おすすめのテレビの選び方について、専門家の方にお話を伺ってきました。液晶や有機ELなどのパネルの違い、4Kテレビの画質について、また録画機能についてもお伝えしま...
山田貴史
某大手イヤホン・ヘッドホン専門ショップ元販売員です。10年間勤めていました。初心者から専門家レベルの接客経験があるので、読者様それぞれのニーズにあった情報をお届けします。
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おすすめのテレビの選び方について、専門家の方にお話を伺ってきました。
液晶や有機ELなどのパネルの違い、4Kテレビの画質について、また録画機能についてもお伝えします。
編集部おすすめのテレビ18選と併せてごらんください。
ママアイテム編集部
現代人にとって「あたりまえ」に存在しているテレビですが、いざ自分に合ったテレビを選ぶとなると迷ってしまうものです。テレビ選びで失敗しないために、以下の5項目をチェックしておきましょう。
テレビの大きさは、個人の好みではなく部屋のサイズに合わせて選びましょう。一般的にストレスなく画面を見るためには、テレビ画面の高さ×3=テレビからの距離となります。
例えば37インチのテレビの場合、縦のサイズが46cm。46×3=138cmとなるので、テレビの設置場所から約140cm程度離れた場所にソファを置くのが最適です。
部屋のサイズに適したテレビサイズと、テレビのサイズに適した画質をまとめました。サイズ選びの参考にしてみてください。
■ 部屋の広さとテレビのサイズの目安
■ サイズに適した画質
近年「4Kテレビ」という言葉を耳にする機会が増えましたが、その詳細を知っている方はまだまだ少ないのではないでしょうか?知っているようであまり知らない、画質の違いについて以下にまとめました。ハイビジョン<フルハイビジョン<4Kの順で画質が良くなり、それに伴い価格も高くなります。
ハイビジョン | フルハイビジョン | 4K | |
特徴 | ディスプレイの解像度が1280×720のもの | ディスプレイの解像度が1920×1080のもの | ディスプレイの解像度が3840×2160のもの |
メリット | 一般的なテレビの画質 手ごろな価格 | 50インチまでなら充分な画質 | 解像度が高く、画質がきれい |
デメリット | 他の2つに比べると画質が劣る | ハイビジョンより高価で、4Kより画質が劣りどっちつかずになる | 高価 本格的な4K放送が始まっていない |
おすすめのタイプ | 小型テレビを希望する方 画質にこだわりのない方 | 中型テレビを希望する方 そこそこの画質を求める方 | 大型テレビを希望する方 高画質を求める方 |
「見たい番組がある時間帯に、テレビの前に必ずスタンバイできる」という方は少数派でしょう。テレビ好きの方に欠かせないのが録画機能です。
テレビ番組を録画するための方法は、大きく分けて3種類となります。一つ目がビデオの時代から主流の、録画や再生用のレコーダーを準備すること。現代ではBlu-rayレコーダーやDVDレコーダーとなります。
二つ目が、ハードディスク内蔵(HDD内臓)のテレビを購入すること。Blu-rayレコーダーやDVDレコーダーがなくても、テレビそのものに簡単に番組を録画することができます。HDD内臓テレビで録画した番組はディスクにダビングすることができませんので、速やかに視聴してその後消去するという方におすすめです。
またオールインワン型といって、HDD内臓に加えBlu-rayやDVD、CDドライブが内臓されたテレビもあります。この場合はBlu-rayやDVD、CDの再生や、録画したテレビ番組をディスクにダビングすることが可能です。
三つ目が外付けHDD対応のテレビを購入することです。テレビとは別売りの外付けHDDを購入し、USB端子で接続することで番組の録画が可能です。HDD内臓型のテレビと同じような使用感で手軽に録画と再生ができるうえ、価格がHDD内臓テレビより低価格であることから人気が高いようです。
その他の便利な録画機能についても以下にまとめましたので、気になる録画機能をチェックしてみてください。
■ 裏番組同時録画機能
同じ時間帯の2つの番組を録画できる機能。
■ 自動録画機能
好きな芸能人の名前やグループ名、興味があるジャンルなどをキーワード入力しておくことで、それらに該当する番組を自動的に録画してくれる機能。
ゲーム機やBlu-ray、DVDプレイヤーを接続するためのHDMI端子の数も確認しておきましょう。HDMI端子に接続したい機器の数より端子の数が少なければ、使用するたびに抜き差しする必要があります。端子の数が多ければ、常時接続することが可能です。
テレビの使用目的によって、最適なテレビの種類が異なります。おおまかに言うと、テレビ番組の視聴を主とする方は液晶テレビ、ゲームやスポーツ観戦が主となる方は有機ELテレビがおすすめです。
それぞれの特徴、メリット・デメリット、おすすめのタイプの方は以下の通りです。
液晶テレビ | 有機ELテレビ | |
特徴 | 照明などによる画面への映り込みが少ない 消費電力が少ない | 自ら発光する有機EL素子を材料にしたパネル |
メリット | LEDを使用しているので、低消費電力である | 色の再現性に優れている 動きの速い映像もきれいに表現する |
デメリット | 液晶に表示する処理に時間がかかるのでゲーム中に遅延が生じる | 大型テレビの場合、消費電力が大きくなる |
おすすめのタイプ | 番組視聴が主の型 あまりゲームをしない方 | ゲームやスポーツ観戦など、動きの速い映像を見る機会が多い方 |
ここまで紹介した以外の、付属機能についてもチェックしておきましょう。例えばネット動画を視聴する機会が多い方なら、ネット接続ができるテレビが便利です。接続方法もWi-Fi機能が搭載されていれば、ケーブルを使わずに無線LANで自宅内でネットワークが構築できます。また、2番組同時視聴が可能な製品などもあります。
家電製品はメーカーやブランドを重視する方も多いものです。テレビでおすすめのメーカー・ブランドを5つまとめました。
1912年創業の国内家電メーカーです。2016年に台湾の鴻海の参加に入りました。テレビは「AQUOS」ブランドで展開しており、2016年シェア率32.7%で第1位を獲得しています。画質にこだわりが強く、鮮明な色の表現が強みです。
1918年創業、国内の家電製品シェア率No.1を誇る大手家電メーカーです。テレビは「VIERA」ブランドで展開し、2016年シェア率23.4%で第2位を獲得。機能性が高いことと電気代が安いことから、「迷ったらビエラを選べば間違いない」という声も。
1946年創業の国内家電メーカーです。テレビは「BRAVIA」ブランドで展開しており、2016年シェア率13.2%で第3位となっています。デザイン性が高く、ネット接続では他社にないサービスを展開、スポーツ観戦にも最適な画質が強みです。
1875年創業、生活家電部門は2016年に中国の美的集団グループの子会社に異動しました。テレビは「REGZA」ブランドで展開しており、2016年シェア率12.9%で第4位となっています。ゲームに適した画質や、独自技術による映像の高画質補正能力が魅力的です。
1969年に中国青島市で創業した家電メーカーです。テレビは2016年シェア率6%で第5位となっています。また中国では、フラットパネルテレビの売り上げで、13年連続1位を獲得しています。
このあとに紹介する「編集部おすすめのテレビ18選」は、以下の8つの選定ポイントによって選出しました。
32型以下の小型テレビでおすすめの製品を、5種類ピックアップしました。一人暮らしの方はもちろん、キッチンや寝室、個室での使用にも最適です。シンプルな機能ながらも高画質な製品、Wi-Fi内臓型でネットコンテンツが楽しめる製品、低価格でコスパが良い製品など、特徴がことなる製品を集めましたので、それぞれの機能や価格をチェックしてみてください。
外付けのハードディスクへの録画が可能、その他の便利機能も多数搭載された液晶テレビです。
放送番組と外部入力の「2画面表示可能」、スヌーズ機能もついて寝坊を防止してくれる「おはようタイマー」、好きなジャンルを見逃さない「番組自動検索」などが好評です。
購入者からは「画像が明るくてとてもキレイ」「軽くて設置しやすい」「この価格でこの内容なら大満足」と好評を得ています。
パナソニック独自の機能である「お部屋ジャンプリンク」に対応。別の部屋にあるパナソニックの「ディーガ」で録画した番組や保存した写真を、無線LANによるネットワークを介して視聴することができます。
斜めから見てもキレイで画質・音質ともによく、6畳の部屋でも快適に視聴できます。購入者からは「30分ほどで設置が完了」「低価格でコスパがいい」などと評判です。楽天でも価格コムでも、星5つ中、星4.3~4.5を獲得している人気のテレビです。
高精細なフルハイビジョンパネルを搭載しているので、臨場感のある画像が楽しめます。またWi-Fi内臓タイプなので、ネットワークとつなぎネット動画の視聴も簡単にできます。
別売りの外付けHDDを接続すれば、番組視聴中の裏番組の録画も可能。また、早見再生や自動録画延長、オートチャプターなどの再生機能も充実しています。
購入者からは「10畳の部屋にぴったり」「画像がさすがにキレイ」「動作がややもっさりと感じることもあるが大満足」「わざわざPCを立ち上げなくても、ネット系コンテンツが楽しめるので便利」などの声が聞かれました。
独自機能である画像処理エンジンの「レグザエンジン」搭載。残像低減、階調・質感・色彩表現に富んだ映像処理を行い高画質を創造します。また、周囲の明るさを感知し、視聴環境に合わせて自動的に最適な画質に調節する機能も搭載しているので、購入後にややこしい設定不要できれいな画面をたのしむことができます。
購入者の声では「価格の割に画像も音も良く満足」「個室にちょうど良いサイズ」などの声が多く聞かれました。
画面サイズは43.0×24.0cm、20インチと小型なのでPCモニターとしても使用可能。一人暮らしでスペースが少ない人におすすめのサイズ&活用法です。
外付HDDで裏番組の同時録画も可能、「追いかけ再生」「10秒バック」「30秒スキップ」機能も搭載されており再生機能も充実しています。
購入者からは「この低価格でこの画質なら満足」「想像以上に良い!」「想像以上に高品質」「一人暮らしには充分」「価格が2倍以上する国産品より手ごろでいい」など、価格に対する評価が多く聞かれました。
40~50インチの中型サイズのテレビを4種類まとめました。独自の映像処理技術を搭載したフルハイビジョンから、最新の4Kまでそろっています。画質や録画機能はもちろん、リビングで使う場合にはHDMI端子の数にも注目したいですね。またネットコンテンツに興味がある方は、無線LAN内臓タイプがおすすめです。それぞれの機能を比較しながらチェックしてみてください。
通常テレビを見る場合、まずは電源を入れるというアクションが必要になりますが、「チャンネルポン」機能が搭載されているので、見たいチャンネルのボタンを押せば自動的に電源が入ります。
また「ボイスズーム」機能も搭載されており、声が小さくて聞き取りにくい番組では声だけを大きくしたり、スポーツ観戦で歓声が大きすぎる場合は声だけを小さくしたりすることも可能。これらの他社とは違った便利機能も魅力的です。
購入者からは「どの方向から見てもキレイ」「高画質で多機能」「スタンドに特徴のあるスタイリッシュなデザインがいい」などと高評価を得ています。
レグザの特徴でもある「レグザエンジン」や「高画質機能」を搭載しているので、フルハイビジョンで高画質な映像をたのしむことができます。
外付けHDDを接続すれば、テレビ視聴中に録画ボタンを押すだけで録画を開始。再生時にも「録画リスト」「リジューム再生」「追っかけ再生」「早見早聞」機能などの便利な機能が充実しています。
購入者からは「価格が手ごろで映像がきれい」「価格・スペック全てに満足」という声が聞かれる一方、「録画中は裏番組が見られない」「HDMI端子が2つなので、個室にはいいがリビングでは足りないかも」などの声も聞かれました。
無線LAN内臓なのでネット動画の視聴はもちろん、多彩なネットサービスを手軽に使うことができます。居住地の天気予報をチェックしたり、ネットショッピングを楽しんだり、地域のチラシをチェックすることも可能。
また、離れて暮らす家族の「テレビの視聴状況」をメールで受信することができる「見守りサービス」機能も搭載されているので、「今日も元気にテレビを見ている」ということを知り安心することができます。
購入者からは「フレームが細いので40インチでもコンパクトに感じる」「Wi-Fiで接続できて非常に便利」「画質もキレイ」と高評価です。ただし「番組録画中はネット動画が見られないことだけが残念」という声もありました。
LGは、韓国で創業した世界有数の総合家電メーカーです。最新技術であるActive HDRによって、1フレームごとにリアルで立体感のある映像を再現します。カラー、コントラスト、精細度は最高レベル。LG独自の高画質技術で美しい映像がたのしめます。
購入者からは「何の不満もない!大きいテレビが欲しい人にはおすすめ」「高機能」「テレビ画面の中に別の世界があるかのよう」などと画質を評価する声が多く聞かれました。
リビングや13畳以上の大きな部屋におすすめの、50インチ以上の大型テレビを4種まとめました。こちらで紹介するものは全て4Kテレビとなっています。液晶パネルと有機ELパネルの違いや、無線LANの内臓の有無など、その他機能も比較してみてください。
ハイダイナミックレンジ(HDR)対応なので、従来より広い輝度情報を忠実に再現することができます。風景の奥行き感はもちろん、素材の質感までをもリアルに再現できます。
また、高精細4K低反射液晶パネルを採用しているので、50インチの大画面でも画像の粗さが気になりません。
Amazonでも星4.3を獲得しており、購入者からは「画像はキレイで音に臨場感がある」「50型は迫力がある」「映像に立体感がある」などの声がありました。残念な点としては「録画再生が1倍速しかない点が残念。1.3や1.5倍の機能が欲しかった」とのことです。
合計12個のスピーカーを搭載した3Wayスピーカーシステムで、迫力のある高音質が楽しめます。映画など映像の臨場感をより感じることができます。
高輝度HDR規格にも対応しており、明暗や陰影などの光の色までしっかりとリアルに再現します。
購入者からは「デザイン性が高く、横から見てもカッコイイ」「サラウンド、低音重視、ミュージック用など音質設定が細かくできる」「映像がきれいで設置も簡単」と高評価です。
高画質エンジンである「ヘキサクロマドライブプラス」を搭載。有機ELの実力を最大限に引き出します。これまでの液晶では難しかった漆黒を再現し、HDR映像の繊細な光までも詳細に映し出します。
購入者からは「画質、音質ともに4Kの中でも高品質」「視野角が広く、どの方向から見てもキレイ」「付加機能も充実している」などと高評価を得ている4Kテレビです。
有機ELパネルの特徴である「黒」の高い再現性、有機ELパネルの映像表現力を最大限に引き出すソニー独自の技術で、圧倒的な高画質を再現しています。また、テレビ画面から音を発生させることで、映像と音響の融合による没頭感を感じられます。
購入者からは「発色が良く、視野角も抜群」「画質に大満足」など評価する声が聞かれました。ただしリモコンが艶消しブラックにグレーの小さな文字で、「老眼の私には見えづらい」という意見もありました。
最後はおすすめの4Kテレビを、サイズにこだわらず4種類ピックアップしました。画質にこだわる方には特におすすめです。画質以外の機能や価格に注目しながら、あなたに最適なテレビを選んでみてください。
購入者からは「4K国産、同サイズでは最安値クラス」「4Kを手軽に楽しめる」という声が聞かれました。画質に関しては数名の方が「やや白っぽく映る」とのこと。画質調節をすることで修正が可能なようです。
webOSを搭載しているのでテレビ番組の視聴だけではなく、あらゆるエンターテインメントをリモコン一つで楽しむことが可能です。直観的な操作性で使い勝手が良く、映画、ドラマ、ゲーム、アプリなどを使用する際も、パソコンを開く必要はなくテレビだけですぐに使うことができます。
購入者からは「フルハイビジョンと比較するととても画像がきれい」「リモコンにアマゾンのボタンがついており、プライムTVの視聴も簡単」「国内産と迷いつつも購入。結果的にコスパが良く満足」などの声が聞かれました。
本体カラーは前面がシャンパンゴールド、背面がマットブラックなので、前面がブラックではインテリア的に重たく感じるという方におすすめのカラーです。
2K信号の画像も4K画像にアップコンバートするので、いつもの番組をより美しく見させてくれます。また、HDR対応なので輝度情報が拡大し、より現実の明るさに近づきました。
購入者からは「映りが良く多機能」という声が聞かれる一方で、「国産メーカーと比べると画質が劣る」という声もありました。
4K高画質プロセッサー「HDR X1」を搭載し、精細感、鮮明さ、コントラストを向上させる高画質機能をより詳細にコントロールします。
また「AndroidTV機能」を搭載し、放送はもちろん動画、アプリも音声での検索が可能。見たいコンテンツをすばやく簡単に声で探すことができます。
価格コムの満足度では星4.75を獲得しており、購入者からは「パネル縁が薄く画面に没頭できる」「画質も最高、コントラストがいい」「Android TVの機能性に満足」などの高い評価を得ています。
高品位なHDR規格「ドルビージョン」をはじめ、多様なHDR規格に対応しています。広大な色域をカバーし、本来の色を緻密に読み取りそのものの輝きを再現します。
画面の薄さはたったの4.6mm。有機ELだからこそ実現したスリムデザインなので、インテリアにこだわりのある方にもおすすめです。
購入者からは「Ultra HD blu-rayの再生では、映画館の臨場感がよみがえる」「画質もキレイ」「黒の表現がさすが」「リモコンの音声検索が便利」などの声が聞かれました。
新しくテレビを購入するときに気になる質問・疑問を、Q&A形式でまとめました。購入前にチェックして、疑問を解消しておきましょう。
4Kテレビでは、鮮明な画像と圧倒的な臨場感が楽しめます。
4Kテレビを実際に体験した方の話を聞くと、スポーツ観戦ならまるで自分がスタジアムにいるような錯覚に陥るとのことです。
画質を決めるポイントとなるのが解像度ですが、解像度は画面がどれだけのマスで埋められているかを表すものです。少ないマスで埋めれば、インベーダーゲームのようなカクカクとしたドット絵のようになりますが、多くのマスで埋めればなめらかな画像になります。
前述の通り4Kテレビの解像度は3840×2160となっており、これはフルハイビジョンの4倍の画素数になります。これだけの画素数であれば、画面サイズが大きくなっても細部まで鮮明でなめらかな画質が楽しめます。
見ることはできますが、画質は4Kではありません。
テレビそのものが4Kテレビでも、コンテンツ自体が4Kに対応していなければ4Kの画質で見ることはできません。そのため4KテレビでDVDを再生しても、画質はDVDに収録されたものとなります。(メーカーによっては、画質を補正する機能が搭載された製品もあります。)
これはDVDだけではなく、その他のコンテンツでも同じことです。2017年現在では、まだ本格的な4K放送が開始していないため、「テレビさえ購入すれば全ての映像を4Kで見られる」というわけではありません。
録画した番組をすぐに見て消去する方や、ディスクに焼かない方にとっては便利な機能です。
録画したテレビ番組を、すぐに見て消去する方にはとても便利な機能です。操作も簡単で、テレビを見るような感覚で録画と再生を行うことができます。わざわざBlu-rayレコーダーやDVDレコーダーを購入して接続する必要もありません。
ただし録画機能が内臓されたタイプでは、Blu-rayレコーダーやDVDレコーダーに比べると録画できる容量が少ないので、録画した番組をなかなか見る時間がとれない方は容量不足で不便に感じるかもしれません。
また、録画した番組をディスクにダビングすることができないので、録画番組を残したい方にも不向きでしょう。
4Kがおすすめです。
最初に部屋の大きさと画面のサイズについて、画面の縦の長さ×3cm離れた場所から視聴すると良いとお伝えしました。これはフルハイビジョンの視聴についての目安となります。
4Kテレビの場合は、画面の縦の長さ×1.5cm離れた場所でも快適に視聴することができます。要するに、32型のフルハイビジョンテレビと、65型の4Kテレビでは同じ距離から快適に視聴することができます。
このことから、テレビと視聴場所の距離が短い狭い部屋で大型テレビを置き外場合は、4Kテレビがおすすめです。ただし先ほどお伝えした通り、コンテンツが4Kテレビに対応していないと4Kの画質で見ることができませんのでご注意ください。
専門家の方にうかがったお話を元に、テレビ選びの際に気を付けたい6つのポイントや、編集部おすすめのテレビ18選をお伝えしました。久しぶりにテレビの購入を考えている方は、テレビの機能の進化におどろかれたのではないでしょうか?
テレビを選ぶ際には画質の良さも魅力的ですが、画質に適したテレビのサイズがあるので、まずは部屋のサイズに合ったテレビのサイズを割り出してみましょう。その上で、画質や音質、録画機能の内臓の有無や無線LANの有無などの機能も比較してみてくださいね。
今回紹介した編集部おすすめのテレビ18選の中からなら、あなたにぴったりのテレビをみつけられるはずです。