わが家は、2歳の娘と夫の3人で暮らしています。娘が2歳になったばかりのころ、私は夫の発言にイライラする日々が続いていました。神経質な夫は、私の育児の方法に不満を持っているようでした。そんな夫に、娘のお世話を1日お願いすることに。すると、仕事から帰宅するなり私は衝撃の光景を目にすることになったのです……。 夫の発言にイライラ夫は子どもに対してとても神経質で、「子どもから1秒たりとも目を離してはいけない」という気持ちが強いようです。それに対して私はズボラな性格で、「ちょっとくらい目を離しても大丈夫」と言う気持ちで娘を見ていました。 私が顔を洗いに洗面台に行くだけでも、「子どもをちゃんと見ていないとダメじゃないか!」と夫に言われることがよくありました。「目を離している間に何かあったらどうするの?」と言われると何も言えませんし、言い返すと喧嘩になるのでスルーしていました。ですが、その発言が続くことで私のイライラは溜まっていったのです。 夫に娘をみててもらうことに夫への私のイライラが増していたとき、私の祝日出勤の日がやってきました。やむを得ず、夫に娘の育児を1日お願いすることに。もちろん、お昼は準備してありますし、育児以外のことは夫にお願いしませんでした。きっとこれなら大丈夫と思い、私は仕事へ向かいました。 帰ってくると、部屋はとんでもない状態でした。おもちゃは散らかり放題、食べ物は食べっぱなし、たくさんの開けられたお菓子の山。疲れている様子の夫は、私にこう言いました。 「娘のことをちゃんと見ていないなんて言ってごめん」。1日ひとりで娘の面倒を見て、夫は育児の大変さがわかったようです。これを機に、夫から育児に対する神経質な発言を言われることが減りました。 この経験から、実際の経験で他人の気持ちは変わるのだということを学びました。何事も経験してみないとその大変さがわからないものです。また夫の発言にイライラしたときは、私と同じ状況をどう経験させようか考えて実行してみようと思います。 ◇◇◇ 小さな子どもの身の周りには危険なものがいっぱいあるので、目を離さないことが大切です。けれども旦那さんの言う「1秒たりとも目を離さない」はちょっと現実的ではないかもしれません。そこで、目を離さないことを心がけつつ、家の中の安全対策をしっかりおこなっておくと安心ですね。事故やけがにつながる可能性がある物、触られては困る物は柵をを取りつける、高いところに置く、ボタンや硬貨・電池など口に入りやすい物を出したままにしないように注意して、子どもを危険から守りましょう。 イラスト/海乃けだま 著者:相原るか
2023年12月25日私の夫は神経質で、こだわりが強いほうだと思います。そんな夫から言われたこと、私から夫に伝えたことをお伝えしつつ、夫と生活する上でどうやってお互いに理解し合っていくのかを考え、実行した体験談を紹介します。夫のルールを家族に強要私は、こだわりが強いことは悪いことではないと思っています。しかし、夫本人だけでなく、周りの家族にまで同じように夫のこだわりのルールを強いられるとなったら話は別なのです……。夫のこだわりの1つに、夜にはカーテンをきっちり閉めるということがあります。もちろん私も当たり前のことだと認識していますが、うちには元気な幼い男の子が2人います。よって、カーテンは閉めても、子どもたちが遊んでいるうちにちょっと開いてしまうこともしばしば。そんなとき、夫は逐一子どもたちに注意をします。私としては子どもたちが遊び終わってからまた閉めれば良いと思うのですが、夫はどうしても我慢ならないようです。また、夫は洗濯物の畳み方としまい方に関してもこだわりがあります。夫のルールに従うと時間がかかる上、何よりも怒られないようにと気をつかいます。このように夫が自分のルールを家族にも強要することに、少々困っています。そのたびに家庭の雰囲気も悪くなり、何もカーテン1つでそこまで……、というのが私の正直な感想です。夫にできないことはできないと伝えてみた私には、いつも家事や子育てとするべきことがたくさんあります。つまりカーテンや、洗濯物の畳み方・しまい方ばかりを気にして生活などしていられないのです。ある夜、夫が帰宅したとき、カーテンが少し開いているのが外から確認できたそうです。夫は玄関に入ってくるなり、私と子どもにカーテンを閉めるように言いました。そのとき私は、夫がカーテンにこだわりがあることをわかっていながら、ルールを実行できていなかったため、「しまった!」と思いながら、すぐにカーテンを閉めました。しかしそれと同時に、こんな窮屈な思いをしながら生活していくのは嫌だなとも思いました。そこで、夫に正直な気持ちを伝えることにしました。これからは、夫の帰宅時間に合わせてカーテンをきっちり閉めることはできないということ。いくら私がカーテンを閉めても、遊びに夢中になっている子どもたちやペットの猫がカーテンを開けてしまうこともあるので、家事をしながら夫のこだわりに合わせるためにカーテンを気にかけておくことはできないと言ったのです。こだわりに寄り添い、協力する気持ちに夫は、カーテンに関する私の意見を聞いて、できないことはできないと理解してくれました。その後、夫なりに考えてカーテンが開かない便利グッズを購入しようと考えてくれました。ただし私の意見を尊重してくれたというより、家族に自分のルールを要求するのを単純に諦めたのかもしれません。洗濯物についても、夫が大切にしている洋服だけは夫が自分で洗濯してしまうようになりました。私としても夫のこだわりを無理に変えるつもりはありませんので、家族内でできる限り協力はしたいと思っています。子どもにはカーテンをきっちり閉めるのが、わが家のルールだと覚えてもらうつもりです。そのほうが子どもも怒られず、夫も快適に過ごせるようになり家庭の雰囲気が良くなるのではないかと思いました。何よりも夫が建ててくれた家ですので、夫が快適だと思い描く家でくつろいでもらいたいという思いもあります。また、夫が家族に無理強いしないように考えてくれたことがうれしかったので自分も協力したいと思ったというのもあります。ちなみにですが、夫が神経質なおかげで良いこともあります。それは、家の戸締りを私よりもしっかりと確認してくれること。夫が確認していれば、絶対に完璧だろうという安心感が生まれます。まとめ神経質でこだわりが強いことは悪いことではないけれど、わが家の場合は理解し合うのに時間がかかりました。特にカーテンをきっちりと閉めるというルールは、幼い子どもには完璧に守れないものでした。家庭の雰囲気は悪くなる一方でしたが、私の正直な意見を伝え、夫に理解してもらうことに成功。洗濯物のこだわりに対しては、夫自身で管理してくれるようになり、気をつかうことが減りました。できること、できないことをきちんと伝え、夫に理解してもらうことで生活が快適になりました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/れいこ (43歳)電化製品好きな夫、保育園児の子ども2人、猫と暮らしている。コーヒーと美容家電が好き。
2023年11月17日私の夫は神経質で、こだわりが強いほうだと思います。そんな夫から言われたこと、私から夫に伝えたことをお伝えしつつ、夫と生活する上でどうやってお互いに理解し合っていくのかを考え、実行した体験談を紹介します。★関連記事:40~50代は男性も更年期!?夫婦危機の原因ともなる「妻のやりがちNG対応」は?治療はどうする?夫のルールを家族に強要私は、こだわりが強いことは悪いことではないと思っています。しかし、夫本人だけでなく、周りの家族にまで同じように夫のこだわりのルールを強いられるとなったら話は別なのです……。夫のこだわりの1つに、夜にはカーテンをきっちり閉めるということがあります。もちろん私も当たり前のことだと認識していますが、うちには元気な幼い男の子が2人います。よって、カーテンは閉めても、子どもたちが遊んでいるうちにちょっと開いてしまうこともしばしば。そんなとき、夫は逐一子どもたちに注意をします。私としては子どもたちが遊び終わってからまた閉めれば良いと思うのですが、夫はどうしても我慢ならないようです。また、夫は洗濯物の畳み方としまい方に関してもこだわりがあります。夫のルールに従うと時間がかかる上、何よりも怒られないようにと気をつかいます。このように夫が自分のルールを家族にも強要することに、少々困っています。そのたびに家庭の雰囲気も悪くなり、何もカーテン1つでそこまで……、というのが私の正直な感想です。夫にできないことはできないと伝えてみた私には、いつも家事や子育てとするべきことがたくさんあります。つまりカーテンや、洗濯物の畳み方・しまい方ばかりを気にして生活などしていられないのです。ある夜、夫が帰宅したとき、カーテンが少し開いているのが外から確認できたそうです。夫は玄関に入ってくるなり、私と子どもにカーテンを閉めるように言いました。そのとき私は、夫がカーテンにこだわりがあることをわかっていながら、ルールを実行できていなかったため、「しまった!」と思いながら、すぐにカーテンを閉めました。しかしそれと同時に、こんな窮屈な思いをしながら生活していくのは嫌だなとも思いました。そこで、夫に正直な気持ちを伝えることにしました。これからは、夫の帰宅時間に合わせてカーテンをきっちり閉めることはできないということ。いくら私がカーテンを閉めても、遊びに夢中になっている子どもたちやペットの猫がカーテンを開けてしまうこともあるので、家事をしながら夫のこだわりに合わせるためにカーテンを気にかけておくことはできないと言ったのです。こだわりに寄り添い、協力する気持ちに夫は、カーテンに関する私の意見を聞いて、できないことはできないと理解してくれました。その後、夫なりに考えてカーテンが開かない便利グッズを購入しようと考えてくれました。ただし私の意見を尊重してくれたというより、家族に自分のルールを要求するのを単純に諦めたのかもしれません。洗濯物についても、夫が大切にしている洋服だけは夫が自分で洗濯してしまうようになりました。私としても夫のこだわりを無理に変えるつもりはありませんので、家族内でできる限り協力はしたいと思っています。子どもにはカーテンをきっちり閉めるのが、わが家のルールだと覚えてもらうつもりです。そのほうが子どもも怒られず、夫も快適に過ごせるようになり家庭の雰囲気が良くなるのではないかと思いました。何よりも夫が建ててくれた家ですので、夫が快適だと思い描く家でくつろいでもらいたいという思いもあります。また、夫が家族に無理強いしないように考えてくれたことがうれしかったので自分も協力したいと思ったというのもあります。ちなみにですが、夫が神経質なおかげで良いこともあります。それは、家の戸締りを私よりもしっかりと確認してくれること。夫が確認していれば、絶対に完璧だろうという安心感が生まれます。まとめ神経質でこだわりが強いことは悪いことではないけれど、わが家の場合は理解し合うのに時間がかかりました。特にカーテンをきっちりと閉めるというルールは、幼い子どもには完璧に守れないものでした。家庭の雰囲気は悪くなる一方でしたが、私の正直な意見を伝え、夫に理解してもらうことに成功。洗濯物のこだわりに対しては、夫自身で管理してくれるようになり、気をつかうことが減りました。できること、できないことをきちんと伝え、夫に理解してもらうことで生活が快適になりました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/れいこ (43歳)電化製品好きな夫、保育園児の子ども2人、猫と暮らしている。コーヒーと美容家電が好き。
2022年07月30日細かなことを気にしてイライラしたり、決めたことを最後までやらないと気が済まないという神経質な人。きっちりした性格で信頼を得やすいですが、神経質すぎると自分自身を疲れさせてしまいます。時には他人を巻き込んで同じように疲れさせてしまうことも。それでは本来悩まなくていいことまで悩みを抱えてしまいます。そんな神経質な人も、考え方を変えれば毎日をラクに過ごせるようになりますよ。神経質は自分も他人も疲れさせる原因出典:byBirth“こんなことくらいやるのが普通”そんな風に決め付けて、そうするのが当たり前だと思い込んでいませんか?でもそれは誰が決めたことでしょうか。自分自身の価値観や先入観で決め付けてしまったことなら、決してそのことが正しいとは限りません。もちろん間違ったことと言い切れるわけでもありませんが、あまり一つの考え方に固執しすぎてしまうのは良くないこと。神経質だと自分もそのハードルを越えなくてはいけないことになり、結果疲れてしまいます。また他人にも押し付けてしまうと、これもまた疲れさせてしまうことに。そうなると自分も含めて取り巻く環境が常にピリピリとした緊張状態に陥り、楽しい雰囲気とは言えなくなります。神経質が原因で、みんなを疲れさせてしまうほどの負の影響力は出さないようにしなくてはいけません。毎日を楽しむ5つのメソッド①さまざまな価値観を受け入れる出典:byBirth神経質さがどんどん加速していくと周りの価値観を全く理解できず、受け入れることができなくなります。そこまでいってしまうと、もはや孤立してひとりぼっちになることでしょう。トゲトゲした感情で周りを振り回して、自分の意見だけを押し通していると、いつしか見放されてしまいます。そうなってしまってからでは再び人を寄せ付けることは難しくなるでしょう。そのためにはさまざまな価値観を受け入れるように考え方を変えてみてください。自分と真逆の考えでも拒絶せず、「そんな捉え方もできるんだ」と受け止め方を変えてみると、案外すんなりと理解できるようになるでしょう。価値観は人それぞれ違うもの。たくさんの価値観に触れ、寛大な心を持つようにしたいですね。②完璧を目指さない出典:byBirth神経質だと、あれもこれもしなくちゃ!とつい切羽詰まってキャパオーバーになりがち。でもやらないと気が済まないため、身も心も削って無理に頑張ってしまう傾向にあります。そうすることが安心感や満足感を得ることになり、いつもそのパターンになってしまいますが、それが疲れる原因だと薄々感じているのも事実ではないでしょうか?そのことをなくすためには、常に100ではなく、もっと中途半端な数字でも良いと思えるようにしてみるのです。完璧を求めすぎると、もしできなかった時の挫折感がすさまじく、自分を追い込んでしまうことになります。そのため、「これくらいできればOK」や「一日掃除機をかけなくても死ぬわけではない」とゆとりを持った考えをしてみましょう。常に完璧主義でいるとそれは結果的に自分で自分を苦しめてしまいます。もっと気楽に構えて、余裕のある暮らしを目指してみましょう。③こだわりを減らす出典:byBirthこだわりがあることは自分らしさを確立していて、かっこいい存在のように思えます。たしかに、人の意見に左右されすぎていつもフラフラしていては、人としての魅力や説得力にも欠けてしまうことでしょう。でも一方でこだわりが強すぎることも厄介。女性の場合「私はこのブランドのこのアイテムしか買わない」と頑なに決め付けてしまうと、本来あるはずの美しさの伸びしろを奪っていることになります。年齢を重ねると自分に似合うもの・似合わないものが分かってきて、冒険をしなくなります。でもそれは少々つまらなくも感じませんか?女性として生まれた以上、いつまでも美しくなるための好奇心を持ち続けたいもの。こだわりが強すぎることでそれらをブロックしているようでは、とてももったいないこととも言えます。凝り固まったこだわりを少しずつ減らして、新しいことや今まで経験したことのないことにも積極的にチャレンジしてみましょう。④自分が立派だと思わない出典:byBirth神経質な人に多いのが「私だけがこんなに努力して本当に立派」とやたらと自分を過剰評価していること。神経質な性格だと細かなことにまで気が付きやすく、人よりも何倍も努力しているように思ってしまうのかもしれませんが、その考え方は間違い。そもそも本当に努力している人は自ら自慢したり、恩着せがましいことは言いません。「私だけ」「私ばっかり」「私しか」などの自己犠牲の精神は、周りからすると非常にストレス。いくら努力していたとしてもその精神である以上、周りからは感謝されることはないでしょう。大切なのは、自分が立派だと思うのではなく、周りに感謝をしましょう。「自分が努力できるのは周りのサポートがあるから」と感謝の気持ちを持ちましょう。そうすると自分だけでやり通すのではなく、周りにも頼ったり協力を求めることもできるようになり、信頼関係を築くことにもつながるのです。⑤ブレイクタイムを設ける出典:byBirth休憩したりストレス発散が苦手な人が多い神経質さん。でもそんな性格だからこそ意識して行うようにしましょう。限界まで突き進んで気付いた時にはボロボロ…。そうなってから自分をいたわっても手遅れです。それを回避するには最低1日1回のブレイクタイムを設けてみてください。ブレイクタイムは何も考えずボーッとできる時間のこと。朝が強い人なら少し早起きをして、温かいドリンクを飲んで1日のエネルギーチャージをしてみましょう。仕事で疲れを感じたら無理をせず、気分転換に環境を変えてみたりチョコをつまんでみたり。その時ばかりは情報が無制限に入ってくるスマホを見ることはやめて、ほっと一息つける状況を作ってみましょう。ストレスが蓄積されていく前に日頃からこまめにガス抜きをしておくことが、神経質な性格の人には特に重要なポイントなのです。たまには自分を甘やかしてあげよう出典:byBirth責任感が強く完璧主義な人は、いつも気を張っていたり細かいことにまで気を配っています。仕事をする上ではとても大切なことかもしれませんが、その神経質な性格が災いして自分や周りを疲れさせてしまって、何かしらの悪影響が出たら本末転倒です。もう少し肩の力を抜いて、ラクに生きることを意識しても良いのです。自分の代わりはいませんが、サポートしてくれる仲間はいるはずです。時には自分を甘やかしながら、楽しく人生を謳歌しましょう。
2019年02月13日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「子育てに神経質な自分が嫌です」という、ガチャピンママさん(28歳・専業主婦)に、心屋塾認定講師の福田とも花さんからアドバイスをいただきました。■ガチャピンママさんのお悩み1歳8ヶ月の女の子の母親で、今妊娠8ヶ月です。育児に神経質な自分がすごく嫌です。少しでも子どもの機嫌が悪いと、私まで機嫌が悪くなります。「具合悪いのかなぁ?」「熱でも出るのかなぁ?」「予定つぶれちゃうのかなぁ?」「はぁ~あ…」と終わる1日がとても嫌で仕方がないです。そして、子どもを監視してるレベルで見てしまう自分が嫌です。遊びにでかけても、「風邪もらってくるんじゃないか」「うつるんじゃないか」「吐いたりするんじゃないか」など。子どもの病気を恐れている自分も嫌です。前提を変えよう。変えても幸せなことばかり起きるわけではない。わかっているのに、モヤモヤや罪悪感が止まりません。旦那さんはすごく手伝ってくれます。旦那さんや実家に甘えまくっている自分も嫌です…。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾認定講師の福田とも花さんよりガチャピンママさん、ご相談ありがとうございます。子どもが小さいうちは、ただでさえ何をするか分からないですもんね。神経張りつめている毎日ではしんどいですよね…。それでは、早速ですが、次の言葉を口に出して言ってみてくださいね。「神経質な私、ありがとう!」「監視して子どもを守れている私って、最高!」言ってみて、どんな感じがしていますか?神経質だったり監視してしまう自分って、疲れ果ててしまったり、子どもを自由にさせてあげられない気がして、嫌になりますよね…。けれど、やめたくてもやめられない自分というのは、実は今の状態でいた方が、安心だったり安全だと感じていて、無意識のうちにその自分でい続けることを、自分で選んでいるのですね。でも、神経質や監視してしまうことは、悪いことばかりではありません。守れている事がいっぱいあります。例えば、子どもの安全。チョロチョロする子どもを、危険から守ってあげることができます。それから、子どもの体調の悪化を未然に防ぐこともできます。未然に防げれば、予定をキャンセルせずに済み、ママ自身の機嫌が悪くならず、子どもを怒り過ぎることも防げたりします。嫌っている自分の中には、実は自分や子どもを守れていることがたくさんある、ということに目を向けてみて下さい。そして、そんな自分に「そのまんまでいいよ」「いてくれてありがとう」と、言葉をかけてあげてみてくださいね。その上で、なぜ自分を嫌ったり、罪悪感を感じるようになったのかを、考えてみませんか?それでは今度は、次の言葉を言ってみてくださいね。「私は失敗する人です」「私は選択を誤り、人に迷惑をかける人です」言ってみて、どんな感じがしていますか?ガチャピンママさんは、小さい頃からがんばって気をつけていないと、ついうっかり気を抜いてボーっとしてしまったり、ミスをしてしまいやすかったのでしょうか?がんばらずにそのまんまの自分でいると、周りに甘え過ぎて「もっとがんばりなさい!」と怒られたり、「もっとしっかりしなさい!」と責められたことはなかったでしょうか?もしくは、お父さんやご兄弟などが、お母さんに迷惑をかける姿を見て育ち、せめてガチャピンママさんだけは迷惑をかけないようにと、気を張っていたのでしょうか?そうやって、怒られたり、責められたり、お母さんが困っている姿を見たりすると、怖くなって「もっとがんばらねば!」「もっと神経を使わなければ!」と、自分を奮い立たせていたのかもしれませんね。それなのに、どんなにがんばっても、どんなに神経を使っても、お母さんは一向に幸せそうにはならず、「私のがんばりが足りないせいだ」「私のせいでお母さん助けてあげられなくて、ごめんね」と罪悪感を抱えるようになったのかもしれませんね…。そこからずっと、周りの人の不幸はみーんな自分のせい! と、罪人を続けていませんか?子どもの機嫌が悪いのも、喜ばせられない自分のせい…子どもが風邪をもらうのも、防ぎきれなかった自分のせい…子どもに何かあるたびに、こんなふうに自分を責めていたのでは、それはそれは気は重くなるし、毎日ビクビクと恐ろしくなってしまいますよね。それでは最後に、ガチャピンママさんに魔法の言葉をプレゼントします。「病気もケガも失敗も、体験するほど生命力がメキメキ育ち、甘えるほど回復が早まる」どうぞ、お子さんに風邪をもらわせてあげて、免疫力を働かせてあげてください。失敗を体験させてあげて、心の免疫力をつけさせてあげてください。困る体験をさせてあげて、「助けて」と自分から声を上げる練習をさせてあげてください。そして、これはガチャピンママさんご自身にも、言ってあげて下さい。困ったときや怖いとき、旦那さまやご実家は、手伝ってくれたり甘えさせてくれるんですよね。ここでも罪人を手放し、「申し訳ない」ではなく「ありがとう」とただただ受け取る練習をしてみて下さい。ガチャピンママさんのお子さんが、困ったときに「申し訳ないから…」と、甘えずに遠慮してひとりで苦しんでいたら、どう感じますか?いつまでも、私たち親がそばにくっついて回り、監視して守り続けることはできません。けれど、実際に困ったときに、「助けて」って甘えてくれたら、親や周りの人は気付いてあげやすいですよね。どうぞお子さんに、助けてもらいながら周りから愛されて生きる、幸せなママの背中を堂々と見せてあげてくださいね。ガチャピンママさんがお子さんと一緒に、心と身体に免疫力をつけ、肩の力を抜いて子育てできることを、これからも応援しています。 ・このカウンセラーのサイトを見る
2018年03月15日【相談者:20代女性】今気になる男性がいるのですが、彼はとにかく神経質な人なんです。ちょっとした汚れとかも、すごく気にするみたいですし、公共の場でトイレを使うのもすごく嫌がります。あと時間にもすごく厳しくて、自分の思い通りに物事が進まないのが嫌みたいです(それを除けば本当に優しい男性なんですけど……)。そんな彼と今度遊びに行くことになったのですが、少し不安です。神経質な男性ってどういう女性を嫌がるのでしょうか?●A.彼のルールを壊さずに受け入れてあげましょう。ご質問ありがとうございます。コラムニストのLISAです。テレビや雑誌などのメディアで取り上げられる機会もあってか、以前に比べると、神経質な男性が増えてきた気がします。神経質というと、マイナス要素に聞こえてしまいますが、人よりもこだわりが強いとか、自分なりのルールをしっかり持っていると思ってあげれば良いかもしれませんね。ただ、そうは言っても、神経質な男性と付き合うとなると、相手も自分も気を使いすぎて疲れてしまうなんてことが頻繁に起こるはずです。また、神経質な人というのは、「細かいことを気にする=強い欲望の持ち主」でもあるので、恋愛において相手に望むことが多くなりがちです。ですので、まずは、彼が何に対して細かく気にする人なのかを見極めましょう。一言で神経質といっても、時間だけに細かい人もいれば、潔癖で清潔面を気にしすぎる人もいます。ある程度、理解したうえで、神経質な人が他人の行動で気にしやすい点をあげていきたいと思うので、参考にしてみてください。●(1)むやみやたらに触らない過度なボディタッチを嫌がる人もいれば、むやみやたらに自分の所有物を触れられるのを嫌がる人もいます。スキンシップのつもりでしているけど、相手にしてみれば、ストレスにしかならないなんて場合もあるので気をつけましょう。●(2)口出しせずに黙って見守る神経質な人は、「これはこの順番じゃないと嫌だ」「これはこの位置にないとダメ」など、自分なりの強いこだわりがあります。優しさでしてあげたことや、相手を思って言ってあげたことも、ただのお節介にとられるかもしれません。相手の行動に口出しはせずに、「そんなこだわりがあるんだ~」くらいに思いながら黙って見守っていましょう。●(3)食事には最大限の気を使う同じ神経質でも、潔癖気味な人だと、気にするポイントも違ってきます。特に食事!自分が飲んでいるものを、「一口ちょうだい」と口をつけて飲まれるのが嫌だという人もいれば、大皿や鍋料理などを食べるときに他人のお箸で料理をつつかれるのが嫌だという人もいます。潔癖気味な人に対しては、そのような点を注意しましょう。*****こうやって書き出してみると、やっぱり、神経質な相手と付き合うのってものすごく大変かもしれませんね……。それでも、彼とうまくやっていきたい!と思うのであれば、相手のルールを壊さないこと。それが一番うまくいく方法なんだと思います。(ライタープロフィール)LISA(女ゴコロ専門家)/コラムニスト 兼 恋愛作家。アパレル企業での販売・営業、ホステス、パーティーレセプタントを経て、会話術のノウハウをいちから学ぶ。その後、これまでの経験を活かすため、フリーランスへ転身。ファッションや恋愛心理に関する連載コラムをはじめ、エッセイや小説、メディア取材など幅広い分野で活動中。
2013年04月20日