おもちゃの国のような村ザイフェン♪

2010年5月12日
ヨーロッパには、我々日本人から見ると(多分欧米人から見ても)、「映画の舞台のような」とか、「御伽噺のような」「絵本のような」惚れ惚れする風景があちこちにありますが、「おもちゃの国のような」場所と言ったら、きっとドイツのSeiffen ザイフェン村じゃないでしょうか。今回の旅行で、ケルンは単なる中継地に過ぎず、最初の目的地がこのザイフェンでした。私にとってザイフェン訪問は三回目、P太にとっては二回目です。前回も書いた通り、チェコ国境に近いエルツ山中の辺境にあるこの村へ到達するのは、公共の乗り物は勿論、自動車でもそりゃあ大変なのです。しかし村は、正に行く甲斐のある、眩暈がしそうな程の可愛さ!私が知る限り、世界一可愛い村です。
エルツ山地地方は精巧で可愛い木のおもちゃの産地で知られ、ザイフェン村はその本拠地です。村の目抜き通りHauptstrasseには、そんな木のおもちゃ屋がズラリ。童話的な家並み、樅の木、美しい山並みだけでも十分絵になるのに、そこにおもちゃ箱をひっくり返したような楽しさが加わっています。この日は吹雪いて、寒々しい空模様でしたが。
勿論、数多くのおもちゃ屋の商品ディスプレイを眺めているだけでも、全く飽きません。
ベニア版をレーザーでくり貫いた窓飾り。どんどん新柄が出ているようです。窓を飾るのが大好きなドイツ人に人気のアイテムのようで、エルツ以外でも、沢山飾っている民家を見掛けました。お値段も割と手頃で、私も幾らでも欲しくなります。
ベニアをくり貫いたものに比べて、立体的で彩色されているものは、小さくとも高価です。しかしどれも、払う価値があると納得できる見事な出来栄えです。造形はさることながら、この彩色の技術が、またエルツならではの秀悦なものです。
これは繊維の髪の毛が付いた、顔のピカイチ可愛いタイプ。手間が掛かっている分、お値段もそれなりにしますが…。同じ丸顔でも、様々な顔のデザインがあります。
全部似ているようで、結構それぞれの店が独自の商品を扱っていたりするので、じっくり時間を掛けて選びたいものです。
更に各おもちゃ屋や工房が、それぞれ外装に目を引く工夫を施しています。
聖歌隊の人形も、人間と変らないサイズです。
クリスマス・ピラミッドと呼ばれる、エルツを代表する木工芸品の巨大版。本来はロウソクの熱で上部のプロペラが動き、全体がクルクル回る仕掛けだったようです。
ピラミッドと並んで、エルツを代表するクリスマス・アイテム「Schwibbogen (英語ではキャンドル・ブリッジ)」のでっかい版。これは家と家の間に掲げてありました。
こういったキャンドル・ブリッジを模った鉄看板は、エルツ中あちこちで見掛けました。
中央の交差したハンマーのようなマークは、鉱山の象徴。
ムッチリ丸い造形のものが多いのも、親しみを感じる理由かも知れません(笑)。
チャイコフスキーのバレエで御馴染みの「クルミ割り人形」も、エルツが故郷。元々ドイツの物語です。このディスプレイには、季節ごとの花が飾られます。
店の角の柱など、ちょこっとした所にも楽しい装飾が。
このお店の上部の黄色+青い人形は、まるでかに道楽の巨大カニ模型のように(発想が貧困でスミマセン)手足が動きます。
更に、商業目的の無い道路標識もこんな具合だし、
駐車場の観光案内板もこの通り。
こっちなんて、単なる村の広報板のようです。
民家の庭にも木のおもちゃが。身長30cm以上もある巨大鳥です。鳥もまた、エルツの木のおもちゃを代表するモチーフ。
こちらは、街の中心にある人気のホテル。
エルツの木のおもちゃに良く登場する、独特なフォルムの村の教会。
こちらは村役場のよう。村で唯一重厚な建物です。
村の街灯は、こんな可愛いランタン型です(おもちゃ屋でミニチュアが買えます)。全て木のおもちゃの柄が付いています。










夜、ランタンに灯りが燈るとこんな感じ。
この可愛さは筆舌に尽くし難し(…P太の写真でも無理)。今回私達は、ザイフェンではなく隣村の城ホテルに滞在したのですが、実際にこの可愛さを味わう為には、特に日没の遅い時期は、是非このザイフェン村に宿泊しなければなりません…!
Text & Photo by 
Der Liebling  ~蚤の市フリークの雑貨手帳~

手作りのぬくもりが感じらるおもちゃばかりですね!町中にあふれるおもちゃに訪れる人もとっても癒されそう〜

ウーマンエキサイト編集部 はぴこ

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