アイフェルの真珠と呼ばれる美しき街

2013年7月7日
2013.6.15~16



ドイツ西部、ベルギーとの国境近くにMonschau(モンシャウ)という街がある。街を流れるRur(ルーア)川沿いには、17、18世紀に建てられた木組みの家が今も数多く残り、どこを歩いても美しい街並が続いている。日本のガイドブックには載っていないけれど、ヨーロッパでは人気の観光地。ようやく夏らしくなった6月中旬、念願のMonschau(モンシャウ)詣でが実現。



Eifel(アイフェル)山脈が連なり、国立自然公園が広がるEifel(アイフェル)地方は緑豊か。そんな山間に位置するMonschau(モンシャウ)は、緑と水に恵まれ心和む場所であった。



旧市街は一風変わった通りや小道が迷路のように入り組んでいる。その中を散策していると、いつしか何世紀も前に遡ってしまったような錯覚に陥る。もともとこの街は”Montjoie(モンジョワ)”と呼ばれていたんだそう。幾度となく繰り返された戦争の結果、ドイツの支配下だったり、はたまたベルギー、ときにはフランスと3国間を行ったり来たりの歴史があり、住民の間でも「ここはドイツ領だ!」、「いやいやベルギー領だ!」と論争になるほど大揉め。ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世の統治のもと、街の名前を”Monschau(モンシャウ)”に改めたのが1918年。以来、ドイツの街として落ち着いているそうだ。



この街を発展させたのが、17世紀後半から18世紀に盛んとなった織物産業。旧市街の中心となるMarktplatz(マルクト広場)には、染色作業、布を縮絨(しゅくじゅう)する様子をモチーフにしたTuchmacherbrunnen(織物をつくる人の泉)がございました。



泉がある広場は、教会、カフェ、レストランに囲まれ楽しい雰囲気が満ち溢れていた。カフェのテーブルが広場まで広げられ、そこではコーヒーを飲みながら木組みの家の風景を360度のパノラマでゆったり楽しむ人々の姿があった。



広場の横を流れる川沿いには、見事な細工の木組みの家が建ち並び、この街の中でも一際美しい眺め。織物業が盛んだった頃は、この一帯に布工業や紡績工場で働く人々がたくさん住んでいたそうだ。



そうそう、こんな素敵な観光地でも、夏はアイス片手に街を闊歩がドイツ流儀。モノを食べながら歩くなんてお行儀悪いと怒られる日本のマナーは忘れ、いざ! アイス握り締め更なる街散策へ。



広場から少し歩くと赤い壁の建物が見えてくる。1760年に完成したバロック様式の8階建ての建物は、織物商人Johann Heinrich Scheibler(ヨーハン・ハインリッヒ・シャイブラー)のタウン・ハウス。



広場と赤い家をつなぐStehlings(シュテーリングス)と名の路地も、何百年も変わりのない佇まい。家々の重厚な扉がこの街の歴史を語っているよう。



木製おもちゃを売る店などもあったりと、ちょっとした雑貨を見るのも楽しい路地でございました。



自分の土産にしたくなるほど可愛らしいネコパズル。



古い水車が回っているのが見えるのも、この辺り。



広場からいくつも広がる路地のひとつRurstra?e(ルーア通り)には、アンティークを売る店や土産物屋、カフェなど何軒もの商店が軒を連ねる。



小さな街には、入ってみたくなる可愛らしいカフェやレストランが沢山あった。



ドイツでは、街の消防団が年に何度か消防署を解放して、地元の人と交流する祭りを開く。たまたま、この日はMonschau(モンシャウ)消防団で、にぎにぎしくイベントが開催されていた。小さなこどもを乗せた消防車が街を走ったり、高く伸びたはしご車に上れたりとなんとも楽し気な雰囲気。



どの窓辺も花づくし。こんな色とりどりの風景が楽しめるのも夏だけ。それゆえ、花に対するドイツ人のこだわりが感じられる季節。



コーヒーの豆を挽く香りに誘われ1軒の店へと入ってみた。コーヒー豆の専門店だが、カウンターでコーヒーがいただけるときき、即オーダー。カウンターといったって椅子などございませんよ。濃い目のエスプレッソをクイッと飲んで、引き上げるのが作法でございましょう。



アタックの強い豆でいれたエスプレッソがあまりにも美味しくて、豆を挽いて頂き購入。思いがけない旨いモノとの出会いも旅の楽しみなのよね。



街外れには、ビール醸造所やガラスの手作り工房、丘の上には城址跡等、まだまだ見るべき観光ポイントは盛りだくさん。ドイツの観光地なら街を一周してくれるこんな電車に乗るのも良し!Monschau(モンシャウ)の観光チューチュー・トレインは45分でぐるりと街を1周してくれるそう。



この日は、アイスを食べながら散策したくて、足を使いましたがね。ホテルに戻るまでの道も〆アイス。



初日のさくっと街歩きはとても楽しく、あっという間に時間が過ぎてしまった。明日は、ご当地ビールを飲んで、ご当地銘菓を買って、ガラス工芸や赤い家も見学して・・・と、ToDoリストはいっぱいで、果たして全て完了できるのか?!Monschau(モンシャウ)は、魅力溢れる街だわね。
Text & Photo by 
うきうきビール生活 in フランクフルト

オシャレな街並み、立ち寄るスポットが沢山あって、観光も楽しいですね♪♪

ウーマンエキサイト編集部 はぴこ

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