映画『ディア・ファミリー』(6月14日公開)の家族決起会見が24日に都内で行われ、大泉洋、菅野美穂、福本莉子、川栄李奈、新井美羽、月川翔監督が登場した。同作は実話をもとにした実写映画。小さな町工場を経営する宣政(大泉洋)は、生まれつき心臓病疾患を持つ幼い娘・佳美が「余命10年」という宣告を受け、人工心臓を作ろうと立ち上がる。その後、世界で17万人もの命を救うことになるIABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテルを誕生させた秘話を月川翔監督が映画化する。○■映画『ディア・ファミリー』撮影時に紅白出場への思いを口にしていた大泉妻役の菅野、娘役の福本・川栄・新井に囲まれた大泉。川栄は「『俺は紅白で歌うのが夢なんだ』って突然語られてた時があったんです」と撮影中のエピソードを披露し、「その後に本当に紅白(『第74回NHK紅白歌合戦』)で歌ってらっしゃったので、言霊って大事なんですよ。言葉に強い気持ちを持っていくことで夢に近づけるんだという、人間的な部分でとても学びました」と明かす。大泉は「そんなこと言ったかな? 恥ずかしい話ですね」と照れた様子を見せていた。作品にちなみ「乗り越えた経験」について聞かれると、大泉は川栄の話にも出てきた「紅白出場」を挙げる。「司会に比べたら、自分だけパッと歌って帰ってくりゃいいんだろうとどっか思ってるところがございまして、『今年の紅白は暇だな』と思ってたんですよ。福山(雅治)さんから『絶対に緊張するから、待ってる間は見ちゃいけない』と言われたの。だから『なるほど、そうかもしれない。私は見ないでおこう』と思ったところが、台本に『有吉さんから大泉さん:我々の司会ここまでどうですか?』って質問が。自分の出番まで見なきゃいけない!」と澱みなく語る。大泉はさらに「仕方ないから、私、見たのよ。そしたら福山さんの言う通り、見ていくそばから緊張していくんですよ。おっとこれやばいかなと思って、もう歌う直前、結局とんでもなく緊張してガクガクになっちゃってんだよね。やべえと言って、本当にいよいよ私が歌う直前にMCとトークの部分になったら時間が押しちゃって、私の質問カットになっちゃった! 有吉さんから聞かれないって話になって、じゃあ俺はただただ緊張するために(紅白を)見ただけの人になっちゃって。死ぬほど緊張の中で、私、自分の歌を歌って乗り越えましたね」としみじみ。「もう、僕、歌えなくなるんじゃないかと思いました。『あ、これが紅白か』と思って。フロアから『OKです』と言われる直前までは笑ってましたけど、『OKです』と言われた瞬間にうわってもう腰が抜けて。『あ、やばい。もう立てない』と思ったけど、場面転換があるから捌けなさいって。去年まで司会をしてたやつが、初出場になると、扱い全然違いますから」と苦笑していた。
2024年04月24日映画『ディア・ファミリー』(6月14日公開)の家族決起会見が24日に都内で行われ、大泉洋、菅野美穂、福本莉子、川栄李奈、新井美羽、月川翔監督が登場した。同作は実話をもとにした実写映画。小さな町工場を経営する宣政(大泉洋)は、生まれつき心臓病疾患を持つ幼い娘・佳美が「余命10年」という宣告を受け、人工心臓を作ろうと立ち上がる。その後、世界で17万人もの命を救うことになるIABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテルを誕生させた秘話を月川翔監督が映画化する。○■映画『ディア・ファミリー』で夫婦役の大泉洋&菅野美穂が互いの印象を語る夫婦役となりがっつり共演するのは初だという大泉について、菅野は「いろんな顔をお持ちで、番組も持ってらっしゃいますし、舞台もされますし、歌い手としても紅白に出場されたり。それぞれの道で『そこまで行けたら』というのを、全部『そこまで行ってる』人じゃないですか。親しみのある明るい印象だけど神経質な面があるんじゃないかなと思ってたんです。でもお会いしてみたら割と思った通りで」と明かし、大泉も「見たまんまなんです」と頷く。さらに菅野は「抜けの感じ、あの飄々とした佇まいって、演じられない。大泉さんにしか出せないニュアンスだし、宣政さんを演じられたから親しみがわくというか、お客さんによりご自分に近いお話として届けられるのが持ち味なのかなと思ったりしました」と称えた。逆に大泉は菅野に対し「明るい方だろうなとは思っていたんですけど、私の予想を突き抜けて明るかったですね。菅野さんが現場に入られると控室の笑い声でわかる。『やってきたな』とわかったのは、柳沢慎吾さん以来ですかね」と説明し、キャストも爆笑。大泉は「『来た来た、来たぞ!』というのがわかる。柳沢さんもわかるんですよね。ずっと喋りながらやってくるから。『近づいたぞ!』と。山賊たちの晩餐みたいな笑い声が聞こえてくるんです。『親方、うまくいきましたね今日も! ヒャッハッハ!』みたいな」と表し、川栄も「朝、メイク室ですぐわかる」と同意。大泉は「パワースポットみたいな人でした」とまとめていた。
2024年04月24日タレントのキャシー中島が16日に自身のアメブロを更新。夫で俳優の勝野洋の朝食を公開した。この日、キャシーは勝野の朝食について「5年ほどずっと同じメニューです」と説明。「パパの元気はこのめかぶ納豆のおかげです」と勝野が食べている朝食を写真で公開した。続けて「屋上の庭に野生のポピーのような花が咲きました」と明かし「調べたら外来種で、すごく強くて、他の植物を枯らしてしまうそうです。なので取りました」と報告。屋上での勝野と孫・恵偉人くんの2ショットを公開し「空を見たり、歌を歌ったり!この大切な時間 宝物です」とつづった。また「午後からはカフェにいました」と報告し「たくさんのお客様がいらしてくださってありがとうございました」と感謝のコメント。「ワインセットを用意して少しづつ飲みながら私の仕事が終わるのを待っています」とカフェに滞在する勝野の姿を公開し「帰りは2人でぶらぶら歩きます」「ちょっと遠回りして帰りましょうね」と述べ、ブログを締めくくった。
2024年04月17日大泉洋主演映画『ディア・ファミリー』の主題歌が、「Mrs. GREEN APPLE」の「Dear」に決定。楽曲を使用した最新予告映像も公開された。昨年の結成10周年イヤーには、「ケセラセラ」が「第65回 輝く! 日本レコード大賞」で日本レコード大賞受賞、「第74回NHK紅白歌合戦」に「ダンスホール」で初出場した「Mrs. GREEN APPLE」。今回、本作のために書き下ろされた「Dear」は、不可能なことを成し遂げようとどんなときも歩みを止めない家族の背中を押すような、前向きな歌詞と壮大なアレンジが印象的な楽曲。「Mrs. GREEN APPLE」の大森元貴は「本作は全て実話ということで、すべての出来事の先にバルーンカテーテルが生まれたと考えるととても感慨深いです。目の前にある現実の大きさは計り知れないものですが、家族の皆さんの絆の強さを感じて胸がキュッとなりました。主題歌の『Dear』は壮大でさわやかな楽曲ですが、地に足がついて芯が一つ通っているような楽曲です」とコメント。「左胸の鼓動を感じてる 右の脳で明日を夢見てる」という歌詞からも、生き抜くことへの前向きなメッセージが感じられる。医療には全くの無知だった町工場の男とその家族が、余命宣告された娘を救いたいその一心で、困難に衝突しても未来へ向かって挑んでいく本作。そんな家族の物語に「Dear」が寄り添う、最新映像も到着した。『ディア・ファミリー』は6月14日(金)より全国東宝系にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ディア・ファミリー 2024年6月14日より全国東宝系にて公開©2024「ディア・ファミリー」製作委員会
2024年04月17日劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』(公開中)の公開記念舞台挨拶が13日に都内で行われ、高山みなみ、山崎和佳奈、山口勝平、堀川りょう、宮村優子、大泉洋が登壇した。同作は、劇場版『名探偵コナン』シリーズの第27弾。今作の舞台は北海道・函館。とある財閥の収蔵庫に、“月下の奇術師”の異名を持つ怪盗キッドから新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀を狙うという予告状が届く。犯行予告当日、函館で開催される剣道大会のために現地を訪れていた西の名探偵・服部平次とコナンが、キッドの変装を見破り追い詰めるも、そこに刀に関係する殺人事件やキッドの命を狙う謎の剣士の影が迫り、恋も事件も波乱の展開が待っていること間違いなしの天下分け目のお宝争奪バトルミステリーが開幕する。○■大泉洋、劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』舞台挨拶に登場今作のゲスト声優として北海道警捜査一課の刑事・川添善久の声を担当した大泉。アフレコには構えず臨んだそうで、「特に意識していなかった。難しいことは考えずにやりました」と振り返る。お気に入りのシーンについても「(毛利)小五郎さんと絡むシーン」と明かし、「小五郎さんから『行くぞ!』と言われて、善久が『はい!』と答えるシーンは、ジャック・バウアーと絡んでいるみたいで嬉しくて(笑)」と笑いを誘った。しかし、不満に思っていることもあるそうで「善久には全然恋がなかったなというのがものすごい不満なんですよね」と不服そうな顔を見せ、さらに「来年の予告も観たけど、私呼ばれないじゃない! 善久出なさそうなんだよなぁ……」とボヤキ続けていた。また、イベントでは大泉に『名探偵コナン』原作者・青山剛昌氏から今作で大泉が演じた川添善久を描いたイラスト色紙が贈られるサプライズが。これを聞いた大泉は「やった~~~! まじか~~~」と絶叫。コナンから手渡されると「めっちゃ嬉しい~~!! 青山先生ありがとうございます!! 先生、これから善久のスピンオフも描いてください!」と青山氏に呼びかけていた。
2024年04月13日俳優の大泉洋が、13日に都内で行われた劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』(公開中)の公開記念舞台挨拶に高山みなみ、山崎和佳奈、山口勝平、堀川りょう、宮村優子とともに登壇した。同作は、劇場版『名探偵コナン』シリーズの第27弾。今作の舞台は北海道・函館。とある財閥の収蔵庫に、“月下の奇術師”の異名を持つ怪盗キッドから新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀を狙うという予告状が届く。犯行予告当日、函館で開催される剣道大会のために現地を訪れていた西の名探偵・服部平次とコナンが、キッドの変装を見破り追い詰めるも、そこに刀に関係する殺人事件やキッドの命を狙う謎の剣士の影が迫り、恋も事件も波乱の展開が待っていること間違いなしの天下分け目のお宝争奪バトルミステリーが開幕する。○■大泉洋、怪盗キッド・コナン・服部平次のモノマネで笑い誘う今作のゲスト声優として北海道警捜査一課の刑事・川添善久の声を担当した大泉。冒頭の挨拶で山口が披露した怪盗キッドのセリフをモノマネし、笑いを誘う。山口から「精度上がってますね(笑)」と絶賛されると、「次回作からは狙ってますから!」と会場を盛り上げた。先日行われたイベントでも怪盗キッド役に立候補していた大泉は、壇上でアフレコに挑戦することに。大泉は「公開オーディションということでやってもらえれば! ほぼほぼ(山口との違いは)わからないはずですよ」と自信をのぞかせる。山口のお手本を受けて、セリフを読み上げた大泉は「勝平さんよりもキッドですよ!」と手応えを口にするも、高山らキャスト陣から「ルパンじゃない?(笑)」とツッコまれてしまっていた。さらに、会場の観客に「次回作から大泉でいいと思っている方、どうぞ拍手を!」と拍手を求めた大泉。大泉のうちわを持ったファンからひときわ大きな拍手を送られると「私の熱烈なファンが拍手を(笑) ありがとう!! なんでもいいから僕にやって欲しい人がいた(笑)」と爆笑しながら感謝を伝えていた。その後もコナン、服部平次とモノマネを連発。コナンのモノマネでは実力を発揮できなかった大泉だが、平次のモノマネの披露すると、まさかの高クオリティにキャスト・観客から驚きの声が上がる。これに手応えを感じた大泉は「そうでしょ!? 平次か! 次回作は平次で行かせてもらいます!」と平次役に意欲を見せていた。
2024年04月13日俳優の大泉洋が、11日放送の日本テレビ系バラエティー『ぐるぐるナインティナイン』(後7:54※一部地域では後8:00)に出演し、番組ゲスト最多となる8回目の挑戦を果たす。大泉の応援には、劇場版『名探偵コナン100万ドルの五稜星(みちしるべ)』から“江戸川コナン”が駆けつける。過去7回中1回しか自腹になっていない大泉は「皆さんとはゲームのレベルが違う」と、最下位にならないために狙っているポイントを告白。コナンからも「大泉さん絶対に負けないでね」と激励のメッセージが送られる。旧知の仲である岡村隆史(ナインティナイン)と大泉は、オープニングから舌戦を展開する。岡村が「(食事に行くと)1回も払ってもらったことがない。紅白の司会までやってるのに」と振り返ると、大泉は「払ってますよ!これだけの年齢差なのに払ってるんですよ!」と猛反論。過去の食事代の支払いをめぐり、まさかの方法で争ったエピソードを吐露する。さらに、スペシャルメニューをかけて行う「トイレットペーパー巻き巻きレース」では、レース中に紙くずを投げつけるなど大泉と岡村の大人げない妨害合戦がぼっ発。終始バチバチの大泉はビリ予想も岡村を挙げ、「嫌いだから」とあおる。超多忙で「全身痛いところだらけ」という大泉のために、今回コリをほぐすためのさまざまな企画を用意する。「あごから首のラインが凝っている」という増田貴久(NEWS)は、医療機器を使った施術に絶叫。“最強のゴッドハンド”による究極のコリほぐしに大泉は口がきけなくなってしまう。小芝風花と高橋文哉が装着する“かわいすぎる”凝りほぐしグッズも見どころとなっている。やす子は、とあるグッズで高橋に肩こりをほぐしてもらい、痛いながらもご満悦の表情を浮かべる。予想では、岡村が大泉にムチャブリした古畑任三郎モノマネが原因で、大泉の予想が大崩れするまさかの展開に。大泉が2回目の最下位となってしまうのか。
2024年04月11日北海道での活動を経て31歳で東京に進出。あれから約20年、北海道の大スターから国民的スターとなった大泉洋さん。50歳の節目の年に行われた「大泉洋リサイタル」の冒頭の映像を見て、これまでのことを振り返ったという。知らなかった人にも自分の曲を聴いてほしくなった。「僕の今までの音楽活動の流れを説明するVTRを作ってくれていたのですが、それを見ていたら、“ああ、こんなこともあったな”とだんだんと思い出してきて。リサイタルで僕が昔作った曲をファンのみなさんがとても喜んで聴いてくれるもんだから“まだ知らなかった人にも聴いてほしい”という欲が出てきてしまいました」北海道時代から今日に至るまで、請われるままに走り続けてきた。生誕50周年のメモリアルイヤーは、アルバムのレコーディングやリサイタルの準備もあり、怒涛の一年だったという。「ツアーが始まる直前の12月上旬まで時代劇の撮影をしていたので、本当に忙しかったです。30代は駆け抜けるように仕事をし続けたので、40歳のときにはすでに“もう少しじっくり仕事をしたい”なんて言っていたんですけど、まったく叶いませんでした(笑)。30代よりも40代のほうが圧倒的に忙しかったですし、50歳になったこの一年はさらに忙しくて。ついに体が追いつかなくなり、働き方を変えざるを得なくなりました(笑)」体のためには休んでもらいたいところだが、俳優、声優、タレント、歌手と、すべてがプロフェッショナルな「大泉洋」というジャンルを確立した彼を、世間はどうしても放っておかない。「歌手は勝手に僕が始めただけですけど(笑)。リサイタルがあまりにも楽しかったので、これからも歌の活動は続けていきたいですね。以前は僕みたいなやつが音楽活動なんて、という恥ずかしさからファンクラブのみなさんだけに向けた活動でしたが、50歳という節目を機に、やりたいことに正直に生きようと思えたんです。別に周りからどう思われてもいいやと。自分で過去に作ってきた曲も自信を持って世に出していこうと。これからも自分が尊敬するミュージシャンの方々にお願いして楽曲を作ってもらい、またツアーをしていきたいと思っています」とはいえ今後も仕事とプライベートのバランスをとりつつ「家族との時間も大切にしたい」と語る。「娘が成長するにつれて、一緒に出かける機会も少なくなりますからね…。バレンタインのときに、スタッフのみなさんからもらったチョコを家に帰って娘に見せたら、“あ!”という明らかに焦った顔をするわけですよ。『今日、バレンタイン?』『そうだよ』という会話のあとに狼狽しながら板チョコを持ってきて、『パパ、溶かすものない?』と言われたから『今からパパと作るの?』って。僕がもらうチョコを、娘と一緒に作りました(笑)。まぁ、そんなこともいつまでしてくれるかわからないので、娘とできることは今のうちに全部やっておこうと思います」50歳という節目を経て、ますます魅力を増す大泉さんの「最先端」を聞いたところ、「ドライヤーです」という意外な答えが。「最先端のドライヤーを使うようになったら、ヘアメイクさんに“シャンプー替えましたか?”と言われたんです。京都と大阪のホテルに置いてあったのを使って、良さを実感したので買いました。僕のくせっ毛は自分ではどうにもならないのですが、このドライヤーで乾かすだけでちょっとまとまるんです。いい買い物でしたね」おおいずみ・よう1973年4月3日生まれ、北海道出身。演劇ユニットTEAM NACSメンバー。『水曜どうでしょう』でブレイク。近作に大河ドラマ『鎌倉殿の13人』、映画『月の満ち欠け』など。2020年~’22年に『NHK 紅白歌合戦』司会を3年連続で務め、’23年は歌手として初出場。ブルゾン¥253,000シャツ¥115,500ネクタイ¥61,600(以上Bottega Veneta/ボッテガ・ヴェネタ ジャパン TEL:0120・60・1966)※『anan』2024年3月27日号より。写真・伊藤彰紀(aosora)スタイリスト・九(Yolken)ヘア&メイク・西岡達也取材、文・石本真樹撮影協力・STUDIO BASTILLE(by anan編集部)
2024年03月27日劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』(4月12日公開)の函館“みちしるべ”イベントが北海道・函館で行われ、大泉洋、山口勝平が登場した。同作は、劇場版『名探偵コナン』シリーズの第27弾。今作の舞台は北海道・函館。とある財閥の収蔵庫に、“月下の奇術師”の異名を持つ怪盗キッドから新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀を狙うという予告状が届く。犯行予告当日、函館で開催される剣道大会のために現地を訪れていた西の名探偵・服部平次とコナンが、キッドの変装を見破り追い詰めるも、そこに刀に関係する殺人事件やキッドの命を狙う謎の剣士の影が迫り、恋も事件も波乱の展開が待っていること間違いなしの天下分け目のお宝争奪バトルミステリーが開幕する。○■劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)劇場版の舞台となった北海道・函館で、ゲスト声優の大泉と、メインキャラクターの1人・怪盗キッドを演じる声優・山口が登場し、劇中にも登場する北海道・函館の名所を巡った。まず2人が訪れたのは、日本初の西洋式城郭としても有名な五稜郭タワー。エントランスでは本作の主人公・江戸川コナンが2人を待っており、指さした先には、入り口に3枚掲げられた怪盗キッドからの予告状が。「五稜郭タワーの皆さん ショーの準備は整いました 4.12より皆様のハートを頂きに参上します 怪盗キッド」と書かれたお馴染みのキッドの予告状を見た大泉は、思わず横にいた山口に「え! ちょっと生で聞きたいな……。読んでみてくれませんか?」とおねだりする。少し照れた様子を見せながら山口が怪盗キッドの声色で予告状を読み上げると、大泉とまわりのギャラリーから大きな拍手が。大泉も「カッコいい! やっぱり横でキッドの声が聴けるって、テンション上がりますね!」と大盛り上がりで、五稜郭を見下ろせるガラス張りの展望台へ向かう。頭上から見下ろすとキレイな星形に見える五稜郭に感動しつつ、何度か五稜郭タワーを訪れたことのある大泉が、「改めて見ると本当に映画はそのままですね。映画だと桜がたくさん咲いているから、その時期にもう1回来たい」、五稜郭をはじめて訪れた山口は新選組好きということもあり「来るのは初めてですが、ロマンを感じます」と話す。大泉が五稜郭の説明をする形で会話が尽きない様子を見せた。次に訪れた金森赤レンガ倉庫街では、赤レンガの壁めいいっぱいに掲げられたキッドの予告状を見るや、その大きさに「デカい!」と驚きを隠せない様子の大泉と山口。後に行われたトークショーでは、この広告について「相当な業者を呼ばないとあんな巨大看板はできないはず。この広告は今後函館だけじゃなく、日本中をジャックするらしいけど、一体どういう契約でやってんのか……あの大きさってことは真夜中に作業してんの?」と、大泉節のぼやきも織り交ぜつつ、怪盗キッドの予告状の展開に興味津々な様子だった。最後に向かったのは“100万ドルの夜景”と呼ばれる景色が山頂から見られる函館山。大泉と山口は、まず、函館山内にあるクレモナホールにて、タイトルにかけて集めた約100人のお客様の前でトークイベントを実施した。MCの呼び込みでキャストが呼ばれ、登場した大泉が「北海道が産んだ大スター、ご存じ・大泉洋でございます!」と挨拶すると、会場からは大きな拍手と歓声が起こる。函館を訪れるのが、2回目だという山口と函館の魅力トークを進める中で、今日巡った3か所について聞かれた大泉は「行く箇所箇所で、なにやら怪しげな……怪盗キッドの予告状というものが出ておりまして。あんなに貼って怒られないのかなと思いつつ、函館中でコナンが盛り上がっている感じが伝わってきて嬉しかったですね! しかも今日は、隣にいた本物の怪盗キッド(山口勝平)に声でアテレコまでしてもらって……感動しました」と、嬉しさを滲ませた。その後も「僕が北海道でどこかをオススメするとしたら函館! 観るべきポイントがたくさんあるし、食べ物もおいしい。魅力にあふれている街ですが、今回の映画はそんな函館の街がとても精巧に描かれている。地元の人だったら絶対知っている景色でコナンくんたちが縦横無尽に暴れ回ります。僕は函館への愛が強すぎるがゆえに、思わず「なに函館をこんなめちゃくちゃにしてくれてんの!?」と思うシーンがあったりもしましたが(笑)、そこも含めてすごく楽しめる要素がたくさんあります」と函館愛と映画の魅力を同時にアピールし、最後のトークを締めくくった。最後には、“100万ドルの夜景”が見られる展望台へのぼり、夕焼けから夜景に代わる“マジックアワー”の瞬間を切り取るようなフォトセッションを行った。(C)2024 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
2024年03月26日昨年12月から5都市をまわった「大泉洋リサイタル」。超満員・1万3000人の観客に笑顔と感動を届けた日本武道館でのファイナル公演では、アーティストとしてエンターテインメントの神髄を魅せてくれました。熱き公演の模様をレポートします。生誕50周年記念!!大泉洋リサイタル in 武道館2024.2.2@日本武道館TEAM NACS Solo Project 5D2‐FIVE DIMENSIONS II‐2月2日、ついにこの日がやってきた。正面入り口の「大泉洋リサイタル in 武道館」の看板を見ただけで高揚し、今か今かと待ちわびる会場の子猫ちゃん(大泉洋ファンの呼称)の熱気に押され、さらに期待がふくらむ。開演前の本人による場内アナウンスから「おならはマナーモードか匂わない状態に」といったクスッと笑える内容で、「すでに大泉洋ワールドが始まっているんだ」と感動する。実はこのアナウンスは録音で、武道館用に最後だけ改めて録り直したとか。間隔を計算して録音したそうで、笑いと拍手待ちのタイミングはバッチリだ。四方に向けて設置されたLEDスクリーンからこれまでの音楽活動が綴られたVTRが流れ「オイズーミ!」コールとともにステージ中央から甲冑とマントに身を包んだ大泉洋がせり上がってきた。その堂々たる姿を見ていると不思議と目頭が熱くなる。公演終了後に大量に寄せられたファンメールでも「登場で泣いた」という人が数多くいたようだ。ちなみに甲冑は会場内に設置された黄金像と同じ衣装だそう。「おっぱじめようぜ東京!」の雄叫びとともに「TOKIO」を熱唱し、「本日のスープ」を歌い終えるとカジュアルなシャツに衣装チェンジ。「会いたかったぜ子猫ちゃんたち!」の叫び声に歓声が起こったあと、長めのMCタイムへ。「“立ちっぱなしはつらい”と見過ごせない数のメールが来たので、立ったり座ったりを管理します」など、さすがのトーク力。少しボヤいたあと、「星空のコマンタレブー」「ビーチドリーマー」といった大泉らしい楽曲を披露し、『ドラバラ鈴井の巣』の名作『山田家の人々』の映像を背景に「君には」をじっくり聴かせる。2回目のMCでは、札幌公演を観たご両親がリサイタルを独演会と間違え、さらに「あと4人来るんだべ?」と勘違いしていたと話し、観客がTEAM NACSの登場を期待するも「出ません!」と念押し。福山雅治とのエピソードを語ったあとは、「スマッシュヒットLOVEバシーン!」「疾れ!」と息つく間もなく進んでいく。ここで小休止。大泉が退場すると『水曜どうでしょう』のディレクター藤村忠寿(ふじむら・ただひさ)と嬉野雅道(うれしの・まさみち)に幕間VTRを依頼する様子が映し出される。リサイタルを藤村が「のど自慢」と揶揄したことに憤りながらも「何でもする」と懇願。VTRは後半のお楽しみへ。白いスーツで再登場し、「昭和名曲ヒットパレード」で昭和の名曲を歌い上げる。そして、お待ちかねの『水どう』チームによる映像で久しぶりの「ひぐまの洋」を堪能したあと、鈴井貴之の言葉を歌詞に乗せた「手漕ぎボートは海をこえて」、「肩、膝、腰~」のフレーズがキャッチーな初披露の新曲「コラーゲン。」を軽快に歌う。そして、新曲「ふわり」を歌い上げたあとに事件が。ステージにピアノが登場し「ハナ~僕とじいちゃんと」を弾き語りで披露するはずがうまく弾けない。「リハでは完璧だったのに!」とショックを隠せない大泉。会場からの温かい声援もあり7度目でようやく成功するも、納得はいかない様子。その後は、「あの空に立つ塔のように」でいったんリサイタルの幕が閉じた。アンコールでは、マイケル・ジャクソンの「Man In The Mirror」を披露するというサプライズが!武道館のリハーサルはほぼこの曲に費やしたそうで、会場からの割れんばかりの歓声に、インタビューで自身も「鳥肌が立った」と語っていた。「バカね…冬」から「バカね」と続き、曲中の「愛してるよー!」に「俺も愛してるよー!」と全力で応え、花道を投げキッスしながら退場する大泉。その背中が、最高にカッコいい。いつだって踏ん張って真っすぐ立っている“洋ちゃん”を堪能した夜だった。SET LIST01TOKIO02本日のスープ03星空のコマンタレブー04ビーチドリーマー05君には06スマッシュヒットLOVEバシーン!07疾れ!‐映像‐08自動車ショー歌09また逢う日まで10長い夜‐映像‐11手漕ぎボートは海をこえて12コラーゲン。13Top of the World14ふわり15ハナ~僕とじいちゃんと16あの空に立つ塔のように〈EN1〉Man In The Mirror〈EN2〉バカね…冬〈EN3〉バカねおおいずみ・よう1973年4月3日生まれ、北海道出身。演劇ユニットTEAM NACSメンバー。『水曜どうでしょう』でブレイク。近作に大河ドラマ『鎌倉殿の13人』、映画『月の満ち欠け』など。2020年~’22年に『NHK 紅白歌合戦』司会を3年連続で務め、’23年は歌手として初出場。※『anan』2024年3月27日号より。写真・西槇太一文・石本真樹(by anan編集部)
2024年03月24日オーバーサイズのデニムセットアップに身を包み、大人の男の色気を見せてくれた大泉洋さん。昨年12月から5都市をまわった「大泉洋リサイタル」では、多くのファンを歌とトークで魅了した。ミュージシャンへの憧れが詰まった、壮大なパロディ。「昔からのファンの方は僕が歌うと喜んでくれるので、じゃあ今回は歌おうと。僕には自分のやりたいことがないんです。見てくれる方の楽しむ姿がモチベーションになる。考えるのは、ファンのみなさんが見たら嬉しいだろうな、盛り上がるだろうなということだけ。僕はみなさんを楽しませたいし、みなさんも楽しむ僕を見たいと思ってくれている。不思議な相思相愛関係ですよね。今回のリサイタルツアーは普段、僕のファンだと恥ずかしくて言いにくい人たちにとって最高だったんじゃないかな。どこを見ても熱狂的な洋ちゃんファンしかいなかったから(笑)」50周年の締めくくりには、これまでのレパートリーがまとまった『YO OIZUMI ALL TIME BEST』が発売される。ファーストアルバムがベストアルバムというのも、実に彼らしい。「昔から冗談で、今まで作った曲を全部入れた“ベストというか全部”みたいなアルバムを出したいと言っていて。だったらこのタイミングだ、と思ったんです」番組の企画や事務所のイベントで作詞・作曲を手掛けることも多かった大泉さん。改めて自作の曲を聴き、気づいたことがあった。「キャッチーでわかりやすいなと。僕はプロのミュージシャンではないので、世界に一つしかない曲や、今まで誰も聞いたことのないサウンドを作りたいという思いはなくて。誰もが共感できる“王道のメロディ”が好きなんです」さらに玉置浩二さん作曲「あの空に立つ塔のように」とGLAYのTAKUROさん作詞・作曲「ふわり」の2曲が加わり、まさに「ALL TIME BEST」。ジャケット写真もカッコいい。「僕がやっていることはすべてパロディなんです。“ベスト盤だったらカッコいい写真撮るよね?”みたいな、ミュージシャンへの憧れが詰まった壮大なパロディ。リサイタルの宣伝写真はスタジアムで熱唱しているのですが、“スタジアムツアーなんてやったことねーだろ!”とツッコみたくなるじゃないですか(笑)」スタジアムでの撮影も、武道館公演も、「実現するとは思っていなかった」と笑う。だが、やるからにはすべての人を楽しませる。まさに武道館公演は、「アーティスト大泉洋」の魅力のすべてを出し尽くした圧巻の3時間だった。「“大泉洋リサイタル in 武道館”というタイトルのインパクトと出オチ感。これだけでもう面白いけど、観たらさらに面白くて得したと思ってもらいたいなと。娘からはチケットが売れるか心配されていたのですが、あっという間に完売してしまい、僕が一番驚きました。満員の客席を見た娘の感想は、“よかったんじゃない?”とそっけない感じでしたけど、嬉しそうでした(笑)」堂々とステージに立っているかのように見えたが、武道館では楽しむ余裕はなかったという。「客席からも“洋ちゃんの一世一代の晴れ舞台を失敗させるわけにはいかない”という緊張感が伝わってきました。僕はみなさんのためにやっているけど、みなさんも一生懸命、僕を担ごうとしてくれていて。本当にありがたいです」TEAM NACSメンバーでは、札幌にリーダー森崎博之さん、武道館に戸次重幸さんが訪れた。「リーダーからは、人生でもらったことがないくらいの長いメッセージをもらいました。彼は北海道中を走り回っていますから、札幌から帯広に行くバスの中で延々と打ち続けたみたいです(笑)。戸次くんからも“終始最高に楽しかった”と珍しく褒め言葉をもらったのですが、『ハナ~僕とじいちゃんと』のピアノ弾き語りを失敗したあとでものすごく落ち込んでいて。“ありがとう。今はこれぐらいしか返せない。察してくれ”という返事しかできませんでした。意図せぬ演出になってしまったので、大変落ち込んだんです。ただ、“大泉さんにしかできない勇気づけ方だ”とか、“最後まで諦めずに弾き続けた姿に感動した”とか、観てくれた方が励ましてくれたので、今ではあの事件があって僕の武道館ライブが更なる感動を呼んだんだなと思っています。もちろん、僕は悔しさはあるけど(笑)」弾き語りを失敗し続ける姿を見た『水曜どうでしょう』のディレクター嬉野雅道(うれしの・まさみち)さんからも、リーダーに匹敵するくらいの長いメッセージをもらったのだとか。「先鋭化できないあなたの本質が今の日本を救っているとか、あなただけが先鋭化のみを良しとする世界の風潮にブレーキをかけ人々を勇気づけているとか(笑)。そうやって人を勇気づけているのかもしれないけど、僕の失敗で人々が元気になっても、僕はどんどん傷ついていくんですよ(笑)」意図しないことが笑いとなり、状況を押し上げる。これまでの彼の道のりのようだ。これからも進化する姿を追い続けたい。おおいずみ・よう1973年4月3日生まれ、北海道出身。演劇ユニットTEAM NACSメンバー。『水曜どうでしょう』でブレイク。近作に大河ドラマ『鎌倉殿の13人』、映画『月の満ち欠け』など。2020年~’22年に『NHK 紅白歌合戦』司会を3年連続で務め、’23年は歌手として初出場。ジャケット¥293,700パンツ¥225,500シューズ¥127,600(以上BALENCIAGA/バレンシアガ クライアントサービス TEL:0120・992・136)※『anan』2024年3月27日号より。写真・伊藤彰紀(aosora)スタイリスト・九(Yolken)ヘア&メイク・西岡達也取材、文・石本真樹撮影協力・STUDIO BASTILLE(by anan編集部)
2024年03月24日大泉洋主演で描く、実話を基にした映画『ディア・ファミリー』の予告編と最新ビジュアルが公開された。町工場の経営者だった筒井宣政とその家族が、生まれつき心臓病疾患を持っていた娘の命を救いたい一心で人工心臓の開発を始め、その後、世界で17万人もの命を救うことになるIABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテルを誕生させたその秘話を描く本作。この度、大泉さん演じる主人公・筒井宣政と関わる人々を演じる新たなキャスト6名が解禁。とある過去を抱えており、宣政とIABPバルーンカテーテル誕生の秘密を追いかけているテレビリポーター山本結子役に有村架純。人工心臓の研究を続けている東京都市医科大学の教授・石黒英二役に光石研。東京都市医科大学の日本心臓研究所の研究医・柳玲子役は徳永えり。学生に紛れて東大の医学講義を受けていた宣政が出会う博士・桜田純を満島真之介、宣政の娘・佳美が入院している小児病室の隣のベッドで先天性心疾患と闘っていた少女の母親・川野由希を戸田菜穂が演じる。今回公開された映像では、大泉さん演じる父・宣政が研究開発する中、リポーターの山本(有村架純)、東京都市医科大学の教授・石黒(光石研)、医者・富岡(松村北斗)らと関わりを持つ様子と、一家の葛藤が描かれている。妻・陽子(菅野美穂)が夫に寄り添い、共に研究開発に邁進し、余命宣告を受けた佳美(福本莉子)の姉妹・奈美(川栄李奈)と寿美(新井美羽)のやりきれない思い、佳美の魂の言葉に涙がこらえきれなくなってしまう父の姿も映し出されている。さらに新ビジュアルは、本日発表されたキャストも加わり、家族団らんのシーンも登場する一枚が完成した。『ディア・ファミリー』は6月14日(金)より全国東宝系にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ディア・ファミリー 2024年6月14日より全国東宝系にて公開©2024「ディア・ファミリー」製作委員会
2024年03月14日大泉洋主演の映画『ディア・ファミリー』に、有村架純、光石研、上杉柊平、徳永えり、満島真之介、戸田菜穂が出演していることが分かった。有村さんが演じるのは、娘を救いたい一心で人工心臓の開発を始める父・宣政(大泉さん)を取材するTVリポーター・山本結子。とある過去を抱えており、宣政とIABPバルーンカテーテル誕生の秘密を追いかけている。「この物語は奇跡という言葉では語りきれないように思います」と本作について話す有村さんは、「月川監督や大泉さん、菅野さんとまたご一緒することができてとても光栄でしたし、この物語に少しでも参加できたことを嬉しく思います。どうかこの作品が誰かの生きる力へとなりますように」とコメント。光石さんが演じるのは、人工心臓の研究を続けている東京都市医科大学の教授・石黒英二。工学的なものづくり分野において豊富な知識を持つ宣政を受け入れ、サポートするが、人工心臓の実用化を巡る方針で宣政と対立する存在ともなる。「大泉洋さんの、この映画にかける意気込みは凄まじく、僕自身、大泉さんとの対峙は緊張の連続でした」と撮影をふり返った光石さんは、「実は数年前、僕は脳動脈瘤で、そして昨年父が、大動脈の病気でカテーテルを使用し治療して頂き、大事には至りませんでした。筒井家の皆様の御努力で17万人が救われたと聞きました。父も僕もその一人です。本作は、そんな筒井家の皆様の愛の歴史です。色々な世代の方に観て頂きたいと思います!」と語っている。また、上杉さんは宣政のアイデアと熱量に感銘を受け、臨床試験を目指そうとする、東京都市医科大学の日本心臓研究所の研究医・佐々木肇。徳永さんも同研究所の研究医であり、人工心臓の開発に向け行動を共にしていく柳玲子。満島さんが、学生に紛れて東大の医学講義を受けていた宣政が出会う博士・桜田純。戸田さんは、宣政の娘・佳美(福本莉子)が入院している小児病室の隣のベッドで、先天性心疾患と闘っていた少女の母親・川野由希を演じる。『ディア・ファミリー』は6月14日(金)より全国東宝系にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ディア・ファミリー 2024年6月14日より全国東宝系にて公開©2024「ディア・ファミリー」製作委員会
2024年03月14日第47回日本アカデミー賞の授賞式が8日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪にて行われ、受賞者たちが登場した。○■第47回日本アカデミー賞で司会を務めた岸井ゆきの第46回日本アカデミー賞で最優秀主演女優賞に輝いた岸井ゆきのが、羽鳥慎一アナウンサーとともに同賞のMCを務めることに。優秀助演男優賞を受賞した磯村勇斗の出演作『月』を紹介しようとするが、「衝撃的な事件をモチーフにした事件……」とスタートから間違えてしまい、笑いが止まらなくなってしまう。「息が……がんばります」と意気込む岸井だが、なかなか復活できず、羽鳥アナは「どうしたらいいんですか?」「私やりましょうか?」と気遣う。岸井は「やります」と宣言したものの、立ち直れず「息ができない!」と緊張がピークの様子。『こんにちは、母さん』で優秀助演男優賞を受賞した大泉洋が「賞をとるのは僕たちなんですよ。去年とったんだからそんな緊張することない」とツッコミを入れ、「主演男優賞くらいには(立ち直っている)」と期待すると、羽鳥アナも「最終的に作品賞までに間に合えば」とフォローしていた。その後、質問できるまでになったものの、受賞者から「圧が強い」とツッコまれていた岸井。しかし大泉のトークの番になると、急に流暢に質問し、大泉は「突然上手になりましたね。上手になったから私の質問に情熱がなく聞こえたんですけど」と驚く。岸井は「いっぱい映画のことを考えて、リラックスしようと思って。映画の感想を頭の中でしゃべってたんです。そしたらなんで自分がここにいるのかというのをだんだん思い出しました」と、その後はトークに参加。岸井が大泉に対し「リラックスできます。ポンポン言ってくださるから安心します」と感謝すると、大泉は「そこ(司会席)に入ってもいいくらいです」と会場を笑わせていた。(C)東京写真記者協会○■「第47回日本アカデミー賞」最優秀賞受賞リスト作品賞…『ゴジラ-1.0』監督賞…ヴィム・ ヴェンダース『PERFECT DAYS』脚本賞…山崎貴『ゴジラ-1.0』主演男優賞…役所広司『PERFECT DAYS』主演女優賞…安藤サクラ 『怪物』助演男優賞…磯村勇斗『月』助演女優賞…安藤サクラ 『ゴジラ-1.0』音楽賞…上原ひろみ『BLUE GIANT』撮影賞…柴崎幸三『ゴジラ-1.0』照明賞…上田なりゆき『ゴジラ-1.0』美術賞…上條安里『ゴジラ-1.0』録音賞…竹内久史『ゴジラ-1.0』編集賞…宮島竜治『ゴジラ-1.0』アニメーション作品賞…『君たちはどう生きるか』外国作品賞…『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』新人俳優賞…アイナ・ジ・エンド『キリエのうた』、桜田ひより『交換ウソ日記』、原菜乃華『ミステリと言う勿れ』、福原遥『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』、市川染五郎『レジェンド&バタフライ』、黒川想矢『怪物』、高橋文哉『交換ウソ日記』、柊木陽太『怪物』話題賞 作品部門…『キリエのうた』話題賞 俳優部門…山田裕貴『キングダム 運命の炎』『ゴジラ-1.0』『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編-運命-/-決戦-』『BLUE GIANT』(声の出演)
2024年03月10日6月14日(金) に公開される映画『ディア・ファミリー』に、松村北斗(SixTONES)が出演することが発表された。世界で17万人もの命を救ったIABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテルの誕生秘話を、主演に大泉洋を迎え、月川翔監督が実写化した本作。心臓病疾患を持っている娘の命を救うため人工心臓を学び始めた坪井宣政(大泉)、彼と出会う研究医・富岡進を松村が演じている。富岡は、寡黙で人とは距離を置く性格で、荒唐無稽な一家の挑戦を冷めた目で見ていたが、宣政の娘への愛情と絶対に諦めない強い心を目の当たりにし、陰ながら研究を手伝うことになる重要なキャラクター。実在したモデルがいるという難役に挑んだ松村は「この映画は実際にあった出来事を題材にしていることもあり、その説得力は凄まじいものでした。いくつもの優しさと愛情が描かれているこの作品の中で、僕の演じた富岡進はその難しさに心を苦しめ、それでも答えを導き出す強さを持った憧れの人物です」とコメントしている。さらに、筋金入りの“TEAM NACSファン”を公言している松村にとって、憧れの大泉との初共演が実現。「大泉洋さんとの共演は僕の夢のひとつでした。現場でご一緒する時間で、空想だった尊敬がはっきりと実感のある尊敬に変わりました。そんな座長がいるチームが作った作品は切実で愛情深いものです」と熱い想いを語っている。また、本作で初対面となった松村に対し月川監督は「この物語の主人公の無謀にも見える挑戦に対して、過度な期待を抱かせないように距離を置く態度や、衝動的に込み上げる熱い想いの表出など、繊細にキャラクターに息吹を吹き込んでくださいました。わずかな目の動きや息遣いに至るまで、劇場空間で見る価値のある表現が作品に刻まれていると思います」と撮影期間内に信頼感を築き上げていったことを明かした。■松村北斗 コメントこの映画は実際にあった出来事を題材にしていることもあり、その説得力は凄まじいものでした。いくつもの優しさと愛情が描かれているこの作品の中で、僕の演じた富岡進はその難しさに心を苦しめ、それでも答えを導き出す強さを持った憧れの人物です。そして、大泉洋さんとの共演は僕の夢のひとつでした。現場でご一緒する時間で、空想だった尊敬がはっきりと実感のある尊敬に変わりました。そんな座長がいるチームが作った作品は切実で愛情深いものです。多くの方に見て欲しいと思う作品に少しでも関われたことを本当に嬉しく思います。■月川翔監督 コメント松村北斗さんに演じていただいた富岡という役柄は、実在の医師をモデルにしています。この物語の主人公の無謀にも見える挑戦に対して、過度な期待を抱かせないように距離を置く態度や、衝動的に込み上げる熱い想いの表出など、繊細にキャラクターに息吹を吹き込んでくださいました。わずかな目の動きや息遣いに至るまで、劇場空間で見る価値のある表現が作品に刻まれていると思います。■大瀧亮プロデューサー コメントグループで躍動されている姿とひとりの俳優として活躍されている姿を様々なメディアで拝見してきましたが、富岡という人物が持つ客観的な冷静さと秘める熱さの振れ幅を松村さんなら体現してくださると思いオファーに至りました。撮影前にSixTONESのライブを拝見し、一瞬で大空間を魅了する華やかさに大感動したのも束の間、撮影現場での謙虚な居住まいと真摯な役との向き合いに、更に魅了されました。実在の人物がモデルということで、芝居のトーンを丁寧に監督と構築されていたのが印象的です。こんな人が実際にいたのだという事実と共にこの大事なキャラクターの行く末を映画館で体感していただきたいです。<作品情報>『ディア・ファミリー』6月14日(金) 公開公式サイト:「ディア・ファミリー」製作委員会
2024年02月29日「SixTONES」の松村北斗が、映画『ディア・ファミリー』で大泉洋と初共演することが分かった。本作は、世界で17万人もの命を救ったIABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテルの誕生秘話を、主演に大泉洋を迎え『君の膵臓をたべたい』の月川翔監督が実写化。大泉さんのほか、菅野美穂、福本莉子、川栄李奈、新井美羽の出演が発表されていた。『キリエのうた』『すずめの戸締まり』「ノッキンオン・ロックドドア」など、近年、役者としての活躍が目覚ましい松村さんが演じるのは、心臓疾患を抱える次女・佳美の命を救うために、人工心臓を学び始めた宣政(大泉さん)が訪れた、東京都市医科大学の日本心臓研究所で研究医をしていた富岡進。寡黙で人とは距離を置く性格で、荒唐無稽な一家の挑戦を冷めた目で見ていたが、宣政の娘への愛情と絶対に諦めない強い心を目の当たりにし、影ながら研究を手伝うことになる重要なキャラクターだ。初めての月川組で、実在したモデルがいるという難役に挑んだ松村さんは、「この映画は実際にあった出来事を題材にしていることもあり、その説得力は凄まじいものでした。いくつもの優しさと愛情が描かれているこの作品の中で、僕の演じた富岡進はその難しさに心を苦しめ、それでも答えを導き出す強さを持った憧れの人物です」とコメント。また、筋金入りの「TEAM NACS」ファンである松村さんは、「大泉洋さんとの共演は僕の夢の一つでした。現場でご一緒する時間で、空想だった尊敬がはっきりと実感のある尊敬に変わりました。そんな座長がいるチームが作った作品は切実で愛情深いものです」と話し、「多くの方に見て欲しいと思う作品に少しでも関われたことを本当に嬉しく思います」と語っている。松村さんとは、今作で初対面となった月川監督は「この物語の主人公の無謀にも見える挑戦に対して、過度な期待を抱かせないように距離を置く態度や、衝動的に込み上げる熱い想いの表出など、繊細にキャラクターに息吹を吹き込んでくださいました。わずかな目の動きや息遣いに至るまで、劇場空間で見る価値のある表現が作品に刻まれていると思います」と話している。『ディア・ファミリー』は6月14日(金)より全国東宝系にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ディア・ファミリー 2024年6月14日より全国東宝系にて公開©2024「ディア・ファミリー」製作委員会
2024年02月29日映画『室町無頼』が、2025年1月17日(金)に公開される。主演は大泉洋、監督は入江悠。垣根涼介の歴史小説『室町無頼』を映画化映画『室町無頼』は、垣根涼介の史実に基づく歴史小説『室町無頼』を原作とするアクション・エンタテインメント作品だ。室町時代、応仁の乱が起こる直前を背景にした物語の軸となるのは、“無法な行いをする者、またはその行為”を意味する「無頼」。残っている史料は少ないものの、確かに実在していたとされる「無頼」たちが、腐りきった政治と世の中を叩き直すため命がけの戦いに挑み、自らの力で時代を切り拓いていく様子を描く。京都で撮影された、スケールの大きな一揆の場面や、エンタメ全開の殺陣・アクションに注目だ。主演は大泉洋、倒幕と世直しが野望の“無頼漢”に主演を務めるのは、『⽉の満ち⽋け』や『騙し絵の牙』『こんにちは、母さん』など、数多くの作品に出演し活躍する大泉洋。無頼漢で剣の達人である蓮田兵衛を演じる。また、堤真一や長尾謙杜、松本若菜、柄本明、北村一輝といった錚々たる顔ぶれが共演を果たしている。主人公・蓮田兵衛(はすだ ひょうえ)…大泉洋己の腕と才覚だけで混沌の世を泳ぐ自由人であり、密かに倒幕と世直しの野望を抱く無頼漢。腐りきった幕府を倒し、古き世を終わらせようと画策。ゆえに、自ら「捨て石」となろうとする剣の達人。才蔵(さいぞう)…長尾謙杜天涯孤独の身で、自己流の棒術で生計を立てた極貧生活を送る。兵衛に出会い、地獄さながらの修行を経て、「六尺棒」の超人的な棒術を身につける。名和好臣(なわ よしおみ)…北村一輝足利義政に仕える有力大名。困窮している民を横目に贅沢な暮らしを送る。唐崎の老人(からさきのろうじん)…柄本明一見ヨボヨボのジジイだが、棒術の達人。兵衛と才蔵の師匠。芳王子(ほおうじ)…松本若菜高級遊女。かつては道賢、いまは兵衛の想い女で、ふたりの間を取り持つ。骨川道賢(ほねかわ どうけん)…堤真一300人もの荒くれ者を抱え、幕府から京の治安維持と取り締まりを任される悪党一味の首領。兵衛とは腐れ縁であり、暴動を仕掛ける兵衛と対峙することに。監督・脚本は入江悠監督・脚本を務めるのは、『ビジランテ』『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』も手掛けた入江悠。8年前に原作小説を読み、そこから室町時代について調べたうえで脚本を仕上げたという。映画『 室町無頼』あらすじ1461年、応仁の乱前夜の京(みやこ)。大飢饉と疫病が同時にこの国を襲った。加茂川ベリにはたった二ヶ月で八万を超える死体が積まれ、人身売買、奴隷労働が横行。しかし、時の権力者は無能で享楽の日々を過ごすばかりで、かつてない格差社会となっていた。自由人の蓮田兵衛は、ひそかに倒幕と世直しを画策する無頼漢。京とその周辺の悲惨な状況と窮民を見た兵衛は、立ち上がる時を狙っていた。兵衛の手下である才蔵をはじめ、抜刀(後の居合)術の達人、槍使い、金棒の怪力男、洋弓の朝鮮娘ら、個性たっぷりのアウトローたちを束ねる兵衛。ついに巨大な権力に向けて空前の大暴動を仕掛けるが、兵衛のかつての悪友・骨皮道賢率いる幕府軍が行く手を阻む。“髑髏の刀”を手に一党を動かす道賢を前に、兵衛は命を賭けた戦いに挑む。【詳細】映画『室町無頼』公開日:2025年1月17日(金)監督・脚本:入江悠原作:垣根涼介『室町無頼』(新潮文庫刊)出演:大泉洋、長尾謙杜、松本若菜、遠藤雄弥、前野朋哉、阿見201、般若、武田梨奈、水澤紳吾、岩永丞威、吉本実憂、土平ドンペイ、稲荷卓央、芹澤興人、中村蒼、矢島健一、三宅弘城、柄本明、北村一輝、堤真一
2024年02月16日映画『室町無頼』(2025年1月17日公開)の製作発表会見が11日に都内で行われ、大泉洋、長尾謙杜、松本若菜、北村一輝、柄本明、堤真一、入江悠(監督・脚本)が登場した。同作は垣根涼介氏による同名小説の実写化作。1461年の応仁の乱直前の京を舞台に、己の腕と才覚だけで混沌の世を泳ぐ自由人・蓮田兵衛(大泉)がひそかに倒幕と世直しを画策する。天涯孤独で棒術の才能を発揮する才蔵(長尾)や、個性たっぷりのアウトローたちを束ね、かつての悪友・骨皮道賢(堤)率いる幕府軍への戦いに挑む。北村は大名の名和好臣、松本は高級遊女の芳王子、柄本は棒術の達人である唐崎の老人を演じる。○■映画『室町無頼』主演・大泉洋の母親の誕生日大泉と堤は、かつての悪友で対立する役に。堤は「2人で酒を酌み交わすシーンがあるんですけど、やってて楽しかったです」「洋ちゃんとは前の(共演の)時もそんなにガッツリという感じではなかったので、ゆっくり芝居できたのはそこが初めて。緊張もしたんですけど印象深いシーンになりました」と振り返る。真面目な作品だったために「そういう(コメディの)感じが微塵もない2人のシーンは新鮮で楽しかったですね」と語った。大泉も「堤さんと腐れ縁の男、悪友同士なんていう役ができる日が来るとは思ってなかったので本当に光栄でした」と心境を明かす。「監督の思いつきで足された立ち回り」が印象深かったそうで、「『やっぱ、2人の一騎打ち見たいですよね』と言って、できた立ち回りが本当に大変でした。僕も大変でしたけど、やっぱり幸せでした。『いや、堤真一と戦ってるよ』みたいなね」としみじみ。「普通、堤真一と大泉洋が戦ったらもう100%負けるでしょって感じだったけど、まあ、そう簡単には負けないです。互角に戦えるわけですけど、もう母に連絡したかったですね。『母さん、堤真一と戦ってるよ』って」と語り、「今日、母誕生日なんです」と明かすと、会場からは拍手が起きる。「いいよ、そんな話は!」とツッコむ堤に、大泉は「いい報告ができる」と喜んでいた。また「大泉洋史上1番かっこいい役」という触れ込みに、大泉は「東映さんはね、私にも『大泉洋史上1番かっこいいですから』ってしたり顔で言ってくるんですけど、私はそんなにかっこいい役とかないので、すぐそうなっちゃうんです。だいたいかっこわるいわけですから」と苦笑。「男が憧れるわかりやすくかっこいい人じゃないでしょうかね」「だからできれば今後はずっと蓮田兵衛を演じていきたいんですけども、それ以外の役はやりたくないぐらいなんですね。名前も蓮田兵衛にしていいぐらい」と役を気に入っているようだった。会見の最初には、「室町時代とは違うわけですけど、現代もどこかに閉塞感を感じたり、政治に違和感を覚えたりとかという時代でもある中で、この物語を読み終わった後の痛快さというか、気持ちよさみたいなものは大きかった」と作品の印象を表していた大泉。最後にも「どこか今の時代にも通じる映画だと思います。観ていただいたら、自分でも、明日からアクションを起こしたくなるとか、そんな映画じゃないかと思います」と呼びかけた。
2024年02月11日映画『室町無頼』製作発表会見が2月11日(日・祝)、都内にて行われ、主演を務める大泉洋、共演の長尾謙杜らが撮影エピソードを語った。アクションや殺陣も見事にこなし、“大泉洋史上最高にカッコいい男”を演じ切った大泉さんなのだが、当の本人は「東映は“大泉さんを”と言ってますけど、長尾くんの映画です!俺はそう思ってるよ!」と隣の長尾さんに得意のぼやきを発揮し記者陣の笑いを誘っていた。『室町無頼』は垣根涼介による同名原作を映画化、『ビジランテ』、『AI崩壊』などで知られる入江悠が監督/脚本を務める。舞台は1461年、応仁の乱前夜の京。大飢饉と疫病の連鎖という混沌の世に、風のごとく現れた浮浪の徒・蓮田兵衛(大泉さん)。兵衛は彼の元に集うアウトロー(無頼)たちと空前の一揆を起こし、幕府軍に挑む。会見の冒頭では映画の一部が公開され、大スケールの様子が垣間見えた。出演が決まったときを振り返り、大泉さんは「タイトルを見ただけでワクワクしました。脚本を読んでも非常に痛快で、室町時代ですけど現代にも通じるような物語」とした上で、「ただ、スケールがでかいからどうする(撮る)のかなって。やってみるともうちょっとCGかなと思ったけど、思いのほか人力で(笑)。ある意味、贅沢なやり方だった」と、これまでにない規格外の撮影方法に驚いたと明かす。超人的な棒術を身に着ける才蔵を演じたのが長尾さん。長尾さんは大泉さんについて「映画の中で役としても、大泉さんにも、たくさん磨きをかけていただきました」と絶賛。「いざカメラが回ると格好いい感じで演じられて、座長としての雰囲気の作り方では面白い部分があったりされた」と緩急のある大泉さんという人物に、俳優としても人間としても魅力を感じたという。大泉さんも「長尾くんのアクション、本当にすごいです!この映画はほとんど長尾くんの成長物語なんですよ」と最初はねぎらいを返していたが、「東映は“大泉さんを”と言ってますけど…長尾くんの映画です。俺はそう思ってるよ!途中から段々腹立ってきて、最初は長尾くんとはまったくわからない(汚いヘアメイク)のに、どんどん格好よくなっていく!!」と、結果、長尾さんのよさを語るやさしい先輩の大泉さんだった。そのほか、製作発表会見には松本若菜、北村一輝、柄本明、堤真一が出席した。映画『室町無頼』は2025年1月17日(金)全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年02月11日映画『室町無頼』(2025年1月17日公開)の製作発表会見が11日に都内で行われ、大泉洋、長尾謙杜、松本若菜、北村一輝、柄本明、堤真一、入江悠(監督・脚本)が登場した。同作は垣根涼介氏による同名小説の実写化作。1461年の応仁の乱直前の京を舞台に、己の腕と才覚だけで混沌の世を泳ぐ自由人・蓮田兵衛(大泉)がひそかに倒幕と世直しを画策する。天涯孤独で棒術の才能を発揮する少年・才蔵(長尾)や、個性たっぷりのアウトローたちを束ね、かつての悪友・骨皮道賢(堤)率いる幕府軍への戦いに挑む。北村は大名の名和好臣、松本は高級遊女の芳王子、柄本は棒術の達人である唐崎の老人を演じる。○■映画『室町無頼』で棒術の才能を発揮する少年・才蔵を演じる長尾謙杜撮影について、長尾は「関所が爆発するシーンで『もし爆発を感じなかったら向こうの方で手を振ってますので、そちらを見てリアクションいただけたら』と言われて。いざ本番が始まってみると感じたことのないくらいの大爆発でバーン! となって。『ここまでやるか』と。それが初日の撮影だったんですけど、ここからの撮影が楽しみだなって」と振り返る。大泉も「『ドカーン!』といってるのに助監督がキュー出すから、わかるわ! 誰が見ても爆発してる!」と当時の撮影につっこんでいた。また長尾は「マネージャーさんからこのお話をいただいた時に『長尾くん、次、こっち系だわ』(両手で何かを振り下ろすアクション)と言われて、『刀振る系なんかな』『時代劇なのか』と思って、台本を見てみると、まず室町時代ということも驚きましたし、棒という稀に見るアクションの武器で『あ、刀じゃないんだ』というところからが始まり」と意外だった様子。「いざ練習してみると棒が難しくて。六尺あるので長くて使いづらかったりしたんですけれども、練習を重ねていくうちにちょっとずつ振れるようになってきて。初日は『じゃあまず100本振ろうか』と言われ、いろんな振り方があって500本ぐらい振らされたんですけど、泣きそうになりながら『これが続くのか』」と苦労を明かした。主演の大泉の印象について聞かれると、「カメラが回るとかっこよく演じていらしたんですけれども、座長としての雰囲気の作り方であったり、面白い部分があったりだとかでめちゃくちゃ笑かしていただいて、ご飯も連れて行っていただいたりして、すごい楽しく撮影させていただきました」と感謝。大泉は「長尾くんのアクション、本当にすごいです。この映画はほとんど長尾くんの成長の物語なんですよ。東映はね、『大泉さんを』とか言ってますけど、長尾くんの映画ですよ。俺はそう思ってるよ。途中からもうだんだん腹立ってきてね。長尾くんの映画じゃないかよこれ」とぼやく。長尾の演じた才蔵について「最初は汚いんですよ。もう全く長尾くんだってわかんない。それがどんどんかっこよくなってくる、アホみたいに。棒術もすごいし、かわいそうにふんどし一丁で延々稽古させられて……」と振り返る大泉。「この映画の3分の1ぐらいふんどしです」という長尾に、「だからちょろちょろっと見えてるかもわからんな」と下ネタをかまし、長尾は「やめてください! 見えないですから。危ないです」と立ち上がって抗議する。なおも「長尾くんのあれ、出てますよ」と続ける大泉に、長尾は「変な記事になるから!」とタジタジに。大泉は「長尾くんの無頼が。“長尾無頼”が。長尾くんの六尺棒が」と畳みかけ、長尾は「大泉さん、危ないです。かっこいい映画ですから!」とツッコミ。大泉は「書かないでください」とお願いしていた。
2024年02月11日映画『室町無頼』(2025年1月17日公開)の製作発表会見が11日に都内で行われ、大泉洋、長尾謙杜、松本若菜、北村一輝、柄本明、堤真一、入江悠(監督・脚本)が登場した。同作は垣根涼介氏による同名小説の実写化作。1461年の応仁の乱直前の京を舞台に、己の腕と才覚だけで混沌の世を泳ぐ自由人・蓮田兵衛(大泉)がひそかに倒幕と世直しを画策する。天涯孤独で棒術の才能を発揮する才蔵(長尾)や、個性たっぷりのアウトローたちを束ね、かつての悪友・骨皮道賢(堤)率いる幕府軍への戦いに挑む。北村は大名の名和好臣、松本は高級遊女の芳王子、柄本は棒術の達人である唐崎の老人を演じる。○■映画『室町無頼』製作発表会見に大泉洋が登場主演の大泉は掛け軸を掲げ『室町無頼』というタイトルを発表。「日本の映画史の中で言うと戦国時代が多いですけど、戦国時代に入っていく室町時代の最後の方、応仁の乱の直前で、荒廃したカオスな時代だったんだろうなと思いますから。何が起こるかわからない映画なんだろうなと、正直ワクワクしました」と作品のタイトルを聞いた時の感想を明かす。才蔵役の長尾は「今回の映画でたくさん新しいことに挑戦しました。アクションであったり、その他たくさんのことに挑戦して。映画の中でも大泉さん演じる兵衛殿にたくさん磨きをかけていただき、実際に大泉さんにもたくさんの磨きをかけていただき、人としても成長できた映画だなと感じております」と感謝した。撮影では埃だらけの様子を表すために“はったい粉”が舞っていたそうで、堤は「巨大な扇風機を回してはったい粉を飛ばすんですけど、もう口の中ジャリジャリなんだよね」と苦笑する。大泉は「監督がずっと『マッドマックス』観てて、『それ!?』『マッドマックス目指してんの!?』」と明かし、入江監督は「室町ってあんまり映画で描かれたことがないんですよ。手探りでやっているうちに『マッドマックス』に辿り着いて」と説明していた。
2024年02月11日劇場版『名探偵コナン』シリーズ劇場版27作目となる最新作『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』のゲスト声優に大泉洋が決定した。1994年から連載を開始し、今年ついに原作の連載30周年を迎えた「名探偵コナン」。現在開催中の「連載30周年記念 名探偵コナン展」は毎日多くのファンで溢れ、1月5日より公開中の<TVシリーズ特別編集版>『名探偵コナン vs. 怪盗キッド』はTVシリーズの総集編にもかかわらず興行収入4.5億円を突破するなど、4月12日の劇場版公開に向け、盛り上がりを見せている。この度、劇場版のキーパーソンを演じるゲスト声優に大泉洋が出演することが発表された。大泉さんは、北海道警捜査一課の刑事・川添善久役を演じる。大泉さんは、今回のオファーを受けて「いつも『名探偵コナン』が公開になるとものすごい興行成績で、いつまで経っても(動員ランキング)1位が『コナン』なんですよね。ですから、同時期に公開すると私の映画がなかなか上位に食い込めない、苦々しい思いで『コナン』のことは思っていましたけど…(笑)、自分が出るってことになるとこんな心強い映画はないなという風に思いました」とぼやきを入れつつも、年々勢いを増す『名探偵コナン』へゲスト声優として参加することへの喜びを滲ませた。さらに、出身地の北海道が舞台ということについては「常に北海道をアピールしたい人間にとっては、あのコナンが北海道、そして函館を舞台にしてくれるっていうのは、北海道人としてすごく嬉しかったです。北海道が舞台の映画だったら、基本僕全部出たいんですよ(笑)」と北海道愛に溢れたコメントも交えつつ、北海道を舞台にした本作に無事にキャスティングされて安堵した様子を見せた。本作で大泉さんが演じる川添善久は、一見ドジで残念な刑事という憎めないキャラクターながら、函館にまつわるお宝の伝説や宝を狙う容疑者の裏事情にやけに詳しい情報通な一面も持ち合わせるという掴みどころのない役柄。大泉さんも「私がやるだけあってドジなところもあったりして頼りないところもあるんですけど、でも格好いいところもあったりするんです。できる奴なのかできない奴なのか分からないような…僕に近い役だと思います」と親近感を覚えた様子。そして「私がどれだけの活躍をするのか早く観てほしいです!コナンから怪盗キッドまで私が全員捕まえます(笑)!楽しみにしてください!」と、大泉節満載で自身が演じる川添の活躍ぶりをアピール。本作のキーパーソン・川添善久が、本作でコナンや怪盗キッドたちとどのように関わっていくのか?注目が集まる。<大泉洋 コメント>この度、「川添善久」役でゲスト声優として出演させていただくことになりました。函館が舞台ということで常に北海道をアピールしたい私にとっては、あのコナンが函館を舞台にしてくれるっていうのは、北海道人としてすごく嬉しかったです。そして、ゲスト声優としてオファーをいただけたことは大変光栄に思っております。「川添善久」という刑事は、私がやるだけあってドジなところもあったりして頼りないところもありつつ、でも格好いいところもあったりするんです。できる奴なのかできない奴なのか分からないような…私に近い役だと思います。私がどれだけの活躍をするのか早く観てほしいです!全員逮捕してやろうと!コナンから怪盗キッドまで私が全員捕まえます(笑)!楽しみにしてください!『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』は4月12日(金)より全国東宝系にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:名探偵コナン 100万ドルの五稜星 2024年4月12日より全国東宝系にて公開©2024 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
2024年01月24日映画『ディア・ファミリー』が、2024年6月14日(金)に公開される。主演は大泉洋、監督は月川翔。「娘を救いたい」一心で医療界を揺るがす奇跡を生み出した実話映画『ディア・ファミリー』は、「娘を救いたい」という一心で医療器具の開発に挑み、後に医療界を揺るがす大きな奇跡を生み出した町工場経営者の、実話を映画化した作品だ。23年に及ぶ、家族の愛の物語が映し出される。心臓疾患が致命的な病で合った1970年代、生まれつき心臓病疾患を持っていた幼い娘が「余命10年」だという宣告を受けたことから、小さな町工場を経営する父・宣政は人工心臓を作ろうと立ち上がる。知識、経験のない中でスタートした医療器具の開発は前途多難だったが、人工心臓・カテーテルの勉強に励み、有識者に頭を下げ、資金を用意して何年もその開発に時間を費やすのだった。『ディア・ファミリー』の主人公、宣政のモデルとなっているのは、ビニール樹脂製品の町工場の経営者であった筒井宣政。余命10年を宣告された娘を救うために、すべてを投げうって「IABP(大動脈内バルーンパンピング) バルーンカテーテル」の開発に挑む。“命のカテーテル”誕生により世界で16万人もの命を救い、2019年には『文藝春秋』の連載「後列のひと」でも取り上げられた。主演は大泉洋、娘のために“命のカテーテル”開発に挑む父親役主演を務めるのは、映画『月の満ち欠け』で日本アカデミー賞優秀主演男優賞の4度目の受賞を果たした大泉洋。監督の月川翔とは初タッグとなる。主人公・坪井宣政…大泉洋小さな町工場の経営者。娘の余命宣告を受け、医療にはまったくの門外漢ながら娘を救うために医療器具の開発を始める。坪井陽子…菅野美穂宣政を支える妻。宣政とともに人工心臓・カテーテルの勉強に励み、開発への道を模索する。坪井佳美…福本莉子心臓に先天的な疾患を抱える宣政の次女。幼い頃に「余命10年」を宣告される。坪井奈美…川栄李奈3姉妹を支える坪井家の長女。坪井寿美…新井美羽坪井家の三女で末っ子。富岡進…松村北斗坪井宣政と出会う東京都市医科大学の日本心臓研究所の研究医。寡黙で人とは距離を置く性格で、荒唐無稽な一家の挑戦を冷めた目で見ていたが、宣政の娘への愛情と絶対に諦めない強い心を目の当たりにし、影ながら研究を手伝うことになる。山本結子…有村架純宣政を取材するテレビリポーター。とある過去を抱えており、宣政とIABPバルーンカテーテル誕生の秘密を追いかけている。石黒英二…光石研人工心臓の研究を続けている東京都市医科大学の教授。工学的なものづくり分野において豊富な知識を持つ宣政を受け入れサポートするが、人工心臓の実用化を巡る方針で宣政と対立することも。佐々木肇…上杉柊平東京都市医科大学の日本心臓研究所の研究医。技術者である宣政のアイデアと熱量に感銘を受け、昼夜問わず研究を重ね、臨床試験を目指そうとする。柳玲子…徳永えり東京都市医科大学の日本心臓研究所の研究医。 佐々木たちと同じく宣政の存在に圧倒され、人工心臓の開発に向け行動を共にしていく。桜田純…満島真之介学生に紛れて東大の医学講義を受けていた宣政が出会う博士。 医療界の法則、ルールなど、全く知識のない宣政の相談に乗る。川野由希…戸田菜穂宣政の娘・佳美が入院している小児病室の隣のベッドで先天性心疾患と闘っていた少女の母親。監督は月川翔映画『ディア・ファミリー』のメガホンを取るのは、『君の膵臓をたべたい』、『君は月夜に光り輝く』、『劇場版 そして、生きる』といった死生観にまつわる作品を世に送りだしてきた月川翔。キャスト陣とともに筒井家の面々と対話をしながら世界観を構築し、1970年代、80年代、90年代、2000年代と4つの時代を完全再現している。なお、筒井家の歴史を紐解くような物語構成は、ノンフィクション作家の清武英利による緻密な取材リソースがもとになっている。清武英利は映画のモデルとなった筒井宣政と20年以上にわたり親交を重ねながら取材を続けてきた。脚本は、『糸』、『ラーゲリより愛を込めて』などを手掛けてきた林民夫が手掛ける。【詳細】映画『ディア・ファミリー』公開日:2024年6月14日(金)原作:清武英利「アトムの心臓『ディア・ファミリー』22年間の記録」(文春文庫)監督:月川翔脚本:林民夫音楽:兼松衆出演:大泉洋、菅野美穂、福本莉子、新井美羽、上杉柊平、徳永えり、満島真之介、戸田菜穂、川栄李奈、有村架純、松村北斗、光石研配給:東宝
2023年11月27日大泉洋主演映画『ディア・ファミリー』の公開が決定。菅野美穂、福本莉子、川栄李奈が出演し、絶対にあきらめない家族が起こした大きな奇跡の物語を描く。生まれつき心臓疾患を持っていた幼い娘・佳美は、余命10年を突き付けられてしまう。「20歳になるまで生きられないだと…」日本中どこの医療機関に行っても変わることのない現実。そんな絶望の最中、小さな町工場を経営する父・宣政は「じゃあ俺が人工心臓を作ってやる」と立ち上がる。医療の知識も経験も何もない宣政の破天荒で切実な思いつき。娘の心臓に残された時間はたった10年。何もしなければ、死を待つだけの10年。坪井家は佳美の未来を変えるために立ち上がる。絶対にあきらめない家族の途方もなく大きな挑戦が始まる――。2019年に文藝春秋の連載「後列のひと」で取り上げられた、ビニール樹脂製品の町工場の経営者・筒井宣政(東海メディカルプロダクツ前社長)が生み出した、世界で16万人もの命を救ったIABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテルの誕生秘話は、多くの反響を呼び、感動を与えた。「ただ娘の命を救いたい」という一心で、知識も経験もない状態からの医療器具開発という不可能に挑み、のちに多くの命を救うこととなる家族の愛と絆が織りなす奇跡の実話が、この度映画化。大泉さんが演じるのは、余命宣告された娘を救うために、IABPバルーンカテーテルの開発に挑んだ筒井さんをモデルとする坪井宣政。今作に臨むにあたり「脚本を読んだ時『私の命はもう大丈夫だから、その知識を苦しんでいる人のために使って』という台詞に心を突き動かされました。自分も子供の親として、引き受ければとても苦しい撮影期間になるということは予想できましたが、娘の命を救いたいという一心で立ち上がり、絶対に諦めないこの家族の強さが観た人を必ずや勇気づけてくれると信じて、出演を決めさせていただきました」とコメントしている。監督は、『君の膵臓をたべたい』『君は月夜に光り輝く』など死生観にまつわる感涙作を生み出してきた月川翔。大泉さんと月川監督は今作が初タッグとなり、撮影中も細かくディスカッションを重ね、信頼関係を構築。筒井家の面々と対話をしながら役作りを重ね、1970年代、80年代、90年代、2000年代と4つの時代を完全再現し、絶対に諦めない家族の絆を作り出す。映画化成立のために無くてはならなかった存在が、ノンフィクション作家・清武英利。20年以上に渡り筒井さんとの親交があり、連綿と続けてきた膨大かつ緻密な取材と連載などをもとに製作陣が脚本開発を出来たことで、幾重にも渡る時代を経てきた筒井家の歴史を紐解く物語が完成。脚本は、『糸』『ラーゲリより愛をこめて』の林民夫。また、清武さんによるこの取材リソースは来年4月に「アトムの心臓『ディア・ファミリー』22年間の記録」(文春文庫)というタイトルのもと、本作の原作として刊行する。共演には、娘のためにがむしゃらに奔走する宣政を献身的に支える妻・陽子役で菅野さん、余命宣告をされる娘・佳美役で福本さん、佳美の姉で坪井家の長女・奈美役で川栄さんが出演。末っ子・寿美には、大河ドラマ「おんな城主 直虎」と連続テレビ小説「わろてんか」で主人公の子ども時代を演じた新井美羽が抜擢された。菅野さんは「奥さまの陽子さんにオンラインでお話しを聞かせて頂き、陽子さんのお気持ちを預かって、役を全うできればという思いで現場に通っていました。ご家族の奇跡の実話を受け取っていただけたらと思います」と話し、福本さんは「撮影に入る前にご家族にお会いさせて頂き当時のお話を伺い、佳美さんが何故こんなにも強く優しいのかが分かりました。ご家族や佳美さんの想いを胸に精一杯演じさせて頂きました。きっと観てくださる沢山の方々に勇気や希望を与えてくれる物語になっていると思います。楽しみに待っていてください」と呼びかける。「作品が始まる前に、ご家族のみなさんとお会いし、奈美さんとはリモートでお話しをする機会を頂きました」という川栄さんは、「奈美さんが『妹の前では明るく振る舞っていましたが、陰ではずっと泣いていましたよ』と仰っていて、いつも明るくみんなを励ましてくれるお姉ちゃんと辛くて苦しくて気持ちが溢れ出す奈美さん、その両面を精一杯演じようと、自分なりに一生懸命役に向き合いました」と語った。新井さんは「台本を読んでいても演じていても、温かくて繊細で愛に溢れた家族なのを実感しました。とても心温まるストーリーなので沢山の方に届くといいなと思います」とコメントしている。『ディア・ファミリー』は2024年6月14日(金)より全国東宝系にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年11月23日俳優やタレントなどマルチに活動する大泉洋(50)が、大晦日に行われる「第74回 NHK紅白歌合戦」にソロ歌手として出場することが発表された。‘20年から3年連続で「紅白」の司会を務めてきた大泉。’22年の「紅白」では橋本環奈(24)とディズニーの名曲「星に願いを」をデュエットで披露していたが、今年は初めてソロ歌手として出場することとなった。会見で大泉は「このような機会をいただきまして、去年まで司会をさせていただいていましたけど、今年は初出場させていただきます」と挨拶。そして、こう語った。「誰よりも紅白を愛している気持ちは負けないつもりでいます。今年は白組のために精いっぱい頑張っていきたいと思います」大泉は、自身が作詞し、同じ北海道出身の玉置浩二(65)が作曲とプロデュースを手掛けた楽曲「あの空に立つ塔のように」を10月31日に配信リリースしている。所属事務所の「オフィスキュー」はX(旧Twitter)で《第74回NHK紅白歌合戦に歌手・大泉洋!!!!!が初出場いたします!大泉さんおめでとうございます》と大喜びだ。また、ファンからもこんな声が上がっている。《「大泉洋(初)」が全てを掻っ攫っていくレベルのおもろさだ、、、洋ちゃん、あなたはやっぱり北海道の大スターよ!!!》《歌手として紅白出場おめでとう 今年は紅白みなくてもいいか~って思っていたけど楽しみになった》《大泉洋さんが歌手として初出場することに感動してる》いっぽう、《大泉洋さん、嫌いじゃないですが、今回のことはなんだかなと思います。司会じゃないんだと思ったらこれですからね。彼の歌がすごく話題になったというならまだしも、歌っていたことすら知らないです》《この紅白選出には正直疑問です》《ついに紅白に大泉洋が歌手側で出演するのか〜。NHKの内輪ノリ極まってるな》と否定的な意見も拮抗しているようだ。「大泉さんは幅広い世代から支持されており、人気も高い。’22年、『ヤクルト400W』のCMで歌声を披露していましたし、12月から来年2月にかけて、生誕50周年を記念したリサイタルツアーも開催します。しかし、歌手活動や僅か2週間前に配信された『あの空に立つ塔のように』が世の中に浸透しているのかというと疑問が……。SNSでは紅白出場に際し、『歌手一筋の人に失礼』という声も上がっています。また『あの空に立つ塔のように』をテレビで初めて披露したのは、大泉さん自身が司会を務めるNHKの音楽番組『SONGS』です。そのため、『内輪ノリすぎる』という批判も聞こえてきます」(音楽関係者)大泉にとって、これまでで一番プレッシャーのかかる「紅白」となるかもしれない。
2023年11月14日今年の『NHK紅白歌合戦』の司会が有吉弘行(49)、橋本環奈(24)、浜辺美波(23)の3人に決定した。昨年まで3年間司会を務めた大泉洋(50)から有吉へとバトンタッチとなったが、いったい視聴者はどのような司会が見たいのだろう。そこで本誌は、過去10年の紅白で司会を務めたタレントの好感度を紅組(女性)、白組(男性)に分けてアンケート調査した(~10月11日)。本記事では白組(男性)の結果を発表!同率2位となったのは井ノ原快彦(47)と櫻井翔(41)。2015年に白組の司会を務めた井ノ原。2010年から2018年まで平日朝の情報番組『あさイチ』のメインキャスターを、2015年から現在まで情報バラエティ番組『出没! アド街ック天国』で司会を務め、司会者としてのイメージが定着しているのだろう。《朝の番組「あさイチ」から好印象》(60代女性/アルバイト)《あたたかな人柄が好きだし安心感があり面白い》(40代女性/専業主婦)と、主婦層からの人気が高い。一緒に司会を務めた有働由美子(54)と綾瀬はるか(38)のコメントにも肯定的なフォローを返すなど《やっぱり司会力トーク力に安心感がある》(40代女性/専業主婦)といった、安定感を評価する声が多かった。2006年から現在まで報道番組『news zero』でニュースキャスターを務めるほか、数々のバラエティ番組や音楽番組など幅広く司会として活躍している櫻井は、2018、2019年に紅白の司会を務めた。ニュース番組の印象からか《真面目で周りに気を使えると思った》(60代女性/パート)という声が。また、2018年に総合司会を担当した内村光良(59)も櫻井の活躍を絶賛するなど、そのMC力の高さはお墨付きで、《司会としての安定感がある》(30代女性/専業主婦)《頭がキレる。アドリブにも対応できる》(40代女性/アルバイト)と実力が高く評価されている。そして栄えある1位は、初の無観客開催となった2020年から3年連続で司会を務めた大泉洋。2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に源頼朝役で出演、2018年から2021年まで音楽番組『SONGS』でMCを務めた。音楽知識の豊富さから《普段から『SONGS』に出演していて音楽のことをちゃんとわかってそう》(10代以下女性/学生)と信頼が厚い。加えて本番中、2022年司会の橋本環奈(24)と『星に願いを』を熱唱し、『ジャンボリミッキー!』のダンスにも挑戦。《トークが面白くて、歌もパフォーマンスも司会者も参加して見ているこちらも楽しくなる》(40代女性/会社員)《本人が紅白を楽しんでる様子がとても良かった》(50代女性/パート)と大人気だった。3年連続起用で圧倒的人気の大泉から司会を引き継ぐ有吉は6位という結果だったが、《ユーモアがあり締めるところはしっかり締める人なので紅白の司会という大仕事もきっと上手く勤め上げると思います》(30代女性/パート)《新しい紅白が期待できる》(50代女性/パート)など、期待感は抜群。プレッシャーに負けず、人気のバトンをつないでほしい!最終結果はこちら。【過去10年の紅白司会者の中で、好きな男性司会者を教えてください】1位:大泉洋(2020、2021、2022)31.91%2位:櫻井翔(2018、2019)13.8%2位:井ノ原快彦(2015)13.8%4位:二宮和也(2017)10.6%5位:嵐(2013、2014)9.6%6位:有吉弘行(2023)8.5%7位:相葉雅紀(2016)7.5%
2023年10月12日「大学生の頃から演劇をやってきた大泉洋さんやTEAM NACSの皆さんと自分の演技を比べるのはおこがましいですが、ある意味私も仲間入りできましたかね(笑)」(樋口了一)樋口了一(右)古新舜監督(左)シンガーソングライターの樋口了一が初の主演を務めた映画「いまダンスをするのは誰だ?」の初日舞台挨拶が7日、新宿K’s cinemaにて開催され、主演の樋口了一と古新舜監督が登壇した。映画「いまダンスをするのは誰だ?」は、仕事一筋で家庭を顧みなかった主人公がある日、40代で若年性パーキンソン病と診断されたことで出会った人たちや、「ダンス」を通じて自らの生き方を見つめ直していくストーリーで、2009年に自身もパーキンソン病と診断された樋口了一が初の演技に挑戦した。映画公開の初日にあたり樋口は「これまでCDの発売日というもの数多く経験してきましたが、映画の初日というのはとても新鮮な気持ちです」とコメント。また、自身と同じパーキンソン病と診断される主人公を演じたことについて「歌も演技もどこか憑依する感じだったり、自分をさらけ出すという部分は共通しているなと思いました。長い撮影時間の中で、演技をするために(パーキンソン病の)薬を利かせている時間を調整することが大変でした」と語り、古新舜監督も「樋口さん自身の症状に無い部分の表現だったり、主人公をどう演じるかということを数多く話しながら撮影しました」と、撮影を振り返った。©2022いまダンフィルムパートナーズ樋口了一は、人気バラエティ番組の「水曜どうでしょう」のテーマソング「1/6の夢旅人2002」を歌っており、同番組の出演者とも親交があるが「大学生の頃から演劇をやってきた大泉洋さんやTEAM NACSの皆さんと自分の演技を比べるのはおこがましいですが、ある意味私も仲間入りできましたかね(笑)」と、観客の笑いを誘った。改めて今作への思いとして「私と同じ病気の方もいらっしゃいますが、そうでない方もこの映画のように人はいつでも再生することが出来ると思っています。何かの壁を乗り越えようと頑張った人のエンディングは、必ずハーピーエンドだということが伝わってくれることを願っています」と期待を込めた。■映画「いまダンスをするのは誰だ?」新宿K‘s cinemaにて公開中●主演・樋口 了一●出演・小島 のぞみ山本 華菜乃塩谷 瞬IZAM吉満 寛人渋谷 哲平新井 康弘椿 鮒子むかい 誠一岡村 洋一森 恵美西田 聖志郎澤田 拓郎あべみほ静 恵一今安 琴奈杉本 彩●監督・脚本・原作:古新 舜(「あまのがわ」「ノー・ヴォイス」)●企画・原案:松野 幹孝公式サイト ■樋口了一 デビュー30周年記念アルバム「いまダンスをするのは誰だ?」発売中TECG-251342,500円(税込)<収録内容>1.いまダンスをするのは誰だ?2.タコ公園3.笑う奴4.父として5.Return match6.光のランナー7.手紙〜親愛なる子供たちへ〜8.いまダンスをするのは誰だ?(Instrumental)各音楽配信サービスはこちら 樋口了一 / TAKUMI NOTE : RYOICHI HIGUCHI – 樋口 了一 オフィシャルサイト : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年10月07日映画『こんにちは、母さん』(公開中)の公開中舞台挨拶が13日に都内で行われ、吉永小百合、大泉洋、永野芽郁、宮藤官九郎、寺尾聰、山田洋次監督が登壇した。同作は山田洋次監督によるオリジナル作。大会社の人事部長として日々神経をすり減らし、家では妻との離婚問題、大学生になった娘(永野)との関係に頭を悩ませる神崎昭夫(大泉)は、久しぶりに母・福江(吉永)が暮らす東京下町の実家を訪れると、割烹着を着ていたはずの母親が艶やかなファッションに身を包み、イキイキと生活していることに驚く。恋愛までしているようで戸惑う昭夫だったが、お節介がすぎるほどに温かい下町の住民や、これまでとは違う“母”と新たに出会い、次第に見失っていたことに気付かされてゆく。○吉永小百合がお祝いきょう13日に92歳の誕生日を迎えた山田監督は、元気な様子で登場。作中では大泉と宮藤の取っ組み合いの喧嘩シーンがあるが、宮藤は「やってると監督がツラツラって入って来たんですね。『もっと速く速く』とかって言って入ってきて、そうすると助監督さんが『危ない危ない』と引き下げる。で、やってるとまた『違う違う』と入っちゃうんで、『危ない危ない危ない』と言って、3人で喧嘩してるみたいな。すごい楽しかったです」と明かし、大泉も「熱の入った演出だったと記憶してます」と爆笑していた。イベントではこの日の観客とキャストからの寄せ書きメッセージボードも登場し、監督も「わあ、すごいなこれ」と喜ぶ。吉永が「お誕生日おめでとうございます。百寿、そして(監督作)100本を目指して、また歩いていただきたいと思います。私たちもついてまいります。おめでとうございます」とメッセージ。監督は「小百合さんにお祝いを言っていただくのは最高ですね」と喜んでいた。
2023年09月13日映画『こんにちは、母さん』(公開中)の初日舞台挨拶が1日に都内で行われ、主演を務める吉永小百合、大泉洋、永野芽郁、宮藤官九郎、田中泯、YOU、枝元萌、山田洋次監督が登壇した。同作は山田洋次監督によるオリジナル作。大会社の人事部長として日々神経をすり減らし、家では妻との離婚問題、大学生になった娘(永野)との関係に頭を悩ませる神崎昭夫(大泉)は、久しぶりに母・福江(吉永)が暮らす東京下町の実家を訪れると、割烹着を着ていたはずの母親が艶やかなファッションに身を包み、イキイキと生活していることに驚く。恋愛までしているようで戸惑う昭夫だったが、お節介がすぎるほどに温かい下町の住民や、これまでとは違う“母”と新たに出会い、次第に見失っていたことに気付かされてゆく。○■大泉洋、吉永小百合の息子役に自信「違う役者がやるって言うんだったら決闘」大泉は「映画の曲とともに入ってきたときに、皆様から温かい拍手をいただいて何とも言えない幸せな気持ちになりました」と挨拶。完成報告会見から通して、「吉永小百合から大泉洋は生まれない」と話していた大泉だったが、公開初日を迎えて心境に変化があったそうで、「もう本当に母としか思えない。いまや吉永小百合からは大泉洋“しか”生まれないと思ってます!」と自信たっぷりに話す。さらに今後の吉永小百合の息子役のキャスティングに関しても「どんな映画でも息子は私なんだ! 息子がいない映画だとしても裏設定としては俺だ! と。違う役者がやるって言うんだったら、もう決闘ですよ!」と宣言し、笑いを誘った。一方、“息子宣言”された吉永は「よ~くこれから考えてみます」と返答。これには会場も大きな笑いに包まれ、大泉も大笑いしながら「ここで即答しないっていうのが、やっぱり賢い方だなと思います(笑)」と納得した表情を見せていた。しかし、山田監督は「お二人のキャスティングが決まってから、ずっと僕の中では親子だとイメージしてますから、現場では“お母さんと息子”だと、何も矛盾なく思ってました」と言い、MCから「吉永さんの次回作があるとしたら息子は大泉さん?」と聞かれると「大丈夫じゃないですか」とあっけらかんと答えた。また、イベント中盤には123作目の出演作公開となった“母”吉永に“息子”大泉から123輪のカーネーションの花束が手渡された。大泉は「撮影の時からとても幸せな時間で、今日でとりあえずの一区切りかと思うと寂しさでいっぱいでございます」とコメント。続けて「先ほどああは申しましたけども、どの作品でも私が息子というのはちょっとおかしいかもしれないなと私も反省しております。家にやってくる配達員とかで構いませんので、またお仕事させていただければと思います。お母さん、ありがとうございました」と感謝を伝えた。
2023年09月01日「パパのやった役っていうのはそんな簡単に嫌いにならない」(※画像はイメージです)2009年にテレビ局勤務の一般女性と結婚し、一人娘を溺愛しているという大泉洋さん。黒柳徹子さんから「かわいいんですって?」と振られると、「かわいいですね~もう本当にかわいいんです」と溺愛ぶりを隠しません。12歳の長女は思春期に差し掛かる年齢ですが、いつその時期がきてもいいように大泉さんは覚悟しているといいます。「そういうもんだと思って。娘はいつか父親を嫌いになるんだと思って。だから、小さいうちにどれだけ愛情をもらえるか。もちろん私も愛して、どれだけそのときに『パパ、パパ』と言ってくれるか。それで一生分、その貯金だけでいいと思って私は生きてきてるんです」と心情を吐露しました。しかし今のところまだ「パパキライ!」という思春期特有の反抗的な気配は見られないそうで、「パパ。私のまわりの友達は結構、自分のパパに対して辛辣だよ。私は良いほうだ」と言われたことがあるのだそう。大泉さん自身、まわりの父娘を見ていて「パパに厳しい言い方しとるなあ~」と思うことがあり、「うちの娘はそういうの一切ないんで。わかる、お前には感謝してる。って言ってるんですよ」と父娘の仲は大変良好なよう。実はそんな長女と一緒にドラマを見るのが大変楽しいそう。長女は幼い頃から大のドラマ好きで、幼稚園児の頃に大泉さんが出演する大河ドラマを見ていて、切ない場面で涙を流してしまうほど感受性の豊かなところがあるのだとか。昨年、大泉さんが源頼朝役を演じたNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で、家臣たちを次々と粛清していく展開になったときは、帰宅すると長女から「パパ~、何やってんだよ……ありゃあダメだ。あんなことしちゃだめだよ。せっかくパパのために頑張ってくれた家臣殺しちゃだめだよ」と苦言を呈されたこともあったそうです。大泉さんは毎晩必ず寝る前に娘と話すそうですが、嫌われてしまわないか心配するあまり毎週放送のたび「パパの役(源頼朝)嫌いになった?」と聞くようになり、しつこすぎたのか「嫌いになってないって言ってんじゃん! 嫌いになってほしいの!?」と長女を怒らせてしまったエピソードも明かしました。その後、「嫌いになんかならないよ。パパのやった役っていうのはそんな簡単に嫌いにならない」と優しくフォローしてくれて、大泉さんは安心したようです。このように「娘が面白いかどうか」が大泉さんにとっては大事な指標のひとつ。今年放送した自身の出演ドラマ『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系)の初回を父娘で観賞したとき、始まって20~30分ほどで「ここまでどうですか」と聞いてみたところ、「しびれますなぁ」と言われて、とてもうれしかったといいます。それだけのめり込んで視聴してくれることが、相当嬉しかったようです。夏休みや冬休みなどの長期休みは家族で過ごせるよう完璧に娘のスケジュールに合わせるという大泉さんは、今年の夏もマネージャーに「娘の夏休みは仕事入れないでくれ」と頼み、いつでも我が子と遊べるように準備万端。ところが長女は短期留学がしたいと言って、「パパ休みとってんだけど……」とぼやく大泉さんを残して颯爽と旅立ってしまったのだとか。「それはパパも行っていいのかい?」と聞いたら怒られ、長女の学校の先生も「(留学に)お父さんは来ちゃだめだから」と釘を刺したといいますから、大泉さんの溺愛ぶりは周知の事実のようです。
2023年09月01日