頑固なシミにはハイドロキノン化粧水がおすすめ!「肌の漂白剤」ともいわれるハイドロキノンですが、扱いがむずかしくて避けている人もいるかもしれません。
今回は美白と保湿の効果を最大限受けられるおすすめのハイドロキノン化粧品の選び方と、おすすめ7商品を厳選しました!
松山千佳
スキンケア商品の製品開発に携わっていました。携わった会社は合計4社で、様々な観点からそれぞれの人や環境にあったスキンケアについて話せます。数回のテレビ出演・雑誌掲載経験があります。
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世界中で「ハイドロキノンに勝る有効美白*成分はない」とまでいわれるそのパワー。でも扱いがちょっと難しいかもと思っていませんか?
そこで、美白*効果&潤い効果も最大限に受けられるおすすめの化粧水を、厳選してみました。
シミ予備軍もすでにあなたを悩ませているシミも、ハイドロキノンで叩きのめしましょう。透き通るような肌はもうすぐあなたのもの。
エキサイトおすすめアイテム編集部
「肌の漂白剤」ともいわれるハイドロキノンですが、実際にはどのような作用でシミをケアする働きがあるのか、具体的に見ていきましょう。
私たちの肌は紫外線を浴びると「有害な紫外線から肌を守れ!」と活動を始めます。それが、「肌を黒くすること」なのです。
そうすると、メラニン色素を作り出す「メラノサイト」という細胞が「チロシナーゼ」という酵素を活性化することで、「チロシン」というアミノ酸を酸化させ、メラニンをどんどん生成していきます。
ハイドロキノンには、この「メラノサイト」の数を減らす効果が期待できるので、シミそのものを作らせなくなる!ということなのです。
さらに、ハイドロキノンには「チロシナーゼ」の活性化を抑制し、メラニン色素を作らせないという働きもあります。
そのため、毎日使うことでシミを予防効果が期待できます。
シミ対策に大きな効果が期待できそうなハイドロキノン化粧水ですが、どのような基準で選べばよいのでしょうか。
失敗したくない人のための5つの選び方ポイントを紹介します。
世界中でシミ・美白*治療に使用されているハイドロキノン。女性にとっては夢のような成分ですが、高い効果には強い刺激がつきもの。透明感のある美しい肌を取り戻すのが目的なのに、肌が荒れてしまっては元も子もありません。
肌トラブルを防ぐためにも、ハイドロキノンの濃度や使用法は重要になってきます。
一般的に濃度が4%までなら安全に使用できるとされていて、皮膚科で4%程度のものが処方されていますが、心配な人は1~3%のものを選ぶとよいでしょう。
美白*ブームの昨今、ネットで検索すれば山のようにハイドロキノン配合の化粧水がヒットします。しかしハイドロキノンは不安定で酸化しやすい成分です。
また、中には配合量がほんのわずかであったり、純度の低いハイドロキノンが入っているものも存在します。
より安全に、そして効果的にシミのケアをするために、信頼できるメーカーを選びましょう。海外サイトや販売元が分からない商品には注意が必要です。
従来の美白*成分に比べ、なんと10~100倍もの美白*効果があるといわれるハイドロキノンですが、刺激が強かったり保湿力が落ちる可能性があり、肌トラブルの心配があります。
「進化型」、あるいは「新型」「安定型」などというハイドロキノンは、は従来型の弱点を克服し、より効果的に、そしてより安全に多くの人が使えるように開発されたものです。
肌には保湿が欠かせません。なぜなら、保湿力が落ちればさまざまな肌トラブルが起こりやすくなるからです。しかし、ハイドロキノンが強すぎたり使用法を誤ったりすると、肌の保湿力を落とす可能性があります。
大切な肌を守るために、保湿成分もたっぷり配合されているものを選ぶとよいでしょう。
「効果が高い=刺激が強いかも!」という公式は、実はかなりの確率で成り立っています。従来型より刺激の弱い進化型ハイドロキノンであっても、あるいは配合量が少なくても、刺激が全くないわけではありません。
万が一のことを防ぐためにも、お試し用でパッチテストができると安心です。もし、なにかトラブルが起きたときには使用をすぐに止め、皮膚科を受診しましょう。
今回、数あるハイドロキノン化粧水の中から、おすすめできる商品を選ぶときの選定ポイントは以下の通りです。
*内容量
*原産国
*ハイドロキノン濃度
*進化系か否か
*保湿成分
*トライアルの有無
これらのポイントを重点的にチェックし、より多くの人が、より効果的にハイドロキノンのパワーを実感できるよう、バランスのよいものを選定しました。
一番おすすめなのは、皮膚科医師による厳しい監修のもと開発されているドクターズコスメ。効果・品質には大きな信頼がおけます。
さらに、香りやテクスチャーもよりラグジュアリーな使い心地を追求しているのです。
保湿成分セラミドなどをたっぷり配合。角質層まで保湿成分がしみわたり、冬場の乾燥にも負けない肌を作り上げてくれるローションです。
テクスチャーはトロミがあるのですがベタベタせず、肌につけるとスーッと浸透ししっとリ潤います。これ1本で美白*も保湿もできるので、おすすめですよ。
このローションのもう一つの大きな特徴は、アンプルールが独自に開発した「AOカプセル」。その中には、抗酸化作用に優れた「速攻型ビタミンC誘導体」「レスベラトロール」「α-リポ酸」「マキベリーエキス」という4つの成分が入っています。
これらの成分がハイドロキノンを酸化から守り、シミ・くすみ・たるみな肌の老化の根本原因である酸化ダメージをリセットしてくれ、より美白*効果を高めてくれるというわけです。
実際に使用した人の口コミを見てみると、「浸透力抜群◎保湿力抜群◎お顔のテカりも初日から気にならなくなった!」「アンプルールほど肌が柔らかくなり、透明感が感じられたものはない。他の化粧水には戻れなくなった」等の声がありました。
使った人はまずその浸透力&保湿力に感動されているようです。そしていつの間にか、手放せなくなっている…まさに一生ものの出会いですね。
公式サイトなら、送料無料のお得なトライアルキットがありますよ。
数ある美白*化粧水の中から、とくにおすすめできるを6つをピックアップ。
ハイドロキノン濃度や配合美容成分を吟味して、自分に合うものを見つけ、透き通るようなプルプル肌を目指しましょう。
アメリカを始め世界22か国で年間100万個の製品が売れているデルミサ。その最大の特徴はクリニックで処方してもらうしかなかった「純度99%のハイドロキノン配合」ということです。
ハイドロキノンの刺激が不安…という人も多いでしょうが、デルミサなら大丈夫!さまざまなデータやモニタ資料を元に、肌に負担がかからない限度の濃度である2%まで配合。高い効果と肌への安全性を実現しています。
美肌・保湿成分には植物由来成分をたっぷり配合していますし、肌に優しい無着色・無香料のローションなので、健康的に肌そのもののキレイになる力を底上げしてくれますよ。
実際に使ってみた人の声には、「1日で美白*効果を感じました。」「使用を始めて2週間。最近頬の肝斑が薄くなってきたような…」と、短い期間で高い効果を実感したというものが多いようです。
アメリカ生まれのコスメですが、日本人向けに開発されているので、日本女性のデリケートな肌にも安心して使えるのが嬉しいですね。
一見、透き通るような肌でも実は肌トラブルは潜んでいます。そんなトラブルが表面化する前に撃退してくれるのが、「ブライトニングセンサー処方」です。
これは、ハイドロキノンを始め、肌トラブルのもとに先回りしてアプローチするために、プラセンタやアルブチンなどの成分を配合するというものなのですが、この中で注目なのが抗酸化物質「プラチナナノコロイド」。
従来の抗酸化物質は、体内に存在する7種類の活性酸素に対し、特定のものにしかその効果を発揮できなかったのですが、プラチナナノコロイドは7種すべての活性酸素を除去できるという優れものなのです。
また、無香料・無着色・パラベンフリー・アルコールフリーなど肌に優しい処方なので、敏感肌の人でも安心して使うことができます。
口コミをチェックしてみると、「まだ1カ月たちませんが、前よりワントーン明るくなった気がします」「乾燥肌で敏感肌だけどトラブルなく使えて、乾燥も落ち着いてきました」など喜びの声多数!
ハイドロキノンの効果もさることながら、敏感肌でもピリピリしないのに潤うと大評判です。
同ブランドの「HD-5クリーム」はハイドロキノン濃度が5パーセントという高濃度配合のため、どうしても肌への刺激や乾燥が心配。そこで、保湿に特化したHD-5ローションが作られたのです。
肌全体のくすみが気になる人におすすめで、保湿力が高く潤いを長く保つ効果があります。適度にトロミのあるテクスチャーなので、夜の洗顔後にリンパマッサージも一緒に行えば、美肌&美白*効果はさらにアップすることが期待できます。
日中の使用には注意が必要で、できれば夜の使用のみにしましょう。もし日中に使用したときには、UVケアをしっかり行い直射日光を避けるようにください。
実際に使用した人の乾燥を知りたく、あちこち探してみましたが、HD-5ローションの口コミは見つけることができませんでした。
しかし、同じシリーズのHD-5クリームに関しては「今まで何をしても取れなかった手のシミが薄くなった気がする」などの声が多く、効果の高さがうかがえます。
マッサージをしながらなじませることで肌のこわばりをほぐし、ハリと透明感を与えてくれる化粧水です。その実力は、国内のフェイシャルエステサロンの施術でも使われているほど。
ハイドロキノンのほか、ヒト幹細胞培養エキスを配合。幹細胞に栄養を与えてケアして細胞そのもののエイジングケアをし、肌の健康と若々しさを保つ効果を高めています。
ハイドロキノンで美白*ケアするのと同時に、幹細胞に働きかけてしわやたるみ、乾燥肌や肌荒れまで改善してくれるという夢のようなローションですね。
無着色・無香料のさらりとした使い心地で、肌にサッとなじむので年齢のでやすい首周りのケアにもおすすめ。
洗顔後、軽くマッサージするように塗布し、30秒ほど触らず放置してください。化粧水がピタッと肌に定着する感じがしたら、浸透完了の合図になります。
「毎日使うモノだから」という思いのもと、広告費にお金をかけずにハイドロキノン、APPSビタミンC誘導体、スーパーヒアルロン酸、スクワランなどの高級美容成分をぜいたくに配合した化粧水。肌に優しく、より浸透しやすくなっています。
企画、製造、販売まですべて日本法人で行う、という品質面にもこだわっています。
肌に優しいテクスチャーながら、潤いもバッチリなので、「水分量があがった気がする」「ハリと透明感が出てきた」「化粧ノリがよくなった」という口コミが見られました。
トライアルセットには化粧水、美容液、乳液の3つが入っています。初めてのお試し用に、あるいは旅行用にちょうどよいセットです。
こちらは「新型ハイドロキノン」に加え、プラセンタ、ヒアルロン酸、加水分解コラーゲンを配合し、キメの整った健やかな肌へ導いてくれる化粧水です。
新型ハイドロキノンをより効果的に使いたい人には、同シリーズの「キノンクリーム5%」もおすすめです。
口コミには「肌なじみがよくサッパリしている」「肌が敏感な時期でもヒリヒリしない」「透明感がアップしたように感じる」という声がありました。
実際にリピート率はかなり高いようです。サラッとているのに潤いはしっかりというのは、1年中使えてよいですね。
ハイドロキノンは扱いが難しい成分です。そのため、近年までクリニックでしか入手できませんでした。
最近では化粧品に配合することが可能になりましたが、100%安全ということではありません。
ハイドロキノン濃度が高ければ高いほど、シミに対する効果も高い?答えはイエスです。
しかし、肌に対する刺激も同じように高くなっています。
考えられる肌トラブルには、
*皮膚の赤み
*痛み(ヒリヒリ、ピリピリなど)
*かゆみ
*かさつき
*表皮の剥がれ
*白斑
*色素沈着
*皮膚炎
*アレルギー症状
などがあります。
市販されているハイドロキノン製品の多くは1~4%ですし、クリニックでも4%ほどのものが処方されることがほとんどですが、ネットなどでは10%と謳うものも存在します。
しかし、高い効果を求めて濃度が高いものを使えばそれだけリスクも増えます。安全性を考えれば、1~3%ほどのものを選ぶのがおすすめです。
敏感肌・乾燥肌の人は、ハイドロキノンが高濃度のものはもちろん、低濃度のものでも肌トラブルを起こす可能性があります。
心配な人は顔全体に使用する前にトライアルキットなどでパッチテストをすると安心です。
パッチテストのやり方は以下の通り。
二の腕の内側を清潔にし、試したい化粧水を少量塗る
24時間以内に、赤み、かゆみ、腫れなどが出なければOK
赤みなどが出ればすぐに洗い流し、使用を止める
二の腕で大丈夫でもまだ心配なら、顔の目立たない部分でもテストしてみるとなおよいでしょう。
先にご説明した通り、ハイドロキノンは熱や紫外線にとても弱く、酸化しやすい不安定な成分です。純ハイドロキノン配合のものはもちろん、進化型のものでも冷蔵庫などの冷暗所での保存を心がけましょう。
また、使用期限を過ぎたものは潔く廃棄しましょう。ハイドロキノン製品は高価なものが多いので「もったいないし…」と思ってしまいそうですが、期限切れのものも肌トラブルの元です!
ハイドロキノン化粧水を使うときには、とくに気を付けなければいけないポイントがあります。
取り返しのつかないダメージを受ける前に、しっかり知っておく必要があるでしょう。
「白斑(はくはん)」とは、皮膚の色素が抜けたようにまだらに白くなる症状のことをいいます。2013年には大手化粧品メーカーから販売された美白*化粧品で、多くの人に白斑症状が出て社会問題になりました。
ハイドロキノンでは、高濃度(6%以上)のものの長期使用には白斑の危険性があるといわれていますので、使用には注意が必要です。
また、低濃度のものであっても同じ場所に1年以上使い続けるとリスクがあるとされていますので、長期間の使用はできるだけ避け、肌の状態を日々チェックしてわずかでも違和感を感じたら、すぐに中止しましょう。
肌が黒くなるのは、紫外線などの外的刺激から肌を守るため。つまり防御反応なのです。
しかし、ハイドロキノンを使って美白*ケアをするというのは、その肌の防御を取り除く行為であり、肌は外的刺激に対して無防備に近い状態になります。また、ハイドロキノンには肌のターンオーバーを促進する働きがあるので、肌は角質が薄く刺激に弱くなっています。
ハイドロキノン化粧水を使用している間はとくに、SPF値の高い日焼け止めを使用してUVケアをしっかりして、肌を守ってあげましょう。
ハイドロキノン化粧水を実際に購入すると、効果やリスク以外にも気になる疑問が出てきますよね?
その中でもとくに多くの人が気になっている点に関して調べました。
ハイドロキノンは粉末でも販売されていて、ハイドロキノン化粧水を自作することも可能です。この方法だと、市販のものを買うよりコストが抑えられ、濃度もコントロールできるので、自作される人も多いようです。
しかし、これには大きなリスクがあります。
自作化粧水は濃度を自由に決められるため、過剰摂取になることもあり、最悪炎症や白斑などのトラブルを引き起こす可能性も!
ハイドロキノンには高い美白*効果が期待できる反面、肌にとても負担がかかる成分でもあることを忘れないでくださいね。
効果を実感できるまでの期間は、人によって違うのですが、口コミなどを検証してみると、2カ月ほどで実感できたという声が多いようです。これは、肌のターンオーバーを考えても妥当な数字だと考えられます。
私たちの肌のターンオーバー(生まれ変わり)は28日周期だといわれています。つまり、ハイドロキノンが皮膚の奥のメラニン色素をたたき、新しい肌に生まれ変わるときには、シミが薄くなっているということです。
私たち女性の肌はとってもデリケートなので、ちょっとしたストレスなどでもターンオーバーのサイクルが乱れがちですが、ハイドロキノンにはそんな肌の再生サイクルを改善する働きもあるので、ある程度の期間使用することで、効果も出やすくなるようです。
高い美白*効果を期待できるハイドロキノン化粧水の中でも、とくにおすすめできるものを紹介しました。自分に合いそうな化粧水は見つかりましたか?
もしかしたら、その危険性から使うのをためらう人もいるかもしれません。ですが、起こりうるリスクやその原因を正しく知り、自分の肌と毎日ちゃんと向き合うことで、リスクは回避できるものだと思います。
そうすれば、ハイドロキノンのパワーが余すところなく発揮されて、透明感と潤いのある肌が手に入るはずですよ。
*メラニンの生成を抑えシミ・そばかすを防ぐ