分け目やボリュームで悩む人に使ってもらいたい、おすすめ育毛シャンプーを取り上げます。顔と同じくらい印象が強い髪、その量が少ないと実年齢以上に見られることもありま...
松山千佳
スキンケア商品の製品開発に携わっていました。携わった会社は合計4社で、様々な観点からそれぞれの人や環境にあったスキンケアについて話せます。数回のテレビ出演・雑誌掲載経験があります。
プロフィール詳細へ>>分け目やボリュームで悩む人に使ってもらいたい、おすすめ育毛シャンプーを取り上げます。顔と同じくらい印象が強い髪、その量が少ないと実年齢以上に見られることもあります。薄毛問題は周りに相談しづらいもの、なんとかセルフケアで解決したいですね。シャンプーで髪の量を増やすのは難しいですが、健康な髪質の土台を作り、ぺチャンコ髪を予防することは可能です。頭皮の環境を良くする商品を使うことで、いつまでもヘアスタイルを楽しむこともできます。抜け毛や髪の細さは、早めに取り組むほど、進行を遅らせることが可能、さっそく「フサ髪」をめざして、実力アイテムをチェックしましょう。
ママアイテム編集部
育毛シャンプー=髪の毛が生えるわけではありません。頭皮をキレイに健康にすることで、有効成分を浸透、丈夫な髪の毛に成長する環境を作ります。
メディアや雑誌で「育毛シャンプーの特集」等、目にすることがあります。しかし育毛に効果のあるシャンプーが正式にあるわけではありません。育毛シャンプーと謳われている商品を使っても、育毛はできないことを念頭に置きましょう。
では育毛シャンプーは何のために使うのか、それは薄毛の一因となる頭皮の汚れや乾燥を改善させるためです。
そのため育毛シャンプーと呼ばれるものには、抗炎症成分や保湿作用、低刺激の洗浄成分などが含まれていることが多いです。血流活性化で毛根を元気にすることもあります。
しかし発毛促進の効果を表示しながら「ラウレス硫酸Na」「ラウリル硫酸Na」など洗浄力や刺激の強い成分もあります。購入するときは、どんな成分が含まれているかのチェックが重要です。
「商品説明は、どれも良いことを書いているし、口コミ見ても賛否両論。どれが結局いいのか分からない!」そんな声も聞こえてきます。
大事なポイント5つを挙げます。チョイスに迷ったら、この項目を思い出してください。香りや使いよさ、泡立ちなどもプラスアルファで加えるのも良いですね。
現在、人気のあるシャンプーのほとんどが、この「アミノ酸系シャンプー」です。私たちの体の一部はたんぱく質(アミノ酸)でできているため、髪や頭皮に優しい、刺激が少ない、といった特徴があります。
これまで主流だった高級アルコール系や石鹸に比べると、洗浄力が穏やかで必要以上に皮脂を取り除かないため頭皮トラブルを起こしづらいと考えられます。
ただし、保湿力があるので洗い上がりが重たく感じたり、ワックスなどの整髪料をつけていると汚れが落ちづらいなどのデメリットがあります。
髪を柔らかく成分CMC(キューティクルを接着する)を含んだ商品を選んだり、正しい洗髪方法をおこなうことでアミノ酸シャンプーが、もっと快適に使えるはずです。
頭皮が乾燥すると発毛しづらいといわれます。皮脂の過剰分泌などのトラブルを起こしたり抜け毛を促進するケースもあります。
化粧品でおなじみのコラーゲンやヒアルロン酸、アルギニン、リピジュア、天然植物成分などは保湿力が高いので積極的に取りたいです。
見た目や使い心地を良くするための、着色料や合成香料、防腐剤、これらの添加物が全部悪いわけではありません。添加物完全ゼロの商品はかえって使いづらくなります。
しかし必要以上に添加物を取ると、髪や頭皮の刺激になります。アトピーや敏感肌の人は肌トラブルのものにもなります。
石油系界面活性剤、エタノール、合成着色料や香料、防腐剤などは避けましょう。
シリコンも悪者にされがちですが、こちらはコーティングの役割があり髪を整える助けをしてくれます。ただし、このコーティングで洗浄成分や他の有効成分が浸透しづらいので、できれば避けたほうが良いかもしれませんね。
頭皮環境を整えるため、抗酸化作用のあるローズマリーやオタネ人参、抗菌効果のグリチルリチン酸、血行促進の西洋アカマツ、保湿効果のホホバオイルなどのエキスは注目したい成分です。
センブリ、イチョウ葉、ユキノシタなども血行促進や抗酸化作用で頭皮の環境を整えてくれます。ノコギリヤシもAGA(男性型脱毛症)に一定の効果があるとの研究結果もあります。
価格が高い=効果が高いわけではないですが、良質なものはコストがかさみ、安価なものは大量生産しやすい、人工的なものが多いのも事実です。
自分の髪質や頭皮に合う商品で、継続利用できる価格帯を考えることが大事です。育毛シャンプーの低価格商品、売れ筋商品、高価格商品の各価格帯の特徴を調べました。
最安値 | 売れ筋 | 高級 |
---|---|---|
安価で洗浄力の強い高級アルコール系が多い | アミノ酸系の洗浄力と頭皮への刺激が少ない。血行促進成分も | 細胞活性化や皮脂バランス調和、育毛剤に入れる成分を使うことも |
低価格商品は、量販店などでも見かけます。一般的なシャンプーとほぼ同価格です。お買い得と見るか、安すぎてなにか不都合があるのでは、と見るかは意見が分かれそうです。
売れ筋商品は、何ヵ月と継続して使っていける価格。泡立ちの良さ、きしみの有無、香り、仕上がり具合など、こだわる度合いで価格も推移します。
高価格帯になるとサロン専売品、ネット販売も直営店のみのケースが多いです。原料にこだわって大量生産しないようです。この価格帯になると、大々的な広告や口コミがあまり見られません。
これから、ぜひ使ってもらいたい商品をピックアップしますが、選んだ基準は主に以下の2つです。本当に良いものを伝えたいため、コスパの良さはあまり加味していません。
その他、頭皮に良さそうな成分がオリジナルで加えられているものは、そちらも力を入れて紹介します。
スカルプ(頭皮)ケアの中では、クセがなく男女ともに使える医薬部外品シャンプーです。育毛商品独自の匂いや刺激がなく、子供が使用しても安全な仕様。「いかにも」感がないデザインも人気の一因といえそうです。
育毛シャンプーは使い続けることで効果の有無を感じます。添加物の少なさ、使い心地、洗髪後の髪の状態など、すべてにおいて続けていくメリットを感じられる商品となっています。
日本人と同じモンゴリアンでありながら、髪質が豊かなインディアンやモンゴル人に注目。彼らが洗髪に使用する3大成分を取り入れたものをモンゴ流シャンプーとして商品化しました。
頭皮に刺激を与えず、ふんわり感を味わいたい人におすすめ。
「モンゴ流シャンプー薬用オーガニクス」は従来の「モンゴ流シャンプーEX」に比べ、オーガニクス成分を加えた薬用(医薬部外品)シャンプーです。
薬事法に基づいた原材料を使用するため、EXのパウダー状イラクサをイラクサエキスに、ユッカグラウカ根エキスをブッチャーブルーム根に等、いくつかの変更を加えました。
EXに比べると高価な成分が使えず、頭皮ケアの効果も幾分劣りますが、その分コストダウンを実現、厚生省認可という信頼も得ました。
30種類以上のオーガニック成分を配合、洗髪後もスイートフローラル系の優しいハーブの香りが残ります。
コンディショナー不要のオールインワンタイプ。洗い流した後に、多少のキシみはありそうですが、タオルドライやブロー後は不思議と髪がサラサラとまとまります。
ダメージが気になる人はトリートメント、指通りを良くしたい人はコンディショナーを加えると良いですね。
頭皮への刺激を抑えることを目的に作られた薬用オーガニクスシャンプーは、抜け毛予防や髪にコシを作りたい人に適した商品、薄毛が本格的に進行している人は「モンゴリューEX」と育毛剤との併用がおすすめかもしれません。
男性と女性の薄毛の原因は異なります。男性は男性ホルモンの増加や遺伝が主な原因。皮脂の分泌も女性より活発。そのため皮脂の分泌をコントロールする成分や殺菌作用も取り込みたいところです。
育毛シャンプーランキングでは、必ずといっていいほどランクインする人気商品。その秘密はアミノ酸系の洗浄成分5つをバランスよく配合することで、泡立ちや洗い心地への満足度が高いことにあります。
アミノ酸系のデメリットでもある泡立ちの悪さ、洗浄力の弱さを5つの配合比率によってカバー、毛髪診断士と美容師の共同開発だからできる技術です。ノンシリコンながら、オリジナル配合でキシみを感じないのも魅力。
スカルプシャンプー独自の薬臭さがないので、匂いに敏感な人にはピッタリ。
ローズマリーやセージの葉など10種類のオーガニック成分で抗菌、抗炎、血行促進効果も期待できます。根元の立ち上がり感など、いつもと違う自分になれそうです。
「くせ毛だけどブローが楽になった」「敏感肌だけど今のところ刺激なし」等の口コミがありました。
国産馬に比べ、けた違いの心肺機能をもつキルギス産の馬プラセンタを惜しみなく使用。成分表の上部に記載されているところから、その配合量の多さが分かります。
プラセンタは胎盤から抽出されるエキスで、男性ホルモンの抑制、血行促進作用の他、毛髪の栄養素(ミネラル、アミノ酸、ビタミン)などが豊富とされます。また生命力が溢れていることからエイジングケアとして化粧品で使われることも。
プラセンタの実力を知っている人、年齢の衰えを感じている人には最適です。
抜け毛を防ぐ里桜花エキス、毛髪のハリを作る臍帯エキスなど髪の栄養を考えた32種類の天然素材を配合します。
防腐剤を使用しないのでお風呂での保管はNG、冷蔵庫にしまう手間がかかりますが、人体へ有害物質を入れない努力だと思えば我慢できそうですね。
メーカーは泡立て後、シャワーキャップを付けて20分の泡パックを推奨しています。毎日は大変ですが週末や休日のゆっくりした日に一度試してみましょう。頭皮のスッキリ感、髪のまとまり具合が異なるのが分かります。
早い人で「1週間くらいから髪が元気になった」「フケが出づらくなった」などの変化を感じる人もいました。
世界46カ国の毛髪研究のスペシャリスト達が集まる「世界毛髪毛研究会議」で日本企業初の最優秀賞を受賞したサラヴィオ。技術的レベルでは世界トップクラスのメーカーといえそるでしょう。
毛乳頭細胞にあるミトコンドリアを活性化させると育毛促進につなげることに注目、温泉地、大分の地の利を生かした温泉酵母エキスでミトコンドリアの働きを促します。
これまで、いくつも育毛シャンプーを試して効果が実感できなかった人へ、ぜひ試してもらいたいです。
温泉から取れる藻、RG92は炎症を抑える働きがあり、加齢やストレスによる脱毛を防ぐことが期待されます。アミノ酸系界面活性剤ラウロイルアルギニンやホホバ種子油で洗髪後もキシみなく、ツルンとした手触りを感じられます。
毛髪補修成分で注目されるぺリセア配合し、短時間で有効成分を髪内部へ浸透、コーティングしてくれるのでシャンプー後も洗い流れることがありません。
「温泉水と一緒に使うと全然違う」「「抜け毛が激減、ハリやコシが出てきた」などの口コミが多数寄せられています。頭皮だけでなく毛髪や体全体をリセット、改善へと導いてくれます。使い続ける楽しさを感じられる商品なのでおすすめです。
セージ葉やセンブリエキスなど抗菌や血行促進作用で頭皮環境をキレイにしながら、加齢臭やフケ対策もできる優れもの。30代以上で年齢的な悩みを持つ男性の支持が高いです。
低刺激でローズマリーやゼラニウムなどフローラルハーブの香りは女性が使っても好感が持てそう。寝室の枕や至近距離での会話が気になる人に、ぜひ使ってもらいたいおすすめ商品です。
特徴は頭皮に潤いを与えるフコイダン。乾燥を防ぎフケやかゆみの予防となります。海水汚染の少ないトンガ王国のモズクから採取されます。加齢臭対策定番の柿タンニンも配合。柿タンニンは悪臭物質と化合し別の成分に変化することで、匂いの素を断つそうです。
アミノ酸系の洗浄成分ですが、泡立ちは良いのでワックスやムースも洗い流してくれます。少し強めの洗浄力のため、アトピーや敏感肌の人は、たまに痒みを感じる人も。
14種類のコンディショニング成分が含まれるため、コンディショナーなしでサラサラ髪が実現可能です。
使い続けて「髪の色が黒くなった」「ベタつきや痒みがない」「抜け毛が減った」などの口コミが寄せられています。
アミノ酸系の洗浄に洗浄力の強いラウレス硫酸Naが入っています。頭皮がオイリーな人、汚れがひどい人、肌が強い人向けの商品。乾燥肌や頭皮トラブルを持っている人がデイリー使用するにはおすすめしません。
頭皮の匂いが特に気になるときだけ使用する人も。
グリーンミントの爽やかな香りで全体的にスッキリ感のあるシャンプーです。
緑茶エキスや柿タンニン、ホップエキスといった保湿成分は乾燥だけでなく匂い対策としても有効。M3040と同様、加齢臭対策としての利用価値もあります。
ホホバ油、アボガド油など5つの油が髪に潤いを与える助けをしてくれます。「スッキリ系のスカルプシャンプーなのに思ったほど、キシまない、ごわごわしない」と意見があるのは、これらの油のかおかげといえそうです。
マーロには「3Dボリュームアップ シャンプーEX」もあり、こちらはハリやコシ重視で、ボリュームに悩む人はこちらを使ってみるのも選択肢の一つです。
雑誌やテレビで取り上げられる回数が多く、育毛シャンプーのリサーチャーならチェックしている人も多いはず。泥の実力が分かる人、天然素材が気になる人におすすめです。
炭化した泥(クレイ)は多孔質、その性質を利用して皮脂や汚れを取り除きます。洗浄成分の12種アミノ酸系洗浄成分は刺激を抑えたものばかり。敏感肌の人でも安心して使えます。
人間と同じ弱酸性。メーカーは3分間の泡パックを推奨、その間に21種類の天然植物エキスが頭皮だけでなく毛髪内も浸透、潤いや水分補給をおこないます。
価格もプレミアムですが、オールインワンシャンプーで通常使いすれば1本で半年程度持つはず。桁外れに価格が高いともいえません。
成分にとことんこだわった黒シャンプー、使うときはクレイが底にたまっているので、よく振って使いましょう。
愛用者からは「泡立ちが良くスッキリ」「スカルプらしい爽快感」などの声がありました。
雑誌で紹介されることの多いウーマ。医薬部外品としてリニューアルされました。ポンプ式容器となり、馬油独特のねっとり感が落ち着きました。乾燥肌の人にとくにおすすめです。
ウーマの特徴、馬油は保湿成分。体内で作り出せない不飽和脂肪酸が豊富で、人間の皮脂に近い構造で肌になじみやすいとされます。化粧品でもおなじみです。
抗炎症作用のグリチルリチン酸を配合、ガゴメ昆布由来のフコイダンは免疫機能を活性化させる、との研究報告もあがっています。
アミノ酸系の洗浄ですが、オレフィンスルホン酸の少し強めの洗浄を使用。爽快感を感じるか、キシみを感じるか個人差が出てきそうです。ラウラミドDEAで泡立ちの良さを実感、香りもほとんど感じません。
アミノ酸の洗浄のデメリットである、洗浄力が弱い、泡立ちが悪い、をカバーした形ですが、刺激も強くなっているので、ごく一部ですが「頭皮がかゆくなった」との声もありました。
女性は女性ホルモンの減少、ストレスや生活環境の乱れ、間違ったヘアケア用品の使用で髪が薄くなるといわれます。ただ、男性に比べ薄毛の改善効果が高いようです。早めに対処するほど結果が出しやすいでしょう。
白髪も髪のボリュームと同じくらい深刻な悩みです。頭皮ケアで黒髪が期待できる商品に人気が集まりました。トリートメントとの相性や、ブロー後の髪の仕上がりなども大事な要素。
広範囲にわたるチェックポイントをクリアした実力商品の紹介です。
既述のモンゴ流シャンプーの3大成分に加え、女性ホルモンをサポートする4つの成分を配合。加齢や生活環境で変わる髪質をイキイキ髪へとつなげます。髪以外でも年齢の変化を感じる人に使ってほしいおすすめ商品です。
美容界で注目のトックリイチゴは血のめぐりを良くし、免疫力を高めるとの期待があります。ザクロは女性ホルモンのエストロゲンを活性化、美肌や妊活でも使われますね。
旧商品を改良し、保湿成分セリペア、ヒアルロン酸の特徴を持ち、毛髪に吸着させるヒアロヴェールなども追加、28種類もの天然植物成分を使いました。
洗浄力が強めのオレフィンスルホン酸使用。汚れや皮脂がかなり落とせそうです。ノンシリコンで洗い上がりは多少キシみを感じることも。補修に重点を置いた同シリーズリペアコンディショナーを併用すれば、髪がストンと落ち着きます。
愛用者からは「男性の円形脱毛症が改善された」「根元からの立ち上がり感がスゴイ」「抜け毛が3割減った」などの声が寄せられています。
富士フィルムといえば、独自技術でナノ化したセラミドで有名。「大人女性のあこがれ化粧品ブランド」としての地位を保っています。アスタリフトの化粧品愛用者なら一度は使ってみるべきですね。
うるおい成分「ヒト型ナノヘアセラミド」を配合。内部まで浸透しやすいセラミドで、しっかり保湿、ハリやコシを生み出します。
イメージカラーの赤ボトル、泡のきめ細かさ、弾力、フローラル系の香り、どれをとっても満足がいく使用感なのでおすすめです。
洗いあがった後、髪が元気になっているように見えるのは、ビタミンCの6000倍抗酸化作用があるアスタキサンチンのおかげかもしれません。
保湿重視で、髪に悪いものは極力取り除いた商品。洗浄料もマイルド系アミノ酸使用です。「シャンプーだけなら問題ないけどコンディショナーと併用すると重たい」と感じる人もいました。
過度なストレスでも美髪を保ちたい、との気持ちで生まれたCA101。炭や海泥はアミノ酸やミネラルが豊富で多孔質、汚れの吸着にピッタリです。泡立てても色はグレーでビックリするかもしません。
洗浄成分は刺激の少ないアミノ酸のベタイン系洗浄。頭皮のかゆみや刺激は少ないです。
「頭皮も肌と同じケアを」との構想からたんぱく質分解酵素を使用、古い頭皮の角質を除去、ターンオーバーを促します。
これまでアミノ酸系シャンプーで上手くいかなかった人におすすめ。
植物エキスや天然オイルを贅沢配合、その数は36種類にも上ります。そのためノンシリコンにありがちな洗髪時のキシみはなく、「洗い上がりがしっとり」「ブロー後もツルン」との口コミです。
1つ気がかりなのは、天然素材が多く入ると、肌の弱い人でアレルギー反応を引き起こすリスクもあること。現在のところ、利用者の中で肌トラブルを起こした口コミは見られませんでした。
顔と同じくらい丁寧な頭皮ケアで内側から美しく、自然の力で負担をかけない、髪に優しい商品です。
販売累計100万本突破のベストセラー商品。長年のリピーターからも根強い人気です。その秘密は天然成分にこだわった頭皮と髪質ケアができること。
リンゴ果実培養細胞エキスは肌を整えシワを予防、その他合計22種のエイジングケア成分がハリを作ります。また髪の修復機能にイノシトール、ぺリセアも採用しています。
AGAの治療薬に使われるミノキシジルの3倍の育毛効果がある血管拡張作用キャピキシルを配合しています。
髪補修成分ヘマチンや海藻エキスでコンディショナー不要。利用者の大半はharu1本で済んでいるようです。泡立ちの良さ、指通りの良さ、柑橘系の香り、どれを取っても満足度が高い良品。成分内容と使い勝手、どちらも優れたシャンプーです。
添加物を極力排除しているため、防腐剤も少な目。早めに使い切ることをおすすめします。
使用者からは「枝毛ができづらくなった」「髪の太さがしっかりしてきた」などの嬉しい声が寄せられています。
haru同様、口コミの良さで認知度が高いマイナチュレ。髪のボリュームに悩む女性なら1度は聞いたことがある商品だと思います。一貫して低刺激にこだわりながら、頭皮や髪のケアにアプローチします。
真剣にボリュームに悩む女性に使ってもらいたい商品です。できれば同シリーズの育毛剤との併用がおすすめです。
洗浄成分はアミノ酸系でも最高品質と呼ばれるラウロイルメチルアラニンNaを中心に、ベビー用で使われる成分を追加、敏感肌でも安心して使える仕様。加水分解シルクも加わり、洗い上がりはサラサラ、ゴワツキはほとんどありません。
アラントインやグリチルリチン酸などの抗炎症成分で頭皮のかゆみや痛みも減少、使用後に頭皮がスッキリするのを感じる人も多いです。
利用者の口コミは「抜け毛が減った」「分け目が気にならなくなった」「根元の立ち上がりが変わった」など。酸化を防ぐため2重構造ボトルを採用、使い続けて効果が薄れていくことはないようです。
これまで、サロンやネット販売を中心に育毛シャンプーを紹介しました。もっと身近な市販で使えるシャンプーもリサーチしました。
市販は、すぐに使えてコストが抑えめなのが魅力。家族で共有するにはピッタリです。
CMやパッケージを見ると男性用スカルプケアシャンプーのイメージですが、アミノ酸系メインの洗浄剤で、女性利用者も多数。
大事な洗浄成分は刺激の少ない成分で統一、洗浄力を補助するためにオレフィンスルホン酸を使用しています。コストを抑えるためか、今までの商品と比べると天然素材の原材料が少ないです。
保湿剤でBG、乳清を使用。乳清は「ホエー」と呼ばれ、乾燥改善にホエーパックが話題になったこともありました。実際に使うとマイルドな洗い上がりに、指通りが良いのも納得です。
ウルオスの特徴は、抗菌効果の強いシメンー5-オールを使っていること。メンソールの香りとともに、爽やか&スッキリ系のシャンプーでスカッとしたいときにピッタリのシャンプーですが、一部では「頭皮がかゆくなった」「アトピー肌には無理」との意見もあります。
せっかく期待できそうなシャンプーを使っても、自己流の洗い方だとシャンプー本来の力は半減することも。ひどい場合は、さらに頭皮の悪化を招くこともあります。
やりがちなNG洗髪法、ここでチェックしましょう。
シャンプーは「泡で頭皮をキレイにする」これが大原則です。
いきなり原液をベッタリ付けると刺激が強いまま頭皮に吸着されます。また、十分に泡立たないと必要以上に髪を摩擦させながら洗うことになり、髪へも負担がかかります。
トリートメントはキューティクルを保護する目的で使われます。そのため毛先に付けるのが基本。
根元から5センチ程度のところから塗布します。ヘアアイロンなどで髪全体にダメージが強い人でも頭頂部から10センチ程度離れたところからにしましょう。
頭皮にトリートメントを付けると洗い流しづらく雑菌の繁殖、炎症、悪臭などトラブルの原因です。
ドライヤーで髪がパサパサになりそうだから、と使用を控える人もいます。しかし生乾きは頭皮が冷え、血流が悪くなり薄毛の原因です。
また湿ったままで頭皮に雑菌が増えたり、髪のキューティクルが剥がれやすくなったり、とデメリットも多いです。
タオルドライ後に、時間をかけず、一カ所に集中せずドライヤーを使うことが大事です。
ダメなシャンプーのあとは、正しい洗髪方法を見ていきましょう。やり方を変えるだけで、泡立ちや、汚れの除去、指通りが格段に変わります。
ブラッシングすることで頭皮のホコリや汚れを落とします。髪をとくことで絡まりによる抜け毛を防ぐ働きもあります。
最初は毛先から丁寧にブラシを入れます。次に頭頂部から下へとブラッシング。絡まりはゆっくり解きほぐして引っ張らないようにしましょう。
37~38℃のぬるま湯で洗い流します。髪のキューティクルはうろこ状なので、下を向いたまま洗うとキューティクルが剥がれやすくなります。上を向いて流しましょう。
シャンプー時のこの「予洗い」がとても重要。ここで汚れの7~8割は落ちるといわれます。3分くらい洗い流すのが理想ですが、無理なら1分をめどにしっかり洗いましょう。
頭皮を泡で洗うため、しっかり泡立たせます。頭頂部、側頭部、後頭部など4~5カ所位に泡をのせて洗い始めます。
頭皮に爪を立てて傷付けないように。指の腹で頭皮をマッサージする感覚で揉み洗いします。頭頂部は皮脂が多いので意識して指を動かします。
さきほどと同温のぬるま湯で洗い流します。このときも顔を上に向けます。耳の裏や襟足などはシャンプーが残りやすいので、髪をかき分けて洗うと良いです。
シャンプーの洗い残りは頭皮の乾燥や雑菌繁殖の原因となります。
タオルで髪をはさんでタオルドライした後は、洗い流さないトリートメントなどで毛先を保護しながらブローします。
ドライヤーはなるべく美容院などで使われる大風量タイプがおすすめ。
このときも、下から風を送るとキューティクルがダメージを受けるので上から下向きにします。100℃以上の熱風を被るので20cm以上離れたところから使いましょう。
シャンプーを購入する際に、ふと疑問に思う点についてお答えします。買ってから「失敗した」と思う前にチェックしておくことをおすすめします。
男性のほうが皮脂の分泌量が多いことから、男性用商品は洗浄力が強い、血行促進作用を重視するのが特徴です。対して女性は、保湿力重視。泡立ちや指通りも加味されます。
香りも男性はメンソール系、女性は柑橘系やフローラル系が好まます。ただし、この男女別は大まかな目安。大切なのは自分の頭皮環境に合わせることです。
ここまで育毛シャンプーのおすすめを見ていきましたが、気になる商品は見つかりましたか?育毛シャンプーは頭皮ケアをするもの、発毛促進ではありません。頭皮の環境を整えることで抜け毛を減らし、髪にハリやコシを与えることが主な目的となります。
そのために刺激の少ない洗浄成分、血行促進や保湿、抗菌作用などの成分も取り入れることが大切でした。
全体的にコンディショナー不要のアイテムが多かったですが、キシみを感じるときはコンディショナー、ダメージが回復しないときはトリートメントが必要ですね。
シャンプーも化粧品と同じで個人差があります。人気商品だから必ず効果があるとは限りません。でも、お気に入りに会える近道にはなるはず。
本格的に薄毛を改善するなら育毛剤と併用することをおすすめします。正しい洗い方も取り入れ、髪の悩みとサヨナラできるようになるといいですね。