おすすめのベビーパウダー9商品を、パウダーや固形、無香料、オーガーニックのジャンルに分類。赤ちゃんに安心して使えるベビーパウダーや、高校生や大人がメイクに使える...
おすすめのベビーパウダー9商品を、パウダーや固形、無香料、オーガーニックのジャンルに分類。赤ちゃんに安心して使えるベビーパウダーや、高校生や大人がメイクに使えるベビーパウダーを徹底的に調査しました。メイクやスキンケアにおける、ベビーパウダーの効果的な使い方を、シーン別にお届け。「ベビーパウダーは髪にも使えるの?」「ニキビができたとき、ベビーパウダーは使用するべき?それともやめるべき?」など、気になる情報をピンポイントでお知らせします。
ママアイテム編集部
ベビーパウダーは、汗疹やかぶれなどの肌トラブル対策として、赤ちゃんから年齢性別問わず幅広く使用されているスキンケア用品です。タルクや植物のデンプンを用いて作られます。
一口にベビーパウダーといっても種類は豊富です。大きく分けてパウダータイプ、固形タイプがあります。特徴がそれぞれ違いますので、用途に合わせてどのタイプが良いか考えてみましょう。
ベビーパウダーには、大きく分けて2つのタイプがあります。パウダータイプと固形タイプです。パウダータイプには平べったい容器に入ったもののほか、シェーカータイプという長い容器入りのものも。
最近の主流はパウダータイプです。使いやすいのが特徴で、伸びも良く扱いやすいです。ただしデメリットもあり、赤ちゃんに使用する場合、粉を吸い込んでしまう危険性があります。
固形タイプも完全に粉が飛ばないわけではありませんが、飛び散りにくいのがメリット。大きさ自体もコンパクトで、持ち運びやすいのが特徴です。
固形タイプのデメリットは、肌に載せた後あまり伸びないため、広範囲の使用には向かないことです。粉を吸い込まないよう、上半身を中心に使いましょう。
シェーカータイプはパフで塗布するのではなく、容器から必要分を手のひらに出して、そのまま手で肌に載せます。通常のパウダータイプに比べ、粉をこぼしたり周りを汚したりする心配がありません。
旅行にはコンパクトな固形タイプか、容器が小さめでパフのいらないシェーカータイプがおすすめです。無香料を選ぶと、赤ちゃんから大人まで全員が使うことができ、旅行の荷物も減ります。
ベビーパウダーは30g前後から、大容量の150g以上のものまで多種多様です。使うベビーパウダーが決まっている場合は大容量がお得ですが、お試しで使いたい場合は小さいサイズを買って試してみましょう。
一口にベビーパウダーといいますが、香料などの原料、使用感はそれぞれの商品で異なります。最初から大容量を買ってしまうと、肌に合わず別のベビーパウダーに替えたいとき、余ってしまう恐れも。
衛生的な観点からも、毎日使用するという場合以外には、50g未満の小さいサイズをおすすめします。
肌に付けたパフとベビーパウダーを接した状態で置いておくのは、雑菌を繁殖させてしまうのでよくありません。
内ブタにパフが置ける仕様の容器も多いですが、パウダーにパフが触れないよう十分気を付けましょう。こまめにパフを洗って乾かすのがベストです。
ベビーパウダーには香料が入っているタイプと、無香料タイプがあります。
香料は、天然由来の天然香料と化学的に作られた合成香料を、さまざまな割合で調合することによって作られます。香り付けとして使用される香料ですが、肌のコンディションによっては皮膚を刺激してしまうことも。
香料によって付けられた香りが苦手という人もいらっしゃるでしょう。一般的にベビーパウダーは化粧品のような香り付けがされています。
肌のコンディションや香りの好みによって、香料入りか無香料かを選ぶと良いでしょう。赤ちゃんには刺激にならない無香料タイプをおすすめします。
このページでも「香りが苦手な人も赤ちゃんも安心!無香料のベビーパウダー2選」を紹介しています。無香料タイプを探している人は、参考にしてみてください。
ベビーパウダーの価格相場をまとめました。
安いからお得というわけではなく、容量と価格を鑑みると、大容量タイプの売れ筋価格帯が1番お得だといえます。容量が小さい商品で肌に合うか好みかを見極め、大容量タイプに移行すると良いでしょう。
また高級価格帯では、化粧品メーカーが付加価値を付けたベビーパウダーを発売していることが多いので、メイクに使いたいという人はこちらをおすすめします。
高級価格帯には、オーガニックにこだわったベビーパウダーも含まれています。赤ちゃんに使う場合でもより原料にこだわりたい人は、オーガニックブランドを見てみましょう。
下記の「自然派におすすめ!オーガニックのベビーパウダー2選」でもご紹介しています。ベビーパウダーは飛び抜けて高価な商品ではないので、気になる商品は試してみてはいかがでしょうか。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 | |
---|---|---|---|
Amazonでの価格 | ~300円 | 400~600円 | 1500円~ |
容量 | コンパクトなサイズ 50g未満 | 大容量タイプ 150g前後 | 多種多様 |
特徴 | 容量が小さく色々なパウダーをお試しできる | 使う種類が決まっていれば大容量でお得 | 化粧品メーカーが化粧品の一環として発売していることが多い |
ベビーパウダーが有名なメーカー・ブランドをご紹介します。今はブランドだけが残っている「和光堂」、ベビー用品でお馴染みの「ピジョン株式会社」、化粧品メーカー「株式会社資生堂」の3社です。
ベビーフードやベビー用品のメーカーです。会社としては「アサヒグループ食品株式会社」に吸収合併されました。知名度の高さから、ブランドとしては「和光堂」の名称が今でも使用されています。
哺乳瓶をはじめとしたベビー用品のメーカー。ベビー用品という枠に収まらず、子育て支援事業も行っています。赤ちゃんと両親の目線に合わせた商品開発が売りで、赤ちゃんが使っても安心です。
化粧品メーカーとして製造、販売を手掛けています。化粧品の一環としてベビーパウダーを製造。赤ちゃんに使用するものというより、化粧直しやフィニッシュパウダーとして使用している人がほとんど。
パウダー、固形と分かれるタイプの他、容量、気になる香料の有無を表記しています。
シェーカータイプの場合は、パフがいらないなど付け方が通常のパウダータイプと異なるため、パウダー(シェーカー)と表記しています。
ベビーパウダーを買うなら、まず検討するべき商品をご紹介します。「和光堂」は現在「アサヒグループ食品株式会社」に吸収合併され、ブランド名のみが存続している状態です。
国内で初めてベビーパウダーを生産、販売したブランドであり、シッカロールという名称は日本におけるベビーパウダーの別名にもなっています。安全性も高く評価されているブランドです。
日本で初めて製造されたベビーパウダー。シッカロールという名称は、国内ではベビーパウダーの別名になっています。
「シッカロールナチュラル」は、ナチュラルという名称の通り、タルクではなく植物のコーンスターチを使用しています。緑茶エキスと植物性スクワランが、うるおい成分として配合されているのが特徴です。
「シッカロールナチュラル」の魅力は、なんといってもその香り。紅茶の良い香りがします。化粧品独特の香りはしないため、女性だけではなくオールマイティーに使えるベビーパウダーです。
紅茶の香りがするのは、緑茶エキスが配合されているためでしょう。緑茶エキスはベニフウキという品種です。緑茶と紅茶の違いは発酵させているかどうかだけで、茶葉に違いはありません。
商品には内ブタがあり、天然コットンのパフ付きです。内ブタにパフを載せておけるので、パウダーを衛生的に保管することができる、嬉しい仕様。
付けると適度に水分や油分を吸ってくれるので、お肌はさらさらになります。汗が気になる夏はもちろん、かさつきが気になる冬も、ボディクリームの上から載せるとさらさら肌へ大変身。
赤ちゃんや敏感肌の人には「薬用シッカロール」がおすすめ。無着色、無香料で、モモの葉エキスが保湿成分として配合されています。ただしこちらの商品にはパフは付いていません。
簡単に扱える粉タイプのベビーパウダーは、固形タイプと比べてよく使用されています。粉を吸ってしまうのは危険ですので、赤ちゃんに使うときは、顔に近い上半身には使わないようにしましょう。
大人でも粉タイプの取り扱い時は、粉を吸い込まないよう注意してください。吸い込みが気になる場合は、シェーカータイプがおすすめです。
「ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社」内のブランド「ジョンソンベビー」で取り扱っているベビーパウダーです。
こちらのベビーパウダーに材料として使われているタルクは、蒸気滅菌済みのもの。無香料ではありませんが微香性で、赤ちゃんでも使えます。
「ジョンソンベビー」では生まれた日から使えるということを標榜としているため、安全性は確かです。
容量も大きく使いやすい商品ですが、パフは付属していません。必ず別売りのパフをご用意ください。ただし「ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社」には、パフの取り扱いはありません。
上記同様に「ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社」内のブランド「ジョンソンベビー」の商品です。適量を手に取り出し、そのまま手で必要部分へ塗布するというシェーカータイプです。
通常のパウダータイプとは違い、容器の口が小さいので、不用意にパウダーをこぼしたり広範囲に散らばってしまう心配がありません。肌に載せるときも、周りを汚すことなく塗布できます。
旅行にベビーパウダーを持っていきたい場合、シェーカータイプは最適です。かさばらず、パフも持ち歩かなくて済むのがポイント。
赤ちゃんにベビーパウダーを使用するとき、香料の有無は非常に気になります。ここでは安心安全の無香料タイプを集めました。
赤ちゃんはもちろんのこと、敏感肌の人に年齢を問わずおすすめできる商品です。香料入りのものより肌に低刺激で、肌のコンディションを悪化させず整えてくれます。
「ピジョン株式会社」の中でも最も人気のあるブルー缶。無香料の商品です。保湿成分のスクワラン、皮膚保護剤が入っており、肌に優しいのが特徴。ピンク缶はブルー缶とは成分が異なり、微香性です。
大容量で家計にも優しいですが、パフは付属していません。
「ピジョン株式会社」では、別売りのパフを2タイプ揃えています。ブルー缶の内ブタにちょうど収まるFタイプと、取っ手が付いて毛足が長く、専用ケース付きのUタイプです。
置く場所を取りますが、Uタイプのパフをおすすめします。他のベビーパウダーを使う場合でも、肌にやわらかく馴染み、使用感も心地良いです。
「薬用ベビーパウダー」の弱酸性バージョンです。肌と同じ弱酸性となることで、肌にさらに優しくなりました。ブルー缶と同じく、保湿成分のスクワランと皮膚保護剤が入っています。
そして保湿成分のホホバオイルが追加。とことん肌に優しいベビーパウダーに仕上がっています。
大きさはブルー缶とは違い小さめです。こちらはパフ付きで、パフのカラーが黄色とピンクから選べます。別売りのパフとカラーが同じですが、Uタイプのパフとは別物で、毛足は長くありません。
固形タイプは、粉が飛び散らないのが大きな特徴といえます。その一方で全身に塗布するには向かないため、パウダータイプとうまく使い分けましょう。
あまり伸びないように感じてしまい厚く塗りがちですが、パフを載せてすっと抑えるようにします。何度も同じところをはたくのは、肌にも悪影響です。
「ピジョン株式会社」の固形パウダーは無香料で、赤ちゃんに使うのにぴったりの一品。保湿成分のスクワランも含まれていて、優しい使用感です。見た目の容量からすると、思ったよりも長く使えるでしょう。
商品はパフ付きで、付属のコンパクトケースに収めてパフを保管することができます。特に赤ちゃんに使う場合、パフもこまめに洗ってよく乾かし、清潔な状態を保ちましょう。
ただし洗うのを繰り返すと、パフの毛先は固くなりがち。いくつか予備のパフを購入しておいたり、お尻部分とそれ以外でパフを分けておいたりと、赤ちゃんの使用には工夫が必要です。
打って変わって、赤ちゃんに使用するより、化粧品として使う大人が多い商品です。化粧品でお馴染みの「株式会社資生堂」から発売された、メイク崩れを直すのに最適なベビーパウダー。
携帯して持ち歩くことができ、ポーチに忍ばせやすいのも嬉しいポイント。フィニッシュパウダーとしてメイク時に肌に載せても、メイク直しのときファンデーション代わりに載せても良しです。
メイクにベビーパウダーを使う方法は、下部の「Q3:メイクやスキンケアに使えるの?」で詳細に答えていますので、ご一読ください。
とことんオーガニックにこだわりたいあなたへ、自信を持っておすすめできるパウダー2選です。
いつも決まったベビーパウダーを使っている方も、オーガニックの優しい感触を試してみてはいかがでしょうか。
ハワイの厳選オーガニック植物原料と、海洋深層水にこだわったブランド「WELINA」。タルクを使っていないタルクフリーのベビーパウダーを発売しています。
天然の無農薬植物成分100%にこだわった一品です。フロクマリンフリーのマンダリンオレンジ果実油と、ヴァージンココナッツオイルを配合。オレンジのさっぱりとした香りが魅力の1つ。
パフを使わず適量を取るシェーカータイプで、パウダーを無駄なく使用することができます。シンプルなデザインが多いベビーパウダー商品ですが、容器もおしゃれで飾っておきたいデザイン。
香料ありと表記していますが、成分にベンゾインガムが含まれているため、このような表記になっています。
シチリアの海泥(グリーンクレイ)とバイオダイナミック農法の植物を使った、自然の恵みたっぷりの「ARGITAL」ブランド。動物由来成分や防腐剤を一切使用しないこだわりを持っています。
ベビーパウダーにももちろん動物由来成分や防腐剤は不使用。グリーンクレイを細かくなめらかにしたパウダーで、汗をほどよく吸着してくれます。粒子が細かいパウダーのとけるような肌触りが魅力の一品。
シェーカータイプで、パフを使わず適量を取って肌に馴染ませます。赤ちゃんや子供との旅行でも、家族全員が使える安全仕様。香料も含まれていません。
ベビーパウダーを購入する前に、読んでおきたい疑問・質問を5点まとめました。ベビーパウダーについての基本的な情報なので、購入する前にぜひご一読ください。
固形タイプのベビーパウダーは、パタパタとはたくよりも、すっと優しく抑えるように付けます。
フタを勢い良く開けると、固形タイプでも粉が飛び散ってしまうので、フタは静かに開けましょう。パフにベビーパウダーを軽く付けて、パフを肌に当て少しだけ抑えます。強く押し付けるのはやめましょう。
パウダータイプも同様ですが、ベビーパウダーは量をたくさん付けても効果は高くなりません。むしろ適量にしないと、汗腺の働きを悪くしてしまい、皮膚にも良くないことがわかっています。
ふんわりと肌に載った状態がベスト。付けすぎはよくありません。
はい、使えます。
赤ちゃんに使用することが多いため、ベビーパウダーと呼ばれていますが、中・高校生や大人が使っても問題ありません。効果も赤ちゃんと同じく、汗疹やかぶれ、肌荒れをサポートします。
日本には天花粉(天瓜粉)という、ウリのデンプンが原料のパウダーがあり、ベビーパウダーと同じように使うことができます。こちらも大人が使っても問題ありません。
はい、使えます。
ちょっとした外出なら、ファンデーション代わりにすることも。化粧下地を塗った後、顔面へ薄くベビーパウダーを載せます。パフよりもブラシでのせると、薄くふんわりと仕上がるのでおすすめ。
またはフィニッシュパウダーの代替として使用可能です。リキッドファンデーションをお使いの場合は、その上からベビーパウダーを載せることで、肌がさらさらに。
パウダーファンデーションの場合は、リキッドファンデーションとは塗る順番が異なります。化粧下地の上にベビーパウダーを載せ、仕上げにパウダーファンデーションをのせましょう。
どちらの場合も肌の脂を適度に吸い込んでくれるため、メイク全体の崩れ防止におすすめです。
はい、使えます。
ベビーパウダーは顔に載せると、顔の皮脂を適度に吸い込む効果が。ただし洗顔後、いきなり肌にのせるのではなく、化粧水や美容液、乳液の後に、ベビーパウダーをのせるようにしてください。
このとき前髪が掛かるおでこ部分に、やや多めにベビーパウダーをのせると、前髪もさらさらになるのでおすすめ。付けすぎると白浮きするので、加減には注意しましょう。
髪の毛に直接ベビーパウダーをのせることもできます。量が多すぎると、髪の毛が白くくすんでしまったり、ふけのように見えてしまう恐れがあるため、あくまで適量を心掛けましょう。
残念ながら、ニキビを治す効果は期待できません。
ニキビや汗疹、かぶれが起きる前なら、ベビーパウダーを肌にのせると皮脂を吸い込むので、肌のコンディションをサポートすることができます。
しかし、一度ニキビや肌荒れが起こってしまうと、ベビーパウダーが刺激となり、逆に状態が悪化してしまうことも。ニキビになったときは、専用の薬を使用するか皮膚科の受診をしましょう。
1987年、ベビーパウダーの原料であるタルクにアスベストが混入していたとして、社会問題になりました。社会問題になるほどの事件があったのは事実ですが、それ以降は各メーカーとも安全管理を徹底。
問題が起こった後、ベビーパウダーの原料にできるのは、厚生労働省が定める検査に合格したタルクのみです。またタルクは原料として、他の化粧品にも使われています。ということは、今のベビーパウダーが人体へ与える危険性は低いと考えられますね。
ただし、口からは大量に吸い込まないよう注意が必要。特に赤ちゃんが吸い込んだり、口に入れてしまったりしないよう、保護者の方は十分に気を付けましょうね。
ベビー用品は少しなら、赤ちゃんが口にしても問題がないよう作られていますが、心配な場合は病院の受診をおすすめします。
最近は、肌に優しいベビーパウダーが続々と登場しました。赤ちゃんや敏感肌の方が、安心して使えるベビーパウダーも多いです。あなたも、自分に合ったベビーパウダーを探してみましょう。