制度改正!相続・保険・社会保障がみるみるわかる 家計マネー塾【損害保険編】

制度改正!相続・保険・社会保障がみるみるわかる 家計マネー塾【損害保険編】

2015年は相続税、介護保険など、家計に影響するさまざまな分野で負担増・給付縮小を含む改正が行われます。大きな動きのある時代に、私たちはどう備えていけばいいのでしょうか。今回は「損害保険編」として、子どもの自転車事故や交通事故など身近におきやすい事例を取り上げてわかりやすく解説します。

損害保険

わが子が加害者!?自転車事故にどう備える?「兵庫県が自転車保険の加入義務化を検討」というニュースを目にした方もいらっしゃるのではないでしょうか。2014年10月に行われた兵庫県知事の記者会見によると、自転車保険の加入を義務化する条例について特別な部会を設立し、来年2月の条例化を目指して検討しているそうです。背景には、自転車と歩行者の事故により、歩行者側に対して、自転車を運転していた側が多額の損害賠償金の支払いを命じられる判決が続出していることがあります。今回は、自転車を運転することによって生じるリスクと、その備えについて説明していきます。自転車に乗ることによるリスクとは?警察庁の調査によると、平成15年から平成25年までの10年間で、…
出火原因の第一位は放火 “いざ”にそなえる火災保険の入り方暖房器具の使用や空気の乾燥などにより、火災が多く発生する季節となりました。消防庁の調べによると、平成26年1月から6月における出火原因の第一位は「放火」です。「放火の疑い」を含めると全体の17.1%を占め、第二位「たばこ」9.5%の2倍近い件数となっています。また、東京都、神奈川県、埼玉県、愛知県、大阪府など、大都市を抱える都道府県で放火の発生件数が多くなっています。今回は、放火の被害に遭わないための対策と、放火被害の備えとして、火災保険の上手な入り方を紹介しましょう。放火の発生には特徴がある?東京消防庁が発表している「平成25年中の住宅火災・放火火災の実態」をみてみると、放火の特徴がみえてき…
世界の医療費事情からみる、海外旅行保険のお役立ち度海外渡航自由化から約50年。1964年に観光目的の人にもパスポートが発行されるようになって以来、日本人海外旅行者は、2013年には1,700万人を超えています。ジェイアイ傷害火災保険が自社の海外旅行保険の加入者に対して行った2013年度の調査では、海外旅行中に何らかのトラブルに遭遇する人は、26人に1人とのこと。なかでも、病気やケガで現地の医療機関にかかるトラブルが多くなっています。海外で医療機関にかかったときの費用は、日本での医療費とは比べものにならないほど高額になります。そのような高額の医療費に対して、旅行者にはどのような備えが必要なのでしょうか。海外の医療事情って、どうなの?日本では国民…
自動車事故の後遺障害 経済的損失はどれくらい?日本損害保険協会発表の「2014年度版 自動車保険データにみる交通事故の経済的損失の状況(2012年4月~2013年3月)」によると、交通事故による経済的損失額は3兆2,406億円とのこと。3兆円といわれても実感がわきませんが、これは横浜市の年間予算とほぼ同額です。交通事故により、大都市の1年間の予算と同じ金額が失われているということに驚きます。それでは、自動車事故による経済的損失の内容を詳しくみていきましょう。そもそも自動車事故による経済的損失ってなに?2012年4月~2013年3月の自動車事故による経済的損失額3兆2,406億円の内訳を詳しくみてみると、「物的損失額」は1兆7,958億円で…
都内の交通事故死者の4分の1がバイク事故!?バイク愛好家はこうして備えよう寒い季節が終わり、休日のツーリングにも気持ちのいい季節になりました。自動車に比べて何かと便利な二輪車(バイク)ですが、事故にあった時の身体への影響は自動車などに比べて大きいことをご存じでしょうか。バイク愛好家にとってのリスクとは何か。どのようにして万一の事故に備えたらいいのか。東京都の交通事故データをもとに解説します。都内交通事故データなどからみるバイク愛好家のリスク平成26年中の都内における交通事故死者数は172名でした。このうち、自動二輪車と原動機付自転車に乗車中の死者は45名となっており、全体の26%超に相当します。歩行中の事故死(68名、全体の39.5%)に次ぐ多さです。図1 都内死亡…
集中豪雨にどう備える?水害・土砂災害に役立つ火災保険の入り方今年ももうしばらくすると、梅雨入りのニュースが聞こえる季節となります。私たちの生活になくてはならない雨ですが、時に自然は大きな牙をむくことがあります。2014年8月に広島で起こった集中豪雨による土砂災害で、多くの尊い命が奪われたことは記憶に新しいことと思います。国土交通省の発表によると、2014年の災害は、水害が最も多く21の地域で、次に最大震度5弱以上の地震が9件、土砂災害(死者が発生したもの)が7の地域で発生しています。山が多く川の流れが急な日本に多く発生する水害や土砂災害には、どのように備えたらいいのでしょうか。集中豪雨には、どのようなリスクがあるのでしょうか集中豪雨とは、短時間のうちに…

キーワードからまとめを探す

このエントリーをはてなブックマークに追加

関連くらしまとめ

新着まとめ


facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.