●“2つの夢”が同時に叶い喜び&驚き1971年にデビューし、50年以上役者として活躍している市毛良枝(73)。12月12日には東京・けやきホールにて、「音楽のある朗読会『あなたがいたから~わたしの越路吹雪~』」を開催し、昭和の大スター・越路吹雪さんのマネージャーであり希代の作詞家・岩谷時子さんとして、2人の物語を届ける。朗読劇開催、そして2018年にドラマで演じた岩谷さんを再び演じることは、市毛が実現したいと願っていたことだという。市毛にインタビューし、同舞台への思いを聞いた。2018年に放送された『越路吹雪物語』(テレビ朝日)は、越路さんと岩谷さんという2人の天才が辿った数奇な運命を描き、越路役を大地真央、岩谷役を市毛良枝が演じて話題に。そして岩谷さん没後10年となる今年、市毛が再び岩谷さんとして愛と葛藤の日々を語る朗読会を上演することが決定。「愛の讃歌」をはじめとした、ピアノ・チェロ・バイオリンが奏でる名曲の数々と共に、いまなお語り継がれる2人の物語を届ける。市毛は、上演が決まった時、喜びとともに驚いたという。「実現するんだとびっくりしました。朗読劇のような音楽と一緒に何かを読むことと、岩谷さんについて何か形にしたいという2つの夢が、1つの形になってできるんだと。いろんなところで漠然とやりたいという話はしていましたが、どちらもすごく先の夢のように思っていたので驚きました」○■「いつの日か実現できたらいいな」と願っていた朗読劇朗読劇をやりたいと思った理由は、「声を使った仕事が好き」という思いから。「この仕事を50年以上やらせてもらっていますが、いまだに向いてないなとずっと思っています。自己アピールも下手だし、目立つことも得意じゃないし。でも唯一すごく好きだなと思えるのが、声を使った仕事なんです。歌は歌えませんが、何かに思いを込めて読むことは私にできることみたいな感じで、例えば、老人ホームみたいなところで読んだりできたらいなとずっと思っていました」そして、詩を書いて自分で読むということをしていた詩人の友人のコンサートを裏方として手伝っている中で、より朗読をやってみたいという思いが強くなったという。「毎年彼女の詩を聞きに来る方たちが『ここでみんなと会うのがすごく楽しみなのよ』とおっしゃっていて、私もその方たちと会うのが楽しみで。彼女は自分で詩を書いていたので同じことはできませんが、朗読のようなことをやりたいと話したら、彼女も『やればいいじゃない』とよく言ってくれていました。とはいえ、通常の仕事をこなすので精一杯でなかなか現実的には難しいかなと。いつの日か遠い未来に実現できたらいいなというぐらいに思っていました」応援してくれていた詩人の友人は2年前に亡くなり、毎年コンサートに来ていた人たちは集まる場所がなくなってしまったという。市毛は彼女のコンサートのように、定期的に集まれる場所が作れたらと考えるように。「いつの日か、定期的にみんなが集まって、ほっとできる空間ができたらいいなと。そして、母が他界した後に、母の知人が集まってくださって私が詩を朗読する会を開いたらすごく楽しくて、『こんなことを将来やっていきたいんです』と話したら、皆さん『行きたい』と言ってくださって。その後、コロナもあり難しそうだなと思っていたら、社内で具体的に動いてくれて実現することに。願っていると叶うんだなと、今しみじみと感じています」○■ラジオドラマなど声だけの仕事は「とても楽しい」そして、ナレーションやラジオドラマなど、声だけの仕事は「とても楽しい」と語る市毛。通常のドラマや映画などでの演技と比べて、声のみの演技は「何倍もお芝居しないと伝わらない」と違いを述べる。「顔が出ているときのお芝居も、心を込めないわけではないですが、表情があるからすごく思いを込めなくても成立するんです。むしろ、あまり思いを込めすぎると、しつこくなることもあるので。ラジオドラマなど声だけになると、本当に思いを込めて言わないと伝わらず、テレビの何倍もお芝居しているなと感じます」また、楽器のように人の声が好きだと言い、「声っていいなと。この人の声好きだなと思うと、しばらくその人の話を聞いていたくなるんです。好きな歌手の方も、声が好きな人が好きという感じで」と、自身にとって声がいかに大切なものか語った。●岩谷時子さんは「知れば知るほど素敵な方」再び岩谷時子さんを作品として届けたいと思った彼女の魅力について尋ねると、若い頃に岩谷さんの会話を近くで聞いたエピソードを明かしてくれた。「20歳の頃に、当時の事務所の社長と岩谷さんが話をしていて、私は2メートルぐらい離れたところでお二人の話を聞いているということが一度だけありました。その後も、劇場にいらしているのを何度もお見かけし、越路さんと岩谷さんのお話も近い人からたくさん聞いていました。私は直接お話しすることはできず、もったいなかったなと思っているんです。もう少し勇気を持って一歩踏み出していたらお目にかかれたかもしれないのになと」そして、『越路吹雪物語』で岩谷さんを演じることになり、台本のみならず手にできる限りの資料を集めて勉強すると、「知れば知るほど素敵な方だな」と感じるように。「凛としている女性だと思っていましたが、若い頃はけっこうお茶目だったり、彼女の生きてきた背景がわかってくると、さらに素敵な方だなと。いつも静かな印象でしたが、心の中はものすごく情熱的だったこともわかり、自分は演じたり歌ったりしないけど、この情熱を誰かに注ぎたい、誰かに伝えたいという思いがあり、それが詩になって、その詩を誰かに歌ってもらったり。燃える思いがあるから伝えたいと思うわけで、そういう方だったんだなと知りました」○■「私は岩谷さん的な人間なのかもしれない」と感じた共通点岩谷さんのことを深く知った時、自分とすごく似ていると感じたという。「私も恥ずかしがり屋で、目立つのは嫌いだし、できれば陰に隠れていたいけど、伝えたい思いはあると思った時に、厚かましいですがすごく似ている気がしてしまって、私は岩谷さん的な人間なのかもしれないと思いました」さらに、「岩谷さんの湧き上がる情熱を文章に委ねて、その文章をパートナーである越路さんが歌ってくれるというのは、本当に幸せだったんだろうなと思うと、なんて羨ましい出会いをしているんだろうと思いました」と述べ、「その2人の物語を私が形にすることは幸せなことだし、岩谷さんを演じられることは、私という俳優として一番の名誉な場所だという気がしたんです」と、岩谷さんと越路さんの物語を届けることへの熱い思いを語ってくれた。■市毛良枝1950年9月6日生まれ、静岡県出身。文学座附属演劇研究所、俳優小劇場養成所を経て、1971年ドラマ『冬の華』(TBS)でデビュー。以後、映画・テレビ・舞台と幅広く活躍。40歳直前に山と出会い、登山が趣味に。1993年にはキリマンジャロ登頂を果たす。登山に関する書籍の執筆や講演会なども行っている。山のエッセイの新刊『73歳、ひとり楽しむ山歩き』が2024年2月発売予定。「音楽のある朗読会『あなたがいたから~わたしの越路吹雪~』」公演詳細はアミューズHP市毛良枝ページ参照。
2023年12月07日ダンス&ボーカルグループ・THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの吉野北人、岩谷翔吾、長谷川慎が出演する、アートアクアリウム美術館 GINZAの新CMが、4日より関東エリアで放送される。新CMでは、吉野、岩谷、長谷川がアートアクアリウム美術館 GINZAの館内を楽しむ様子をクローズアップ。金魚が泳ぐ癒しの幻想世界に浸り、3人の笑顔があふれる表情とともに同所の魅力を届ける。「金魚と一緒の撮影は、お互いのコンディションとタイミングが大事で大変だったが、お互いが出演者のように準備して撮影に挑むことができた」と話した3人。優雅に泳ぐ金魚と息を合わせた演技が求められる難しい撮影となったが、撮影チーム全員で金魚と上手くコミュニケーションをとりながら進行した。コメントは以下の通り。■吉野北人実はプライベートで来たことがあり、今回の撮影ではとても縁を感じました。竹の色がグラデーションで表現されている金魚の竹林は、日本の良さが表れていてとても素敵です。真ん中にベッドをおいて寝てみたいです!■岩谷翔吾本当に滝が流れているかのような幻想的な空間でした。泳ぐ金魚の尾ひれが、洋服が揺れ動くような感じで、まるでファッションショーを見ているかのようでした。非日常な世界観に一瞬でトリップできました。■長谷川慎ファーストインパクトがすごく、幻想的な世界観に心が洗われました。両サイドに筒状の水槽が並び、照明の色が変わっていく様子が素晴らしかったです。真っ先にスマホを出して撮影しちゃいました。
2023年03月03日人気の舞台『天才てれびくん the STAGE ~てれび戦士REBORN~』と『時子さんのトキ』が、オンラインライブ配信サービス「Z-aN(読み:ザン)」にてアーカイブ配信がスタートした。『天才てれびくん the STAGE ~てれび戦士REBORN~』は、1993年に放送が開始されたNHKの子ども番組『天才てれびくん』の舞台化シリーズ第1弾で、2020年1月東京・ヒューリックホール東京、2月大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて上演された。脚本は同番組も手掛ける小林雄次、演出はアクションに特に定評のある井上テテが手掛け、アクションあり歌ありダンスありの舞台となっている。今作には大人になったてれび戦士と舞台版新キャストが集結。てれび戦士からは現在NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』へ出演する前田公輝を筆頭に、長江崚行、鎮西寿々歌、ド・ランクザン望、声の出演として飯田里穂が、舞台版新キャストは同番組で「Dream5」を結成し解散後も舞台や音楽活動をしている高野洸をはじめ、多数の舞台等で活躍する多和田任益、松村優が出演。また舞踏家であり、俳優としても多くの作品でその存在感を放つ麿赤兒が特別出演するほか、NHK Eテレの幼児番組『おかあさんといっしょ』で番組史上歴代最長となる9年間“歌のお兄さん”を務め、現在も映像から舞台、声優、CDソロデビューと活躍し続ける横山だいすけが名を連ねた。なお、今回のアーカイブ配信は1月26日に行われた東京千穐楽公演の映像となっており、現在発売中のDVD / Blu-rayや過去に行われたNHKでの放送用編集映像とは異なった映像となる。『時子さんのトキ』メインビジュアル『時子さんのトキ』は、劇団「ONEOR8」主宰でONEOR8『ゼブラ』『誕生の日』(作・演出)、東宝『雪まろげ』(作・演出)、エイベックス『不機嫌な女神たちプラス1』(演出)など手掛けてきた田村孝裕が作・演出を手掛け、2020年9月に東京・大阪にて上演された作品。主演には、離婚後旦那、息子と離れて一人で暮らしている時子役に「20世紀最後の正統派アイドル」として人気を博し、歌手・女優として活躍する高橋由美子。時子の心の隙間を埋める路上ミュージシャン翔真役と息子・登喜(トキ)役の2役を舞台から映画と幅広く活躍する鈴木拡樹が演じた。また、スナック仲間、NPO職員など、時子たちを取り巻く様々な人物を芸人としてだけでなく俳優としても活躍する「カラテカ」の矢部太郎、劇団「拙者ムニエル」に所属しテレビ朝日ドラマ『おっさんずラブ』等の話題ドラマに出演する伊藤修子、劇団「ONEOR8」に属し多数の作品に出演する山口森広、ミュージカル『アニー』アニー役に抜擢され、以降ミュージカルから芝居まで幅広い活躍を見せる豊原江理佳という実力派の俳優陣が脇を固める。『天才てれびくん the STAGE ~てれび戦士REBORN~』の視聴チケットの販売は9月26日21時59分、配信期間は9月30日21時59分まで。『時子さんのトキ』の視聴チケットの販売は11月29日22時、配信期間は12月6日21時59分までとなっている。<配信情報>『天才てれびくん the STAGE ~てれび戦士REBORN~』【出演】前田公輝 / 長江崚行 / 鎮西寿々歌 / ド・ランクザン望 / 飯田里穂(声の出演)高野洸 / 多和田任益 / 松村優麿 赤兒(特別出演)/ 横山だいすけ / ほか【スタッフ】脚本:小林雄次演出:井上テテ企画・製作:NHKエンタープライズ/エイベックス・エンタテインメント協力:NHK【ストーリー】てれび戦士――それは「楽しいこと」を届ける選ばれし子どもたち。彼らの歌声は全宇宙の人々を魅了していた。しかし、「楽しいこと」を奪おうとするテレゾンビ党が地球に襲来し、てれび戦士たちは敗北。全宇宙が「つまらないこと」に支配されてしまった!てれび戦士たちはテレゾンビ党に記憶を奪われ、やがて大人になった。すべてを失って……。だが、希望は失われてはいなかった。彼らが謎のリモコンを手にしたとき、てれび戦士としての記憶がよみがえる!『天才てれびくん』を復活させ、楽しいテレビを取りもどせ!大人になったてれび戦士たち!【チケット料金】価格:2,500円販売期間:2022年6月28日(火) 11:00~9月26日(月) 21:59※紛失等によるシリアルコード再発行や変更、返金等は対応出来かねます。チケットはこちら:■配信公演:2020年1月26日(日) 16:00 東京千穐楽公演■配信期間:2022年6月28日(火)11:00~9月30日(金) 21:59■シリアルコード入力期間:2022年6月28日(金) 11:00~9月27日(火) 21:59■視聴期限:シリアルコード入力後「視聴する」ボタンを押してから3日間公式ホームページ:舞台『時子さんのトキ』【出演】高橋由美子 / 鈴木拡樹 / 矢部太郎 / 伊藤修子 / 山口森広 / 豊原江理佳【スタッフ】作・演出:田村孝裕企画・製作:エイベックス・エンタテインメント【ストーリー】それでもいいと思ってた。幸せだったから。離婚後、疎遠になってしまった息子に重なる路上シンガーの男・翔真。私(時子)は、この男に多額のお金を貸している。これまで感じてきた心の隙間、寂しさを全部、翔真が埋めてくれている。ある日、NPO団体を名乗る柏木という男が店へとやってくると、翔真のことについて私にいくつか質問をしてきた。そして、「翔真という男に騙されているんじゃありませんか?」翔真に貸したお金は、2000万を超えている。でも、あくまで“貸しているお金”だ。ばか。この無礼極まりない柏木の登場で、私の人生は大きく狂っていった……。【チケット料金】価格:2,500円販売期間:2022年6月28日(火) 11:00~11月29日(火) 22:00※紛失等によるシリアルコード再発行や変更、返金等は対応出来かねます。チケットはこちら:■配信期間:2022年6月28日(火) 11:00~12月6日(火) 21:59■シリアルコード入力期間:2022年6月28日(火) 11:00~11月30日(水) 22:00■視聴期限:シリアルコード入力後「視聴する」ボタンを押してから7日間公式HP:公式Twitter:【視聴方法】1. プレイガイドでチケット(シリアルコード)をご購入ください。2. Z-aNアカウントをご作成のうえログインし、対象配信ページの「シリアルコード入力」ボタンより、プレイガイドから案内されたシリアルコードをご入力ください。3. シリアルコード認証後、「視聴する」を押すと、ご登録いただいたアカウントにて視聴が可能となります。※シリアルコード入力期限を過ぎた場合、シリアルコードを入力いただけなくなりますのでご注意ください。※配信期間を過ぎると視聴いただけなくなりますので予めご注意ください。Z-aNアカウント新規登録方法はこちら:公式サイト:
2022年06月28日岩谷マテリアル株式会社(所在地:東京都中央区、代表取締役社長・増田 昌義)は、同社が展開する万能調理容器《グルラボ》の新色「オレンジ」を、2022年6月初旬より発売いたします(※注1)。電子レンジやオーブンでの調理をはじめ、冷蔵庫や冷凍庫での保存も可能な「マルチクッキングカプセル」の《グルラボ》は、シリーズ累計206万個の販売を記録(※注2)。在宅時間の増える昨今、高まる家庭での調理需要に伴い、販売実績を伸ばしています。新色「オレンジ」は、初夏のキッチンや食卓に嬉しいビタミンカラーで、しかも手に取りやすい「ラージカプセル」単体の展開。金額も従来品よりリーズナブルな1,780円(税込)での発売となります。※注1:一部店舗では先行販売実施中※注2:2011年9月から2022年3月末までの累計販売個数(カプセル個数の累計)新発売のグルラボ オレンジ/1,780円(税抜1,618円)※使用イメージ■「時短」「簡単」「本格的」で、夏場のキッチン作業を軽減!『煮る・蒸す・茹でる・炒める・炊く』だけじゃない『オーブン調理』もOK!もちろん冷蔵や冷凍も◎本体にフタをセットした状態素材メーカーだからこそ実現できるマルチクッキングカプセル「グルラボ」。さまざまな料理が可能なほか、食材や料理の冷凍・冷蔵など保存にも力を発揮します。時短・簡単・本格的な料理で、気になる夏場の料理時間も快適にサポートします。■マルチクッキングカプセル《グルラボ》の特徴:*車やオートバイにも使用される工業用素材『エンプラ』・『エンプラ(エンジニアリングプラスチック)』の一種である特殊な素材『シンジオタクチックポリスチレン』を使用・軽くて丈夫、優れた衝撃性・耐冷/耐熱温度は-40℃~230℃・冷凍・冷蔵・解凍、さらに電子レンジやオーブンも使用可能*独自の空気調節構造・独自の構造で蒸気を適度に逃し、カプセル内を高圧力に保つことで短時間での加熱が可能*Made in Japan・国内自社工場で製造■《グルラボ》5つの機能:(1)6種類の加熱調理機能煮物・蒸し物・茹で物・炒め物・炊飯・オーブン調理が可能(2)保存容器としての機能冷蔵や冷凍、電子レンジやオーブン調理もOK(3)ミキシングボウル機能滑らかな曲線の内部は、和えたりかき混ぜたりと作業も快適(4)ストレイナー機能空気調整口から湯切りや水切りが可能(5)下ごしらえ機能加熱前の食材に下味をつけるバットの代わりや下ゆでなどに便利パスタなら二つ折りにして電子レンジで茹でることが可能湯切りや水切りもラクラク!和えたり混ぜたりといった作業も快適もちろんそのまま器としても使える余裕のサイズ■《グルラボ》なら、エコでヘルシーな暮らしをサポート!*時短/手早くサッと料理でき、時間や電気も節約*万能/カプセル一つでさまざまな調理プロセスをカバー*ヘルシー/余分な脂を落とし、油なしの調理が可能*エコ/使用する器具が少なく、ラップや水道代、洗剤も節約■マルチクッキングカプセル グルラボ オレンジ/1,780円(税抜1,618円)*原料樹脂 :□本体/スチロール樹脂(シンジオタクチックポリスチレン)□フタ/ポリプロピレン*外形寸法 :W18.8×D16.7×H8.9cm*重さ :161g*容量 :1,320ml*耐冷・耐熱温度:本体/-40℃~230℃、フタ/-40℃~150℃*付属品 :簡易レシピブック※従来品の「ラージカプセル」と同素材・同サイズです本体フタ付属の簡易レシピ(6レシピ)■絶賛発売中!もっともっと料理が楽しくなる《グルラボプラス》□グルラボプラス マルチセット/6,600円(税抜6,000円)作りおきや、保存容器としての使用にふさわしいフルラインナップのセット。183種レシピ掲載のクッキングガイド付属。人数の多いご家庭にもおすすめです。*セット内容:■ラージカプセル×2■スモールカプセル×2□スクエアディッシュ×1□マルチプレート×1□クッキングガイド(183レシピ)×1グルラボプラス マルチセット/6,600円(税抜6,000円)付属のクッキングガイド(183レシピ/グルラボプラス マルチセット)パッケージイメージ(グルラボプラス マルチセット)□グルラボプラス パーソナルセット/2,970円(税抜2,700円)1~2人前の料理や在宅ランチにぴったり。お手頃価格でお試ししやすいセットです。*セット内容:■ラージカプセル×1□マルチプレート×1□クッキングガイド(20レシピ)×1グルラボプラス パーソナルセット/2,970円(税抜2,700円)付属のクッキングガイド(20レシピ/グルラボプラス パーソナルセット)パッケージイメージ(グルラボプラス パーソナルセット)*原料樹脂:□本体・スクエアディッシュ・マルチプレート/スチロール樹脂(シンジオタクチックポリスチレン)□フタ/ポリプロピレン*ラージカプセル■外形寸法:W18.8×D16.7×H8.9cm ■重さ:161g ■容量:1,320ml*スモールカプセル■外形寸法:W15.6×D13.7×H7.2cm ■重さ:107g ■容量:670ml*スクエアディッシュ■外形寸法:W19.9×D18×H3.2cm ■重さ:118g ■容量:900ml*マルチプレート■外形寸法:W13×D12×H1cm ■重さ:22g*耐冷・耐熱温度:本体/-40℃~230℃、フタ/-40℃~150℃冷蔵庫や冷凍庫にもすっきり収納。そのまま再加熱OK(オレンジ・プラスとも)スタッキング可能で 収納にもかさばりません(オレンジ・プラスとも)■グルラボ公式Instagramオープン!《グルラボ》公式のInstagramでは、レシピやユーザーに役立つ情報を平日毎日配信しています: ■グルラボウェブサイト《グルラボ》ウェブサイトでは、その他のラインナップや製品情報を掲載しています: ■岩谷マテリアルとは“小さなニーズに応え、社会を大きく変えていく”岩谷マテリアル株式会社は、創業以来、合成樹脂や金属をはじめとした多彩なマテリアルを扱い、生活商品から工業・農業用に至る幅広い製品を開発・販売してきました。その事業の根底にあるのは、岩谷グループの理念でもある「世の中に必要なものこそ栄える」という想いです。そしてその理念を基本に、時代が求める価値観を的確に捉え、柔軟に対処する志をもって、様々な製品を生み出してきました。私たちはこれからも、多彩なマテリアルと柔軟な発想力、確かな開発技術を強みに「どんな小さなニーズにも全力で取り組む」会社であり続けます。人に、社会に、地球に。いつの時代も必要とされる企業・岩谷マテリアルに、これからもご期待ください!■会社概要社名 : 岩谷マテリアル株式会社(Iwatani Materials Corporation.)創業年月日 : 昭和29年(1954年)4月5日設立年月日 : 昭和42年(1967年)7月13日株主 : 岩谷産業株式会社 100%代表取締役社長: 増田 昌義事業内容 : 1.合成樹脂・化学品・セラミックス製品および原材料の販売2.フィルムおよび成形品の製造・販売3.金属(鉄鋼・軽金属)、金属加工品の販売4.合成樹脂コーティング加工品の製造・販売5.合成樹脂成形機、包装および包装機械、ならびに農業機器の販売6.家庭日用品、農業資材および園芸用品の販売7.土木資材、建築資材の販売8.上記原材料および製品に係わる輸出入業務URL : ■製品に関するお問い合わせ先岩谷マテリアル株式会社ホームプロダクツ本部 生活用品部 グルラボ課〒104-0033 東京都中央区新川1-4-1TEL: 03-3555-3021(9:00~17:30 土・日・祝日除く)URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月07日舞台『時子さんのトキ』が2020年9月11日(金)から、よみうり大手町ホールにて開幕した。劇団「ONEOR8」主宰の田村孝裕が作・演出を手掛けた新作。主人公の時子は、離婚後、偶然出会った路上シンガーの翔真に、疎遠となってしまった息子・登喜の姿を重ねつつ、金銭的な援助を続け、人生を大きく狂わせていくーー。2012年に時子と翔真が公園の広場で出会う場面から始まり、時を前後しながら、2020年現在までを描く。2020年の場面では、マスクをつけたり、検温をしたり、ソーシャルディスタンスを保ったりと、今の“新しい生活様式”を反映させている描写が盛り込まれていた。今年デビュー30周年を迎えた高橋由美子が主人公・時子を熱演。時子の真っ直ぐすぎる思いは、母性と深い愛情を感じさせつつ、どこか痛々しさや切なさもあった。翻弄され続けた一人の女性として、時子を堂々と演じ切った。一方の鈴木拡樹は、翔真役と青年期の登喜役を演じる。爽やかなルックスと、その無邪気さからついついのめり込んでしまうのも分かる“クズ男”っぷり。とはいえ、単なる悪役になりきらず、彼なりの繊細さが垣間見えた気がした。そのほか、矢部太郎、伊藤修子、山口森広、豊原江理佳といった個性豊かな俳優陣が出演。時子と翔真を取り巻く人々を面白おかしく演じていた。開幕に向けて、高橋由美子は「コロナウィルスが世界中で猛威をふるう情勢のなか、こうしてお芝居の幕を開けさせて頂けることに心から感謝を申し上げます。このような時に演劇を行うことへのご意見もあるかと思いますが、今私にできることは駆け抜けることだけ。皆様に楽しみにお運びいただき、精一杯お迎え出来るよう精進いたします」とコメント。また、鈴木拡樹は「9月11日から予定通り、舞台『時子さんのトキ』公演を開始致します。ご来場の皆様と特別な時間を過ごせることを嬉しく思います。また今作はアフタートークショーがある公演回もございます。お時間宜しければアフタートークショーも楽しんでください」と語った。上演時間は約1時間45分。東京公演は9月21日(月・祝)まで。大阪公演は9月26日(土)、27日(日)、サンケイホールブリーゼ。10月には映像配信(東京公演の収録映像)も予定している。『時子さんのトキ』作・演出:田村孝裕9月21日(月・祝)までよみうり大手町ホール9月26日(土)、27日(日) サンケイホールブリーゼ出演者によるアフタートークショー開催【東京公演】・9月13日(日)13:00回…登壇:矢部太郎、伊藤修子、山口森広・9月15日(火)14:30回…登壇:鈴木拡樹、伊藤修子、豊原江理佳・9月16日(水)18:30回…登壇:高橋由美子、鈴木拡樹、田村孝裕(作・演出)・9月17日(木)14:30回…登壇:矢部太郎、山口森広、豊原江理佳・9月18日(金)18:30回…登壇:高橋由美子、鈴木拡樹、山口森広【大阪公演】・9月26日(土)17:00回…登壇:高橋由美子、鈴木拡樹、山口森広取材・文:五月女菜穂
2020年09月13日鈴木拡樹と高橋由美子の顔合わせで、田村孝裕の新作舞台『時子さんのトキ』が本日9月11日(金)に開幕する。今年で歌手デビュー30周年を迎える高橋。初々しいアイドルの頃から、劇団☆新感線の舞台などで女優としてのスキルを磨き、いよいよ充実期を迎えている。そんな彼女がこの節目の年に選んだのが、この舞台。“ほのぼの” と “どろどろ” の調合が巧みな田村の最新作だ。高橋由美子主人公は美しくも秘密を抱える中年女性・時子。離婚して以来すっかり疎遠になってしまった息子と、どこか面影が重なる路上シンガーの男・翔真に出会う。彼と過ごしたいあまり、時子は翔真に合計で1,000万を超える金銭を貸すのだが、ある日、NPO団体を名乗る男がやってきて時子に問う。「翔真という男に騙されているんじゃありませんか?」時子がのめりこむ男・翔真を演じるのは、『弱虫ペダル』や『刀剣乱舞』など数々の舞台で活躍を見せ、近年では声優としても成長著しい鈴木拡樹だ。本作で鈴木は翔真と、時子の息子・登喜の二役を演じることになる。華やかな場面で堂々と歌い踊る姿がおなじみだが、今回は少人数の共演者と、みっちりと描きこまれた会話劇に挑戦。俳優としての底力が、ここでもきらめく。鈴木拡樹決して容易ではない境遇や状況を、切々と生きる者の物語に定評がある田村。それぞれの主人公たちが幸福かどうかは、周囲の誰にも断じることはできない。今回の作品に添えられたコピーもこんなふうだ。「それでもいいと思ってた。幸せだったから。」矢部太郎、伊藤修子ら個性派俳優陣が集結して、「時子さん」の幸福の正体がていねいに描かれる。公演は9月21日(月・祝)までよみうり大手町ホールにて。大阪公演もあり。また、本公演の収録映像配信も予定している。文:小川志津子
2020年09月11日シャンソン歌手のクミコが歌う『妻が願った最期の「七日間」』が話題を呼んでいる。新聞の投稿欄に掲載された「七日間」という一遍の詩から生まれた楽曲で、詩の作者は2018年1月にがんで他界した宮本容子さん。「もしも神様が元気な7日間をくれたら」という容子さんの願いが込められている。そこには、ごく普通の日常がいかに豊かで、尊いものであるかという思いも描かれており、容子さん亡きあと、夫の英司さんが投書したことで多くの共感を呼び、書籍化もされた。そんな中、クミコの元へ英司さんより「歌ってほしい」との手紙が届いた。そして数々のヒットを生み出したプロデューサー酒井政利の手により、純愛をテーマにした歌になってリリースされた。「クミコ」チケット情報「朝日新聞の投書をリアルタイムで読んでいて、世の中には映画のようなご夫婦がいらっしゃるのだなと感動していたんです。そして昨年12月に英司さんからご本とお手紙が届いて、やっぱりご縁があるのかなあと思いました」とクミコ。「七日間」を歌うことは、必然の出会いような気持ちでもあったという。「人が生きるということと、死ぬということは表裏一体。最期を考えるということは、今をどう生きるかということでもあるので、そういう歌を託されるには私自身、ちょうどいい年代に入っているのかなと思います。何か、歌の方から寄り添ってくれたような感じです」。「七日間」から伝わる英司さんと容子さんの「純愛」。「おふたりの往復書簡のようにご本を読んでいると、70代というご年齢にもかかわらず純度が高いことにびっくりして、うらやましいなと思いました。何十年も一緒にいると、大変なこともいろいろあったと思いますが、そういう中でもきちんと鮮度を保っていられたのは、お互いを名前で呼んでいることも大きかったと思います。人間として、男と女として、見つめ合い続けたからこそでは」。人の心を大きく揺さぶる楽曲だけに、歌う時は気持ちを入れ込み過ぎないようにしていると話す。「おふたりの宝石のようなお話を、泥にまみれたような世の中にそのまま出したいと思いました。歌い手が入れ込み過ぎると、しらけてしまうこともあるので、シャンソンもそうですが、どの歌も愛の歌はなるべく客観性を持った方が届きやすいのかなと思います」。9月23日(月・祝)には、作詞家・岩谷時子の楽曲をメインに歌うコンサートも控えている。「女性の作詞家の中で、一番好きな方です。岩谷さんの歌の世界もぜひお楽しみください」。取材・文:岩本和子
2019年09月13日フランス歌謡・シャンソンの深みを味わえる「レジェンドたちのシャンソン 2019シリーズ」が今夏を彩る。錚々たる面々が集う同コンサートを牽引するひとりが、1955年8月5日の新派公演にて水谷良重の名で初舞台を踏んだ同日、「ハッシャ・バイ」でジャズ歌手デビューも果たした当代・水谷八重子だ。【チケット情報はこちら】「“あたし”の歌の育ちには終戦が絡んでいますからアメリカが優先で、しばらくの間、シャンソンは食わず嫌いでした」と振り返る。同ジャンルに傾倒したきっかけは、日本を代表するシャンソン歌手・越路吹雪だった。越路といえば、元宝塚歌劇団トップスターにして、希代のシャンソン歌手エディット・ピアフの伝道師。八重子は越路の公私においての「人間力」に惹かれたと眼を細める。加えて、日本におけるシャンソンの浸透については「岩谷時子先生のお力ね」と懐かしむ。岩谷は名作詞家かつ訳詞家のみならず、越路のマネージャーでもあった人物だ。八重子いわく「越路のお姉と岩谷先生は、日本のお客様の前で歌うんだから、どこの国のものでも日本語で伝えなければというのが信念。私もできるだけ言葉と、言葉の裏にある気持ちを伝えたいという思いでコンサートに臨んでいます」そんな八重子が今回、ソロナンバーとして披露するのは『人生は過ぎ行く』、『愛の讃歌』、『夢の中に君がいる』、『サン・トワ・マミー』、『ラストダンスは私に』、『兵士の別れ』の5曲。それぞれ副題に、18日は「~4人の巴里祭~」、19日は「~歌と朗読で綴る シャンドン・ド・パリ~」と冠され、異なるラインナップが用意されている。元宝塚歌劇団トップスターで女優の安奈淳とデュエットする『ろくでなし』も注目すべき1曲だ。通常、明るく歌われることが多い同曲だが、八重子は「実はとても悲しい曲。だって人から『ろくでなし』と言われたことで街から出て行かなければならないんだもの……でも今回は安奈さんとご一緒。役を交代するように気持ちも入れ替わり立ち替わりして歌えますので、楽しい『ろくでなし』になると思います」。本公演に懸けるを思いを「歌の場合、相手役はお客様。ですから、どうぞいい相手役に出会えますようにと祈っています」と締め括りつつ、「『セックス・マッド』がやりたいのよ!」と同席したプロデューサーに談判。かつてフランスのレビュー・スター、ジジ・ジャンメールが日比谷公会堂で披露した際に八重子が感銘を受けた、キワドイ内容の曲だというから聴き逃せない。細部にこそ魂が宿ると言われるが、一音にも同じことが。「越路さんは“歌詞に“わたし”とあっても、“あたし”って歌わないと色気がなくなるよ”と。折しも同時期、母(初代・水谷八重子)が“新派の芝居では、“わたし”って言っちゃ堅くなるからね。”……そんな奇遇を受けて、岩谷先生が新派のお芝居の曲を書き下ろしてくださった時、タイトルを“あたし”にしたこともあるのよ」。来年で芸能生活65周年を迎える希代の歌姫に出逢いに、ヤマハホールを訪れてみては?取材・文:山田美穂
2019年06月13日●『チア男子!!』で、初めての本格的な映像作品に小説家・朝井リョウによる累計17万部の青春小説『チア男子!!』が実写映画化され、5月10日から公開中だ。朝井が早稲田大学在学中に、男子チアリーディングチームの“SHOCKERS”をモデルに執筆し、漫画化、テレビアニメ化、舞台化など様々な分野で話題を集めてきた同作。幼い頃から柔道を続けてきた大学1年のハル(横浜流星)と、親友のカズ(中尾暢樹)がメンバーを集め、男子チアチームを作り上げていく。今回、実際に作中のチーム「BREAKERS」としてチアリーディングに挑戦する7名の中に選ばれたのが、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのパフォーマーである岩谷翔吾だ。大学で男子チアを始めるが、いつもそばには「敵わない」と思う存在の幼馴染がいる……という役どころ。普段もボーイズメンバーで活動し、さらに横浜とは高校の同級生だという岩谷に、役に挑んだ際の思いを聞いた。○■挫折を乗り越えて、人として強くなれた――岩谷さんが演じた弦は、個性的なメンバーの中でも、ある種普通の観客が感情移入できる役なのかなと思い、とても印象に残りました。役に共感できたところや、逆に自分と違ったところなどありましたら、ぜひ教えてください。僕が演じた弦は、すごく負けず嫌い。イチロー(総一郎 / 菅原健)という相方的存在がいるんですけど、自分が努力してても超えられない存在が身近にいて、挫折を経験している役柄です。イチローとは1対1で思いをぶつけあうシーンがあり、僕も役作りではTHE RAMPAGEとしての挫折といった実体験をベースにしました。悔しい気持ちや葛藤、自分の中にしかないモヤモヤを弦に落とし込んで、うまく役とリンクさせて、感情を爆発させることができました。――具体的にはどんな実体験がベースになったんですか?デビュー前に、グループが一時期、活動休止になってしまったことがありまして……。自分たちの未熟さや至らなさのせいだったんですが、その期間のおかげで、人として大切なことを学ぶことができました。弦も、挫折を乗り越えて、人一倍気配りをしたり、周りに優しく接したりするようになります。自分の弱さを理解して「自分はこうやって生きるんだ」と、成長していった。コンプレックスを乗り越え、自分にできないことがあるからこそ、周囲に優しくできるところが、人として強いなと感じました。――今回はオーディションで役を射止められたんですよね。撮影の1年前にオーディションがあり、なかなか合否が出ず、半年くらいドキドキしました(笑)。オーディションでは、最初全部の役を一通りやって、弦に決まりました。監督にも「なぜ自分だったのか」と聞いたら、「THE RAMPAGEとしての挫折のことを話している時に『弦だ』と思った」言っていただき、初めての本格的な映像作品が『チア男子!!』で、本当によかったと思っています。――本格的な映像作品が初でありながら、そこまで役のことを深く考えていたんですね。初めてだからこそ、「全力でやるしかない」と思っていました。変に背伸びしたりせず、体一つでぶつかっていく、失敗してもいいから挑戦してやる、という気持ちで。「食らいついた」という言葉が、1番合っていたのかなと思います。●横浜流星とは、高校時代にダンスバトルも…!?――高校の同級生である横浜さんも、岩谷さんに「ぜひ演技を続けてほしい」と。うれしいです。流星は、会うたびに「演技を続けなよ」と言ってくれるんです。高校でも本当に仲が良かったので、こうやって映画で一緒に演技をするのは不思議な感じでしたが、流星がいてくれたことが心強かったです。学生時代に同じ授業を受けていて、お互いに何者でもないところから違うフィールドに進み、縁があって一緒に作品に携わることになって……すごく刺激を受けました。「同い年で、こんなに頑張ってるんだな」と、心からリスペクトできましたし、友情が深まりました。――熱いですね! 演技の面では横浜さんが先輩ですが、ダンスなどのパフォーマンスの面では岩谷さんが先輩なのかな、と思いまして。教え合ったりはしていたんですか?ダンスのシーンでは、流星に教えることもありました。流星は高校の時からダンスが好きで、昼休みには僕と2人でダンスバトルをしてたんです(笑)。彼はKRUMPダンスがすきなので、曲をかけながら教えたりすることもありました。流星も音を持ってきて「ダンスバトルだ!」と言ってきて(笑)。自由な感じでした。――それは、すごく見たいです。言えば、やってくれると思います(笑)。――そんな高校生活から、映画で共演…というのは、改めてすごいですね。本当に、考えられないですよね。最初は、お互い照れ臭さがありました。でも、クランクインする頃には、自分も「ハル」と呼ぶようにして、「高校の友達の流星」ではなく、「ハル」として接していたので、照れはなくなりました。――横浜さん演じるハルと、岩谷さん演じる弦は、パフォーマンスでも一番高いところに立つ「トップ」というポジションでもありましたが、そこについてもお話はされていたんですか?トップならではの悩みは2人で共有して、相談していましたし、刺激し合っていました。たとえばジャンプして足を広げる「トータッチ」は先に僕ができたので、流星が少し悔しそうにしてたんですが、僕がスランプになった時には流星がめっちゃきれいにできるようになっていて、切磋琢磨しあってる感じでした。トップ同士ならでは、かつ同級生ならではの肌で伝わるものがあって、練習も楽しかったです。――逆に、先輩やメンバーなどに演技の相談はされたんですか?相方のイチローと感情をぶつけ合うシーンが難関だったので、メンバーの藤原樹にイチロー役をお願いして、練習に付き合ってもらいました。EXILE / FANTASTICS from EXILE TRIBEの佐藤大樹さんにも、クランクインの報告をして、撮影現場の用語や、台本の読み方なども、一から教えていただきました。―― THE RAMPAGE、FANTASTICSさんも試写に来られてたんですよね。感想などは聞きましたか?THE RAMPAGEメンバーのRIKUさん、(武知)海青、やましょーさん(山本彰吾)は目を真っ赤にして試写室から出てきて、「感動しました」と。メンバーからそういう感想をもらえたのが、1番嬉しかったですね。身近な存在だからこそ、メッセージが伝わったということが、本当に嬉しかったです。今後も機会をいただけたら、役者としてもまた挑戦できればと思っています。■岩谷翔吾1997年、大阪府出身。THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのメンバー。2016年公開『HiGH&LOW THE MOVIE』(久保茂昭監督)、2017年公開『HiGH&LOW THE MOVIE 2 END OF SKY』にて山王連合ケン役で出演。そのほか、舞台『あたっくNo.1』(17)、朗読舞台『逢いたくて』(17)に出演するなど個人での活動も注目されている。
2019年05月14日シックなムードに導く、生田絵梨花のニットトップス。本格的なニットシーズンが到来!ミニマルなデザインの中にもちょっとした個性や仕立ての良さが光るシックなニットを主役にスタイリング。落ち着いた印象ながら、パッと目を引くオレンジの発色が絶妙。控えめなパフスリーブ、ゆるいタートルネックなど、フェミニンな要素をちりばめたハイゲージニット。スッキリしたシンプルなデザインだから、花の刺繍があしらわれた個性派スカートとも好相性。ニットトップス¥19,000(ANAYITEL:03・5739・3032)スカート¥59,000(ウジョー/ブランドニュースTEL:03・3797・3673)イヤリング¥2,000(メドレー/ビームス 銀座TEL:03・3567・2223)蜂のブローチ¥7,000(マリーナ・フォサッティ/アルアバイルTEL:03・5739・3423)パンプス¥19,000(アルアバイル)いくた・えりか1997年1月22日生まれ、東京都出身。乃木坂46の1期生として活動しながら、女優として舞台や映画などでも活躍し、2017年には岩谷時子賞奨励賞を受賞。’19年には、舞台『ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812』、舞台『レ・ミゼラブル』(コゼット役)に出演予定。※『anan』2018年10月3日号より。写真・来家祐介(aosora)スタイリスト・木村舞子ヘア&メイク・Nagisa(W)(by anan編集部)
2018年09月26日カッパ(Kappa)より、ドレスキャンプ(DRESSCAMP)のデザイナー・岩谷俊和が手掛ける新コレクション「カッパ ジー(Kappa G)」がデビュー。2018年8月下旬より、カッパ正規取扱店舗にて発売される。デビューシーズンとなる2018年秋冬コレクションは、「ゴルフウェア」と「60年代モード」がキーワード。当初ばゴルフウェアの新企画として始動したが、岩谷俊和の独創的な色彩感覚が織り成す、装飾的でパワフルなデザインが新たな世界観を作り出し、新コレクションとして展開されることとなった。スポーツウェアの雰囲気にアートな要素を加えたメンズ、ウィメンズウェアが展開される。カラフルで幾何学的な模様を施したジャケットやスカート、パーカー、スウェット、ストライプのパンツ、大胆なロゴを施したトップスなどが展開される他、カラーブロックのバッグも登場。シックなトーンの赤やネイビー、紫などを使った、レトロとモダンの雰囲気を併せ持ったアイテムが揃う。【詳細】新コレクション「カッパ ジー」発売時期:2018年8月下旬取扱場所:カッパ正規取扱店舗【問い合わせ先】フェニックス クリエイティブ セレクト ストアTEL:03-5778-4006
2018年08月30日第9回岩谷時子賞 授賞式が11日に都内で行われ、受賞者が登壇した。「岩谷時子 Foundation for Youth」にピアニストの黒木雪音、「岩谷時子賞 奨励賞」にサクソフォン奏者の上野耕平、俳優の古川雄大、「岩谷時子賞 功労賞」に演出家・石井ふく子、「岩谷時子賞 特別賞」に女優の大地真央、「岩谷時子賞」に女優の松たか子が選ばれ、プレゼンターを市毛良枝が務めた。同賞は稀代の作詞家であり、越路吹雪を支えたマネージャーとしても知られる岩谷時子の名を冠し、音楽・芸術に功労のあった個人・団体を表彰する。授賞式では黒木が「エチュード ヘ長調 Op.10-8」、上野が「ニューシネマパラダイス」、古川が「僕こそ音楽」(ミュージカル『モーツァルト!』より)、大地が「ラストダンスは私に」のライブパフォーマンスを披露した。「この賞をいただいたからには、これからもっともっと表現者として成長していけるように日々精進していきたい」と意気込む古川。授賞式後の取材では「賞というものをもらったことがなくて、初めていただく賞がこの素晴らしい賞で幸せな気持ち」と心境を表した。また、1月からドラマ『越路吹雪物語』で越路吹雪役を演じていた大地は「初舞台から45周年、という年に素晴らしい賞。『越路吹雪物語』にも主演して、喜びの年となりました。これからも歌とお芝居と、この賞に恥じないようにますます精進していかなきゃ」と気合いを新たにする。賞を受け取る際にはドラマで岩谷時子役だった市毛とハグし、「私の"時さん"の市毛さんから手渡ししていただいたこと、一生忘れられない思いです」と喜んだ。一方、松は「とてもうれしいです。が、なんで私なんだろうという思いのまま、ここにきてしまいました。本当はそんなことじゃいけないんでしょうが」と恐縮。ドラマ『カルテット』の主題歌やNHK連続テレビ小説『わろてんか』主題歌なと、音楽活動も充実していたが「このような賞をいただいていいのだろうかという思いで、どうしてもそこから抜け出せません。良かったんだなと思えるような自分に、もうちょっと時間をかけてなりたいと思います」と今後への思いを表した。これを受けて、審査委員である作曲家の都倉俊一は「満場一致で決めたことでございます。八面六臂のご活躍だけじゃなくて、皆さんが松さんから受け取る癒やしみたいなあたたかさ、アーティストとしての存在も大きな一つの要素になっていると思います」と受賞理由を説明。「ぜひ堂々と受け取っていただければ」と促すと、松は「すいません……」と苦笑する。授賞式後の取材では、「ミュージカルも最近そんなにやってなくて、本当にいいのかなと思いつつ、『もっと頑張れ』という風に受け取ります」と振り返った松。「また、これを励みに頑張っていかなきゃなと思うように、やっとなれました」と語った。
2018年06月11日「越路吹雪さんの魅力は、振り幅の広さ。大胆かと思えば繊細だったり、機嫌がいいかと思えば不機嫌になったり。と人間くさくて、どこか憎めない。そういう部分が人を引きつけ、愛された理由ではないでしょうか。やはり、天性のスターなんだと思います」 こう話すのは、昼の帯ドラマ劇場『越路吹雪物語』(テレビ朝日系・月〜金曜12時30分〜)で、昭和を代表するスター・越路吹雪さん(享年56)を演じる大地真央(62)。自身と同様、宝塚歌劇団の男役トップスターとして一時代を築いた大先輩に思いを馳せる。 「宝塚音楽歌劇学校時代の越路さんは、かなりの“異端児”だったそうです。私も、何かとやらかしては組長に叱られていたので、自分と重なる部分も(笑)」(大地・以下同) 宝塚退団後の越路さんは、作詞家・岩谷時子さん(享年97)とタッグを組んで『愛の讃歌』など数々の名曲を世に送り出した。 「岩谷さんという生涯の友がいて、ピアニストの旦那様に公私ともに支えられ、なんて幸せな方なんだろうと思います。私自身、シャンソンはもっと年を重ねてから……と思っていたので、十分大人になったいま(笑)、このタイミングでこの役をいただけたことがうれしくて。ヘアメークや衣装に“越路さんっぽさ”は意識しつつも、自分のなかから生まれるものも大事にしたい。『この歌をどんな気持ちで歌っていたのだろうか?』と考えながら私なりの表現ができればと思っています。そういう挑戦ができていることが幸せですね」 帯ドラマの撮影をこなす日々。気になるのは、その美しさの秘訣だ。 「ふだんはロケ弁もいただくし、外食も大好き。ただ、自分で選択できるときは、なるべくオーガニックなものを口にするように心がけています」
2018年03月15日(提供:岩谷時子音楽文化振興財団) 「2人の関係を一言で表現するなんてできません。戦友、姉妹、母子、友人であり、ときにはタレントとファンの関係でもありました。“誰も立ち入れない”特別な結びつきを感じましたね」 こう話すのは、岩谷時子音楽文化振興財団理事で音楽プロデューサーの草野浩二さん。 『愛の讃歌』『サン・トワ・マミー』など、数々の名曲を世に送り出した越路吹雪さん(享年56)。そしてマネージャーとして彼女を支えた作詞家の岩谷時子さん(享年97)。2人の足跡と友情を描いた帯ドラマ劇場『越路吹雪物語』(テレビ朝日系)が主婦の間で話題になっている。 そんな2人の特別な結びつきを、草野さんと、晩年の岩谷さんを取材した評伝『歌に恋して』の著者で音楽評論家の田家秀樹さんに語ってもらった。題して、ドラマでは伝えきれないであろう“真実の越路吹雪物語”。 ■越路さんのために何度もラブレターを運んだ 「岩谷先生は、よくラブレターを運ぶ“恋の飛脚”をしていました」(草野さん) 岩谷さんの著書『夢の中に君がいる』には、こうつづられている。 《私は彼女の恋には全く無関心で、せんさくする気など皆無だった。彼女だけの世界の出来事なので、頼まれた郵便をポストに入れるような気持ちである》(以降《》内は同書より引用) 越路さんは昭和34年、作曲家・内藤法美さんと結婚。2人の間を行き来したのも、岩谷さんだった。 ■夫も嫉妬するほどの“知りすぎている”仲 内藤さんは当時、作曲家、ピアニストとして活躍していたが、音楽業界では、越路さんと岩谷さんのほうが格上だった。 「しかも2人には、夫でさえ立ち入れない、強い絆があります。内藤さんは岩谷さんに対し、嫉妬心にも似た、複雑な思いを抱いていたのではないでしょうか」(田家さん) 敏感に察した2人は、こんなやり取りをしている。 《「内藤さんは私が嫌いなの?」「ごめん、時子さんが自分より早い時代から私を知っているのが、嫌らしい」》 越路さんはいい奥さんになろうと夫に尽くした。一方、越路さんの不眠症のことは常に気にかけていた岩谷さんだが……。 「夫婦の生活とは距離を置いていたため、越路さんの自宅で先生を見たことはありません。でも、越路さんは不眠症を抱えたままで、特に公演中は眠れない……。夜は、ボクら若手のレコード会社のスタッフがお邪魔してね。越路さんは睡眠薬とお酒を飲んでリラックスした状態でマージャンをすると、途中でことんと眠りに落ちる。そんな越路さんを寝室に担いで、そーっと帰るのが仕事でした」(草野さん) ■胃がんで早世。葬儀の日も“付き人”に徹した…… 昭和55年、越路さんが胃がんのため入院。病名は本人には知らされず、岩谷さんは内藤さんからではなく、越路さんの親族から真相を知った。岩谷さんは見舞いの際も、ベッドサイドで看病する内藤さんに遠慮するように、顔だけを見せる程度だった。 同年11月、越路さんは56歳の若さでこの世を去った。葬儀では、家族席に座ってもおかしくないほどの間柄だった岩谷さんだが、会場に入りきれない弔問客を控室に案内する役目を買って出た。 「最後までマネージャーとしての役割に徹したかったのでしょう」(田家さん) ■“大切なもの”を守るため無報酬を貫いた! 岩谷さんは、越路さんとの出会いから別れに至るまでの約40年間、“越路ファースト”の姿勢を崩さなかった。 「“越路吹雪のマネジメント”については、一切報酬を受け取らなかったと聞いています。控えめで、人前で歌うことが苦手な岩谷さんにとって、舞台でスポットライトを浴びる越路さんは、自分の夢や憧れを叶えてくれる存在だったんでしょうね。そこにビジネスや打算を持ち込まなかったからこそ、岩谷さんは生涯無報酬を貫いた。自分のいちばん大切なものを守ろうとしたんだと思います」(田家さん)
2018年03月05日『愛の讃歌』『サン・トワ・マミー』など、数々の名曲を世に送り出した越路吹雪さん(享年56)。そしてマネージャーとして彼女を支えた作詞家の岩谷時子さん(享年97)。2人の足跡と友情を描いた帯ドラマ劇場『越路吹雪物語』(テレビ朝日系)が主婦の間で話題になっている。 「2人の関係を一言で表現するなんてできません。戦友、姉妹、母子、友人であり、ときにはタレントとファンの関係でもありました。“誰も立ち入れない”特別な結びつきを感じましたね」 こう語るのは、岩谷時子音楽文化振興財団理事で音楽プロデューサーの草野浩二さん。そんな2人の特別な結びつきを、草野さんと、晩年の岩谷さんを取材した評伝『歌に恋して』の著者で音楽評論家の田家秀樹さんに語ってもらった。題して、ドラマでは伝えきれないであろう“真実の越路吹雪物語”。 ■「越路吹雪のサイン」の代筆が友情のはじまり 2人が出会ったのは昭和14年。宝塚歌劇団の初舞台に立った越路さんが『宝塚クラブ』『歌劇』の新米編集者・岩谷さんに「一緒にサインを考えてほしい」と持ちかけたことがきっかけだ。 「後年、岩谷先生が山のように積まれた色紙に、越路さんのサインを代筆している姿を見ました。おそらく世の中に出回っているサインの多くが、岩谷先生が書いた“ホンモノ”と言えます」(草野さん) 2人はお互いを「コーちゃん(越路さんの本名が河野美保子のため)」、「お時さん」と呼び合う仲になった。 ■東京での“お目付役”から作詞の才能を発揮! 昭和26年、越路さんが東宝に移籍し、東京に転居する際も、2人は一緒だった。 「越路さんに男性社員を付けるわけにもいかないし、東京で悪い虫がつくといけないと、宝塚の社命で“転勤”するように言われたのが岩谷さん。なかば監視役のようなものでした」(田家さん) 職場の隣が、渡辺プロダクションという縁があり、岩谷さんは後にザ・ピーナッツの作詞を担当。数々のヒット曲を世に送り出すのだった。 ■映画撮影中は共同生活。“寝起き”時はけんかも 上京したばかりのころ、映画の撮影や舞台が始まると、女性2人に気を使い、映画監督や劇場支配人が自宅の部屋や劇場の空き部屋を用意してくれたという。 「後に、岩谷さんは『あの人は不眠症だから起こされるのが嫌。撮影も嫌。現場でも朝から晩までふくれっ面でけんかばかり。詞を書く時間なんてありませんでした』と振り返っていました」(田家さん) ■舞台前の緊張を和らげてくれたおまじない 大スターとして舞台上でも堂々と歌い上げる越路さん。しかし、2人の共著作『夢の中に君がいる』で、岩谷さんは意外な一面をつづっている。 《楽屋にいる彼女は、めったに笑うこともない一人の神経質な、か弱い女性だった。「私は、ふるえている哀れな小鳩よ」と、いつも言っていた》 「舞台袖では、岩谷さんが越路さんの背中に指で“虎”と書き、ポンポンと3回たたくおまじないをして、いつも送り出していました」(田家さん) ■越路さんの“恋愛経験”が歌詞の元ネタに 「人を傷つけてしまうから、恋愛は苦手。歌の中で恋をしているから、十分なんです」 そう語っていたという岩谷さん。昭和43年にヒットした、ピンキーとキラーズの『恋の季節』を作詞するときは、越路さんの恋バナが役立った。 「越路さんが仕事でブラジルに行ったとき、フランス人俳優から『朝早くにコーヒーを飲もう』と誘われたのです。じつは、それは男女が一夜を共にする、フランス人の口説き文句。岩谷さんがこのエピソードを聞き『夜明けのコーヒー』という歌詞を思いついたそうです」(田家さん) そんな岩谷さんに、越路さんは「お時さんは、私の恋愛で歌を作る。“恋泥棒”だ」と笑っていたという。
2018年03月05日戦後の大スター・越路吹雪の波乱万丈の人生を綴る、帯ドラマ劇場「越路吹雪物語」が、1月8日(月・祝)より放送スタート。この度、そのナレーションを同じく宝塚歌劇団で男役トップスターとして活躍した真矢ミキが務めることが決定した。今回、ドラマのナレーション初挑戦となる真矢さんは、「非常に光栄です。台本が面白く、自分がナレーションだということを忘れて一気に読んでしまいました」とコメント。また、ナレーションを担当する上で最も大切にしたのは、“ヒロインへの愛しい思い”だそうで、「人よりも何十倍も何百倍も好奇心いっぱいな少女時代の越路さんが、本当にかわいらしくて…。そんな愛しさや温もりを込めて読みたいなと思いました。戦争が影を落とす時代の物語でもあるので、歴史的な事実については感情をこめずに淡々と読むべきなのかもしれませんが、越路さんの熱、明るさ、力が感じられるようにナレーションを入れたいなと考えました」と語り、収録中は監督と声のトーンについて確認しあいながら、作品のナビゲーションを務めたという。宝塚退団後、しばらく不遇の時代があったと言う真矢さん。そのとき越路さんの活躍にヒントを求め、越路さんの映像を借り集めて片っ端から鑑賞したそう。「好きすぎて困る越路さんを、これまた大好きな大地さんが演じられるなんて…本当に困ってしまいます。ナレーションを担当するのに当たって第1話を拝見しましたが、冒頭のステージシーンからたまらない空気が流れてきました!」と興奮気味に語る。ドラマの見どころについては、「越路吹雪さんをご存知の方もそうでない方も、古きよき時代にこういうスターが存在したという“灯”が心にともると、とても楽しいと思います。時代によってスターは変わっていくのでしょうが、“不動とはこのことよ”という力強さが感じられますし、どんな時代もパイオニアとして発信してきた人は魅力的。そういうことがひとりでも多くの皆さんに伝わると思うとうれしくて仕方がないですね。いま私の心は、少女時代の越路さんのように躍っています!」とコメントを寄せている。ドラマは、昭和の歌姫・越路吹雪(本名・河野美保子、愛称“コーちゃん”)がたどった波乱万丈の人生と、盟友の作詞家・岩谷時子との濃密な友情を綴っていく物語。“落ちこぼれ”といわれた宝塚時代、生涯の友・時子との運命的な出会い、戦争を乗り越えた2人が新しい歌の世界を切り拓き、二人三脚でトップスターへと駆け上がっていく軌跡。昭和という激動の時代を背景に、誰もが耳にしたことのある名曲の数々をちりばめながら、華やかなるものの“光と影”を紡いでいく。そんなヒロイン・越路さんの青年期を瀧本美織が、絶頂期を大地真央が演じる。帯ドラマ劇場「越路吹雪物語」は1月8日(月・祝)より毎週月~金曜日12時30分~テレビ朝日にて放送。再放送は毎週月~金曜日7時40分~BS朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2018年01月05日名曲「愛の讃歌」を日本に伝えた“シャンソンの女王”の壮絶な人生を描く、2018年1月8日スタートの帯ドラマ劇場第3弾「越路吹雪物語」。このたび、越路吹雪のキャリア絶頂期を宝塚歌劇団の後輩である大地真央が務めることが決定、同時代の岩谷時子を市毛良枝が演じることが分かった。■大地さんも男役トップスターとして活躍!圧倒的な歌唱力と表現力で日本中を魅了した、戦後の大スター・越路吹雪。彼女の波乱に満ちた生涯と、盟友の作詞家・岩谷時子との濃密な友情を綴っていく本作では、越路吹雪(河野美保子)と岩谷時子の青年期を、瀧本美織と木南晴夏が演じることが発表されていた。そして今回、瀧本さんからバトンを受け継ぎ、キャリア絶頂期の越路吹雪を演じるのは、越路同様、宝塚歌劇団で男役トップスターとして大旋風を巻き起こした大地さん!宝塚時代の美保子(愛称・コーちゃん)は、落第寸前の“落ちこぼれ”だったが、天性の歌唱力と明るい性格で先輩スターや同期に支えられ、男役トップスターへの階段を駆け上っていった。実は大地さんも、入団時は49人中25番というエリートとはいえない成績だったそうで、やがてめきめきと頭角をあらわし、月組男役トップスターとして一時代を築いていった“伝説”の持ち主。本作のポスター撮影に際し、大地さんは「越路吹雪さんは、尊敬する“大上級生”。うれしさと同時に、責任も感じています」と大先輩を演じる心境を明かしながらも、「新人時代、私は“現代っ子”や“異端児”などと言われたのですが、越路さんもやんちゃな面がおありだったようで…。おこがましいのですが、似ているエピソードが多々あって、うれしく思っています。そういう点では楽しんで演じさせていただきたいなと思っています」と “共通点”を挙げ、笑顔で意気込みを語った。■いよいよシャンソンを歌う時が来た…!新たなチャレンジに意気込み!!また、越路吹雪といえば名曲「愛の讃歌」を連想する人が多く、“日本シャンソン界の女王”として知られているが、大地さんは「実は、私はどちらかというとジャズが好きで…宝塚時代からあまりシャンソンにはあまりご縁がなかったんです」と告白。「そんなこともあって、シャンソンというのは60才代位のある程度年齢と経験を積んでから歌うものだと勝手に決めていたのですが、ちょうどその時期がドンピシャで訪れて驚いています!私にとって新たなチャレンジになるのですが、すごく楽しみですね。“いよいよ、シャンソンを歌えるんだ!”…いま、そんな心境です!」と語り、12月中旬からスタートする収録を心待ちにしている様子。ポスター撮影当日は、リサイタルをイメージした真紅のドレスとショートヘアのウィッグを身に着けてスタジオに登場。照明を浴びてカメラの前に立った姿は、まさに“シャンソンの女王”そのもの!「衣装とヘアメークの力を借りて、自然に越路さんを演じられたような気がします。とても楽しい撮影でした」と、早くも役柄への手ごたえは十分だ。■大地さんとも“縁”深い、偉大な作詞家・岩谷時子役には市毛良枝そして、越路のマネージャーとして彼女を終生支え続けた大親友であり、稀代の作詞家でもある岩谷時子の絶頂期を演じるのはベテランの市毛さん。大地さんは、岩谷時子さん本人とも深い“縁”があり、「私が宝塚を退団して初めての舞台で歌詞をすべて翻訳してくださって、励ましの言葉をいただいたことを覚えています。思えばその舞台は日生劇場でしたし(※越路吹雪が500回以上ロングリサイタルを行なった劇場)、不思議な“縁”を感じています。市毛さんとは一度ドラマでご一緒させていただいたのですが、ほんの一場面だったので、今回がっつりお芝居させていただくのを楽しみにしております」と新たなタッグに思いを馳せてコメント。市毛さんもまた、「私はまさに“ドンピシャ世代”で、越路吹雪さんのリサイタルを劇場で拝見していました」と明かす。「岩谷時子さんを演じるチャンスをいただけて、この上なく光栄。越路さんはいま、思い出してもドキドキワクワクして胸がいっぱいになってしまうぐらい素敵でした。大地さんも一時代を築いた大スターでいらっしゃるので、ピッタリだなと思っています」と共演を楽しみにして入る様子だ。大地さん、市毛さんが登場するのは、3月初旬を予定。宝塚退団後に映画、舞台、リサイタル…と忙しい日々を送りつつ、プライベートでは後に夫となる作曲家・内藤法美と交際を深めていた時代で、人生の絶頂期へと向かっていく2人を、実力派同士が華やかに、かつ繊細に演じてくれるはずだ。■越路吹雪をスターの座に押し上げる男たちも併せて、越路吹雪(河野美保子)をスターの座へと導く、男性キャスト陣も決定!越路吹雪に淡い恋心を抱く宝塚少女歌劇団(当時)所属の脚本家・庄司義男には駿河太郎、歌劇団の教務責任者で、自由奔放な美保子を何かと叱る大塚弥一には宇梶剛士。また、越路吹雪の歌の才能を最初に見抜く宝塚音楽舞踊学校(当時)の声楽教師・伊藤登に中村俊介、伊藤とは逆に、美保子を落第させるべきと主張する日本舞踊の教師・近江丈一郎に篠井英介が決定。越路吹雪を見守り、支えた男性たちとの関わりにも注目だ。「越路吹雪物語」は2018年1月8日(月・祝)より毎週月~金曜日12時30分~テレビ朝日にて放送。毎週月~金曜日7時40分~BS朝日にて再放送。(text:cinemacafe.net)
2017年12月06日越路吹雪の『愛の讃歌』やミュージカル『レ・ミゼラブル』などの訳詞、さらに加山雄三や郷ひろみら名だたる歌手たちへの作詞提供で知られる故・岩谷時子。その遺志を汲み、音楽・演劇関係の功労者と、新たな人材に向けて授与されるのが「岩谷時子賞」だ。第8回となる今年、受賞者の加山雄三や斉藤由貴らが顔を揃えるなかで「岩谷時子賞奨励賞」を受賞したのが、発達障害のあるピアニストとしてメディアでも注目の野田あすかだ。その受賞式が6月12日、都内ホテルで行われた。野田あすか チケット情報「発達障害」は生まれつきの脳機能障害だが、知的障害が伴わない場合は家族も気づかないことがあり、単に“人とコミュニケーションが出来ない人”“空気を読めず衝動的な行動をする人”として集団生活になじめないことが多い。その苦悩から、鬱病やパニック障害などの二次障害を引き起こすこともしばしばだ。野田も4歳からピアノを習い、宮崎大学に進学したが、それまでにいじめや転校、自傷などを経験。大学を中退し、ようやく「広汎性発達障害」の診断を受けたのが22歳の頃。その後は宮崎学園短期大学で本格的に音楽に取り組んだことで、見事に才能が開花した。24歳で受賞した第12回宮日音楽コンクールのグランプリを筆頭に、35歳になる今日まで受賞歴は多数。2015年と2016年にはCDブックを上梓し、今春、東京で行われた2日間のリサイタルは満員を記録し、大阪に続き、7月1日(土)には野田の地元・宮崎でもリサイタルを予定している。車椅子に乗って登壇した野田は、プレゼンターの市村正親から記念のクリスタルを受け取ると、さっそく光にかざして大喜び。「綺麗です、ありがとうございます」と挨拶すると、ピアノの前に移動。そこで再びマイクをとると、「私はプロのピアニストとしてスタートしたばかり。こんな立派な賞をいただけたのは、もしかしたら岩谷先生が『あなたは周りに幸せをもらったから、今度はたくさんの人が“生きていて幸せだな”って思える音楽を伝えていってね』とおっしゃっているのかなと思いました」と素直な胸中を語った。続いて演奏は、「どんな人でも毎日が楽しいという人はいない。哀しみを乗り越えるのも大切かもしれないけれど、どっぷり浸ることでいつか希望が見えてくるという気持ちを込めました」という自作曲『哀しみの向こう』。薄明かりの中を進むような、繊細で切ない旋律から、後半は次第に明るさを増していく曲調が印象的だ。最後に登壇した審査委員で作曲家の都倉俊一からは、「僕もいろんな音楽を聴いてきたけれど、野田さんのは心にジーンとくるピアノ。よく“その人の経験が音色に表れる”というが、このことだなと思った」との言葉が聞かれた。野田だからこそ出せる音色の数々。今後のさらなる活躍に期待したい。取材・文佐藤さくら
2017年06月16日年齢・性別・国籍…全て不明のパワータロット・カウンセラー「ムンロ王子」。麗しの世界の住人である彼(彼女?)が日々、慌ただしく生きる現代の姫君たちに向け、毎月メッセージをお送りします。今回、ムンロ王子があなたにお届けするタロットカードは?その前に…ムンロ王子って何者?Bonjour!ムンロ王子です。今月はムンロ王子の誕生月。もちろん乙女座です(笑)。ムンロ王子とタロット占いの出会いのお話の続きをしましょう。ムンロ王子はある女性のワガママな発言を契機にタロットカードを購入し、占いをすることになったのです。実際占い始めると『当たる』と評判になり、口コミでどんどん占い希望者が増えていきました。もちろん最初は無料で、とりあえずタロット占いがどんなものかもわからずひたすら占ってみました。200人ほど占うと全部のカードが出揃い、なんとなく全体が見えてきて、500人くらい占うと本で学んだ知識よりも占った人から教えられることのほうが多くなりました。さらに1000人を超えると「リーディング」と言ってタロットカードからのメッセージを読み取れるようになり、その頃から有料でカウンセリングをするようになりました。占いのスキルが上がるにつれて口コミでタロット占い希望者が増え、お店を持ってほしいとか、タロットを教えてほしいなんて声も。ですが、本業のIT会社もあり、自分のライフサイクルの中でどう位置付けていくべきか悩み始めました。また、人の大きな人生の節目に遭遇し、その人の行くべき道を示すようになると、自分のスキルが未熟なために相手にちゃんとしたアドバイスをしてあげられているのか、「リーディング」が上手くいってるのか、読み解いた「メッセージ」を相手に正確に伝えているのか…といった不安も増えていきました。そんな中、出会ったのが『滝修行』。この続きは来月のコラムで!9月のカード:【世界】究極の「大吉」今月ご紹介するカードは『世界』、大アルカナの「21番」です。【世界:THE WORLD】タロットカードは22枚の大アルカナ、56枚の小アルカナの計78枚からなるのですが、このカードはその中で一番良いカード。正確に言うと「完成」された最もパワフルなカードです。人生は終わりのない旅だと覚悟しておみくじで言ったら『大吉』。「成功や幸運など全てが完璧で頂点を極め、そのことに本人もとても満足している」最高の状態です。逆位置で出ても「未完成」を示していて、特に悪い意味ではなく、「やっていることはいい方向だけど、もう少し足りないために成就できない」、あとひと踏ん張りという意味です。これまで5000人以上占ってきた中でも、このカードを正しい位置で完璧な形で引いた方は5人だけ。どの方もそれなりの社会的な地位を確立されていて納得できました。カードは全部で78枚、0.1%は確率的にはあり得ないのですが、そこがタロット占いの不思議なところ。『世界』のカードの話をすると、みなさんこのカードを引きたがるのですが、考えてみてください。頂点というのは聞こえは良いですが、それ以上はないってこと。「頂点」は目指している時が楽しく、実際にたどり着いてみると「こんなものか」という感じです。50歳以上でこのカードを引くのは「人生」が完成されていて良いことだと思いますが、20代や30代で引いた人には「ひとつのことを成し遂げた余韻に浸っていても良いけど、落ち着いたらさらに高い次の目標を探して頑張りなさい」とアドバイスしています。タロット占いをしているとカードの良し悪しを問われることがありますが、ムンロ王子としてはカードに優劣はないと思います。人生は厳しい山登りに似ていて山あり谷あり、頂点に達するとまた次の山を目指すことになるだけ。もちろん頂点に着いたら達成感と余韻に浸っても構いませんが、終わりのない旅だと覚悟してくださいね。9月のシャンソン『愛の讃歌』日本でよく知られるシャンソンと言えばこの曲。日本を代表するシャンソン歌手の越路吹雪さんがヒットさせました。原曲を歌ったのはフランスの大御所エディット・ピアフ。プロボクサーだった恋人マルセル・セルダンがアメリカ遠征に行っている時、早く会いたいからと帰りの飛行機を一便早めてもらったら、その飛行機が墜落して帰らぬ人に…。彼女は哀しみと自責の念から薬物中毒や自殺未遂など堕落していくのですが、この曲で復帰するのです。シャンソン界のヒットメーカーである作詞家の岩谷時子さんは、原詞の背徳的で一途な「愛」を甘い「恋」の歌に変え、越路吹雪さんの歌唱によって、みごとヒット曲に仕上げました。ただ、ムンロ王子としてはやはり原詞に忠実に歌いたいとの思いから、オリジナルの訳詞で歌っています。ムンロ王子はシャンソンを自分で訳して歌っているのですが、初めて訳したのがこの曲でした。ライブでは必ず最後は『愛の讃歌』で締めくくるので、これまで100回以上歌ってきたことになります。ムンロ王子の愛の世界を、ぜひご堪能ください♪9月のタロット占いイベント■ 9月15日(木)19:00~23:00『Dining Bar Shelter』(03-5577-4949)東京都千代田区神田小川町2-8■ 9月20日(火)19:00~23:00『麻布十番Barこらぼ』(03-6435-0995)東京都港区麻布十番2-4-8麻布十番館4階■ 9月27日(火)19:00~23:00『赤道倶楽部』(03-6228-7295)東京都中央区銀座1-13-8ハビウル銀座2階■ 9月29日(木)19:00~23:00『いちゃりBAR』(03-3809-5531)東京都荒川区町屋3-2-1いずれも20分3000円(要予約)【プロフィール】ムンロ王子東京大学法学部を卒業してIT企業を経営しているムンロ王子。趣味で始めたタロット占いが評判となり、6年間で占った人は5000人。これまでタロット占いを通じてさまざまな人生に触れてアドバイスしてきた教訓を〈シャンソン〉というジャンルの歌を歌うことで広く伝えています。2015年5月30日には日テレの特番『くりぃむしちゅーのヒューマンルーレット!』という番組に東大生枠で出演するなどテレビや雑誌などでも活躍中♬婚活をテーマに講演してきた内容をまとめた本を2016年9月に出版予定。タロット占い、ライブ活動など活動内容はFacebookにて公開中!目次ページへ >>
2016年08月29日年齢・性別・国籍…全て不明のパワータロット・カウンセラー「ムンロ王子」。麗しの世界の住人である彼(彼女?)が日々、慌ただしく生きる現代の姫君たちに向け、毎月メッセージをお送りします。今回、ムンロ王子があなたにお届けするタロットカードは?その前に…ムンロ王子って何者?Bonjour!ムンロ王子です。暑くなってきましたね?今月はムンロ王子とタロット占いの出会いについてお話しますね。タロット占いとの出会いは20代前半、友人の軽井沢の別荘に遊びに行った時、たまたまあったタロットカードで皆を占ったのが最初です。もともと占いは好きで、中学生の頃から星座や血液型で友達を分析していました。もちろんタロット占いは初めてだったので、その時は説明書を見ながらやったのですが、怖いぐらいに当たってビックリ。中には悪いカードばかり引く人がいて、話を聞くとあまりにショッキングだったため「大変だね?頑張って!」と言ってその場はお茶を濁したのですが、ちゃんとアドバイスもしてあげられないのに勝手に人の人生を覗くのは良くないと反省し、タロットはそれ以降、一旦封印しました。本格的にタロット占いを始めたのが、6年前。酒の席で占いの話になり、ある女性の恋の相談を受けていたのですが、「今後その人とどうなるかもっと知りたい」と言われ、占いをするハメになったのです。軽井沢の頃に比べ、年齢も重ねいろいろ経験してきたので、悪いカードが出てもちゃんとアドバイスしてあげられるのではと思い、タロット占いをやることにしました。タロットカードを購入して占ってみたところ、当たると評判になり口コミでいろいろな人が占ってほしいと集まるようになりました。この続きは来月のコラムで。8月のカード:【皇帝】人望と傲慢は表裏一体今回ご紹介するカードは『皇帝』、大アルカナの「14番」です。【THE EMPEROR:皇帝】タロットカードにはこのように人物を表すものが数多くあります。これらのカードは具体的な人物、もしくは自分の内面を意味します。あなたを見守るor振り回す人が!正しい位置で出ると「人望が厚くリーダーシップがあり、人の上に立つ人」、逆位置だと「自分を過信して傲慢になる」という意味です。8月生まれの「獅子座」の特徴と似ているので、今月のカードとしてご紹介させていただきます。小アルカナの『ソード(剣)の王様』も似たような意味のカードで、正位置だと「道を切り拓く、勇敢でリーダーシップがあり人望が厚い人」、逆位置だと「サディスティックで言葉や態度が荒々しい人」を意味します。こちらは『剣』を持っているだけに攻撃的で活動的です。それに比べて『皇帝』はどっしりと腰を下ろし、人に指示をして周囲を動かす力に長けた人です。『皇帝』が周囲に出たら、そのような人が「あなたを見守ってくれる」、もしくは「傲慢な人に振り回される」という意味。自分を表すカードとして出てきたら、人を上手く巻き込んで目的を達成せよ、もしくは傲慢にならずに謙虚に進め、という意味。『皇帝』は基本的に男性を示すカード。女性には『女帝』のカードがありますが、『皇帝』の女性版ということではなく意味が変わります。ムンロ王子の場合は、果たしてどちらで出てくるのでしょうか?8月のシャンソン『サン・トワ・マミー』シャンソン好き、いや60歳以上の方なら誰でも知っている国民的歌謡曲です。ベルギーの歌手アダモが19歳の時に失恋をテーマに歌った曲ですが、それを岩谷時子さんが越路吹雪さんのために大人の女性の恋の歌に変えて作詞して大ヒット。『愛の讃歌』や『ラストダンスは私に』とともに越路吹雪さんの代表作となりました。『サン・トワ・マミー』というタイトルは誰でも知っていますが、その意味はというと意外と誰も知りません。これはフランス語で「Sans Toi M’amie」と書き「あなたがいなくて寂しい」という意味です。実は副題があり『愛しているのに』となっています。ムンロ王子はこれを『金色夜叉』のお宮の気持ちで『サン・トワ・マミー 金色夜叉ver.』として歌っています。どのようにアレンジされているかって?それはライブでのお楽しみ!8月のタロット占いイベント■ 8月16日(火)19:00~23:00『麻布十番Barこらぼ』(03-6435-0995)東京都港区麻布十番2-4-8麻布十番館4階■ 8月18日(木)19:00~23:00『Dining Bar Shelter』(03-5577-4949)東京都千代田区神田小川町2-8■ 8月23日(火)19:00~23:00『赤道倶楽部』(03-6228-7295)東京都中央区銀座1-13-8ハビウル銀座2階■ 8月25日(木)19:00~23:00『いちゃりBAR』(03-3809-5531)東京都荒川区町屋3-2-1いずれも20分3000円(要予約)【プロフィール】ムンロ王子東京大学法学部を卒業してIT企業を経営しているムンロ王子。趣味で始めたタロット占いが評判となり、6年間で占った人は5000人。これまでタロット占いを通じてさまざまな人生に触れてアドバイスしてきた教訓を〈シャンソン〉というジャンルの歌を歌うことで広く伝えています。2015年5月30日には日テレの特番『くりぃむしちゅーのヒューマンルーレット!』という番組に東大生枠で出演するなどテレビや雑誌などでも活躍中♬婚活をテーマに講演してきた内容をまとめた本を2016年9月に出版予定。タロット占い、ライブ活動など活動内容はFacebookにて公開中!
2016年07月29日三陽商会が、5月20日、15-16AW婦人服展示会および記者説明会を開催した。同社ブランドの「トゥー ビー シック(TO BE CHIC)」は、新ディレクター岩谷俊和による初のコレクションを発表した。新ディレクター就任後初となるトゥー ビー シックの15AWウィメンズコレクションは、1950年代をテーマに、大人のシックを利かせたアイテムを展開。Iラインのチュニックドレス、バレルラインのアウター、フレアスカートなどのクラシカルでエレガントなシルエットに、オリジナルプリントを施してモダンな要素を加えた。2003年に「ドレスキャンプ(DRESSCAMP)」でデビューした岩谷は、装飾的でパワフルなデザインにより独自の世界観を構築してきた。注目のデザイナーを迎えたトゥー ビー シックは、これによりブランド価値の向上と新規顧客の獲得を目指す方針。また、展示会全体としては、他ブランドや異業種とのコラボ企画が多く見られた。トゥー ビー シックは、帽子ブランド「AKIO HIRATA」やアクセサリーブランド「アトリエ染花」とのコラボ商品を、また「マッキントッシュ フィロソフィー (MACKINTOSH PHILOSOPHY) 」は、ロンドンの人気ブックストア「magMA BOOKS」とのコラボ商品を発表した。さらに、三陽商会全社においては、社会貢献活動の一環として行われている再生羽毛「グリーンダウン」の普及活動を下期の中核事業のひとつとしてあげられるだろう。昨年、国内で初めて衣料品に再利用ダウンを使用して大きな反響を呼んだが、今春から組織を一般社団法人化し、「Green Down Project」として新始動した。
2015年05月22日三陽商会のウィメンズブランド「トゥー ビー シック(TO BE CHIC)」のディレクターに、ファッションデザイナーの岩谷俊和が就任した。岩谷は03年に「ドレスキャンプ(DRESSCAMP)」でデビューして以来、装飾的かつパワフルなデザインで独自の世界観を開拓してきた。04年には第22回毎日ファッション新人賞や、第6回モエ・エ・シャンドン新人デザイナー賞を受賞。08年にブランドを去り、自身のブランド「イワヤフォードレス33(IWAYA FOR DRESS 33)」を立ち上げたが休止。12年よりドレスキャンプに復帰し、東京コレクションでランウエイショーを行っている。トゥー ビー シックは5月に15AWコレクションを発表予定。これが岩谷による初コレクションとなる。
2015年03月27日岩谷産業とセブン-イレブン・ジャパンは12月10日、店舗併設に関する包括合意書を締結し、2015年に、東京都と愛知県に水素ステーションとセブン-イレブンの併設店舗を順次オープンすると発表した。セブン-イレブン店舗では、純水素型燃料電池を活用した店舗の環境負荷低減に関する実証実験を行い、小売店舗における燃料電池活用の将来性について検証する。両社は、「商品」「サービス」「クリーンエネルギー」を1カ所で提供することができる地域インフラとしての拠点づくりを目指していく。岩谷産業は今年7月、国内で初めてとなる「商用水素ステーション」が兵庫県尼崎市に完成している。
2014年12月11日岩谷産業は10月14日、名古屋工業大学の安井晋示 准教授の技術指導のもと、上田石灰製造との共同で、デジタルカメラ、天体望遠鏡のレンズに使われる光学結晶材料の原料となるフッ化カルシウム(蛍石)の合成技術を確立したと発表した。蛍石は、現在、天然資源として中国から全量輸入に頼っているが、品質のバラツキや価格変動が激しく光学結晶材料メーカー(光学レンズメーカー)では安定的な調達が課題となっていた。新技術は、粉末の炭酸カルシウムを、特殊バインダーを用いて直径5mm、長さ10mm程度の円柱形状に造粒し、これをフッ化水素ガスと反応させることで、高純度のフッ化カルシウムを人工的に合成するというもの。同技術のポイントは、造粒した特殊バインダーを含む炭酸カルシウムの粒を、表層部のみならず芯部までフッ化水素と接触させ完全にフッ化反応させること、および合成したフッ化カルシウムの純度が99.95wt%以上という高純度であることの2点。特に光学結晶材料は極微量の不純物が存在するだけで、光の吸収特性や結晶強度に大きな影響を与えることから各種不純物濃度が規定されている。同技術では、シリコン、マグネシウムなどの不純物を数十ppm程度以下に抑えて製造することができるという。同社は、「今回の開発で人工蛍石の量産化にめどが立ったことから、今後は多くの会社に採用いただけるようレンズメーカーおよび鉄鋼メーカーを中心に同製品のPRおよび需要開拓を行い、早期の事業化を目指してまいります」とコメントしている。
2014年10月15日11月16日(金)に開幕する、瀬奈じゅん主演舞台『Chanson de 越路吹雪「ラストダンス」』のファン感謝イベントが10月19日、東京・シアタークリエにて行われた。出席者は、瀬奈のほか共演の斉藤由貴、大澄賢也、柳家花緑。「愛の賛歌」など数々のヒット曲を歌い、いまだに伝説として語られる越路吹雪。56歳の若さでこの世を去った彼女の33回忌にあたる今年、その生涯を綴る舞台が上演される。主演は元宝塚トップスターの瀬奈じゅん。越路を支え続けたマネージャーであり、作詞・訳詩家としても名高い岩谷時子は斉藤由貴が演じ、越路を取り巻く人々を大澄賢也、柳家花緑、宇野まり絵、別所哲也が演じる音楽劇だ。この日は、司会を務めた花緑が「稽古がまだ始まっていなくて、“皆さん、はじめまして”に近いんですよ! 稽古場の面白いエピソードとかもありません(笑)。ここから(キャストが)打ち解ける、その第一日目です」と明かすも、終始和やかなムードで展開。「プレッシャーがあるんじゃないかとよく言われますが、私は何ひとつプレッシャーを感じていません(笑)。とにかく私の身体を通して越路さんの生き様を皆さまにお届けできれば」と意気込みを語った瀬奈は、「越路さんが宝塚歌劇団生として入学する少女の頃から物語が始まることに、びっくり。それに、影の強い方というイメージでしたが、脚本を読んだらすごく天真爛漫で、そこにも驚かされました。でも音楽学校生の頃の屈託のなさ、上級生に悪さをしてもあまり怒られないところとか……自分に似てるかな(笑)」と語るなど、大スターを演じることを楽しんでいる様子。また、斉藤は「岩谷さんとお仕事をご一緒させていただいたこともありますし、すごく大好きな方なので、とても光栄。岩谷さんは越路さんの影のマネージャーではなく、人生をとして越路吹雪という歌手と一緒に生きた方。脚本を読んで、胸が熱くなりました」と、こちらも愛情たっぷりに自分の演じる役柄について話した。大澄、花緑はそれぞれ6役、7役があるという苦労を嘆き、大澄は得意のダンスシーンがあるかという質問に対し「越路さんが歌ってる後ろでバックダンサーをやるとか、(役を増やして)勝手に踊っちゃおうか」と少々やけっぱちに語り、客席の笑いを誘っていた。イベントでは瀬奈が「ラストダンスは私に」「愛の賛歌」の2曲も披露、ドラマチックに歌い上げた。「本番では20曲近く歌いますが、1幕は舞台に立っている越路さんという形でショー的要素が強い。2幕は、誰に聞かせるわけでもなく、越路さん自身が心情を歌う形になっていく」とのことなので、その歌い方の違いなども楽しみにしたい。公演は11月16日(金)に東京・かめありリリオホールで開幕。その後12月4日(火)から19日(水)にシアタークリエ、11月27日(火)に石川・北國新聞赤羽ホール、12月22日(土)に愛知・中日劇場、12月29日(土)・30日(日)に大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて。チケットはいずれも発売中。ほかに長野、山梨公演もあり。
2012年10月23日4月4日、第37回菊田一夫演劇賞と、第3回岩谷時子賞が発表された。菊田一夫演劇賞は、大衆演劇の中で優れた業績を残したスタッフ、キャストに贈られる、日本有数の演劇賞。今回は『国民の映画』『ベッジ・パードン』『90ミニッツ』の作・演出が認められ、三谷幸喜が演劇大賞に選ばれた。そのほか、演劇賞には米倉涼子、石丸幹二、瀬奈じゅん、宝塚星組の柚希礼音。演劇賞特別賞には、こまつ座、司葉子が選出された。また、岩谷時子賞は日本の音楽・演劇界の明日を担う人材や、その向上・発展に功労のあった人物・団体に授与されるもの。こちらは現在、世界的に注目が集まっている由紀さおりが受賞。また岩崎宏美、平幹二朗が特別賞を、瀬奈じゅんが奨励賞を受賞した。瀬奈じゅんは、菊田一夫演劇賞と岩谷時子賞をW受賞したことになる。
2012年04月04日