歌舞伎俳優の市川團十郎白猿(46)が18日、自身のブログを更新。亡き妻・小林麻央さん(享年34)と長男・堀越勸玄(市川新之助・11)の「本当に良く似てる」ところを明かした。雨が降ったこの日、ジムで運動する以外は「家生活」だったことを報告し、パソコンと台本が乗ったテーブルの写真をアップ。そして「カンカンは家好きで、、麻央も家好きでした。本当に良く似てる、」と、おうち時間を過ごしながら感じた“親子の共通点”を紹介した。インドア派か、アウトドア派かというテーマは世間でもよく語られがちだが、長女・堀越麗禾(市川ぼたん・12)は「私と同じで外に行きたいがわ、」と明かしていた。この投稿に対し、コメント欄には「カンカンは麻央さん似で麗禾ちゃんはパパさん似ですね」「インドア派とアウトドア派に分かれましたね」「家族でも色々個性あるのはいいことと思います」「親子は似るものですね!ママの遺伝子ちゃんと受け継がれていますね」「やはり、勸玄くんは麻央さんに似てらっしゃるのですね」など、さまざまな声が寄せられた。
2024年04月19日歌舞伎俳優の市川團十郎白猿が17日に自身のアメブロを更新。中学生の娘・麗禾ちゃんがオーディションを受けたことを報告した。この日、團十郎は「22日むけて」というタイトルでブログを更新し「作業してます」と報告。麗禾ちゃんについて「今日はオーディションでした」と明かし、階段に座る麗禾ちゃんの後ろ姿を公開した。続けて「本当に気合い入れて頑張ってます!!」と述べ「姿みてると私も!と思います」とコメント。最後に「さ!作業やめて稽古します」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「お疲れ様でした」「頑張ってますね」「良い結果が出ますように」「応援してます」などのコメントが寄せられている。
2024年04月19日歌舞伎俳優の市川團十郎白猿が17日に自身のアメブロを更新。病院を訪れ点滴を受けたことを報告した。この日、團十郎は「今日は病院」というタイトルでブログを更新し「今日は、幹細胞です」と説明。「効くのか効かないのか、と思ってましたが、なんか効く」と述べ「実感を感じながら点滴してもらいます」とつづった。続けて「ジュースはのも」と題したブログを更新。「さ!作業」と述べ、堪能したジュースの写真を公開し、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「お疲れ様です」「良いですね」「ゆっくりしてね」などのコメントが寄せられている。
2024年04月17日歌舞伎俳優の市川團十郎白猿が10日に自身のアメブロを更新。約8杯食べた朝食を公開した。この日、團十郎は前夜に早めに就寝したことを明かし「温泉してゆっくり朝迎えます」と朝の自身の様子を報告。その後に更新したブログでは「ふー気持ちいいです」と入浴中の自身の足元の写真を公開し「空気も美味しく感謝」とつづった。続けて「朝ごはん」と題したブログでは「自分でよそい」と述べ、朝食に堪能した卵かけご飯や納豆を載せたご飯の写真を公開。「撮れてないのありますが、完食です」と報告し「8杯くらい食べました!!」と明かし、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「美味しそう」「凄い食欲」「沢山食べましたね」「気持ちいい、食べっぷり」などのコメントが寄せられている。
2024年04月11日歌舞伎俳優の市川團十郎白猿が8日に自身のアメブロを更新。中学生になった娘・麗禾ちゃんにプレゼントしたものを明かした。この日、團十郎は「勸玄は六年生に 麗禾は中学生に」と説明し、麗禾ちゃんの入学式があることを報告。その後に更新したブログでは、入学式について「良かった、、」とコメントし、車内での自撮りショットを公開した。また「初撮り」と題したブログでは、中学生になった麗禾ちゃんに携帯電話をプレゼントしたことを明かし、夕食の写真を公開。「ウキウキが止まらないらしい」と麗禾ちゃんの様子を報告し「おめでとう」と述べ、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「ご入学おめでとうございます」「自立・変化の時期ですね」「とっても嬉しいでしょうね」「新生活にはやく慣れますように」「楽しい中学校生活を送って下さいね」などのコメントが多数寄せられている。
2024年04月09日歌舞伎俳優の市川團十郎が4月4日(木)、都内で行われた歌舞伎座「團菊祭五月大歌舞伎」の取材会に出席した。歌舞伎座の5月公演として開催される「團菊祭五月大歌舞伎」(5月2日初日~26日千穐楽)は、“明治の劇聖”とうたわれた九世市川團十郎と五世尾上菊五郎の偉業を顕彰するために始まった、長年ファンに愛される五月興行恒例の祭典。今回は昼夜二部制で行われ、昼の部では、九世團十郎に当てて河竹黙阿弥が書いた傑作『極付幡随長兵衛』を上演。江戸時代初期の浅草花川戸に実在し、日本の侠客の元祖と言われた幡随院長兵衛を主人公にした物語で、團十郎は襲名以降、初めて長兵衛役を勤める。『極付幡随長兵衛』幡随院長兵衛=市川團十郎(当時 十一代目市川海老蔵)2014(平成26)年5月歌舞伎座写真提供:松竹(株)長兵衛役は、2013年2月に死去した父・十二世團十郎から最後に教わった役。亡くなる前の2012年12月、稽古の様子を撮影したDVDを入院中の父に見てもらったといい、「私の本名の『堀越寶世へ』と手紙をつづってくれた。私がやっている幡随長兵衛への思いですとか、周りの部分はこういう風にしてもらったらいいと丁寧に書いてくれた。あまり褒めることはしない父でしたが、その時はめずらしく『悪くないんじゃないか』と」と回想。「その時のように、今回も頑張りたい」と決意を語った。『幡随長兵衛』では、水野十郎左右衛門役の尾上菊之助と共演することが決定。取材会では、かつて“平成の三之助”として注目を浴びた尾上松緑の名前も挙げ、「今回も3人で何かやりたいという思いが強かったのですが、叶いませんでした」と少々、残念そうな表情。それでも、「菊之助さんとは先日も『勧進帳』で共演しましたし、松緑さんとは誕生日プレゼントを贈り合う仲で、皆さんが思うほど、仲は悪くないです(笑)。歌舞伎のために、何ができるのか、考え合える仲間でありたい」と絆を語った。同じく昼の部では、四代目市川左團次さんの一年祭追善狂言として上演する歌舞伎十八番の内『毛抜』を上演し。團十郎は後見として、左團次さんの長男で、粂寺弾正役を勤める市川男女蔵を支えることに。「左團次さんには大変お世話になりました。市川宗家のためにどうあるべきか、考えてくださる方でしたし、左團次さんへのご恩を返さないといけないと思いまして、後見として見守らせていただきます。今回が限りではなく、これからもやれることをやりたい」(團十郎)。夜の部『伽羅先代萩』では、悪の魅力あふれる仁木弾正を演じることになっている。『伽羅先代萩』仁木弾正=市川團十郎(当時 十一代目市川海老蔵)2017(平成29)年5月歌舞伎座写真提供:松竹(株)取材・文・撮影:内田涼<公演情報>歌舞伎座「團菊祭五月大歌舞伎」2024年5月2日(木)~5月26日(日)昼の部:11:00~夜の部:16:30~【休演】8日(水)、16日(木)会場:東京・歌舞伎座<昼の部>一、鴛鴦襖恋睦(おしのふすまこいのむつごと)おしどり河津三郎/雄鴛鴦の精:松也遊女喜瀬川/雌鴛鴦の精:尾上右近股野五郎:萬太郎二、歌舞伎十八番の内 毛抜(けぬき)四世市川左團次一年祭追善狂言粂寺弾正:男女蔵腰元巻絹:時蔵小野春風:鴈治郎小原万兵衛:松緑八剣数馬:松也秦秀太郎:梅枝錦の前:男寅若菜:萬次郎秦民部:権十郎八剣玄蕃:又五郎小野春道:菊五郎後見:團十郎三、極付幡随長兵衛(きわめつきばんずいちょうべえ)河竹黙阿弥 作「公平法問諍」幡随院長兵衛:團十郎水野十郎左衛門:菊之助女房お時:児太郎出尻清兵衛:男女蔵唐犬権兵衛:右團次近藤登之助:錦之助<夜の部>一、伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)御殿床下〈御殿〉乳人政岡:菊之助栄御前:雀右衛門沖の井:米吉八汐:歌六〈床下〉仁木弾正:團十郎荒獅子男之助:右團次二、四千両小判梅葉(しせんりょうこばんのうめのは)河竹黙阿弥 作「四谷見附より牢内言渡しまで」野州無宿富蔵:松緑数見役:彦三郎頭:坂東亀蔵女房おさよ:梅枝浅草無宿才次郎:萬太郎伊丹屋徳太郎:巳之助浜田左内:権十郎うどん屋六兵衛:彌十郎隅の隠居:團蔵牢名主松島奥五郎:歌六藤岡藤十郎:梅玉チケット情報:()公式サイト:(無断転載禁止)
2024年04月06日『十三代目 市川團十郎白猿襲名披露巡業』公演が、8月から9月にかけてリンクステーションホール青森、J:COM北九州芸術劇場大ホール、アルカスSASEBO、ロームシアター京都メインホール、金沢歌劇座他、全国18カ所23公演で開催される。出演者は、市川團十郎と重要無形文化財保持者(人間国宝)の中村梅玉、市川右團次ほか。襲名披露を寿ぐ、賑やかな舞踊『祝成田櫓賑(いわうなりたしばいのにぎわい)』では鳶頭を市川右團次が勤める。『口上(こうじょう)』では裃姿の俳優より祝いの口上が述べられ、十三代目市川團十郎白猿より来場者への襲名披露の挨拶も。『河内山(こうちやま)』は、河竹黙阿弥の名作『天衣紛上野初花(くもにまごううえののはつはな)』からの一幕。悪党ながらも人物の大きさや色気、愛嬌も兼ね備えた河内山宗俊を、團十郎が演じる。黙阿弥らしい七五調の名せりふも聴きどころだ。チケットは、特別先行予約が4月20日(土) より受付スタート。<公演情報>『十三代目 市川團十郎白猿襲名披露巡業』8月30日(金)~9月27日(金)【演目】一、『祝成田櫓賑(いわうなりたしばいのにぎわい)』 長唄連中市川右團次 他二、十三代目市川團十郎白猿襲名披露『口上』三、河竹黙阿弥作『天衣紛上野初花 河内山(こうちやま)』市川團十郎、中村梅玉 他【出演】市川團十郎、市川右團次、中村梅玉 他公式ホームページ:
2024年04月06日歌舞伎俳優の市川團十郎白猿が5日に自身のアメブロを更新。自身のコレクションで初めて公開する品についてつづった。この日、團十郎は「私は私のコレクションの整理へ」というタイトルでブログを更新。「実はかなり保有してまして」と自身のコレクションの写真とともに説明し「ぼちぼち動くかな」とつづった。続けて「初公開 初代市川團十郎」と題したブログでは「初代市川團十郎の赤楽」と底に初代團十郎の俳名が入った赤楽茶碗の写真を公開し「素晴らしいでしょ」とコメント。「これは宝とかでなく個人で保有してて良いのか、、とたまに戸惑う」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「初代の物が残っているんですね」「歴史ある貴重な品ですね」「国宝級ですね」などのコメントが寄せられている。
2024年04月05日市川團十郎(46)が4月4日、5月2日から始まる歌舞伎座「團菊祭五月大歌舞伎」の取材会に出席した。昼の部で上演される「極付幡隨長兵衛」の長兵衛役は、’13年2月に亡くなった父の十二代目市川團十郎さんから最後に教わった役柄だったという。取材会では父が亡くなる直前の’12年12月に本演目の稽古を撮影したDVDを見てもらったエピソードや、長女の市川ぼたんちゃん(12)と長男の市川新之助くん(11)と一緒にマレーシアとバリ島の旅行を楽しんだことを語っていた。だがそのいっぽうで、要領を得ない質問をする記者を團十郎自ら注意する一幕もあった。ある記者から「團十郎さんが1人で会見をするのは本当に久しぶりなんじゃないですか?」と投げかけられ、「いや、そんなことないですね」と即否定した團十郎。記者が「なんとなく、こっちの思い違いかもしれませんけど……」と続けると、「思い違いだね」とツッコミ。それでも記者が「いつもお子さんが2人(会見に)いるっていう印象があるんですけど」と粘ると、「横(にいる記者)に聞いて?」と促していた。その後も、この記者による質問は続き、「團菊祭の中で、悪役をやるじゃないですか?もう、ご自分の持ち……」と呂律が回っていない様子に、團十郎は「大丈夫ですか?」「敵役ね」とフォローしながら回答。記者が「これはもう悪役って分かってて、前からやってるお仕事ですか?」と続けると、驚いたように再び「大丈夫ですか?」と苦笑いだった。そして團十郎が「仁木弾正のこと言ってんの?」と汲み取るように返すと、記者は「そう」と相槌を打った。本公演の夜の部で上演される「伽羅先代萩」では、仁木弾正を演じる團十郎。この役柄の説明を踏まえた上で、記者にこう投げかけていた。「仁木弾正っていうのは悪役というよりも、国盗りというか。悪役の中でも最上級に品格のある部類に属する役柄なので。本当は刃傷対決というものがあるんですけども、刃傷対決は今回はせずに御殿床下というところで、本当にわずかな時間の中で存在というものを示すということはかなり大変だろうと思っていまして。歌舞伎の役と個人とは全く関係ないので。そこら辺はどういう意図で、そういうお話をしているのかちょっと僕には分からないですけど。何を求めているか逆に言っていただければ、それを答えようかなと」しかし記者は「基本的にはね、なんか主役っていうのは悪役やらないじゃないですか。歌舞伎の世界ですけど、時々ありますよね」と、理解していない様子。すると團十郎は、丁寧な口調でこう諭したのだった。「あの、ちょっと勉強不足で。仁木弾正とは代々の團十郎がやっている演目ですし、逆に言うと、もっと短い『荒獅子男之助』を今度右團次さんがやるのも、九代目團十郎が主にやっていたお役。(中略)代々の團十郎がやってますし、どういうことを言ってんの?」最後は「(記者の質問が)分からなかった。ごめんなさい」と、詫びていた團十郎。終始おだやかな口調で対応しつつ、丁寧に記者に説明した“神対応”にネットやSNSでは称賛の声が上がっている。《團十郎さんよく我慢して偉いと思う》《記者の質問の意図が不明確すぎて、なにか聞きたいことが他にあったんじゃないかと最後まで心配してあげるの優しいな》
2024年04月05日歌舞伎俳優・市川團十郎白猿(46)が4日、都内で行われた歌舞伎座『團菊祭五月大歌舞伎』取材会に登場した。父である十二代目市川團十郎が亡くなる直前に自らへ送った手紙について明かした。歌舞伎座の5月公演として開催される『團菊祭五月大歌舞伎』(5月2日初日~26日千穐楽)は、明治の劇聖と謳われた九世市川團十郎と五世尾上菊五郎の偉業を顕彰するべくはじまり、五月興行恒例の祭典として長年愛されてきた。今回は昼夜二部制で行われ、昼の部では『極付幡随長兵衛』を上演する。本作は九世團十郎に当てて河竹黙阿弥が書いた傑作。この度の上演では、襲名以降初めて團十郎が長兵衛を務める。さらに、四世市川左團次一年祭追善狂言として上演する歌舞伎十八番の内『毛抜』では後見を、夜の部『伽羅先代萩』では、悪の魅力あふれる仁木弾正を務める。2013年に亡くなった父から最後に教わった長兵衛を務めるにあたり、その思いについて聞かれた團十郎。2012年12月に稽古のDVDを病室に送って父に見てもらったことを明かし、「私の本名宛てに手紙をつづってくれて。その手紙の中で、私がやっている幡随長兵衛への思いとか、もっと周りもこういう風にしてもらったらいいというようなことを、丁寧に書いてくれた。あまり褒めることはしない父でしたけど、その時は珍しく『悪くないんじゃないのか』と。その時に父が見て悪くないと思ってくれたように、今回も頑張りたいと思います」と決意を語った。また、そのときのことを思い返した團十郎は「悟ってたよね、だめかもしれないと。弱気なところがない父だったんですけど…」といい、「父は12ヶ月の歌舞伎興行の中で11ヶ月に歌舞伎に出ていて、それが重要なことだったらしいんです。しかし、2012年の12月に病室に行ったときに父は『私は休むことを学ばなければいけなかった。もっと自分の体と向き合うことをやらなければならなかった』とぼそっと僕に言っていた。その延長線上のようなことが手紙でもつづられていた」と、先代としての“教え”も明かした。
2024年04月04日歌舞伎俳優の市川團十郎白猿が3日に自身のアメブロを更新。海外で撮影した家族ショットを公開した。旅行でマレーシアとインドネシアのバリ島を訪れていた團十郎は、2日のブログで帰国したことを報告。この日は「色んなことを体験して」というタイトルでブログを更新し、海外での家族ショットや子ども達の姿などを複数枚公開。「色んなことたいけんして大人となる」とつづった。続けて更新したブログでは「改めて日本って便利」と切り出し「日本の良さって海外行き戻ると痛感します」(原文ママ)とコメント。「そんな日本の良さをさらに知るために趣味に海外旅行いれよう!!」「そうしよう」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「ママそっくりの麗禾ちゃん」「素敵なお写真」「見ていて微笑ましいです」「日本の良さを更に実感しますね」などのコメントが寄せられている。
2024年04月03日歌舞伎俳優の市川團十郎白猿が28日に自身のアメブロを更新。娘・麗禾ちゃんのセンスに毎回驚かされていることを明かした。24日のブログでマレーシアを訪れていることを明かしていた團十郎は、この日「楽しいです」と述べ、麗禾ちゃんや息子・勸玄(かんげん)くんとの家族ショットを公開。「マレーシアの伝統工芸に挑戦」と報告し「ロウで絵を描き色を塗る」と作業中の麗禾ちゃんの姿を公開した。続けて「なかなか難しい」と述べ「麗禾のセンスに毎回驚、、」とコメント。トートバックにペイントをする勸玄くんの姿や完成した麗禾ちゃんの作品を写真で公開し、麗禾ちゃんのトートバックの絵柄について「どこの海だろ」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「凄いですね」「素敵な作品」「素晴らしいセンス」「才能がありますね」などのコメントが寄せられている。
2024年03月29日令和6年7月歌舞伎座公演『七月大歌舞伎』において、市川團十郎主演による通し狂言『星合世十三團』(読み:ほしあわせじゅうさんだん)の上演が発表された。『星合世十三團』は、3大名作のひとつ『義経千本桜』のドラマ性に焦点をあて、娯楽性に富んだ演出や新たな趣向、宙乗り、大立廻りを取り入れ、源平の時代に生きた人間たちの運命と修羅を描いた壮大な物語。2019年7月の初演時には、市川海老蔵(現:團十郎)が碇知盛やいがみの権太、狐忠信をはじめ、主要な十三役を鮮やかな早替りで魅せるというこれまでにない試みも好評を博した。團十郎襲名後初めて上演される今回は、左大臣藤原朝方、卿の君、川越太郎、武蔵坊弁慶、渡海屋銀平実は新中納言知盛、入江丹蔵、主馬小金吾、いがみの権太、鮨屋弥左衛門、弥助実は三位中将維盛、佐藤忠信、佐藤忠信実は源九郎狐、横川覚範実は能登守教経という『義経千本桜』でお馴染みの13人の登場人物たちを團十郎がひとりで演じる。<公演情報>歌舞伎座『七月大歌舞伎』公演日程:2024年7月1日(月)~24日(水)※休演:10日(水)・16日(火)会場:東京・歌舞伎座上演演目:『星合世十三團』ほか
2024年03月28日歌舞伎俳優の市川團十郎白猿が24日と25日に自身のアメブロを更新。11歳を迎えた息子・勸玄(かんげん)くんの誕生日を人生初のマレーシアでお祝いした日のエピソードをつづった。24日に、團十郎は「ここです!」というタイトルでブログを更新し「人生初のマレーシア」とマレーシアを訪れていることを報告。一方で、勸玄くんについて「いきなりの苦手宣言」と明かし「父は戸惑う、笑」と困惑した様子でコメントした。続けて「勸玄のバースデー」と題したブログでは「誕生日ケーキ風」「肉盛り」と肉の写真を公開し「おめでとう!!」と勸玄くんの誕生日を祝福。25日のブログでは「誕生日会は凄かったです」と述べ「幸せでした」と振り返り、誕生日ケーキの写真とともにブログを締めくくった。この投稿に読者からは「お誕生日おめでとう」「素敵な1年を過ごして下さい」「景色も凄く綺麗ですね」「楽しい旅になりますように」などのコメントが多数寄せられている。
2024年03月25日歌舞伎俳優の市川團十郎白猿が20日に自身のアメブロを更新。妹で舞踊家の市川翠扇(すいせん)さん&母親の堀越希実子さんとともに娘・麗禾ちゃんの小学校卒業を祝福したことを報告した。この日、團十郎は「今夜は母と妹と晩御飯です」と説明し、帰宅する車内での自撮りショットを公開。「いこか」と題したブログでは、麗禾ちゃんと自身の足元の写真とともに「一緒に晩御飯へ、いこかー」とつづった。その後のブログで、息子・勸玄(かんげん)くんは「ゲームに集中することに」と説明。続けて「おめでとう」と題したブログを更新し「ご卒業おめでとうございます」と記されたメッセージプレートを前にした麗禾ちゃんと翠扇さん、希実子さんとの集合ショットを公開し「卒業おめでとう」と麗禾ちゃんの小学校卒業を祝福した。この投稿に読者からは「ご卒業おめでとうございます」「ステキな一家」「いい写真ですね」「麗禾ちゃんの益々のご活躍を楽しみにしながら応援しています」などのコメントが多数寄せられている。
2024年03月21日歌舞伎俳優の市川團十郎白猿が18日と19日に自身のアメブロを更新。2017年6月に乳がんで亡くなった妻・小林麻央さんに見せたかった娘・麗禾ちゃんの卒業式についてつづった。18日のブログで、團十郎は「最後の小学校」というタイトルでブログを更新し、麗禾ちゃんが小学校の最後の登校日を迎えたことを報告。「ぎゅ」と麗禾ちゃんと手を繋ぐ様子を写真で公開し「長かったよね でもあっという間」とつづった。その後に更新したブログでは「一日中麗禾とともに過ごしました」と報告し「なんど涙を我慢したか」としみじみコメント。「そのうち何回か溢れてしまう事もあり」と明かしつつ「6年間の小学校生活に感謝しました、本当に良い友達にも恵まれ、良い環境で、学び過ごせた事、良かったね」とつづり「ママが沢山努力して入学出来た学校、本当におめでとう」と麗禾ちゃんの卒業を祝福した。19日に更新したブログでは「本当に麻央に見せたかった、麗禾の卒業式」と述べ「本当に、心から今思う事、一夜明け、その事を強く思います」とコメント。「受験の時大変な思いをして頑張っていた麻央がいたので」と当時を振り返り「空から見てるけど、一緒に見たかった、です」と心境を吐露し、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「ご卒業、おめでとうございます」「麻央さんと一緒に見たかったですよね」「空からいつも見てると思います」「胸がいっぱいです」などのコメントが多数寄せられている。
2024年03月19日歌舞伎俳優の市川團十郎白猿が11日に自身のアメブロを更新。2017年6月に乳がんで亡くなった妻・小林麻央さんが外出中に安否が心配になった13年前の出来事を振り返った。この日、團十郎は「あの日から13年」というタイトルでブログを更新し「あの日のことハッキリと覚えてます」とコメント。「あの日あの時間私は家にいて、麻央は東急本店の地下食料売り場にいました」と明かし「大きな揺れ 今まで感じたことのない揺れでした。家の家具も倒れ驚いた事 覚えてます」と東日本大震災を振り返った。続けて「それよりも麻央が大丈夫なのか!と不安となりすぐに連絡」したといい「東京も電話が混線してなかなか繋がらないとの事でしたがどういうわけか私は直ぐに麻央と電話が繋がり迎えに行きました」と説明。「今思えばよく会えたなーと」と述べ「そのまま一緒に、家に帰りました。多くの方々が歩いて家に帰る様子は今も目に焼きついています」とつづった。また「その後テレビで地震の様子を見て生きた心地がしませんでした、、これが今起こっている現実なのか、、と」とコメント。「あの時麻央はお腹に麗禾がいたので本当に色々判断に悩んだ思い出があります」と回想し「3週間後にわたしは当時のマネージャーと2人で現地へ行き被災した様子を生で見ました」と現地を訪れたことを明かした。最後に「一本松や建物の上に船が乗っていた事」「多くの方々が、プレハブに住み、小さいお店が、臨時で出来ていた事」「幼稚園が仮設で立っていてそこの子供達と触れ合った事、色々見た事感じた事ありました」と述べ「あれから13年、早いのか遅いのか」とコメント。「次にも大きな天変地異が起きる時に備えを忘れない事も今忘れてはならないのでは、、とそう感じます」と自身の思いをつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「鮮明に覚えています」「備えは大切だと思います」「本当に地震は怖いです」「麻央さんと團十郎さんの絆の強さを感じます」などのコメントが寄せられている。
2024年03月12日歌舞伎俳優の市川團十郎白猿が2日と3日に自身のアメブロを更新。2017年6月に乳がんで亡くなった妻・小林麻央さんに似てきたと思う娘・麗禾ちゃんの様子を明かした。2日のブログで、團十郎は「2人の寝顔、くっついて寝てる」と寝ている子ども達の姿を公開しつつ「こんな関係でいられるの、そう長くない気もしてきて、ます」とコメント。「麗禾も今年から中学生」と説明し「私も、中学2年くらいから親とのバランス変わりました」と振り返り「突然と来るかもしれない子供の変化にぼちぼち父として備えないとならない」とつづった。続けて「いつまでもこうではない、と真剣に考え出さないと」と述べ「舞台に立ち続けるとそういった細かい事見落とすので出過ぎるのも反省です」とコメント。「全く考えてなかったけど、私の人生もぼちぼち考え始める時期なのかもしれない」と自身の思いを明かし「そう感じる温泉の朝」とつづった。3日に更新したブログでは「今日もピッタンコで寝ています」と子ども達の様子を報告し「本当にわたしの子なのか?と思うほどにちゃんとしています」とコメント。「おそらく2人ともお母さんの血を受け継いでくれているのでしょう。そんな事も感じてます」と述べ「あれから6年と8ヶ月、真っ直ぐ育っててくれて2人に感謝です」とつづった。その後に更新した「かえろか、」と題したブログでは、麗禾ちゃんの後ろ姿を公開し「ママに似てきたね」とコメント。最後に「帰ろか」と述べ、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「後ろ姿、麻央さんそっくりです」「大人っぽくなってきましたね」「素敵な女性に成長すること間違いなしですね」などのコメントが寄せられている。
2024年03月04日歌舞伎俳優の市川團十郎白猿が22日に自身のアメブロを更新。正月に大怪我をしていたことを告白した。この日、團十郎は「到着!」というタイトルでブログを更新し「これから点滴なり」と報告。「時間かかりそうです」と述べ「終わったら帰宅なり」とつづった。続けて更新した「点滴」と題したブログでは「回復 これでだいぶ元気になると思う」と写真とともにコメント。「温泉ではずっと寝てたのでぼちぼち回復してくれるだろうと」とつづった。また「ぼちぼち時効ですかね」と述べ「正月にけっこう大きな怪我してて実は大変でした」と正月に大怪我をしていたことを告白。「それもあってけっこう休んでますね」と明かし、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「大変な状況だったのですね」「ゆっくり休んでください」「ご自愛ください」などのコメントが寄せられている。
2024年02月23日歌舞伎俳優の市川團十郎白猿が21日に自身のアメブロを更新。普段は絶対に触れない品を久々に堪能した日のエピソードをつづった。この日、團十郎は「コンビニ」とコンビニエンスストアを訪れたことを明かし「カップラーメンとタバコを買いました」と報告。「普段ぜったい触れないものです」と述べつつ「買ってみた」と説明。その後に「晩飯?かな」というタイトルでブログを更新し「すごく久しぶり」と久々にカップラーメンを堪能する様子を写真で公開した。また「2杯目!」と2杯目のカップラーメンも食べたことを明かし「こんなにも美味いのですね」と驚いた様子でコメント。「知らなかった」と述べ「スープ飲みたいけど、あえてちょっと残しました、、ごめんなさい」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「美味しいですよね」「たまには良いですね」「無性に食べたくなるときがあります」などのコメントが寄せられている。
2024年02月22日歌舞伎俳優の市川團十郎白猿が14日に自身のアメブロを更新。治療のために病院を受診したことを明かした。この日、團十郎は「一日休み」というタイトルでブログを更新し「リズム変わったので今日はとても疲れました」とコメント。「でも勸玄が元気で良かった」と述べ「私は病院の後名古屋で全然遊んでなかったので今日は出かけます」と明かし「たまにはストレス発散」とつづった。続けて更新したブログでは「よろしくお願いします!!」と自身の足元の写真を公開。「まずは治療」と治療を受ける事を明かし「本当今日は疲れた」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「お疲れになられたのですね」「お大事になさってください」「回復を祈ります」などのコメントが寄せられている。
2024年02月15日歌舞伎俳優の市川團十郎白猿が10日と11日に自身のアメブロを更新。娘・麗禾ちゃんから早めに貰ったバレンタインの品を公開した。10日に、團十郎は「バレンタインもらっちゃった」というタイトルでブログを更新し、麗禾ちゃんから貰った品の写真を公開。「嬉しい 泣いちゃう」と感激した様子で述べ「すぐ会えるから今日でごめんねってさ」とつづった。11日に更新したブログでは「甘いの食べないの知ってるから、お煎餅」と麗禾ちゃんから貰った品を紹介し「すごく嬉しい」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「本当に素敵」「泣けますね」「嬉しい贈り物ですね」「幸せですね」などのコメントが多数寄せられている。
2024年02月12日歌舞伎俳優の市川團十郎白猿が28日に自身のアメブロを更新。外出を控える理由を明かした。この日、團十郎は「リラックス時間」というタイトルでブログを更新し「やること終えてホテルでリラックス」と写真とともに報告した。続けて「若い頃は名古屋でも色々出かけてました」と明かしつつ「今回はコロナが流行してるそうで、なるべく控えようと思います」と外出を控える理由を説明。「1日から頑張ります!!」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「コロナまた増えてきましたね」「何回目の波なのかわからないくらいですね」「気をつけて過ごしてくださいね」などのコメントが寄せられている。
2024年01月30日歌舞伎俳優の市川團十郎白猿が26日に自身のアメブロを更新。発熱しずっと寝ている息子・勸玄(かんげん)くんの様子をつづった。この日、團十郎は「麗禾とお出かけしてました」と娘・麗禾ちゃんと出かけたことを報告しつつ「勸玄は少し熱が出まして」と勸玄くんは発熱したことを説明。「舞台終わったタイミングで」と明かし「よく頑張ったんだね、、ずっといま寝てます」と勸玄くんの様子をつづった。続けて「マッサージ」と題したブログでは「背中はるらしい」と麗禾ちゃんの姿を公開し「麗禾も2ヶ月、本当によく頑張った!!」とコメント。「心から思う」と述べ「今は癒そうね」と呼びかけ、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「大丈夫ですか?」「早く良くなります様に」「心配ですね」「お大事にされてください」などのコメントが多数寄せられている。
2024年01月27日歌舞伎俳優の市川團十郎白猿が17日に自身のアメブロを更新。理由が分からない“悲しいお知らせ”についてつづった。この日、團十郎は「日の当たるところ、幸せ感じる」と述べ、影の写真を公開。続けて更新したブログでは「さぁ出かけます!!行ってきます!!」と外出することを明かした。その後に「悲しいお知らせ」と題したブログを更新し「このジュース屋さん閉店するそうです」とジュースを販売する店が閉店することを報告。「悲しすぎる、、」と述べ「なんで?かはわかりませんが悲しい」と残念そうにつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「びっくりしました」「残念ですね」「お気に入りが近くに見つかると良いですね」などのコメントが寄せられている。
2024年01月17日歌舞伎俳優の市川團十郎白猿が13日と14日に自身のアメブロを更新。息子・勸玄(かんげん)くんに指摘されて悲しかったことをつづった。13日のブログで、團十郎はヘッドホンを着用しパソコンに向かう勸玄くんの姿を公開。「おえて、寝ましょ」と勸玄くんに呼びかけた。続けて、14日に更新したブログでは「昨晩はゲームを遅くまでしてました」と明かし、ゲームについて「カンカンに結構指摘され悲しんでました」と勸玄くんから指摘されたことを報告。「しばらくやめようかな、ゲーム、笑」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「珍しい風景」「勸玄くんには敵わないですね」「今のゲームはなかなかついていけないですよね」などのコメントが寄せられている。
2024年01月14日歌舞伎俳優の市川團十郎白猿が8日に自身のアメブロを更新。舞台化粧をした娘・麗禾ちゃんの姿を公開した。この日、團十郎は「支度へと入ります!!」と自撮りショットを公開。「本日も二回公演、まずは昼の部」と説明し「よろしくお願いします!」とコメント。その後に「食事」というタイトルでブログを更新し、堪能した料理の写真や舞台化粧をした麗禾ちゃんの姿を公開した。また「本日も二回公演無事に」と題したブログでは「ホッと一息、真剣に向き合うのであっという間に時が過ぎ気がつければ終わってます」とコメント。「身体にはしっかり舞台を勤めたあとが残ってます」と述べ「さぁ帰ろう。本日もありがとうございました」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「麻央さんにそっくり」「綺麗で色っぽくて素敵」「お人形さんみたい」「これからの活躍が楽しみです」などのコメントが寄せられている。
2024年01月10日歌舞伎俳優の市川團十郎白猿が7日に自身のアメブロを更新。大分やつれた姿を公開した。この日、團十郎は「今月の芝居は」というタイトルでブログを更新。「始まるとなかなか、時間がないです」と述べ「10秒くらいかなそんなないかも、空いてる時間」と説明し「皆と懸命にやっとります」とつづった。その後に更新したブログでは「20分。泳いで」と明かし「俊寛おわると、こんな感じに」と舞台後の自撮りショットを公開。「なんかだいぶ本当にやつれます」と述べ「不思議なお芝居です。やらないとわからない事が歌舞伎は多いです」とつづった。最後に「そこにしかない世界があり、それはやらないと分からない見えない世界があります。あるんです」とコメントし、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「大変ですね」「お疲れさま」「ゆっくり休んでください」「無理しないでね」などのコメントが寄せられている。
2024年01月09日歌舞伎俳優の市川團十郎白猿が5日に自身のアメブロを更新。大好きで尊敬する人物の訃報についてつづった。この日、團十郎は「大好きな巨匠が、、」と4日に亡くなった写真家の篠山紀信さんの訃報について言及し「若い頃から」「可愛がってもらい、遊んでもらい教えてもらい撮って頂き」と回想。「私の代表している、環境問題の理事でもあり」と明かし「團十郎襲名と新之助襲名初舞台の写真の一つも巨匠でした」と振り返った。続けて「数えきれない写真を撮ってもらいました」と述べ「私自身の写真を一番多く撮ってくださった方です」と写真とともに説明。篠山さんについて「大好きで大好きで尊敬する方です」と明かし「カメラマンの真髄はコレ!!って言葉では言わないけど私にはそうか、、と感じるものがありました」とつづった。最後に「これからも巨匠の教えを胸に日々を過ごしたい、そう思います」としみじみ述べ、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「とても残念です」「ご冥福を心よりお祈り致します」「ビックリしました」「大切な宝物ですね」などのコメントが多数寄せられている。
2024年01月06日新橋演舞場にて、1月6日(土)から開幕する『平家女護嶋 恩愛真絲央源平-SANEMORI PART II-』に出演する市川團十郎が取材に応じた。同所での新春公演は、これで11度目。「年中行事のひとつではありますが、慣れることなく、新しい気持ちで、舞台に立つという決意をする(1年の)最初の舞台なので、大事に舞台に向かいたい」と意気込みを語った。本作は、上演回数の多い「鬼界ヶ島の場」(『俊寛』)に、『平家女護嶋』という外題のもととなっているものの、なかなか上演されることのない「朱雀御所の場」を加え、新たな解釈や視点で、近松門左衛門が全五段の人形浄瑠璃で描こうとした、平家全盛の世に源氏再興を願った人々の熱い生き様に迫る。團十郎が俊寛、実盛、常盤御前の3役を勤め、市川ぼたんは実盛の娘・ひな鶴、市川新之助は常盤御前の息子・牛若丸(のちの源義経)を演じる。演出を手がける石川耕士氏からの提案で上演が決まり「コロナ禍や襲名披露もあり、なかなかできずにいたが、これ以上(ぼたんと新之助が)大きくなると、親子のバランス的にもできなくなるので、このタイミングになった」と説明。家族が題材の物語になっており「古典の部分も、新しい挑戦もある演目。きっと皆さんの心に残るような演目になる」とアピールした。取材にも同席したぼたんと新之助に対しては、「怪我なく終わってほしい」と視線を注ぎ、「とってもすくすくと、のびのびと、成長していると思う。ぼたんは、周りに気を使いながら、自分を見つめ、行きたい方向に向かうような人になっているし、せがれも気は使いつつ、それを表に出さず、大らかにいる。精神年齢は、私が一番幼い(笑)」と目を細めた。ぼたんは「セリフを覚えるのは、早くできたが、それからが大変でした」と稽古での苦労を回想。一方、新之助は、お気に入りのセリフを問われると「ないです!」と即答し、マイペースぶりを発揮。それでも「緊張はしますね、立ち回りもあります」と背筋を伸ばしていた。また、團十郎は元日に発生した能登半島地震について「心からお見舞い申し上げます」。北陸は旅巡業で頻繁に訪問した土地であり、12代目團十郎との縁も深い場所だけに、「今、自分に何ができるのか。仲間たちと話しながら、やれることを模索している」と話していた。取材当日の1月5日には、公私ともに親交の深かった写真家・篠山紀信氏の訃報も届き、「新之助時代、海老蔵時代、一番多く撮ってくださったのが巨匠(篠山氏)だった。とてもかわいがってくださったし、感謝しきれない。この2~3年は体調がお悪かったが、エネルギーのかたまりだった姿はすごかった」と哀悼の意を示した。取材・文・撮影:内田涼<公演情報>『平家女護嶋 恩愛真絲央源平-SANEMORI PART II-』近松門左衛門 歿後三百年近松門左衛門 作石川耕士 補綴・演出藤間勘十郎 演出・振付出演:市川團十郎市川ぼたん市川新之助※昼夜同一狂言2024年1月6日(土)~1月25日(木)※11日(木)・18日(木) 休演会場:東京・新橋演舞場チケット情報:()公式サイト:
2024年01月05日