「インクルーシブ教育」を推進するための指針を、教育リーダーズから学ぶ2022年に国連から日本へと推進が通達されたこともあり、昨今大きな注目を集めている「インクルーシブ教育」。インクルーシブ教育とは、文部科学省で下記のように定義されています。‘’「インクルーシブ教育システム」(inclusive education system、署名時仮訳:包容する教育制度)とは、人間の多様性の尊重等の強化、障害者が精神的及び身体的な能力等を可能な最大限度まで発達させ、自由な社会に効果的に参加することを可能とするとの目的の下、障害のある者と障害のない者が共に学ぶ仕組みであり、障害のある者が「general education system」(署名時仮訳:教育制度一般)から排除されないこと、自己の生活する地域において初等中等教育の機会が与えられること、個人に必要な「合理的配慮」が提供される等が必要とされている。障害のある子もそうでない子も、共に学ぶための仕組みづくり。しかし実際の市区町村、学校教育の現場では、対応のノウハウが欠如していたり、人員が足りなかったり、チームの目線が合わなかったりと、推進が難しい現状もあるという声も散見されています。そんな中でも、すでに全国でインクルーシブ教育を先駆けて推進している人たちがいます。彼らはインクルーシブ教育をどのように捉え、何を考え、推進を実現してきたのでしょうか?この連載では、そんな彼らを「教育リーダーズ」と位置付け、その言葉に耳を傾けることで推進のヒントとなる”指針のカケラ”を集めていきたいと思っています。第二回は、神奈川県鎌倉市教育委員会の教育長である、高橋洋平氏にお話を伺いました。Upload By 発達ナビ編集部プロフィール 高橋洋平 氏宮城県登米市出身。 中学校教員や市教育長を務めた父親と障害を持つ叔母の影響を受け、教育の道を志す。 東北大学教育学部を卒業し、文部科学省に入省。 学校教育のデジタル化や福島県庁での震災復興、米国の大学で教育研究、コンサルティング会社教育チームマネージャーなど、多角的に教育に携わる。2023年に鎌倉市立小中学校の教育行政を牽引する教育長に就任。Upload By 発達ナビ編集部正しいことを、子どもたちの「今」に合わせて実装するーー本日はよろしくお願いいたします。さまざまな視点・キャリアから教育に向き合ってきた高橋さんですが、まずは教育に対してのお考えの原点にあるものを教えていただけますでしょうか。原点には間違いなく福島で過ごした時間があります。私の在任当時、避難指示区域となった町村の子どもたちは、避難先に建てられたプレハブの仮設校舎などに通っていました。学校を訪ねるたびに、本当に可哀想だな、早く村に戻してあげたいなという一心で、県庁の学校再開支援チームをリードしていたんです。ーーそこで、今の教育に対する価値観にもつながる体験をされた。除染などにより放射線量が下がり避難指示が解除され、新しい学校の整備ができた時の、仮設校舎の閉校式での出来事でした。教育関係者と喜びを分かち合っていた私たちでしたが、ある小学校6年生の女の子から「仮設って言わないで。この学校は仮設なんかじゃない」って言われたんです。ーー仮設なんかじゃない。とても重い言葉です。もう、頭をガツンとやられるような、本当にショッキングな言葉でした。Upload By 発達ナビ編集部ーー子どもたちのためにと奔走するあまり、見えていないものがあったと。はい。その子が先生や友人と学びあった6年間は仮設なんかじゃなく、「本物」ですからね。人生に仮の時間なんてあってはならない。過去の震災に囚われ、未来の復興を見て、当時の私には子どもたちの今が見えていなかったんです。だから、「仮設」や「被災者」、「障害者」などもそうですが、一方的な決めつけではなく、目の前のその人と向き合って仕事をしたいと、強く思っています。ーーその経験が、今のインクルーシブ教育への想いにもつながっているんですね。能登地震でも学校を含め甚大な被害がありました。関係者の尽力で他校を間借りしたりして学校が再開されており、これからさまざまな面で復興が進んでいくことと思われます。何をもって本当の復興というかは本当に難しく、数字などで一律に「ここまでいったら復興!」と決められるものではなく、復興には一人ひとりの形があるのだと考えています。いずれにしても自分の力で立ち上がり、自らの幸せを掴んでいくことが、復興なのかなと考えています。それはまさにインクルーシブな学びにも通じて、それぞれの個性や特性を持ちながら、それぞれの学びや幸せを勝ち取っていくということのように思われます。東日本大震災でもコロナ禍でもさまざまな分断が生じましたが、そういった分断を乗り越えていけるような学びや対話の形を、これからも追い求めていきたいです。ーーインクルーシブ教育について文部科学省が示す方針については、どのように捉えられていますか?インクルーシブ教育を含め文部科学省が示す方向性は、基本的にはいつも正しいことを言っているなと感じます。でも、その正しいことを子どもたちや学校教育の現場において、真に正しいものにどのように落とし込んでいけるかが大事なことです。福島での経験を踏まえて、鎌倉で実践していきたいと、今はそう思っていますね。鎌倉は多彩な文化にも恵まれ、そして海や山という自然も近くにあり、学ぶ場としてとても豊かだと思っています。そして何より、多様な人がこの街を選んで、関わってくれている。まさに街としてもインクルーシブな環境の中で、鎌倉らしい教育の形をつくっていきたいです。Upload By 発達ナビ編集部その場所ならではのテーマやキーワードを見つけ、街の共感を得て推進するーーインクルーシブ教育の中でも、「鎌倉らしさ」について紐解いていければと思っています。鎌倉市が見据える未来について、教えてください。鎌倉では、世界に誇れる持続可能な町、そして共生社会を市民と共創するというビジョンを掲げています。 市民一人ひとりがお互いに尊重し合って、支え合って、自らが望む形で社会との関わりを持ち、生涯に渡って安心して自分らしく暮らしていくというものです。とてもインクルーシブな考え方を持ったビジョンだと思っています。ーー鎌倉市の教育が目指す方向と、重なる部分が大いにあると。はい。まずは自分自身を認め、そのうえで他者を尊重し、違いがあるからこそ学びがあると理解する。その上で、他者と協働しながら持続可能な共生社会の創り手へと育っていく。そんな視点に基づいているのが、鎌倉市の教育が目指す基本的な考え方です。鎌倉らしさで言うと、一つは「如意」という禅の言葉があります。Upload By 発達ナビ編集部ーー「如意」ですか。歴史ある鎌倉らしい言葉です。いわゆる如意棒の「如意」であり、意のまま、自由自在という禅の言葉です。自分の良さと可能性を認め、他者を価値ある存在として尊重し、目指したい方向を合わせながら進んでいく。自分だけでなく社会として自由自在で幸福であることを尊重する。Well-beingに通じる言葉だと思っており、教育で目指すべき姿であるなと感じています。ほかにも、この街らしさで言うと「鎌倉野菜」にもヒントがあるかなと。ーー「鎌倉野菜」はブランド化されて全国的に人気ですよね。山に囲まれた鎌倉の狭い土地であり、かつ多様なレストランからのオーダーを受けて、色とりどりの野菜が少量多品種で生産されています。七色畑とも呼ばれ、インクルーシブ教育が目指すべき姿も重なる、そんな風に思っています。弱みは強みに変わるし、活躍の場を通じてスタイルがつくられ包摂される、鎌倉の教育の姿にも取り入れていきたいなと。その土地ならではの教育の形、キーワードを見つけることは、関係者の目線も揃いやすく、大切なことかなと感じています。Upload By 発達ナビ編集部一方で、難しいのは、歴史ある鎌倉の資材を活用することのみに縛られてしまうと、発想としてプロダクトアウトなんですよね。教育においては、やはり子どもたちを起点としたマーケットインで考えていないと、意味のある形に落とし込めないと思います。やはり学習者中心の視点で考えなければならない。これは忘れてはいけないポイントの一つです。ーーなるほど。そんな鎌倉市の教育においての課題はどのあたりにありますか?どの教育委員会でも重要なテーマとして扱われていますが、学校に行くのがつらい子どもたちが増加しています。学校教育の構造も変わっていかなければなりません。子どもたちが学校にフィットしていない本質的な原因に目を向けながら、さまざまな方々と連携してプロジェクトを進めているところです。民間との協業に力を入れ、魅力的な人や資金のリソースを確保するーー不登校のお子さんに対する取り組みについて、具体的に教えてください。「かまくらULTLAプログラム」という取り組みをご紹介させていただきます。こちらは、不登校や学校に行くことがつらいと感じている子どもたちを対象にした、一人ひとりが学習の個性や特性に応じて自分らしく学んでいく方法を見つけていくことを目的とした探究プログラムです。鎌倉らしい森、お寺、海、テック企業などの地域特性を活かしながら、色んな分野のプロである大人たちと一緒に活動をします。海のプログラムでは、「タコから学ぶ生物多様性からの自己理解」をテーマに、漁師さんのお話を聞いたり、「気持ち悪いー!」とか言いながらもタコを触ったり、パエリアにして食べちゃったり、体験を通して学んでいきます。そうやって保護者の方がいないところで、1つの探究テーマを通して、自らの学習の特性を踏まえて学び方を自己調整しながら学んでいくプログラムです。Upload By 発達ナビ編集部ーー不登校の子どもたちにとって、非常に有意義な場をつくることができているんですね。森のプログラムでは、浄智寺の朝比奈住職の得意料理でもあるカレーをいただいたのですが、その上に鎌倉野菜の素揚げを乗せました。敏感な子も多く、「絶対食べられないよ」と言っていたのですが、ペロリと食べていましたね。「どうして食べられたの?」と聞いてみたら、見たことがない野菜だから挑戦してみたと話してくれました。他にも浄智寺の井戸水の飲み比べをしてみたり、五感を思う存分活用した伸び伸びとした学習に、鎌倉のエッセンスを加えて、独自のプログラムを展開しているんです。ーーお話を伺っているだけで、子どもたちの目が輝いている様子が浮かんでくるようです。本当にそうなんです。例えば工作や絵やダンスやプログラミングなど、子どもたちそれぞれに得意な表現方法があります。得意な学習スタイルで、自ら学びのハンドルを握り、自分らしく学びを掴み取っていくという方向に、教育が変わっていかなければならないのだと思っています。このプログラムは、それぞれの子供たちが学びに向き合っていくエネルギーを高めることができていると感じています。海のプログラムの終わりに「なりたい自分になれたよ!」って叫んでくれたお子さんもいて。大人たちも感動していましたね。ーーとても感動的なエピソードです。一方で、子どもたちが何が得意で、どんな個性を持っているか見えづらいという、学校現場の悩みもあるようです。そのために私たちは、アセスメントという形で学びの特性をできるだけ把握できるように努めています。話すのが得意なのか、聞くのが得意なのか、対人関係や関心分野、表現の特性までを可視化していきます。このデータは、もちろん本人や保護者の方にも共有して、ご家庭での理解にも役立てていただいています。子どもによってはあえて苦手な学び方にチャレンジしたりということも見られるようになってきました。学校ではLITALICO教育ソフトのプログラムも活用しながら、定点観測的に継続して積み上げていき、その後の学びと接続していけるように取り組んでいるところです。特別支援学級を中心に先生と活用してフィードバックを重ね、教育の現場でも役立っています。Upload By 発達ナビ編集部ーー「かまくらULTLAプログラム」での実践を経て、今後の展望を教えてください。手応えを感じているので、学びの多様化を進めるために、体験型のプログラムを軸とした新しい「学びの多様化学校(不登校特例校)」をつくる計画を進めています。1学年10人ほどを想定していまして、学校に行きづらさを感じている子どもたちの学習の進度や特性に合わせて、個別最適の学びが得られる場として令和7年の開校を目指しています。こうした施策を進めていくことで、従来の学校とも相互に刺激を与え合って、学びの選択肢を増やしていきます。通常の学校に通えない子の受け皿やセーフティネットにという言い方はあまりしたくなくて、自分らしく学べ、こういう場なら行ってみたいと思ってもらえるものにしていきたい。こうした取り組みを通して、今学びとつながれていない子どもたちの可能性にしていきたいと思っています。ーー民間との連携で言うと、ほかにはどのようなことをされていますか?「鎌倉スクールコラボファンド」という取り組みをしています。これは、プロジェクト型学習やプログラミング学習、デジタルを活用した個別最適な学びなど、学校が魅力的な企業や大学、NPO等とのコラボレーションを通して、社会に開かれた教育課程を実現していくために、クラウドファンディングで資金調達をするものです。Upload By 発達ナビ編集部寄付を個人や企業から募り、教育委員会でプールすることで、子どもたちの学びにとって必要な領域に、スピード感を持って柔軟に使っていくことができます。このようなアジャイルな資金の活用の仕方はやはり公費だけでは難しく、クラウドファンディングだからこそ実現できた形となります。第4弾となる今回の募集でもなんとか目標達成して調達できました。ーー他の市区町村にも横展開できるような、インクルーシブ教育の土台をつくるためにも活用できそうなモデルですね。そうですね。このスクールコラボファンドの取り組み自体も、他自治体にも広がりを見せています。もちろん私たちのノウハウも共有しますので、今後も全国の自治体に波及していってくれたら良いなと思います。私たちもさらに進化させていきたいと計画しているところです。Upload By 発達ナビ編集部ーーたくさんの視点をいただきありがとうございました。最後に、鎌倉市としてこれから大切にしていく、教育に対しての想いについて教えてください。これからの学校教育の現場には、子どもたちが自分で学びを選ぶという形が求められてくると思います。大人に一方的に教えてもらう教育ではなく、子どもたちが主体的に自ら掴み取っていく学びの環境をいかにデザインできるかが試されてくる。福島の復興で被災者自身が自分の力で立ち上がり、自ら多様な幸福を掴み取っていった時と同じように、子どもたちに一方的に与える学びでなく、多様な子どもたちを信じて委ねながら、共に学んで成長していきたい。そんなことを日々考えながら、鎌倉市のインクルーシブな学びのためにできることに力を尽くしたいと思います。インクルーシブ教育推進のために、まずは子ども以上に大人がワクワクしながら働けているか高橋さんは最後に、個別最適で協働的な学びとか、探究的な学びを教育で実現したいと言うのなら、それ以前に大人がワクワクと自分の仕事に向き合えているかが大切なのではないか、と話されていました。教育委員会自身、あるいは教育長自身が、そういう学びであったり、仕事の仕方をできてるかどうかを常に見直さなければいけないと、自分に言い聞かせているようです。言葉や枠組みが先行しがちなインクルーシブ教育の本質を突いた、示唆のある言葉だと感じました。Upload By 発達ナビ編集部引き続き、この連載では全国の教育リーダーズの話を取材し、皆さんにお伝えしていきます。インクルーシブ教育の取り組みを知ることで指針を集め、今まさに実践されている、実践しようとしている方のヒントになりますように。ここまで読んでいただきありがとうございました。
2024年03月19日おめでとう新小学1年生。いよいよ入学後には自宅学習が始まりますね。毎日の宿題、ドリル、(まだ低学年だしリビング学習でスタートさせてみようかな?)とお考えの方も多いのではないでしょうか。そこで今回のコラムは、「リビング学習を始めてみてわかった、コレ必要!」なアイテムを集めました。小学生キッズの母であるスタッフ達のリアルな声もあわせてご紹介します。【1】 鉛筆削りは電動がおすすめ「思っていた以上に、鉛筆ってすごい量を削る。」「しかも子どもってメンドクサイとやらなくなる。だから初めから電動がおススメです。」(スタッフ)宿題の合間に、クルクルキコキコと手動の鉛筆削り。時間も手間もかかって、もはや業務です。集中力も一旦切れちゃったりしますしね。この「ドッチモ」電動鉛筆削りの良いところ!・ ムダ削り防止機能つき。・ USB(有線)、電池(コードレス)の2way給電。・ ロゴなしシンプルでコンパクト。電動えんぴつ削りは、「ピンピンに削りすぎて先が折れやすくなるから嫌だ」という理由で、実はずっと手動を好んで使っていたウチの子ども達でしたが、この電動鉛筆削りは、細い・太いの尖り具合が選べて、削り過ぎも防げるからと、今ではすっかり電動推しです。コードレスにもなるので、自分の使いやすい位置で使えるのも◎です。クルクル回す手動の鉛筆削りも少量ならば楽しいけれど、毎日の負担を考えるとやっぱり電動が便利です!(削ってあげるママの負担も軽減できますー) 【ご紹介したアイテム】電動でらくちん、コードレスにもなる鉛筆削り。2通りの給電方法があるのが特徴です。コンパクトで柄やロゴがなく、学習机に馴染むシンプルなデザインです。⇒ 電動鉛筆削り 自動 2way給電 ドッチモ えんぴつ削り 【2】 秒で出動、消しゴムかす掃除機ゴシゴシゴシ(めっちゃ消す)→手でパッ、パッ(えっ、足元にめっちゃ消しゴムのカス溜まってる)。今日ひじき食べたっけ?って見間違えるような消しゴムのカスが、家中の変なところから出てきたりします。なので、1年生なったら自分で消しゴムのカスのお掃除をやってみようー!この卓上クリーナーの良いところ・ 出しっぱなしでもかわいいベル型。・ 電池を替えなくていい。(USB充電式)・ キッズが自分でできる電動ハンディ。あと、学習には関係ないんですが、、、このクリーナーには毛玉取りアタッチメントが付いています。衣替え前の毛玉お手入れに、電池量を気にせずに毛玉がモリモリ取れるのは地味に助かります。「赤ちゃんだったわが子が、、、小さな手でベルを持って自分でお掃除する姿にキュン。」「出しっぱなしOKだから、秒で手に取れるのがいい。」(スタッフ)ほんとそれです! 【ご紹介したアイテム】お菓子を食べこぼしたり、リビング学習で消しゴムのカスが散らばったり。そんなちょっとしたゴミのお掃除に便利な卓上掃除機です。⇒ 【正規品】吊るせるベル型 卓上掃除機&毛玉取り器 ハンディ掃除機 ミニ掃除機/Vaccumi バキューミ【一部アンジェ別注 】 【3】 どこでもちょい足しLEDライト宿題するのはココ、図鑑読むのはココ、お絵描きするのはココと、家の中をうろうろ。気まぐれと意欲が渋滞しがちなキッズあるあるですよね。そこで、ついていきます、どこまでも。照明が届きにくいスペースでも、このLEDがピカーーーッと照らしてくれます!何度もリピ入荷、その人気の理由は?・ コードレスで使える充電式。・ 扱いやすい、軽量約280g。・ 使わない時は90度クネッと収納。・ 家族シェアできるシンプルな見た目。「子ども部屋の日当たりがあまり良くないので、、明さをプラスしたい。」「明るいトコロで読みなさーい。って、毎日のように言っている気が。」「自分の頭が影になっているというのに、全く気にしていない。。。」(スタッフ)そんなお悩みにコンパクトサイズで役立つ、充電式LEDデスクライトです。毎日のお勉強、読書、ゲームにと、時間や天気に左右されない明るさ調整に加えたい1台です。 【ご紹介したアイテム】コード不要でコンセントの位置を気にせず好きな場所に置ける充電式デスクライトです。3~4時間の充電で約約5.5時間点灯します。⇒ コンパクトで持ち運びしやすい 充電式LEDデスクライト/utlim 【4】 キッズ専属タイムキーパーさん楽しいことは早く感じるし、ニガテなことは長く感じる。お勉強の時間、ゲーム時間、キッズはまだ自分では時間の管理できなかったりしますものね。そこで、「はい、約束の時間だよーー!切って、電源切って!延長ナシって言ったよね?!」そんなママの怒りんぼターンを発動させないための先回りアイテムがこちらです。残り時間=緑色の部分が減っていくのが一目でわかるので、お子様でも(まだ時間ある)(時間まであと少しだな)と感覚的につかみやすくなっています。デジタルタイマーよりも視覚的にわかりやすく、設定もつまみを回すだけでカンタンです。▲ 秒針がカチカチしないので、静かに集中できます。ママスタッフ達の使い方は、こんな感じです。・ 朝の身支度(←1年生には特におすすめ)・ お勉強・ ゲーム、テレビ、動画・ 習い事の練習イマドキの忙しい小学生をママに代わって優しくサポートするアイテムです。「時間って、減ってるんだ」と意識することで、より集中して効率UP、目標タイムに向けてチャレンジするという学習習慣も身に付いたらいいな~。 【ご紹介したアイテム】まだ時計が読めなかったり、時間感覚が身についていないお子様に、色面が減っていくことで「あと残り時間はどれくらい?」を体感しやすくしてくれるタイマーです。⇒ トキ・サポ 時っ感タイマー 10cm 色で時間の経過を実感 【5】 学習机のきれいをキープ最後は、リビングやダイニングテーブルではなく「学習机」でお勉強するご家庭へ。入学準備のメインともいえる学習机、できれば6年以上きれいに使い続けてほしい。そこで、このマットの出番です。「書いたり、削ったり、すぐ机が汚くなります。なので敷いておいた方がいいです。」(スタッフ)飽きずに使える、“敷きたい”デスクマット・ 机を守りつつ、北欧ライクで可愛い。・ 対筆圧がちょうどよい柔らかさ。・ 机のデザインを活かせる透明感。▲ 気が散らない、アルファベット柄とチェック柄の2柄です。(机、シンプルすぎたかな? 白の天板だとやっぱり汚れが目立つかな?)なんて、後から出てくるお悩みに買い足しても、控え目でスタイリッシュな雰囲気がよく馴染みます。お勉強だけでなく、粘土やお絵描きなど工作が大好きなキッズにも。安心して制作に没頭できる環境を整えてあげたいですね。 【ご紹介したアイテム】高学年になっても使える北欧ライクなデザインのデスクマットです。ちょうどよい柔らかさで筆圧による傷から机を守ってくれます。⇒ kukka ja puu デスクマット 80×50cm 学習机 小学生 透明/クッカヤプー いかがでしたか?家族が過ごすリビングでの学習。何度言ってもゴチャゴチャと学用品の出しっぱなし率が高めになるので、、わが家もすっきりシンプルで機能的なものを選ぶようになりました。新生活をはじめてみて「あんなのあったな!」と思い出していただけたら嬉しいです。 T.Kitahara作って食べて、会話が弾む。家族との大切な日常に、ほんのひと手間、幸せの仕掛けを。
2024年03月15日皆さんは、他人の教育論に困惑した経験はありますか?今回は「自分の教育論を押しつける義母」にまつわる物語とユーザーからの声を紹介します。※この物語はフィクションです。(CoordiSnap編集部)イラスト:モナ・リザの戯言夫は義母の言いなりで…義母の言いなりになっている夫に、困り果てていた主人公。義母は「子どもにわがままを覚えさせるな」という極端な教育論を押しつける人物で、夫もそれに従っていました。ある日、娘がほしがっていた赤のランドセルを購入。しかし「オレンジがいいわよ」という義母の一言で、夫は赤のランドセルを捨ててしまったのです。娘はひどく傷つき「パパ嫌い」と言うようになりました。離婚を決意した主人公は、母も含めて義母と話し合うことにします。しかし反省せず、自分が正しいと思っている義母は…。母にイヤミを…出典:モナ・リザの戯言「娘さんの教育に失敗されましたね」と母にイヤミを言いました。母は「いいえ、失敗したのはあなたです」と言い返します。その後、主人公は「あなたとはやっていけない」と容赦なく夫に言い放つのでした。読者の感想我慢することはときには大切だと思いますが、娘のものを勝手に捨てるのはひどすぎますね…。娘を傷つけるのは教育論ではなく、ただの嫌がらせだと感じました。(30代/女性)ランドセルは娘の好みの色にしてほしいですよね…。家族の教育方針に、義母が口出しするのはよくないと思いました。(50代/女性)
2024年02月19日株式会社教育と探求社は、中高校生及び教育関係者向けに探求的な学びと自分らしい進路選択を深めるタブロイド紙「クエストペーパー2024冬春号」を2024年1月31日に発行しました。また、本号の内容をより深く理解するためのオンラインセミナー「クエストペーパー2024を読み解く~探究学習10年調査大解剖~」を2024年2月8日に開催いたします。セミナー申込みURL: クエストペーパー2024冬春号2022年度に高校の学習指導要領が改定され、「探究」と名のつく複数の教科が導入されたことに伴い、教育現場では新しい教育観への戸惑いや、教科学習と探究学習のバランスについての課題が生じています。このような状況の中、生徒たちが探究学習に熱心に取り組み、学びの歓びを体得する様子をサポートし続けてきた教育と探求社は、自己主導的な生き方を推進し、個人の幸せと社会の発展に寄与することを目指しています。「クエストペーパー2024」は、このような想いを込めて発行されています。授業やホームルーム、教育方針の議論、保護者との対話など、様々な場面での活用が期待されます。■「クエストペーパー2024冬春号」について「クエストペーパー2024」は、教育界に新風を吹き込むタブロイド紙として、2023年に創刊し、第2号を2024年1月31日に発行しました。「いつもココロに探求を。」をテーマに、探究学習の10年間の追跡調査や卒業生インタビュー、企業や大学からのメッセージを通じて、探究学習の社会への影響を深掘りしています。【媒体概要】発行日 :2024年1月31日発行部数:11万部体裁 :B4・カラー・16ページ配布先 :全国の高校4,729校、クエストエデュケーション導入校447校、全国の教育委員会など協賛企業:Institution for a Global Society株式会社、テクマトリックス株式会社、三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社、株式会社吉野家協賛大学:叡啓大学・デジタルハリウッド大学・明治大学・桃山学院大学・【おもな内容】探究学習10年後アンケート「実社会で生きる探究の力」(朝日新聞編集委員兼論説委員 増谷 文生氏)卒業生が語る「探究は原点」最新入試トレンドと時代の視点(ベネッセ教育情報センター長 谷本 祐一郎氏)企業人が語る「探究学習とオトナ」なお、 よりお問い合わせいただくことで「クエストペーパー2024」のPDF版をダウンロードいただけます。■オンラインセミナー「クエストペーパー2024を読み解く~探究学習10年調査大解剖~」について「クエストペーパー2024」の内容を深く理解し、探究学習の世界を共有する目的で、オンラインセミナーを開催します。探究学習に取り組んでいる方々や、その効果について知りたい方々の参加をお待ちしています。【開催概要】日時 : 2024年2月8日(木)19:00~20:30(18:50より入室開始)再放送日時 : 2024年2月17日(土)10:30~12:00場所 : Zoomにて開催(お申込み後にリンクをお送りします)参加費 : 無料登壇者 : クエストペーパー2024編集者、探究学習追跡調査担当者、クエストエデュケーション卒業生お申込み締切: 2024年2月8日(木)16:00申込みURL : 教育と探求社は、「すべての人に学ぶ歓びを。」という理念をもとに、探究学習の推進を通じて、個人の発展と社会全体の進歩に貢献することを目指しています。皆様のご参加を心よりお待ちしております。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月05日生涯学習とはどんなもの?「生涯学習」と聞くと、成人後の学びであるとか、シニアの方向けの学びであるととらえている方も多いのではないでしょうか。生涯学習について、文部科学省は下記のように記しています。「国民一人一人が,自己の人格を磨き,豊かな人生を送ることができるよう,その生涯にわたって,あらゆる機会に,あらゆる場所において学習することができ,その成果を適切に生かすことのできる社会の実現が図られなければならない。」引用:平成30年度文部科学白書第3章生涯学習社会の実現|文部科学省「生涯学習」とは、「生涯にわたる学習」を指す言葉です。これは障害のある方たちにとっても同様です。このコラムでは、・障害がある子の学校卒業後の学び・豊かな余暇のためにできることなど、生涯学習についてのギモンから、知的障害のある方の将来の学びまで専門家の先生のアドバイスを交えてご紹介します。【専門家が回答】知的障害のある子どもの生涯学習とは?分かりやすく解説!ここからは鳥取短期大学 幼児教育保育学科 教授であり、「特別ニーズ教育学」「障害児教育学」の専門家、國本 真吾先生に知的障害のある子どもの生涯学習についての質問にお答えいただきます。Q:障害のある方の「生涯学習」とはどのようなものなのでしょうか。目的なども簡単に知りたいです。A:「生涯学習」というのは、人の一生涯にわたる学びです。障害がある方にとっても「学び」は決して学校だけではなく、「あらゆる機会に、あらゆる場所」で保障したいものです。「働く」だけで終わってしまう毎日ではなく、「生きがい」としての活動が充実することで、働く意欲や労働の目的も変化していくことでしょう。「生涯学習」は、その人らしい人生や幸福を形にしていくものとして注目されます。Upload By 発達障害のキホン「生涯学習」と聞くと、「大人の学び」と思われる方もあるかもしれません。しかし、「生涯学習」というのは、人の一生涯にわたる学びなのです。一生涯ということですから、生まれてから老いるまでとなりますから、年齢にかかわりなく、学校教育、社会教育、家庭教育などの学びを含んでいるわけです。障害のある人にとって、学ぶ機会は学校教育を終える18歳までで途切れる形が多いと言えます。例えば、特別支援学校高等部を卒業した人で、大学等に進学する人の割合は1.7%です(2023年3月卒業者、学校基本調査)。一方で、高等学校を卒業した人の場合は60.8%と、障害の有無で約36倍の差があります。また、障害種別で見ると、聴覚障害校からの大学等への進学は36.3%に対し、知的障害校は0.4%と、そこに約90倍の開きが存在します。18歳以降も学び続けたいという希望があっても、進学には障害の有無や種別により大きな差があるのが実態です。「学び」は決して学校だけではなく、「あらゆる機会に、あらゆる場所」で保障したいものです。大人になった時、働く場や日中活動の場もそうですが、生活する中で知っておきたい知識や技術は存在します。学校で学んだことが、その先一生使えるものかと言われたら、そういうわけではなくなっています。知識や技術のアップデートの機会でさえ、障害のある人にとっては一人ではできないこともあったりするわけです。人生100年時代と言われる中、AIやICTツールなどの技術革新も進んでいます。生活の中に浸透していくそのようなものを使いこなすことを、この先どこで誰が教えてくれるのかということもあります。大学ではなくても、希望すれば誰もが学ぶ機会が保障される活動が存在することが求められるわけですが、障害のある人はその機会から遠ざけられてきたと言えます。2017年度より、文部科学省は障害のある人の生涯学習支援に力を入れるようになりました。そこでは、「生涯学習」を「学び」の活動に限らず、文化・芸術、スポーツなども含めて、障害のある人の生涯学習を広く推し進めようとしています。これまで、そのような活動は「余暇」と括られる時間の取り組みとして見られてきましたが、休みの日に「生きがい」となる活動があることは、人間らしい生活としても重要です。「働く」だけで終わってしまう毎日ではなく、「生きがい」としての活動が充実することで、働く意欲や労働の目的も変化していくことでしょう。「生涯学習」は、その人らしい人生や幸福を形にしていくものとして注目されます。参照:学校基本調査-令和5年度結果の概要-|文部科学省Q:子どもに知的障害があります。将来、就労以外にも自分の余暇の時間を楽しんでほしいと思っています。障害がある子どもの将来の生活の質をあげるために、いまからできることはあるのでしょうか?A:お稽古事の類も一つではありますが、地域の中で障害のある子どもを対象とした活動は存在しているかを探ってみましょう。図書館の利用、公共交通機関の利用や交通系ICの使用(チャージ含む)なども、生活の質を考えると必要なことになるでしょう。スーパーやコンビニでの買い物経験、カフェやファミリーレストランの利用などの中での何気ない経験の積み重ねが将来の生活を切り拓く力にもなるはずです。Upload By 発達障害のキホン「生涯学習」は学校教育も含めたものですが、学齢期からの取り組みも必要です。例えば、大人になってからの休みの日をどのようにして過ごすかを考えた場合、子どもの時からの経験の積み上げが生かされていくだろうと思われます。お稽古事の類も一つではありますが、地域の中で障害のある子どもを対象とした活動は存在しているかを探ってみましょう。私が住む鳥取市では、障害のある子どもを大人になっても継続して受け入れている、音楽、体操、ダンス、スポーツなどの活動があります。民間の取り組みにはなりますが、一人の子どもが複数掛け持ちしていたり、親子で一緒に参加していることもしばしばです。子どもにだけやらせるのではなく、親も一緒になって楽しめる活動という選択肢もあってよいだろうと思います。また、図書館の利用を例にすると、学校図書館や地域の公共図書館の利用を重ねておけば、休みの日の居場所の一つとして使うことができます。そして、公共交通機関の利用や交通系ICの使用(チャージ含む)なども、生活の質を考えると必要なことになるでしょう。学校や放課後等デイサービスで誰かによる送迎が当たり前になっていると、帰り道に道草を食うような経験自体が奪われています。一人で、または友だちと出かけることができるためには、楽しい活動の存在とともに、それへのアクセスに必要な経験や力も不可欠です。スーパーやコンビニでの買い物経験は、学校でも取り組んでいたりしますが、カフェやファミリーレストランの利用などもあってよいでしょう。休みの日に親子で一緒に楽しむ活動を終えて、ほっと一息するためにファミリーレストランに寄った際、タッチパネルで注文したり、ドリンクバーを自ら操作させたりなど、何気ない経験の積み重ねが将来の生活を切り拓く力にもなるはずです。Q:知的障害がある子どもは特別支援学校卒業後、もう学びの機会は失われてしまうのでしょうか。知的障害のある子どもが卒業後もっと学べるような場所はあるのでしょうか。A:特別支援学校の高等部卒業後も、学びの機会を得ようと思った場合、知的障害対象の特別支援学校高等部専攻科、障害福祉サービスを活用した「福祉型専攻科」「福祉型大学」、大学・専門学校などの科目等履修生や聴講生制度の利用、青年学級、公民館講座などの選択肢が考えられます。Upload By 発達障害のキホン特別支援学校の高等部卒業後も、学びの機会を得ようと思った場合、いくつかの選択肢が考えられます。・知的障害対象の特別支援学校高等部専攻科高等部3年を終えたあと、専攻科を置く特別支援学校への進学があります。専攻科は、高等部の卒業生だけではなく、高等学校を卒業した人も対象となる障害であれば入学できます。ただし、知的障害を対象とした特別支援学校では、全国で10校にしか専攻科は存在しません(2024年1月現在)。専攻科を設ける場合、多くは2年制ですが、なかには3年や4年間学べる学校もあります。学びの中身も、職業自立をめざした形もあれば、生活の質を高めたり、大人として豊かに生きるための学びを重視する学校など、それぞれで違いがあります。・障害福祉サービスを活用した「福祉型専攻科」「福祉型大学」特別支援学校の専攻科が少ないこともあり、障害福祉サービスを活用する形で、ゆっくり大人になるための時間を保障しようという取組みが広がっています。障害福祉サービスの「自立訓練事業」や「就労移行支援事業」などを組み合わせたもので、「福祉型専攻科」とか「福祉型大学」と称する場合があります。・大学・専門学校など知的障害特別支援学校高等部卒業であっても大学入学資格は有します。また、正規の学生としての入学ではなくても、科目等履修生や聴講生制度を利用したりすることもできるでしょう。大学によっては、知的障害の人を対象とした公開講座やオープンカレッジ、履修証明プログラムを設ける試みも始まっています。また、いわゆる専門学校(専修学校専門課程)に進む形も考えられます。2024年4月より、合理的配慮の提供義務の対象に私立の大学・学校も加わります。学生としての身分にかかわらず大学・学校を利用する上では、合理的配慮に関しての建設的対話を申し出てみることも必要になるでしょう。※制度上は特別支援学校卒業で大学入学資格は得られますが、大学側が定めた科目の単位を取得していないと受験自体ができない場合もあります。・青年学級、公民館講座など地域によっては、「障害者青年学級」や公民館講座などで、障害のある人が学べる場を設けていることがあります。学びといってもさまざまで、季節ごとでの行事や旅行を計画して楽しむ場合もあります。行政が実施しているものもあれば、民間団体が実施しているものなど、運営主体もさまざまです。そのため、行政の窓口では十分把握できていなかったり、ネット検索でも十分ヒットしないこともあります。文部科学省は、毎年「障害者の生涯学習支援活動」に係る文部科学大臣表彰を行い、事例集の形で表彰された活動などを紹介しています。このようなものを参考にしてみると、身近なところで行われている活動を見つけることができるかもしれません。参考:令和3年度における専攻科の生徒への修学支援の対象となる高等学校等専攻科|文部科学省参考:「障害者の生涯学習支援活動」に係る文部科学大臣表彰事例集|文部科学省障害のある子どもの生涯学習について、さらに詳しく知るためにUpload By 発達障害のキホンUpload By 発達障害のキホン(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。
2024年01月25日学習塾向け問題集制作のパイオニアである教育開発出版株式会社(所在地:東京都杉並区、代表取締役:糸井 幸男、以下「当社」)は2024年1月25日(木)に2024年新春オンライン教材展示会を3D会場にて開催いたします。オンライン教材展示会会場1月25日(木)公開オンライン教材展示会来場登録はこちらから オンライン展示会では、リアルの展示会のように会場に足を運ぶことなく情報の収集、教材や教室運営に関する相談、教材誌面の閲覧が可能です。■イベント概要名称 : 教育開発出版 2024年新春オンライン教材展示会開催日 : 2024年1月25日(木)サイトURL: ■イベント内容『AIに負けない子どもを育てる』著者 新井紀子先生によるセミナー完全予約制の個別相談会新刊教材や主要教材をオンライン上でご覧いただける教材展示■こんな方におすすめ最新の教育事情、教育におけるAI活用について知りたい方AIに興味がある方塾・学校用教材を探している方実際の誌面を見たり、相談したりして教材を決めたい方教材に関して不安なことや不明なことがあって相談したい方■今後の展望当社は「NEXT50…創立50年を経てその先の歴史を創る!」をテーマに掲げ、これまで以上に創造的(クリエイティブ)で挑戦的(チャレンジング)な業務を強い決意と行動力を持って挑戦してまいります。スピード感を持って“本気”で教育現場のイノベーションや市場の活性化を目的とした各種イベントの開催に挑戦いたします。当社は教育者の良きパートナーとして「誠実」を大切にし、子どもたちの持っている無限の可能性を引き出し、伸ばす先生方のお手伝いをしてまいります。これからは想像しえない人口減の時代を迎えることとなりますが、当社は圧倒的な創造力と行動力で教育界を盛り立ててまいります。■会社概要商号 : 教育開発出版株式会社所在地 : 〒168-0073 東京都杉並区下高井戸1-39-12代表者 : 代表取締役 糸井 幸男設立 : 1969年8月資本金 : 1,200万円事業内容: 全国学習塾並びに公・私立小・中学校・高校向け教育サービス(出版/ICT関連)の提案~販売URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月23日学習塾向け問題集制作のパイオニアである教育開発出版株式会社(本社:東京都杉並区、代表者:糸井 幸男)は、学校・学習塾の先生方に向けた教育情報ウェブメディア『まなびチップス』を新規オープンしました。先生方の日常に役立つ豊富な情報を提供し、教育現場の発展に貢献します。まなびチップス_ロゴURL: ■『まなびチップス』について当社はこれまで、学習塾向け問題集制作のパイオニアとして全国学習塾並びに公・私立小・中学校・高校向けの教育サービスの提案・販売を行ってまいりました。近年、子どもたちを取り巻く状況は日々変化していますが、教育者においても同様のことが起きており、その取り巻く環境も日々変化・複雑化しています。特にこれからの時代を担う20~30代の若手教師や学習塾講師は「授業をよりよくしたい」「新しい教材研究をしたいが時間が足りない」「保護者との上手な関わり方を知りたい」「探求学習で何をすればいいかわからない」「時間外労働が負担になっている」といった様々な悩みを抱えているのにも関わらず、確かな情報源が少ないことや、先生方の欲しい情報が集約されているサイトも少ないのが現状です。そこで当社では、長時間労働や教材研究にあてる時間の不足、保護者・生徒との適切な関わり方、探求学習のアイデアなど、先生方が直面する様々な課題に焦点を当て、教務と労務の両側面から先生方をバックアップできるよう『まなびチップス』を開設いたしました。教育関連著名人のインタビュー記事をはじめ、すぐに実践できるようなお役立ち情報や豆知識などの教育tipsを展開し、先生方の拠り所となるウェブメディアを目指します。■『まなびチップス』掲載記事例桑田真澄さん「指導者は伴走者 子どもと一緒に考え、悩み、喜び、時には涙して」高校時代には甲子園、そして日本のプロ野球、メジャーリーグでも活躍した桑田真澄さん。現役を引退してからも大学院で学び直すなど、努力家として知られています。少年野球のコーチも務めてきた桑田さんに、子どもとの接し方や自主的な思考の大切さなどを伺いました。続きは下記からご覧いただけます。 ■サイト概要名称 :まなびチップス発信内容 :学校・学習塾の20~30代の若手教員・講師が抱えるお悩みを解決するお役立ち情報、教育トレンド情報、当社教材活用事例や教育関連著名人のインタビュー記事などを掲載予定掲載情報 :教育の基本情報(統計、改訂情報、業界ニュースなど)/明日の授業に役立つ情報(最新時事、教授法)/教育の最先端(ICT、オンライン授業、グローバル教育など)/生徒の勉強法(学習方法など)/生徒・保護者との接し方/教材活用事例/塾・学校の経営に関する情報(集客、取り組みなど)/教育の雑学(教育に関する雑学、小ネタなど)/クラス運営に関する情報(HR、学級経営など)を予定更新情報はメールマガジン、各種SNSにてお届けいたします。<メールマガジン登録> <SNS>X(旧Twitter): @KyoikuKaihatsu( )Instagram : kyo_kai.official( )Facebook : kyokai.info( )■今後の展望今後当社では悩める先生方のお役に立てるよう『まなびチップス』の認知拡大に努めてまいります。また当社は「NEXT50…創立50年を経てその先の歴史を創る!」をテーマに掲げ、これまで以上に創造的(クリエイティブ)で挑戦的(チャレンジング)な業務を強い決意と行動力を持って挑戦してまいります。スピード感を持って“本気”で教育現場のイノベーションや市場の活性化を目的とした各種イベントの開催に挑戦いたします。ウェブメディアの開設もその一つであり、当社は教育者の良きパートナーとして「誠実」を大切にし、子どもたちの持っている無限の可能性を引き出し、伸ばす先生方のお手伝いをしてまいります。これからは想像しえない人口減の時代を迎えることとなりますが、当社は圧倒的な創造力と行動力で教育界を盛り立ててまいります。■会社概要商号 : 教育開発出版株式会社所在地 : 〒168-0073 東京都杉並区下高井戸1-39-12代表者 : 代表取締役 糸井 幸男設立 : 1969年8月資本金 : 1,200万円事業内容: 全国学習塾並びに公・私立小・中学校・高校向け教育サービス(出版/ICT関連)の提案~販売URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月19日「びわこんどーむプロジェクト(びわこんPJ)」教材『びわこんどーむ』のパッケージ滋賀県立高校の元教員が、日本の高校生たちに自主練習用のコンドームと取扱説明書がセットになった教材「びわこんどーむ」を通じて "自分を守る方法" と"性について考えるきっかけ"を届けるためにはじめた「滋賀発!全国1万人の中高生に『びわこんどーむ』を届ける学校プロジェクト」(以下、びわこんPJ)。びわこんPJは、中学校や高校の保健体育科や養護教諭をはじめ、思春期保健に関わる専門家たちの協力で全国に広がりました。講演会や授業では性感染症予防や避妊のためにコンドームを使用する際の失敗率や心理的障壁を減少させるだけでなく、パートナーとの関係性や性的自己決定権などについて学び合える機会も提供しています。今回はびわこんPJを通じて、性交、性感染症予防、避妊、人間関係やコミュニケーション、性的同意などについて学んだ中学1年生~高校3年生の計2,551名に実施したアンケート調査結果を報告します。コンドームの存在は知っているが、86%が「初めて触った」と回答「びわこんどーむ」を使用した性教育の講演会を受けた中学1年生~高校3年生に、コンドームの「存在を知る」のは、今回が初めてであるか尋ねたところ、89.6%が「いいえ」と回答しました。Q1:コンドームの『存在を知る』のは今回が初めてですか?学年別にみると、中学1年生の場合、約半分(51%)がコンドームの存在をまだ知らないと回答しています。保健の教科書にコンドームが初めて掲載される中学3年生で認知度は77%に高まり、高校1年生の段階になると、95%が知っていると回答しました。認知度の向上には教科書に複数回にわたって掲載されることが効果的であることがわかりました。コンドームの存在を初めて知った生徒の声を一部紹介します。「第一印象は気持ち悪いと思った」(中1男)「今の社会では性的暴力をする大人がいるということを知りました」(中1男)「性感染症とかエイズとか今回で色々なことを知った」(中1女)「自分のために何ができるか考えさせられた」(中1女)『びわこんどーむ』が登場する講演会や授業の終盤には、中高生がペアで一斉に手指にコンドームの装着練習をします。同性の2人組でコンドームに触る体験学習も実施。復習後の2回目の装着はスムーズになり、最後には膨らませて爪で破るなどして伸縮性や耐久性などの構造や役割を理解します。今回の授業で、コンドームの『実物を見る』のは初めてであるか尋ねたところ、72.3%が「はい」と答えました。Q2:コンドームの『実物を見る』のは今回が初めてですか?「コンドームはそんな大事じゃなくていつもの悪ふざけで言ってたりしてたけど、ほんとはとても大事で大切なものだとわかりました」(中1女)「コンドームのことは少し知っていましたが、実物で見るとやはり思っていたのと違いました。大人になるのに大事なことだと思うのでしっかり覚えておこうと思います!!」(中3女)「周りと比べず、この先のパートナーとは素直な関係性でありたいと思いました。コンドームは初めて見たし知らないことも多かったのでこれからも正しい知識を身に付けたいと思います。ひとりの命の責任を負うことも覚悟して選択していければと思います」(中3男)コンドームの『実物に触る』のは今回が初めてであるか聞くと、86.4%が「はい」と回答しました。高校3年生になると「初めて触った」は減り、76%になっています。Q3:コンドームの『実物に触る』のは今回が初めてですか?性感染症予防や避妊に効果的で、コンビニや薬局などでも入手しやすいコンドームですが、学校で学習機会がない場合には、セックスの際に自ら(または相手)がコンドームを使用すると決める時まで見る機会は訪れないことが予測できました。実際にコンドームを見た生徒はどのような感想を持ったのでしょうか。「これがもし実際にする時に初めて見るものだったら知識がないまま始めるのは怖かったからとてもいい機会でした」(高3女)「いい印象は受けなかった。正直に言うと気持ち悪かった。だが社会人になる前に一度、経験できて良かったと思う」(高1女)「コンドームを初めて触ってみてこんなに濡れているのだと思いました。学校で体験できてよかった」(高2女)学校でコンドームで装着方法を学習したことを肯定的に捉えているか尋ねたところ、92.2%が「はい」と回答しました。7.8%は肯定的ではないと回答しましたが、そのうち8割以上が高校卒業までには学校で学習するのが適当と回答しており、学習の必要性については理解していることが明らかになっています。Q4:学校でコンドームで装着方法を学習したことを肯定的に捉えていますか?「実際に触ってみたり、友達と指を使って付け方の練習をすることで、新たな発見ができた」(高1女)「HIVのこと性行為のことは対策が大切だが、人の心情、相手との関係といった気持ちの部分がコントロールできるかがさらに大切であるとわかった」(高1男)「友達やネットの情報で、コンドームやその他のあらゆることは知っているが、まったく実感がわかず、想像でしかない部分が多かったので、実践させたり、現実感をもたせるのはとても大事だと思った」(高2男)授業では、教材として性や人権に関する基礎知識や、自主練習用コンドーム2個(イチゴの香り付/本番使用可能)と取扱説明書が同封された『びわこんどーむ』が配布されます。学校でコンドームが配付されたことを肯定的に捉えているか聞いてみると、全体の88.4%が「肯定的」と回答しました。「女子にも必要」という回答は、「不要」を上回る結果になっています。一方、「いいえ」と回答した人にその理由を聞くと、"家族"を気にする声が散見しています。「気まずい」「見つかると困る」「持ち帰りたくない」の声が多く挙がりました。Q5:学校でコンドームが配付されたことを肯定的に捉えていますか?「学校で配られるほど大事なものだとわかった」(高1女)「びわこんどーむをもらったことを親に伝えるときに、今日習ったことについても話をしました。初めてここまで性行為についての話をしましたが、その時間も有意義だったと思います」(高1女)「正直貰っても困る。家に持って帰ってどうしたらいいか分からないし、もし持っているのを他の人に見られて疑われるのも嫌だ」(高1女)教材『びわこんどーむ』のパッケージで印象に残った項目について聞きました。最も多い回答は「性的同意」で、「避妊失敗率の高さやピルとの併用効果」も多くなっています。男性の1位は「習うより 触って慣れよう コンドームのコンセプト」でした。Q6:教材『びわこんどーむ』のパッケージで印象に残った項目はどれですか?「セックスをするのに性的同意が一番必要なものだと思っているから」(高2女)「自分の気持ちだけで行動せず、相手の気持を尊重して、同意したりしなかったりが大切だと思った」(中1男)「"性的同意"と"私のカラダは私が決める"という言葉が一番印象に残りました」(高1女)コンドームの装着方法を学習するのに適当な学年はいつだと思うか尋ねたところ、97.1%が「学校教育で必要」と答えました。中学1年生の74%が「義務教育で必要」と回答しています。回答者が低学年ほど「義務教育で必要」の回答が多い傾向にありました。Q7:コンドームの装着方法を学習するのに適当な学年はいつだと思いますか?調査概要調査対象:『びわこんどーむ』で装着方法を学んだ生徒 計2,551名(中学生602名、高校生1,949名)調査場所:各中学校、各高校調査場面:性教育講演会、保健の授業など調査期間:2021/07/14~2023/07/10調査方法:googleフォーム出典:「びわこんレポート2023」(びわこんどーむ(マイナビ子育て編集部)
2023年12月04日教育と探求社は、高校の教員や教育関係者を対象としたウェビナー「探求型人材が日本の未来を拓く ―中高から大学、社会へとつながる野性味ある学びとは―」を2023年11月2日にオンラインで開催いたします。このウェビナーでは、教育で日本の未来を変革するための議論と最新情報を提供します。探求型人材が日本の未来を拓く教育と探求社は、19年にわたり、探究学習を開発・普及させてきました。主体性と創造性を育む様々なプログラムを学校現場に届けてまいりました。学習指導要領が変わり、探究学習は着実に広まりつつあります。しかし、大学受験という壁を越えるために、生徒たちがせっかく身につけ始めた野性味ある学びが抑制され、受験のプロセスのなかで、過度に既存のルールや現在の社会に適合した人材が生み出される傾向があります。このシンポジウムでは、中学から高校、大学までの連続性を保ちながら、野性味を失わずに知識と専門性を習得する方法に焦点を当てています。<本ウェビナーのホスト 宮地 勘司のコメント>「失われた30年」と呼ばれる時代を超えても、日本の変革は遅々として進んでいません。世界が急速に変化し、新たなチャレンジに向かう他国と比べて、日本人は変化を恐れがちで、未来への自信を失いつつあります。このウェビナーでは、私たちが内に秘めた「野性味」を取り戻し、よりすばらしい未来を築くためには、教育を変革する必要があるという視点を共有します。■企画概要◯日程2023年11月2日(木)19時00分~20時30分◯形式Zoomウェビナーによるオンラインセミナー◯テーマ探求型人材が日本の未来を拓く ―中高から大学、社会へとつながる野性味ある学びとは―◯対象教育関係者、高校の先生など(約100名)◯内容 (予定)◎キーノートスピーチ「想定外と板挟みの時代における大学教育とは?」登壇者 鈴木 寛氏(東京大学 教授、慶應義塾大学 特任教授、社会創発塾塾長)◎トークセッション「大学における探究学習の今とこれから」モデレーター :鈴木 寛氏パネリスト :伊藤 羊一氏(武蔵野大学 アントレプレナーシップ学部 学部長、Musashino Valley 代表、LINEヤフーアカデミア 学長、Voicyパーソナリティ)パネリスト :岩田 千栄美氏(桃山学院大学 ビジネスデザイン学部 特任講師)パネリスト :早田 吉伸氏(叡啓大学 ソーシャルシステムデザイン学部 教授、産学官連携・研究推進センター長、県立広島大学大学院 経営管理研究科(HBMS) 教授)ホスト :宮地 勘司(株式会社教育と探求社 代表取締役社長、一般社団法人ティーチャーズ・イニシアティブ 代表理事)◯主催株式会社教育と探求社このウェビナーは、教育に情熱を持つ方々、探求学習の実践に取り組む教育者、そして教育が未来にどのように影響を与えるかに関心を抱く先生方の参加をお待ちしています。参加登録および詳細情報はウェビナー専用Peatixページでご確認いただけます。 ■教育と探求社の紹介教育と探求社は「自分らしく、生きる。」という理念のもと、さまざまな教育事業を手がける会社です。メイン事業として、現実社会を題材に“生きる力”を育む中高向けの探究教育プログラム「クエストエデュケーション」を提供しています。「クエストエデュケーション」は2004年の創業以来約2,000校で導入され、合計36万人の生徒が学んでいます(2023年3月現在)。代表取締役社長:宮地 勘司創業 :2004年11月資本金 :1億6,338万円 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月31日インクルーシブ教育システムとはインクルーシブ(inclusive)とは「包摂的な」「包み込む」という意味を持っており、インクルーシブ教育とは「誰も排除せず、すべてを包み込む教育」とされています。現在の日本の学校ではマジョリティ(多数派)の子ども中心のつくりとなっています。例えば、障害のない子ども、シスジェンダー(生まれたときの性別と自分が自認している性別が一致している)の子ども、家庭環境が安定している子どもなどです。しかし、実際の社会の中には障害のある子ども、性的マイノリティの子ども、外国にルーツのある子ども、社会的養護が必要な家庭の子どもなどもいます。そのようなマイノリティ(少数派)の子どもたちが排除されないように、マジョリティ、マイノリティ関係なく誰もが当たり前に通常の学校に通えるように教育システムを変えていくことがインクルーシブ教育においては必要です。日本では、障害者の権利に関する条約を踏まえて、インクルーシブ教育システムの構築が進められています。インクルーシブ教育システムとは文部科学省でこのように定義されています。「インクルーシブ教育システム」(inclusive education system、署名時仮訳:包容する教育制度)とは、人間の多様性の尊重等の強化、障害者が精神的及び身体的な能力等を可能な最大限度まで発達させ、自由な社会に効果的に参加することを可能とするとの目的の下、障害のある者と障害のない者が共に学ぶ仕組みであり、障害のある者が「general education system」(署名時仮訳:教育制度一般)から排除されないこと、自己の生活する地域において初等中等教育の機会が与えられること、個人に必要な「合理的配慮」が提供される等が必要とされている。引用:共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進(報告)概要|文部科学省このコラムでは、・インクルーシブ教育って?・インクルーシブ教育の実践例・合理的配慮の手順・インクルーシブ教育の課題・インクルーシブ教育を広めるために保護者ができることなど、インクルーシブ教育についてのギモンから、課題まで専門家の先生のアドバイスを交えてご紹介します。【専門家が回答】メリット、デメリットは?実践例や保護者ができることなどインクルーシブ教育を分かりやすく解説!ここからはインクルーシブ教育・インクルージョン研究者/一般社団法人UNIVA 理事の野口 晃菜先生にインクルーシブ教育についての質問にお答えいただきます。(質問)「インクルーシブ教育」という言葉を最近よく聞くようになりました。「みんな一緒に」という考え方ということなのでしょうか。一体どのようなものなのか分かりやすく教えてほしいです。(回答)多様な子どもがいることを前提とした教育です。教育の形を何も変えずに、ただ多様な子どもが同じ場にいるだけではインクルーシブ教育ではありません。インクルーシブ教育のためには、学校教育の在り方そのもの、例えば先生や子どもの人数、カリキュラム、学校経営や学級経営、授業づくりの在り方などを見直し、変革していく必要があります。Upload By 発達障害のキホン(質問)子どもに発達障害があり、「インクルーシブ教育」について関心があります。今世界や日本で実際に行われているインクルーシブ教育にはどのようなものがあるのでしょうか。(回答)通常の学級における授業のスタイルや学級経営のスタイルを、多様な子どもがいることを前提に変えている学校がたくさんあります。例えば、教科書を使って、先生が黒板に板書をして、一斉指導をするスタイルではなく、一人ひとり自分のペースに応じて学ぶ授業スタイルや、テーマに沿ったプロジェクト型学習を自分で計画して進めるスタイルの授業など。一人ひとりが違う興味関心があり、得意な学び方が異なり、休み時間の過ごし方も異なる、など、多様な子どもがいることを前提とした学級経営や授業づくりをした上で、個々に必要な合理的配慮をすることがポイントです。Upload By 発達障害のキホン(質問)子どもに発達障害があり、特性から学校で苦労していることが多くあります。このような場合インクルーシブ教育のために合理的配慮などをお願いできるのでしょうか。先生への伝え方や手順、あると役立つものなども教えていただけるとうれしいです。(回答)合理的配慮は、障害者差別解消法という法律において義務付けられています。ぜひ合理的配慮を学校に意思表明してください。お子さんの年齢や特徴にもよるかと思いますが、なるべくお子さんとどのような合理的配慮が学校であるとよいか、まずは話し合ってみてください。ポイントは、まずは学校においてお子さんが学ぶ上でのバリアがどこにあるのかを先生と話すこと。その上でそのバリアを解消するための合理的配慮について話し合うことです。もし学校側が保護者の方が提案した合理的配慮が難しいという場合、その理由を聞いてみてください。その上で、どのような合理的配慮であれば可能かを、ぜひ話し合ってみてください。可能であれば、その場に子どもさん自身が参加されることをお勧めします。担任の先生のみでなく、特別支援教育コーディネーターや管理職の先生にも同席をしてもらうと、いろんなアイディアがでてくると思います。「バリアをどう解消するか?」という観点からぶれずにみなさんで対話をしてみてください。学校における合理的配慮の事例は、国立特別支援教育総合研究所のインクルDBにたくさん掲載されています。そのほかにも、私が編著として9月に出版した書籍「LD(ラーニングディファレンス)の子がみつけたこんな勉強法学び方はひとつじゃない! - 合同出版」にも合理的配慮の事例や、そのためのプロセスがたくさん掲載されていますので、参考にしてみてください。参考: インクルーシブ教育システム構築支援データベース(インクルDB)|国立特別支援教育総合研究所参考:LD(ラーニングディファレンス)の子がみつけたこんな勉強法学び方はひとつじゃない!|合同出版Upload By 発達障害のキホン(質問)インクルーシブ教育がもっと日本に浸透すればいいのにと思っています。広めていくためにはどのような課題があるのでしょうか。(回答)インクルーシブ教育は障害のみの話ではなく、子どもたちは多様であることを前提とした教育です。そのためには、障害分野のみでインクルーシブ教育の議論をしたり、制度をつくるのでは限界があります。日本には不登校状態の子どもも、外国にルーツのある子ども、性的マイノリティの子もたくさんいます。学校教育そのものをどのように変えていくのか、より大きな視点での議論が必要です。教育施策の中で優先順位を上げていくために、より多くの人が知り、関心を持てるような工夫が必要です。そもそも教育そのものにもっと予算が割かれることも必要です。Upload By 発達障害のキホン(質問)通っている学校などでもっとインクルーシブ教育を知ってもらうために、保護者としてできることはあるのでしょうか。(回答)上記のご質問への回答とも重なりますが、まずはご自身のお子さんにとって今の学校で学ぶ上でのバリアはなにかを明らかにし、その解消方法として合理的配慮の意思表明を学校にしていただくことができることかと思います。学校はまだ合理的配慮に慣れていません。みなさんの行動により、学校にとって合理的配慮がどんどん当たり前のものになっていくと思います。また、ぜひその経験を周りの保護者とも共有してみてください。Upload By 発達障害のキホンインクルーシブ教育にまつわる関連コラム(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
2023年10月21日学習塾向け問題集制作のパイオニアである教育開発出版株式会社(所在地:東京都杉並区、代表取締役:糸井 幸男、以下「当社」)は学校・学習塾の先生向けウェブメディア「まなびチップス」を2023年12月1日(金)に公開を予定しております。まなびチップス ロゴ■ウェブメディア「まなびチップス」開設の背景近年、公立教員の長時間労働、教員志願者数の減少傾向、塾講師の離職率の高さなどが問題となっています。また、VUCA(ブーカ:変動性・不確実性・複雑性・曖昧性)時代の今、子どもたちを取り巻く状況は日々変化していますが、教育者においても同様のことが起きており、その取り巻く環境も日々変化・複雑化しています。先生方、特に20~30代の若手の先生方は「授業をよりよくしたい・新しい教材研究をしたいが時間が足りない」「保護者との上手な関わり方を知りたい」「探求学習で何をすればいいかわからない」「時間外労働が負担になっている」などのお悩みを少なからず抱えています。そのような課題に、ネットの検索エンジンやChatGPTなどで調べられる時代ではあるものの、確かな情報源が少ないことや、先生の欲しい情報が集約されているサイトも少ないのが現状です。そこで当社は、創業来教育者の良きパートナーとして教育現場の様々なお悩みに対する解消策等を、先生方の拠り所となる確かな情報源としてウェブメディアで発信したいと考え、「まなびチップス」を開設することといたしました。■ウェブメディア概要名称 :まなびチップスオープン日:2023年12月1日(金)(公開予定)発信内容 :学校・学習塾の20~30代の若手教員・講師が抱えるお悩みを解決するお役立ち情報、教育トレンド情報、当社教材活用事例や教育関連著名人のインタビュー記事などを掲載予定掲載情報 :教育の基本情報(統計、改訂情報、業界ニュースなど)/明日の授業に役立つ情報(最新時事、教授法)/教育の最先端(ICT、オンライン授業、グローバル教育など)/生徒の勉強法(学習方法など)/生徒・保護者との接し方/教材活用事例/塾・学校の経営に関する情報(集客、取り組みなど)/教育の雑学(教育に関する雑学、小ネタなど)/クラス運営に関する情報(HR、学級経営など)を予定公開当日の案内や、その後の更新情報はメールマガジン、各種SNSにてお届けいたします。ご登録はこちらから X(旧Twitter):@KyoikuKaihatsuInstagram :kyo_kai.official■今後の展望当社は「NEXT50…創立50年を経てその先の歴史を創る!」をテーマに掲げ、これまで以上に創造的(クリエイティブ)で挑戦的(チャレンジング)な業務を強い決意と行動力を持って挑戦してまいります。スピード感を持って“本気”で教育現場のイノベーションや市場の活性化を目的とした各種イベントの開催に挑戦いたします。ウェブメディアの開設もその一つであり、当社は教育者の良きパートナーとして「誠実」を大切にし、子どもたちの持っている無限の可能性を引き出し、伸ばす先生方のお手伝いをしてまいります。これからは想像しえない人口減の時代を迎えることとなりますが、当社は圧倒的な創造力と行動力で教育界を盛り立ててまいります。■会社概要商号 : 教育開発出版株式会社所在地 : 〒168-0073 東京都杉並区下高井戸1-39-12代表者 : 代表取締役 糸井 幸男設立 : 1969年8月資本金 : 1,200万円事業内容: 全国学習塾並びに公・私立小・中学校・高校向け教育サービス(出版/ICT関連)の提案~販売URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月20日株式会社教育と探求社(代表取締役社長・宮地 勘司)は、2022年6月から提供している探究学習の新プログラム『クエスチョン・エックス』で、一般財団法人三菱みらい育成財団が主催する「みらい育成アワード2023」において、グランプリを受賞しましたことをご報告いたします。探究学習プログラム「Question X(クエスチョン・エックス)」: 『クエスチョン・エックス』関係者一同一般財団法人三菱みらい育成財団により「教育事業者等が行うより先進的、特徴的、効果的な心のエンジンを駆動させるプログラム」の採択をうけ、2022年6月から実験授業の提供をしてまいりました。このたび「カードゲーム形式」の採用、「「問い」立てるスキルを養うこと」や「学びの本質を突く「問い」へのアプローチに共感を得て多くの生徒の参加が実現した」ことなどが評価され、グランプリの受賞となりました。『クエスチョン・エックス』に対する選考委員の総評は下記のとおりです。「カードゲーム形式を採用することで導入のハードルを下げつつ、自ら「問い」を立てる、という本質的な気づきを得られるような仕組みを開発したこと。更には実際に全国10校、約1,400名の生徒が参加。教員向け研修では68校の教員が参加。多くの教員から前向きな反応を得るといった、普及への取り組みも着実に進めていることを評価します。今後の教材のデジタル化により、更に汎用性が担保され普及していくことを期待しています。」なお2023年度は2024年3月末までに全国71校、約13,000名の生徒が参加予定です。トロフィー■『クエスチョン・エックス』 (英題『Question X』)とは生徒が自分から「問い」を生み出し、そしてその「問い」を通じて新たな世界を発見する魅力を味わうプログラムで教育と探求社が2022年6月に提供を開始いたしました。生徒はこのプログラムに参加することで、「問い」がもたらす新たな視点や面白さに気づき、学びへの意欲や興味が高まることが期待されます。プログラムでは、日常生活や教科の授業から「問い」や「テーマ」を探す課題が課されます。日常生活との架橋を意識されたプログラムに取り組むことで、生徒は自然と身の回りからたくさんの「問い」を受け取り、探究的に学び続ける姿勢へと変化していきます。『クエスチョン・エックス』を通じて、全国の学校で探究的な学びの土壌がつくられること。そして自らの「問い」をエンジンにして、生涯にわたって学びを楽しみ続ける人で社会を満たすことが、私たちの願いです。なお、教育と探求社では、2023年12月15日と18日に「クエスチョン・エックス発表会(仮称)参加費無料」を開催予定です。本企画については後日、改めて発表する予定です。『クエスチョン・エックス』については当社サイトをご覧ください。 ■教育と探求社の紹介教育と探求社は「自分らしく、生きる。」という理念のもと、さまざまな教育事業を手がける会社です。メイン事業として、現実社会を題材に“生きる力”を育む中高生向けの探究教育プログラム「クエストエデュケーション」を提供しています。「クエストエデュケーション」は2004年の創業以来約2,000校で導入され、合計36万人の生徒が学んでいます(2023年3月現在)。代表取締役社長:宮地 勘司創業 :2004年11月資本金 :1億6,338万円 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月12日道徳科における「個別最適な学び、協働的な学び」とは?麗澤大学大学院(千葉県柏市/学長:徳永澄憲)学校教育研究科は、2023年12月3日(日)に「道徳教育学セミナー」をオンラインで開催します。本大学院学校教育研究科は、日本において初めて道徳教育に特化した大学院として2018年に設立。小中学校の教員でも教育現場を離れることなく、道徳教育の理論と実践を学ぶことができることが特徴の大学院です。道徳教育の理論と実践の融合を通じて、「特別の教科道徳」に精通した教員や専門研究者の養成に取り組むとともに、教育学における新領域「道徳教育学」の開拓に向けた研究と教育を日々行っています。学校教育研究科では毎年、道徳教育学の最新の動向と論点を概観し、今後の研究に新たな視野を開くことを目的に、道徳教育学セミナーを一般公開形式で開催しています。7回目の開催となる今年度のテーマは『道徳科における「個別最適な学び、協働的な学び」』。本セミナーは2部制で開催されます。第1部では、前文部科学省道徳教科調査官で十文字学園女子大学教授の浅見哲也(あさみ てつや)氏による講演を実施。第2部では、本大学院修了生で、現在、東京都公立中学校道徳指導教諭として活躍中の三浦摩利(みうら まり)氏と千葉県公立中学校教諭で、千葉県長期研修生(道徳)として本大学院に所属する田中大輔(たなか だいすけ)氏も加わり、浅見講師とディスカッションを行います。第2部終了後には、参加者を交えた全体討議を予定いたしております。本セミナーの概要と講師のプロフィールは以下をご確認ください。【道徳教育学セミナー】■日時:2023年12月3日(日曜日)9時〜11時20分■場所:オンライン(Zoom)※参加者は、自由に入退室可能■テーマ:道徳科における「個別最適な学び、協働的な学び」とは?■講師:浅見 哲也(十文字学園女子大学教授、前文部科学省道徳教科調査官)■主催:麗澤大学大学院学校教育研究科■対象:参加自由■参加費:無料■申込方法:申込フォームより要申し込み申込フォームはこちら : 【講師プロフィール】浅見 哲也埼玉大学教育学部卒業。埼玉県深谷市教育委員会課長補佐、深谷市藤沢小学校校長等を経て、文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官、国立教育政策研究所教育課程研究センター教育課程調査官を歴任。現在、十文字学園大学教育人文学部教授。主な著書に『道徳科授業構想グランドデザイン』、『こだわりの道徳授業レシピ』など。2007年文部科学省優勝教員表彰。麗澤大学について麗澤大学は昭和10年、創立者の廣池千九郎(法学博士)が「道徳科学専攻塾」を現在のキャンパス(千葉県柏市光ヶ丘)に開塾したことから始まります。「知徳一体」という教育理念のもと、心豊かな人間性を養い、国際社会に貢献できるグローバルリーダーの育成を目指し、教育改革を進めています。「THE 日本大学ランキング」の国際性分野では2017年から連続して千葉県1位の評価を受けています。【プレスリリース】麗澤大学学校教育研究科による道徳教育学セミナー開催.pdf : 麗澤大学WEBサイトはこちら : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年10月05日隣に住む義母は、自宅で個人の学習塾をひらいています。息子の友だちが義母の学習塾へ通っていて、共通の知人が多くいました。そんなある日、義母の生徒であり、息子が通う幼稚園のママと話していると、義母が私のプライベートな情報を話していることがわかったのです……! 学習塾をひらいている義母息子が幼稚園に通っていたころのお話です。隣に住む義母は自宅で個人の学習塾をひらいており、未就学児から小学6年生までの子どもたちに勉強を教えていました。息子の幼稚園の友だちや、近所に住む顔見知りの子どもたちも義母の学習塾に通っていました。 そのため、義母と私の共通の知人が何人かいて、ママ友から「うちの子、お義母さんにお勉強教えてもらってるよ〜」と声を掛けられることがよくありました。 名前も知らない人が私のことを知っているそんなある日、幼稚園であいさつ程度しか話したことのない、名前も知らないママから、「うちのお兄ちゃんが、お義母さんに勉強見てもらってるんです」と声を掛けられました。私は、「そうなんですか! ありがとうございます。これからもよろしくお願いします」と伝えると、そのママに「食事や生活リズムにとてもこだわってるんですね。お義母さんがおっしゃってましたよ」と言われました。 特に隠したいようなことではなかったため、「そうなんですよ。私、神経質で……」と伝え、そのママとの会話は終了。このときの私は、「お義母さん、私のことを生徒のママに話すんだな〜」と思ったものの、あまり気にしていませんでした。 義母が勝手に妊娠報告義母が私のことを生徒のママに話していると知ってから、数週間後のこと。仲が良く、義母の学習塾に子どもを通わせているママ友と話しているときに、ふと「この間、名前も知らない幼稚園のママから声を掛けられて、義母が私の話をしてるって聞いたんだよね」と話しました。 するとママ友に「これ、言おうか迷ってたんだけど……。あなたが2人目を妊娠したとき、先にお義母さんから妊娠報告されたんだよね」と言われました。私がそのママ友に妊娠報告したのは安定期に入ってすぐのこと。つまり、義母は安定期に入る前に、勝手に私のママ友へ妊娠報告をしていたのです。 義母に伝える私はすぐに義母へ電話で連絡し、なぜ勝手に妊娠報告をしたのか聞きました。すると義母は、「ごめん。うれしかったし、あなたと仲がいいの知ってたから、喜んでくれるだろうと思って」と悪気はなかったものの、勝手に言ったことを反省していました。 私が「ほかに私のことで生徒のママに話したことってありますか?」と聞くと、「あなたが子育てで意識していることとか、ワンオペで育児していることとか、息子(私の夫)の仕事の話とかはしたかも……」とのこと。絶対に言ってほしくないわけではありませんでしたが、やはりプライベートなことをほかの人に言いふらされていることに少し抵抗を感じました。 私は義母に、「いろいろな人がいるので、できれば私のプライベートな話は生徒のママたちにしないでもらえませんか? あまり知られたくないこともあるので……」と伝えました。すると義母も「ごめんね、もう絶対に言わないようにするから」と納得してくれた様子。これを機に、義母が私の話を生徒のママにすることはなくなりました。2人目の妊娠もうれしさからつい言ってしまったようですし、義母はおそらく私を家族の1人として見てくれているからこそ、私の話をしたくなったのでしょう。義母と良い関係でいたいので、すぐに義母と話してわかってもらえてよかったなと思っています。 イラストレーター/ライコミ ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:森井さやか小学生と幼稚園児の男児2人を子育て中。育児の経験やアパレル販売員をしていた経験を生かして、子育て体験談やファッション記事を執筆している。
2023年09月30日「インクルーシブ教育」を推進するための指針を、教育リーダーズから学ぶ2022年に国連から日本へと推進が通達されたこともあり、昨今大きな注目を集めている「インクルーシブ教育」。インクルーシブ教育とは、文部科学省で下記のように定義されています。「インクルーシブ教育システム」(inclusive education system、署名時仮訳:包容する教育制度)とは、人間の多様性の尊重等の強化、障害者が精神的及び身体的な能力等を可能な最大限度まで発達させ、自由な社会に効果的に参加することを可能とするとの目的の下、障害のある者と障害のない者が共に学ぶ仕組みであり、障害のある者が「general education system」(署名時仮訳:教育制度一般)から排除されないこと、自己の生活する地域において初等中等教育の機会が与えられること、個人に必要な「合理的配慮」が提供される等が必要とされている。障害のある子もそうでない子も、共に学ぶための仕組みづくり。しかし実際の市区町村、学校教育の現場では、対応のノウハウが欠如していたり、人員が足りなかったり、推進が難しい現状もあるという声も散見されています。そんな中でも、すでにインクルーシブ教育を先駆けて推進している人たちがいます。彼らはインクルーシブ教育をどう捉え、何を考え、推進を実現してきたのでしょうか?この連載では、そんな彼らを「教育リーダーズ」と位置付け、その言葉に耳を傾けることで推進のヒントとなる”指針のカケラ”を集めていきたいと思っています。第一回は、神奈川県葉山町教育委員会の教育長である、稲垣一郎氏にお話を伺いました。Upload By 発達ナビ編集部プロフィール:稲垣一郎 氏東京目黒生まれ。早稲田大学を修了後、私学の教員、その後に県立高校の教員を経て、特別支援学校の高等部で3年間知的部門に勤めた後に、県の教育委員会で教育行政に12年携わる。教頭、副校長として通信制、専門学科を経て横浜北部学区の荏田高校で校長職、湘南高校で5年間校長職、2021年4月から葉山町の教育長に就任。Upload By 発達ナビ編集部インクルーシブ教育という言葉すらない、多様な人が自然に共にいる未来を目指すーー本日はよろしくお願いいたします。稲垣さんのご経歴を拝見したのですが、特別支援学校での指導経験もあるそうですね。はい、当時は養護学校と呼ばれていましたね。その前にいた学校で、下肢に障害がある生徒を担任した時に、障害のあるお子さんについてもっと知らなければいけないなと感じまして。インクルーシブなんて概念はない時代でしたけど、希望を出して知的障害のあるお子さんが通われる特別支援学校へ赴任することになりました。ーーそれまで指導してきた生徒とは、接するうえで異なる部分もあったのでは?そうですね、そこで自閉的傾向のあるお子さんのいるクラスを受け持ったんです。その子は自分の殻に閉じこもる傾向のあるお子さんで、入学式の日は体育館にすら行ってくれなかったんですよね。「そろそろ行ってみねえか?」なんて2人で話して、それで私たちの入学式は終わりましたよ(笑)。ーー前途多難なはじまりを経て、そこでの経験はどのような糧となったのでしょうか。そんな子どもたちと接することで気付かされたのは、「教師の意思で何かを無理矢理してもらう考え方は、この子たちには通用せんな」ということでしたね。でも、一人ひとりスピードは違えどちゃんと成長していくので焦る必要はなくて、保護者の方と小さな成長の喜びを共有することが大切。教育とは常に待つことである、そんなことを学ばせてもらいました。Upload By 発達ナビ編集部ーー以降のキャリアでは教育行政などに関わられた後に、名門と名高い湘南高校の校長に就任されます。湘南高校は中学校でオール5の生徒が集まるような学校だったのですが、当然ここに来ると順位がついてしまうんですよね。でもそこで見た光景は、成績上位の子どもが下位の子どもを馬鹿にしない風景でした。ーーなぜそのような風景が見られたのでしょうか。成績が下位の子でも、歌が上手かったりバスケが上手かったり、誰しも特別に得意なことがあるんです。それを認め合う姿を見て、これこそ完全にインクルーシブでオルタナティブなんだと感じましたね。葉山でもその姿を現場で何度も伝えているんです。ーーなるほど。一方で湘南高校の例とは異なり、日本の教育はこれまで「分断」の道を辿ってきたかと思います。障害があれば、特別支援学級や通級に行くものだと捉えている人が多いですよね。そうですね。例えば欧米では当たり前に、街で目が見えない人がいたら手を差し伸べるなど、誰かが困っていたら誰かが支援することが自然と根付いているように思います。でも、日本では障害がある人とない人で、そもそもの教育の場から区別してきてしまった。最近やたらとインクルーシブ教育という言葉を聞くようになったのは、そんな日本の分断されてきた背景があるからこそ。だから、インクルーシブ教育なんて言葉がいつか存在しなくなるほど、ごく自然に多様な人が一つの場所に混ざり合う社会にしていくことが求められているんだと思います。Upload By 発達ナビ編集部進む方向を示して目線を合わせ、取り組みを常に見える化し不信感を取り除くーーそして、現在に繋がる葉山町教育長としての取り組みが始まります。葉山に来て3年目ですが、人的な配置も含めて教育への支援が非常に手厚いと感じています。特に小・中学校に入っている教員ではない支援員さんはその多くが町の保護者の方で、葉山の教育に何らかの形で参画をしたいと思ってくれていることを非常に有り難く感じますね。元々PTAの役員をしていた方が集まってできた、学校を支援する組織もあります。そういう方々の個別の相談にもいつでも乗るように意識しています。ーー町の人が主体的に教育に参加されているのは素敵です。葉山町に来られてから、具体的にはまずどのような課題に取り組まれましたか?この町は先生も教育委員会もみんな熱心なので全方向に一生懸命取り組まれていて、その反面でどこに向かっているのかが見えないところがありました。だからまず、選択と集中をしていくために指針をつくったんです。これを見れば葉山の教育方針が分かるというものをつくりました。葉山町支援教育推進指針「葉山町支援教育推進指針」共生社会の実現に向けたインクルーシブな環境づくり 、社会情勢や教育的ニーズを踏まえた継続的な「あり方」の検討をベースに、 「すべての児童・生徒ができるだけ共に学び共に育つ仕組みづくり」、「多様かつ個別の教育的ニーズに合わせた連続性のある教育の実現」、「切れ目ない支援体制の構築」について示したもの。ーー指針をつくるうえで、特に意識されたことはあるのでしょうか。指針の受け手である子どもたちと保護者の方にとって、どういう教育理念を持っていたとしても反対するレベルのものは入れないようにしています。町や子どもたちに対する眼差しを持って、誰もが根本で共感できて目線を合わせることができるラインで選定しています。議論や対話をする必要があるのは教員ですが、そこはちゃんと議論をして解決していきますね。ーー誰もが共感できる指針。その後はどうしたんですか?指針はスタートラインでしかないので、その後に会議体を持つことにしました。各学校の支援担当の先生や校長先生、加えて外部の識者を呼んで、何が課題で今後はどこに進んでいくかを現場と識者が融合して話す場を年3回つくっています。ほかにも毎月校長会議があって、そこでディスカッションもしますし、校長先生や現場の先生を個別に呼んで話すこともしょっちゅうあります。教育長室の扉は常に町に対して開いているんです、もちろん飲みの場も多いのですが(笑)。Upload By 発達ナビ編集部ーー教育長と現場の距離が近いんだなと感じます。さて、インクルーシブ教育という視点でのテーマとなりますが、葉山町として具体的に取り組まれていることを教えてください。私が就任する以前からあるのですが、不登校のお子さんが小学生も中学生も通うことができる「ヤシの実教室」という教育支援教室がありますね。小学校の一部の場所を活用していて、自由をモットーに自分たちのやりたいことをして良い場なんです。通った時間については、所属する小・中学校の出席にあてられるようになっています。この教室に通って、気付けば学校に戻っているお子さんもいますね。また、「ことば・きこえの教室」という場もあります。言葉や聞く力、コミュニケーションについて心配のあるお子さんと保護者の方から相談を受け、必要な指導や支援を行う教室です。特別支援学級の対象ではないけれど、課題を抱えているかもしれないお子さんが通って、適切な個別指導が受けられるようになっています。個別課題がクリアできればこの教室からは卒業します。Upload By 発達ナビ編集部ーー分断ではなく、支援が必要な子どもたちのための場が設けられていると。さらに、どの学校にも支援級があります。土地柄オルタナティブスクールも多くて、年に1回程度お互いの活動を報告する会議で連携を取りながら、町全体として子どもの居場所づくりに取り組んでいるんです。ーー葉山町の特長の一つとして、教育長はSNSでの発信も多くされていますよね。そうですね。組織として動くだけではなく、それを町の人々に届けることも大切と思っています。だからSNSを通しても、私の考えは常にオープンにするようにしていますね。新しいことに取り組む際に、見えないことが不信感につながると考えているので、発信は大事なことです。結局のところ私たちがやっていることに革新的なことはなくて、進むべき道を明確にし、そして教育現場で今何が行われているかをちゃんと見える化していく地道な作業をしているだけ。でも、それこそがきっと推進のためには必要なことなんですよね。稲垣教育長のnote短期的ではなく、中・長期的な視点で、一人ひとりの学びと成長に向き合うーーインクルーシブ教育を推進する中で、具体的にどんな困難がありましたか?困難……。家が少し遠いので、毎日通勤するのが大変なことくらいですかね(笑)。というのは半分本気で半分冗談で、物事を推進する中でハードルがあったり人と人との軋轢が生まれたりするのは当たり前のことなので。だから、ハードルがあるから推進できないとあきらめるのではなく、そういうものだと開き直ってでも力強く進めることが必要なんだと思います。Upload By 発達ナビ編集部ーーそれでも、組織の中の一部には不安な空気もあったかと思います。それは当然あると思うので、だから単純に言うと「稲垣があれだから仕方ないよね」と私を悪者にしてあきらめてもらって、それで進んでいけばと。結果それが町のためになったら何よりです。ーーインクルーシブ教育推進のために、今まさに取り組んでいることも教えてください。実証実験として、LITALICOの教育ソフトの導入を進めています。誰もが凹凸があり、好き嫌いがあり、勉強の得意苦手があるので、自分をどう活かしていくかを子どもたち自身が理解していくことが大切だと考えているんです。支援が必要なお子さんの指導においても、教員の経験や感覚だけではなく、明確な軸を持てるのが良いと思います。Upload By 発達ナビ編集部ーー先生や生徒にとって必要な体制を揃えていかれるのですね。はい。そして今年、この3年間で各校の校長先生とも話し練ってきた葉山町としてのスクールミッションを出します。これは教育委員会が葉山の学校に対しての指針となる3本柱と考え方を明確にしたもので、このミッションを受けて各学校がスクールポリシーを出す計画になっています。各学校での個性を最大限活かしながら、目線の先はしっかりと葉山町全体で足並みを揃えていくための取り組みです。Upload By 発達ナビ編集部ーーなるほど。「楽校」という言葉からも葉山町の目指す方向がイメージできます。そして、インクルーシブ教育の考え方にも繋がるのですが、葉山の長柄小学校と南郷中学校を小中一貫校として統合します。昔から中1ギャップという考え方がありますが、葉山でも例外ではなく中学から学校に行かなくなる子たちが増えてしまう現状があるんです。だから、義務教育の6年+3年を一連の流れで考えることで、中・長期的な視点で少しでも成長を滑らかに支援していきたいと思っています。9年間で同一の指導方針を持てることは、子どもたちが夢を見つけて進路を決めるうえでも良いことです。それに、中学校の先生が小学校に来てもいいし、小学校の先生が教えた子がどうなったか見に行く、そんな交流も生まれると思います。何より生徒も喜ぶし、先生も喜ぶ、それが日常化していってほしいですね。ーーなるほど。それではインクルーシブ教育を推進する中で、変わってきた印象はありますか?一番変わったのは組織だと思います。結局教育長としての仕事も組織論として捉えることが多くて、どう職員室をマネジメントするかが大切だと捉えているんです。インクルーシブはもちろんですが教育には答えがないので、仕事においてたとえしくじってしまっても挑戦してもらうことを大切にしています。成功することが至上命題という考え方を捨てて、結果が元々目指していた場所から変わってしまってもそれで良いとすることが必要。当初はネガティブな捉え方もあったかと思うのですが、前向きな発言が波及してきて組織全体として挑戦を積み上げられているという実感がありますね。Upload By 発達ナビ編集部ーーさまざまな視点でお話をいただきありがとうございました。最後に、今後のビジョンを教えてください。ポリシーをつくることでブレない教育理念がちゃんとあって、そこに向けてきちんと学校が自走していくことが今後の理想だと思っています。そしていつか、子どもたちがこの町に戻ってきてもらって、新しいサイクルを生んでくれたら理想です。子どもたちが成長して20年後に振り返った時に、小・中学校の大切な時間を葉山で過ごせてよかったなと思ってもらえたら、それ以上のことはありません。この連載を重ねることで、皆さまの中でインクルーシブ教育への解像度が上がりますように稲垣さんは謙遜をされていましたが、隣に寄り添っていた教育委員会の課長は「今の教育長ほど一人ひとりの声に耳を傾け、寄り添っている人を見たことがない」とおっしゃっていました。その姿勢こそが先生方や保護者の方の教育へのモチベーションにも繋がり、同じ目線で進んでいくための原動力になっているようにも感じられました。Upload By 発達ナビ編集部これから全国の教育リーダーズの話を取材し、皆さんにお伝えしていきます。インクルーシブ教育の取り組みを知ることで指針を集め、今まさに実践されている、実践しようとしている方のヒントになりますように。ここまで読んでいただきありがとうございました。
2023年09月20日子どもの性教育はいつから始めるべき……?昨今、諸外国に比べ遅れているといわれる日本の『性教育』。我が子への性教育に関する体験談を描く漫画家ちり(@chiri_chi_ld)さん。今回は、ちり(@chiri_chi_ld)さんの『3歳から性教育を始めた結果』を紹介します!どうやって教える……?子どもの頃、“性教育”について教えられなかったちりさん。3歳の娘がいるちりさんは、『子どもの性教育』を早いうちから教えようと決意しました。調べた結果……少し抵抗感……とりあえず読ませてみる……この漫画を読んだ読者は『娘さんがまだよく判断できないので読ませるのに抵抗があるし、まだよく判断できないからこそ読ませるべきでもある。性教育をいつから始めるのか、どのように進めるのかは難しい問題だと思いました。とりあえず読ませてみる決断をしたのは正しいと思います。』『子どもの教育のためとはいえ絵本の内容に抵抗を持ってしまう気持ちはよくわかります。子どもがきちんと理解できているのかも含め慎重な教材選びが必要だと思いました。子どもの理解度や様子を見つつ自分たちに合った方針の絵本を探していきたいと思います。』『日本の性教育は本当に遅れていると思うので、その中から子供に合った、自分が教えたいと思うような良い絵本を探してくることが良いと思います。主人公が絵本を買ってきたのはすごく良いことだと思います。』など、娘のために性教育を早期で取り入れようとする主人公の姿勢には、共感と称賛の声が多く集まりました。性教育への考え方はさまざま……大人からすると抵抗感のある内容でも、子どもは純粋に知識の習得をするようですね。絵本での“性教育”は娘にどんな変化をもたらすのでしょうか……また皆さんは、幼いお子さんへの性教育をどのように考えていますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@chiri_chi_ld)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年07月24日子どもの性教育は何歳から始めるべき?日本の『性教育』は世界と比べ遅れているといわれている中、娘への性教育に関する体験談を描く漫画家ちり(@chiri_chi_ld)さん。今回は、ちり(@chiri_chi_ld)さんの『3歳から性教育を始めた結果』を紹介します!3歳の娘がいるちりさん。『子どもの性教育』をいつから始めるべきか悩んでいました……。誰も教えてくれなかった過去なんで教えてくれないの……?そして母親になり……娘の性教育を決意……この漫画に読者からは『性教育を受けたことで興味を持ちすぎて早熟してしまわないかが心配になりますが、昨今の小児の性被害の報道を見るとある程度は性教育の必要性を感じます。』『3歳にはまだ早いと思います。小学生になってからでもいいのではないでしょうか。』『ネットから中途半場な情報を得て間違った知識を得るより、ずっといい!』『同じように興味を示した段階で正しい知識を教えてあげたいです。そして、自分を大切にすることを学んで欲しいです。』と性教育に関して賛否両論の声をいただきました。性教育の必要性……子どもの身を守るためにも、性教育は大切だといえるでしょう。しかし、性教育は何歳からが好ましくて、いつからだと遅いだなんて教えてもらう機会などなく、“正解”がわからない方も多いでしょう。“正解”を気にするのではなく、我が子が傷つくことがないようにと行動することが重要なのかもしれませんね。あなたが子どもに性教育をする立場になったら、どう対応しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@chiri_chi_ld)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年07月20日プリンターのクラウドサービスを使い自宅で個別指導が受けられるサービス「自宅学習システム家スタ!」を全国に提供している学習舎シオン(本社:香川県高松市、代表:松本 庄司)は、学童施設に通う児童を対象に、学習塾の個別学習を受けられるサービス「学童向け学習プログラム 家スタ!」の提供を2023年7月1日より開始しました。需要が年々高まっている学童施設に「家スタ!」を導入することで、「学童があるので塾に行かせることができない」「学童から帰ってから勉強を見るのが大変」といった学習に不安を持つ保護者のニーズに応えていきます。家スタ!: プリンターを設置するだけ■学童施設でも学習塾のサービスを働き方改革推進に伴い、年々学童施設への需要が高まっています。厚生労働省が昨年度発表した令和4年(2022年)放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況( )によると、放課後児童クラブの支援の単位数「過去最高値を更新」、待機児童数も前年比 1,764人増の15,180人もいることから、今後も需要は伸びそうです。ただ、一方で放課後児童クラブのニーズ把握に関する 調査研究 報告書( )によると、学童施設に「勉強を教えてほしい」というニーズも多く、学童施設の中には学習塾やプログラミングなど、教育プログラムを導入するところも増えてきました。そのような背景の中、通っている学童施設において保護者や児童、また学童施設にも新たな負担なく学習塾のサービスを受けてもらいたいと、施設にプリンターを設置するだけで利用可能な学習サービス「学童向け学習プログラム 家スタ!」を提供することにしました。■「学童向け学習プログラム 家スタ!」の特長・学校で習った内容を徹底復習学校で使用している教科書をもとに一人ひとり習ったところを確認してから問題を作るので、習ったばかりの内容をしっかりと復習することができます。テストの前日にはテストの内容に合わせた「テスト対策」も実施します。・苦手なところだけを繰り返し練習できる児童に取り組んでもらうプリントは、個別トレーニングシステムによって管理されています。できないところができるまで繰り返し取り組みます。また、「前の学年の振り返り学習」や「苦手な単元だけ集中して行う」といった勉強も可能です。・施設側の学習指導は不要導入する施設は無償で貸し出すプリンターを設置するだけで準備完了。あとは毎回学習内容を「家スタ!」へ連絡するだけでプリントが送られてきます。プリントの送受信も児童自ら行えるので、スタッフの負担が増えることはほとんどありません。・わからないところは動画で解説解説が必要な場面は、無料通信アプリ「Skype」を使って動画で説明します。動画視聴用のタブレットも無償で貸し出します。個別に送られるプリント質問はスマホで解説動画が送られてくる■「学童向け学習プログラム 家スタ!」導入のメリット学童施設で学習塾のサービスが受けられる事によって様々なメリットが生じます・児童…勉強を教えてくれるツールが学童施設にあるということで、学校で分からなかった問題をすぐに解決することができます。テスト対策や学校の宿題にも対応しますので、成績アップに繋がります。・保護者…学習が学童内で完結するため、新たに塾に通わせたり、家に帰ってから勉強を教えたりする負担がなくなります。また、LINEによる学習相談も実施しているので、専門的な立場からアドバイスを受けることも可能です。・学童施設…「学習指導付き学童施設」としてアピールできるため、他の同業者との差別化を図ることができます。また、受講料については自分で設定できるので、収入アップにも繋がります。リリース元:学童向け学習プログラム「家スタ!」URL: ■会社概要商号 : 学習舎シオン代表者 : 塾長 松本 庄司所在地 : 〒761-0443 香川県高松市川島東町384-1設立 : 2004年7月事業内容: 学習塾URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月06日エデュマッチ事務局(共同代表:佐藤 雄太・田口 健吾)は、教育サービスの紹介サイト「エデュマッチ」について、今月6月6日に正式リリースしてから一か月を待たず、7月からの掲載予定サービスを含めると、サービス数が100を越えたことを発表いたします。今後は、教育関係者への認知を拡大するため、本来有料となるセミナーを特別無料で複数開催することも併せて発表いたします。▼エデュマッチURL 学習塾と教育サービスをつなぐ一括資料請求サイト「エデュマッチ」■学習塾向け「“有料級”特別無料セミナー」の開催概要塾の先生向けに特化したテーマに絞り、「ChatGPT活用」・「新規生徒募集」・「Z世代論」など多岐にわたります。下記のセミナー以外にも、専門家や教材コンテンツ制作者を迎え「補助金/助成金」・「探求学習コースで売上を立てる秘密の方法」・「プロが教える映像教材の選び方」など様々なセミナーを予定しています。□7月6日(木)11:00~11:50(講師:佐藤 雄太)塾人のためのChatGPT活用講座 初級編□7月14日(金)11:00~11:50(講師:田口 健吾)【集客アイデア】チラシ×診断ツールの新活用術□7月31日(月)22:30~23:20(講師:宮城島 崇之)塾人必須のZ世代考察セミナー 社員採用・育成編▼詳細・申込みはこちら 学習塾向け「“有料級”特別無料セミナー」■「エデュマッチ」のコンセプトと機能教育現場の先生が、百花繚乱の教育ICTツールの中から、実際にツールを利用している先生の声や事例紹介を通じて、自塾に最適なツールを見つけ出すことを支援するサイトになっています。(1) ユーザーレビュー(導入校の声)実際にサービスを導入している先生の「活用事例・感想」など豊富なレビューを掲載。塾の先生がレビューを読みたいツールを探しやすくするために、「映像教材」「生徒管理」などカテゴリー別の検索、「新規生徒の増加」などの導入目的での検索など検索機能も充実。(2) カテゴリー別の一覧表サービスを比較しやすくするためにカテゴリー別の一覧表を用意。各学校・塾との相性が良いサービスが一目で分かるようなUIを意識して制作。(3) お役立ち情報「ツールの選び方」など塾運営に必要な情報が凝縮された記事を掲載。お役立ち記事以外にも、塾に関するセミナーや展示会の情報も充実。(4) 資料請求機能気になるサービスを一括で資料請求できる機能を実装する予定です。これにより、先生方の問い合わせにかかる労力を大幅に削減することができます。(5) サービス選びAIコンサルタントChatGPTを組み込んだオリジナル専用ボットによるサービス選定機能も実装し、塾の先生が塾運営に困ったら見に行きたくなるサイトを目指します。▼ChatGPTを組み込んだ「サービス選びAIコンサルタント」の利用イメージ 「エデュマッチ」の画面■利用した塾の先生方の声(順不同)「知らないサービスもたくさんあり、びっくりした。」「導入するか迷っていたサービスの口コミがあり、わりといい評価で、自分の塾とも相性良さそうなので、さっそく資料請求をしてみた。」「AIコンサルタントを使ってみたが、いろいろ教えてくれた。でも、AI料金だけは教えてくれなかったので、それは[人間コンサルタント]に聞くボタンを押して、実際に人に確認できた。」「ChatGPTのアカウントを持ってなかったけど、使ってみてイメージを持つことができた。」「セミナー情報が充実していて、こんなに塾向けのセミナーがあるって知らなかった。」「いっぺんに資料請求できたから、楽だった。」■本サービスに関するお問い合わせ先エデュマッチ事務局 問い合わせ担当MAIL: info@edu-match.com ※お電話での応対ご希望の方は、その旨を下記のフォームにご記入ください<お問い合わせフォーム(ICTツール提供会社様)> <各種ご質問や相談(学習塾様)> 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月29日教材開発を行うiJapan株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役:笠間 和喜)は、教育委員会/小学校/中学校を対象とした総合的学習を用いたプログラミング学習計画の作成新サービス「カリキュラムマネジメント」の提供を2023年6月14日(水)に開始します。メイン画像■提供背景文部科学省よりプログラミング学習の早期提供が求められている中、221名の先生へのアンケートを実施した結果、プログラミング的思考力を育む授業の進め方を理解している先生が2割であることが分かりました。そのため今回、グローバルスタンダードなプログラミング学習教材を文部科学省の求めているプログラミング学習と適合させ、本年度よりサービス展開を行います。2020年-2022年までに5,000名を超える白岡市教育委員会及びさいたま市教育委員会を中心に、公立/私立小学生及び中学生対象にプログラミング学習の教材/サービス開発を進め、文部科学省の求めている系統だったプログラミング学習を自治体の年間学習指導計画に沿った形で提案出来るようになったためサービス展開を決めました。■サービスの特徴・世界基準のプログラミング学習*CSTA *CPD *Digital Promise *ISTE Standards世界トップクラスのプログラミング学習教材として世界基準のカリキュラムを網羅して教育提案を行っております。プログラミング学習をユーザーの学習レベルに応じてご提供することが可能となり、プログラミング言語(HTML/CSS/JavaScript/Python)を系統立てて提供出来ます。*CSTAスタンダードに準拠:米国コンピュータサイエンス教師協会が定めたコンピュータサイエンスの基準で、厳密なコンピュータサイエンスの応用に重点を置いています。*CPD Standards Office (UK)による認定:当社の専門的な開発コンテンツは、技術スキルのレベルに関係なく、すべての教師にサポートと専門的な開発を提供するために、最高レベルの認定を受けています。*Digital Promiseの認定:BSDは、足場の整った環境で生徒がコーディング方法を学べるようにする、当社の実証済みの教育プロセスを証明するResearch-Based Design Product Certificationを取得しています。*ISTEスタンダードに準拠:21世紀のスキルを身につけた生徒と教師を育成するための、世界的に認められた基準です。私たちの各コースは、常に進化し続ける技術的な状況に対応できるよう、ISTE学生標準に特に沿っています。・グローバル教育の提供アメリカ/イギリス/シンガポール/中国 その他21カ国/9万人以上の学生が既に利用しており、プログラミング未経験の先生でも実践的なプログラミング学習としてご利用いただいており、インターナショナルスクールなどで利用していただいているツールを日本語にて提供開始します。・文部科学省の新しい学習指導要領に対応済み各学校の年間学習指導計画に沿った形でプログラミング学習を系統立てて構築出来ます。小学校3年生より*中学校3年生までを対象に総合的学習を用いてプログラミング学習を提案出来ます。*双方向性のあるコンテンツ作成チャットボット先生が未経験でも利用出来るようプログラミング教育ガイドブック/デモクラス/プログラミング学習のセミナー/各学校の年間学習指導計画に基づいたプログラミング学習計画の構築/アカウント発行/まで全て一貫サービスでご提供します。■ご利用の流れ1 教育委員会または学校より当社にお問い合わせプログラミング学習及びICT教育の課題/理想をお伝えください。2 打合せ日程の調整自治体で管轄されている小学校/中学校の合計数または学校の児童数の確認3 当日の流れ会社紹介/プログラミング学習全体像の共有/年間学習指導計画の共有/年間スケジュールの確認4 利用後の手続きアカウント発行/セミナー/デモクラス/児童証明書の発行なども含めてご一緒出来ます。■サービス概要サービス名: カリキュラムマネジメント提供開始日: 2023年6月14日(水)料金 : 990円(税込)/[1児童あたり年間利用料]申込方法 : 下記メールアドレスまたは事務所までご連絡お待ちしております。MAIL : japan@mangosteems.com ■会社概要商号 : iJapan株式会社代表者 : 代表取締役 笠間 和喜所在地 : 〒101-0047 東京都千代田区内神田1-5-16 アルテ大手町9階設立 : 2012年6月事業内容: 国内及び海外の図書、新聞、定期刊行物の輸出入、販売電子出版物等、各種電子情報資料の製作、出版及び印刷サービス業学術・教育ソフトの輸出入及び開発、販売業コンピュータのハードウェア及びソフトウェアの製造、販売業コンピュータの各種装置、媒体の導入、設置及びプログラム開発業Print On demand サービス ACS/AGU 等URL : シンガポールに拠点を置くMangoSTEEMSは、S.T.E.E.M.S.(科学、技術、工学、英語/言語、数学、社会)の分野で国際的に認められた革新的かつ効果的なデジタル教育ソリューションをアジアの学校と生徒に提供することにより、K 12市場の成長ニーズに応えるというビジョンを掲げています。MangoSTEEMSは、15カ国以上に学校、学習センター、オフィスを持つ国際的に認められたブランドです。MangoSTEEMSの日本での代理店は、iJapan Co. Ltd.が担当しています。【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】お客様相談窓口TEL:03-5577-4899 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月14日三谷商事株式会社(所在地:福井県福井市、代表取締役社長:三谷 聡)は、無料セミナー「『ICT+教育最前線2023』 ―これからの教育の“姿”―」を、2023年7月14日(金)より全国4か所で開催いたします。メイン画像【本セミナーについて】新型コロナの流行により、教育現場は大きな変革を余儀なくされました。しかし、その一方で、新たな教育の可能性が開花しました。教育関係者には、未来志向のもと、新たな教育手法の探求が求められています。今回のセミナーでは「未来」をテーマに掲げています。未来を切り拓くためには、VRやARなどの仮想現実、AI、データ利活用など、先進的な技術を教育活動にどのように生かすことができるかが重要です。本セミナーでは、新たな教育ICT環境で成果を上げている教職員の方にご登壇いただき、最先端技術の取り組みやその実践例をご紹介いただきます。《対象》全国大学、大学院、専門学校、K12、教育委員会《参加費用》無料■開催日時・場所《大阪》開催日時:7月14日(金) 13:00~17:15開催場所:TKPガーデンシティ新大阪 6B大阪府大阪市淀川区宮原4-1-4 KDX新大阪ビル 6階《福岡》開催日時:7月21日(金) 13:00~17:15開催場所:リファレンス大博多ビル貸会議室 1109福岡県福岡市博多区博多駅前2-20-1《広島》開催日時:7月28日(金) 13:00~17:00開催場所:TKPガーデンシティPREMIUM広島駅前広島県広島市南区大須賀町13-9《東京》開催日時:8月4日(金) 12:55~17:25開催場所:アルカディア市ヶ谷 7F琴平東京都千代田区九段北4-2-25※12時30分から受付を開始します。※プログラムは開催地ごとに異なります。下記よりからご確認ください。 ■登壇予定者 / 講演内容〇学校法人 大阪成蹊学園 大阪成蹊大学 / 鎌原 淳三 氏「大阪成蹊大学データサイエンス学部におけるNVIDIAとの連携と教育研究への活用」〇京都大学 / 梶田 将司 氏「京都大学における教育情報環境のBYOD化とクラウド化」〇近畿大学 / 矢藤 邦治 氏「KDIXにおけるブランドコミュニケーションについて~esports編~」〇久留米工業大学 / 小田 まり子 氏「久留米工業大学における「地域課題解決型AI教育プログラム」」〇学校法人昭和学院 昭和学院中学校・高等学校 / 榎本 裕介 氏「生徒のICT利用規制を厳しくしたり、先生がクラウドを利用して家でも仕事したりするのはやめませんか?」〇電気通信大学大学院 / 柏原 昭博 氏〇電気通信大学 / 島崎 俊介 氏「UEC-eDXシステム〜先進的ハイブリッド教室と高度個別学習支援の実現に向けて〜」〇学校法人東洋大学 / 藤原 喜仁 氏「結果を出すDX推進とこの先に向けての未来構想」〇日出学園中学校・高等学校 / 武善 紀之 氏「あなたにとって、ICTは単なる道具ですか?~ICT「で」教えるから、ICT「を」教えるへ 情報科的ICT教育の捉え方~」〇国立大学法人和歌山大学 和歌山大学教育学部附属中学校 / 矢野 充博 氏「タブレット端末によるAR等を活用したPBL型の理科の授業」★最新の教育研究設備も併設展示予定です。※学校名の50音順で記載しています。※開催会場によっては、展示がない場合もあります。■参加方法下記URLをご参照ください。URL: リーフレット表面リーフレット裏面【会社概要】商号 : 三谷商事株式会社代表者 : 代表取締役社長 三谷 聡所在地 : 〒910-8510 福井県福井市豊島1-3-1設立 : 1946年3月20日資本金 : 50億869万円URL : 事業内容 : 各種コンピュータシステム・ネットワーク・ソフトウエアの設計・開発・運用・サポートを含めたトータルソリューションを中心としたシステムインテグレーション(SI)事業及びそれに伴うコンピュータ機器の販売。特に全国200校以上の教育機関様にコンサルティングから運用支援まで総合的なソリューションを提供。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月13日学習障害・限局性学習症(LD・SLD)とは?学習障害・限局性学習症(LD・SLD)は、学習において困難さがみられる発達障害の一つです。学校教育が始まる就学期になって診断されることがほとんどですが、就学前の段階で言語の遅れや数えることの困難、書くことに必要である微細運動の困難などがあることでその兆候に気づかれることもあります。主な特徴・症状として・読むことやその内容を理解することの困難さ(読字障害/ディスレクシア)・書くことの困難さ(書字表出障害/ディスグラフィア)・数の理解や計算をすることの困難さなど(算数障害/ディスカリキュリア)の3つに分けることができます。医学的な診断基準とされるDSMでは「学習障害(LD)」とされていましたが、最新版のDSM-5では、名称が変更され、現在は「限局性学習障害/限局性学習症(SLD(Specific Learning Disorders))」と定義されています。限局性学習障害の症状は医学的には「読み」「書き」「計算」の3つの困難さと定義されていますが、文部科学省では知的発達に遅れがないものの「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算・推論する」能力の習得・使用に著しい困難を示す発達障害のことと定義されています。参考:学習障害(限局性学習症)|e-ヘルスネット参考:学習障害(LD)、注意欠陥/多動性障害(ADHD)及び高機能自閉症について|文部科学省学習障害・限局性学習症(LD・SLD)の原因は中枢神経系に何らかの機能障害があると推定されています。しかし、全般的な知的発達に問題はなく、その他視覚障害、聴覚障害、情緒障害などや環境的な要因が直接的な原因ではありません。保護者の育て方や勉強の教え方などで子どもが学習障害・限局性学習症(LD・SLD)になることなどもありません。読むことやその内容を理解することの困難さ、書くことの困難さ、数の理解や計算をすることの困難さなどの、学習における困難さが、知的障害(知的発達症)によるものでないこと、経済的・環境的な要因によるものでないこと、神経疾患や視覚・聴覚の障害によるものではないこと、学習における面のみでの困難であること、という場合に限り診断されます。現在、学習障害・限局性学習症(LD・SLD)の根本的な治療法はありませんが、環境調整や療育などにより困難さが軽減されることがありますので、一人ひとりの症状や特性に応じた対処法が必要です。また、併存症としてADHD(注意欠如・多動症)や自閉スペクトラム症(ASD)を伴う場合も多く見られます。それらの要因を考慮した学習支援が必要となり、家庭・学校・医療関係者の連携が重要となります。学習障害・限局性学習症(LD・SLD)タイプ別特徴チェックリスト、支援方法、接し方など学習障害・限局性学習症(LD・SLD)は読字障害(ディスレクシア)、書字障害(ディスグラフィア)、算数障害(ディスカリキュリア)の3つに分けられます。それぞれの症状には個人差があります。読字障害(ディスレクシア)とは、文字を「読む」ことに困難がある状態のことを指します。読字障害、識字障害、読み書き障害、難読症などと呼ばれることもあります。文章を正確に読むことが難しい、すらすら読むことが難しい、読むことができても内容を理解することが難しいなどの困難を抱えることがあります。書字障害(ディスグラフィア)とは、文字を「書く」ことに困難がある状態のことを指します。文字をマスや行から大きくはみ出して書いたり、鏡文字になってしまうなどの症状が見られることがあります。算数障害(ディスカリキュリア)とは、算数や数式など「数字に関する能力」に困難がある状態のことを指します。数字や数式の扱いや、考えて答えにたどり着く推論が苦手などの症状が見られることがあります。数字に関する能力にのみ障害がある人が多いため、算数の学習を始めてから発見される場合が多いと言われています。学習障害・限局性学習症(LD・SLD)のある子ども一人ひとりの特性に応じて、UDフォント(Universal Design Font:ユニバーサルデザインフォント )や音声ツールの使用、使いやすい文房具の工夫、ICTの活用など、さまざまな支援方法があります。学習障害・限局性学習症(LD・SLD)のある子どもは知的発達に遅れがないため、自分自身に障害があると認識するのに時間がかかることがあります。また、本人の「できるようになりたいのにできない」という気持ちはとてもデリケートです。何気なくかけた言葉や行動が本人を傷つけてしまう場合もあるので、接し方には注意が必要です。学習障害・限局性学習症(LD・SLD)と併存しやすい症状学習障害・限局性学習症(LD・SLD)に多い併存症としてADHD(注意欠如・多動症)や自閉スペクトラム症(ASD)が挙げられます。ADHD(注意欠如・多動症)は、話を集中して聞けない、作業が不正確、なくしものが多いといった「不注意」、体を絶えず動かす、離席する、おしゃべり、順番を待てないなどの「多動性」「衝動性」の特性があり、日常生活に困難を生じる発達障害の一つです。自閉スペクトラム症(ASD)は、「対人関係や社会的コミュニケーションの困難」と「特定のものや行動における反復性やこだわり、感覚の過敏さまたは鈍麻さ」などの特性が幼少期から見られ、日常生活に困難を生じる発達障害の一つです。知的障害(知的発達症)を伴うこともあります。学習障害・限局性学習症(LD・SLD)のある子どもとの生活の様子は?特選連載コラム学習障害・限局性学習症のあるお子さんをもつ発達ナビの連載ライターさんのコラムを厳選してご紹介。「あるある」と共感したり、今の悩みを解決するヒントが見つかるかも…?大人の学習障害・限局性学習症(LD・SLD)関連コラム発達障害に関する情報が広く知られるようになったことで、大人になってから学習障害・限局性学習症(LD・SLD)と診断される方も増えてきました。症状には個人差も大きいので、その人の特性に合った仕事を探すことが重要になってきます。そのほかの学習障害・限局性学習症(LD・SLD)関連コラム。マンガで学習障害を解説/ビジョントレーニングとの関係/関わり方ポイントなどコラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如・多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。SLD(限局性学習症)LD、学習障害、などの名称で呼ばれていましたが、現在はSLD、限局性学習症と呼ばれるようになりました。SLDはSpecific Learning Disorderの略。
2023年05月31日聖蹟桜ヶ丘・多摩センターの学習塾・個別指導のTASUKE塾(運営:株式会社best place、本社:東京都多摩市、代表取締役:澤井誠)は、「落語無料観覧会」を聖蹟桜ヶ丘校にて2023年5月21日(日)に開催いたします。落語観覧会風景2020年に施行された教育改革によって「知識、技術の習得を重視する教育」から「自分で考え、表現・判断し、実社会で役立てる総合的な能力を重視する教育」にシフトしているにも関わらず、実際の教育の現場では、なかなか実現できていない現状があります。Tasuke塾 聖蹟桜ヶ丘校では、2023年夏休みの自由研究の一環として、古典落語を覚え、実際にお客さまの前で発表会を行う子供落語教室「こどもらくご」( )を7月~8月に開催(全4回)いたします。いま求められている「自主性・創造性、総合的な能力」を子供たちから引き出す情操教育の機会を創出。落語は、耳や実際に鑑賞した体験から学ぶ部分が多く、「自主性・創造性、総合的な能力」に繋がる貴重な学びであると考えています。そして今回、夏休みの「こどもらくご」に先立ち、大学客員教授、小説執筆、音楽活動など多彩な活動を続ける芸歴50年を間近にした落語家真打ち「金原亭世之介」さんによる落語の無料観覧イベントを開催します。「落語無料観覧会」開催のお知らせ!金原亭世之介江戸時代から現在まで継承され、ひとりで何役も演じ、語りのほかは身振り・手振りのみで物語を進める日本の伝統文化である本物の落語を観覧して、喜怒哀楽溢れる物語を想像して楽しむ日本の文化をお楽しみください。落語を体験することで日本の伝統文化の理解を深めるとともに、楽しみながら表現力を向上させるヒントが見つかります。こどもらくご風景こども落語家【落語無料観覧会 開催概要】主催 : Tasuke塾 聖蹟桜ヶ丘校、キングプロダクション開催日時 : 2023年5月21日(日)13:00開場 13:30開演開催場所 : Tasuke塾 聖蹟桜ヶ丘校 3Fフロア出演 : 金原亭世之介、金原亭杏寿、金原亭駒平スケジュール: 13:00 開場13:30 オープニングMC(牧乃ミカ)13:35 金原亭駒平13:45 金原亭杏寿14:00 休憩14:10 金原亭世之介14:30 夏休みこどもらくごイベント概要説明15:00 終了参加対象 : 小学校2年生~6年生と保護者様(該当年齢内のご兄弟もご参加いただけます)参加人数 : 60名(保護者様込)参加費 : 無料お申し込み : <聖蹟桜ヶ丘・多摩センターの学習塾・個別指導のTASUKE塾とは>個性と向き合う学習塾TASUKE塾は、生徒一人ひとりの基礎力定着を重視した予習型の学習塾です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年05月10日体のことや子どもがどのように産まれてくるのかなど、性教育についていつ教えるかは家庭によりタイミングがあると思います。そこで今回MOREDOORでは「性教育はいつからはじめていますか?」とアンケートを実施!なぜそう思うのか、理由も一緒に聞いてみました。気になる結果は……「子どもから性に関する質問をされたら」と答えた人は全体の4割と最も多い結果に。なお、「年長さんになってから」と答えた人は3割、「小学校入学してから」と答えた人は3割で、意見が分かれているようですね。「年長さんになってから」と答えた理由は?「小学校入学してから」と答えた理由は?「小学校高学年から」と答えた理由は?「子どもから性に関する質問をされたら」と答えた理由は?「その他」と答えた理由は?タイミングや考え方は家庭によってそれぞれ「子どもから性に関する質問をされたら性教育を始める」と答えた方が4割を占めた今回の調査。一方で小学校低学年からなど時期を明確に決めて教育をおこなっている家庭もありました。繊細な体に関わることをいつ教えるかは、本当に家庭によってそれぞれです。あなたはこの結果を、どう感じましたか?調査主体:MOREDOOR編集部調査方法:クラウドソーシングサイト「クラウドワークス」によるインターネット上のアンケート調査調査期間:2023年03月29日~30日有効回答数:50名の男女(MOREDOOR編集部)
2023年05月07日ChatGPTなど生成AIを正しく効果的に教育現場で活用することを目的に設立した「教育現場AI活用フォーラム」が、2023年5月2日、オープン記念セミナー・イベントの開催を発表しました。教育現場AI活用フォーラムのオープン記念イベント■オープン記念セミナー・イベント1. 教育現場AI活用アイデアソン @東京・大阪・名古屋教育現場でChatGPTなど生成AIをどう活用するか、アイデアを出し合うワークショップ、アイデアソンを開催します。※アイデアソン(Ideathon)とは・・・アイデアを生み出すためのイベントやワークショップです。これは、参加者が集まって、限られた時間内に新しいアイデアや解決策を考え出し、アイデアを競い合うイベントです。アイデアソンの目的は、新しいアイデアを発見し、創造力やイノベーションを促進することです。参加者は、ディスカッション、ブレインストーミングなどの活動を通じて、問題解決や新しいアプローチに取り組みます。・日程:□ 名古屋:5月13日(土)15時~17時(名古屋駅近隣の会議室)□ 東京 :5月27日(土)15時~17時(東京駅近隣の会議室)□ 大阪 :5月28日(日)15時~17時(新大阪駅近隣の会議室)・当日フロー:(1) ChatGPTの教育現場での活用事例をまとめて紹介(2) チーム発表・自己紹介(3) いくつかのワークを通じて、ブレインストーミング・ディスカッション(4) 各グループでのアイデアの共有・発表・表彰・参加費:フォーラム参加者:無料、一般者:1,000円(税込・会場費)▼詳細・申込URLはこちら 2. 「初心者歓迎!ChatGPT教育活用の教科書」@オンライン勉強会教育現場でこれからChatGPTを活用していく先生方向けの勉強会です。・日程:□ 5月17日(水)11時~12時(Zoomウェビナー)□ 5月28日(日)10時~11時(Zoomウェビナー)・このセミナーで分かること:(1) ChatGPTの概要と最新情報(2) 教育現場でChatGPTを活用するための心得(3) 先生が使う場合の事例共有(4) 生徒が使う場合の事例共有(5) 既に発表されているChatGPTが組み込まれた教育サービス一覧の紹介(6) ChatGPTを教育現場で利用する時の注意点(7) まとめ(ChatGPTの登場で、教育現場はどう変わるか)・参加費:フォーラム参加者:無料、一般者:500円(税込・運営費)▼詳細・申込URLはこちら ■教育現場AI活用フォーラムの概要<フォーラム名称>「教育現場AI活用フォーラム」~ChatGPTなどAIを、正しく効果的に教育現場で使うために~<公開>2023年4月25日<参加条件>Facebookアカウントを持っていること。教育現場でAIを活用することに関心があり、前向きに建設的なマインドを持ち合わせていること。<後援>エデュマッチ(教育ICTサービス紹介サイト)、教育DXラボ<主な対象者>・学校の先生・塾・習い事スクールの先生・教材会社・EdTechサービス関係者・教育業界を目指す人※その他、最先端のテクノロジー/教育に精通している多数の専門家も、既に参加してくださっています。<5月に予定しているコミュニティ参加者限定のイベント(一部抜粋)>・大AI時代における“先生”の役割とは何か(オンライン勉強会)・教育業界における「マーケティング×ChatGPT」の可能性(オンライン勉強会・領域別分科会)・英語指導での実践事例7選@オンライン勉強会(オンライン勉強会・科目別分科会)・教育ICTサービス展示会ツアー&情報交換ランチ会(オフラインイベント)▼ホームページ・お申込みURL 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年05月02日エデュマッチ事務局(共同代表:佐藤 雄太・田口 健吾)は、学習塾向けICTサービスの紹介サイト「エデュマッチ」について、2023年5月1日(月)に、教育現場の先生が探したいICTサービスにより早く辿り着くことを実現するChatGPTを組み込んだ「サービス選び専用AIコンサルタント(オリジナル専用ボット)」のデモ版を発表しました。さらに、6月1日(木)にサイト自体の大幅リニューアルを実施します。学習塾向けICTサービスの紹介サイト「エデュマッチ」1デモ動画はこちら: ■サイトのコンセプト教育現場の先生が、百花繚乱の教育ICTツールの中から、実際にツールを利用している先生の声や事例紹介を通じて、自塾に最適なツールを見つけ出すことを支援するサイトになっています。2月から限定的に先行公開し、実際の教育現場の先生方に利用していただき、たくさんのフィードバックをいただきました。そのお声を反映したリニューアルの体制が整ったこと、さらには新しい技術である対話型AIのChatGPTの登場で、教育現場の先生が探したいICTサービスにより早く辿り着ける仕組みが実装できるようになったことにより、大幅リニューアルを発表しました。学習塾向けICTサービスの紹介サイト「エデュマッチ」2■サイトの特徴(1) ユーザーレビュー(導入校の声)実際にサービスを導入している先生の「活用事例・感想」など豊富なレビューを掲載。塾の先生がレビューを読みたいツールを探しやすくするために、「映像教材」「生徒管理」などカテゴリー別の検索、「新規生徒の増加」などの導入目的での検索など検索機能も充実。(2) カテゴリー別の比較表サービスを比較しやすくするために、一覧化した比較表を用意。特長・対象学年・メリットなど、各学校・塾との相性が良いサービスが一目で分かるようなUIを意識して制作。(3) お役立ち情報「ツールの選び方」など塾運営に必要な情報が凝縮された記事を掲載。お役立ち記事以外にも、塾に関するセミナーや展示会の情報も充実。(4) 資料請求機能(6月1日リリース予定)気になるサービスを一括で資料請求できる機能を実装する予定です。これにより、先生方の問い合わせにかかる労力を大幅に削減することができます。(5) サービス選びAIコンサルタント(6月1日リリース予定)ChatGPTを組み込んだオリジナル専用ボットによるサービス選定機能も実装し、塾の先生が塾運営に困ったら見に行きたくなるサイトを目指します。■教育現場AI活用フォーラムの後援教育関係者のChatGPTをはじめ、生成AIに対する関心は急激に高まっております。その情報を集約し、どのように教育現場での活用すべきかを語り合うフォーラムの場を整備しました。それが、本サイト「エデュマッチ」が後援となり、ChatGPTなど生成AIを正しく効果的に教育分野で活用することを目的としたオンラインサロン「教育現場AI活用フォーラム」です。先月、4月25日に公開されましたので、こちらも併せてご確認ください。▼教育現場AI活用フォーラムの概要・紹介 ■教育サービス提供者(ベンダー)・報道関係者向け説明会の実施・開催日時本サイトの概要・リニューアル方針について、教育サービス提供者(ベンダー)向けの説明会を下記の日程で開催致します。5月8日(月)11:00~11:305月9日(火)16:00~16:30※両日ともに調整が難しい場合は、個別調整をさせていただきますので、その場合も説明会申込フォームへのご登録をお願い致します。・開催場所Zoomウェビナー(URLは別途ご送付致します)▼説明会申込フォーム(ご参加登録をお願いします) ■サイト概要サイト名: エデュマッチURL : 利用料金: 無料■本サービスに関するお問い合わせ先エデュマッチ事務局 問い合わせ担当MAIL: info@edu-match.com ※お電話での応対ご希望の方は、その旨を下記のフォームにご記入ください<お問い合わせフォーム(ICTツール提供会社様)> <お問い合せフォーム(学習塾様)> 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年05月01日学校法人立命館 起業・事業化推進室では、立命館における一貫教育型アントレプレナーシップ教育の促進に向けて、同推進室「教育プロデューサー」に、立命館小学校の正頭英和教諭が就任したことをお知らせします。これを機に、立命館各附属校の児童・生徒の成長に資するアントレプレナーシップ教育コンテンツの開発や仕組みづくりをさらに展開してまいります。起業・事業化推進室は、立命館大学、立命館アジア太平洋大学、5つの附属校(立命館中学校・高等学校、立命館宇治中学校・高等学校、立命館守山中学校・高等学校、立命館慶祥中学校・高等学校、立命館小学校)を有する立命館学園における起業・事業化を総合的に推進する役割を担っています。文部科学省「大学発新産業創出プログラム(START)」の一環である「起業家層の拡大に向けたアントレプレナーシップ教育の高校生等への拡大EDGE-PRIME Initiative」事業においても、関西の小中高生に向けたアントレプレナーシップ教育充実のため積極的にプログラム提供を行うなど、京阪神におけるスタートアップエコシステムのグループリーダーとして取り組みを展開しています。正頭教諭は、立命館小学校において英語の授業でゲームのマインクラフトを活用したPBL(Problem Based Learning)授業を展開。2019年には、イギリスの国際教育機関「バーキー財団」が設立した、教育界のノーベル賞と言われる「Global Teacher Prize 2019(グローバル・ティーチャー賞)」トップ10に、世界約3万件以上の中から、唯一の日本人教員(小学校教諭としては日本初)として選ばれました。今後は、正頭教諭とともに、立命館小学生を中心に、附属中高や関西エリアの小中高生を対象としたアントレプレナーシップ教育や児童・生徒の特性にあわせた教育コンテンツ、教育手法・制度等の共同研究・開発を加速させ、社会に新たな価値を生み出す人材の育成を目指してまいります。■概要対 象 者 : 立命館小学校教諭正頭 英和(しょうとうひでかず)職 名 : 学校法人立命館起業・事業化推進室 教育プロデューサー主な職務 : 起業・事業化推進室の一貫教育型アントレプレナーシップ教育に伴う活動(1)立命館小学生を対象としたアントレプレナーシッププログラムの企画・実施(2)児童・生徒の発達段階・特性にあわせた教育コンテンツや教育手法・制度等の共同研究・開発■正頭 英和教諭コメントアントレプレナーシップ教育において、「起業すること」だけがゴールだとは考えていません。ただ、子どもたちの選択肢は多い方が良く、起業という選択肢を持つことは大切なことだと思います。そして、初等中等教育段階でたくさんの体験をすることで、子どもたちの興味関心の間口を広げることが大事だと考えています。社会に出るときに夢や希望、そして「やりたいこと」を持っている。そんな教育を提供していきたいです。■起業・事業化推進室について 起業・事業化推進室は、本学園に関わる多様な人材を横断的に連携させ、さまざまな社会課題解決に貢献する起業・事業化の促進と、既存の取り組みを学園規模で⾶躍的に前進させるしくみを構築するため、2021年6月1日に設置されました。一貫教育型のアントレプレナーシップ教育プログラムの提供や研究シーズ型ベンチャーの創出支援、学園独自のファンド投資先との連携など、立命館が目指す「社会共生価値」の創造を事業化を通じて実現すべく、プラットフォーム「RIMIX(リミックス)」の名称で全学にワンストップで展開・推進しています。立命館学園の起業・事業化をワンストップでデザイン・推進 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年05月01日「自由進度学習」等、子どもが主役になる新たな授業スタイルへの理解を促進加賀市学校教育ビジョンイメージ加賀市教育委員会は、スローガンとして“Be the Player”を掲げた学校教育ビジョンを2023年1月に発表し、「自分で考え動く生み出すそして社会を変える」子どもたちの育成に向けて、2023年4月から本格的に動き出しています。▼加賀市学校教育ビジョン ▼加賀市学校教育ビジョン(概要版) ▼新体制についてのニュースリリース ビジョンで打ち出した、「そろえる教育から一人ひとりを伸ばす教育」のために必要な「個別最適な学びと協働的な学び」にいち早く取り組み始めた学校もあります。▼【石川県加賀市】「学校が楽しい」と答える児童が増加! 加賀市立分校小学校の「自由進度学習」の取り組み 「教える」というイメージが強いこれまでの授業を変え、新しい教育方法に全力で取り組む先生方の姿は、国が理想として掲げる「学び続ける教員像」そのものです。一方で、新しい教育方法は一般的にはまだまだ馴染みがないため、教育委員会は広報誌『広報かが』にて教育特集を通年で連載し、市民の皆様の理解を促進することで、教育改革の市全体での推進を図っています。▼広報かが2023年4月号 vol.1「なぜ、今、教育改革を行うのか」(8ページ目)▼広報かが2023年5月号 vol.2「子どもが主役、自分で学ぶ、学び合う」(8ページ目)令和5年度の『広報かが』は今後下記サイトに掲載されます。加賀市の教育改革にご関心がある方はぜひこれからもご覧ください。 「人への投資」を第一に掲げ、夢と希望に満ち溢れた未来を描く加賀市の教育の取り組みに、今後ともご注目ください!お問い合わせ先加賀市教育委員会事務局教育庶務課TEL:0761-72-7970E-mail:下記のメールフォームからお願いいたします。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年04月27日2023年4月25日、教育ICTサービス紹介サイトのエデュマッチが後援となり、ChatGPTなど生成AIを正しく効果的に教育分野で活用することを目的としたオンラインサロン「教育現場AI活用フォーラム」が設立・公開されました。1週間前に運営代表の知人のみに公開した先行オープンの段階で、既に80人以上の方が参加しています。学校・塾・教材会社の関係者だけでなく、教育×AIのテーマに興味を持つエンジニア・大学教員・海外テックVC・テクノロジー系Youtuberなど多様なバックグラウンドを持つ皆様にご参加いただいています。教育現場AI活用フォーラム■概要<オンラインサロン名称>「教育現場AI活用フォーラム」~ChatGPTなどAIを、正しく効果的に教育現場で使うために~<公開>2023年4月25日<参加条件>Facebookアカウントを持っていること。教育現場でAIを活用することに関心があり、前向きに建設的なマインドを持ち合わせていること。<後援>エデュマッチ(教育ICTサービス紹介サイト)、教育DXラボ■主な対象者・学校の先生・塾・習い事スクールの先生・教材会社・EdTechサービス関係者・教育業界を目指す人※その他、最先端のテクノロジー/教育に精通している多数の専門家も、既に参加してくださっています。・大学教員/研究者(教育分野やAI研究分野など)・学校の教科書の著者・ChatGPTをメインテーマにした人気チャンネルのYoutuber・現役エンジニアなど■コミュニティの運営目的・生成AI(特にChatGPT)を活用した教育事例の共有と学び合い・新しい教育手法やツールの開発アイデアを発掘・教育分野でのAI活用のリスクと可能性を一緒に模索■目指すコミュニティの方向性・ChatGPTを教育に活用する情報交換が活発・建設的な議論ができるポジティブな雰囲気・学校、塾、習い事スクール、教材会社など、分野を越えた連携■活動内容・活用事例・体験談投稿による学びの共有・テーマ別のオンライン勉強会の実施・ゲストスピーカーによる講演やQ&A・オンラインだけなく、オフラインイベントも開催・AIを活用したAIサービスや教材、最新情報や研究成果の共有<5月に予定しているイベント(一部抜粋)>・教育現場AI活用アイディアソン(東京・名古屋・大阪・オンラインでそれぞれ開催予定)・教育ICTサービス展示会ツアー&ランチ会・「ChatGPT教育活用の教科書」(オンライン勉強会)・「英語指導でのChatGPT活用事例7選」(オンライン勉強会)■参加費用◇活用事例・体験談投稿者プラン:無料既にChatGPTなど生成AIをお使いで、活用事例・体験談を発信していただける方は、無料とさせていただきます。(情報発信は、1か月に1回以上をお願いしておりますが、発信情報は「ちょっと試したみたこと」・「AI失敗談」・「AIについての考え」・「子供たちがAIをどう捉えてるか」など、気軽な投稿で全く問題ございません)◇一般参加者プラン(特別オープン割引):コミュニティ運営費として月額2,000円(税込)※2023年5月31日までにお申込みの方限定(通常価格は、月額・税込3,300円)割引対象期間:お申込月~2023年12月末まで※最初は一般参加者プランでご入会いただき、その後、投稿できる状況になりましたら、プラン切り替え・変更いただくこともできます。■ホームページ・お申込みURL 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月25日株式会社サーベイリサーチセンター(本社:東京都荒川区、代表取締役:藤澤 士朗)は、コロナ禍での働く意識の変化について、「(1)リスキリング・リカレント教育・教育研修の実施状況・参加意向」、「(2)転職時のきっかけや経緯、転職により悩みが解決されたか」、「(3)社内で尊敬できる・影響を受ける人の特性と何に影響を受けるか」、「(4)企業内の感染症対策実施状況」を重点テーマとし、インターネットリサーチパネルを用いて調査を実施いたしました。本プレスリリースは、上記のうち、「(1)リスキリング・リカレント教育・教育研修の実施状況・参加意向」についての内容となっています。■詳細について詳細は にて参照やダウンロードが可能です■調査の概要・調査地域:日本全域・調査対象:以下の業種の企業・団体に正社員として従事する20~59歳の有業者「メーカー」、「IT・通信系」、「流通小売」、「サービス業」、「医療」、「公務」・調査方法:インターネット調査(インターネットリサーチモニターに対するクローズド調査)・有効回答:2,400サンプル400サンプル×6業種(うち各業種転職経験者100サンプル)・調査期間:2022年11月9日(水)~11月14日(月)■調査結果1-1. リスキリング・リカレント教育実施状況●リカレント教育を実施しているのは、全業種では29.1%であった。【別添資料p.3】●実施率が比較的高いのは、「メーカー」35.7%、 「公務」35.6%であった。【別添資料p.3】●実施率が比較的低いのは、「流通小売」20.8%、「サービス業」25.1%であった。【別添資料p.3】●従業員規模別では、30名以上は概ね3割前後の実施率だが、30名未満は13.0%であった。【別添資料p.3】1-2. リスキリング・リカレント教育の目的●リカレント教育の実施目的は、「若手人材の育成のため」11.5%、「生産性や業績の向上のため」8.1%、「中高年のリスキリング(知識やスキルのアップデート)のため」が7.6%が上位となっている。【別添資料p.4】●業種間では大きな差はみられなかったが、企業規模でみると「300~1000名未満」では「企業全体の事業構造の転換(事業分野の転換等)のため」が12.1%と全体の傾向に比べて高い傾向がみられた。【別添資料p.4】2-1. 研修・スキルアップ支援の実施状況●従業員の研修・スキルアップ支援の実施率は40.7%、非実施率が40.6%、不詳が18.7%となっており、拮抗している。【別添資料p.5】●業種別では、「公務」や「IT・通信系」の実施率が高く、「流通小売」、「サービス業」の実施率が低く、従業員規模が大きいほど制度がある。【別添資料p.5】2-2. 研修・スキルアップ支援の実施内容●研修・スキルアップ支援の内容は、「資格取得の支援(費用負担、学習機会)」が11.8%と最も高く、以下、「教育プログラム受講への経済的な補助」が9.6%、「教育プログラム受講等に利用できる休暇制度・時短勤務制度」と「教育プログラム受講時の業務量の調整・配慮」が8.2%と続いている。【別添資料p.6】●業種別では、「IT・通信系」は「資格取得の支援(費用負担、学習機会)」が18.4%と全体に比べて高い。【別添資料p.6】●「公務」は「社会人国内大学院への派遣」9.0%や、「企業内大学・社内の研修施設等への参加」7.4%が比較的高い。【別添資料p.6】3. 教育研修への利用・参加意向●利用・参加意欲ありが50.4%、なしが49.6%と拮抗している。【別添資料p.7】●業種別では「メーカー」、「公務」や従業員規模が大きい企業の従事者は利用・参加意欲ありの回答割合が高い。【別添資料p.7】●年代では若年層の方が利用・参加意欲ありの比率がやや高く、「20代」が56.0%、「50代」が39.7%。【別添資料p.8】●学歴別では、「大学院」が62.7%、「大学」が56.6%、「短大・高専・専門」が42.2%、「中学・高校」が31.2%。【別添資料p.8】●年次別では「2~3年目」が最も高く61.4%、「20年目以上」が最も低く36.0%。【別添資料p.8】4. 求められる研修・スキルアップ支援制度●相対的に実施率が高く、利用参加意向も高いのは、「資格取得の支援(費用負担、学習機会)」や「教育プログラム受講への経済的な補助」、「教育プログラム受講等に利用できる休暇制度・時短勤務制度」など。【別添資料p.9】●一方で、比較的利用・参加意向が高いが、実施率が低いのは「教育・スキルアップ目的の出向・一時転籍」。【別添資料p.12】■添付資料<リカレント教育実施状況><リカレント教育実施目的>【会社概要】名称 :株式会社サーベイリサーチセンター代表者:代表取締役 藤澤 士朗・長尾 健・石川 俊之所在地:東京都および全国13拠点創設 :1975年(昭和50年)2月資本金:6,000万円 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月17日