人気家電量販店の売り上げトップ店員中田さんによると冷凍庫が今一番おすすめの家電なのだとか。冷凍庫を今までの生活にプラスすることで食費や時間の節約にもなり、毎日の...
山田貴史
某大手イヤホン・ヘッドホン専門ショップ元販売員です。10年間勤めていました。初心者から専門家レベルの接客経験があるので、読者様それぞれのニーズにあった情報をお届けします。
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冷凍庫を今までの生活にプラスすることで食費や時間の節約にもなり、毎日の食卓もバラエティーに富んだものに生まれ変われるのだそうです。
それぞれのライフスタイルに合わせたおすすめの冷凍庫を厳選してご紹介します。これを読めばまとめ買いも怖くありませんよ♪
ママアイテム編集部
冷凍庫には幅広いサイズや容量のバリエーションがあります。冷蔵庫と違い食品を隙間なく詰める方が効率的な働きをするのが冷凍庫。
そんな特徴の違いから言うと冷凍品が少ない場合には小さい容量のものを選んだほうが良いなど、使用する人の状況に応じてサイズ選びをするのが大切なポイントです。
コンパクトな形状の冷凍庫が増え、お店やネットで見た時には「これなら置けそう」と思われたものも実際に使用するとなると注意点がいくつかあります。
設置場所の確保をしたら次には「放熱スペースの確保」が必要です。
このような「余裕」が必要であり、ピッタリと寸法が治まるからと言って放熱スペースのない状態で使用すると発火などの原因になります。
また、熱を冷気に変えて冷やすのが冷凍庫。風通しの良い場所に置きましょう。
冷凍庫には次の3つの開閉方式があります。
種類 | ドア式 | チェスト式 | 引き出し式 |
メリット | ・天板の上にレンジやトースターが置ける ・物が取り出しやすい | ・開閉スペースが取られずスリムに置ける ・冷気が逃げにくい | ・内容物が取り出しやすい ・冷気が逃げ出しにくい ・ニオイ移りしにくい |
デメリット | 冷気が逃げやすい | 下のものを取る時一度全部出さなければならない | 構造上内部の容量が小さめ 引き出しスペースが必要 |
おすすめポイント | ・どこに何があるかすぐわかる。 ・手入れがしやすい | ・庫内が広く有効活用できる | 一番底の物も確認しやすい |
冷蔵庫に入りきらない分を「ストック」しておく役割をするのが冷凍庫の役割。開閉方式によって使いやすさの感じかたも人それぞれです。
冷凍庫の大きな特徴として2つの冷やし方があります。
この冷却方式の違いによって冷蔵庫の価格や電気代などの違い、お手入れの仕方などがそれぞれ異なってきます。
食品を冷凍する上で気になるのが味・食感・品質。長期保存できる冷凍という技術はとてもありがたいのですがどうしても「味が落ちる」というデメリットが……。それを解消するのが「急速冷凍」です。
通常の冷凍庫の冷凍速度では冷凍している間に食材から水分がどんどん出ています。そんな水分が凍ると氷の結晶は大きいものに……。するとせっかくのおいしさの元である食材の細胞を破壊してしまいます。急速冷凍機能のある冷凍庫を選べば細胞レベルで新鮮な状態をキープ!品質の劣化を防げるのです。
エコ家電は今や当たり前になりつつあります。冷蔵庫からのフロンが地球に与える悪影響から環境を意識したものが増えたのはもちろん、電気代が気になる冷蔵庫は消費電力量を大幅に低減した省エネ設計のものを選べば大切なエネルギーを守ることにもつながるのです。
省エネ基準をどれくらい達成しているかを%で表示。この数値が高いほど省エネ性能が高いといえます。
[quotationhttp://joshinweb.jp/kaden/ene1.html]
冷凍庫選びはサイズや冷却方式なども気になりますが、実際にどのくらいで売られているものなのかを知っておくのも大切です。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 | |
価格コム | 約9,000円 | 約28,000円 | 約75,000円 |
楽天 | ~17,000円 | 約38,000円 | 100,000円~ |
Amazon | ~17,000円 | 約30,000円 ~ 約42,000円 | 100,000円~ |
最安値価格帯のものには省エネ基準が記載されていないものや、海外製のもの、メジャーではないメーカーのものが多いようです。
売れ筋価格帯は今回こちらで紹介している家庭向けの冷凍庫として使用する容量のものが中心になっていました。
高級価格帯は業務用のものが中心になっていますが、中には家庭向けのものもありました。
社名は創業者が発明したシャープペンシルが由来。元は金属工業の会社でしたが、関東大震災で工場が閉鎖し家電メーカーとして再生。液晶事業の不振で2016年に台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業に買収されました。
グローバルに展開する大手家電メーカー。三菱マークは造船業から始まった舟旗号が由来。2001年の創業80周年を機に「Changes for Better」をスローガンにさらに環境のことも考えた事業展開をしています。
白物家電世界シェアNo.1のハイアールは中国に本拠を持つ大手家電メーカー。リーズナブルな商品が多く若い層にも家電の魅力を伝えてくれるメーカーです。ライフスタイルに合わせた家電選びが出来るラインナップになっています。
冷蔵庫よりも安い価格で購入できる冷凍庫ですが、サブの役割として生活にプラスすると食材の管理やまとめ買いでの節約、買い物アクセスへの不便の解消など冷凍庫によって得られるメリットは計り知れません。
でもそのためにも容量や大きさだけでなくさまざまな特徴を踏まえて自分に合った冷凍庫を選ぶことが必須なのです。
冷凍食品の買いだめやアイスクリームの季節の常備などで冷凍庫が手狭になってきた!という方にピッタリなのがこの冷凍庫。
ドア側面の操作パネルから温度調節や急速冷凍が出来るのでホームフリージングにとても便利です。凍結用ペットボトル500㎖や背の高い食品も立てて入れられる(最下段)のも他にない特徴です。
ぴったりしまるドアは密閉性の高さもバッチリ!ドアを開けると中はケース棚になっている珍しいタイプ。コンパクトな容量と使い勝手の良さ、価格の安さで大人気の商品です。共働きのご夫婦や赤ちゃんの離乳食の食材のストック、手作り食品の保存、スポーツやアウトドアと忙しいお子さんを抱えるご家庭などで特に重宝されている冷凍庫です。
シンプルな白物家電の代表とも言える冷凍庫たちの中でシックに落ち着いたダークブラウンの控えめな木目調なのがコチラ。
38Lとコンパクトながら使いやすい庫内の収納力もしっかりで、あとちょっとの食材の保存に悩んでいる方の救世主的存在。
1~2人暮らしや冷凍室だけが手狭になっているご家族のサブ冷凍庫に。
清音設計で家電の音が気になるという方にもおすすめです。
魚介類やかたまりのお肉など沢山の食材もどど~ん!と収納できる安心の大容量冷凍庫。釣を楽しむ方のお魚保存用としても人気です。
たくさんの食材を長期保存する方に選ばれている冷凍庫。鮭なら6匹、カニが24杯分も入る満足の広さ(メーカー調べ)
キャスター付きで大容量ながら移動にも便利な設計。水抜き栓が付いているのでお手入れも清潔で楽に行えるのが嬉しい。
上に開く扉と下段の引き出しという他にない設計は忙しい主婦に使いやすい!と高評価。二段に分かれていることで食材へのニオイ移りを防げるだけでなく、上段部分が浅くなるので深型の上部開きに比べて食材の使い忘れも防げます。
冷蔵庫のような見た目とちょうど良い収納力でいろいろな種類のものを収納したい!という方にピッタリですね。
ポータブル型の冷凍庫。たっぷり収納で細かな温度調節が出来るところも魅力です。食材の痛みが気になる季節のバーベキューはもちろん、家での使用、倉庫などに置いて使用するなど用途に合わせて自由に使えるポータブルタイプの冷凍庫です。
飲み物やアイスでいっぱいの冷凍庫に頭を抱えるご家庭でもとても重宝されています。
コストコは売られている食材もビッグサイズのアメリカ発の大型スーパー。ついつい買いすぎてしまい、冷凍しなきゃ!と持ち帰ったら冷凍庫に入らなかったという声も。
そんなお悩みから脱出して快適なコストコライフを始めるならやっぱり冷凍庫は必需品です。
お得なコストコの商品で賢く食卓を彩り、嬉しい節約につなげるには110L以上の容量のある大き目サイズの冷凍庫がおすすめです!
容量はもちろん、コストコ食品のストック用としてチェックしたい点が「上にオーブンレンジなどを置けるかどうか。」こちらは耐熱天板なのでレンジもバッチリ置けます。
買ってきた食材を取り出してレンジ解凍がすぐできるのは嬉しいですね。
レンジを置いた上で高さもちょうど良く、引き出し式なので密閉度が高く冷気も逃しません。自動霜取り装置つきだからお手入れもラクラク!
幅と奥行きが狭い分縦に長い、見た目には冷蔵庫のような冷凍庫です。横幅48㎝というなかなかないスリムさは設置場所が狭い方の強い味方。
中は収納が個々に分かれているので中でごちゃごちゃせずに簡単収納。ファン式なのでお手入れもラクラクで冷凍食品の収納が楽しくなります。
容量の大きな冷凍庫の中では軽量タイプなので運搬も比較的しやすい商品。
お買い得品はいつも同じ商品とは限らず、その形状や素材の性質もさまざま。こちらは二段に分かれているのでとてもありがたい。直冷式だけどマメに庫内チェックして霜取りすれば
いつもさまざまな種類のものを購入して冷凍庫がガチャガチャに乱れてしまいがち!という不満を解消してくれる使いやすい冷凍庫です。
冷凍庫を購入するということはイコールその分の電気代が多くかかるようになるということ!目に見えない電気代ですが、電源を入れ続けなければその機能を果たせない冷凍庫なのでどうせ買うならムダに電気を消費しない「省エネ仕様」を選びたいものですね。
海外製の低価格の冷凍庫に比較すると少々高価な日本製ですが、その分性能に満足の声が高いのが日本製の冷凍庫です。こまかい温度設定調節や庫内のバスケットにはフタが付いているなど「欲しかった心遣い」がある。シルバーカラーでデザインの良さにも評価が高い。省エネ基準率96%
ドアを開けると半透明の5段の棚が並んでいて中身がわかりやすいのが特徴です。買い物の頻度を減らしたい!という忙しい方にぴったりのちょうど良い容量です。整理整頓しやすい設計なので食材を無駄にしません。
省エネ基準率は101%
省エネに対応している機種を選ぶことが最もおすすめですが、冷凍庫や冷蔵庫に関しては次のようなことに気を付けるだけでも電気代の節約につながります。とても基本的なことですが意識して行うことが大切です。
家庭用冷蔵庫に付いている冷凍室を始め、今回紹介してきたような冷凍専用の冷凍庫など家庭向けに販売されている冷凍庫のことをホームフリーザーと呼びます。業務用のアイスクリームケースや冷凍庫とは違い、家庭の台所や開きスペースに置きやすいデザインのものを中心に売られており、コストコユーザーを始めまとめ買いや冷凍食品をストックしたい人からとても重宝されているものです。
それまで料理は苦手と感じていた方も食材をフリージングしておくことで効率よく作業できるようになるなどの嬉しい特典もあるようです。
ファン式 | 直冷式(自然体流方式) | 比較からわかったこと |
・霜取り作業がいらない ・冷凍焼けしやすい ・電気代が直冷式に比べて高い ・容量の多い冷凍庫に多い | ・冷凍効率が良く鮮度を保ちやすい ・ファンより運転音が小さい ・電気代がファンよりも安い ・定期的な霜取りが必要 ・霜取りを怠ると霜で庫内が狭くなる | ファン式:すぐに使い切る食材を入れるのに適している 直冷式:長期保存したいものを入れるのに適している |
ファン式も直冷式もそれぞれにメリット・デメリットがありますが、その特徴を生かして選んで使用することをおすすめします。結論としては収納する食材の使用頻度や量などによって電気代との兼ね合いを見ながら比較検討するのが良いと言えるでしょう。
初期投資は少し高くでも省エネ家電を選ぶのもおすすめです。
気になる霜取りに関しては開閉回数を少なくしたり、整理整頓のついでにお手入れをすれば気にならないという声もありました。
家電量販店にて販売員を10年以上されている中田さんにリサーチした結果からみると、賢く無駄のない生活をしたいと考えるお客様が増えていて、サブとしてもう一台冷凍庫を購入するのはめずらしいことではないということでした。
また、コストコでのお買い物も冷凍庫での保存が安心して出来る環境にあるとさらに楽しさ倍増になることもおわかりいただけたのではないでしょうか。
直冷式とファン式など選択に迷うポイントは保存の期間がポイントです。
電気代が気になったり、お手入れに自信のないという方もギュウギュウでまともに機能していない冷蔵庫に付いている冷凍庫を見ないフリ、していませんか?
まずは一度、自分の目で冷凍庫チェックしに家電量販店へ行ってみることをおすすめします。