林檎の礼拝堂 田窪恭治

2017年6月5日



2017年5月2日ゴールデンウイークに 林檎の礼拝堂 へ。芸術家田窪恭治氏の代表作の一つを日本からの面々と連れ立って見に行きました。
ノルマンディー地方のサン・マルタン・ド・ミュー村にある小さな小さな礼拝堂。ファレーズ観光局に事前に連絡を取り、日時を指定して開けてもらいます。そのくらいひっそりとした村の、小さな小さな礼拝堂なのです。


約束の時間を過ぎてもなかなか到着しない担当者・・・でも大丈夫、ちゃんとこの通り、中に入ることができました。



教会入り口正面の木と一体化した壁画。


優しい光が差し込んでいます。



屋根瓦の一部が色ガラスになっていてこれももちろん、芸術家の作品。確か、ノルマンディー地方の職人に作らせた、と・・・地場産業の支援もしたわけですね。そして、この土地の人々と一緒に作り上げたということ。



春夏秋冬、林檎の風景で描かれた礼拝堂の壁面。




ここに来るまではフレスコ画だと思っていたのですが、なんと、壁に色の層を作りそれを上から削ることで描いた壁画なのだそうです。



想像しただけでも困難なテクニックをなぜ田窪氏は採用したのでしょう。その理由は、きっと著書 『林檎の礼拝堂』 に書かれているはず・・・




フランスの田舎らしい
小さな小さな礼拝堂でしたが、そこにいる時間はどこか日本を思い出させるような、不思議な感覚がありました。

そして一歩外に出ればノルマンディーならではのこの風景です。



りんごの木、菜の花、そして牛。
こんな風景の中に、日本人芸術家が命をかけて作り上げた作品がある。その作品を、完成から約20年が経過した今も情熱と誇りを持って、訪れる人々に伝える地元の方々。人と人のつながり、文化と文化のつながり。芸術と愛が絆になったつながりを、しっとりと感じた訪問でした。
Text & Photo by 
keiko's paris journal <パリ通信 - KLS>

愛に包まれたとてもやさしい雰囲気の壁画で溢れていてすごく素敵ですね(^^♪

ウーマンエキサイト編集部 はぴこ

  • ブログに投稿
新宿御苑:大木戸門>>

関連旅とお散歩


人気のキーワード

>>旅とお散歩のキーワードをもっと見る

ピックアップ
現在の賛同数:
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
ピックアップ
上へ戻る

Copyright © 1997-2017 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.