年下の夫宛に届いた一通の手紙。それは金融機関からの督促状だったのです……。金融機関から夫宛に届いた督促状。なんと夫は飲み会やギャンブル、キャバクラで350万円以上もの借金をこしらえていたのです! なかなか仕事の続かない夫の尻をたたき、3年以内に完済することを目標に働き始めた私。最初のうちは夫もやる気を見せていたのですが、やはり他力本願なようで――? 頑張ってるのは私だけ?「飲み会禁止」「ギャンブル禁止」「贅沢は借金完済までなし」と約束して、借金返済のために働き始めた私たち夫婦。私は本業の他に、時給の高い早朝・夜勤のパートを入れ、睡眠時間を削って働いていました。 夫も最初は「俺も頑張る!」と意気込んでいたのですが……。なんだかんだと理由をつけては飲みに行き、かっこつけたいと言ってその場の全員におごったり、必要経費と言って数万円の服や靴を買ったり……。借金をしているという自覚がないようです。 「協力してくれないなら私も頑張らないからね」「副業もやめるよ?」と軽く脅すと、「これからは気を付ける」とようやく反省の素振りを見せた夫。しかし、すぐさま「そんなピリピリするなんて、更年期か?」などと言ってくるのです。私は今まで夫を甘やかしすぎたことを反省するのでした。 祝!借金完済!!1年後――。 目標の3年よりも1年早く借金完済! 睡眠も食事も削って働き続けた私の苦労も、これで報われるでしょう。夫に借金完済の報告をすると、夫も大喜び。「これを機に相談したいことがあるんだよね」と私が切り出すと、夫も「俺もお前に話したいことがあるんだ」と言い出したので、夫の話を先に聞くことに。 「離婚してくれ」 いきなりの用済み宣言に、驚いて言葉を失った私。夫は続けて「お前よりも一回り若い女の子と再婚したいんだよね」「借金返してもらうために、手取り13万のお前に頑張ってもらってたの」と言いました。 アラフォーで口うるさい年上の私はいらないそうです。好きで怒ってたわけじゃないのに……。 その日のうちに、私たちは離婚届にサイン。夫が思い出したように「そういえば、お前からも相談したいことがあるって言ってたけど、離婚するしもういいよな」と言ってきたので、「そうね、もうあなたに話すことなんてないわ」と返しておきました。 底辺ババアの華麗なる変身翌日――。 無事離婚届を受理してもらい、私たちの離婚は成立。そのことを元夫に告げると、こんな返信が。 「しみったれた金額しか稼げないババアはいらねーw」「さっさと荷物まとめて出てけ」「ありがとう!すぐ出てくね!」 お礼を言われたことに驚いたのか、既読がついてからしばらく返信はありませんでした。そこで、私から追撃してあげることに。 「別れてくれてありがとう!このままだとせっかく稼いだお金がまたあなたに取られるとこだったわ!」「私転職して、これからは月収50万円以上になるの」 この2年間、仕事なら何でもやった私。大手企業の傘下でトラブルが発生した時に対処したら、たまたま居合わせた親会社の幹部に評価され、そのままヘッドハンティングされたのです。 「妄想もほどほどにしろよ」とまるで信じていない様子の元夫。そこで、「今の会社を3月中にやめて、東京に引っ越すの」「六本木にオフィスがあるのよね」と続けると、「東京に……?」と驚いたよう。昔から元夫は東京の生活にあこがれを抱いていたのです。 「別にうらやましくなんてないからな!」「女の旬がとっくに終わってる、お前みたいなババアが東京に行ったところで何だっていうんだ!」と悔しまぎれに暴言をぶつけてきた元夫。 一時でもこんな男に尽くしてしまった自分が、今では情けないです。ただ、借金完済した時、先に元夫に話をさせておいてよかったと心から思いました。 「私の荷物はもうないから、いつでも例の小娘を招き入れたら?」「人の男をとるような、若いだけが取り柄の性悪女とどうぞお幸せに!」と言って、私は元夫の連絡先をブロックしました。 その後――。 東京という新天地で生活をはじめた私。ダイエットして、メイクや髪形も変え、服も自分好みのきれいなものを身に着けるようになりました。世の中には年代にかかわらず、仕事もおしゃれも恋愛も楽しんでいる女性がたくさんいることに気付き、私もそうなりたいと思ったからです。これからは自分のお金を有意義に、自分の人生を充実させるために使います。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年12月02日里帰り出産の前に健診へ行くと、逆子であることが判明しました。帝王切開に恐怖感があったものの、医師からの説明を受けて帝王切開を決断! 出産前の医師の説明や入院当日、出産、産後までリアルなレポートをお届けします。里帰り先の病院を受診した雛田さん。バースプランを書き、病院へ提出しますが「無理ですね」とバッサリ。 逆子を直すために体操(※)を試しましたが、直る気配がありません。 病院で帝王切開について説明を受け、予定日より早く子どもに会えるうれしさと手術への恐怖が交互にやってきて……。 おなかを切るってどんな感覚? ※(誤)限度額認定証→(正)限度額適用認定証 結局、逆子が直らず帝王切開が決定。予定通り、手術の前日に入院し、同意書にサインをしていきます。 執刀医から切り方の説明を受けて、横切りを選択。陣痛が起きたときは、緊急帝王切開になると言われ少しドキッとします。しかし、医師の「不安を解消するための説明時間なので、なんでも言ってください」という心強い言葉のおかけで、ホッとしました。 「おなかを縫われる感覚が怖いのから、全身麻酔にしてほしい!」と思う雛田さんでしが、下半身の麻酔のみ。恐怖心がぬぐえないんか、母に「遠慮しがちだから、何かあったらすぐに言うのよ」と言われるのでした。 帝王切開に「痛そう」「怖そう」「ラクそう」と、さまざまなイメージを持っている方がいるのではないでしょうか? 経腟分娩といろいろと異なりますが、ママと赤ちゃんは頑張っています。周囲の人は全力でサポートしていきたいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※逆子体操について近年は無理な姿勢によるデメリットも指摘されているため、逆子体操は推奨されていません。 おなかが張る可能性があるので切迫早産と診断された場合や、医師から許可が出ていない場合は控えましょう。また、体操したからといって、絶対に治る可能性はありません。赤ちゃんはママのおなかの中でグルグルと動いています。そのため、妊娠中期までは頭の位置は変わりやすいですが、妊娠後期になっても逆子のままの人も一定数います。 ※帝王切開の切り方についておなかの切り方は、おへその下を垂直に切る「縦切開」、水平に切る「横切開」の2種類があります。素早く取り出してあげないといけない場合は「縦切開」、下着や水着になったときに傷跡が見えにくいのは「横切開」だと言われています。医師の意向や産院の方針などもあるので、担当医師への相談をおすすめします。監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター ひぃちゃん
2023年12月02日私は在宅ワークをする主婦です。夫は現在長期出張中なので、自分のペースで仕事に集中したいところなのですが、住んでいるマンションで大規模な工事が始まってしまい、騒音がひどく、思うように仕事が進まず悩んでいました。在宅ワーカーの私は、仕事の会議もオンライン。しかし、最近始まったマンションの工事が想像していた以上にうるさくて、仕事に集中できませんでした。ちょうど夫が長期主張中ということもあって、いっそのことホテルにこもって仕事をしようと考えていたのですが……。 突然始まった義実家での同居生活ある日突然、義父から連絡が。どうやら夫にマンション工事による騒音のことを聞いたようで、家で仕事をしている私を心配してくれての連絡でした。工事はこれから2カ月ほど続くので困っていることを話し、ちょうど夫も長期出張中なのでホテルにこもって仕事をしようかと考えていることを伝えました。すると、「ホテルだと費用がかかるから、義実家で生活してはどうか」という提案を義父からされました。まさかそんな提案をしてもらえると思っていなかった私は、うれしい誤算でした。義実家には義両親のほかに義妹も住んでいるのですが、関係は良好なので特に心配することもなく、お言葉に甘えることにしました。しかも、義父が趣味で建てたWi-Fi環境も整っている離れの部屋を使わせてくれるとのことで、仕事にも集中できそうで、早速、翌日からお邪魔することになりました。 こうして、とんとん拍子で決まった義実家での同居生活だったのですが……。 お食事は1人でどうぞ同居生活がスタートしてから1週間。義母は、あからさまに私のことを邪険に扱ってきました。もちろん、お客様気分で住んでいるわけではありませんが、そんなふうに言わなくてもいいのになんて思ってしまうように……。 そして数日後。その日の夕食は、私が家族全員分を作っていました。しかし、その夕食がすべて排水溝に流れているのを見てしまったのです。何事かと思い義母に確認すると、悪びれる様子もなく「捨てておいたわ。あんなの食べられる味じゃなかったからね」と一言。作り直すと言うと、義母は義父と外で食事を済ませてくるから、その間に掃除をしておくように言ってきたのでした。 さらにその場で「あなたじゃうちの家族になれない」とまで宣言されてしまいました。父子家庭で育った私は、母親がいないから料理ができないんだと責められますが、そこはさすがに関係ないと思い、たまらず言い返しました。しかし、義母には「両親がそろっていない子はどこか影がある」と決めつけられ、自分の立場を考えて身の振りを決めるようにと強く言われたのです。 その後、義母は、自分の都合のいいように義父に話をしていたようですが……。 「あんな子ほっといて家族で外食しましょ?」そう言う義母を、義父が冷たく突き放します。「家族で食うから1人で行け」「は?」 実は私が義母よりも一足先に状況を報告していました。義父は義母に対し、人を育ちで区別するなんてどうかしていること、家に呼んだのは家事を丸投げするためではなく仕事に集中してもらうためだということなどと義母に話しました。 義母には、私が夫を尻に敷いているように見えていたようで、大事に育てた息子を雑に扱われているなんて可哀想だと思い、私のことが気に入らなかったよう。ひととおり義母の言い訳を聞き終わった義父は「俺たちの前ではやさしいふりをして、裏でこそこそといびり倒して情けない」と残念そうに言っていました。 お引っ越しをお手伝い中♪翌日。義母から私のもとへ連絡が入りました。それは「私が悪かった、お義母さんのすべて言う通りだったと認めなさい」という連絡。昨晩家を出てから行方が分からなくなっていた義母ですが、義父や義妹と連絡が取れず、息子からは怒鳴られ、ばつが悪くて帰ってこられないようで、私に謝罪をさせて事態を終息させようと考えたよう。 もちろん、私は謝るつもりはなく「もう義母と家族になることは諦めたので」と伝えると「まぁ、本当!? それなら家に帰ろうかしら」と義母が言うので、さらに私は「出て行くのはお義母さんの方みたいですよ」と教えてあげました。実は連絡をもらったとき、ちょうど義父の指示で義母の荷物を皆で片付けているところでした。さすがに事態の深刻さに気付いたのか、強気な義母は言い訳を開始。その後、大慌てで帰ってきたところ、義父に正座をさせられて朝まで説教コースに突入し、泣きながら私に謝罪をしてきました。私はまだ素直に謝罪を受け入れる気持ちにはなれないので、今後の様子を見ながら決めていくつもりです。こんな生活ができるのも、私のことを守ってくれたイケメンすぎる心を持つ義父と、よき理解者でもある義妹のおかげです。本当の家族として迎え入れてくれた彼らを大切にして、これからも誠実に接していこうと思います! ◇ ◇ ◇良好な関係を築けていると思っていた義母の本心を知ってしまった妻さんの気持ちを考えるとショックですよね。しかし、そこで義母と感情的にぶつかるのではなく、義父に報告したのは大正解だったのではないでしょうか。これからも上手く立ち回って、マンションの工事が終わるまで義実家生活を楽しんでほしいですね! 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年12月02日私はフルタイムで働く26歳の主婦です。1年半前に結婚した夫と一緒に暮らしているのですが、最近私に対する態度が酷いのです。夫は残業で私が遅くなったときでも、家のことを全くせず、帰りが遅くなる私を責めてばかり。一戸建てを建てるために節約を促すと、「節約節約って……お前ババ臭くなったよな」と言ってくる始末。私はストレスで、夜に大食いしてしまう日々が続きました。 夫の電話の内容は?私が残業で帰りが遅くなったある日、家に近づくと、窓が開いていたため、お風呂に入っている夫が誰かと電話している声が聞こえてきました。「本当に残念だよ!今夜はせっかく嫁が仕事で帰りが遅くなるのに、一緒に居られないなんて……」と電話の相手は女性の様子! 聞き耳を立てると、「じゃ、また明日の夕方5時半に♪」と明日会う約束までしていたのです! 腹が立った私は何も知らないふりをして過ごし、明日待ち合わせ場所に突撃しようとしていたのですが…… 緊急入院した妻その夜、急激な腹痛で病院に駆け込み、検査入院をしなければならなくなってしまいました。一緒に病院に来た夫は、「ほんとにお前って、使えねーよなぁ!俺に迷惑かけんなよ」と全く心配していない様子。そればかりか、「明日から急な海外出張が入ったから1週間見舞いに来られない」と言ってきました。 そのとき、どこからか電話がかかってきたため、「せっかくの入院だしゆっくりしてろよ!」と言い残して病室を出ていきました。 入れ違いのように両親がお見舞いにきてくれたのですが、夫が誰かと電話をしている様子を目撃したそう。夫に挨拶しようと近づくと「明後日からのグアム旅行に行く」「どんな水着を持って行く?」と浮かれた話をしていたというのです。 私が入院するというのに、浮気相手と海外旅行に行くつもりなんて……私は怒りが爆発してしまいそうに! 両親にすべてを伝えて協力してもらい、夫をこらしめることにしました。 不倫旅行から帰ると、妻の葬儀が?!検査の結果、ストレスからくる暴飲暴食が原因で腹痛を起こしてしまっていたとのこと。幸い数日で退院することができました。夫が海外から帰ってくる日に合わせて、私と両親は準備に取り掛かることに。 それから1週間。夫が家に帰ってくると、なんと家で葬儀が行われているではないですか! 遺影は私の写真です。すべてを察した夫は、「ま、まさかこんなことになるなんて……」と固まってしまいました。 予想外の出来事に、夫が気絶両親が、「出張だなんて嘘ついて、どこに行ってたんだ!? 会社に電話して、出張に行っていないことは分かっているんだよ!」と詰め寄りました。 すると夫は不倫相手と海外旅行に行っていたことを告白。そのまま棺にすがって泣き始めたところで、私は棺の中から起き上がりました。 そして夫の手を掴み、「許すわけないだろ!」と叫ぶと、夫は「ギャー!」と叫んで気絶してしまったのです。 夫をこらしめて夫の浮気相手は会社の同僚でした。夫と女の社内不倫を会社に通告すると、それぞれ降格させられ、夫は地方の支社へ転勤することになったそうです。私は夫と不倫相手に慰謝料を請求して、離婚成立。夫は慰謝料を払うために作った借金を返すため、昼夜働き詰めらしいです。 体調を崩した妻を心配もせず、嘘をついて不倫旅行に行くような夫を、こらしめることができてスッキリしました。今は嫌味ばかり言う夫のいない新生活を満喫しています! 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年12月02日一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。義母が圧迫骨折をしてずいぶん時間がたちましたが、まだ痛みが治まらない様子。医師からは特に何も言われていないはずですが、何かと言い訳を並べて横になってばかりいて、出かけようともしません。相変わらずわがままを言って自分で病気を治そうともせず、おまけに寝たきりになってしまうのではないかと心配するまる子さんですが……。義母が寝たきりになる心配もしていましたが、お盆を境に自分から外出しようという気になってきた義母。しかし、相変わらず他人の都合はお構いなしで、まる子さんも夫も振り回されっぱなしで……!? 待たされたのはこちらですが… 義母は自分のお弁当を、私は王子(息子)用のファストフードを買いに行きました。 そんなある日、重い生理痛のため「今日はそっとしておいてほしい」と頼むまる子さんでしたが……。義母からの要求は止まりません。 義母から病院へ迎えの要請があったある日。たまたまその日は、息子がワクチン接種の副反応で学校を休んでいたのですが、食欲はあるということでリクエストされたファストフードを買ってくると約束して出かけました。息子のリクエストは義母の苦手なものということもあって、義母は自分でお弁当を買うようです。 そのため、お互い買い出しをしてから、お店の前で10分後に待ち合わせをしたのですが……。まっっっったく出てくる気配がなく。30分がたち、さすがに息子が待っているだろうと一旦家に帰って買ったものを届け、再度戻ってきました。その間に義母から着信があり、お店に到着すると案の定ご立腹……。いや、待たされたのはこちらなのですが……? さらに別の日には、激重な生理に耐えている最中、あちこち行きたいところを言いだし、送迎を頼んできます。生理の重さは人それぞれ。同性でも、経験したことがなければつらさを理解してもらいづらいのです。義母の場合、もう忘れてしまったのかも?! ……数日で回復するから、待っていてほしいと言っても「じゃあすぐそこの……」と、自分が寄り添っているといわんばかりに要望の内容を変えてきます。距離の問題ではなく、動くことが難しいことをわかってもらえる日は来るのでしょうか……。 --------------今日もまる子さんの家は、義母を中心に回っているようです。見方を変えれば、それだけ自分の気持ちをはっきりと言えるほど、信頼されているということかもしれませんね。ともあれ、生理痛がひどいときくらいは、一日中丸まっているのを許してほしいところですが……。痛みは見た目からではわからないので、難しいですよね。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。 介護カレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター まる子
2023年12月02日学生時代、主人公のユウヤさんは俗にいう遊び人でした。社会人になり、同僚のトモヒロと行った街コンで出会った女性・スミレは、今までに出会ったことのないほど地味で素朴なタイプでした。スミレに出会って人が変わったかのように一途になったユウヤさん。猛アタックの末に交際がスタートし、1年後に晴れて結婚。地味だったスミレは見違えるほど垢抜け、徐々に社交的になっていきました。幸せな新婚生活を送っていた2人ですが、あるときスミレの浮気が発覚。浮気相手のリョウは、半グレチンピラ集団のリーダーという危険な人物でした。スミレと離婚をするべきか悩むユウヤさんはトモヒロに相談しますが、帰宅途中に仲間を引き連れたリョウが現れ喧嘩に発展。そこへ木山という親分的存在の男が偶然通りかかり、リョウは慌てて態度を一変させます。その様子を見たユウヤさんは木山に助けを求め……。リョウがしたことを知った木山は、リョウとユウヤさんを車に乗せ事務所へ連行。リョウは木山に殴られましたが、ユウヤさんは何事もなく解放され……。なぜ俺がこんな目に遭わないといけないんだ!? スミレを連れてスミレの実家へ向かったユウヤさん。義両親に離婚をしたいという気持ちとすべての経緯を説明。ユウヤさんからのまさかの発言にスミレは動揺していましたが、途中からは涙を流しながら聞いていました。 義両親はすべての責任はスミレ本人にあるため、離婚を拒否する権利はないと返答。しかし、スミレは泣き続けて冷静に話ができる状況ではありませんでした。 義父のやさしい言葉によりスミレとの楽しい思い出が蘇り、ユウヤさんは改めてスミレのことが大好きだったのだと痛感……。 そして、後日行われた話し合いで、スミレとの離婚が正式に決まったのでした。 離婚するべきか悩んでいたユウヤさんですが、ようやく離婚するという気持ちを固め、義両親にも意思を伝えることができました。 スミレのしたことをすべて受け入れ、素直に謝罪をしたスミレの両親。それ故に、スミレに対する気持ちや情が再び湧いてきそうですが、ユウヤさんはグッと堪えました。 好きなのに別れの選択をするのはつらいことですが、一度信頼を失った相手と良好な関係を築くのは難しいですね。著者:マンガ家・イラストレーター ガマ太郎
2023年12月02日わが家は共働きでいつも時間がないため、食事やお弁当には冷凍食品を活用しています。しかし夫はそれを手抜きととらえており……。夫は同僚が持ってくる愛妻弁当をうらやましく思っているようで、料理に対していろいろ口出ししてくるようになりました。 それぞれの家庭の事情もあるので、お弁当を比較されても困るのですが……。しかも、共働きなのに家事のほとんどを私がやっており、なんだか腑に落ちません。 料理上手な義母と比較され…そして夫は共働きをしていた義母と私を比較し、ネチネチ言ってくるように……。もう少し見習って努力しろと偉そうなことを言ってきたので、本当に頭にきてしまいました。だったら自分で作ればいいと言うと、何かと言い訳をして逃げていきます。 俺の体を労る気持ちがあるなら冷凍食品は使うなと言ってきますが、夫は大のファストフード好き……。説得力がなく、マウントを取りたいだけなのではと思ってしまいます。 私が何も変えずにいると、夫は冷凍食品を口にしないと宣言。「手作りしないなら、お義母さんに告げ口する」とまで言ってきました。どうしようか悩みましたが、いっそのこと義母に相談してみるという手もありかなと思うようになりました。 お仕置き作戦スタート!ある日のこと。帰宅した夫は私が不在で夕飯だけ残されていることに気づき、連絡をしてきました。「今日の飯も全部冷凍食品だな?」 「お前俺のことなめてんの? 全部捨てたから」本当にひどいですよね……。「それ作ったのお義母さんだよ」夫が信用してくれないので、隣りにいる義母と代わることにしました。 じつは夫の記憶違いで、お義母さんも共働きで忙しいときには惣菜や冷凍食品を活用していたとのこと。子育て中に働き方をフルタイムからパートに変え、そのころから料理に凝り始めたそうです。 手を抜いた料理が悪い訳ではないこと、手作りの料理を食べたければ自分がそのほかの家事を行って時間の余裕をプレゼントすべきだと義母は夫を諭しました。文句しか言わない相手のために料理をしたいとは思わないでしょう?と問われてもまだグズグズ言っている夫に、お義母さんはどんどん追い打ちをかけます。 そして夫を反省させるため、しばらくひとりで生活するよう言いつけました。期限は家事がひと通りできるようになるまで。それができないのならば離婚させると宣言され、夫はオドオドし始めました。 スパルタ指導を受けた夫は…それから2週間。お義母さんのスパルタ指導もあり、夫はひと通りの家事ができるようになったようです。毎日食事を作ることがどれだけ大変か、自分がどれだけ傲慢な発言をしていたか、よくわかったとのことでした。本当に反省したから家に戻ってきてほしいと懇願されたので、私は条件付きで帰宅することを提案。 その条件とは、朝食とお弁当作りを夫の仕事にすることです。最初は渋っていましたが、最終的に承諾。そのほかの家事は折半すると言ってくれました。 あれから夫は文句を言うことなく、家事の分担もきちんと守ってくれています。彼の努力が感じられ、それが夫への信頼の回復につながっていると思います。 義母からは「何かあったら相談して」と言われていますが、夫の頑張りを見ていると、その必要はないかもしれません……。これからは2人で温かい家庭を作っていけたらと思います。 ◇ ◇ ◇ やってみなければわからないことって多いですよね。今回は夫も家事の大変さがわかったようで良かったです。今後は2人で協力しながら、素敵な家庭を築いてほしいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年12月01日病気で仕事を辞めて専業主婦になったものの、体調のすぐれない日が続いていた私。家事を十分にできない私に対し、夫は「仕事辞めたくせに俺にやらせるんだ?」「俺が働いてるからお前は食べていけるんだぞ」と言ってくるように。「無職は金を使うな」と節約も指示してきました……。病気で仕事を辞めた私に対し、ぐちぐちと毎日文句を言ってくる夫。 もともと私は最低限しかお金を使わないタイプでした。しかし、夫は「仕事の付き合いだから」「身に着けるものもそれなりじゃないと」と言って、散財を繰り返していたのです。それもあって、共働き時代からカツカツだった家計はついに火の車に。 すべて私のせいにする夫「俺に節約しろって言うなら、まずは自分からやれよ」と言った夫。そして、ついにとんでもないことを言い出したのです。 「今日から、お前は俺が残した飯を食えよ」 働けない私のごはんは、夫の残ったご飯で十分だと言うのです。病気とはいえ、おなかは空くし、できる範囲で家事だってしているのに……。 私が退職してから、急に態度が変わってしまった夫。さすがに言い返そうとしましたが、「お前のせいで俺の小遣いが減ったんだ」と言われ、口をつぐむしかありませんでした。 「実家に帰りたい」と切り出した結果…私が夫の残飯処理係になってから1カ月――。 夫の態度はますます悪化。家計どころか、私個人の通帳まで夫に取り上げられてしまいました。少ない生活費の中から買い物をして、そのレシートは夫に提出。病院代すらも夫に頭を下げないと出してもらえません。 節約のために毎日余りものを食べ、暖房器具を使わないようにしていた私。一方の夫は、毎日お酒を飲み歩いていました。この生活に限界を感じていた私は、「実家に帰って療養に専念したい」と夫に切り出したのですが……。 「俺がこんなにがんばって働いてるのにそんなこと言う?」 夫によると、上司が女性に変わったストレスを発散するために、毎日飲み歩いているのだそう。「そのお金があればもっと生活はラクになるのに……」と私がつぶやくと、「お前はわかってない」と、憤慨し、私の通帳を取り上げました。 やがて私の病状はすぐに悪化。次第に外へ出ることもままならなくなっていったのです……。それでも夫が私を病院に連れていくことはありませんでした。 手を差し伸べてくれた人は数日後――。 わが家に珍しく訪問者が。その応対をしているうちに、突然体調が悪くなって私はそのまま倒れてしまいました。訪問者の方が救急車を手配してくれたようで、気付くと病院のベッドに寝かされていました。 サイドテーブルに置かれていたスマホを見ると、夫から「どこにいるんだ?」「お前、家の引き出し開けまくって、俺に黙って保険証持っていったのか?」などと、たくさんのメッセージが。顔色の悪くなった私に代わり、私を運んでくれた訪問者の方が返信をしてくれました。 「誰が病院に行く許可した?今すぐ帰ってこい!」「奥さんとは二度と会えませんよ」「は?お前誰だ?」 わが家を訪ねてきたのは、夫の直属上司の女性でした。夫に横領の疑いがあるとのことで、私に事情を聞きにきたのです。私の生活を聞いた上司は「病気の人を通院させないなんて!」と激怒。そのままメッセージで夫を叱り飛ばして、私の通帳一式を取り返してくれたのです。 実は、夫は飲み屋の女の子に入れあげていたそう。夫婦の貯金だけではまかなえず、私の独身時代の貯金にも手をつけようとしていたようです。暗証番号や印鑑がわからず、結局引き出せなかったようで、会社のお金に手を出したとのことでした。 その後――。 上司の女性は、横領の話し合いと同時に、私たちの離婚の仲介もしてくれることに。夫とは顔を合わせたくなかったので、私も素直に甘えることにしました。 結局、会社は被害届を出さなかったものの、夫は左遷。上司の女性によると、左遷先で横領分の返済に追われているそうです。 私には「離婚したくない」と泣きついてきた夫。夫に対する情はもうないため、私は淡々と「早く離婚届にサインしてください」と繰り返すのみに留めていました。事情を聞いた義両親からも一喝され、ようやく離婚に応じた夫。わずかばかりですが慰謝料をもらい、私は実家に戻ってゆっくり療養しています。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年12月01日里帰り出産の前に健診へ行くと、逆子であることが判明しました。帝王切開に恐怖感があったものの、医師からの説明を受けて帝王切開を決断! 出産前の医師の説明や入院当日、出産、産後までリアルなレポートをお届けします。 帝王切開が怖い ※選択的帝王切開の時期は39週以降が望ましく、週数が正確であれば38週も妥当とされている。 ※病院によっては手術が可能な曜日や時間帯が決まっており、その中から選択できる病院もあります。手術室の確保はもちろん、万全の体制で妊婦さんと赤ちゃんをサポートするために、医師、助産師、看護師などスタッフを確保することが必要です。そのため、手術日が限られていることがあります。 里帰り先の病院を受診した雛田さん。バースプランを書き、病院へ提出しますが「無理ですね」とバッサリ。 逆子を直すために体操(※)を試しましたが、直る気配がありません。病院で帝王切開について説明を受け、予定日より早く子どもに会えるうれしさと手術への恐怖が交互にやってくるのでした。 初めての出産に加えて、逆子で帝王切開となると不安になってしまいますよね。医師や助産師など、信頼できる人に相談して、リラックスした気持ちで出産当日を迎えたいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※逆子体操について近年は無理な姿勢によるデメリットも指摘されているため、逆子体操は推奨されていません。 おなかが張る可能性があるので切迫早産と診断された場合や、医師から許可が出ていない場合は控えましょう。また、体操したからといって、絶対に治る可能性はありません。赤ちゃんはママのおなかの中でグルグルと動いています。そのため、妊娠中期までは頭の位置は変わりやすいですが、妊娠後期になっても逆子のままの人も一定数います。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター ひぃちゃん
2023年12月01日私はパートをしながら会社員の夫と暮らす兼業主婦。夫から、不景気のあおりを受けて給料が減ってしまうと言われ、なんとかやりくりを頑張ろうとしたのですが……。夫から家計管理を任されている私は、節約を頑張る日々。しかし、ある日夫から給料が激減してしまうと言われてしまい、大ピンチに。なんとかパートの勤務時間を増やして、足りない分を補填しようと思っていたところ、体調を崩してしまいました。 なんとかできる額ではない…私はパートをしながら会社員の夫と生活しています。不景気だとは思っていましたが、ついにわが家にもそのあおりが来てしまい……。「減給が決まった」と夫から告げられました。その額はなんと、手取りで13万円ほど。これまでの半分以下になってしまうことに。今でも特売品を買いながらギリギリの生活をしているというのに、この減給は大ピンチでした。 家計管理はすべて私に任されていて、夫はなんとかやりくりしてくれと言うだけ……。さすがになんとかできる額ではなく、私がパートを増やして減らされた分を補填するしかありませんでした。夫も給料を上げてもらえるように必死に働くと言ってくれたので、もうやるしかなく、「お互い頑張ろう!」と励まし合うのが精いっぱいでした。 体が悲鳴をあげてしまった衝撃的な夫の減給決定から、2カ月ほど経ったころ。私は職場で体調を崩してしまい、病院へ。そこで、医師から過労とストレスで体がボロボロになっていると言われたため「すこし仕事を休むことになる」と夫に伝えました。すると、夫からは「今月の稼ぎはどうするんだ」と、私の心配ではなくお金を心配する言葉が。さらに「休みたいなら勝手に休め、生活費が足りなくなっても知らない」と夫からの言葉には、やさしさのかけらもありませんでした……。私だって寝る間を惜しんで早朝から深夜まで働き、食事だって1日2食のもやし中心生活で我慢していました。それなのに、そんなふうに言われてしまうのがとてもショックでした……。 もうどうにもならないので「誰かにお金を貸してもらうしかない」と言うと、夫は「借金なんて底辺の人間がすることで、そこまで落ちぶれたくはない」と言う始末。こんな状況で体裁を気にするなんて、信じられません。「もう夫には頼れない……」そう思った私は、ある人に助けを求めることにしました。 信じられない夫の裏切り翌日、間もなく日付が変わろうとする深夜。私は義母のもとを訪ねていました。もう背に腹は代えられないと思い、当面の生活費を借りられないか、夫に内緒でお願いすることに。 「お金貸してもらえませんか……」そう切り出した私に、義母は意外な言葉をかけました。「あの子の収入で借金するなんてどんな生活してるの?!」「え……?」驚いた私に、義母が告げたのは驚きの事実でした。なんと、夫は月収で30万以上稼いでいて、私のパート代と合わせたら、大人2人が暮らすには十分な収入があるはずだと言うのです。私は義母の言っていることが理解できず、自分が把握しているのは手取りで月13万円ほどであると話しました。そして、足りない分を補うために無理をしていたけれど、「もう限界だ」と正直に伝えると、義母は絶句。一体残りの20万円はどこへ行ってしまったのか……。さすがに怪しいと思い、すこし調べることにしました。 3日後。お金の使い道は、あっという間に判明。夫は後輩にランチを奢ったり、飲み会に参加したり……。それはそれは楽しく過ごしていたよう。さらに、ネットで知り合った女子大生たちとデートをするのにハマってしまい、夫は食事代やプレゼント代を出していたら、あっという間にお金を使いきっていたということでした……。私が体を壊すほど頑張っていた裏で、何も考えず欲望のままに過ごしていたなんて許せず、私は離婚を宣言しました。 ◇ ◇ ◇ いつまでも隠し通せないようなウソをついた夫。自分の欲求しか考えず、過労とストレスで妻の体がボロボロになっても、心配の気持ちもない夫なんて夫婦である意味を考えてしまいますよね。今回の出来事で離婚に至った妻さん。これからは自分を大切に、新しい人生を謳歌していってほしいですね。 トーク系体験談をまとめて読む▶著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年12月01日一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。義母の日常生活のサポートから定期通院の付き添いまで、仕事をしながらもなんとかこなしているまる子さんですが、時には義母の要望に応えられないことも……。そんなときは、わかりやすくしっかりと説明し、その場で納得してもらうのですが、なぜか数時間後には義母の都合がいいように話がすり替わっていることも多々。もしかして、義母は双子?? そう疑いたくもなります。圧迫骨折をしてからだいぶ時間が経過していますが、まだ痛みは続いているようで、横になってばかりいる義母。このままでは寝たきりになってしまうかもしれないと散歩に誘ってみますが、何やら理由を並べて家から出ようとしません。自分で病気を治そうとしない義母の態度に、さすがに堪忍袋の緒が切れてしまいました。 外出しようとするのはいいことだけど…? いつの間にか、歩けない体になっていた義母……。私、そんなこと聞いていませんが? 私が行くしか……ないですよね。 お盆がやってきて、夫との休みが合う日にお墓参りへ行くことに。義母は歩けない体だからと言い張り、お留守番です。運悪くこの日は土砂降りでしたが、そこしか夫婦の休みが合わなかったので、強行します。 そして、お盆から1カ月後。義母は「涼しくなったからお墓参りに行く」と言い始めました。あれ? 歩けない体と言っていませんでした?? でも、このタイミングで夫がまさかのぎっくり腰になり、動けなくなってしまいました。当然送迎も難しいのですが……そんな事情は義母には関係ないようです。「送迎するだけでいいから、お墓まで連れて行って」と言ってきました。 このわがままぶりに、さすがの夫もブチギレ。仕方なくお出かけは私が送迎することに。これまでなかなか家から出ようとしなかったことを考えると、外出しようとするだけいいのか……と思ったり。お出かけには、先日購入した杖も持って行きました。でも、車に置き去りにされていたり、折り畳んでカバンにしまわれていたりと、まだそれほど出番はないようです。 --------------一時はこのまま寝たきりになってしまうのでは? と心配しましたが、お出かけする気になってくれたのはよかったですね。ただ、相変わらず周りの事情は関係ないようで……。でも、勝手に自分でどこかに行ってしまうよりは、安心なのかもしれません。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。 介護カレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター まる子
2023年12月01日私の夫は転勤族です。2〜3年に一度異動があるので、私は仕事を辞めてついて行くことを決めました。キャリアを手放すことになってしまいましたが、夫を支えることが私の使命。そう思って疑いませんでした。1通の手紙が届くまでは……。買い物から帰ってきた私は、自宅の郵便ポストに夫宛てのハガキが届いていることに気がつきました。差出人の名前はなし。裏返して見ると「パパ、早く会いたい」という、子どもが書いたような幼い文字……。私はギョッとしてしまいました。夫に隠し子!?夫は初婚で、子どもなどいないはずです。何かの間違いかと思ったけれど、なんだか不安な気持ちになりました。 不審な出来事はこれだけではありません。隣の奥様から「いつ家を出て行くのか?」と聞かれ、何のことかわからない私はキョトンとしてしまいます。話を聞くと、先日夫の正妻だと名乗る女性が男の子を連れて挨拶に来たそう。私が出て行った後にこの家に引っ越してくると言っていたと話します。 わけがわからず気が遠くなる私。あの不可解なハガキは、本当に夫の子どもが送ってきたのかもしれません。あまりのショックに、そこからのことは覚えていません。気がついたら自宅のソファーに座っていました。 ドアの向こうに立っていたのは…するとそのとき、自宅のインターフォンが鳴りました。私が玄関を開けると、そこには1人の女性と5歳くらいの男の子が立っています。 「はじめまして。ミサエと申します。あなたの夫の妻です。この子は息子のケント。あなたの夫の子どもです」 それから一方的に話すミサエ。いつまで経っても私が出ていかないので、痺れを切らして会いにきたのだそう。夫の浮気など疑ったことのなかった私は、呆然としてしまいます。何も言い返さない私にヤキモキしたミサエは「息子のためにもすぐに出ていけ」と言い残し、去っていきました。 自称夫の妻の正体その日の遅く、仕事から帰宅した夫に私は詰め寄りました。「今日ミサエって女が来て、私に離婚しろって! どういうこと? あの男の子はあなたの子どもなの!?」夫もびっくりしていますが、嘘をついているような雰囲気ではありません。 ミサエの正体がわかったのは数日後のこと。私と夫はとある弁当屋の前にいました。そこでレジを打っていたのがミサエです。彼女は夫の会社に昼食を届けにくる弁当屋のパート従業員でした。しかし、お弁当の受け渡しくらいしか接点がなく、夫にも心当たりはないのでした。 夫の姿を見て「嬉しい!会いにきてくれたのね♡」と嬉しそうなミサエ。対する夫は「僕がいつ君と結婚して、息子さんの父親になるなんて言った? 僕はそんな約束をしたことは一度もない!」 と冷静に返します。 しかしミサエの言い分は違っていました。 「おいしくて大好きなんです」と夫は弁当を褒めたはずが、大好きなのは自分だと思い込み、息子の写真を見て「かわいいな〜僕も子どもがほしいんです」と言えば、息子のパパになってくれるものだと勘違いし、どれもこれもとんでもない解釈ばかり。 何を言ってもミサエは譲りません。挙げ句、私がいるから話を合わせているだけだと言い張るのでした。 想像と現実の区別がつかなくなった女は…どうやらミサエは妄想が膨らみ、いつの間にか想像と現実の区別がつかなくなったようです。しかし、近所に妄想を言いふらされた私は、たまったものではありません。自宅も夫を尾行して突き止めたというからドン引きです。 私たち夫婦は、名誉毀損や精神的苦痛に対する慰謝料を請求することにしました。 幸い、すぐに異動の辞令がおりたので、私たち夫婦はこの街から引っ越すことが決まり、近所の人から向けられる好奇の目も逃れることができました。 あまりにひどい勘違い……。一度は夫を疑ってしまいましたが、今回の一件で絆が強くなったと感じています。誰にでもやさしいのは夫の良いところですが、こんなにも恐ろしい勘違いを生むこともあるのだと勉強になった出来事でした。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年11月30日学生時代、主人公のユウヤさんは俗にいう遊び人でした。社会人になり、同僚のトモヒロと行った街コンで出会った女性・スミレは、今までに出会ったことのないほど地味で素朴なタイプでした。スミレに出会って人が変わったかのように一途になったユウヤさん。猛アタックの末に交際がスタートし、1年後に晴れて結婚。地味だったスミレは見違えるほど垢抜け、徐々に社交的になっていきました。幸せな新婚生活を送っていた2人ですが、あるときスミレの浮気が発覚。浮気相手のリョウは、半グレチンピラ集団のリーダーという危険な人物でした。スミレから浮気の経緯をすべて聞いたユウヤさんは、離婚をするべきか頭を抱えてしまいトモヒロに相談。しかし帰宅途中に仲間を引き連れたリョウが現れ喧嘩に発展してしまいます……。木山という親分的存在の男が偶然通りかかると、リョウは慌てて態度を一変させました。その様子を見たユウヤさんは、木山にリョウがしたことの経緯を説明し助けを求めます……。一体何がどうなってるんだ ※もうしかして→もしかして 車に乗せられ事務所に連れて行かれたユウヤさんは、親方らしき男と同じ部屋に残され、何をされるわけでもなくただひたすらに放置されていました。 そこへ木山とリョウが戻り、親方らしき男に「確認が取れた」と報告……。すると、木山がリョウに突然殴りかかり、目の前で起こった事態にユウヤさんは頭が真っ白になってしまいました。 そのままリョウは別室へ連れて行かれ、ユウヤさんはタクシー代を渡され何事もなかったかのように開放されたのです。混乱しながらもスミレの安否が心配になったユウヤさんですが、スミレの無事が確認でき安堵したのでした。 車内で名前と勤務先を聞かれ、緊張と恐怖のあまり記憶すら曖昧なユウヤさん。事務所に連れて行かれましたが、ユウヤさんの身には何も起こりませんでした。 木山が別室で何の確認を取ったのかは不明ですが、リョウは少し羽目を外しすぎたのでしょう。 何事もなく無事に開放されたユウヤさんですが、スミレとの今後を改めて考えないといけないですね。著者:マンガ家・イラストレーター ガマ太郎
2023年11月30日過干渉な義母は、頻繁にうちへやってきては余計なことをしていきます。今日は腕を振るって、食べきれないほどの料理を作り置いていきましたーー。義母の料理は味が濃く、そして油物が多いんです……。息子がまだ10代の食べざかりだと、勘違いしているのではと思うほど。先日、健康診断に引っかかった夫は塩分や油物を控えているのですが……。 そして私が作り置きしていた料理を捨てて、自分が作った料理を冷凍保存。これらは私が不在だったときの出来事です。夫は在宅中だったので、義母に言ってくれても良さそうなものですが。面倒くさがりの夫は、義母にお任せの状態なので始末に負えません。 面倒なことは私に押し付ける夫夫は義母のこってり料理をあまり食べず、残りは私が食べるはめに……。料理は作らなくていいと義母に伝えたいのですが、誰が言うかでもめました。夫は自分のために作ってくれるのに俺が言ったら角が立つと、私がうまいことを言って断れと言います。私は嫁の立場なので、それこそ角が立ちます。 夫は面倒なことがあると、いつも全部私に押し付けてくるのです。夫は厚意でしてくれていることだからと言うのですが、私の料理が捨てられていることは何とも思っていない様子。 義母のおせっかいはこれだけにとどまらず、夫の洋服を買ってはこちらに持ってきます。先日はうちの小さな庭に家庭菜園を作ろうとしました。夫は義母の好きにさせて、毎日畑の世話にきてもらえばいいなんて気軽に言いますが、それはそれでとんでもないことで……。 夫が何も言わないのを良いことに、義母のおせっかいは日々加速して私の心労はマックス! 夫の態度は変わらず、私は限界を感じました。 夫の言う通りにした結果!?「おい、お前どこだ?」「母さんがうちで暮らすって家に居座っているんだけど……」「お義母さんがそうしたいって」慌てて連絡してきた夫に、私は平然と答えました。前々から同居を打診されていたので、義母の好きなようにしてもらったのです。なにせそれが夫の指示でしたから……。 夫は珍しく私のことを考え、義母との同居はイヤだろうと言ってきました。ですが、私には関係ありません。妹の家に居候する手はずを整えています。「私は出ていくね」 もう過干渉の義母の相手をすることに疲れました。自分の親なので、夫が責任をもって面倒を見るのがいいと思っています。 音を上げた夫から連絡があったのは、その数週間後のことでした。義母の過干渉がエスカレートし、夫の残業が続くと働かせ過ぎだと会社に苦情を入れることも。仕事に支障をきたしていると言うのです。 この後に及んで、まだ自分で解決しようとしない夫。私がいれば義母が遠慮して大人しくなるから帰ってきてほしいと言いますが、義母はそんな謙虚な人ではありません。私はもう無理だと離婚を申し出ました。 変わらなかった夫は…その後、私は無事離婚。夫は相変わらず義母に世話を焼いてもらっているようです。煩わしいと言いつつも母親の世話になっているところを見ると、離婚して正解だったと改めて思いました。 ◇ ◇ ◇ 夫婦で暮らしている以上、ふたりとも居心地よく暮らせる必要がありますよね。どちらかが負担ばかりでは、上手くいくはずがありません。あまりに過干渉すぎるのも考えものですね……。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年11月30日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、出産のときに時々あるちょっと困ったパパについて教えてくれました。立ち会い出産の本当の目的は出産するママのサポートなはずなのですが……!? 立ち会い分娩はどれくらいの夫婦がしてる?「母親が望む安全で満足な妊娠出産に関する全国調査(2013年・厚生労働科学研究)」によると、分娩室で立ち会いをした「夫」は53%。経腟分娩に限れば、立ち会いをした「夫」は59%で、2006年の調査の39%から大幅に増加しています。しかし、強制するものではありません。実際の立ち会い分娩は、赤ちゃんが生まれてくる足元を見るものではなく、頭側にいてママをサポートするのですが、赤ちゃんに付着する出血などを見るのも苦手な男性も少なくありません。2人でよく話し合って、立ち会いをどうするか決めていくことが必要です。陣痛中は一緒にいて分娩時は外で待っててもらう、途中で気分が悪くなったり立ち会いが続けられない気持ちになったら外で待つなど臨機応変にするなどにしてもいいかと思います。立ち会いができ、それを望む場合に知っておいてほしいことをお伝えします。 立ち会い出産で何をすればいいの?立ち会い出産でパパの役割はたくさんあります。何をしたらいいかわからない場面も多いと思うので、助産師と相談しながら試してみましょう。ここでは陣痛中と分娩時のおすすめサポートを教えます。 【陣痛中】・腰などのマッサージ・腰やおなかを温める・お産が進まないときなど院内散歩の付き添い・お産が進んできて児頭が降りてくるとつらいので、おしり(肛門部分)の圧迫・吐いてしまうこともあるのでその介助・陣痛の合間に飲み物や食べ物がとれるように介助・精神的なサポートなど 【分娩時】・出産時いきむときの体勢になるようサポート・陣痛の合間に水分がとれるように介助・汗を拭いたり、うちわであおぐ・声をかけたり精神的なサポートなど 動画撮影のタイミングはいつ?赤ちゃんが生まれてくる大事な瞬間を記録に残しておきたいという気持ちはよくわかります。しかし、撮影は最低限にして、無事に出産できるように2人で頑張ってお産に集中することも大切です。陣痛のときに、撮影しているパパもいますが、痛みが強くなってくると余裕がなくなり撮影どころではなくなってくる場合が多いです。無痛分娩ではママに余裕があるため撮影をしているパパもいますが、お産が進んで分娩準備をするようになったら、動画撮影をしてもいいかと助産師に確認するようにしましょう。赤ちゃんが生まれた直後は写真撮影のみ許可という病院も多いです。出産後落ち着いてから、動画撮影ができる場合もあるのでそのタイミングも助産師に相談してみてください。立ち会い出産は、パパにも役割がたくさんあります。思い出の記録を残すことも大切ですが、無事に赤ちゃんが生まれてくるように2人で頑張ってほしいなと思います。動画撮影や写真撮影だけに集中しないようにして、家族の心の中に、新しい家族を迎えるいい思い出となるように、お産に取り組んでいただけると幸いです。監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2023年11月30日