大阪天満宮で開催中の「盆梅と盆石展」に行って参りました。
盆梅の梅は、また違った美しさを感じさせてくれますね。
一部まだ、見頃前のものがありましたが、それは仕方ないですね。十二分に満足できました。
先ず、最初に出迎えてくれたのが、金屏風の前に置かれた樹齢100年の白梅「鴬宿」。
「大鏡」などに次のような「鶯宿」の有名な故事が記されていますね。
平安時代、村上天皇のとき、清涼殿の前の梅が枯れたため、西京のある家から掘り取らせてきたが、木の枝に「勅なればいともかしこし鶯の宿はと問はばいかが答へん」という歌が結び付けてあった。天皇はその家の主が紀貫之(きのつらゆき)の娘、紀内侍であったことを知り、深く感じ心残りなことをしたと思ったという故事。
これも、金屏風の前に置かれていた樹齢150年の「桃山」。
金屏風の前に置かれていることから判断すると、他の梅に比べても秀でているということなのかな。個人的には、他の盆梅も負けずと美しいと思うのですが。正直言って、私にはよくわかりません(笑)。
その他の盆梅もこんなに美しい。
幹もこんなに力強い。
(撮影:3月4日)
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- たんぶーらんの戯言