俳優の田中哲司(58)が、所属事務所の鈍牛倶楽部を退社していたことが2日、わかった。ORICON NEWSの取材に対して、同事務所は「退社は事実」と認めた。田中は1966年2月18日生まれ、三重県出身。日本大学芸術学部卒業後、蜷川カンパニーなど舞台を中心に活動して以降、テレビ朝日系ドラマ『緊急取調室』シリーズや、フジテレビ系ドラマ『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』、TBS系ドラマ&映画『SPEC』シリーズ、舞台『オレアナ』など、さまざまな作品に出演してきた。2014年9月、仲間由紀恵と結婚。18年には一卵性の双子男児が誕生していた。
2024年04月02日又吉直樹(ピース)と秦 基博によるツーマンライブ『隣人もまだ起きている』が、3月20日(水・祝) に東京・豊洲PITで開催されることが決定した。『隣人もまだ起きている』は、又吉がホストとなり、秦と朗読&音楽でコラボする特別なツーマンライブ。又吉による書き下ろし作品の朗読と、秦の弾き語りが届けられる。チケットは、秦のファンクラブ「Home Ground」会員と、FANYチケット会員を対象とした先行受付を2月27日(火) まで実施中。<公演情報>又吉直樹×秦 基博『隣人もまだ起きている』3月20日(水・祝) 東京・豊洲PIT開場16:30 / 開演17:00「Home Ground」会員、FANYチケット会員先行:2月27日(火) 23:59まで
2024年02月21日木南晴夏が主演を務める「セクシー田中さん」の6話が11月26日に放送。これまで数々の失礼な発言を披露してきた笙野が田中さんを助けようと奮闘する姿に「泣くことになると思わなかった」や「胸が熱くなりました」などの声が上がっている。人気漫画家・芦原妃名子の同名漫画が原作の本作は、登場人物たちが出会ったことでポジティブな化学反応を起こしていく物語。ベリーダンサーとして活動する主人公・田中さんを木南晴夏、田中さんの同僚で彼女を全力で推す倉橋朱里を生見愛瑠、女性に対する偏見が強かったものの田中さんと出会って少しずつ変わっているサラリーマン・笙野浩介を毎熊克哉、笙野の同僚で朱里を好きな小西を前田公輝、田中さんの憧れの人でサバランの店主・三好を安田顕、ベリーダンススクールの講師・Miki先生を高橋メアリージュン、田中さんが憧れるベリーダンサー・愛子先生を未唯mie、朱里の元友人・進吾を川村壱馬が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。田中さん(木南晴夏)の憧れのベリーダンサー・愛子先生(未唯mie)のショーが、「Sabalan」で行われることに。田中さんと一緒に店を手伝うことになった朱里(生見愛瑠)と笙野(毎熊克哉)は、想定を超える客の集まりに驚く。また、田中さんは愛子先生が自分を覚えてくれていなかったことに、少し落ち込んでいた。しかし、舞台に立った途端に場の空気を変えてしまう愛子先生のダンスに、一瞬で魅了される。そして休憩中、ハーブウォーターを差し入れてくれた田中さんを見て彼女がSaliだと気づいた愛子先生は、一緒に踊りたい!と田中さんをステージへいきなり引っ張り出す。いつもの舞台とは違って、私服ですっぴんの状態ながら「このままでは、一生愛子先生に追いつけない」と心を決めた田中さんは、愛子先生に導かれるままにステージ上で自分を解放する。しかし、愛子先生とダンスした時の動画が拡散され、田中さんがベリーダンスをしていることが会社でも広まってしまい――というのが6話の展開。同僚たちが自分のことを好奇の目で見ていることに耐えられなくなった田中さんは、お腹が痛くなり出社できなくなってしまう。子どもの時は、何か言われても周囲の声に耳を塞ぐことで何とかしてきた田中さん。そんな田中さんにもいまでは両親以外の味方ができ、心配した朱里や笙野が田中さんを訪ねてくる。そして笙野は「みんなと同じように振る舞うのが苦手で私の存在が人を不快にしてるんだと思います」と言う田中さんに、「もし本当に会社で馬鹿にされたり、ネタにされてるならそれは田中さんの怠慢だと思います」「ズバリ宣伝不足です」「田中さんをちゃんと知れば、みんな田中さんを好きになりますよ。今もし好かれていないと思うなら、それは田中さんが自分を見せてないからですよ」と叱咤激励。時々失礼な発言が飛び出すものの、田中さんのことを慕い、心から励ます姿にSNSでは「めっちゃ面白かった。田中さんが頑張ってる姿が響いて笙野と朱里ちゃんが変われて、逆に二人からまた田中さんが変わる力を貰えてる関係尊いよね」や「笙野相変わらず失礼だけど良い事言うね~」、「笙野クソ不器用だけど良い奴だな…って思ってきた。最低男だと思ってたのに凄い」といった声が。その後、田中さんは教室のミニパーティーでトリを務めることに。しかし、会社の同僚たちの登場で田中さんはお腹が痛くなり舞台に立てなくなってしまう。舞台に穴を開けるわけにはいかず、Miki先生たちもオロオロするが、そんな窮地を救おうとダブラッカを習い始めた笙野が突然演奏を始める。さらに師匠である三好(安田顕)も加わり、パーティーは無事に終わるのだった。そんな田中さんの窮地を救おうと奮闘した笙野の姿に、「失礼だが最高だわ!ダブラッカの演奏で泣くことになると思わなかった」や「笙野と三好先生のアンサンブルに胸が熱くなりました」などの声が上がっている。また、同僚たちも田中さんを冷やかしにきたわけではなく、朱里に田中さんのダンスの魅力を聞いて実際に見てみたいと興味を持って来ていたことが判明。その後、笙野に言われた「自分を見せてない」という言葉を思い出した田中さんは、同僚たちを追いかけ次の舞台に誘ったり、翌日は他の同僚にも自分から挨拶をするなどの変化を見せており、次回以降も登場人物たちがどんな化学反応を引き起こし変化していくのか目が離せない。【第7話あらすじ】小西(前田公輝)と手をつないでマンションに帰った夜、進吾(川村壱馬)と鉢合わせしてプチパニックになった朱里は、自分の知らない間に進吾と小西が意気投合して飲みに行くことになったことを知り、動揺のあまり小西を傷つけるようなことを言ってしまう。その後、予定通り進吾と飲みに行くことにした小西は、朱里とケンカしたことを打ち明け、チャラさの影で昔から心にわだかまっていた悩みを告白。そしてそんな小西に共感した進吾は、朱里へのある伝言を託すのだった。また同じ頃、田中さんの家に押しかけた朱里も、小西へのモヤモヤした思いをぶちまけていた。そして小西に謝ることにした朱里は、小西の本音と進吾からの伝言を聞き心が揺れる。一方、笙野から「オリエンタルディナーショー」に誘われた田中さんは、朱里から「デートを楽しんで」と言われて、想定していなかった展開に脳内が爆発。笙野も同僚から、田中さんとの関係を「羨ましい」と言われて妙に意識してしまい――。「セクシー田中さん」は毎週日曜22時30分~日テレ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年11月27日木南晴夏が主演を務める「セクシー田中さん」の5話が11月19日に放送。田中さんの両親の登場に、「親のかがみだわ」や「こんな親に私もなりたい」などの声が上がっている。人気漫画家・芦原妃名子の同名漫画が原作の本作は、正反対なタイプの女性たちが出会いポジティブな化学反応を起こしていく物語。ベリーダンサーとしての生きがいを見つけた主人公・田中さんを木南晴夏、田中さんの同僚で彼女を全力で推す倉橋朱里を生見愛瑠、女性に対する偏見が強かったものの少しずつ変わっているサラリーマン・笙野浩介を毎熊克哉、笙野の同僚で朱里を好きな小西を前田公輝、田中さんの憧れの人でサバランの店主・三好を安田顕、ベリーダンススクールの講師・Miki先生を高橋メアリージュンが演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。思いがけず、田中さん(木南晴夏)の恋心を踏みにじるような発言をしてしまった笙野(毎熊克哉)に対し、怒り狂う朱里(生見愛瑠)は怒涛の勢いで怒りのメッセージを送りつける。一方、小西(前田公輝)は、田中さんから返事が来ず落ち込む笙野に、正論をぶつける。そして笙野は、自分が何に対してモヤモヤしているのかわからないまま、三好(安田顕)の店「Sabalan」へ向かうのだった。数日後。小西に誘われて「Sabalan」に向かった朱里は店の前で田中さんに遭遇し、3人で店へ。するとそこには、三好からダラブッカを教えてもらう笙野の姿が。田中さんが好きになったモノをもっと知りたいと照れながら打ち明ける笙野。頑固で固定観念に囚われた笙野の価値観すら変えてしまった田中さんと、自分は何が違うのか。落ち込みそうになった朱里は、ベリーダンスに集中しようとする。そんな中、三好に頼まれて故郷の松戸でショーに出演することになった田中さんは、勢いで「見に行く」と宣言した笙野、そして朱里と小西と共に松戸に遠征することになり――というのが5話の展開。推しの田中さんが青春時代を過ごした聖地に降り立った朱里は、大興奮。ひたすら写真を撮り、妄想を楽しむ。しかし3人が会場に着くと、そこにはひとり落ち込んでいる田中さんの姿が。実は四十肩のせいで本調子ではないため、不安になっていた。三好パワーも効かない田中さんを前に、オロオロする朱里だが、そこに田中さんの両親が。不安でいっぱいの田中さんを「失敗したって良いじゃないか。僕たちはね、上手に踊る京子を見にきたんじゃないんだよ」「そうよ、頑張って一生懸命練習して、逃げ出したいのに逃げ出さずにここにいる今日の京子を見にきたの」と言って励まし、ステージへと送り出すのだった。そんな田中さんの両親にSNSでは「セクシー田中さんのご両親の言葉に泣ける!最高だ。こんな親に私もなりたい」や「田中さんちのご両親素晴らしすぎない?親のかがみだわ、、、」、「田中さん親から愛されてて涙出る、良かったねぇ」などの声が上がっている。その後、3人は田中さんの両親にお呼ばれし、お父さんお手製のちらし寿司をご馳走になることに。さらにそのままお泊まりまでさせてもらうことになり、朱里は布団敷きを、笙野と田中さんはお皿洗いを手伝う。そんな田中さんの好きなものを知ろうとし、かつては自分の実家で座ったままだった笙野のどんどん変わっていく姿に「どんどん変わっていく笙野さん微笑ましくなってきた」や「笙野が癒され枠になってしまった」の声が。また親との嫌な記憶に落ち込む朱里とそんな彼女に寄り添う小西のキス寸前の場面に遭遇し、憧れだった友達との恋バナもした田中さんは眠れなくなってしまう。そんな田中さんの姿に「自分の恋バナじゃないのに眠れないトコ、可愛い」や「恋バナでテンション爆上げの田中さん可愛すぎるw」などの声が上がっている。【第6話あらすじ】田中さんの憧れのベリーダンサー・愛子先生(未唯mie)のショーが、「Sabalan」で行われることに。田中さんと一緒に店を手伝うことになった朱里と笙野は、想定を超える客の集まりぶりにてんやわんや。また、田中さんは愛子先生が自分を覚えてくれていなかったことに、少し落ち込んでいた。しかし、舞台に立った途端に場の空気を変えてしまう愛子先生のダンスに、一瞬で魅了される。そして休憩中、ハーブウォーターを差し入れてくれた田中さんがSaliだと気付いた愛子先生は、一緒に踊りたい!と田中さんをステージへいきなり引っ張り出す。いつもの舞台とは違って、私服ですっぴんの状態ながら「このままでは、一生愛子先生に追いつけない」と心を決めた田中さんは、愛子先生に導かれるままにステージ上で自分を解放する。しかし、愛子先生とダンスした時の動画がプチバズり、田中さんがベリーダンスをしていることが会社で広まってしまい――。「セクシー田中さん」は毎週日曜22時30分~日テレ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年11月20日幼少期に手塚治虫の漫画を読みふけったことが漫画家になる原点だったという浦沢直樹さん。手塚漫画をリメイクした『PLUTO』に込めた想いに迫ります。子どもたちに希望のある未来を示すのが我々の役目だと思う。Netflixオリジナルとして制作されたアニメ『PLUTO』は、『鉄腕アトム』に収められた「地上最大のロボット」というエピソードを下敷きにして浦沢直樹さんが新しいストーリーに仕上げた一作。誰もが知る手塚治虫さんの代表作をリメイクするにあたっては、少し意外な経緯があったのだとか。「手塚先生の『鉄腕アトム』では2003年4月7日にアトムが誕生するんです。それで現実にその日が迫った時期に、手塚プロダクションから漫画界を挙げてアトムの誕生を祝うような企画を考えたいというお話をいただいて。そこで僕が勢い余って大それたことを言っちゃったんですよ。『手塚作品をオマージュしたイラストを描いたりするのもいいけど、「地上最大のロボット」のリメイクに真正面から挑むような気骨のある漫画家はいないもんかね』って。そしたら周りの編集者に『そんなの自分がやればいいじゃん』ってツッコまれてしまったんです。いやいやいや…と思って。僕は5歳のころからこの作品とともに生きてきましたから、ものすごいものを背負い込んでしまったなと(笑)」実際に手塚プロダクションからGOサインが出た際には「プレッシャーで全身に蕁麻疹が出た」と当時を振り返った。「地上最大のロボット」は浦沢さんにとってそれほど大きな存在だったのだ。「生まれて初めてこんなに切ない話を読んだという感覚になったんですよね。子どものころにはっきり意味が理解できる物語って、いわゆる“正義と悪”の図式になっていて勧善懲悪なものが多い。でも『鉄腕アトム』は悪者として登場するキャラクターにも心があるし、敵に勝っても嬉しくない、戦いなんて無意味だと問いかけてくる。当時は『なんなんだこれは』と理解が追いつかなくて、なにか重いものを投げかけられた感覚だけがあった。でもわからなかったからこそ、人生を懸けて追いかけていくものになったんです」リメイクが発表されると、世間からは「なんで私が『地上最大のロボット』を一番好きだと知ってるんですか?」というリアクションをもらうこともあったという。「そこで初めて、この物語を愛している人がたくさんいることに気づきました。当時はSNSのようなつながりがありませんでしたから、みんながひとりでこの作品への想いを温めていたんですね」『鉄腕アトム』の連載開始からおよそ70年が経つ現在もそうして読み継がれていることについて、「おそらく、手塚作品はわかりやすい勧善懲悪ではないぶん、難しいんですよ。でもだからこそタイムレスな魅力があるんです」と語る浦沢さん。そこには革新的な漫画表現に加え、人間の愚かさや争うことの虚しさを一貫して描いてきた手塚作品の強度がうかがえる。「リメイクするうえでは、『鉄腕アトム』は素晴らしかったと単に懐古主義に陥るんじゃなくて、この作品が問いかけたメッセージが今もなお有効であることを伝えたいと思っていました。もしかすると、1964年に『地上最大のロボット』が発表されて以降、2023年の今が一番、この物語の適合する時代かもしれない。それは逆に問題でもありますよね。反戦の願いを込めた話は、人類がいろんなことを克服して、いつか古びたものになるべきだから」手塚さんが『鉄腕アトム』ならびに「地上最大のロボット」で描き、『PLUTO』へと受け継がれた想い。それは、いつの時代も人と人は争うけれど、そこに根本的な解決はないということ。ならば、人の残酷さや憎しみを持つ心はどのように行き場所を見つけるのか、というもの。「今の世界の都市の風景を見ると、私たちは手塚治虫が願いを込めて描いた未来像を一生懸命実現しようとしてる気もするんです。我々はそうした希望のようなものを描かないといけないと。子どもたちが目指したいと思う未来を提示するのが、漫画家の役目でもあるのだと思います」浦沢さんがそうした大きなものを背負って『PLUTO』を作り上げていく作業は大変な面も多かったというが、全8巻の濃密な物語を読むと見事に浦沢さんの作風になっているのがわかる。しかし、企画がスタートした当初は原作の『鉄腕アトム』を踏襲した絵柄を提案したこともあったのだそう。「やっぱり手塚先生の絵に自分が手を加えるなんてあり得ないと思っていたので、原作の権利を持つ手塚眞さん(手塚治虫さんの長男)に提案したプロットは、原作のアトムの絵のまんまだったんです。しかしそれに対して眞さんは『ぜひ浦沢さんの絵で描いてほしい』と言ってくれた。自分の絵で描き出すと、やっぱり自分の漫画になっていくんですよね」“自分の漫画になる”というのはどういう感覚だったのだろう?「もちろん骨子としての『地上最大のロボット』のストーリー展開は絶対に守らないといけないんだけど、決まったラストに向けてならどこまでも脇道に逸れていいという気持ちでいました。前半に登場するノース2号のエピソードなんかに関して言えば、改めて原作を読み返して『あれ?こんなに短かったっけ?』と思ったくらいで。子どものころに読んだ記憶のなかではもっとたくさんシーンがあったのに、見返してみたらないんですよ。要するに僕が勝手に妄想してたってことで。だから『PLUTO』は、コマとコマの間で自分が妄想していたことを全部入れてみたような作品なんです。5歳で初めて読んだときから自分の頭の中で作り上げられた行間をそのまま描いたって感じですよね」浦沢さんはいつも、創作のある過程で「キャラクターが勝手に動き出す」瞬間を経験するのだという。浦沢作品に限らず1巻目と5巻目でキャラクターの顔が変化するような漫画もあるが、それは浦沢さんによれば「物語の中でキャラクターがどんどん未知のことを経験していくことで、育つから」なのだとか。「描いてると、演技プランをどんどんキャラクターが言ってくるんです。『ここで泣きましょうか?泣き方はこんな感じがいいんじゃないですか?』って。それに従って描いていくので、そうなってくると本当楽しいんですよ」浦沢作品におけるキャラクターの「表情」はいつも繊細だが、勝手に動き出していたと考えると興味深い。今回のアニメでも、表情は注目ポイントのひとつ。「漫画とは喜怒哀楽をシンプルに表現するものだと思われているかもしれませんが、僕はその間にある数え切れない表情を描こうとしてきたんですよね。実は『PLUTO』の主人公であるゲジヒトって、ドイツ語で“表情”を意味するんです。そんな名前を付けた当時の手塚先生はすごいという話なんですが(笑)。ロボットを人間に近づける際にも顔の動きはすごく大事な要素で、アトムのような高性能な人型ロボットは表情も人間に似せる必要がある。だからこの作品では、ロボットを描くときも人間を描くときと同じように感情の機微を表現しようとしました。なんともいえない表情をするのが人間らしい証しですからね」完成したアニメを見た際には、原作者の性というべきか「脳が全部に反応しちゃって、まだ一気見できてないんです」と話す浦沢さん。「あそこまで動くとね、アニメではこうやるのか!とすごく感慨深いですよ」と興奮を露わにする。今の世に投げかけられる「地上最大のロボット」と『PLUTO』の物語は新しい視聴者にどう受け止められるだろうか。「手塚先生は『鉄腕アトム』を通して、“AIは感情を理解できるのか”といったテーマも描いていて。それは今考えるとすごく先を行ってますよね。ただ、当時から技術の進歩に対してそんなに無邪気ではなくて、『大丈夫か?』という感覚で物事を見てる。僕も“進歩”って言葉は非常に怪しいと思っていて、視点を変えると退化していることもありうるわけですよね。目の前にある二次元の情報に近づきすぎるのではなく、時にはちょっと目を離して物事を対象化して見てみることも大事だと思う。もし今回のアニメを見てから漫画の『PLUTO』、手塚先生の『地上最大のロボット』へとさかのぼって見ていただけることがあれば、そうしたパースペクティブな視点を体感してもらえるのかなと思っています。現在から距離を置いて歴史の奥行きを知ることは、ものすごい刺激になると思うんですよね」【手塚治虫】数々の名作を残し今も読み継がれる「漫画の神様」。『鉄腕アトム』をはじめ、『ジャングル大帝』『火の鳥』『ブラック・ジャック』など今も世界中で多くの人に読み継がれている傑作を生み出し、「漫画の神様」とも呼ばれる存在。映画のような大胆なコマ割りや時間・空間の新しい表現を開拓し、漫画を芸術の域にまで押し上げた立役者でもある。“生命の尊厳”をテーマに掲げた作風を含め、後進にも多大な影響を及ぼしている。【浦沢直樹】漫画界の第一線で幅広いジャンルを描き続ける天才。1983年にデビューして以降、女子柔道を描いた『YAWARA!』や天才脳外科医を主人公に据えた『MONSTER』などの漫画を次々と発表。前者ではコメディタッチでスポーツと青春を描いた一方、後者では重厚な社会問題をテーマにサスペンスドラマを編み、こうした相反する作風を巧みに使い分けて多くの人を魅了してきた。長い時間軸で物語を展開するのも特徴のひとつ。『PLUTO』世界最高水準のロボットが次々に破壊される事件が発生し、刑事ロボットのゲジヒトやアトムも標的に。10月26日よりNetflixにて世界配信。©浦沢直樹/長崎尚志/手塚プロダクション©浦沢直樹/長崎尚志/手塚プロダクション/「PLUTO」製作委員会※『anan』2023年10月4日号より。写真・岩澤高雄(The VOICE)取材、文・原 航平(by anan編集部)
2023年10月26日講談社から7月10日、「オトナの週末旅行」をテーマに撮影した田中圭さんの写真集が発売されます。■ 田中さん30代最後の誕生日に発売する写真集同写真集は、田中圭さんの30代最後の誕生日となる2023年7月10日に発売予定。VOCE本誌で二年目を迎えた大人気連載「#オトナの休日」のスペシャル版として、オトナの週末旅行がテーマとなっています。行き先は田中さんの発案により、北海道になったのだとか。「もし田中圭と旅をしたら……?」と二人旅気分を存分に満喫できる内容。観光したり、おいしいものを食べたり、ドライブをしたり、時にはバッチリスーツスタイルで素敵なホテルに泊まったり、一緒に朝を迎えるなど、さまざまなシチュエーションの田中さんの姿を堪能できますよ。「こんな田中圭見たことない!」が詰まった一冊、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。■商品情報<通常版>発売日:2023年7月10日予定定価:3,410円発行:講談社<特別版>発売日:2023年7月28日予定定価:8,800円特典:ロケのメイキング映像を収録したDVD(1枚)、オリジナル紙製ケース入り、台紙付きサイン入り生写真(1枚/サインはプリントです)※カバー・表紙は通常版と異なります※写真集の内容は通常版と同一です※受注生産商品(フォルサ)
2023年05月18日フリーアナウンサーの田中みな実が29日、都内で行われた「エアウィーヴ新商品発表会」に出席した。寝具メーカーのエアウィーヴが、10年ぶりに新作の枕「ピロー スリム」を新発売。同商品は田中みな実と共同プロデュースで生まれたもので、田中のアドバイスのもと薄く幅も広い自然な寝返りができる実用的な枕で、一般販売は12月20日から予定している。生活の中で睡眠を最も重要視しているという田中。かねてよりエアウィーヴのベッドマットレスを愛用しており、エアウィーヴに枕を作らないかと持ちかけたそうで「1年かけて開発していただき、色んなことを言わせていただきました。全て思った以上に叶えてくださいました。私が一番重要視していたのが枕の高さです。あまり低いと頭がマットレスに近づいている感じがするので、いかに浮いて低い枕を作れるのか、と思いました。寝返りをしやすいように」と枕の微妙な高さをリクエストしたという。出来上がった商品を手にしながら「まさか自分がずっと愛用している寝具メーカーさんから枕を出していただけるなんて思ってもいなかったので感慨深いですね」と満足そうで、「試作の段階からどんどん良くなっていって、早く世に出して欲しいという商品がようやく出来ました。今、寝具を見直したい方にはこれを手に取っていただきたいと思います。かなりの自信作なので試していただきたですね」とアピールした。イベント中には睡眠の大切さを説いた田中。「きちんと睡眠が取れてない方が自分の実感で9割ぐらい。時間が取れていても良質な睡眠なのかというところが1番のポイントで、睡眠の直前までお仕事をされていたり(パソコンやスマートフォンの)ブルーライトを浴びながら寝る直前まで続けていると頭が休まりません」としながら、「私は寝る2時間前ぐらいに全部オフにと心がけています。良質な睡眠のために生きていると言っても過言ではありませんよ」という田中は寝室でスマートフォンの充電をせずベッドだけで電子機器は持ち込まないという。印象的だった夢については「人の夢の話って興味ないと思うんですが」と断りを入れながらも「良い夢は覚えてなくて、嫌な夢なんですけど自分が舞台に出ることになって、その通し稽古の時に『次、田中さんからです』と私は歌えないのに歌のパートがあるなんて聞いていなくて汗びっしょりで起きました(笑)」と明かしていた。
2022年11月29日お笑いコンビ『アンガールズ』の田中卓志さんが、2022年6月12日に自身のInstagramを更新。島根県を訪れていた時に、珍しいタクシーに出会ったそうです。その写真がコチラ。 この投稿をInstagramで見る アンガールズ田中卓志(@ungirls_tanaka)がシェアした投稿 お嫁さんが角隠しつけた時に、天井に当たらないようにタクシーに乗れるようになってる数少ないタクシー。島根県に走ってます。ungirls_tanakaーより引用タクシーの後部座席に座る、田中さんの頭上をご覧ください。頭がぶつからないよう、上部が開く構造になっています!実は、白無垢を着た花嫁が被る、角隠しがぶつからないように作られた『花嫁タクシー』なのだとか。※写真はイメージ田中さんは、身長が188cmあるため、タクシーに乗りこむ時には頭をぶつけないよう、気を付けなければならないでしょう。しかし、この日は身体をかがめることなく、楽々乗り込めたようです。【ネットの声】・そんな素敵なタクシーがあるとは知りませんでした!優しいタクシーだな。・すごい!花嫁だけじゃなく、身長が高い人にもありがたい構造。・田中さん専用のタクシーかと思ってびっくりしました!見てみたい!花嫁のために作られた、特別なタクシー。街中で偶然乗車できた時には、ラッキーな気持ちになれそうですね。[文・構成/grape編集部]
2022年06月19日山本直樹の漫画『ビリーバーズ』が、主演・磯村勇斗、監督・城定秀夫で実写映画化。2022年7月8日(金)より、テアトル新宿ほか全国で順次公開される。山本直樹の漫画『ビリーバーズ』が実写映画化『ビリーバーズ』は、常に先鋭的な作品を世に送り出し、カリスマ的人気を誇る漫画家・山本直樹によるコミック。「カルト」の世界に切り込み、人間の欲望をあぶり出した問題作だ。<映画『ビリーバーズ』あらすじ>とある孤島で生活をする2人の男と1人の女。男の1人は「オペレーター」、女は「副議長」、もう1人の男は「議長」と互いに呼び合い、揃いのTシャツを着ている。「ニコニコ人生センター」という宗教的な団体に所属している3人は、『孤島のプログラム』と呼ばれる無人島での共同生活を送り『安住の地』へと旅立つ日に思いを馳せていた。朝の瞑想、昨晩見た夢の報告、テレパシーの実験、といったメールで送られてくる不可解な指令を実行し、時折届けられる僅かな食料でギリギリの生活を送る。それらすべてが、性欲や過度な食欲に物欲といった俗世の汚れを浄化し「安住の地」へ出発するための修行なのだ。だが、飢えとの戦い、突如現れた外界からの侵入者、ほんの僅かなほころびは、徐々に互いの本能と欲望を暴き出してゆく。磯村勇斗が映画初主演&原作者の山本直樹も出演■主人公:オペレーター役:磯村勇斗主人公は、3人のうち最も序列の低いポジションに置かれ、純粋な信仰心と抑えきれない欲望の間で揺れ動くオペレーター。宗教的な団体の中で、食欲、性欲などいかなる欲も捨て去り、浄化を目指す。演じるのは、映画初主演となる磯村勇斗だ。NHK連続テレビ小説「ひよっこ」ではヒロインと恋に落ちる心穏やかな好青年役、映画『ヤクザと家族』ではヤクザ相手に一歩も引かないアウトロー役など、幅広い演技をみせてきた磯村勇斗。第45回日本アカデミー賞では、『ヤクザと家族 The Family』・劇場版『きのう何食べた?』の2作品で新人俳優賞を受賞するなど、ますます注目を集めている。■副議長役:北村優衣物語のヒロインである副議長は、映画やテレビドラマ、バラエティと幅広く活躍する北村優衣が演じる。熾烈なオーディションを経て選び抜かれた存在感を発揮し、時に天真爛漫に、時に激しく全身全霊で演じきっている姿に注目だ。■議長役:宇野祥平議長は、3人の中で一番の狂気を見せる存在であり孤島のリーダーでもあるキャラクター。『罪の声』『本気のしるし』などの演技が特に高く評価され賞レースを席巻した宇野祥平が演じる。■第三本部長:毎熊克哉DVをふるう夫から副議長を救い出し、ニコニコ人生センターに勧誘した人物。副議長と恋仲の噂もある幹部。映画『ケンとカズ』『孤狼の血 LEVEL2』『猫は逃げた』などの毎熊克哉が演じる。■先生:山本直樹ニコニコ人生センターの信者たちから「先生」として慕われる人物。世間からは殺人集団と呼ばれる団体へと暴走する。原作者の山本直樹本人が出演。音楽は曽我部恵一音楽は曽我部恵一が担当。不穏かつ繊細なサウンドトラックと、書き下ろしの主題歌「ぼくらの歌」が、映画『ビリーバーズ』をさらに深淵な境地へと導いている。監督は城定秀夫過激な内容ゆえ実現不可能とも言われた漫画『ビリーバーズ』の映像化に挑むのは、城定秀夫。2020年『アルプススタンドのはしの方』で高い評価を獲得し、2021年には瀬戸康史主演『愛なのに』を手がけ、2022年には田中圭主演『女子高生に殺されたい』も公開となる城定秀夫が、自ら実写映画化を熱望した。長年のファンであるという山本直樹へ最大限のリスペクトを込めながら、絡みつくような官能美に、乾いたユーモアとヴァイオレンスを交えた映像世界をつくり上げる。【詳細】映画『ビリーバーズ』公開時期:2022年7月8日(金) テアトル新宿ほか全国順次公開原作:山本直樹「ビリーバーズ」(小学館「ビッグスピリッツコミックス」刊)監督・脚本:城定秀夫出演:磯村勇斗、北村優衣、宇野祥平、毎熊克哉、山本直樹制作プロダクション:レオーネ配給:クロックワークス、SPOTTED PRODUCTIONS製作委員会:『ビリーバーズ』製作委員会※R-15■ムビチケ発売日:4月22日(金)~価格:1,400円特典:ニコニコセンターマーク入りの オリジナルステッカー ※数量限定
2022年03月17日3月1日、ココリコの田中直樹(50)が現在放送中の『鎌倉殿の13人』(NHK)で大河ドラマに初出演することが発表された。田中が演じるのは、源平動乱の時代に公家の頂点に立つ九条兼実。出演するにあたり、田中は《こんなに位の高い役をいただいたことがなく、また初めての大河ということで私自身相当浮き足立っておりますが、しっかりと地に足をつけて兼実を演じられればと思っております》とコメントを寄せている。大抜擢された田中だが、2月18日に公開された映画『牛首村』で主演するKoki(19),の父親役も演じている。「Koki,さんが最初に撮影したのは、田中さんとの共演シーン。Kokiさんは公開初日の舞台挨拶で、『休憩中に田中さんからフランクに話しかけてもらったことで緊張が和らいだ』と語っていました。さらに田中さんの父親役の感想として、『穏やかで素敵なお父さん』とも絶賛でした」(芸能関係者)最近では2月17日放送の情報番組『あさイチ』(NHK)で、博多華丸(51)が新型コロナに感染したことで欠席した博多華丸・大吉の代打MCを務めたことも記憶に新しい。田中は少し焦りながらも博多華丸・大吉の宣材写真を取り出し、ハンカチ代わりに汗を拭く仕草をするなどボケを連発。そんな田中にSNS上では、《ちゃんとボケ用意するしきちんと回せるし安心して観ていられた》《こんなにフィットするとは!》と絶賛の声が相次いだ。その一方で、昨年8月放送の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)では、「TANAKAER」として映画『JOKER』の主人公のパロディを披露。その強いインパクトは、多くの視聴者を沸かせた。2月23日に放送された『LIFE!~人生に捧げるコント~』(NHK)でも、お馴染みとなっている「東京ゲスニックマガジンの記者」に扮して強烈なキャラクターを演じていた。■「普通の人も変な人もどちらも演じられる」穏やかな人柄ながらもしっかりインパクトを残す田中。様々なシーンで演技力の高さが伺えるが、各方面で重宝される理由をお笑い評論家のラリー遠田氏に聞いた。田中の演技力について「コントなどで培ってきた表現力が活かされている」と評するラリー氏は、“愛されキャラ”でもある田中の魅力や強みについてこう分析する。「真面目さと落ち着きがあって、見た目も普通の人っぽくて、いい意味で芸人らしくないところが田中さんの魅力だと思います。演技が上手でキャラクターにクセがないので、コントやドラマではどんな役柄にも自然に馴染むことができます。一方で、コントなどで変な人を演じるときには、その風貌がかえって不気味に見えてくるようなところもあります。普通の人も変な人もどちらも演じられるというのが田中さんの強みです」「ガキ使」ではダウンタウン、「LIFE!」では内村光良(57)と長きにわたって共演し、大御所を支える中堅芸人として頼もしい存在でもある田中。一方で後輩芸人が増えていくなか、田中はどのような立ち位置にあるのだろうか?ラリー氏はこう読む。「ダウンタウンや内村さんのような先輩芸人には愛される一方、後輩に対しては余分な威圧感を与えない優しいキャラクターの人として認知されているのではないかと思います」そんななか、ココリコは今年5月で結成30周年を迎える。これまで互いに単独での活動が多かったが、田中は昨年5月にラジオ番組で相方・遠藤章造(50)について、「必ず会うのは週に1回だけだから。何とかしないとなぁ」とコンビ揃っての活動に意欲を示していた。その後、同年11月26日にYouTubeでコンビの公式チャンネルを開設し、コントの新作を披露し続けている。チャンネル開設の理由について、田中はメディアのインタビューで次のように語っている。《コンビで仕事をする機会が減り、もっと一緒にやれたらいいねという話していて、コンビでやるならコントがいいなと思ったので、コントを中心としたYouTubeチャンネルを立ち上げることになりました》(’21年11月26日付「マイナビニュース」より)芸歴30年経ってもなお芸を磨き続けるココリコの存在は、他の同世代のコンビと比べて稀有な存在のようにも見える。さらに前出のインタビューでは、主に田中がネタを考案しているとも明かしていた。そのような真摯な姿勢について、ラリー氏はこう語る。「田中さんは、テレビで活躍していた頃から『ペルソネル活動』というコントDVDをリリースするなど、個人としてのネタを発信する活動も続けてきました。コントやネタを作ることにはこだわりのある人だと思うので、今後もそういった活動は続けていくのではないでしょうか」30年間コンビとして連れ添った遠藤と共に、さらに進化した笑いを見せてくれることだろう。
2022年03月06日映画『牛首村』(2月18日公開)の完成披露舞台挨拶が19日に行われ、Koki,、萩原利久、高橋文哉、芋生悠、大谷凜香、松尾諭、田中直樹、清水崇監督が登場した。同作は清水崇監督による『犬鳴村』『樹海村』に続く「恐怖の村」シリーズの第3弾。北陸に実在する最凶の心霊スポットを舞台に、Koki,が女優デビュー・初主演を務める。この日はKoki,の父親を演じた田中が司会を務め、Koki,は「初めてのシーンの時は田中さんと一緒だったんですけど、自分の心臓の音が聞こえるくらいとても緊張していました。でも撮影の休憩中に田中さんがとてもフランクにお話してくださってたので、だんだん緊張が和らいで来ました」と撮影を振り返る。田中の父親っぷりについては「本当に素晴らしかったです。あたたかく包み込んでくれるような穏やかなお父さんで、娘をとても大切に思ってくれてる素敵なお父さんだなと思いました」と感謝。田中は「ありがとうございます。今後もがんばれそうです」と頭を下げていた。最後にKoki,は「この映画のおかげで沢山の素敵な出会い、そして素晴らしい経験をさせていただきました。チームの皆様、スタッフの皆様、ずっとあたたかく見守ってくださりありがとうございます。たくさんの勇気をいただきました。そして監督……」と言いながら涙が堪えきれず、「すいません」と謝る。「ずっと私を信じてくださりありがとうございました。本当に素晴らしい経験、そして演じることの素晴らしさを教えていただきありがとうございます」と清水監督に語りかけ、「やっとこの映画が公開になったので、ぜひ一人でも多くの方に観ていただけたらうれしいです」と涙ながらにメッセージを送った。
2022年02月18日「YAWARA!」や「20世紀少年」などで知られる浦沢直樹先生が、令和4年3月5日開催予定の「第8回全国漫画家大会議 in まんが王国・土佐」に出演決定しました。今回、そのコラボ企画として、高知まんがBASEにおいて、「浦沢直樹原画展」を開催します。「週刊ビッグコミックスピリッツ」で連載中の「あさドラ!」の原画約30点を展示します。【原画展の概要】展示内容: 「あさドラ!」原画 約30点開催期間: 令和4年2月18日(金)~3月23日(水)開催場所: 高知まんがBASE 1階まんが読書コーナー高知市丸の内1-1-10 県立公文書館内開館日時: 月・水・金 13:00~19:00土・日・祝日 10:00~17:00休館日 : 火・木※高知まんがBASEの開館時間中にご覧いただけます。HP : 入場 : 無料〈参考〉「第8回全国漫画家大会議inまんが王国・土佐」での浦沢直樹先生の出演内容タイトル: 浦沢直樹のひとり漫勉~歌って語って描きまくる!~in高知開催期間: 令和4年3月5日(土)開場19:00 開演19:30開催場所: 高知県立美術館 美術館ホール定員 : 200名 ※事前チケット購入者のみ入場可能チケット: 2月11日(金)より販売開始詳細は「浦沢直樹のひとり漫勉~歌って語って描きまくる!~in高知」の特設ページをご覧くださいHP: ●主催主催:まんが王国・土佐推進協議会(事務局:まんが王国土佐推進課)チラシ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月14日「田中圭チャレンジしよ!」ほにゃぴ(@honyaoO)さんは、弟さんからこのように誘われたといいます。『田中圭』とは、もちろん俳優の田中圭さんのこと。では、『田中圭チャレンジ』とは何を指すかというと…。弟が田中圭チャレンジしよ!って言ってきて何かと思ったらあみじゃがで田中圭の文字に合わせてかじってくらしいwwwww pic.twitter.com/2epY89HFmG — ほにゃぴ (@honyaoO) October 20, 2021 すごい!でも『田中圭』…じゃなくて『田中主』…!ほにゃぴさんが弟さんに聞くと、お菓子の『あみじゃが』を、『田中圭』の文字に合わせてかじったのだとか。もともとのお菓子の形は、網模様をした円形。それを、文字に合わせてかじった…器用でないとなせない技といえます。しかし、『圭』になるには、一画足りていません。弟さんが鍛錬を重ねた結果、成功した『田中圭』がこちら!やっと!田中圭チャレンジ成功しました #田中圭チャレンジ #あみじゃが pic.twitter.com/K3cXUZHNO8 — ほにゃぴ (@honyaoO) October 21, 2021 これで『田中圭』の完成ですね!器用にかじりながら、田中圭さんのことを想う弟さんの姿が目に浮かぶことでしょう。『田中圭チャレンジ』に、「天才の発想ですね」「ほほえましい…。このお菓子を買ってやってみようと思います」と、多くの人が反応してました。田中圭さん本人がこのチャレンジを知ったら、どのような反応をするか…楽しみにしておきたいですね![文・構成/grape編集部]
2021年10月21日俳優・田中圭は、愛される天才だと思う。9月17日から配信がスタートする痛快ミステリードラマHuluオリジナル『死神さん』。そこで田中圭が演じたのは、「死神」と呼ばれる曲者刑事・儀藤堅忍。誰とも群れず、誰からも愛されない孤高のダークヒーローだ。けれど、田中圭自身は、儀藤とは正反対。人なつっこくて、あっという間に距離を縮め、周囲の心を掴んでいく。どうして田中圭は愛されるのか。彼自身の信条から、その理由が見えてきた――。台詞覚えは地獄です(笑)ウェーブのかかった髪に、大きなホクロ。そして、独特の喋り口調。これまでたくさんの役を生きてきた田中圭だが、その多数のフィルモグラフィの中でも儀藤堅忍は極めて独特だ。特徴的な台詞回しや前のめりの姿勢など、外側の部分に関しては、監督の堤幸彦からもらったアイデアをベースにつくり上げていったという。「息継ぎのポイントや抑揚のつけ方が独特で、完成したものを家で観ているときに、『これ、どうやって練習したの?』って聞かれました。それぐらい特殊なキャラクターではありますが、僕自身は全然何も意識していなかったというか。難しいと感じることもあまりなく、自然に、何も考えずにやっていたら、ああなりました」唯一苦戦したのは、長台詞。思えば、8月に上演された舞台『もしも命が描けたら』でも、前半はほぼ一人芝居と言ってもいいくらい膨大な台詞量だった。忙しい毎日の中でどうやって覚えているのかと聞いてみたら、コツは「ない!」ときっぱり言い切った。「特別なことはやってないです。本当に1文字ずつ覚えているだけ。基本は黙読です。黙読で覚えて確認で声を出すという感じ。でもひとりでやっていても覚えているかどうかわからないので、現場に入るまでいつも不安なんです」と言いつつ、今作でも台詞が飛んでNGを出すことはほぼなかったそう。「自分でもわかりませんが、なんとかできているみたいで。でも台詞覚えは苦行です。地獄です(笑)。台詞を言うということは、それを覚える作業が必要ですけど、その覚える時間を事務所もスタッフも考えてくれていない。そこはどうにかしてくれと思っています(笑)」こんな人いそうだな、と思いました。これまで多くの作品で多くの役を生きてきた。どちらかと言うと、日常の延長線上にある題材が多く、その役がどこかで本当に生きていると感じさせる人物造形を得意としてきた田中圭にとって、儀藤堅忍というキャラクター性の強い役は新鮮な印象もある。「新鮮は新鮮ですけど、やっぱりどこまで行っても僕だなと。良くも悪くもキャラクターが立ちすぎていないというのは、自分で見て感じました。僕がやるとフィクションになりきらないというか、実際こんな人いそうだなってなるんですよね」そう答えてから、付け加えるようにこう続けた。「それは日頃から自分の武器だと捉えてはいますが、ここまで強烈な役をやってもそうなるのかと。だったらもっと大げさにやってみても良かったかなと思ったので、できれば続編というか、もう1回、儀藤をやりたいです」自分に対するジャッジは常に厳しめ。簡単に及第点をつけないから、俳優・田中圭の進化は止まらないのだ。ペットボトルの分別をしない人は許しません芝居に対しては一切妥協を許さないが、素の人柄はどこまでも親しみやすい。「逃げ得は許しません」が儀藤の決め台詞。では、田中圭が許せないことと言えば何だろうか。「結構ありますよ。ペットボトルのラベルを、明らかにみんな外して捨ててあるところに、取らずに捨てる人を見ると腹立ちます。見たらわかる!っていう(笑)。別にそんなに分別にうるさい方とかではないですけどね。ちゃんとキャップもラベルも分けているところに、そのまま捨てていく人を見ると、『いやいやどうして?気づかなかった?』ってなります(笑)」また、今作は各話ごとに儀藤の相棒が替わるのも見どころのひとつだ。「毎話相棒が替わるからこそ感じる刹那的なものがある。短い時間の中でもお互いの間に一瞬でも生まれる何かが確実にあって、演じていてもすごく楽しいです。お芝居の達者な方々が勝負しに来てくれているので、僕自身、迎える立場として、来てくれている人に儀藤を楽しんでもらえるようにいようとは毎回思っていました」ちなみに、田中圭自身の相棒を聞いてみると…?「嫁です。嫁しかいないです(笑)。物で言ったら、結構いろいろあるかも。ケータイとか財布とか、あとは目薬とか、今だったら蜂蜜味ののど飴も。カバンの中には、これは手放せないっていうものがいつも入っています」“楽しんでいるやつが一番強い”と思うんです堤幸彦監督とは、2007年に公開された映画『包帯クラブ』以来のタッグ。こうした再会が、田中圭の原動力のひとつとなっている。「お互い違う現場で吸収したり修行したりして、またどこか別の現場で再会する。それが、僕がこの仕事が好きな理由のひとつです。仲が良いからつながっていくのではなくて。何て言うんだろう。久々に再会したときに、そこで『この会っていない何年間の間に何をしてきた?』っていうのをやり合えることがうれしいんです。それはスタッフもそうだし、俳優同士もそうだし」そう語る言葉の温度がぐっと上がる。好きなことを話しているときの田中圭は、ものすごく素直な顔をしている。「堤さんとも、さすがに14年も空くと、ほぼ初めましてと変わらないみたいなところもありましたが。それでも懐かしさみたいなところもあったし、自分自身もあのときとは違いますよと。いい意味で新鮮で、刺激的で、チャレンジな毎日を過ごすことができました」今から約14年前。あの頃の田中圭はどんなことを考えながら日々現場に立っていたのだろうか。「何を考えていたんですかね、あの頃の自分は。みんなすごいなあと思いながらやっていました。それこそ石原さとみちゃんが監督から急に今までと違うオーダーをもらって、でもそこですぐに芝居を切り替えて涙を流しているのを見て、『すごい、こうやって泣けるんだ女優さんって』って思ったりとか。基本的に過去のことを覚えていない人なので、14年も前となるとより覚えていないですけど、考え方も、蓄積しているものも、全然違うんだろうなとは思います」積み重ねた時間の分だけ俳優として成長した。久々の再会でそれを感じると同時に、あの頃と変わっていないものも見つけることができた。「堤さんの、監督自ら第一線で楽しそうに現場にいてくれるところが僕はすごく好きで。何だろうな、合うんですよ、自分とベースの部分が」そう言って、田中圭が話しはじめた信条は、彼自身の魅力がたっぷりつまったものだった。「そもそも自分の考え方で、“楽しんでいるやつがいちばん強い”というものがあるので。撮影中ってしんどいことが押し寄せてくると思うんです。というか、生きているだけでしんどいこととか山ほどあるし。でもその中で、まずは楽しむ。その姿勢が、周りの士気を上げてくれる。堤さんはそういう人で。そんな堤さんを見て、僕も楽しもうと思ったし、もっと監督を楽しませたいなって思いました」ここ数年、ドラマ、映画、舞台と出演作が切れ目なく続く。傍目から見ていても、時々心配になるほど多忙な日々を送っている田中圭が、それでもまるで色褪せないのは、どんな状況でも楽しむ気持ちを忘れないから。ハードなスケジュールも、膨大な台詞量も、「まじか…」と言いつつ、最後は楽しんで乗り切ってしまう。そんな姿に人は惹かれていく。「そう考えたら、『包帯クラブ』をやっているときも、監督から無茶振りをいっぱいされて、それに応えると監督がケラケラ喜んでくれて。監督が喜んでくれるから頑張ろうと思っていたなって、今思い出しました。そこは今もあの頃も変わらないかも。ただ、あの頃とはっきり違うのは、無茶振りされるたびにイヤ~なプレッシャーはあるけど(笑)、当時はただのイヤなプレッシャーだったのが、今は監督の無茶振りに乗った上で、そう来るならこう動いていいですよねって自然な流れでそこから派生する動きや感情を出せるようになった。この『死神さん』は、そうやって『あのときの自分とは違うぞ!』って自分を鼓舞しながらやれた現場でした」この取材が行われたのは、9月7日に生配信された記念イベントの後。ひっきりなしに続く取材の最後で、時間はすでに22時をまわっていた。それでも田中圭は疲れなんて感じさせないように、カメラの前でおどけたポーズをとる。それを受けたカメラマンが「元気ですね」と声をかけると、「空元気っす」と笑った。これもまた楽しむことを大切にする田中圭らしい一コマだ。ピンチも、プレッシャーも、疲労すら、楽しむ。だから、田中圭は愛されるのだ。ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント田中圭さんのサイン入りポラを1名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!Huluオリジナル『死神さん』は9月17日(金)より配信スタート撮影/奥田耕平、取材・文/横川良明
2021年09月17日お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が23日、YouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』の「あいみょん・ハンバートハンバート・クリープハイプ尾崎世界観・槇原敬之!今あえて語る『世界に一つだけの花』【#44 百の三】」に出演。SMAPの楽曲で、槇原敬之が作詞作曲した「世界に一つだけの花」について語った。「自分を大人にしてくれた名言」のトークテーマで、「散々語られたきた」と前置きした上で同曲を挙げた又吉。「僕らはついつい他人の評価を気にしすぎてしまうところがあって」と切り出し、「子どもの頃から、わりとみんなそういう環境で生きている人は多いと思うんですよ。でも、よく考えてみたらそこにあるだけのもの。例えば太陽とか月とか海とかって、好きや嫌いで語られるものではないじゃないですか。僕は月がすごい好きなんですけど、別に月は僕を喜ばすためにきれいなわけではない、というか。そもそもあの形で存在している」と持論を交えた。さらに、「どこかで誰かが『私、月を見ると寂しくなるから嫌いなんだよね』という人がおったとしたら」と仮定し、「別に君たちのためにあるのではなくて、月はここにあったんだよと。他者の評価なんて気にしてないんですよね。そもそも花も、喜ばすために美しく咲くわけではない」と付け加えた。頭ではそのように理解しつつも、「なかなかそういうふうに思えない」と吐露し、「なかなか他人の評価から脱却できないじゃないですか」と投げかける又吉。「超有名な歌手としてシンガーソングライターとして若い頃からずっとあらゆる国民の目にさらされ続けてきて、消耗して疲弊してきた槇原さんという天才がこれを言ってくれんねやっていう。想像するだけでめちゃくちゃ大変なんやろうなとという人が、その形のまま自分ができる一生懸命をやればそれでいいと言い切ってくれる心強さ」と歌詞の魅力を熱弁し、「なかなかこれだけ多くの人に響く歌は作れないですよね。これも名曲というものなんでしょうね」と絶賛していた。
2021年07月24日お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が7日、YouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』に出演。動画「すべての教育者に見てほしい!又吉少年を成長させてくれた恩師たちの『大人になった今でも心に残る名言』【#39 百の三】」のなかで、「僕のことを大人にしてくれた」というサッカーコーチとのエピソードを語った。高校時代はインターハイに出場するほどの実力者だったが、サッカーを始めた小学校時代は、「そんなに上手くなかった」という又吉。ある時、コーチから「自分のことを上手いと思うか?」と聞かれ、チームメイトが「下手だと思います」と答えるなか、「みんなと違うことを言ったら、褒められるかもしれない」という下心で、「下手だと思いません」と返したそう。しかし、コーチは、「自分のことを下手だと言ったやつは伸びる」と発言。思惑が外れ、「僕だけ伸びないってことなんですよ。めちゃくちゃ恥ずかしくて……」と当時の心境を吐露しつつ、「その言葉だけは受け入れたらアカンって思ったんですよね。受け入れたら、ホンマに伸びないってことやし、成長しないってことやから。コーチにかけられた呪いをどうやって解くかは、練習あるのみだと思って、そこからむちゃくちゃ自主練するようになるんです」と、自身の中で変化が起きたことを明かした。その後、プロが使う5号サイズのボールを購入し、公園で自主練を重ねた結果、「100回もできなかったリフティングを、短期間で600回くらいできるようになった」という又吉。「本当にそのコーチの言葉のおかげです。よし、頑張ろう! って。コーチがめちゃくちゃみんなの前で恥をかかせてくれたおかげで、努力することが恥ずかしくないっていう。そのおかげで、中学では1つ上の学年で試合に出してもらったり、高校にもサッカーで行かせてもらえるようになったので、全部つながってる」と感謝しきりだった。
2021年07月14日お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が7日、YouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』に出演。劣等生だった中学時代に出会った恩師に対し、感謝の気持ちを語った。この日公開された動画「すべての教育者に見てほしい!又吉少年を成長させてくれた恩師たちの『大人になった今でも心に残る名言』【#39 百の三】」で、中学時代の出来事を振り返った又吉。サッカーに夢中だったため、まったく勉強していなかったそうで、「将来は芸人になるって決めてたんで、勉強はとりあえず一旦置いといたんです。だから、すごいアホなんですよ。アホであることを、恥ずかしいとさえ思ってなくて」と、当時は開き直っていたことを明かした。そんな又吉に対し、英語の先生はとても優しくしてくれたようで、「テストは記号問題だけ書いて、あとは裏に絵を描いたりしてたんです。その先生は絵に点数をつけたりしてくれて」と回顧。また、授業参観日には、生徒全員が順番に当てられていたが、勉強ができなかった又吉だけが当てられなかったそう。「行き過ぎた優しさだし、不自然過ぎる」と不満に思っていたところ、授業の最後で、英語に関係ない見せ場を作ってくれたと言い、「変なことやってめちゃウケて。優しい先生だった」としみじみ振り返った。一方で、英語の先生に対する失敗談も告白。友人に志望校を聞かれた又吉は、「何も考えてなかったんですけど、ふざけて地元で一番賢い高校を言ったんですよ。友だちは僕がアホなのを知ってるから、笑うじゃないですか」とウケ狙いで答えたというが、先生に「なんで笑うの? 今から頑張ったら行けるよ」と真剣に諭されたという。その時に、「先生は勉強を教える存在としてここにおんねんから、一番やったらアカンふざけ方をしてしまったと思って、すごい恥ずかしくて……」と、自身の発言を後悔。この経験から、「誰かが大切にしてるものを傷つけるような、損なうようなふざけ方は基本的にアカンねんなって思ったんです。その人はこれを大切にしてるから、これでふざけちゃダメ。それ以外のところでやる」ということを学んだ又吉。その後は受験勉強をして、「行って良かったと思える高校に、結果的には入れた」そうで、「アホはアホでいいと思うけど、ちゃんと勉強してる人こそ偉いなと思うようになった」「学ぶことを軽んじることがなくなった」と話していた。
2021年07月11日お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が7日、YouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』に出演。動画「すべての教育者に見てほしい!又吉少年を成長させてくれた恩師たちの『大人になった今でも心に残る名言』【#39 百の三】」のなかで、人間の成長について持論を展開した。子供の頃からサッカー部に所属し、高校時代はインターハイに出場したこともある又吉。サッカー初体験は保育園だったそうで、「“手で触るのはハンドといって反則です”って先生に教えてもらってやってたら、ボールが手に当たっちゃった」というエピソードを披露。当時の又吉が、正直に自己申告すると、先生に「わざとじゃないなら、ハンドじゃないよ」と言われたそうで、「すごいうれしくて。ハンドじゃなかったんやと思って安心した」と懐かしそうに振り返った。しかし、小学3年生くらいになると、「めちゃくちゃせこくなってきて。“わざとじゃない”ということで、サッカーの試合中にハンドしたりするようになった」と言い、「(保育園の)先生の優しさを踏みにじるような。正直な自己申告に対して、“わざとじゃないならハンドじゃない”っていう一番美しい形ができてたのに。10歳になった僕は、わざとハンドををして、嘘をついて反則して……。すべて逆」と、ほろ苦い思い出を吐露。この出来事から、「人間が年齢を追うごとにどんどん成長していくなんて、ホンマなんか? って思うのがあるんですよね」という疑問を抱いた又吉。「出来てたことが、出来んようになってるやん。めちゃくちゃ悪いことができるようになった!っていう考え方もできるんですけど……」と語りつつ、「“わざとじゃないならハンドじゃない”っていう、先生の優しい言葉はずっと残ってますね。これ大事やなと思って」としみじみ思い返していた。
2021年07月10日お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が20日、YouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』に出演。動画「明石家さんまが後輩にバトンを繋いだ熱い夜…カリスマたちのリーダー論【#33 百の三】」のなかで、明石家さんまの感動秘話を明かした。今から7~8年前、さんまや相方の綾部祐二、平成ノブシコブシ・吉村崇らとカラオケに行ったという又吉は、「誰かが歌い始めるまで、まず1時間半くらい、さんまさんがずっとしゃべってるんですよ。なんか食べたり飲んだりしながら、ずっと面白いことをやって」と回顧。さんまのトークが一段落し、ようやくカラオケが始まるも、「僕が(吉田)拓郎さんの歌を歌ったら、さんまさんがすぐ消すみたいなノリがあって。こうやって遊ぶんやって思いながら」と、懐かしそうに振り返った。そんななか、さんまが「お前たちに捧げる」と言いながら、吉田拓郎の「イメージの詩」を歌ってくれたそう。同曲について、「古い船に新しい水夫が乗り込んでくるから、これからは新しい水夫の時代が来るんやって。新しい海に水夫たちが出て行くんやっていうニュアンスの、若者に力を与えるような曲」と説明した又吉は、「そのときは、“60歳で引退する”って公言されてて。本当にそういうときが来るんやと思って……」と、さんまからのメッセージに感激したことを明かした。「若い人たちにこんなことまで言ってくださるんやって感動してたんですけど」と語った又吉だったが、「いまだにバリバリ現役でやってる(笑)」とツッコむ場面も。「古い水夫が古い船の先頭に立って、新しい海に漕ぎ出しまくってるっていう。新しい水夫の方が、先に船を降りたりしてますからね」と苦笑いでジョークを飛ばしつつ、「それがやっぱりカッコいいんですけどね」と、60歳を過ぎてもなお、第一線で活躍し続けるさんまに感服していた。
2021年06月22日お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が4日、公式YouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』に出演。動画「百の三新章スタート! 自分を育ててくれた名言&迷言…天才ボクサーや一流デザイナーの金言も【#28 百の三】」内で、ファッションデザイナー・ドン小西の金言を明かした。ドン小西と会った時に「衣類とファッションは違うんだよ」と言われ、「グッときた」という又吉。「衣類というのは日常的に着る物。ファッションっていうのはアートの領域にある物っていう意識がたぶんあって」としながら、「寒くてもちょっと薄着やったり、暑くてもちょっと厚着やったり、『それ合ってるんですか?』っていうオシャレな人いるじゃないですか? でもそれでいいんだっていう。だからそこ噛み合わへんのやと思って。衣類の話してる人とファッションの話してる人が噛み合ってなかったんやと思って、すごい腑に落ちたんですよね」と話した。スタッフが「機能性の話をする人もいますもんね」と相槌を打つと、又吉は「でも、ファッションはそうじゃない。と言いながら、僕が40代に突入して、どんどんファッションから衣類のほうに移行しつつあるんで、ちゃんとカッコつけて、ちゃんとオシャレせなあかんなと思うんですけど、楽になりつつある」と内省。また、「ドンさんに初めてファッションチェックされた時もやっぱり痺れましたね」と言い、自身のファッションを見たドン小西から「褒めるしかないけどいい?」と絶賛されたことも明かした。
2021年06月10日お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が4日、公式YouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』で、動画「百の三新章スタート! 自分を育ててくれた名言&迷言…天才ボクサーや一流デザイナーの金言も【#28 百の三】」を公開。女優の樹木希林さんから言われ衝撃を受けた言葉を明かした。動画の中で「めちゃくちゃ大事にしている言葉」として、希林さんとの対談を振り返っていく又吉。希林さんから「私の友達が『火花』読んだって言ってたよ。なんかあんまり面白くなかったって言ってたよ」「良かったね。みんなが面白いと思うようなものを作らなくて」と言われたそうで、その言葉に「痺れましたね」と感じ入る。さらに希林さんは「私は面白かったよ」と続けたと言い、又吉は「みんなに喜ばれたいって気持ちが出てくるじゃないですか? それはそれでいいと思うんですけど、こういう覚悟の決まり方をしてる先輩を見ると、物作りの根幹の部分はこういう感覚を持っていないとやっていかれへんなとは思いますね」と持論を述べた。また、希林さんとの初対面の際には「良かったね。辞めてなくて」「あなたみたいな変な人はこの世界向いてないから、辞めちゃうんじゃないかと思ってたんですよ。続けてて良かった良かった」と声をかけられたと回顧。その初対面の前に、希林さんは又吉と作家・せきしろ氏の著書『カキフライが無いなら来なかった』を読んでいたらしく、又吉は「本を読みながら『この感覚やったら辞めるやろな』と思ったんじゃないですか?」「向いてないってことを武器にしながら戦ってるところありますけどね」と笑った。
2021年06月09日お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が5日、YouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』で、動画「初の視聴者コラボ企画!GW明け…色々悩んでる新社会人への提言【#26 百の三】」を公開。新社会人に向けて、仕事のアドバイスを語った。新社会人に伝えたいことを聞かれ、「僕はずっとできなかったんですけど……。できなかったからこそ思うのは、先輩に相談する」と話した又吉。できないことがバレたくないため、隠れて頑張る人が多いというが、「先輩に言っちゃった方がいいんですよね。これが苦手でとか、よく分からなくてどうしたらいいですか? って。見て学べって言う人もいるかもしれないですけど、半分以上の人はアドバイスをくれると思う」と続けた。また、アドバイスをした先輩側の心理として、「そのアドバイスが有効であることを証明したくなる。だから、無意識のうちに、先輩はその後輩を助け出すんです。アドバイスの強度を高めるために、後輩をフォローし始める」と分析し、「それが個人で問題を抱えるんじゃなくて、チームで問題を抱えるということ。先輩が助けてくれるから、目標が実現しやすくなるっていうのがあるんじゃないかな」と、先輩に相談するメリットを語った。自身も、後輩のパンサー・向井慧から「ライブに彼女が来る」と相談され、「なんとかせなあかんっていう意識になって。全然そんなタイプじゃないのに、普段絶対やらない動きをして」、舞台上で向井を盛り上げたそう。その結果、ライブは大盛り上がりしたと言い、「会社でも新入社員の人が抱えてる問題って、チーム全体に影響を及ぼすときがありますもんね。そこが上手くいくと、全体が良くなるから、相談するのがいいんじゃないですかね」と、話題を締めくくっていた。
2021年05月11日お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が先月28日、YouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』で、新社会人に向けた動画「自分の職場や業界に天才が現れた時…嫉妬して意味ある? 挑戦して傷つく? 又吉の究極持論【#24 百の三】」を公開。敵わないと思った“天才”が現れたときの向き合い方について、持論を語った。“天才”に対する心の持ちようを聞かれた又吉は、「まずはちゃんと嫉妬していい」と話し、「“天才”だからって、別枠みたいになるときないですか? 俺らの負けにもならんし、あの人は“天才”だからみたいな。それって、ちょっとセコいかなって」「“天才”のように見えるけど理由があるはずやし。その人自身の存在やその人が過ごした時間も関係してるから、“天才”で片付けていいんかな? って。そんな人と会えることとか、そんな人に嫉妬できるチャンスはなかなかないから、めちゃくちゃ苦しんでもええんちゃうかな」とキッパリ語った。“天才”を尊敬したうえで、「そこから何ができるか」と続けた又吉。「“天才”にみんな憧れるけど、ボコボコにされてる俺の姿にも何か思うんじゃないかって。ここから、自分が何か生み出せるものはないかなって模索し始めて作る、っていう日々を積み重ねていって。10年負けた私の記録は、瞬間的なあいつの輝きに匹敵し得るんじゃないか。その感情とか温度を持ち続けられてるなら、嫉妬し続けて、それを燃料にしてやればいいし」と言い、「こいつと全然違うアプローチで、全然違うものをやろうって思うことが大事」だと力説した。また、又吉は、「僕に限りですけど、応用してもらえるなら」と前置きしながら、「僕は今までに出会ったことがないくらい、自分が作るものが好き。超好きなんですよ」「寝る前に読むのは自分の本。自分で作ったものを読んで、面白いな~って(笑)」と、胸を張って告白。「僕が観た全作品、全芸人、参加自由の大会なんですけど、“又吉CUP”においては、毎年僕が優勝してる」そうで、「自己否定も強いけど、自己肯定も強い。あの人はすごい“天才”や、あの人には勝てないって思っても、自分が好きなもの、自分が一番興奮する方法は自分しか知り得ないっていうアドバンテージがあるから、結構やっていける」と熱弁していた。
2021年04月02日お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が24日、YouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』に出演。「千鳥大悟からピカソやビルゲイツまで…天才から何を学ぶ?どう吸収する?【#22 百の三】」と題した動画内で、千鳥・大悟とのエピソードを語った。先輩だが年齢が近く、プライベートで飲みに行くほど仲が良いという又吉と大悟。周囲からは、なぜ仲が良いのか不思議がられるそうだが、「日本で多くの人が、千鳥は面白い、大悟は面白いって言ってて。僕ももちろんそう思うんですけど、僕だけ、生き物としての大悟さんを面白がってるところがあるんですよね。この人、どうなって今こう思ったんやろう? とか、そういう面白さがありますね」と、大悟に魅かれる理由を説明。又吉が、小説『火花』を発表したときは、「小説なんて読んだことないけど、又吉が書いたからこれだけ読むわ」と言われたそうで、「3日後くらいに、何してる? 又吉と汚い店で飲みたなってなぁって。『火花』は先輩と後輩がそういう店で飲み始めてっていう話だからかと思って飲みに行って」というエピソードを披露。しかし、大悟は冒頭の17ページまでしか読んでいなかったそうで、「なんかすごくないですか? 誰よりも、小説から受ける影響が早いんちゃうかな。その感受性ってすごいなって思った」と、驚いたことを明かした。大悟と話していると、「うわ~、それ書けばよかった」と思うことが多々あるという又吉。「例えば、喫茶店のシーンで、雨降ってたやろ? って。喫茶店に入ったら、多分マットが敷いてあって、後輩の方はトントンって2回やるけど、先輩の方はマットを踏まんで飛び越えていくやろ? みたいな。書いてないことを次々と読むんです。普段から、自然にそうやって情報が入ってくる人なんですよね。だから、面白いですね。しゃべってたら」と、大悟の面白さについて熱弁していた。
2021年03月30日お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が21日、YouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』で、芥川賞受賞に対する本音を打ち明けた。「新社会人のために語り出して8時間経過…又吉本人にまさかの変化が!【#21 百の三】」と題した動画内で、「自分の人生に期待してない」と語った又吉。「どうなっても、まあそっかと思ってる。ネガティブなときだけじゃなくて、ポジティブなときにも。『キングオブコント』で準優勝したときも、ああ、あのネタがそうやったんやって。そういう考え方なんですよね」と、何が起こっても冷静に受け止めていることを明かした。そう考えるようになったきっかけは、ピースとしてデビューしたとき。かつて組んでいたコンビ・線香花火が解散し、ピースとしてデビューするまで一カ月も経っていなかったため、相方の綾部祐二は、「前のコンビを応援してくれてたお客さんの感情を逆なでするようなことになる。半年とか時間を置いて始めた方がいい」と大反対。しかし、当時の又吉は、「芸人を続けるんだったら、すぐにやって見てもらわなあかん」と押し切ったそうだが、その結果、「前の相方の気持ちを考えられないのか!」とファンに怒られてしまったそう。この経験から、「俺、勘違いしてたと思って。俺のことを応援してくれてたと思ったら、俺じゃなくて線香花火っていう活動を応援してくれてたんやって」という気づきがあったという又吉。そのため、小説『火花』で芥川賞を受賞した際も、「そういう意味で期待せーへんから。(受賞して)なんでそんな感じなんですか? って言われるけど、ホンマに失礼ですけど、何とも思わないです。何とも思わへんし、ありがたいな、作品をちゃんと読んでくださったんやとしか思わないんですよね。“俺”じゃないし」と、あくまで作品の評価として受け止めていると語っていた。
2021年03月29日お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が19日、YouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』に出演。「否定されたり、ベタと思われがちなことに実は大切な真理が…【#20 百の三】」と題した動画内で、他人にお金を貸さないワケを語った。お金について、「他人にお金を貸してはいけない。自分が損するだけじゃなくて、相手も99%、借りた金では本気出さない」と語った又吉。その例えとして、「自分で買った本はめっちゃ読む。でも、借りた本はちょっと温度が下がる」と言い、「これがお金のときは、ホンマにそうで。他人の金で店やってる人なんて、店が潰れてもそんなに気にしない。自分で店をやってる人は死ぬ気でやるし、なんとか店を守ろうとする愛情が違ったり。他人に借りた金って、本当の価値は全然分からへんから。みんな厳しめに言った方がいいと思いますね」と力説した。続けて、江戸時代後期に書かれた上田秋成の『雨月物語』について言及した又吉は、「その中にお金の話があって。お金の精が出てきて、みんなはお金より大事なものがあるとか言ったり、平気でお金をどんどんどこかにやってぞんざいに扱う。でも、あなたはケチって言われてるけど、毎晩お金を見て、誰にも貸さない、誰にも渡さないって言って、お金のことを愛してくれた。自分のことを愛してくれる人のところに集まりたいと思うのは当然でしょう? みたいなことを言うんですよ」と、物語の一部を紹介。又吉自身も、「お金じゃなくて、人と人のつながりが大事だ。お金は頑張って仕事をしたら、いつか返ってくるものだから、大切なのはお金じゃない」と考えていたそうだが、「俺、めっちゃお金のことなめてたわと思って。お金もこの世界にある一つの形なのに、そこに対する敬意みたいなものを持ってなかったなと思って。ケチじゃないとか、お金にうるさくないっていうのが、美徳としてあると思ってたんですけど、逆やったなと思って」と、同作に影響を受けたことを明かしていた。
2021年03月27日お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が19日、YouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』に出演。自身が尊敬している芥川賞作家・中村文則氏の言葉に感動したエピソードを明かした。「否定されたり、ベタと思われがちなことに実は大切な真理が…【#20 百の三】」と題した動画内で、「性格は直せる」と語った又吉。そう考えるきっかけとなったのは、中村の存在だったそうで、「作品がすごい繊細で。自分の内面に向かっていく、暗い感情を持ってる主人公が多くて。こういう小説を書く作家さんは、共通するところがあるんじゃないかと思ってたんですけど、会うと明るくて優しかったんですよ。もっと、怖くて暗くて冷たい人なんかなって思ってたんですけど」と、作品の主人公と中村の性格のギャップに驚いたという。その後、お酒を飲んだ勢いで、ギャップについて本人に尋ねると、中村氏は、「自分が暗いことで、人に迷惑をかけるのをやめようと思ったんだよね」と回答。又吉は、「本当の気遣いって、これなんやって思って。嫌なことがいっぱいあって、色々なことを気にしてしまうから、周りの情報やコミュニケーションを遮断して暗くなったはずなのに、暗い状態で人に迷惑をかけてるんやったら、もう一回心を開こうって。この人、めちゃめちゃ強いなって思って」と、中村氏の生き方に感銘を受けたことを明かした。そして、自分自身を振り返り、「暗いと言われて許されてる状態に依存してるというのは、ちょっとダメなんじゃないかなって」と、猛省したという又吉。「俺が暗いことで、みんなが代わりに頑張ってくれてることがあるよなって思ったら、自分もやってみようと思って、そういう風に考え始めた」そうだが、「意識して明るめに振舞ったつもりのテレビを、後で自分で観て愕然とする。自分が出てきたら、テレビのボリューム上げますからね。声、聞こえへん」と、自虐しながら苦笑いしていた。
2021年03月26日明日3月24日(水)夜のNHK総合では、内村光良の半生をモチーフにしたフィクションドラマ、「LIFE!プレゼンツ 夜の連続テレビ小説 うっちゃん」完結編全3話を一挙放送する。“朝ドラ風”オムニバスコメディードラマと題した本作は、甘酸っぱい初恋の思い出とお笑いへの目覚めを描く第1話のうっちゃんの少年時代からスタートし、若き「うっちゃんなっちゃん」を中川大志と山田裕貴が演じ、初冠番組での奮闘を描く若手時代の第2話。そして、2017年大みそかの国民的歌謡番組の司会を初めて務めることとなったうっちゃんのその舞台裏が描かれる第3話と、全3話で構成。第3話では、ベテラン芸人となったうっちゃんこと内原てるおを内村さん本人が、うっちゃんを翻弄する国民的歌謡番組のプロデューサーとディレクター役を塚地武雅と田中直樹、うっちゃんを温かく見守る妻を池谷のぶえ、うっちゃんのマネージャーを中川さんが演じる。司会だけでなく、大物ミュージシャンとの生コントも披露することになったうっちゃん。しかし、大物ミュージシャンはうっちゃんのコントキャラを知らない上に、リハーサルをする時間もなく…。「LIFE!」メンバーの活躍にも注目だ。“朝ドラ風”オムニバスコメディードラマ「LIFE!プレゼンツ 夜の連続テレビ小説 うっちゃん」完結編は3月24日(水)22時~NHK総合にて放送。(cinemacafe.net)
2021年03月23日お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が17日、YouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』に出演。高校の卒業文集に収められた母親の寄稿文について、裏話を語った。2015年に発表した小説『火花』で、お笑いタレント初となる芥川賞を受賞した又吉。メディアからも多数取り上げられていた頃、あるスポーツ新聞に、“又吉母も名文家”という記事が掲載されたと言い、「卒業文集に子供たちが書いてるのと同時に、親も子供について書いてて。それが載っちゃったんですよ。めっちゃ良いこと書いてるみたいな」と、母親が卒業文集に寄せた文章が絶賛されていたエピソードを披露。しかし、又吉は、「オカン優しいから、僕にめっちゃ甘かったんですよ。18歳やから、自分にめっちゃ優しい親が恥ずかしくて……。もうちょっと客観的な視点を持った母親でいてほしいと思って、自分で書いたんですよ」と、真相を苦笑いで暴露。「高3のときに、オカンとして自分を客観的に見て。『自分のこういうところがまだ未熟だけど、今度どういう風になっていくのか?』みたいな良い距離感のやつを自分で書いた」そうで、「『ちょっと大人っぽい字で書いて』って、当時お付き合いしてた彼女に清書してもらって」とぶっちゃけていた。
2021年03月19日お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が10日、YouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』に出演。「物事を短期間に区切って考える」ことのススメを語った。この日、動画「全国レベルゆえに超厳格!!恩師の“秘”指導に今でも感謝【#16 百の三】」を公開した又吉。そのなかで、「わりと僕は、短期間に区切って色々なことを考えるんですよ。例えば、あと2年しかないって自分で勝手に決めてやると、自然とサボらなくなるというか」「30歳くらいで世に出れたらっていうビジョンを持ってる人もいるんですけど、僕は、『あと2年で死ぬかもしれんから。あと2年しか残されてない』っていう前提でやってる」と、自身のこだわりを紹介。周囲からは、「真面目だ」「生き急いでる」とよく言われるそうだが、「やりたいこととか、思いついたことを今やっておかないと、できなくなるかもしれないっていう恐怖心を持ってたんです。それを真剣に信じてたんで」と言い、「なんで信じられたかというと、自分には才能がないと思ったんですよね。これは相当慌てなきゃ、好きなことで食べていけないと思って」と、その理由を説明した。すべての事柄において、長期的なビジョンを持たず、“あと2年しかない”と思いながら過ごしているという又吉。その結果は上々のようで、「2年前より考えるスピードが速くなってるとか、できなかったことができるみたいな。そういうことがあって、もうちょっと続けて良さそうだぞって」と、笑みを浮かべていた。
2021年03月17日