マタイヴァふたたび

2016年9月9日

 アリゼ(貿易風)が気持ちいいランギです。ザトウクジラが南極からあがってくるこの季節。ティプタ・パスで目撃されたという情報が。外洋を散歩していると見られるかもしれません。そういうラッキーなことが、何年も前にありました。尾びれがザッバーンと目の前に現れて、びっくりしたのを覚えています。
 6年ぶりのマタイヴァ島。 私が暮らすランギロア島から国内線エア・タヒチで20分。マタイヴァ島に到着します。人口はおよそ250人。先週の木曜日から3泊で行って来ました。残念ながらバカンスではありません。マタイヴァの村役場からの依頼が夫にあり、島民の方々のIDカードやパスポート用の証明写真を撮影してほしいということでした。 

↓マタイヴァのラグーンです。



 phosphate(フォスファット)、つまりリン酸塩(リン鉱石?)を擁するこの環礁は、上空から見ると、なんとも不思議な姿をしています。(↓写真は夫が撮影)





 マタイヴァに飛行機が発着するのは、週に2日だけ。木曜日と日曜日。ですから、1泊だけで帰ってくることができません。3泊しなくてはならない…… 夫は、飛行機代・宿泊・食事代を負担してもらい、証明写真代金は通常の代金で引き受けることにしました。3日間ランギロアの写真館をクローズしなくてはならないので、本来ならその分の営業保障というのがあるのでしょうけれど、その分はいいよ、ということで。私の分は、もちろん自分で負担です。ただ、ラッキーなことに、依頼してきた村長さんがペンションを経営しているので、宿泊・食事代はマダムの分もいらないよ、と言ってくれました。ありがとう。 村長のエドガーは、そう、6年前に夫が結婚式の撮影をした人物なんです。奥さんとはずっと仲良くしているみたいで、安心(?)しました。



 ↑ここが村の中心。村役場とOPT(郵便局と銀行を兼ねている)があります。写真の右手にあるのが役場で、左側にある赤い屋根の建物が村役場のホール。ここを使って、証明写真の撮影を行いました。全部でおよそ50人の写真を撮りました。人口が250人だから、5分の1ですかね。持参したノートPCとプリンタがちゃんと動いてくれて、マタイヴァ滞在中に納品することができました。
 撮影が終わったら、ちょびっとバカンス気分で、エクスカーションに連れて行ってもらいました。 下の写真は、島のシンボル。触れると幸せになるというサンゴの化石(のようなもの)です。



 人も車もあまり見かけない、ランギよりずっとずっとのどかな島です。犬たちもなぜかすごく幸せそうでした。出会う犬たちの顔が、みんな笑っているように見えたんです。ほんとです。 西日があたる橋の上で。オスとメスでした。



 ここを訪れる旅行者は、木曜日着なら3泊、日曜日着なら4泊。ペンションは、その日程で遊びのスケジュールをがっつり組んでいます。レストランなどありませんから、食事も全部、オールインクルーシブというやつです。 3泊して、最初の2泊の夕食は簡素なものでしたが、3回目の夕食は豪華!! イセエビとマオア(サザエみたいな貝)が山盛り。ゲストは私たちを入れて6名でしたが、そのときだけはずらりと6名が横並びになるテーブルセッティング。 ショーでもあるのかな? と思いましたら、ペンションのご主人(つまり村長さん)からの、お礼のごあいさつ。そして、スタッフが心をこめて編んでくれた冠がゲスト全員に贈られます。男性には緑色の椰子の葉で編んだもの。女性には、白い花を編みこんだ清楚な冠。それを頭にいただいてご馳走を食べるのは、なんだか「ロワイヤル」な気分でした!
 そしてそれだけでもびっくりなのに、最終日の昼食には、な・なんと、「カヴェウ」がテーブルに並びました。そう、クラブ・ドゥ・ココティエ、ヤシガニです。そういえば、ランギでたまに売られているカヴェウは、マタイヴァ産かマカテア産だったなあ。ランギでは残念ながら撮りつくされてしまったらしく、ほとんどいないのです……。
 マタイヴァ滞在の最後の総仕上げ(?)は、300個のティアレ・タヒチをつなげた首飾りです。これにシャポーニアウ(椰子の葉の帽子、滞在中に作り方を教えてくれます)をかぶると、もう出発の日はウルウルきちゃいます。



 上の写真は、ランギからマタイヴァに着いたときのもの。イタリアンの旅行者さんたちが、全員このような姿でした。まさか自分もこういう晴れがましいことになろうとは(笑)
 ホテルなどもちろんなく、ペンションが2,3軒あるのみ。シャワーはお湯も出ない、塩水まじりのこともあります。
 でも、心づくしのおもてなしがいつまでも記憶に残る、素朴な島です。この自然のバランスがいつまでもくずれませんように。
Text & Photo by 
タヒチ ランギロア ナヴェナヴェ日記

とても美しいマタイヴァ環礁☆人と人のかかわりがとても温かみがあって素敵な島なんですね(^^♪

ウーマンエキサイト編集部 はぴこ

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