166. ボン美術館とドイツ連邦美術・展示ホール

2016年11月3日



デュッセルドルフの家からアウトバーンで一時間足らず、ケルンの南にボンはある。

ボンは将来ベルリンへの遷都を見越し1949年から1990年までの間西ドイツの暫定首都の役目を果たした。



小さな町の南側には二つの美術館があり、100mほどの広場をはさんで100m角ほどの低層建物が対峙する。

20世紀美術を展示する『ボン美術館』はシックな外装(砂岩とコンクリート打放)に高く大きな庇。それを支える円柱はランダムに配置され、柱周囲の庇を丸く打抜いたデザイン。アート感を発散してイイね



分割されたパネルで組合されたような凹凸の多い外観に対し、内部は10数個の矩形に分割されたシンプルな平面で番号に従って回遊する。時に広場側に大窓が開いたり、中庭があったり。

展示室の空調が仕込まれた格子+スカイライトの天井は理詰めの機能性はドイツらしく、唐突に挿入された妖艶な円形階段はシャープな流れに異彩を放っている。



『ドイツ連邦美術・展示ホール』は対照的に広場に向かって壁が立ちはだかる。その閉塞感を和らげるようにスリットからカーブしたガラス・カーテンウォールが覗き、屋根上の(上部ガラス、下部ブルーの)円錐トップライトが期待をもたせる。

波打った壁面から入ったロビーは広く高い。ここはスペースを貸すだけで収蔵品を持たない。マルチ・ユースを考慮した標準的な展示空間は「ロシア秘宝展」で混雑しているので早々に出る。



スリットの横、地面から屋根へ伸びる外部階段は閉鎖されていた。この建物の特徴となる三つの円錐が生えている屋上庭園を見たかったのだが。

あきらめて反対(正面道路)側へ回るとドイツの州と同じ数の16本の独立円柱が並び、外壁を背景に錆びた鉄柱が意味深な表情を見せてこれも悪くない。



名称 (様式等) : ボン美術館とドイツ連邦美術・展示ホール (現代建築)
場所 : ドイツ、ボン
設計 (竣工年) : ボン美術館:アクセル・シュルテス (1992年)、ドイツ連邦美術・展示ホール:グスタフ・パイヒル(1992年)
訪問日 (評価) : 2004年3月21日 (60点)
Text & Photo by 
世界の建物 awesome1000

コンクリートと白で統一されてとても美しい美術館☆デザインがとてもシックで素敵です(^^♪

ウーマンエキサイト編集部 はぴこ

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