俳優の草なぎ剛が主演を務める映画『碁盤斬り』(5月17日公開)の完成披露舞台挨拶が23日、都内で行われ、草なぎ、清原果耶、中川大志、奥野瑛太、音尾琢真、市村正親、斎藤工、小泉今日子、國村隼、白石和彌監督が登壇した。本作は、ある冤罪事件によって娘と引き裂かれた男が、武士としての誇りを賭け仇討ちに挑むリベンジ・エンタテイメント。冤罪に貶められた浪人・柳田格之進を草なぎ剛、格之進の一人娘・お絹を清原果耶が演じた。主演の草なぎは「ようやく届けられるということで、ドキドキワクワクしています」と声を弾ませ、「すごく楽しかったです。僕は毎日それぞれの方とお会いできて自分の持っているものをすべて出し切れたので、幸せな環境で映画が作れたなと思いました」と撮影を回顧。「僕の代表作になったと思います」と手応えを口にした。舞台挨拶後、草なぎ、清原、中川、斎藤が取材に対応。草なぎは、萬屋の手代・弥吉役を演じた中川について「日本屈指のイケメン。世界の方が見ても『ナイスイケメン!』ってなる感じ。それに加え、ただかっこいいだけじゃなくて、内側から湧き出てくるパッションやエネルギーをお持ちなので、それがすごい魅力ですね。ただのイケメンじゃないって思わず言ってしまうような、心に中川グルーヴを抱えていますね」と魅力を語ると、中川は「ありがとうございます。うれしいです」と喜んだ。中川は、草なぎについて「いつか共演させていただきたいなという憧れの方だった」と言い、「今回本当にうれしくて」と初共演に喜び。「現場でお芝居にアプローチしていく姿は共演しないと見られないですし、寡黙で実直な格之進という役なので、どんな感じでいらっしゃるのかドキドキしていたんですけど、拍子抜けしてしまうほどすごく自然体で、すごくほっとしたというか。そこからちょっとずつじりじり本番に向けてギアが上がっていく姿、その過程が見られて、しかも完成したものを見て、今まで出会ったことのないタイプの方でいろいろ衝撃でした」と語った。
2024年04月23日俳優の草なぎ剛が主演を務める映画『碁盤斬り』(5月17日公開)の完成披露舞台挨拶が23日、都内で行われ、草なぎ、清原果耶、中川大志、奥野瑛太、音尾琢真、市村正親、斎藤工、小泉今日子、國村隼、白石和彌監督が登壇した。本作は、ある冤罪事件によって娘と引き裂かれた男が、武士としての誇りを賭け仇討ちに挑むリベンジ・エンタテイメント。冤罪に貶められた浪人・柳田格之進を草なぎ剛、格之進の一人娘・お絹を清原果耶が演じた。主演の草なぎは「ようやく届けられるということで、ドキドキワクワクしています」と声を弾ませ、「すごく楽しかったです。僕は毎日それぞれの方とお会いできて自分の持っているものをすべて出し切れたので、幸せな環境で映画が作れたなと思いました」と撮影を回顧。「僕の代表作になったと思います」と手応えを口にした。イベント後、草なぎ、清原、中川、斎藤が取材に対応。格之進と因縁のある武士・柴田兵庫を演じた斎藤は「役柄は史上最低のキャラクターで救いがないなと思いながらも、演じるというのは弁護士みたいな関わり方だと思うので、兵庫を弁護したいなと。彼が何を信じて格之進と対峙するのか、唯一理解して、兵庫を作らなきゃなと努力したつもりです」と語った。草なぎと斎藤の殺陣のシーンも見どころである本作。斎藤は「僕は準備に時間がたくさんあったんですが、剛さんは撮影しながら合間の時間で立ち回りを覚えていらっしゃって、それをすぐに落とし込んでいる速度に驚きました。ダンスの振りのように動きを覚えられた後に本番で感情が乗っかるという神業を近くで見て、鳥肌が立った記憶があります」と振り返った。草なぎは、斎藤とドラマ『37歳で医者になった僕から研修医純情物語~』『スペシャリスト』でも対峙するシーンがあったと言い、「僕の中では工くんとはターニングポイントで戦い合うというのがあって、今回それの集大成だなと。工くん体も大きいんですけど、工くんの胸を借りてぶつかっていったので、人間同士が戦っているような殺陣になったんじゃないかなと、すごく満足しています」と語っていた。
2024年04月23日俳優の草なぎ剛が主演を務める映画『碁盤斬り』(5月17日公開)の完成披露舞台挨拶が23日、都内で行われ、草なぎ、清原果耶、中川大志、奥野瑛太、音尾琢真、市村正親、斎藤工、小泉今日子、國村隼、白石和彌監督が登壇した。本作は、ある冤罪事件によって娘と引き裂かれた男が、武士としての誇りを賭け仇討ちに挑むリベンジ・エンタテイメント。冤罪に貶められた浪人・柳田格之進を草なぎ剛、格之進の一人娘・お絹を清原果耶が演じた。主演の草なぎは「ようやく届けられるということで、ドキドキワクワクしています」と声を弾ませ、「すごく楽しかったです。キョンキョンさんもファンなんで、國村さんも何度かお仕事したことがありますし。僕は毎日それぞれの方とお会いできて自分の持っているものをすべて出し切れたので、幸せな環境で映画が作れたなと思いました」と語った。半蔵松葉の大女将・お庚を演じた小泉は、本作で草なぎと29年ぶりに共演。「テレビのドラマで共演して、その頃はまだ少年っぽさも残っている頃で、オンエアが始まっていったら剛くんが演じたキャラクターがとても人気が出て、出番が増えてキャラクターが大きくなったというのを覚えていて、そのぐらい当時から演じることをすごく楽しんでいたし、すごく素敵だった」と当時を振り返った。続けて、「時を経て久しぶりにお芝居を一緒にしたんですけど、背中が素敵で、主役としてすべてを背負って引き受けているという姿を見て、本当に感動しましたし、この背中の役に立ちたいと思って、お香という役を一生懸命演じたつもりです」と本作で共演した感想も述べると、草なぎは「うれしいお言葉をありがとうございます。キョンキョン大好きです」と喜んでいた。
2024年04月23日俳優の草なぎ剛が23日、都内で行われた主演映画『碁盤斬り』(5月17日公開)の完成披露舞台挨拶に、清原果耶、中川大志、奥野瑛太、音尾琢真、市村正親、斎藤工、小泉今日子、國村隼、白石和彌監督とともに登壇した。本作は、ある冤罪事件によって娘と引き裂かれた男が、武士としての誇りを賭け仇討ちに挑むリベンジ・エンタテイメント。冤罪に貶められた浪人・柳田格之進役を草なぎ剛が演じ、格之進の一人娘・お絹役を清原果耶が演じた。寡黙で頑固な武士・格之進を熱演した草なぎは「ようやく届けられるということで、ドキドキワクワクしています」と今の心境を述べ、「感想をSNSとかで発信してくれたら」と観客に呼びかけた。そして、「すごく楽しかったです。キョンキョンさんもファンなんで、國村さんも何度かお仕事したことがありますし。僕は毎日それぞれの方とお会いできて自分の持っているものをすべて出し切れたので、幸せな環境で映画が作れたなと思いました」と撮影を回顧。「けっこう大変だったんですよ。職人さんのこだわりがありまして。皆さんこだわりまくっていて大変だったんですけど、皆さんのおかげでちゃんと演じることができたなと。僕の代表作になったと思います」と胸を張った。
2024年04月23日台湾の俳優 シュー・グァンハンと女優・清原果耶がW主演を務める映画『青春18×2 君へと続く道』(5月3日公開)のスペシャル映像が23日、公開された。3月14日に世界最速で公開した台湾では、公開1カ月ですでに観客動員30万人、興行収入7,000万NTDを突破し、今年台湾で公開された台湾映画(合作含む)ではナンバー1大ヒットを記録したという同作。香港、マカオ、シンガポール、マレーシア、ブルネイ、ヴェトナムでも公開を迎え、特にヴェトナムでは、歴代日本映画実写第1位を記録するメガヒットを更新、今後も韓国、カンボジアなど10以上のアジア各国・各地で劇場公開が決まっている。この度、そんな本作を彩るMr.Childrenによる書き下ろし主題歌「記憶の旅人」にのせた主題歌スペシャル映像が解禁となった。藤井道人監督が10代から愛聴する憧れのバンドであり「この映画の主題歌はMr.Childrenしかいない」というラブコールでタッグが実現した。脚本に共鳴した桜井和寿が異例のスピードで制作し、クランクイン前には完成していたという書き下ろし楽曲「記憶の旅人」について、桜井は「こんな素敵な映画が生まれてくれたこと、そして、この映画に関われたことが、有り難くて、嬉しくて今はただ感謝でいっぱいです」とコメント。また、ジミー役を演じたシュー・グァンハンは本楽曲を聴いた感想を「はじめの一音を聴いた途端に鳥肌が立ちました! 本当に気に入っています」と残し、清原も「私自身もエンドロールで主題歌を聞いた時に“なんてこの作品に寄り添ってくれる歌なんだろう”とすごく心に染みたのを覚えています」と語っている。公開された映像は、ジミーとアミが別れを惜しむように「帰らないで」「約束しよう」と語りかけ合うシーンから始まる。18年前、台湾の高校生ジミーと日本から来たバックパッカーのアミが偶然出会い、徐々に互いに惹かれ合う様子、そして36歳になったジミーがアミから届いた絵ハガキを手に日本での一人旅に出る様子が交互に映し出される映像を「君の想いを切ない願いをずっと手放さずに抱きしめて生きよう」と切なくエモーショナルな歌詞が彩っている。さらに、日本に帰国する日にジミーに見送られながら涙を浮かべるアミの姿や、しゃがみこんで泣くジミーの姿、そしてアミが描いた絵本を読みながら大粒の涙を流すジミーの姿を映す映像に乗せて「どうしてあの時行かせてしまったの? 柔らかな後悔が今日も僕に寄り添ってる」との歌詞も。アミとの“忘れられない初恋の記憶”と“果たせなかった約束”を胸に日本での一人旅に出たジミーは、旅の途中で出会う様々な人々との交流を通してアミとの記憶をひとつひとつ拾い集めていく。Mr.Childrenの音楽に乗せて、ジミーとアミの切なくも美しいラブストーリーが描かれた。【編集部MEMO】映画『青春18×2 君へと続く道』は、藤井道人監督の最新作で初の国際プロジェクトとなる日台合作映画。台湾で話題を呼んだジミー・ライの紀行エッセイ『青春18×2日本慢車流浪記』にインスパイアされたスター・チャン・チェンが企画し、「日本×台湾」「18年前×現在」を舞台に国境と年月を超えた切なくも美しいラブストーリーが繰り広げられる。(C)2024「青春18×2」FilmPartners
2024年04月23日俳優の水谷果穂(26)が22日、公式サイトを更新し、かねてから交際していた一般男性との結婚を発表した。水谷は「この度、入籍いたしましたことをご報告させていただきます。お相手は学生時代の友人です。今日まで活動を続けてこられたのは、いつも温かく見守り、応援してくださる皆様のおかげです。これからも感謝の気持ちを忘れず、一つ一つの出会いとお仕事を大切にし、より一層精進してまいります」と記した。相手の男性は学生時代の友人で、4月に入籍。婚姻届は、都内の区役所に2人で提出した。結婚後も仕事は変わらずに続けていく。水谷は1997年11月3日生まれ、静岡県出身。2013年、学校法人大原学園のCMでデビューし、同年には『リアル脱出ゲーム密室美少女』でドラマ初出演を果たす。以降は、NHK朝の連続テレビ小説『とと姉ちゃん』『なつぞら』や、『ブラックペアン』(TBS)、『義母と娘のブルース』(TBS)、『凪のお暇』(TBS)などといった話題作に出演している。■コメント全文いつも応援してくださる皆様、関係者の皆様へこの度、入籍いたしましたことをご報告させていただきます。お相手は学生時代の友人です。今日まで活動を続けてこられたのは、いつも温かく見守り、応援してくださる皆様のおかげです。これからも感謝の気持ちを忘れず、一つ一つの出会いとお仕事を大切にし、より一層精進してまいります。今後ともよろしくお願いいたします。水谷果穂
2024年04月22日藤井道人監督最新作であり、初の国際プロジェクトとなる日台合作映画『青春18×2 君へと続く道』の特別映像と新場面写真が解禁された。本作は、台湾で大ヒットを記録中のジミー・ライの紀行エッセイを原作に、日本映画界で注目される藤井監督が脚本・監督を務める。台湾だけでなく国際的なスター俳優シュー・グァンハン演じるジミーと、清原果耶演じるアミの「日本×台湾」「18年前×現在」を舞台に紡がれる切なくも美しいラブストーリーを描く。新場面写真台湾では公開1か月で観客動員30万人、興行収入7,000万NTDを突破し、今年の台湾映画でナンバー1のヒットを記録。香港国際映画祭では満席となり、ベトナムでは日本映画実写第1位の記録を更新するなど、アジア各国での公開も決定している。解禁された映像では、ジミーとアミの恋模様が描かれており、青春の日々を感じさせるエモーショナルなシーンが収められている。映像の冒頭では、アミが「台湾に来たらしてみたかった!」というバイクの二人乗りで、ジミーの「一番好きな場所」にアミを連れていく様子が描かれる。綺麗な夜景が一面に広がる高台からの街並みを眺めながら、お互いの想いを探るように見つめ合うジミーとアミの姿は、ふたりの甘酸っぱい恋の始まりを予感させる。さらに台湾の映画館で上映されていた岩井俊二監督の『Love Letter』を鑑賞したり、アミが帰国する直前に訪れたランタン祭りでのデートの様子も映し出す。お互いに胸に抱えている想いを伝えられないままそれぞれの“願い”を書き入れたランタンを空に飛ばした2人は、とある“約束”を結ぶ。また、併せて解禁となった場面写真では、台湾の街でデートを重ね、互いに好意を寄せていく2人の様子が切り取られている。新場面写真『青春18×2 君へと続く道』は5月3日(金・祝)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:青春18×2 君へと続く道 2024年5月3日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©️ 2024「青春 18×2」film partners
2024年04月18日台湾の俳優 シュー・グァンハンと女優・清原果耶がW主演を務める映画『青春18×2 君へと続く道』(5月3日公開)の場面写真と特別映像が18日、公開された。○■ジミー(シュー・グァンハン)とアミ(清原果耶)思いを寄せ合う特別映像公開今回公開されたのは、ジミー(シュー・グァンハン)とアミ(清原果耶)が18年前の台湾を舞台に織りなす、胸キュンシーン満載の特別映像と新場面写真。特別映像には、ジミーとアミが少しずつ距離を縮め互いに思いを寄せ合う様子がエモーショナルに映し出されており、冒頭ではアミが「台湾に来たらしてみたかった!」というバイクの二人乗りで、ジミーの「一番好きな場所」にアミを連れていく様子が描かれている。綺麗な夜景が一面に広がる高台からの街並みを眺めながら、互いの思いを探るように見つめ合うジミーとアミの姿は甘酸っぱい恋の始まりを予感させる。ジミーが勇気を振り絞ってアミを誘った映画デートに出かけるシーンでは、着ていく服を選んだり、ヘアセットの練習をしたり、日本の少女漫画で告白のセリフを練習したりと、“予行演習”に励むあまり夜更かししてしまったジミーが、デート当日に寝坊してしまう。ただ、アミの持ち前の明るさで楽しい映画デートとなり、台湾の映画館で上映されていた岩井俊二監督の『Love Letter』を鑑賞した2人はこの日をきっかけに距離を縮めていく。しかし、2人の恋路はアミの突然の帰国により終わりを告げることになる。さらにアミが帰国する直前に訪れたランタン祭りでの最後のデートシーンも収録。互いに胸に抱えている思いを伝えられないまま、それぞれの“願い”を書き入れたランタンを空に飛ばしたジミーとアミは、“ある約束”を結ぶ。あわせて解禁となった場面写真でも、デートを重ね、互いに好意を寄せていく2人の甘酸っぱい恋模様が切り取られている。(C)2024「青春18×2」Film Partners【編集部MEMO】映画『青春18×2 君へと続く道』は、藤井道人監督の最新作で初の国際プロジェクトとなる日台合作映画。台湾で話題を呼んだジミー・ライの紀行エッセイ『青春18×2日本慢車流浪記』にインスパイアされたスター・チャン・チェンが企画し、「日本×台湾」「18年前×現在」を舞台に国境と年月を超えた切なくも美しいラブストーリーが繰り広げられる。
2024年04月18日藤井道人監督初の国際プロジェクトとなる日台合作映画『青春18×2 君へと続く道』が5月3日(金) に日本公開される。台湾の人気俳優シュー・グァンハンと実力派女優・清原果耶がW主演。日本と台湾を舞台に、初恋の記憶とともに、人生の岐路に立たされた主人公の旅を描いていく。旅の途中に出会う人々も、黒木華、道枝駿佑、松重豊、黒木瞳といった主役級の俳優たち。すでに公開された台湾では大ヒットし、“今年最も泣けるラブストーリー”との呼び声高い作品だ。『青春18×2 君へと続く道』通称・江ノ電の鎌倉高校前駅。改札を出てすぐの踏切は、アジアからの観光客の人気スポットだ。『スラムダンク』に登場するこの場所は、ファンにとって聖地。シュー・グァンハンが演じるこの映画の主人公、ジミーも、踏切がみえてきたとき「ああ、ここか。ここに来られたんだ」と微笑む。ジミーは、台湾のゲーム業界で成功したのだが、突然、自分の立ち上げた会社のトップの座を追われ、失意のなかで日本を旅する36歳の台湾男性。そういう状況ではあるのだけれど、日本は、彼にとって、アニメやゲームオタクとしての“聖地”であり、18年前の、ある女性との思い出につながる、いわば自分の、原点ともいえる場所なのだ──。アミ、という名の日本人女性(清原果耶)。台湾旅行中に財布をなくし、ジミーがバイトをしていたカラオケ屋に助けを求めて転がり込んできたバックパッカー。絵を描きながら世界中を旅するのが夢というアミに、ジミーは恋心を抱くが、なかなかその気持ちを伝えられない。18歳の夏、だった。映画は、ジミーの日本旅行を軸に、18年前に台湾でアミと過ごした日々の回想をインサートしていく。原作は、台湾で出版され、話題になった『青春 18×2 日本慢車流浪記』という紀行エッセイ。慢車とは普通列車のこと、つまりこれは、日本のJRグループが出しているJR全線普通列車乗り放題の「青春18きっぷ」を使っての日本旅行記だ。その旅行記をもとに、『牯嶺街〈クーリンチェ〉少年殺人事件』でデビューし、国際的スターとして活躍しているチャン・チェンが中心となり映画化。『新聞記者』『余命10年』の藤井道人が監督。脚本も担当した。祖父が台湾人という藤井監督は、台湾での映画制作が夢だったという。映画の公式サイトには台湾、日本それぞれのロケMAPが掲載されているが、オールロケを敢行している。撮影を手掛けたのは、米津玄師「Lemon」のMVなど幅広く活躍し、藤井監督とも数々の作品でタッグを組んできた今村圭佑。その躍動感ある映像美たるや特筆ものである。アミとジミーが、ふたり乗りのバイクで台南の街をデートをしたり、ランタン(天燈)上げに夢を託したりと、台湾映画へのオマージュともいえるシーンも多く、台湾旅行好きや台湾映画ファンにとってはたまらない魅力で満ちあふれている。日本では、ジミーがアミのふるさと、福島県の北部、只見をめざす普通列車の旅。信州・松本、JR飯山線、上境駅から上桑名川駅の大雪原、長岡、そして只見と、これは鉄道ファンにとっても楽しいルートにちがいない。撮影にはJR東日本が全面協力。車内、車窓の風景、走る列車の遠景も旅情をかき立ててくれる。ジミーが旅先で出会う人たち。これがまた、驚きのキャスト。豪華な役者が次々登場する。松本で知り合った同じ台湾出身の居酒屋主人はジョセフ・チャン、「一休みは長い旅のため」という言葉を教えてくれる。長岡のネットカフェで出会う店員は黒木華、只見では松重豊と黒木瞳。名優たちには、それぞれに心に残る名場面が用意されている。特にすばらしいのが、飯山線で出会い、途中まで一緒に旅をする、道枝駿佑演じる18歳のバックパッカーとのシーンだ。天真爛漫な道枝の名セリフ、場所のセレクトも絶妙だ。ここでは雪が主役といってもいい。雪といえば、岩井俊二監督の名作『Love Letter』も実に効果的に引用されている。南国・台湾の人にとって雪には特別な思いがあるのだろう。主題歌を担当しているMr.Childrenも、それだけの存在ではない。実は、ミスチルの歌は、劇中でもおおきな役割をになっているのだ。これもお楽しみ。というわけでこの映画、さまざまなファンを満足させてくれる魅力でいっぱいなのだが、いろいろなところに“人と人との縁”を感じる仕掛けが散りばめられている。肝心のドラマも感動的。つい、ボロ泣きです。文=坂口英明(ぴあ編集部)(C)2024「青春18×2」film partners
2024年04月15日藤井道人が監督・脚本を手掛けた『青春18×2 君へと続く道』。3度目のタッグとなる清原果耶が、シュー・グァンハンとW主演を務める。台湾で話題を呼んだジミー・ライの紀行エッセイ「青春18×2 日本慢車流浪記」を原作とする本作。台湾だけでなく国際的なスター俳優シュー・グァンハン演じるジミーと、清原果耶演じるアミの「日本×台湾」「18年前×現在」を舞台に紡がれる切なくも美しいラブストーリーだ。藤井監督初の国際プロジェクトである本作で主演を務めるのは、過去に2度の藤井作品への出演歴を持つの清原果耶。役者デビュー間もない時から藤井監督とともに作品を作り上げる中で、言葉を交わさずとも通じ合う信頼関係を築いている2人。藤井監督はそんな全幅の信頼を置く清原さんの意見を取り入れ、演出方法を変更したという撮影中のエピソードを明かした。清原さんは『デイアンドナイト』で藤井作品に初出演を果たすと、2度目の出演となった『宇宙でいちばんあかるい屋根』では、18歳にして主演に抜擢。そして藤井監督初の〈国際プロジェクト〉となる本作ではW主演の一角を任されることに。藤井監督は主演に迎えた清原さんについて、「清原さんに初めて出会ったのは彼女が15歳の時で、その時から素晴らしい才能の女優さんだなという風に感じています。その後も節目節目で一緒に作品を作っていて、とても信頼している女優さんです」と語り、彼女のデビュー間もない頃から役者としての才能に魅せられていた藤井監督は、3度目のタッグでもその信頼はさらに強くなっている様子。清原さんも撮影をふり返り、「藤井監督は言葉で多く語りませんが、“清原果耶”という俳優を信頼していただけているという感覚を撮影現場の節々で感じました。それがすごく嬉しくて、現場では不安を感じることもありましたが監督のおかげで頑張ろうと思えることも沢山ありました」と3度目のタッグとなる2人の間には、言葉で語らずとも通じ合う信頼関係が構築されていることを告白。そんな清原さんが演じるアミは、藤井監督が清原さんをイメージして当て書きした人物。「自分にとって記念すべき作品である本作のアミという役は清原さんに託したかった」と自身の“監督人生第二章の始まり”と位置付け意欲作で、清原さんとタッグを組むことを熱望したという。さらに「僕には22歳の気持ちが分からないので、僕の演出と清原さんの意見が食い違ったときに彼女の言ったことが正しくて採用させてもらったことが2回ほどありました。清原さんはものづくりをしている人たちを信じて、悩みぬいたことがちゃんと観客に届くことを諦めない女優さんです」と撮影中のエピソードを明かした。清原さんも「藤井監督とは考え方や向いている方向が同じだなと思う部分があったので、数年の時を経てご一緒できたのがすごく嬉しかったです。そして監督初の日台合作という作品を任されたことも光栄です」と監督の期待に応えるように心境を告白。そんな確かな信頼関係で結ばれている2人が満を持して挑んだ〈渾身の一作〉を是非劇場で見届けてほしい。『青春18×2 君へと続く道』は5月3日(金・祝)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:青春18×2 君へと続く道 2024年5月3日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©️ 2024「青春 18×2」film partners
2024年04月14日日台合作映画『青春18×2 君へと続く道』のキャラクタービジュアルが公開された。本作は、『余命10年』『新聞記者』『ヤクザと家族 The Family』などで知られる藤井道人監督が“監督人生第二章の始まり”と位置付ける、自身初の国際プロジェクト。人生につまずいたジミーは、18年前に出会ったアミとの“忘れられない初恋の記憶”と“果たせなかった約束”を胸に、日本へのひとり旅を決意する。旅の途中で出会う様々な人々との交流をきっかけに、止まっていたジミーの時間が少しずつ動き出す――。18年前にアミがジミーとの別れ際に結んだ約束は何だったのか。そして、ジミーが旅の果てに知るアミが隠していた想いとは……。公開されたビジュアルでは、台湾の人気俳優シュー・グァンハン演じる本作の主人公・ジミー、清原果耶演じる日本人バックパッカー・アミ、道枝駿佑(なにわ男子)演じる18歳のバックパッカー・幸次、黒木華演じるネットカフェのアルバイト店員・由紀子、松重豊演じるアミを幼少期からよく知る隣人の中里、黒木瞳演じるアミの母・裕子の姿が収められている。<作品情報>『青春18×2 君へと続く道』5月3日(金・祝) 公開公式サイト:「青春18×2」film partners
2024年04月10日台湾の俳優 シュー・グァンハンと女優・清原果耶がW主演を務める映画『青春18×2 君へと続く道』(5月3日公開)のキャラクタービジュアルが10日、公開された。○■道枝駿佑、黒木華、黒木瞳、松重豊らが演じた魅力的な登場人物今回公開されたのはグァンハンと清原、そして道枝駿佑、黒木華、黒木瞳、松重豊ら豪華俳優陣が演じた登場人物らのキャラクタービジュアル6枚。36歳になったジミー(グァンハン)が東京から鎌倉・長野・新潟と回り道をしながらアミ(清原)の故郷・福島へと向かう旅の中で咲き誇る桜を見上げる姿を切り取ったビジュアルをはじめ、アミや18歳のバックパッカー・幸次(道枝)、ネットカフェのアルバイト店員・由紀子(黒木華)、アミを幼少期からよく知る隣人の中里(松重)、アミの母・裕子(黒木瞳)など、ジミーが日本を旅する道中で偶然出会う人々が写し出されている。(C)2024「青春18×2」Film Partners【編集部MEMO】映画『青春18×2 君へと続く道』は、藤井道人監督の最新作で初の国際プロジェクトとなる日台合作映画。台湾で話題を呼んだジミー・ライの紀行エッセイ『青春18×2日本慢車流浪記』にインスパイアされたスター・チャン・チェンが企画し、「日本×台湾」「18年前×現在」を舞台に国境と年月を超えた切なくも美しいラブストーリーが繰り広げられる。
2024年04月10日『余命10年』の藤井道人監督最新作にして初の国際プロジェクト、日台合作映画『青春18×2 君へと続く道』から、シュー・グァンハンと清原果耶、そして道枝駿佑、黒木華、黒木瞳、松重豊ら豪華俳優陣が演じる魅力的で個性あふれる登場人物らのキャラクタービジュアル6枚が解禁となった。世界最速で公開した台湾では興収6,700万NTドルを突破し大ヒット上映中、台湾中で「今年一番泣ける」と話題を呼んでいる。香港では大盛況だった先月末の香港国際映画祭を経て4月4日より公開、初週4位の好スタートをきり、ここからさらにシンガポール、マレーシア、ベトナム、そして韓国でも公開が控えるなど、アジア各地で本作への注目が集まっている。今回解禁となったキャラクターポスターには、ジミーとアミをはじめ、ジミーが日本を旅する道中で偶然出会う人々が、それぞれの魅力たっぷりに映し出されている。アジアを中心に世界的人気を誇るスター俳優シュー・グァンハン演じるのが、本作の主人公ジミー。平凡な日々を送っていた18歳のジミーは、日本から来たバックパッカーのアミと出会い、恋に落ちる。しかし、2人の甘酸っぱい恋は、アミの突然の帰国で儚く幕を閉じる。そして18年後、36歳になったジミーは、アミとの別れ際に交わした約束を胸に東京から鎌倉・長野・新潟と回り道をしながらアミの故郷・福島へと向かう旅に出るが、日本で咲き誇る桜を思わず見上げるジミーを切り取った1枚に。清原果耶演じる、日本人バックパッカー・アミは世界中をまわって、自分にしか描けない絵を描き続けることを夢見て、とあるきっかけでジミーのアルバイト先のカラオケ店に住み込みで働くことになる。シャイで不器用ながらも真っ直ぐで優しいジミーへ想いを寄せていくアミ。突然の帰国でジミーの前から姿を消したアミが心に秘めていた“ある想い”とは…?そして道枝駿佑演じる18歳のバックパッカー・幸次。長野県の飯山線で偶然出会ったジミーと意気投合した幸次は、辺り一面雪景色が広がる駅での途中下車にジミーを誘ったり、ジミーとアミの思い出の映画『Love Letter』(岩井俊二監督)のエピソードを聞き出したりと、その明るく天真爛漫な性格でジミーの旅に彩りを添える。黒木華が演じるのは、ネットカフェのアルバイト店員・由紀子。幸次が教えてくれた「ネカフェ」に泊まってみようと新潟県長岡で見つけたネットカフェを訪れたジミーは、自分が制作したゲームを店員の由紀子がプレイしていることに気づき、話しかける。台湾でアミと一緒に行ったランタン祭りに似ている「にいがたランタン祭」に行きたいというジミーを、由紀子が車で案内する。松重豊演じるのは、アミを幼少期からよく知る隣人の中里。アミが生まれ育った福島県只見町に降り立ったジミーと出会い、アミの実家まで送り届けてくれる。黒木瞳演じるアミの母・裕子は、ジミーが回り道の末に辿り着いたアミの実家でジミーを迎え入れる。本作は藤井監督が、日台の実力派俳優たちと共に送り出す渾身の国際プロジェクト。日本と台湾の壮大で美しい風景と、時間と場所を超えて2人の想いが交錯する物語を切り取ったものとなっている。『青春18×2 君へと続く道』は5月3日(金・祝)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:青春18×2 君へと続く道 2024年5月3日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©️ 2024「青春 18×2」film partners
2024年04月10日俳優の広田レオナ(61)と俳優・吹越満(59)の長女で俳優・咲耶(さくや/24)が2日、自身のインスタグラムを更新。吹越に抱っこされる、貴重な2ショットを公開した。「お気に入り」と投稿したのは、幼少期の思い出写真。吹越に抱っこされる様子をとらえたものや、ジッとカメラを見つめながらたたずむ姿など、日常を切り取った全3枚を披露した。この2ショットは、母である広田もX(旧ツイッター)にて「娘が部屋の模様替えしていて見つけた写真笑笑笑笑」と紹介。ほほえましい写真にSNS上では「咲耶ちゃんは幼少期から可愛すぎるし吹越さんはイケメンパパすぎて なんとも言えない表情の3枚目が愛おしい」「吹越パパはずーっとスリムなんですねー!!」「素敵な写真」「めちゃくちゃかわいいいいいい!!」といった声があがっている。吹越と広田は1994年12月に結婚し、2000年に長女・咲耶が誕生。05年12月に離婚した。
2024年04月03日元モーニング娘。でタレントの市井紗耶香(40)が3日、自身のXを更新。参議院の須藤元気氏が衆院東京15区補選に立候補するという報道を受け、市井が名簿順で参議院議員に繰り上がり当選となる状況となったが「辞退する」と報告した。市井は書面を添え「私は令和元年7月に施行された第25回参議院議員通常選挙に当時の立憲民主党から立候補いたしました」と説明した上で、「この度、須藤元気参議院議員が衆議院東京15区の補欠選挙に立候補するという表明がありました。須藤議員が同選挙に立候補した場合、参議院議員の欠員が生じ、名簿順位の次点である私市井紗耶香が当選となる状況です」と説明。しかし、「私は令和4年1月、とりわけ子育てと選挙活動を両立していくことに厳しさを痛感し、こころやからだの健康面をケアしていくことの大切さも気づかされた」と伝え、第26回参議院議員通常選挙の立民公認候補を辞退した経験を振り返りつつ「今回の当選については辞退することといたしました」とした。今後については「政治活動を再開させる予定はなく」ときっぱり。「第25回参議院議員通常選挙において付託をいただいた皆さまからのお気持ちを、相応しい方に託すことといたしたく皆さまにご報告いたします」と説明し「今後も芸能活動等、精一杯頑張ってまいりますので宜しくお願い致します」と呼びかけている。
2024年04月03日映画『青春18×2 君へと続く道』(5月3日公開)の来日記念舞台挨拶が、27日に都内で行われ、シュー・グァンハン、清原果耶、藤井道人監督が登壇した。同作は、藤井道人監督の最新作で初の国際プロジェクトとなる日台合作映画。台湾で話題を呼んだジミー・ライの紀行エッセイ『青春18×2日本慢車流浪記』にインスパイアされたスター・チャン・チェンが企画し、「日本×台湾」「18年前×現在」を舞台に国境と年月を超えた切なくも美しいラブストーリーが繰り広げられる。○■シュー・グァンハン、ファンからの熱い声援に応えてお手振り熱い声援を受けながら登場したグァンハンは「皆さん、こんにちは~! 私はシュー・グァンハンです。『青春18×2 きみへと続く道』、今日は映画を観にきてくださいまして、ありがとうございます」と日本語で挨拶を披露。昨日から日本でのプロモーション活動に参加していたというグァンハン。日本で多くの取材を受けるのは初めてだったそうで「緊張しました……」と日本語でつぶやき、笑いを誘う。さらに「このような形で日本の観客の皆さん、そしてメディアの皆さんにお会いするのは初めてで新鮮な体験でした。日本の皆さんはどなたも親切で、特にこの2人(清原と藤井監督)はまさにパートナー。おかげさまで2日間をとても楽しく過ごすことができました」と振り返っていた。また、清原の口から「グァンハンさんは台湾で34回も舞台挨拶をされていたらしく……」と明かされると、グァンハンは「そうですね……」と照れた表情を見せ、「日本の観客の皆さんは本当に情熱的だと思うんですが、その情熱を心の中に抑えている。そこも大好きです」と愛を伝えていた。キャスト・監督陣が客席中央に入る形で行われたフォトセッションでも、ファンからの声援に丁寧に応え、退場時には大きな歓声に手を振り返すなどファンサービスをし、集まったファンを喜ばせた。
2024年03月28日映画『青春18×2 君へと続く道』(5月3日公開)の来日スペシャル上映会が、27日に都内で行われ、シュー・グァンハン、清原果耶、藤井道人監督が登壇した。同作は、藤井道人監督の最新作で初の国際プロジェクトとなる日台合作映画。台湾で話題を呼んだジミー・ライの紀行エッセイ『青春18×2日本慢車流浪記』にインスパイアされたスター・チャン・チェンが企画し、「日本×台湾」「18年前×現在」を舞台に国境と年月を超えた切なくも美しいラブストーリーが繰り広げられる。○■清原果耶、映画『青春18×2』アミ役は「大事な役になった」完成した作品を観た感想を聞かれた清原は、「撮影からちょうど1年くらい経っていたんですけど、まだアミの気持ちとか『このときはこうだったなぁ』という感情が記憶として私の体内に残りすぎていて、ジミーの旅を観ながら『ジミーそんな顔をしていたんだね……』という気持ちになって爆泣きしてました(笑)」と振り返る。鑑賞後も涙が止まらなかったようで、「プロデューサーさんたちに『どうでしたか?』と聞かれたんですが、『もう無理です……』と泣きまくってました。全然客観的に観ることができなかったです」と話した。また、プロモーション活動をしている現在もまだアミが抜けていないそうで、「ちゃんと作品の魅力を伝えなきゃ! と思ってインタビューを受けさせていただいているのに、『多分こうだったと思います……』みたいな言い方しかできなくて……(笑) でもそれくらい大事な役になったんだなと思います」と今作が特別な作品になったと明かしていた。
2024年03月27日女優の清原果耶が、27日に都内で行われた映画『青春18×2 君へと続く道』(5月3日公開)の記者会見にシュー・グァンハン、藤井道人監督とともに登壇した。同作は、藤井道人監督の最新作で初の国際プロジェクトとなる日台合作映画。台湾で話題を呼んだジミー・ライの紀行エッセイ『青春18×2日本慢車流浪記』にインスパイアされたスター・チャン・チェンが企画し、「日本×台湾」「18年前×現在」を舞台に国境と年月を超えた切なくも美しいラブストーリーが繰り広げられる。○■藤井道人監督、台湾と日本の舞台挨拶の違い明かす今作で藤井監督と3度目のタッグとなる清原。「(藤井監督とご一緒した)前作と前々作とは打って変わって、今回は明るく朗らかな女性像かなと思ったので、まずはその感情表現の軸をしっかりと持っていないといけないなと(思いました)。はつらつとした雰囲気は難しそうだなとなんとなく緊張したのを覚えています」と振り返る。今回演じたアミという役についても「演じていてすごく理解もできたし、共感もできたので、毎日『あ、そうだよね……アミだったらそうするよね』と思いながら現場にいれたのはすごく幸せなことだったなと思います」と話した。また、日本に先駆けて台湾ではすでに公開されている同作。先日行われた台湾プレミアにも参加した清原は「本当に台湾の方の熱がすごかった。この作品をすごくすごく楽しみにして下さっていたんだなということを体感できて、幸せでした」と台湾での反応を明かす。清原とともに参加した藤井監督も「日本と台湾の舞台挨拶の違いだと、Q&Aのコーナーがあるんですけど、学校みたいに『はい はい! はい!』とたくさん手が挙がる。しかもグァンハンだけに質問かと思いきや、チャン・チェンだったり果耶ちゃんだったり、いろんな人に(質問してくれて)。映画をどう観たかなどの感想を我々とシェアしたいという熱量を感じました」と語った。
2024年03月27日女優の清原果耶が、27日に都内で行われた映画『青春18×2 君へと続く道』(5月3日公開)の記者会見にシュー・グァンハン、藤井道人監督とともに登壇した。同作は、藤井道人監督の最新作で初の国際プロジェクトとなる日台合作映画。台湾で話題を呼んだジミー・ライの紀行エッセイ『青春18×2日本慢車流浪記』にインスパイアされたスター・チャン・チェンが企画し、「日本×台湾」「18年前×現在」を舞台に国境と年月を超えた切なくも美しいラブストーリーが繰り広げられる。○■清原果耶、映画『青春18×2』記者会見に登場スラリとした二の腕をあらわにしたサテン素材のドレスで登場した清原。台湾での撮影中で印象に残っていることを聞かれると、「ごはんです……(笑) ごはんがおいしかった」と笑顔を見せる。台湾と日本では撮影時の食事に違いがあったそうで、「日本だと大体お肉かお魚の2種類くらいを用意していただくんですが、台湾は朝・昼・晩、ときに夜食まで7~8種類くらいのバリエーションがあって、それは日本にはない文化で嬉しかったです。しかも温かいんです! 毎日ごはんのことを考えながら撮影してました」と振り返った。MCから「台湾の撮影現場では当たり前のことですか?」と聞かれたグァンハンは「はい」と日本語で返し、「大体8種類くらいが一般的。少ない場合でも最低でも5~6種類はあるはず。その理由はスタッフの中で精進料理しか食べない人などもいるので、そのためにいろんな種類があります」と説明していた。
2024年03月27日映画『青春18×2 君へと続く道』(5月3日公開)の記者会見が、27日に都内で行われ、シュー・グァンハン、清原果耶、藤井道人監督が登壇した。同作は、藤井道人監督の最新作で初の国際プロジェクトとなる日台合作映画。台湾で話題を呼んだジミー・ライの紀行エッセイ『青春18×2日本慢車流浪記』にインスパイアされたスター・チャン・チェンが企画し、「日本×台湾」「18年前×現在」を舞台に国境と年月を超えた切なくも美しいラブストーリーが繰り広げられる。○■台湾スター シュー・グァンハン、映画『青春18×2』記者会見に登場今作のプロモーションで台湾から来日したグァンハンは「皆さん、こんにちは。グァンハンで~す! おいしいご飯食べましたか? ありがとうございます」と流暢な日本語で挨拶し、会場を驚かせる。来日した心境について聞かれると「楽しいね!」と日本語で一言。続けて「大変興奮しています。そして非常に嬉しいと思っております。この映画は台湾で先に公開されておりますが、そのとき監督や皆さんも台湾にいらっしゃって、逆に今回私がこの作品を携えて日本をやってきました。お互いに旅をしているような感じがしています」と話した。日本好きだというグァンハンは「日本の街をぶらぶらするのが好き。そしてなにより大好きなのは日本の食べ物。おいしいものがたくさんありますよね。大好きです!」と語り、笑顔を見せていた。また、撮影現場で演者から日本語を教わったそうで、「食べた。食べましたか? おはようございます。あざ~す」と覚えている単語を披露。「あざ~す」は藤井監督の口癖だそうで、グァンハンは「『あざ~す』は藤井さん(から教えてもらった)」と明かし、笑いを誘った。
2024年03月27日来日中のシュー・グァンハンが3月27日(水)、都内で行われた主演作『青春18×2 君へと続く道』の記者会見に、W主演の清原果耶、本作が初の国際プロジェクトとなった藤井道人監督(『余命10年』)とともに出席した。台湾で話題を呼んだ紀行エッセイ「青春18×2 日本慢車流浪記」を、俳優のチャン・チェンがエグゼクティブ・プロデューサーとして、日台合作で映画化。日本と台湾、18年前と現在を舞台に、国境と年月を超えた切なくも美しいラブストーリーを紡ぐ。日本に先駆け、台湾では3月14日のホワイトデーに封切られ、初日興行収入No.1となる大ヒットスタートを切った。大ヒット作「時をかける愛」で多くのファンを獲得し、ファッションアイコンとしても注目を浴びるシュー・グァンハン。日本との縁も深く、本作の撮影では1か月間、日本各地でロケに参加したほか、スタジオジブリ作品『君たちはどう生きるか』の台湾吹き替え版では、菅田将暉が演じたアオサギ役の声を担当している。主演作を引っさげての会見に、シュー・グァンハンは「先日は、清原さんと藤井監督が台湾に来てくださった。映画を通して、お互いに旅をしているんですね」と挨拶。撮影で訪れた長野県松本市、福島県只見町の雄大な大自然に触れ、「圧倒されました」とふり返った。「それに、街をブラブラするのも好きですし、何よりおいしい食べ物がたくさんありますよね」と日本愛も披露。撮影を通して、いくつか日本語も覚えたといい「食べましたか?とか(笑)。それと『あざーす』。ありがとうございますという意味ですよね。藤井監督に教わりました」と話していた。本作では、初恋に心躍らせる18歳と、人生の酸いも甘いも噛みしめる36歳の主人公を演じ分けており、「いま(現在33歳)から2~3年後を想像しながら、36歳の心境を演じました。旅を通して、自分を再発見し、成長する部分は自分にも似ていましたし。でも、18歳の主人公は、どこか不確実性をもった雰囲気なので、どんな演技で見せるかじっくり考えました」と役作りを語った。最後に「青春ラブストーリーというだけではなく、旅を通して過去をふり返る機会を与えてくれる作品」とアピールし、「日本の素晴らしい俳優陣、藤井監督、スタッフの皆さんと素晴らしい作品を作り上げた」と感謝を示していた。『青春18×2 君へと続く道』は5月3日(金・祝)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。主題歌が「Mr.Children」による書き下ろし「記憶の旅人」に決定している。(シネマカフェ編集部)■関連作品:青春18×2 君へと続く道 2024年5月3日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©️ 2024「青春 18×2」film partners
2024年03月27日俳優の北村匠海と清原果耶が、ライバル同士の編集部員で正反対な同僚演じるWEB動画が、特設サイトにて公開された。舞台は、何かと何かを出会わせることで不思議な未知を生み出していく場所「であうにあう編集部」。北村さん演じる編集長を心酔しているマイペースで独創的な編集部員と、清原さん演じる編集部を引っ張るしっかり者の優等生編集部員、そして、よもぎ大福が好きでいつのまにか緑色になってしまったパペットの編集長も交えて、コミカルでテンポのよい会話を展開。さらに、ユニークなキャラクターたちとの出会いや、型にはまらない自由なやり取りも必見。全4話構成となっており、1話ずつ公開していくという。第1話「特集を作る」では、次号の特集について話し合う2人の様子が見られる。そして、コミカルなセリフに思わず吹き出してしまったり、カットがかかった瞬間に笑いがこぼれる姿など、和やかな撮影現場の様子を見ることができるメイキング映像。撮影の感想や、「フライパン」(北村さん)、「カリンバ」(清原さん)と明かす最近出会ったマイブームなどが語られるインタビュー映像も公開。なお、特設サイト上のコンテンツ「今日の編集部」では、編集部の日常を撮影したスナップ風写真を不定期公開。北村さんと清原さんのオフショットも公開される。「niko and ...」2024春夏 BRAND MOVIE「であうにあう編集部」第1話「特集を作る」は公開中。第2話「テレビの取材がやってきた」は3月28日(木)、第3話「我らは国際派」は4月4日(木)、第4話「すごいよ編集長」は4月11日(木)公開予定。(シネマカフェ編集部)
2024年03月21日「Play fashion!」をミッションに掲げ、”グッドコミュニティ共創カンパニー”を目指す株式会社アダストリア(本部:東京都渋谷区渋谷2-21-1、代表取締役社長:木村 治)が展開するスタイルエディトリアルブランド「niko and ...(ニコアンド)」は、2024年3月21日(木)より、俳優の北村匠海さんと清原果耶さんが出演するWEB動画を特設サイトで公開いたします。この度の最新ブランドムービーの舞台は、何かと何かを出会わせることで不思議な未知を生み出していく場所「であうにあう編集部」です。北村匠海さんと清原果耶さんは、同僚でライバル関係にある編集部員役を熱演し、パペットの編集長もまじえて、コミカルでテンポのよい会話を展開します。その他のユニークなキャラクターたちとの出会いや、型にはまらない自由なやり取りを通して、「niko and ...」のブランドキャッチコピーである“であう にあう”というメッセージを表現しました。北村匠海さんと清原果耶さんが着こなす、「niko and ...」の最新スタイリングにもご注目ください。動画は全4話あり、1話ずつ公開します。さらに、特設サイト上のコンテンツ「今日の編集部」では、「であうにあう編集部」の日常を撮影したスナップ風写真を不定期で公開します。北村さんと清原さんのオフショットも公開予定です。是非今後の更新にもご注目ください。また、北村匠海さんと清原果耶さんのインタビュー動画とメイキング動画も、3月21日(木)より公式YouTubeで公開いたします。撮影中の裏話や、”であう にあう”というキーワードにちなんだ二人が最近出会ったマイブームについて、さらにこの春から新生活を迎える方々へのメッセージも頂きました。<「niko and ...」2024春夏 BRAND MOVIE「であうにあう編集部」特設サイトURL> <北村匠海さん、清原果耶さんインタビュー動画 YouTube URL> 動画1: <北村匠海さん、清原果耶さんメイキング動画 YouTube URL> 動画2: ■ ■nikoand...2024春夏BRANDMOVIEについて-であうにあう編集部のVISION-何かと何かを出会わせることで、不思議な未知を生み出していく場所「であうにあう編集部」。そこで働く人たちは、ヘンテコなものや、それだけでは意味不明なものを掛け合わせ、世の中がまだ見たことのない「次のページ」を今日も編集し続けている。動画では北村匠海さん演じるマイペースな男性編集部員と、清原果耶さん演じるしっかり者の女性編集部員が、編集部で起こるちょっとした出来事を通して、新たな何かに出会っていく様子を描きました。自由で愛らしいパペットの編集長との掛け合いにも注目です。<「niko and ...」2024春夏 BRAND MOVIE「であうにあう編集部」特設サイトURL> 【主な登場人物】■男性編集部員(北村匠海さん)マイペースで独創的。編集長を心酔している。■女性編集部員(清原果耶さん)しっかり者の優等生。編集部を引っ張る存在。■編集長よもぎ大福が好きでいつのまにか緑色に。若い頃はイケメンだった。【第一話「特集を作る」詳細】ここは、架空のデジタルマガジンを作っている「であうにあう編集部」。編集部員二人が、次号の特集について話し合っています。女性編集部員:あのー、今度の特集なんですけど男性編集部員:あぁ、雷魚の生態特集な女性編集部員:なんで雷魚?うちの読者、基本的におしゃれさんなんですけど熱い議論を交わす二人。そこに編集長が登場。編集長:背景をピンクにしたらいけるんじゃないか?楽観的なアドバイスにあきれる女性編集部員。一方、編集長を敬愛する男性編集部員は感銘を受けた様子。女性編集部員は、新生活シーズンを意識したかわいいソファ特集を提案します。編集長:ソファもいいと思うよ。じゃあ次号はソファに合うかわいい雷魚特集で女性編集部員:お話にならない…男性編集部員:斬新なアイデア…!編集長:いや、普通にやっぱよく分からないからボツで男性編集部員・女性編集部員:……改めて、ソファ特集を提案する女性編集部員。編集長:ロコモコ女性編集部員:え?男性編集部員:ランチですね。行きましょう女性編集部員:全然聞いてない…独創的な同僚と奔放な編集長に、圧倒される女性編集部員なのでした。【今後の公開予定について】今回のブランドムービーは全4話で構成しています。「niko and ...」特設サイトで順次公開予定です。■第二話「テレビの取材がやってきた」風変わりなテレビスタッフコンビが編集部を訪問。男性編集部員と編集長は浮かれた様子。※2024年3月28日(木)公開予定■第三話「我らは国際派」リモート会議をしている編集部のメンバー。それぞれ異なる国から繋いでいるようですが、実は…?※2024年4月4日(木)公開予定■第四話「すごいよ編集長」静かに作業中の編集部員二人。突然流ちょうなイタリア語で電話をしはじめた編集長に圧倒されていると…?※2024年4月11日(木)公開予定■ ■メイキング動画について動画撮影からグラフィック撮影まで、裏側をおさめています。コミカルなセリフに思わず吹き出してしまった場面や、カットがかかった瞬間に笑いがこぼれる姿など、和やかな撮影現場の様子を見ることができます。<北村匠海さん、清原果耶さんメイキング動画 YouTube URL> ■ ■北村匠海さん、清原果耶さんインタビュー動画について北村匠海さん、清原果耶さんにインタビューを行い、撮影の感想や、今回演じたキャラクター「マイペースでちょっと独創的」と「冷静なしっかり者」のどちらに近いか、”であう にあう”というキーワードにちなんで最近出会ったマイブームなどについて聞きました。私服のお買い物は直感派か慎重派か聞いた質問では、お互いに共感が止まらない様子でした。<北村匠海さん、清原果耶さんインタビュー動画 YouTube URL> 【詳細】―お二人が出演する「niko and ...」の動画は今回で3本目です。今回の撮影はいかがでしたか?清原:楽しかったです。なんか、テンポ感とか。コミカルなシーンが多かったので。北村:だいぶコミカルでしたね。ふざけて楽しんでたら終わってた感じでした(笑)。清原:なんか面白いキャラでしたね、北村さん。北村:そう。頂いた脚本から読み解くにだいぶ独特な人だったので、もうそれでやらせていただきました(笑)。―今回北村さんの役柄は「マイペースでちょっと独創的」、清原さんの役柄は「冷静なしっかり者」でした。普段のお二人はどちらのタイプに近いですか?北村:客観的に見てどうかはちょっと分からないんですけど…恐らくマイペースで独創的だと思います。自分は冷静なしっかり者だと思ってるんですけど、「マイペースだよね」とか「独特だよね」って言われることはすごく多いです。なんでかは分からないですけど。清原:(私は)どっちなんだろう。北村:客観的な意見言っていいですか?清原:はい。北村:マイペースで独創的だと思います。清原:マイペースではある。北村:お互いマイペースなので、こんなに同じテンションで現場にいる人初めて見たぐらい(笑)。―”であう にあう”というキーワードにちなんで、お二人が最近出会ったマイブームは?北村:新しいフライパンを買いまして。パリで。清原:え~!かっこよ。北村:はい。普通の加工されているフライパンじゃなくて、結構もうずっと長く使えそうな。もう、料理がはかどるはかどる。楽しくて。清原:素敵~。清原:(マイブームは)カリンバ。北村:カリンバ?清原:木で音が反響する、ギターより簡単に奏でられる楽器。―1年前はウクレレがブームだと仰っていました。清原:めっちゃ楽器好き(笑)。北村:楽器(笑)。ウクレレからの。清原:そう、ウクレレブームが過ぎて、カリンバに。北村:なるほどね。次は何にいくんでしょうかね?あれとかいいじゃないですか?えっと、なんちゃらパン。鉄で、こうやって叩いて…。清原:あっ!何だっけ?フライパンじゃなくて…(笑)。北村:フライパンじゃなくて(笑)。パンはパンでも、音が鳴るパン。(スタッフからの声を聞いて)そう、スチールパンだ。清原:やりたい。―動画では編集者役のお二人が着こなすファッションも見所です。お二人は、私服のお買い物は直感派ですか?慎重派ですか?北村:あ、直感だ。清原:直感だ。一緒ですね。北村:僕は、「これが欲しいな~」って思って服を買いに行くことが少なくて。清原:うん、分かる。北村:古着屋とか行って、こっち(自分を)見てる服を取るみたいな。服がこっち見てるんですよ。「着てください」みたいな。清原:独創的だな(笑)。北村:(笑)。でも本当、「あ、これだ」って。Tシャツとかぶわ~って並んでても。清原:うん、分かる。北村:「あ、これだ。ありがとう」みたいな。清原:出会ってくれて?北村・清原:”であう にあう”!清原:「niko and ...」。北村:「niko and ...」(笑)!もう、試着すらしない時あります。「大丈夫です」って言って。清原:分かる(笑)。「あ、大丈夫で~す」って。―春から新生活を迎える方々へ、エールの言葉をお願いします。北村:新生活、色んな新生活があると思いますが、初めて見るもの、初めて触るもの、本当に新しいことばかりです。誰しもがあることですし、僕らの仕事なんていうのは色んな作品と初めて出会ったり、新しいチームや初めましての役者さんとか、ある意味新しいこと尽くしの毎日だったりするので、僕から言わせていただけることといえば、「新しい」って一度きりなので、ぜひ楽しんでいただければ。分からないことすらも楽しんでいただければいいのかなって。大人になると色んなことが分かったり、色んなことが見えてきたりするんですけど、そうなる前が一番楽しかったりすると思うので、是非とも新生活を迎える皆様はそれを楽しんでください。清原:新生活は色んな感情に満ちているなぁと思っていて。楽しい、悲しい、悔しいとか、幸せとか。気持ちに敏感になりやすい時期だと思うけれど、そんなに振られすぎずに、自分の気分が上がるお洋服を着たりとか、美味しいご飯を食べながら、気楽に過ごしていきましょう。■ ■プロフィール北村匠海(きたむら たくみ)東京都出身。2008年に映画「DIVE!!」で俳優デビュー、2011年には4人組バンド「DISH//」を結成。2017年に映画「君の膵臓をたべたい」で第41回日本アカデミー賞新人賞を受賞。主な出演作にドラマ「仰げば尊し」「にじいろカルテ」「名探偵ステイホームズ」「星降る夜に」、映画「アンダードッグ」「さくら」「明け方の若者たち」「とんび」「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命- -決戦-」「法廷遊戯」がある。現在、Netflixにて実写ドラマ「幽☆遊☆白書」が配信中。また、2024年4月期TBSドラマ日曜劇場枠「アンチヒーロー」に出演する。清原果耶(きよはら かや)大阪府出身。2015年NHK連続テレビ小説「あさが来た」で女優デビュー。2021年度前期、連続テレビ小説「おかえりモネ」にヒロイン・永浦百音役として出演。映画「護られなかった者たちへ」で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞。舞台「ジャンヌダルク」で読売演劇大賞杉村春子賞を受賞。公開待機作として、映画「青春18×2君へと続く道」「碁盤斬り」「片思い世界」がある。■ ■商品情報特設サイトでは、北村匠海さん・清原果耶さんが着こなす、「niko and ...」の春の最新スタイリングを掲載します。 (商品価格は税込表記です。)<北村さん>オンブレーチェックカラミシャツ(ブラック):6,600円カガリステッチデザインTシャツ(ライトブルー):4,950円1タックライトコットンチノパンツ(アイボリー):6,930円モカシンコインローファー(ブラック):8,800円ファイヤーマンBステッチベルト(ブラック):4,400円<清原さん>クラフトレースシャツ(アイボリー):6,160円ルームD/カップクロップタンクトップ(アイボリー):2,750円オックスタックバギーパンツ(ブルー):5,940円クロスベルトサンダル(アイボリー):5,500円カラーブロックニットカーディガン(オレンジ):6,930円テックリネンファンクションシャツ(モカ):6,600円サイドラインベルトパンツ(グレージュ):7,700円テックリネンファンクションジャケット(カーキ):7,700円USAコットンショートスリーブTシャツ(ベージュボーダー):3,300円NCオーバーダイパンツ(ベージュ):6,930円アツゾコラインスニーカー(ホワイト):6,930円ストライプポロニットプルオーバー(ライトブルー):6,600円1タックライトコットンチノパンツ(グレー):6,930円サイドゴアプレーントゥシューズ(ブラック):8,800円2Pロングスラブソックス(グレー):1,100円テックリネンファンクションシャツ(ライトグリーン):6,600円ピグメントフットボールTシャツ(アイボリー):4,950円パッチワークベイカーパンツ(ベージュ):7,920円アツゾコラインスニーカー(ホワイト):6,930円2WAYワンショルダーBAG(マルチ):5,500円レースアッププリントプルオーバー(オートミール):5,940円アソートガラタックスカート(ネイビーストライプ):5,940円カラー2Pソックス(ブルー×グリーン):990円クロスベルトサンダル(ブラック):5,500円XSSビーズイヤリング(グレー):1,540円スリットスリーブメッシュプルオーバー(ピンク):4,400円ルームDレイヤーカップキャミソール(アイボリー):2,750円ラクガキライクプリントパンツ(ステンシルアイボリー):7,150円スカシハンモックトート(ピンク):3,960円ベルトメッシュスニーカー(アイボリー):6,930円XSSビーズイヤリング(アイボリー):1,540円ピンタック2WAYベスト(インディゴ):6,600円アソートタックスカーチョ(インディゴ):5,940円キルティングサンダル(アイボリー):4,950円XSSビーズアーチイヤリング(アイボリー):1,430円XメタルWラウンドバングル(イエロー):1,540円スペースアニマルフリルTシャツ(チャコール):3,960円ポケットギャザースカート(チャコール):6,160円Pカラーウォッチ(ブラック):2,970円Xメタルヘンケイシズクネックレス(イエロー):1,430円■ ■nikoand...について「niko and ...」は、アパレルや雑貨、家具、飲食を展開する“style editorial brand”です。実用性だけでなく、どこかユーモアを感じさせるアイテムをラインアップしており、意外な驚きと発見に“であう”、やがて自分のライフスタイルに“にあう”。そんなメッセージのもと、20~30代の男女に向けて事業展開しています。全国141店舗展開(2024年2月末、WEBストアを含む)。 ■ ■株式会社アダストリアについて株式会社アダストリア(代表取締役社長:木村 治)は、「グローバルワーク」「ニコアンド」「ローリーズファーム」など、グループで30を超えるブランドを国内外で約1,400店舗展開するカジュアルファッション専門店チェーンです。2023年に創業70周年を迎え、「Play fashion!」のミッションのもと、人と情報が行き交うオープンなコミュニティをつくり、新たな価値を生み出す“グッドコミュニティ共創カンパニー”となることを目指しています。<本部所在地> 〒150-8510 東京都渋谷区渋谷 2丁目21番1号渋谷ヒカリエ<URL> 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月21日台湾の俳優 シュー・グァンハンと女優・清原果耶がW主演を務める映画『青春18×2 君へと続く道』(5月3日公開)の場面写真と台湾版ビジュアルが、公開された。○■映画『青春18×2 君へと続く道』台湾版ビジュアル&新場面写真公開今回公開されたのは、世界最速で公開を迎えた台湾版ビジュアル2点と新場面写真。日本に先駆け14日に公開された台湾では、初日興行収入1位を記録。公開前日の13日には、記者会見やプレミアイベント、プレミア上映が行われ、日本から清原と藤井道人監督が参加した。今後も台湾での大ヒットを皮切りに韓国(公開日未定)、香港(4月4日公開)、シンガポール(4月10日公開)、マレーシア(4月10日公開)、ブルネイ(4月10日公開)、カンボジア(4月11日公開)、ベトナム(4月12日公開)と10カ所以上の地域での劇場公開も予定されている。また、3月下旬には、清原とダブル主演を務めるシュー・グァンハンの来日も決定している。【編集部MEMO】映画『青春18×2 君へと続く道』は、藤井道人監督の最新作で初の国際プロジェクトとなる日台合作映画。台湾で話題を呼んだジミー・ライの紀行エッセイ『青春18×2日本慢車流浪記』にインスパイアされたスター・チャン・チェンが企画し、「日本×台湾」「18年前×現在」を舞台に国境と年月を超えた切なくも美しいラブストーリーが繰り広げられる。(C)2024「青春18×2」Film Partners
2024年03月19日映画『青春18×2 君へと続く道』(5月3日公開)の完成披露試写会が18日に都内で行われ、清原果耶、道枝駿佑、黒木華、黒木瞳、藤井道人監督が登場した。同作は藤井道人監督の最新作で初の国際プロジェクトとなる日台合作映画。台湾で話題を呼んだジミー・ライの紀行エッセイ『青春18×2日本慢車流浪記』にインスパイアされたスター・チャン・チェンが企画し、「日本×台湾」「18年前×現在」を舞台に国境と年月を超えた切なくも美しいラブストーリーが繰り広げられる。台湾の俳優 シュー・グァンハンと清原がW主演を務めている。○■映画『青春18×2 君へと続く道』舞台挨拶にキャストが登場台湾で先行公開され、ヒット中だという同作。この日来られなかったW主演のシュー・グァンハンからのビデオメッセージも流れる。メッセージの中で「本当に光栄です」を日本語で話したグァンハンに、清原と黒木華は盛り上がる様子も。撮影中は互いに言葉を伝え合っていたそうで、華は「今、何待ち?」という日本語を教えたと明かす。「『なるべく深刻な顔で聞いてきて』って。ふざけてですよ」という華に、監督は「どんどんアドリブを覚えてきて、『今、何待ちですか?』というのを覚えて、そっちの方が冷たく聞こえる」と苦笑していた。また、作品にちなみ「忘れられない出会い」というトークテーマも。清原は「私はこのお仕事を始めたきっかけがPerfumeさん。家族みんな揃って大好きで、実家の車とかでよく流れていて。Perfumeさんに会いたいから、今の事務所のオーディションを受けたんですけど、きっかけがないと、今こうしてこの場にも立てていないと思うので、いろんな音楽とかを聞かせてくれた両親には感謝しています」とコメントする。実際に「会えました。夢が叶いました」という清原。「初めてお会いした時に『果耶ちゃんだ〜』と言ってもらえて、心臓が飛び出るかと思いました」とファン心理を語った。
2024年03月18日映画『青春18×2 君へと続く道』(5月3日公開)の完成披露試写会が18日に都内で行われ、清原果耶、道枝駿佑、黒木華、黒木瞳、藤井道人監督が登場した。同作は藤井道人監督の最新作で初の国際プロジェクトとなる日台合作映画。台湾で話題を呼んだジミー・ライの紀行エッセイ『青春18×2日本慢車流浪記』にインスパイアされたスター・チャン・チェンが企画し、「日本×台湾」「18年前×現在」を舞台に国境と年月を超えた切なくも美しいラブストーリーが繰り広げられる。台湾の俳優 シュー・グァンハンと清原がW主演を務めている。○■映画『青春18×2 君へと続く道』舞台挨拶に登場した黒木瞳作品のタイトルにちなみ、自身の青春について聞かれると、黒木瞳は「生まれて初めてラブレターを書いて、どうしても投函できなくて1カ月くらい自分の机の中に入れてて、でも勇気を振り絞って赤いポストのところへ行って投函したんですね。その時に、ポストの中でポトンっていったんです。それが私の青春の始まりかなって。今思えば」と振り返る。さらに「青春とは、今思い出しても決して色褪せない。あの時どうだった、何色の服着てた、というくらい色褪せないもの。昨日何食べたかも忘れましたが、青春の時代の頃は本当によく覚えてます」と微笑んだ黒木。告白の行方は「振られましたけど。直接校舎の前で言われました」と明かし、会場を驚かせた。
2024年03月18日映画『青春18×2 君へと続く道』(5月3日公開)の完成披露試写会が18日に都内で行われ、清原果耶、道枝駿佑、黒木華、黒木瞳、藤井道人監督が登場した。同作は藤井道人監督の最新作で初の国際プロジェクトとなる日台合作映画。台湾で話題を呼んだジミー・ライの紀行エッセイ『青春18×2日本慢車流浪記』にインスパイアされたスター・チャン・チェンが企画し、「日本×台湾」「18年前×現在」を舞台に国境と年月を超えた切なくも美しいラブストーリーが繰り広げられる。台湾の俳優 シュー・グァンハンと清原がW主演を務めている。○■映画『青春18×2 君へと続く道』舞台挨拶に道枝駿佑登場実際に走る電車の中で撮影したという同作。バックパッカーの幸次を演じた道枝は「ジミーさん(シュー・グァンハン)とお別れするシーンがあるんですけど、僕と幸次が……」と、言い間違えてしまう。「違う違う違う、幸次とジミーさんが!」と言い直し、「ホームで撮影だったんですけど、実際に撮影でもお別れだったので、印象に残ってます」と語った。また、作品にちなみ「忘れられない出会い」についての話になると、道枝は「憧れの先輩が山田涼介くん。山田涼介くんのドラマを見て事務所に履歴書を送ろうと思ったので、今こうしてデビューして山田くんに思いを伝えられたのがすごい嬉しいです」と語る。山田の反応についても「すごい喜んでくださって」と明かし、「これからもずっと僕の憧れです」と宣言した。最後にはキャストが「18×2」ポーズを取るも、一見バラバラのポーズに、客席は「間違えているのでは」とザワザワ。実は「18」ポーズと「36」ポーズを交互に取っていたそうで、道枝は「合ってるから」というようなことを口パクで観客に訴えていた。
2024年03月18日藤井道人監督最新作にして初の国際プロジェクトとなる日台合作映画『青春18×2 君へと続く道』の台湾プレミアが3月13日(水)に開催され、藤井監督と台湾のスター俳優シュー・グァンハン、清原果耶、本作のエグゼクティブプロデューサーを務める国際派俳優チャン・チェンが参加した。台湾で話題を呼んだジミー・ライの紀行エッセイ「青春18×2 日本慢車流浪記」を原作とした本作。『余命10年』や『新聞記者』『ヤクザと家族 The Family』など数多くのヒット作を送り出してきた藤井監督が“監督人生第二章の始まり”と位置付ける、自身初の国際プロジェクト。2人の出会いは18年前の台湾。高校生のジミー(演:シュー・グァンハン)は、日本から来たバックパッカー・アミ(演:清原果耶)と出会うことから物語が始まる。この日、会場となった台北の信義威秀中庭には多くのファンとメディアが詰め掛け、キャスト&製作陣が大きな声援と拍手で迎えられた本イベント。プレミアに先立って実施された記者会見には、シュー・グァンハンと清原さん、藤井監督、チャン・チェンが出席。自身初の国際プロジェクトとなる本作について藤井監督は「日台のスタッフが集まって、日本と台湾の良いところをお互いがリスペクトして認め合いながらこの映画を作れたことが、とてもいい経験になりました。僕だけでなく、撮影に参加した日本のスタッフも、今でも台湾での撮影で学んだことを大事に新たな作品を作れているので、唯一無二の経験になりました」と、日台のスタッフが互いに認め合い刺激を与え合いながら行われたという本作の撮影をふり返った。シュー・グァンハンは「最初に日台合作の国際プロジェクトだと聞いたとき、これはとても大きな挑戦だと思いました。外国語で演技をするのも初めてでしたし、とても新鮮な経験になりました」とオファーを受けた当時をふり返り、「以前から日本の藤井監督はすごい監督だと思っていましたし、チャン・チェンさんのことも大好きでした。清原さんも素晴らしい俳優だと思ったので、この挑戦にしっかりと向き合いたいと撮影に臨みました」と明かした。自身にとって大きな挑戦となる本作の主人公にシュー・グァンハンを起用したことについて、藤井監督は「ジミーを誰に演じてもらおうかと考えていたときに一番重要視していたのが、18歳と36歳のジミーをどちらも演じられることでした。台湾でたくさんの方に『18歳も36歳も演じられる、台湾で最高の俳優は誰ですか?』と聞くと、全員が『シュー・グァンハン』と答えたので、会ってみたいとお願いをして、会ったその日にジミーを演じてほしいとお願いしました」と明かす。本作でW主演の一角を担った清原さんは、「バイクの二人乗りをしたのが初めてで少し怖かったんですが、グァンハンさんの運転が上手だったのでとても安心して乗れました。アミもここ(ジミーが運転するバイクの後ろ)で、階段を一歩ずつのぼっていくようにジミーへの気持ちを募らせていたんだろうなって思います」と、互いに想いを寄せ合うアミとジミーの甘酸っぱい青春を象徴するようなシーンの撮影に触れる。清原さんとシュー・グァンハンは撮影中お互いに中国語と日本語を教え合っていたそうで、清原さんが「あなたはとてもカッコイイですね」とグァンハンから教わったという中国語を披露すると、グァンハンも「とても綺麗ですね」と流暢な日本語を披露。また、清原さんが「グァンハンさんはとても優しくて紳士的で、現場でもグァンハンさんがそばにいてくれるから頑張ろう!と思えるような、温かい存在でした」と共演をふり返ると、グァンハンは照れくさそうに笑いながら「ありがとね」と日本語で応じる場面も。本作の映画化を企画し、エグゼクティブプロデューサーも務めたチャン・チェンは、「プロデューサーという大役は初めての試みで、新しい挑戦ばかりでとても面白かったです。企画段階からとても長い年月をかけて作ってきましたので、今日は少し緊張しています」と緊張をのぞかせつつ、「シュー・グァンハンさんと清原果耶さん、そして素晴らしい俳優陣が出演し、とても良い映画になりました」と、いよいよ明日3月14日より台湾での公開を迎える本作への自信を見せた。最後に藤井監督は「僕にとって本当に特別な作品が、台湾の皆様の特別な体験になるように、愛情をもって作りました。この映画が長く広く皆様に伝わることを願っています」とコメントし、会見を締めくくった。その後、駆けつけた大勢のファンを前に実施されたプレミアイベントには、台湾キャスト陣も登壇、大盛況を見せた。『青春18×2君へと続く道』は5月3日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:青春18×2 君へと続く道 2024年5月3日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©️ 2024「青春 18×2」film partners
2024年03月14日シュー・グァンハンと清原果耶がW主演する、藤井道人監督の日台合作映画『青春18×2 君へと続く道』より本ビジュアルが解禁された。また本作が3月28日(木)から行われる第48回香港国際映画祭に出品されることが発表となった。本作は、台湾の超人気スター俳優シュー・グァンハン演じるジミーと、日本の若手実力派女優、清原果耶演じるアミが【日本×台湾】【18年前×現在】を舞台に紡ぐ、切なくも美しいラブストーリー。この度解禁されたのは、ジミーとアミが18年前の台湾でひと夏を共に過ごした青春の1ページを切り取ったエモーショナルな本ビジュアル。本ビジュアルでは、【18年前】のアミとジミーが青春のひと時を共に過ごす姿に加え、普段は明るく天真爛漫なアミが遠くを見つめ切ない表情を浮かべる様子と、2人で過ごした日々に想いを馳せる【現代】のジミーを映し出す。さらに、本作が3月28日(木)から4月8日(月)まで開催される第48回香港国際映画祭のカレイドスコープ部門に正式出品されることが決定。これまでも同部門には『エゴイスト』や『さかなのこ』などの話題作が出品されている。映画祭への正式出品をうけて藤井道人監督は「『青春18×2』が香港国際映画祭で上映出来ること、心から嬉しく思います。本作は、僕にとって初めての国際プロジェクトであり、僕のルーツの一つである台湾の仲間たちと映画を作れたことは、人生の財産です。『人生という名の旅』を皆さまと映画を通して分かち合い、本作が皆さまの心に残ってくださることを願っています」と“監督人生第二章の始まり”と位置付けたこの国際プロジェクトが世界に向けて放たれることに喜びを語った。世代を問わず感動必至の本作が、日本での公開を控え、世界でどのように受け止められるのか期待が高まる。『青春18×2 君へと続く道』は5月3日(金・祝)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:青春18×2 君へと続く道 2024年5月3日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©️ 2024「青春 18×2」film partners
2024年03月08日第26回PFFスカラシップ作品『すべての夜を思いだす』(監督・脚本:清原惟)の初日舞台挨拶が3月2日、東京・渋谷ユーロスペースで行われ、清原監督をはじめ、出演する兵藤公美、大場みなみ、内田紅甘、遊屋慎太郎が登壇した。PFFアワード2017のグランプリを受賞した初長編『わたしたちの家』(2017) で国内外から注目を集めた清原監督が、東京郊外の街・多摩ニュータウンを舞台に、世代の異なる3人の女性それぞれの“ある日”を温かいまなざしでつづったドラマ。『わたしたちの家』に続き、ベルリン映画祭のフォーラム部門に正式出品された。昨年9月には全米で先行公開もされた本作が、いよいよ日本に“凱旋”。清原監督は「すごくうれしいですし、うれしさと同時に、どのように皆さんに受け取っていただけるのかドキドキしている。ぜひ感想を聞かせていただければ」と観客に呼びかけた。清原惟監督撮影が行われた多摩ニュータウンは、清原監督が生まれ育った地でもあり、「計画された都市というイメージが強いですが、実際には地域の人たちが、自分たちの手で良くしようという歴史がさかんだった。その空気がいいなと思いました」と深い思い入れ。「みんなで散歩するみたいな撮影ができればいいねと話していた」といい、撮影中に声をかけた住人たちが、エキストラとして映画に出演したこともあったと明かした。また、劇場パンフレットは、清原監督自らリソグラフで“手作り”しており、「編集、デザイン、製本もして。建築や音楽など、いろんなジャンルの素晴らしい執筆陣に(文章を)書いていただき、地図や散歩マップもついている」と本作ならではの試みも紹介。舞台挨拶終了後には、劇場ロビーで清原監督が、パンフレットを販売したり、サインに応じたりと、公開初日に駆けつけたファンと交流していた。友人からの転居届を手に、見知らぬニュータウンに足を踏み入れる女性を演じた兵藤は、「リアルな生活が映っている。一見、ゆるりとした作品だが、“太古”ともつながったり、ダイナミックな体験をした」。ガス検針員を演じた大場は、ユーロスペースがある建物の1階に、かつてあったカフェで働いていたといい「この作品も街と土地の記憶を描いていて、リンクしている」と、兵藤同様に、本作に“地形と歴史の連なり”というテーマ性を見出していた。兵藤公美大場みなみ内田は「撮影自体はタイトなスケジュールで、(クランクアップ後)3カ月で完成披露。すごいスピードだと思ったら、北米に行っちゃって(笑)、今日こうして初日を迎えた」と感激の声。遊屋は「音が本当にすごく良いんですよ。映像には映っていないけれど、そこにあるはずのものを感じさせる音がたくさんあって。それはすごく豊かなことで、劇場でしか味わえない」と音響の魅力を語っていた。内田紅甘遊屋慎太郎取材・文・撮影=内田涼<作品情報>第26回 PFFスカラシップ作品『すべての夜を思いだす』3月2日(土) 全国順次公開公式サイト:
2024年03月03日