ランドセルや学校用品をまとめて収納できる「ランドセルラック」。そのおすすめについて、詳しい方に話を聞いてきました。置き場所や素材など、購入時の選び方のポイントを...
ランドセルや学校用品をまとめて収納できる「ランドセルラック」。
そのおすすめについて、詳しい方に話を聞いてきました。
置き場所や素材など、購入時の選び方のポイントをはじめ、おすすめのランドセルラックを、タイプ別に16選ピックアップしています。
文末では、「ランドセルラックは本当に必要?」「リビングに置くのはなぜ?」といった購入時によくある疑問についても解説しました。
入学祝いにもおすすめですので、ぜひ参考にしてみてください。
ママアイテム編集部
ランドセルラックを選ぶ際には、置き場所・収納量・素材の3点がポイントになります。おすすめの選び方から解説しましょう。
ランドセルラックを選ぶ際は、まず「自宅のどこに置くのか」という「置き場所」を確認しておきましょう。それによって、大きさやデザインなど選択肢が変わってきます。
自宅の間取りやスペースにもよりますが、ランドセルラックの置き場所は、「子どもが帰ってから宿題をする場所」をイメージする家庭が多いようです。
たとえば、子ども部屋を置き場所として選ぶなら、子どもらしいデザインのものでもいいですが、リビングに置くとなると、ほかの家具とテイストをそろえたほうが全体的にすっきりします。また、限られたスペースを上手に使うのであれば、キッチンカウンターの下も便利です。カウンター下でも、背が低いタイプのランドセルラックなら収納できるケースがありますよ。
ランドセルラックはそれぞれ収納量が異なりますので、どれくらい収納できるのかも大事なチェックポイントです。
ランドセルラックの収納量とあわせて確認したいのが、自宅の学用品の収納スペース。子ども部屋に本棚などの収納があるのであれば、ランドセルラックはコンパクトなタイプでも問題ありません。一方で、リビングに学用品をまとめておきたいという場合など、新たに専用の収納が必要な場合は、教科書や文房具など学校関係のものがまとめられるだけの収納力があるランドセルラックが便利です。
また、収納量があるランドセルラックは、ランドセルと学用品が必然的に同じスペースに置いてあるので、子どもが準備しやすいといったメリットも生まれます。自分で準備するよう促す際にも重宝しますよ。
同じランドセルラックでも、素材によって印象はがらりと変わります。
木製のランドセルラックは、木の温かみがありながら高級感があるものが多いのが特徴です。家具や建具との色味を合わせやすいのもメリットで、リビングのテイストと合わせたい場合は、木製のものが選びやすいのではないでしょうか。
一方、「ソフト素材」と呼ばれるような柔らかい素材を使用したランドセルラックもあります。子どもが遊んでいてぶつかっても安心なのが一番のメリットで、軽くて動かしやすい、掃除がしやすいといったものも。ポップなカラーなど、子どもらしいデザインのものが選べるのもソフト素材の特徴です。
ランドセルラックでおすすめのメーカーは以下の3社です。今回ピックアップした商品にも多数含まれています。ぜひ参考にしてみてください。
「お、ねだん以上」のキャッチフレーズが耳に残る「ニトリ」のCM。家具やインテリア用品を幅広く手掛けるメーカーです。1967年に「似鳥家具店」を創業したのがはじまりで、子ども部屋用インテリアや学習机、ランドセルまで幅広く手掛けています。
白井産業(SHIRAI)は、組み立て家具の専門メーカーです。コストメリットばかりが注目されがちな組み立て家具を、ライフステージやライフスタイルに合わせて適用できる「アプリケイト家具」と題し提供。学童時期はもちろん、幼児期から子どもが独り立ちするその時々に合わせたラインナップが特徴です。
インテリア・家具用品の通信販売の「LOWYA」はデザイン性の高さと手の届く価格で人気を集めています。顧客ニーズにあったものを高い品質で仕上げるために、1つの商品に最低でも半年かけるというこだわりが強みです。楽天市場で5年連続ショップオブザイヤーを取得した実績を持ちます。
おすすめのランドセルラックを紹介するにあたり、今回は以下の3点を比較ポイントとして記載しています。とくにサイズは置き場所を左右する大事な項目ですので、是非参考にしてみてください。
数あるランドセルラックの中でも、編集部がいま一番おすすめするのは白井産業の「マナビア ランドセルラック」です。まずはこちらから紹介しましょう。
白井産業のランドセルラック「マナビア」シリーズのひとつ「マナビア ランドセルラック MNV-9560HC NA」は、インターネット通販の大手Amazonでしか購入できないカラー仕様です。Amazon限定のナチュラルカラーは、子ども部屋はもちろん、リビングでもなじみやすい色合いとなっています。また、質の良い木目シートを使用してあるので、見た目を重視したい方にもおすすめです。
カラーも人気ですが、一番の特徴は「収納力」。「学校で使うモノ全部収納」のキャッチコピー通り、教科書はもちろん、鍵盤ハーモニカ・習字道具・裁縫箱などあらゆるものがしまえるように設計されています。側面には巾着袋などを下げられるフックがついているほか、幅広の引き出しもあるので、鉛筆などの文具の収納にも困りません。
また、必要なものをひとまとめにできるだけでなく、子どもでもしまいやすいように細かく仕切りがついているので、整理整頓や片付けトレーニングにももってこいです。
「収納力たっぷり」「期待通り」と満足する声もある一方で、組み立てに関しては評価が分かれています。各板に名称を記載し、組み立てやすいよう配慮はしてありますが、それでも「説明がもう少し丁寧なら……」というレビューが見られました。また、ある程度重量のある商品なので、女性ひとりでは難しいかもしれません。
小学生の兄弟がいると、学校用品であふれかえっているという家庭も多いもの。賢く収納するためにも、ランドセルラックが兄弟・姉妹で一緒に使えるものだと助かります。そこで、ランドセルが2個収納できる、小学生兄弟(姉妹)の家庭におすすめのランドセルラックを5選を紹介します。
白井産業のマナビアシリーズのひとつ、「マナビアランドセルラック MNV-6565HC NA」は、ラックの上部にランドセルを2つ並べて収納可能です。内寸幅58.8mmで、A4サイズのランドセルが2つ収まる設計です。
ランドセル置きのすぐ下には、引き出しが2杯あります。文房具など、こまごまとした学用品は、個々の引き出しに収納できるので、兄弟のものがごちゃまぜになることもありません。レビューでも「引き出し付きがお気に入り」と好評です。
組み立て式ですが、しっかりとしたつくりなのも「マナビアランドセルラック MNV-6565HC NA」の特徴。「出来上がりも頑丈ですので良い」「ずっと使ってますが、歪みも緩みもない」とレビューでも高い評価を得ています。組み立て時間は、購入者によって差がありましたが、1時間~3時間というコメントが見られました。
幅85.5cmと文字通りワイドなランドセルラックで、兄弟2人分のランドセルも安心して収納可能できます。さらに、ランドセルだけでなく、2人分の学用品も収納しやすい可動式の「仕切り」も特徴です。
中段スペースは、中央の仕切りを除いては、左右どちらも楽に動かせます。縦・横どちらにも仕切れるので、大きめの書籍も収納可能。子どもでも動かせるので、自分でカスタマイズさせることも可能です。片付けの習慣にもつながりますね。
また、下段には便利なワゴンがついているので、かさばりやすい学用品もそのまま収納できます。見た目にもすっきりと隠せるのもポイントです。色は、ナチュラル・ブラウン・ウォールナット・ダークブラウンの4色展開と、インテリアのテイストを問わず、合わせやすいラインナップとなっています。
ランドセルや学用品とあわせて、日常使いのアウターも収納できるハンガーラックがうれしいのが、LOWYAの「ランドセルラック キッズハンガー ワードローブ」。左右対称的なデザインで、きょうだい2人分収納できるようになっています。
ランドセル置きの下には、細かい学用品の収納に便利な引き出しを設置。ハンカチやティッシュといった身支度グッズを入れるのにもおすすめです。下段の本棚スペースには、ブックエンドもついているので、整理整頓のサポートをしてくれます。「十分なスペース」「収納量にはとても満足」との声が、レビューには届いていました。
また、見た目にはわかりにくい隠しキャスターがついているので、掃除の際には楽に動かせるのもポイント。子どもの成長にあわせた模様替えなどにも便利です。
「家族が集まるリビングにおしゃれな子供家具を」と提唱する通販サイト「こどもと暮らし」が手掛けるランドセルラック。一般的なキッチンカウンターを想定し、その下にも置けるよう作られています。おしゃれなリビングの雰囲気を損なわず、すっきりとしたデザイン性の高さも魅力です。
コンパクトながらしっかりと収納できるのがポイントで、ランドセルを2つ並べておけるほか、天板にはコード用の穴が開いているので、子どもが使うタブレットや携帯電話の充電もランドセルラックでできます。また、下段の棚は可動式で、細かく仕切るもよし、外して大型書籍の収納にもよし、と大変便利です。フックも左右についているので、兄弟それぞれで使えます。
ほかにも、ラックの角を丸くしたり、引き出しが落ちないようにストッパーがあったりと安全に配慮されたつくりなのもうれしいポイントです。安心の日本製で、ホルムアルデヒドが最も少ない等級と、安全・安心に配慮されていることから、贈り物としても喜ばれています。
木の温かみがうれしい、兄弟2人分でもすっきりおさまる頼もしさが魅力のランドセルラックです。ランドセルを並べておくことができるので、兄弟・姉妹用のランドセルラック・収納としても使えます。
兄弟2人なると、学用品も2倍ですが、LOWYAの「木製ランドセルラック」は引き出しが一般的な商品より多めの4杯。2色使いなので、兄弟で色分けして使うのもいいかもしれませんね。抜け落ち防止のストッパー付きなので、子どもでも奥までしっかり活用できます。
下段には可動式の棚を、脇にはハンガーラックと至れり尽くせりの機能性もポイントで、大人用ハンガーもかけられる設計なので将来的にも活用できます。インテリアにもなじみやすいテイストなので、子どもが大きくなっても使いやすいデザインです。
次に紹介するのは、省スペースタイプのランドセルラックです。日々使うものだからこそ収納力も大切ですが、ランドセルラックそのものが邪魔になってしまっては元も子もありませんよね。スペースを取らずにおける、縦長タイプのランドセルラック5選を紹介します。
子どもが使うものだから安心・安全にこだわりたい人にとくにおすすめしたい一品。ラックを縁取るように、すべての角に弾力素材である「EVA」が使用してあります。
EVAはおもちゃに使用されることもあるスポンジ素材のこと。転んでぶつかっても痛くないので安心です。また、角だけでなく、引き出しの持ち手もEVA製となっています。また、EVAは環境ホルモンを含まない物質なので、口に入れても安全なのも大きな特徴です。弟・妹がいる家庭でも安心して使えます。
ランドセルは一番上、下段には大型の書籍や学校用品の収納に使えます。中央には2つ引き出しがついているので、細かい文具類などもまとめて収納可能です。また、下段にもランドセルがおけるので、兄弟・姉妹でも使用できますよ。
山善の「おかたづけラック FJR-9030CYK」は、その名の通り、子どもが自分で片付けしやすいように工夫されているのが一番の特徴です。
縦に仕切れるスペースは、図鑑や習い事のテキストなど大きめの書籍を置いたり、学校用小物を立てて収納できます。仕切りを入れることで、倒れることなくすっきり収まりますよ。
多段棚は、ノートや教科書の収納にぴったり。棚板の数は7枚で、8つに区切ることができるので、教科ごとに分けて収納することも可能です。仕切りが細かいと何が入っているのか子どもでもわかりやすく、整頓がしやすくなりますね。最下段には引き出しもあるので、こまごましたものの収納もばっちりです。
「自分で整理整頓できていい」「満足しています」と好感触なレビューが目立ちます。スリムなコンパクトタイプなので、「収納を沢山したい人には、お勧めできません」との声もありました。
「ランドセルラックといえばこの形」ともいえるスタンダードタイプのラック。シンプルだけど、必要なスペースがしっかりと確保されているので、使いやすいのが特徴です。
天板にはランドセルを、最下段の引き出しにはこまごまとした学用品を収納。縦と横の仕切りが入った棚はそれぞれ、教科書やノートなどを収納できます。縦仕切り棚には、大型の書籍も入るサイズですので、学用品を立てておくのもおすすめです。便利なフックもついています。
ニトリらしいシンプルなデザインも人気で、子ども部屋やリビングなど、どこに置いてもなじみやすいのも特徴です。飽きが来ないデザインなので、ランドセルを卒業した後も、一般的な収納家具として使いやすいのもポイント。長く使える収納家具としても人気を集めています。
先ほどのシンプルなランドセルラックとは一味違い、「ランドセルラックだってかわいいものがいい!」という女の子にぴったりなニトリのランドセルラックを紹介します。天板上部にはきれいな曲線の飾りを、引き出しの取っ手はキラキラのクリスタル調とエレガントなデザインが特徴です。サイドのフックも丸みを帯びたデザインで、かわいらしいデザインになっています。
デザインだけでなく、機能性も抜群。縦の仕切りは4枚ついていますが、可動式ですので好みに合わせて調整できます。天板の高さも調整可能なので、収納スペースを広くとることも可能です。ランドセルはフックにかけて収納し、天板はインテリア棚として使うのもおすすめですよ。
曲線の飾りや引き出しの取っ手がアクセントになっていますが、成長しても使いやすいシンプルさも人気の理由。上品な印象を与えてくれるので、子どもっぽくなりすぎず合わせやすいのもおすすめの理由です。
積み重ねて使用するタイプのランドセルラック。スリムタイプで、4段にすると背が高いのが特徴で、狭いスペースを有効活用したいという方に好評です。
一番上にランドセルを置き、下3段は教科書や学用品の収納として使えます。ただ積み重ねるだけでなく、それぞれのユニットを留める「フック」がついているので、ずれたり落ちたりを予防できるのも特徴です。また、レビューでは、子どもの身長にあわせて「現在は3段で」という購入者も見られました。
本体が軽く、簡単に動かせるのも人気のポイントで、中に物を入れた状態でも動かしやすいので、日々の掃除も楽です。ランドセルを置くだけでなく、「色々入りそう」との声も多いので、多用途での活用が期待できます。
最後に紹介するのは、収納力が自慢のランドセルラックです。子どもの学用品は年々増えるもの。成長しても十分に収納できるランドセルラック5選を紹介します。
ランドセルラックとハンガーポールがセットになったタイプ。最上段はランドセルを置くだけというラックが多いですが、「Halo」はブックエンド付きで本棚としても活用できます。最下段にも教科書や図鑑を立てて置けるスペースがあるのも便利です。また、最下段には置くものに合わせて調整可能な可動棚もあります。
中段部分はワイドスペースと引き出しが2杯。細かい文具や学用品をまとめて収納できます。引き出しがたっぷり使えるので、整理整頓がしやすいのが特徴です。
ナチュラルな木のテイストに、引き出しやブックエンド部分がアクセントカラーとなっています。一見するとキャスターがついているようには見えない「隠しキャスター」なので、デザイン性を保ちつつ、移動が簡単なのも特徴です。
教科書や本、図鑑など書籍を置くスペースが充実しているのが一番の特徴。表紙を見せたディスプレイタイプの本棚は、大判の図鑑を並べるのもおすすめです。通常タイプの棚も3か所あるので、教科書を立てて置いたり、そのほかの学用品置き場としても使えます。天板部分は、学用品のワイド収納としても活用できますが、飾り棚としての使用もおすすめです。
ランドセルラックといえば、ランドセルを寝かせておくタイプが多いですが、ニトリの「ランドセルラック(マス WW)」は、便利なフック仕様。その分、奥行きが浅くなっています。フックは複数あるので、ランドセルだけでなく、体操服や上履きなどの袋をかけてもOK。側面ではなく、ランドセルの上部に一目でわかるようにかけておけるので、忘れ物防止にもなりますよ。
「KIDS TABLE RACK」の名前の通り、ランドセルや学用品置き場としてはもちろん、子どもが使う小さなテーブルとしても活用できる「多機能」なランドセルラック。
ランドセルを置く上部は、サイドに高さがあるので、ランドセル以外の学用品も置くことができます。ワイドスペースには細かい学用品はもちろん、幅広の鍵盤ハーモニカやスケッチブックも楽に収納。本棚部分はブックエンド付きなので、整理しやすいのも特徴です。
下段の持ち手を引き出すと、なんとベンチに。さらにラック本体からキャスター付きの机を引き出して、机といすのセットとして使うことができます。ベンチの座席部分を開けると、内部はボックス式の収納に。かさばるものも楽にしまうことができます。なお、机のキャスターは取り外せますので、ラックとは別に使用してもOKですし、ベンチも座るだけでなくちょっとした飾り棚としての別使用もおすすめです。
上部のハートマークと、天板とボトム部分にあしらわれたカーブが、かわいらしい女の子にぴったり。天板部分だけナチュラル色で、自然な風合いがアクセントになっています。
天板はサイドが高めに作られているので、ランドセルが起きやすいのがポイント。その下のワイドスペースには鍵盤ハーモニカなどの大きめの学用品がぴったりです。区切られたスペースには、教科書やノートをはじめ、学校で使うものをまとめて収納できます。引き出しも2杯あるので、こまごまとしたものの整理整頓もお手の物ですね。
デザインのかわいらしさに加え、天然木を使っているので温かみが感じられるのも特徴です。リビングはもちろん、まだまだ幼さが残る新一年生の子ども部屋にもぴったりのデザインとなっています。
ランドセルラックとは思えない、自然な風合いと高級感漂うデザイン性の高さが魅力の一品。ランドセルなどが置けるオープンスペースと、可動式の仕切りがついたスペース、さらに引き出しが6杯と大容量です。仕切りのあるスペースには、A4ファイルも収納できます。
6杯の引き出しは、下段の3杯に深さがありますので、大きめの学用品も収納可能。おもちゃの収納にもおすすめです。
無垢材を使用したハンドメイド家具で、注文後、職人がひとつひとつ製作するという、こだわりぬかれたNEALDのランドセルラックは、木のぬくもりや独特の表情が楽しめます。ランドセルラックとしてだけでなく、リビング収納としても使えるので、子どもが成長した後も大いに活用できるのもポイント。「リビングにおいてもおしゃれ」「飽きることなくずっと使い続けられる家具」とレビューでも好評です。
ランドセルラックに関して寄せられる疑問で最も多いのが「本当に必要か」というもの。今回は、2点の疑問・質問に回答します。
ランドセルラックの必要性は、家庭によって異なるので一概には言えませんが、「子ども自身が管理しやすい」という大きなメリットがあります。また、「いつまで」という点に関しては、中学校に上がると使用をやめる家庭が多く、ランドセルラックのスペースでは足りなくなる、スペースが使いづらいなどが理由のようです。
ランドセルラックの一番のメリットは「子どもが自分で整理整頓や学校の準備ができるようになる」こと。幼稚園や保育園とは違い、小学校に上がると持ち物が増えるだけでなく、時間割によって日々持っていくものが異なります。いつまでも親が手助けをしてあげるわけにはいかないので、1年生になったのを機に「少しずつ自分でできるようにしたい」と購入する家庭が多いようです。
また、「低学年でも整理しやすいようにできている」のもランドセルラックの特徴。一般的な収納棚でも「置き場所を決めればOK」という声もありますが、子どもが覚えやすく、一か所でまとめて整理しやすいなどのメリットからも、ランドセルラックはおすすめです。
ランドセルラックをリビングに置く家庭が多いのは、「リビング学習」人気が背景にあります。
子ども部屋ではなく、リビングで宿題や勉強をさせる「リビング学習」は、適度な雑音の中にあるため集中力がつく、保護者の目が届く、親子のコミュニケーションの機会が持てるなどといった理由から、近年人気を集めています。東大出身者や難関中学合格者の家庭にリビング学習が多いことでも話題になりました。
リビングで勉強するなら、当然ながら勉強道具もリビングにあるほうが便利。そのため、ランドセルラックをリビングに置く家庭が増えているのです。
ランドセルラックのおすすめ16選、いかがでしたか。ランドセルラックは「絶対必要!」というわけではありませんが、日々の支度や整理整頓など、小学校入学を機に「自分のことは自分で」と自立を促すのにもよいといわれています。親も子も、管理しやすいのが特徴です。
また、ランドセルを置く場所が決まっているだけで、部屋がすっきりと片付くのもメリットのひとつ。土日や長期休みに、ランドセルが居場所をなくすこともありませんので、おすすめです。
一方で、ランドセルラックは成長とともに使わなくなる時期がやってきます。そのため、子ども家具としてだけでなく、保護者が使いやすいテイスト、デザインのものを選んでおくと、長く活用することができるので便利です。ぜひお気に入りのランドセルラックを探してみてくださいね。