■これまでのあらすじ私立の中高一貫校に通う娘の奏。しかし中学進学以降、激しい反抗期となりほとんど父親と口を聞かない生活になってしまう。大切に育ててきた娘の変わりように驚く征矢だったが、実は妻の弓香が奏に征矢の悪口を言っていたことが原因だったとわかる。娘と話し合いをしようにも、すでに弓香に取り込まれた奏は征矢の言葉に耳を貸さなくなっていた。そして高校3年。当然のように弓香と奏から大学の学費を要求される。幼い頃に重病にかかった奏の看病のために出世コースから外れた征矢にとっては私立の学費、妻の奨学金返済、家のローン返済のために副業をする状態となる。そんな征矢の苦労を考えもせずに、親が出すのが当たり前という姿勢の奏に征矢は反発。そんなある日、征矢の姉から連絡があり、弓香が実家に奏の大学費用を出してほしいと電話してきたと聞き…。たしかに実家に援助を頼めば、俺はこんなに苦労しなくても良かったかもしれません。でも姉は、奏が幼い頃に重病にかかった際にはかなり助けてくれているのです。さらにお祝い事のときには、いつもかなりの金額を包んでくれていました。しかし弓香は、そのお礼を言うことすらなかったのです。だからこそ俺は実家からの援助はできるだけ受け入れないようにしていました。もし実家が援助するとなったら、弓香は湯水のようにお金を使ってしまったでしょう。「奏がかわいそう」と言えば俺がすぐに金を出すだろうと考えている弓香の考えは、俺を見下しているとすら思えたのです。正直言えば俺だって奏の望む進路には気持ちよく行かせてあげたい…。でも俺と奏の間には、すでにそんな感情すら消えそうになっていました。次回に続く(全31話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2024年01月24日米国発のアウトドアブランド「Marmot(マーモット)」からYouTubeチャンネル《オトナ女子の山登り》を展開するモデルの「山下舞弓(ヤマシタ マユミ)」が商品企画に参加したコラボレーションアイテムが発売となります。今回発売となるのは2.5層の透湿防水素材を採用したロング丈のレインジャケットをはじめ、PERTEX(R) QUANTUM AIRを採用した軽量インサレーションジャケット、メリノウール混紡素材のシャツ、シルエットにこだわった4WAYストレッチ素材のトレッキングパンツの全4アイテム。登山を想定したアウトドアシーンはもちろん、下山時の街シーンでも馴染むオトナ女子に嬉しい仕上がりとなっています。2023年9月より日本国内のMarmot正規取扱各店舗にて順次発売予定。(Marmot公式オンラインストアでは9月15日より各アイテムを順次販売)Marmot(マーモット) ロゴオトナ女子の山登り ロゴウィメンズ レウィシア ロングジャケット1ウィメンズ レウィシア ロングジャケット2ウィメンズ レウィシア ロングジャケット3■ウィメンズ レウィシア ロングジャケット38,500円(税込) 10月発売予定Color:ダークベージュ、グレー、ブラウンSize :XS、S、M、L、XL(女性向け)高い防水透湿性、耐久撥水性を備えたロング丈のレインジャケット。フードは取り外し可能な仕様となっており、天候やコーディネートに合わせてスタイルを変化させ幅広いシーンで活躍します。商品名のレウィシアとはロッキー山脈などの砂礫地帯や岩場、乾燥地に自生している寒さに非常に強い花の名前です。ウィメンズ グレイシャーリリー ノーカラージャケット1ウィメンズ グレイシャーリリー ノーカラージャケット2ウィメンズ グレイシャーリリー ノーカラージャケット3■ウィメンズ グレイシャーリリー ノーカラージャケット18,150円(税込) 10月発売予定Color:ネイビー、グレー、ベージュ、ブラック、ダークベージュSize :XS、S、M、L、XL(女性向け)軽さ・しなやかさ・暖かさを兼ね備えたインサレーションジャケット。表地には軽さとしなやかさが特徴のPERTEX(R) QUANTUM AIR(パーテックス クァンタム エアー)を採用しソフトな風合いの中綿を組み合わせることで、身体の動きを損ねることなく効果的に保温します。商品名のグレイシャーリリーとは花の名前(和名:カタクリ)で、花言葉は『謙遜』。うつむき加減で咲くカタクリ。その様子は主張は控えめですが可憐で、ミッドレイヤーとしても使えるこのジャケットの商品名となりました。ウィメンズユーストマノーカラーシャツ1ウィメンズユーストマノーカラーシャツ2ウィメンズユーストマノーカラーシャツ3■ウィメンズユーストマノーカラーシャツ15,400円(税込) 9月発売予定Color:ダークグレー、ネイビー、ブラウンSize :XS、S、M、L、XL(女性向け)メリノウール混の長袖シャツ。メリノウールは吸湿性・保温性に優れており、アウトドアフィールドからタウンまであらゆるシーンで活躍します。商品名のユーストマとは花の名前(和名:トルコギキョウ)です。トルコギキョウはたくさんの色や種類があり、多くのシーンで重宝される汎用性の高い花なので、使い勝手の良いこのシャツの商品名となりました。ウィメンズルピナスパンツ1ウィメンズルピナスパンツ2ウィメンズルピナスパンツ3■ウィメンズルピナスパンツ14,300円(税込) 9月発売予定Color:ブラウン、ブラック、オリーブグリーンSize :XS、S、M、L、XL(女性向け)春夏秋3シーズン対応出来るトレッキングパンツ。耐久撥水加工を施し、縦横に伸びる4WAYストレッチ素材は二重織の生地を採用しており柔らかさと高い保温性も兼ね備えた商品です。商品名のルピナスは花の名前で、別名「昇り藤」とも呼ばれます。すっと伸びた様子からこの美脚パンツを連想しこの商品名となりました。【Marmot(マーモット)】1971年カリフォルニア大学の2人の学生が立ち上げた登山部「マーモットクラブ」をルーツに持つアウトドアブランド。その後、1974年に会社を設立し、1976年にアウトドアアパレル企業として初めてGORE-TEXを採用。現在でも自由で、独創性を追求した初期の姿勢を貫き、アメリカをベースに最高のアウトドアウェアを世界中へ展開しています。Web : Instagram: @marmot_japan 【山下舞弓(ヤマシタ マユミ)】雑誌、CM、TVなどで活動するモデル。登山歴11年目。2019年に長野県へ移住し、1年を通してアルプスから里山での山登りを楽しむ。2020年より『YouTube』で「オトナ女子の山登り」チャンネルをスタート。実際の登山の様子や山ごはんの作り方、山グッズの紹介など幅広く発信している。2023年8月に初の書籍「わたしの山登りアイデア帳」(山と溪谷社)を出版。YouTube : Instagram: @mayu_ya11 《会社概要》社名 :株式会社サードシップ所在地:〒700-0971 岡山県岡山市北区野田5-2-7代表 :代表取締役社長 白石 智設立 :2014年(平成26年)5月12日業種 :スポーツウェアの企画製造販売 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月07日荻上直子監督の最新作に、主演・筒井真理子、共演に光石研、磯村勇斗、柄本明、キムラ緑子、木野花ら日本を代表する実力派俳優らが集結した映画『波紋』。5月15日、本作のプレミア上映会舞台挨拶が都内で行われ、筒井さん、磯村さん、木野さん、キムラさん、そして荻上監督が登壇した。『かもめ食堂』『彼らが本気で編むときは、』『川っぺりムコリッタ』などで知られる荻上監督だが、「これまでの作った作品からいい人だと勘違いされているけれど、私は意地悪で本当に嫌な奴です。その邪悪な部分を今回の作品にすべて詰め込みました」と、自身も歴代最高の脚本と自負する本作での新境地を宣言。「台本も素晴らしく、共演者も名優揃い。皆さんにゆらゆらとゆすってもらってリアクションをして受けていました」と回想するのは、主人公の須藤依子を演じた筒井さん。一方、依子のひとり息子・拓哉役の磯村さんは、ベテラン俳優陣に挟まれての登壇に「ずっと今日までソワソワしていました。自分一人挟まれてどういう風にしたらいいのだろうかと…」と恐縮しながら「舞台袖で皆さんが盛り上がっていて、そのお話の中に入れなかった」と苦笑いすると、筒井さんからは「アウェーな感じでしたね」との言葉が。そんな磯村さんについて、依子がパートタイムで働くスーパーの清掃係・水木役の木野さんは「普通の役で何かをしているというわけではないのだけれど、素敵な方だと思った。佇まいが素敵。将来を期待しちゃいました」と絶賛、当の磯村さんは「背中に汗が…恥ずかしいです」と恐縮しきりだった。依子が拠り所にしている新興宗教・緑命会のリーダーを演じているのはキムラさん。「リーダー役は難しい。徳がないとやれない感じがして。私は徳もないし人にも慕われないから…」と難役だったと回想。すると木野さんは「そんなことありません。緑子さんはいい人だと思った。いい人が滲んで騙しきれないところや踊るところなんて最高でした」と讃えていた。主演の筒井さんと木野さんは、意外にも映像での共演は初めてというが、プライベートでは約30年の付き合いだそう。木野さんは筒井さんについて、「若い頃は天然真理子と言われていてどうなることかと思ったけれど、ちゃんと頑張っていると思った。大人になっていて時間の流れをしみじみと感じました」と感慨。そして筒井さんは、木野さんを「本当の恩人」と表し、「舞台の芝居で自信がなくなったときに、私が一番苦手とする怒る役をつけてくれた。本番中も稽古してくれて檄を飛ばしてくれて愛情を感じた。そして木野さんから『何か変わったね』と言われたときに、この仕事を続けてもいいんだと思った」と俳優人生の転機を与えてくれた人だと打ち明けていた。筒井真理子「ずっと我慢している方々」へ「一緒に絶望を笑って」また、作品の内容にちなみ、絶望の対処法を聞かれると、筒井さんは「嫌なことを朝まで引きずったら、布団の中で叫んで箱根に行って日帰り温泉」と回答し、木野さんは「ストレスを抱えたときに自分にかける呪文がある。それは“なるようにしかならない!”というもの。野望や野心を持ってしまうと、それが手に入らないときに絶望する。自分の思うようにならないから絶望する。なるようになると思えば絶望なんてない!」と達観のコメント。キムラさんは、「20年前くらいに絶望を味わい、己が悪いと自分を責め続け究極の孤独を味わった。9年くらいかけて徐々に忘れてやっと今の私になった」と回想。ベテラン勢の深い人生訓を前に磯村さんが「先輩方が凄すぎて、これ以上のエピソードはありません。自分の絶望はちっぽけ」とこぼすと、木野さんは「いい絶望を味わってください。一回か二回みんなきつい目に合うべき。だって若いって傲慢だから」とエールを送っていた。金言が満載となった舞台挨拶の最後には、主演の筒井さんは“絶望を笑え”というキャッチコピーに触れて「ずっと我慢している方々に観ていただき、一緒に絶望を笑っていただきたい」とアピール。荻上監督も「顔合わせの本読みの段階で、これは狂った女たちの物語だと確信した。私の脚本以上のことを皆さん演じてくださって、本当に面白い映画になりました。観て笑っていただけたら嬉しいです」と、観客の反応に期待をしていた。『波紋』は5月26日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:波紋 2023年5月26日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2022 映画「波紋」フィルムパートナーズ
2023年05月16日劇団☆新感線の高田聖子が手がけるユニット「月影番外地」の第7弾。今回も演出に木野花、さらに脚本に7年ぶり、4度目となる福原充則を迎え、新作『暮らしなずむばかりで』を上演する。そこで稽古開始から1週間ほどが経過した現場で、木野と福原の初となる対談が実現。月影での創作について、福原戯曲の魅力について、パワフルな木野演出について、ふたりにたっぷり語り合ってもらった。木野のこだわりは福原の台詞をバシッと観客に刺すこと――月影番外地と福原さんのタッグは、今回でもう4度目になります。木野最初の『くじけまみれ』が2012年、当時福原さんはまだ37歳。私的には結構若い人と芝居をする感覚があったので、「果たしてついていけるかな?」という心配はありました。でも幸いなことに福原さんが唐(十郎)さんやアングラの影響を受けていて、私はもろそういう世代。だからそこを足掛かりに出来たのは良かったですね。ただ話の展開の速さや笑いのセンスに関しては、いつも必死に食らいついている、挑戦している感じはあります。福原脚本だけ担当の場合、一生懸命書くっていう点ではどのカンパニーも同じなんですけど、たまに本気度が嚙み合わないなと感じる時もあるんですよね。「完成度は高いけど少し物足りない……」と思うこともあって。でも本気度みたいなもので作品を計るとしたら、木野さんの場合、「参りました」みたいな気分になるというか……(笑)。木野なにそれ?(笑)福原いやつまり、台本に書いてある熱量よりも、芝居の方が熱を帯びている。作家としてそれはやっぱり楽しいというか、ワクワクしますよね。“五十路の逆噴火物語”と題された本作は、同じアパートに住む能見(高田聖子)と庄司(松村武)、アパートの大家・逆巻(宍戸美和公)という50代の3人と、森戸宏明、田村健太郎、信川清順演じる周辺の人々との物語。――演出家としては、福原戯曲を立ち上げる難しさをどんなところに感じていますか?木野笑いですね。福原さんのホンって面白いから、ついそっちに引っ張られちゃうことも多いと思うんです。コント仕立てでやろうと思えばやれちゃうし、そういうのが得意な役者さんがいたらなおさら。でも逆に言えば、掘ろうと思えば掘り起こせる台詞もたくさんあって、私はそれを素通りすることが出来ない。とことん深堀して、観客にバシッと刺したい、届けたいっていうのが私のこだわりかな。で、なおかつ笑いもちゃんと拾って、取りこぼさないように欲張っていきたい。そこは役者さんに助けてもらっている部分が大きいですね。70過ぎても気力衰えず、来た仕事はどんどん背負い投げ――今回の新作では、知り合って間もない50代の男女の、不器用で少し変わった友情が描かれていきます。こういった題材を選ばれた理由は?福原なんでだったかな……。ひとつ覚えているのは、つげ義春と大島弓子を同時にやろうっていう(笑)。木野私の大好きな漫画家ね。福原そうそう、そんなところからスタートして……。ただ僕はいつも今自分が切実に思っていることを書く作家なので、月影の場合、それをその都度、(高田)聖子さんに置き換えて書いているってことだと思うんですよね。あと今回で言えば、コロナのことがひとつ大きかったかもしれないです。今、ひとりぼっちの人はどう思っているのかなとか、劇場に来られなくなっちゃった人は今なにやっているのかなとか。そんなことを取っかかりに、寂しい人たちが出会うって話になっていったんだと思います。木野台本を読んだ時、私もコロナのことは考えました。コロナによっていとも簡単に生活が破綻してしまう。そういった状況を身近に感じた時、この際仕切り直しするのもありなのかもしれないなと。50代という人生の後半に差しかかった時期に、ゼロ出発する。私なんかはね、わりと「すれば?」って思っちゃうタイプなんですよ。というのも私、70過ぎても全然気力が衰えなくて。年相応なんて言っていられないほど仕事もいただきますし、それこそ来た仕事はどんどん背負い投げする感じでむかってますけど。福原ハハハ!木野さん、年々パワフルになっていますもんね。木野なんでしょうね。70にもなったら相応の落ち着きが出るのかと思っていたら、逆流している感じ。もちろん体は相当老いていますけど、気持ちは落ちない。特に芝居はね。だったらもう気持ちのままにやっていこうって、居直っている感じです(笑)。芝居終わった後の疲労度は年々増してますけどね。福原木野さんのいいところは、ちゃんと自分の泉からそのパワーを出しているところですよね。なんかパワーがあっても周りに迷惑をかけている、単に周りから吸い取っているだけの人もいますけど。その点木野さんは、勝手に自家発電して爆発している、未来のエネルギーみたいな(笑)。木野いや、でも私ひとりじゃ無理なのよ。福原さんがいたり、聖子がいたり、いろんな人たちと一緒に作っていく。だから自家発電というより、みんなと回す発電所みたいなものがもう出来上がっているんだと思います。わからないことがあれば、私からもどんどん聞きますし。で、みんなからアイデアをもらって、「だったらこれもあるんじゃない?」みたいな感じで相乗効果が生まれていく。特に月影は、もうずっと同じ人たちと一緒にやってきていますからね。みんなものすごく頼もしいですよ。『暮らしなずむばかりで』稽古風景『暮らしなずむばかりで』稽古風景――さらに今回で言えば、松村武さんなど新しい顔ぶれが加わるのも月影らしさのひとつですね。木野そうです、そうです。もちろん新しい人ともやりたいですから。今回の庄司(高田聖子演じる主人公・能見の隣室に住むサラリーマン風の男)という役は、松村さんがやるっていうのがミソで、あんまり役作りがいらないというか、いるだけで庄司の匂いが漂う感じがいいんですよね。福原ほかのキャストもまた、ひとりとして個性が被っていないですよね。木野うん、面白いと思いますよ。まだ稽古は始まったばかりで手探り状態ですけど、イケると確信しています。福原僕からすると、恐ろしいほどのスピードで(稽古が)進んでいると思いますけどね(笑)。木野「稽古初日からラストスパート!」っていうのが合言葉なんです。このホンが持っている可能性を、余すところなくお客さんに見せたい。そんな欲が年々深くなっていて。そうするともう、のんきなことなんて言っていられないのよ!福原ハハハ!取材・文=野上瑠美子<公演情報>月影番外地 第7弾『暮らしなずむばかりで』2023年1月18日(水)〜29日(日) 下北沢ザ・スズナリ作:福原充則演出:木野花出演:高田聖子 / 宍戸美和公 / 森戸宏明 / 信川清順 / 田村健太郎 / 松村武■チケット料金全席指定:6,000円(前売り / 当日共)チケットはこちら:問合せ:サンライズプロモーション東京0570-00-3337(全日12:00〜15:00)
2023年01月10日代々木公園内パークス代々木野外ステージ前店では、12月8日(木)よりクリスマスまでの期間限定で「青のメニュー」の販売を行います!今回、笹塚・幡ヶ谷などで大人気のサンドウィッチ屋 「eimy sandwich」とのコラボレーションを実現。「eimy sandwich×Parks」コラボ商品 「青のベーグル」のほか、パークス代々木野外ステージ前店オリジナル「ブルーゼリーソーダ」、「青のドーナツ」など、「青」にスポットを当てた期間限定商品を多数ラインナップし、皆さまをお待ちしております。「青のメニュー」販売期間2022年12月8日(木)~2022年12月25日(日)「青のメニュー」 おすすめメニュー◎【数量限定】青のベーグル(eimy sandwich×Parksコラボ商品)500円青のベーグル大人気サンドウィッチ屋 「eimy sandwich」とのコラボ商品。クリームチーズと白あんを混ぜ合わせた青の世界広がるベーグル「eimy sandwich」URL: ◎ブルーゼリーソーダ400円ブルーゼリーソーダ青く輝くゼリー入りのグラデーションソーダ。青から透明になるグラデーションは見惚れてしまうほど。◎青のドーナツ250円青のドーナツ青とピンクが織り交ざったドーナツ。ブルーベリー味がまたたまらない一品。◎青のホットレモネード400円青のホットレモネード青色に輝くホットレモネード。透明感あふれる色合いが魅力的。◎流氷ドラフト600円流氷ドラフト鮮やかなブルーが特徴的なビール。すっきりとした爽やかな飲み口。※12月8日(木)に、こちらの商品名が「青のビール」から「流氷ドラフト」に変更となりました。味や金額等、商品名以外に変更はございません。その他、バジル&チキン味のピザフリッターや肉まんなどの定番商品、生ビールやホットドリンクを販売予定!販売場所パークス代々木野外ステージ前店(都立代々木公園内)〒150-0041渋谷区神南2-3営業時間月~木10:00~20:00金土日10:00~21:00アクセスJR「原宿」下車徒歩3分東京メトロ千代田線「代々木公園」(C02)下車徒歩3分東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前(原宿)」(C03、F15)下車徒歩3分小田急線「代々木八幡」下車徒歩6分駐車場(有料)代々木公園園内位置図本件のお問い合わせ公益財団法人東京都公園協会公園事業部営業課商品開発係TEL:03-3232-3139 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年12月06日公益財団法人岡本太郎記念現代芸術振興財団 岡本太郎記念館(所在地:東京都港区南青山6-1-19、館長:平野暁臣)は、企画展「弓指寛治 “饗 宴”」を2022年11月23日から2023年3月21日まで開催いたします。《眠る太郎》岡本太郎記念館はかつて太郎さんと敏子さんが住み、生活と制作をしていたところだ。1996年に太郎さんが亡くなり、1998年に敏子さんによって開かれた場所になった。その記念館にもう一度「生活」を立ち上げ、敏子さんや太郎さんが何を見ていたのか、かつてここに居た人たちに思いを馳せる空間を用意したい。弓指寛治はそう言います。太郎と敏子の“生活”と“思い”…。重心はむしろ敏子にあるし、敏子をとおして太郎を見ている。かつてないユニークな視点を引っさげ、ここ岡本太郎記念館に乗り込んできました。「敏子さんが何を見ていたのか、どんなことを考えていたのか」「芸術や芸術家を後世に残すことって何なのか」……。半世紀にわたって太郎と併走し、太郎没後は岡本芸術復活に向けて奔走したひとりの女性の人生をテーマにした弓指寛治の問いは、岡本太郎を美術史の視座とは異なるレイヤーでグリップしようとする試みであると同時に、この展覧会のコンセプトを支える創作動機そのものです。2018年に岡本敏子賞を受賞した彼は、翌2019年に第1展示室で特別展示「太郎は戦場へ行った」を、2021年には庭で壁画「焼夷弾は街に一発も落ちない」を制作するなど、当記念館を舞台に岡本太郎と対峙する作品をつくりつづけてきた作家です。本展は、これからを嘱望される若い感性が、斬新な視点で岡本太郎に挑むプロセスを記録したもの。これまでにない世界観が立ち現れるにちがいありません。岡本太郎記念館館長 平野暁臣リアルタイムの岡本太郎を知らないのでいろいろ調べてみたところ、昭和に大活躍し、TVにいっぱい出て、世間様から「変な文化人」枠にカテゴライズされ、平成にこの世を去った。残った岡本敏子さんは、太郎さんはそんなんじゃないから、と本を復刊したり美術館やTARO賞をつくったり、明日の神話を探したりして、令和に語られる僕の知っている「岡本太郎」のイメージが出来上がったんじゃないかと思う。人は死ぬからいつかは忘れられていく。運よく作品が残ることもあるけど、たとえ美術館に収蔵されたって、ほとんどの作品はほぼ日の目を見ず眠り続ける。岡本太郎はそうなっていない。芸術や芸術家を後世に残すことって何なのか。敏子さんがやろうとしたことは重要なことだと思う。おかげで僕も今アーティストと名乗って活動できているし。一方でそれが何なのかを言い表すのはむずかしい。だから敏子さんが何を見ていたのか、どんなことを考えていたのか、想像したり推測したりしてみたい。弓指寛治弓指寛治■弓指寛治名古屋学芸大学メディア造形学部映像メディア学科卒業、名古屋学芸大学大学院 メディア造形研究科修了。母親の死をきっかけに「自死」や「慰霊」をテーマとし創作活動を続けている。ゲンロンカオス*ラウンジ新芸術校(第一期生)にて金賞受賞。2017年、第21回 岡本太郎現代芸術賞(岡本敏子賞)受賞。2019年あいちトリエンナーレ招聘作家。2021年、VOCA展佳作賞受賞。■開催概要会期 : 2022年11月23日(水・祝)~2023年3月21日(火・祝)開館時間 : 10:00~18:00(入館は17:30まで)休館 : 火曜日(祝日の場合は開館)会場 : 岡本太郎記念館(東京都港区南青山6-1-19)アクセス : 銀座線・千代田線・半蔵門線『表参道』駅より徒歩8分入場料 : 一般 ¥650/小学生 ¥300公式サイト : 公式ツイッター: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月19日人生の先輩的女性をお招きし、お話を伺う「乙女談義」。2月のお客様は、俳優の木野花さんです。木野さんの最終回となる第4回は、現在出演中の舞台に関するお話と、anan読者世代へのメッセージをお届けします。大きな悲しみが襲ってきた時、どうするか。『ラビット・ホール』という舞台に出演しています。かけがえのない息子を事故で亡くした夫婦が、その現実その喪失感とどう向き合っていくのか、どう修復していくのか。私たちがいつかは向き合わざるを得ない普遍的なテーマの作品だと思います。私は妻の母親の役で、心を閉ざして現実を見ようとしない娘を心配して、あれこれ助言しては、娘を傷つけてしまうという…。これも、人はどこまで人を慰められるのかという、誰もが抱えるテーマですよね。私は5年前に母の死を経験していたので、自分にとっても興味深い内容でした。母には厳しく育てられましたが、誰よりも母が大好きで母に愛されたいと思っていたので、亡くなったら自分がどうなるのか想像できませんでした。私の場合、母の死に目に会えてしっかり母を看取ることができたのは想像を超えた体験になりました。静かに母の死を受け止められたと思います。たくさん読書をして、自分の自由を広げて。ananを読んでいる若い方々にお伝えしたいこと…。それは、本を読んでほしいということかな。人生長いといっても、知り合える人の数は限られています。その中で、なんでも話せる人、自分に影響を与えてくれる人は更に限られます。私の場合、目からウロコが落ちるような考えや価値観と出合えたのは、やはり読書からでした。私は中学生の時に日本文学全集を、高校生の時には世界文学全集を母から与えられ、毎月届く本を読んでいるうちに読書する習慣がついて、本の魅力に取り憑かれました。ニーチェの「神はいない、真理なんてない」という言葉に出合って目からウロコがボロボロ落ちて、世界の不条理を知りました。たくさんの言葉が、私の心を自由に解放してくれたと思っています。若い時にこそ言葉を体験することをお勧めします。きの・はな俳優、演出家。1948年生まれ、青森県出身。現在KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオにて、舞台『ラビット・ホール』に出演中。3月には兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールでも公演が。※『anan』2022年3月2日号より。写真・小川朋央ヘア&メイク・片桐直樹(EFFECTOR)(by anan編集部)
2022年02月26日人生の先輩的女性をお招きし、お話を伺う「乙女談義」。2月のお客様は、俳優の木野花さん。第2回は、大学を出て演劇界へ進むまでのお話です。実は俳優になる前、美術教師をしていたことがあるそうなんです。“差別しない心”に出合い、未来が開けた。勉強が好きでも得意でもなかった私ですが、なんとか県立の女子校に進学。でも成績は相変わらず。高2になって、政治経済の先生が赴任。独身の男性教師でしたが、実に真っすぐ誠実に政治経済の授業を始めたのです。まさに“男女平等”を授業で実践してくれました。当時は女は結婚していい奥さんになるのが幸せだという時代。女子校は花嫁修業の場で、旧態依然とした女性観を押し付けられることに違和感があった私には、まさに救世主が出現したような衝撃でした。そこからは心機一転。授業が、勉強が楽しくてしょうがない。政治経済だけは一番になりたいという野心まで抱くようになり、情け容赦のない授業に夢中で食らい付いていきました。他の教科も少しずつ興味が湧き、気がつくと成績が50位、20位と急上昇(笑)。結果、国立大学に滑り込みセーフで入学できたというおまけまで。先生の“差別しない心”に出合ったことで、私の未来が力強く開かれていった気がします。教師の職を経て、東京で俳優を目指したが…。大学の教育学部の美術科に進み、私は美術教師になりました。が、学校という縦社会に馴染めず1年目の秋で挫折。社会性のない自分を変えたい…模索し、たどり着いたのが、雑誌『美術手帖』で特集されていた“アングラ演劇”。’70年代当時、多くのアートは演劇に集まり、そこは男も女もなく自由で開放された場所に見えました。迷わず上京し養成所に入所。自主公演の計画に男女8人ほどが賛同してくれたのですが、男性陣が私や女性陣の提案をことごとく否定する事態に。その理由が「女の考えだから」。ショックでした、旧態依然とした価値観がイヤで演劇を選んだのに…。改めて募ったら集まったのは女性だけ。でも上手くいった。“女の考え”が誰にも否定されず自由に舞台に羽ばたいた瞬間でした。それが女だけの劇団〈青い鳥〉の出発点。目指したのは「自分を開放し、自由に表現できること」。政治経済の先生の教えに背中を押され荒海に舟を漕ぎ出す思いでした。きの・はな俳優、演出家。1948年生まれ、青森県出身。2/18~3/6にKAAT神奈川芸術劇場 大スタジオにて、舞台『ラビット・ホール』に出演。3月には兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールでも公演が。※『anan』2022年2月16日号より。写真・小川朋央ヘア&メイク・片桐直樹(EFFECTOR)(by anan編集部)
2022年02月12日人生の先輩的女性をお招きし、お話を伺う「乙女談義」。2月のお客様は、俳優の木野花さんです。第一回目は、青森で過ごした幼少時代のお話!愛情に飢えた子供時代だったのですが…。私は一家にとって最初の子供、しかも女の子だったので、父親と祖父母に溺愛されて育ちました。母だけは、「こんなに甘やかされたら鼻持ちならない人間になる!!」ととても厳しかったけれど、基本的には愛情いっぱいで、自己中心かつ自己肯定に満たされた子供時代でした。しかし、5歳のときに両親が離婚!!私は母に引き取られ、母の実家の青森県へ。愛情いっぱいの生活は激変し、待っていたのは働きに出かけた母をひとり家で待つという厳しい現実でした。母は相変わらず厳しくて、私は過度の愛情欠乏で、母を恨み、暗い内向的な子供になっていきました。追い打ちをかけるように、小学校に入ると母の実家に預けられ、甥っ子や姪っ子の子守をさせられることも度々でした。どんなに厳しくても母と離れるのはさすがに寂しくて、いま思い出してもかなり不条理な幼少期だったと思います。でもここでの体験が、のちの私の演劇人生に大きく影響することに…。自分が開き体が浮く?!少女時代の謎の体験。母の実家は下北半島の真ん中にある海と山に囲まれた小さな村で、遊び場は大自然。町からやってきた私にはその自然が物珍しく、少しの時間を見つけては木に登ったり海に潜って貝をとったり、絵に描いたように野原を駆けまわったりしていました。あるとき長いこと雲を眺めていたらふわ~っと体が浮いて!!もちろん本当に浮くわけはないんですが(笑)。意識が身体から流れて軽くなるような浮遊感があって、自然に身を委ねることで身体も意識も解放されるという不思議な体験をよくしていました。辛い日々の束の間の現実逃避だったかもしれません。大人になって演劇の道に入ったとき、私は「解放」と「集中」「感受性」という言葉に出合います。今はもう、どんなに雲を眺めてもあの浮遊感は戻りませんが、自然の中で体験した感覚は、身体に記憶に刻まれている気がします。それと知らずに貴重な体験をしていたことを、今となっては母に感謝ですね。きの・はな俳優、演出家。1948年生まれ、青森県出身。2/18~3/6にKAAT神奈川芸術劇場 大スタジオにて、舞台『ラビット・ホール』に出演。3月には兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールでも公演が。※『anan』2022年2月9日号より。写真・小川朋央ヘア&メイク・片桐直樹(EFFECTOR)(by anan編集部)
2022年02月06日グラビアアイドルの牧野紗弓(まきの さゆみ)がこのほど、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD&ブルーレイ『舞い降りた天使』(ともに発売中 各4,104円税込 発売元:ラインコミュニケーションズ)の発売記念イベントを行った。フジテレビ系の深夜バラエティ『アウト×デラックス』でカウンターガール候補生として出演しているグラドル・牧野紗弓。上からB86・W58・H85という凹凸ボディーにEカップのバストが魅力の22歳だ。そんな彼女の通算2枚目となる同DVDは、4月に沖縄で撮影。船で世界一周しようとした牧野が沖縄に漂流し、そこで出会った男の子と恋愛に発展するという牧野自身が考え出したストーリーだそうで、物語が進行するごとにセクシー度が増していくという見どころ満載の1枚となっている。黒のセクシーなビキニに下半身はパレオを巻いて登場した牧野は「海外の親と離れて船に乗り、世界を回ろうとしたら沖縄で漂流してしまい、そこで出会った少年と恋愛に発展していく物語となっています。お気に入りは1stDVDの時にやりたかった洗車のシーン!ついに念願が叶いました」と満足げ。セクシーなシーンを「漂流した後にお風呂に入るんですが、洋服がないので少年に服を借りました。フロントが空いているノーブラGジャンで、すごくセクシーになっていますよ」とアピールした。ガイアナ人の父と日本人の母を持つ牧野。日本人の血が濃いのか、「最近は国内を旅行することが多く、主に神社に行くんです。先々月は神社検定も受けました」と神社などの歴史的建造物が好きなようで、「先日日光東照宮の近くにある二荒山神社の北野神社に行きました。ス~っと汚れが取れて心が綺麗になりました」とパワースポットの効果も。その牧野は関東近郊の神社に出没しているようだが、今年の夏は「九州の神社に行ってみたいです! 本籍が宮崎なので、おばあちゃんの家に泊まるかも。今年の夏は九州で私と会えるかもしれません(笑)」と話していた。
2018年08月05日恵比寿にあるブックショップ、ナディッフアパート(NADiff a/p/a/r/t)では、美術批評家・椹木野衣の新著『震美術論』をめぐるトークイベント「EVENINGS #後美術から震美術へ、そしてこれからの話を」を12月15日に開催する。『震美術論』(税込4,536円)本イベントでは、『震美術論』、『後美術論』を編集担当した、『美術手帖』編集長の岩渕貞哉と、『震美術論』の著者である椹木野衣が対談を行う。トークイベントの題材となる『震美術論』は、自然災害による破壊と復興を繰り返してきた揺れる日本列島の地質学的条件と、今日の美術状況を接続して論じる『後美術論』(2015年、第25回吉田秀和賞受賞)に続く画期的美術評論。『震美術論』以降の2017年の美術状況や、今後の活動の展望について対談を実施。2017年もまだなお続く、非常時における美術を捉える鍵が、二人の対話から明らかになるだろう。なお、本トークイベントは参加定員は50名、残席僅かとなる。参加方法は、ウェブ()または電話(03-3446-4977)にて受付中。【イベント情報】EVENINGS #後美術から震美術へ、そしてこれからの話を。会期:12月15日会場:NADiff a/p/a/r/t住所:東京都渋谷区恵比寿1-18-4 1F時間:20:00〜21:30(開場は19:45~)料金:1,000円(定員50名)【書籍情報】『震美術論』著者:椹木野衣出版社:美術出版社452ページ/190×138×31mm発刊:2017年9月価格:税込4,536円
2017年12月08日グラビアアイドルの牧野紗弓(まきの さゆみ)が3日、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD『初めまして、ガイアナから来ました。』(発売中 4,104円税込 発売元:イーネット・フロンティア)の発売記念イベントを行った。同DVDは、フジテレビ系の深夜バラエティ『アウト×デラックス』にカウンターガール候補生として出演し、ガイアナ人の父、日本人の母を持つ"ハーフグラドル"・牧野紗弓の初めてとなるグラビア作品。今年1月に初めて訪れたというサイパンで撮影され、メイドに扮した牧野がご主人様の妄想を叶えるという刺激的な1枚に仕上がっている。黒のセクシーな水着姿で登場した牧野は初めてのDVDを手にしながら「自分が自分じゃないみたいですね」としながら、「サイパンはとっても自然豊かな場所だったので、撮影しながらもすごいリフレッシュできました」と満足げ。内容については「私がメイドとなり、ご主人様の妄想をかなえたDVDとなっています。表紙にもなったオレンジのビキニを着たシーンは、サイパンの海がキレイすぎてテンションが上がりまくりました」と振り返り、セクシーなシーンを「一番最後のシーンは、ご主人様との主従関係から彼氏と彼女の関係となり、ベッドで撮影しました。お尻を突き上げたりしてすごく恥ずかしかったです。顔を真っ赤にしています(笑)」と照れ笑いを浮かべていた。今作がグラビアデビュー作となる牧野。「ハーフ界のグラドル1番になりたいです! ライバルや目標にしている人はいません。自分を突き通したいですね」と強い自己主張も。その牧野は『アウト×デラックス』で「言葉で攻められたい」と発言して大きな話題を集めたが、「次回作では言葉で責められたいですね。拘束もやったことがないので、是非やってみたいです」と意欲を見せていた。牧野紗弓(まきの さゆみ)1996年2月20日生まれ。愛知県出身。O型。身長160cm。スリーサイズはB86・W58・H85。中部学院大学在学中にフジテレビ系のバラエティ『アウト×デラックス』に出演して話題を集め、現在は同番組のカウンターガール候補生として活躍している。Eカップのバストに肉感のあるグラマラスボディが魅力の22歳で、6月24日には人気グラドルが集結する東京・練馬のとしまえんで開催の「ビジュアルクイーン撮影会 in としまえん」に出演予定。特技はクラリネット。趣味は一人旅、カメラ。
2017年06月04日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま。ファッション・クリエイティブ・ディレクターの軍地彩弓です。山口小夜子という人がいました。黒髪のおかっぱ頭。切れ長の目。メイキャップアーティスト、セルジュ・ルタンスが手がけた資生堂の広告で一気に話題になり、世界中のデザイナーからラブコールを送られた、日本人モデルです。その彼女の書いた本(「小夜子の魅力学」文化出版局刊)を読みました。その中で自身の黒髪について語った章があります。彼女がモデルを始めた70年代はハーフモデル全盛で、オーディションに行くたびに「黒い髪は重いから染めていらっしゃい」と言われたといいます。だけど彼女は頑なに、黒髪でいることを貫きました。「私の顔は典型的な日本人の顔で、髪を染めても似合わないのです。」と語っています。だからこそ、彼女のアイデンティティにまでなったヘアスタイル。今では髪を染めることは全く抵抗がなくなりました。金髪でもいい、原宿で流行っているパステルカラーでもいい。ブルーでも、ピンクでも。それぞれに個性のある色を選んでいます。若い子達を見てうらやましな、と思うのはその選択肢の多さです。ヘアサロンでカラリストの方と相談して、まるで絵を描くみたいに色を選んで、メッシュやハイライトなど自在に自分の個性を演出できます。冒険は自分を成長させます。新しい洋服を選ぶように、髪色を選んで。それも人生の自由度です。そして、若い頃とは違って、年齢を重れば、白髪とも立ち向かわなければなりません。男性にとっては勲章のような白髪も、女性にとっては目立たせたくない加齢の象徴。ただし、白髪を隠すというネガな気分ではなく、白髪を染めながら、自分らしい明るいヘアカラーにチェンジする。なんでもポジティブ変換できると人生は楽しくなります。 先ほどの小夜子さんの言葉で、「誰かに合わせて髪型や髪の色を選ぶのではなく自分だけの髪を選ぶようにしましょう」と書かれていました。一人一人の個性です。誰かの真似じゃない、自分が綺麗に見えることを目指してヘアカラーを見つけなくちゃですね。そんな山口さんは、あの黒髪をキープするために、シャンプー前にヘアトニックで丁寧にきちんと地肌マッサージをしていたと言います。髪の色を変えれば尚更のこと、地肌も髪もきちんとケアして艶やかに、枝毛のない状態をキープすること。どんな色であっても、艶やかで、健康な髪はそれだけで魅力的なのです。2007年にお亡くなりになる1年ほど前に、一度スタジオでお会いしました。50代を超えていらっしゃいましたが、あの美しい艶のあるおかっぱの黒髪はそのままでした。美しい髪は美しい人を作る。今後も地肌マッサージを習慣にしたいと思います。 ⇒老けない人のヒミツは「顔」より「頭皮」にあった!!>>>
2017年04月18日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま。ファッション・クリエイティブ・ディレクターの軍地彩弓です。やっと春到来です。桜もちらほら咲き始めて、コートもやっと軽めトレンチにチェンジ。こうなると、新しい服、新しい靴で出かけたくなりますね。全身は無理でも、一点だけ買うだけで、ぐっと春気分がアップします。じゃあ、おすすめは何かというと、今年ならボリューム袖のシャツを一枚買い足すのはどうでしょう? 今CMでも話題になっている「盛り袖」シャツです。流行がなかなか生まれなくなった今、それでも新しい服を買うことに意味があると私は思っています。新しい服は新しい自分だからです。いつものクローゼットを眺めて、いつもの服を着る。こういうルーティンな日々も悪くはないけど、習慣も、癖も、日常を変えないとなかなか変えるのは難しいのです。鏡の中の自分は着実に歳をとって行きます。1年が過ぎるのが加速度を増して早く感じませんか?それだけの速度で着実に自分は老化に向かっているのです。だから似合っていたはずの定番ジーンズや白シャツも似合わなくなっている。若い頃褒められたワンピースが急に野暮ったく見えてくる。その理由は、服は変化しないけど、私たちの体も顔も着実に歳を重ねているからなのです。そこで、自分の変化に合わせてシーズンに1着でもいいので「新しい服」を買いましょう。それは重ねた年齢を勲章にできるような一枚です。新しい服は新しい自分なのですから。よく男性が「こんなに服があるのになんで女は“着ていく服がない”っていうんだ」と言いますが、そう言われたら「だってここにあるのは過去の私だから」。と言い返しましょう。そして、春新しい服を買ったら、ヘアスタイルを見直しましょう。今年の盛り袖シャツには、キリッとしたショートカットが似合います。全身を鏡に映してみましょう。バランスの良さを作るためには、実はヘアスタイルが大切なのです。ファッション雑誌を開いて、おしゃれの見本を見つけたら、ヘアサロンでオーダー。きちんとヘアケアも忘れずに。ボトムはデニムでもいいですね。新しい自分になったら、お出かけしましょう。ウインドウショッピングをしている、その鏡に映ったあなたはちょっとだけアップグレードしているはずです新しい服で新しい自分。そして、春は新しい出会いの季節です! ⇒老けない人のヒミツは「顔」より「頭皮」にあった!!>>>
2017年03月31日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま。ファッション・クリエイティブ・ディレクターの軍地彩弓です。最近、さすがに衰えを感じるのは鏡を見ている時。ほほの法令線、たるんだ輪郭。とほほ・・・。鏡を見ていると、やはり年齢と重力は正直だなーと思う日々です。私がよく疲れた時に駆け込むサロンがあります。仕事場に近く、さくっとマッサージをしてくれるところが気に入っています。先日もそこでマッサージを受ける時「ショルダー&ヘッドなら20分でできますよ」とおすすめされました。「特にヘッドマッサージは効きますよ」とのこと。マッサージを始めると大きく頭全体を包み込むように揉みほぐしてくれます。「かなり頭がこっていますね。お疲れがたまっているみたいですよ。頭皮が固くて、なかなか動かないので。ゆっくりほぐしていきますね。」頭の中は柔軟なつもりでしたが(笑)、頭皮が固いとは!「頭皮が固くなると、頭全体の血流が悪くなっていて、顔色もくすむんです」とのこと。最後には肩に溜まったリンパを流してもらって20分で終了。起き上がると、明らかに肩から頭が軽くなっているのです。すごい効果! そして、目尻がきりっと上がったような感覚になります。鏡を見せてもらうと明らかに目がぱっちりとしている印象。不思議な事に、目がぱっちりする事で、世界が明るくなりました。当たり前ですが、顔の延長に頭皮があります。むしろ、頭皮の中に顔があると言ってもいいくらい。その時はっきりしたことは、皮膚一枚でつながっている頭皮の健康がそのまま顔の健康につながっているということです。私たちはどうしても顔そのものに気を向けがちです。なぜなら頭皮は自分にも人にも見えない場所だから。だけど、顔を頭の一部と認知すると、ケアの方法も変わっていきます。この話を聞いてから、シャンプーをするとき、自分でも顔をマッサージするような気分で、ゆっくり頭皮をほぐすようになりました。 年齢と共に頭皮自体が薄くなると言われてます。若い頃の元気な髪も引き締まった顔も、実は顔の肌だけでない、頭皮の健康の賜物だったのですね。年齢を重ねて改めて知った頭皮の大切さ。きちんとつきあえば、ちゃんと効果があることも実感。仕事と子育てで忙しい日々の中でちょっとずつ自分を愛してあげる、丁寧に自分をメンテナンスすること。顔主義から頭皮主義へ。これも自分のシフトチェンジのひとつなんです。次回も、わたしの経験を元にしたファッションや美容にまつわるコラムを書いていきます。みなさん、ぜひ読んでくださいね。 必見!輝き続けるオトナ女子が注目する「自分に合ったヘアケア」とは?>>> [PR]アンファー株式会社
2017年01月11日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、はじめまして。ファッション・クリエイティブ・ディレクターの軍地彩弓です。軍地彩弓(ぐんじさゆみ)講談社「ViVi」でファッションライターとして活躍後、 雑誌「GLAMOROUS」の立ち上げに尽力。ファッション・ディレクター として新しいアラサーブームを巻き起こす。さらに「GQ JAPAN」 「VOGUE GIRL」の創刊と運営に携わる。2014年より「Numero TOKYO」 ディレクターに就任。同時に(株)「gumi-gumi」を立ち上げる。 フジテレビ系ドラマ「ファーストクラス」の衣装監修や、情報番組「直撃LIVEグッディ!」のコメンテーターなど活躍は多岐に渡る。私の元アシスタントのRちゃんは、お肌がつるつるで人気者です。20代前半、彼女のほっぺは、ぷるんと指をはじき返すほどの弾力でした。その彼女が27歳になったある日「昔みたいにもうぷるぷるじゃないんですよー」とつぶやきました。いつの頃だったでしょう。「お肌の曲がり角」という言葉が使われだしたのは。昭和の頃、それは25歳と言われていました。10代の頃の弾力があって、しわがなくて、くすみのない肌をピークとすれば20代はすでに曲がり角第一期なのかもしれません。それは35歳のある日でした。フランスのボルドーを旅して、ワイン&美食三昧して帰った数日後、鏡に写った自分を見て驚きました。「く、くびれがなくなっとる!」それまではいくら食べても、次の日にはけろっと元に戻っていたのに、この日を境にまったく戻らない。思えばこれが私の“加齢記念日”となりました。ホルモンのバランスが変わり、代謝が急に落ち、しかも日頃の運動不足も相まっておばさん体型まっしぐら。そして、それと同じ頃、髪にも変化を感じ始めました。ほとんど染めていなかった自慢の黒髪がなんだかぱさつく。シャンプーにこだわらなくても艶があった髪が、急にまとまりにくくなる。これも同じ35歳の頃だったと思います。髪はその人の印象を大きく左右します。肌や体型の変化は気付きやすく、クリームや服を変えることでごまかせます。しかし、髪の衰えはなかなか気付きません。艶のない毛先、生活感がある後れ毛、寂しい頭頂部などは、あなたを老けた印象にするのです。「加齢は対岸の火事ではない。」遠くにあると思っていた老化の岸辺が急に迫って来る。髪はそのバロメーターです。加齢とは、自分が20代の頃に描いていた理想の自分が変わり始めることです。精神年齢はいつまでたっても成長しないのに、体内の時計は無情にも「カチカチ」と秒針を進めていたことに気付くこと。仕事も恋もいろんなことに夢中だった20代を過ぎ、30代もそのまま行けると妙な自信があったのに、急に突きつけられる現実。若さという道具には期限があります。35歳は髪の曲がり角。それと同時に女の曲がり角。職場でもベテランと呼ばれだしたり、子育てで忙しい毎日を過ごされる人も。35歳からは、若さの看板をはずした自分の本当の価値が露呈してしまいます。うまくシフトチェンジできるかどうかが、これからの人生を左右するのです。次回は、わたしの経験を元にしたファッションや美容にまつわるコラムを書いていきます。みなさん、ぜひ読んでくださいね。 必見!輝き続けるオトナ女子が注目する「自分に合ったヘアケア」とは?>>> [PR]アンファー株式会社
2016年12月20日アルターは、『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』より、"西木野真姫"を1/7スケールのPVC塗装済み完成品フィギュアとして立体化。発売は2016年9月の予定で、価格は15,800円(税別)となる。μ’sの作曲を手がける彼女を、ゲームのカード「怪談編」の衣装で立体化。ランタンをかかげ、上目遣いに微笑む姿が魅力的で、ゴシック調の衣装は、丁寧に造形されたレースやフリルにより密度感たっぷりの仕上がりとなっている。ベールやランタンも細部まで再現され、ミステリアスな雰囲気を演出。シックな配色と、要所に施されたメタリック塗装や花飾りの鮮やかな色合いが織り成す深みのある彩色表現も見所となっている。原型製作は槙尾宗利氏が担当。(C) 2013 プロジェクトラブライブ!(C) KLabGames(C) bushiroad All Rights Reserved.
2016年03月30日バンダイが展開するアクションフィギュア「S.H.Figuarts」シリーズより、2015年9月発売予定の『S.H.Figuarts 西木野真姫(僕らは今のなかで)』の予約受付が、全国の家電量販店、ホビーショップ、オンラインショップなどでスタートしている。価格は4,860円(税込)。「S.H.Figuarts」は、「可動によるキャラクター表現の追求」をテーマに、造形・可動・彩色とあらゆる技術を凝縮した手の平サイズのスタンダードフィギュアシリーズ。TVアニメ、アニメーション映画と大ヒットを記録しているスクールアイドルプロジェクト『ラブライブ!』からは、高坂穂乃果、園田海未、南ことり、矢澤にこに続く第5弾として西木野真姫が立体化される。『S.H.Figuarts 西木野真姫(僕らは今のなかで)』は、商品名のとおりTVシリーズ1期オープニング「僕らは今のなかで」のコスチュームで立体化。豊富な手首パーツに加え、全4種の表情パーツには照れ困り顔も用意されている。セット内容は本体に加え、交換用表情パーツ3種、交換用手首左右各7種、スタンド。なお「S.H.Figuarts ラブライブ! スペシャルページ」では、各フィギュアの詳細まで確認することができる。(C)2013 プロジェクトラブライブ!
2015年05月07日人気TVアニメ『ラブライブ!』に登場する「西木野真姫」が、2.5頭身のデフォルメフィギュア「ねんどろいど」シリーズで立体化され、2015年8月に発売されることが決定した。現在「GOOD SMILE ONLINESHOP」にて予約受注で、価格は3,241円(税別)。西木野真姫は、9人のスクールアイドルグループ「μ’s」(ミューズ)のメンバーで、周囲に本心を見せないクールな少女。主人公の高坂穂乃果に音楽的才能を見込まれ、「START:DASH!!」の作曲担当をきっかけに、μ’sオリジナル楽曲の作曲を一手に引き受けている。「μ’s」メンバーの「ねんどろいど」としては8人目で、ラストには「東條希」が控えている。『ねんどろいど 西木野真姫』には、表情パーツに知性あふれる美貌の「笑顔」、少し目を伏せ頬を赤らめた「照れ顔」を用意。フリルがふんだんに入ったスカート、裾のフリフリが可愛い半袖ブラウス、背中のクロスしたサスペンダー、ミニハットと「西木野真姫」の衣装が細かい部分まで造形されている。髪をいじる仕草の腕パーツと組み合わせれば、照れ隠ししているような彼女らしい様子を楽しむことも可能。これまでの「μ’s」と同様に、『僕らは今のなかで』のダンスシーンが再現できるほか、曲げ腕や手のひらパーツも豊富に付属しており、さまざまなポージングを楽しむことができる。商品価格は3,241円(税別)で、「GOOD SMILE ONLINESHOP」の受注締切は、5月20日21:00。商品の発売および発送は、2015年8月を予定。なお「GOOD SMILE ONLINESHOP」の予約特典として、「ねんどろいど用特別仕様台座 ストライプ柄」「ねんどろいど台座 拡張パーツ 小」「ねんどろいど台座 拡張パーツ 大」が用意されている。(C)2013 プロジェクトラブライブ!
2015年04月21日金融政策を巡っては、政府や政党の要人が日銀に圧力をかけるような発言をすることも多く、メディア側も日銀がそれに従うべきだとの論調が目立ちます。この連載で岩本沙弓氏は、「不況は日銀の無策の責任」とする「日銀悪玉論」に疑問を呈する論考を一貫して示してきました。前回の連載第20回でも、「日銀が量的緩和をしただけでは問題の解決にはならない」ということをあらてめて強調しています。こうした岩本氏の見解は、当媒体の読者の方々の関心も高いようで、前回は掲載当日だけでなく、その後も継続的にアクセスを集める結果となっており、またこの事は、日銀の緩和策について読者の方々の注目度が高いことも表しています。前回に続く今回の第21回では、日銀の供給した資金を”間接的”に民間に流すための方法としての「公共事業」について触れるとともに、この方法もとられないようであれば、日銀が緩和をしても資金が海外に流れるだけではないかとの懸念を示しています(マイナビニュース編集部)。前回、日銀が量的緩和をしただけでは、問題の解決にはならない、日銀を問題の隠れ蓑にしてはいけない、というお話をいたしました。今回は前回スペースの関係で書けなかった続きの部分になります。日銀が資金を供給できるのは金融機関に対してのみ、民間には直接資金は渡せないのだ、というのは既に触れた通りです。供給された資金が民間に行き渡るためには金融機関が資金の貸し出しを企業などに行わなければならいわけですが、この流れについては、金融機関から企業に資金がダイレクトに渡るという意味で、「直接的な方法」としましょう。それとは別に実はもう1つ民間に資金を流すのには「間接的な方法」があります。それは金融機関が日本政府の発行する国債を購入することで、その効果が期待されるものです。具体的にいうと、金融機関があり余った資金を使って国債を購入すれば、購入した代金は政府に流れていきます。そうして流れていった資金を使って、政府が公共事業などを民間に発注してくれれば、民間へとお金は流れることになります。政府が間に入りますので、間接的としましたが、昨年は東日本大震災がありました。まだ震災の爪痕が残るような被災地の整備をする事業を民間業者に対して政府が発注すれば、政府から民間へと資金が流れることになります。発注された業者は実際の作業のために労働者を確保する、整備のための資材を購入する、資材搬入のための道路の工事をする、細かい話では労働者の宿泊所や食事の提供などまで考えられますから、波及的に政府から事業者を通じて、その先の民間へとお金が流れていくことになります。「間接的な方法」では日銀からの供給→金融機関による国債の購入→政府による公共事業の発注→民間、という流れができます。これでようやく我々の手元に金融緩和の恩恵が生まれることになるのです。前回も触れた通り、これまでの十数年「直接的な方法」については金融機関による積極的な貸出しが期待できなかったために、民間への資金の流れが遮断されてきました。そうすると、残された方法は「間接的な方法」だったわけですが、こちらも「公共事業=無駄使い」のイメージが浸透したために、そして実際に公共事業が手控えられたために、「間接的な方法」も思うように実施されず、有効ではありませんでした。こうなると、いくら日銀が金融緩和をしても国内には資金が行き渡らないのです。年金として配られたとしても先行き不安で預貯金に回され金融機関に再度戻っていく、あるいは日本は財政破綻をするからなどといって海外投資に手を出し、損をするだけということもあったでしょう。これでは国内に資金は回りません。もちろん、誤解をしてほしくないのですが、無駄な公共事業をどんどんやれと言っているわけではありません。ただ、民間に資金を流す方法には2つしかなく、1つ目の手段が有効でない状況では、日銀の金融緩和の効果を狙うためには2つ目の「間接的な方法」に頼らざるを得ないということです。そして、公共事業にしてもかつてのようないわゆる「箱もの」ではなく、被災地支援はもちろんのこと、震災に遭遇した今は日本にとっては再生エネルギーの開発などが最も求められています。また再生エネルギーを溜めるためには蓄電池が必要となりますから、こうした研究開発が早急に進められることも求められます。このような分野へ積極的に政府が資金を投入することが、日銀の緩和の効果を民間に波及させる効果に繋がります。「直接的な方法」、「間接的な方法」ともに採用しないで金融緩和だけを実施するとどうなるか、それは2000年代の経緯からわかります。当時私自身は外資系の金融機関で短期金融市場での取引もしていました。規模の小さな金融機関ではありましたが、日々、何千億円もの資金が銀行の当座預金に積み上がっていました。金利がほとんど0%で、貸出し先もないわけですから、ひたすらブタ積みされたお金を眺めているだけです。そんなある時、その資金を貸しくれとロンドン支店からの注文がきました。ロンドンで使い切れなければ米国にある本店でも使うから、というのです。金融機関が他の金融機関や企業に貸し出す場合には与信枠といって、貸出し相手として相応しいかどうかの査定が必要となりますが、同じ銀行の本支店間であれば与信枠はありません。極端な話、いくらでも東京支店を通じて海外の支店へと貸出しができてしまうのです。その日から数千億円単位の資金は東京支店から海外の支店、本店へと流れていきました。こんな巨額の円資金をいったい何に使うのだろうと不思議に思い、ロンドンの担当者に問い合わせをしたところ、円資金はロンドン支店から海外のヘッジファンドに貸し出されるということでした。ちょうど住宅バブルが盛り上がっていく時期です。実際に各銀行の現場に行って直接みた訳ではないので、断定することはできませんが、多かれ少なかれ、東京に支店を置いている海外の金融機関はこうした取引を実施していたと考えられます。つまり、本来日銀の金融緩和によって潤うはずの日本国内が潤わず、逆に海外の住宅バブルの温床を作り出してしまったということです。私が現状で金融緩和だけを高らかに叫ぶ声に対して危惧しているのは、緩和をすれば今のままでは日本に回らないだけでなく、海外に流れてしまうのではないか、という点です。欧米も金利を引き下げ、ヘッジファンドが活躍できる状況もかつてとは変わってきてはいるものの、今のままでの日銀が緩和をしても”海外バブル→崩壊”という同じ経緯を辿るだけになるのではないか。その間、日本の一般国民は緩和の恩恵をほとんど受けないだけでなく、バブル崩壊後の悪影響だけをもろに受けてしまいます。バブル崩壊後の影響を免れるためにも、中央銀行の緩和政策とその具体的な資金の流れに関しての誤解をなくし、日銀の供給が直接民間にはできないという部分の認識が浸透する必要があるでしょう。更なる緩和を期待するのではなく、緩和された資金が国内にきちんと回るような政策面での充実を国民は訴える必要があると思われます。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月25日映画大国・韓国で昨年、堂々の観客動員数トップを誇る大ヒットを記録した歴史アクション超大作『神弓−KAMIYUMI−』がまもなく公開となる。敵陣に殺害された父から託された家宝の神弓を駆使する主人公・ナミともう一人の弓の名手・ジュシンタ、愛する者を守る男同士の熾烈な戦いが観る者を釘づけにする本作。だが、男同士の戦いの最中、愛する者のため凛とした強さを見せつける女性が一人いる。本作で見事、権威ある大鐘賞と青龍賞の両賞を受賞したムン・チェウォン扮するヒロイン、ジャインである。いま韓国ドラマ・映画界で最も注目を集める彼女に話を聞いた。兄・ナミが弓を引くワケ。それは、結婚式当日に敵陣の襲撃によってさらわれた妹のジャインを取り戻すためである。普段は不器用でぶっきらぼうな兄だが、唯一の家族である妹のために戦う姿は何とも愛おしくもある。兄・ナミを演じるのは『殺人の追憶』などで知られる演技派、パク・ヘイル。この共演でチェウォンも「いろいろな面で助けられた」と明かす。「この作品では家族の絆、兄妹の絆が重要なテーマなのですが、映画の序盤で兄と妹は離れ離れになってしまいます。ですので、兄役のパク・ヘイルさんとは実際に同じ場面でご一緒する時間はあまり多くはありませんでした。それでも共演したシーンでは、パク・ヘイルさんの演技力に圧倒されましたし、いろいろな面で助けられました。一緒に出演していないシーンでも、ヘイルさんの演技を間近で見ることがありましたが、その集中力と人並みならないエネルギーには驚かされましたし、本当にすごい俳優さんなのだと実感しました。ヘイルさんの演技から様々なことを学ぶことができて、とても良い経験になりました」。中でも彼女が圧倒されたのは、タイトルにもある“弓”のシーン。男同士の戦いだけでなく、チェウォンさんも劇中では見事な弓裁きを見せている。「これは弓を見せる映画ですから、パク・へイルさんもリュ・スンリョンさん(ジュシンタ役)も、とにかくたくさん弓を引きます。そして、これは朝鮮の弓と清の弓の対決でもあります。ですが、その戦いの中、ジャインが引く弓は“兄を助ける弓”なんです。そのシーンはジャインというキャラクターをとてもよく表現していると思いますし、私にとってはとても印象に残るシーンでした」。4日間かけて撮影したという冒頭の結婚式のシーンでは、「これはかなり険しいことになる。並大抵の映画ではないんだな」と覚悟を決めたというチェウォン。その苛酷な撮影は、迫真の戦いシーンを見れば容易に想像できるが、壮絶な戦いの中でも敵に屈せず凛とした美しさを保つジャインという女性を通して、彼女が感じたものとは?「いつも作品を一つ撮り終えると、間違いなく自分の中に何かは残るのですが、それが普段の生活に影響を及ぼすという程ではないんですね。でも、今回の経験が今後、いろいろなところで生かされてくると思います。ジャインという女性は、いままでの時代劇にはいなかったような、芯の強い女性です。ただ泣いて屈服する弱い女性ではなく、芯の強い人物でしたので、とても共感しながら役に臨むことができました」。彼女の出世作である大人気ドラマ「華麗なる遺産」や、パク・シフと共演した時代劇ロマンス「王女の男」然り、揺るがぬ強さを魅せ続けるチェウォン。自身もやはり強い女性に惹かれるのだろうか?「やはり、そうだと思います。私自身は、甘く軽快なロマンティック・コメディも好きですし、演じるにあたって決して強い部分にのみ焦点を当てているわけではないんです。けれど、感動や希望を観る方に伝えるときに、悲劇的な要素や力強い部分というものが必要になってきますし、やはりそうした女性に惹かれる傾向があるんだと思います」。そんな彼女がいま撮影に臨んでいるのが、男女の愛憎劇を繰り広げるメロドラマ「優しい男」。どうやらこちらも一癖ある役になりそうだが、愛らしい笑顔で嬉々として役について語るチェウォン。最後に少しだけ明かしてくれた。「私は2つの人格を持つ役というのを演じてみたいとずっと思っていたのですが、今度出演する『優しい男』という新しいドラマが、まさにそうなんです。私は、事故で脳に損傷を受けて記憶喪失になり、そのために人格が変わってしまう女性を演じるので、とても楽しみにしています!」■関連作品:神弓 −KAMIYUMI− 2012年8月25日よりシネマート新宿、シネマート六本木、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネマート心斎橋ほか全国にて公開© 2011 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved
2012年08月24日オスカー女優ティルダ・スウィントン主演で贈る衝撃作で、昨年度ロンドン映画祭にて見事グランプリを受賞したエモーショナル・サスペンス『少年は残酷な弓を射る』。その過激すぎる内容から世界各国で話題となった原作本が、このたび日本で発売されることが決定した。母親に対して異常なまでの悪意と執着心を抱く息子と、そんな我が子に戸惑いながらも愛情と恐怖との間で葛藤する母親の親子の関係を緊張感たっぷりに描いたミステリー。「何故、そこまで…?」という疑問を抱いた瞬間に、観る者はさらなる恐怖に襲われる。既に劇場公開されている各国では、成長と共に息子・ケヴィンの中で膨れ上がる母親への憎悪、その怖ろしき“報復”のかたちが多大な衝撃をもたらしている。そして、その原作本「We Need To Talk About Kevin」の評価は、まさに賛否両論。400ページにも及ぶ長編小説で、著者ライオネル・シュライバーは本作で英国女性作家文学賞の最高峰であるオレンジ賞に輝き、英米ではベストセラーとなった一方で、「我が子にここまで愛情を感じられない母親なんているわけがない!」と過激な内容に対して激しい反応も…。海外評を耳にした日本の出版社は当初、当然ながら国内での発売に及び腰で出版は難航を極めた。だが、本作のもつ“母になることへの怖れ”や“生まれてくる子を愛せないかもしれないという不安”という、多くの女性が感じていながら決して口に出すことのなかった真実に共感した女性編集者が出版を決意し、今回の発売に至ることとなった。原作ストーリーがもたらす衝撃に加えて、この物語の中心となる母子役として抜擢された2人の演技も強烈!『ナルニア国物語』シリーズや『ミラノ、愛に生きる』などで厳しくも美しい、“甘くない”女性を演じてきたティルダが息子の扱いに葛藤する母親を、“魔性”と表現するに足るその危なげな美しさで話題となっている新星エズラ・ミラーが息子のケヴィンを怪演。ティルダは51歳とは思えない美貌も凛としたオーラも何もかもの一切を、エズラ扮する息子の悪意によってことごとく奪われていく…。原作のもつ過激さを一層加速させるキャスティングにも注目の本作。まずは「心の準備を…」と考える方は、原作をチェックすることをオススメしたい。『少年は残酷な弓を射る』は6月30日(土)よりTOHOシネマズ シャンテにて公開。「少年は残酷な弓を射る」価格:1,700円(上巻・下巻ともに)出版元:イーストプレス発売日:6月15日(金)■関連作品:少年は残酷な弓を射る 2012年6月30日よりTOHOシネマズ シャンテにて公開© UK Film Council / BBC / Independent Film Productions 2010■関連記事:【ハリウッドより愛をこめて】“笑い”でオスカー助演俳優部門を席巻する、注目の2人いよいよ決戦!アカデミー賞候補発表『ヒューゴ』VS『アーティスト』の一騎打ち?
2012年05月15日