全国の書店員が“今いちばん売りたい本”を決める『2024年本屋大賞』の大賞作品が10日に発表され、『成瀬は天下を取りにいく』(著者:宮島未奈新潮社)が大賞に選ばれた。同作は宮島氏のデビュー作品となっており、都内で行われた授賞式に参加した宮島氏は「滋賀のみなさん、見ていますかー!?」と興奮しながら、物語内容にちなみ「(主人公の)成瀬はM-1に挑戦するのですが、M-1を獲った芸人さんたちはM-1覇者として活動していく。本屋大賞は(小説家にとって)M-1だと思っているので、これから本屋大賞作家としての看板を背負っていきいます」と喜びとともに責任を感じていた。『成瀬は天下を取りにいく』は、滋賀県大津市を舞台に主人公・成瀬あかりの中学2年生の夏から高校3年生の夏までを描いた物語。中2の夏休みの始まりに成瀬が、コロナ禍、閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映り変なことを言い出す。さらにM-1に挑み、実験のため坊主頭にし、二百歳まで生きると堂々宣言。全力で我が道を突き進む成瀬の姿を描く。著者の宮島氏は1983年静岡県富士市生まれ、滋賀県大津市在住。京都大学文学部を卒業。2021年『ありがとう西武大津店』で第20回『女による女のためのR-18文学賞』大賞、読者賞、友近賞をトリプル受賞で話題に。2023年同作を含む『成瀬は天下を取りにいく』でデビューし、40万部突破を果たすとともに『本屋大賞』をはじめ14冠に輝いた。今年1月には続編となる『成瀬は信じた道をいく』を刊行し、こちらも発売前重版が決まるなど話題を集めている。今回で第21回目となる今回の本屋大賞は、2022年12月1日〜2023年11月30日の間に刊行された日本の小説が対象。一次投票を2023年12月1日より今年1月8日まで行い、全国の530書店、書店員736人が投票。その集計の結果、上位10作品が「2024年本屋大賞」ノミネート作品として選び、改めて二次投票では342書店より443人からの投票で今回大賞作品が決まった。■2024年ノミネート作品最終順位1位:『成瀬は天下を取りにいく』宮島未奈(新潮社)2位:『水車小屋のネネ』津村記久子(毎日新聞出版)3位:『存在のすべてを』塩田武士(朝日新聞出版)4位:『スピノザの診察室』夏川草介(水鈴社)5位:『レーエンデ国物語』多崎礼(講談社)6位:『黄色い家』川上未映子(中央公論新社)7位:『リカバリー・カバヒコ』青山美智子(光文社)8位:『星を編む』凪良ゆう(講談社)9位:『放課後ミステリクラブ1金魚の泳ぐプール事件』知念実希人(ライツ社)10位:『君が手にするはずだった黄金について』小川哲(新潮社)■歴代大賞作品(書名、著者、出版社※敬称略)第1回:『博士の愛した数式』小川洋子(新潮社)第2回:『夜のピクニック』恩田陸(新潮社)第3回:『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』リリー・フランキー(扶桑社)第4回:『一瞬の風になれ』佐藤多佳子(講談社)第5回:『ゴールデンスランバー』伊坂幸太郎(新潮社)第6回:『告白』湊かなえ(双葉社)第7回:『天地明察』冲方丁(角川書店)第8回:『謎解きはディナーのあとで』東川篤哉(小学館)第9回:『舟を編む』三浦しをん(光文社)第10回:『海賊とよばれた男』百田尚樹(講談社)第11回:『村上海賊の娘』和田竜(新潮社)第12回:『鹿の王』上橋菜穂子(KADOKAWA 角川書店)第13回:『羊と鋼の森』宮下奈都(文藝春秋)第14回:『蜜蜂と遠雷』恩田陸(幻冬舎)第15回:『かがみの孤城』辻村深月(ポプラ社)第16回:『そして、バトンは渡された』瀬尾まいこ(文藝春秋)第17回:『流浪の月』凪良ゆう(東京創元社)第18回:『52ヘルツのクジラたち』町田そのこ(中央公論新社)第19回:『同志少女よ、敵を撃て』逢坂冬馬(早川書房)第20回:『汝、星のごとく』凪良ゆう(講談社)
2024年04月10日ビームス(BEAMS)による“日本”のコト・モノ・ヒトを発信する「ビームス ジャパン(BEAMS JAPAN)」の常設店が、2024年4月6日(土)に広島・宮島に、4月26日(金)に神戸にオープンする。広島&神戸に「ビームス ジャパン」常設店オープン2016年、東京・新宿にオープンした「ビームス ジャパン」が、広島と神戸に進出。いずれも国内の名所・景勝地に地域共創型の店舗を出店するビームス ジャパン ゲート ストア(BEAMS JAPAN GATE STORE)プロジェクトによる常設店となる。それぞれの店舗では、その土地ならではのアイテムなど限定商品を展開する。「ビームス ジャパン 宮島」“宮島土産”の定番しゃもじやトートバッグ厳島神社のある安芸の宮島にオープンする「ビームス ジャパン 宮島」。2021年7月から約半年間、期間限定で出店していた老舗旅館「岩惣」の桜別館1階に、常設店としてカムバックする。店頭では、宮島土産として人気の宮島工芸製作所のしゃもじをはじめ、広島市平和記念公園に送られた折り鶴を用いた再生紙で作る御朱印帳、MIKASA製バレーボール生地を再利用したお守りケースやバッグなど限定アイテムがラインナップ。宮島の工芸品や名産品などを手掛ける地元事業者とのタッグにより、広島ならではのアイテムが勢揃いする。「ビームス ジャパン 神戸」神戸風月堂の銘菓「ゴーフル」が収まるゴーフルバッグなど「ビームス ジャパン 神戸」は、60周年を迎える神戸のランドマーク「神戸ポートタワー」にオープン。神戸所縁の企業とタッグを組み、店舗限定アイテムを多数取り揃える。たとえば、神戸風月堂(KOBE FUGETSUDO)の銘菓「ゴーフル」がぴったり収まるゴーフルバッグや、伝統工芸品の「播州そろばん」を作る、明治創業のダイイチによるキーホルダーなどを手に入れることができる。生まれ変わったビームス ジャパン ロゴマークの限定アイテムもビームス ジャパン8周年を記念して、ビームス ジャパンのロゴを「代々栄える」の意がこめられた縁起色である橙色を採用したデザインに刷新。太陽と富士山のデザインモチーフに、穏やかな水面を表現した3本線を描いている。そんな新たなロゴをあしらったアイテムも、ビームス ジャパン各店にてお目見え。ソックスや法被てぬぐい、富士山マグネットなど、ちょっとした手土産にはもちろん、海外の友達へのプレゼントにもぴったりなアイテムが展開される。【詳細】ビームス ジャパン 新店舗■「ビームス ジャパン 宮島」オープン日:2024年4月6日(土)所在地:広島県廿日市市宮島町南町374番地 岩惣 桜別館1F営業時間:10:00~17:00定休日:不定休TEL:0829-44-1560■「ビームス ジャパン 神戸」オープン日:2024年4月26日(金)所在地:兵庫県神戸市中央区波止場町5-5 神戸ポートタワー 2F営業時間:10:00~20:00(3月~11月)、10:00~18:00(12月~2月)TEL:078-977-7637
2024年04月06日和食【天扇】寿司【宮島鮨まいもん】フレンチ【SIMOSE French Restaurant】カフェ【Cafe Rob 広島宮島口店】日本料理【穴子と牡蠣まめたぬき】和食【天扇】地元産の旬の食材を使った寿司と日本酒を味わう地魚に加えて、広島牛を味わえる『おまかせにぎり』宮島のフェリー乗り場から徒歩8分の場所にある【天扇】。広島県産の食材を使った料理が楽しめることで、県内外を問わず多くの人が訪れる名店です。瀬戸内産の新鮮魚介を堪能できる『おまかせにぎり』や宮島産の牡蠣の風味を活かした『牡蠣汁』など、ここならではのメニューがそろっています。落ち着いた雰囲気の中、食事を楽しめる店内お店は、宮島の商店街から少し離れた場所にあり、隠れ家的な雰囲気も楽しめます。店内は、木のぬくもりが感じられる壁や柱に白いタイルのカウンターを合わせた、和モダンのデザインで統一。カウンター席からは坪庭も眺められるなど、ゆったりと食事を味わえるようになっています。天扇【エリア】宮島【ジャンル】和食【ランチ平均予算】7000円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】宮島口駅寿司【宮島鮨まいもん】瀬戸内海を眺めながらいただく創作寿司の数々旬の握りを堪能できるランチコース『安芸』。握りとパスタも楽しめる『瀬戸』もオススメ宮島口駅から徒歩5分の場所にある【宮島鮨まいもん】は、元イタリアンのシェフが手掛ける創作寿司を楽しめるお店。使うのは瀬戸内海、北陸などの多彩な食材。味だけでなく、見た目にもこだわった料理の数々を、広島の伝統工芸品である宮島焼や御砂焼などで提供してくれます。創作寿司を非日常的空間で味わえるお店は瀬戸内海沿いに立地。そのため、店内の窓からは宮島と厳島神社が見渡せるという絶好のロケーションになっています。店内にはカウンター10席とテーブル26席を用意。シックで落ち着いた雰囲気の中、ランチ、ディナーとも、こだわりの創作寿司をたっぷりと楽しめます。宮島鮨まいもん【エリア】廿日市市/大竹市【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】3500円【ディナー平均予算】9000円フレンチ【SIMOSE French Restaurant】瀬戸内海を一望にできるロケーションでいただく極上の一皿目で、舌で楽しめるメニューを豊富に取りそろえている大竹ICから車で5分の場所に店を構える【SIMOSE French Restaurant】。提供するのは、広島県産のトマトを使ったスペシャリテ『車海老とトマトのゼリー寄せ 赤ピーマンのソース』など、地元の食材をふんだんに味わえるフレンチメニュー。コースはお腹の具合に合わせて品数を選べるのもポイントです。明るい店内は瀬戸内海が一望のグッドロケーションお店は、10棟のヴィラや美術館などが一体となった複合施設【Simose Art Garden Villa】の広大な敷地の一角に立地。窓が大きく取られた店内は明るく、開放感のあるつくり。可動式のパーテーションも設置されているので、プライベートな空間として利用することが可能。30人前後から店舗の貸切利用もOKです。SIMOSE French Restaurant【エリア】廿日市市/大竹市【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】8000円【ディナー平均予算】16000円【アクセス】玖波駅カフェ【Cafe Rob 広島宮島口店】港が一望の店内でふわふわのパンケーキに舌鼓数多くそろうパンケーキの中でも定番人気の『クレームブリュレパンケーキ』宮島口駅から徒歩5分の場所にある【Cafe Rob 広島宮島口店】は、台湾パンケーキが自慢のお店。提供する当日に生地やクリームを手づくりするというこだわりのパンケーキは、ふわふわしゅわしゅわの食感が特徴。クリームがとろりと流れ出す、なだれパンケーキはSNSでも話題を集めています。明るく開放的な店内は港が見渡せるロケーションお店があるのは、宮島行きフェリー乗り場からすぐのビル2階。店内は、ドライフラワーやトルコランプなどがディスプレイされた非日常的空間です。明るい日差しが差し込む窓際には数多くのテーブル席を設置。港を見渡せる、抜群の眺望を思う存分楽しむことができます。Cafe Rob 広島宮島口店【エリア】廿日市市/大竹市【ジャンル】パンケーキ【ランチ平均予算】1500円【ディナー平均予算】-【アクセス】宮島口駅 徒歩5分日本料理【穴子と牡蠣まめたぬき】穴子や牡蠣など、宮島名物を堪能できる日本料理店宮島名物を一度に楽しめる『穴子と牡蠣フライの共宴』宮島桟橋からアクセスする表参道商店街にある【穴子と牡蠣まめたぬき】は、創業100年以上という歴史を持つ旅館に併設されたお店。穴子、牡蠣という宮島名物を使った料理の数々を提供しているほか、食材はできるだけ広島県産を使うというこだわりで、地産地消メニューなどを楽しませてくれます。広々とした空間で広島県産食材を使った料理を味わえるかわいいたぬきのイラストが描かれた看板をエントランスに設置。広々とした店内には、カウンター席とテーブル席が用意されています。木の温かみが感じられる空間に流れるのはジャズ。落ち着いた雰囲気の中で、穴子や牡蠣といった宮島名物を堪能することができます。穴子と牡蠣まめたぬき【エリア】宮島【ジャンル】和食【ランチ平均予算】2500円【ディナー平均予算】3500円※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2024年01月08日宮島醤油株式会社(本社:佐賀県唐津市、代表取締役社長:宮島治)はショートムービー第3弾「美味しいは、変わらない記憶だ。」をYouTubeにて2023年1月10日(火)12:00から公開いたしました。「美味しいは、変わらない記憶だ。」: 「美味しいは、変わらない記憶だ。」映像のコンセプトは「あの日、あの時、あの匂い」。役者を目指すも限界を感じている主人公かけるがかつて同じ夢と時間を共有した友人さとしと再会します。そして、さとしが作ってくれた2人にとって思い出の味であるチャーハンが、かけるの心に変化をもたらしていく様子を描いていきます。「美味しかった」記憶が改めて2人の絆を強め、「夢」という大きな壁に挑戦する活力になることを表現しています。第1弾、第2弾同様に監督は気鋭の映像クリエイター、奈良崎悠記(ならざきゆうき)がつとめます。第2弾の制作から社内横断的プロジェクトチームである「宮島醤油ブランディング加速化推進チーム」を中心に企画立案、制作を進行しています。◇奈良崎監督コメント好きな食べ物はなんですか?と聞かれたら、私は昔から「グラタン」と答えます。グラタンは月に数回しか会えなかった父がよく作ってくれた料理でした。今でも好きなのはきっと、味は勿論のこと、父に会える嬉しさが記憶に残り続けているからなのだと思います。『記憶というのは不変的で、その記憶に残る「美味しい」も時が経っても同じように変わらないものだ』という想いで本作を製作しました。第1作、2作の家族の話とは違い、本作は夢を追う同級生2人の話です。無我夢中で夢を追いかけていた記憶の中に残る「美味しい」を感じていただけたらと思います。映像を彩る音楽にはメジャーフィールドで活躍するピュアで繊細な歌声を持つシンガーソングライターのSincereを起用。R&B/Soulを軸に、多様性を感じる音楽を作り続ける女性シンガーです。◇Sincereコメント目標がある時は、できるだけ早くそれに向かいたいもの。けれど、急ぐほどゴールが遠く感じたり、人生そのものが止まっているように感じますよね。でも、ゆっくり進むことに焦らず、その過程を味わい、楽しんでみると結果、自分を見つめなおせたり…その過程そのものが未来の自分のためになってるわけで。そんな意味を込め「Slow Motion」というタイトルにしました。今回の宮島醤油さんとのコラボレーションは企画段階の絵コンテを見せていただいて、歌詞を書いたんです。はじめは同じ、その後、異なる道に進む二人が描かれていますが、いずれも正解だと思います。ゆっくりでも前に進む勇気、それがすごく素敵で。二人の思い出のチャーハン、その味決めにお醤油が出てきて、「今を味わう」というテーマが思い浮かんだんです。Sincere「美味しいは、変わらない記憶だ。」は、経済産業省「コンテンツグローバル需要創出促進・基盤整備事業費補助金(J-LOD補助金)」を活用し、総合エンターテインメント企業である株式会社ポニーキャニオンのプロデュースにより制作されました。株式会社ポニーキャニオンのオフィシャルアカウントによりYouTubeにて公開されます。2021年1月配信コンテンツ「美味しいは幸せの調味料だ」、2022年1月配信コンテンツ「美味しいは、オモイをつなぐ。」に続く、当社の社是「去華就実(きょかしゅうじつ)」を映像化するシリーズ第3弾です。◇宮島醤油ショートムービー「美味しいは、変わらない記憶だ。」概要配信日時 :2023年1月10日(火)12:00~配信方法 :(1)宮島醤油WEB(2)ポニーキャニオン公式YouTube監督 :奈良崎悠記(Juvenile.)出演者 :松尾敢太郎、川口大夢主題歌 :「Slow Motion」歌・作詞/Sincere 作曲/Sincere, 3rd Productions編曲/Mori Zentaroプロデューサー:村多正俊(株式会社ポニーキャニオン)ロケ地 :東京、佐賀県唐津市(佐賀県立唐津商業高等学校、浜玉など)◇第1弾「美味しいは幸せの調味料だ」、第2弾「美味しいは、オモイをつなぐ。」はこちら第1弾「美味しいは幸せの調味料だ」孫編「美味しいは幸せの調味料だ」第2弾「美味しいは、オモイをつなぐ。」「美味しいは、オモイをつなぐ。」■会社概要商号 : 宮島醤油株式会社代表者 : 代表取締役社長 宮島治所在地 : 〒847-0062 佐賀県唐津市船宮町2318番地創業 : 明治15年(1882年)6月設立 : 昭和25年(1950年)5月事業内容: 各種調味料・加工食品類の製造・販売(醤油・味噌・食酢・各種ソース・粉末スープ・液体スープ・焼肉のたれ・めんつゆ・ドレッシング・スパイス・缶詰・レトルト食品・冷凍食品・みりん・料理酒等)URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月10日ACQUA株式会社(代表取締役社長:中島 賢一朗、本社:広島県廿日市市)は2022年7月15日(金)、宮島管弦祭同時イベント「つなぐ線香花火」にて「宮島を想う花火(お福分け5本)」を発売開始いたします。つなぐ線香花火「打ち切られた宮島花火を過去の思い出にはしたくない」この一心で作った16本入の線香花火「宮島を想う花火(2021年7月発売)」の販売開始から約1年、多くの方々に花火をお楽しみいただく中で、「少なめも欲しい」というニーズの高まりを感じていました。そこで今回、思い切って5本入りの線香花火を「お福分け」という形で発売させていただきます。◆「宮島を想う花火(お福分け5本)」開発の背景昨年2021年の発売以降、花火に興味をお持ちのお客様から“友人に宮島みやげとしてあげたいけど16本だと少し多くて高い”“1人で楽しむには本数が多くて使い切れなさそう”というような声を多くいただいていました。そして、宮島並びに近隣の宿泊事業者様からは“宿泊客と夜の花火会開催をしてみたい”“客室縁側で花火を楽しむ宿泊プランを作ってみたい”など、線香花火を活用した素敵なアイディアがたくさん寄せられるようになりました。こういったお客様、事業者様からの要望が後押しとなり、今夏、「宮島を想う花火(お福分け5本)」発売を決定いたしました。◆「つなぐ線香花火」概要宮島管弦祭当日の夜、大鳥居、瀬戸内海を前景に線香花火の火玉をリレーして楽しむイベント。参加者には花火をお1人2本ずつ無料で差し上げます。参加できなかったご家族、ご友人用に博多屋店頭にて「宮島を想う花火(お福分け5本)」を販売いたします。主催 : 博多屋( )開催日時 : 2022年7月15日(金)(旧暦6月17日)19時より花火リレースタート予定開催場所 : 宮島 有ノ浦海岸花火受渡し時間 : 18:00~18:45花火受け渡し場所 : 博多屋店頭(広島県廿日市市宮島町459)無料券配布場所 : 博多屋及び島内旅館、宮島口近隣宿泊施設つなぐ線香花火詳細ページ: ※「つなぐ線香花火」開催以降は「宮島花火のお店(自社ECサイト)」「はつこいマーケット」等で販売いたします。・宮島花火のお店 ・はつこいマーケット(広島県廿日市市宮島口1丁目11 宮島口旅客ターミナル) ◆製品情報製品名 : 宮島を想う花火(お福分け5本)内容量 : 線香花火5本入り価格 : 800円(税込み)販売者 : ACQUA株式会社ブランドサイト: 商品サイズ : 線香花火本体 長さ 約210mm入れ物 横43mm×縦275mm宮島を想う花火(お福分け5本)【お客様からのお問い合わせ先】商号 : ACQUA株式会社TEL : 0829-34-4838お問い合わせフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月06日ダンスボーカルグループ・ORβITの宮島優心が、ミュージカル「マギ」-迷宮組曲(ダンジョンクミキョク)-の主演を務めることが22日、明らかになった。同作は大高忍による人気漫画の初ミュージカル化作。突如現れ世界中に点在するという“迷宮”(ダンジョン)に隠された究極の“秘宝”を求めて、砂漠を旅する不思議な少年・アラジン(宮島優心)と、迷宮を攻略し一攫千金を夢見るアリババ(猪野広樹)の2人が、冒険へと旅立っていく。主演の宮島は砂漠を旅する不思議な少年・アラジンを演じる。また迷宮を攻略し一攫千金を狙う若者・アリババ役に猪野広樹、最強の狩猟民族ファナリスの少女・モルジアナ役にAKB48の岡田奈々が決定した。モルジアナの雇用主であり傲慢かつ非道な領主・ジャミル役に川久保拓司、アリババの幼馴染でもあり「霧の団」の幹部・カシム役に廣瀬大介が決定し、アラジンの笛の中に住むジンのウーゴくんとして、アニメ版で同役を担当している森川智之が声で出演。ほか、ブーデル(長友光弘)、ババ様(杉本美保)、ゴルタス(小野塚渉悟)、練白瑛(田中志奈)、ジュダル(手島章斗/SOLIDEMO)が出演する。演出はミュージカル「ヘタリア」、王室教師ハイネ-THE MUSICAL-などを手掛けた吉谷晃太朗、脚本・作詞は浅井さやかが務める。東京公演は天王洲 銀河劇場にて6月3日〜6月12日、大阪公演は森ノ宮ピロティホールにて6月18日〜6月19日。○演出:吉谷晃太朗 コメントめくるめく魔導冒険奇譚の世界。どうぞアトラクションを体験するようなワクワク、ドキドキしたお気持ちで劇場にお越し下さい。活気に溢れた街も、広がる草原も、恐ろしい迷宮(ダンジョン)も、視覚的、聴覚的演出をフル導入して、1シーン1シーンを感動的に立体的に演出します。さあ、アラジンと一緒に魔法のターバンに乗って冒険しましょう。ミュージカル「マギ」はあなたを不思議な世界へ誘います。○脚本・作詞:浅井さやか コメント脚本・歌詞を執筆しながら何度も、アリババやモルジアナの「葛藤」に共感し「覚悟」に勇気づけられ、アラジンの真っすぐな瞳に救われました。地平線に沈む太陽。荒野に吹く風。砂漠を渡るキャラバン。賑やかなバザール。――…突如現れる迷宮(ダンジョン)。思い描くだけで、心が勝手に冒険を始めてしまうような夢とロマンに溢れた世界。舞台の上でどのように描かれるか…?!お客様と一緒に冒険できる(観劇する)日を楽しみにしております。○宮島優心 コメント中学生の時に原作の漫画を読んでいて、本当に大好きな作品です。改めて読み返してみて、仲間の優しさや温かさを感じられる物語で、心が洗われました。可愛いけれど強い芯を持っているアラジンが、大人になり忘れつつある「無邪気な心」を僕にまた思い出させてくれました。漫画のファンなのでとても嬉しい反面、大きなプレッシャーも感じておりますが、精一杯演じさせて頂きます! 原作を読んだ時のあの感動を、ミュージカルとしてお届けします! ぜひ、劇場に足を運んでください。○猪野広樹 コメントそれぞれが得意とする武器を引っ提げて様々なジャンルから集まってきたキャストの皆様と作品を作らせて頂けること、光栄に思います。 マギの雰囲気を座組全体で作り出し、お客さまが一瞬にして世界観へ引き込まれる様な舞台にしたい。そして、一攫千金を夢見るアリババに共感しない俳優はいないんじゃないかと思います。彼から滲み出る品の良さや人柄の良さだけに限らず、弱い部分や見せたくない部分をしっかりと作り上げていきます!圧倒的な作品に仕上げます。劇場にぜひ遊びに来てください。○岡田奈々 コメント無口で無表情なモルジアナが段々心を開いていき年相応の可愛らしい表情が見えた時に、思わずきゅんとしました。そして強靭な身体能力と精神力を備え、沢山の人を助けるカッコ可愛いヒロインなところが、私は大好きです。自分と似ているなぁと感じるところは、正直全くありません ! 笑 なので、自分にとって難しい挑戦になりそうです。不安なことは沢山ありますが、私が一番やってみたかった2.5次元ミュージカルに出演できるということで、気合いを入れてこの作品に挑みたいと思います!(C)大高忍・小学館/ミュージカル「マギ」製作委員会
2022年03月22日ブルガリ(BVLGARI)は、現代美術作家の宮島達男とコラボレーションした腕時計「ブルガリ オクト フィニッシモ 宮島達男 日本限定モデル」コレクションを発売。チタン、セラミック製ケースの自動巻きモデルを各120本限定で2022年1月より発売する。現代美術作家・宮島達男とコラボレーション今回ブルガリがタッグを組むのは、デジタルカウンターを用いたインスタレーションや作品制作で知られる現代アーティストの宮島達男。宮島達男は「それは変化し続ける」「それはあらゆるものと関係を結ぶ」「それは永遠に続く」という3つのコンセプトのもと、1から9までの数字の変化を永遠に繰り返す作品を通して、普遍的な“生と死”の循環や、時間の永遠性、連続性を表現している。デジタル数字を配した文字盤、“時間の永遠性”を表現「オクト フィニッシモ 宮島達男 日本限定モデル」の腕時計には、宮島達男の表現する“時間の永遠性”の概念を落とし込んだ。ベースモデルの「オクト」は、ラテン語で“8”を意味する八角形フォルムのウォッチ。ダイヤルには、無限大や永遠、再生を象徴する数字でもある「8」をシンボリックにフィーチャーしている。ダイヤルにあしらわれた数字の「8」は、デジタル数字の枠組みとなる“型”でもあり、見た人が変化していく様々な数字を連想できるようなデザインとなっている。ムーブメントが見えるミニッツリピーターモデルもチタニウムケース、セラミックケースのモデルに加え、3本限定でミニッツリピーターウォッチも発売。ミニッツリピーターモデルは、デジタル数字のカットアウトを施し、中のムーブメントが見える仕様となっており、時計の機械的な仕組みとデジタル数字の関係性をよりダイレクトに表現した。この特別な腕時計が誕生するにあたって、限定動画を公開。日常に欠かせない“数字”を使って表現する宮島の感性と、そこから生まれた“永遠性”に触れる「8」を用いたデザインについて、宮島ブルガリのデザイナー ファブリツィオ・ボナマッサ・スティリアーニが語る。【詳細】ブルガリ オクト フィニッシモ 宮島達男 日本限定モデル発売時期:2022年1月・チタニウム 2,024,000円 ※日本限定120本ケース:径40mm、厚さ5.00mm、サンドブラスト加工を施したチタニウム製ケースとベゼルキャリバー:BVL138 機械式マニュファクチュールムーブメント、自動巻き防水性:30m振動数:毎時21,600振動 パワーリザーブ:約60時間・セラミック 2,211,000円 ※日本限定120本ケース:径40mm、厚さ5.50mm、セラミック製ケースとベゼルキャリバー: BVL138 機械式マニュファクチュールムーブメント、自動巻き防水性:30m振動数:毎時21,600振動 パワーリザーブ:約60時間■オクト フィニッシモ ミニッツリピーター 宮島達男 日本限定モデル発売時期:2021年11月価格:22,770,000円(予価) ※日本限定3本ケース:径40mm、厚さ6.60mm、サンドブラスト加工を施したチタニウム製ケースとベゼルキャリバー:BVL362 機械式マニュファクチュールムーブメント、手巻き防水性:50m振動数:毎時21,600振動パワーリザーブ:約42時間【問い合わせ先】ブルガリ ジャパンTEL:03-6362-0100
2021年12月24日右)©Anna Kuceブルガリと日本の間には特別な繋がりがいつも存在しました。“bello e ben fatto (美しいもの、巧みに作られたもの)”を讃え、卓越したものを伝える日本とブルガリの出逢いにより、ここ数年で多くの偉業を成し得てきました。その中で音楽家や画家など日本人芸術家とのコラボレーションを通じたいくつかの限定モデルのオクト フィニッシモが誕生しました。このたび、ブルガリは世界で活躍する現代美術作家、宮島達男氏を迎え、「ブルガリ オクト フィニッシモ 宮島達男 日本限定モデル」コレクションを発表いたします。宮島達男氏は、「それは変化し続ける」「それはあらゆるものと関係を結ぶ」「それは永遠に続く」という3つのコンセプトに基づき、1980年代より1から9までの数字が変化するLED(発光ダイオード)のデジタルカウンターを使用したインスタレーションや作品の創作を行っています。作品のモチーフであるデジタル数字は、0が表示されず1から9の変化を永遠に繰り返すことで人間にとって普遍的な「生」と「死」の循環や、時間やライフサイクルの永遠性、連続性を示唆しています。「オクト フィニッシモ 宮島達男 日本限定モデル」 コレクションは、宮島氏とブルガリのクリエイティブな協同作業により生まれた唯一無二のプロダクトです。このタイムピースは、チタンやセラミックで作られています。ミニマルで洗練されたデザインは、宮島氏の作品のアプローチと同じ思想を基盤とするものです。「人類は、自然界には存在しなかった『数』を発明したと言われている。数を数えられるようになり、昨日や明日、10日後などの日数の区別がつき、人はついに『時間』を認識するようになった。今回のOCTOデザインでは、この根源的な『数』をモチーフに、私がいつも作品で使用する7セグメントのデジタル数字を文字盤に配置した。この7セグメントのデジタル数字は、7つのパーツ1組でありながらしかも、1-9までのすべての数字を表現できる。今回、自動巻きモデルでは、そのデジタル数字をブラックとグレーの地の上に、型押ししてある。見る人が様々に変化する数字を自由に連想できるように特定の数字や色に言及せず数字の型のみを表した。また、ミニッツリピーターモデルでは、文字盤をデジタル数字で切り抜き中のムーブメントを覗き見えるようにしてある。時計のメカニックとデジタル数字とのダイレクトな関係性から変化する数字を連想してもらいたい。いずれにしても、これら『7セグメントのデジタル数字』と『時』の関係に思いを馳せ『腕にある無限の時間』を感じてもらいたい 」宮島達男八角形の優美で幾何学的なフォルムを持つ「オクト」は、ラテン語で 8を意味し、ヨーロッパでは無限大・永遠・再生の象徴とされ、アジアでも縁起の良い数字とされています。今回のコラボレーションでも「8」をデザインのシンボルとして取り入れ、宮島氏の作品のコンセプトでもある「永遠性」がリンクし、シンプルな中にも「8」の数字が持つ力強いメッセージが込められています。「オクト フィニッシモ 宮島達男 日本限定モデル」 コレクションは、チタン、セラミック製ケースの自動巻きモデルをそれぞれ120本限定、ミニッツリピーターを3本限定で2021年11月より順次発売いたします。宮島達男現代美術家1986年 東京藝術大学大学院修了。1988年 ヴェネツィア・ビエンナーレ、新人部門に招待され、デジタル数字を用いた作品で国際的に注目を集める。以来、国内外で数多くの展覧会を開催。世界30カ国250か所以上で作品を発表している。1997年 ジュネーブ大学コンペティション優勝。1998年 第5回日本現代芸術振興賞受賞。1998年 ロンドン芸術大学名誉博士授与。2006-2016年 東北芸術工科大学副学長。2012-2016年 京都造形芸術大学副学長。代表作に「メガ・デス」など。また、長崎で被爆した柿の木2世を世界の子どもたちに育ててもらう活動「時の蘇生・柿の木プロジェクト」も推進している。アーティストサイト:tatsuomiyajima.com【オクト フィニッシモ 宮島達男 日本限定モデル チタニウム】品番 SAP103569価格 202万4,000円 (税込)ケース 径 40mm、厚さ 5.00mm、サンドブラスト加工を施したチタニウム製ケースとベゼルサンドブラスト加工を施したチタニウム製リューズにセラミック製インサート宮島氏のサインがプリントされたシースルーバックケースダイアル 数字の“8”をレーザーテクスチャリング加工したチタニウム製ダイアルキャリバー BVL138 機械式マニュファクチュールムーブメント、自動巻き直径36.60mm、厚さ2.23mm、プラチナ製マイクロローター、ペルラージュ仕上げコート・ド・ジュネーブ装飾、面取り仕上げ、時・分・秒(スモールセコンド)振動数 毎時21,600振動パワーリザーブ 約60時間ブレスレット サンドブラスト加工を施したチタニウム製ブレスレット、フォールディングバックル防水性 30m防水発売時期 2022年1月限定数 120本【オクト フィニッシモ 宮島達男 日本限定モデル セラミック】品番 SAP103563価格 221万1,000円 (税込)ケース 径 40mm、厚さ 5.50mm、セラミック製ケースとベゼルセラミック製リューズとインサート、宮島氏のサインがプリントされたシースルーバックケースダイアル 数字の“8”をレーザーテクスチャリング加工、およびPVDコーティングを施したセラミック製ダイアルキャリバー BVL138 機械式マニュファクチュールムーブメント、自動巻き直径36.60mm、厚さ2.23mm、プラチナ製マイクロローター、ペルラージュ仕上げコート・ド・ジュネーブ装飾、面取り仕上げ、時・分・秒(スモールセコンド)振動数 毎時21,600振動パワーリザーブ 約60時間ブレスレット セラミック製ブレスレット、フォールディングバックル防水性 30m防水発売時期 2022年1月限定数 120本【オクト フィニッシモ ミニッツリピーター 宮島達男 日本限定モデル】品番 SAP103568価格 2,277万円 (税込・予価)ケース 径 40mm、厚さ 6.60mm、サンドブラスト加工を施したチタニウム製ケースとベゼルサンドブラスト加工を施したチタニウム製リューズにセラミック製インサートチタニウム製プッシュボタン、宮島氏のサインがプリントされたシースルーバックケースユニークナンバーの刻印(No.1-3)ダイアル 数字の“8”の字にくり抜いたチタニウム製スケルトンダイアルキャリバー BVL362 機械式マニュファクチュールムーブメント、手巻き直径28.50mm、厚さ3.12mm、ミニッツリピーター(2ハンマー)、ペルラージュ仕上げコート・ド・ジュネーブ装飾、面取り仕上げ、時・分・秒(スモールセコンド)振動数 毎時21,600振動パワーリザーブ 約42時間ブレスレット サンドブラスト加工を施したチタニウム製ブレスレット、フォールディングバックル防水性 50m防水発売時期 2021年11月限定数 3本お問い合わせ先:ブルガリ ジャパン 03-6362-0100 企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2021年12月18日展覧会「虹をかける:原美術館コレクション」が、群馬・渋川市の原美術館ARCにて、2021年4月24日(土)から2022年1月10日(月・祝)まで開催される。原美術館とハラ ミュージアム アークが「原美術館ARC」として集約40余年の歴史を歩んできた東京・品川の原美術館と別館のハラ ミュージアム アークが統合され、2021年4月、群馬県の地で「原美術館ARC」として再スタートを切る。豊かな自然の中にたつ「原美術館ARC」は、漆黒の建物それ自体が美術品のように美しく、館内には、書院造をモチーフとした特別展示室「觀海庵」などが設けられている。設計は世界的建築家・磯崎新が手掛けた。“虹”をテーマに、多彩な作品を紹介する最初の展覧会「原美術館ARC」としての初めての展覧会は、多様性や共存、平和の象徴ともいえる“虹”をテーマとし、現代美術を集めた「原美術館コレクション」と、国宝・重要文化財を含む東洋古美術からなる「原六郎コレクション」の中から、様々な国籍や文化を背景に持つアーティストたちの作品を紹介する。なお、本展は第1期と第2期に分かれており、各期で異なる作品に出会うことができる。約1,000点から構成される「原美術館コレクション」「原美術館コレクション」は、1950年代以降の世界各国の現代美術を、原美術館設立当初から収集し続けてきたものだ。理事長・原俊夫独自の視点で選ばれた絵画、彫刻、写真、映像、インスタレーションなど約1,000点で構成される。「虹をかける:原美術館コレクション」展では、2018年の「現代美術に魅せられて」展で出品されたものや、惜しくも中止となった原美術館最後の収蔵品展に展示する予定だった作品群を中心に紹介する。草間彌生、蜷川実花、荒木経惟、安藤正子、ジム ランビー、クリスチャン ボルタンスキーらに加え、原美術館でも人気を博した奈良美智や宮島達男の作品もリニューアルし展示される。狩野探幽や円山応挙らの作品が揃う「原六郎コレクション」一方「原六郎コレクション」では、明治時代の実業家である原六郎が収集した古美術から、中国陶磁の真髄を伝える国宝「青磁下蕪花瓶」、浮世絵美人図の先駆けとなる重要文化財「縄暖簾図屏風」をはじめとする近世日本絵画や書、工芸を所蔵している。本展では、近世日本の住宅に特徴的な書院造をモチーフとした展示室で、狩野派の日本絵画や円山応挙の大作画巻「淀川両岸図巻」といった作品と現代美術の競演を楽しむことができる。【詳細】展覧会「虹をかける:原美術館コレクション」会期:第1期 2021年4月24日(土)~2021年9月5日(日)、第2期 2021年9月11日(土)~2022年1月10日(月・祝)会場:原美術館ARC住所:群馬県渋川市金井2855-1TEL:0279-24-6585休館日:木曜日(祝日と8月を除く)、展示替え期間、1月1日(土)入館料:一般 1,100円、大高生 700円、小中生 500円、70 歳以上 550円※原美術館メンバーシップ会員は無料、学期中の土曜日は群馬県内の小中学生の入館無料※ぐーちょきパスポートを提示、障がいのある人は特別料金規定あり※団体については問い合わせ※伊香保グリーン牧場とのセット券(一般 1,800円、大高生 1,500円、中学生 1,400円、小学生 800円)※カフェ、ミュージアムショップのみ利用の場合も原美術館ARC への入館料が必要。【出品作家(予定)】全期:アニッシュ カプーア「虚空」、草間彌生「ミラールーム(かぼちゃ)」、宮島達男「時の連鎖」、森村泰昌「ロンド ネオ」(仮題)、奈良美智「My Drawing Room」、鈴木康広「日本列島のベンチ」、束芋「真夜中の海」第1期(春夏季)現代美術:艾未未(アイ ウェイウェイ)、カレル アペル、アルマン、今井俊満、トム ウェッセルマン、アンディ ウォーホル、エロ、河原温、工藤哲巳、篠田桃紅、篠原有司男、ジャスパー ジョーンズ、杉本博司、須田悦弘、ジャン デュビュッフェ、ルイーズ ニーヴェルスン、ナム ジュン パイク、ルチオ フォンタナ、ジャクソン ポロック、クリスト、三木富雄、ロバート メイプルソープ、ロバート ラウシェンバーグ、ジム ランビー、李禹煥(リ ウファン)、ロイ リキテンシュタイン、ジェームス ローゼンクイスト、マーク ロスコなど古美術:狩野探幽「龍虎図」、円山応挙「淀川両岸図巻」など第2期(秋冬季)現代美術:荒木経惟、安藤正子、アドリアナ ヴァレジョン、フランチェスカ ウッドマン、加藤泉、加藤美佳、アンゼルム キーファー、ウィリアム ケントリッジ、マリック シディベ、周鉄海(シュウ テイハイ)、崔在銀(チェ ジェウン)、ジェイソン テラオカ、ミカリーン トーマス、蜷川実花、クリスチャン ボルタンスキー、ジョナサン ボロフスキー、増田佳江、やなぎ みわ、柳幸典、米田知子、横尾忠則、ピピロッティ リスト、ジャン=ピエール レイノーなど古美術:狩野派「雲龍図」、狩野派「層嶺瀑布図」など
2021年03月25日六本木の森美術館で『STARS展:現代美術のスターたち―日本から世界へ』が開かれています。世界で活躍する6人のアーティスト(草間彌生、李禹煥〈リ・ウファン〉、宮島達男、村上 隆、奈良美智、杉本博司)による初期作から最新作まで見られるゴージャスな展覧会、その詳細をレポートします!トップバッターは、あの巨匠!【女子的アートナビ】vol. 183『STARS展』、入場するとまずは現代アートの巨匠、村上隆のかわいいフィギュア作品がお出迎え。さらに広い空間に出ると、村上ワールドが全開です!壁には、おなじみのポップな花のキャラクターが描かれた最新作《ポップアップフラワー》が掛かり、中央には巨大な像が2体、展示されています。さらに展示室を進んでいくと、全裸少年のフィギュア彫刻が目の前に!少年は左手で男性器を握っていますが、その先から精液のような物体が頭上まで吹き出しています。本作品は1998年作の《マイ・ロンサム・カウボーイ》。同名作品が2008年に約16億円で落札されて話題となりましたが、実物を間近で見るとインパクトがすごいです。肉体が妙にリアルなので、作品を凝視してよいものか、ちょっと心がざわつきました。このような作品は、どう解釈したらいいのでしょう?わからないときに役立つのが音声ガイドです。同展では、自分のスマホに音声ガイドをダウンロードして聞くことができます。(税込¥500)作品解説だけでなく、アーティスト本人のインタビューも収録されている豪華版。さっそく村上さんの話を聞いてみると、《マイ・ロンサム・カウボーイ》のような性をデフォルメした作品は、日本美術の「浮世絵」とも関係があるとのこと。詳しくは、ぜひ会場で作品を見ながら音声ガイドを聞いてみてください。割れたガラスと石が…次の展示室に入ると、一転して静かな雰囲気に様変わり。韓国で生まれ日本で活動しているアーティスト、李禹煥(リ・ウファン)の絵画と立体作品が展示されています。割れたガラスの上に大きな石が置いてある作品《関係項》は、初期につくられた代表作のひとつ。木や石など素材そのものを提示する「もの派」と呼ばれる芸術動向の思想が現れた作品です。ありていにいえば、単に物体が置いてあるだけなのですが、何か静かに訴えてくるものがあり、村上作品とは違う意味で心がざわつきます。ふたりの個性派作家の作品を見たあとは、アーカイブ展示のコーナーへ。ここでは、6名のアーティストたちが出展した展覧会のカタログや展示風景写真など、彼らの活動歴を見ることができます。さらに、海外で開かれた日本の現代美術展の概要や展示資料なども紹介されています。草間彌生&宮島達男続いて登場するのは、草間彌生の作品群。アメリカで活動していた1960年ごろの初期作品から2019年の作品まで、絵画や立体作品、鏡のインスタレーションなどが展示されています。ひとつの空間に各年代の草間作品が集結している光景は、まさに圧巻!個性的な作品のひとつひとつがぶつからず、見事に調和した展示方法もすばらしいです。ちなみに、この展覧会は一部を除いて写真撮影OK。カラフルな草間作品は、「映え」ること間違いなしです!草間ワールドを抜けると、今度は少し暗めの空間が待ち受けています。この作品は、宮島達男の《「時の海―東北」プロジェクト(2020東京)》。東日本大震災の犠牲者を鎮魂し、震災の記憶を継承していくことを願って制作されたインスタレーションです。緑や青のLEDランプは海のイメージを表しているとのこと。実はこのLEDはすべてデジタルの数字カウンターで、1から9、あるいは9から1へとカウントして0のときは暗くなります。この暗闇になる瞬間が「死」で、作家のコンセプトである「時間」や「生命の永遠」を表現しています。本作品は、東北の被災された人たちと一緒に制作し、現在も進行しているプロジェクト。今後も発展し、最終的には東北沿岸部の海の見える場所に設置することを目指しているそうです。奈良美智&杉本博司続いて、奈良美智の展示室へ。初期のドローイングや新作の大型肖像画、さらに巨大なインスタレーション作品も見ることができます。こどもや動物などがモチーフになっていて、色彩もパステル調なので、優しくあたたかい感じがする奈良作品。一見すると「かわいい」のですが、こどもの目がうつろだったり、悲しそうだったりして、あまり幸せそうには見えません。ちょっと闇を抱えているような彼らの表情を見ていると、想像力をかきたてられます。最後は、杉本博司の展示室へ。初期の代表的な「ジオラマ」シリーズの写真作品や、2020年に制作された初映画作品《時間の庭のひとりごと》などを見ることができます。写真家のイメージがあるアーティストですが、建築や造園、古美術や古典芸能にも造詣が深く、パリ・オペラ座で舞台演出をしたり、展覧会の会場構成を手がけたりと、多彩な活動をされています。2017年には、彼の創作活動をまとめた「小田原文化財団 江之浦測候所」が小田原にオープン。70代になっても、世界から注目を集め続けている現代美術家です。刺激的な展覧会へ!この展覧会には現代美術界のスター6人の作品が集結しているので、どの展示室も濃くて見ごたえがあります。作品から出てくるパワーも刺激も強いので、体調を整えてから見に行くことをおすすめします。なお、森美術館では入館前に検温チェックなどがあります。9月末現在、事前予約は不要となっていますが、最新情報を公式サイトで確認してからお出かけください。Information会期:~ 2021/1/3(日)会期中無休時間:10:00~22:00(最終入館 21:30)※火曜日のみ17:00まで(最終入館 16:30)場所:森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)チケット:一般¥2,000、高校・大学生¥1,300( 9月21日(月)~10月31日(土)は「STARSの学割」を実施、特別割引料金¥650)子供(4歳~中学生)¥700、65歳以上¥1,700公式サイト: www.mori.art.museum
2020年10月02日首都圏の美術館では12年ぶりに開催される宮島達男の大規模個展『宮島達男 クロニクル 1995−2020』が、千葉市美術館の開館25周年記念として12月13日(日)まで開催されている。宮島達男は、LED(発光ダイオート)のデジタル・カウンターを使用した作品で、世界的に高く評価されている現代美術作家。1980年代より、「それは変化し続ける」「それはあらゆるものと関係を結ぶ」「それは永遠に続く」という 3 つのコンセプトに基づき、これまで30ヶ国250ヶ所以上で作品を発表してきた。作品のモチーフであるデジタル数字は命の輝きをあらわしており、0 が表示されず、1から9の変化を永遠に繰り返すことで、人間にとって普遍的な問題である「生」と「死」の循環を見る者に想像させる。同展では、「クロニクル(年代記)」をテーマに、1995年から2020年までに発表された約40点の作品を展示。LED作品をはじめ、パフォーマンス映像、アートと社会を結ぶプロジェクトのほか、宮島が近年構想してきた「不確定性」をテーマとした 2020 年の最新作、海外でしか発表されていなかった日本初公開の作品や、杉本博司、李禹煥、河原温ら、千葉市美術館が所蔵する作品とコラボレーションした作品が紹介される。また、自分の死ぬ年月日を想像して入力する《Deathclock》や、CG による数字が空間を自由に飛び回る《Floating Time》など、美術館でしか体験できない作品に参加することもできる。作家本人による講演会やアーティストトークなど関連イベントも開催。25年にわたり宮島が追求してきた多様な表現と通底するメッセージに、あらためて対峙してみてはいかがだろうか。【開催情報】『千葉市美術館拡張リニューアルオープン・開館25周年記念 宮島達男 クロニクル 1995−2020』12月13日(日)まで千葉市美術館にて開催【関連リンク】千葉市美術館( )宮島達男《地の天》1996年 千葉市美術館蔵 Photo by Nobutada Omote宮島達男《Counter Skin on Faces》2019/2020年 Courtesy of Akio Nagasawa Gallery Photo by Siliang Ma宮島達男《Innumerable Life/Buddha MMD-03》2019年 Courtesy of SCAI THE BATHHOUSE Photo by Nobutada Omote宮島達男《Innumerable Life/Buddha MMD-03》(部分)2019年 Courtesy of SCAI THE BATHHOUSE Photo by Nobutada Omote宮島達男《Counter Voice in Chinese Ink》2018/2020年 Courtesy of Akio Nagasawa Gallery Photo by Siliang Ma宮島達男《Life (le corps sans organes) - no.18》2013年 Courtesy of SCAI THE BATHHOUSE Photo by Ken Adlard
2020年09月23日123456789…。赤いLEDカウンターがランダムにカウントする1から9までの数字。これは、いったい何を表しているのだろう?この夏、リニューアルオープンし、開館25周年を迎える千葉市美術館で、現代美術家・宮島達男の四半世紀を振り返る展覧会『宮島達男 クロニクル 1995‐2020』が開かれる。1988年のヴェネチア・ビエンナーレにLEDカウンターを使った作品を出展して以来、約30か国、およそ250か所で、数字をモチーフとした作品を発表してきた。これまでにも世界の主要な美術館で個展を開催し、国際的にも常に注目されるアーティストだ。赤、緑、青に輝くデジタルの数字は、時には展示室に設置されたプールの底に沈み、暗い室内の空中を舞い、高層ビルの外壁に映し出される。作家が投げかけるテーマは変わらない。それは「死」と「生」について。ランダムに行き交う数字がカウントするのは、私たちが死を迎えるまでの時間。そして、東日本大震災後にスタートしたプロジェクト「時の海―東北」で試みられているように、忘れがたい、風化させたくない過去の日付、時刻だ。それらをじっと見ていると、やがて数字そのものが命として輝き、消え、移り変わっていくようだ。会場では、2020年の新作、日本初公開の作品に加え、会場で観客が自らの死亡年月日を想像して入力する《Deathclock》、CGで合成された数字が空間を飛び回る《Floating Time》など、観る側が参加できる作品も。決して目で見ることができない「時」に対し、「数字」を通して向かい合ってみること。観る人一人一人にとって、大切な意味を持つ体験になりそうだ。宮島達男《Innumerable Life/Buddha MMD‐03》(部分)2019年Courtesy of SCAI THE BATHHOUSEPhoto by Nobutada Omote1から9の数字は時間、命そのもの。0はブランクとして表され、死を意味する。無数の数字は無数の命が生と死を繰り返していくさまを表現。宮島達男《地の天》1996年千葉市美術館蔵Photo by Nobutada Omote亡くなった恩師を追悼する作品。宇宙を模した暗闇に、青いLEDの数字が星座のように浮かぶ。宮島達男《Counter Voice in Chinese Ink》2018/2020年Courtesy of Akio Nagasawa GalleryPhoto by Siliang Ma東京藝術大学在学中、街中でのパフォーマンスから作家活動をスタート。最新作では「不確定性」をテーマに。千葉市美術館千葉県千葉市中央区中央3‐10‐89月19日(土)~12月13日(日)10時~18時(金・土曜は~20時。入場は閉館の30分前まで)10月5日(月)・19日(月)、11月2日(月)・16日(月)、12月7日(月)休一般1200円ほかTEL:043・221・2311※『anan』2020年9月23日号より。文・松本あかね(by anan編集部)
2020年09月16日話題のスポットやエンタメに本誌記者が“おでかけ”し、その魅力を紹介するこの企画。今回は、日本現代美術のスター作家6人(展示順に、村上隆、李禹煥、草間彌生、宮島達男、奈良美智、杉本博司)の軌跡をたどる「STARS展」へ行ってきました。■「STARS展:現代美術のスターたち−日本から世界へ」2021年1月3日まで六本木・森美術館にて開催中本展は作家の貴重な初期作品と最新作を展示しており、作家たちの歴史を負うことができます。最初の展示室は村上隆さんの作品群です。壁に広がる大きな2作品は本展のために描かれた新作。とにかくパワフルな世界観に圧倒されます。次は李禹煥さんの展示室です。白の砂利が敷き詰められていて、一転してとても静かな空間。まるで時が止まったかのよう。草間彌生さんの展示室には中央に、’60年代ニューヨークを拠点にしていたころの立体作品が。水玉模様で知られる草間作品ですが、それ以外の作品にも触れられる内容です。どんどん進んでいくと暗闇のなかでライトが発光。LEDを使った作品で知られる宮島達男さんの展示室です。3・11の犠牲者の鎮魂を祈るインスタレーションがありました。そして奈良美智さん。かわいくて毒っけのある作品群とあってか、多くの方が写真を撮っていました。本展は一部を除いて写真撮影が可能なのです!最後は杉本博司さん。四季折々の美しさが収められた江之浦測候所の映像作品は浄化作用があるのか記者はすがすがしい気持ちに。レジェンドが集結した本展。現代美術とはなんぞや……といった初心者(記者もそう)にも楽しめる見応えたっぷりの展覧会でした。「女性自身」2020年9月22日 掲載
2020年09月14日「STARS展:現代美術のスターたち──日本から世界へ」が、六本木の森美術館にて、2020年7月31日(金)から2021年1月3日(日)まで、事前予約制で開催される。 なお、当初は2020年4月23日(木)から9月6日(日)までの会期を予定していたが、変更となった。草間彌生や村上隆、奈良美智など6名のスターが集結「STARS展:現代美術のスターたち──日本から世界へ」では、現代美術界において国際的に活躍するアーティスト6名を特集。登場するのは、反復性を特徴にポップな色彩でかぼちゃや草花を表現した作品を手がける草間彌生、生産を否定し、ものや素材そのものを提示する「もの派」の李禹煥(リ・ウファン)、数字が変化するデジタルカウンターのインスタレーションを発表する宮島達男。そして、美術史の文脈を汲みつつサブカルチャーを基盤とする作品制作に臨み、ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)などファッションブランドともコラボレーションしている村上隆、子供や動物など権力構造から逃れた存在を描く奈良美智、コンセプチュアルな写真作品をはじめ、建築、伝統美術、古典芸能など幅広く表現活動を行う杉本博司だ。まさに“現代美術のスター”である6名がそれぞれ辿ってきた軌跡を、初期作品と最新作を中心に紹介する。アートファンにも現代美術初心者にもおすすめ超大物アーティストの作品が一堂に会し、大型インスタレーションや迫力の映像など、体感型の作品展示も行われる「STARS展:現代美術のスターたち──日本から世界へ」は、アートファンはもちろんのこと、現代美術初心者にもおすすめ。国際的な評価を受ける、第一線で活動するアーティストの活動歴や作品を、一度に目の当たりにできる。日本の現代美術が海外に受容されるまでさらに、1950年代から今日まで、海外で開催された主要な日本現代美術展に関する資料も展示し、時代ごとの評価軸や系譜を辿る。展示写真や当時の批評などから、日本発信の現代美術が、海外にどのように受け入れられていったのか、見て取ることができる。詳細展覧会「STARS展:現代美術のスターたち──日本から世界へ」会期:2020年7月31日(金)〜2021年1月3日(日)〈事前予約制〉※当初は2020年4月23日(木)~9月6日(日)を予定していたが変更会場:森美術館住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 53階開館時間:10:00-22:00(火曜日のみ17:00まで、なお9月22日(火・祝)、11月3日(火・祝)は22:00まで)※入館は閉館30分前まで※会期中無休入館料:一般 2,000円、学生(高校・大学生) 1,300円、子供(4歳~中学生) 700円、シニア(65歳以上) 1,700円※料金はいずれも税込※本展チケットで展望台東京シティビューにも入館可(スカイデッキを除く)※スカイデッキへは別途料金が必要※来館に際しての注意事項は、美術館ウェブサイトにて確認※入館は事前予約制(詳細は美術館ウェブサイトへ)【問い合わせ先】TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
2019年11月03日“和×リラックマ”とテーマとした常設和カフェ「りらっくま茶房」の国内2店舗目となる「宮島 りらっくま茶房」が、広島・宮島に2019年4月25日(木)グランドオープンします。今回は、牡蠣やレモンを使用した宮島店ならではのメニューや、店舗限定グッズなどをご紹介。ぜひチェックして、お店に足を運んでみてくださいね。「宮島 りらっくま茶房」について“日本の木造伝統建築と、木の温もり”をテーマに、リラックマの好物である“はちみつ”をメインコンセプトにした常設和カフェです。店内では、キャラクターをモチーフに、牡蠣やレモンなど広島ならではの食材を使ったメニューや、宮島名物のもみじ饅頭、しゃもじとコラボレーションにた和雑貨など、「宮島 りらっくま茶房」にしかない限定メニュー&グッズをご提供。リラックマはもちろん、宮島の魅力も楽しめるスポットです。「宮島 りらっくま茶房」メニュー&スイーツリラックマの穴子と牡蠣の天ぷら御膳サクサクの穴子と牡蠣の天ぷらと、3種のおばんざいがちょこんと盛り付けられたかわいい御膳。リラックマは卵焼きを枕にお昼寝を楽しんでいる様です。価格:1,580円(税抜)キイロイトリのカキフライカレーサフランライスで出来たキイロイトリに、サクサクの牡蠣フライがトッピングされたカレー。コクのあるカレーソースとジューシーな牡蠣フライは相性抜群。お腹いっぱい召しあがれ。価格:1,280円(税抜)の~んびり紅葉谷リラックマの和風チョコバナナパフェ紅葉谷にかかる橋のアーチをバナナで表現。バナナアイスに水わらび、ぎゅうひを合わせ、バナナ大福のようなモチモチ食感が楽しい和風テイストのチョコバナナパフェで、ゆったりとしたひとときを。価格:1,280円(税抜)コリラックマの瀬戸内レモンしふぉん瀬戸内レモンとはちみつを使用したふわふわのシフォンケーキの真ん中から、ひょっこりと顔を覗かせるコリラックマがかわいらしい一品です。お花のように飾られた甘酸っぱいレモンやベリーと一緒に味わって。価格:980円(税抜)リラックマ/コリラックマのもぐもぐハニーサンドいろんなアイスをはさんだハニーサンド。リラックマはブリオッシュ、コリラックマは白パンで出来ています。価格:600円(税抜)※テイクアウトメニューリラックマのもみじまんじゅう 2個入り「宮島 りらっくま茶房」オリジナルのかわいいもみじ饅頭。宮島散策のお供にいかがですか?価格:350円(税抜)※テイクアウトメニュー「宮島 りらっくま茶房」限定グッズもみじまんじゅう8個入りリラックマのお顔が付いた広島名物もみじ饅頭。4種の味が楽しめる8個入りでおみやげにもぴったりです。価格:1,200円(税抜)飾り杓子(小) 全5種インテリア用のしゃもじです。ストラップ型なので吊り下げて飾れます。開運・健康長寿・恋愛成就・金運・合格祈願の5種。リラックマが福を招いてくれるかも?価格:1,600円(税抜)熊野化粧筆伝統工芸熊野筆のメイクブラシ。リラックマの刻印がさりげなくかわいいブラシはメイク時間を楽しくしてくれますよ。価格:パウダーブラシ 4,000円(税抜)/チークブラシ 3,300円(税抜)/アイシャドウブラシ 2,000円(税抜)/アイブロウブラシ 1,800円(税抜)/リップブラシ 2,500円(税抜)豆皿 全9種マットなゴールドが華やかでかわいらしい豆皿。ゆるっとかわいいリラックマデザインの小皿で食卓を彩りませんか。価格:800円(税抜)「宮島 りらっくま茶房」概要オープン日2019年4月25日(木)営業時間【レストラン】10:30~17:30(ランチラストオーダー 16:30/カフェラストオーダー 17:00)【テイクアウト】10:00~17:30【グッズショップ】10:00~18:00アクセスJR山陽本線「宮島口駅」より、フェリー乗り場「宮島口浅橋」でフェリーに乗り「宮島浅橋」まで航路約10分。「宮島浅橋」より徒歩約12分。スポット情報スポット名:宮島 りらっくま茶房住所:広島県廿日市市宮島町537電話番号:0829-30-7834©2019 San-X Co., Ltd. All Rights Reserved.
2019年04月22日東京都現代美術館が、おおよそ3年にわたる休館を経て、いよいよ3月29日にリニューアルオープンを迎える。仲條正義がデザインした開館当時より使用している同館ロゴ。デザイナー仲條は今回リニューアルを記念して、「+」を「++」とした1年間限定で使用する記念ロゴも手掛けた。リニューアルは、経年劣化による諸設備の改修と利便性の向上を目的とした館内の全面的な更新。 床・壁・天井といった内装を全面的に張り替えた展示室や講堂は、ホワイトキューブの輝きを取り戻しより明るい空間へ。また、空調機器を始めとした設備機器も全面的に新しくなり、来場者にも作品にとってもより良い環境となった。正面エントランスから入館すると、まず変化に気がつくのはチケット/インフォメーションや、ホールに設置された掲示板、ベンチなどの什器。昨年HAY TOKYOなども手掛けたスキーマ建築計画の長坂常が設計したサイン什器は、白色の木材が明るい印象を与えている。各フロアやレストラン、トイレ等へ誘導するための館内サインは、美術館を隅々まで楽しめるよう、また海外からの来館者へも分かりやすい目印になるようにと、株式会社日本デザインセンター色部デザイン研究所の色部義昭によって白と黒でシンプルにデザインされている。またコルクを用いたベンチは、館内いたるところへ様々な形で配置。木場公園側のパークサイドエントランススペースなどの屋外へは、パラソル付きのピクニックテーブルとともに設置し、公園の続きのようにパブリックスペースとして使ってもらえるよう整備された。屋外展示場には、サウンド・アーティスト鈴木昭男の代表的作品シリーズ「点 音(おとだて)」を、同館のために新たに制作作品したなども展示されており、美術館内だけでなく周囲あちらこちらでもアートに触れられる仕掛けに。鈴木昭男の作品「点 音(おどだて)」は、自然の音に耳を澄ますポイントを記すもの。館内、屋外とあらゆるところに設置され、それを巡るためのマップも用意されている。さらに、地下1階の美術館図書室は、子ども向け美術書を集めたコーナーを拡張し「こどもとしょしつ」を新設した他、映像資料が閲覧できる「メディアブース」も新設。元々のレストラン、カフェ&ラウンジスペースには、スマイルズの手掛ける新店舗がオープン。地下1階には、家族で楽しめるレストラン「100本のスプーン 東京都現代美術館内」が、2階には、新業態の「二階のサンドイッチ」が入居する。100本のスプーンは、食事をとりながらアートに触れたり、作品を描いたり、自分自身が作品になったりと様々な仕掛けを散りばめた、子どもから大人までが美術館での新しい楽しみを発見できるレストランになっている。レストランの席を待つ時間、退屈しないようにとメニューの表紙が塗り絵になっている。天井がミラーになっている席。スマートフォンのインサートカメラを使い、テーブルに置いて写真を撮ると自分たちが食事をしている様子が頭上から撮影できるという仕組み。美術館内中庭のパブリックスペースにもつながる「二階のサンドイッチ」は、定番、日替わりのサンドイッチや、コーヒー、紅茶、アルコール、いちごミルクといった自家製ドリンクを味わえる。店内での飲食はもちろんテイクアウトも可能。デザートサンドイッチも。「自家製カスタードとフルーツ」(580円)「二階のサンドイッチ」店内東京現代美術館になくてはならない存在だったミュージアムショップ「ナディッフ コンテンポラリィ(NADiff contemporary)」も再オープン。以前同様、展覧会図録など現代アート関連書籍を始め、様々なアーティスト、クリエーターによるユニークなプロダクト、MOTオリジナルグッズを取りそろえる。またリニューアル記念版MOTオリジナルトートバッグや、「途中でやめる」で知られる山下陽光がリニューアル記念に制作したタペストリー作品などといったリニューアルオープン記念アイテムも登場する。「ナディッフ コンテンポラリー」店内山下陽光のブランド「途中でやめる」のTシャツやワンピースも取り扱う。トートバッグは期間限定で販売されるリニューアルオープン記念アイテム。今回こけら落としとして、企画展示室とコレクション展示室において2つの展覧会を企画。同館の所蔵する約5,200点の作品から一部を大規模に紹介する。地下2階、1階、3階にある企画展示室3フロアすべてを使って行われるのは、「百年の編み手たち -流動する日本の近現代美術-」展。100年にわたる日本の美術を、同館ならではの実験精神溢れる視点で紐解く。もう一方のコレクション展示室では、「MOT コレクション ただいま / はじめまして」展を開催。3年弱の休館中に新たに収蔵された約300点の作品を中心に、宮島達男、中園孔二、サイモン・フジワラ、南川史門など、戦後美術から近代、現代に至る幅広いジャンルの同館のコレクション作品を紹介する。さらに、修復を経て戻ってきたアンソニー・カロ、リチャード・ディーコンの彫刻に加え、新たに加わったオノ・ヨーコ《クラウド・ピース》といった屋外コレクションにもぜひ注目していただきたい。ちなみに初日は入場無料で、通常18時閉館のところ20時まで開館時間を延長するとのこと。【美術館情報】東京都現代美術館住所:東京都江東区三好4-1-1時間:10:00〜18:00(展示室入場は閉館の30分前まで、美術図書室の利用は18:00まで)休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始、展示替え期間チケット:MOTコレクション / 一般 500円(400円)、大学生・専門学生 400円(320円)、高校生・65歳以上 250円(200円)、中学生以下無料 ※( )は20名以上の団体料金企画展 / 展示内容により観覧料は異なる ※企画展チケットでMOTコレクションの観覧も可能【展覧会情報】百年の編み手たち -流動する日本の近現代美術-(Weavers of Worlds - A Century of Flux in Japanese Modern / Contemporary Art -)会期:2019年3月29日〜6月16日会場:東京都現代美術館 企画展示室1階、3階、地下2階MOT コレクション ただいま / はじめまして(MOT Collection: Pleased to meet you. New Acquisitions in recent years)会期:2019年3月29日〜6月16日会場:東京都現代美術館 コレクション展示室1階、3階
2019年03月27日"和×リラックマ"をテーマにしたカフェ「りらっくま茶房」が、2019年4月25日(木)広島・宮島にオープンする。京都・嵐山に続く国内2店舗目となる「宮島 りらっくま茶房」は、世界遺産にも登録されている宮島のシンボル「厳島神社」にちなみ、「日本の木造伝統建築と木の温もり」がテーマ。日本の情緒あふれる外観のショップでは、キャラクターをモチーフにしたフードやグッズ販売が行われる。店内のカフェレストランで展開されるメニューは、ご当地ならではの新鮮な食材を味わえるのもポイント。卵焼きの枕でリラックマがごろんと横たわる食事御膳は、広島名物の牡蠣やレモンをふんだんに取り入れた贅沢な一品。またサフランライスでキイロイトリを象ったさカキフライカレーや、バナナで紅葉谷にかかる橋のアーチをイメージしたリラックマのパフェなども登場する。さらに、瀬戸内レモンと蜂蜜を使ったふわふわシフォンケーキなど、リラックマの好物“はちみつ”を取り入れたメニューも多く揃うので、是非合わせてチェックしてほしい。旅のお土産にもぴったりなグッズコーナーにも注目。"もみじ饅頭"をはじめ、熊野化粧筆、しゃもじなど、宮島名物とリラックマを組み合わせた「宮島 りらっくま茶房」限定商品を手に入れることが出来る。【詳細】宮島 りらっくま茶房オープン日:2019年4月25日(木)住所:広島県廿日市市宮島町中之町537営業時間:・茶房 10:30~17:30(ランチ16:30 L.O./カフェ17:00 L.O.) 予定・テイクアウト 10:00~17:30 予定・ショップ 10:00~18:00 予定定休日:年中無休※受付状況によってはオーダー時間内でも受付を終了する場合がある。<メニュー例>・リラックマの穴子と牡蠣の天ぷら御膳 1,580円+税・キイロイトリのカキフライカレー 1,280円+税・の~んびり紅葉谷 リラックマの和風チョコバナナパフェ 1,280円+税<限定商品>・もみじまんじゅう8個入り 1,200円・熊野化粧筆 パウダーブラシ、チークブラシ、アイシャドウブラシ、アイブロウブラシ、リップブラシ・飾り杓子(小)全5種 各1,600円【問い合わせ先】株式会社 寺子屋 お客様相談室TEL:0120-975-316
2018年12月16日イルミ&アートが楽しめるクリスマスデートスポットをご案内する年末企画、2回目は絶景夜景が楽しめる六本木をご紹介。現在、六本木ヒルズ森タワー53階にある森美術館では、『カタストロフと美術のちから展』が開かれています。カタストロフ(大惨事)をテーマにした美術作品ときらびやかな夜景……大人ならではの夜デートをしてみませんか?抱き合いたくなる♡天空のクリスマス【女子的アートナビ】vol. 136クリスマスまでの期間中、六本木ヒルズ展望台 東京シティビューでは『天空のクリスマス2018』が開かれています。オープンエアのスカイデッキは、海抜270メートルに位置し、都内を一望することができる人気のスポット。現在、光のツリーやイルミネーションが飾られ、22時まで美しい夜景を楽しむことができます。また、期間中はクリスマス特別星空観望会などのイベントも開催。天気が良ければ、美しい星空とイルミ、夜景のすべてを見ることができます。(イルミネーション点灯時間は17:00-22:00、雨天等の荒天時はクローズ、最終入場は21:30まで。点灯時間は一部変更となる場合があります)そして何より、冬のスカイデッキは寒い!超高層ビルの屋上はさえぎるものがないため、風が吹き付け体温が奪われるのですが、この寒さが恋人たちにはぴったり♡付き合いたてのカップルでも草食系の男子でも、ここにくればきっと抱き合うことができるはず。夜の密着デートにおすすめです。夜景の前に立ち寄って!そんなロマンティックな夜景を見る前に、ぜひ立ち寄ってほしいのが、六本木ヒルズ森タワー53階で開かれている『カタストロフと美術のちから展』。この展覧会のテーマは、カタストロフ(大惨事)。大震災や戦争、テロ、さらには難民問題や環境破壊など、社会や個人に襲いかかる悲劇について、美術はどう向き合い、アーティストたちはどんな表現をしようとしたのか……そんな深い内容の作品が会場に並んでいます。参加作家は、宮島達男やトーマス・ヒルシュホーンなど現代アート界のベテランから注目の若手作家まで、国内外で活躍する40組のアーティストたち。彼らの作品を見ながら「美術のちから」を感じ、考えることができる展覧会です。惨事をどう描いたの?では、具体的にアーティストたちは大惨事をどう描いたのでしょうか?その表現方法や技法はさまざまで、写真やオブジェ、抽象化したものもあります。例えば、入り口を入ってすぐのところにある巨大な作品は、トーマス・ヒルシュホーンが制作した《崩落》。二階建ての建物の壁が崩れ落ち、内部が見えています。がれきの素材はダンボールなどで作られているので、近寄ってみるとあまりリアリティは感じられませんが、作品全体からかなり重苦しい空気が伝わってきます。また、武田慎平の《痕#7二本松城》は、福島の原発事故による脅威を表現した作品。タイトルを見る前は、美しい星空の写真と思ってしまったのですが、星のように見える白い点は放射性物質の粒子がフィルムに焼き付けた「痕跡」。福島県出身の作家が制作した「痕」シリーズの写真は、見る者にさまざまなことを問いかけてきます。展覧会の最後に登場するのは、オノ・ヨーコの作品《色を加えるペインティング(難民船)》。参加型のインスタレーションで、来館者はクレヨンを使って、壁や床、難民船のような船など好きなところに「平和への願い」を書くことができます。愛と平和について、長年訴え続けている作家ならではの心に残る作品です。社会派の現代アートと天空のロマンティックな夜景…大人ならではのクリスマスデートをぜひ六本木で味わってみて。Information六本木ヒルズ・森美術館15周年記念展『カタストロフと美術のちから展』会期:~2019年1月20日(日)※火曜日のみ17:00まで(最終入館 16:30)※ただし2019年1月1日(火・祝)は22:00まで(最終入館 21:30)時間:10:00~22:00(最終入館21:30)料金:一般¥1,800/大学生・高校生¥1,200/4歳~中学生¥600/シニア¥1,500会場:森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)『東京シティビュー 天空のクリスマス2018』スカイデッキの料金:一般¥2,300ほか※森美術館、東京シティビュー、森アーツセンターギャラリーのいずれかのチケットをお持ちの方は、以下の追加料金でスカイデッキに入れます。一般¥500/大学生・高校生¥500/4歳~中学生¥300/シニア¥300★六本木ヒルズでは、12 月 25 日(火)までクリスマスイベント『Roppongi Hills Christmas 2018』を開催中!開業 15 周年を迎えた『けやき坂イルミネーション』をはじめ、生もみの木を使ったクリスマスツリー(66プラザ)や、巨大なニットをモチーフにした新感覚の触れるツリー(ウェストウォーク)など、施設内にはクリスマス気分を味わえるスポットが点在。また、今年で開催12年目となる恒例の『クリスマスマーケット 2018』もはじまっています。ドイツのクリスマスマーケットを再現した会場では、本場ドイツの家庭料理やホットワインも登場。詳しくは、六本木ヒルズのクリスマス特設サイトをチェック!撮影場所:六本木ヒルズ
2018年12月01日イギリスを代表する老舗アートギャラリー「リッソンギャラリー(LISSON GALLERY)」の創立50周年を記念したアーカイブブック『ARTIST | WORK | LISSON』が刊行。都内2ヶ所で記念フェアが開催される。1967年の設立以来、世界的なアーティストたちと共に現代アートシーンに大きなインパクトを与え続けている同ギャラリーの貴重な資料をもとに制作されたアーカイブブックには、これまでに開催した150名以上のアーティストによる、500以上に及ぶ展覧会記録に加え、著名批評家によるテキストやレビュー、過去出版物からの抜粋などを収録。参加アーティストのリストには、マリーナ・アブラモヴィッチ(Marina Abramović)、アイ・ウェイウェイ(AiWeiwei)、ローレンス・ウィナー(Lawrence Weiner)など、国際的に活躍する面々が名を連ねている。さらに、リチャード・ディーコン(Richard Deacon)のスケッチやソル・ルウィット(Sol LeWitt)の手書きカタログレイアウト、カール・アンドレ(Carl Andre)によるインスタレーションの指示書を始め、アーティストたちがギャラリー創設者のニコラス・ログズデイル(Nicholas Logsdail)に宛てたポストカードなど、多種多様な資料と貴重なコレクションも収録され、1,000ページを超える非常に充実した内容となっている。本書のデザインはオランダ人デザイナーのイルマ・ボーム(Irma Boom)が手掛け、表紙にはフランス人アーティストのダニエル・ビュレン(Daniel Buren)が特別に制作したアートワークを起用した。また、同書の刊行を記念して、代官山 蔦屋書店と東京・恵比寿のPOSTにてフェアを開催。リッソンギャラリーが所属アーティストに依頼して制作したリミテッドエディション(各アーティスト10部限定)を展示販売する。本書のカバーにアーティストが直接アートワークを施した「ハンドメイドエディション」と、アートワークをデジタルプリントした「デジタルエディション」の2種類が用意される。その他、イルマ・ボームが今回のフェアの為にデザインしたポスターやトートバッグなどの関連グッズも登場。各会場では、本書の編集者であり同ギャラリーのコンテンツチーフを務めるオシアン・ワード(Ossian Ward)と所属アーティストの宮島達男、TARO NASUでの個展「Moonlighting」(5月19日~6月16日)開催に伴い来日するライアン・ガンダー(RyanGander)を招いた、1日限定のトークイベントも開催される。【書籍情報】『ARTIST | WORK | LISSON』出版社:LISSON GALLERY国内流通:twelvebooksプラスチックカバー付きソフトカバー/1,152ページ/297x210mm価格:1万2,000円【イベント情報】■LISSON GALLERY 50th ANNIVERSARY『ARTIST | WORK | LISSON』 刊行記念フェア会期:5月11日〜5月27日会場:代官山 蔦屋書店住所:東京都渋谷区猿楽町17-5時間:7:00〜深夜2:00 ※店舗営業時間に準ずる■アーティストトーク日付:5月11日時間:19:30~21:00(19:15開場)会場:代官山 蔦屋書店 1号館2階 イベントスペース登壇者:宮島達男、オシアン・ワード(Ossian Ward)定員:70名料金:税込1,500円※代官山 蔦屋書店で『ARTIST | WORK | LISSON』(1万2,000円)を購入した場合は無料■Exhibition『ARTIST | WORK | LISSON』会期:5月15日〜6月3日会場:POST住所:東京都渋谷区恵比寿南2-10-3時間:12:00~20:00月曜定休(祝日の場合は通常営業)■アーティストトーク日付:5月18日時間:17:30~18:30(17:00開場)会場:POST登壇者:ライアン・ガンダー(Ryan Gander)定員:35名料金:税込1,000円■ライアン・ガンダー「Moonlighting」日付:5月19日〜6月16日時間:10:00〜18:00場所:TARO NASU住所:東京都千代田区東神田1-2-11日・月曜、祝日定休
2018年05月10日六本木ヒルズ・森美術館15周年記念展「カタストロフと美術のちから展」が2018年10月6日(土)から2019年1月20日(日)まで開催される。これまで森美術館は、2003年の開館記念展で“幸福”をテーマにした「ハピネス」展、10周年を迎えた2013年の“愛”に注目した「LOVE展」といった具合に、節目となる年において全人類にとって普遍的なテーマを掲げ、展覧会を開催してきた。そして15周年を記念して開催する今回は、あえて“カタストロフ”つまりは大惨事をテーマとし、今日の国際社会における美術の役割を問う。現代美術のスーパースターから注目の若手作家まで、社会の変革を目指す美術作品を紹介一般的に、アーティストが社会に介入し、彼らの作品や活動を通して社会に変革をもたらそうとすることを「ソーシャリー・エンゲイジド・アート」と呼び、近年日本でも注目を集めている。本展では、現代美術が秘めている「社会をよりよくする可能性」に着目。宮島達男やオノ・ヨーコによる鑑賞者参加型の作品をはじめとする社会的メッセージが込められた美術作品を多数紹介し、美術と社会のつながりを考察していく。そのほか参加アーティストも多彩な顔触れだ。現代美術界で最も権威ある祭典「ヴェネチア・ビエンナーレ」や「ドクメンタ」への参加経験をもつトーマス・ヒルシュホーン、アイザック・ジュリアン、畠山直哉、宮本隆司といったベテラン作家、ストリート・アート界のスターであるスウーン、注目若手勢として加藤翼や平川恒太ら国内外を問わず幅広いジャンルの作家が集う。また日本初公開となる作家としてヒワ・Kやヘルムット・スタラーツも参加する。風化させぬよう、あの大惨事について考える――問題が山積の現代社会における美術の役割を問う中、最も大きな出来事として、2011年に発生した東日本大震災を取り上げる。日本社会だけでなく日本の現代美術界にも大きな影響を与えた東日本大震災は、今でも復興が思うように進まないなど多くの問題を抱えている一方、私たちの震災体験や記憶は風化しつつある。今回は、この議論を再燃させるべく、震災を契機に制作されたChim↑Pom、トーマス・デマンド、池田学など約10作家の作品も紹介する。開催概要カタストロフと美術のちから展会期:2018年10月6日(土)~2019年1月20日(日)場所:森美術館住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー開館時間:10:00~22:00 火 10:00~17:00※いずれも閉館時間の30分前まで。会期中無休。入館料:一般 1,800円、学生(高校・大学生) 1,200円、子供(4歳~中学生) 600円、シニア(65歳以上) 1,500円※本展のチケットで展望台 東京シティビューにも入館可(スカイデッキを除く)【問い合わせ先】ハローダイヤルTEL:03-5777-8600
2018年04月21日東京・三軒茶屋にあるローカルオルタナティブスペースのクリニック(clinic)では、2月4日より「産び(むすび)」と題し、グラフィックデザイナー・長嶋りかこのインスタレーションを行う。Human Nature /2017表参道gyreでの展示風景既存の視点への問いや価値転換への気付きへの貢献をめざし、対象の思想の仲介となり、知覚情報をデザインする長嶋りかこ。これまでに「札幌国際芸術祭2014”都市と自然”」、「アニッシュカプーアの崩壊概論」、建築家集団ASSEMBLEの展覧会「共同体の幻想と未来」、現代美術家宮島達男氏との共作「PEACE SHADOW PROJECT」などを手がけた。本展では2017年に彫刻家、アニッシュ・カプーア(Anish Kapoor)の展示のアートディレクションの機会を通じ、カプーアへのオマージュとして制作したインスタレーション《Human Nature》を旧診療所跡の展示環境に寄り添わせ再構成して展示する。長嶋は「カプーアが謳う両義性を女性である私が謳うならば、そのリアリティは母体にありました。生と死が同居する自分自身と、もうひとつ自分自身の中に他者のそれがあることを体験する女性は、無数にいます。古来から人々は万物を生み成す「産び(むすび)」の神々に、生命の連続を祈りました。しかし長い命の鎖の中で、喜びと悲しみ/善と悪に苛まれ祈った女性達もまた、無数にいたのでしょう。ここにあるのは、産ばれなかった無数の見えない結び目たちへの祈りのかたち、「むす+こ」たちであり「むす+め」たちです」と、コメントしている。【展覧会情報】長嶋りかこ「産び(むすび)」会期:2月4日〜2月25日会場:clinic住所:東京都世田谷区三軒茶屋1-33-18時間:12:00~19:00休廊日:月、火、水曜日入場無料
2018年01月22日フリーアナウンサーの宮島咲良がこのほど、テレビ朝日系のバラエティ特番『年越しクイズサバイバー2016』(31日18:00~25:00)の収録に参加。戦隊シリーズ好きの意気込みを、衣装でも示した。今年で3年連続となる同特番は、くりぃむしちゅー率いる芸能人チーム50人と、林先生率いる知識人チーム25人が早押し合戦でクイズを繰り広げるもの。宮島は、戦隊シリーズ好きのアナウンサーとして注目されているが、この日もアカレンジャーを思わせる真っ赤なミニワンピに、『秘密戦隊ゴレンジャー』のフィギュアをネックレス代わりに首から下げる徹底ぶりで、初めてのクイズ番組に参戦した。早押しボタンの重さに驚きながら、「私の右手に過去から現在まで40戦隊の力を集めて、とにかくボタンを押すことに頑張りました!」とパワーをもらったそう。クイズの得意分野を聞かれると、やはり「スーパー戦隊」だったが、「アナウンサー出身として先輩たちの恥にならないよう、もっと他のジャンルでもクイズに強くなりたいです」と、謙虚に目標を語った。今年はバラエティにも進出し、プライベートでも"汚部屋"を番組で掃除してもらったが、「来年はきれいな部屋をきちんと維持して、仕事でスーパー戦隊の役に立ってから死にたいと思います(笑)」と、やはり戦隊シリーズに絡めて抱負を述べている。
2016年12月28日篠山紀信展 快楽の館が、原美術館にて2016年9月3日(土)から2017年1月9日(月・祝)まで開催される。篠山紀信がカメラによって原美術館を快楽の館に変貌させること、をテーマにした個展。出品作品全てが、1960年代から現在まで常に写真界の先頭を走り続けてきた彼の撮り下ろしの新作となる。およそ30名にものぼるモデルを起用し、原美術館で撮影を行ったヌード写真を展示する。本展の特徴は、原美術館で撮影されたプリントのいくつかは、まさに撮影したその場所の壁面に展示する。写真の中のイメージと展覧会場にいるという現実が交錯し、幻惑的、倒錯的な鑑賞体験となることだろう。さらに、会場の常設展示作品(森村泰昌、宮島達男、奈良美智など)と篠山紀信による、ここでしかできないコラボレーションによる写真作品も紹介する。篠山紀信が変化させ、いつもとは違う雰囲気の原美術館に是非立ち寄ってみてはいかがだろうか。【開催概要】篠山紀信展 快楽の館会期:2016年9月3日(土)〜2017年1月9日(月・祝)会場:原美術館住所:東京都品川区北品川4-7-25TEL:03-3445-0651(代表)開館時間:11:00〜17:00(11月23日をのぞく水曜は20:00まで、入館は閉館時刻の30分前まで)休館日:月曜日(祝日にあたる9月19日、10月10日、1月9日は開館)、9月20日、10月11日、12月26日〜1月4日入館料:一般 1,100円、大高生 700円、20名以上の団体は1人100円引
2016年07月03日元サッカー日本代表である中田英寿が立ち上げた日本文化再発見プロジェクト「REVALUE NIPPON PROJECT」の展覧会が、4月9日から6月5日まで東京のパナソニック 汐留ミュージアムで開催される。同プロジェクトは、中田が現役引退後に続けている活動のひとつ。日本で長く受け継がれてきた伝統的な工芸、文化、技術の価値や可能性を再発見し、その魅力を多くの人に知ってもらうきっかけをつくる活動を行っている。毎年「陶磁器」「和紙」「竹」「型紙」「漆」といったひとつの素材をテーマに設定。批評家などの専門家を中心としたアドバイザリーボードが工芸家やアーティストなどとタッグを組み、自由な発想で作品を制作している。同プロジェクトの集大成として開催される同展では、日本工芸と現代美術やデザインがコラボレートすることによって生まれた、これまでにない新しい作品約30点が集結。陶磁器、和紙、竹、型紙、漆の5つの素材のうち、竹、型紙、漆を用いた作品はほぼ全てが一般初公開となる。陶磁器を素材とした作品では、中田本人と陶芸家の植葉香澄、画家で彫刻家の奈良美智の3人による「UFO鍋」や、陶芸家の新里明士と現代美術家の宮島達男、ファッションデザイナーの藤原ヒロシによる「光器」などを展示。その他、型紙師の内田勲とウェブデザイナーの中村勇吾、テキスタイルデザイナーの須藤玲子、プロダクトデザイナーの喜多俊之による型紙をテーマにした「ぬのもあれ」や、金沢美術工芸大学教授の山村慎哉とアーティストのテレジータ・フェルナンデス、ヴァネッサ・フェルナンデス、TASAKI、中田のコラボレーションによる漆がテーマの「極上の真珠と繊細なる螺鈿。漆のバングル」などが登場する。また、4月23日の14時から16時までは、中田と絵付師の見附正康、陶磁器作家の新里明士によるシンポジウム「REVALUE NIPPON PROJECTと日本工芸の未来」も開催。4月16日の14時から15時30分までは竹藝家の中臣一による「竹玉ペンダント作り」が、5月7日の14時から16時まではデコ屋敷本家大黒屋21代当主である橋本彰一による「張り子ってなんだろう!~カワイイ豆だるまとネコの張り子に絵付けしよう~」などのワークショップも行われる。【イベント情報】「REVALUE NIPPON PROJECT展 中田英寿が出会った日本工芸」会場:パナソニック 汐留ミュージアム住所:東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4階会期:4月9日~6月5日休館日:水曜日(5月4日は開館)時間:10:00~18:00料金:一般1,000円、65歳以上900円、大学生700円、中高生500円、小学生以下無料
2016年03月13日最先端のテクノロジーアートを展示する「MEDIA AMBITION TOKYO 2016」が、2月26日から3月21日まで都内各所で開催される。「MEDIA AMBITION TOKYO」は、最先端のテクノロジーカルチャーを実験的なアプローチで実装するリアルショーケース。第4回となる今回は、六本木を中心に、青山、銀座、飯田橋、御茶ノ水、お台場、天王洲といった都内各所にて、最先端のアートや映像、音楽、パフォーマンス、ハッカソン、トークショーなどが実施される。六本木ヒルズ 森タワー52階の東京シティビューでは、アーティストと企業による新しい都市実験の場「MAT LAB」が開催。自己認識と身体感覚の新しい体験ができる「The Mirror」や、革命的な電動義手「handiii / HACKberry」、3Dホログラムで追求する映像実験「3d laser mist hologram(仮)」など全11作品が展示される。また、ウェストウォーク2階には2月16日から29日まで、アーティストのダグラス・ディアスとRhizomatiks Architectureによる身体データを可視化した作品「Everything is as it is」が登場。けやき坂では3月11日から13日まで、2011年3月13日の消灯から5年ぶりとなる宮島達男の「Counter Void」の再点灯など、未来の生き方や人間のあり方を考えるイベントは開催される。その他、天王洲の寺田倉庫にて、名和晃平とダミアン・ジャレによる未定美術と舞台芸術、二つの世界をつなぐ身体の映像作品「Vessel」の上映や、水道橋のチームラボのオフィス体験ツアー、代官山 蔦屋書店の体験型アートの展示会、青山のレクサス(LEXUS)による先進的なモーションライティングなどが行われる。また、各会場にてトークイベントも開催。3月3日の19時からは、六本木ヒルズにて水口哲也と斎藤精一のトークイベント「デジタルとリアルの新たな身体性(仮)」を開催。3月15日の19時からは平川紀道と谷川じゅんじによる「人間の感性とテクノロジーが切り開く、表現の新しい地平(仮)」も実施される。3月13日の16時からは、宮島達男、名和晃平、谷川じゅんじによる「時の経過がアートにもたらすもの(仮)」など都内各地で全7件のトークイベントが行われる。なお、イベントの開催期間は作品によって異なり、一部の閲覧には入場料が必要となっている。【イベント情報】「MEDIA AMBITION TOKYO 2016」会場:六本木を中心に青山・銀座・飯田橋・御茶の水・お台場・天王洲等、都内各会期:2月26日~3月21日(※各会場によって異なる)
2016年02月24日JTQは、東京都内を舞台にしたテクノロジーアートのイベント「MEDIA AMBITION TOKYO 2016」(会期: 2月26日~3月21日)の期間中、さまざまなアーティストが登壇するトークセッション「MAT TALK 2016」を開催することを発表した。会場は、六本木、飯田橋、銀座、表参道、青山、天王洲。このたび都内各所で開催されるトークセッションは、2月26日~3月21日に東京都内各所にて開催されるテクノロジーアートのイベント「MEDIA AMBITION TOKYO 2016」の各会場において行われるもの。「六本木会場」となる六本木ヒルズ森タワー 52階 東京シティビューでは、3月3日 19:00~20:00、水口哲也氏(レゾネア)×齋藤精一氏(Rhizomatiks)による「デジタルとリアルの新たな身体性」(定員50名)、3月15日 19:00~20:00には平川紀道氏(アーティスト)×森忠雄氏(レクサスデザイン プロジェクトチーフデザイナー)が登壇し、モデレーターを谷川じゅんじ氏(JTQ)が務める「人間の感性とテクノロジーが切り開く、表現の新しい地平」(定員40名)と題されたふたつのトークセッションが開催される。ともに入場料は当日1800円、前売り1500円(「東京シティビュー」の入場料)。また、飯田橋会場となる「アンスティチュ・フランセ東京」(DIGITAL CHOC 2016コラボレーションイベント内)で開催されるのは、1024 architecture(audio visual label )×齋藤精一(Rhizomatiks)による「現実とデジタルの建築のはざまで」が開催される。モデレーターは「WIRED」日本版編集長の若林恵氏。日時は 2月24日 19:00~21:00。定員100名。入場料は500円(学生および会員は無料)。さらに、銀座会場となる「Apple Store,Ginza」では、3月13日 16:00~17:00、齋藤精一氏(Rhizomatiks)×猪子寿之氏(teamLab)による「テクノロジーアートが描く野望」が、同日18:00~19:00には宮島達男氏(アーティスト/Relight Projectメンバー)×谷川じゅんじ氏(JTQ)による「時の経過と他者の関わりがアートにもたらすもの」(モデレーターは「WIRED」日本版編集長の若林恵氏+「美術手帖」編集長の岩渕貞哉氏)が開催される。どちらも定員100名。入場無料。このほか、表参道の「AppleStore, Omotesando」や天王洲の「寺田倉庫」においても、於保浩介氏(WOW)、松尾高弘氏(LUCENT)、名和晃平氏(彫刻家/SANDWICH)、原摩利彦氏(音楽家)といったアーティストによるトークや映像上映などが繰り広げられる。なお、トークテーマや申し込みなどの詳細は、「MEDIA AMBITION TOKYO」のWebサイトを参照のこと。
2016年02月19日宮島ビールはこのほど、4人の女性が広島弁で「カンパイしよ♪」と語りかけてくれる動画コンテンツ「宮島カンパイガール」をリリースした。「宮島カンパイガール」は、動画投稿サイト・YouTubeにて公開されている動画コンテンツ。広島県の「とうかさん大祭」をPRするご当地キャンペーンガール「うちわ姫2014」を務めた豊永亜里沙さんをはじめ、広島出身のモデルなど計4人の女性が3バリエーションずつ、計12種類のシチュエーションで「カンパイしよ♪」と語りかける内容となっている。同コンテンツは、「宮島や広島県の魅力を県外にも伝えたい」という同社の思いから製作されたという。動画内の女性は、同社の製品である「宮島ビール ペールエール」を持っている。
2016年01月13日宮島水族館は6月28日まで、企画展「かいじゅうとじゅういさん」を開催している。○コツメカワウソとのハイタッチも!同イベントは、獣医や飼育員の仕事を通じて、同館で飼育する動物(海獣)たちの日々の健康管理について紹介する企画展。パネルや動画による展示解説のほか、体験コーナーやふれあいイベントなどを実施。普段なかなか体験できない水族館の世界を楽しめる機会となる。「教えて! じゅういさん!!」では、「赤ちゃんの成長はみえるの?」「卵の中はどうなってるの?」「うんちから何がわかるの?」を開催。母親のお腹の中のスナメリの赤ちゃん、フンボルトペンギンの卵の中、アシカのうんちなど、パネルや映像などを通じて、通常はあまり目にすることがない海獣たちの生態を解説する。また、「体験させて! じゅういさん!!」では、海獣たちの出産・育児時の様子を疑似体験できる「赤外線カメラでハイ! ポーズ!」、水槽の穴から手を出すコツメカワウソと直接ふれあえる「カワウソとハイ! タッチ!」(先着予約制)なども実施する。開催日時は、5月30日~6月28日 9時~17時(入館は16時まで)。会場は、同館1F 企画展示室(広島県廿日市市宮島町10-3)。入館料のみで観覧、参加できる。なお、生物の都合により内容が変更、中止となる場合がある。
2015年06月03日●ライゾマ齋藤氏の参加でメディアアートを強化今年で6年目を迎えた「六本木アートナイト2015」が、4月25日~4月26日にかけて東京都・六本木で開催された。「六本木アートナイト」とは、毎年春季にオールナイトで開催される、一夜限りのアートのイベント。催しの取りまとめ役として、日比野克彦氏がアーティスティックディレクターを務めているが、今年は新たにPerfumeの演出などで知られるライゾマティクスの斎藤精一氏をメディアアートディレクターに迎え、100名以上の参加アーティストにより六本木の夜がアートで満たされた。コアタイムのキックオフセレモニーが行われた六本木ヒルズアリーナには、齋藤氏率いるライゾマティクスチーム制作の「アートトラックプロジェクト アケボノ号」が登場。開催にあたり日比野克彦氏は「今年は暖かくてよかった(笑)「ハルはアケボノ」の瞬間をアートで体感してもらいたい。2020年の東京オリンピックに向け、生まれ変わっていく東京を楽しんでもらえたら」と今年のテーマ「ハルはアケボノ―ひかルつながルさんかすル―」にからめ挨拶し、日没とともにスタートした。「もし都市が生きていたら、今どのような姿だろう?」をテーマとした大型アートプロジェクトであるアートトラック「アケボノ号」が始動すると、巨大ミラーボールを搭載した荷台が光るジャングルジムと合体し、豪華ゲストライブをヒカリのシャワーで盛り上げるというパフォーマンスが披露された。○アートトラックプロジェクト ハル号「アートトラックプロジェクト アケボノ号」と対になっているトラックである「ハル号」は東京ミッドタウンに鎮座。提灯アレイ・ディスプレイが搭載されていて、東京・六本木に関するデータを常に収集。それをビジュアライズするとともに、内容に対して感情を表現する。これ以降は、筆者がアートナイトを見て回った中で気になった作品や展示を紹介していきたい。●チームラボの"デジタル"花火や光る花畑など祭りを彩る作品群○願いのクリスタル花火今話題のチームラボによる作品。来場者がスマートフォンで打ち上げることができる、光のクリスタルでできた立体の花火だ。来場者が自分のスマートフォンで、好きな花火を選び、願いを込めながら投げ込むと、光のクリスタルでできた立体の花火が打ち上がる。毛利庭園の芝生にのんびりと寝転びながら春の花火を楽しむ人たちが多く見受けられた。○AWAT Tower今回初めての試みとなるオープン・コール・プロジェクト(一般公募)で選出された、おかだゆか&川名宏和のプロジェクト。普段見慣れている工事現場のパイロンの色が、人の動きによって変化する。インタラクティブな仕掛けやLED電球をまとったパイロンが街中にも出現し、歩く人々の目を引いた。○武蔵野美術大学デザイン・ラウンジ企画 山田太郎プロジェクト~六本木アートナイトスペシャル~第20回学生CGコンテストにて「Campus Genius Award PLATINUM(最優秀賞)」を受賞した作品。一時的で匿名性のあるインターネットを現実世界に引き出したアートプロジェクトで、偶然出会った人の顔をiPad上の自分の顔とする「山田太郎」が会場に登場。この日はiPadで撮影した日比野克彦氏の顔の人々がミッドタウン全域を歩き回った。前が見えているのかどうかはいささか不安が残る。○「リライトプロジェクト」キックオフ! !(街なかインスタレーション)リライトプロジェクト「リライトプロジェクト」(Relight再点灯すること。Rewrite書き換えること)は、東日本大震災直後の2011年3月13日に作者であるアーティスト・宮島達男の手によって消された六本木けやき坂のパブリックアート《Counter Void(カウンター・ヴォイド)》の光を《光の蘇生プロジェクト》と題し、再点灯するプロジェクト。3.11の記憶を風化させず、社会に問いかけ続けるための装置として《Counter Void》の壁面に「3.11が●●●ている。」というメッセージが大きくつづられた。○リトル・サン・ガーデン リトル・サン太陽電池式の小さなライトを約2000個使用して作られた、32時間の光る花畑。この「リトル・サン」は期間中販売され、その一部がアフリカの電気のない地域の人々の生活に使われる。いかがだろうか。回数を重ねるごとに、六本木アートナイトは熱く盛り上がりを増している。日没から日の出まで、どっぷりとアートを楽しめるイベントとなった。また、期間中は美術館も遅くまで開館。森美術館では「シンプルなかたち展:美はどこからくるのか」展が同日より開催されていた。こちらは7月5日まで開催中なので、アートナイトを見逃した人にもぜひ「うっとりするかたち」を堪能してみてほしい。
2015年04月27日アートを通して東日本復興をサポートすると同時に、未来を担う若手アーティストたちを支援するプログラム「キス・ザ・ハート(KISS THE HEART)#3」が1月22日より三越伊勢丹首都圏基幹3店舗でスタートした。トーキョー・フロントライン(TOKYO FRONTLINE)がプロデュースする同プログラムは、2012年にスタートし今年で3回目。今年は「ラブ・アンド・ピース・ウィズ・アーツ(LOVE & PEACE with Arts)」をテーマに、震災からの再生の力を風化させることがないよう、再度東北に焦点をあて、21組のアーティストが参加した。作品は、伊勢丹新宿店、日本橋三越本店、銀座三越のショーウィンドーに約1ヶ月間展示される。3月9日には、展示作品のチャリティーオークションを開催。オークション落札額は東北でアートと子供をテーマに活動する「こども芸術の家」に全額(消費税分を除く)寄付される。また、2月8・9・11日にはこども芸術の家の活動が親子で体験できるワークショップも開催。いずれも会場は銀座三越9階にある銀座テラス/テラスコート(参加費無料、事前予約必要)。参加アーティスト:伊勢丹新宿店:池崎拓也/Ina Jang/大山エンリコイサム/KOHSHI/小牟田悠介+JaQwa+AUTORA FACTORY PLATE/コムロタカヒロ/茂田真史/柴田英里/長井朋子/宮島達男×三宅一生+Reality Lab./森永邦彦日本橋三越本店:石井亨/金丸悠児/高畠依子/福田彩乃/藤元明/山縣良和銀座三越 : 荒井良二/小山泰介×名和晃平/松下徹/横田大輔【ショーウインドーでの作品展示】キス・ザ・ハート#3日時:伊勢丹新宿店:2月17日まで*一部の作品は2月15日まで日本橋三越本店:2月24日まで*2月18日は店舗休業日銀座三越:2月23日まで*2月17日は店舗休業日【チャリティーオークション】日時:3月9日16:00から17:30(受付15:00から)場所:銀座三越9階 銀座テラス/テラスコートオークションプレビュー:3月5日から8日料金:参加無料、「キス・ザ・ハート#3」公式ホームページより事前予約が必要募集期間:1月22日10時からから2月21日10時まで定員:100名
2014年01月23日