいいです」で佐藤佐吉演劇賞2013優秀脚本賞、「日本語私辞典」で若手演出家コンクール最優秀賞など数々の受賞歴がある、現代演劇を得意とした平塚直隆を迎えます。物語は5人の若者たちのルームシェアを舞台に、彼らの共同生活の経過と、そこから生じたひずみの結末が描かれます。全5章から成る本作は、良介、琴美、未来、サトル、直輝の5人それぞれの視点から、時系列順に物語が語られます。さらに今回の舞台では、5人の視点に加え、観客の視点を取り入れ、平塚ならではの演出で、新国立劇場 小劇場のセンターステージに、新たな舞台『パレード』が誕生します。本作では、インディペンデント系映画配給会社に勤務する伊原直輝役には、ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ、舞台「フルーツバスケット」など数多くの2.5次元作品に出演し、ミュージカルからダンスライブ、そしてドラマや映画にも活躍の場を広げる仲田博喜が、イラストレーター兼雑貨屋の店長・相馬未来役を、俳優として、多くの舞台、テレビなどで活躍する矢島舞美が、自称「夜のお仕事」に勤務しているという18歳の男娼・小窪サトル役には、学生時代にTikTokで多くの注目を集めデビュー後、話題のドラマ作品に多く出演する曽田陵介がそれぞれ演じます。さらに、現役大学生・杉本良介役を、ミュージカル「テニスの王子様」3rdシーズンなど2.5次元作品から、映画、ドラマなどで活躍する眞嶋秀斗が、無職で若手人気俳優の元恋人からの電話を待ち続ける女性・大垣内琴美役を、瀬戸内を中心に活動するSTU48の第1期生で、センター経験も持つ石田千穂が、演じます。2022年は小説『パレード』の上梓から20年、一度目の舞台化から10年の年です。新たな舞台『パレード』に、どうぞご期待ください。今回、原作者の吉田修一、脚本・演出の平塚直隆、出演者の仲田博喜、矢島舞美、曽田陵介、眞嶋秀斗、石田千穂(STU48)からコメントが到着!原作者:吉田修一コメント「新たなキャストや脚本の元に生まれる「パレード」、斬新な舞台になるのではないかと大きな期待を寄せています。観客のみなさんと一緒に、新生「パレード」を楽しみたいと思っております。——吉田修一」脚本・演出:平塚直隆コメント「『パレード』は危険な本ですよ。読み始めると途中でやめられないようになってますから、次の日の朝が早い夜に開くのはやめた方がいいです。一番の危険は、恋愛も笑いもサスペンスもどんでん返しもあって守備範囲高めなのに、結局どんな話か説明しようとするとすべてがぼんやりしてしまうところです。考えれば考えるほど、なんだかすべてが嘘だったように思えてきます。そこには何も無かったかもしれないし、それこそが真実かもしれない。などと「真実」という言葉を使った途端、嘘臭くなって自分すら信じられなくなります。実に危険です。そんな本を初めましての俳優達と舞台化するんですから今から震えが止まりません。もちろん武者震いです。」伊原直輝 役:仲田博喜コメント「この度、舞台『パレード』にて直輝 役を演じさせて頂きます、仲田博喜です。10年以上前の作品ですが、これまでにも小説、映画と色々な場で注目をされてきた作品の舞台化ということで、今の現代社会にも響くメッセージが作品の中に、散りばめられていると思います。作中に起こる様々な事柄の理由を、お客様それぞれが補完しながら観て頂けたらと思います。また、舞台の結末の選択肢に、お客様が想像力を駆り立てられるような、そんな舞台にしていきたいです。観劇後に是非、原作と照らし合わせていただき、自分なりの答えを見つけて頂けたらと思います。「リアルのない箱の中」に「リアル」を生み出し、舞台だからこそ出来るそんな空間を、部屋を、出演者、スタッフ全員で作っていきたいと思っています。ご声援の程、よろしくお願い致します。」相馬未来 役:矢島舞美コメント「相馬未来役の矢島舞美です。近年、インターネットで顔や本名、素性すら知らない人とでも『友達』や『恋人』になれてしまうのが珍しくない時代になってきました。少し異常な感じはするものの、その違和感さえもが当たり前な世の中になっていると思います。何故、そんな世の中になったのか、この作品に触れると見えてくるような気がします。若者がそれぞれに抱えている自分の中の淀んだ部分、そこに踏み込まない距離感への居心地の良さと虚しさ。みんな居ないようで、みんな居るような。孤独なのか、温かいのか、訳が分からなくなってくる感覚。繊細で絶妙で際どくて...そんな複雑な人間模様を皆さまにお届けできたら!と思います。」小窪サトル 役:曽田陵介コメント「舞台『パレード』でサトル役を演じさせていただきます。曽田陵介です。台本をいただいたときに、シェアハウスの中で繰り広げられる先が読めないストーリーにワクワクしながら読ませていただきました。僕の演じるサトルという役はシェアハウスの安定を覆す異分子のような役柄なので今までの自分に無かった感情、引き出しが見つかるような気がして、今から演じさせて頂けるのがすごく楽しみです。そして今回は上演形式がセンターステージという事でまた新しい挑戦的な舞台になると思います。観に来てくださる方も楽しんでいただけるよう丁寧に作品と向き合っていきますので、ぜひご来場下さい!」杉本良介 役:眞嶋秀斗コメント「杉本良介役を演じさせていただきます、眞嶋秀斗です。高校生の時に映画『パレード』を観て、大人の共同生活の様子にひやひや、ひりひりしたのを覚えています。出演が決まって原作を読むと、その時とはまた違った感じがありました。良介と同じ大学3年の時、自分も大教室の後ろで黒板をぼんやり眺めていたなと、当時の空気感を思い出したりしながら良介が過ごす時間を追いかけました。それぞれの視点から語られていくこの物語が、舞台上でどう展開されるのかとても楽しみです。センターステージでの上演。どこから観ても『パレード』の世界にのめり込むことができるような、立体的な作品、役づくりをしていきたいと思っています。」大垣内琴美 役:石田千穂(STU48)コメント「大垣内琴美役の石田千穂です。普段はSTU48という瀬戸内を拠点としたアイドルグループで活動しています。まだ演技経験が少ないなかでの挑戦ということもあり、楽しみですがとても緊張しています。私が演じる琴ちゃんは、同じ広島県出身で台本を読んでいても共感できる場面が多々あり、お家でのんびりしている時の姿が自分と少し似ているように感じました。逆に、琴ちゃんの初対面の人とすぐに打ち解けられる性格が、人見知りをしてしまう性格の私と違って凄いなと思いました。リスペクトの気持ちを持って演じていきたいです!素敵な共演者の方たちから本番までの期間たくさんのことを学び吸収させていただき、劇場にお越しいただいたお客様に舞台『パレード』を存分に楽しんでいただけるよう一生懸命頑張ります!どうぞよろしくお願いします。」【あらすじ】都内の2LDKに暮らす男女4人の若者たち。「うわべだけの付き合い?私にはそれくらいが丁度いい」。それぞれが不安や焦燥感を抱えながらも、“本当の自分”を装うことで優しく、怠惰に続く共同生活。そこに男娼をするサトルが加わり、徐々に小さな波紋が広がり始め……。【公演概要】舞台『パレード』原作:吉田修一『パレード』(幻冬舎文庫)脚本・演出:平塚直隆出演:仲田博喜矢島舞美曽田陵介眞嶋秀斗石田千穂(STU48)〈語り〉石川 藍日程:2022年7月16日(土)~24日(日)会場:新国立劇場 小劇場アフタートーク:☆7/18(月・祝)17:30の回終演後登壇者(予定、敬称略):仲田博喜、矢島舞美、曽田陵介、眞嶋秀斗、石田千穂、石川藍☆7/20(水)19:00の回終演後登壇者(予定、敬称略):仲田博喜、矢島舞美、曽田陵介、眞嶋秀斗、石田千穂、石川藍チケット料金:【特典付き】 全席指定(特典付) 9,900円(税込)【特典なし】 全席指定(特典なし) 8,800円(税込)【特典なし】U-25(特典なし/当日引換券)5,500円(税込)※U-25は一般発売以降チケットぴあでの販売のみ。当日、年齢のわかる身分証(免許証、学生証等)をご持参ください。開演の1時間前より身分証を確認の上、当日券窓口にて座席指定券と引き換えます。尚、身分証を忘れた場合はご入場いただけない場合がありますので、十分ご注意ください。※U-25チケットは観劇日当日25歳以下の方に限ります。お席はお選びいただけません。また2名様以上の場合、連席でのご用意ができない場合があります。予めご了承ください。チケット特典内容:・オリジナルポストカード・メインビジュアルしおりリピーター観劇特典詳細は、公式HP、公式Twitterにて、後日発表いたします。チケット一般発売日:6月4日(土)AM10:00〜※各種先行販売あり。公式サイト: 公式Twitter:@parade2022stage( ) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年04月22日吉田羊、大原櫻子らが出演する舞台『ザ・ウェルキン』のビジュアルと公演詳細が18日、明らかになった。同作は英国期待の若手劇作家ルーシー・カークウッドによる作品。1759年、英国の東部サフォークの田舎町を舞台に、人々が75年に一度天空に舞い戻ってくるという彗星を待ちわびる中、一人の少女サリー(大原櫻子)が殺人罪で絞首刑を宣告される。しかし、妊娠している罪人は死刑だけは免れることができるため、妊娠を主張するサリー。その真偽を判定するために、妊娠経験のある12人の女性たちが陪審員として集められた。なんとかサリーに公正な扱いを受けさせようと心を砕く助産婦エリザベス(吉田羊)が尽力する中、法廷の外では血に飢えた暴徒が処刑を求める雄叫びを上げていた。『チャイメリカ』(2013年上演)でローレンス・オリヴィエ賞最優秀作品賞を受賞し、英国期待の若手劇作家として一躍メインストリームに躍り出たルーシー・カークウッドの新作として、コロナ禍直前の2020年1月下旬に、英国ナショナルシアターで開幕した同作。ロックダウンで中止になるまでの限られた期間の上演だったが、若い観客層を中心に大喝采を浴びたという。タイトルの「THE WELKIN ザ・ウェルキン」は、英語の古語で「天空」を意味し、75年ぶりに「天空」に舞い戻る大彗星(のちにハレー彗星と命名)を待つ18世紀半ばの英国辺境を舞台にサスペンスフルに展開する物語では、現代にも残る女性たちが受けてきた苦難の歴史が、陪審員審議の会話の中でドラマチックに語られていく。出演は吉田羊、大原櫻子、鷲尾真知子、梅沢昌代、那須佐代子、峯村リエ、明星真由美、那須凜、西尾まり、豊田エリー、土井ケイト、富山えり子、恒松祐里と13人のパワフルな女性たちが登場。土屋佑壱、田村健太郎と、声で出演する段田安則が物語にスパイスを加える。気鋭の劇作家・演出家:加藤拓也が、初めて翻訳戯曲の演出に挑む。東京公演はBunkamura シアターコクーンにて7月7日〜7月31日、大阪公演は森ノ宮ピロティホールにて8月3日〜8月7日。
2022年03月18日さかなクンの人生を映画化する『さかなのこ』が、2022年9月1日(木)に公開。主演はのん、監督は沖田修一。“さかなクン”の半生を沖田修一監督で映画化映画『さかなのこ』は、さかなクン初の自叙伝『さかなクンの一魚一会 〜まいにち夢中な人生!〜』を原作とする物語。『南極料理人』『横道世之介』『子供はわかってあげない』などを手掛けてきた沖田修一監督の最新作だ。脚本は、沖田修一とは『横道世之介』以来のタッグとなる、劇作家・映画監督の前田司郎。子供の頃からお魚が大好きだったさかなクンが、たくさんの出会いの中でやがて“さかなクン”になるまでを、フィクションも織り交ぜつつ、温かくユーモアたっぷりに描く。主演のんが“さかなクン”役主演を務めるのはのん。自ら脚本・監督・主演を果たした映画『Ribbon』が公開になるなど、幅広い表現活動を続けるのんが、さかなクン役をのびのびと演じきる。■主人公・ミー坊子供のように天真爛漫で好きなことに一直線、周囲の人間をいつのまにか幸せにする不思議な魅力にあふれた主人公。魚が大好きで、後にさかなクンとなる。柳楽優弥、夏帆、磯村勇斗など豪華キャストまた、ミー坊を演じるのんの脇を固める豪華キャストが集結。柳楽優弥、夏帆、磯村勇斗、岡山天音、三宅弘城、井川遥と、個性豊かな面々が勢揃いしている。・ヒヨ(柳楽優弥)…“狂犬”の異名を持つ強面の不良でありながら、いつもミー坊のことを気に掛ける心優しい幼馴染。・モモコ(夏帆)…幼馴染のミー坊とひょんなことから再会し、同じ屋根の下で暮らすことになるシングルマザー。・総長(磯村勇斗)…ツッパリ頭が特徴の総長。ある出来事からミー坊との“おさかな好き”という意外な共通点によって絆を深めることになる。ミー坊の純粋さを前にヤンキーとしてのペースを乱し、ワルぶることが出来なくなってしまうなど実は優しい一面も。・籾山(岡山天音)…ミー坊との出会いによってお魚の魅力に目覚める不良。通称“カミソリ籾”。・ジロウ(三宅弘城)…お魚に夢中で周りの子どもとちょっと違うミー坊を心配する父。・ミチコ(井川遥)…ミー坊を心配するよりもむしろ、信じて応援し続ける母。・「海人」の店長(宇野祥平)…ミー坊が上京後に通う行きつけのおさかなショップ「海人」の店長。・ツッパリの一員(前原滉)…不良・総長とつるんでいるツッパリ。・大人になったヒヨの恋人(島崎遥香)・歯科医(豊原功補)…同級生・モモコの紹介でミー坊が出会う、「お客さまにワンダーを提供したい」が口癖の怪しげな歯科医。・水族館の飼育員(賀屋壮也〈かが屋〉)…ミー坊が実習にいく水族館の先輩飼育員。・番組MCとアシスタント(長谷川忍〈シソンヌ〉、朝倉あき)…ミー坊が驚きの出演を果たす番組のMCとアシスタント。・ギョギョおじさん(さかなクン)... ミー坊のモデルとなったさかなクンが、お魚が大好きな謎の人物 として映画初出演。ミー坊の将来を決定づけ、後々大事件を起こしてしまう重要な役どころ。・鈴木先生(鈴木拓)...ミー坊をあたたかく支え、お魚博士への道を大きく開くきっかけを作ることになる先生。さかなクンの中学・高校の同級生であり親友であるドランクドラゴンの鈴木拓が、さかなクン&鈴木拓自身の恩師役を演じる。・ミー坊の幼少期(西村瑞季)…おさかなが大好きでたまらない小学生のミー坊。・ヒヨの幼少期(中須翔真)・モモコの幼少期(増田光桜)・ミー坊の兄・スミオ(田野井健)主題歌はCHAIの新曲「夢のはなし」主題歌は、映画『さかなのこ』のためにCHAI(チャイ)が書き下ろした新曲「夢のはなし」。ミー坊の人生を表現した、ポップでキラキラとした優しい一曲に仕上がっている。映画『さかなのこ』あらすじふつうってなに? どんなときも大好きなお魚だけを追い続けた子は、 いつしか“さかなクン”になっていました。お魚が大好きな小学生“ミー坊”は、寝ても覚めてもお魚のことばかり。お魚を、毎日見つめて、毎日描いて、毎日食べて。他の子供と少し違うことを心配する父親とは対照的に、母親はそんなミー坊を温かく見守り、心配するよりもむしろその背中を押し続けるのだった。高校生になり相変わらずお魚に夢中のミー坊は、町の不良ともなぜか仲良し、まるで何かの主人公のようにいつの間にか中心にいる。やがて1人暮らしを始めたミー坊は、思いがけない出会いや再会の中で、たくさんの人に愛されながら、ミー坊だけが進むことのできるただ一つの道にまっすぐに飛び込んで行くーー。【詳細】映画『さかなのこ』公開日:2022年9月1日(木) TOHO シネマズ 日比谷 ほかにて全国ロードショー出演:のん、柳楽優弥、夏帆、磯村勇斗、岡山天音、西村瑞季、宇野祥平、前原滉、鈴木拓、島崎遥香、賀屋壮也、朝倉あき、長谷川忍、豊原功補、さかなクン、三宅弘城、井川遥原作:さかなクン「さかなクンの一魚一会 〜まいにち夢中な人生!〜」(講談社刊)監督・脚本:沖田修一脚本:前田司郎
2022年03月11日さかなクンの半生を描く、沖田修一監督最新作『さかなのこ』の公開が決定。主演はのんが務める。お魚が大好きな小学生“ミー坊”は、寝ても覚めてもお魚のことばかり。お魚を、毎日見つめて、毎日描いて、毎日食べて。ほかの子どもと少し違うことを心配する父親とは対照的に、母親はそんなミー坊を温かく見守り、心配するよりもむしろその背中を押し続けるのだった。高校生になり、相変わらずお魚に夢中のミー坊は、町の不良ともなぜか仲良し、まるで何かの主人公のようにいつの間にか中心にいる。やがて1人暮らしを始めたミー坊は、思いがけない出会いや再会の中で、たくさんの人に愛されながら、ミー坊だけが進むことのできるただ一つの道にまっすぐに飛び込んで行く――。本作は、子どもの頃からお魚が大好きだったさかなクンが、たくさんの出会いの中でやがて“さかなクン”になるまでが書かれている、さかなクン初の自叙伝「さかなクンの一魚一会 ~まいにち夢中な人生!~」を基に、劇作家や映画監督でもある前田司郎が、フィクションも織り交ぜながら、沖田監督と共にシナリオとして大胆にアレンジ。沖田監督は「これは、さかなクンの映画であって、さかなクンの映画ではありません。何かを猛烈に好きになった人の映画です」と説明し、さかなクンは「ギョギョッと!感動が大漁の“さかなのこ”がうまれました。この誕生を、さかなクンもキャストの皆さまとギョ制作チームの皆さまと共に、ものすっギョーく心待ちしていました!人とお魚の優しさが詰まった映画でギョざいます」とコメントしている。そして主演・のんさんは、子どものように天真爛漫で、好きなことに一直線、周囲の人間をいつのまにか幸せにする不思議な魅力にあふれた主人公“ミー坊”を性別の垣根を越え、生命力いっぱいに演じる。のんさんは「私がさかなクンの役をやれるなんて、これは凄い事件なんじゃないかな?と思っています。衣装合わせをして撮影現場に入り、これはセンセーショナルなキャスティングではなく、誠実な気持ちでこの役を私に託してくれたんだと感じました。素晴らしい映画ができました。早く皆様に観ていただきたいです」と語っている。『さかなのこ』は夏、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:さかなのこ 2022年夏、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開
2022年03月08日第2弾がもうすぐ放送となる「松尾スズキと30分の女優」。この度、前作より吉田羊が出演した「吉田羊の乱」がYouTubeにて無料配信スタートした。松尾スズキが毎回ひとりの女優とがっぷり四つに組んで繰り広げる至極のWOWOWオリジナルオムニバスコントドラマ「松尾スズキと30分の女優」。第1弾には吉田さん 、多部未華子 、麻生久美子、黒木華が出演、観た人をやみつきにさせた。現在、WOWOWオンデマンドにて配信中の第1弾。全4話の中から今回、「吉田羊の乱」をYouTubeで期間限定配信。そして、3月放送の第2弾は、生田絵梨花、松本穂香、松雪泰子、天海祐希の4名が出演(放送順)。どんなコントを繰り広げるのか、注目だ。松尾スズキと30分の女優「吉田羊の乱」は4月4日(月)23時59分までWOWOWオフィシャルYouTubeチャンネルにて配信。「松尾スズキと30分の女優2」は3月13日(日)23時~WOWOWプライム・WOWOWオンデマンドにて放送&配信。※WOWOWオンデマンドでは全4話を一挙配信(cinemacafe.net)
2022年02月27日