俳優の松坂桃李(35)が15日、自身のインスタグラムを更新。“緑髪”のイメチェンショットを公開した。松坂は「#現在YouTuber #過去バンドマン #スオミの話をしよう #キセキ #同じ緑」とハッシュタグを付け、2枚の写真をアップ。出演する映画『スオミの話をしよう』(9/13公開)と、過去の出演作『キセキ ―あの日のソビト―』(2017年)それぞれのオフショットで、ともに“緑髪”で普段の印象とは異なる姿を見せている。この投稿に「まってもうかっこよすぎます」「緑...すごい...」「髪の毛緑!! 新鮮!!」「同じ緑はキセキを思い出しますね」「髪の色めちゃ似合う」「男前すぎ!!!」などの声が寄せられている。
2024年04月15日女優の福原遥が、28日に都内で行われた映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(12月8日公開)の完成披露試写会に、水上恒司、伊藤健太郎、嶋崎斗亜(※崎はたつさき)、上川周作、小野塚勇人、出口夏希、松坂慶子、成田洋一監督とともに登壇した。同作は汐見夏衛による同名小説の実写化作。親や学校、すべてにイライラして不満ばかりの女子高生・百合(福原)は、ある日母親と喧嘩をして家出をし、目が覚めるとそこは1945年、戦時中の日本だった。偶然通りかかった彰(水上)に助けられ、彼の誠実さや優しさにどんどん惹かれていく。だが彰は特攻隊員で、程なく命がけで戦地に飛ぶ運命だった。○■福原遥、400本の百合が飾られた舞台に登場映画『あの花』完成披露試写会400本の百合の花が飾られた舞台に登場した福原は「私自身、本当にこの日を楽しみにしていて、皆さんにこの映画を早く観ていただきたいなと思っていたので。こうして無事にお届けできる日が来て、本当に嬉しく思います」と挨拶。「この作品はたくさんの方の力が加わってでき上がった作品なので、私たちも大切に大切に届けていきたいですし、皆さんもいろんなものを受け取っていただけたら嬉しいです」とメッセージを送った。また、劇中では松坂との共演シーンも多かったという福原。「考えながら、悩みながらやっていたんですけど、お芝居大丈夫かな……と不安があったときに松坂さんとお話させていただいて、励ましの言葉をいただいてがんばれました」と振り返る。松坂も「本当によくがんばっていたもんね。成長したね」と優しい表情で語り掛けていた。最後に福原は「この作品はすごく愛にあふれてます。そして数えきれないほどの皆さんの愛も詰まっている作品なので、本当に温かい作品になっていると思います」とコメント。「私自身、この作品を見て、普段こうやって生活していることは当たり前じゃないんだな、すごく幸せなことなんだなということをとても感じました。おいしいご飯を食べて大切な人と一緒に過ごす時間だったり、自分の好きなことや夢に向かって歩めることも幸せなことだと思います。なので、この作品を見て少しでも一日一日を大切に丁寧に過ごそうと、自分の大切な人をもっと大事にしようという温かい思いを受け取っていただけたら嬉しいなと思っています」と話し、舞台挨拶を締めくくった。
2023年11月29日松坂桃李と仲里依紗が共演するNetflixシリーズ「離婚しようよ」が現在配信中。この度、Netflix Japan公式SNSにて、松坂さんと仲さんが登場する本作の映像が公開された。宮藤官九郎と大石静が共同脚本を務める本作は、松坂さん演じる女性にだらしなく、知性の足りない温室育ちの三世議員・東海林大志と、仲さん演じる大志の妻で女優の黒澤ゆい、すでに冷めきっているが、それぞれの事情ですぐには離婚できない夫婦のすれ違いを描く離婚コメディ。本作の脚本は、交換日記のように、交互に書き継いでいくスタイルで作られており、今回公開されたのは、あるシーンについて、宮藤氏か、大石氏か、どちらの書いたセリフなのか、松坂さんと仲さんが予想する映像となっている。また映像公開にSNSでは、「面白い~」、「私も当たりました」、「もっとお願いします」、「他にもどっちのセリフか知りたい」といった感想が寄せられている。Netflixシリーズ「離婚しようよ」は全世界独占配信中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年07月10日「6月30日に放送された連続テレビ小説『らんまん』(NHK)には、タキ(松坂慶子)が見た幻として広末さんが出演しました。カットは難しかったのかもしれませんが、《今日のらんまんは、感動シーンだったのに半減してしまった……》という否定的な意見もありました」そう語るのはテレビ局関係者。広末涼子(42)のW不倫が報じられてから、すでに1カ月近く。だが夫のキャンドル・ジュン氏(49)が単独会見を開いたかと思うと、不倫相手の鳥羽周作氏(45)が『週刊文春』で不倫の経緯について告白するなど、騒動はおさまる気配を見せない。「『週刊文春』には、広末さんも直接電話をしています。その際に彼女は『確かに今回のことは私の順番が間違っていて……』と語っていたそうですが、鳥羽氏もインタビューで『物事の順番も含め、世の中の人が「それは違うんじゃないか」ということをしてしまった』と語っており、2人とも“順番”という同じ言葉を使っていたのが印象的でした。連絡を取り合って、2人での再出発を目指しているのかもしれませんが、厳しい状況と言わざるをえません。特に広末さんに関しては“今後10年間はテレビで使えない”ともささやかれています。その理由の1つが“所属事務所公然批判”であることは間違いないでしょう」(芸能ライター)6月22日に発売された『週刊文春』には、広末が電話で語ったという肉声が掲載されている。《うちの会社のスタイルとして、今までもそうでしたけど、私の大好きな戸田恵梨香だったり、唐田(えりか)だったり、(有村)架純ちゃんだったりを守っていけるのかって思った時に凄く不安になったんですね。(中略)こっちがアクションすることで、会社も反省をしたり井上(※事務所社長)もやり方を変えるんじゃないか》前出の芸能ライターが続ける。「広末さんの所属事務所社長は、彼女がデビューしたときからのマネージャーで、いわば育ての親。彼女としては『後輩たちのためにも』と、覚悟のうえの発言だったのでしょうが、彼女の主張には脈絡も説得力もなかったために、賛同の声はまったく得られませんでした。事務所の後輩女優でさえ、『不倫騒動を起こしたうえに、社長まで批判して、広末さんが何をしたいのかわからない……』と、あきれかえっているそうです」■もともと“共演NG”の女性も多かったが……6月25日放送の『アッコにおまかせ!』(TBS系)で和田アキ子(73)は、鳥羽氏が家族とも連絡をとっていないのに広末とは連絡を取り合っていること、また広末の事務所批判などに対して疑問を呈したのだ。「会社も反省ってどういうことなんだろう。今までも(スキャンダル報道から)守ってもらっているわけだから」手厳しいのは“芸能界のご意見番”である和田ばかりではなかった。同日放送の『サンデージャポン』(TBS系)で鈴木紗理奈(45)は、「広末涼子さんブランドっていうのは、事務所の力に守られてこれだけのブランド力が築けたと思う。もし、いまの感情だけで言っているのなら、すごい子供だと思います」同番組ではかつておバカキャラをウリにしていた藤田ニコル(25)にまでたしなめられる始末。「女優さんで自分の意見を言える場所がないから、電話しちゃう気持ちもわかるんですけど……。事務所との意見が合わなかったら、まず事務所を辞めて、その後に(週刊誌へ)電話するならまだわかるんですけど……」さらに火に油を注いでしまったのは鳥羽氏だった。東スポによれば、和田に対して不快感持っているようで、次のように語ったという。「和田アキ子さんがなんか、彼女(広末)と連絡取ってて自分の彼女(妻)と連絡取ってないのはおかしいって言ってたけど、それは奥さんの気持ちもあって。(中略)頭悪いよなって思いますよね。ご意見番って言ってるけど何なのかなって思いますけどね」この発言を受けて、和田は7月2日放送の『アッコにおまかせ!』(TBS系)で、「(鳥羽氏に)頭の悪いご意見番って言われているけど、どういうことなんでしょう」と語り、怒りを隠さなかったのだ。“覚悟の事務所告発”が、女性タレントたちに支持されなかったことも広末にとっては誤算だっただろう。芸能リポーターの長谷川まさ子さんはこう解説する。「広末さんは、若いころから奔放でしたが、彼女のイメージを守るためにすべてフォローしてきたのがいまの事務所です。そのことをタレントさんたちはみんな知っているわけです。それにもかかわらず、自分から週刊誌に連絡して公然と批判するのはいかがなものか、という意見が多いのでしょう。鳥羽シェフとの関係もそうですが、広末さんが家族や周囲のことも考えずに突っ走っているように見え、タレントさんたちも“大人じゃない”という印象を強めているのだと思います」“突っ走り型”ということもあるのか、広末と共演NGになっている女優も多いことが、今回の不倫騒動を機に報じられている。「広末さんが交際した男性たちと噂になった女優が、NGとなるケースが多いようです。そうした共演NG女優や、所属事務所批判に疑問を呈する女性タレントたち以外にも、“反ヒロスエ連合”のメンバーともいえる女性たちが芸能界に増えています。それは被災地の復興支援活動を通じて夫のキャンドル・ジュンさんと交流があった女性たちです」(前出・芸能ライター)その筆頭が米倉涼子(47)。’21年、キャンドル氏はWEBマガジンのインタビューで、彼女に感謝をささげていた。「米倉さんは毎回、いろいろな支援をしてくださるんですけど、あるとき、米倉さんがCMに出られている栄養剤をいただけることになったとき、『面倒なんですけど段ボールに涼子さんのサインとメッセージを書いてくださいませんか』とお願いし、涼子さんは快く引き受けてくださった」彼が被災者のためのバスツアーを企画した際には、バス1台分の費用を提供してくれたという。「“支援賛同組”には、ほかにも滝川クリステルさん(45)がいます。キャンドルさんが主催したイベントに参加し、ラジオ番組にも出演したのです」(前出・芸能ライター)たとえ騒動が収束して、広末が女優復帰できる日が来ても、これまでよりさらに多くの女性たちから共演NGを突き付けられたのでは目も当てられないが……。
2023年07月04日「松坂さん演じるタキはまさに“はちきん”(高知の方言で気の強い女性)を体現する存在でした。どんな修羅場でも気丈に振る舞ってきたタキがついに病いに倒れ、最期を迎えるシーンの撮影には、スタッフも思わず涙ぐみました。タキが再登場した6月22日の視聴率は17.9%で今作の最高記録タイ。松坂さんの名演が大きな要因だと思います」(制作関係者)放送中の連続テレビ小説『らんまん』(NHK)で神木隆之介(30)演じる槙野万太郎の祖母・タキを好演中の松坂慶子(70)。「松坂さんの登場シーンは高知ロケが多く、撮影の合間に松坂さんは何度か出かけていました。主人公のモデルとなった牧野富太郎博士の生きざまに触れたいと県立牧野植物園に出かけたり、香川にある総本山善通寺も訪れたりしたと聞いています。この寺は空海生誕の地。松坂さんは日中合作映画『空海』(’17年)の出演を機に、“自分自身を深く見つめ直し、仏のような生き方をする”空海の教えに救いを求めるようになったそうです。というのも、『空海』の撮影中はかつて絶縁した母・つね子さんを自宅で介護していた時期で、仕事と介護の両立に懊悩していたそうなんです」(前出・制作関係者)松坂といえばジャズギタリスト・高内春彦さん(68)との結婚から始まった’91年の“親子絶縁”騒動が日本中の注目を集めた。「高内さんは、NYで活動していた無名のミュージシャンでした。すでに人気女優だった松坂さんとは、知名度でも収入でも雲泥の差がありました。この格差婚に猛反対したのが、松坂さんの父・英明さんとつね子さんだったのです」(夫妻の知人)当時、マスコミに対して英明さんは「収入もないのに亭主面してゴロゴロしているだけ」「娘に寄生している」などと、松坂の夫に対して猛批判を続けていた。「松坂さんは何度も和解を試みたものの、断固として夫を認めない両親を許せなくなり、’92年にお互いが絶縁を宣言したのです」(前出・夫妻の知人)松坂は夫とともにNYへ渡り、長女と次女を出産。7年間、NY生活を続けたのだ。「異国で2人の娘たちを育てるのは想像以上に大変だったようです。それでも『絶対に私、両親には頼らない』と頑なでした。親子の確執に大きな変化が起きたのは帰国後の’06年のこと。英明さんが病いで倒れ、寝たきりになったのです。つね子さんが高齢だったこともあり、松坂さん自ら、介護するようになったそうです。連日、間近で接することで、両親との溝が少しずつ埋まっていったようです」(前出・夫妻の知人)■夫・高内さんが本誌に語った、母の「自宅介護」生活翌年、英明さんが亡くなった後も、松坂は独居のつね子さんの体調を気遣っていたという。「松坂さんが還暦を迎えた’12年、意を決して夫婦で実家に引っ越して同居を始めたのです。このころには、つね子さんには認知症の症状が見られ、着替えや食事も一人ではできず、車いすなしでは移動もできない状態でした。それでも施設に預けず、自ら介護することで“もう一度、母に向き合いたい”という思いがあったといいます」(前出・夫妻の知人)本誌は’18年2月、松坂が自宅介護で奮闘する現場を目撃していた。都内にある松坂の自宅に、浴槽が運び込まれていった。90代後半の実母が要介護3認定を受けたため、リフォーム作業を行っていたようだ。高内さんは本誌の取材にこう語っていた。「自宅介護ということになるでしょうか。家族でローテーションを組みながら続けています。ヘルパーさんたちに助けていただきながら夫婦で一緒にやっています」母娘関係改善カウンセラーの横山真香さんは言う。「結婚当時、あれだけ反対されたのに、夫婦で母親の介護に取り組んだのは、家族の“空白の時間”を埋めたかったからでしょう。孫の顔を見せられず、崩壊した家族のままで両親が亡くなるケースは少なくありません。母親と孫が触れ合う機会を作り、それを“最後の親孝行”にという思いが強かったのでしょう」壮絶な介護の末、母は’21年の春に亡くなっていた。松坂は’22年のインタビューでこう語っている。《60歳からは母と同居していましたので、仕事をセーブした時期もあります。昨年、母を見送って——娘たちも成長して立派な大人になり、最近は逆に私を助けてくれるので、安心して仕事に取り組めています》(『婦人公論』’22年3月号)スポーツ紙記者は言う。「つね子さんの最期は自宅で看取ったそうです。松坂さんは親しい人に『母は100歳目前まで生きることができ、大往生でした』と気丈に話していたと聞いています」前出の制作関係者によれば、松坂は『らんまん』の撮影中、母を思い出すことが多かったそうだ。「松坂さんがタキのモデルとしたのは、亡き母親だったようですね。『母は私の結婚に反対したり、とにかく心配性でしたけど、笑うと憎めない人でした。それでいて生命力にあふれていて、揺るぎのない強さがあったから、タキとけっこう似ているかも……などと話していたそうです。タキが亡くなる場面は、自然とつね子さんの最期を思い出して、涙があふれたといいます」前出の総本山善通寺を訪れたのにも、理由があったようだ。「つね子さんの旅立ちを報告しに訪れたようです。晴れ晴れとした表情だったそうです」(前出・制作関係者)前出の横山さんも言う。「松坂さんは結婚するとき、『夫か親か』難しい選択を迫られ、相当悩んだと思います。母親の晩年、夫が献身的に介護をしてくれたことで、『私の決断は間違いではなかった』と最後に母親にも証明できたという幸福な達成感もあったのではないでしょうか」両親との恩讐を超えて、松坂の『らんまん』とした70代が始まっていた——。
2023年06月30日俳優の松坂桃李が26日、都内で行われたNetflixシリーズ『離婚しようよ』配信記念イベントに出席した。宮藤官九郎氏と大石静氏が初のNetflixシリーズで異例のタッグを組んだ本作は、交換日記のように交互に脚本を書き継いでいくスタイルによるオリジナルストーリーで、気持ちはすでに冷めきったものの、それぞれの事情ですぐには離婚できない夫婦のすれ違いを描いたコメディ作品。女性にだらしなく能天気で、世間知らずのまま育った愛媛の三世議員・東海林大志を松坂、大志の妻で国民的女優・黒澤ゆいを仲里依紗が演じた。松坂は「こんなに面白い作品を世界の方々、日本の方々も含めて、お届けできることを本当にうれしく思っています」と笑顔で挨拶。演じた大志役については「最初は怒られないかなってすごい不安でした。女性にだらしなく能天気な議員の役を世界配信で演じていいのかなと。なかなかのポンコツっぷりだったので。でも思い切って楽しく演じさせていただきました」と話し、「愛されるキャラになればいいなと思っています」と願った。作品にまつわる質問にYESかNOのパネルで回答する“公開討論”も実施。大志の愛媛愛に負けないぐらいこよなく愛するものがあるかという問いに、松坂は「YES」と答え、「これはもう、恥ずかしいんですけど、家族になっちゃいますね。最近子供が生まれて」と話すと会場から温かい拍手が起こった。松坂は2020年12月に女優の戸田恵梨香と結婚。今年5月4日に自身のツイッターで第1子が誕生したことを報告し、「この上ない喜びです。この子がくれる沢山の初めてを、夫婦で共有し、支え合っていければと思っております」などとつづっていた。イベントには、仲里依紗、錦戸亮、板谷由夏、山本耕史、古田新太、宮藤氏、大石氏も出席した。
2023年06月26日俳優の松坂桃李が出演する、イーデザイン損害保険・&eの新CM「自動車保険、どれも同じ?」編、「自動車保険にセンサーってどうなの?」編が、17日から放送される。新CMでは、松坂が同CMキャラクターのセンサーくんとともに登場。松坂が書斎で自動車保険の情報を見比べて悩んでいると、センサーくんが現れ、同保険の魅力を語り掛ける。その魅力に射止められた松坂とセンサーくんの距離はいつの間にか縮まっていき、最後には仲の良い掛け合いを披露する。■松坂桃李インタビュー――CM撮影の感想を教えて下さい。CGを使ったキャラクターと一緒にCMを撮影するのが僕として初めてで、すごく楽しくやらせていただきました。「センサーくん」の声を入れてくださる方がそばにいて、最初に動きや段取りを確認して撮影する流れだったのですが、「こういう風に撮影していくんだな」と新鮮でした。この経験が役に立ちそうです。――CMの見どころは?&eの安心センサーが本当にすごいんです。最新のテクノロジーを駆使して、事故の記録などのデータが残るようになっているんです。それが今回のCMに全部詰まっているので、ぜひご覧になっていただければなと思います。――「これがあったら、あの人がいたから、あの時ピンチを乗り切れた」というエピソードがあれば教えて下さい。俳優デビューは戦隊ヒーローだったのですが、爆破で吹っ飛ばされた体で転がるとか、敵に攻撃されて吹っ飛んで転がるなどのアクション練習がありました。その時にすごく役に立ったのが学生の時に習っていた「合気道」です。投げられた時の受け身が活かされて。スーツアクターの方が教えてくださった転がり方が合気道の受け身と同じだったんです。元から体の中に染みついていた動きだったので「ここで役に立ったか……!」と思いました。――「&e」は事故のない世界を目指す自動車保険ですが、松坂さんが安全に運転するために心がけていることなどはありますか?「かもしれない運転」はマストかなと思っています。あとは、疲れているときなどはなるべく運転をしない、というルールも決めています。自分は大丈夫、という心持ちでいると隙が出来て事故につながってしまう瞬間もあると思うので、そういったことは避けたいと思います。――「&e」はドライブする上で欠かせないアイテムだと思いますが、松坂さんは普段の生活で「これだけは欠かせない」というアイテムやルーティンワークがあれば教えて下さい。最近は朝起きてから白湯を飲む、というのをやってます。どうやら体にいいみたいです(笑)。血液の流れが良くなってきて、目覚めが良くなります。もちろん夏とかは、冷たいお水もおいしいのですが、体を冷やさないというのが大切です。――今、松坂さんが、車で一番行きたいところはどこですか?海です。地元が神奈川県の茅ヶ崎の方なのですが、海が近かったんです。東京で仕事をするようになってからは、中々海に行くにも休みをしっかりとらないといけなくなってしまったので、タイミングがあったら海に行きたいです。風とか気持ちいいんですよね。海の近くで育ったので、海に行くと地元に帰ってきたような懐かしさを感じます。――CM内でセンサーくんに、ぐさっと心を射止められるシーンがありますが、最近「ぐさっ」ときた出来事はありますか?WBCです。ぐさっときたなあ。侍ジャパンの試合は全試合見ました。毎試合ぐさっときました。侍ジャパンが円陣を組む時が好きでした。アメリカ戦の時の円陣の掛け声も胸に刺さるようなぐさっとくるような言葉がありました。最近スポーツが熱いなと思っています。
2023年05月17日明日10月14日(金)より公開スタートとなる実写映画『耳をすませば』より、イタリアの街と松坂桃李が仲間とセッションする様子を映し出した特別映像が到着した。大人になった雫(清野菜名)は、聖司(松坂さん)に会うためにイタリアの街を訪れる。今回公開された映像では、そんな美しい街を360度で満喫することができる。聖司の家の前から、2人が待ち合わせをしたポストの前を通り、石畳の道を歩きながらオシャレなカフェを横目に道を抜けると、噴水のある小さな広場に到着。そこでは、聖司が街の人々と「翼をください」のセッションを始めている。ロケ地となったポルトヨーロッパは、和歌山県にあるテーマパーク内にあり、イタリアの街並みを本格的に再現した施設。映像では聖司や雫が実際に歩いた道を360度カメラで辿りながら、映画の世界に浸ることができ、後半のセッションシーンのメイキングでは、撮影現場に実際に足を踏み入れたような臨場感を感じられる。『耳をすませば』は10月14日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:耳をすませば(2020) 2022年10月14日より全国にて公開©︎柊あおい/集英社©︎2022『耳をすませば』製作委員会
2022年10月13日俳優の松坂桃李が主演を務める映画『あの頃。』(21)が、映像配信サービス・dTVで配信スタートした。バンド「あらかじめ決められた恋人たちへ」のベーシストとしても知られる漫画家・劔樹人氏の自伝的コミックエッセイ『あの頃。男子かしまし物語』を、『愛がなんだ』(19)や『アイネクライネナハトムジーク』(19)などで知られる今泉力哉監督が映画化。物語が始まるのは、モーニング娘。を筆頭とした「ハロー!プロジェクト」のアイドルたちがJ-POP界を席巻していた2000年代初頭。好きで始めたバンド活動も上手くいかず、バイトばかりの鬱屈した日々を送っていた劔(松坂桃李)は、ある時、友人が貸してくれた松浦亜弥のDVDを観て衝撃を受ける。彼女の明るい笑顔や歌声に魅了され、CDショップに走る劔。そこで出会ったのが、「ハロプロあべの支部」というファンコミュニティに所属するナカウチ(芹澤興人)だった。「ハロプロあべの支部」のメンバーは、それぞれ自分の「推し」を持ち、生活のすべてを捧げるほどハロプロアイドルを愛する男たち。彼らとの交流を通して青春と呼べる日々を過ごしていく劔だったが、時の流れとともにメンバーは別々の道へと進み、次第に離れ離れになっていく。
2022年09月25日株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2022 年8月15日に『おっさん社会が生きづらい』(小島慶子 著/税込 1,188 円)を発売しました。小島慶子氏は、アナウンサーをしていた頃から“若くて可愛い女性に価値がある”といった「おっさん的感性」に疑問を感じていました。本書は、独善的で想像力に欠けコミュニケーションが一方的で、ハラスメントに無自覚な“おっさん性”が染みついた日本社会についての考察です。「おっさんは、私だった」と自覚した著者が、さまざまな立場から日本のジェンダーギャップ問題に警鐘を鳴らしている識者5人との対談を通して、脱おっさん社会のヒントを探ります。著者近影写真:鈴木愛子自分の内なる“おっさん性”に気づいた衝撃著者はもともと、年長の男性に権限や権力が集中する、構造的な問題を指摘したいと考えていました。その思いは、前出の超辛口な“おっさん性”の定義にもあらわれています。しかし皮肉なことに、おっさん社会の問題点と向き合う中で、「稼いでいる者が偉い」という意識を持ち、仕事をもたない夫を見下している自分に気づいてしまったのです。忌み嫌ってきたはずの“おっさん性”を自覚して衝撃を受け、危機感を覚えたことが、本書執筆の強い動機となりました。上野千鶴子、平野啓一郎氏らと対談性別や年齢を問わず、権力を振りかざす者が陥るのが“おっさん社会”です。5人の識者との対談には、おっさん社会に染まらないヒントが満載。ある時はそれぞれの専門分野から新たな視点を得ながら、またある時は自身の夫との関係を赤裸々に告白しながら、気炎を上げています。清田隆之さん(恋バナ収集ユニット「桃山商事」代表)多賀太さん(男性学を研究する関西大学教授)熊谷普一郎さん(小児科医)平野啓一郎さん(小説家)上野千鶴子さん(東京大学名誉教授)独善的で想像力に欠けた一部の人間がハラスメントや差別を繰り返す“おっさん社会”をやり続けるのか、人々が皆、無理に強がることなく多様な弱さを認め合い、支え合うことで繫栄する社会に変わるのか、日本は今まさにその岐路を迎えているのだ。(本文より)『おっさん社会が生きづらい』について【著者】小島慶子(コジマケイコ]1972年、オーストラリア生まれ。エッセイスト、タレント。東京大学大学院情報学環客員研究員、昭和女子大学現代ビジネス研究所特別研究員。学習院大学卒業後、TBSに入社。アナウンサーとしてテレビ、ラジオに出演。2010年に独立後は、各メディア出演、講演、執筆など幅広く活動。2014年、オーストラリアに移住。自身は日本で働きながら、夫と二人の息子が暮らすオーストラリアとを行き来する生活を送る。著書に『解縛』(新潮文庫)、『不自由な男たち』(田中俊之氏との共著、祥伝社新書)など。『おっさん社会が生きづらい』書影【書誌情報】タイトル:おっさん社会が生きづらい著:小島慶子判型:新書判並製レーベル:PHP新書定価:1,188円(税込)発売日:2022年8月15日ISBN:978-4-569-84856-3発売元:株式会社PHP研究所 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年08月26日最新作『流浪の月』で広瀬すずと共にW主演を務め、“元誘拐犯”という烙印を抱えながらひっそりと生きる青年・文(ふみ)を演じる松坂桃李。本作監督の李相日も松坂さんをキャスティングした理由について「文の透明感を考えると松坂桃李しか浮かばなかった」と語るほど、唯一無二の存在感で錚々たるクリエイターたちとタッグを組み俳優としての独自の立ち位置を築いている。そんな松坂さんの出演作から、最新作『流浪の月』に繋がる、誰もが感じているが言葉にできないような共感性を持った個性的な作品を紹介する。▼『空白』(21)とあるスーパーで起こった万引き未遂事件が問いかける“正義”の在り方万引き未遂の現場を店主に目撃され、逃走した女子中学生が道路に飛び出した瞬間、車に轢かれ死亡してしまった…。人間の持つ光と闇を真っ向から描く吉田恵輔監督が手掛けた本作で、松坂さんは万引き事件の被害者であるが、少女の父親にとっては事故の加害者となってしまうスーパーの店主・青柳を演じている。青柳を猛烈に追い詰める少女の父親・添田(古田新太)と正義感の強いスーパーの従業員・草加部(寺島しのぶ)という強烈なキャラクターの間で“受け”の演技に徹する松坂さんだが、100%善人とも悪人ともいえない青柳の絶妙なバランス感を体現。見る者にどこか身に覚えがあるような、共感性を持った松坂さんの俳優としての魅力が味わえる1作。▼『あの頃。』(21)モデル本人が自分かと見間違うほどのなりきりぶり口コミで大ヒットした『愛がなんだ』を始め、丁寧な人物描写で若者から大人まで幅広い世代の共感を呼ぶ作品群が大人気の今泉力哉監督と松坂さんがタッグを組んだのは、ハロー!プロジェクトへの熱い愛と仲間たちと過ごした青春を描いた劔樹人の自伝エッセイマンガを映像化した本作。松坂さんは松浦亜弥のオタ活にのめり込んだ劔の青春時代を演じている。本作で松坂さんは特別外見を作りこんでいるわけではないが、劔さんとの交流から話し方や歩き方といった細かい動作を吸収し、ハロプロオタクを熱演。舞台挨拶で劔さん本人からも「昔の僕こんなだった!と思った瞬間があった」と太鼓判を押されるほどのなりきりぶり、松坂さんの演じる役柄の幅の広さを感じることができる。▼『孤狼の血』シリーズ(19、21)日本アカデミー賞受賞の大ヒット映画松坂さんにとって、不誠実な役どころを演じた『彼女がその名を知らない鳥たち』(17)での白石和彌監督との出会いは、それまでどちらかといえば爽やかな役柄が多かった松坂さんが役の幅を広げるきっかけになったと言える。『孤狼の血』は二度目の白石監督とのタッグとなり、役所広司演じるアウトローな刑事・大上とコンビを組む新人刑事・日岡を熱演した。暴力団対策法成立直前のヤクザの世界を描いたR15指定の本作で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞も受賞。自らの正義とは何かと葛藤しながらも成長していく日岡からは大上にも負けず劣らずの殺気を帯びた気迫を感じさせ、俳優・松坂桃李の天井知らずの多彩な魅力が存分に楽しめる1作。特に『孤狼の血 LEVEL2』では大上の意思を継いだ日岡が物語の中心となっている。▼『流浪の月』誘拐事件の犯人という消えない“レッテル”を抱えて生きる苦悩…2020年の本屋大賞を受賞した大人気の原作を李監督が映画化し、松坂さんは15年前のある女児誘拐事件の“加害者”とされた青年・文を演じる。本作で松坂さんは線の細い設定の文を演じるため大幅に体重も落としたが、自身は身体的に痩せることよりも誰にも打ち明けられない秘密を抱える文の“内面”の役作りのほうが苦労したとふり返っている。その1つとして、実際に幼少期の更紗(白鳥玉季)と文が一緒に過ごした撮影用のアパートに寝泊まりしたり、更紗と離れていた15年間を思って日記をつけたりと、具体的な“実感”を得ながら演じたという文の内面がスクリーンでどう表現されているのか、期待が高まる。ハロプロオタクから、ヤクザと渡り合うアウトローな刑事まで…松坂さんの役の振り幅は日本映画界でも屈指のもの。私生活でも30代に突入し、さらに演じることのできる役の幅が広がるだけでなく、実力のあるクリエイターを満足させる役への没入ぶりでますます勢いを増す松坂さん。『流浪の月』でもひと足早く試写会で鑑賞した方からは絶賛の声が上がっており、松坂さんの俳優としての新章が幕を開けたようだ。『流浪の月』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:孤狼の血 2018年5月12日より全国にて公開ⓒ 2018「孤狼の血」製作委員会あの頃。 2021年2月19日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2020『あの頃。』製作委員会空白 2021年9月23日より全国にて公開(C)2021『空白』製作委員会孤狼の血 LEVEL2 2021年8月20日より全国にて公開©2021「孤狼の血 LEVEL2」製作委員会流浪の月 2022年5月13日より全国にて公開(c)2022「流浪の月」製作委員会
2022年05月14日広瀬すずと松坂桃李がW主演を務める映画『流浪の月』(5月13日公開)のメイキング写真が10日、公開された。同作は凪良ゆうによる、本屋大賞受賞のベストセラー小説の映画化作。雨の夕方の公園で、びしょ濡れの9歳の家内更紗(広瀬)に傘をさしかけてくれたのは19歳の大学生・佐伯文(松坂)。引き取られている伯母の家に帰りたがらない更紗の意を汲み、部屋に入れてくれた文のもとで、更紗はそのまま2カ月を過ごすことになるが、やがて文が更紗の誘拐罪で逮捕されてしまう。それから15年後、「傷物にされた被害女児」とその「加害者」という烙印を背負ったまま、更紗と文は再会する。公開されたメイキング写真では、広瀬がイベントで「お互いのお腹の中にあるマグマを出しながら作った」と話したように、キャストと李相日監督との間の徹底的な話し合いの様子が写し出されている。W主演を務めた広瀬と松坂が「(李監督は)準備のための環境や時間を用意してくれ待ってくれる」と揃って語る通り、広瀬は、映画では描かれない文と再会するまでの15年をつかむため、文と出会った公園や文のアパート、さらには事件後に預けられた児童養護施設などを見学。現在の恋人・亮を演じる横浜と恋人同士の関係性を築き上げるためにも非常に多くの時間とアイデアを与えられ、「役者同士の関係性が、本当に人として情を持ち合える関係性に近づくまでに必要な時間を設けてくれた」と振り返る。松坂も「カフェを営む文を思いながらひたすらコーヒーを淹れる練習をしたり、幼い更紗と過ごした撮影用のアパートの部屋で寝泊まりしたり、離れ離れの15年を想像して日記を書いてみたりした。俳優が役作りのためにこうやりたい、考えたいと言えば、すべて実践させてくれた」と明かし、「俳優を信じて、答えが見つかるまで待っていてくれる。だから安心して手探りで歩いていけた」と話している。また本作は、長野県を中心とした撮影が行われ、大町市にある青木湖で撮影したシーンは、俳優・スタッフが一丸となって天気・気温・時間と闘いながら3日間で撮り切った。(C)2022「流浪の月」製作委員会
2022年05月10日広瀬すずと松坂桃李をW主演に迎えた李相日監督最新映画『流浪の月』のメイキング写真が到着した。実力と人気を兼ね備えた広瀬すずと松坂桃李が紡ぐ物語の原作は、2020年本屋大賞を受賞し、同年の年間ベストセラー1位(日販単行本フィクション部門、トーハン単行本文芸書部門)に輝いた、凪良ゆうによる傑作小説。10歳の時に、誘拐事件の“被害女児”となり、広く世間に名前を知られることになった女性・家内更紗(かないさらさ)を広瀬が、その事件の“加害者”とされた当時19歳の青年・佐伯文(さえきふみ)を松坂が演じる。また、事件から15年経った現在の更紗の恋人・亮を横浜流星が、癒えない心の傷を抱える文に寄り添う看護師・谷あゆみを多部未華子が演じ、加えて、趣里、三浦貴大、白鳥玉季、増田光桜、内田也哉子、柄本明らが共演に名を連ねている。ふたりの限りなく稀有な関係性をスクリーンに描き出すのは、デビュー以来『フラガール』『悪人』『怒り』など、そのエモーショナルで骨太な作風で観客の心を鷲掴みにしてきた李相日(リ・サンイル)監督。また、『パラサイト 半地下の家族』『バーニング 劇場版』『哭声/コクソン』『母なる証明』など、韓国映画史に残る作品を次々手がけてきた撮影監督・ホン・ギョンピョ、『キル・ビル Vol.1』『ヘイトフル・エイト』『フラガール』『悪人』『三度目の殺人』など、世界を股にかけて活躍する美術・種田陽平ら、国境を越えた才能が集結した。このたび、本作のメイキング写真が一挙到着。広瀬がイベントで「お互いのお腹の中にあるマグマを出しながら作った」と話したように、観る者の心を圧倒的なエネルギーで揺さぶる本作。その力強さのヒントは、キャストと李との間の粘り強く徹底的な話し合いにあったのかもしれない。W主演を務めた広瀬と松坂が「(李監督は)準備のための環境や時間を用意してくれ待ってくれる」と揃って語る通り、李組の”粘り”は俳優ファーストの証と言える。たとえば広瀬は、映画では描かれない文と再会するまでの15年をつかむため、文と出会った公園や文のアパート、さらには事件後に預けられた児童養護施設などを見学。現在の恋人・亮を演じる横浜と恋人どうしの関係性を築き上げるためにも非常に多くの時間とアイデアを与えられ、「役者どうしの関係性が、本当に人として情を持ち合える関係性に近づくまでに必要な時間を設けてくれた」と振り返る。そして松坂も、「カフェを営む文を思いながらひたすらコーヒーを淹れる練習をしたり、幼い更紗と過ごした撮影用のアパートの部屋で寝泊まりしたり、離れ離れの15年を想像して日記を書いてみたりした。俳優が役作りのためにこうやりたい、考えたいと言えば、すべて実践させてくれた」と振り返り、「俳優を信じて、答えが見つかるまで待っていてくれる。だから安心して手探りで歩いてゆけた」と話す。公開されたメイキング写真からは、役づくりのためにお互いに時間を惜しまない、二人三脚とも言える関係性が垣間見える。また本作は、長野県を中心としたロケーションの美しさにも大きな注目が集まっている。大町市にある青木湖で撮影したシーンは、俳優・スタッフが一丸となって天気・気温・時間と闘いながら3日間で撮り切った劇中有数の渾身の場面だが、メイキング写真からもその緊張と集中が伝わってくる。この湖で撮られた本作を代表する名シーンの数々を、ぜひ劇場で見届けてほしい。『流浪の月』5月13日(金)より公開
2022年05月10日映画『流浪の月』(5月13日公開)のフレッシャーズ試写会が8日に都内で行われ、広瀬すず、松坂桃李が登場した。同作は凪良ゆうによる、本屋大賞受賞のベストセラー小説の映画化作。雨の夕方の公園で、びしょ濡れの9歳の家内更紗(広瀬)に傘をさしかけてくれたのは19歳の大学生・佐伯文(松坂)。引き取られている伯母の家に帰りたがらない更紗の意を汲み、部屋に入れてくれた文のもとで、更紗はそのまま2カ月を過ごすことになるが、やがて文が更紗の誘拐罪で逮捕されてしまう。それから15年後、「傷物にされた被害女児」とその「加害者」という烙印を背負ったまま、更紗と文は再会する。会場には新社会人が集まり、「希望の部署に行けなかった時どう頑張ればいいか」という相談も飛び出す。松坂は「僕も『この作品やりたいな』という時に、全然違う作品があって、『なんでやれないんだろう』と思ったりするんですけど、今思うと『この作品をやったからこそ、ここの作品につながった』という部分があるので、振り返ると最善の最短ルートだったなと思うんです」と励ます。「自分の中での最短ルートがその歩み方だと思うと、違ったとしても、いい意味で割り切った仕事のマインドで挑めると思うので、そう思ってやった方が気が楽かと思います」とアドバイスした。広瀬も「その瞬間に答えは出ないと思うんですけど、後々自分の運命を感じたりすることもある」と頷く。「その瞬間は必死に目の前のことにしがみついてるんですけど、何年か経って『よかったな』と思う瞬間があったり、私にはこれしかなかったと実感したりする機会がすごく増えていて、きっと神様が『こっちの方が向いてるよ』と言ってくれてるんだなというのを、心のどこかで思いながらでもいいのかなと思います」と語る。「振り返った時に、道の幅が太くなると思うので」と新社会人に声を掛ける松坂は、他の質問にも真摯に答え、広瀬からは「先生」と呼ばれていた。
2022年05月08日広瀬すずと松坂桃李をW主演に迎えた、『悪人』『怒り』李相日監督の最新映画『流浪の月』に、横浜流星が出演することが分かった。広瀬さんと松坂さんの2人が紡ぐ物語は、2020年本屋大賞を受賞し、同年の年間ベストセラー1位(日販単行本フィクション部門、トーハン単行本文芸書部門)に輝いた凪良ゆうによる傑作小説が原作。9歳のときに誘拐事件の“被害女児”となり、広く世間に名前を知られることになった女性・家内更紗を広瀬さん、その事件の“加害者”とされた当時19歳の青年・佐伯文を松坂さんが演じ、誰にも打ち明けられない秘密をそれぞれに抱えたまま、15年後に再会した2人を描く。そして今回、追加キャストとして横浜さんが発表となった。映画『きみの瞳(め)が問いかけている』、連続ドラマ「着飾る恋には理由があって」ほか、待機作に主演映画『DIVOC-12「名もなき一篇 アンナ」』、映画『あなたの番です 劇場版』、主演映画『嘘喰い』が控えるなど目覚ましい活躍を見せる横浜さん。本作で演じるのは、家内更紗(広瀬すず)の婚約者・中瀬亮。更紗を愛しながらも、彼女の過去を受け止め切れず自分を見失ってしまう、生々しい“人間”を感じさせる役どころを演じる。原作ファンであることを公言している横浜さんは、「自粛中に原作に出会い、とても考えさせられた作品を李監督をはじめとした素敵な方々と共に創ることができ、この上ない幸せを感じています」と喜びのコメント。また、亮役については「亮にも過去がありそれ故に、愛に飢え、愛を求めている。脆く、人間らしい亮を僕が誰よりも愛し、全力で生きたいと思います」と意気込みを見せ、初参加となる李組の撮影については「とにかく李組に全力でぶつかって僕の中にまだある殻を破ることができたらなと思っています」と気合い十分。一方、李監督は横浜さんの抜擢の理由を「横浜君の持つ不器用な真っ直ぐさが、亮と重なりました」とし、「愛情に飢え泥臭く生きる姿を、クールなイメージの横浜君が全身で曝け出してくれるのを楽しみにしています。まだ誰も見ていない横浜流星を見つけられますよう」と期待を寄せている。なお、本作には、『パラサイト 半地下の家族』『バーニング』『哭声/コクソン』『母なる証明』など、韓国映画史に残る作品を次々手掛けてきた撮影監督ホン・ギョンピョ、『キル・ビルVol.1』『ヘイトフル・エイト』『フラガール』『悪人』『三度目の殺人』など、世界を股にかけて活躍する美術監督種田陽平ら、国境を越えた才能が集結している。『流浪の月』は2022年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:流浪の月 2022年全国にて公開予定(c)2022「流浪の月」製作委員会
2021年08月17日情報が頭の中で書き変わる、集中している対象以外の情報が脳に届かないUpload By 発達ナビ編集部牟田暁子LITALICO発達ナビ編集長(以下――)小島さんはご自身にADHDの特性があると公にされていますが、ご自身の特性を感じるエピソードについて教えていただけますか。小島慶子さん(以下、小島):今日も、リアルの取材だってわかっていたのに、家で原稿を書いているうちに、オンライン取材だと頭の中で予定が書き変わっていたんです。昼過ぎにマネージャーから「15時から中目黒での取材、頑張ってくださいね」と連絡が入って、「あ!リアル取材だった!」と思い出してあわてて支度するという。スケジュール管理が難しくて、何重にもリマインダーを用意しておかないと、こんな風に情報が書き変わったり、抜け落ちたりするんです。――それは子どものころからですか。小島:そうです。なんで間に合わないんだろう、どうして勘違いしたんだろう、これは魔法?と思うくらい。情報がすぐ書き変わってしまうのはもしかしたら、ワーキングメモリーが弱いからかもしれません。そして、過集中になっているときには、集中している対象以外のことについて横から何か言われても、脳に届かない状態なんです。ただ、過集中のときも、私はどうやらリアクションは普通らしくて、何か言われると「わかりましたー!」と返事をしている。それで相手はこれで伝わったと思っているけれど、私の頭には入っていないという具合です。見たもの聞いたものが目と耳で止まっていて、脳まで届いていない感覚です。――今はスマホなどでさまざまなリマインダーがありますが、子ども時代や学生時代はどうされていましたか。小島:大事なことは紙に書いて壁に貼ったり手に書いたりしていましたけど、それでもうまくいかないこともありました。私が子どもだった1970年代から80年代当時、まだ発達障害はほとんど知られていなかったので、とにかく困った子どもだと思われていました。面白そうなことを見つけると、後先考えずにそっちに行ってしまったり、不用意な発言で友達を傷つけたり、場がシーンとなっちゃったり。いわゆる空気が読めない子どもだったから、いじめのターゲットになったこともありました。もちろん、いじめは発達障害の特性があったからというだけでなく、転校生だったことや背が高いことなど、複合的な要因によるものだと思いますが。そうした経験があって、「どうやら、思いついたことをそのまま言ってはいけないらしい」などと、うまくやっていくための工夫を、傷だらけになりながら学習してきました。「助けて」と言えない環境だった子ども時代――そんな小島さんは、家庭の中でどんなふうに育てられたのでしょうか。小島:私の親は1930年代生まれで、子育てしていたのは1960~90年代。発達障害のことなんて知られていないし、私みたいな子どもを育てるのはほんとに大変だったろうと思います。だけど、あとから思うと、子どもが発達障害であろうとなかろうと、「なんで普通にできないの?」と聞かれるのはかなり重たいことでした。私は、“わがままでひねくれていて、すぐご機嫌ななめになってしまう子ども”。母は、「どうして慶子はこんなに育てにくいのかしら」と悩んだのでしょう。よく「なんで普通にできないの」と言っていました。母も苦しかったでしょうし、両親を責めることはできませんが、適切な言葉がけではなかったと思います。子どもの私にしてみたら話を聞いてほしいのに、「ひねくれている」といわれて話を聞いてすらもらえなくて、ますます機嫌が悪くなるという悪循環でした。――「普通」って重い言葉ですよね。小島:今考えると、両親が「普通」と呼んだものは青い鳥みたいなものでした。多分、みんながニコニコ笑っていつも仲良く、何のトラブルもない家庭を「普通」とイメージしていたんだと思います。両親は東京の貧しい家庭に育ち、家族との関係でも苦労していました。戦争で空襲や疎開を経験し、戦後は日本の経済成長とともに、一歩一歩豊かになってきた人たちです。あんなに貧しかった自分たちが、マイカーやマイホームを手に入れることができたという喜びがあったのだと思います。だからこそ、ホームドラマに出てくるような絵になる素敵な家庭への憧れが強くあって、あの時代の集団幻想みたいなものを「普通」と呼んだのかもしれません。暗黒の中学時代、生まれ変わろうとした高校時代Upload By 発達ナビ編集部――中学校、高校時代は、どのように過ごしてこられましたか。小島:人間関係がうまくいかなかった中学3年間は、暗黒時代でした。自分も世界も全部消えればいいのにと思っていました。私が通っていたのは私立の中高一貫校で、当時はいわゆるバブル全盛期。とにかく周りのみんなが眩しく見えたんです。お金持ちのうえに、可愛くておしゃれで成績もよくて、あげくに性格もいい、そんな子たちが羨ましくて。授業中に前に座る友人のセーラー服の四角い襟をジーっと見つめて、じっとり鬱々としていました。「妬ましい…」って。でも、中学3年生になるころには妬むのに疲れちゃって。一貫校だったんですが、高校になったら校舎も移るし、「よし、生まれ変わろう」と決意しました。で、人に好かれる友人の会話をじっくり観察したんです。ほほう、このタイミングで笑うんだ、ここでそういうリアクションするんだ…と学習しました。高等科になって、学習したことを実践。まずは挑戦しやすそうな、“無口な人”になる。生来のおしゃべりである私にとっては新鮮な体験でした。とにかく黙る。誰かに話を振られるまでは口を開かない、ニコニコしてただ「おもしろーい」と言うだけ。たった1ヶ月、無口チャレンジをやったところで、「慶子ちゃん、おとなしいよね」なんて言われるようになったんです。中等科3年間の私のトンガリぶりを見ていたはずの同級生たちが、たった1ヶ月で私を「おとなしい子」だと信じてしまう。人はこんなに簡単に、評価を変えるものなのかと思いました。そこで次に、笑い方や発声、リアクションも変えてみました。古典芸能と同じ。「型」から入って、次第に自分のものになっていくのですね。あとから思うと、これは衝動性をコントロールするためのひとつの効果的な方法だったんじゃないかと思います。無口な人とかふわふわした人とか、どの型もうまくいくようになって、そうか、相手や状況によって使い分ければいいんだ!と学びました。1年が終わるころには、いちいち考えずに今と同じように普段の自分を出しても、トラブルが起きなくなって、友人たちに受け入れてもらえるようになりました。自分の特性をコントロールするコツをつかんだということかもしれません。働き始めて、自分と向き合う――働くようになってからはどうでしたか。困っていたことだけでなく、認めてもらった経験についても聞きたいです。小島:私が選んだアナウンサーという仕事は毎日が変化に富んでいて、単調な仕事が苦手な性分に合っていました。油断すると喋りすぎるという特性については、アナウンサーの研修や現場での失敗を経験して、過剰な部分を刈り込んでととのえて調整することができるようになりました。テレビやラジオの仕事は、自分がしゃべる姿や声を後で客観的に観察できるので、特性を把握するのにとても役立ちました。当時はスマホなんかないですから、自分の姿を画面で見る機会があるのは、せいぜいホームビデオくらい。テレビ画面で客観視することで改善すべき点がわかり、だんだん人への伝え方が洗練されていきました。勤めていたTBSには、テレビだけでなくラジオがあります。声だけのメディアでは、台本ナシでもとめどなくおしゃべりができるという、いわば過剰な部分がかえってプラスになりました。ラジオで「この人おもしろい」と認められて自信をつけるという経験をもとに、映像がある場合のしゃべり方、つまりテレビでは何を言葉で伝え、何を仕草や表情で伝えるといいのかを研究しました。最初は荒削りだし、面白いけど弾け過ぎとも言われましたが、それを大目に見てくれたりアドバイスしてくれたりする人がいました。放送局には極端な人がたくさんいましたし、それを面白がるおおらかな空気もありました。アナウンサーという仕事は、自分の特性をプラスに転化しやすい環境だったのですね。とても幸運だったと思います。――アナウンサーになろうと思ったのはいつごろですか。小島:大学1年生まではいわゆる“玉の輿”に乗るつもりでいたんです。でも、当時付き合っていた年上の彼氏にふられて大失恋しました。銀行に内定していた人だったんですが、気づいたら「どうしよう、次は商社の人かな、広告代理店かな」と相手の肩書きばかりを気にしている自分がいて、浅ましさにうんざりして。じゃあ、年収と社会的信用は、男の人に頼らず自分で手にしよう!と思ったんです。それなら思い切り純粋に恋ができると(笑)そこで、当時はまだ少なかった女性が男性と対等に働けるマスコミ業界、その中でも学科試験より実技試験重視のアナウンサー、という選択になりました。テレビに出るのは楽しそうでしたしね。いちばんの理由は経済的自立でしたが、子どものころから国語の音読が好きで、学芸会のナレーターをやったら楽しかったという理由もあります。目立ちたいけど主役は恥ずかしいという、屈折した自己顕示欲ですね(笑)自己嫌悪感の強さから病気を経験し、それが発達障害の診断を受けるきっかけに――そんなふうに活躍されていた小島さんが、発達障害の診断を受けようと思うまでのことを教えてください。小島:私は長い間、摂食障害という病気でした。親の過干渉がしんどくて15歳ごろから始まり、18歳の失恋で悪化。もともと自己肯定感が低かったのが、さらに自己嫌悪が強くなってしまった。一人でいるときは、つい自分のことを考えてしまうでしょう?それは嫌いな人とずっといるのと同じこと。それで、自分を忘れるために食べてしまう。食べていると無心になれたんです。過食で太り、これではアナウンサーの試験も受けられないと思って、今度は吐くようになった。過食嘔吐を繰り返しながら、アナウンサー試験を受け、就職後も食べ吐きしながらテレビに出ていました。給料は食費に消え、そんな自分に嫌気がさしてますます悪化。今思うとあれは、自分と折り合いがつかない生きづらさをやり過ごすための自傷行為でした。アナウンサーの仕事を選んだのには、実はもうひとつ理由があります。アナウンサーになって有名になって、たくさんの人に褒められるようになったら、自分のことを好きになれるかもしれないと思ったんです。見た目も性格も、自分で自分を好きになることは無理だけど、他人が好きになってくれたら認めてやることができるんじゃないかと。でも、人前に出れば出るほど自分がすり減っていくのです。仕事では、メンタルの渇きを癒すことはできませんでした。30歳で出産してからは、過食嘔吐している暇がなくなって摂食障害はおさまりました。でも、育児の過労や仕事復帰の不安、実家との関係、夫婦関係などが積み重なり、33歳で不安障害という病気を発症しました。そのときからお世話になっている精神科の主治医からは、摂食障害も不安障害も根っこにあるものは同じだと言われました。平たく言えば、生まれ持ったさまざまな特性に加えて、安心できる居場所がない中で育ったことが影響しているということでしょうか。人間は複雑な生き物ですよね。不安障害の症状がほぼ寛解してからも、折に触れて主治医のカウンセリングを受けていました。主治医は発達障害が専門でもあったことから、生育歴などを話すううちに「もしかしたら」と気付いてくださったんです。それで、最終的に41歳のときに診断を受けました。――周りの人にもオープンにしようと思ったのはどうしてですか。小島:家族やマネージャーには、初めから話していました。自身の障害についてエッセイで書いたのは、発達障害という言葉がなんだか雑に使われているなと感じたからです。発達障害という言葉が世の中に広まるにつれ、「うちの子のクラスに発達障害の子がいるんだけどね」と眉をひそめる人や、「うちの子がそうだったらどうしよう」と不吉なことのように恐れる人に出会うことが多くなり、かと思うと自己診断で、発達障害は天才の証拠!みたいにアピールする人もいて……。なんだか“雑”だなあと思ったのがきっかけです。発達障害の一つであるADHDにもいろいろな人がいる。私の場合はこうだけど、みんながみんな私みたいではない。10人いたら10人違う発達障害を、不吉なものとか天才とか極端な話で括らないでほしい、と。そうしたら、思いのほか反響が大きかったです。Upload By 発達ナビ編集部大人になって上手になった、助けを求めること――小島さんが、今のように強く生きられるようになったのは、どうしてでしょうか。小島:けっして強くはなっていないですよ。私は大嫌いな自分が許せなかったけれど、もうしょうがないと思うようになって、それで折り合いをつけたのです。嫌いな自分、すぐ死にたがる自分と友達になったというか……、ずっと二人三脚です。今も、ずいぶんいろんな人に頼って、話を聞いてもらっています。いちばん話を聞いてくれるのは夫。カウンセラーや友人、子どもたちもよく話を聞いてくれます。「今日さあ、どんよりしちゃって、元気ないんだ」とか「また時間を間違えちゃったんだよ」なんてこぼすと、励ましてくれます。大人になって、助けを求めることが上手になりました。不安障害になったときに、臨床心理士さんや精神科医の先生に恵まれて、たくさん助けてもらった経験から、つらいときには「頼れば誰かが助けてくれる」と学習したのです。頼っていいんだな、って。子どものころの方がつらかったですね。家族の中では、相談して弱みをさらして受け入れてもらうという関係は難しくて、根っこのところでは誰にも頼れなかったから。ネガティブ思考の沼に落ちたときときは、「こんな状況で思いっきり不幸な未来ばかりを思い描いているんですけど」と誰かに言ってみる、すると「それは認知がゆがんでいますよ」と返してくれる。そうかなあ、この人がそう思うだけかもしれないぞと思って、違う人にも相談してみると、「ちょっと妄想に振り回されてない?」と言われる。何人かから同じようなことを言われるうちに自分を俯瞰する視点を得て、沼から這い上がれる。こういうことの繰り返しです。――SOSを出せるのは大事なことですよね。小島:本当にそうですね、助けてと言えばちゃんと助けてくれる人っているんだ、という経験から学んだことです。もし今つながっている人が助けてくれなくても、ほかの人は信用できるかもしれない。一つずつは何気ない言葉でも、いろいろな人の言葉がだんだん集まって、自分を支えてくれることもある。一人のスーパー救世主に頼るのはその人に完全に依存することになってしまうので共倒れのリスクがあるけれど、気軽にちょっとずつ頼れる人をたくさんつくると、生きやすくなるのだそうです。「自立とは依存先を増やすこと」という言葉を、今悩んでいる人には伝えたいです。頼っていいんです。生身の人間でなくても、本や映画や音楽の中にも、ちょっとずつ自分を支えてくれる言葉は見つかるはずです。――子どもも「助けて」のサインを出せるようになることが大事かなと思います。小島:そうですね。息子たちには、「助けて」と言える技術を伝えてきました。親はいつも全力で子どもたちの力になりたいけれども、思春期の子どもなどは、親には言いたくないこともあるでしょう。だから、「つらいときはつらいと言っていいんだよ。私たちはいつでも力になるけど、もし親以外の人がいいときは、学校の先生でも友達の親でもいい、スクールカウンセラーや、この人だったらと思える信頼できる大人に、相談していいんだよ。お医者さんもいる。必要ならいつでもつなぐよ」と伝えてきました。――うちの息子はすぐに私を頼ってくるんですが、それは息子のいいところだったのかもしれないですね(笑)。私は恥ずかしくて親に頼ることはできなかったから、余計にそう思います。小島:素晴らしい!信頼されているんですね。安心して弱みを見せられる場所って、子どもにも大人にも必要ですよね。読者には、日本ではまだ発達障害に偏見があって心ないことを言う人もいるけれども、助けてくれる人もたくさんいるし、必ず助けてくれる人につながる方法がある、と伝えたいです。お子さんに「困っていることはない?助けてほしいときはいつでも言ってね。一緒に考えて、頼れる仲間を探してあげるからね」と常日頃から声をかけるだけでもいいと思います。もし、今タイムマシンがあったら、子どものころの自分のそばに行って「私でよければ話を聞くよ」って言ってあげたいですね。Upload By 発達ナビ編集部取材・文/関川香織撮影/鈴木江実子(注釈)摂食障害や不安障害は、発達障害のある人は併存のリスクは高いですが、発達障害がすべての原因ではありません。(監修:井上雅彦先生鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授)
2021年07月30日俳優の松坂桃李が主演を務める映画『孤狼の血 LEVEL2』(8月20日公開)のキャラクターポスターが28日、公開された。同作は第69回日本推理作家協会賞受賞、『このミステリーがすごい! 2016年版』国内編3位に輝いたベストセラー小説の実写映画化作。数々の映画賞を総なめにした、白石和彌監督の映画『孤狼の血』の続編となる。今回解禁となったキャラクターポスターは、松坂桃李演じる一匹狼の刑事・日岡、鈴木亮平演じる上林組の組長・上林、村上虹郎演じる日岡のスパイ・チンタ、西野七瀬演じるスタンド華のママ・真緒、早乙女太一演じる尾谷組の構成員・花田、斎藤 工演じる尾谷組の若頭・橘、中村獅童演じる新聞記者・高坂、吉田鋼太郎演じる広島仁正会の会長・綿船の全8種。それぞれのキャラクターが自らの大切なものを守るため闘い続ける中で背負う宿命や、その覚悟をキャッチコピーとした、キャラクターの魅力と色気が全開のビジュアルとなった。
2021年07月28日松坂桃李主演「あのときキスしておけば」が6月18日の放送で完結。松坂さん演じる桃地と井浦新演じる“マサオ”の結婚式に“切ない”の声が続出。ロスを嘆く視聴者の反応とともに「続編あったら狂喜する」など続編希望の声も多数SNSに投稿されている。主人公の桃地のぞむを松坂さんが演じ「SEIKAの空」を描く漫画家の蟹釜ジョーこと唯月巴に麻生久美子。巴の魂が乗り移った田中マサオに井浦さん。巴の元担当編集者で元夫でもある高見沢春斗に三浦翔平。巴の母・唯月妙に岸本加世子。マサオの妻・田中帆奈美にMEGUMI。マサオの友人で桃地のバイト先「スーパーゆめはな」の社員、反町真二に六角慎司。「スーパーゆめはな」店員の郷田ひと子に猫背椿。水出清美に阿南敦子。マサオのことが好きな李善善にうらじぬのといったキャストが出演した本作。とにかくポンコツで何かと不運な32歳、独身男性の桃地のぞむが、バイト先のスーパーで大好きな漫画「SEIKAの空」の作者、蟹釜ジョーこと唯月巴と出会い、次第に親密な関係になっていくが、沖縄旅行に行くため搭乗した飛行機が事故を起こし巴は死亡。しかし巴の魂は隣の座席に座っていた冴えない清掃員、田中マサオに乗り移り“復活”。桃地は“オジ巴”を受け入れ、巴も再び「SEIKAの空」を描き始めるのだが、マサオの魂が戻ってくるようになり、次第に“オジ巴”としての時間が減って…というストーリーが展開してきた。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。巴にプロポーズ、ついにキスも交わした桃地だが、それからオジ巴は現れずずっとマサオのままだった。一方、巴に戻った時間で「SEIKAの空」を最終回まで描き上げ、妙や高見沢たちに最後の別れをするオジ巴。そんなオジ巴のあとを追う桃地だが、ついに見つけたオジ巴はマサオに戻っていた。また巴が戻ってきたら結婚式を挙げようと考えていた桃地だったが、周囲に迷惑をかけまいと結婚式を中止する…というのが最終回のストーリー。桃地から巴に送信されたメッセージを見たマサオは帆奈美に相談、高見沢らと協力してオジ巴のフリをして、桃地と結婚式を挙げる。桃地はマサオの嘘に気づくが、式の後「マサオさんの顔が、どうにも巴さんで…」とマサオにキスを求める。2人がキスするとその瞬間、巴の魂が帰ってきて、2人は改めてキスを交わす…というラストだった。「例え嘘だとしても美しい結婚式だな…」「最初からマサオさんと思って見ていたから切なくて切なくて。優しさに溢れたドラマ」「マサオさんが巴さん演じて結婚式って優しすぎるし切なくて泣きそうだった」など、桃地と“マサオ”の結婚式に感動の声が続出。放送後も「泣いて笑ってほんわかしてこのさじ加減がお上手」「面白くて泣けるところもある素敵なドラマでした!」「別れは悲しいけどいい終わり方だったな」などの声とともに「あのキスロス過ぎてテレビ消えた無音のリビングでずっと1人で座ってる」「毎週ももちの幸せを願っていたので既にももちロス」など“ロス”に陥る視聴者も。また「今期一番面白いドラマだった。続編やってくれないかな」「これ続編あったら狂喜する」「ただただ続編スペシャルやってほしい」と続編を希望する声までたくさんの反応がSNSに投稿されている。(笠緒)
2021年06月19日俳優の松坂桃李が、花キューピット「母の日特別お届けキャンペーン」企画の一環で、当選者とのオンラインミーティングに参加した。松坂が選んだ花を花キューピット加盟店から届け、当選者親子と松坂がオンラインで会話する今回の企画。松坂は「もうすぐ夏なので」と大きなひまわりの花束を選び、花束には直筆サイン入りのポスターも。長年親子でファンだという松坂からのサプライズに、当選者の母親は「ひまわりは大好きなお花です。こんなに大きくて豪華な花束をもらったのは初めて。しかも松坂さんが選んでくださったなんて感激です」と大喜び。オンラインミーティングでは、当選者から松坂に質問したほか、それぞれの母の日の思い出や、家族への思いをトークで繰り広げた。「今後やってみたい役はありますか」という質問に松坂は「特殊メイクを施して演じる役をやったことがないのでやってみたいです。たとえばゾンビとか。動物の着ぐるみとか木の役でも」と回答。また「今はコロナ禍で難しいですが、海外旅行で行きたい場所は」と聞かれると「スペインに行ってみたいです。建築家のガウディが好きなので、ガウディが建築した建物や街並みを見てみたいと思っています。仕事では海外に行ったこともありますが、プライベートで海外旅行に行ったことがないので、行ってみたいです」と明かす。「最近ラッキーだなと思ったこと」については「春が旬の野菜でウルイってご存じですか。なかなかどこのスーパーでも売っていないのですが、 先日都内のスーパーで売っているのをたまたま見かけて、すごいラッキーだなと思って買いました。タマネギみたいな食感で、臭みもなくお浸しにするとおいしいので是非見かけたら食べてみてください」と、松坂からウルイを勧める場面も。最後に松坂は「『母の日』は、家族の絆を確認できる日だと感じました。 当選者とお母さまを見て気持ちが温かくなりました。自分も家族を大切にしたいと改めて思いました」と感想を述べた。
2021年06月14日俳優の松坂桃李が主演を務める、映画『孤狼の血 LEVEL2』(8月20日公開)のキャラクター動画が12日に公開された。同作は第69回日本推理作家協会賞受賞、『このミステリーがすごい! 2016年版』国内編3位に輝いたベストセラー小説の実写映画化作。数々の映画賞を総なめにした、白石和彌監督の映画『孤狼の血』の続編となる。解禁となったのは、前作『孤狼の血』の相棒であった伝説の刑事・大上(役所広司)に振り回されながらもがく優等生刑事・日岡(松坂)が、次第に広島・呉原の街の治安を背負う一匹狼の刑事へと覚醒していく様を描いた動画。風貌も、凶暴さもすべてがレベルアップし、己の信じる道の為には「戦争しよう思うちょるんじゃ」と言うほど振り切れた日岡の暴れっぷりに注目となっている。(C)2021「孤狼の血 LEVEL2」製作委員会
2021年06月12日柚月裕子の小説を原作とした松坂桃李主演映画『孤狼の血 LEVEL2』のポスタービジュアル2種が到着した。まず1枚目は、松坂さん演じる一匹狼の刑事・日岡や、鈴木亮平演じる最凶の悪、上林をはじめ、チンタ(村上虹郎)、真緒(西野七瀬)たちが、闘いに向かう覚悟を決めたような表情を浮かべたビジュアル。雨の中、こちらに迫りくるような、強烈な印象の1枚が完成。そして2枚目は、主要キャストの躍動感溢れる場面写真が散りばめられた、大暴れビジュアルだ。「このビジュアルにLEVEL2のすべてが凝縮されていると感じました」と絶賛した松坂さんは、「前作とは違う新しさを感じます」ともコメントしている。また併せて、6月18日(金)より発売される特典付き前売券の特典が、ここでしか見られないスペシャルバージョンの日岡や各キャラクターのビジュアルが描かれたポストカードに決定したことが明らかに。日岡ビジュアル(全2種)+ほかの主要キャラクターのビジュアル(全8種)という、2枚1セットとなっている(※種類は選べない)。『孤狼の血 LEVEL2』は8月20日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:孤狼の血 LEVEL2 2021年8月20日より全国にて公開©2021「孤狼の血 LEVEL2」製作委員会
2021年06月10日《text:佳香(かこ)》今クール話題をかっさらったドラマ作品には必ず松坂桃李がいた。「今ここにある危機とぼくの好感度について」(以後「ここぼく」)、「あのときキスしておけば」(以後「あのキス」)ともに、何とも言えない情けなさと隠しきれない小物感を漂わせながらもどこか憎み切れない主人公を好演している。まず大反響のうちに最終回を迎えた「ここぼく」での、大学の広報課に中途採用された元イケメンアナウンサー・神崎真役。これまで“好感度”を第一優先に極力何事にも意見を持たず、明言しないという徹底した“事なかれ主義”を通し何をするにもその場しのぎだった彼が、大学の不祥事に対応していくうちに、自身も否応なしにも“当事者”となったことで、組織の、そして自身の軽薄さに向き合わざるを得なくなる過程とそこでの変化、成長をブラックな笑いを交えながら体現してくれた。何の意見もなく、どちらの立場も表明せずに、ただただ笑顔で無難なことをコメントすることで積み上げた“好感度”とやらは何の裏付けもなく、神崎自身もその目に見えない“好感度”のために常に風を読もうとし、各所に忖度しまくり、物事をより“複雑”にさせてしまっている。“好感度”=“信用度”とは決してならず、その実態のないものに翻弄される神崎は正に風前の灯火のようだ。腐敗しきった社会のルールを内面化することでどうにかサバイブしようとしてきた神崎が、保身的な考えが頭によぎりながらも都度気持ちを持ち直し最終話の不正公表の決断に突き進む、その日々の“選択”の積み重ね、良心の呵責やなおも脳裏をかすめるせこい考えとのせめぎ合い、揺り戻しを見事松坂さんは細やかに、人間臭く表現していた。元々、“難しいことは考えない、見ようともしない”と決め込んでいる神崎が、その目を徐々に段階を追って開眼していく様子を、ふとした立ち回りや表情で見せてくれたのはお見事だった。一方、井浦新と麻生久美子が入れ替わることで話題の「あのキス」では、ヘタレ臭のする漫画オタクで幸薄なスーパー店員・桃地のぞむ役を演じている。憧れの漫画家・蟹釜ジョー(麻生久美子)に雑用係のバイトを頼まれ、“良い雰囲気”になった矢先、沖縄旅行に向かう途中の飛行機事故によって、愛する女性の魂がおじさん(井浦新)に乗り移ってしまうというまさかの展開が待ち受ける。面白いのは、これまで描かれてきたスイッチエンタテイメントのように、男女の主人公同士が入れ替わってしまうのではなく、桃地はそのままに相手だけが全く見ず知らずの異性と入れ替わってしまうところだ。松坂さんはこの2作だけを観ても、主人公でありながら、自分から働きかける側というよりは常に“巻き込まれる側”にいる。パッとしないながらも予期せぬことに巻き込まれる“引きの強さ”を持ち合わせたキャラクターを視聴者に矛盾なく見せられる。“パッとしない”中にも大学の総長や売れっ子漫画家のお眼鏡にかなう、埋もれてしまわぬ“何か光るもの”の魅力を役柄にきちんとセットしてくれる。降りかかる災難にキャパオーバーになり、情けない姿を晒しながらも逃げずに向き合う姿に“どうしようもない”主人公だが彼の周囲も、そして視聴者もなんだかんだ彼を見放すことができず、いつしか彼の些細な前進を喜び応援している自分がいることに気づかされる。2作ともに最終的にはよく“大切なもの”に向かって走っている松坂さんの姿を目にした気がする。“巻き込まれる側”に位置しながら主役を張れるというのはなかなかの高等テクであろう。元々、さして積極性を持ち合わせていないキャラクターであるため“受け”のお芝居が光りながらも、望むと望まざるとにかかわらずもたらされる“変化”に対し、どのように咀嚼し折り合いをつけて対峙し、さらにその中で“主体性”を獲得していくのか。最終的には自分の手で運命を手繰り寄せるようになるまでの成長を“ヘタレ”で、何なら“ポンコツ”とも言われるキャラクターの中に投影させねばならないのだ。松坂さんはこれまでも“何者でもない”役どころを演じることが多かった。映画『あの頃。』ではうだつの上がらない日々を送っていたが、あややを知りオタ活を通して自身を取り戻していく劔役、『娼年』でのリョウ役もそうだ。会員制ボーイズクラブの女性オーナーにスカウトされてその道を極めていく大学生を熱演した。“何者でもない”者が他者や何かに熱中することで自身の輪郭を確かめ掴もうとする悲哀や切実さを見せてくれているのだ。より“振り回される側”に振り切れており、代替できないもはや“独自ポジション”を確立している松坂さんが観られる「あのキス」、次週第6話では蟹釜先生の魂が入ったおじさんの体にタイムリミットが迫っていることが発覚するようだ。蟹釜先生と桃地は結ばれるのか、彼らがここまで築いてきた関係性がどう展開するのか楽しみだ。また、現在公開中の『いのちの停車場』に続き、主演映画『耳をすませば』、『孤狼の血 LEVEL2』、さらに『空白』の公開が控える松坂さんのますますの躍進ぶりにこれからも期待したい。(佳香(かこ))
2021年06月04日松坂桃李主演、大石静脚本による金曜ナイトドラマ「あのときキスしておけば」が4月29日放送開始。松坂さんの“アテレコ”に「天才すぎ」「最高」など絶賛の声が上がるなか、井浦新の“ヒロインぶり”にも「期待を裏切らない」といった反応が集まっている。本作で松坂さんが演じるのは、とにかくポンコツで何かと不運な32歳独身男性・桃地のぞむ。勤務先のスーパーでも失敗続きで怒られてばかりで出世願望も恋愛願望も特になく、唯一の趣味は家にこもって大好きな漫画を読むことだという桃地が、憧れの漫画家・蟹釜ジョーこと唯月巴と出会い“友だち以上恋人未満”の関係に。しかし唯月が飛行機事故で亡くなり“おじさん”と入れ替わる…という本作。桃地が大好きな漫画「SEIKAの空」の作者で、桃地は男性だと思っていたが実は女性だった蟹釜ジョーこと唯月巴には麻生久美子。事故で亡くなった巴と入れ替わるサエない清掃員のおじさん・田中マサオには井浦新。「SEIKAの空」を連載当初から担当してきた敏腕編集者で、巴と結婚してわずか1年で離婚した元夫でもある高見沢春斗に三浦翔平。高見沢に代わり「SEIKAの空」の担当編集者となる木之崎眞に藤枝喜輝。桃地が務める「スーパーゆめはな」の青果売り場でリーダー格の郷田ひと子に猫背椿。桃地らに偉そうな姿勢で接する「スーパーゆめはな」のESV(エグゼクティブスーパーバイザー)、通称エグゼクティブ真二と呼ばれる反町真二に六角慎司。「スーパーゆめはな」青果担当の水出清美に阿南敦子。同じく青果売り場で働く李善善にうらじぬのといったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。スーパーのレジで桃地に絡んでいたクレーマーに、後ろに並んでいた女性が華麗なキックをお見舞い。巴の正体が気になりまた会える日を心待ちにしてしまう桃地は数日後、偶然にも巴と再会を果たし、自分の憧れの漫画家・蟹釜ジョーが彼女であることを知る。桃地は巴のお手伝いとして雇われることになり、給料とは別にご褒美としてまだ世に出ていない「SEIKAの空」の原稿を読ませてもらえることに…というのが1話の展開。画面上の「SEIKAの空」の原稿を見ながら、心の中でキャラクターのセリフを読み上げる桃地。このシーン、複数のキャラの声をすべて松坂さんが演じ分けていることに視聴者から驚愕の声が続出。#あのキス『SEIKAの空』/作:蟹釜ジョー☆☆声の担当☆☆ナレーション:松坂桃李キャベ次郎:松坂桃李リコピン:松坂桃李モヤオ:松坂桃李…その他全て:松坂桃李そう、つまり全役 #松坂桃李 さんがアテレコしておるのですっっ皆さま気づきましたか??#あのときキスしておけば pic.twitter.com/GWuNg9C2F6— 【公式】あのときキスしておけば(金曜ナイトドラマ) (@anokiss2021) April 30, 2021「これもしかして全部 桃李くんの声?」「うまい、うますぎる 天才かよ!!」「アテレコの桃李くん天才すぎだろっ………!!!!!」「すごくノリノリなのが伝わってくるアテレコ」など、松坂さんのアテレコに絶賛の声が相次ぐ。その後桃地は巴と沖縄旅行に向かうのだが、飛行機がオーバーラン、巴が亡くなってしまう。呆然とする桃地のもとに1人の“おじさん”が歩み寄る。機内で隣の席に座っていたその男性は桃地に「私よ、巴、どうしよう、気がついたらこんな姿になってたの」と涙ながらに告げるのだが、“入れ替わり後”の巴を演じる井浦さんにも「井浦さん最高なヒロイン!期待を裏切らないドラマ」「入れ替わり後イケおじ過ぎてで爆萌えの予感」といった反応が寄せられている。(笠緒)
2021年05月01日俳優の松坂桃李が主演を務める、映画『孤狼の血 LEVEL2』(8月20日公開)のティザービジュアルが24日に公開された。同作は第69回日本推理作家協会賞受賞、『このミステリーがすごい! 2016年版』国内編3位に輝いたベストセラー小説の実写映画化作。数々の映画賞を総なめにした、白石和彌監督の映画『孤狼の血』の続編となる。今回公開となったビジュアルは、松坂桃李演じる日岡の鬼気迫る風貌が印象的なものに。前作では広島大学出身の優等生刑事であった日岡が短髪・ヒゲ・サングラス・タバコとワイルドに変貌しており、松坂のこれまでの出演作からもイメージできない姿になっている。「その先に、『最悪』がいる。」というコピーの通り、サングラスには“悪魔の男”と呼ばれる上林(鈴木亮平)の存在も映し出され、日岡を待ち受ける物語を想像させるビジュアルとなった。
2021年03月25日俳優の松坂桃李が主演を務める、映画『孤狼の血 LEVEL2』(8月20日公開)のメイキング写真が21日に公開された。同作は第69回日本推理作家協会賞受賞、『このミステリーがすごい! 2016年版』国内編3位に輝いたベストセラー小説の実写映画化作。数々の映画賞を総なめにした、白石和彌監督の映画『孤狼の血』の続編となる。解禁されたのは広島での撮影現場の様子をとらえた4枚のメイキング写真。スーツ姿の男たちに向けて拳銃を構える松坂や、早乙女太一演じる尾谷組・花田優の口の中に拳銃を突き刺すアクションシーンに演技をつける白石監督など、真剣な表情の役者陣、緊迫感漂う現場の様子が収められた。松坂演じる日岡は前作『孤狼の血』で見せた優等生な刑事の顔ではなく、髪をバッサリと切ったり、裏社会相手でも一歩も引かない前作で役所広司が演じた大上(役所広司)の跡を継ぐようなワイルドな刑事へとレベルアップ。演じた松坂自身も、「遂に前作『孤狼の血』のクランクアップ時にガミさん(大上)からいただいて、3年間御守りのように肌身離さずもっていたライターの出番だ! と思いました」と意気込んでクランクインしたと語る。白石組での撮影については、「白石監督の現場って、ワンシーン、ワンカット、本当にこだわっているので大変なんです(笑)。全スタッフ・キャストが心血注いでいるからこそ、『スタート!』『カット!』『もう一回!』となると『もう一回かーー』みたいな(笑)。でも『OK!』となった後、『白石監督モニター前でめちゃめちゃ笑ってたらしいよ』という声や、白石監督の笑い声が聞こえると、『やってよかった』と心の底から思えるんです。その魅力が、みんなを次のカットも頑張ろうと思わせてくれる白石マジック。そこが僕は、白石さんにハマってしまう理由かもしれません」と絶賛した。呉での撮影は35日間に及んだ。前作の冒頭では人を殴ることもしなかった日岡が、裏社会の組織の人間に対して拳銃を口に突っ込むまでになり、その風貌やアクションも大幅にパワーアップ。さらに日岡と、その日岡を慕うチンタ(村上虹郎)が一緒に倒れこんでいるシーンや、“悪魔の男”、五十子会上林組の組長・上林(鈴木亮平)と対峙する重要なシーンのスチールも公開され、激しいアクションや演技のぶつかり合いを感じさせる。監督から「上林を日本映画史に残る悪役にしてほしい」との命を受けた鈴木は、現場でも上林組の若手キャストたちを取りまとめるリーダーシップを発揮し、日岡との対面に不敵な笑みで臨んだ。前作キャストに加え、新キャストも圧倒的な存在感を見せ、松坂が「撮影しながら、『孤狼の血』のエンタメ性を上書きするような熱量で、スタッフ・キャストみんなで前作を超えていくんだな、と強く思いました」とコメントしたように、一丸となって前作『孤狼の血』を超えようとする思いを見せた。
2021年03月21日意外にも、休憩時間に週刊誌を読むこともあるという松坂桃李(32)。最近とくに気になった記事は?「過去最大のブラックホールが観測されたっていうニュースですね。宇宙の話題ってロマンがあって好きなんです。ちなみに、週刊誌らしいゴシップのページも読んではいますよ(笑)」そんな松坂は、主演映画『あの頃。』(2月19日公開)で、伝説的アイドル・あややこと松浦亜弥(34)を愛するオタク役を演じている。実は、そのあややと松坂にはある共通点があるのだという。「通っていた中学校が同じで、僕が1年生のとき松浦さんは3年生でした。あの強烈なスター感は明確に覚えてますね。休み時間にのぞきに行ったことがあるんですけど、友達に『Yeah! めっちゃホリディ』の振付を教えてました。今回オファーを受けたときは、勝手に運命的なものを感じましたね(笑)」劇中では、ハロプロを通じ出会ったオタク仲間たちと「中学10年生」のような時間を過ごしているが、現在の松坂自身にも青春を思い出すような時間はあるのだろうか。「オンラインゲームをやりながら友達と盛り上がってるときですかね。男だけで騒いでいると童心に帰るというか。昨年の外出自粛期間中も、岡田(将生)と(生田)斗真さんと3人でずっとオンラインゲームをやってましたよ」それでは、実際の「松坂少年」の青春時代とは?「目立たないタイプで、いわゆる三軍でしたね。とくに取柄もないからまったくモテないし(笑)。高校2年生のとき、ほかのクラスの女のコに連絡先を聞かれたのが唯一のモテ期かな。バレンタインにチョコをたくさんもらったみたいな、芸能人エピソードはないです(笑)」そして、本作の大きな見どころのひとつが、「歌は苦手」と公言している松坂の歌声が聴けること。歌唱シーンに抵抗はなかったのか。「今回、歌うことは芝居の延長線上という感じだったので……。だから、ちょっと特別ですよ(笑)」「女性自身」2021年2月23日号 掲載
2021年02月13日松坂桃李、仲野太賀、若葉竜也らが出演する、ハロプロの名曲が彩る笑いと涙の青春エンターテインメント『あの頃。』から、松坂さん演じる劔のオタク姿を切り取った特別映像が解禁となった。今回解禁された特別映像は、松坂さん演じる“あやや”推しの主人公・劔の劇中の様子を繋ぎ合わせたもの。“推し”である松浦亜弥のハチマキを巻き、魅力を熱弁することはもちろん、雄叫びを上げながらサイリウムを振ったり、真剣な面持ちでハロプロの楽曲を熱唱していたりと、全力でハロプロオタクを演じ切る松坂さんの振り切った姿が垣間見える。地元中学の2学年先輩に松浦亜弥がいたという松坂さんは、最初に本作のオファーを受けた時、監督や共演者が誰なのかや、台本を確認する前に二つ返事で「やりましょう」と快諾したという。これまで、『新聞記者』では真実に揺れ動く官僚、『娼年』では女性を癒やす青年など、様々な役を演じてきた松坂さん。本作で、自身初となる“オタク”役をどのように演じるのかにも注目だ。『あの頃。』は2月19日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あの頃。 2021年2月19日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2020『あの頃。』製作委員会
2021年01月27日松坂桃李ら、いま注目の俳優たちがアイドルオタクを演じる映画『あの頃。』の完成報告会が実施。松坂さんは結婚後初のイベント登壇となり、仲野太賀、山中崇、若葉竜也、芹澤興人、コカドケンタロウ、そして今泉力哉監督が参加した。松浦亜弥に魅せられアイドルオタクとなる主人公を演じた松坂さんは、実際に松浦さんが自身の中学時代の先輩だという。それだけに「あの松浦先輩かと。僕が中1のときに3年生でして、遠くからずっと眺めていました。当時のそんな思い出が蘇ったりして、これはやるしかない!と思いました」とオファーを快諾したことを告白。そして当時の松浦さんについて「スターってこういう輝き方をするんだと、歩くたびにキラキラしたものが残り香のように残るというか、これがスターだ!と鮮明に覚えています」と羨望の眼差しだったよう。面識はないというが「当時サインをもらいに行ったけれど、『すみません、事務所が…』とやんわり断られました」と甘酸っぱい思い出を明かした。また、昨年12月に女優の戸田恵梨香と結婚した松坂さんにとって、この日が結婚後初の公の場。キャスト陣から「おめでとう!」と拍手で祝福されると、照れながら「ありがとうございます」と一礼。結婚後の心境の変化を聞かれると「健康をより一層大事にしようと思いました。健康管理を維持するためにこそ、しっかりとやっていきたいと改めて思います」と笑顔を応じた。今泉監督の演出メソッドに松坂桃李、仲野太賀が困惑!?撮影現場の様子について話が及ぶと、「みんな和気あいあい。居心地のいい時間でした」とふり返る仲野さん。松坂さんは「今泉監督は耳元でコソコソと演出をする。しかもそれは言われた本人しか知らないものなので、ドキドキ感というかお芝居の新鮮味が生まれる」と今泉監督の独特な演出スタイルを回想した。すると、仲野さんも「言われたらそれをやるしかない。でも相手も実はボソボソと耳元で言われているので、返しを用意している。それに対して驚いている僕の顔で『OK!』とカットがかかったりする」と、予定調和にならない今泉監督の撮影メソッドに目を丸くして語る。今回が映画初出演となるコカドさんは、年齢の近い山中さんや芹澤さんと行動を共にしていたとか。「3人で芹澤さんのホテルの部屋で飲もうとしたら、山中さんがすぐに寝た。その寝顔を見ながら芹澤さんが『年長者だから気を張っている部分がある』とまるで映画のワンシーンみたいなことを言っていた」と深い絆にシミジミ。しかし当の芹澤さんは「そんなこと言ってました?」と照れ隠しでとぼけて、山中さんも「夢の話ですか?」とエピソードトークを打ち消す、微笑ましい(!?)姿も。松坂桃李、“推し”「スラムダンク」映画化出演を狙う!?その後、映画の内容にちなんで最近の自分の“推し”をそれぞれ発表することに。人気漫画「SLAM DUNK(スラムダンク)」を推しに挙げた松坂さんは「映画化されることをご存知ですか? そのニュースを知ったときは激震が走った。僕はこの作品がきっかけで中学時代にバスケを始めました」と熱狂的ファンぶりをアピール。すかさず今泉監督から「映画化に関わろうとしているでしょ?これは仕事を取りに行っているなあ~!」と指摘されると「違います!僕が入るのはありえない!」と大慌てで否定するも「でももし、何かで関わることができるなら…」とチャンスを狙う様子を見せ会場を沸かせた。また、“推し”について仲野さんは「車」、山中さんは「ネパールカレー」、今泉監督は「卓球の石川佳純」、芹澤さんは「エッセイストの上原隆」、若葉さんは「白山眼鏡店」、コカドさんは「ベランピング」とそれぞれに回答。最後に松坂さんは「心の栄養になる作品で、甘酸っぱい青春群像劇です。好きなものを共有していたあの時間を改めて見るだけで、心の中に優しい風が通る気がする。その温かさを感じていただければ嬉しい」と、“推し”があることで生まれる心の豊かさについてコメントし、イベントを締めくくった。『あの頃。』は2月19日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あの頃。 2021年2月19日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2020『あの頃。』製作委員会
2021年01月19日沢村一樹がスゴ腕外科医を演じる本格医療ドラマ「DOCTORS~最強の名医~」の最新作となる「DOCTORS~最強の名医~ 2021新春スペシャル」が1月10日(日)に放送される。普段は患者に笑顔で優しく接するスゴ腕の外科医だが、自分が信じる医療のためなら目的・手段を選ばない非情な一面も持ち合わせている医師・相良浩介を沢村さんが演じる本作。相良と高嶋政伸演じる“腕は確かなのだけど人間性にやや問題アリ”な外科医でいまや病院長となった卓ちゃんこと森山卓が対立しながらも、患者を救う医療のために尽力していくという構図のなかで、魅力的なキャラクターたちが織りなす本格的な医療ドラマが展開してきた。今回も沢村さんと高嶋さんはじめ比嘉愛未、黒川智花、宮地雅子ら堂上総合病院看護師チームに、正名僕蔵、敦士らチーム森山の外科医たち。松坂慶子、小野武彦、伊藤蘭、野際陽子らお馴染みのメンバーが集結。堂上総合病院の創立100周年を翌年に控え、院長の森山卓は広告会社と記念式典についての協議を進めていた。国会議員に都知事、果ては人気芸人まで呼んで盛大に催そうとする森山に事務長の桃井正一(小野さん)は渋い顔。案の定、東京よつば銀行の融資課課長・花村玲子(石田ひかり)からも式典のための融資を断られてしまう。実は森山は2年前、周囲の反対を押し切って温泉を掘ろうとして失敗。多額の損失を出して病院は2期連続の赤字経営となっていた。病院の“体質改善”=経営改革に取り組む森山だが、的外れな方向に進んでいく森山の“体質改善”に、相良浩介(沢村一樹)や皆川和枝(伊藤蘭)は面倒が起こりそうな予感を抱く。そんな矢先、堂上総合病院に玲子が救急搬送されてくる。階段から転落、右足の腓骨を骨折した玲子はひとまず入院するが、「背中が痛い」という訴えに違和感を覚えた相良が検査をした結果、膵頭部に腫瘍が見つかる。玲子を助け恩を売って記念式典のための融資を優遇してもらおうと考える森山だったが、事の重大さに動揺した玲子は「セカンドオピニオン」を求め、転院を希望する…。さらに東京よつば銀行でも、急に休暇の延長を申し入れた玲子の様子に支店長の三田沢和久(吉田鋼太郎)が疑問を抱き、玲子の存在を疎ましく思う融資課係長の平賀洋二(橋本じゅん)が森山から玲子の本当の病名を聞き出してしまう。平賀に病状を聞いた三田沢から治療に専念するよう命じられ絶望する玲子に、相良が手を差し伸べるのだが、玲子を堂上総合病院で引き受けることに森山が突然、猛反対して…というのが今回の物語。「DOCTORS~最強の名医~ 2021新春スペシャル」は1月10日(日)21時~テレビ朝日系で放送。(笠緒)
2021年01月10日2020年12月24日、アイドルグループ『嵐』の看板番組である、バラエティ番組『VS嵐』(フジテレビ系)が13年の歴史に幕を下ろしました。最終回となる24日は、4時間スペシャルとして『BABA嵐 ババ抜き最弱王決定戦 THE FINAL』を放送。多くのタレントが集結し、トランプの定番であるババ抜きで勝敗を競う、シンプルかつ熱いコーナーです。戸田恵梨香の発言に、ネットがざわついた理由予選の第2試合では、俳優の戸田恵梨香さんが勝利をつかみ決勝進出が確定しました。戸田さんが以前、同コーナーに出演した際は負けてしまったといいます。今の気持ちを聞かれると、真剣な表情でこのように答えました。あの、プライベートでもカードゲームしたりするんですけど、負けたことがなかったんですよ。初めて負けたのがこの回(同番組の過去放送)で、結構ショッキングを受けた。VS嵐ーより引用カードゲームで負けたことがなかったという戸田さん。一見、何気ない発言に感じますが、ネットではこの言葉が話題になりました。その理由は…同月10日に発表された、俳優の松坂桃李さんとの結婚です。松坂さんは、映画の宣伝をするはずのラジオ番組でカードゲーム『遊戯王OCG デュエルモンスターズ(以下、遊戯王)』の話ばかりするほどの、熱い遊戯王ファン。あまりにも遊戯王の話ばかりする点や、スマホゲーム『遊戯王 デュエルリンクス』で腕が立つ点から、ネットでは『本業がデュエリスト(遊戯王プレイヤーの通称)の俳優』といわれるほど。そのため、番組を見た人からは「かなりの腕前を持つ松坂さんと結婚した戸田さんも、やり手のデュエリストなのではないか」という声が上がったのです。・プライベートでやってるカードゲーム…まさか遊戯王か…?・戸田さんの発言を聞いた瞬間、頭に松坂さんの姿が浮かんできて爆笑した。・『トランプ』じゃなく『カードゲーム』っていってるあたりが怪しい。松坂さんとの結婚が報じられた時点で、「デュエリストなのではないか」という疑惑の声が上がっていた戸田さん。戸田さんのいう『カードゲーム』が何かは分かりませんが、もしかすると家では夫婦で熱い戦いを繰り広げているのかもしれません…。[文・構成/grape編集部]
2020年12月25日