ノール公園で鹿見散歩

2013年5月12日
四月中旬の日曜日、やっとやっと気温が20度を超える日が、イギリス南東部にもやって来ました。昨年の9月以来の最高気温だそうで、すなわち半年以上ずっと気温が20度以下だったのです…。こんな絶好の週末を逃してなるものか~と、出掛けることにしました。やはり春の花々の開花が遅れているので、庭園ではなく、今回もトレッキングを中心に楽しめる場所を選ぶことに。そこで久々に、ケント州のSevenoaks セヴンオークスにある、ナショナルトラストの「Knole Park ノール公園」へ行くことにしました。



公園の中心にある建物は、「Knole House」と呼ばれるカントリー・ハウス(貴族等の農村部の邸宅)。ここはまあ、お屋敷と言うよりは最早お城の規模ですよね。別名「カレンダー・ハウス」とも呼ばれ、その名の通り365室の部屋を持ち、更に中庭が7つも存在するそうです。



元々は15世紀にカンタベリー大司教に寄って建てられた大司教館だったのが、ヘンリー八世に寄贈され(じゃないと処刑されるから??)、エリザベス一世の時代には公式邸宅の一つだったとか。その後、400年以上ドーセット公爵サックヴィル家の居城で、今でも城の一部に一族が住んでいるようです。シシングハースト城庭園の創園者で、詩人のヴィタ・サックヴィル・ウエスト女史の生家としても知られています。また、歴史ドラマのロケにも度々利用され、「ブーリン家の姉妹」の撮影にも使われました。



城の内部は、前回見学したので今回は入っていませんが、チューダー時代そのままの室内に、ヴァン・ダイクやゲインズボロー等の絵画が展示されており、かなり充実して見応えがあります。



未だ見たことのなかった、オランジェリーのみ今回見学しました。大きな窓の上部がスタンドグラスになっていて、カラフルな光が差し込んで綺麗。


ワザとなのか、壁のペイントには斑が有り、何だか塗装途中のままに見え、豪華絢爛の城の室内に比べると質素な感じです。オランジェリーって、本来廊下式のサンルーム兼温室みたいなものなんですが、ここのは現代テキスタイルを展示するギャラリーになっていました。



その中で一番目を引いたのは、手のひらサイズのキッチュな編みぐるみの人形を使って、ノールの歴史を順を追って描いたタペストリー。



このタペストリーに寄れば、ノールは早くから公園を一般に開放していたらしいのですが、19世紀に一度閉鎖した為、地元セヴンオークスの住民が暴動を起こしたとか。今も昔も、暴動が好きな国民だな(笑)



お城は、4平方kmにも及ぶ、山在り谷在りの広大な公園に囲まれています(一部ゴルフ場になっているのが興醒めですが…)。 城の見学には一人10ポンド以上の入場料が掛かりますが、この公園自体は入場無料。ただし駐車場は有料なので、混んでいる日は、ナショナルトラストの会員以外は、町の無料駐車場を勧められます。入り口の門は街の中心に近いのだけど、門から城への道のりが、延々と長くアップダウンが激しいのですよ(笑)。勿論、歩くことが目的の人には持って来いですが。
Text & Photo by 
Der Liebling  ~蚤の市フリークの雑貨手帳~

ノール公園、立派なお城が素敵ですね☆★ 異国の世界を感じます♪♪

ウーマンエキサイト編集部 はぴこ

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