サハラ砂漠キャンプ泊@モロッコ

2010年2月16日
モロッコ旅行の最大のイベント 【サハラ砂漠キャンプ泊】
個人旅行でしか体験できないがゆえに
あまり情報もないので(特にオフシーズンの冬の旅行記)
今後行こうと考えていらっしゃる方のためにも詳細レポートします♪

予想外の展開ばかりだからドキドキいっぱいの楽しい1泊2日でした☆
サハラ砂漠の入り口でらくだに乗って奥地へ。
予定では「らくだの上からサンセットを見ながら1時間~1時間半」
っていう話でしたが、
冬だから太陽が早く沈んでしまって完全に日没してから出発。
すでに太陽の残りだけが残るだけでうっすら暗い(笑)

初めて乗ったらくだは思っていたよりも高くて、
思っていたよりもコブが痛くて、
思っていたよりも不規則に前後左右上下に揺れて、
何よりもきつかったのはハンドルが前方にあって
振り落とされないようにしっかり持つと競馬のジョッキーのように前傾姿勢に。

リュックには自分が使うお水が入っているから重いのに前傾姿勢を保ち、
しかもコブがお尻にグイグイ食い込む。
コブからお尻をズラすとお尻の前がグイグイ食い込んであえなく撤退。
お尻に持病を抱えている方には拷問なのでご注意を(笑)

真っ暗な中、振り落とされないようにらくだに乗る。
音も光も何もないまさに静寂の空間の中
頭上に広がる満点の星空を眺めて・・・
らくだを引いてくれるベルベル人と時々話して・・・

進めど進めどキャンプ地に着かない(泣)

時計も見えなかったから「もう永遠に着かないかも(泣)」と笑顔もなくなった頃
やっと!やっと!キャンプ地に着きました。
所要時間は何と2時間!!!!!!!
2時間はさすがに長すぎ。人生で初めてらくだ酔いになりました凹
キャンプ地に着いたらベルベル人が夜ごはんを作ってくれます。
これが一から作るから時間がかかるんだけど
出来上がったお料理は鳥が1匹にお野菜が山ほど入ったタジン。
他にもハリラスープ(毎日飲むスープでお味噌汁のような存在)とパンとオレンジ。

冬だからキャンプ場は貸し切り。
大きなテントでごはんを食べて、寝るのはその周りの小さなテントです。
夜ごはんが終わるとベルベル人が太鼓の演奏を。
焚き木を囲んで、どこからともなくベルベル人が集まり、
何となく太鼓を叩き始め、何となく歌い始め、何となく参加させられる(笑)

アフリカの独特のリズム感に乗せられて音楽家の血が騒ぎ
麻衣子も太鼓を叩き続けエンドレスでセッション♪
すごく楽しかったです!!!

1曲終わったら、ベルベル人が井戸端会議みたいにベチャベチャおしゃべりして、
また何となく音楽が始まり、終わったら井戸端会議。
いつまでこれが続くか分からなかったけど、
満足したら自分から「じゃあ、おやすみなさい」って言えばいいんです。
ベルベル人はそのまま焚き火を囲んで井戸端会議してます(笑)
テントの中はうすいマットレスと毛布があります。
砂漠の冬は寒くて夜は0度。
着替えもせず、ダウンジャケットのままフードをかぶって寝ました。
この時『マスク』は必須!サラサラの細かい砂が風に舞っているから。

テントの周りではラクダもお休みになってるんだけど
このらくだがすっごく鳴くの。しかも大音量で、しかもかなり野生の鳴き声。
それとベルベル人が飼っている猫がたくさん。
らくだと猫の鳴き声に包まれて、気分は動物園での野宿(笑)

お手洗いは・・・ありません。
テントの周りのどこでも大丈夫なんだけど
これがすっっっっっごく抵抗がありました。
極力水分を飲まず耐えました。
この時『トイレットペーパー』と『ビニール袋』は必須!

それと絶対に忘れちゃいけないのが『懐中電灯』
テントの中もテントの周りも真っ暗闇だから持って行かないと何もできません(笑)
今まで経験したことがない環境だけど熟睡できて
麻衣子って意外と神経太い??なんて感じながら6時半に起きてみると
テントの上にはキレイなお月さまが。

7時15分の日の出に合わせて写真の丘を登っていきます。
その丘の上から見た日の出は言葉にできない美しさでした!!!

昨晩は日が沈んでから砂漠に入ったから景色が全く見えなかったけど
日が上がってくるにしたがって景色が見えてきて
刻々と砂の色が変わっていきます。

丘の上から泊まったキャンプを撮ってみました。
日の出を見た後には外で朝ごはんです。

日が出てくると気温が上がります。
この日は風が全くなかったから5度くらいでも寒くなかったけど
これで風があったらかなり寒いと思います。
冬に行かれる方は防寒対策は万全にして下さい。
風を通さないお洋服は必須!

砂漠の中での朝食は最高においしかったです。
ただしお手洗いをしたくなかったから水分は極力がまん(笑)
朝ごはんが終わったら、らくだがスタンバイ。
昨晩の悪夢の暗闇での2時間が頭をよぎってテンション下がったけど、
朝は日が出て景色が見えるから楽しいし、2時間はかからないと信じて乗りました。

隣りのテントではヨーロッパから若者5人が参加していたけど
2人はらくだに乗らずに歩いていました。
歩く方がいい人はベルベル人に話せば大丈夫です。
ただし足元はサッラサラの砂なのでかなり歩きにくいから気をつけて下さいね。



アルジェリアの国境がすぐそこにある砂の世界は、
まさに自然が作る芸術作品。
砂に風紋がくっきりと残っていたり、
光でキラキラと輝いていたり☆

次回はアルジェリアからモロッコとの国境を見たいなぁ~
なんて思いながららくだに乗っていました。

上の写真は全部らくだの上から撮ったんだけど
かなり揺れるけどシャッターを押しても押しても
あまりの美しい景色に指が止まらなくてズ~ッと撮っていました。

去年エジプトでサハラ砂漠を歩いたけど
360度見渡す限り砂の世界ではなかったから
どうしても見たくてモロッコに行ったけど
実際に見て触れてみると言葉が出てこないくらい圧倒されました☆

キャンプ泊は体力がかなり必要なので
そこまでのサバイバルとはいかなくても
サハラ砂漠の近くのホテルに泊まって日の出に合わせて30分らくだに乗るプラン
(日本の旅行会社のツアーではこの形です)
もあります。
Text & Photo by 
Dolce Vita ~声楽家 今野麻衣子~

砂漠の夜は寒そうですが、星空は信じられないくらい美しいんでしょうね。夕方の砂丘の風景はホントスバラシイ!!

ウーマンエキサイト編集部 はぴこ

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