『トークィーンズ』(フジテレビ系)や『上田と女が吠える夜』(日本テレビ系)が人気を集めるなど、テレビ界に欠かせない「女性芸人」。M Dataが公表した、男女別の2023年TV番組出演数ランキングの上位には、NHK連続テレビ小説『らんまん』のヒロインを務めていた6位の浜辺美波(23)を抑え、5位にフワちゃん、3位に3時のヒロイン・福田麻貴(35)など若手女性芸人がランクインしている。とはいえ唯一無二の個性的なキャラが特徴の芸人が多いゆえ、出演数が増えてくるとその分反感を買ってしまうことも。そこで本誌は、M Dataが公表したTV番組出演数が多い女性芸人トップ20を対象に、「テレビで見たくない」「テレビで見たい」と思う女性芸人を調査した。今回は、「見たくない」女性芸人を発表する。まず3位に選ばれたのは、やす子(25)。’21年の年明けに放送された『おもしろ荘』(日本テレビ系)への出演を皮切りに、数々のバラエティ番組に出演。’24年1月には『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)内の人気企画「グルメチキンレース・ゴチになります!」の新レギュラーメンバーに就任するなど、人気タレントの仲間入りを果たした。元自衛官という経歴とほんわかとした話し方のギャップが注目を集め、オリコンニュースの「2023年ブレイク芸人ランキング」で年間でも1位を獲得。昨年多くの番組出演を果たしたやす子。純粋に見たくないというよりは、「この頃テレビにですぎだと思う」「見たくないというか、沢山出過ぎなので、身体のためにも休んだ方がいいと思う」と体調を心配する声が多く寄せられた。同率3位に、ぼる塾のきりやはるか(29)の名も挙がった。もともと、きりやはるか、あんり、田辺智加、酒寄希望の4人組だったが、’19年に酒寄が産休・育休に入り3人体制に。昨年行われた『女芸人No.1決定戦 THE W 2023』(日本テレビ系)ではテレビで4人体制を初披露した。’23年の出演数では、あんり186回、田辺183回に対し142回だったきりや。ツッコミが得意なあんりや、田辺さんの「まぁね~」のような、わかりやすい持ちネタがないことや、どうしても二人に比べて印象が弱くなってしまうせいからか、「面白さが分からない」「面白く無い」といった率直なコメントが寄せられた。続いて2位に選ばれたのは、お団子のような大きなツインテールがトレードマークのニッチェ・江上敬子(39)。『お笑いハーベスト大賞』『NHK新人演芸大賞』の受賞経験もある実力派。現在の活動は『王様のブランチ』(TBS系)や『ノンストップ!』(フジテレビ系)のレギュラー出演が中心となっている。番組内で“ガヤ芸人”としてツッコミを行っているからか、「少し下品に感じる」「うるさいから」「疲れる」と感じる人が多かったよう。また、2児の母となった今の”お母ちゃんキャラ”がハマらない人もいたようで「面白くない」「感性が合わない」という意見が寄せられていた。そしてニッチェ・江上に得票数で圧倒的な差をつけて、1位に選ばれたのは、4月から海外移住するフワちゃん。テレビタレントに転身したYouTuberの先駆け的な存在であり、今やレギュラー番組を4本抱える売れっ子の一人。今年3月まで『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)の月曜レギュラーとして活躍し、初対面のタレントや大御所芸人にも友達のように接する、唯一無二のキャラを確立した。そういった側面が人気を集めたとはいえど、遅刻やタメ口は共演者からたびたび注意を受けており、関係者への態度の悪さが原因でかつて事務所を解雇になったと本人も語っている。改善の兆しはあるものの、無礼な振る舞いに反感を覚える人は多いようで、「見ていて不快」という意見が多く寄せられた。「下品でガサツで常識知らずだから」「言動が不愉快で、常識とデリカシーがない」「発言内容に共感ができず、ただうるさいだけだから」「全く面白くない。声が無駄に大きいし見た目も好きではない。他者への言葉遣いも気になるから」普段の言動から軽率な印象を持たれがちだが、語学に堪能であったりプロレスデビューを果たしたりするなど、マルチな才能を持っているのも事実。そういった才能を惜しく思う人も多いようで、「自分に無理をしている感じがして、見ていて疲れる時がある。もっと自然体でいいのではないかと思います」「ちょっとウザイ…素はキレイなんだから、そういう魅力を出していけばいいと思う」と“素直な面を見たい”という声もあった。個性を出すために“キャラ”を作るのは大事だが、行き過ぎると不快に感じる人が多いようだ。
2024年03月29日「第6回『江戸まち たいとう芸楽祭』たけしが認めた若手芸人 ビートたけし杯『お笑い日本一』」が9日、東京・浅草の東洋館にて開催され、昨年の『M-1グランプリ』で準優勝したヤーレンズ(楢原真樹、出井隼之介)がグランプリを獲得。終了後に同祭の実行委員会名誉顧問を務めるビートたけしが登壇し、若手芸人の現状についてコメントした。若手芸人の支援や育成を目的に、ビートたけしが名誉顧問を務める「江戸まち たいとう芸楽祭」で行われた「ビートたけし杯」。見事グランプリに輝いたヤーレンズの楢原は「『M-1グランプリ』では悔しかったので、今回結果が出てとにかくうれしい。たけし杯は絶対獲ると思って、直前にライブにいっぱい出て準備していました」と狙っていたことを明かすと、出井も「ここに向けて照準を合わせてきたのでうれしいです」と笑顔を見せる。たけしは「いまの漫才師は、腕はすごいけど、全体的に腕が上がっているので飛び抜けた存在が出てこない。技術ではなく、くだらなくても決定的な差ができるほどの大笑いをさせてくれるようなコンビが出てこないとスターにはなれない」と語る。グランプリを獲得したヤーレンズについても「客前なのに時間が5分以内と短いから、かわいそうだよね。聞いたらいつもの実力が出ていなかったみたいだね」と慮ると「ウケる、ウケないにかかわらず(時間が短いので)間をとらないでネタを連発しているコンビが多かった。そのなかで(ヤーレンズは)一番場慣れしていて余裕があったかな」と評する。すると楢原は「長いネタの方が得意なので、もし持ち時間が長くなるなら、次も出て連覇を狙いたい」と意気込む。ナイツの土屋伸之は「客席も一番笑っていた」とヤーレンズを評価すると、塙宣之も「去年の『M-1グランプリ』では迷った末に令和ロマンに入れましたが、今年も決勝に行くぐらい面白かった」と太鼓判を押していた。さらにたけしは「お笑い芸人に求めること」について聞かれると「お笑い芸人に人権や投票権はいらない。その代わりに舞台で好きなことをやらせてくれ。酒飲んで何しても認めてくれ。普段の行いで一般市民であることを求めて、もう片一方で芸は破天荒じゃないとダメだという。そんなのおかしい。芸人にも治外法権を!」と語っていた。
2024年02月10日お笑い芸人・やす子が27日、ABEMAのバラエティ番組『チャンスの時間』(毎週日曜23:00~)に出演し、先輩芸人への不満を打ち明けた。番組ではスタジオゲストに安斉かれんを迎え、“最強のブチギレ軍団”がベストなキレ方をアドバイスする企画「行列のできるブチギレ相談所」を実施。千鳥の大悟が“相談所所長”としてMCを務め、ノブ、安斉のほか、Aマッソ・村上、さや香が出演し、“最強のブチギレ軍団”の永野、スリムクラブ・真栄田賢、そいつどいつ・市川刺身、キンタロー。らが集結した。やす子は相談者としてVTR出演し、「ある先輩にキレたいんですけどキレられない」と切り出し、その人物は事務所の先輩でもあるピン芸人・野田ちゃんと告白。野田ちゃんとユニットコンビとして『M-1』や『キングオブコント』に挑戦しているといい、ファミレスなどでネタ合わせをした際の出来事を、「急に野田ちゃんさんがいなくなって先に帰っちゃうんです。最終的に私が2人分の会計をすることになった」と振り返った。さらにコンビニでも迷惑行為に悩まされているようで、「自分が持ってるカゴにビールとかおやつとか関係ないものまで入れて私が支払いさせられていたりとか……」とも暴露。「毎度会計した後に、『これエピソードにしていいからね』って言ってくださるんですけど、誰も野田ちゃんさんのことを知らないから一度も使われたことがない。ずっと赤字が続いている」「先輩だから怒るに怒れない」と胸の内を明かした。これを聞いたノブは「あいつすごいな」、大悟も「キレてええんちゃうか」とドン引き。感想を求められた安斉は、「芸能界とかじゃない先輩がいるじゃないですか。そういう先輩とかはめちゃくちゃたかられたりしました」とメディアに出始めた頃の実体験に触れ、“ブチギレ軍団”からも様々なアドバイスが寄せられた。やす子を頼りながら、「これエピソードにしていいからね」と許可していたという野田ちゃん。29日更新のX(Twitter)に同番組のURLを貼り、「野田ちゃんの話してくれてまっすわ!!やす子ちゃん~またご馳走してね~!!」と投稿している。
2023年08月30日奇跡の実録コミックエッセイ2月16日、体重120kgから60kgのダイエットに成功した女性お笑い芸人によるコミックエッセイ『1年半で成功した(秘)ダイエット術とは? 60kgやせたら人生が爆上がりしました』が扶桑社から発売された。著者はサンミュージック所属のお笑い芸人で、男女コンビ「紳士淑女倶楽部」のボケ担当のやぎゅう氏。また、日比野佐和子医師が監修を担当している。新刊の価格は1430円(税込)である。医師のダイエットQ&A・オートミールレシピも「エンタの神様」「とんねるずのみなさんのおかげでした」などの番組に出演経験があるやぎゅう氏は、1985年生まれで兵庫県の出身。子どもの頃からぽっちゃり体形で、小学6年生の時に、すでに体重は80kgだったが、芸人になり、体型を武器にするという口実で食べ続け、108kgまでになってしまっていた。さらに、コロナ禍では人生最大の体重となる120kgに。新刊ではダイエットを決意したやぎゅう氏の奮闘とダイエット術、その成果をコミックエッセイの形で紹介する。なお、同氏は「女子SPA!」で『女芸人【孤独のコロナ】日記』を連載中で、新刊は連載に大幅加筆、新作マンガ、日比野佐和子医師によるダイエットQ&Aなどが加えられ、おすすめオートミールレシピ、ダイエットルーティンなども掲載されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※1年半で成功した(秘)ダイエット術とは? - 書籍詳細 - 扶桑社
2023年02月27日その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、吉本興業所属の“霊がよく見える”芸人・シークエンスはやとも。『ポップな心霊論』は、そんな彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!【僕の今年の抱負を聞いてください!】明けましておめでとうございます!これが新年最初の回なので、今年の抱負についてお話ししようと思います。2022年は、結婚したり、海外旅行に行ったり、楽しい思い出がたくさんできました。仕事も、好きなことばかりやらせてもらえて、すごくいい一年でしたね。たくさんチャンスをいただけるのは、応援してくださっているみなさんのおかげです。いつも本当にありがとうございます!今年は、それを最大限いかして、自分やトリオの名前を広められたらいいなと思っています。ファンのみなさんと直接触れ合えるようなイベントを開催するのもいいですね。人数限定になってしまうと思いますが、ファンの方の霊視をしたり、感謝を伝えられるような企画ができればと。それと、これは抱負というよりいつか叶えたい夢なんですが、ハリウッドスターの霊視をしてみたいんです。いちばん会いたいのは、『アイアンマン』のロバート・ダウニーJr.。彼はけっこう変人だと思うので、霊体もついてる生き霊もおもしろそうです(笑)。もちろんこの連載も、まだまだ続けていくので、引き続きよろしくお願いします!【PROFILE】シークエンスはやとも1991年生まれ。吉本興業所属。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)などで見せた芸能人の霊視も話題に。自身のYouTubeチャンネルでも心霊話を配信中。本連載をまとめた著書『ヤバい生き霊』(光文社)が発売中。
2023年01月15日連載を開始した数年前は、「主夫」という言葉自体が珍しく、旦那さんが炊事を担当しているという知り合いは、先輩芸人の椿鬼奴さんご夫婦と、漫画家の水谷さるころさんご夫婦くらいでした。(主夫というよりは家事の中で炊事を担当という具合いですが)結婚当初、私は「女なんだから料理くらいしろよ」と直接言われることもありましたし、夫も「稼ぎが少ないって男としてどうなの?」と言われたりもしました。しかしありがたいことに、最近ではそのようなことを言われることはほぼ無くなりました!女友達などからは、単純に夫が料理や育児をしてくれていることを羨ましがってくれるような発言が増えたと感じています。一方男性からそのような発言が無くなったことに関しては、そういうことを言うと時代の流れ的にダメらしいというようなことが大いに関係しているからだとも思われ、ただ単によその家の家事や育児に口を出すことがカッコいいことではないと気付いただけのような気がするのも事実です……。とは言え、ここ数年で家事や育児への男性の関わり方は大きく変わってきたと感じます。保育園の送り迎えも今やパパママ半々の割合ですし、公園でも子どもたちとパパだけという構図も珍しいものではなくなってきました。保育園の父母会にもパパさんがメインで連絡を取り合うご家庭もありますし、年月が経つにつれてその傾向は顕著になっています。この連載を始めてから、「夫に家事をしてもらうにはどうしたらよいか」というご相談をとてもたくさん受けるようになりました。「具体的にこれをこうしてと指示を出したほうがいい」、「冗談っぽくかわいい感じでお願いすると嫌な顔をされない」等々連載の中でもいろいろな作戦を成功させてきましたが、結局のところ、「家庭の中で今自分ができることは何か」ということを常に考え行動に移すことが重要なのではないかと思えてきました。わが家の炊事担当は夫ですが、3歳の長男が大人と同じものを食べるようになったのを機に、食事の内容について考えるようになりました。夫はお酒好きということもあり、どうしても味が濃い目になってしまうのです。料理があまり得意ではない私ですが、これからは健康的な食生活のため料理にもチャレンジしていきたいと考えています。こうして環境や家族の成長に伴い、形を自由に変えながらより良い家庭を築いていけたらいいなと日々思います。さて、「主夫の育て方」は今回で最終回となります。次回は100均マニアの私が実際に使ってみて良かった神アイテムをご紹介する連載がスタート!お楽しみに〜!
2022年02月21日今をときめく3人の女芸人が、トゲがあるのかないのか分からない企画を好き勝手にお届けするド深夜バラエティ『トゲアリトゲナシトゲトゲ』。福田麻貴さん(3時のヒロイン)、加納さん(Aマッソ)、サーヤさん(ラランド)の3人が語るその魅力とは!?深夜2時台に、女芸人3人がゆるくも濃密な笑いを追求。福田:毒舌、恋愛トーク、男女のバトルなど、既定路線の企画に頼らず、今まで求められてきた女芸人へのイメージに媚びずに、ただ私たちがやりたいことをやっています。加納:女芸人がストロングスタイルの大喜利や即興コントに挑戦するという、今までになかった番組です。そんな実験的なバラエティを、別々のコンビやトリオでネタを作っているほうの3人が集まってやっているというのがまた斬新やと思います。福田:この3人でやると聞いた時は、シンプルにうれしかったよね。サーヤ:なるべくしてなった感じ。もともとひとつだった宝石が、無理やり砕かれて、世界中に散らばっちゃったけど、この番組を通じてまたひとつになった、みたいな感じです。福田:全然意味分からん。けど、3人とも地上波でレギュラー番組のMCを担当するのは初めてだったので最初は緊張もしたけど、はっちゃけ合ってるほうが盛り上がることが分かったので、最近はただ楽しくやるだけって感じになってきてますね。サーヤ:企画からわりと参加させてもらっていて、3人と制作スタッフのグループLINEで常に情報を共有できているから、みんなで作り上げていっている感じで、モチベーションも上がります。20分と尺は短いけれど、自由度もかなり高いし。加納:最高のチームだよね。今はYouTubeなど自由に発信できる場所はたくさんあるけれど、事務所が違う3人で好き勝手にやれるのが、テレビならではの魅力かな。福田:テレビにしてはゆるいけど、でもゆるいからこそ、濃密みたいな。加納:20分番組だけど、1本1時間以上収録しているから、おいしいところだけがぎゅっと盛り込まれている。タメになるようなことはないけど、人間関係とか、何か悩みを抱えている人にもこの番組を見てもらって、いろんなことがアホらしなってきたと思ってもらえたらいいかな。福田:中学生の頃、男子がいない時にやっていた女子同士のお笑いみたいなのを思い出してくれたら。加納:女子全員やっている前提?福田:え、みんなやってないの?んじゃ、なんか新たな楽しさを見出してくれたらうれしいです!サーヤ:深夜って余計なこと考えたり、不安になったりするので、このくだらない番組を見て、一瞬でも嫌なことを忘れられる時間をお届けできれば。「TVer」や「TELASA」でも見逃し配信をしているので、心が落ち込んだ時に見て、元気を与えることができたら本望です。『トゲアリトゲナシトゲトゲ』20分の深夜バラエティ枠「バラバラ大作戦」内で、今年3月にスタート。令和のカリスマ女芸人3人が自由にしゃべり倒す。毎週月曜26時16分~、テレビ朝日にて放送中。左から、かのう1989年2月21日生まれ、大阪府出身。Aマッソのネタ作り担当。ふくだ・まき1988年10月10日生まれ、大阪府出身。3時のヒロインのリーダー。サーヤ1995年12月13日生まれ、東京都出身。ラランドのボケ担当。※『anan』2021年8月25日号より。写真・土佐麻理子取材、文・鈴木恵美(by anan編集部)
2021年08月24日脇役でもキラリと存在感を放つ演技派芸人たちが今、業界で熱視線を集めています!なぜ今、芸人がドラマで引っ張りだこ?その秘密を徹底チェック!ドラマにリアリティとワクワクを与える存在。『大豆田とわ子と三人の元夫』の東京03・角田晃広や『テセウスの船』の霜降り明星・せいやなど主役ではないが、それを食わんばかりの存在感で活躍をみせる芸人たちが気になる。昨今増えている芸人俳優バイプレイヤーズ。その理由は業界の“ひな壇化”にあり?「かつてお笑い芸人がドラマに出るといえば人気トップの芸人を主演で迎える形が主流でした。でも、今やバラエティ番組で言うところの“ひな壇”芸人が急増してきています。ドラマ界もそこに目をつけてキャスティングをしているんだと思います」(ライター・西森路代さん)いわゆる“ひな壇枠”は中堅といわれる30~40代。ドラマで不足しがちな世代の役どころをうまくカバーしてくれるという。「主人公の同僚やいきつけの店の人…そういう役柄を芸人さんに演じていただくとなんでもない普通のシーンも“何か起きそう”というワクワクできる雰囲気を作ってくれる。また、笑いを入れたいこちらの意図も読み取って、いい塩梅で色をつけてくれることも。とてもありがたいんです」(ドラマプロデューサー・岩崎愛奈さん)かつてのトレンディドラマ一辺倒の時代と違いドラマもテーマや設定が多様化。その中で、リアリティを持って役に入り込んでくれる演技派芸人は貴重な存在なのだ。「キラキラしたメインキャラだけのドラマはいまや主流ではありません。そこに自分たちの生活と地続きのようなリアルな存在がいてこそドラマが面白くなる時代です。見ていて“こんな人ほんとにいるよね”を与えてくれるのが芸人俳優バイプレイヤーズなのだと思います」(西森さん)芸人俳優のココがスゴい!ドラマプロデューサーの岩崎さんとドラマ批評家であるライターの西森さんに芸人俳優バイプレイヤーズのここを見ろ!ここがスゴい!というポイントを教えていただきました。【1】ひな壇芸人だからこそハングリーに爪痕を残す!「脇役だからと萎縮せず結果を残せるのは普段、バラエティの戦場で鍛えられている芸人だからこそ」(西森さん)。「アドリブの度胸や瞬発力はさすが。場の空気を掴む勘のよさに現場でいつも助けられてます」(岩崎さん)【2】ちょうどいい空気感の普通の人を演じられる。「芸人さんはちょうどいい感じの“おじさん”がたくさんいる。あの普通っぽさ、身近にいそうな感じはドラマ、映画に絶対必要」(西森さん)。「第7世代など若い世代も“今どきの若者”枠で気になってますね」(岩崎さん)【3】旬な芸人登場が作品の話題性UPのカギに。「舞台やコント番組を見るなど常に新しい芸人さんがいないかとチェックをしています。あの人がどんなお芝居をするんだろう?と気になる方が出演するとドラマの話題としても盛り上がります」(岩崎さん)にしもり・みちよライター。香港、台湾、韓国と日本のエンタメ事情に精通。共著に『韓国映画・ドラマ──わたしたちのおしゃべりの記録2014~2020』(駒草出版)がある。いわさき・あいなドラマプロデューサー。2020年に手がけた『私の家政夫ナギサさん』が大ヒット。現在、重岡大毅さん主演のファミリードラマ『#家族募集します』が放送中。※『anan』2021年8月11日‐18日合併号より。イラスト・岡田成生取材、文・梅原加奈(by anan編集部)
2021年08月08日その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、吉本興業所属の“霊がよく見える”芸人・シークエンスはやとも。『ポップな心霊論』は、そんな彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!【余命宣告された芸人の最後の願いはかなったけれど……】ある芸人さんの先輩が、重い病いに侵されて、余命を宣告されてしまったといいます。でも彼は「最後まで舞台に立っていたい」と、その後もライブに出続けました。ただ、売れない芸人のライブなので、客席は半分も埋まりません。それなのに、あるときからその先輩が「最近は満席続きでうれしい」と言い出したそうです。周りの芸人はおかしいと思いつつ、病気のことがあるので、はっきり否定もできません。すると先輩はこう続けました。「でもいつも1人だけ、絶対に笑わない女のコがいるんだよね。あのコを笑わせるまでは死ねないわ」。もちろん、そんな女のコは実在しないのですが、それが生きる活力になるならと、みんなで口裏を合わせてだまっていたそうです。そして1カ月ほど経ったころ、出番が終わった先輩が「あのコが初めて笑ったよ」と、満面の笑みで楽屋に戻ってきたといいます。その日はみんなで喜びあい、幸せな時間を過ごしたのですが、数日後に先輩の容態は急変し、亡くなってしまったそうです。この話をしてくれた人は「そのコは笑わせちゃいけなかったんだよ」と悲しそうにしていました。たぶん彼女は死神だったんでしょうね。【PROFILE】シークエンスはやとも1991年生まれ。吉本興業所属。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)などで見せた芸能人の霊視も話題に。自身のYouTubeチャンネルでも心霊話を配信中。昨年8月には本連載をまとめた初の著書『ヤバい生き霊』(光文社)が発売された。
2021年08月01日その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、吉本興業所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(29)。『ポップな心霊論』は、そんな彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!【仲のいいお笑いコンビの生き霊は「フュージョン」して見えます】コンビで活動しているお笑い芸人の霊体や生き霊って、1人のときと、2人一緒のときとで、見え方がぜんぜん違ったりするんです。すごく売れているのに、1人だとまったくそんなふうには見えない人もいるんですよ。そういう場合はたいてい、相方と一緒になったとたん、急に霊体のパワーが増したり、ついている生き霊の数が増えたりするんです。僕はこの現象を、『ドラゴンボール』にあやかって「フュージョン」と呼んでいます(笑)。ちなみに、コンビ仲がいいほど「フュージョン」は起きやすいです。そもそも、コンビ仲が悪いと霊体同士もそっぽ向いていますから(笑)。第七世代とか、若手で売れているコンビだと「フュージョン」している割合が多いような気がします。コンビ仲がいいほうが好感度も上がる時代だからですかね。一方、長年第一線で活躍している先輩方のなかには、ほとんどいない印象です。実際、コンビ仲が悪い場合も多いですしね(笑)。「フュージョン」して、ふだんの何倍もの力を発揮する「ゴテンクスタイプ」か、1人ずつでも超強い「悟空タイプ」か。最近は、そんなことを考えながら楽しく霊視しています(笑)。【PROFILE】シークエンスはやとも1991年生まれ。吉本興業所属。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)などで見せた芸能人の霊視も話題に。自身のYouTubeチャンネルでも心霊話を配信中。昨年8月には本連載をまとめた初の著書『ヤバい生き霊』(光文社)が発売された。「女性自身」2021年5月11日・18日合併号 掲載
2021年05月09日その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(29)。『ポップな心霊論』は、そんな彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!【第二のさんまさんになるかもしれない人がいます】僕の先輩、ラフレクランの西村さんは、とにかくなんでもできる人です。頭もいいし、ボケもツッコミもできて、MCもうまいし、大喜利も得意という完璧な人。すごくお世話になっているし、大好きな先輩なんですが、これまでちゃんと霊視をする機会がなくて。先日、番組でご一緒したときに、初めて生き霊チェックをさせてもらいました。すると、西村さんの霊体や生き霊のつき方は、なんと、あの明石家さんまさんと、ほとんど同じタイプだったんです!欠点がぜんぜんないからこそ、他人が入りこむ隙がないというか、孤高な感じがすごく似ていました。さすが西村さんだなと思ったんですが、ちょっと複雑だったのは、今ブレークしてる芸人が、それとは真逆のタイプの人たちばかりなこと。なんでも完璧にこなす人よりも、イジれる欠点がある人のほうが愛されるというか。たとえば、四千頭身とか、ぼる塾とかが、まさにそうですよね。だから、今は西村さんが活躍できる時代じゃないのかもしれません……。でも僕は、いつかさんまさんみたいな存在になると信じているので、これからも陰ながら応援していきます!【PROFILE】シークエンスはやとも1991年生まれ。吉本興業所属。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)などで見せた芸能人の霊視も話題に。自身のYouTubeチャンネルでも心霊話を配信中。8月4日には本連載をまとめた初の著書『ヤバい生き霊』(光文社)が発売された。【お知らせ】はやともさんへのファンレター・心霊相談は、〒112-8011東京都文京区音羽1-16-6光文社・女性自身編集部「ポップな心霊論」係まで!「女性自身」2020年11月17日号 掲載
2020年11月08日これまでも、歌って踊れる芸人はいましたが、楽器芸人とは…。新型コロナウイルス感染症で、芸人や芸能人のYouTube配信が増えましたが、2020年4月から楽器芸人『ふぁのシャープ』も動画を配信しています。『ふぁのシャープ』は、2018年8月に結成、プロダクション人力舎に所属。2019年に開催された『M-1グランプリ』では、1回戦を通過したものの、2回戦で敗退したまだ結成して間もない、オーボエ奏者『わたなべオーケストラ』さんと指揮者『かわいタクト』さんのコンビです。それにしても、「なぜオーボエなのか」というところに注目してしまいます。オーボエは、オーケストラで演奏が始まる前に「A(ラ)」の音を吹き、チューニングという音を合わせる役割を果たし、ギネスブックにも載っているほど難しいとされている楽器。このように、オーケストラでは重要なパートを担うオーボエですが、隣に座っているフルートと比べると、恐ろしく知名度が低い楽器です。おそらく、音楽に詳しくない人に「オーボエを吹いている」といって通じるとしたら、数年前に流行った『のだめカンタービレ』を観ていた人だけでしょう…。演奏者の人数も少なく楽器も高価で、二枚に重ねた葦(あし)でできたマウスピースと同じ役割をするリードを楽器につけて吹きますが、このリードも手作りで手間がかかります。さらに、リードは、乾燥すると音が出なくなり、モチもあまりよくないため、お笑いでトークの合間の演奏は難しいはずですが…。『ふぁのシャープ』のYoutube配信は、毎回恒例で、バッハ「主よ人の望みの喜びよ」の最後のフレーズをオーボエの音色で聴かせてスタートします。2020年4月1日付でYouTubeに配信されたお題は「クイズ」。複数の携帯電話会社のCMイントロを、わたなべオーケストラさんがオーボエで演奏し、かわいタクトさんが曲名を当てるというもの。わたなべオーケストラさんは、ビブラートを入れながら頑張って吹いています。音楽系としては、かなり分かりやすいネタながら、オチはやっぱりマニアック。Twitterでは、プロのオーボエ奏者も『ふぁのシャープ』をフォローしていますよ。新しい芸風だけに、頑張ってほしいですね!ぜひYoutubeでご覧ください![文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2020年07月20日その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(28)。『ポップな心霊論』は、彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!【共演した芸人仲間に助けられました】先週、『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)の4時間スペシャルに出演させていただきました。見てくださった読者の方も多いみたいで、本当にありがとうございました。ただ、放送ではうまく編集してもらってたんですが、ちょっとしくじってしまったところがあって。学者の先生たちとやり合うときに、ささいなタイミングのずれで、空気が盛り下がっちゃった瞬間があったんです。そのとき、僕には共演者のみなさんのモチベーションが一気に下がったのが見えて……。人の体の真ん中あたりに、僕が「プライベートゾーン」って呼んでる魂のようなものが見えるんですけど、その部分がみんな、一瞬で小さくなっちゃったんです。僕そのとき、ものすごく焦ったんですよ。なんとか取り戻さないとって思ったんですけど、なかなかうまくいかないし。そうしたら、その場にいた芸人の先輩や後輩が、とにかく一生懸命盛り上げようとしてくれたんです。おかげで、その場もまた盛り上がり始めたし、みなさんの「プライベートゾーン」のまた大きくなりました。あのときは本当にありがたくて、芸人になれてよかったなって改めて思いましたね。【お知らせ】はやともさんへのファンレター・心霊相談は、〒112-8011東京都文京区音羽1-16-6光文社・女性自身編集部「ポップな心霊論」係まで!「女性自身」2020年4月14日号 掲載
2020年04月05日“いい女”と聞くと、あなたはどんな女子をイメージしますか?きっと外見だけで判断されるものでなく、お笑い芸人などの芸能人、アスリートなど内面の美が滲み出ている人を思い浮かべるのではないでしょうか。容姿が飛び抜けて優れていなくても、いい女にはなれるのです。そこで今回は、「男性が思わず付き合いたくなる“いい女”の特徴」について、恋愛心理学の観点からご紹介いたします。■ 自己アピールが上手い“いい女”と言われる女子は、自分を魅力的に見せることが得意です。とくに、アピールポイントを有効活用していることが多いでしょう。料理が得意、ピアノが弾けるなどの能力はある意味、男子にとって好感が持てるポイント。こういった背景は、ある意味「魅力がある」というイメージを相手に与えることができます。いい女は、自分の付加価値を上手に異性に伝えられるのです。■ オーバーリアクションでわかりやすさをアピールいい女と言われる女子は、身振り手振りが大きく、人付き合いを好むことが多いです。なぜなら彼の視界上で、手や物を動かすことで「私はここにいますよ」と相手に印象付けられるからです。相手の話に対する相づちなども、「すご~い!」とややオーバー気味に返しているでしょう。きっと彼はそれを忘れられなくなるはずです。うつむいて控えめに話すよりも、身振りやしぐさだけでも大きくしてみましょう。きっとあなたもいい女として見られるはずです。■ ミステリアスで神秘的な部分を少しだけ残す話してみてどんな人か理解できる女子よりも、じつはミステリアスな性格や何を考えているのか分からない女子のほうが“いい女”感をかもし出すことができます。わかりやすさをアピールすることも大切ですが、少しだけミステリアスな部分が残っていることで、ギャップを出すこともできるのです。いつも明るい女性だけど、ときにアンニュイな色気を出してきたり、急に無口になったり。こんな人のほうが、男子の「もっと知りたい」という欲求を刺激するはず。そのため、自分で自分のことをあれこれと伝えるよりも、相手に色々と考えさせるほうが魅力を伝えられるのです。■ ギャップを上手に活用している前章で、少しギャップについてご紹介してきましたが、いい意味での“裏切り”は、やはり男子の心に深く刻まれます。恋愛においては、ギャップも魅力のひとつになるのです。男子は思い込みの激しい生き物。女子に対しての想像や予想とは異なる結果に心が動かされてしまうのです。たとえば、強気でツンとした女子に、すごく繊細で優しい一面があると……それだけでイチコロに。彼の先入観を覆すことでギャップを見せられる女子は、相手の期待を上手に裏切ることができる“いい女”なのです。■ おわりに“いい女”と言われる女子は、細かな部分の気配りを無意識に徹底しているでしょう。たしかに男子は、最初こそ見た目で判断し、あるいは恋に落ちるところがあります。そういう意味では、さり気ない優しさといった内面の美は、なかなか気づいてもらうことは難しいものです。でも、それが伝わったとき、そのギャップに人の心は動かされます。だからこそ、周囲に見られていないところでも気配りを大切にしてみましょう。あなたの評価は何倍にも跳ね上がるはずです。(脇田尚揮/占い・心理テストクリエーター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年03月15日所属事務所の垣根を越えた女芸人たちのライブ『THE W presents 女芸人ネタライブ2020』(14日、東京・中野 劇場MOMO)の開催が、中止されることが決まった。このライブは、日本テレビ系で毎年12月に決勝戦が放送される『女芸人No.1決定戦 THE W』のレベルアップ向上を目的に、昨年から開催されているもの。今年も毎月1回ペースで開催し、初回となる14日は、あかまる、石川ことみ、うみのいえ、えりんぎ、女ゆきえ、加賀愛美、かぎしっぽ(ケイダッシュステージ)、小出真保(太田プロダクション)、根菜キャバレー(サンミュージックプロダクション)、3時のヒロイン、地獄パワフル(浅井企画)、ショコラ、世間知らズ・西田、そのこ、高木ひとみ〇(サンミュージックプロダクション)、チャエン、TEAM BANANA、ツヨシっ!(ワタナベエンターテインメント)、できたのサイダー、とくこ、Nuとりあ。、はなる(浅井企画)、はなしょー(ワタナベエンターテインメント)、光永、ビバリーガール(ワタナベエンターテインメント)、細いとメガネ、まとばゆう(太田プロダクション)が出演予定だった(※事務所名がない芸人は吉本興業所属、五十音順)。主催者は「新型コロナウイルスの拡大状況等に鑑み、お客様及び出演者・スタッフの安全と、これ以上の感染拡大防止の観点から中止させて頂くことになりました。大変申し訳ございません」と説明。チケットは払い戻しされる。以降は、4月4日、5月9日の開催が予定されているが、今後の状況を見て対応を判断していくとしている。
2020年03月10日その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(28)。『ポップな心霊論』は、彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!【先輩芸人の超レアな生き霊事情】このコーナーでも何度もお話ししてますが、生き霊っていうのは「好意でも恨みでも、強い感情を持たれていると、つく」「なかにはどんなに強い感情でも、生き霊を寄せ付けない体質の人もいる」という基本的な法則があります。でも先日、その法則にまったく当てはまらない憑かれ方をしている人に出会ってしまいました。よしもとの先輩なんですけど、知名度のわりにものすごい数の生き霊を連れてるんですよ。ただ、よく見てみると、誰もその先輩にそこまで興味がないみたいで。「ちょっと気になってる」とか「たまに思い出す」レベルの人たちなんです。僕も初めて見る憑き方だったので、どういうことなのかはさっぱりわかりませんでした。たぶん、先輩がちょっとした好意でも生き霊を引っ張ってきちゃう体質なんだと思うんですけど。これまで僕が霊視してきた芸人のなかで、好意的な生き霊がたくさんついていた人は、ほとんど売れてきていて。でも、先輩の場合はそのパターンにはあてはまらなさそうです……。とはいえ、状況が悪くなることもなさそうなので、先輩には「現状維持です」と伝えました(笑)。【お知らせ】はやともさんへのファンレター・心霊相談は、〒112-8011東京都文京区音羽1-16-6光文社・女性自身編集部「ポップな心霊論」係まで!「女性自身」2020年2月11日号 掲載
2020年02月02日その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(28)。『ポップな心霊論』は、彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!【嫌われ芸人が人気者になったワケ】何年か前、芸人仲間みんなから、なんとなく嫌われてる人がいたんです。たぶん、長身でイケメンだから、嫉妬もまじってたんですけどね。ただ、表に出る仕事をしてるのに、恨みも好意も、なんの生き霊もついていない人でした。そういう雰囲気に嫌気がさすのか、何度も芸人を辞めてるんですけど、そのたびに戻ってくるんですよ。それで、少し前にも久しぶりに復帰してきたことがあって。ちょっと霊視してみたら、まるで人が変わったように、いいものがたくさんついていました。今では、みんなからめちゃくちゃ愛されてて。体を包む温かい光まで見えます。これがついてると、すごく幸せな人生が歩めるんです。何がそんなに変わったのか、しばらく観察してたんですけど、たぶん人を疑うことをやめたんでしょうね。以前は誰に対しても壁があったのに、今はどんな人のことも信用して、お金まで騙し取られてるんだとか。これじゃ、いいのか悪いのかわかんないですね(笑)。でも、生き霊的には確実によくなっていて。実際、嫌われてたのがウソのように、芸人たちから愛されてますし。きっと、これからいいことが起こるんじゃないかって、僕はそっと見守っています。【お知らせ】はやともさんへのファンレター・心霊相談は、〒112-8011東京都文京区音羽1-16-6光文社・女性自身編集部「ポップな心霊論」係まで!
2019年09月22日先日、お笑い芸人『ガンバレルーヤ』よしこさん主演映画『Bの戦場』の追加キャストが発表されました。映画のキャッチフレーズは『“絶世のブス”が贈る、痛快お仕事コメディ!』。よしこさんが演じるのは、超絶ブス(だけど気立てがめっちゃいい)役柄。そんな彼女が2人のイケメンから求婚されるというストーリーです。最近は彼女に限らず、人気になった女性芸人がドラマや映画に出演するというニュースをよく見かけます。ただその姿は意外と一過性のもの。むしろ男性芸人が俳優業にシフトし、気づけば俳優として広く認知されている人がいるのに対し、女性芸人はあまりそういった前例がないのはなぜなのでしょう。■芸人から俳優は“あるある”の道。だけど……例えば男性の場合、大御所俳優竹中直人さん(63)は元コメディアンでした。今や刑事ドラマなどで欠かせない名脇役・田口浩正さん(51)も、元お笑い芸人です。最近でいえば元キングオブコメディの今野浩喜さん(40)や、ドランクドラゴンの塚地武雅さん(47)。ほっしゃんこと星田英利さん(48)も、俳優業が主軸になってきている印象です。男性の場合は芸人から俳優業へ方向転換する例がいくつも探すことができるのですが、女性芸人の場合はちょっと異なる事情が見え隠れします。過去にはピンクの電話の竹内都子さん(57)などの例はあるものの、女性芸人ではこうしたシフトチェンジがほとんど見当たらないのです。若手とよばれる人気女性芸人たちが次々と女優業に進出する姿は、ニュースで目にします。しかし、多くが単体での話題のみ。最近では『珍獣ハンター』ことイモトアヤコさん(33)が女優として評価を集めつつあったり、森三中の大島美幸さん(39)が第18回ファンタジア国際映画祭で最優秀主演女優賞を受賞しています。とはいえお2人ともまだまだバラエティ番組への出演が多く、芸人のイメージが強いのが実情です。芸人から俳優業へ。それを叶える女性が少ないのは単純に芸人の男女比率の差もあるとは思うものの、ドラマの世界ならではの“女の難しさ”もあるのかもしれません。■ライバルの女性脇役には美人(美形)が多い?そもそも芸人さんがドラマや映画に出演する場合は、コメディものでない限り“主人公を支える脇役”に落ち着きます。その際に男性芸人の場合は二枚目俳優美形とはいえなくても個性的と称賛され、価値が見出されている気がします。しかし女性芸人の場合、ちょっと事情が違うような気がします。というのも女性脇役の人々にも個性派と呼ばれる人がいるものの、基本的にはよく見るとみんな美人(美形)なのです。もちろん一部の例外的な女優さんもいるでしょう。ただやはり“普通”な女性芸人が脇役として活躍し続けるには、ハードルは高くなりがちだと思います。女性芸人の場合、その明るさが芸人の域を超えてバラエティや情報番組で重宝される側面もあります。なので、一概にこうした男女の差が悪いこととも思いません。ただじっくりテレビを観ていると、こうした芸人としてのポジションのとり方の違いに気づきます。それは時代とともにだんだんと変化していくもの。それがまた、見ていて面白いなとは思うのですが……。(文・イラスト:おおしまりえ)
2019年09月07日その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(27)。『ポップな心霊論』は、彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!【先輩芸人の新居に現れたヤバい幽霊】この間、ある先輩芸人さんから「新居に“何か”いる気がする」と連絡がありました。コンビで一緒に住んでいる方なんですが、引っ越した途端に2人とも体調を崩されたと聞いていて。心配だったので、すぐにお宅へ伺いました。新居はキレイなマンションだったんですが、建っている場所がよくなくて。すぐ近くにトンネルの出口があったんですけど、通りかかった瞬間、大勢の人が亡くなってるなって感じました。実際、事故が多発するトンネルだそうです。しかも、先輩たちの家は角部屋で。トンネルの出口が真正面に見えるんですよ。だから、トンネルから出てきた幽霊は、必ずその部屋を通っていくわけです。コンビのお1人がけっこう“感じやすい”タイプの人で。一番トンネルに近い部屋には、やっぱり「どうしても入れない」と。僕が覗いてみると、素行の悪そうな男性の幽霊がいました。体調を崩したのは、たぶんその人のせいなんですが、たとえ追い払っても、トンネルから幽霊が次々と出てきているわけで。先輩には引っ越しをすすめました。あとで気になって調べてみたら、そのマンション、立地もよくて家賃も手頃なのに、角部屋だけほぼ空室でしたよ。
2019年07月07日気づいたら重い女になってしまう・・・自分は絶対に重い女になりたくない!と思っていたのに、お付き合いをしていくうちに気づけば重い女になってしまっていたという経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。相手のことを思うからこそドンドンと重くなってしまうのかもしれませんが、相手が重い女と感じてしまった時点で、交際関係に亀裂が入ってしまったり、喧嘩が増えてしまうということもあります。重い女にならないためにも、まず重い女の特徴を十分に理解しておく必要があるでしょう。そして重い女ではなく、忘れられないほど魅力のある女性になるにはどのようにしたらよいのかを解説していきます。重い女の特徴3選重いと言われて悲しい思いをした経験がある人も多いのではないでしょうか。重い女にならないためにはまず自分自身を自己分析したうえで、重い女の特徴に当てはまってないかを確認するのが効果的です。自分自身が重いと思っていなくても実は相手は重いと感じてしまっているかも・・・。一度自分自身に問いかけ見直してみましょう。こちらでは重い女の特徴を3つご紹介します。(1) 束縛が激しい大好きな彼のことを何でも知りたい。いつどこで何をしているのかを把握しておきたい。友達や会社の人と遊びに行ったり飲みに行く時はマメに連絡が欲しいと考える女性も多いのではないでしょうか。本気で好きだからこその行動かもしれませんが、一般的に見たら束縛が激しい女性とみられることが多いのかもしれません。そしてそれは同時に重い女性と感じる人もいることでしょう。(2) ネガティブで自分に自信がない常にマイナス思考でネガティブな女性は男性に重い女性と思われてしまうことも多いようです。ネガティブな発言をされてしまうと、ポジティブになるように持っていこうと周りが気を使わないといけなくなってしまい、重い女となってしまうことがあるでしょう。自分に自信のない人が陥るケースですが、自信がないなりにも明るく前向きにできるように努力が必要と言えるでしょう。(3) すぐに泣いたりかまってほしい雰囲気を出すどうしても相手の気持ちを自分に向けておきたくて、何かあるとすぐに泣いてしまったり、弱い自分を演じてしまうという人もいるのではないでしょうか。演じてるうちはいいかもしれませんが、男性からするとめんどくさいと思ってしまったり、構ってほしい雰囲気を読み取り、重い女だと思われてしまうこともあるでしょう。重い女になってしまうと相手は逃げたい気持ちになってしまうこともあるので注意してください。忘れられない女になる方法3選重い女は卒業して、忘れられない女=魅力のある女になれるように努力をしましょう。こちらでは、男性があなたを離したくないと思ってしまうような素敵な女性になる方法をご紹介します。(1) 一途に人を愛することのできる女性忘れられない女性の特徴としてまず挙げられるのが、一途に人を愛することのできる女性でしょう。一途に男性を好きになるというのは簡単に見えますが、一途に相手のことを考え、相手の幸せを願いつくすことのできる女性はなかなかいないのではないでしょうか。相手に重いと思われることのない、純粋な愛を注ぐことができるには、素敵なお相手に出会う必要があるかもしれませんね。(2) 無邪気でどんなことにも明るく笑ってくれる女性とにかく無邪気でどんな冗談でも笑い飛ばしてくれるような明るい女性は魅力的と言えるでしょう。仕事で疲れていても、明るく癒してくれる女性が味方だと考えるだけで頑張れる人もいることでしょう。男性は癒される女性であれば結婚したいと考える人も多いようです。明るい女性になるにはまず自分に自信を持って前向きに進んでいける人になる必要があるでしょう。(3) 気が利き話をよく聞きいつも見方をしてくれる女性気が利く女性や、自分の話ばかりするのではなく聞き役が出来る女性に男性は居心地の良さを感じます。また、いつも自分の味方をしてくれる女性は男性からすれば安らぎと感じます。男性が安らぐことのできる女性になることが忘れられない女になる秘訣ともいえるでしょう。重い女ではなく一途でまっすぐな女性でいよう!重い女になってしまうと相手だけではなく、自分自身も疲れてしまうことでしょう。せっかく素敵な相手に出会えて付き合えたのに一緒にいて疲れてしまう存在になると寂しいですよね。重い女ではなく、一途な女性を目指していくと良いでしょう。
2019年06月05日TBSラジオ『東京ポッド許可局』に出演する文系お笑い芸人、マキタスポーツ、プチ鹿島、サンキュータツオの3人が、まるっと振り返り。「平成お笑い論」をお届けします。品質保証と安定供給。平成を体現する有吉弘行。サンキュータツオ:平成の30年で芸人の仕事が爆発的に増えました。プチ鹿島:芸人の数も増えたしね。タツオ:情報番組のキャスターから、俳優に芥川賞作家まで、いまやどこにでも芸人がいますよ。鹿島:ひとつのきっかけは『アメトーーク!』じゃないですか。スニーカーとか家電とか、好きなものを熱く語る○○芸人というパッケージで芸人の魅力をプレゼンする番組。タツオ:キャスティングする側としてはかなり参考になりますよね。マキタスポーツ:たけしさんが映画監督になったり作家として本を出すっていうマルチ化とはまったく意味合いが違うよね。たけしさんの場合はオフェンスの要として点をとってほしいから依頼が来るわけだけど、ほかの芸人に声がかかるのは、ディフェンスとしての機能を求められてる。鹿島:新番組が始まるときに、決してメインではないけど、とりあえずレギュラーとして呼ばれる感じね。タツオ:たけしさんは完全にメインディッシュで、いま器用になんでもこなせる芸人は、塩こしょうというか、化学調味料ですよね。マキタ:とりあえずぶっかけとけば食える味になるっていう。もしくは出汁。それぐらい芸人の能力が平成の30年で信用されるようになった。と同時に、芸人はタレント化しないと食えない時代になったともいえる。タツオ:芸一本のネタだけで稼ぐことはだいぶ難しくなりましたよ。鹿島:ヤンチャな不良というか、ならず者の雰囲気はもう芸人に求められてないよね。いま一番ちゃんとしてないといけないのが芸人だもん。タツオ:そもそも出自が違いますからね。野良からはい上がってきたような人たちではなく、きちんと学校で訓練されて、かつ優秀な成績をおさめた人たちが芸人として売れていく。いまの芸人は品質保証の安定供給です。マキタ:町にマズいラーメン屋がなくなったように、いまつまらない芸人っていない。そういう仕事は『あらびき団』が最後だったんじゃない。鹿島:平成を通じて洗練されたという意味では、その象徴が猿岩石の有吉(弘行)さんじゃないですか。マキタ:『電波少年』で出てきたときは野良犬みたいな男だったのに、いまじゃスーツ着て安心感の塊。日本一のマスターオブセレモニーだよ。タツオ:しかも途中、表舞台から消えてるし。そこから再浮上して天下獲ったのはすごいですよ。鹿島:まさに平成を体現してる。マキタ:路地裏のマズいラーメンから仕込み期間を経て、日本中に愛される味になったね。鹿島:最近とくに痛感するのは、ものまねって普遍的だなぁと。マキタ:本当にそう。テレビを中心としたど真ん中の芸能界とは違う世界にいるけど、ものまね芸人ほど時代に左右されない芸人はいないね。タツオ:コロッケさんのディナーショーとか、ショーパブでも、いまはお客さんいっぱい来てますしね。鹿島:その流れでいくと、綾小路きみまろさんが‘00年代初頭にブームになったのは、来るべき高齢化社会を如実に表してたんじゃないですか。タツオ:僕の考えでは、綾小路きみまろさんはわかりやすく高齢者向きです、って宣言してるけど、そこはあえて言わずに、高齢者に向けたネタでも現役バリバリを装うような芸人が出てきたら最強だと思うんです。マキタ:そこは鉱脈あると俺も思う。自分を年寄りとは認めたくない初老の人たちはいまものすごいボリュームゾーンだから、当てたらでかいよ。鹿島:次の時代にお笑いで天下獲るなら、若い人たちにキャーキャー言われるよりも、高齢者から支持されたほうが手堅いってことか。タツオ:言うなればハズキルーペ芸ですよ。ハズキルーペって10代や20代には知られてないけど、高齢層にはものすごく響いてるわけですよね。マキタ:正直な話、俺はすでにそっちを狙ったネタ作りはじめてます。タツオ:マジですか!?鹿島:ここにいた!ハズキ芸人!マキタ:だってもう俺の年になったら、若い人に合わせるより高齢層に向けたほうがよっぽど自然だもん。鹿島:でもそんなこと言ったら僕らの番組『東京ポッド許可局』もまったく若者に向けてしゃべってないよ。タツオ:ほんとだ!おじさんとおばさんにしかわからない話ばっかり。俺らすでにハズキ芸人だったんだ。鹿島:そういう芸風のほうがこれからの時代、スポンサーもつきやすい。マキタ:なにより頑丈だしね。お尻で踏んでも壊れない。タツオ:出た、おやじギャグ!東京ポッド許可局“屁理屈をエンターテインメントに!”をモットーにマキタスポーツ、プチ鹿島、サンキュータツオの文系お笑い芸人3人の局員がひっそり語らう深夜の人気番組。TBSラジオで毎週月曜24時~放送中。※『anan』2019年1月16日号より。写真・田村昌裕(FREAKS)文・おぐらりゅうじ(by anan編集部)
2019年01月12日AGARU(アガる)T V内の「占い芸人育成プロジェクト」で選ばれた芸人が、来年がどんな年になるかガチ予言。当たれば、売れっ子占い芸人の称号が!?自由を求める時代に突入!資格を取得し、副業も吉。AGARU(アガる)TV内で開催された、優秀な占い芸人を選ぶ「占い芸人育成プロジェクト」。約2か月かけて学び、一流占い師のお墨付きを得た7名の芸人が今年7月、占い師デビュー!そのうちの3名、舛方一真さん、世良光治さん、らぶさんに、’19年の運勢を占ってもらいました。舛方一真:日本全体の運勢をタロットで占ったら、めちゃくちゃいい。例外はあるけど、引いたカード7枚のうち6枚が正位置なので、正しい方向に進み、さまざまなことが復調に向かいそう。世良光治:’19年前半は木星が射手座の位置に入る時期なので、自由がテーマになります。束縛を嫌い、自由を求める年なので、たとえば四国地方が独立したりするかも…。らぶ:それはないでしょう~。僕は、安倍晋三首相を姓名判断してみました。誰と仲良くするかで、運命が大きく変わってくるので、対人関係が肝になりそう。世良:そうそう、ドナルド・トランプもこのまま勢いに乗るか、はたまた衰退するか、来年が正念場。らぶ:実は安倍さんとトランプさんの相性もあまり良くないんだよね。安倍さんは総画数29画で、悩みの尽きない人生を送る人だから、病気にも気を付けてほしい。世良:改名したら運気は変わる?らぶ:たとえば2画のハートマークを足して、安倍※晋三にしたら、超ラッキーボーイになると思う!(※=ハートマーク)舛方:つのだ☆ひろみたい(笑)。世良:星の巡りからみると、景気は上向き。あと勉強の年でもあるから、資格ブームが来るかも。舛方:タロットでも共存を表すコインのカードが出たので、本業と副業でWの収入を得るのもありですね。俺らは占い芸人を本業にして売れたいけどね…。3人に「2019年」について聞きました!芸能界のスキャンダルは?世良:性やエロに貪欲な蠍座に木星が滞在していた2018年は、熱愛や不倫スクープが多くありましたが、2019年は射手座に移動するので、不倫などは少ないでしょう。逆にみんなが応援したくなるようなカップルの結婚など、うれしいニュースが多そう。たとえばイケメン俳優と一般女性の結婚とか!ブレイクしそうな芸能人を教えて!舛方:復活、昔の縁を繋ぐカードが出たので、リバイバルブームが来そう。また、カードを1枚引き、そこからブレイクしそうな人を予想したら、ソードのカードが出ました。ミュージカル『刀剣乱舞』をはじめ、時代劇や刑事ものなど、刀や武器が登場するドラマに出ている財木琢磨さんが活躍するかも?新しい元号は何になる?らぶ:まず新元号の2文字の総画数で良いのが、最強のラッキーナンバーといわれる11か13。さらに今の元号『平成』に続き、希望に満ちて、永久に安らかな時代になるような意味も込めて、2文字で総画数が11か13になるように考えたら、『希安』『安永』。ありそうでしょ!?当たったら褒めてね!舛方一真さん(ロカカカ)1983 年生まれ。相方は元東京国税局員のさんきゅう倉田。「占い芸人育成プロジェクト」第1位。映画検定3級を持ち、映画情報にも詳しい。世良光治さん(ぺんとはうす)1990 年生まれ。過去に大手不動産会社でトップの営業成績を誇り、今でも不動産のアルバイトで月収120万円を稼ぐ、不動産芸人の異名も持つ。らぶさん(ピーチキス)1983 年生まれ。姓名判断のほか、手相占いも得意。現在タロットも勉強中。元ホストで、映画『新宿スワンⅡ』にホスト役で出演した経験を持つ。※『anan』2018 年12月26日号より。写真・土佐麻理子取材、文・鈴木恵美(by anan編集部)
2018年12月24日その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(27)。『ポップな心霊論』は、彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!【先輩芸人の魚拓ならぬ“霊拓”を見ました】僕の先輩芸人に、そんなに売れてるわけじゃないのに、女性からの人気がものすごい人がいます。身長180センチのイケメンなので、芸人というよりはアイドル的な存在みたいなんですよね。モテるから仕方がないのかもしれませんが、ちょっと女遊びが激しくて。いつも、恨みを持った女性の生き霊を、たくさん引き連れて歩いています。一度、本人に伝えたことがあるんですが「マジかよ!」とゲラゲラ笑うだけで。「あ、この人、ダメな人だ」と思いましたね(笑)。それが、この間久しぶりに会ってみたら、生き霊を連れているどころか、その人の霊体が真っ黒になっていたんです。そんなの初めて見るので、めちゃくちゃびっくりして。思わず「墨塗ったみたいに真っ黒ですよ!」と叫んでしまいました。それを聞いた先輩は、また「マジかよ!」とゲラゲラ笑うだけでしたが。僕の推測ですが、生き霊たちの恨みが強すぎて、霊体にも影響が出ちゃったんじゃないかと。そのあと一緒に歩いてたら、先輩がたまたま壁にぶつかったんです。そしたら、霊体の黒い色が一瞬壁に移って。魚拓ならぬ“霊拓”がくっきり残っていました(笑)。【お知らせ】はやともさんへのファンレター・心霊相談は、〒112-8011東京都文京区音羽1-16-6光文社・女性自身編集部「ポップな心霊論」係まで!
2018年12月02日その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(27)。『ポップな心霊論』は、彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!【コンビニで会った先輩芸人のドッペルゲンガー】先日、たまたま立ち寄ったコンビニで先輩芸人と出くわしました。顔見知りの人だったので、「おはようございます」と声をかけたのですが、その先輩は「おう」と返事をしただけで、すぐに外へ出て行ってしまったんです。「いつもなら世間話くらいするんだけどな」と、ちょっと変に思いながらも、その違和感はすぐに薄れてしまって。とくに気にすることもなく1日を過ごしました。けれど次の日、その先輩からいきなり電話がかかってきて。「昨日、俺に会ったか?」と聞くんです。「はい。コンビニでご挨拶しましたよ」と答えると、今度は「それは、本当に俺だったか?」と。なんでも、いろいろな人から自分の目撃情報が寄せられているのに、そのどれも身に覚えがないんだとか。そのときふと、僕が会ったのは先輩のドッペルゲンガーだったんじゃないかなと思いました。実際、先輩自身もその可能性を疑っていて。「自分のドッペルゲンガーに会うと死ぬ」ってよく言うので、かなり怯えていましたよ。ちなみに、僕の親父は昔、自分のドッペルゲンガーと鉢合わせたことがあると言います。「なんだお前?」と話しかけたら、消えてしまったらしいですけどね(笑)。【お知らせ】はやともさんへのファンレター・心霊相談は、〒112-8011東京都文京区音羽1-16-6光文社・女性自身編集部「ポップな心霊論」係まで!
2018年10月14日「このところ、春菜さんは女芸人のなかで“孤立”してしまっているそうです」(テレビ局関係者) サブMCを務める『スッキリ』(日本テレビ系)をはじめ、テレビで見ない日がないほど人気のお笑い芸人・ハリセンボンの近藤春菜(35)。共演者に振られるたびに「角野卓造じゃねーよ」と持ち前のギャグで明るく返す、“愛されキャラ”。そんな彼女にいったい何が起こっているのか――。 「春菜さんは気配り上手で気さく。人脈も広く、彼女が主催する飲み会にはたくさんの大物芸能人たちが集まっています。通称“春菜会”と呼ばれていて、吉高由里子さん(29)やPerfumeのあ~ちゃんこと西脇綾香さん(29)らが主要メンバーです。しかし、ここには基本的に芸人が呼ばれません。そのため女芸人たちから、春菜さんへのやっかみが聞こえてきているんです」(芸能関係者) たとえば事務所の先輩でもある森三中の3人は、“春菜会”に対して思うところがあるという。 「森三中は、仲の良かった春菜さんを以前から頻繁に飲みに誘っていたんです。春菜さんもそれに応えて、よく女芸人たちの飲み会に顔を出していました。でも、春菜会が大盛況になってからは段々付き合いが悪くなってしまったみたいですね」(前出・テレビ局関係者) 春菜への不満を口にしているのは、森三中だけではないようで――。 「上下関係の厳しい芸人の世界で先輩の誘いを断り続けるのはNGとされています。オアシズの大久保佳代子さん(46)ら“大御所”たちも春菜さんのことを『女優ぶっちゃって何よ~』と、冗談交じりに皮肉っていると聞きました」(前出・テレビ局関係者) いまや“総スカン”状態になりつつある春菜。だが、単に嫌われているというわけではなく、みんな春菜に対して“ある心配”を抱いているというのだ。 「春菜会では、会費のほとんどが春菜さん持ちだと言われています。そうしたメンバーとの関係性を踏まえて、『いいように利用されているだけでは』とか『キレイな人ばかりで“引き立て役”になってしまっている』と、春菜さんのことを思って忠告してあげた人もいるそうです。森三中の3人も大久保さんもみんな春菜さんのことが可愛いからこそ、あえて厳しいことを言っているんだと思いますよ」(前出・テレビ局関係者) たまには初心を振り返り、女芸人同士で飲み明かす日があってもいいのかも――。
2018年04月12日その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(26)。『ポップな心霊論』は、彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載! 【今年のブレーク芸人を、生き霊で予測します】 ブレーク真っ最中の芸人さんにお会いすると、憑いている生き霊の数にびっくりします。 最近とくにものすごい数の生き霊を引き連れているのが、ガンバレルーヤのお2人。しかもおもしろいことに、ボケのよしこさんとツッコミのまひるさん、それぞれ憑いている生き霊の“質”がぜんぜん違うんです。 よしこさんに憑いているのは、老若男女、幅広い生き霊。一方、まひるさんには、おじさんの生き霊がたくさん憑いています。 でも別にいやらしい感じではなくて、あたたかく見守っている雰囲気なので、たぶんテレビ関係のえらい人たちが、まひるさんのことを使いたいって思ってるんじゃないかと。だからガンバレルーヤのお2人は、今年も引き続きたくさんの活躍を見せてくれるはずです。 そして生き霊の“数”と“質”を見たときに、僕が「今年ブレークするのでは!?」と思って注目しているのが、オダウエダという女性コンビ。 彼女たちには、なかなかの数の若者の生き霊がしがみつくような感じで憑いてるんです。だからもしかすると、カルト的な人気を博すかも。みなさんも注目してみてください! それと余談ですが、ガンバレルーヤのお2人は、僕のことをなぜか「先生」と呼んでくださいます。何の先生かは、よくわからないんですけどね(笑)。
2018年01月28日ヒロミと「フットボールアワー」後藤輝基の2人と総勢50名を超えるガヤ芸人たちによる新スタイルトークバラエティ「ウチのガヤがすみません!」。その1月9日(火)今夜の放送に『悪と仮面のルール』で主演を務める俳優の玉木宏がゲスト出演する。ガヤ芸人たちがゲストを個性あふれる“おもてなし”で迎えるのも本番組の見どころの1つ。玉木さんも思わず感動の材料費わずか24円という“激ウマ貧乏飯”や“納豆トルコアイス”から、理想の相手が見つかると話題のディグラム診断で玉木さんと相性バッチリな女性芸人が今夜決定。私生活がズボラだという玉木さんにオススメの今年注目家電「全自動衣類折りたたみ機」も登場。そしてキャバクラのトイレでする謎の仕事を紹介し、玉木さんが「乳が気になる~」実演するなど、映画とは一味違う玉木さんの魅力が楽しめそう。映画『ウォーターボーイズ』や連続テレビ小説「こころ」、大河ドラマ「功名が辻」で注目され、月9「のだめカンタービレ」の千秋真一役で一躍人気俳優の仲間入りを果たした玉木さん。「ギルティ 悪魔と契約した女」や「砂の器」、そして一昨年放送された「キャリア~掟破りの警察署長~」などで刑事役を熱演してきた玉木さんだが主演最新作の『悪と仮面のルール』では“悪役”に挑戦。芥川賞作家・中村文則による「ウォール・ストリート・ジャーナル ベストミステリー10小説」に選出された原作を、玉木さんのほか新木優子、吉沢亮、中村達也、光石研、村井國夫、柄本明と若手からベテランまで豪華キャストで映画化することでも話題を呼んでいる本作。財閥家・久喜に生まれた少年・文宏(玉木宏)は10歳になった年、父から純粋悪となることだけを望まれて生まれた存在だと聞かされる。やがて父が自分を完全な“悪”にするために、初恋の女性・香織に危害を加えようと企てていることを知り、父を殺害して逃亡。文宏は顔を捨てて別人・新谷に成りすまし、香織を影から見守り続けるが、そこに父と同じ歪みを持つ文宏の兄・幹彦が現れ、文宏は彼女を守るために再び罪を犯すことを決意する…という物語。『悪と仮面のルール』は1月13日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。「ウチのガヤがすみません!」は1月9日(火)23時59分~日本テレビで放送。(笠緒)
2018年01月09日その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(26)。『ポップな心霊論』は、彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載! 【先輩芸人に憑いている“ストーカー系”生き霊】 最近、テレビに出演させてもらう機会が少しずつ増えてきたのですが、そのたびに「モテる人には生き霊がたくさん憑いている」ということを実感します。 なぜなら、現場でお会いするイケメン俳優さんに憑いている生き霊の数が半端じゃないから。10人、20人なんていうのはザラで、なかには数え切れないほどの“生き霊軍団”を従えている人もいます。もちろん、好意で憑いているものなので、ご本人に悪い影響はありません。むしろ大勢の人たちから愛されている証拠です。ただ、実際に見るとちょっとびっくりしてしまうんですけどね。 でもそれ以上に驚いたのが、ある先輩芸人に憑いている生き霊を見たときのこと。イケメン芸人として名高い方なので、生き霊がたくさん憑いていても不思議はないんですが、その“生き霊”がかなり異常でした。 普通、好意から憑く生き霊は、相手の後ろにくっついてまわっていることがほとんど。思いが強いと肩に触れていたりすることもありますが、軽いボディタッチ程度です。 それなのに、先輩に憑いている生き霊は、半分体の中に入り込んでいたんです。しかもそれが1人ではなく、5?6人は入っていて。まるで体から生き霊が“生えている”ような光景です。 先輩には「粘着質な生き霊が憑いているので、ストーカーに注意してください」と警告しておきましたが、ちょっと心配です……。
2017年11月12日最近テレビや雑誌で活躍している女性の中で、芸人さんが目立っていると思いませんか?自身の体型をネタに笑いを誘ったり、とにかく行動力が魅力だったり、輝き方は人それぞれです。決して美女とは呼べないけれど、かわいいな、キレイだなと思えるのは、内面が輝いているからではないでしょうか。今回は、3人の女性芸人さんの内面の磨き方についてまとめてみました。■実は才女なブルゾンちえみこの夏の『24時間テレビ』(日本テレビ)でマラソンランナーに指名され、みごと完走したブルゾンちえみさん。当日の指名にも関わらず、弱音を吐かずに走りきった姿に、普段、背後に率いている男性ユニット「ブリリアン」のふたりも涙を浮かべていました。見た目は少々肉付きが良く、デザイナーのコシノジュンコさんに似たヘアスタイルと、アイラインの濃い独特なメイクが印象的。彼女がブレイクするまでには、芸人さんらしいいくつもの挫折があったと言います。そうした挫折が芸の肥やし…というのもありそうですが、彼女の強みは教養の深さにあると、筆者は感じました。ブルゾンちえみさんは島根大学の教育学部中退後、音楽専門学校を卒業しています。短いネタの間に、働き盛りの女性に向けた前向きなメッセージを詰め込めるのは、日頃から女性のキャリア形成について学んでいるからではないでしょうか。学歴が全てではなく、彼女は陸上競技も得意としています。苦しいトレーニングをこなす忍耐力を学生時代に培い、今に活かしているのだと思います。トントン拍子で人気が出たように見えますが、実は努力家の才女。女性の底力を感じさせるのに、それを見せないところが魅力的です。■コンプレックスをネタに!渡辺直美現在、インスタの女王として注目を浴びている渡辺直美さん。彼女が紹介したコスメはあっという間に売り切れ、入荷困難となるなど、日本のファッションアイコンと化しています。しかし本業は、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の芸人さん。ぽっちゃり体型を活かし、キレの良い動きやダンスで笑いを誘うネタが売りですよね。渡辺さんは台湾人の母と、日本人の父の間に生まれ、母子家庭で育ちました。幼少期は貧しく、いじめにあっていた時期もあると語っています。アルバイトに精を出してお笑いの世界に飛び込んだ彼女は、困難を極めた時期も笑顔を忘れずに過ごしていたそうです。接客のアルバイトでは、お客さんからの評判が常に良く、仕事の評価も高かったとか。何よりも、渡辺さんの良さは「自分は自分」であることに誇りを持っているところだと思います。水着姿も堂々と。好きなものをまとい、食し、楽しむ。ズボラな面があるといいますが、そうした部分も自分だと受け入れ、愛してあげているのです。だから、人にも明るく優しく振る舞えるのでしょうね。■素直な反応がかわいい!イモトアヤコ「珍獣ハンター」の異名を持つイモトアヤコさん。愛らしい顔に不釣り合いな太い眉メイクが印象的です。イモトさんは番組ロケのために海外に行くことが多く、過酷な環境で過ごすこともしばしば。そんな場所での、飾らない素直なリアクションが愛される理由のひとつです。いやだ!といいつつチャレンジする姿は勇ましいのに、人目をはばからず涙したりと、なんだか放っておけない気持ちにさせる彼女。番組ロケで、大好きなアーティストのライブに行けなくなってしまった時も、ショックを隠さずに落ち込む姿が放映されました。好きなものを好きと主張し、怖いものを怖いという。自身の感情にストレートなイモトさんは、とても素直なひとなのでしょう。筆者は、飾らない、背伸びをしないイモトさんのような女性になりたいと考えています。■輝いている3人の共通点は?キラキラ輝く女性芸人3人には「心の強さ」という共通点がある気がします。好きなこと、得意なことを成しとげる、忍耐力とも言いかえられますね。何かを続けることが、女磨きにつながったり、恋の成就へ導いてくれたりするかもしれません。みなさんも、今日から自分を輝かせるなにかをはじめてみませんか?ライタープロフィールsakiたまに毒舌なコラムニスト。一度ハマるとどっぷり浸かるB型アラサー。アロマとコーヒーと舞浜の某レジャースポットをこよなく愛しています。
2017年11月01日近年ますます活躍が目立つ女性芸人。その活躍は仕事だけでなく、プライベートも注目されていますよね。そこで今回は、人気女芸人の結婚ストーリーから、彼女たちの独特な幸せの形をご紹介。結婚したい一般女性にとっても、意外と参考になる結婚成就術があるかも⁉●付き合うタイミング、プロポーズなどは女性から提案してあげるまずは今年7月、自身の27歳の誕生日に一般男性と結婚した横澤夏子さん。昔から結婚願望が強く、20代前半から婚活パーティーに足しげく通っていたことも有名ですよね。旦那さんとも婚活パーティーで出会ったそうです。そんな横澤さん、結婚に至るまで相手にしつこく結婚を迫ったという「追い込み婚」でも話題になりました。プロポーズも苦手という奥手な相手に対して、「プロポーズしてもらって良いですか?」と“させた”のだとか。また平野ノラさんは、バラエティ番組の企画で公開プロポーズに至った経緯があります。そろそろ結婚してもいいタイミングというところで、「結婚はするつもりなの?」と電話で聞き、プロポーズの言葉を相手に言わせる流れがあったのですが、この“押し”こそが横澤さん同様の、結婚成就のポイントでしょう。ニッチェの江上さんも、旦那さんと付き合う前、なかなか告白してこない奥手な旦那さんに「私のことどう思っているの?」と聞くことで相手から告白をさせたのだとか。付き合うタイミングやプロポーズなど、待っているばかりではなく大事な局面で強く押してみることも幸せの見つけ方の一つなのかもしれませんね。●ダメ男でも、一生一緒にいたいタイプならOK!椿鬼奴さんは、8歳年下で芸人トリオであるグランジの佐藤大さんと2015年に結婚。結婚当時はすでに売れっ子芸人の鬼奴さんと、まだ知名度が低い佐藤さんとの“格差婚”も話題に。さらに佐藤さんはギャンブル好きや借金があることも知られ、金銭面では鬼奴さんに頼りっぱなしなんだとか。結婚指輪も一度鬼奴さんが立て替え、後に佐藤さんが鬼奴さんに支払ったと言います。そんな完全に“ヒモ”状態でも、2人で大好きなお酒を飲んだり、料理が得意な佐藤さんの手料理を楽しんだりと、結婚生活は幸せそのもののよう。年齢も芸歴も鬼奴さんの方が上ですが、同じ芸人ということで、仕事の苦楽もよく理解し合えている仲だそうです。ダメ男だとしても、鬼奴さんにとってはずっと一緒にいたいと思える相手が佐藤さんだったのですね。周りが羨むイイ男と結婚したい女性は多いかもしれませんが、どんな状況になっても自分が本当に一生一緒にいたいと思える相手かどうか。逆に言うと、そこさえクリアしていれば(愛さえあれば)、結婚後のお金やその他の大変なことはどうにかなるものなのかもしれませんね。●慎重になりすぎず、“流れ”に乗ることも大事1990年代に「電波少年」シリーズなど様々なバラエティ番組に出演した松本明子さんが、1998年の32歳の時、6歳年下の俳優、本宮泰風さんと結婚したエピソードにも成就のヒントが。本宮さんは、同じく俳優の原田龍二さんの実弟で、松本さんと原田さんが共演していたドラマの現場に、本宮さんが来たことが出会いでした。3人でお茶をした後、原田さんが帰宅をして2人になることに。話をしているうちに、“なんとなく流れ”で互いの家に遊びに行き、互いのご両親にも紹介。皆で一緒にご飯も食べ、お互いはもちろん、ご両親もこの初日に2人は結婚するものだと思ったと言います。もちろん、お互いの第一印象が良かったからこそ、お家に行く流れになったのでしょうが、「なんとなくの流れに乗ってみる」というのも、結婚成就の一つの手と言えるかもしれません。相手のアラを探したり次のステップに慎重になりすぎたりすることで、婚期を逃してしまってきた方は松本さんの流れの乗り方を参考にしてみてはどうでしょうか。●女芸人は、「結婚はゴールではなくスタート」を教えてくれる?普通は、互いの良い所、キレイな部分だけを見て結婚に至ることが多いですよね。しかし共に生活をして苦楽を共にするうちに、今まで知らなかった汚いところや嫌な部分も受け入れていかなければ、互いを嫌いになって離婚に至ってしまうカップルもしばしば。プロポーズやそこに至るまでの過程が注目されがちですが、結婚で本当に大変で重要なのは結婚した後の生活。物真似芸人の清水ミチコさんは、女芸人の結婚について、「容姿や仕事のことなどスタートラインが低いから結婚後に相手からの評価が下がることが少ない。だからこそ結婚生活も長持ちするし、離婚もあまりない」とバラエティ番組で語っています。待つばかりではなく時には自分から強く押し、相手のダメなところも受け入れ、上手に時の流れに乗る。そして外見ではなく中身や個性を磨くことが、結婚成就、そして結婚生活成功の大きなポイントであることを改めて教えてくれるのが、女芸人の結婚なのでしょう。(富士みやこ)
2017年10月19日