イラストレーター&漫画家のフカザワナオコさんによる、アラフィフ女子の日常を描いたマンガ。今回は、フカザワさんが血管について「なるほど!そういうことか」と納得した例えについてお届けします。血管って見えないし、イメージにしにくいこれまで血管について、全然気にしたことがなかったフカザワさん。健康に関するネット記事をあれこれ見ていたら……。45歳を過ぎたぐらいから小さな不調が出るようになって、健康にも気を付けるようになったのですが、血管のことって全然気にしたことがなかったなーと。ちょっと前にいつものように健康に関するネット記事をあれこれ見ていたら、血管についての記事がたまたま続きまして。50歳を過ぎたら血管も詰まりやすくなるから気を付けましょう! みたいなことが書かれていたのですが、その時点ではあんまりピンと来なかったのです。血管って見えないし、イメージにしにくいなと。でも、血管を水道管に例えて説明している記事もたくさんあって、50年以上使われた水道管は中もボロボロで汚れもたまっているし詰まりやすいけど、血管もそれと同じっていうことだそうで……。それまで意識もしたことなかった血管だけど、長年使い込んだ水道管をイメージしたら「なるほど、そういうことなのか……!」と、理解度が一気に増しました。わかりやすい例えって大事!アジやマグロ、大豆製品を食べようそんなこんなで50歳の私の血管がどれだけ年季が入っているのかもなんとなくわかったので、血管が詰まることで起こる病気についても調べてみたのですが、脳の血管が詰まったら脳梗塞だし、心臓の血管が詰まったら心筋梗塞っていうことなのだそう。血管の健康って、本当に大事なんだな……。そんな血管の詰まり予防に効果的な食べ物といえば、アジやマグロなどの魚や、豆腐や納豆といった大豆製品や、緑黄色野菜なのだそうです。大豆製品や野菜は結構食べているほうだと思うけど、アジとかマグロはあんまり食べてないかもなー。あとはやっぱりすべての健康の基本だけど、規則正しい生活や適度な運動も大事なのだそう。今まで自分の血管がどんな状態かとか気にしたこともなかったしイメージもできなかったけど、これを機に食事や生活習慣に気を付けていかないといけないなと思いました。血管のことを考えるようになるなんて、自分も年を重ねたなって実感しますね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/菊池大和先生(医療法人ONEきくち総合診療クリニック理事長・院長)地域密着の総合診療かかりつけ医として、内科から整形外科、アレルギー科や心療内科など、ほぼすべての診療科目を扱っている。日本の医療体制や課題についての書籍出版もしており、地上波メディアにも出演中。著者/フカザワ ナオコ(50歳)イラストレーター&漫画家。コミックエッセイを主に描いている。2023年9月27日に新刊『もうすぐ50歳、調子のいい日がほとんどありません』(1540円/幻冬舎)が発売。絵日記ブログ「ひとこま作者」を日々更新中。 Instagram:@fukazawanaoko1973
2024年04月08日株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2024年1月17日に『子育てを変えれば脳が変わる――こうすれば脳は健康に発達する』(成田 奈緒子著/税込1,100円)を発売します。小児科医・医学博士・公認心理師の著者は、親子支援事業「子育て科学アクシス」を主宰しています。そこでの気がかりは、子どもの成長や発達の不安を訴える利用者の多くが早すぎる教育や多すぎる習い事など「脳が育つ順番に沿わない子育て」をしていることです。本書は、子どもの脳科学研究と臨床経験が導き出した、科学的に正しい「子どもの脳育て」のテキストです。「早寝早起きさえ習慣づけられれば、あとは楽」というシンプルなセオリーに基づいて、心が折れない子、学びが好きな子になる育て方を解説します。■脳育ての3段階を守れば、子どもはのびやかに成長する子どもの脳は、赤ちゃん期~幼児期(5歳ころ)の「からだの脳」、学童期(6~8歳)以降の「おりこうさんの脳」、10歳以降の「こころの脳」と、3つの段階を踏んで発達します。しかし、第一段階の「からだの脳」を育てる期間に詰め込み型・暗記型の教育がなされると、「致命的な脳の成長の遅れが出ることがある」と成田氏は述べます。子育てでは、第一に生命の維持に欠かせない機能を司る「からだの脳」をしっかり育て、その次に、計算や読解、意志伝達など司る「おりこうさんの脳」を、そして最後に他者を思いやる「こころの脳」を、という順に沿って育てることが、健康な脳の発達のためには大事だというのです。■「からだの脳」に生活リズムを沁み込ませる方法を紹介「からだの脳を育てるには、早起きをする、規則正しく食べる、早く寝るを、ひたすら毎日繰り返し、リズムを身体に沁み込ませることが大事」だとして、著者は「5歳までは夜8時に寝る生活を徹底する」「朝6時台を目標に起床時間を早めていく」「同じ時間に3度のごはんを食べるようにする」と、その方法を具体的に紹介します。またそのとき親にとって重要なのは、「家事は翌日の朝に回してでも早く寝るなどして、親も生活リズムを整えること」、そして「早くから子どもに勉強の類を身に付けさせたいという思いをぐっと我慢すること」だと著者は述べます。自身、ワンオペ育児で子どもを育てあげた著者の「この時期さえ乗り切れば、もう根性は要りません。子育ては、後になるほどラクで、楽しくなる」の言葉は、子を持つすべての親への応援メッセージとなっています。【本書でとりあげる脳育てのポイント】●5歳までは、11時間以上の睡眠が必要●早いうちからの習い事は必要ない●学童保育より「鍵っ子」がベター●「家族のルール」を決めて、必ず守らせる●「褒める」より「認める」■『子育てを変えれば脳が変わる』について【著者】成田 奈緒子(なりた・なおこ)小児科医・医学博士・公認心理師。子育て支援事業「子育て科学アクシス」代表。文教大学教育学部教授。1987年に神戸大学医学部を卒業後、米国ワシントン大学医学部や筑波大学基礎医学系で分子生物学・発生学・解剖学・脳科学の研究を行う。臨床医、研究者としての活動も続けながら、医療、心理、教育、福祉を融合した新しい子育て理論を展開している。著書に『「発達障害」と間違われる子どもたち』(青春新書インテリジェンス)、『高学歴親という病』(講談社+α新書)などがある。■書誌情報タイトル:子育てを変えれば脳が変わるサブタイトル:こうすれば脳は健康に発達する著者:成田 奈緒子定価:1,100円(税込)判型製本:新書判並製発売日:2024年1月17日ISBN:978-4-569-85617-9発売元:株式会社PHP研究所子育てを変えれば脳が変わる | 成田 奈緒子著 | 書籍 | PHP研究所 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年01月10日ヒートショックとは、急激な温度変化の影響で、血圧や心拍数が大きく変化し、血管や心臓の疾患が生じることだ。軽度であれば、めまいや立ちくらみですむが、最悪の場合、心筋梗塞や脳卒中、大動脈解離などの引き金となり、命取りになることも。ヒートショックが起きやすいのが、冬場の脱衣所や浴室。厚労省の発表では、ヒートショックが原因と思われる入浴中の死亡は、年間約1万9千人。なんと、交通事故死より多いという。「寒くなる冬場は、入浴前に浴室を暖めるなどの対策と同時に、体の内側からヒートショックを予防することも大切です」そうアドバイスするのは、管理栄養士の小原水月さん。そこで小原さんに、ヒートショックを防ぐ食材を使った冬の温かスープレシピを紹介してもらおう。■ごぼうと豚肉の塩スープ1. ごぼう50g(4分の1くらい)をささ打ち(平たくスライス)する2. 豚こま切れ肉50gを細切りにして1と鍋に入れ、中火で炒める3. 肉の色が変わったら、水200ml、塩小さじ2分の1くらいを入れる4. 沸騰してから7分くらい煮る。味見をして物足りなければ塩を足す「ヒートショックを防ぐには、血管をしなやかに保ち、高血圧や動脈硬化を予防してくれる食材を取り入れましょう。とくに冬が旬のごぼうには、抗酸化作用のあるポリフェノールの一種“クロロゲン酸”が豊富に含まれているので、これからの季節はオススメです」(小原さん、以下同)ごぼうを水につけておくと茶色いアクが出るが、あの茶色成分が“クロロゲン酸”だ。「クロロゲン酸は、体内で発生した活性酸素によって傷つけられた血管内部のダメージを修復し、血中の脂肪の酸化を防ぐ働きをしてくれます」ごぼうと一緒に合わせる豚肉にも、こんな効果が。「豚肉に含まれている良質なタンパク質には、流れやすい血液をつくる作用があるほか、強くしなやかな血管をつくる細胞のもとにもなっています。また、豚肉の脂肪部分には“ステアリン酸”という脂肪酸が含まれており、善玉コレステロールを増やす一方で、血管内の余分なコレステロールを排出する働きも担ってくれる優れものです」ダイエット中でも、多少の脂身は摂取するのがよいという。■春菊と卵のお味噌汁1. だし汁200mlを鍋で沸かして、大さじ1杯の味噌を溶く2. ざく切りにした春菊50g(3本くらい)を1に入れ一煮立ちさせる3. 2に溶き卵(1個分)を優しく入れる。卵が固まりすぎないようにする「春菊には、βカロテンが豊富に含まれていて、体内に入ったときに強い抗酸化作用をもつビタミンAに変わります。このビタミンAが血管にコレステロールが詰まるのを防いでくれます。さらに、血管を広げる作用のあるビタミンEも含まれているので動脈硬化を防ぐには最適の食材といえるでしょう」加えて、春菊特有の“香り”には、リラックス効果を高めて副交感神経を優位にする効果も。「“アルファピネン”という成分が香りの正体です。リラックスすると、末端の毛細血管まで拡張され、体の隅々まで血液が行き渡ります。これにより、急な血圧の上昇を防いでくれるのです」また、スープの最後に投入する卵も、言わずと知れた栄養満点の食材だ。「良質なタンパク質源であることに加え、卵黄には“レシチン”とビタミンEが含まれているので、強い抗酸化作用や、血管を正常に保つ役割が期待できます。 また、卵白に含まれる“システイン”にも、悪玉コレステロールを減らす作用があるので、動脈硬化を防いでくれるのです」卵を食べるとコレステロールが増える、と敬遠されていた時期もあったが、「卵を食べたほうが血中のバランスが整いやすい」という。■長ねぎと鮭の中華スープ1. 200mlの水に、鶏ガラスープの素大さじ1杯を入れる2. 塩鮭1切れを一口大に切ったものを1の中に水の状態から入れて煮る3. 2が煮立ったら長ねぎ10g(半分くらい)を斜め薄切りにして入れて一煮立ちさせる「長ねぎに含まれている“硫化プロピル”という辛味成分には、コレステロールの代謝を促す作用が。また、傷ついた血管の内側を修復してくれるので、血栓の予防効果も期待できます」玉ねぎにも同様の成分が入っているので、好みに応じて長ねぎを玉ねぎに替えてもいい。さらに、合わせて入れる鮭にも、“アスタキサンチン”という強い抗酸化作用のある物質が含まれる。「アスタキサンチンは、血管の酸化を防いで若返らせる効果があります。また、鮭の脂分に含まれているDHAやEPAなどの脂肪酸には、血中の中性脂肪やコレステロールを減少させる働きがあるので、鮭はヒートショックを防ぐ優等生の食材です」食材選びに迷ったときは、緑黄色野菜を多く取るとよいという。色の濃い野菜には、抗酸化成分が多く入っているからだ。こうした食材を摂取することで、体の内側からヒートショックを防ぐ効果が期待できる。しかし「必ず、ご飯も一緒に食べてほしい」と、小原さん。「ご飯を一緒に食べることで、摂取した食材の栄養素が生かされ、実際に血液をサラサラにしたり、血管の内側を修復したりする効果を発揮できるからです」いわば、ご飯は食材の栄養素を働かせる“電力”のような存在なのだ。このような食材を取り入れて、体の内側からヒートショックを防ごう!
2023年12月25日体に異常を感じても、婦人科へ行くのは勇気がいるもの。ついつい後まわしにしてしまう方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Aさんの場合……卵巣嚢腫が5センチできてました。気づいたのは中学1年生の時。自覚症状はこれといってなかったのですが、お恥ずかしい話、やけにげっぷが多く出るので合唱部だったこともあり「呑気症かな」と思って小児科を受診したところ、CTを取るように勧められ、そこで腫瘍が見つかりました。どんな治療を受けましたか?腹腔鏡手術でお腹に3箇所穴を開け、腫瘍のみ摘出してもらいました。卵巣ごと取るという選択肢もありましたが、将来の妊娠のことも考え、中身だけ残すということになりました。信頼できるお医者さんを調べ、安心できるところで手術してもらうのが良いと思います。入院期間は1週間くらいです。恥ずかしがらずに、病院で受診することをおすすめします!このエピソードに読者は『ゲップから卵巣嚢腫がわかるなんてすごいです。でも、普通はわからないので少し怖いなと思いました。』『中学一年生でこれはショックだと思います。仮に自覚症状が出ていても、個人差の範囲内だと思ってしまいそうですし。合唱部じゃなかったらもっと発見が遅れてそうですし、原因がわかって良かったですね。』『ゲップが出ることが婦人科系疾患につながるなんて思いもよらないと思うので、しっかりと治療できてよかったと思いました。』など、さまざまなコメントが多く寄せられました。違和感があるときは早めに婦人科へ中学生の頃に、げっぷの回数に違和感を覚え病院を受診し腫瘍を見つけたAさん。もし体に違和感があったら、ためらわずに婦人科を受診してみましょう。皆さんも、違和感を覚えたときは早めに婦人科で受診してみてくださいね。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年12月01日生理痛の度合いは月によって違うという方もいらっしゃいます。なかには、その“変化”は婦人科疾患が原因だった方もいるようで……。そこで今回は、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Kさんの場合……当時46歳の時に生理痛がいつもよりひどく、下腹部の違和感もありました。元々体型は痩せ型。しかし、下腹部のあたりが、少し膨らんでいるような気がしました。婦人科を受診するのは抵抗はありましたが、ネットでいろいろ調べて不安だったので受診することに。子宮筋腫でした。どんな治療を受けましたか?まだ3センチと小さいので治療はしていませんが、経過観察で半年に1度、検査を受けに婦人科に通っています。母親が子宮頸がんだった事もあり、他の婦人科疾患も調べてもらったら安心できるので、通院を続けています。世の女性陣へ伝えたいことは?40代後半になると生理も不順になったり、ホルモンバランスの崩れから体調不良になったりします。しかし、「いつもと違う」と自分で気づく事ができたら、すぐに受診するのをおすすめします。このエピソードに読者は『早いうちに気が付けてよかったです。今後も油断せずに定期的に診察を受け、様子を見た方が良さそうですね。』『年齢にかかわらず女性疾患へのアンテナを高くしておかなければいけないのだと思います。』『自分も生理の症状の重さが毎月のように違うので、この方のように違和感に気づけるのはすごいと思いました。下腹部の膨らみなども自分なら見逃してしまいそうです。常に自分自身の体の変化をチェックしておくことの大切さを感じます。』など、さまざまなコメントが多く寄せられました。違和感があるときは早めに婦人科へKさんの場合は、ひどい生理痛に加え、下腹部に違和感を覚えて婦人科を受診した結果、子宮筋腫であることが判明しました。気になることや不安なことがあれば早めに受診することで、早期発見だけでなく不安を和らげることにもつながります。皆さんも「生理痛が重くなってきた」「下腹部が張る」など違和感を覚えたときは、早めに婦人科を受診してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけのお話」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年11月27日体に異常を感じても、婦人科へ行くのは勇気がいるもの。受診することを、ついつい後まわしにしてしまう方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Uさんの場合……20代後半に市の助成で子宮がん検診を受けたとき、初めて子宮筋腫があることを知りました。特に症状がなかったため様子見となりましたが、30代後半になると経血量が増え、貧血もひどくなりました。ここ数年婦人科を訪れていなかったことを反省し再検査を受けると、子宮筋腫が増えていて、なおかつ大きくなってることが判明しました。どんな治療を受けましたか?治療の選択肢としては、閉経まで鉄剤を服用する対処療法と筋腫自体を取る方法がありました。私の場合、鉄剤の錠剤が体質的に合わず、筋腫を取る方法を選択。疑似的に閉経状態にする薬を1ヶ月半飲んで筋腫を小さくし、その後腹腔鏡手術で取り除きました。世の女性陣へ伝えたいことは?まずは何か違和感があれば婦人科で受診することをおすすめします。子宮筋腫の治療について、私は最終的に筋腫だけを取る方法を選びました。手術後、経血量が減り、かなり楽になりました。生活の質には大きな影響を与えるので、自分の子宮の状態を把握し、適切な対策をすることが大切です。このエピソードに読者は『自分も子宮筋腫の怖さを知っており、経験もあるので取り除くまではしなくても自分は薬でなおしましたがやはり何かあったら直ぐに見て貰わないといけません。結構怖いですし、遅くなればなるほど酷くなってきます。』『子宮筋腫でも症状が無ければ様子を見る事があるのをはじめて知りました。』『私も長く検診を受けていないので、手遅れになる前にまた受けに行かなくてはいけないと思いました。』など、さまざまなコメントが多く寄せられました。違和感があるときは早めに婦人科へ子宮筋腫が判明したUさん。このくらい大丈夫と軽く捉えず、違和感を覚えたときは早めに婦人科で受診してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年11月26日体に異常を感じても、婦人科へ行くのは勇気がいるもの。受診することを、ついつい後まわしにしてしまう方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Gさんの場合……20代の頃におりものの量が多く、かゆみがあったので、婦人科で受診しました。当時2歳だった長男が突発性発疹になり、私自身も疲れがたまっていた頃でした。診察の結果、膣カンジダと判明しました。先生に勧められ、子宮頸がんの検査も同時に受けたところ、「子宮頸がん高度異形成」の可能性もあるので、大きな病院で手術をした方がいいということでした。どんな治療を受けましたか?日帰り入院の手術を受けました。異常のある組織をレーザーで切り取る「円錐切除術」という手術でした。数十分で終わる手術とは言え、とても緊張していたことを覚えています。切り取った組織は子宮頸がんではなかったので、経過観察となりました。半年ごとに子宮頸がんの検査を受けていますが、その後再発はしていません。世の女性陣へ伝えたいことは?子育てをしていると自分のことは後まわしにしてしまいがちですが、「おかしいな」と感じたら病院で受診してください。子宮頸がんは、早期に発見できれば私のように完治できます。無料で検診を行っている自治体もあります。また、疲れが溜まっていたり睡眠不足だったりすると、自己免疫力が低下してウイルスを排除することができないので、規則正しい生活がとても大切だと実感しています。私も、疲れているときは家事を後まわしにして、子どもと一緒に寝るようにしています。自分を大切にして、不安なことがあったらすぐに身近な人や病院の先生に相談してみてください。注意事項カンジダ膣炎は、性行為によってうつる疾患ではありません。カンジダ菌は女性の膣の中に常にいる常在菌で、ストレスなどの免疫低下に伴い増殖することで発症し、75%の女性が生涯で少なくとも1回は罹患するといわれています。誘因としては、抗菌薬内服後が最も多く、その他に妊娠、糖尿病、消耗性疾患罹患、化学療法、免疫抑制剤投与、放射線療法、通気性の悪い下着の着用、不適切な自己洗浄などがありますが、原因不明なこともあります。(産婦人科診療ガイドライン婦人科外来編」CQ107より引用)このエピソードに読者は『小さいお子さんがいるのに疾患が見つかり手術になったことはとても不安だっだろうなと思いました。』『おりものの量や痒みって、どのくらいまでが普通なのかわからないし、こういう体験談は大変勉強になります。やっぱり我慢せずにすぐに病院に行くことが色々な病気の早期発見に繋がるんですね。そして子宮頸がんの検査も……。タイミングは自分で作り早め早めに行動したいなと思いました。』『同じような感じになっても怖いので、ちゃんと自分の体を知ろうと思います。』など、さまざまなコメントが多く寄せられました。違和感があるときは早めに婦人科へおりものの量の多さやかゆみを感じたことがきっかけで婦人科を受診したGさん。違和感を覚えたときは早めに婦人科で受診してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年11月26日疾患は日常生活で気づきにくい場合もあります。中には、妊娠中の妊婦健診で異常が見つかることも……。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Sさんの場合……私の場合は、子宮筋腫でした。第2子妊娠中に妊婦健診で、子宮筋腫があると指摘されました。指摘があるまで自覚症状はありませんでした。「子宮筋腫があるね。今後、大きくならないか産後も定期的に診せてね」と医師から言われたので、産後に婦人科で受診しました。どんな治療を受けましたか?出産後に同じクリニックで定期的に経過観察をしてもらっていました。出産から2年ほど経過したため、MRIで検査をしたところ子宮筋腫が5cmほどになっていました。今後、月経が続く限り子宮筋腫が大きくなり続ける可能性があり、月経量が増えたり貧血などの症状が出たりする場合もあるため手術をすすめられました。私の母も子宮筋腫で子宮全摘手術をしていたので、全摘しなければならなくなる前にと思い、子宮筋腫摘出手術を受けました。お産でお世話になっていたので先生への信頼があり、人生初の手術でしたがあまり不安は感じずに手術を受けられました。周囲の方に打ち明けましたか?まずは経験者である母に話してから、主人にも話をしました。「できるだけ早く手術してもらった方がいいだろう」と手術をする方向に話が進みました。母は自分の経験を話してくれ、先生を信じてすべてをお任せするようにと励ましてくれました。世の女性陣へ伝えたいことは?婦人科の診察を恥ずかしく感じる方もいらっしゃると思いますが、自分の体のことなので定期的に見てもらうことは大切だと思います。私は妊娠中に子宮筋腫を見つけてもらいましたが、妊娠・出産のときだけでなく、定期的に婦人科検診を受けておくと、いざというときに相談しやすいと思います。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。このエピソードに読者は『妊娠中に筋腫があると知らされたら心配になってしまうことでしょう。しかし婦人科の先生のことを凄く信頼しているのが伝わってきました。良い先生に恵まれてよかったですね。』『子宮筋腫がひどくなる前に妊婦健診で気づくことができて、手術で取り除くことができてよかったなと思いました。』『出産時には異常がなかったんでしょうし、2年でこうなってしまうんですね。毎年検診を受けた方がいいんだなって思いました。』など、さまざまなコメントが多く寄せられました。定期的な婦人科検診を……第2子妊娠中の妊婦健診で、子宮筋腫が見つかったようですね。その後、子宮筋腫摘出術を受けたというSさん。皆さんも、違和感を覚えたときは早めに専門家へ受診してみてくださいね。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年11月23日体に異常を感じても、婦人科へ行くのは勇気がいるもの。ついつい後まわしにしてしまう方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Uさんの場合……妊娠中、いつものように生活していたのですが、何となくおりものが多い気がする……くらいでとくに気にもしていませんでした。ところが妊婦健診の際に、病院の先生が「あ、カビいるね。」と一言。まさかのカンジダでした。幸い痒みなどはなかったので、すぐによくなりました。どんな治療を受けましたか?妊婦検診のついでに膣にお薬を入れてもらい、痒みを抑える塗り薬を処方してもらいました。幸い症状は軽くて済みましたが、少しでもおかしいなと思ったら妊婦検診を待たずに、早めに病院へ行くことが大事だと思いました。世の女性陣へ伝えたいことは?誰でもかかり得る病気なので、少しでもいつもと違うと思ったら、なるべく早く病院に行って診てもらうのがいいと思います。注意事項カンジダ膣炎は、性行為によってうつる疾患ではありません。カンジダ菌は女性の膣の中に常にいる常在菌で、ストレスなどの免疫低下に伴い増殖することで発症し、75%の女性が生涯で少なくとも1回は罹患するといわれています。誘因としては、抗菌薬内服後が最も多く、その他に妊娠、糖尿病、消耗性疾患罹患、化学療法、免疫抑制剤投与、放射線療法、通気性の悪い下着の着用、不適切な自己洗浄などがありますが、原因不明なこともあります。(産婦人科診療ガイドライン婦人科外来編」CQ107より引用)このエピソードに読者は『何となくという変化ならば見逃してしまうことは多いと思います。今回検診時に気づいてくれたことで知った症状であり、検診がなければ症状が重くなっていた可能性を考ええると怖くなります。また、妊娠中でもなりうるということもあり、誰もがなってしまう可能性を知りました。少しの変化にも気づくように日ごろから注意が必要だと感じました。』『何となくおりものが多い気がするだけの症状でカンジダだったとは衝撃でした。』『カンジダでも痒くない人がいるんですね。そこまで症状がでないというのを聞いたことがあるので少し怖いです。』『おりものが少し多い気がしても、ちょっとした不調だと自己判断して、なかなか婦人科を受診しようとは思えないと思います。しかし、少しおりものが多いだけでも、カンジダの初期症状になるのだと知り、勝手に自己判断をしていてはいけないと痛感しました。専門の先生に診てもらわないと分からないことも、やはりあるのだと分かりました。』と実にさまざまな声が寄せられました。違和感があるときは早めに婦人科へ妊娠検診の際におりものが多い原因は「カンジダ」だったと判明しました。誰にでも起こりうる病気だからこそ、自分事と捉えて行動することが大事かもしれません。皆さんも、違和感を覚えたときは早めに婦人科で受診してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年11月20日生理時につらい症状があっても、「生理痛だから仕方ない」と終わらせていませんか?なかには、婦人科を受診したことで疾患が見つかった方もいるようで……。そこで今回は、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Eさんの場合……20代からのずっと生理痛に悩まされていたEさん。1度は鎮痛剤で乗り切ってきましたが、30代後半になって痛みがさらに激しくなりました。ベッドから立ち上がることもままならず、夫の助けを借りて病院へ。診察の結果、体にはチョコレート嚢胞や子宮筋腫が存在していることが判明しました。どんな治療を受けましたか?定期的に病院に通い、血液検査や超音波検査を受けることに。医師からは生理痛を和らげるために「ディナゲスト」という薬を処方されました。この薬は卵巣の働きを抑えて排卵を止め、生理を止める効果があります。世の女性陣へ伝えたいことは?生理痛が辛くても、一時的に鎮痛剤でしのぐことに慣れてしまっている方へ。痛みに我慢することなく、早めに婦人科で診てもらうことが大切です。自分の体を大切にするためにも、専門医のアドバイスを受けることをおすすめします。このエピソードに読者は『痛みを耐えるのが当たり前とされているところがありますが、自分の体を大事にすることは本当に大切だと思います。』『意外とその2つで入院された方が周りに多く、生理痛も侮れないとビクビクしています。』『全く違う症状から色んな病気につながるのは怖いなと思います。』と実にさまざまな声が寄せられました。違和感があるときは早めに婦人科へEさんはつらい生理痛で病院を受診したことにより、チョコレート嚢胞や子宮筋腫が原因だったと判明しました。「生理痛が年々ひどくなっている」「経血の量が多い」など体の違和感を見逃さず、拾い上げることが重要ですね。皆さんも、違和感を覚えたときは早めに婦人科で受診してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけのお話」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年11月18日生理に違和感がある場合、婦人科疾患が隠れていることもあるようです。中には、生理がつらく、婦人科を受診した方も……。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修:医療法人沙月理事長、月城沙美医学博士/日本専門医機構認定産婦人科専門医/母体保護法指定医福井医科大学(現 福井大学)医学部を卒業後、名古屋市立大学病院で研修、名古屋市立大学医学部大学院を卒業、複数の医療機関で勤務。東京都内の婦人科や美容皮膚科でも経験を積み、2021年に〈レディクリニック名古屋伏見〉を開業し、2023年医療法人沙月を設立。「安心•納得の医療を提供する」ことをモットーに、女性の健康の増進に美容が助けになるという思いから、婦人科•美容皮膚科の〈レディクリニック八事山手通〉を令和5年11月11日に開院。Cさんの場合……生理がとてもつらくて、いつもお腹が痛くなりやすく、黒い塊も出ていました。どうしたらよいか友達に聞いてみてもわからなかったので、思いきって婦人科に行きました。結果、子宮内膜症ということがわかりました。どんな治療を受けましたか?一時的に生理を止める点鼻薬を処方されました。はじめはとても調子がよかったのですが、だんだんと更年期障害のような症状が現れ辛くなり……。しかし、薬をやめてしまうと元に戻ってしまうので、先生の処方通り続けることにしました。※今では更年期症状の副作用が軽減された錠剤タイプや低用量ピルを処方されることが多いです。あくまで一症例として捉えていただきますと幸いです。世の女性陣へ伝えたいことは?おかしいなと思ったら、迷わずに婦人科に行ったほうがよいと思います。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。違和感を覚えたときは婦人科へ生理がつらいのは、子宮内膜症が原因だったというCさん。点鼻薬を処方されて、治療しているようですね。皆さんも、体に違和感を覚えたときは、早めに病院で受診してみてくださいね。今回は「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をお届けしました。※監修:医療法人沙月理事長、月城沙美※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年11月18日同じ婦人科疾患を患ったとしても、症状には個人差があります。なかには、一見婦人科疾患とは関係のない症状が出てくる場合も。そこで今回のMOREDOORは、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。46歳/団体職員Eさんの場合……卵巣嚢腫を、左右1回ずつ患いました。1度目は10代の終わりの頃です。右の下腹が腫れてきたので何だろうと思い、病院を受診した結果、茎捻転を起こして即手術となりました。2回目は30代始めの頃で、職場の健康診断で判明しました。どんな治療を受けましたか?2度とも総合病院で開腹手術を受けました。卵巣を残し、腫瘍のみの摘出です。とくに1度目は症状が腰痛だったので、まさか卵巣だとは思いもしませんでした。定期的な検診と、少しの違和感も見過ごさないことが大切だと思います。定期的な検診を受け、疑問に思ったら検査してもらうことがとても大切です。このエピソードに読者は『腰痛でも原因が婦人科疾患なんて初めて知りました、あなどれないですね。』『卵巣嚢腫が左右それぞれ起こり得るということも、痛みの兆候が腰に出ることもあるというのも、これを読むまで考えもしないことでした。病気の症状って人それぞれで怖いなと思うし、やはり自己判断せずすぐに病院に行くことが大切なんだなと感じました。』『腰痛や下腹の膨らみなど見逃しがちだけれど気になったら病院で検査してもらうことが大切なのだと思いました。』『卵巣嚢腫は腰痛になると知りませんでした。他の病気が原因なのかは素人には判断できないからこそ病院にきちんと行くことが大切なんだなと思いました。』など、さまざまなコメントが寄せられました。違和感を覚えたら早めに病院へEさんの下腹部の腫れは卵巣嚢腫が原因だったと判明しました。身体のちょっとした変化も見逃さないことが大事ですね。腰痛は直接婦人科疾患とつながりにくいかもしれませんが、定期的な検診を行い、違和感があれば早めに病院を受診することが大切なのかもしれません。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました!※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。不安なときは必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年11月17日毎月の生理の痛みや出血量に、悩みを覚える女性もいるでしょう。重い生理は思わぬ疾患が原因の可能性もあります。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。Wさんの場合……2人目を妊娠中に定期健診でエコー検査をしたところ、お腹の中の赤ちゃんがいるスペースがいびつな形をしていて、先生に子宮筋腫があると言われました。元々、生理のときに出血量が多く痛みも強かったのですが、まさか筋腫があるとは思わず驚きました。どんな治療を受けましたか?妊娠中と出産後には大きな変化はなく、その後8年ほど経ちましたが、特に治療はせず経過観察中です。今後の生理の状況によっては、もしかしたらホルモン治療や、場合によって筋腫を取り除くことになるかもしれません。自分は普通の生理がどうなのかわからなかったので、少しでも「変だな」とか「他の人と違うな」と思ったら、病院に行ってみてください。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。このエピソードに読者は『子宮筋腫があっても、治療なしの現状維持というパターンがあることを知りました。妊娠していると特に体調には敏感になりがちですが、気持ちの問題だと思うのではなく、病院に行ってきっちりと検査することが必要なんですね。』『出産に影響がなくて何よりでした。何もないからといっても油断せず、定期的にチェックしておかないとダメですね。』『妊娠時に筋腫が見つかることに驚きました。普段からベストな状態を保つためにも、検査は大事だと思いました。』など、さまざまなコメントが多く寄せられました。違和感を覚えたときは婦人科へ生理の痛みと出血量が多いのは、子宮筋腫が原因だったようです。その後、経過観察で様子をみることになったWさん。皆さんも、少しでも生理に違和感を覚えたときは、早めに婦人科で医師に相談してみてくださいね。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修医:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」(MOREDOOR編集部)
2023年11月15日皆さんは年に一度健康診断を受けていますか?体に違和感を覚えなかった人でも検査結果で疾患が判明することも……。そこで今回のMOREDOORは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Rさんの場合……体に異変を感じたことはなかったのですが、出産後の授乳も終わり、生理も安定してきたため健康診断に行ってみることに。市の検診で、子宮頸がん検診と超音波検査を受けたところ、左卵巣嚢腫が見つかりました。無症状だったのでびっくりしましたが、3.5cmありました。どんな治療を受けましたか?ガスで卵巣が見えづらいと指摘されたため、町のクリニックにて2度受診しました。その後、卵巣が腫れているため大学病院へ紹介状を出してもらいました。大学病院にて改めて内診、超音波検査、MRI検査、腫瘍マーカー検査を経て良性の可能性が高いと診断されたので、経過観察しています。(6ヶ月定期検査)。世の女性陣へ伝えたいことは?病気と無縁で、3人の出産でも何も問題なかったため、自分の病気に今でも驚いています。一番大切なことは1年に1度の定期検診です。健康診断は面倒ですが、早めに病気が見つかった今は身に染みて思います。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのも良いので、検討してみてください。読者の感想は……『無症状というのが怖く感じました。無症状だと健康診断も積極的になれない人がいる中で、定期的な受診の重要性を改めて感じました。』『子育て中は時間がないのでなかなか検診に行くのも面倒だけど、病気が隠れていることもあるので行くべきなのだと思いました。』『出産後は忙しくて自分のケアを後回しになりがちですけど、少しの異変でもいいから感じたらすぐに受診するようにと検診の度に言われました。』『市の検診はめんどくさいから行かない方もいると思いますが、こうやって体の病気が見つかることもあるので、定期検診をしっかりすることが大切だと思いました。』など、さまざまなコメントが寄せられました。違和感を抱いたら……全く症状がなかったものの、市の検診で左卵巣嚢腫が見つかったRさん。改めて、定期検診の大切さに気づいたようです。無症状でもRさんのように、疾患が判明する可能性も。自身の健康のためにも、健康診断を受けることをおすすめします。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年11月03日全国的に寒さが一気に訪れ、秋が色濃くなり始めた。寒くなると、血圧のコントロールが難しくなり、脳梗塞や心筋梗塞といった血管の疾患が起こりやすくなる。こうした疾患の予防につながる優秀な食材があると、都立駒込病院、前脳神経外科部長の篠浦伸禎先生は言う。「脳疾患は、血管が急激に収縮し、脳の血管が破れたり詰まったりして起こりやすくなるのですが、それを防ぐために私が患者さんにおすすめしているのは、にんにく油なんです」“にんにく油”とは、その名のとおり、にんにくをオリーブオイルに漬け込んだもので、脳をはじめとしたさまざまな疾患や症状に効果を表してくれるのだという。免疫力が低下しがちなこれからの季節にぴったりなものだ。「にんにくは5000年以上の歴史のあるスーパーフードで、昔から疲労回復、滋養強壮、抗酸化作用、抗菌作用など、薬レベルの高い効果を発揮しています。オリーブオイルも抗酸化作用が強く、血管を強くする働きがあり、この二つを組み合わせることで、相乗効果でさまざまな健康へのメリットがあるので、手術を行う患者さんにもにんにく油をおすすめしているんですよ」(篠浦先生、以下同)にんにくにはアリシンという特有のニオイのもとにもなる化合物が含まれており、血管の健康を向上させるなど、さまざまな働きをしてくれる。ところが、アリシンは変化しやすい成分のため、調理するたびに新たにすりおろす必要がある。「このアリシン、実はすりおろして油に漬けることでアホエンという安定した成分に変わります。アホエンには、血小板凝集抑制作用、抗菌作用、抗腫瘍作用のほか、あらゆる生活習慣病にも効果があります。さらに、認知症や物忘れの改善、脳卒中予防、高血圧改善、コレステロール値改善、がん予防、免疫システムの強化、自律神経の調整、関節炎改善など、さまざまな健康効果があるのです」特に、脳に対する働きが顕著で、脳外科医の篠浦先生が患者さんにもおすすめするほど。にんにく油が脳の血流を促進して脳神経の活動が活発になり、記憶力アップにもつながる。「アホエンにはアルツハイマー型認知症の原因となるアセチルコリンエステラーゼやアミロイドβという物質の働きを阻害することがわかっています」ほかにもアホエンには、発がんの原因となる細胞の突然変異を抑える、がん抑制効果や、カビや細菌に対する殺菌作用が高いため、ウイルス抑制作用や、抗体を作る免疫力アップの働きもあることがわかっている。実際に篠浦先生も、15年前に患者さんからにんにく油を教えてもらって以来、取り続けているのだそう。「もらったにんにく油をスプーン1杯分飲んでみたところ、すぐに体がぽかぽかと熱くなって、これはいいと感じました。それ以来、自分で作って飲んだりして、私自身、その効果を実感しています」にんにく油は誰でも簡単に作れるところもポイントです。にんにく3かけをすりおろして室温に2時間ほど置き、オリーブオイルに漬け込んで1週間程度置く。その後、茶こしでにんにくを濾して、密閉容器に入れるだけ。すりおろして2時間放置することで、アホエンがより多く産生される。さらに室温のオイルに5〜7日間にんにくを漬け込んだ後が、もっとも多くアホエンが抽出できるそうだ。濾して不純物を取り除き、冷暗所で保存すれば1カ月程度は持つという。ちなみに、にんにくのニオイの成分が必要不可欠なため、無臭にんにくでは効果がみられない。にんにく油を取る目安量は、1日大さじ1杯程度。直接飲んでもよいが、にんにくのニオイが強く感じられる場合は、みそ汁やスープに入れたり、サラダ、麺類にかけるなど、料理のアレンジに使うことで、味の変化を楽しみながらにんにく油の恩恵が受けられる。「にんにく油のよいところは、おいしく健康効果もあるうえ、コストパフォーマンスに優れている点です。誰でも手軽に入手できて、簡単に作れる最高の健康食材です」こんなに優れもののにんにく油だが、やはり大切なのは、継続して取り続けることだそう。「どんなによいものでも、効果を感じるには、継続が必要。1週間は続けてみてください」手軽に手作りできるにんにく油で、健康な体と脳を保とう。【にんにく油の作り方】(1)エキストラバージンオリーブオイル150mlとにんにく3かけを用意する。(2)にんにくをすりおろし、室温に2時間ほど置く。(3)オリーブオイルを容器に入れ(2)を入れる。室温で5〜7日間置く。(4)茶こしでにんにくを濾せばできあがり。
2023年11月01日婦人科へ行くのに、抵抗を感じる方は多いかもしれません。そのため、後まわしにして放置してしまう方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Dさんの場合……不妊治療を経て、やっと妊娠にすることができました。しかし、婦人科を受診した際、思いもよらず「子宮筋腫」が見つかったのです。流産の経験から、陽性反応が出た後も安心はしていなかったのですが、その結果待ちの際に子宮筋腫があることが判明しました。サイズ自体は小さかったため、経過観察で様子を見ることになりました。どんな治療を受けましたか?手術が必要なほどのサイズではなかったため、定期的に通院し、筋腫のサイズや症状を見守っています。症状がないので、筋腫の状況を把握するために、専門医による診察を受けています。Dさんは、筋腫が大きくならないことを願って日々を過ごしているそうです。世の女性陣へ伝えたいことは?子宮筋腫のように症状が現れにくい疾患は、婦人科で診察を受けなければなかなか見つかりません。怖い気持ちもあるでしょうが、勇気を出して受診することが大切です。この話に読者は『仮に妊娠していなければ、検診をせず、このような疾患に気づかなかったかもしれないので、ある意味よかったのではと思います。早期発見ということで、万全の態勢で治療に臨めるのではないでしょうか。』『症状がないというのが怖いと感じました。たまたま見つかってよかったものの気づかず放置していたらと思うと怖いです。』『定期的に婦人科で診てもらうのは重要なんだなって感じました。早期発見出来て何よりです。』『妊娠中に見つかったなんて、さぞかし不安だったと思います。』など、さまざまなコメントが多く寄せられました。違和感があるときは早めに婦人科へ妊娠という喜びとともに、予期せず子宮筋腫が見つかってしまったDさん。しかし、早期に発見できたことから、適切に対応しすることができたようですね。皆さんも、何か違和感を覚えたときは、後回しにせず早めに婦人科で受診することをおすすめします。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年10月30日皆さんは生理の重さに悩まされたことはありませんか?もしかしたら、生理が重いことには裏があるのかも……。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。Yさんの場合……10代の頃から生理痛は重い方で、鎮静剤が欠かせない生活を送っていました。経血量も多く、貧血になることもしばしばあり、鉄分のサプリやドリンクも摂取するようにしていました。20歳のある日、生理が始まり経血を見るといつもはナプキンに血の跡があるだけだったのですが、初めて500円玉ほどのレバー状の塊がありとても驚きました。一度だけでなく何度も出る塊に恐怖を覚え、婦人科で受診し検査してもらいました。その結果、子宮頸管内にポリープ、左卵巣にチョコレート嚢胞があると診断されました。幸い、チョコレート嚢胞は手術するほど大きくはなく、すぐに病院に行ってよかったです。どんな治療を受けましたか?ポリープに対しては切除術を受けました。診断を受けた後、2週間ほどかけて内診室で手術を受けました。手術は椅子に座って行いましたが、5分もかからず終わったと思います。チョコレート嚢胞は3センチほどで、まだ手術適応ではないので対症療法としてピルを内服しています。世の女性陣へ伝えたいことは?生理が重い方、経血が多い方など少しでも気になる症状があるときは、婦人科で受診してみて欲しいです。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。この話を見た読者は『きっかけは些細なことでも、検査してみたら重病だったということはよくある。』『レバー状の塊が出てくるとか怖いですね。病院で診察を受けて正解だったと思います。』『生理が重いだけでは病院に行くのを躊躇ってしまいそうですが、気にしないようにしようと思いました。』『ポリープの手術はそんなに時間が掛からないということに驚きました。』など、さまざまなコメントが寄せられました。異変を感じたときは早めに婦人科へ今回の体験談では、婦人科疾患を2つも併発していたというYさん現在ではポリープを切除し、ピルをチョコレート嚢胞を治療するために服用しているようですね。皆さんも、生理が日常生活に支障をきたしている場合は早めに婦人科で受診してみてくださいね。このエピソード皆さんはどう感じましたか?監修医:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年10月26日生理痛が重くても、我慢をしていませんか?婦人科疾患が隠れている可能性もあるので、適切な処置が必要かもしれません。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Eさんの場合……もともと生理痛は重たい方なのですが、高校生あたりから痛すぎて吐くようになりました。薬を飲むと軽減したので、薬で乗り越えていました。しかし、26歳ころには1日3回の薬を1日6回飲まないと痛みに耐えられなくなり、寝る前に薬を飲んでも痛みで目が覚めるようになり……。その痛みから解放されたくて、初めて婦人科へ行って診てもらったところ、子宮内膜症と診断されました。どんな治療を受けましたか?最初は低容量ピルから始めました。しかし私の場合、吐き気よりも過食がひどく、寝ぼけながら冷蔵庫を漁って食べていて、イライラも激しくなったので病院に相談すると、飲まなくてよいと言われました。妊娠すると改善されることがあるようで、医師から年齢的に妊娠を待ちましょうと言われました。世の女性陣へ伝えたいことは?生理痛がひどくても、病院に行くことが恥ずかしく、我慢してしまう方もいると思います。しかし、この病気は不妊の原因にもなるらしいので、生理痛がひどくて出血量が多い方は、早めに病院に行ってほしいです。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのも良い選択肢ですので、検討してみてください。この話を見た読者は『痛すぎて吐くと言うことを初めて聞きました。薬を大量に飲んでもいけないし、やはり病院でちゃんと診てもらうことがいいですね。』『治療ではなく妊娠を待とうと言ってくださった ドクターの方にとても患者さんへの配慮を感じるとともに、不妊治療の経験がある自分としてはどれくらいまで妊娠を待てるのかということも少し気になりました。』『これだけ薬を飲んでいると、他にも病気をおこしてしまいそうで怖いです。妊娠を待ちましょうと言われたからといって即妊娠出来るわけでもないでしょうし、大変だなと感じました。』『薬を飲めば大丈夫だと思ってしまいがちですが、その薬が効かなくなった、または副作用が強くなったというような状況の時は、スムーズにお医者さんに相談するのがいいのかもしれませんね。』など、さまざまなコメントが寄せられました。違和感を覚えたときは婦人科へ痛みに耐えられないほどの生理痛は、子宮内膜症が原因だったというEさん。皆さんも、体に違和感を覚えたときは、早めに病院で受診してみてくださいね。今回は「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年10月23日症状はなかったのに、病院に行ってみたら疾患が発覚した経験はありますか?定期的な検診により、早い段階で疾患の治療を施すことができた方もいるようで……。そこで今回のMOREDOORは「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」を紹介します。Aさんの場合……私の場合は、子宮頸がんの前段階である中度異形成でした。会社員時代に年に一度の健康診断がありました。前の年には異常はありませんでしたが、29歳のときに初めて引っかかりました。要精密検査と記載があり、すぐに婦人科の予約を取り1週間後に受診。結果は子宮頸がんではないものの、医師から中度異形成と診断されました。症状はまったくありませんでした。どんな治療を受けましたか?定期的に検診を受けてもらい、高度異形成に進んだ場合は手術を行うと説明がありました。そのため3ヶ月ごとの経過観察となりました。息子を出産した産婦人科で受診したのですが、その病院では手術ができないので、手術の際には別の病院を紹介するとのことです。世の女性陣へ伝えたいことは?子宮頸がんの前段階である異形成には、これといった症状がありません。私の場合、消滅したため手術の必要はなくなりましたが、定期的な検診を受けることになりました。しかし、がんに進行する可能性もあったと考えると、検診を受けておいてよかったと思います。無症状の病気を発見できるのは検診のみだと思います。婦人科というと少し行きずらいと感じてしまいますが、子宮頸がんは前段階で食い止められる病気です。ぜひ定期的な検診を受けましょう。このエピソードに読者は『がんを経験した人の話を聞くと「とにかく早期発見が大事」と言うけど、婦人科はなかなか受診しづらい診療科目だから、多少の異常を感じても先延ばしにしちゃうんだよね。』『無症状だったというのが怖い。健康診断で見つかって良かった!検診を受けるのは大事だなって改めて思いました。』『私も子宮頚ガンの検査は受けましたが、年に1回くらいは検査した方がいいと思います。けど、やっぱり婦人科は行きにくいんだよね。』と実にさまざまな声が寄せられました。早期発見のために……職場の定期健診でAさんは「中度異形成」だと診断されました。早期発見のためにも定期的な検診が重要です。皆さんも、身体に違和感を覚えことはありませんか?※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。不安なときは必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修医:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」(MOREDOOR編集部)
2023年10月17日健康診断や普段とは異なる違和感から病院を受診して、疾患を見つけられたという経験はありますか?「今はまだ大丈夫」と、病院の受診をついつい後回しにしてしまう人も少なくないはず。そこで今回は、「疾患に気づくことができたエピソード」をご紹介します。Aさんの場合……最初は、健診でも何も言われなかったので何とも思っていませんでした。しかし大学生のとき、乳がんの触診モデルを触る機会がありました。そのため、「あれ?」と思ったのがきっかけで病院に行くことに。当時は、とくに痛みなどの症状はなかったため、「がんだったらどうしよう。」と不安が大きかったです。結果として、乳腺線維腺腫と診断されました。どのような治療を受けましたか?検体を取り検査をし、そこで良性であるとわかったため、とくに治療はしていません。悪性に変わる可能性は低いと言われていますが、0%ではないようです。まずは3ヶ月に1回、その次は半年に1回、そして今は1年間に1回、定期検診を受診しています。伝えたいことは?乳がんは、女性であれば誰にでも起こる可能性があります。しかし検査をすれば、私のように乳腺線維腺腫である可能性もあります。女性特有の病気であり、その恐怖は大きいものですが、もしそれに気が付いた際は少し勇気を出して受診することをおすすめします。定期的に検診を受けることも大切です。違和感を覚えたときは早めに専門家へ乳腺線維腺腫と診断されたAさん。皆さんも、身体に異常を感じたら早めに専門家に相談しましょう。今回は「疾患に気づくことができたエピソード」をお届けしました。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修医:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」(MOREDOOR編集部)
2023年10月14日健康診断や普段とは異なる違和感から病院を受診して、疾患を見つけられたという経験はありますか?「今はまだ大丈夫」と、病院の受診をついつい後回しにしてしまう人も少なくないはず。そこで今回は、「疾患に気づくことができたエピソード」をご紹介します。Gさんの場合……ある日突然、耳鳴りが止まらなくなりました。水の中にいるようなゴボゴボとした音や、キーンという音がしていました。また、ふらふらとして気持ち悪い感覚になり、まともに歩けなくなることも。病院を受診した結果、突発性難聴になっていました。どのような治療を受けましたか?耳鼻科で、ステロイドとビタミンBの薬と、循環をよくする薬を処方されました。ステロイドは日に日に薬の量を減らしていき、副作用がでないようにしました。また鍼治療に通い、漢方も飲みました。伝えたいことは?耳がおかしいと思ったら、迷わず早めに病院に行くことをおすすめします。悪化してしまうと、聴力が戻らない可能性もあるので気をつけてください。違和感を覚えたときは早めに専門家へ耳鳴りや平衡感覚の違和感で病院を受診し、突発性難聴とわかったというGさん。皆さんも、異変を感じたら迷わず専門家に相談してみましょう。今回は「疾患に気づくことができたエピソード」をお届けしました。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修医:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」(MOREDOOR編集部)
2023年10月09日体に違和感を覚えても、婦人科へ行くのは勇気がいるもの。ついつい後まわしにして、放置してしまう方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Rさんの場合……バルトリン腺という部位に菌が侵入し、膿袋ができてしまい、定期的に腫れるようになってしまいました。ある日突然違和感を覚え、見てみると腫れていたのです。すぐに病院に行き、医師からバルトリン腺炎と診断されました。どんな治療を受けましたか?最初の段階では、注射器で膿を抜いてもらっていました。しかし、それでは根本治療とはならず問題が解決しないため、局所麻酔をかけて膿袋を切開し、裏返しにする手術を受けました。手術は思ったより時間がかかりませんでした。世の女性陣へ伝えたいことは?違和感があればすぐに病院に行くべきです。放っておくとすぐに膿んでしまい、その回数も多くなるので、医師とよく相談して早めに手術することをオススメします。この話を見た読者は『受診するのが億劫になってしまがちなところがあり、それが婦人科となると、ますます足が遠のいてしまいますが、早期発見すれば、治療やその後の経過も良いと思うので、自分の身体に違和感があれば迷わず受診します』『局所麻酔をしなければ治療できなかったなんて、大変だなって感じました。無事治ったようでなによりです。』『定期的に腫れるのはしんどいですね。時間がかからないと言っても手術になるのは怖いですね。』『何か気になっても自然治癒するだろうと我慢をしがちですが、処置が必要なケースもあるのだなと改めて知ることができて良かったです。』など、さまざまなコメントが多く寄せられました。違和感があるときは早めに婦人科へこのエピソードから、自分の体の異常に気づき、適切かつ早めの対処が重要であることがわかります。どんな小さな違和感でも放置しないで、すぐに専門家に相談することが大切です。皆さんも、違和感を覚えたときは後回しにせず早めに婦人科で受診してみてくださいね。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年10月09日皆さんの生理周期は安定していますか?生理が予定日からずれている人は、場合によって病気の可能性もあるようで……。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Bさんの場合……私の場合は、多嚢胞性卵巣症候群でした。20代の頃、生理がしばらく来ないことがあったので婦人科で受診。その頃からピルを飲んでいました。結婚し子どもを授かりたいと思い、再度病院へ行ったところ多嚢胞性卵巣症候群とわかりました。どんな治療を受けましたか?妊娠希望でしたが自力で排卵ができていなかったので、卵胞を育てて排卵させるホルモン注射を打ったりホルモン剤を飲んだりしました。世の女性陣へ伝えたいことは?生理が来ない、出血が続いているなどおかしいと思う症状があれば、すぐ病院へ行くとよいと思います。婦人科に行くことは恥ずかしいことではないので、気負わず専門の先生に見てもらいましょう。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。この話を見た読者は『単純に生理不順だからと思っていても、実は病気だったということもあるので、この方のように早めの受診が重要だと感じました。』『生理が来ないことを当たり前のことだと思ってはいけないと反省しました。』『社会全体が医療に関心を持つことの大切さを学びました。』『体がサインを出している場合は、病院に行くのが1番よいなと思いました。』など、さまざまなコメントが多く寄せられました。生理に違和感を覚えたら婦人科へ生理不順は、多嚢胞性卵巣症候群が原因だったというBさん。皆さんも生理に異変が見えたら、すぐに婦人科で受診してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年10月06日生理の症状は人によって異なりますが、婦人科系疾患が隠れていることがあります。なかには、婦人科疾患が腰痛となって現れることもあるようです。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。Yさんの場合……初経からずっと経血量が多く、生理痛がひどいことが悩みでした。生理のたびにレバーのような血の塊がたくさん出ており、常に貧血で献血に行っても断られるほどでした。25歳のときに生理じゃないのに電気が走ったような激痛を伴う腰痛になりました。いろんな整形外科を周りましたが、原因がわからず……。とりあえず腰椎ヘルニアがないか精査するために、腰部のMRI検査を行ったところ、子宮筋腫が発見されました。婦人科で受診した結果、子宮筋腫と子宮内膜症だということが判明。どんな治療を受けましたか?婦人科でピルを処方されましたが、最初に飲んだピルは合いませんでした。主治医の先生と今後の治療や経済的負担について相談した結果、低用量ピルで治療を続けることになりました。世の女性陣へ伝えたいことは?月経困難症は精神的にも身体的にもとても辛いものです。婦人科疾患に気づかず、長く辛い思いをしてきた方もいると思います。しかし、きちんと治療することでその辛さは軽減されます。生理だから仕方ないと諦めずに、病院へ行ってみてください。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。この話を見た読者は『腰痛と子宮筋腫などの婦人科疾患は結びつかないのでびっくりしました。』『私も同じような腰痛になるので血の気が引いています。婦人科に行って診てもらおうと思いました。』『症状が酷くなる前に行けば、改善したり軽くなるので受診は大切だと思いました。』『分かりやすい症状ばかりではないので、定期受診も大事だと感じました。』など、さまざまなコメントが多く寄せられました。医師に相談を電気が走るような腰痛は、子宮筋腫と子宮内膜症が原因だったというYさん。皆さんも、少しでも体に違和感を覚えたら、早めに医師に相談してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。監修医:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年10月05日いつもとは違う身体の変化を見逃していませんか?ちょっとした変化にも、婦人科疾患が隠れている可能性もあるようです。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Cさんの場合……排卵期くらいに左右の下腹部がチクチクする感覚がありましたが、「排卵痛かな?」と思い、そのままにしていました。しかし、2週間以上続くのと、豆粒大くらいの不正出血が2回あったので、婦人科を受診してみました。立っているときに右の下腹部だけが左より若干出ているような気がして、「破裂するような病気だったらどうしよう」と受診するまで不安でした。エコーをしていただき、右の卵巣嚢腫であることがわかりました。どんな治療を受けましたか?ホルモン剤を内服しました。婦人科の症状はさまざまで、じつは内臓系の病気だったということもあるようなので、「いつからどんな症状があり、おりものの状態はどうだったか、不正出血はあったか」などを詳しく伝えることが大切です。世の女性陣へ伝えたいことは?婦人科系の症状は生理周期に左右されることが多く、普段の生理痛のときと同じような症状だと、あまり気にしないこともあるかもしれません。しかし、症状が長く続くときは早めに婦人科を受診することが大切だと思います。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。違和感を覚えたときは婦人科へ下腹部の痛みと不正出血は、卵巣嚢腫が原因だったというCさん。ホルモン剤の服用で治療したようですね。皆さんも、体に違和感を覚えたときは、早めに病院で受診してみてくださいね。今回は「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をお届けしました。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年09月26日婦人科疾患は、わからないことも多く不安になりますよね。他の方はどのように気づき、治療を行ったのでしょうか?そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Aさんの場合…子宮頸がん高度異形成になりました。年に1度の健康診断で発覚し、3年ほど3ヶ月に1回検査をしていました。とくに症状はありませんでしたが、よくなるかもしれないけれど、いつ悪化するかわからないと言われていたので精神的に辛かったです。どんな治療を受けましたか?3ヶ月に1回検査を受けていましたが、これ以上検査を続けるのも大変なので、思い切って円錐切除手術を受けました。手術前も手術後も検査のための通院が必須になりますが、めんどくさがらずにきちんと検査を受けて、しっかり先生と治療法を決めていくのが大切だと思います。世の女性陣へ伝えたいことは?手術を受ける際に2種類の方法(病理箇所を切除する円錐切除かレーザーで散らす手術)があると言われました。レーザーで散らすものは再発の可能性が高く、円錐切除は再発リスクは低いけれど妊娠した際の流産リスクが高いと言われました。先生によって進める術式が違ったりするので、セカンドオピニオンで別の病院にも行ってリスクなどをしっかり説明してもらい、治療法を決めるのがよいと思います。手術後は普通に生活を送れているし、妊娠して子どもを産んでいる方もたくさんいるようなので、病院に通うのは大変ですが発がん化する前に治療を始めるのが大切だと思います。違和感を覚えたときは婦人科へ健康診断で、子宮頸がん高度異形成が見つかったというAさん。円錐切除手術を受けて治療したようですね。とくに症状はなかったようなので、健康診断やがん検診に行くことが早期発見につながりそうです。皆さんも、体に違和感を覚えたときは、早めに病院で受診してみてくださいね。今回は「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年09月21日おりものがいつもと違うなと感じたことはありませんか?見逃してしまいそうなことも、婦人科疾患が隠れている可能性があるようです。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Cさんの場合……婦人科にかかる2~3ヶ月くらい前から、生理の周期と関係なく、おりものが多くなり気になっていました。しかし、子どもの預け先もなく忙しくてなかなか病院に行けなくて……。子どもが保育園に入り、少し空いた時間に病院に行き、いくつかの検査をすると、クラミジアと子宮頸がんのASC-US判定でした。そのときは頭が真っ白になり、泣いてしまいました。子宮頸がん検査はさらに検査し、がんに進行しやすい高ウイルスの型とコルポスコピーで「異常なし」でした。それから3年過ぎましたが、最近受けた検査で子宮の入り口におできのようなのがあると言われ検査しましたが陰性。しかし、念のために実費でコルポスコピーをするとCIN1。定期的に検査し、ずっと陰性だったのに急に進行してたことや、通常の検査では判明しなかったことがショックでした。どんな治療を受けましたか?クラミジアに関しては抗生物質の薬で治療しました。子宮頸がんは定期的な経過観察しかないと言われ、3年たった今も年2回検査をしています。今回の検査で3ヶ月に1回に変わり、これ以上進行する場合は手術になるそうです。世の女性陣へ伝えたいことは?恥ずかしさはあるかもしれませんが、子宮頸がん検査は定期的に受けるべきです。また、ワクチンが受けられる方はぜひ受けた方がよいです。女性だけでなく、男性もパートナーのことを考えてワクチンを検討してほしいです。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのも良い選択肢ですので、検討してみてください。違和感を覚えたときは婦人科へおりものが多くなり婦人科を受診したところ、クラミジアと子宮頸がんのASC-US判定だったというCさん。クラミジアは抗生物質で治療し、子宮頸がんは経過観察のため検査が続いているようです。皆さんも、体に違和感を覚えたときは、早めに病院で受診してみてくださいね。今回は「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年09月20日生理痛や貧血があっても、我慢していませんか?婦人科疾患が隠れている可能性もあるので、婦人科の受診が大切かもしれません。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Fさんの場合……昔から貧血があり、生理がくると生理痛と貧血で動けなくなるときもあり、薬を飲んでいたこともありました。大人になり婦人科への抵抗もなくなったので病院に行くと、3cmくらいの子宮筋腫が見つかりました。どんな治療を受けましたか?筋腫が3cmほどの大きさなので、将来出産となると邪魔をするとのことだったので、手術で取ることを決めました。全身麻酔で筋腫を切除し、その後の生理痛は楽になりました。世の女性陣へ伝えたいことは?若い人は婦人科に行きにくいという方もいると思いますが、将来のことを考えて早めの受診がよいと思います。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのも良い選択肢ですので、検討してみてください。違和感を覚えたときは婦人科へ生理痛と貧血があるのは、子宮筋腫が原因だったというFさん。手術で筋腫を切除し、生理痛も楽になったようですね。皆さんも、体に違和感を覚えたときは、早めに病院で受診してみてくださいね。今回は「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年09月18日短時間で取り組める脳トレクイズ。難しい問題が解けた時の爽快感に「やみつきになる!」と感じている人も多いのではないでしょうか。紙やペンがなくても楽しめる脳トレとして人気が高まっているのが、マッチ棒クイズです。あらかじめマッチ棒で作られている形から、マッチ棒を取り除いたり移動させたりして、別の形へと組み替えましょう。紹介するのは、誤った数式を正しい形へと変換するマッチ棒クイズです。「6-6=6」からマッチ棒を1本だけ動かして、正しい形に直してみてください。※この記事で紹介する正解はあくまで一例です。気になる正解は…「6-6=6」を正しい式にするために、注目したいのは答えの「6」です。ヒントは「6」を「0」にするということ。さぁ、答えにたどり着けたでしょうか。移動させるべき1本は、答えの「6」の中央にある横棒です。右上の空いている縦部分へと移動させましょう。たったこれだけで、「6」を「0」にできました。「6-6=0」で、正しい数式の完成です。「6」ばかりが並ぶ数式に、何をどう移動させれば正しい形にできるのか、戸惑った人も多いのではないでしょうか。答えの数字を変えるだけと、比較的シンプルなタイプのマッチ棒クイズですが、意外と発見できないもの。「解けた!」とすっきりできた人も、「解けなかった…」とモヤモヤした人も、ぜひ別の問題にも挑戦してみてください。いつでもどこでも楽しめるマッチ棒クイズで、脳の若返りを目指してみませんか。[文・構成/grape編集部]
2023年09月16日重い生理痛や、生理不順は辛いですよね。生理痛や生理不順には、婦人科疾患が原因となっているケースもあるようです。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Dさんの場合……私の場合は、子宮筋腫、卵巣嚢腫でした。若い頃から生理不順があり、生理も重かったので婦人科で受診したものの、異常は見つかりませんでした。あるとき、旅行の車移動で渋滞に巻き込まれ、何時間もお腹が窮屈な姿勢でいました。旅行から帰った次の日、仕事中にお腹の激痛で救急搬送され、CTやMRIなどで詳しく検査をすることに。その結果、卵巣から血が漏れだしてお腹の中に溜まっているとのこと。それをきっかけに、病気が発覚しました。どんな治療を受けましたか?卵巣から血が漏れだしたことに対しては、入院し安静の5日間を過ごし、血が体の中に吸収されるのを待ちました。このときわかった子宮筋腫と卵巣嚢腫に対しては投薬治療で、生理を止める薬を飲み子宮内膜が厚くならないようにしています。周囲の方に打ち明けましたか?夫は一緒に検査結果を聞いてくれたので、知っています。夫自身は静かに結果を受け入れて、体を気遣ってくれました。世の女性陣へ伝えたいことは?生理がおかしいのは異常なことです。自分では日常化してしまい気づかないこともありますが、どんな病気でも進行していけば体は辛いです。我慢せずに、検査の設備が整った病院で見てもらい、早く治療につなげて欲しいです。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。この話を見た読者は『生理不順を軽く見ていると取り返しがつかなくなるということが改めてわかり、もっと自分の体調をしっかり把握しておこうと思いました。』『若い頃から生理痛が酷かったり生理不順だったりすると、それが当たり前となり、なかなか病院に行かなくてはとならない気がします。特に、生理痛は我慢するものを思い込んでいるタイプは発見が遅れる気がしました。』『激痛で緊急搬送大変でしたよね。でも他の病気も見つかって本当によかったです。』『救急搬送されるというのは、よほどの苦痛を感じたんだと思いました。』など、さまざまなコメントが読者から寄せられました。違和感を覚えたときは早めに婦人科へDさんの旅行後のお腹の激痛には原因があったようです。皆さんも違和感を覚えたときは放置せず、早めに病院で受診してみてくださいね。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年09月15日