特撮ヒーロー出身の俳優・柊太朗、簡秀吉、杢代和人が、テレビ朝日公式Youtubeチャンネル『動画、はじめてみました。』で19日に配信開始となった人気企画『特撮ヒーロー俳優変身旅』とテレビ朝日の新ドラマ『君とゆきて咲く~新選組青春録~』(24日スタート毎週水曜深0:15)のスペシャルコラボ特別番組に出演する。昨年11月に始まった『特撮ヒーロー俳優変身旅』で共演し、3月には第2弾も配信された。その3人が、新ドラマ『君とゆきて咲く~新選組青春録~』にそろって出演することとなった。3人そろってのドラマ出演を記念して、スペシャル変身旅が実現。昨年11月に下北沢をめぐるロケの後に、柊太朗が3人でやりたいと言っていたキャンプを体験することになった。柊太朗は「まさかこんなことになるなんて思ってなかった。奇跡みたいでうれしい!去年たまたま3人で番組をやらせてもらって、まさか同じドラマに出られることになるとは!」と大興奮。3人でテントを立ててはしゃいだり、ゲームで対決して変身したり、カレーライスを作ったり。東京・秋葉原のど真ん中でイケメン3人が童心に返って楽しむ。『君とゆきて咲く~新選組青春録~』は、手塚治虫氏の隠れた名作『新選組』を初映像化し、2クール連続で放送する一大プロジェクト。歴史上の人物も多数登場するが、メインとなるのはオリジナルキャラクターとして描かれる2人の若き隊士、鎌切大作(前田拳太郎)と深草丘十郎(奥智哉)。2人は熱い友情で結ばれながらも、時代の波に翻弄され、やがて白刃を交えることになる。2人のたどる過酷な運命を『美しい彼』シリーズで知られる気鋭の脚本家・坪田文氏と、『未来への10カウント』(テレビ朝日)でメガホンを取った河合勇人氏が美しくも鮮烈に描写。また、斬新な殺陣パフォーマンスや従来の時代劇にはない流麗な“剣舞”を織り交ぜ、幕末を閃光のごとく駆け抜け、はかなく散っていった新選組隊士たちの青春をいまだかつてない視点とスタイルでエモーショナルにつづっていく。現在、ドラマの撮影中という3人。「撮影が本当に楽しい」と語る簡に、柊太朗も「3人でこれまで以上に仲良くなれているのがうれしい」と賛同。一方、杢代は「仲良いだけじゃなく、バチバチしてる部分もある」と語り、切磋琢磨する同世代の俳優への熱い想いを口にした。ちょっと恥ずかしい姿への変身をかけたモルック対決では、さすがヒーローの3人。初心者とは思えないスーパーショットを連発し、かっこいい姿も見せる。頑張って3人で立てたテントの中では、簡と杢代が恒例のいちゃいちゃタイム。1つの寝袋に2人で入るなど、大はしゃぎ。カメラが止まってもはしゃぎ続ける仲良しな2人の姿に癒されること間違いなし。■コメント【簡秀吉】――3人でキャンプをしてみて。特撮ヒーロー俳優変身旅の特別編ということで、この3人で今回はキャンプをできて、仲がより一層深まりました。駅の高架下でのキャンプは初だったのですごい新鮮な感じもしましたし、遊んで3人でご飯を作ったりすることができとても楽しかったので、いい思い出になりました。――見どころは?モルックという遊びをしたのですが、ルールはとてもシンプルながら頭をすごい使ってやるゲームなので、少し心理戦な雰囲気も漂わせつつ白熱した勝負になっています!ぜひご覧ください!【杢代和人】――3人でキャンプをしてみて。終始笑いが絶えない撮影でした。前回に引き続き、この3人で配信できることがとてもうれしかったです!初めてテントを立てたり、カレーをみんなで作って食べたり、キャンプをもっと好きになれました!またこの3人でキャンプしたいと思います!――見どころは?モルックというゲームを体験しました!雨も降っていたのでとても寒い中だったんですが、白熱したガチの闘いになったので、ぜひ見ていただきたいです!【柊太朗】――3人でキャンプをしてみて。小さいころからしていたキャンプだったので久しぶりにリフレッシュできましたし、前よりさらに仲良くなった分すごく楽しかったです。初挑戦だったモルックは盛り上がりがすごくて、また3人でやりたいねと話しています!別の現場でも3人でいることも多くてこうやってキャンプ企画に同じ3人でいられたことが感慨深いです。――見どころは?最初から最後まで面白いと思います!モルックなんかはすごく劇的な展開を迎えているので見てる方もドキドキハラハラで見れると思いますし、なんと言っても今回は僕の念願のキャンプ企画だったので、いつもより張り切って指揮を執ってます!!テント作りなんかも楽しかったので、ぜひ見てください!
2024年04月19日映画監督・北野武の最新作にして、自ら“本能寺の変”を策略する羽柴秀吉を飄々と演じ、明智光秀を西島秀俊、狂乱の天下人・織田信長を加瀬亮が演じる映画『首』。公開されるや否や、「世界のキタノの集大成」「こんな戦国時代劇が観たかった!」と話題騒然となっている本作の冒頭7分36秒の映像が限定公開された。名だたる戦国武将たちが「信長の跡目を継ぎ、天下を獲ってのし上がる」という正義も大義もない血まみれの争いを描いた本作は、そのタイトル「首」の題字が切り落とされるシーンから幕を開け、戦で首を取られた侍からサワガニが出てくるという衝撃的な映像で幕を開ける。冒頭映像は、その後の容赦ない血飛沫と暴力、そして登場人物たちの死を予感させる仕上がりだ。物言わぬ首なしの侍とサワガニから一転、舞台は信長(加瀬亮)に謀反を起こした荒木村重(遠藤憲一)の戦シーンに。1年半の長きに渡る戦いで信長は勝利するものの、村重は逃亡。“可愛がっていた”家臣である村重に裏切られた上に逃げられた信長は、秀吉(ビートたけし)、光秀(西島秀俊)ら家臣を集め村重の捕縛を命じ、なおかつ自分亡き後の跡目についてまで明言する。「ハゲが勝手に決めるな!このドクソたあけが!!」「働きしでー(次第)で跡目を選んだるに、俺のために死ぬ気で働け!」など、撮影時にかなり苦戦したという早口の河内弁で家臣を罵倒し、飛び蹴りを炸裂する加瀬さんの“天下人”に注目。「何をされるかわからない」恐怖ととに、「跡目」という餌をうまく使いこなし、家臣を巧みに動かす信長のカリスマ性も垣間見えるシーンにもなっている。この冒頭映像はKADOKAWA公式YouTubeとニコニコ生放送にて期間限定公開されている。◆YouTubeリンク※12月14日(木)20時~2024年1月4日(木)23時59分まで限定公開※年齢制限が設定されています◆ニコニコ生放送開場:12月15日(金)20時50分開演:12月15日(金)21時終了:12月15日(金)21時08分『首』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:首 2023年11月23日より全国にて公開ⓒ2023KADOKAWA ⓒT.N GON Co.,Ltd
2023年12月14日木村拓哉が織田信長、綾瀬はるかが信長の正室・濃姫を演じる映画『レジェンド&バタフライ』の新たなキャストが発表。豊臣秀吉役で音尾琢真、徳川家康役で斎藤工が出演、三英傑が揃った。音尾さんが演じる木下藤吉郎=のちの豊臣秀吉は、信長と対照的で陽の活力に満ちたエネルギッシュな成り上がり者。これまで、名だたる俳優たちが演じてきた秀吉を務めることに、最初はプレッシャーを感じていたそうだが、「現場では特にメイクに力を入れてくださり、自分の顔をベースにしながらも新しい秀吉像を作り上げてくれることへの感動と、作品の世界観に安心して入っていける感覚がありました」とコメント。鼻には特徴的なイボイボが施され、細部にわたる作りこみによって独特の魅力が感じられる。斎藤さんが演じる徳川家康は、のちに秀吉から天下を奪う戦国武将であり、どっしりとした懐の深い“柔”の存在感で信長と渡り合える俳優としてキャスティング。斎藤さんは「正対すればするほど、吹き飛ばされそうな感覚がありましたが、愉しく“家康”様に臨むことが出来ました」と撮影をふり返っている。またビジュアルでは、目以外の顔部分全てに特殊メイクが施され、史実には肥満体形だったとあることから、体形にまでも手が加えられた。そんな2人に加え、信長の新規カットも披露された三英傑ビジュアルが公開。信長の天下への一点のみを見つめる強固な眼差し、秀吉の朗らかで親しみやすい表情、家康の纏う不気味でしたたかな心の内が見え隠れする。『レジェンド&バタフライ』は2023年1月27日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:THE LEGEND & BUTTERFLY 2023年1月27日より全国にて公開©2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会
2022年10月06日永瀬廉がクローン信長を演じる「新・信長公記」の8話が9月12日放送。西畑大吾演じる豊臣秀吉と須賀健太演じる加藤清正の“友情”に「エモすぎ」「今回のMVPでした」などの声が殺到、伊達の眼帯の秘密にも「全部持ってかれました」などの反応が集まっている。甲斐谷忍の「新・信長公記~ノブナガくんと私~」をドラマ化した本作は、戦国武将のクローンたちが高校生となって学園のてっぺんを目指す新しい学園天下獲りエンターテインメント。武将のクローンたちが集められた銀杏高校特進クラスの織田信長を永瀬さんが演じ、家康とともに黒百合高校のペリーらに拉致された日下部みやびには山田杏奈。武田信玄に満島真之介。豊臣秀吉に西畑さん(なにわ男子)。明智光秀に萩原利久。上杉謙信に犬飼貴丈。伊達政宗に三浦翔平。黒田官兵衛に濱田岳。井伊直政に駿河太郎。竹中重治に柳俊太郎。本多忠勝に阿部亮平。加藤清正に須賀さん。酒井忠次に長田成哉。真田幸村に田野倉雄太。今川義元に松大航也。みやびとともに捕われた徳川家康に小澤征悦。銀杏高校のAI理事長・別府ノ守与太郎に柄本明といったキャストが共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。家康は黒百合高校のペリーや、彼らを操るクローンを生み出した博士の息子(波岡一喜)に対し、みやびと家康の奪還を宣言。家康を憎んでいたはずの信長たちが、なぜ家康を助けようとするのか。息子は「叩き潰す……!」と声を張り上げる。家康が変わると信じる信長は、家康を含めて初めて成立する作戦を立てるのだが…というのが今回のストーリー。みやびと家康が捕われた教会に向かう信長と本多と伊達の前に、ジャンヌ・ダルクが現れる。伊達は自分が相手をするといいジャンヌと戦うことに…実は2人は幼少期に面識があり、男の子たちに絡まれたジャンヌを助けようとして伊達が目を負傷、眼帯をすることになった過去が明かされる。伊達を守れなかったことをいまだ悔やむジャンヌに、伊達は眼帯を外して右目が見えていることを明かし、「もう苦しまなくていい。強さは誰かを守るためにあるんだろ」と告げる…。この展開に「伊達さまの眼帯もダテだった」「荒ぶってまた眼帯外した伊達様に全部持ってかれました」「伊達政宗の目の負傷の過去良い…それで目の前で眼帯外してくそかっこいいこと言うんですもん惚れますよ」などの声が殺到。一方、家康を“変える”ために、あえて危険な任務を負った秀吉は、かつて旗印戦を戦った加藤清正と制服を交換。加藤の想いを託され戦いに臨む。「俺はお前が認めた男」として自らの背中の虎を託した加藤と、そんな加藤たちの想いをつないで家康に“変わる”よう説得する秀吉。秀吉と加藤との友情にも「過去に旗印戦で戦った加藤清正と豊臣秀吉の絆も胸アツ!」「かつて戦いお互いを認めた2人が制服を交換してお互いが背負うものを背負って戦うとかエモすぎん?」「加藤清正と豊臣秀吉の関係性もよかったなぁ虎の服貸してあげたの、ふわぁぁってなった!」「加藤清正と豊臣秀吉が今回のMVPでした」などの声が送られている。【第9話あらすじ】家康に旗印を掲げた信長。黒田官兵衛がその理由を問うと信長は「家康との戦いの先に最後の戦いが待っている。俺はそこまで辿り着かねばならぬ」と言い残し、教室を出ていく。その様子を見ていた別府ノ守は、信長が“総長”の正体に気づいていると考え、意味深に笑う。その後、自宅に帰ったみやびは、花梨(柚希礼音)と名乗る女性に声をかけられる…。「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」は毎週日曜22:30~日本テレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年09月12日公益財団法人 三徳庵(さんとくあん)の理事長であり、茶道文化研究においては定評がある田中 仙堂(せんどう)の著書『お茶と権力 信長・利休・秀吉』(発行元:文春新書、価格:935円)が、2022年2月18日から、全国の主な書店で販売されます。お茶と権力 信長・利休・秀吉『お茶と権力 信長・利休・秀吉』は、茶道文化普及に努めるかたわら、徳川林政史研究所や徳川美術館で歴史・美術を研究、茶の道に精通している田中 仙堂が、「茶」を軸として、織田信長・豊臣秀吉、二人の天下人の戦略を読み解いた、新しい戦国史です。本書では、室町から戦国にかけて、武士の文化として発展した「茶」。しかし、それは一方で政治のツールとしても活用されました。なかでも信長は「名物」とされた茶道具を家臣たちに分け与えることで、自らの信頼の証とし、家臣統制に活用します。またそれは外交のツールでもあり、茶の文化をリードした堺の商人たちと深く交わる手段でもありました。そのなかで、信長に重用された一人が、千利休であり、信長の戦略を継承したのが秀吉だった、と著者は説きます。では、なぜ堺の商人のなかでも後発だった利休が重用されたのか、そして秀吉の側近として盤石の地位を築いたかに思われていた利休が突然失脚したのか、本書で解説します。本書は、「下剋上の始まりと茶」を第一章に、最終章の第九章では、「利休の茶と秀吉の茶」と展開しています。なお『お茶と権力 信長・利休・秀吉』は、全国の主な書店、および三徳庵で販売します。(参考)公益財団法人 三徳庵理事長/大日本茶道学会 会長 田中 仙堂(たなか せんどう)<略歴>1988年、円覚寺前管長より仙堂の号を享け、同年大日本茶道学会副会長、2017年1月に同会会長に就任。創始者 田中 仙樵(せんしょう)、父 仙翁(せんおう)会長の意を継いで、茶道文化が伝えてきた「わざ」と「こころ」の両輪に価値をおき、点前の実践に加えて、論考でも日本の伝統文化を紹介している。月刊「茶道の研究」を主宰。著書に『近代茶道の歴社会学』(思文閣出版)、『茶の湯名言集』(角川ソフィア文庫)、『岡倉天心「茶の本」を読む』(講談社)、共編緒に『講座 日本茶の湯全史 第三巻 近代』(思文閣出版)、『秀吉の智略「北野大茶湯」大検証』(共著 淡交社)、『茶道文化論 茶道学大系 第一巻』(淡交社)など多数。1958年、東京都生まれ。本名 田中 秀隆(ひでたか)。東京大学文学部社会学科卒業後、東京大学社会学研究科博士課程単位取得(満期退学)。カナダ政府給付留学生としてケベック州ラバル大学大学院に留学。<三徳庵とは・・・>平成2年に創立された財団法人 三徳庵は、平成24年4月公益財団法人に移行。平成30年には、創立120周年を迎えた大日本茶道学会茶道の保存・伝承を行うと共に、日本特有の伝統文化である茶道全般の保存・伝承に努め、茶道の実技や茶道文化研究の成果に触れることができる環境や機会を創出することで、日本の茶道文化の振興と発展に寄与する活動を行っています。三徳庵は、より多くの人びとが茶道に触れることが出来るよう、多方面に亘る活動の展開に力を入れています。(大日本茶道学会は、衰退していた茶道を広く日本人のすべてが共有できるようにすることで活性化させることを目指して田中 仙樵によって明治31年に創立。)■『お茶と権力 信長・利休・秀吉』概要タイトル:『お茶と権力 信長・利休・秀吉』発行元 :文藝春秋発行日 :2022年2月18日価格 :935円(税込み価格)ページ数:232ページ(索引を除く)販売元 :全国の主な書店、三徳庵 等<目次>はじめに第1章 「下剋上」の始まりと茶第2章 戦国の世の「茶会」第3章 信長の茶会第4章 本能寺へといざなわれた光秀第5章 信長後継レースと茶会第6章 秀吉の茶会戦略第7章 秀吉政権での利休の役割第8章 利休はなぜ追放されたのか第9章 利休の茶と秀吉の茶おわりに典拠資料参考文献一覧 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月07日11日より放送されるアコムの新CMに先駆け、ティザームービー「侍ビッグ3 『天下を取りたい若者たち』編」が7日に公開。歴史上の偉人である「信長」「秀吉」「家康」に扮した謎の3人組が登場する。ティザームービーでは、ロックバンド・忘れらんねえよの新楽曲を口ずさみながら歩く信長に、秀吉と家康が「これいい曲やなー。若々しくて軽やかで」と話しかける。信長も「だよなー」と共感しながら、「けど、俺らこんなことしてて天下取れるのかな?」とボソリ。すると家康が「え、天下取りたいの?」と返し、信長が「逆に取りたくないの?」と驚く。そして「秀吉は?」と問いかけると「そりゃあ、取りたいよ」と答える秀吉。家康だけ天下取りに興味がないと答える中、秀吉から「こういうこと言うやつが、一番狙ってるやろ天下を」とツッコミを入れられる。続けて、天下を取るにはどうしたらいいかを話し合う3人。最後は「とりあえずアコム行っとく?」と歩き出す……という内容になっている。ティザームービーは、それぞれの表情がわからない目元のアングルや、後ろ姿のみで展開。果たして、「信長」「秀吉」「家康」を演じているのは誰なのか?また、新CM公開に先立ち、「アコム【公式】Twitterアカウント」をフォローしてキャンペーン投稿をリツイートすると、期間中、毎日抽選で10名(合計40名)にQUOカードPay1万円分が当たるTwitterキャンペーンも実施される。応募期間は、7日0時から10日23時59分まで。○■忘れらんねえよ・柴田隆浩コメント若者、そして今しかできないことに挑もうとしている人たちを肯定したい、と聞いたとき、ぱっと思い浮かんだのが、あの伝説的しょーもないフレーズ「これだから最近の若者は……」でした(これ、5000年前の古代エジプトでも言われてたらしいです笑、しょーもなっ!)。で、この呪いみたいな言葉を破壊すっか、と思い、今回の曲を作りました。僕はゴリゴリのおっさんですが、年齢とかなんも関係ないですよね。何歳だろうが、かっこいいやつはかっこいいし、そうじゃないやつはそうじゃない。それだけだと思います。
2021年08月07日藤原竜也主演 『鳩の撃退法』が8月27日(金)より公開される。この度、風間俊介演じる“幸地秀吉”の新たな場面写真が公開された。佐藤正午の数ある傑作のなかでも最高到達点との呼び声高い 『鳩の撃退法』。原作では小説表現の臨界点を超えた、まさに先の読めないストーリーが展開される。先日行われた完成披露試写会で一足先に作品を視聴した観客からは「謎が多すぎて一度観ただけじゃ追いつかない!もう一回観たくなる!」 「あのラストシーンはどういうこと!?」 など 謎解きエンター<転>メント ならではの感想が続々と寄せられた。さらに一部のユーザーからは 謎の裏サイトの存在も報告され、公開に向けてますます盛り上がりを見せている。天才作家・津田伸一役を藤原竜也が演じるほか土屋太鳳、風間俊介、西野七瀬、豊川悦司 ら豪華キャストが集結し、監督はTVドラマ「赤めだか」でギャラクシー賞ほかドラマ界の賞を総なめするなど、映画だけではなくTVドラマ・バラエティ・ミュージックビデオとジャンルを問わず、マルチに活躍するタカハタ秀太が務める。本作で風間俊介が演じるのは4歳の娘を持ち、家族3人で幸せに暮らしている“バーのマスター・幸地秀吉”。秀吉が深夜のコーヒーショップで小説を読んでいたところに天才作家の津田伸一が居合わせ、ふたりは小説談議に花を咲かせることになる。しかし、ある日突然秀吉は家族と共に姿を消してしまう。果たしてこの津田と秀吉の出会いが【一家失踪事件】を引き起こし、さらには【謎の偽札】、【裏社会の男】といった大きな謎に関わり、物語を大きく動かしていくことになるのか?今回公開された場面写真では血で汚れた顔で立ち尽くす秀吉が切り取られており、秀吉の身に何が起こったのか、壮絶なドラマを予感させる一枚となっている。幸せな家庭を持つ男とは思えない、謎めいた影を持つ“幸地秀吉”はどのように物語に関わり、どのような結末を迎えることになるのか。そんな秀吉を演じた風間は「正直な話、自分がパズルのピースの一つなので、まだ(全体が)分からないんですけど、そこが最大の魅力なのかなと思っているんです。この仕掛けって文学的だと思うんですよ。文章とか本の世界で繰り広げる手法に真っ向から映像が挑んだ形なので、どうなるのか僕にも全く分からないんです。だからこそワクワクしているんですよね」とコメントを寄せている。『鳩の撃退法』8月27日(金)公開
2021年07月23日姫路城では、ナイトイベント「HIMEJI CASTLE NINJA NIGHT 2020」を2020年10月30日(金)から11月8日(日)まで開催する。「姫路城」のナイトイベント、ネイキッドが総合演出1993年に日本で初の世界文化遺産に指定され、日本を代表する観光地となっている「姫路城」。日本木造建築の最高位にある類まれなき美しさを誇るその城の姿は、シラサギが羽を広げたような優美なことから、「白鷺城」という別名で親しまれている。姫山の地に初めて砦が築かれたのは1333年、赤松氏の時代。その後、西国統治の重要拠点として羽柴秀吉、池田輝政、本多忠政が城に夢を託して拡張し、いま見られる全容が整ったのは戦乱の世が落着いた1617年のことだ。戦塵にまみれることなく今日に至っている。映像×音楽の壮大な空間演出「HIMEJI CASTLE NINJA NIGHT 2020」では、「姫路城」の美しさに映像、音楽が加わり、クリエイティブカンパニーのネイキッドを迎えた空間演出で来城者を魅了する。今回は、夜間公開初となる「将軍坂」「はの門」「にの門」などを通り「備前丸」へ向かうルートで実施される。入城門で自分も空間演出に参加へ「入城門」では、ディスタンスライトを配布。これは、灯りの範囲で他の人とフィジカルディスタンスを保つためのものであり、来城者も“動く光の演出”の一部として参加できるものだ。また、次に向かう「将軍坂」では、ミストとアロマによる幻想空間に浸ることができる。大天守の石垣をスクリーンに見立てて映像音楽体験×忍者ショーそして、メインイベントとも言えるのが、備前丸における大天守の石垣をスクリーンに見立てた映像音楽体験と忍者ショー。殺陣と舞に特化したパフォーマンスを行う演舞集団「華舞衆 彩り華」と、エイベックスとネイキッドが共同で行う新時代の“音楽体験”を提供する「HUMANOID DJ」によって、迫力のショーが上演される。さらに二の丸では、音楽と連動した、ライティングとシャボン玉の演出が壮大に繰り広げられる。【詳細】HIMEJI CASTLE NINJA NIGHT 2020期間:2020年10月30日(金)~11月8日(日)時間:18:00~21:00(入城は20:00まで)天守ショータイム:18:30~、19:10~、19:50~、20:30~ / 毎日※雨天決行。感染症の拡大又は荒天時は中止の場合あり。開催場所:姫路城有料区域(建物内除く)見学ルート:入城口→菱の門→いの門・ろの門→将軍坂→はの門・にの門→備前丸→お菊井戸→二の丸→三国堀→菱の門→出口※概ね60分程度観覧料:当日券 大人 1,000円、小人(小学生から高校生) 300円※当日券は現地販売のみ。イベント期間中15:00~20:00販売。前売券:大人 800円、小人(小学生から高校生) 240円※2020年10月1日(木)10:00~11月7日(土)23:59の期間、コンビニエンスストア(全国のファミリーマート、セブンイレブン)の発券機、イープラス(e+)のホームページで販売。
2020年10月03日~美には様々な形がある、秀吉と利休〜世の中には何十万種類の様々な美があります。安土桃山時代、豪華絢爛を好んだ豊臣秀吉と、質素で“詫びさび”を重んじた千利休。最終的には秀吉が利休を切腹させます。政治的対立など様々なことが史実上言われておりますが、根底には美意識の対立の恨みもあったのでしょう。私は、確かに利休の重んじた詫びさびの文化も趣があって結構と思いますが、美はそんな単純なものではない。清らか、健康美、病めるバラ、退廃美、様々な共存があります。日本では“侘び寂び”が東京を中心にどちらかと言えば主流の美意識で、成金趣味の秀吉が品がないように云われがちですが、秀吉の美意識も確固たる立派な美。それが今日の大阪の独特の美意識に受け継がれ豊かな文化を育んでいるのです。明るく派手な大阪人気質を見ればおわかりでしょう!
2017年11月06日2.5次元の世界を牽引する鈴木拡樹を主演に迎え、唐々煙の大人気コミックスを原作に舞台化した「煉獄に笑う」。8月より上演されていた本舞台が、先日東京公演全日程を終了し、メインキャストからコメントが到着した。時は天正、戦国乱世の真っ只中。300年に一度、日ノ本(ひのもと)最大の湖・琵琶湖に甦るといわれる伝説の化物「大蛇」。その「大蛇」には絶大な力が宿るという言い伝えがある――。時の武将たちは、それぞれに、大蛇の絶大なる力を追い求めていた。織田家家臣・羽柴秀吉の命を受け、大蛇に繋がる髑髏鬼灯の謎に挑む小姓・石田佐吉(後の石田三成)。大蛇に関わりがあるとされる曇神社八代目当主・曇芭恋と阿国を巻き込んで、織田家の対抗勢力、伊賀・百地家当主・百地丹波との一戦を向かえる…。石田佐吉役を演じる鈴木さんのほか、崎山つばさ(曇芭恋役)、前島亜美(曇阿国役)、中村誠治郎(島左近役)、浅田舞(芦屋弓月役)らが出演した本作。8月24日(木)にサンシャイン劇場で幕が開き、9月3日(日)まで全16ステージが上演。9月8日(金)からは大阪公演が行われる。今回東京公演を終え、鈴木さんと崎山さんのメインキャスト2人からコメントが到着。鈴木さんは、「この『煉獄に笑う』は舞台として挑戦しているところがあって、それが凄く面白いところでもあって難しいところでもあるんですが、例えば、セットが大きく転換していくシーンでは、裏回りの導線ですとか、お客様には見えない動き部分は、稽古場でもセットは組んでいたんですが、劇場に来て初めて完成した部分でした。通し稽古やゲネプロもありましたが、本当の意味で物語に初めて息が吹き込まれたという感触を得たのは初日でしたね」とふり返り、崎山さんも「自分も初日の公演なんですが、OPが終わったときにもらった拍手が印象的で、間違えなく楽しんでいただいている拍手に聞こえたので、凄くその後の弾みになった気がします」とコメント。観客がどれくらい満足したのかを一番感じられるのがカーテンコールだと話す鈴木さんは、「そのとき起こる拍手であったり、盛り上がりであったりを直接感じることが出来るのが本当に幸せだなと思っています」と語り、「稽古場では絶対味わえない、作品に携わる方の全員の結果が出たんだと感じることが出来るんです。そういう意味でも物凄い反響を日々感じていた公演だったと思います」としみじみ。またこれから迎える大阪公演については、「劇場が変わるので、演出的なところでまた変わって行くところはあると思いますが、僕は拡樹君に対する悪戯を毎回変えていますね(笑)」と崎山さん。鈴木さんは、「今作で一番大切にしているのが怒涛のように吹く風のごとく流れていくストーリーなので、この東京公演で付けた勢いをそのままに、大阪でより暴れさせてやろうかと意気込んでいます」と話している。なお、本舞台の大千穐楽公演の模様は、ライブビューイングのほかTV生中継も決定しており、鈴木さんは「新しい挑戦としてお客さまにも楽しんで観てもらいたいですね」と話し、崎山さんも「自分にとっても凄く新鮮事で、より遠くに届けるという意識を持ちながら最後まで突っ走っていきたと思いますのでよろしくお願い致します」とメッセージを寄せている。舞台「煉獄に笑う」大阪公演は9月8日(金)~10日(日)森ノ宮ピロティホールにて上演(全5回)。舞台「煉獄に笑う」は9月10日(日)17時~CSテレ朝チャンネル1にて生中継。(cinemacafe.net)
2017年09月04日女優・山下聖菜(18)にとって、7月の取材記事で「運命を切り開く、その先の舞台」と紹介した『遠い夏のゴッホ』。その翌月、彼女は早くも次のステップへと進んでいた。原作は、唐々煙の人気漫画『煉獄に笑う』。戦国乱世の琵琶湖で蘇るといわれる伝説の化物「大蛇(おろち)」の絶大な力を、武将たちが追い求める。織田家家臣・羽柴秀吉の命を受け、大蛇に繋がる髑髏鬼灯(どくろほおずき)の謎に挑む石田佐吉。大蛇に関わりがあるとされる曇(くもう)神社八代目当主・芭恋、阿国を巻き込んで、織田家の対抗勢力、伊賀・百地家当主・百地丹波と争う。山下は、この丹波に仕える怪力少女・百地桜花を演じる(東京公演:サンシャイン劇場8月24日~9月3日/大阪公演:森ノ宮ピロティホール9月8日~10日)。今年5月の主演舞台『幻想奇譚 白蛇伝』で、「運命を切り開く」と言い放った山下。奇しくも同じ「蛇」がテーマの本作は、初舞台の演出を手掛けた西田大輔氏との再会という縁も引き寄せた。8月25日、ゲネプロを終えたばかりの山下の表情は以前にも増して引き締まって見えた。――ブログには頻繁に睡眠について書かれていました。それだけ体力面が重要な作品なんですね。そうなんです。自分では気づかない内に疲れが溜まっている時があるみたいで。もともと睡眠は浅い方で途中で起きたりするタイプなんですけど、この作品の稽古後は本当に起きなくて(笑)。稽古は約1カ月間、昼から夜まで1日10時間もあったり。口元のマスクの息苦しさもだいぶ慣れたんですけど、汗びっしょりです(笑)。――山下さんが演じる百地桜花は二刀流の怪力少女。刀を操る上での苦労はありましたか。片手で2本を持つシーンもあるので、腕が鍛えられています。二刀流よりも、相手との呼吸を合わせる方が大変でした。――曇阿国役の前島亜美さんとの戦うシーンが多いですね。前島さんも扇子と刀で戦う役なので、お互いに"二刀流"状態。前島さんはたたずまいがとっても美しい方で、私よりも1つ年上の先輩です。お稽古の合間に一緒のシーンを確認したくて、「お願いするしかない!」と心に決めてお声掛けしたら、笑顔で「ぜひ!」と言ってくださいました。――その一言に救われたわけですね。そうですね。本番直前も「一度だけお願いします!」と付き合ってくださいます。――今日のゲネプロでは、キレキレの動きでしたよ。ありがとうございます。でも、まだまだです。全体的な熱量もこれからどんどん上がっていきますし、置いていかれないように自分自身もきちんと高めていきたいです。――桜花は孤児で、伊賀の三大上忍の一家である百地家の当主・丹波に拾われた少女です。出身が伊賀ではないため桜花は肌や髪の色が異なり、劣等感を抱いています。どのような役作りを行ったんですか?漫画を読んで参考にしたんですが、桜花はほとんど表情が変わらないキャラクターなので、セリフも抑揚をつけるタイプではないのかなと。そのあたりの塩梅が分からなくて、最初は表情をあまりつけていなかったんですが、(演出の)西田(大輔)さんから「もうちょっと気持ちを入れても大丈夫」と言われたので、稽古でそのあたりを探っていきました。――今回の舞台を通して、役者としてどのような成長につながると感じていますか?本格デビュー作となった舞台(15年の『NEW WORLD』)を演出されたのが西田さん。「帰って来ることができた」というか自分の原点となる方なので、こうして作品で再会するのが目標でした。――成長した姿を見せる場という意味も持つと。その分、緊張しますね(笑)。最初にご一緒してからの2年間、舞台を観にいかせていただいたりしてお会いする機会はありました。今回、あらためて演出していただいて、「大人っぽくなったね。でも、ふとしたところは変わらない」と(笑)。――2年ですからね(笑)。演技の面では?デビュー作ということもあって、前回はいっぱいいっぱいでした。それ以降、いくつか舞台を経験させていただいて、当時より細かく指導していただいているので、責任も感じつつ、そうやって言っていただけるうれしさも感じています。2年という時間は、私にとても大切だったことが分かりました。――今年4本目の舞台で、10月にはもう1本控えています(『ポセイドンの牙』東京・紀伊國屋ホール/10月13~21日)。舞台漬けの1年ですね。本当に幸せです(笑)。稽古も楽しい。最近は筋肉痛になるのも心地良くなってきて、今までと違う筋肉を使ってる実感があると、すごくうれしい(笑)。――そして、まずは『煉獄に笑う』ですね。見どころはたくさんあるんですけど、照明、映像、転換もすごく芸術的です。本当に目が2つあっても足りないくらい。同時に何かが起こっているので、ぜいたくを言えば1度だけじゃなく……2度、3度と観ていただきたいなと思います。(C)唐々煙/マッグガーデン(C)舞台「煉獄に笑う」製作委員会(C)引地信彦■プロフィール山下聖菜(やました・せな)1998年12月16日生まれ。福岡県出身。身長162センチ。A型。地元・福岡でスカウトされ、約2年のレッスン期間を経て2015年、演出家・西田大輔氏が手掛ける舞台「From Chester Copperpot」の『NEW WORLD』主演で本格デビュー。今年は、『SAFARING THE NIGHT/サファリング・ザ・ナイト』(ヒロイン)、『幻想奇譚 白蛇伝』(主演)、『遠い夏のゴッホ』(ヒロイン)、『煉獄に笑う』、『ポセイドンの牙』(ヒロイン)に出演。
2017年08月29日タレントの浅田舞が、舞台『煉獄に笑う』の公開ゲネプロに登場し、鈴木拡樹、崎山つばさ、前島亜美、中村誠治郎、浅田舞、吉野圭吾とともに取材に応じた。同作は唐々煙による人気作『曇天に笑う』の300年前を描いている。羽柴秀吉の命を受けて、300年に一度琵琶湖に蘇ると言われている大蛇につながる髑髏鬼灯の謎に挑む小姓・石田佐吉(鈴木)と、その謎の鍵を握る曇神社の当主である双子・曇芭恋(崎山)、曇阿国(前島)が戦いに巻き込まれていく。遊女かつ情報屋かつ陰陽師というキーパーソン・弓月を演じた浅田は、スケーターの身体能力を生かし何度も激しい殺陣を披露した。「2時間40分、有酸素運動をしているような盛りだくさんな舞台」と表し、「初挑戦となるんですけど、これまでに練習してきたことを全力で」と意気込んだ。浅田は腹筋もあらわになった妖艶な衣装に「腹筋出てますか? 良かったです」と安堵。「この1カ月間、丸1日運動に近いような稽古をしてきたので、だいぶシェイプアップできたかなと思います」と笑顔を見せた。主演の鈴木も「本当に堂々とされてましたし、一番最初にアクションシーンを見せていただいたときに回転が綺麗すぎて、『これがか!』と」と驚いた様子。「もともと表現者なので、役者ともまた違うアプローチで、華がある」と称賛した。妹の真央も観に来るかという質問については、「そうですね」と頷く浅田。「まだ今日は来ていないんですけど、ちょこちょこっときてくれるので、楽しんでもらえたらいいなと思っています」と語った。
2017年08月24日タレントの浅田舞が、舞台『煉獄に笑う』(8月24日~、東京・サンシャイン劇場ほか)で、本格的に女優に初挑戦することが2日、明らかになった。下乳を見せた肉体美あらわな衣装で、妖艶な遊女を演じる。これは、同名のコミックを舞台化するもので、戦国乱世に羽柴秀吉の命を受けた小姓・石田佐吉(後の三成)が、大蛇に関わりがあるとされる曇神社八代目当主・雲芭恋と阿国を巻き込んで、織田家の対抗勢力、伊賀・百地家当主・百地丹波との一戦を向かえるというストーリー。浅田は、遊女かつ情報屋の弓月役を演じ、下乳からヘソまでを見せた肉体美あらわな妖艶なビジュアルも解禁された。浅田は「初のセリフ有りの舞台で、今からドキドキですし、他のキャストの皆さんにご迷惑をかけないよう、頑張ります!」と意気込みをコメント。「原作がコミックで、その中の役を演じるのも初めてのことなので、良く作品を理解し、自分なりの弓月を作り上げられれば」と話している。同舞台は完売が続き、東京で2公演、大阪で1公演の追加公演が決定。東京公演は8月24日から9月3日まで全16回、大阪公演は森ノ宮ピロティホールで9月8日から10日まで全5回にわたって行われる。
2017年06月02日宝塚歌劇月組トップスター・龍真咲(りゅう・まさき)の退団公演となるロック・ミュージカル『NOBUNAGA-下天の夢-』、シャイニング・ショー『Forever LOVE!!』が、6月10日、兵庫・宝塚大劇場にて幕を開けた。宝塚歌劇月組公演『NOBUNAGA-下天の夢-』/『Forever LOVE!!』のチケット情報第一幕の『NOBUNAGA-下天の夢-』は、織田信長の生涯をロックテイストの楽曲で彩ったミュージカル。龍演じる信長が白装束をまとい、ひとりで『敦盛』を舞う冒頭のシーンから、赤い照明とロックな音楽にパッと切り替わり、羽柴秀吉役の美弥(みや)るりかを中心とする群舞で魅せる。音楽はもとより、ビジュアルも美しく、目で耳で楽しませてくれる。信長は龍が一度は演じてみたかったという人物。己を信じて前だけを見て突き進む信長と、そんな信長についていく者たちの姿が、龍のトップスター像と重ねて描かれ、信長が放つ言葉や、楽曲の歌詞にも投影されている。信長のカリスマ性、大胆さ、人を惹きつけるカッコ良さ…、龍の集大成にピッタリのキャラクターだ。トップ娘役・愛希(まなき)れいかは、信長の妻・帰蝶(きちょう)役。勝気な女性で、なぎなたを持って立廻りをする姿が勇ましい。信長へは愛情や尊敬の念を持ちながらも、故郷を滅ぼされた憎しみを潜ませ、バランスよく表現。次期トップスターの珠城(たまき)りょうはローマ出身の騎士・ロルテス役で、信長を滅ぼそうと計画する人物。龍から珠城へ、ふたりを繋ぐラストシーンの粋な演出が見どころのひとつとなっている。また、凪七瑠海(なぎな・るうみ)は知的で頭脳明晰な明智光秀をクールに、美弥は秀吉を明るく、時には野心をのぞかせながら好演。さらに、専科・沙央(さおう)くらまが足利義昭役で出演し、舞台の空気をピリッと締める重要な役どころを担っている。第二幕のショー『Forever LOVE!!』は、プロローグから壮観。ピンクの衣装をまとった男役がズラリと並んで踊る景色は迫力満点だ。さらに、愛希と娘役が加わった後、龍がひとりゴージャスな衣装で笑顔いっぱいに歌い上げる。夢と愛を持って走り続けてきた龍の心情を表す歌詞が、観る者の心をグッと掴み、その後も、龍はほぼ出ずっぱりで駆け抜ける。女役に扮した凪七、美弥、沙央とのダンス、大勢の仲間に見守られながら龍が光の中へと進んでいく演出など、サヨナラ公演ならではの見どころ満載だ。念願の役をイキイキと演じる芝居に、愛を込めて全身全霊で歌い踊るショー。龍真咲のラストステージは、輝きに満ちている。兵庫・宝塚大劇場公演は7月18日(月・祝)まで。また、8月5日(金)から9月4日(日)まで、東京宝塚劇場にて上演される。取材・文:黒石悦子
2016年06月17日歌舞伎俳優の尾上菊五郎が、2月の歌舞伎座・昼の部『通し狂言 新書太閤記』で初めて羽柴秀吉(木下藤吉郎)を演じる。吉川英治が書いた「新書太閤記」を原作にした舞台は、これまでも様々な俳優によって上演されてきたが、菊五郎は祖父の六代目菊五郎が初演し、度々演じていたことから、「絶対やりたいと思っていた」と念願であったことを明かした。歌舞伎座二月大歌舞伎 チケット情報今回の舞台では、初めて上演される場面も加わるが、そこには菊五郎のこんな思いがある。「昔原作を読んで、どこが面白いか、どこが劇的かを考えた時に、秀吉が皆をいつの間にか味方につけて難題を乗り越えていく、その発想の豊かさだったり、ひとたらしなところを出していきたいと思ったんですね。そういう魅力のある人をやりたいんです」テレビや映画、舞台など秀吉を採り上げた作品は数多あるが、菊五郎は「今回は、チョンと柝も入れて“歌舞伎風”にやってみたい」と話す。アイディアも色々あるようで、秀吉が織田信長の命を受け竹中半兵衛を口説きに行ったのに、結局秀吉の麾下になってしまう場面については「信長は最初は絶対許さないと思うんです。本当は自分の家来にしたかったのに、いきなり秀吉の家来になっちゃったら怒るでしょ?そういうところをやりたかったんです。大概は口説いたところで終わりですけど、それじゃあつまらない。“大逆転”をしたら舞台で面白いんじゃないかと思って」と見どころを語る。さらに、“中国大返し”では、「(急に戻ることになった訳で)ずっと(重たい)鎧を着ているはずがないから、素っ裸で陣羽織を着ようかなと思ったり。実際の秀吉はどうだったのか、当時を思っていろいろと考えました。脚本家とも細かく打ち合わせを重ねたようで、「一つひとつの場面を簡潔に、面白くしたいと思ってね。ところがその作業が大変で…」と新たに創作する苦労を語り、「台本が出来上がったのがつい最近で、膨大なセリフの量に泣かされてますよ。稽古にあとひと月欲しかったな。DAIGO君の言葉を借りると“KTO”。困った・とっても・覚えられない」と笑わせた。「二月大歌舞伎」は2月2日(火)から26日(金)まで、東京・歌舞伎座にて上演。チケット発売中。
2016年02月01日俳優の小栗旬が1月23日に、都内で行われた主演作『信長協奏曲(のぶながコンツェルト)』の初日舞台あいさつに出席。ドラマ、映画と約2年間にわたり、心血を注いだプロジェクトの“完結”に「ホッとしました」と安どの表情を浮かべ、「(演じた)サブローの長い旅が終わった」と感慨しきりだった。初日舞台あいさつ/その他の写真石井あゆみの大ヒットコミックを原作に、2014年に放送され人気を博したテレビドラマの劇場版。戦国時代にタイムスリップし、織田信長として生きることになった主人公・サブロー(小栗)と、かつて信長だった男・明智光秀(小栗二役)との最後の戦いを描く。本能寺の変を描くクライマックスでは、自身が演じるサブローと光秀が対峙するシーンがあり、「自分で見ても、『何だろう、これ』って(笑)。撮影中もどんな映像になるか、想像できなかったですし・・・」と本作ならではの苦労を振り返り、「映画として純粋に面白いものが仕上がった」と自信を示した。舞台あいさつには小栗をはじめ、共演する柴咲コウ、向井理、藤ヶ谷太輔、高嶋政宏、山田孝之、松山博昭監督が出席。信長の妻・帰蝶を演じた柴咲は、「サブローから『結婚式をあげよう』と言われるシーンは、自分でも『いいなあ』って。でも、帰蝶はツンデレなので、素直に喜べなくて歯がゆかった」と本音をコメント。一方、山田は光秀に復しゅうを誓う羽柴秀吉を演じ、「人の怨みって、怖いですよね・・・」と役柄を語った。壇上では、映画の封切りを祝し、“天下統一”の鏡開きが行われ、小栗は巨大金杯に並々と注がれた日本酒をゴクリ。「これは・・・、ヤバイですね。2度目の舞台あいさつ、大丈夫かな」と頬を赤らめていた。『信長協奏曲(のぶながコンツェルト)』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年01月23日「孝之と初めて会ったのはもう15~6年前かな。まだ当時は面識なくて、偶然吉祥寺の駅ですれ違ったんだけど覚えてる?」「僕が16歳くらい?旬くんはいまも昔も変わらず、ずっとふてぶてしいですけど(笑)」。そんな気さくな会話からも、厚い信頼関係がうかがえる二人。同世代を生き、日本のエンタメ界をけん引し続ける俳優・小栗旬と山田孝之が、タイムスリップ時代劇『信長協奏曲(のぶながコンツェルト)』で2年ぶりの映画共演を果たした。人気コミックをアニメ、ドラマ、実写映画で一挙に描く壮大なプロジェクト。小栗さんが戦国時代へタイムスリップし、自分と瓜二つの織田信長として生きる高校生・サブローを、山田さんが信長への復讐を誓う羽柴秀吉を演じている。信長の死という避けられない史実、そして「戦のない世を作りたい」という願いとは裏腹に敵を討たなければならない信長=サブローの矛盾や葛藤にスポットをあてた劇場版。軽妙なタッチで視聴者を楽しませたドラマから一転、シリアルな空気が張りつめる。「“本能寺”に向けて、怒とうの展開ですからね。本当はもう少し家臣とふざけていたかった(笑)。サブロー本人も戦国時代に長く居すぎたせいで、居場所がなくなりつつあって」と小栗さん。一方、山田さん演じる秀吉の野心は膨らみ続ける。「秀吉は役作りも含めて、ドラマの頃から一貫していますね。村を焼かれ、家族を殺され、復讐心だけを胸に織田家に入り込んだ秀吉ですが、信長の命だけでは飽き足らず、天下も取ってやろうと…。今回の映画では、そんな野心が最終段階に入ったと思います。ドラマから追ってくれたファンの皆さんなら、秀吉の息づかいや一瞬の目の動きにこめた意味に気づいてくれるはず」とアピールする。過去には映画『クローズZERO』シリーズでの共演も鮮烈な印象を残しており、「僕ら、役柄の上ではいつも、いがみ合っていますからね」(小栗さん)。今回はお互いにどんな印象を抱いたのだろうか?小栗さんは「僕は純粋に、山田孝之のファンです」と断言。「すごく良い距離感で仕事ができるパートナーだし、お互いに別の現場を経験し、久々に会うと『あっ、少し芝居のやり方を変えてきたな』って感じることもある」と絆の深さは格別。さらに「昔はこの人、現場で誰とも話さない雰囲気を出していたから(笑)。いい意味で、役に入り込んでいたと思うけど、いまはもっとフラット。初対面の印象に比べると、『人に歴史あり』だなって」。これには山田さんも「そう?」と照れ笑いを浮かべ、「当時は単純に“ガキ”だったし、人生を楽しめない自分がいたのは確か。でも、環境の変化もあって『楽しむには結局、自分が変わらないとな』って思えるようになった」と本音を明かす。デビュー以来、10年以上の歳月を“若手実力派”として走り続け、ともに充実の30代を迎えている小栗さんと山田さん。俳優としての円熟味はもちろん、作品づくりそのものへの関わりもより深くなっている。例えば、小栗さんは脚本の段階から、スタッフと活発な意見交換を行い、「戦乱の世において、戦いたくないけれど、平和な世の中を作るために戦は避けられないというサブローの葛藤をどう描くか、という点について度々議論を重ねた」のだとか。「やりたいことがあり過ぎて、時間が足りない!」と山田さんもモノづくりへの強いこだわりを示す。「30代になって、ようやく現場の皆さんと対等に話せたり、意見を交換したりできるようになった。そうするとコネクションも幅広くなるし、芝居以外の表現…例えば『映画を作りたい』って思いがあれば、実現できる可能性もゼロじゃない。どんな題材で、どう予算を集めるか?そういう具体的なことも、いまならリアルに考えられますからね」。(photo / text:Ryo Uchida)
2016年01月20日今回で第30回目となる「姫路城観月会」が姫路城三の丸広場で9月30日(日)に開催される。時間は17:00~21:00まで。雨天の場合は10月1日(月)に延期となる。三の丸広場に設けられた特設ステージで、箏曲や津軽三味線演奏、市民合唱団、剣詩舞、歌謡詩舞、和太鼓演奏のパフォーマンスを見ることができる。また、グルメブースでは姫路・播州の地酒や月見団子、千姫弁当、揚げかまぼこ、姫路おでんが販売される。お茶席、月の観測コーナーなど、月見のコーナーも充実している。姫路城は南北朝時代に赤松貞範が建てたとされるが、現在のような城郭ではなく、とりでのようなものだったと言われている。その後、羽柴秀吉が城主だった時期を経て、池田輝政の時代になり、現在のような美しい城郭となった。建築物は国宝、重要文化財、城跡は国の特別史跡に指定されており、1993年にはユネスコ世界遺産にも登録された。国内はもちろん、世界的にも重要な史跡だ。現在はその保存のため「平成の大修理」が行われており、天守閣は工事用のやぐら(天空の白鷺)にすっぽりと覆われている。観月の宴の歴史は古く、日本では平安時代あたりから貴族社会で広まった。舟遊びで水面、または盃(さかずき)に月を映して楽しんだと伝わる。また、月に関する催しも多い。十五夜はもちろん、十三夜、月待ち講と言われる行事では、他に十六夜、十九夜、二十二夜、二十三夜もある。一晩中月を拝んだり、お経をあげたりしたと言われている。「観月の会」では日本古来の行事と歴史ある姫路城、そして伝統の音楽との融合を楽しむことができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月22日今回で第30回目となる「姫路城観月会」が姫路城三の丸広場で9月30日(日)に開催される。時間は17:00~21:00まで。雨天の場合は10月1日(月)に延期となる。三の丸広場に設けられた特設ステージで、箏曲や津軽三味線演奏、市民合唱団、剣詩舞、歌謡詩舞、和太鼓演奏のパフォーマンスを見ることができる。また、グルメブースでは姫路・播州の地酒や月見団子、千姫弁当、揚げかまぼこ、姫路おでんが販売される。お茶席、月の観測コーナーなど、月見のコーナーも充実している。姫路城は南北朝時代に赤松貞範が建てたとされるが、現在のような城郭ではなく、とりでのようなものだったと言われている。その後、羽柴秀吉が城主だった時期を経て、池田輝政の時代になり、現在のような美しい城郭となった。建築物は国宝、重要文化財、城跡は国の特別史跡に指定されており、1993年にはユネスコ世界遺産にも登録された。国内はもちろん、世界的にも重要な史跡だ。現在はその保存のため「平成の大修理」が行われており、天守閣は工事用のやぐら(天空の白鷺)にすっぽりと覆われている。観月の宴の歴史は古く、日本では平安時代あたりから貴族社会で広まった。舟遊びで水面、または盃(さかずき)に月を映して楽しんだと伝わる。また、月に関する催しも多い。十五夜はもちろん、十三夜、月待ち講と言われる行事では、他に十六夜、十九夜、二十二夜、二十三夜もある。一晩中月を拝んだり、お経をあげたりしたと言われている。「観月の会」では日本古来の行事と歴史ある姫路城、そして伝統の音楽との融合を楽しむことができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月20日熊本県立美術館、本館2階展示室で加藤清正生誕450年記念展が9月2日まで開催されている。加藤清正は1562年に尾張で生まれ、羽柴秀吉(のちの豊臣秀吉)と縁戚関係であったため秀吉幕下となる。その後、本能寺での織田信長の死後、秀吉が柴田勝家と対立するに及び、秀吉側の武将として活躍し、賤ヶ岳(しずがたけ)合戦では、賤ヶ岳七本槍の一人として名を上げた。その後、佐々成政の後を継いで侍大将から一気に肥後19万5千石の領主となる。新田の開発、治水、貿易などの事業を行い、戦で荒れ果てた肥後の国を豊かにし、領民から愛される領主だった。もともと「隈本」と書かれていた地名を「熊本」としたのも加藤清正だ。熊本県立美術館では、武芸に秀で、領民からも愛された加藤清正ゆかりの品が一堂に展示される。中でも加藤清正のトレードマークとされる「片鎌槍」(東京国立博物館所蔵)は、戦で槍の片側が損傷したものをその後も愛用したという品だ。また、清正が賤ヶ岳七本槍として活躍した「賤ヶ岳合戦図屏風」(大阪城天守閣所蔵)、「加藤清正坐像」(名古屋市秀吉清正記念館所蔵)を始めとする16世紀から近代に至る貴重な品々を見ることができる。開館時間は9:30~17:15まで(入館は16:45まで)。月曜日は休館日だが、8月13日(月)は臨時開館。また、27日(月)は「障がいのある方々の鑑賞デー」として開館する。ただし、開館時間は10:00~16:30(入館は16:00まで)となる。展示品保護のため、会期中に展示替えを行うので注意が必要。●アクセス JR熊本駅から熊本城周遊バスで「熊本城二の丸駐車場」下車、徒歩3分 JR/熊本電鉄上熊本駅からタクシーで10分 バスの場合は交通センターバス停から歩いて15分、またはセンターで乗り換え、熊本城周遊バスで「熊本城二の丸駐車場」下車、徒歩3分 市電「熊本城・市役所前」または「花畑町」下車、徒歩15分 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月08日『ステキな金縛り』で2011年実写映画ナンバー1ヒットを記録した三谷幸喜監督が早くも新作映画『清須会議』を製作し、来年秋に公開することを発表した。その他の写真『清須会議』は、三谷監督が本日発売する同名小説が原作。本能寺の変で織田信長が没した後、彼の跡取りに名乗りをあげたふたりの男の息つまる頭脳戦を描く。老将・柴田勝家と後に天下を統一する羽柴秀吉が、壮絶な駆け引きを展開する本作は、ふたりの他にも歴史の名将たちが次々に登場し、会議場で“歴史が動いた”瞬間を描くという。キャストは今後発表されるが、三谷監督は小説執筆時は「柴田勝家をショーン・コネリー、秀吉は若かりし頃の緒形拳」とイメージしていたそうで、映画版ではどのような俳優がキャスティングされるか気になるところだ。また、美術監督の種田陽平氏が清須城下町を現代に甦らせるべくロケセットを作り出すなど、大規模な製作体制が敷かれており、今年11月より撮影を開始し、来年秋の公開を予定している。『清須会議』2013年秋公開
2012年06月27日興行収入60.8億円という大ヒットを博した『THE 有頂天ホテル』や昨年の邦画No.1を記録した『ステキな金縛り』など、大ヒット喜劇を送り出し続ける三谷幸喜監督が、昨年から続く自身の“生誕50周年感謝祭”の締めくくりとして、本日6月27日(水)発売となる自身著の小説「清須会議」を同名映画化することが決定!本作は、三谷監督の映画作品史上、初の時代劇であり、初の小説の映画化作品となる。天正10年、本能寺の変で織田信長が命を絶った後、彼の跡取りに名乗りを上げた2人の男。老将・柴田勝家と、後に天下を統一する羽柴秀吉。清須城を舞台に、2人の人生を賭けた頭脳戦が交わされる。これが日本史上、初めて会議の席上で歴史が動いた「清須会議」。勝家、秀吉を始め、歴史に名を残した猛将たちのそれぞれの思惑をモノローグ式に、その全貌が三谷監督ならではの人間喜劇としてコミカルに描かれる。原作となる小説は、三谷監督にとっては実に17年ぶりとなる小説で、これが発売される6月27日は奇しくも歴史上、清須会議が行われた日と旧暦で同日。映画では小説とは異なるアプローチで、登場人物“全員”が騙し騙されるさまを描いていくという。『ザ・マジックアワー』では架空の港町が東宝スタジオに作り上げられたが、本作では、それを上回る大規模となる城下町のセットを美術担当の種田陽平と共に制作する予定だ。また、毎度その豪華キャスティングで挑む三谷作品。現時点では未発表だが、「『清須会議』は群像劇であり全員が主役。日本映画・演劇界を代表する“信じられないくらい”豪華キャストに出演していただきます」と三谷監督が語る通り、今回も当然、豪華キャストの集結が期待される。ちなみに、小説執筆時のキャスティングイメージは、柴田勝家=ショーン・コネリー、秀吉=若かりし頃の緒形拳とのことだが、その采配やいかに?本作の撮影は今年11月にクランクイン、2013年秋の公開を予定している。『清須会議』は2013年秋、全国東宝系にて公開。■関連作品:清須会議 2013年秋、全国東宝系にて公開
2012年06月27日