原木椎茸の栽培から加工・販売を行う野呂食品株式会社(所在地:三重県四日市市、代表取締役:野呂 和克)は、近隣の学校を中心にしいたけに関する講演会を開催しました。そして「子どもたちのしいたけ嫌い」に関する調査を実施、2023年3月29日に調査結果を発表しました。野呂食品オフィシャルオンラインサイト: ■調査結果概要三重県立相可高等学校(所在地:三重県多気郡)の高校生を対象に、しいたけに関する講演会を実施いたしました。講演会実施前は参加者の51%が「しいたけが嫌い」と回答したものの、講演会後には90%が「野呂食品のしいたけを食べたい」と回答いただきました。※調査対象:三重県立相可高等学校在校生61人講演会前アンケート講演会後アンケート■しいたけを嫌う要因*しいたけは嫌いな食べ物ランキングで常連しいたけは栄養満点な食べ物である一方、嫌いな食べ物ランキングで常に上位にする位置など、苦手意識を持たれてしまう方が多くいらっしゃいます。子供の頃に一度苦手になってしまうと、大人になってからも苦手という方が多くいらっしゃいます。*なぜ苦手な方が多いのかしいたけには香り成分として「レンチオニン」という有機硫黄化合物が含まれています。この「レンチオニン」は独特な香りを有し、匂いに敏感な子供は拒否反応を示してしまうことが多いとされております。また、「レンチオニン」はしいたけにしか含まれておらず、他の食材で慣れることができないため、大人になっても苦手な方もいらっしゃいます。■野呂食品が栽培するのは「原木椎茸」野呂食品が栽培する椎茸は「原木椎茸」と呼ばれ、自然栽培を行っております。この「原木椎茸」は市場全体の10%しか出回っていないとされております。一方、市場に多く出回っているのが、「菌床椎茸」と呼ばれる人口栽培で育ったしいたけです。「菌床椎茸」は安定して多くのしいたけを栽培できるメリットはあるものの、見た目・香り・栄養面が大きく違ってきます。市場シェアからも、現状だと原木椎茸を口にする機会はかなり稀となっています。■講演会でのアンケート結果*しいたけの好きな理由と嫌いな理由実際に参加いただいた高校生にしいたけが好きな理由・嫌いな理由を調査いたしました。好きな理由は「食感」が42%、「味」が35%と全体の8割を占めました。一方、嫌いな理由は「味」が45%、「食感」が29%という結果で、味が嫌いという方が最も多いことが分かりました。また、嫌いな理由の特徴として、「匂い」が20%を占めております。好きな理由上位には上がらないことを見ると、「レンチオニン」の影響を感じさせる結果となりました。しいたけの好きな理由しいたけの嫌いな理由*原木椎茸の認知度アンケートの結果、68%の方が原木椎茸を知らないという結果になりました。市場に出回る量が少ない分またまだ消費者への認知度が低く、しいたけ本来の魅力を持つ原木椎茸を発信していかなくてはなりません。原木しいたけと菌床しいたけの2種類があることを知っていたか■野呂食品の原木椎茸※栽培へのこだわり国産原木をその土地の木こりさんから購入し、1本1本丁寧に椎茸菌を植菌しています。原木椎茸に必要な原木の伐採は森林の整備になり、森林の土壌に水を貯えることとなり、洪水などの災害防止となります。三重県の北勢地域の地域資源を活用して、次の世代に技術と産業を残すことができる原木栽培を誇りに思っています。原木椎茸※こだわりの加工品もともとお菓子の原料を作っていたこともあり、食品を加工する技術には自信があります。昔ながらの原木栽培の生しいたけ、乾燥しいたけだけではなく、ひと味違う加工食品の製造・販売ができるのは当社の自慢でもあります。また、これまで数々のTV番組にて取材をいただき、多くの方に知っていただきまししいた。今ではしいたけの加工食品が当社を代表する商品となっております。※あおさのりと原木椎茸の宝物日本の生産量トップである三重県の特産品の「あおさのり」と自慢の「原木椎茸」との最強コラボ商品です。少し甘めに味付けしたご飯のお供です。テレビ番組の企画で開催されたご飯のお供決定戦で全国優勝もさせていただきました。日本にとどまらず台湾などの東南アジアでも大人気商品となっております。あおさのりと原木椎茸の宝物あおさのりと原木椎茸の宝物 イメージ■調査概要調査方法 :三重県立相可高等学校における「みえ創業チャレンジスクール」講演会でのアンケート調査調査日 :2022年6月17日有効回答者数:61人回答者の属性:三重県立相可高等学校 生産経済科2年生・3年生調査実施者 :野呂食品株式会社■各種サイトコーポレートサイト : 公式オンラインサイト: 公式Instagram : ■会社概要商号 : 野呂食品株式会社代表者 : 代表取締役 野呂 和克所在地 : 〒512-8048 三重県四日市市山城町902-7設立 : 1966年2月事業内容: 原木椎茸の製造、加工及び販売資本金 : 1,000万円URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】野呂食品株式会社 お客様相談窓口TEL : 059-337-0008MAIL: noro@genboku-siitake.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月29日TSUBU株式会社(以下 TSUBU)は、再生エネルギーで生産されたSDGs菌床椎茸「しいたけっ子」(商標申請中)の販売を東京都練馬区の食のセレクトショップ「天晴(あっぱれ)ONLINE SHOP」にて開始します。価格は「100円/袋」で販売予定です。消費者が日頃の消費活動において再生エネルギーを使用したSDGs食品を選択し100円で手軽に貢献できるようになることを目的としています。しいたけっ子パッケージ【自動化や栽培技術により生産コストを大幅に削減】昨今、農業におけるエネルギーコストの比率は膨大であり燃料価格の高騰などがそのまま農産物の販売価格に反映されておりますが、TSUBUの椎茸農園は太陽光パネルを備えたビニールハウスで自家発電の電力を生み出すことで、燃料価格に左右されない安定的な生産を可能にしました。また、これまで人の手で行っていた作業を自動化や栽培技術により大幅に削減することに成功し、アグリテックと再エネの両面から生産コストを下げる事で「100円/1袋」を実現することができました。東京都西多摩郡瑞穂町の椎茸農園では、約40kwhの発電も現在稼働中です。東京都西多摩郡瑞穂町(農園)今後、廃棄菌床を燃料とするバイオマスボイラーも導入準備中であり、廃棄物から再生エネルギーを生み出すことで更に「しいたけっ子」の環境価値を高めてまいります。他に、TSUBUではフードロス問題についても力を入れており、生産・販売予定のカーボンニュートラルいちご「エコベリー」における規格外品のフリーズドライ化と同様に、椎茸についても商品価値の低いといわれるB・C級品を廃棄することなく、2次加工しやすい保管性・可搬性の良い製品として販売を予定しています。小型バイオマスボイラー【「しいたけっ子」の販売を開始】まず、協業先である自然食品・健康食品を扱う東京都練馬区の食のセレクトショップ「天晴(あっぱれ)ONLINE SHOP」において全国に先駆けて「しいたけっ子」の販売を開始します。椎茸はβ-グルカン、ビタミンD、ミネラル、食物繊維といった健康に必要な栄養素を豊富に含む低カロリー食品として知られており、「しいたけっ子」は環境問題に貢献しながら、消費者の健康にも一役買える商品として、生食および冷凍品の販売を予定しております。椎茸は冷凍により、細胞壁が壊れることで細胞内の酵素が活発に活動して旨味が増すと言われており、調理の際に味が染み込みやすいというメリットもあることから、生食と冷凍品両方の美味しさを消費者へ提供してまいります。■東京都練馬区の食のセレクトショップ「天晴(あっぱれ)ONLINE SHOP」 【今後の展開】TSUBUでは「しいたけっ子」の生産スタイルをベースに、ハウスの屋根を提供しPPAモデルにて電力生産者からリーズナブルな価格で生産者が購入するコラボモデルや、バイオマスボイラーへの置換環境価値を、TSUBUの取引先の流通や店舗様へ納品する事も視野に入れており、今後、SDGs食品事業を切り口に、さらに新しいビジネスモデルを展開する予定で、SDGs(持続可能な開発目標)における、2番・7番・13番等を具体的に実現してまいります。※今回、期間限定で「しいたけっ子」のサンプルをご希望の小売店様・食品メーカー様にお配りいたします。2月20日より1か月間、100個限りとさせていただきます。ご希望の方は、下記連絡先までメールをお願いいたします。その際には「会社名・ご使用目的・連絡先」をいただきますようお願いいたします。【会社概要】商号 : TSUBU株式会社代表者 : 代表取締役 佐藤 晃一所在地 : 〒141-0001 東京都品川区北品川5-5-15 大崎ブライトコア4階設立 : 2018年4月事業内容: 情報システム開発・アグリテック事業URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月15日商工組合中央金庫は19日、新品種の巨大椎茸を活用して地域経済の活性化に取り組む新設の協同組合日本茸師の会に対して、1千万円を融資したと発表した。商工中金は、各地域の地方公共団体や関係機関等と連携しながら、「地域経済の活性化」や「地域雇用の創造」に貢献する中小企業や協同組合を積極的にサポートしている。徳島県では、県内の農林水産業の活性化を図るための主要施策の一つとして、「徳島県の特長を生かした農業水産業の振興」を展開している。商工中金(徳島支店)は、同県の取組みに呼応し、新設の協同組合日本茸師の会に対し、徳島県信用保証協会と連携して創業資金1千万円を融資。また商工中金は、徳島県中小企業団体中央会(以下、徳島県中央会)と連携し、同組合の設立支援を行っている。協同組合日本茸師の会は、椎茸の種菌の共同開発・販売を目的として、2014年4月に設立された。同年11月に、同組合とファイブエムは、直径約15センチの巨大椎茸である新品種「天恵菇(てんけいこ)」を共同開発した。今後、同組合は各地の組合員を通じて、新品種を全国に流通させていく計画。商工中金は、この新規事業を地域経済の活性化につながる取組みと高く評価し、融資した。商工中金は、徳島県中央会や徳島県信用保証協会をはじめとする各地域の関係機関や地方公共団体等と連携しながら、地域経済の活性化に貢献していくとしている。
2015年01月20日