株式会社柴田書店(東京都文京区)は、書籍『MEN'S ホームクッキング ビギナーでも、この一冊でおうちレストラン』を刊行しました。著者の米澤文雄シェフは、「サステナブルな食の未来」をテーマにレストラン運営、食育や商品開発、コンサルティング業など幅広い分野で活動するトップシェフです。「お父さんたち、ときには料理をつくって家族をもてなしませんか?」という気持ちを込めた料理本『MEN'S ホームクッキング』の出版を記念して、10月29日(日)に米澤シェフが理事をつとめるNPO法人スーパーダディ協会とコラボベントを開催します。〇イベントタイトル〇米澤文雄シェフ『MEN'S ホームクッキング』出版記念×NPO法人スーパーダディ協会 ゆる家事部コラボイベント「米澤文雄シェフが教えます! かんたんにできる家族のためのフルコース料理」〇開催日時〇2023年10月29日(日曜日)14:00 受付開始14:30 イベントスタート米澤シェフによる料理のデモンストレーション、試食など16:00 米澤シェフインタビュー可能時間16:30 懇親会(現場の参加者インタビュー可能時間)18:00 終了※イベントの一部を、米澤文雄シェフのInstagram(@yone_asakusa)でライブ配信予定。〇開催場所〇C/NE(シーネ)路地裏文化会館 東京都目黒区鷹番2丁目13-9電話:03-6452-3617〇米澤文雄シェフ プロフィール米澤シェフ顔写真1980年生まれ。東京のイタリア料理店で修業をはじめ、22歳でニューヨークに渡る。三ツ星レストラン「Jean George(ジャン・ジョルジュ)」で認められて日本人初のスーシェフに就任。帰国後「ジャン・ジョルジュ東京」(六本木)、「The Burn」(青山)の料理長などを経て、2022年に自身の会社「NO CODE」を設立。サステナブルな食の未来をテーマとして、レストラン運営、食育や人材育成、商品開発やコンサルティング業など幅広い分野で活動する。2人の娘と妻と暮らす江戸っ子パパ。〇本の紹介MEN'S ホームクッキングこの本が生まれたきっかけは、コロナ禍のステイホーム中に米澤シェフがSNSに投稿した「おうち料理」の写真。米澤シェフがお子さんたちと一緒に料理する様子がとても楽しそうで、おいしそうで。「世のパパたちがこんなふうにおうちで料理をしたら、きっとヒーローになれる!」と、料理本の企画が始動しました。本書には、本場さながらのガツンとした肉の風味たっぷりのミートソース、ニューヨークテイストのコールスロー、カリッカリに香ばしいポテトチップスから、ピザトースト、餃子、焼きそばまで、おとなも子どもも大好きな料理46品を収録。レシピはとってもシンプルなので、トライはかんたん。味つけのタイミング、絶対に失敗しない肉厚ステーキの焼き方など、プロならではの料理の大事な法則がしっかりと詰まっていて、料理ビギナーでも「おっ!」と驚くおいしい料理がつくれる一冊です。〇NPO法人スーパーダディ協会 日本に生まれた子どもたちのためにパパが子育てに積極的に参加することを提案するパパによるパパのための集まりです。しかし、一家の大黒柱であるパパは仕事が第一。仕事以外の限られた時間の中で、いかに効果的に、いかに密度濃く子育てするかをメンバーで考えて実行していきます。子育てに情熱を燃やすパパが増えたらママにも子育てだけでないプラスの人生を歩むきっかけを提供できるとスローガンを掲げて楽しく前向きに活動中です。NPOスーパーダディ協会ロゴ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月26日謎解きって面白い!そう改めて思わせるのが米澤穂信さんの新作『可燃物』だ。群馬県警の葛(かつら)警部が不可解な事件に挑む短編集である。「最初に“凶器は何か”という謎を思いつき、雑誌のミステリー特集に『崖の下』という短編を書いたのがきっかけでした」「崖の下」では群馬県のスキー場で遭難事故が発生、崖の下で刺殺体が見つかる。犯人は一緒に見つかった怪我人の青年と思われたが、凶器が見当たらない。情報を集め熟考を重ねた葛警部が意外な真相に辿り着く。「掲載後、編集者の方にシリーズ化しませんかと言っていただいた時、本当にいいんですか、という気持ちでした。というのもここまでストイックな本格ミステリーがはたして読者に喜ばれるのか、と思いまして」いやいや、これが実にスリリングで夢中にさせる展開。米澤さんが警察ミステリーを書くのは珍しいが、「今回は嵐の山荘などのミステリー空間ではなく、現実社会の事件を書いたので、謎解き役に法的手続きをとって調査する警察官を置くのが自然なことでした」深夜の交通事故、バラバラ殺人、街の連続放火、立てこもり…葛が対峙する事件にはどれも奇妙な点がある。都合のよい目撃証言に飛びつかず逆に不信感を抱くなど、葛の経験に基づいた判断力が冴えわたる。事件を解決しようと執念を燃やす葛がとにかく渋く、格好いい。「かつてヒラリー・ウォーのミステリー『失踪当時の服装は』で、事件を解決しようとする警察署長の不屈さに魅せられました。そこが葛に反映されているかもしれません」今回は、あくまでも捜査に焦点を当てた話運びを選んだ。「葛の私生活などは、あえて書きませんでした。人柄は仕事ぶりから立ち上がってくるのではないかと考えたからです」雑音を排しているからこそ読者も推理に集中できる。その際の“わかりそうでわからない”塩梅が絶妙だ。「“自分も推理できる”というのもミステリーの楽しさのひとつです。どの短編も、読者も考えれば真相が分かるよう、手がかりはすべて書きました。『崖の下』を発表した時、担当編集者の中で一人だけ真相を見抜いた人がいたんです。それはつまり、読者に分かるように書けたということなので、嬉しかったですね」米澤穂信『可燃物』群馬県警捜査一課の班長、葛警部が不可解な事件の捜査にあたる短編集。葛の捜査に集中する姿、鮮やかな推理で魅了する警察ミステリー。文藝春秋1870円よねざわ・ほのぶ2001年『氷菓』で角川学園小説大賞の奨励賞を受賞しデビュー。『折れた竜骨』で日本推理作家協会賞、『満願』で山本賞、『黒牢城』で山田賞、直木賞、本格ミステリ大賞を受賞。※『anan』2023年8月30日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2023年08月29日12月6日、岸田文雄首相(64)が、現在住んでいる東京都・赤坂の衆院議員宿舎から、11日にも首相公邸に引っ越すことが明らかになった。首相が公邸に入居するのは、民主党政権の野田佳彦首相以来、およそ9年ぶりとなる。「安倍晋三元首相は都内の自宅から、菅義偉前首相は、議員宿舎から首相官邸に通勤していました。野党は長らくこの通勤スタイルを『緊急時に対応できない』と批判し続けてきました」(全国紙政治部デスク)岸田首相が就任したばかりの10月7日午後、千葉県北西部を震源とする最大震度5強の地震が発生。真夜中の揺れに、首都圏の住民は恐れおののいたが――。「このとき、首相は発生から11分後に自身のツイッターで政府の速報を引用し、国民に呼びかけました。この直後に官邸に入ったのは、発生から35分後。ただ、菅前首相と比べると『官邸入りが15分遅い』と報じられたりもしました。菅前首相は官房長官時代から危機管理にあたっていた経験があったからか、緊急時の動きが非常にスピーディーでした。官房長官時代に、走って危機管理室に向かう菅氏を、若い番記者が追いかけてもまったく追いつけなかったという逸話もあるくらいで、首相になってからも健康管理や緊急時対応に気を配っていました。かたや岸田首相は、衆院選の公示日に北朝鮮が弾道ミサイルを発射した際、遊説で東京を離れていて、しかも松野博一官房長官も遊説に出かけていたということが『危機管理対応に隙があったのでは』と批判を浴びました。そうしたこともあったために、岸田首相は公邸への引っ越しを考えていたそうで、“危機管理対応を重視している”という姿勢を改めてアピールする狙いがあるのでしょう」(官邸担当記者)現在の公邸は2005年に改修を施されている。もともと、1929年に首相官邸として建設された建物だったが、この改修で茶室や和室のダイニングなど外国からの賓客をもてなす部屋が新たに作られ、燃料電池による発電・熱供給システムなどの設備が導入された。しかし、この公邸には“幽霊が出る”として、永田町でまことしやかに囁かれてきた。「森喜朗さんが総理だったとき、『寝入りばなに足音がして目が覚めて、寝室のドアを開けたら音が遠ざかっていった』という体験をしたそうです。あと、鳩山由紀夫さんの奥さんの幸さんは、実際に『幽霊を見た』とか……。“公邸の幽霊”については、ずいぶん昔から話題にこと欠きません。小泉純一郎さんは『幽霊に出会ったことはない、一度会ってみたかったけど』なんて冗談を飛ばしていましたし、入居しなかった安倍さんは、『幽霊が出るから嫌なんです、一緒に住んでくださいよ』と会食相手に話していたそうです。2013年に、野党が『幽霊が出るとの噂があるが事実か。安倍首相が公邸に引っ越さないのはそのためか』と政府に対して質問主意書を出し、安倍政権は幽霊の噂について、閣議決定をしたうえで『承知していない』と回答しました。その後の記者会見で、官房長官だった菅さんは“幽霊の気配を感じたことはあるか”と問われて、『言われてみればそうかな……』と笑っていました。かつては『五・一五事件』や『二・二六事件』の現場として、血が流れたこともある古い建物で、銃撃を受けた痕も残っていたほどです。不気味さを感じてしまうのは無理もないのかもしれません」(自民党ベテラン秘書)だが、そんな“いわくつき”の公邸にわざわざ岸田首相が入居するのには、危機管理上望ましいということのほかにも理由があるというのだ。■そもそも議員宿舎に入居資格がなかった“疑惑”が11月29日、岸田内閣閣僚の保有資産が公開された。首相の資産は2億868万円だったが、その内訳を巡って、波紋が広がった。「岸田首相は、東京都渋谷区、静岡県伊東市、広島市内に土地や建物を合わせて1億7595万円に上る不動産を所有し、定期預金は1千万円と申告しています。妻の裕子さんは、広島県三次市の不動産2273万円と乗用車1台となっています。一部のメディアから問題視されているのは、渋谷区のマンションの存在です。東京23区内に自宅がある場合、議員宿舎に入居できないと議院運営委員会が定められているためです。規則違反を追及されないように公邸への引っ越しを進めたのではないか、という指摘もあるのです」(与党担当記者)この渋谷区内のマンションは、首相が外相を務めていた2013年5月にも問題視されていた。岸田首相が保有している物件は、原宿駅からほど近い閑静な住宅地の6階建てマンションの一室。その広さは、約92平方メートルもある。「2013年5月27日付の『読売新聞』夕刊で、『23区に住居なら都心宿舎ダメ24議員入居規制骨抜き』と報じられています。読売の取材に、岸田事務所は『相続した共有不動産で母親が住んでいる。赤坂の議員宿舎には所定の手続きを経て入居している』と回答しています。議運が定めている『入居基準』には、『都内住居に家族が住んでいて議員本人が住めない』といった理由で、議員宿舎への入居が認められるケースがあります。ただ、議員たちが都心の一等地に、3LDKで月額10万円台という相場よりも低い家賃で住めることは、昔から“好待遇すぎる”と指摘する声は根強いものがあります。しかも、『日刊ゲンダイ』は11月26日に、岸田首相の母親は昨年5月に亡くなっていて、現在『母親が住んでいる』という理由は通じないと報じています。同紙の取材に岸田事務所は、『入居許可を得て居住しています』と回答しただけでした」(前出・全国紙政治部デスク)ウェブ上にも、こうした“疑惑”に首を傾げる声が上がっていた。《都内に億ションをお持ちと、報道されていましたからね。遅かったけど》《本来なら岸田総理は赤坂議員宿舎には入居資格はなかったはず。野党からの追求を交わす狙いかな》ある自民党関係者もこう話す。「一部では“分譲価格は1億円以上”と報じられています。タイミングが悪いことに、いま月額100万円の文書通信交通滞在費についての法改正が議論されている最中です。総理は公邸に引っ越してしまうとはいえ、“億ション”を所有しながら“特権”を甘受していたという批判は免れません。説明責任を果たさなければ、来年の参院選にも悪影響が出かねません」新居で引っ越しの荷解きをしながら、岸田首相は旧居について説明を求められるのか――。
2021年12月10日9月29日に自民党総裁選で勝利し、自民党総裁に就任した岸田文雄氏(64)。10月4日に臨時国会で行われる内閣総理大臣指名選挙を経て、第100代首相に選出される見込みだ。そんな岸田氏だが、早くもインターネット民から“徹底マーク”されているーー。総裁選に勝利した日の夜、岸田氏は自身のTwitterを更新。お好み焼きとソースが映った写真とともに、このように投稿した。《帰宅すると、妻の裕子がお好み焼きを作ってくれていました。インスタライブで私が、「妻の作ってくれるお好み焼きが大好きです」と言っていたからです。いつも最高に美味しいけど、今日は、一生忘れられない美味しさでした。ありがとう》総裁選で勝利した喜びと、妻・裕子(57)さんへの感謝を表した感動的な内容。多数のフォロワーが「当選おめでとうございます」「最高の奥様ですね」といった反応を示していた。だが、一方で“意外な指摘”が入り始めた。「一部のネットユーザーが、ソースのメーカーを特定し始めました。さらには画像を拡大し、ラベル部分に記載されていた賞味期限に注目。“2021.07.03”と書かれていたことを受け、『賞味期限が切れている!』と指摘し始めたのです。ソースの賞味期限が切れるなんて、どこの家庭にもあることです。しかし多くは親近感が湧くという声だったものの、『“お好み焼き大好き”でよく食べていれば、ソースの賞味期限が切れることはない』などと言い出す人も出てきました。またその後もお箸の製造元を特定する人や、使われているお皿が20年以上前の景品であると指摘する人まで……。次々と、特定合戦が繰り広げられました。いずれも、普通に見ているだけではまず気がつきません。それだけ、つぶさに”監視”をしているということでしょう」(ITジャーナリスト)岸田氏といえば、昨年9月にも家Twitterの投稿が話題になっていた。当時の岸田氏は安倍元首相(67)辞任後の総裁選に立候補し、多忙な日々を送っていた。そんななかで夕食が置かれたテーブルに座る岸田氏と、その姿を立って見守る妻・裕子(57)さんの映った画像とともに《夜のテレビ出演の合間に、地元から上京してきてくれた妻が食事を作ってくれました。ありがたいです。#岸田文雄 #自民党総裁選 #束の間のひととき #妻の手料理》と投稿。すると《素敵な夫婦》と好意的な意見が多く寄せられたいっぽうで、《関係が対等ではない》《亭主関白》と意見する人が出てきたのだ。「その後、岸田さんは『私は妻に対してそんなに強い立場にない』とわざわざ釈明することになりました。当時でさえ、それだけ大きな騒動に発展したわけです。ましてや総裁になってからは、さらに一部のネット民からの監視が強まることでしょう。今後は画像を投稿する際にも、細心の注意を払う必要がありそうです」(前出・ITジャーナリスト)
2021年10月02日「再調査をするとか、そういうことを申し上げているものではない」こう発言したのは、自民党の岸田文雄前政調会長(64)。これは6日放送のインターネット番組内で、学校法人「森友学園」への国有地売却をめぐる公文書改ざん問題について語ったもの。菅義偉首相(72)の総裁任期満了に伴い、自民党総裁選への立候補を表明した岸田氏だが、“一貫性のない”態度に批判が集まっている。9月2日に出演した報道番組で森友学園問題の再調査について問われた際、「国民が納得するまで努力をすることは大事だ」と力強く語っていた岸田氏。菅政権では、コロナ対応や、政治とカネ問題に関する「説明不足」が国民の不信感を高めていただけに、説明責任を果たそうとする岸田氏の姿勢には好感を寄せる視聴者が少なくなかった。しかし、その4日後に冒頭のようにまさかの“前言撤回”。岸田氏の一貫しない主張の陰には、安倍晋三元首相(66)が潜んでいるとある全国紙の記者は言う。「岸田氏はもともと優柔不断で、総理としては不適格ではと言われていました。しかし今回の立候補にあたっては、菅首相と真っ向から反対する動きを見せていて、“変わった”と、期待が高まっていた。しかし、再調査発言の2日後に安倍前首相が高市早苗氏(60)を支援する考えを表明します。これは、森友学園問題に踏み込んだ岸田氏に対する“牽制”の側面もあると言われています。結局、安倍氏を敵に回すことはできなかったようです。岸田政権が誕生しても安倍前首相の傀儡政権になる可能性もあります」岸田氏にとっては、国民の声よりも安倍氏の動きの方が重要ということなのか。早速ブレブレの岸田氏に対し、ネット上では呆れの声が相次いでいる。《やはり岸田文雄氏は安倍前首相の傀儡でしかない。》《安倍に擦り寄る岸田。期待できない。》《多少まともに見えてもやっぱり同じ穴のムジナ》《安倍前首相が怒ったから、前言撤回ですか。やっぱりチキンですな。》相変わらずの優柔不断さを見せた岸田氏。安倍氏の支持を取り付けたとして、朝令暮改をする首相に、国民がついていくことはあるだろうか――。
2021年09月07日“食のサステナビリティ”に取り組むレストランがつくる、サステナブルハンバーガーとはおいしく楽しく食べながら海の未来を守ることを目指す――、サステナブルシーフードのフレンチレストラン【Sincère BLUE (シンシアブルー)】と、ニューアメリカン料理をサステナブル・グリルの形で楽しめる【The Burn(ザ・バーン)】では、ノルウェーサーモン・サバを使った、地球にやさしいサステナブルバーガー『Sバーガー』を発売しました。【Sincère BLUE 】では6月4日(金)~6月30日(水)、【The Burn】では6月4日(金)~6月18日(金)の期間限定で提供。※ともに平日ランチのみ『Sバーガー』の“S”とは、「サステナブル(Sustainable)」、「シーフード(Seafood)」、そしてノルウェー産の「サーモン(Salmon)」、「サバ(Saba)」の頭文字。話題のグルメハンバーガーと、サステナブルなノルウェーシーフードを組み合わせることで、地球にやさしい習慣を取り入れることを提案する企画から誕生しました。ノルウェーサーモン・サバを使った、地球にやさしいサステナブルバーガー3種【Sincère BLUE(シンシアブルー)】『S バーガー』提供は平日ランチのみ。月曜定休●提供時間:ランチタイム 12:00~14:00(13:30 L.O.)●提供期間:6月4日(金)~6月30日(水)【Sincère BLUE】の『ノルウェー産サーモンのタルタルバーガー』1,650円(税込)サイコロ状にカットしたサーモンをミディアムレアのフリットにして挟んだ一品。燻製されたスカモルツァやわさびのソースがアクセントとなり、抜群の相性でバーガーの香りを広げています。さらに、サイドには生サーモンのサラダも提供。ノルウェー産サーモンのおいしさを熟知した【Sincère BLUE】ならではのバーガーセットです。【Sincère BLUE】の『ノルウェー産サバ味噌オランデーズバーガー』1.500円(税込)スライスしたアボカドとグリルしたサバに、バーナーで炙り、香りがふんだんに引き出された味噌のオランデーズソースをたっぷりかけた、新しい組み合わせの一品です。中にトッピングされた春菊やガリで和風のアクセントを入れることで、親しみ深いサババーガーに仕上がっています。【The Burn】『S バーガー』提供は平日ランチのみ。月曜定休●提供時間:11:30~14:30 (13:30 L.O.)●提供期間:6月4日(金)~6月18日(金)【The Burn】の『フィレオノルウェーサーモンバーガーハーブとヨーグルトのレリッシュソース』1,650円(税込)フィレオサーモンに調理された【The Burn】 のサーモンバーガーは、ゆずソースに漬けたクランベリーときゅうりの上にミディアムレア感が感じられるサーモンフィレが乗り、その上にヨーグルト、ハーブ、ライムジュースで合わせたレリッシュがたっぷりと添えられています。初夏にぴったりな爽やかな味付けです。「Select S」 サステナブル・シーフードの選び方~イベントレポート~ノルウェー水産物審議会(以下、NSC)は、日々の食生活において、地球にやさしいサステナブル(持続可能)習慣を選ぶことの大切さを伝えることを目的に、「Select S」プロジェクトを開始。その活動の一環として、先ほどご紹介した“持続可能な生産を実現している”ノルウェーサーモンとサバを使った、地球にやさしいサステナブルバーガー『Sバーガー』を期間限定で提供することが発表されました。イベントの様子。左から【Sincère BLUE】石井真介氏、ノルウェー水産物審議会ヨハン・クアルハイム氏、【The Burn】米澤文雄氏そのイベントの中では『Sバーガー』発売発表の他に、【Sincère BLUE】オーナーシェフの石井真介氏、および【The Burn】エグゼクティブ・シェフの米澤文雄氏、「ノルウェー水産物審議会」日本・韓国担当ディレクターのヨハン・クアルハイム氏の3名による「持続可能な食の選び方」についてのクロストークが行われました。サステナブルな取り組みをはじめたきっかけは?このプロジェクトになぜ取り組もうと思ったのか?「Select S」には4つの“やさしい”という考え方がありますが、どれを一番重要視していますか?「働く人にやさしい」も大切ですが、レストランにおいて取り組んでいることはありますか?(世界/日本において)サステナビリティに対する意識の変化は感じますか?輸入することは、国産と比べてサステナブルじゃない印象がありますが、いかがでしょうか?最後に一言The Burn【エリア】外苑前/青山一丁目【ジャンル】洋食【ランチ平均予算】2500円【ディナー平均予算】7000円【アクセス】青山一丁目駅Sincere BLUE【エリア】原宿/明治神宮前【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】6,001円~7,000円【アクセス】原宿駅※新型コロナウイルス感染拡大により営業時間が変更になる可能性がございます。ご来店時は事前に店舗にご確認下さい。
2021年06月10日料理を手掛けるのは【ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション】出身のシェフトップシェフが監修した、オリジナリティあふれるメニューも楽しい!ちょい飲みにも、しっかりディナーにもぴったりな使い勝手抜群の空間料理を手掛けるのは【ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション】出身のシェフ新橋駅の烏森口からSL広場を抜け、烏森神社へ向かう脇道に入ると、提灯や暖簾をかけた店が軒を連ねる一角があります。T兵衛ならずとも引き寄せられる、その細い路地に登場したのが【STAND BY Mi】。オープン間もないにも関わらず、早くも連日大盛況です。人気の理由は料理にありました。名店仕込みのクオリティ、しかも驚くほどリーズナブル!昭和の趣が漂う路地裏に、違和感なく馴染む佇まい。エントランス入ってすぐには6人掛けのテーブル席があるはじめの1杯とともにいただきたいのは、『ひと口おつまみ』。シーズンメニューを含めて10種類ほどのラインナップはすべて250円! しかも『3種盛り』にすると、おまかせの3品が楽しめて700円と嬉しいプライスに。お値段以上に、サーブされた料理を目にして口にしたら驚くはず。『ひと口おつまみ 3種盛り』手前から時計回りに『サバタルト』、『レバームース』、『トマト トマト トマト』。1品各250円、3品を盛り合わせにすると700円に(すべて税抜)『サバタルト』はカリッと焼いた食パンにラタトゥイユ、炙りしめさばを重ねて、オリーブとエディブルフラワーを散らして。素材それぞれの相性のよさ、食感のコントラストがひと口で楽しめるフィンガーフードです。『レバームース』は鶏レバーを使い、コクはしっかりと生かしつつ、クセなく仕上げています。それを南部せんべいに塗って、いちごジャムをソースにして。遊び心が何とも楽しい。『トマト トマト トマト』は選りすぐりのさまざまなミニトマトに、オリーブオイルと塩、胡椒をプラスしただけ。素材の良さをストレートに味わえる一品です。テクニックと創意工夫が光るメニューは、料理長の北山海さん、副料理長の高橋良磨さんが手掛けたもの。お二人はともに、フレンチの名店【ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション】で修業した経歴の持ち主です。同じ厨房で肩を並べていただけあって、息もぴったり。『貝だし醤油ラーメン』〆に欲しくなる麺・ご飯ものは、飲み食いしたあとにも嬉しい少なめのポーション。『貝だし醤油ラーメン』430円(税抜)王道フレンチ出身のお二人から、意外性のあるメニューが繰り出されます。〆の一品として人気が高いのは、なんとラーメン! 貝の旨みがぎゅっと凝縮したスープには、熊本の製麺所から取り寄せた全粒粉麺を合わせています。具材は低温調理でしっとりと仕上げたチャーシューに、シャキシャキの生玉ねぎをアクセントに添えて。この時期に食べたくなるおでんも、季節限定メニューとして登場します。これまた、コンソメにポルチーニソースや柚子胡椒バターなどを駆使して、ひと味もふた味も違うものに作り上げているのがこちらならでは。新橋の立ち飲み×フレンチの融合に唸らされる料理ばかり。トップシェフが監修したオリジナリティあふれるメニューも楽しい!垂涎の逸品はまだまだあります。メニューリストには「トップシェフレシピ」というカテゴリが。【CRAFTALE】大土橋真也さん、【TREIS】河島英明さん、【The Burn】米澤文雄さんという錚々たるシェフ達が監修した品々がいただけるのです。『フレンチチキン南蛮』中目黒のモダンフレンチレストラン【CRAFTALE】の大土橋シェフが考案。480円(税抜)【CRAFTALE】大土橋シェフは、宮崎県のご当地料理「チキン南蛮」をアレンジ。フランスの揚げ物・ベニエのように衣はふわっさくっ、鶏肉はしっとりジューシー。白ワインを使ったタルタルにシェリビネガーと醤油を合わせたもの、2種類のソースをかけて奥行きある味わいに。『牛ほろほろ肉』【ボニュ】で腕をふるい、現在は完全会員制イノベーティブレストラン【TREIS】の河島英明シェフによる一品。780円(税抜)【TREIS】河島シェフが考案したのは、『牛ほろほろ肉』という名の通り、口の中でほろりとほどける牛ほほ肉の一皿。牛ほほ肉の塊をフォン・ド・ヴォーとブランデーでじっくりと煮て、とろけるような柔らかさに。煮汁は煮詰めてソースにして、そこに抹茶をかけて。濃厚な味わいに抹茶の香りとほろ苦さがふわりと広がります。さらに、【The Burn】米澤シェフは『BBQスペアリブ』(680円)という豚スペアリブにスパイスを効かせたパンチのあるメニューを手掛けています。カジュアルなのに本格派、しかも立ち飲み価格…! ここでしか出会えないメニューは必食です。ちょい飲みにも、しっかりディナーにもぴったりな使い勝手抜群の空間ドリンクも個性豊かなものばかり。名物ドリンクはこの3つです。左から『烏森ハイボール』580円、『SBMビール』580円、『大人のすっきりファンタぶどう』480円(税抜)シェリー樽で熟成させた香り高い『烏森ハイボール』、オレンジの自家製シロップをビールに加えた『SBMビール』、赤ワインを炭酸で割った『大人のすっきりファンタぶどう』。どんな料理にも合い、口当たりも抜群!『アラモスカテナ マルベック』、『マルケス・デ・リスカル テンプラニーリョ』、『グランポレール 余市ケルナー』など幅広い品揃えワインはフランス、イタリア、スペイン、アルゼンチン、ジョージア、日本…と産地はさまざま。グラスは430円~、ボトルは2,980円~から揃い、必ず好みの1本が見つかりそう。ノンアルコールワインや天然ハーブのソーダ割り、瀬戸内レモンスカッシュなど、ノンアルドリンクも充実しているので、お酒が飲めなくてもご安心を。メインのカウンタースペース。厨房を目の当たりにするライブ感も醍醐味の一つカウンター下には、荷物が掛けられるフックとコンセントを設置している入れ替わり立ち替わり人々が訪れるのは、料理とお酒以外にも魅力があるから。立ち飲みスペースとなる長いカウンターの下には、荷物が掛けられるS字フックといざという時に携帯電話を充電できるコンセントが設置してあります。0次会やアペロに、はしご酒の締めくくりに、軽ーく1杯のひとときにも落ち着ける居心地のよさなのです。カウンター奥には、ハイスツールのテーブル席が3卓1,2人でちょい飲みを楽しんでもいいし、エントランスを入ってすぐと店内の奥にはテーブル席もあるから、気の置けない友人としっかり食事を満喫することもできます。さらに、この烏森神社エリアに【烏森百薬】と【新橋二丁目九番地 らんたん】という系列店があります。徒歩数十秒という近距離にある2店舗の料理をオーダーしてもOK。こちらへ出前してくれるから、あれこれ食べたくなってしまう欲張りにはたまりません!左から、料理長の北山海さんと副料理長の高橋良磨さん【STAND BY Mi】がある路地裏。赤提灯がぽっと灯り始めると、行き交う人々も多くなる【ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション】から立ち飲み居酒屋の厨房へ。環境ががらりと変わったことについて「自分がやりたいと思ったことを形にできるようになった」「カウンター越しに、お客様の反応がダイレクトに伝わるのが嬉しい」と口々に語る北山さんと高橋さん。その熱量と自由闊達さ、さらに確かな技術から、生み出される料理を求めて、1人でも誘い合わせても訪れたい路地裏の最新店です。STANDBYMi【エリア】新橋/汐留【ジャンル】ビストロ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】3000円【アクセス】新橋駅 徒歩1分※最新の営業時間に関しましては、直接お店にお問い合わせください
2020年12月16日グリルレストラン「The Burn」のエグゼクティブシェフ・米澤文雄氏とDEAN & DELUCAが、ホリデー限定特別メニューを仕立てました。ぜひご家族や大切な方とともにお楽しみください。食卓が華やぐクリスマスカラー シンプルかつ王道なメインディッシュHOLIDAY’S SPECIAL MAIN DISH ホリデーペッパーステーキ with オニオンマーマレード クリームスピナッチ付きほどよい香りと旨みを感じられる熟成肉のサーロインステーキにマスタードとニンニクのピューレを塗り、仕上げに白、黒、ピンクのペッパーをあしらった、華やかな一品です。「このステーキは、ホリデーらしさと僕のN.Y.の思い出から発想した、王道のメニューです。食べるときは、1cm弱にスライス。フライドポテトやマッシュポテトなどの芋料理や、ビーツとザクロの赤いサラダと一緒に並べるのもいいですね。お酒なら、冷えたシャンパンと赤ワイン。どうぞこのメニューを、気心知れた人の食卓でたのしんでください。思わず笑顔がこぼれる幸せな時間になればうれしいです(米澤氏)」飴色に炒めた玉ねぎに粒マスタードをきかせたマーマレードとバジルの香る軽い味わいのクリームスピナッチを添えてお召し上がりください。THE BURN エグゼクティブシェフ 米澤文雄氏米澤 文雄 氏高校卒業後、恵比寿イタリアンレストランで4年間修業。2002年に単身でN.Y.へ渡り、三ツ星レストラン「Jean-Georges」本店で日本人初のスー・シェフに抜擢。帰国後は日本国内の名店で総料理長を務める。「Jean-Georges」の日本進出を機に、レストランのシェフ・ド・キュイジーヌ(料理長)に就任。2018年夏、The Burn料理長就任。DEAN & DELUCAではホリデー限定メニューでのコラボレーションを皮切りに、来春に向けてプリペアードフードのリニューアル、メニュー開発にてコラボレーションいたします。ご予約、お渡しに関してのご案内HOLIDAY’S SPECIAL MAIN DISH ホリデーペッパーステーキ with オニオンマーマレード クリームスピナッチ付き□ご注文方法:各マーケット店舗にて店頭予約、またはホームページよりお申し込みください。□予約期間:~12月10日(木)まで□販売日:12月22日(火)~12月25日(金)の4日間□焼き上がり時間 15:00 / 17:00*出来立てのおいしさを味わうために、焼き上がり時間でのご予約も承っております。□価格 8,500円(税込 9,180円)/ 400g 3~4人前ABOUT DEAN & DELUCA (ディーン&デルーカ)— ようこそ美しき食のミュージアムへ—DEAN & DELUCAは、世界中から美味しいものばかりを集めた食のセレクトショップ。ジョエル・ディーンとジョルジオ・デルーカによって1977年 NY マンハッタンのソーホーにオープンしたのが始まりです。「みるたのしみ、つくるたのしみ、食するよろこび」を皆様のもとに。食の美しさがもたらす豊かでよろこび溢れる美味しさをお届けします。WEB|||| | 企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年11月30日そもそもヴィーガンとは?ヴィーガンとは、「完全採食主義者」のこと。ベジタリアンとは違い、卵や牛乳、はちみつ、ゼラチンなど動物の体を通った食べ物は一切口にしない。徹底したヴィーガンは、衣服も植物繊維のものしか身につけない。最近は、牛肉の消費による二酸化炭素問題など地球環境を考えてヴィーガンになるケースも。*完全ヴィーガンではなく、たまにヴィーガン食を実践している人は「フレキシタリアン」と呼ぶ。今、ヴィーガン料理を楽しむならここ!東京・北青山【The burn】京都・四条烏丸【京料理木乃婦】東京・銀座【ファロ】東京・丸の内【サンス・エ・サヴール】東京・有楽町【礼華四君子草】東京・北青山【The Burn (ザバーン)】誰もが食べたくなる〝おいしい〟ヴィーガン料理に出合える”ご馳走ヴィーガン”に出合える店として筆頭にあげたいのがこちら。シェフ・米澤文雄さんが2019年末に出版した『ヴィーガン・レシピ 』 は1カ月で重版となり、この度3刷りが決定したという人気ぶり。この反響には本人も驚いたそう 。「料理人でなく、一般の人が多く購入してくれています。思想的なヴィーガンでない人も気軽にヴィーガンを選ぶという流れは来ていますよ」と話す。『車麩のビンダルー』車麩は煮ても味が出ないので、味を含ませて揚げることでコクを出す。米澤さんは1年8カ月前、【The Burn】シェフ就任時には、すでにヴィーガン料理をオンメニュー。そこには、すべての人が食卓を分け隔てなく囲める店にしたいという思いがあった。「ヴィーガンを用意するのは最大公約数でどんなお客さまにも対応できるから。ヴィーガン対応のものであっても、誰もが〝食べたい0と思う魅力的な料理にするのは大前提です。そうすればアラカルトでも注文が入り、ロスにならない。無意識に注文した料理がすべてヴィーガンだったお客さまもいらっしゃいました。」米澤さんのヴィーガン料理は、見た目も美しく、また食べたくなる魅力がある。その発想はどこまでも自由だ。例えば、『車麩のビンダルー』は、「車麩の見た目って豚バラ肉に似ているな」と思って生まれた料理だという。『焼きなすのカルパッチョ』発想は和食の焼きなす。素材それぞれがバランスよく一体化する。「僕が N.Y. で働いていた【ジャン・ジョルジュ】はお客さまのリクエストにその場で対応することが多かった。鍛えられましたね」と語る米澤さん。ジャンルを超えた食材を駆使し、アイデアと技術でおいしい料理をつくる【ジャン・ジョルジュ】で学んだスタイルは、食材の制限があるヴーガンでさえも軽々とその壁を乗り越えてゆく。「現代人の胃は確実に疲れている。そうしたニーズにもヴィーガン料理はフィットします。別メニューとして考えるのではなく、コースの前菜になるものを用意すれば、オペレーション的にも無理がないですよ」The Burn【エリア】外苑前/青山一丁目【ジャンル】洋食【ランチ平均予算】2500円【ディナー平均予算】7000円【アクセス】青山一丁目駅撮影/佐藤顕子取材・文/山路美佐京都・四条烏丸【京料理木乃婦】淡麗な旨みと食材の滋味を余さず料理に盛り込むことさらにヴィーガンとは謳っていないが、ベジタリアンにもヴィーガンにも対応できるのが精進料理だ。ただし、ここ【京料理 木乃婦】 の精進料理は、鎌倉時代に渡来した仏教由来のものとは手法や食材わせが随分違うと、三代目主人高橋拓児さんは言う。「仏教の精進料理は殺生をしないことや食を余さず食すことなど心の部分が重要。料理屋はそこにおいしさを加味しなければなりません」そこで肝心なのが、料理ごとに使い分ける昆布や乾物のだしなのだとか。『精進八寸』赤飯は小豆を5時間煮詰めただしで炊いた。【木乃婦】では、吸い地には上品な利尻昆布を、焚き物には真昆布と、抽出温度や時間も含め使い分ける。「和食にもテクノロジーの進化は必須です。手法や食材の合わせ方を考え抜くことに、料理屋が精進料理をつくる意味があります。」と高橋さん。『ホワイトアスパラガスのすり流し椀』初夏のホワイトアスパラガスをすり流しに。たとえば、今回お椀に使ったホワイトアスパラはアスパラギン酸が豊富な旨みのある食材だから、そのフレーバーを残すために淡麗な利尻昆布を使う。さらに昆布の香ばしさに同調食材させるためアスパラを少し焼いて添え、胡麻でコクを加える。「美味探しに疲れる時代です。高級食材を重ねるだけが美食ではないと考えるとき、知恵や工夫つまり教養で旨みをつくる精進料理は新たな味を発見できるものになるでしょう」【木乃婦】の精進料理は、単に宗教や嗜好に添ったものではなく、食べることで食への考え方が変わるものなのかもしれない。その真偽は食べてみることで実感できるのだろう。京料理木乃婦【エリア】四条烏丸/烏丸御池【ジャンル】和食【ランチ平均予算】6500円【ディナー平均予算】20000円【アクセス】四条駅 徒歩5分撮影/伊藤 信取材・文/中井シノブ東京・銀座【ファロ】ヴィーガン= 食事制限ではない 料理のひとつのジャンルである「ヴィーガン」とは動物性食品を口にしないことであり、一般的にはとかく〝制限0の側面が注目されがちだが、それに対してレストラン【ファロ】の能田耕太郎シェフは自らの食体験から持論を展開する。「あるときローマでローヴィーガンを食べる機会を得ましてね。僕自身は肉も魚も食べる人間なので、普通の料理の方が美味しいに決まっているとなめてかかったんです。 でも、それが驚くほどおいしかった。そこで目覚めました。ヴィーガンとガストロノミーは単にジャンルが違うだけ。おいしさを追求することにおいてはなんら変わりがないのだと」『しろいし蓮根のラビオリ』ラビオリの生地にはタピオカ粉を練り込んでもっちりした食感を出した。能田シェフは食材の乏しいデンマークでの修業経験を生かしつつ、メニューにヴィーガンのコースを掲げた。料理を仕立てるうえで配慮するのは「お客さまの満足感をいかにして高めるか」。そのキーワードは「旨み」と「油」。食材の使い方や調理の仕方を工夫することで淡泊になりがちなヴィーガン料理に旨みをもたらし、油分を補うために上質な植物性オイルを活用する。そうして完成した料理は驚きと楽しさに満ちた〝ヴィーガン・ガストロノミー0と呼べるもの。「制限」ではなく「可能性」を感じさせる食の新機軸なのだ。『グリーンアスパラガスアーモンドソースと文旦』アスパラガスのもともとの甘味を感じさせる仕上がりに。【ファロ】住所:東京都中央区銀座8-3-3東京銀座資生堂ビル10F電話:0120-862-150撮影/久間昌史取材・文/甘利美緒東京・丸の内【サンス・エ・サヴール】旬の野菜を主役に味や温度にメリハリをつけて構成数年前からメニューにガストロノミーのヴィーガンを登場させているのが、南仏・モンペリエにある名店【ル・ジャルダン・デ・サンス】の日本店シェフの鴨田猛さん。「ヴィーガン料理でもラグジュアリーなものを提供したい」と話す。『王リンギ茸のグリエ、豆乳とセップ茸のブイヨンと根セロリのパイユ』黒米料理はヴィーガンメニューのスペシャリテ。旬のおいしい野菜をふんだんに五味、食感、温度、香りのコントラストを使い、構成するのが鴨田流。「ボリューム感やコクが欲しいときは油と穀物の力を借ります。油分は苦味のある野菜をマイルドにする効果もあります。柑橘やハーブは料理に奥行きを与えてくれます。」『ひよこ豆と落花生のフムス、アボカドとスティックセニョールのテンプラフリット』アプリコットのクーリのフレッシュな酸味もポイント。ジャンルを超えた食材を試し、経験上ピタリとハマれば切り干し大根なども使う。「旨味を加えようと昆布のだしも試したのですが、昆布のだしはフレンチにはしっくりこない。色々と試してみて、切り干し大根のだしは色々な料理にすっと馴染み、深みも出るので気に入っています。」ガストロノミーのこだわりは盛り付けにも。細部まで神経をとがらせ、ご馳走感を出し、訪れるゲストを魅了している。サンス・エ・サヴール【エリア】丸の内【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】7500円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】東京駅 徒歩2分取材・文/山路美佐東京・有楽町【礼華四君子草(しくんしそう)】野菜やきのこの力を生かし調味料でコクを出す〝インカのめざめ0でつくられたフカヒレに、本物そっくりなきのこの饅頭などなど。見た目もさることながら深みのある味わいはヴィーガンならずとも食指が動く。「通常なら動物性の旨みから取るコクを補うために、きのこ類や黒糖をもちいて味に奥行きを出しています」とは「営養薬膳師」の資格を持つ料理長木村旭さん。『ヴィーガンフカヒレ』フカヒレの質感が出るよう、タピオカ粉をまぶす工夫を。チャイニーズを掲げる同店だけに、地味になりがちなヴィーガン料理も実に彩り豊かにかつ、味わい深く楽しませてくれる。先のフカヒレにしてもソースに精進オイスターソースと黒糖をつかいコクを。きのこ饅頭も干し椎茸を加え春キャベツやたけのこなど野菜のみで仕上げたとは思えぬ味わいの豊かさ。新鮮な無農薬野菜も旨みに一役買っている。『きのことたけのこのお饅頭』中にたけのこが入ったきのこを模した饅頭。いずれもヴィーガンコース9,000円~。【礼華四君子草(しくんしそう)】住所:〒100-0006東京都千代田区有楽町1-1-2東京ミッドタウン日比谷 3FTEL: 03-6273-3327撮影/佐藤顕子取材・文/森脇慶子
2020年07月10日本格グリルの名店【The Burn】期間限定販売! 人気メニューが詰まったミールキットおうちで堪能できる炭火の香り本格グリルの名店【The Burn】青山一丁目駅直結の場所に位置する【The Burn】。ダイナミックでカジュアルなおしゃれさがありつつ、気品あふれる空間が特徴的な本格グリルの名店です。5月7日(木)より営業が再開され、現在はランチ、ディナーともに店内での飲食が可能となっています。ニューヨークのリノベレストランを彷彿とさせるおしゃれさニューヨークのミシュラン三ツ星に輝く【Jean-Georges】で研鑽を積んだ米澤文雄シェフが手掛ける、熟成肉の炭火焼や粋なアレンジが効いた野菜料理など、ここでしか出会えない料理に虜になる人が続出! 「人間味あふれる料理を」という思いから提供される品々は見た目や香り、食感も個性豊かで唯一無二の芸術です。【The Burn】の米澤文雄シェフそんな料理を届ける米澤シェフが、“おうちでも【The Burn】の料理を通して笑顔になってほしい”との願いを込めて「ミールキット」の販売を開始しました。期間限定販売! 人気メニューが詰まったミールキット5月11日(月)から販売を開始した「ミールキット」。【The Burn】の人気メニューがおうちで楽しめるようになったと聞いて、さっそく購入してみました! 気になる内容は──熟成肉(180g)の炭火焼熟成肉の炭火焼に合わせる父母ヶ浜の天然塩と粒マスタードも生パスタとボロネーゼソース生パスタ、ボロネーゼソース、粉チーズ、トッピングがセットケールサラダ青々としたケールにはポップコーンなどのトッピングとドレッシングが付いてきますデザートデザートにはパンの耳ラスクとお湯や炭酸水で割っていただくジンジャーシロップまで前菜からデザートまで盛りだくさんの内容で価格は7,500円。1~2名の場合は1セットで十分なボリュームです。注文は予約制で、事前に電話で商品の数量とピックアップ時間をお店に伝えます。前日に予約をしておけば、仕事帰りにスムーズに受け取れますよ!(※「ミールキット」は購入日にご賞味ください。)【The Burn】特有の、炭火で香ばしく焼き上げられた熟成肉が自宅で食べられるなんてワクワクしますね!おうちで堪能できる炭火の香り勢いよく「ミールキット」を購入したけれど、せっかくのパスタやステーキをうまく調理できるかな…。と少し不安になっていたら、セットの中においしく仕上げるためのコツが書かれたレシピが!お店に受け取りに行った際も、店員さんが丁寧に説明をしてくださいましたでは、レシピに従ってつくっていきます!■熟成肉の炭火焼(180g)のつくり方鍋にお湯を沸かし沸騰したら火を止めて、真空パックのままお肉を投入。5~6分そのまま放置します。袋を開けて水気を取り、油をひいたフライパンで15秒ずつ両面をソテーして、好きな厚さにスライスしたら完成です。(フライパンから煙が出ないまでも、かなり熱い状態で両面を焼きます。)■ボロネーゼのつくり方鍋にお湯を1.5リットルほど入れて沸かし、3分ほどソースを温めます。別の鍋でお湯を沸かし、生パスタを1分30秒茹でます。ソースと生パスタを絡めて、粉チーズとトッピングを適量のせれば完成です!あとは、ケールをお皿に盛り付けてトッピングを好きなだけのせます! ラスクとジンジャーシロップの準備も整えば完成です。■完成お店の味が食卓に並んでいることに興奮! おうちごはんが豪華になりました完成した料理を並べてみると、日常のおうち風景に華やかな彩りが! どれも15分足らずで仕上げられ、難しい工程もありませんでした。普段は自炊をしない方でも、簡単につくれるのでオススメです。ではでは、いただきます!『熟成肉の炭火焼(180g)』お肉のレア加減がおうちでは出せないプロの技です一口食べた瞬間、炭の香りが鼻を抜けます。柔らかい食感のなかにも、しっかりとお肉の弾力が感じられ噛めば噛むほど旨みがあふれ出します。お塩と一緒に食べると、インパクトがありクセになる味わいに。粒マスタードをあわせると、さっぱりとした後味が心地よく口の中に広がります。本格ボロネーゼをおうちで味わえる日が来るなんて感動です甘みの強いソースと生パスタの相性は抜群! 止まらなくなるおいしさです。麺はモチモチでしっかりと食感がありながらも、女性でもペロリと完食できるほど。トッピングがあることによって、多彩な味を楽しめました。ポップコーンのトッピングが特徴的な『ケールサラダ』ジンジャーシロップはお湯で割っていただきましたケールサラダはすっきりとした香りで口の中をリセットしてくれます。フライドオニオンやポップコーンなど食感を楽しめるのも特徴です!最後にお待ちかねだった、ラスクとホットジンジャー。シナモンの香りで優雅な気分を堪能しながら、ジンジャーでほっと一息。最後まで癒しの時間を満喫できました。お店の方から嬉しいメッセージカードもまだまだ予防や対策が必要な日常が続き、慣れない生活に疲れを感じることもあると思います。「ミールキット」はそんな日々のご褒美にぴったりです! お店でゆっくり安心して食事ができる日が来ることを願いながらも、今しか体験できないお店の料理の味わい方に出会えるのも素敵ですよね。「ミールキット」は7月ごろまでの販売とのこと。気になる方はお早めに!【The Burn】営業情報(6月8日現在)Lunch 11:30~14:00 LO(15:00 Close)Dinner 17:30~22:00 LO (21:00 Close)定休日は日・祝となります。The Burn【エリア】外苑前/青山一丁目【ジャンル】洋食【ランチ平均予算】2500円【ディナー平均予算】7000円【アクセス】青山一丁目駅
2020年06月09日フードライター・平野紗季子さんの「MY STANDARD GOURMET」。今回ご紹介するのは、『Sandwich joint THE GOOD VIBES(サンドウィッチ・ジョイントザ・グッド・バイブス)』のビーフパストラミサンドです。とんでもないサンドイッチだ。バンズからはみだす相当な分厚さのほの温かいパストラミにかじりつけば、スモーキーな香りと共に肉の底知れない旨味がぶわっと立ち上がる。なんてこった。浅草橋から6月に芝浦へ移転した『THE GOOD VIBES』は、パストラミサンドイッチの常識を覆す。かつてニューヨークで食べたそれは薄切り肉がパサパサして塩っぱくて冷たくて、雰囲気込みのおいしさなんだなあ……と思わずにはいられなかったのに。この革命的な味わいを生み出したのは米澤文雄シェフ。ニューヨークの『Jean-Georges』で腕をふるった経歴を持ち、現在は青山『The Burn』の料理長を務める。「牛バラ肉をじっくり塩漬けし、柔らかくなるまで煮込み、さらにスモークし、5日間かけて仕上げます。僕の料理人生で最高で最強のパストラミです」と、手の掛け方と気合が異常。さらにキャロットラペや粒マスタードの甘みや酸味を添え、料理としての完成度を高めている。原動力は「アメリカの食文化の本当の魅力を伝えたい」、その一心。ハンバーガーやピザだけがアメリカの味ではないのだ。他にも、コールスローを合わせたジューシーなエスプレッソBBQポークサンドや、熟成肉メンチカツサンドなど、動転レベルのサンドイッチがずらり。いつかアメリカに出店して全米を震撼させてほしい。自家製 手仕込み ビーフパストラミサンド¥1,450、自家製レモネード¥450。NYのソウルフードを米澤シェフなりの解釈と技術でアップデートする。「教科書通りの作り方はあるけれど、それでやるからおいしいとは限らないんです」Sandwich joint THE GOOD VIBES東京都港区海岸3-13-12バウハウス芝浦1FTEL:03・6811・563910:00~19:00(18:00LO/モーニング10:00~11:30、ランチ11:30 ~14:00 、カフェ&ディナー14:00~19:00)無休ひらの・さきこ1991年生まれ。フードライター。著書にエッセイ集『生まれた時からアルデンテ』(平凡社)。※『anan』2019年7月3日号より。写真・清水奈緒取材、文・平野紗季子(by anan編集部)
2019年07月04日「パストラミサンド」って食べたことありますか?そもそも、パストラミとは香辛料で味付けした燻製肉のこと。ハムやコンビーフをイメージしてもらうと見た目や味が近いかもしれません。ニューヨークでは、そんなパストラミをがっつり挟んだサンドがメジャーで、普段から食べられています。【THE GOOD VIBES】では、「普通に最高に美味しい」をコンセプトにした本場のパストラミサンドが堪能できるんです!看板商品の『自家製・手仕込みパストラミサンド』1,450円(税抜)【THE GOOD VIBES】はもともと浅草で愛されていたお店。ファンもすでにいる人気のバーガーショップで、今回芝浦に移転オープンしました。人気の理由は“自家製パストラミ”。牛バラ肉を4日間じっくりと塩漬けし、柔らかくなるまで加熱、さらにスモークし6日間かけて仕上げています。肉の豪快な厚みとホロっとした柔らかさ、そして深い味わいはこのお店でしか味わえません。『エスプレッソBBQポークサンド』1,100円(税抜)『自家製・手仕込みパストラミサンド』の他にも、『熟成肉メンチカツサンド』、『エスプレッソBBQポークサンド』、『玄米クランチチキンサンド』、『クラシックピュアバーガー』と5種類のバーガーをラインナップ。そのほかにも軽いおつまみやアルコールがある飲めるバーガーレストランです。バーガーを監修している、米澤文雄シェフパストラミサンドを監修しているのは、ニューヨークを知り尽くす米澤文雄シェフ。彼は、恵比寿のイタリアレストランで4年間修業し、2002年にNYへ単身で渡り、三ツ星レストラン【Jean-Georges本店】で日本人初のスー・シェフに抜擢されました。そして、現在は【The Burn】で腕を振るう凄腕シェフです。『熟成肉メンチカツサンド』1,350円(税抜)トップシェフが監修しているバーガーショップに期待は高まるばかり。ひとりでおいしいバーガーを食べたいときはもちろん、友人と一緒に数種類シェアするのもオススメ。本場のパストラミサンドを満喫できる【THE GOOD VIBES】、ぜひ行ってみてください!【Sandwich joint THE GOOD VIBES】電話:03-6811-5639住所:東京都港区海岸3-13-12バウハウス芝浦1F定休日:年中無休営業時間:10:00~19:00(L.O.18:00)MORNING 10:00~11:30、[LUNCH]11:30~14:00、[CAFE/DINNER]14:00~19:00
2019年06月12日【米澤香央里さん PROFILE】SYANのdirectorとしてサロンワークを中心に、雑誌、アパレルのLOOK、TV等で活躍中。自身のインスタグラムも人気で、「#よねだんご」や「#yone_hair」ファンも多い。Instagram : @kaori_yonezawa 自身の想いが込められた、集大成ともいえる作品たち 7月11日から17日にかけてLUCUA 1100で開催された写真展は、フラワーショップ「duft」、レディースファッション通販サイト「IR」、アクセサリーブランド「YURIKA AKUTSU」との合同POP UPという形で展開されました。 普段はなかなかサロンへ足を運ぶことのできない関西近郊の米澤さんファンの方々が多く来場され、連日大盛況だったようです。 今回の写真展と写真集で発表された全ての作品において、ヘア&メイクを手掛けたのはもちろん、なんと撮影までも米澤さん自身で行ったそうです。さらに写真集は、企画からデザイン、製本までを自身で創り上げたというから驚きです。 「美容師として自分の価値を上げたいという想いから、挑みました」というご本人の言葉からも伝わるように、今の米澤さんのすべてが集約された渾身の作品となっています。 写真展に来場された方々のスナップをデリバリー 米澤香央里さんならではの「かわいい」世界観を堪能できる作品集 写真集は全32ページ。女性にしか創り出すことのできない「かわいい」をテーマに、米澤さんが4年間で撮りためた大切な写真をまとめた作品集となっています。 その内容は大きく3つのテーマに分かれていて、1つ目は「海・青」、2つ目は「ミモザ・黄」、そして3つ目は「カフェ・ピンク」。 インスタグラム風に展開される構成にも注目です。 また今回の作品を通して、ヘアとメイクのトレンドをキャッチすることができます。髪の質感はすべて「セミドライ」、メイクは「ツヤ肌ナチュラル」が今の気分。日々のヘア&メイクの参考にしてみてください。 現在は写真集をSYANで販売中で、写真集の購入のみでの来店もOKです。なお写真集を購入された方には、作品を撮ったチェキを1枚プレゼント! 今は店頭のみでの販売ですが、地方の方々からの要望も多いことから、今後WEBでの取り扱いも検討中とのことです。 写真集を彩る油絵はイラストレーターのHiroko Saitoさんが手掛けています。写真集:¥1,080(税込) 「インスタの小さな画面だけで見て欲しくなくて、どうしても誌面で伝えたかった」と米澤さんが言うように、ぜひ誌面で見て、ページをめくる高揚感を感じながら、彼女の想いとその「かわいい」世界に心酔してください。 【SALON DATA】SYAN東京都渋谷区神宮前4-27-6 コスモハラジュク2FTEL : 03-5772-1090[営業時間]11:00-20:00[定休日]火曜日 text : Yu Konisho
2018年07月25日日本有数の豪雪地、越後妻有(新潟県十日町市・津南市)を舞台に、2000年から3年に1度開催されている「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」が2018年7月29日から9月17日までの51日間の会期で開催される。総合ディレクターは、地域づくりと芸術をつなぐ取り組みを続けるアートディレクターの北川フラム氏。「人間は自然に内包される」を基本理念に展開する、「大地の芸術祭」の概要に迫ろう。地域に内在する価値を掘り起こし、その魅力を高め、地域再生の道筋を築くことを目指す「大地の芸術祭」は、5つのエリアで構成される。1つ目の見どころは、越後妻有里山現代美術館「キナーレ」を中心に展開される、わずか四畳半(方丈)のスペースで完結する住居、アトリエ、ショップ、ギャラリーなどの作品展示「方丈記私記~建築家とアーティストによる四畳半の宇宙~」だ。四畳半から世界を見ようとした鴨長明の方丈、良寛の五合庵、宮沢賢治のイーハトーブを起点に、現代における建築の役割と美術の力を問う内容となる。この展示と連動し、越後妻有文化ホールでは、作曲家・柴田南雄の楽曲を音楽家・小林武史プロデュースの特別編成で演奏するコンサートも行われる。2つ目の見どころは、農業を通して大地と関わり、「里山」の暮らしが今も豊かに残る越後妻有を舞台にした、現代アート作品50点の展示だ。人の私有地にアート作品を作る、という地域コミュニティーを解放した条件の元、廃校や空き家にレアンドロ・エルリッヒや礒辺行久、淺田創、Ma Yansong/MAD Architects、イ・ブル、クリスチャン・ボルタンスキー、サンティアゴ・シエラ、ニコラス・ダロットらの作品が展示される。この他、「大地の恵みプロジェクト」として、パーマカルチャー(持続可能農業)と文化のプラットフォーム作りについての展示や、香港、中国、オーストラリアの各国から越後妻有に長期滞在して芸術祭に参加している旅行者、サポーターによるレジデンス施設での展示、米澤文雄シェフ監修による「越後妻有の食」をテーマにしたオフィシャルツアーのランチ提供なども予定されている。北川フラム氏は「大地の芸術祭は、観光が“感幸”になることを目指している。Sight seeingからFeel Happinessに。地域のお年寄りの元気が、人々に勇気を与えることを願っている」と語った。チケットはパスポートで販売され、ガイド付き日帰りオフィシャルツアーも毎日2コース運行される。ふるさと納税による作品鑑賞パスポートの入手も可能で、スマホで会場マップや作品ガイド見られる公式ガイドアプリ「ON THE TRIP」(一部有料)も利用できる。【イベント情報】「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」会期:7月 29日~ 9月17日会場:越後妻有地域 (新潟県十日町市、津南町)料金:一般3,500円、高校・専門・大学生3,000円(前売り一般3,000円、高校・専門・大学生2,500円)公式WEB:
2018年01月13日声優・米澤円が、ブラウザゲーム『アイドルうぉーず~100人のディーバと夢見がちな僕~』のオープニングテーマソング「Brand New Diva.」を歌唱することが明らかとなった。米澤円は「けいおん!」シリーズの平沢憂役をはじめ、『WHITE ALBUM2』の小木曽雪菜役、『Another』の赤沢泉美役などを担当する声優である一方、2014年8月にはコンセプトアルバム「さえずりの夢、彩(いろ)とり鳥のセカイ」で、アーティストとしてソロデビューもはたしている。「Brand New Diva.」は、ブラウザゲーム『アイドルうぉーず~100人のディーバと夢見がちな僕~』のオープニングテーマでもあり、9月17日より開催されている「東京ゲームショウ2015」のDMMゲームズブースにて初お披露目となっている。サウンドプロデュースは前作アルバムに引き続き鈴木大記氏が担当しており、従来のロックサウンドから一転、ポップなアイドルソングに仕上がっているという。○Brand New Diva. (TGS short ver)(C)2015 GRIPHONE, Inc. All Right Reserved.
2015年09月17日