掃除機界で確固たる地位を確立したダイソンですが、種類がたくさんありどれがおすすめなのかわかりませんよね。選び方は?他のメーカーとの違いは?そんな悩みをすべて解決...
山田貴史
某大手イヤホン・ヘッドホン専門ショップ元販売員です。10年間勤めていました。初心者から専門家レベルの接客経験があるので、読者様それぞれのニーズにあった情報をお届けします。
プロフィール詳細へ>>掃除機界で確固たる地位を確立したダイソンですが、種類がたくさんありどれがおすすめなのかわかりませんよね。選び方は?他のメーカーとの違いは?そんな悩みをすべて解決します!専門家にヒアリングを行い、あなたを手助けをするための情報を掴みました。
ママアイテム編集部
ダイソンの商品であればどれでも良いとなんとなくで選んでしまうと、思っていたよりも使い勝手が良くないなどの不満が出てしまいます。まずは選び方を確認しておきましょう。
ダイソンの掃除機と一口に言っても、たくさんの種類があります。形状は大きくわけて3種類。それぞれの特徴を見てみましょう。
スティック | キャニスター | ハンディ | |
特徴 | スリムタイプの掃除機 | 従来型の掃除機 | コンパクトタイプの掃除機 |
メリット | ・コードレスタイプが多く、手軽 ・かさばらずに収納可能 | 吸引力が優れている | ・置きっぱなしでも邪魔にならない ・手軽にサッと使える |
デメリット | ・重い製品もある ・キャニスターよりは吸引力が弱い | 移動させるのが面倒 | ・大きいゴミは吸えない ・広範囲の掃除には適さない |
おすすめな人 | こまめに、手軽に掃除をしたい | 休日にまとめて掃除をしたい | ・部屋が狭く、あまり汚れない ・車内の掃除に使いたい |
スティックタイプの多くはハンディクリーナーに切り替えて使用することができるので、「スティックハンディ」タイプとされています。どれを買うべきというわけではないので、部屋の広さや掃除の頻度などに合わせて選びましょう。
最近流行しているのはコードレスタイプが多いです。あちこち掃除をしてもコードが絡まらないので、ストレスがありません。
また、コードが届く範囲外になると掃除機を持って移動しなければならない従来型と比べて、コードレスタイプは家中どこでも簡単に掃除ができます。掃除が終わったあともコードを戻す必要がないので、余計な手間もかかりません。
掃除機をかけるのが面倒だと感じる大きな理由は、コードを出したり戻したり、届かなくなったら掃除機を持ち上げて移動したりというコードがあることによる手間です。コードレスはそれらを解消して、気軽に掃除ができるようになりますよ。
コードレスタイプは充電して使う掃除機。そのため1回の充電で何時間使えるかを確認しておく必要があります。一人暮らしであまり部屋が広くない場合は、運転時間が10分ほどあれば家中の掃除が完了するでしょう。
しかし、一軒家の場合は運転可能時間が長めのものでなければ、一度に掃除を終えることができません。時間を区切って使うのであれば問題ありませんが、まとめて掃除をしたければ運転時間が長いものを選びましょう。
家中の掃除をする場合、掃除機が重いと持ち運ぶのが大変になります。掃除をストレスなくしたいのであれば、吸引力だけにとらわれず、重量が軽い掃除機を選ぶのがおすすめ。
ダイソンの掃除機は女性も簡単に持ち運べるような軽いものもあります。軽めの掃除機を選んで毎日の掃除を楽にすると良いでしょう。
いくら吸引力が強い掃除機を選んでも、ヘッドの形状と掃除する場所が噛み合っていなければ、力が発揮できないことがあります。ヘッドの形状と最適な床素材を確認しておきましょう。
ノーマルヘッド | タービンヘッド | モーターヘッド | |
特徴 | 通常のフラットな形状 | 吸引する空気の力によってブラシを回転させる | ヘッドにモーターが付いていて、ブラシを回転させる |
メリット | ・平らな床の目に見えるゴミを吸う ・髪の毛が絡みにくい | ・ゴミをしっかり掻き出す ・目に見えにくいゴミも吸う | ・強力にゴミを掻き出す ・カーペットの奥に入ったゴミも吸い取る |
デメリット | 毛の長いカーペットなどの奥に入ったゴミは取りにくい | ・髪の毛が絡みやすい ・カーペットの奥に入ったゴミは取りにくい | 髪の毛が絡みやすい |
おすすめな人 | フローリングや大理石に使用したい | 畳やフローリングに使用したい | 家中どこにでも使いたい |
広く家中に使用したいのであればモーターヘッドが便利ですが、ヘッドにモーターが搭載されている分重くなる傾向にあります。家庭環境と重さを踏まえて最適なものを選ぶようにしてくださいね。
ダイソン商品の大きな特徴の1つが、強力なデジタルモーターです。改良を重ねることで、より強力な吸引力と長い運転時間を実現させています。歴代デジタルモーターが搭載されたモデルの特徴を見てみましょう。
V8 | V7 | V6 | V4 | |
特徴 | 最大出力425W | ・最大出力350W ・V6を省エネ化 | 最大出力350W | キャニスタータイプ用モーター |
メリット | ・新ゴミ捨て機能搭載 ・静音設計 ・出力と運転時間が従来から向上 | ・V6と充電時間は同じ。約1.5倍の出力 ・ブラシの回転力が強い | ワンタッチ式で簡単にゴミ捨て | ・小型 ・静音 |
デメリット | 充電時間が長くかかる | V6より重い | ゴミを捨てるときに髪の毛が残りやすい | 特になし |
おすすめな人 | ・広い家を一度で掃除したい ・強力な掃除機が欲しい ・手入れゴミ出しを簡単にしたい | 掃除する範囲が広い | ゴミ出しを簡単にしたい | 小さくて軽いキャニスター掃除機を使いたい |
Vの後ろの数字が大きいものほど新しく改良されたモデルです。一般的に新しいモデルは古いモデルよりも使いやすくなっていることが多いですが、価格は高いので予算を考慮しながら選ぶと良いでしょう。
掃除機をかける音は、うるさいですよね。小さい子どもやペットがいる家庭では、あまり大きな音を出して掃除機をかけるのは避けたいところです。壁が薄い集合住宅に住んでいる一人暮らしの人も、できれば静かな音の掃除機が良いですね。
より静かな掃除機を選ぶためには、静音性を重視して商品をチェックしましょう。静音設計を特徴としている商品を選ぶことで、毎日の掃除機がけが静かにできるようになりますよ。
ダイソンの掃除機は国内メーカーと比べると価格が高めです。最安値や売れ筋の価格帯をチェックして、コスパの良い商品を購入するのも賢い方法ですよ。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 | |
価格 | 1万〜2万5千円 | 3万〜6万円 | 10万円以上 |
特徴 | ・ハンディタイプ ・布団クリーナーとしても使える | ハンディスティックタイプ | 最新型ハンディスティックタイプ |
コードレスで使いやすいハンディスティックタイプの掃除機が、最もよく売れています。掃除が気軽にできるようになるというのは、コードレスの一番の魅力ですよね。ハンディスティックタイプであれば、大体5万円前後で購入できます。
最新機種になると10万円前後という高価格のものも珍しくありません。しかい価格が高い分性能は優れているものが多いです。購入するかどうかはお財布と相談して決めましょう。
ダイソンは数年前から、「掃除機といえば……!」というイメージを消費者に植え付けることに成功しています。では、具体的に国内メーカーとなにが違うのでしょうか。
ダイソンは独自のサイクロンテクノロジーを搭載することで、ゴミと空気を分離して吸い取る力を高めた掃除機の開発に成功!
サイクロン式の掃除機は遠心力でゴミを集めるので、国内メーカーの掃除機で主流となっている紙パックが必要ありません。紙パック交換の手間が省けるのは、大きなメリットといえるでしょう。
また、国内メーカーとは一線を画す洗練されたデザインも魅力です。優れた性能を持つ商品であることがひと目でわかるような近未来的なデザインは、家電におしゃれさを求める人からも高い評価を得ているのです。
形
運転可能時間
重さ
フィルターの掃除頻度
吸引仕事率
バッテリー充電時間
デジタルモーター
モーターヘッド
静音性
ダイソンの最新モデルであるV8は、運転可能時間が長く、広範囲の掃除が一度にできるのが魅力です。コードレスなのに吸引力に優れているので、手軽にしっかりと掃除ができますよ。
形:スティックハンディ
運転可能時間:通常40分/強7分
重さ:2.61kg
フィルターの掃除頻度:1カ月に1度
吸引仕事率:通常28WA/強115WA
バッテリー充電時間:△/約5時間
デジタルモーター:V8
モーターヘッド:ダイレクトドライブクリーナーヘッド
ソフトローラークリーナーヘッド
静音性:◯
「V8 Absolute」は、2種類のモーターヘッドを使い分けて最適な効果を発揮できる掃除機です。
カーペットの掃除に適しているダイレクトドライブクリーナーヘッドと、フローリングの掃除に最適のソフトローラークリーナーヘッドの両方が付属しているので、家中の掃除がこの1台で済みます。
排気がハンドルに近いので顔にかかるという意見もありましたが、マスクで顔を覆うなどして対処すれば問題ないレベルです。喉が弱い人は、特にマスクを着用して掃除をするのがおすすめですよ。排気は他のメーカーと比べると臭いが気にならず、そこまで不快に感じることもありません。
形:スティックハンディ
運転可能時間:通常40分/強7分
重さ:2.61kg
フィルターの掃除頻度:1カ月に1回
吸引仕事率:通常28WA/強115WA
バッテリー充電時間:△/約5時間
デジタルモーター:V8
モーターヘッド:ソフトローラークリーナーヘッド
静音性:◯
2017年現在最も売れているダイソン掃除機といえば、「V8 Fluffy」です。付属品はそこまで多くないシンプルなセットですが、だからこそ6万円前後という最新モデルの中では手が届きやすい価格になっています。
ハンディクリーナーとして使用することもできるので、なかなか洗えない布団の掃除も簡単。実際に布団掃除に使用した人は、「こんなに汚いところで毎日寝ていたの!?」とびっくりしてしまうくらいよくゴミが吸い取れると評価しています。
付属のしているのはソフトローラークリーナーヘッドなので、カーペットに使用すると若干動かしづらさを感じるかもしれません。しかし、ゴミが吸えないということはないので、家のあちこちに使用できますよ。
形:スティックハンディ
運転可能時間:通常40分/強7分
重さ:2.61kg
フィルターの掃除頻度:1カ月に1回
吸引仕事率:通常28WA/強115WA
バッテリー充電時間:△/約5時間
デジタルモーター:V8
モーターヘッド:ソフトローラークリーナーヘッド
静音性:◯
「V8 Fluffy」に付属品がたくさん付いた便利な商品が、「V8 Fluffy+」です。付属品が充実していることで、さまざまな場所の掃除ができる掃除機なのです。
玄関の土など頑固な汚れを落としやすくするハードブラシや、天井の汚れにも届くアップトップアダプターなどが同梱されているので、掃除できないところがないといえるくらいどこでも掃除ができます。
付属しているヘッドはソフトローラークリーナーヘッド。どちらかというとカーペットよりもフローリングの面積が多い家庭におすすめですね。
付属品が多いので「V8 Fluffy」よりも1万円ほど高くなっています。安さを取るか、豊富なアタッチメントを取るかは好みによりますね。家の色々な場所を掃除したいのであれば、こちらの商品が良いでしょう。
形:スティックハンディ
運転可能時間:通常40分/強7分
重さ:2.55kg
フィルターの掃除頻度:1カ月に1度
吸引仕事率:通常28WA/強115WA
バッテリー充電時間:△/5時間
デジタルモーター:V8
モーターヘッド:ダイレクトドライブクリーナーヘッド
静音性:◯
「V8 Animalpro」は、ペットがいる家にピッタリの掃除機です。ダイレクトドライブクリーナーヘッドにより、カーペットに絡まったペットの毛もしっかりと吸い取ってくれます。
また、ペットがいない家庭でも、カーペットの掃除にはもってこいです。新品のカーペットに使用すると、目に見えないくらい細かいゴミを吸い取って、新品特有の臭いも消してくれると好評ですよ。
2つのヘッドがついてくる「V8 Absolute」は高くて手が出せないけど、主にカーペットに付着したゴミを吸い取れる掃除機が欲しいのであれば、「V8 Animalpro」がおすすめですね。もちろん、フローリングにも使用できますよ。
V7モデルは音が大きめなのが難点ですが、1つ前のモデルであるV6と同じ充電時間で1.5倍のパワーを出せるのが魅力です。コードレスなのにしっかりとゴミを吸えるので、掃除が楽になりますよ。
形:スティックハンディ
運転可能時間:通常30分/強6分
重さ:2.4kg
フィルターの掃除頻度:1カ月に1度
吸引仕事率:通常21WA/強100WA
バッテリー充電時間:◯/約3.5時間
デジタルモーター:V7
モーターヘッド:ソフトローラークリーナーヘッド
静音性:✕
「V7 Fluffy」は、シンプルなセットで「V8 Fluffy」よりも1万円程度安く変える手頃さが魅力です。同梱物は多くありませんが、細かい部分に使える隙間ノズルなど最低限のアタッチメントは付いているので、普通に掃除機をかける分には困りません。
30分という運転可能時間はV8よりも少し短いですが、それでも3LDKほどの家で毎日の掃除に使用するのであれば十分です。年末の大掃除などで念入りに掃除機をかけると充電切れになることもありますが、普段はそこまで不便に感じることはないでしょう。
V6などの旧モデルと比べると、パワーがアップした分重量は重くなっています。女性が持つと腕が疲れてしまうかもしれませんね。しかし、運転可能時間的にもそこまで長時間の使用はしないため、許容範囲と答える購入者が多いです。
形:ハンディ
運転可能時間:通常30分/強6分
重さ:1.76kg
フィルターの掃除頻度:1カ月に1度
吸引仕事率:通常21WA/強100WA
バッテリー充電時間:◯/約3.5時間
デジタルモーター:V7
静音性:✕
ダイソンの掃除機には、便利なハンディタイプもあります。その名のとおり布団掃除に最適な「V7Mattress」は、ハンディ掃除機の代表です。ホコリやダニの死骸など、目に見えにくいゴミもしっかり吸い取ってくれるので、なかなか洗えない布団も清潔に保つことができますよ。
ハンディタイプはスティックハンディタイプよりも小型で収納性が良く、価格も安いです。車内や職場のデスク周りなど、細かい部分をサッと掃除するのに最適ですね。隙間ノズルやミニソフトブラシが同梱されているので、汚れが落ちにくい部分も綺麗にできます。
ただ、スティックタイプやキャニスタータイプのように広範囲に使用するのは不便。あくまでサブ掃除機&布団クリーナーという位置付けで購入するのがおすすめです。
形:スティックハンディ
運転可能時間:通常30分/強6分
重さ:2.4kg
フィルターの掃除頻度:1カ月に1回
吸引仕事率:通常21WA/強100WA
バッテリー充電時間:◯/約3.5時間
デジタルモーター:V7
モーターヘッド:ダイレクトドライブクリーナーヘッド
静音性:✕
V8モデルで紹介した商品の旧モデルである「V7 Animalpro」は、カーペットや布団に付着したペットの毛も簡単に吸い取れる掃除機です。ペットを飼っている人であれば悩むであろう家中に付いたペットの毛を、簡単に取り除いてくれるのです。
出力を強くしない通常運転でも、カーペットに絡まった毛がスムーズに取れたと喜びの声が多数挙がっています。ダイレクトドライブクリーナーヘッドによって、カーペットの汚れやハウスダストもしっかりと吸引してくれるのが魅力的ですね。
少々重量が重く、ノズルが長すぎるという意見がありました。ノズルが長いので余計に重さを感じてしまうのですね。長時間の使用はできないので掃除に支障が出るほどではありませんが、疲れやすい人は実際に店舗で商品を持ってみてから購入するのが良いでしょう。
ダイソンの吸引力の強さを証明する商品といえば、キャニスタータイプの掃除機です。通電しながら使えるコード付きなので、時間を気にせず掃除機がけができますよ。
形:キャニスター
重さ:5.22kg
フィルターの掃除頻度:1年に1度
吸引仕事率:210WA
デジタルモーター:V4
モーターヘッド:ダイレクトドライブクリーナーヘッド
ソフトローラークリーナーヘッド
静音性:△
キャニスタータイプはコード付きなのでコードレスほどの小回りの良さはありませんが、運転可能時間を気にせずほこりが目立つ部分を重点的に掃除することができます。
「Ball Animal+Fluffy」は、ダイソンのキャニスタータイプの中でも人気の商品です。重いですが、確かな吸引力と手入れのしやすさを兼ね備えているのです。フィルターの掃除は年に1度でOKですし、ゴミを捨てるときはワンタッチで完了するメンテナンスの手軽さも魅力です。
2種類のヘッドが付属しているので、場所に合わせて最適なヘッドに付け替えて使用することができます。フローリングにもカーペットにも使用したいのであれば、2つのヘッドが付いているこの商品がおすすめです。
形:キャニスター
重さ:5.22kg
フィルターの掃除頻度:1年に1回
吸引仕事率:210WA
デジタルモーター:V4
モーターヘッド:ソフトローラークリーナーヘッド
静音性:△
掃除機をかける場所はフローリングの床がメインという人は、ソフトローラークリーナーヘッドのみの掃除機でも十分。「Ball Fluffypro」はフローリングのゴミを綺麗に吸い取ってくれる、パワーのあるキャニスタータイプの掃除機です。
付属品が多いので収納に困るという意見もちらほら挙がっているので、収納場所は十分に確保しなければいけませんね。同梱物は使い勝手がよく、収納スペースを多くとってでも保管する価値があると好評です。
テーブルの上やパソコン・テレビのモニターに付いたホコリが簡単に取れるブラシや、カーテンレールの上や照明器具を綺麗にしたいときに便利なアップトップツールは、あると格段に掃除がはかどりますよ。
ダイソンは近年国内での人気が高まった海外メーカーなため、日本のメーカーと異なる点がたくさんあります。疑問を持ったまま商品を購入するのはリスクが高いです。購入前に疑問点を解決しましょう。
スティックハンディタイプやハンディタイプの掃除機は、布団掃除にも使えます。布団掃除の際は、専用のアタッチメントが必要です。主に使用されるのは、フトンツールとミニモーターヘッドの2種類です。
フトンツールは空気の力を利用してホコリなどを吸い込むのですが、掛け布団などは吸い込んでしまうことがあります。ミニモーターヘッドは掛け布団も吸い込まずにスムーズに動き、ダニやハウスダストなども確実に吸引してくれますよ。
ダイソンの掃除機は、国内メーカーが主流としている紙パックを使用せず、ワンタッチでゴミを捨てられるのが魅力です。そして、V8とV7にはさらに進化した新ゴミ捨て機能が搭載されています。
レバーを引けば簡単にゴミが捨てられることに加えて、細かい粉塵も取り除くことができるゴム製のスクレイパーが付けられたのです。これでゴミを溜めるクリアビンに粉塵が付着しても簡単に綺麗にできて、より多くのゴミが取り除けるようになりました。
ダイソンが特許を取得しているルートサイクロンは、ゴミを空気から分離してクリアビンに集める技術のことです。他社のサイクロン掃除機と違ってフィルターに頼る必要がなく、ほぼすべてのゴミをサイクロンによって処理することができるのです。
そのため、フィルターにゴミが詰まらず、頻繁にメンテナンスをしなくても吸引力が衰えません。ルートサイクロンは、ダイソンが「吸引力の変わらない掃除機」を謳う理由なのです。
ダイソンの掃除機はブランドイメージも良く、購入者にとって憧れの存在です。価格はそれなりに高いので、購入するときは慎重に商品選びをしなければいけません。後悔しないよう、おすすめな選び方で紹介した項目はきちんと確認しましょう。
コードが付いた従来型のキャニスタータイプが良いのか?コードレスで手軽に使えるスティックタイプが良いのか?まずは掃除機の型を選びましょう。その上で、掃除機がけをしたい場所がフローリングなのかカーペットなのか、静音性の高いものが良いのかなど、付加価値を決めてください。
なんとなく、流行っているからと適当に決めてしまうと、本当にあなたが求めている掃除機が手に入らなくなってしまいます。この記事で伝授したおすすめな選び方と厳選商品を参考にして、ピッタリのダイソン掃除機を選んでくださいね。