おしゃれなリュックが欲しいけど、使いやすくて自分に合った商品を選ぶのはなかなか難しいもの。今回は、おすすめのおしゃれリュックや失敗しない選び方のポイントについて...
おしゃれなリュックが欲しいけど、使いやすくて自分に合った商品を選ぶのはなかなか難しいもの。今回は、おすすめのおしゃれリュックや失敗しない選び方のポイントについて、ファッションの専門家に教えてもらいました。また、デザインと共に素材や容量などにも着目し、”今おすすめのおしゃれリュック”を11個セレクトしましたので、自分の荷物量や体格をイメージしながら見比べてみてくださいね。自分に合ったおしゃれリュックを見つけて、お出かけを楽しみましょう!
ママアイテム編集部
機能性とデザイン性の良さから定番アイテムとなったおしゃれリュックですが、選び方ひとつで使い勝手に大きな差が出ます。より自分に合ったリュックを選ぶために、押さえておきたい4つのポイントを紹介します。
両手が空いて自由に使えるおしゃれリュックは、安定性も良くママバッグとしても人気です。しかし、必要以上に容量が大きくても小さくても使い勝手が悪くなるため、普段持ち歩く荷物の量と照らし合わせて最適な大きさを選びましょう。
15L | 20L | 30L | |
---|---|---|---|
特徴 | ・小柄な女性向け ・ちょっとのお出かけに便利 | ・最も一般的なサイズ ・A4サイズOK | ・おしゃれリュックでは大きめ |
用途 | ・近くの公園遊び ・近所へのお買い物 | ・少し離れた場所への日帰り外出 | ・一泊旅行 ・2人以上の子連れママに |
容量の目安 | ・少なめお着替え ・小さめお弁当と水筒 ・オムツ数枚 ・財布や携帯 | ・お着替え一式 ・お弁当/水筒 ・おむつセット一式 ・財布や携帯 | ・お着替えおむつ1泊分程 ・お弁当/水筒 ・ママの荷物一式 |
通勤通学で毎日同じリュックを使っていると、擦れや汚れで痛むことがあるため、気兼ねなく毎日使いたい場合は、丈夫で長持ちする素材を選ぶことが大切です。
おすすめな素材の特徴を下記表にまとめましたので参考にしましょう。
ナイロン | キャンバス | レザー | |
---|---|---|---|
特徴 | 耐久性がある割に扱いが楽 | 厚みがあり形がしっかりしている | 高級感があり長持ちする |
メリット | ・軽い ・すぐに乾く ・型崩れしにくい ・シワになりにくい | ・多少の雨なら染みない ・型崩れしにくい | ・使い込むほど味が出る ・メンテナンス次第でかなり長く使える |
デメリット | ・吸湿性が低く蒸れる | ・素材自体が重い ・乾きにくい | ・皮の種類によって重い ・丸洗いは難しい |
黒コーデに合わせたい場合は、黒以外の差し色や、お気に入りの柄とのバランスを考えてカラーを選ぶのがおすすめです。
リュックの色選びに迷ったときは、自分のワードローブに多いカラーを思い出しながら選ぶと失敗しにくいでしょう。デザインだけで選んでしまうと、いざ使いたくても合わせにくくて使えない、ということが起こりやすいので注意してください。
また、『柄物』は合わせにくいのでは?と思われがちですが、数種類の色が混ざった柄物は、特定の色を選ばず幅広く合わせられる場合もあるので、敬遠せずにチェックしてみましょう。
おしゃれリュックとひと口に言っても、価格はピンからキリまで。それぞれの価格帯により特徴が異なりますので、下記表を参考に、予算と照らし合わせてみてください。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 |
---|---|---|
~3,299円 | 3,300~5,900円 | 5,999円~ |
軽くてシンプルなナイロンタイプが多い | 取り出し口がガバっと開くがま口タイプの人気が高い | ブランドものやデザインものが多い |
価格帯をリサーチしたところ、売れ筋価格帯と最安価格帯の差はほとんどなく、安くても良い商品が多いことが伺えました。
高級価格帯の商品は一流ブランドのものが多く、ものによってはかなりの高額ですが、やはりデザインや素材の良さが伺えました。
おしゃれリュックとしてのデザインの良さは勿論のこと、使い勝手にも優れたおすすめのブランドを3つ紹介します。
『世界中で愛される登山・アウトドア用具の開発』を目指して、1975年8月に、大阪市で設立されたブランドです。
日本初のフリースを開発したほか、『アウトドア義援隊』を組織して震災被災地の救護活動を行うなど、ボランティア活動も積極的に行っています。
靴職人の息子であるアドルフ・ダスラーとルドルフ・ダスラー兄弟によって、1920年に設立された「ダスラー商会」が元となったブランドです。
後に兄弟は喧嘩別れし、職人気質の弟アドルフが『アディダス』を、兄ルドルフが『プーマ』を設立しました。
今回は、使い勝手を左右するポイントにこだわって商品を選定しました。
見た目の好みに加えて、下記3つに注目することで使いやすさがグンとアップするので、それぞれの商品を比較してみてください。
*素材
*サイズ
*容量
今、一番おすすめしたいリュックは、フランス生まれの『ミレー』の「リュック プラロ14」です。エベレストやヒマラヤ登頂にも使われる優れた性能と、フランスらしいシンプルでおしゃれなデザインが魅力です。
やや小ぶりサイズの「プラロ14」は普段使いに便利な14Lですが、外側4つ・内側1つあるポケットが、収納性を格段に良くしています。
リュック外側の大小のジッパーポケットは、高さがあるものや小物を分けて整理でき、リュック左右の口ゴム式メッシュポケットは、深めで厚み調整ができるコード付きなので、ボトルや水筒が収まりやすくなっています。
また、本格的な登山メーカーだけあって、ショルダーストラップは肩が疲れにくいクッション入り、背中に当たる部分は通気性の良いメッシュ、チェストベルトは緊急時に使えるホイッスル仕様になっています。
「デザインが良いからタウンも山もOK」「色のバリエーションが豊富でどれも綺麗」という、デザイン性の高さに満足するレビューが多く見られます。
また、「小さいようでA4ファイルも入る」「日帰り登山に丁度良い」という声からも、日常使いに必要な容量はカバーしてくれることがうかがえます。
175cm男性・165cm女性・小学低学年と幅広い層の使用レビューが見られますが、「PCは入らない」「大柄男性にはキツイ」と言った声も聞かれるので、購入時にはサイズ・紐長さなども併せて確認しましょう。
近頃は男女兼用のリュックが多く、性別に関係なく好きなデザインを選ぶ人が多いようですが、選ぶタイプによっては女性と男性で使い勝手に違いがあり、「やっぱり使いにくかった!」という失敗談も聞かれます。
ここでは、メンズにおすすめのおしゃれリュックを5つ紹介します。
素材やサイズと共に実際使用したレビューを参考に、欲しい機能や性能と照らし合わせてみてください。
モンベルの「フレンチガイドパック」は、男性に嬉しい”ちょっと大きめ”の25Lサイズです。
高さ55cmと深さがありますが、サイドジッパー付きで底面に近い荷物も楽に取り出せ、
その都度リュックを降ろさずに、脇から荷物を取り出すことも可能です。
パッと見では外ポケットがなく不便そうに思えますが、フタ裏にファスナー付きの小物入れがあり、性能面でも防犯面でも役に立ちそうです。
また、背中面には不快感を軽減してくれるパッドが入っており、こう言った細かな機能性が、本格的なアウトドアブランドならではと言えます。
「アウトドアメーカーだけあってしっかりしている」という造りの良さがうかがえるレビューが見られる一方で、「携帯を頻繁に出し入れしたい人には向かない」という声も聞かれるので、実際の生活スタイルや習慣をシュミレーションしてみると良いでしょう。
2008年にパリで生まれた「コートエシエル」は、人間工学に基づいた機能性と実用性・ファッション性を融合させたブランドです。
背面にはラップトップPCやタブレットの収納ができる保護クッション付きポケットがあり、収納がいくつかに分かれているので、小物を綺麗に整理できます。
イザールの本体は、一般的なリュックのように上が取出し口になったタイプではなくサイドから斜めに入ったファスナーでガバっと開くタイプなので、荷物の取り出しが非常に楽にできます。
「A3のPCも入るし通勤に便利・大きめの本も入って通学に良い」と言う大容量に満足する声や「見た目がとにかく気に入った・おしゃれで人と被らない」と言うデザイン性に満足する声が非常に多く聞かれます。
しかし、「実際背負ったら大きすぎた」「バッグ自体が重すぎ」と言う声もあるので、サイズや重量をよく確認してからの購入がおすすめです。
プロアスリートの声を元に研究開発した「OPSシリーズ」は、選手のパフォーマンス維持に役立つ快適性や機能性を備えたシリーズです。
シューズ収納ができるデオドラント機能付きポケットや、サングラスやスマートフォンの傷付きを防止する素材のトップポケット、仕分け収納が可能なPCコンパートメントなど、多機能ポケットが特徴です。
また、ショルダーストラップには肩にかかる負担を軽減する独自性能・本体の材質には耐久性と防水性に優れた生地を採用しているので、様々なシーンで快適に使用することができます。
「重いものを入れても背負うと重く感じない」「長方形なので本などの端が折れなくて良い」など、機能性の良さがうかがえるレビューがとても多く、デメリットとなるようなレビューは見当たりませんでした。
お弁当・水筒・シューズ・教科書などたくさん入るので、部活や塾通いをする小中学生にも人気なようです。
ニューヨーク・マンハッタン生まれの「マンハッタンポーテージ」は、”全ての人のためのバッグ”という哲学通り、シンプルで持つ人を選ばないデザインです。
角型デザインなので無駄なスペースが出ずA4書類や書籍類も角が折れずにすっぽり収納できるため、通勤や通学での使用にも向いています。
また、素材には通常のナイロンの7倍もの強度を持つ”コーデュラナイロン”を使用しており、耐水性・耐久性が抜群なので、少しの雨風で慌てなくて良いのも特徴です。
「荷物が多くても丈夫で型崩れしない」「沢山の本を入れても底が安定している」というバッグの耐久性がうかがえるレビューが多く、荷物が多い人でも安心できそうです。
開閉口がマジックテープで静かな場所では気を使いそう……と購入を迷う声が見られましたが、「音が出ないよう配慮されていた」というレビューにもある通り、開閉時に気になるような大きな音は出ないようです。
1960年代のアメリカをイメージした「ジャーニーシリーズ」は、ビンテージ感のあるデザインと機能性の高い新素材をミックスした、ネオビンテージスタイルのデイパックです。
使用されている”コトナポリエステル”は、風合いが良くコットンキャンバス風の素材ですが、乾きが早く軽量なので、お手入れも持ち運びも楽にできます。
レインカバーが付属しており急な雨にも安心で、使用後は底面に付いたホルダーに固定できるので、雨上がり後に濡れたカバーの行き場に困る心配がありません。
「落ち着いたデザインと色が良い」「いかにもリュック感がなく大人にも良い」と、ビンテージ感のあるデザインが人気ですが、「ファスナーが開けにくい」というレビューが多く、無理に引っ張ると壊れる恐れもあるようなので、なるべくファスナーの付け根を持って開閉するのが良いようです。
女性がリュック選びで気になるのは、見た目の可愛いさと共に、小物収納に便利なポケットなどが付いているか?といったポイントではないでしょうか?
ここでは、レディースにおすすめのリュックを5つピックアップしました。
デザインや機能性とともに、リュック自体の重みや大きさが、普段のコーデや自身の身体に合うかなどと照らし合わせてみてください。
*素材:ポリエステルキャンバス
*サイズ:660g
*容量:約20L
イタリア発祥のスポーツメーカー『フィラ』から、トレードマークとなる『FILA』の大きなロゴ刺繍が目を引くリュックサックです。
BOXタイプなのでファイルや書籍の収納がしやすく、開閉口はダブルファスナー仕様で荷物の出し入れが簡単に行えます。
また、本体とつながるサイドファスナー付きで、大きなものでなければ脇からサッと取り出すことが可能で、外側に付いたサブポケットは携帯や定期などの収納に便利です。
「たくさん入れても変形しない」「造りがしっかりしていて中のものが取り出しやすい」という使い勝手の良さについてのレビューが多く、特に~20代の女性に人気が高いようです。
しかし「思っていたより小さかった」というレビューがちらほら見られるので、購入前に商品サイズと普段持ち歩きたい荷物量をしっかり比較しておくと安心です。
ドイツ語で職人を意味する「ベル―フ」というブランド名の通り、日本国内の工房で職人が一点一点ハンドメイド縫製している商品です。
スクエア型でマチが15センチ近くある大容量サイズですが、ボトルポケットや内ポケット・オーガナイザーポケットがあり、小さな小物は分けて収納できます。
また、素材には軍事用品にも使われている”コーデュラナイロン”を使用し、ファスナーは全て”止水ファスナー”なので、耐久性や防水効果も期待でき、長く使うことができそうです。
「たくさん入るしポケットも多くて良い」「かなり大容量」と収納力は申し分ないようですが、「荷物がたくさん入っていないとリュックがへたれて自立しない」という点が気になる人が多いようです。
引き裂きや擦れに強い”コーデュラナイロン”を使用した耐久性の高い素材と、荷物の出し入れがしやすい設計が特徴のマキャベリックのリュックです。
タブレット収納ができるポケットをはじめ、小物仕分けポケット・ファスナー付きアウトポケット・ボトルポケットやサイドファスナーが付き、女性の細かな荷物もすっきり綺麗に収納してくれます。
「デザインが良く使い勝手が良い」「思った以上に使いやすい」というレビューが非常に多く、どのサイトを覗いても「買って良かった!」という高評価のレビューが見られます。
しかし肩ベルトの留め具の不具合が稀にあるようなので、購入後は緩んでこないかしっかりチェックすることをおすすめします。
ニューヨークのトップアパレルブランド『MARC JACOBS』より、軽くて柔らかいナイロンサテンを使用した「NYLON KNOT」シリーズのバックパックです。
上品なキルティング加工が施されているのでカジュアルになり過ぎず、通学通勤用のほか、大人の女性が持ってもシックに決まるのは流石トップアパレルブランドのデザインです。
「リュックなのに高級感があるし丈夫」「可愛いのに結構入る」というレビューから、デザインだけでなく機能性が良いこともわかります。
見た目はスッキリしていますが、ファスナーポケットやオープンポケットが合計4つ付いているので、「小物の収納や整理がしやすく便利」と言う声も聞かれます。
お値段は張りますが何にでも合わせやすく、人と被りたくない!という人にもおすすめです。
男女問わず人気の高い『ポーター』吉田カバンより、都市型アウトドアをテーマにデザインされたデイパックです。
夜空に輝く流れ星をイメージした光沢感のある「流星パール」と、角度や反射によってグラデーションを放つ「オーロラパール」の生地は、シューティングスターシリーズのためにオリジナルで開発されました。
「カジュアル過ぎず他にない色合い」「大人女子でもOKな上品さ」という声からも、オリジナル生地ならではの絶妙な雰囲気が伺えます。
また、380gと超軽量で「めちゃめちゃ軽くて楽」「軽くて毎日持つのに良い」というレビューも多く見られ、身体にかかる負担が少なそうなのも人気のポイントです。
ほかの人と被らないという声が多い反面で、「探してもなかなか見つからずやっと買った」というレビューもちらほら見られるので、見付けたら迷わず購入した方が良いようです。
おしゃれリュックを購入するなら、やはり失敗はしたくないもの。ここで気になる疑問・質問を解消し、自分にピッタリ合ったリュックを手に入れましょう。
リュックの最大の魅力は、両手が空いて自由に使えて動きやすいところです。
また、収納力が高く荷物が沢山入りますが、両肩に重みが分散するため、比較的身体にかかる負担が少ないのも特徴です。
ただ、サイズや容量が合わない物を使用すると、逆に身体に負担がかかり動きにくくなるため、リュックを購入する際のサイズ選びには注意が必要です。
おしゃれで魅力的なリュックは数多くありますが、気に入って選んだのに自分には合わず使えなかった……という結果になっては悔しいですよね。
リュックを選ぶうえで重要なのは、まず自分が普段持ち歩く荷物にはどの位の容量が必要かを知ること。更に、体型に対して大きすぎたり小さすぎて背負いにくくないかをチェックしましょう。
身体に合って背負いやすいかをチェックしたら、用途や好みに合わせて素材や色柄を選ぶと、失敗しにくいでしょう。
今回は、おしゃれリュックを”素材・サイズ・容量”を比較しながら11個紹介しました。機能性にこだわった商品も多いので、自分にぴったり合ったリュックを見つけて、外出をもっと快適にしましょう。