安田顕が企画・プロデュースする二人芝居『死の笛』が、2024年7月に全国3都市で上演されることが決定した。本作は、安田が熱望したという林遣都を共演に迎え、数々のドラマ・映画作品を手がけてきた坂元裕二脚本による新作書き下ろし公演。演出は、ドラマ・映画のみならず舞台でも多くの名作を世に送り出してきた水田伸生が務める。安田はラブコールが叶い集った今回の座組みについて「ふたつ返事で承諾してくださいました。嬉しくて嬉しくて、胸が熱くなりました。100万本以上の薔薇の花を捧げたいほどに、感謝申し上げます。100万回以上、ありがとうございます」とコメント。また二人芝居『死の笛』について、「19歳でお芝居を始めて、約30年。私には、奇跡です。思い描いた夢が、もうすぐ始まります。産み落とされた脚本は、自分の棺桶に入れます。かなり気が早いですが(笑)」と思いを語った。『死の笛』は、2024年7月5日(金) の東京・草月ホール公演を皮切りに、札幌・かでるアスビックホール、大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールで全24ステージが行われる。■安田顕 コメント『一緒に二人芝居をしませんか?』2年前。林遣都さんとドラマでご一緒した際、彼のお芝居に心魅かれ、お誘いしたんです。快く引き受けてくれました。脚本・坂元裕二さん。演出・水田伸生さん。ふたつ返事で承諾してくださいました。嬉しくて嬉しくて、胸が熱くなりました。100万本以上の薔薇の花を捧げたいほどに、感謝申し上げます。100万回以上、ありがとうございます。19歳でお芝居を始めて、約30年。私には、奇跡です。思い描いた夢が、もうすぐ始まります。産み落とされた脚本は、自分の棺桶に入れます。かなり気が早いですが(笑)。2024年7月。この世で最初に上演される『死の笛』。その舞台に、林遣都さんと立ちます。皆様、何卒、御立ち合いください。劇場でお会いしましょう。<公演情報>TEAM NACS Solo Project 5D2 -FIVE DIMENSIONS II-『死の笛』企画・プロデュース:安田顕脚本:坂元裕二演出:水田伸生出演:安田顕 林遣都【東京公演】日程:2024年7月5日(金)〜7月14日(日)会場:草月ホール【札幌公演】日程:2024年7月17日(水)〜7月19日(金)会場:かでるアスビックホール【大阪公演】日程:2024年7月24日(水)〜7月28日(日)会場:COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール公式サイト:
2024年04月18日安田顕が企画・プロデュースする2人芝居の舞台「死の笛」が、東京、札幌、大阪で上演されることが決定。メインビジュアルも公開された。本作は、「TEAM NACS」が2011年に行った、全く異なる5つの演目を順に上演し、5次元=5D、「TEAM NACS」の多面性を描くソロプロジェクト「5D-FIVE DIMENSIONS」の第2弾として上演。今回、安田さんが熱望した共演者は、高い演技力で話題作への出演が絶えない林遣都。脚本は、数々のドラマ・映画作品を手掛け、海外でも評価されている坂元裕二による新作書き下ろし。演出は、ドラマ・映画のみならず、舞台でも多くの名作を世に送り出してきた水田伸生を迎えた。安田さんは、ラブコールが叶い集った夢の座組みについて「二つ返事で承諾してくださいました。嬉しくて嬉しくて、胸が熱くなりました。100万本以上の薔薇の花を捧げたいほどに、感謝申し上げます。100万回以上、ありがとうございます」とコメント。本作については「19歳でお芝居を始めて、約30年。私には、奇跡です。思い描いた夢が、もうすぐ始まります。産み落とされた脚本は、自分の棺桶に入れます。かなり気が早いですが(笑)」と思いを語っている。なおチケットは、5月19日(日)10時より、ローソンチケットにて一般発売が行われる。4月19日(金)からは各種先行受付がスタートする。TEAM NACS Solo Project 5D2 -FIVE DIMENSIONS II「死の笛」は7月5日(金)~7月14日(日)草月ホール、7月17日(水)~7月19日(金)かでるアスビックホール、7月24日(水)~7月28日(日)COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて上演。(シネマカフェ編集部)
2024年04月18日予備校講師でタレントの林修が16日、フジテレビ系昼番組『ぽかぽか』(月~金前11:50)に生出演し、“黒歴史”に触れられ、タジタジになった。林は15日からウィークリーゲストとして同番組に連日出演中。この日はオープニングで、「ここ1週間でへぇ~と思ったこと」を披露しあった。OWV・中川勝就が『名探偵コナン』の変化について「へぇ~」と思ったとし、TVアニメと近年の劇場版では「見た目は子供、頭脳は大人!~」のセリフが変化していると知ったと明かした。ハライチ・澤部佑が「林先生、コナンだってね、大好きで…」と向けると、林はセリフの変化を「知ってましたから」と得意げ。澤部が「映画も出てましたから」と続けると、林は「黒歴史だから触れないで!」とツッコんだ。さらに、林は「今週(自分が)出ているのが再放送されて、しかも俺の場面カットされてた」とぶっちゃけ。スタジオからは「エーッ!」と驚きの声。神田愛花が「理由は林先生ご存知なんですか?」と聞くと、林は「知らない」と答えていた。林は劇場版『名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)』(2019年公開)でゲスト声優を務めた。
2024年04月16日M&Oplaysプロデュース『帰れない男~慰留と斡旋の攻防~』が、2024年4月13日(土) に東京・本多劇場で初日を迎えた。本作は、ある出来事をきっかけに不思議な屋敷に誘い込まれた主人公が、その屋敷の主人と若妻に翻弄され、もてなしを受けるうちに、本来の自分を見失っていく様を描くサスペンスとして企画された、演出家・倉持裕の新作公演。2016年にBunkamuraシアターコクーンで行われた倉持演出のM&Oplaysプロデュース『家族の基礎』で初舞台を踏んだ林遣都が主演を務めるほか、共演には藤間爽子、柄本時生、新名基浩、佐藤直子、山崎一が名を連ねた。林は稽古期間を振り返り、「倉持さんには毎日のように新しい気づきや学びを与えてもらいました。観に来てくださる皆様にも、この本の面白さを存分に感じていただけるよう、精一杯の力で挑みたいと思います」とコメント。また倉持は「稽古中、俳優たちには素直な感情表現をなるべく抑え、理性的に努めることを求め、それでも漏れ出てしまう欲や本音を大事にしたいと説明し、皆、それに見事に応えてくれた。あえて選んだ古風な演劇的表現に関し、スタッフも素晴らしい仕事をしてくれた」と、キャストおよびスタッフ陣を賞賛した。『帰れない男~慰留と斡旋の攻防~』は東京公演を上演後、愛知・島根・富山・大阪・宮城公演が予定されている。■作・演出:倉持裕 コメント全文目論見通り、男女間の嫉妬心、猜疑心、復讐心が漂う幻想的な芝居になったと思う。稽古中、俳優たちには素直な感情表現をなるべく抑え、理性的に努めることを求め、それでも漏れ出てしまう欲や本音を大事にしたいと説明し、皆、それに見事に応えてくれた。あえて選んだ古風な演劇的表現に関し、スタッフも素晴らしい仕事をしてくれた。皆様、劇場でお待ちしています。■林遣都 コメント全文充実感でいっぱいの稽古でした。倉持さんには毎日のように新しい気づきや学びを与えてもらいました。観に来てくださる皆様にも、この本の面白さを存分に感じていただけるよう、精一杯の力で挑みたいと思います。頼もしい共演者の方々と共に、本多劇場でお待ちしています。<公演情報>M&Oplaysプロデュース『帰れない男~慰留と斡旋の攻防~』作・演出:倉持裕出演:林遣都、藤間爽子、柄本時生、新名基浩、佐藤直子、山崎一【東京公演】日程:2024年4月13日(土)~5月6日(月・休)会場:本多劇場【名古屋公演】日程:2024年5月9日(木)会場:Niterra日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール【島根公演】日程:2024年5月12日(日)会場:島根県民会館大ホール【富山公演】日程:2024年5月15日(水)会場:富山県民会館ホール【大阪公演】日程:2024年5月18日(土)・19日(日)会場:梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ【仙台公演】日程:2024年5月22日(水)会場:電力ホールチケット情報:()公式サイト:
2024年04月13日タレントの王林が、5日放送のフジテレビ系バラエティー『酒のツマミになる話』(毎週金曜後9:58)に出演する。今回は大悟(千鳥)のほか、ゲストに王林、小籔千豊、ヤバイTシャツ屋さんのこやまたくや、中島知子、MY FIRST STORY のHiroが登場。円卓を囲み、それぞれの好きな酒で乾杯し宴がスタート。番組特製の“酒瓶ルーレット”でトークの順番を決定する。Hiroは各地で開催しているライブの打ち上げの店選びを他人に任せたくないほど、“食”へのこだわりがあるという。小籔はこだわりゆえに他人と“鍋”に行かなくなってしまったと語る。こやまは“カップ麺の温度”にこだわりがあるそうで、大胆なイメージのバンドマンの小さなこだわりが明かされる。中島は“あるもの”をバターのように塗ると明かし、それぞれクセがすごすぎる。大悟が新幹線で出くわしたイカついお兄さんたちの、見た目に反したかわいすぎる“食”のエピソードも明かされ、一同は“かわいい”と大絶賛。一体なにがあったのか。さらに、小籔は飲食店でキャッシュレス決済ができずに困っていた見知らぬ韓国人女性にごちそうした経験があると明かす。ちょっとツッコみたくなる結末で終わったエピソードだったそうだが、小籔は「知らない人にごちそうしたり、されたりしたことはありますか?」と問いかける。王林は、出身の青森県では一切ご飯代がかからないという。青森県らしい“お金のかからない理由”を明かすと一同は感心してしまう。こやまは男友達とのご飯の帰りに泣いて帰ったこともあると、ちょっぴり悲しいエピソードを明かす。大悟は“クソみたいなヤツ”におごったエピソードを明かし、その“クズさ”にスタジオは大ブーイング。飲み会あるあるにスタジオは大盛り上がり。随所で勃発する中島VSノブのバトルにも注目だ。そのほか、王林の「トイレに行くときは“目的”を事前に言うべき!」、こやまの「頻繁に聞かれすぎる質問、どうしてる?」などの話題も飛び出す。
2024年04月04日映像ではもちろんのこと、舞台でも深い印象を刻み続けている俳優・林遣都。倉持裕の書き下ろし新作『帰れない男〜慰留と斡旋の攻防〜』では、招かれた屋敷から帰れなくなり、次第に正気を失っていく男を演じる。そんな不可思議な物語と役に林を望んだ倉持は、林の初舞台を手掛け、彼を演劇に引き込んだ作・演出家。初舞台以来の倉持作品に、林もやはり特別な思いを抱く。この顔合わせだからこそ生まれるものが、必ずありそうだ。どれだけ変化しているか倉持さんに見てもらいたい──林さんが初舞台を踏まれたのは、今回の作・演出を手掛けられる倉持裕さんの『家族の基礎』(16年)でした。そのときの楽しさから演劇に惹かれていったとコメントされていますが、まず、当時どんな経験をされたのか教えてください。稽古で長い時間をかけてみんなでお芝居を作っていくという経験をしたことがなかったので、映像の現場では味わえないその日々が刺激的で新鮮でした。倉持さんをはじめ、舞台経験が豊富な共演者の方々から演劇というものに対する熱を感じて、こんなにお芝居を追求している人たちがいるんだと感動したのを覚えています。それは同時に、自分の力のなさを痛感した期間でもありました。──具体的に、例えば倉持さんから言われて覚えていることはありますか。立ち稽古が始まったときに倉持さんから名指しで言われたんです。「映像と同じようにやっていても何も伝わってこない」と。その言葉は鮮明に覚えていて、今に至るまでずっと、舞台をやるうえでの基盤になっていますし、自分のお芝居の幅の狭さに気づかされました。──稽古と本番を重ねる中で、幅が広がってきたという感覚はありましたか。あの作品のときはまったくなかったです(苦笑)。やろうと思ってもすぐにはできなかったので。でも、あの倉持さんの言葉がなければ、自分の中で何かが止まっていたかもしれないですし、その後も気づけないことがいっぱいあったと思うので。ああいう言葉をかけてくださったことで、自分が向上していくための武器のようになっていますね。──それから8年。その間、倉持さんとはどんな交流があったのでしょうか。観に行った劇場でお会いしたり、別々の作品をやっているときに稽古場が同じですれ違ったり、そのたびに必ず、「またいつかやろうね」とやさしい言葉をかけていただきました。ずっと舞台をやり続けて、自分がどれだけ変化しているかを倉持さんに見てもらいたいなという思いはずっとありました。──ついに、その機会が訪れたわけですね。いやもう本当にうれしいです!自分が大事にしてきたことを信じて──倉持さんが久しぶりの林さんと一緒につくりたいと思われたのは、『帰れない男』というタイトル通り、親切にした女性に招かれて来た屋敷から帰れなくなる、というちょっと不思議な物語。発表時に倉持さんは、「舞台に出現する不可解な世界は、たいてい主人公の精神から発生していて、すると自ずと、そんな風に世界を丸ごと構築してしまうような、強い精神力の持ち主に見える俳優が必要になってきます。そこで、それには林遣都がぴったりだと思いました。あの頑なな目。直進が似合う身体――。僕が彼に感じる魅力は、着実にキャリアを積み重ねてきたことで、より濃くなっている」というコメントを寄せられていました。あの倉持さんの言葉は本当にうれしかったです。いつからか僕がお芝居をするうえでとても大事に思うようになった部分を、見てくださっていたんだなと。僕は、役者が見たもの、想像したものを信じて魂を込めて演じていれば、同じものがお客さまにも見えて伝わるはずだというような、お芝居の可能性みたいなものを追求してやっているところがあるんです。不可解な世界が描かれる今回は、見えないものを想像して自分の中に落とし込んでいくことがより重要になると思うので、自分が大事にしてきたことを信じて、ぶつかっていきたいと思います。──その不思議な世界には、林さん演じる屋敷に招かれる男と、招いた若い女(藤間爽子)、女の年の離れた夫で屋敷の主人(山崎一)、連れ戻しに来る男の友人(柄本時生)といった人物が登場します。どんな人間模様が展開しそうでしょう。M&Oplaysプロデュース『帰れない男~慰留と斡旋の攻防~』キャスト:上段左から)藤間爽子、林遣都、柄本時生下段左から)新名基浩、山崎一、佐藤直子今回登場するどの役もみんな何を考えているかわからないんです(笑)。山崎一さんは、『友達』(21年)という舞台でご一緒して、あんなに何を考えているかわからない怖い目はないと思って憧れたので、今回も怖くてしょうがないだろうなと思いますし、ほかの初共演の方々とのお芝居も本当に楽しみです。恐らく、欲望や執着心、謙虚でいるつもりで実は人に対して優位に立っていたい気持ち──わかりやすく今風に言うとマウントを取りたがる感じ──とか、人には言えないけど自分にもあると認めざるを得ない恥ずかしい部分が、どの人物にも出てきて、人間ってこういう弱くて滑稽な生き物だよなとひしひし伝わってくると思います。──演劇を続けてきて、今、舞台はご自身にとってどんな場所になっていますか。お芝居をするうえで自分が変化したり向上したりしていることを、最も実感できる場なのかなと思います。やればやるほど、お芝居の新しいスキルみたいなものを身につけることができますし、これは一生続けなければいけないことだと思っています。そして、観る側としても、舞台は絶対になくてはならないものだと思っていて。それこそ倉持さんの作品も、登場人物や物語の細かい説明がなくても、演じる側と観る側の想像力でどんどん作品の世界が広がっていく。そういう共有ができるのは、何とも言えない魅力的な空間だと思うんです。とくに今の時代は、想像する力が失われて、ちゃんと物事や人の本質を見ることができなくなっているんじゃないかとも思うので。想像力が衰えないようにそこに刺激を与えられる舞台は、大切にしていかなければいけないなと思います。今も焼き付いて忘れられない大竹しのぶさんの姿──舞台に立つ役者として、改めて目指したい像みたいなものも出てきましたか。自分の中では、『フェードル』(21年)という舞台でご一緒した大竹しのぶさんに強く影響を受けているところがあります。稽古での取り組み方はもちろんのこと、舞台上で見せる表情や目の輝きやすべてから、その役として生きていることが伝わってきて、そこまで役に作品にお芝居に身を捧げられたら、お客さんも心動かされて当然だ、と思わされたんです。あの時の大竹さんの姿は今も焼き付いて忘れられなくて。舞台に限らず、映画でもドラマでもどのジャンルにおいても、お芝居をするうえではそれが常に目指すべきところだろうなと思っています。今回もそこに近づけるように、日常を忘れる勢いで、自分の全部を注ぎ込んで舞台に立ちたいと思います。取材・文:大内弓子撮影:石阪大輔<公演情報>M&Oplaysプロデュース『帰れない男~慰留と斡旋の攻防~』作・演出:倉持裕出演:林遣都、藤間爽子、柄本時生、新名基浩、佐藤直子、山崎一【東京公演】2024年4月13日(土)~5月6日(月・休)会場:本多劇場【愛知公演】2024年5月9日(木)会場:Niterra日本特殊陶業市民会館ビレッジホール【島根公演】2024年5月12日(日)会場:島根県民会館大ホール【富山公演】2024年5月15日(水)会場:富山県民会館ホール【大阪公演】5月18日(土)・19日(日)会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ【仙台公演】2024年5月22日(水)会場:電力ホールチケット情報:()公式サイト:
2024年04月03日俳優の林翔太と室龍太が27日、都内で行われたブロードウェイミュージカル『WHERE’S CHARLEY? チャーリーはどこだ!』稽古場取材に参加した。主演の林と共演の室らキャストが歌唱シーンの一部を公開。和気あいあいとした雰囲気をのぞかせた。1892年に初演された演劇『チャーリーの叔母』をもとに、アメリカの劇作家・ジョージ・アボットが書き上げた作品。世界中のミュージカルファンから愛される名作で、ビクトリア朝末期を舞台にした王道のロマンチック・ラブコメディー。好奇心旺盛なオックスフォード大学生の主人公・チャーリー・ウィカムを林、チャーリーのルームメイト、ジャック・チェス二-を室が演じる。この日は、林と蘭乃はなによるデュエットや室と敷村珠夕のダンスなどを披露。稽古が開始して1週間ほどだそうで、林は「経験したことのないくらい早いスピードなので頭の中がパンパンですが、絶対楽しい作品になると思うので楽しみにきていただきたいです」と自信を見せる。稽古には途中参加だという室は「正直に申し上げるのであれば、今なにをしているのかわかってないです」ととぼけつつ、「てんやわんやしています。みなさんに追いつくように頑張っていきますので、応援のほどよろしくお願いします」とコメント。写真撮影から一同、カメラマンの声に笑顔で反応するなど、すっかり打ち解けた様子をのぞかせていた。このほか彩乃かなみ、福田転球、鈴木壮麻が登壇した。
2024年03月27日林技研株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:林 基弘)は、2023年秋に発売した【ヒト用:腎ケアサプリメント『PREMIUMイヌトウキ』】の研究をベースに、同秋新たに【犬猫兼用:腎臓と健康に挑戦するサプリメント」の治験を開始しました。初期段階で明確な結果が得られたため、2024年夏の販売を目標に、本品を新製品としてリリースする準備を始めることになりました。また2024年11月2日~3日に金沢医科大学で開催される「第31回日本未病学会学術総会」にて商業論文を公開予定です。■本製品開発成功までの経緯当初開発された【ヒト用:腎ケアサプリメント『PREMIUMイヌトウキ』】は、自然由来サプリメント特有の「ゆっくり効き始める」という特性を持つが(第29回日本未病学会学術総会論文より)、主成分のイヌトウキが「絶滅危惧種II類:土づくりから収穫まで8年間を要する」ため、非常に高価なサプリメントとなり、腎ケアサプリメントとしての問い合わせは多いものの、全国規模のブレイクはしていません。そこに、犬猫の飼い主や保護猫活動をしている方から「腎臓ケアサプリメントとして犬猫に使用しても良いか?」との質問が数多く寄せられ、日本未病学会の獣医師らと協議した結果、犬猫兼用で使用できるサプリメントの開発に成功しました。■初期治験結果について本治験結果は、犬および猫の年齢を問わず、本品の「摂取前」「摂取3カ月経過時」「摂取6カ月経過時」の3つの血液DATAを得ることが主な目的でした。未だ途中経過ではあるものの、「皮膚病を患う保護犬」が、わずか1袋相当(体重の関係で2カ月)を摂取した際、明確な変化が見られました。このほか、老猫が血尿と腎臓病で悩んでいましたが、同じく1袋相当(体重の関係で3カ月)を摂取した際、血尿は完全に改善するという明確な変化が見られました。今後も血液DATAを中心に継続研究し、得たDATAを元に、今秋第31回日本未病学会学術総会にて商業論文を公開する準備を進めています。皮膚病の犬の背中(本品摂取前)皮膚病の犬の背中(本品摂取2カ月後)皮膚病の犬の顔(本品摂取前)皮膚病の犬の顔(本品摂取2カ月後)■今後の展開今後も研究開発を継続し、必要に応じて研究内容を拡大していく方針です。また、新製品の製造も行いながら、順次販路開拓など展開する必要があり、新事業部を創設予定です。■企業および個人さまへ支援のお願い今後の新たな投資と人材確保のために「クラウドファンディング」の募集を、近日中に大手クラウドファンディング会社複数社より開始する予定です。販路開拓にご興味ある方や、本製品の研究及び事業に支援してくださる企業様や個人の方がおられましたら、ご一報いただけますと幸いです。■参考【ヒト用:腎ケアサプリメント『PREMIUMイヌトウキ』】<PREMIUMイヌトウキ> <PREMIUMイヌトウキ通販サイト「Ulyssesオンラインショップ」> <PREMIUMイヌトウキ楽天市場「美と健康のお店HanaUly」> 【会社概要】商号 : 林技研株式会社代表者 : 代表取締役 林 基弘所在地 : 〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町2-3-21 明治通りビル606号室設立 : 2010年10月事業内容: サプリメント販売業、療術業、建設業資本金 : 500万円URL : (HanaUly事業部/カイロサロンUlyseeed東京本院内) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月27日タレントの王林(25)が20日、自身のインスタグラムを更新。ミニスカ美脚ショットを公開した。王林は「#おうりんのぬの」のハッシュタグを付け、10枚の写真をアップ。美脚がのぞく甘めワンピース姿をはじめ、変形スカートの美太ももショット、超ミニ丈のブラックコーデなど、さまざまな衣装を着こなしている。この投稿に「スタイル抜群でメチャクチャ可愛すぎる」「国宝級超絶脚長美脚ありがとう」「かっこいいのも好きだし、可愛いのも好きだし、全部好き」「脚の長さが異次元過ぎる」などの声が寄せられている。
2024年03月21日女優の川口春奈が、9日に都内で行われた映画『身代わり忠臣蔵』(公開中)の公開初日舞台挨拶にムロツヨシ、林遣都、河合勇人監督とともに登壇した。同作は土橋章宏氏による同名小説の実写化作で、同氏が脚本も担当する。嫌われ者の旗本、吉良上野介(ムロツヨシ)が城内で恨みを募らせた赤穂藩主に斬りつけられ、お家取り潰しの危機に両家とも大ピンチ。吉良家家臣からは殿にそっくりな弟・孝証(ムロツヨシ)を身代わりにして、幕府を騙し抜く策が提案される。一方切腹した赤穂藩の部下、大石内蔵助(永山瑛太)は、仇討の機会をうかがっているような、いないようなという状況で、世紀の大芝居「身代わりミッション」が幕を開ける。○■川口春奈、渋谷で携帯電話を紛失も奇跡的に発見「日本って素晴らしい」ボディラインが際立つ黒のジャンプスーツで登場した川口。ムロの口から「今日の服のテーマはスパイだそうです」と明かされると、「女スパイ! キャッツ・アイ……」と小さな声でつぶやく。司会を務める本多力から「今日(の舞台挨拶)は『キャッツ・アイ』じゃないですよ」と正されると、「違いますよ? やめてください!」と素早く切り返し、笑いを誘っていた。また、「一世一代のミッションだったという経験は?」という質問をぶつけられると、川口は「私、昔渋谷で携帯を落としたことがあって……」とエピソードを披露。「その日はいろんなところに行っていたので、『あぁ終わった……』と思った。全部行ったところを探したんですけどなくて。渋谷駅の隣に交番あるじゃないですか? そこにダメもとで行ったら、届いていて! 日本って素晴らしいなと思いました」と明かした。
2024年02月09日映画『身代わり忠臣蔵』(公開中)の公開初日舞台挨拶が9日に都内で行われ、ムロツヨシ、川口春奈、林遣都、河合勇人監督が登壇した。同作は土橋章宏氏による同名小説の実写化作で、同氏が脚本も担当する。嫌われ者の旗本、吉良上野介(ムロツヨシ)が城内で恨みを募らせた赤穂藩主に斬りつけられ、お家取り潰しの危機に両家とも大ピンチ。吉良家家臣からは殿にそっくりな弟・孝証(ムロツヨシ)を身代わりにして、幕府を騙し抜く策が提案される。一方切腹した赤穂藩の部下、大石内蔵助(永山瑛太)は、仇討の機会をうかがっているような、いないようなという状況で、世紀の大芝居「身代わりミッション」が幕を開ける。○■ムロツヨシ、本多力の迷MCに翻弄される『身代わり忠臣蔵』舞台挨拶ムロは冒頭の挨拶で「まず最初に私ごとで恐縮ですが……」と切り出し、「昨日、2年ぶりに髪を染めまして、黒にしたらすごく恥ずかしくて……」と照れた表情を見せる。さらに報道陣に対して「申し訳ございません。写真を撮って下さっている方、(髪の毛を指し)ここにモザイクをかけて記事はお願いいたします。モザイクをかけたほうがヒット数も上がるかもしれません!」と語りかけ、笑いを誘った。今回の舞台挨拶は、同作にも出演している本多力がMCを担当しており、序盤からムロに「これは台本にない質問なんですが……いま、演技を始めたときの自分になんて声をかけたいですか?」と質問するなど自由な司会ぶりでトークを展開。まさかの質問にムロも「1問目で聞く質問じゃないでしょ(笑)。最後に聞きなよ(笑)」と笑いをこらえられずにいた。その後も終始、独特な雰囲気でイベントを進行した本多は、「最後の質問です。ムロさんへの質問なんですが……」と切り出し、序盤での件を回収するかと思いきや、「もしムロさんが歴史上の人物の身代わりになるなら誰の身代わりになりたいですか?」と台本に書かれた通りの質問をしてしまう。これにはムロも思わず「あなた、最後の質問は“あれ”じゃないの!?」と驚いた表情を見せ、「ここで伏線回収するかと思いきや、伏線捨てたの!?(笑) 自ら台本にないことをぶっこんできて、みんなを困らせておいて! 最後に丸く収めるかと思いきや、台本通りいくんだね!」とツッコミを入れていた。
2024年02月09日俳優の林遣都が、9日に都内で行われた映画『身代わり忠臣蔵』(公開中)の公開初日舞台挨拶にムロツヨシ、川口春奈、河合勇人監督とともに登壇した。同作は土橋章宏氏による同名小説の実写化作で、同氏が脚本も担当する。嫌われ者の旗本、吉良上野介(ムロツヨシ)が城内で恨みを募らせた赤穂藩主に斬りつけられ、お家取り潰しの危機に両家とも大ピンチ。吉良家家臣からは殿にそっくりな弟・孝証(ムロツヨシ)を身代わりにして、幕府を騙し抜く策が提案される。一方切腹した赤穂藩の部下、大石内蔵助(永山瑛太)は、仇討の機会をうかがっているような、いないようなという状況で、世紀の大芝居「身代わりミッション」が幕を開ける。○■ムロツヨシ、林遣都の第1子出産立ち合いのために尽力「遣都押しで!」撮影で印象的だったことを聞かれた林は「どうしても言いたいことがありまして……ちょうどこの撮影をしていた時期に子供が生まれたんです」と切り出す。「ムロさんと1対1のシーンを撮っている日に、子どもがいつ生まれるか分からない状況で。京都にいたんですが、その日の新幹線に乗れたら立ち合えるかもしれないけど“厳しいかもなぁ”と思っていたときに、ムロさんが監督やスタッフさんに『遣都押しでいこう』と言ってくださって」と、ムロが林の映るシーンを先に撮影しようと働きかけたことを明かす。撮影現場も林を送り出そうと一丸となったそうで「急に現場の士気が見たことのないくらい上がって(笑)。ムロさんも1分1秒でも時間を短縮できるように、待機場所に戻らず現場に立ってくださった。多分他のカットは残っていたと思うんですけど、ムロさんが『行け!』と言ってくださって、出産に立ち合うことができました。生涯忘れられない日になりました。すごい男前な人」と感謝を伝えた。これにムロは「でも、当たり前のことを当たり前に発言し、当たり前に行動に移しただけなんですけど……」とかっこつけて返し、笑いを誘う。改めて「でも一生に一度のことだし、撮影も大事だけど、ぜひ立ち合ってもらいたいですし、もうそろそろお子さんに会いに行かなきゃいけないなと思ってます!」と笑顔を見せていた。また、作品の内容にちなみ、「一世一代のミッションだったという経験は?」という質問に林は、「さっきの話の続きなんですが、子どものへその緒を切った」と回答。「ムロさんのお心遣いがなかったら、僕は切れなかった。だから、僕の子どものへその緒はムロさんが切ったと言っても過言ではないと思っています!」と話し、会場の笑いを誘う。ムロも「過言だよ!! 俺切ってないし、それを過言といいます(笑)」と大爆笑していた。
2024年02月09日俳優のムロツヨシが主演を務める映画『身代わり忠臣蔵』(公開中)の本編映像が9日、公開された。○■斎藤宮内(林遣都)が孝証(ムロツヨシ)に“身代わり”レクチャー今回公開されたのは、吉良上野介の忠実な家臣・斎藤宮内(林遣都)が、上野介に扮装した孝証(ムロ)に“身代わり”レクチャーを施すシーンの本編映像。顔はそっくりだが性格はまったく異なる兄弟・上野介と孝証。いつも上野介の傍についていた宮内は、孝証に「このうつけめ、と言ってみてください」と身代わりがバレないよう“上野介らしい言動”を教え込む。孝証の復唱に「全然違う!」とダメ出しをしつつ「もっと人の心を引き裂くように」とアドバイスし、「このうつけめ~!」と絶叫しながら再現。孝証は、兄・上野介の性悪さに引きながら、「恐いね! よく辞めなかったな」と思わず宮内の苦労をねぎらう。「上野介様はもっと恐ろしゅうございました」という宮内は、上野介の暴言を「世間知らずの間抜けが!」「田舎者!」と熱演。孝証が「気分が悪いわ!」と辟易しながらも、それを手本に声を発すると、宮内は「その調子!」と嬉しそうに目を輝かせる。次第に「もう一丁!」「よいしょ~!」とノリノリで合いの手をいれていき、さらに指導は熱を帯びていく。ムロとテンポのいい掛け合いを見せ、持ち前のコメディセンスを爆発させている林。先日行われた完成披露舞台挨拶では「ムロさんが凄すぎて、新しく生まれてくるものやセリフの言い回しの一つひとつに感動しました」とムロを絶賛し、それに対してムロも「身代わりとなるまでのシーンを一緒に作っていったので、本当に林君には助けられました!」と感謝を伝えていた。映画『身代わり忠臣蔵』は、土橋章宏氏による同名小説の実写化作で、同氏が脚本も担当する。嫌われ者の旗本、吉良上野介(ムロツヨシ)が城内で恨みを募らせた赤穂藩主に斬りつけられ、お家取り潰しの危機に両家とも大ピンチ。吉良家家臣からは殿にそっくりな弟・孝証(ムロツヨシ)を身代わりにして、幕府を騙し抜く策が提案される。一方、切腹した赤穂藩の部下・大石内蔵助(永山瑛太)は、仇討ちの機会をうかがっているような、いないようなという状況で、世紀の大芝居「身代わりミッション」が幕を開ける。(C)2024「身代わり忠臣蔵」製作委員会
2024年02月09日俳優のムロツヨシが主演を務める、映画『身代わり忠臣蔵』(2月9日公開)のインタビュー映像が7日、公開された。○■映画『身代わり忠臣蔵』インタビュー映像公開この度公開されたのは、ムロ、永山瑛太、川口春奈、林遣都の豪華キャスト陣が撮影の裏側を明かすインタビュー映像。一人二役を演じるムロ、ムロの最強バディとして物語を支える永山、可憐さと優しさをもたらした川口、クレイジーなスパイスを効かせる林といった、時代劇エンターテイメントをさらなる高みに押し上げたキャストたちの裏話をメイキング映像とともに紹介している。丸坊主の頭とドロドロに汚れた白衣で登場したムロは本作を振り返り「僕は初出演映画で、その時初主演映画だった瑛太が、20年後映画でこうして2人でお芝居できたことが感慨深かったです」としみじみ語る。そんなムロと旧知の仲である永山は吉良邸討入りの装束をまといながら、“印象的だったシーン”に「ムロくんが(真冬の)川で流れてたことですかね」を挙げており、実際に川に身を投じたムロを収めたメイキングではその過酷さを垣間見ることができる。また、吉良家の女中を演じた川口は、“撮影現場の雰囲気”について「孝証さんというキャラクターもムロさんも本当にムードメーカーというか場をすごく和ませてくれるので、フラットに現場にいさせていただけました」と振り返る。孝証に水を浴びせるメイキングからは川口とムロの和やかな雰囲気を感じ取ることができ、川口との撮影について「川口春奈ちゃんとのシーンは楽しかったですね。他の俳優さんとはそんなに近くにいないのに川口春奈ちゃんとは近くにいる僕がいます。メイキングをよくご確認ください」と、意気揚々と語るムロの姿が。そして内なるMっ気を開花させた吉良家の家臣を演じる林は、「とにかくコメディに対して敬意をもって職人のように向き合われているんだなと感じました」と、ムロのコメディへの姿勢に感銘を受けたことを明かす。河合勇人監督は「ムロさんのアドリブいうか、現場にいい意味で笑いと自由な発想をもたらしてくれたので、全体の空気感みたいなものをもらったかなと思います」と振り返り、ムロが制作陣と一丸になって本作を仕立て上げたことがうかがえる。最後にムロ本人は「笑いだけではなく男の友情だとか男の世界のことも描かれておりますし、男女関係なく人間社会の模様が描かれております」と熱いコメントを寄せた。【編集部MEMO】映画『身代わり忠臣蔵』は、土橋章宏氏による同名小説の実写化作で、同氏が脚本も担当する。嫌われ者の旗本、吉良上野介(ムロツヨシ)が城内で恨みを募らせた赤穂藩主に斬りつけられ、お家取り潰しの危機に両家とも大ピンチ。吉良家家臣からは殿にそっくりな弟・孝証(ムロツヨシ)を身代わりにして、幕府を騙し抜く策が提案される。一方切腹した赤穂藩の部下、大石内蔵助(永山瑛太)は、仇討の機会をうかがっているような、いないようなという状況で、世紀の大芝居「身代わりミッション」が幕を開ける。(C)2024「身代わり忠臣蔵」製作委員会
2024年02月08日俳優のムロツヨシが、29日に都内で行われた映画『身代わり忠臣蔵』(2月9日公開)の公開直前イベントに登壇した。同作は土橋章宏氏による同名小説の実写化作で、同氏が脚本も担当する。嫌われ者の旗本、吉良上野介(ムロツヨシ)が城内で恨みを募らせた赤穂藩主に斬りつけられ、お家取り潰しの危機に両家とも大ピンチ。吉良家家臣からは殿にそっくりな弟・孝証(ムロツヨシ)を身代わりにして、幕府を騙し抜く策が提案される。一方切腹した赤穂藩の部下、大石内蔵助(永山瑛太)は、仇討の機会をうかがっているような、いないようなという状況で、世紀の大芝居「身代わりミッション」が幕を開ける。○■ムロツヨシ、撮影中にあわや大惨事「ボロボロの服に火が……」イベントでは、ムロが同作を観たばかりの女子学生約500名から質問や感想を募集し、その場で回答。「共演者とのエピソードが聞きたい」という質問が多数寄せられ、女子学生からは「林遣都さん!」と声が上がる。これにムロは「みんなそんなに『おっさんずラブ』観てんの? あれ俺は出てないから観てないんだよ……嘘です(笑)」と冗談交じりに返し、笑いを誘う。改めて、今作で2回目の共演となった林とのエピソードについて「京都の撮影所はとても寒いので、ガンガンという一斗缶みたいなものに木などを入れてストーブ代わりにするんですが、遣都くんとその前で一緒に待っていたときに私が撮影に呼ばれたんです。(私が演じた)孝証はボロボロの服を着ているので、いろんなところから糸が出ているんですが、立ち上がって(ガンガンの前を)通ったときに(衣装の糸に)火が付いたんですね~」と話し、会場を驚かせる。まさかの出来事に周囲は動けなかったようで、ムロは「ああいうときスタッフさんも立ち止まるんですね(笑)。林遣都くんも『どうにもできなかった』と言っていました」と明かした。また、受験を控える高校2年生の生徒から「受験をがんばれる胸キュンセリフをお願いします!」とお願いされると、ムロは「絶対に言う相手間違えてるじゃん! 俺は林遣都くんじゃないんだよ?」とタジタジ。「胸キュンがわからないもの~。48歳だよ? ちょっと待ってよ~!」と困った表情を見せながらも、最後には「受験がんばって合格したら、一緒にメシ行こうな!」としっかりと決め、生徒たちからは歓声が上がっていた。
2024年01月29日2月9日(金) 公開の映画『身代わり忠臣蔵』の特別ビジュアルが公開された。時代劇『忠臣蔵』をベースに“身代わり”というアイデアを加えた土橋章宏による同名小説を、主演にムロツヨシを迎えて映画化した本作。嫌われ者の殿・吉良上野介(ムロ)は、江戸城内で斬られて亡くなってしまう。斬った赤穂藩主は当然切腹となったが、殿を失った吉良家も幕府の謀略によってお家存亡の危機に陥ってしまう。そんな一族の大ピンチを切り抜けるべく、上野介にそっくりな弟の坊主・孝証(ムロ)が身代わりとなって幕府をダマす、前代未聞の“身代わりミッション”に挑む。公開されたビジュアルは、ムロのほかに永山瑛太、川口春奈、林遣都、森崎ウィンといったキャストが集結。個性豊かなキャラクターたちがさまざまな表情をみせており、今にも飛び出してきそうな躍動感ある1枚となっている。本作で2役を演じたムロについて、河合勇人監督は「吉良の2役はムロさん以外ありえず、ムロさんありきで脚本を作った」とほぼ当て書きしたと明かしており、共演した大石内蔵助役の永山も「現場でもムロさんのパワーが全開で、誰も止められないと思った。天才という言葉だけでは片付けられない、ムロさんの人間性が作品の中にすべて映っていた」と大絶賛。嫌われ者の殿・吉良上野介、そして弟・孝証は最初ダメ人間だが徐々に変化していくという、三面性が求められる難しい役どころだが、2役を演じたムロは「いろんな世代に観ていただきたい。笑って良い時間を過ごしていただける自信があります!」と本作への自信を語っている。<作品情報>『身代わり忠臣蔵』2月9日(金) 公開公式サイト:「身代わり忠臣蔵」製作委員会
2024年01月15日林遣都が12月6日に33歳の誕生日を迎え、牧凌太役を演じる「おっさんずラブ-リターンズ‐」の撮影現場で誕生日セレモニーを開催。“はるたん”こと春田創一役の田中圭と、家政夫・武蔵役の吉田鋼太郎がサプライズでお祝いした。本作では、アラフォーになった春田創一(田中圭)&牧凌太(林遣都)の“夢の新婚生活”が描かれる。しかも、彼らの新居に早期退職して再就職を果たした家政夫のムサシさん…こと黒澤武蔵(吉田鋼太郎)も乱入し、“渡る世間は鬼ばかり状態”の嫁姑バトルがぼっ発!?春田と牧、そして武蔵が、周りの人々を巻き込みながら、家族や結婚とは一体何なのか、新しい愛のカタチを模索していく。先日クランクインし、順調に撮影が進んでいる本作。仲良く和やかに撮影が進む中、田中さんが特製バースデーケーキを、吉田さんがプレゼントを持って登場!林さんは「33歳になりました。『おっさんずラブ-リターンズ-』で2024年、最高のスタートがきれる予感がしています!」とコメント。「(スタッフの)みなさんと一緒に観ている方々を元気にできるよう、楽しい作品を作りたいと思います!がんばります!」と33歳の抱負を語った。ちなみにプレゼントは、林さんがずっと食べたいと言っていたカニが贈られたという。「おっさんずラブ-リターンズ-」は2024年1月5日より毎週金曜23時15分~テレビ朝日系24局にて放送(全9話※一部地域で放送時間が異なります)。(シネマカフェ編集部)
2023年12月07日前作から5年ぶりの続編となる「おっさんずラブ-リターンズ-」にて、春田創一役の田中圭と牧凌太役の林遣都がクランクイン。2人からコメントが到着した。本作では、アラフォーになった“はるたん”こと春田創一(田中圭)&牧凌太(林遣都)の“夢の新婚生活”が描かれる。しかも彼らの新居に早期退職して再就職を果たした家政夫のムサシさん…こと黒澤武蔵(吉田鋼太郎)も乱入し、“渡る世間は鬼ばかり状態”の嫁姑バトルがぼっ発!?春田と牧、そして武蔵が、周りの人々を巻き込みながら、家族や結婚とは一体何なのか。新しい愛のカタチを模索していく爆笑胸きゅんホームドラマ。この日、撮影が行われたのは成田空港。春田が、シンガポール勤務を経て帰国する牧を迎えに行く…というシーンからスタートした。晴れて“新婚”となった2人は、遠距離恋愛を乗り越えてどんな再会を果たすのか、気になるところ。田中さんと林さんが現場に現れると、スタッフたちから拍手と「おかえり!」の声が。ニヤニヤとはにかみ笑顔で迎えたクランクイン!おっさんずチームの和気あいあいとした空気で撮影中も、合間ではずっとおしゃべりに花が咲く2人。しかし、本番となると一転。2人はお互いの撮影シーンを真剣な表情で見守る。そうかと思えば、写真撮影タイムには「ただいま~!」と言いながらカメラにピースを向けるなど、まさにメリハリのつけ方まで息ピッタリ。その後、夕陽の中でハグをするシーンの撮影では、お馴染みのアドリブも炸裂。聖地とも言える2018年の連続ドラマにも登場した思い出のロケ地での撮影に、当時の思い出を回顧し、自分たちでシーン再現し始める田中さんと林さん。でも記憶はぐだぐだでスタッフたちも爆笑!?リハーサルが終わった瞬間「うわー!ひさびさに遣都と芝居したって感じだ!」と笑顔を輝かせた田中さん。一体どんなシーンに仕上がったのか。期待が膨らむ。情報解禁時のインタビューでは、「プレッシャーがすごい」と語っていた2人だが、「久しぶりに“牧がいる”感覚を味わって、懐かしいなとテンションが上がりました。これから続々とほかのキャストの皆さんも集まって、作品を作っていけるんだとワクワクしている、そんな初日でした」と田中さん。「まだ始まったばっかりですが、自分的には春田と牧がいる“こんな感じだったな”という感覚が戻ってきただけで十分!自分の中に、春田が蓄積されていたというか、ちゃんと眠っていたんだなと感じました」とコメント。「久しぶりのメンバーやゲストの方、新しく迎えた(井浦)新さん、(三浦)翔平くんも暴れてくれたら嬉しいです。気心知れた仲でもしっかりとメリハリをつけて挑みたい」と語り、「この『おっさんずラブ』チームで、本当にもう…世の中にラブ&ピースを届けたい!」と意気込みを口にした。また、林さんも「やっぱり楽しいチーム」「早くいろんなシーンを撮りたいな」と期待を込める。前作のドラマと映画を見返したそうで、「もう5年経っているので、覚えてないことも多かったので、見て全部思い出しました。登場人物たちがどういう出会いをして、どういう出来事があって、どんな風に進んでいって今に至ったのかを確認しておきたいという思いもありましたし、“ちゃんとそのときの熱量や空気感を初日から出せるように!”と思って」と明かした。そして「“『おっさんずラブ』のみんなは、この世界で生き続けていたんだな”と思ってもらえるように、僕たちも心を込めてやりたい」とコメントした。■田中&吉田&林が、こたつで爆笑トークを繰り広げるSP動画を公開中!TVer、ABEMA、テレ朝動画、動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」では、すべて無料ページで、田中さん、吉田さん、林さんがぬくぬくしながら爆笑トークを繰り広げる「こたつトーク』第1弾を公開中。再集結に向けた思いや、前作での忘れられないエピソード、初対面での印象を暴露するほか、「一緒に暮らすなら誰がいい?」「得意な家事は?」など、3人の本音や意外な素顔が明らかになる貴重なトークが満載。また、12月5日(火)にはキャスト全員の“雪ビジュアル”撮影メイキング&インタビューも公開。田中さん、吉田さん、林さんをはじめ、内田理央、眞島秀和、大塚寧々、金子大地、伊藤修子、児嶋一哉らお馴染みのレギュラーメンバー、そして新キャストの井浦新、三浦翔平が“雪ビジュアル”を撮影した際のメイキング映像&インタビューが公開される。現在、TVerでは「おっさんずラブ」の過去作、年の瀬恋愛ドラマ「おっさんずラブ」(2016年)、「おっさんずラブ-in the sky-」(2019年)を配信中。12月4日(月)からは「おっさんずラブ」(2018年)を配信。また、TELASAでは過去作をコンプリート配信中。そして、TVer、TELASA、テレビ朝日公式YouTubeチャンネルでは、2018年の「おっさんずラブ」を凝縮した「2分でわかる『おっさんずラブ』」も公開中だ。さらに、12月23日(土)より「おっさんずラブ」の世界感を堪能できる、「おっさんずラブ展Returns直前復習編」を全国6都市で同時開催。12月26日(火)には、おっさんずファミリーが集結する「『おっさんずラブ-リターンズ-』キャスト大集合“ただいま”舞台挨拶イベント&前作イッキ見みんなで応援上映だお!」の開催も決定している。「おっさんずラブ‐リターンズ‐」は2024年1月5日より毎週金曜23時15分~テレビ朝日系24局にて放送(全9話※一部地域で放送時間が異なります)。(シネマカフェ編集部)
2023年12月04日「ヒゲノハヤシ」が林遣都ファンの間で盛り上がっている。TBS日曜劇場「VIVANT」では役所広司演じるテロ組織のリーダー、ノゴーン・ベキの青年時代を野性味たっぷりに演じたばかり。そして最新映画『隣人X‐疑惑の彼女‐』でも、無精ひげ姿で“惑星難民X”のスクープを追う週刊誌記者を熱演している。幾層もの感情が渦巻く記者に『隣人X‐疑惑の彼女‐』『隣人X‐疑惑の彼女‐』の原作小説「隣人X」は、フランス在住の日本人作家・パリュスあや子自身の経験や感情から生まれた物語。舞台は、紛争のため故郷を追われた“惑星難民X”を受け入れるか否か、各国が苦慮している世界。日本もいち早く受け入れを発表したアメリカに追随するように受け入れを決めるが、人間の姿をそっくりコピーし、隣人として日常に紛れ込むXをめぐって不安や動揺が広がっている、という状況。林さんが演じる週刊誌の契約記者・笹憲太郎は“X探し”のスクープ記事を何としてでもものにするため、X疑惑をかけられた柏木良子(上野樹里)の追跡を始める。ひげを剃る間も惜しんで、徹夜で良子を張り込み、こっそりカメラを向ける笹。やがて、正体を隠して良子に近づくうちに彼女に恋心を抱くようになっていく。Xへの恐怖、疑念にとらわれる一方、良子の純粋さ、真っ直ぐさにどんどん惹かれていき、編集部からはスクープをせっつかれ、その葛藤を良子にだけは悟らせないよう必死になる、そんな「ヒゲノハヤシ」である。現代社会にはびこる差別、偏見、想像力や共感力の欠如についても問いかける本作について、林さんは「この映画に込められた願いを沢山の人に感じていただきたいです」とコメントしている。また、本作のメガホンをとったのは、林さんと『DIVE!!』(2008)以来15年ぶり、上野さんとは『虹の女神 Rainbow Song』(2006)以来17年ぶりのタッグとなる熊澤尚人監督。完成披露試写会では、林さん演じる笹がひげを生やしている理由について、監督は「大人っぽく自分はできる人間だと見せるため、ひげを生やしている設定」と説明。これに対し、上野さんも「遣都くんに、ひげというイメージはなかったが、色気が感じられる。遣都くんのファンの皆さんも、良子の気分でドキドキしてほしい」とアピールしていた。熊澤監督が「想像を超える物凄いプロフェッショナル」と改めて評した、林さんの熱演は必見だ。『隣人X -疑惑の彼女-』は全国にて公開中。2007年、オーディションから抜擢された主演映画『バッテリー』が高い評価を受け、第31回日本アカデミー賞をはじめ多くの新人賞を受賞。以降、日本エンタメに欠かせない存在となった林さん。「おっさんずラブ」シリーズ、「HiGH&LOW」シリーズ、NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」「スカーレット」、大河ドラマ「いだてん ~東京オリムピック噺」、映画『護られなかった者たちへ』などで多彩な役柄をこなし、その醸し出す清涼感からスポーツに打ち込む青年や、医師、刑事役を演じる機会も多い。そして今年は、『私をくいとめて』の大九明子監督のもと、WOWOW連続ドラマW-30「ああ、ラブホテル~秘密~」最終話「ダイバーシティ・ラブホテル」にゲイの弁護士・ショウタ役、NHK BSドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」にも主人公の作家・岸田奈美(河合優実)をマネジメントする、ややチグハグな言動が魅力の編集者・小野寺柊司役で参加した。さらに岡田麿里監督によるアニメ映画『アリスとテレスのまぼろし工場』では菊入時宗役で声優に、音楽劇「浅草キッド」では青年・北野武役にも挑んだ。そんななか、『HiGH&LOW THE MOVIE 2/END OF SKY』(2017)で演じた、“SWORD”地区の“D”にあたる復讐の壊し屋「達磨一家」の頭、日向四兄弟の末弟・日向紀久は異色の役回りだったかもしれない。かつてない無慈悲な表情には、無精ひげが映えていた。映画『HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY』より他人を寄せつけない研修医「レジデント~5人の研修医」ヒゲノハヤシを遡ると、2012年10月期の青春群像劇「レジデント~5人の研修医」の矢沢圭役が思い出される。大学付属病院の救命救急センターを舞台にした今作では、1年目の研修医でひげを剃る暇もない、といったところか。矢沢は5人の研修医の中では最も優秀で、表面上はクールで、他人には無関心を装っているが、不器用な優しさを持ち合わせるキャラクター。矢沢の素顔を知る幼なじみ役で菅田将暉も出演している。U-NEXTにて配信中。少しずつ愛を知っていく若者に映画『しゃぼん玉』乃南アサ原作の『しゃぼん玉』(2017)では、親の愛を知らずに育ち、通り魔や強盗傷害を繰り返す伊豆見翔人役に挑んだ林さん。身だしなみを気にする余裕などまるでない、絶望を背負ったかのような若者だった。逃亡途中で山深い村にやってきた伊豆見は、年老いたスマ(市原悦子)を助けたことがきっかけで彼女の家に居座る。最初は金を盗んで逃げるつもりだったはずが、スマや村の人々に癒やされ、愛というものを知っていく。U-NEXT、Amazon Prime Videoほかにて配信中。記憶に新しい「VIVANT」役所広司の青年時代に堺雅人、阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司ら豪華俳優陣が集結した日曜劇場「VIVANT」は、自衛隊の秘密組織・別班に所属する主人公・乃木(堺雅人)とテロ組織“テント”との攻防を描く物語。役所さん演じるテントのリーダー、ノゴーン・ベキの過去が語られる回では、長髪に無精ひげ姿で登場(さらに、詰め襟や紋付き袴姿も)。ノゴーン・ベキの名の由来や、異国の地で息子と生き別れ、妻を失いながらも孤児たちのために闘った壮絶な人生を体現する演技、その孤高さは大きな注目を集めた。U-NEXTにて配信中。“悪意”で結びついた3人「MALICE」タイトルのMALICE(マリス)とは“悪意、敵意、恨み”という意味。林さん演じる、大学事務局長の刺殺事件を担当する所轄刑事・星野尚人は、容疑者とされた講師・谷村夏帆(高梨臨)、週刊誌記者・丸山奏太(佐藤隆太)と利害関係の一致から協力関係を結んでいく。「VIVANT」では妻役だった高梨さんと再共演している。家族の問題も抱える星野は、「自分の仕事をするだけ」と自分自身をごまかし、諦めることを繰り返してきたが、事件の真相を追ううちに自身の内にある“悪意”とも向き合わざるを得なくなる。韓国ドラマのような雰囲気もあるオリジナルストーリーで、くたびれたスーツ+「ヒゲノハヤシ」刑事のやさぐれ度は過去No.1かも。<STORY>翔東大学の事務局長、小園洋平が自宅で刺殺体で発見された。現場に駆けつけた富士見署刑事、星野尚人(林遣都)は、殺害現場であるリビングの様子を見て、妻と離れて暮らしていたという小園に、別の女の影を感じる。翔東大学国際社会学部の講師、谷村夏帆(高梨臨)は、どんな手を使ってでも出世しようとしており、半年前から人事権を持つ小園と不倫関係にあった。その小園が殺害され、夏帆は殺人犯として逮捕される。一方、不倫の情報を匿名のメールで受け取った記者の丸山奏太(佐藤隆太)は、何者かが事件の印象操作を図ろうとしていることに気づき、独自の調査を始める。そんな中、星野は中途半端な捜査で夏帆を犯人と決め込む警察上層部の捜査方針に違和感を覚え、やがて夏帆が何者かにハメられた可能性に気づく。刑事、容疑者、記者――。3人はそれぞれにプライベートにおける問題も抱えながら、利害関係の一致から協力関係を結ぶことに。事件を企てた人間をあぶり出そうと画策し、一歩ずつ真実へと近づいていく。果たして、真犯人は誰なのか?人々の“悪意”の裏に潜む衝撃の事実が明らかになる…。U-NEXTにて独占配信中。5年ぶりに牧凌太が帰還「おっさんずラブ‐リターンズ‐」2018年に放送されたドラマの続編として、春田創一(田中圭)や黒澤武蔵(吉田鋼太郎)、そして林さん演じる牧凌太の5年後を描く。春田の告白の後、幸せな日々を送る2人に待ち受ける、“家族になる”ための紆余曲折が描かれていくようだ。2024年1月5日より毎週金曜23時15分~テレビ朝日系24局にて放送開始。「マゲノハヤシ」で仕掛け人に!?映画『身代わり忠臣蔵』『身代わり忠臣蔵』はムロツヨシ主演、かの赤穂浪士による「忠臣蔵」の物語に“身代わり”という斬新なエッセンスを盛り込んだ時代劇エンターテインメント。林さんは、吉良上野介の弟・孝証(ムロツヨシ二役)へ「殿に化けて、吉良家をお守り下さい!」と“身代わり”を懇願する吉良家家老・斎藤役で、絶対にバレてはいけない<身代わりミッション>の仕掛け人!?“まげ”姿でのムロさんとの共演にも期待高まる。2024年2月9日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:身代わり忠臣蔵 2024年2月9日より全国にて公開(C)2024「身代わり忠臣蔵」製作委員会隣人X ‐疑惑の彼女‐ 2023年12月1日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2023 映画「隣人X 疑惑の彼女」製作委員会 ©パリュスあや子/講談社
2023年12月02日女優の上野樹里が、2日に都内で行われた映画『隣人X -疑惑の彼女-』(12月1日公開)の公開記念舞台挨拶に林遣都、熊澤尚人監督とともに登場した。同作はパリュスあや子氏による小説『隣人X』の実写化作。紛争のため故郷を追われた惑星難民Xが溢れ、各国がその対処に苦慮していた世界、人間の姿をそっくりコピーして日常に紛れ込んだXがどこで暮らしているのか、誰も知らない。そんな中、週刊誌記者の笹憲太郎(林遣都)はX疑惑のかかった柏木良子(上野)の追跡を始める。スクープの為に自身の正体を隠しながら徐々に良子へ近づいていく笹。2人は少しずつ距離を縮め、やがて笹の中に本当の恋心が芽生えるが、良子がXかもしれないという疑いを拭いきれずにいた。嘘と謎だらけのふたりの関係は予想外の展開を見せていく。○■上野樹里、初共演・林遣都にメッセージ「一緒に共演できてよかった」イベントでは、12月6日に33歳の誕生日を迎える林に花束を贈呈するバースデーサプライズを実施。林は、今作で初共演となった上野について「会うたびに人を感動させる力を持った方」と表現。「先日僕がお米にハマっているとお話したら、きょうも舞台挨拶が始まる直前に、お米をプレゼントしてくださって。もうあと数分で移動しなきゃいけない空気が漂うなか、きれいな爪をしているのに、でっかいダンボールをベリベリと破いてプレゼントしてくれた」と上野の舞台裏の姿を明かす。これには上野も「舞台裏を丸裸にされた気が……」と照れた表情。自らも「確かにプロデューサーさんが『行きますよ』と言っているのにベリベリと(ダンボールを)開けて、『一粒万倍日に精米されたお米だよ~』ってやってました」と振り返っていた。また、上野も「遣都くんとこんな素敵な作品に携われて嬉しい。良子と笹のバランスも絶妙なコンビネーションで、登場人物が多くないんですが、見ごたえのある映画になっているのは、遣都くんのすさまじい集中力と表現力だと思います。一緒に共演できてよかったです」とメッセージを送っていた。
2023年12月02日俳優の林遣都が、2日に都内で行われた映画『隣人X -疑惑の彼女-』公開記念舞台挨拶に、主演の上野樹里、熊澤尚人監督とともに登場した。同作はパリュスあや子氏による小説『隣人X』の実写化作。紛争のため故郷を追われた惑星難民Xが溢れ、各国がその対処に苦慮していた世界、人間の姿をそっくりコピーして日常に紛れ込んだXがどこで暮らしているのか、誰も知らない。そんな中、週刊誌記者の笹憲太郎(林遣都)はX疑惑のかかった柏木良子(上野)の追跡を始める。スクープの為に自身の正体を隠しながら徐々に良子へ近づいていく笹。2人は少しずつ距離を縮め、やがて笹の中に本当の恋心が芽生えるが、良子がXかもしれないという疑いを拭いきれずにいた。嘘と謎だらけのふたりの関係は予想外の展開を見せていく。○■林遣都、33歳の抱負は「好きなことを見つける」イベントでは、熊澤監督から上野と林に感謝と労いの意味を込めた花束が贈呈されるサプライズを実施。さらに、12月6日に33歳の誕生日を迎える林に、上野が花束を贈呈するバースデーサプライズも行われた。MCからきっかけの言葉を受けた上野は、「えっ! まだ? ダブルサプライズ!?」ととぼけた様子で返しながらも、「お誕生日おめでとうございます~!」と林に花束を手渡す。そして、上野の先導のもと観客から「遣都くん、お誕生日おめでとう」という声援を受け取った林は、2つの花束で顔が埋もれ気味になりつつ、「33歳になります。俳優をやっていて良かったなって思えるような、人のためになれる今回のような作品に今後も関わっていけるようにがんばっていきたいと思います」とコメントした。改めて33歳の抱負を聞かれると、「えぇ~っと……」と悩みつつも「好きなことを見つける! なにか自分自身の日々を充実させるようなものを見つけていきたい」と笑顔を見せていた。
2023年12月02日映画『隣人X -疑惑の彼女-』(12月1日公開)の公開記念舞台挨拶が2日に都内で行われ、上野樹里、林遣都、熊澤尚人監督が登場した。同作はパリュスあや子氏による小説『隣人X』の実写化作。紛争のため故郷を追われた惑星難民Xが溢れ、各国がその対処に苦慮していた世界、人間の姿をそっくりコピーして日常に紛れ込んだXがどこで暮らしているのか、誰も知らない。そんな中、週刊誌記者の笹憲太郎(林遣都)はX疑惑のかかった柏木良子(上野)の追跡を始める。スクープの為に自身の正体を隠しながら徐々に良子へ近づいていく笹。2人は少しずつ距離を縮め、やがて笹の中に本当の恋心が芽生えるが、良子がXかもしれないという疑いを拭いきれずにいた。嘘と謎だらけのふたりの関係は予想外の展開を見せていく。○■上野樹里、『隣人X』公開記念舞台挨拶に登場きのう1日に公開を迎えた同作。上野は7年ぶりの映画主演作を夫でロックバンド・TRICERATOPSの和田唱とともに鑑賞したそうで「これから(映画館に)通い詰めることになりそうです。こんなことは人生で初めて」と話す。「こんなにスクリーンから語り掛けてくる映画に自分が携わっている……ひと言ひと言が胸に突き刺さってくるし、これは映画館で味わうべきだと思いました」とアピールした。内容をすでに知っている上野は、観客の反応を楽しみに劇場に足を運んだそうだが、「わくわくだな~くらいの感じだったんですけど、自分が(作品を)深く理解しているからこそ、どのシーンも突き刺さってくる」と思わず感動してしまったそう。さらに「終始、いろんなところで涙が流れそうになって……お手洗いに行くためにハンカチを持ってきていたのに、まさか涙を拭くために必要になるとは(笑)。でもなかなかカバンから取れなくて涙がダラダラと流れていました」と、笑いを誘った。また、夫・和田の反応を聞かれると、「試写とかで観られた方も、『もう1回観たい』とおっしゃっていた方が多い。私自身もそうなっているし、夫も『すごくおもしろかった。けどもう1回観たい。すごくいい映画』という感想でした」と絶賛を受けたことを明かした。
2023年12月02日映画『隣人X -疑惑の彼女-』が公開される。人間の姿をそっくりコピーして日常に紛れ込んだ惑星難民X。未知なる存在に人は怯え、恐怖はやがて大きな混乱を生んでいく。まるでコロナ禍以降の現代を映し出したような本作で、林遣都が演じているのは週刊誌記者の笹憲太郎。Xの疑惑がかかる謎めいた女性・柏木良子(上野樹里)に近づいた笹は、スクープをあげて身を立てたいという功名心と、良子への恋心のはざまで激しく揺れ動く。なぜ林は、社会の片隅でうずくまっているような役とこんなにもシンクロするのか。思わず胸が痛むようなリアリティの秘密に迫った。人の弱い部分を理解できる人間でありたい仕事はクビ寸前。唯一の肉親である祖母の老人ホームの費用も未払いのまま。経済的にも精神的にも追いつめられ、笹は逃げ場を失っていた。『初恋の悪魔』の鹿浜鈴之介。『浅草キッド』の武(ビートたけし)。近年、林遣都は世の中にうまくなじめない人や生きづらさを抱える人を演じることが多い。「あるときから人の弱い部分を理解できる人間でありたい、俳優でありたいという想いが、自分の大きな軸になっていて。だから、そういう役をいただけると、どうしてもやりたいと思ってしまうんですね」そう林遣都は話しはじめた。ゆっくりと、一つ一つ言葉を選ぶような口ぶりに、彼の控えめで、思慮深い性格が表れている。「僕自身、特にここ数年は生きることの大変さだったり、世の中の怖さだったりをより強く感じるようになってきていて。そんな中、僕が演じた役を見て、同じような思いを抱えていたり、同じような経験をしたことのある人から、『自分はこれでいいんだと思えた』『頑張って生きていこうと思えた』という言葉をいただけたことがあって。そのときに思ったんです、こんな素敵なことはないなって」『姉ちゃんの恋人』では前科一犯の元受刑者。『恋する寄生虫』では潔癖症に苦しむ青年。孤独の淵にいる人物が光の射す方へ踏み出す姿に、観る者は希望を重ねた。「役者は、ずっとやっていける確証のない特殊なお仕事。先が見えない中で、そういった言葉をいただけると、自分は役者を続けていいんだと思えるというか、やり続けなきゃと思わせてくれる。観た人からの救われたという言葉に、僕自身が救われているんです」だが、役の抱える苦しみは、あくまで林遣都本人のものではない。なのに、役をまとうと、林はまるで自分自身が味わったもののように、絶望や痛みを体現する。「そこはもう想像力しかないです。自分の中にある近しい何かと重ね合わせて、想像を膨らませていく。自分にも似たような経験をしたことがあったな。似たような思いをしたことがあったな。そう感じることはもちろんありますけど、役の立たされている状況は自分が経験したそれよりずっと辛い。ほんのちょっとしたことで僕はあんなに辛かったのに、じゃあこの人はどれだけ辛いんだろうって。そうやって、想像して、想像していくしかないです」実力派と評されるようになった今もなお「自分に自信がある方じゃない」と自己評価は低い。でも、そんな繊細な林だから、役の生きづらさに寄り添えるのだろう。今回演じた笹についても、「共感できるところはたくさんあった」と慈しむような視線を向ける。「笹とは年齢も同世代。ちょうど僕ぐらいの年になると、20代とは違った危機感や不安を抱きはじめます。中でも笹は現状がうまくいっていない分、人に認められたいという気持ちは強い。そして、その焦りは僕にもある。職種は違えど、彼の抱いている感情で理解ができないというところは全然ありませんでした」一緒にお芝居する人によって役はつくられていくその役への没入ぶりから、「憑依型」と形容されることも多い。周りが見えなくなるあまり、「ドラマの現場とか、衣装のまま帰ってしまったこともあります」と苦笑いを浮かべる。林は、自身との境界線が曖昧になるほど、役と同一化する。まるで役に身も心も捧げるように。「だから、役を引きずったりすることはないんですかと聞かれることが多いんですけど、不思議と作品が終わると、あまりそういう感覚はないんですよね」おそらく彼にとって自らの体が「器」なのだろう。作品の期間中は「器」を役で満たし、終われば「器」は空になる。ならば、彼の身を通り過ぎていった過去の役たちは、そのまま消えてなくなってしまうのだろうか。林の答えは、違った。「僕はどの役も思い入れは変わらなくて。感覚としては、どの役も心の奥底にずっと残っている感じですね」そう言って林が挙げたのは、来年1月から5年ぶりのカムバックを果たす『おっさんずラブ』の牧凌太だった。「この間、(田中)圭くんと(吉田)鋼太郎さんと3人で久々に写真撮影をしたんですよ。もう結構な年月が経っているし、僕自身も年齢を重ねている。『おっさんずラブ』をきっかけに僕のことを応援してくださった方もたくさんいらっしゃるので、その人たちの期待に応えられるかなって最初は不安でした。でも、当時と同じメイクさんにメイクをしてもらって、圭くんや鋼太郎さんと一緒にインタビューを受けているうちに、やっぱり思い出すんですよね、感覚を。で、気づいたら写真に写ってる自分の顔が、ちゃんと牧に戻っていたんです」クランクアップとともに錠をおろした「役」という引き出し。普段は開くことのないその引き出しの鍵を開けたのは、同じ時間を過ごした共演者だった。「そのとき思ったんです。役っていうのは、自分でつくり上げるものじゃなくて、周りの人につくってもらっている要素もすごく大きいんだなって。メイクさんや衣装さんといったスタッフのみなさんの力がなければできないというのは前から思っていたことですが、今回改めて一緒にお芝居する人によって役はつくられていくものなんだなと強く思いました。周りの人たちがいてくれるから、僕が役として存在できるんです」自分を高め続けないと、他人を演じることなんてできない俳優デビューは、2007年の映画『バッテリー』。本作でメガホンをとった熊澤尚人監督とは、自身3本目の映画出演作である『DIVE!!』でタッグを組んだ。まだ初々しさの残る少年だった林は32歳となり、すっかり俳優の顔つきとなっている。芝居という正解のない道で、演技という点数のつかない技術を磨く。林は『DIVE!!』からの15年で何を心に刻みながら俳優の道を歩んできたのだろうか。「『DIVE!!』のときに、熊澤監督から『自分自身を磨き続けてほしい』ということを言われました。いろんな経験をして、いろんなことを知って、自分を高め続けないと、他人を演じることなんてできない。あの頃、僕はまだ10代でしたが、ずっとその言葉を大事にしてやってきたような気がします」よき俳優である前に、よき人間であれ。俳優修業とは、すなわち人間修業なのだ。「(林の舞台出演作を数多く手がける)シス・カンパニーの北村(明子)さんからもよく『人を見る目を養い続けなさい』と言われています。そのためにいちばん大事なのは、日々の生活。ちゃんと生活をすることで、自分を広げて、高める。その積み重ねが、いろんな役に対応できる自分をつくるんです」決して人前に出るのが得意な人間ではなかった。今も、取材はあまり得意ではない、と少し気まずそうにはにかむ。「役を演じているときの方が楽しいです。演じているときは、いつもの自分と違うコミュニケーションがとれて、それが心の安定剤になっている。むしろこうやって自分の言葉で話しているときの方が、心が削られます(笑)」けれど、そうやって自分の苦手なことをあえて口に出して笑いに変えられるようになっただけ、昔よりいくらか負担は軽くなったのかもしれない。笑うとできる目尻の皺も、なんだか一層柔らかくなった気がする。「さっき写真を撮られながら、だいぶ力を抜けるようになってきたなと自分でも思いました。心に余裕を持たせておかないと、なかなか大変なお仕事だとは思うので、ここ数年はなるべくそうできるように心がけて生活を過ごしてきたつもりなんですけど、おかげでちょっとは楽になってきたのかもしれません」そんなに強くないし、そこまで弱くもない、ただの人間です映画のフライヤーには、「惑星難民Xとは、何者なのか」というコピーが踊る。それを見て、不意に聞きたくなった。林遣都は、何者なのか。最後にそう尋ねると、林は照れくさそうに笑ったのち、じっくり10秒考え込んで、口を開いた。「人間ですよ、ただの」おそらく「俳優」と答えるかな。その予想は、外れた。でもこうして振り返ってみると、林が出した答えは、何よりもこのインタビューを総括するものだったと思う。「これからどうなっていくかもわからないですし、そんなに強くないですし、そこまで弱くもないし。みなさんと同じように一生懸命生きてますって感じですかね」ただ一生懸命生きている人間。だから、林遣都が演じる人間は、魂を揺さぶるのだ。「生きるのって本当に大変だなって、日々感じます。ただ、その中で僕が大事にしていることは、遣都って本名なんですけど、『都に遣わす』という意味で、『人の役に立つ人間になってほしい』という願いを込めて父親がつけてくれたんですね。まだそんな立派な人間にはとてもなれませんが、生涯をかけて父の願いを実行できる人間でありたいと思っています」自分の演じた役が、誰かの救いになることがうれしいと、彼は話した。その根底には、父から託された願いが息づいているのだろう。人生は、苦しい。生きるのは、辛い。それでも、歯を食いしばり、足を踏ん張り、一生懸命生きていく。その不器用だけど実直な生き様が、人間・林遣都をより大きくし、彼の表現に深い光と影をもたらす。性格は、シャイで悩みがち。その分、林の一生懸命に嘘はない。だから、彼が命を吹き込んだ役を見ると、人は泣き、笑い、心が救われるのだ。取材・文:横川良明撮影:友野雄ヘアメイク:竹井 温(&’s management)スタイリスト:菊池陽之介ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント林遣都さんのサイン入りポラを1名様に!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<作品情報>『隣人X -疑惑の彼女-』12月1日(金) 新宿ピカデリー 他全国ロードショー【出演】上野樹里林遣都黃姵嘉野村周平川瀬陽太/嶋田久作/原日出子バカリズム酒向芳 監督・脚本・編集:熊澤尚人原作:パリュスあや子「隣人X」(講談社文庫)音楽:成田旬主題歌:chilldspot「キラーワード」(PONY CANYON / RECA Records)配給:ハピネットファントム・スタジオ制作プロダクション:AMGエンタテインメント制作協力:アミューズメントメディア総合学院(C)2023 映画「隣人X 疑惑の彼女」製作委員会 (C)パリュスあや子/講談社
2023年11月29日好きになってはいけない。そう暗示をかければかけるほど、その人に惹かれていってしまうのはどうしてだろう。林遣都は映画『隣人X -疑惑の彼女-』で、そんな惹かれてはならない相手に恋をし、嘘と真実の狭間で揺れる笹憲太郎を手触りが伝わる温度感で表現した。第14回小説現代長編新人賞を受賞したパリュスあや子の「隣人X」を映画化した本作。舞台は、紛争のため故郷を追われた“惑星難民X”を受け入れた日本。Xは人間の姿をコピーして日常に紛れ込み、誰がXなのかはわからない。週刊誌記者の笹(林さん)はスクープのため、正体を隠してX疑惑のある柏木良子(上野樹里)に近付く。しかし一緒に時を過ごすうち良子への恋心が芽生え、笹は自分の想いに正直に突っ走るべきか、記者として貫くべきか、苛まれる。X疑惑をかけられる良子を演じたのは、上野さん。彼女にしか醸せない良心やピュアさ、そして惹かれていく林さんの演技。二人の関係性はときに緊張感をはらみながら、素朴なロマンスを下地にうごめく。上野さんのプロ意識に感銘を受けたと嬉々として語る林さんに、本作にかける想いや初めての経験に加え、過去の出演作まで話を聞いた。現代社会と向き合う、やりがいのある役――劇中で描かれる“惑星難民X”は得体の知れないものが広がっていく点で、コロナや今の世の中に通じるところがあるように思います。林さんは脚本を読んでどのように感じましたか?最初タイトルを聞いたとき「熊澤(尚人)監督がSF要素のある作品を撮るんだ…!」と思ったんです。でも蓋を開けてみると、描かれていることはここ数年の出来事を振り返らせてくれるような内容で。今の日本の姿や、現代社会で目を向けなければいけないこと、自分自身も普段大事にしていかなければいけないと感じていたことが描かれていました。すごくやりがいのある作品・役でしたので、参加したいと思いました。――演じられた笹は、Xの正体を暴く大スクープで記者として認められたい一方、取材対象者である良子に心を奪われてしまいます。彼の葛藤や行動は、どう思われましたか?笹の年齢(30代前半)は自分と近いこともあり、いろいろ共感できるポイントが多かったんです。将来に対して20代とは違った危機感、不安、焦りを感じ出す年齢だよなと。笹は現状もうまくいっていないですし、人に認められたいという思いも強い。それは常に自分にもありますし、笹が抱いている感情として理解できるものでした。良子さんとの出会いも、恋心も大切にしたいはずだけど、いろいろな事情があって…と。誰かのためを思って自分を犠牲にしなければいけないことは、誰しも、あると思うので。結果、たくさんの人に共感してもらえる役だったんじゃないのかなと思います。――笹は良子さんに「いっちゃだめだ」と思いながら惹かれていきましたが、笹にとってどのような存在だったと林さんは考えましたか?良子さんは笹にとって「救い」のような存在だったと思いました。笹にとっても、この世の中においても必要な人間だなと。良子さんは弱みや痛みを知っている人だからこそ、ちゃんと人の本質を見ることができる人。笹自身も、気づかぬうちに良子さんとの出会いに救われていったんじゃないかなと思います。仕事の内容や、人とはちょっと変わっている部分で人を判断しないところ、その人のいいところを探そうとするところこそ、良子さんのすごく素敵なところですよね。上野樹里のプロ意識と責任感に魅了――上野さんとのお芝居はいかがでしたか?お二人にしか生み出せない空気感があふれていました。樹里さんと初めてお会いしたのは、ホン読みとリハーサルの日でした。その夜、監督とプロデューサーさんと食事に行くスケジュールでしたが、リハーサルを納得いくまでやり続けて、当たり前のように食事会が中止になったんです(笑)。僕は「終わんない!」っていう、その樹里さんの姿勢がすごく好きで、その瞬間、自分の中で高揚するものがあったんですよね。樹里さんのプロ意識と作品と役に対しての責任感に、とにかく惹かれました。その1日だけで「この人となら何かいい関係性が築けるんじゃないか」という予感がしたし、撮影が終わるまでずっとそうでした。――いいものをつくろうという意識が共通してあった。そうですね。最初にお互いのスタンスというか、毎作品どういう心掛けで取り組んでいるかというところで、感覚が合うものがあったと思います。最初の段階で確認できてうれしかったです。「人の弱い部分や気持ちを理解できる俳優でありたい」――Xの存在感に揺るがされる映画で、「信じるとは」、「心の目で相手を見るとは」といろいろ感じるところがあります。林さんは本作に携わったことで、何か考えたり感じたことはありましたか?脚本を読んだとき、熊澤監督の想いがすごく込められていると思いました。今はコロナだけじゃなくて、悲しいニュースが日々絶えないですし、…生きるのって本当にしんどいことばかりですし、笹のようにやむを得ず人を傷つけてしまう、人を陥れたりしてしまうことは、誰しもあるかもしれないと思うんです。無自覚に人を傷つけてしまいやすい世の中でもあるからこそ、ひとりひとりが心掛けを少しだけ変えて、自分のことだけじゃなくて誰かの幸せを願って生きていれば、そんなに悪いことは起きないんじゃないかなって。そういう考えになれば、と自分も心がけているところがあったので、「こういう世の中になればいいな」という思いを込めていました。――林さんご自身も思いを込めていたんですね。いつからかは覚えていないですけれど、あるときから「人の弱い部分や気持ちを理解できる人間であり、俳優でありたい。そういった作品や役に関わっていきたい」という気持ちが、この仕事をする上で自分の中で大きく軸となっていきました。ここ数年は特に生きることの大変さ、世の中の怖さを強く感じるようになってきていて。そんな中でこういった僕たちがやっている仕事が何か人の力になれる瞬間がある気がしていて、やっていく意味にもなっていました。そうした役をやったときに、同じような思いや経験をして生きていた人たちに、「その役を見て、自分はこれでいいんだと思えた」や「頑張って生きていこうと思えた」という言葉をいただけたりしました。こんなに素敵なことはないと思いますし、「ああ、やっていていいんだ」とか「やり続けなければ」と思わせてくれるというか。自分自身も救われているところがあると思っています。悩みは「考え事をすると周りが見えなくなる」――林さん自身「人に“変わっているね”とよく言われる、けど直らない」ところはありますか?いろんなことを同時にできないんですよね(苦笑)。こう(真っすぐに)なっちゃうので。例えば、今は舞台(「浅草キッド」)をやっているんですけど、日々役やお芝居のことを考えてしまうんです。同じことを毎日何十回もやっているのに、袖にはけて脱いではいけない場所でズボンを脱いだりしちゃって。スタッフさんに「ここ脱ぐところじゃないですよ!!」と言われたり(笑)。考え事をすると周りが見えなくなるのは、しょっちゅうなんですよね。いつも大体「あれでよかったかな…」と考えることが多いんです。それで結構悩まされますね。――「今日のここ、よかったな」ではないと。そっちじゃないですね。…たぶんこの取材が終わって控室に入った後も、5分ぐらいは「あれでよかったのかな?」と鏡を見つめながら、でも自分の顔は全然見ていない、みたいな時間になると思います(笑)。――ちなみに、本作において林さんのそうした集中力や真っすぐさが発揮されたシーン、「ここ」というところはありましたか?集中力というか、すごく練習したシーンがあります。笹がXなのかもしれないと思っている人間が、笹のアパートに何回も訪れるシーンがありますよね。言ってしまうと、あそこは同じ場所なので1日で衣装だけを変えて、全シーンを撮っていたんです。――予告でも出てくる、アパートで笹がおびえているシーンですよね。そうです。あれを何回もやるのが、精神的にも肉体的にもとにかくしんどかった!監督の1000本ノックみたいな演出で、ひたすら怖がっておびえて叫んで、全部ひとり演技というのは初めての経験でした。言ってしまえばパントマイム的なお芝居なので、かなり練習して臨みましたし、集中してすごく頭を使いました。何回も叫んだり、何回も転がったりして。ああいう動きを極めているのが、舞台でご一緒させていただいた大先輩の浅野和之さんなんです。浅野さんの動きを参考にしながらやってみて、やったことのない表現にチャレンジできました。デビュー作には「なくしてはいけないものを感じさせてもらったり」――林さんご自身が最近観た中で、印象に残っている作品はありますか?ぜひご紹介ください。いま「浅草キッド」をやっていることもあり、(北野)武さんの映画をずっと観ています。なので武さんの作品です。自分がいちお客さんとしても、俳優としても、すごく刺さるものが多いんです。『ソナチネ』とか、特に好きですね。――『ソナチネ』は1993年の映画で、北野監督の初期作品ですよね。林さんも代表作がたくさんありますが、今でも「印象に残っています」とよく言われる出演作はありますか?その時々によりますが、回数で言うと『バッテリー』がいつまでも言っていただける作品です。本当に大きなデビュー作だったんだなと思います。「当時、学生で小説を読んでいて」という話をしていただくことがすごく多くて。あの頃は全く何の実感もなかったんですけど、10何年経って「本当にすごい作品に参加させてもらっていたんだな」としみじみ振り返ります。――とても純度の高い演技言いますか、衝撃のデビュー作ですよね。見返したりもされますか?数年に1回観ます。こういうお話のきっかけがあったときとかに(笑)。観ていると…俳優として、なくしてはいけないものを感じさせてもらったりすることもあります。純粋にもう今では撮れない空気感の映画だなとも思うし、滝田(洋二郎)監督のことも思い出しますし、大事な作品の一つですね。【林遣都】ヘアメイク:竹井 温 (&'s management) /スタイリスト:菊池陽之介(text:赤山恭子/photo:Jumpei Yamada)■関連作品:隣人X ‐疑惑の彼女‐ 2023年12月1日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2023 映画「隣人X 疑惑の彼女」製作委員会 ©パリュスあや子/講談社
2023年11月27日映画『隣人X -疑惑の彼女-』の本編映像が公開された。原作は、第14回小説現代長編新人賞を受賞したパリュスあや子による『隣人X』。世界には紛争のため故郷を追われた惑星難民Xがあふれ、各国がその対処に苦慮していた。そんな中、週刊誌記者の笹憲太郎(林遣都)はX疑惑のかかった柏木良子(上野樹里)の追跡を始める。スクープのために自身の正体を隠しながら徐々に良子へ近づいていく笹は少しずつ距離を縮め、やがて笹の中に本当の恋心が芽生えるが、良子がXかもしれないという疑いを拭いきれずにいた――。このたび公開されたのは、笹が副編集長の月村(バカリズム)のある行動に激昂し、激しくつかみかかる緊迫したシーン。笹が人目を気にするようにメガネとマスクをして、慌てて編集部に駆け込むシーンから始まり、笹は副編集長の月村を見つけるや否や、腕を掴み問いただす。なかなかXであるという証拠が掴めない中、Xにも固有のDNAがあるのではないかという考えから、編集部内ではDNA鑑定の方向でXを探ることになっていた。そのため笹は体を張ってX疑惑の人物の毛髪を入手していた。その結果を問い詰めると「鑑定があっても意味ねぇだろ」と、腕を振り払い、月村は鑑定すらしていない様子。その言葉を聞いた瞬間に不信感を覚えた笹は激昂し月村の胸ぐらを掴み、「おい!どうしてなんだ!」と怒鳴り散らした。このシーンについてバカリズムは「掴みかかられるシーンでクランクアップだったので後味が悪く終わるという(笑)。シーンが終わるたびに“すみません”と謝ってくれて、本番中もついてるマイクを触らないようにしながら勢いを感じるように、うまく掴みかかってくれました。緊迫感が伝わればうれしいです」とコメント。月村に振り回される役柄の林は「この作品で一番悪い人」と称しており、月村の存在が週刊誌の情報操作および、笹が追い詰められていく原因に大きく関与していることが伺える。監督の熊澤は、林に対し「ご一緒するのは『ダイブ!!』以来15年ぶりですが、当時と比べると成長ぶりが物凄いですよね。演技に向かうタフさと誠実さは怪物級です」と役者として絶賛しており、この短いシーンだけでも非常に緊張感のある映像となっている。『隣人X -疑惑の彼女-』本編映像<作品情報>映画『隣人X -疑惑の彼女-』12月1日(金) 公開公式サイト: 映画「隣人X 疑惑の彼女」製作委員会 (C)パリュスあや子/講談社
2023年11月20日上野樹里が7年ぶりに映画主演、林遣都と初共演を果たす映画『隣人X -疑惑の彼女-』。この度、林さん演じる週刊誌記者の笹が、バカリズム演じる副編集長・月村のある行動に激昂し、激しくつかみかかる緊迫したシーンが解禁となった。本作の舞台は、紛争のため故郷を追われた惑星難民Xが溢れ、各国がその対処に苦慮している世界。いち早く受け入れを発表したアメリカに追随するように、日本も受け入れを決定。人間の姿をそっくりコピーして日常に紛れ込んだXがどこで暮らしているのか、誰も知らない…。今回解禁された本編映像は、笹が人目を気にするようにメガネとマスクをして、慌てて編集部に駆け込むシーンから始まる。笹は副編集長の月村を見つけるや否や、腕を掴み問いただす。なかなかXであるという証拠が掴めない中、Xにも固有のDNAがあるのではないかという考えから、編集部内ではDNA鑑定の方向でXを探ることになっていた。そのため笹は体を張ってX疑惑の人物の毛髪を入手していた。その結果を問い詰めると「鑑定があっても意味ねぇだろ」と、腕を振り払い、月村は鑑定すらしていない様子。その言葉を聞いた瞬間に不信感を覚えた笹は激昂し月村の胸ぐらを掴み、「おい!どうしてなんだ!」と怒鳴り散らす…。このシーンについてバカリズムさんは、「掴みかかられるシーンでクランクアップだったので後味が悪く終わるという(笑)シーンが終わるたびに“すみません”と謝ってくれて、本番中もついてるマイクを触らないようにしながら勢いを感じるように、うまく掴みかかってくれました。緊迫感が伝わればうれしいです」とコメント。月村に振り回される役柄の林さんは「この作品で一番悪い人」と言い表しており、月村の存在が週刊誌の情報操作および、笹が追い詰められていく原因に大きく関与していることが伺える。監督の熊澤尚人は、そんな林さんに対し「ご一緒するのは『ダイブ!!』以来15年ぶり」と話し、「当時と比べると成長ぶりが物凄いですよね。演技に向かうタフさと誠実さは怪物級です」と役者として絶賛、この短いシーンだけでも非常に緊張感のある映像となっている。何を持って真実または虚偽であると断定するのか。報道されている内容が全て正しいと言えるのか。何らかのフィルターを通して物事を見ていないか。情報で溢れかえる現代において、本作は情報の取捨選択の重要性も訴えかけている。『隣人X -疑惑の彼女-』は12月1日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:隣人X ‐疑惑の彼女‐ 2023年12月1日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2023 映画「隣人X 疑惑の彼女」製作委員会 ©パリュスあや子/講談社
2023年11月20日田中圭、吉田鋼太郎、林遣都らが再集結する新ドラマ「おっさんずラブ‐リターンズ‐」より、ビジュアル撮影の裏側が公式SNSに公開された。本作は、「おっさんずラブ」(’18)から5年、アラフォーになった“はるたん”こと春田&牧の“夢の新婚生活”が描かれる。先日、新撮キャラクタービジュアルが公開され、内田理央、眞島秀和、大塚寧々、金子大地、伊藤修子、児嶋一哉とレギュラーキャスト陣全員の続投も決定。今回SNSでは、はるたん役の田中さん、黒澤武蔵役の吉田さん、牧役の林さんが、笑顔を見せたり、ピースしたりと、それぞれのビジュアル撮影の裏側を覗くことができる。SNSには、「はるたん可愛い」、「わくわくが止まりません」、「また会えてうれしいです」、「笑顔のWピースなんて滅多に見れないしハート作っちゃうとこともう……可愛すぎるよ」などと、放送を待つ視聴者からのコメントが多く寄せられている。「おっさんずラブ‐リターンズ‐」は2024年1月5日より毎週金曜日23時15分~テレビ朝日系にて放送(※一部地域を除く)。(シネマカフェ編集部)
2023年11月20日女優の上野樹里が主演を務める映画『隣人X -疑惑の彼女-』(12月1日公開)の本編映像が20日、公開された。○■笹(林遣都)、月村(バカリズム)に激しくつかみかかる今回公開されたのは、週刊誌記者の笹(林遣都)と副編集長・月村(バカリズム)の緊張感漂う本編映像。笹が人目を気にするようなメガネとマスク姿で慌てて編集部に駆け込み、月村を見つけるや否や腕をつかんで問いただす。なかなかXであるという証拠が得られない中、Xにも固有のDNAがあるのではないかという考えから、編集部内ではDNA鑑定の方向でXを探ることになっていた。そのため笹は体を張ってX疑惑の人物の毛髪を入手していたが、月村は「鑑定があっても意味ねぇだろ」と腕を振り払う。月村の言葉に不信感を覚えた笹は「おい! どうしてなんだ!」と激昂し、胸ぐらにつかみかかる。このシーンについてバカリズムは、「つかみかかられるシーンでクランクアップだったので後味が悪く終わるという(笑)。シーンが終わるたびに『すみません』と謝ってくれて、本番中もついてるマイクを触らないようにしながら勢いを感じるように、うまくつかみかかってくれました。緊迫感が伝わればうれしいです」とコメントを寄せている。【編集部MEMO】映画『隣人X -疑惑の彼女-』はパリュスあや子氏による小説『隣人X』の実写化作。紛争のため故郷を追われた惑星難民Xがあふれ、各国がその対処に苦慮していた世界、人間の姿をそっくりコピーして日常に紛れ込んだXがどこで暮らしているのか、誰も知らない。そんな中、週刊誌記者の笹憲太郎(林遣都)はX疑惑のかかった柏木良子(上野樹里)の追跡を始める。スクープのために自身の正体を隠しながら徐々に良子へ近づいていく笹だったが、2人は少しずつ距離を縮め、やがて笹の中に本当の恋心が芽生えていく。(C)2023 映画「隣人X 疑惑の彼女」製作委員会 (C)パリュスあや子/講談社
2023年11月20日田中圭&吉田鋼太郎&林遣都が再集結する、初代「おっさんずラブ」の続編「おっさんずラブ‐リターンズ‐」が2024年1月5日(金)より放送開始。内田理央、眞島秀和、大塚寧々、金子大地、伊藤修子、児嶋一哉とレギュラーキャスト陣全員の続投も決定し、キャスト全員の新撮キャラクタービジュアルも初解禁された。■アラフォーはるたん&牧の新婚生活、牧VS家政夫のムサシさんの嫁姑バトルへ「おっさんずラブ」(2018年)から5年――。待望の続編となる本作では、アラフォーになった“はるたん”こと春田&牧の“夢の新婚生活”が描かれる。幸せな日々の反面、会社で責任のある立場となった2人は、多忙で生活もままならず、小さなことでケンカばかり。そんな彼らのもとにやってきたのは、早期退職して再就職を果たした家政夫のムサシさん!最初はビジネスライクな対応を貫いていた黒澤武蔵だったが、いつの間にか牧への抑えきれない姑みが大噴出。“渡る世間は鬼ばかり状態”の嫁姑バトルがぼっ発し…!?“家族になるとは、どういうことでしょうか――?”今作でははるたんを巡る嫁姑バトルに加え、“好きだけじゃ、どうにもならないこともある”という誰もがきっとぶち当たる問題の数々。結婚はゴールではなく、スタートだった…。春田と牧、そして武蔵が、周りの人々を巻き込みながら、家族や結婚、新しい愛のカタチを模索していく本作に、おなじみのレギュラーキャスト陣6名が奇跡の再集結を果たす。■ちず、武川、マロ&蝶子、そしてマイマイ&鉄平! 5年経って6人はどう進化した?荒井ちず(内田理央)は、衝撃のスピード婚からの出産、からのスピード離婚を経て、バリバリ働きながら3歳の息子を育てるシングルマザーに。仕事と育児の両立に、悩みが尽きることはなく…!?内田さんは、「若干『おっさんずラブ』が夢の出来事だったような気持ちになっていて、本当にあんなことがあったのかなって思ったりもする」と語りながらも、「みんなで再集合できるのが本当にうれしい」とコメントする。武川政宗(眞島秀和)は、相変わらず恋活に精を出しているもののうまくいかず、すっかり恋愛迷子。SNSに病んだ投稿を繰り返す日々を送っている。結婚する気はないものの、今後の人生に漠然とした不安を抱き始めたいま、牧を「最高の元カレ」と再認識するようになり…!?「前作で思い出に残っていることが、たくさんあり過ぎて(笑)」と眞島さん。「“人気作品の続編”ということに安心せず、まずはいつも通り自分の役割をきちんとやろうと思います」と真摯に語る。一方、栗林歌麻呂(金子大地)は年の差を乗り越え栗林蝶子(大塚寧々)と結婚。現在は母と二世帯同居中で、折り合いの悪い2人の板挟みという“嫁姑問題”に悩まされている。一方の蝶子は、そんな義母との問題から逃げるようにベトナムアイドルにどハマり中で…!?前作では「武蔵が春田に告白するシーンはすごく切なくて、よく覚えています」と語る大塚さん。今回の蝶子は「弓道をやっていたり、お姑さんとのバトルもあるんです。ささいなことなんですが、日常で感じるその時々の感情を表現していけたら」と意気込みを語る。また、「いまだに“マロ”って呼ばれることもあります」と明かした金子さんは、「蝶子さんとも順調に進んでいるので、自分でも台本を読んでホッコリしました」と語った。そして、結婚して2人の子どもに恵まれた荒井舞香(伊藤修子)&荒井鉄平(児嶋一哉)も登場!さらに、鉄平の「居酒屋わんだほう」では、変なメニュー&まったく売れないソングも健在で、本作でもみんなが集うにぎやかな場所になること必至。伊藤さんは、「今回は鉄平と舞香の結婚生活も描かれると思うんですが、特に“落ち着いて変わっちゃった”という感じにはせずに、これまでどおりの舞香をお見せできたらいいなと思っています」と語る。「前作の頃よりさらに活躍されているメンバーなのに、よく揃ったなぁ…」という児嶋さん。「面白いのは前作と変わらず間違いありません。鉄平は、大事なエッセンスを加える役だと思うので、見逃さないよう、ちゃんと集中して、鉄平&舞香に注目してください!」とアピールした。時が経てば環境も人間関係も少しずつ変わっていくもの。春田&牧、武蔵と同様に、結婚、家族、子育て、嫁姑問題、介護問題など、彼らもそれぞれの環境で、さまざまな問題に直面している。さらに、最新作にはこのメンバーに加わる“新キャスト”も登場。新たなラブバトル勃発となるのか…!?一体どんなキャラクターが参加するのか、続報が待たれる。■レギュラー9人の新ビジュアルも初解禁TVerでは過去作の放送が決定!そして今回、春田創一(田中圭)、牧凌太(林遣都)、荒井ちず(内田理央)、栗林歌麻呂(金子大地)、荒井舞香(伊藤修子)、荒井鉄平(児嶋一哉)、武川政宗(眞島秀和)、栗林蝶子(大塚寧々)、黒澤武蔵(吉田鋼太郎)の新撮キャラクタービジュアルも初解禁。雪が舞い降りる中、それぞれせつなさや笑顔を浮かべ佇む9人それぞれの表情、そして毎度おなじみ、伏線いっぱいのキャッチコピーにも注目。そして、メンバーたちが撮影に挑んだ際のメイキング動画は、公式SNSで随時公開されていくという。さらにTVerでは、「おっさんずラブ」の過去作を配信することが決定。11月20日(月)から年の瀬恋愛ドラマ「おっさんずラブ」(2016年)、「おっさんずラブ-in the sky-」(2019年)を配信。12月4日(月)から「おっさんずラブ」(2018年)を配信。また、TELASA(テラサ)では過去作をコンプリート配信中となっている。「おっさんずラブ-リターンズ-」は2024年1月5日より毎週金曜23時15分~テレビ朝日系24局にて放送。(※一部地域で放送時間が異なります)(シネマカフェ編集部)
2023年11月18日女優の上野樹里が主演を務める、映画『隣人X -疑惑の彼女-』(12月1日公開)の本編映像が15日、公開された。○■笹(林遣都)がどうにか良子(上野樹里)と接触を図ろうとする『隣人X』本編映像今回公開されたのは、惑星難民 Xのスクープを上げるため、Xの疑いがある良子(上野)に近づこうと、笹(林)ががむしゃらに良子との接触を図ろうとする場面の本編映像。良子が勤める宝くじ売り場にハズレクジを持ち込んできた客が言いがかりをつけ、近づくタイミングを見計らっていた笹は、怯える彼女を見かねて助けに入る。会話が続かないことに焦った笹は「何か食べたいものはないですか? ご馳走します。一緒に食事がしたくて」と誘うも、名前も何者かも分からない男性からの急な誘いに戸惑った良子に断られてしまう。しかし、引き下がれない笹は「スクラッチ買うので、当たったら食事してください」と口説き方で交渉に出る。【編集部MEMO】映画『隣人X -疑惑の彼女-』はパリュスあや子氏による小説『隣人X』の実写化作。紛争のため故郷を追われた惑星難民Xが溢れ、各国がその対処に苦慮していた世界、人間の姿をそっくりコピーして日常に紛れ込んだXがどこで暮らしているのか、誰も知らない。そんな中、週刊誌記者の笹憲太郎(林遣都)はX疑惑のかかった柏木良子(上野樹里)の追跡を始める。スクープの為に自身の正体を隠しながら徐々に良子へ近づいていく笹だったが、2人は少しずつ距離を縮め、やがて笹の中に本当の恋心が芽生えていく。(C)2023 映画「隣人X 疑惑の彼女」製作委員会 (C)パリュスあや子/講談社
2023年11月15日