ここ数年再びトイカメラが人気を集めていますが、どれがおすすめなのでしょうか?ママアイテム編集部は専門家の方にヒアリング調査を行い、商品8つを厳選しました!どうや...
山田貴史
某大手イヤホン・ヘッドホン専門ショップ元販売員です。10年間勤めていました。初心者から専門家レベルの接客経験があるので、読者様それぞれのニーズにあった情報をお届けします。
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ここ数年再びトイカメラが人気を集めていますが、どれがおすすめなのでしょうか?
ママアイテム編集部は専門家の方にヒアリング調査を行い、商品8つを厳選しました!
どうやって選ぶ?どのブランドが良い?そんなあなたの疑問が解決できますよ。
ママアイテム編集部
おもちゃのような見た目の可愛らしさと、独特の味が出る写真が撮影できることで人気のトイカメラ。商品によって特徴もさまざまなので、まずは選び方を確認しましょう。
最近はデジタルタイプのトイカメラも登場していますが、昔ながらの商品の多くは、フィルムタイプです。味のある写真が撮れたり、現像するまでどんな写真が撮れたかわからずワクワクしたりするのは、フィルムタイプならではの醍醐味といえますね。
一方デジタルタイプは、通常のデジタルカメラのように撮った写真をすぐに確認することができますし、データの保管が簡単です。どちらを選ぶかは好みによるでしょう。
数年前にトイカメラが流行した理由の1つが、デザインの可愛さです。まるでおもちゃのようなデザインは、首にかけておくだけで独特のおしゃれ感を醸し出します。
ファッションアイテムの1つとしてカメラを使用するのであれば、本格的なカメラよりもトイカメラのほうが可愛くおしゃれに決まります。インスタ映えする写真が撮れるだけでなく、カメラ自体がインスタ映えするようなデザインのものを選ぶと良いでしょう。
最近はトイカメラにもWi-Fi対応のデジタルタイプが増えてきました。フィルムは昔ながらの良さがありますが、保存や現像に手間がかかります。Wi-Fi対応のデジタルタイプであれば、撮った写真をすぐにスマホに転送することができるので、簡単に保存できます。
旅先でパソコンが使えなくても、Wi-Fiを利用すれば撮った写真をその日のうちに友達に送れるので、素早くシェアすることができますよ。操作も簡単なので、あっという間に保存できてしまいます。
最近はデジタルカメラのように液晶モニターが付いているトイカメラもあります。液晶モニターが付いていれば、どんな写真が撮れたかすぐに確認できるので便利ですよね。写真の仕上がりが気になるのであれば、液晶モニター付きの商品を選ぶと良いでしょう。
一方、昔ながらの覗いて撮るタイプのトイカメラもまた趣がありますよ。トイカメラ自体が昔ながらの商品ですから、昔のものに徹底的に拘って液晶モニターなしの商品を選ぶのも良いですよね。どちらが良いかは、あなたの好み次第です。
ファッションアイテムとして首からぶら下げるためにも、味のある写真を撮るために持ち歩くためにも、重さは重要です。トイカメラはプラスチックなどの安い素材でできているので、普通のカメラとは比べ物にならないくらい軽く、持ち運びはしやすいでしょう。
しかし、トイカメラでも液晶モニターが付いている商品は重くなりがちです。とにかく軽いトイカメラが欲しいというのであれば、液晶モニターが付いていないものを選ぶと良いですね。
トイカメラで撮る写真は、画質が粗いです。そこがトイカメラで撮影する醍醐味ですよね。一般的にスマホのカメラは約1,000万〜2,000万画素あるのですが、トイカメラは大体30〜300万画素ほどしかありません。300万画素あればそこそこの写真は撮れますね。
画質の粗さこそトイカメラの魅力ですから、あえて画素数が少ないものを選ぶのもおすすめです。見慣れた風景も画質の粗いトイカメラで撮ることによって、一気に知らない街のような写真に仕上げることができます。
トイカメラは普通のカメラと比べて安く購入できますが、商品によっては高級の部類に入るものも存在します。一般的にいくらくらいで買えるのでしょうか。確認しておきましょう。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 | |
価格 | 〜3,000円 | 5,000〜9,000円 | 1万円〜 |
特徴 | ・見た目も機能もシンプル | ・Wi-Fi対応もある ・可愛いデザイン | ・300万画素など画質がそこそこ良い |
とにかく見た目も機能もシンプルで安いものが欲しいというのであれば、3,000円で購入できるトイカメラもありますよ。Wi-Fi対応のデジタルタイプや、人気の可愛いデザインのものとなると、だいたい5,000円以上必要になりますね。
販売しているメーカーの多くは、普段使用している家電などでは目にすることのないものが多いです。トイカメラの製造・販売に特化したメーカーもありますよ。
HOLGAは香港で生まれた、トイカメラファンから熱狂的な支持を得ているメーカーです。元々安く大量にカメラを売ることを目的としていて、同じ機種でも写りに差が出るほど品質がよくありませんでした。しかし、その写りに差が出るということが愛好家や芸術家の間で大人気となり、現在もトイカメラ界では不動の人気を誇っているのです。
2017年11月に25周年を迎えたロモグラーフィシェ株式会社(愛称:Lomography)は、オーストリアに本社があり、日本にもギャラリーストアが置かれている世界的有名企業です。
日本でも、主に東京で商品のカメラを上手く扱うためのワークショップを開催したり、人気インスタグラマーとコラボしたりと、さまざまなイベントを行っています。
株式会社グローバル・DCのカメラブランドとして新しく登場したブランドが、BONZARTです。BONZというカメラショップを運営している同社が、もっとカメラを楽しめるようにと発表しました。
おもちゃのような可愛いデザインのトイカメラを販売していて、画質の粗さからまるで油絵のような仕上がりの写真を撮ることができますよ。
日本の精密化学メーカーとしておなじみのFUJIFILM。日本製ならではの安心感と圧倒的なブランド力を誇っています。
20年ほど前から販売されているインスタントカメラ「チェキ」は、一度はカメラ付き携帯の登場によって販売量が激減しました。しかし、近年はファッションアイテムとしても取り入れられるようになり、再び人気を集めています。
株式会社チノンは1962年に創業し、一度は新製品が途絶えたものの、2008年から新規商品の販売を再開しました。デジタルハリネズミというトイカメラは絶大な人気を誇っていて、新シリーズが完売するほどです。
パソコンやスマホ関連機器のほか、映像やオーディオ関連機器を販売しているGREEN HOUSEは、ポップな色合いのトイデジタルカメラを提供しています。近年は新しいトイカメラを販売していませんが、数年前に発売したモデルが未だに人気を集めています。
トイカメラは身近なものではないので、どの商品が人気かわかりませんよね。まずは、愛好家の間で人気を集めている鉄板商品を紹介します。
トイカメラの人気メーカーといえば、やはりHOLGAです。1台1台微妙に写りが異なるくらい品質が低いものですが、それが唯一無二の撮影に繋がるとして人気を集めています。そんなHOLGAから、見た目はそのままにデジタル化したトイカメラが発売されました。
800万画素というトイカメラとしては考えられないくらいの画素数で、それなりに綺麗な写真が撮れます。しかし、味のある写真が撮れるトイカメラの良さはそのまま。デジタルタイプのためフィルムの残り枚数を気にせず、好きなだけ写真を撮れます。
さらに、Wi-Fi内蔵SDカードを使えば撮った写真をすぐにスマホに送信できます。実際に友達と写真を共有したり、instagramにアップしたりする人からは、このWi-Fi対応が絶大な支持を集めています。
DIYが流行している昨今、何でも自分で作る人が増えていますよね。しかし、さすがにカメラのような精密機械を自分で作るなんて……。と思ったら、自分で組み立てられるデジタルカメラがありました。「Kimera LLC Bigshot Camera」です。
約20個のパーツを組み合わせて、自分でデジタルカメラを完成させるのです。カッターなど刃物を使用することはないので、対象年齢は8歳からとなっています。子どもへのクリスマスプレゼントにもピッタリですね。
組み立て終わって充電すると、きちんとカメラとして使用できます。手回しで充電ができるので、外出先で充電が切れても安心ですよ。子どもから大人まで楽しめるカメラです。
「表現系デジタルカメラのキング」といわれているくらい、アーティスト達が好むトイカメラが、CHINONのデジタルハリネズミシリーズです。独特な写真や動画が撮れるヒット商品として、長く愛され続けています。
「CHINON DIGITAL HARINEZUMI 3.0」はカラーモードが10種類も搭載されているので、ビビッドな濃い色合いの写真から、昔懐かしい落ち着いた色合いの写真まで自在に撮ることができます。
動画もスマホや一般的なデジカメのようなスムーズな仕上がりではなく、コマ送りやカクカクしたものになります。スマホのカメラに飽きて、アーティスティックな写真や動画が撮りたいという人にはうってつけの商品ですよ。
可愛いデザインのトイカメラが多く、若い女性から絶大な支持を集めているFUUVIの商品の中でも、とくに人気なのが「FUUVI ビスケットカメラ2 (チョコ)」です。一見ビスケット型のキーホルダーのようですが、れっきとしたカメラですよ。
最大の魅力は、見た目の可愛さ。女性ウケすること間違い無しです。カラーはチョコのほかにプレーン・ストロベリーもあるので、最も可愛いと思う色を選べますよ。「それ、カメラなの!?」と、取り出したその場で話題になるはずです。
200万画素というトイカメラにしてはまずまずの画素数で、色褪せた懐かしい感じの写真が撮れます。お出かけのお供にいかがでしょうか。
トイカメラの魅力である画質の粗さを全面に押し出した、30万画素の商品も人気です。より芸術的でアーティスティックな写真に仕上げることができますよ。
ポップな見た目とは裏腹に、使い勝手の良い機能を搭載したトイカメラといえば、「BONZART BONZART Lit+」です。33gという軽さで背面液晶モニターが搭載されているので、撮った写真や動画をその場で確認することができますよ。
また、ズーム機能やセルフタイマーなどの追加機能も充実しているので、撮影する写真の幅が広がります。30万画素という粗さが独特の良い味を出してくれますし、カラーフィルターも切り替えられますから、自分好みの写真にアレンジできるのも魅力ですね。
カメラに興味がある小さい子どもから、オリジナリティあふれる写真を撮りたい大人まで、幅広い世代が満足できるトイカメラです。
レトロなデザインでファッションアイテムとして持ち運ぶのもおすすめなトイカメラとして、「GREEN HOUSE MINI DIGI GH-TCAM30CW」があります。一般的なデジカメと比べても劣らないようなおしゃれな見た目が人気を集めていますよ。
30万画素で粗いながらも味わい深い写真が撮れます。本体に300枚以上は保存できますね。シンプルな機能のため価格は安く、3,000円以下で購入できますよ。SDカードに対応していないため、データはUSB接続でパソコンに移すことになります。
電源を切るとデータが消えてしまうので、その日のうちに保存する必要があります。専用のソフトで写真を確認するのですが、Macは非対応でWindowsのみ使用できるので、Macユーザーの人は注意してくださいね。
スマホカメラやデジカメなど便利なカメラが続々と登場する中、ここにきてフィルムタイプのカメラやインスタントカメラが人気を集めています。古くから使われてきましたが、今のデジタル世代の若者にとっては目新しいのでしょうね。
現在はトイカメラもデジタルタイプが主流となっていますが、不便でも良いから昔ながらのレトロなカメラを使いたいという人に、フィルムタイプが人気です。そして、フィルムタイプのトイカメラといえば「HOLGA120CFN」といわれるくらい、この商品は有名です。
1枚写真を撮るごとに、フィルムをダイヤルでジージーと巻き、また次の写真を撮る。昔は当たり前に行われていたこの作業が、今となってはほとんど行われなくなりましたので、逆に若い世代にとっては目新しいようです。
昔ながらのデザインということもあり、レトログッズが好きな人からも人気を集めています。トイカメラということで、綺麗な写真ではなく、粗くてノスタルジックな雰囲気のある写真も撮れますね。
今やアイドルの写真撮影イベントで使われるほど人気が回復した、チェキ。2015年に発売された「FUJIFILM instax mini8プラス」は、自撮り用のミラーが付いてさらに簡単に撮影できるようになりました。
ボタンを押して撮影すれば、すぐに本体から写真が出てきます。子どもからお年寄りまで簡単に操作ができるので、幅広い世代で楽しむことができますよ。明るさの調整もダイヤルで簡単にできるので、屋外でも室内でもそれなりに良い写真を撮ることができます。
10年以上前に流行した頃に使っていた人も、インスタントカメラに慣れていない若者も、一緒に楽しめます。プレゼントにもおすすめです。
トイカメラは馴染みのない商品なので、よくわからないことが多いですよね。気になる疑問は、購入前に解決してしまいましょう。
ルールはとくにありません。デジカメほど繊細な機械ではありませんので、気軽にバッグのポケットに入れたり、首から下げたりすることができます。
ストラップホールが付いているものも多いので、アクセサリーのようにバッグの外側につけるのも良いですよ。もちろん、一応カメラなので雑に扱えば壊れます。無理に力を加えたりしないようにしましょうね。
本格的にカメラを始めるのであれば、シャッタースピードや絞りなども理解しておかないと、宝の持ち腐れになってしまいます。しかし、そういった専門知識がなくてもカメラを楽しみたいという人にこそ、トイカメラはおすすめなのです。
基本的にトイカメラは、ダイヤルを回せば光の調節やモード切り替え、フィルターの変更が簡単にできます。カメラの知識はとくに必要ありません。手軽に味のある写真が撮れるのがトイカメラの魅力なので、気軽に始めてみてくださいね。
トイカメラは一般的なカメラよりも性能がよくありません。天気や光などの影響で、仕上がりが大きく変わってしまいます。撮れたと思っても、真っ黒や真っ白の写真しか撮れていないということもザラにあります。
そのような不安定さも、トイカメラの醍醐味であると受け入れる必要がありますね。きちんと写真が撮れているか確認できないと落ち着かないという人は、液晶モニターが付いたデジタルタイプのトイカメラを使うのがおすすめです。
スマホやデジカメとは一味違う、風変わりな写真が撮れるのが魅力のトイカメラ。デジカメのように使える便利なものから、手間のかかるフィルムタイプのものまで商品の種類はさまざまです。利便性を取るか、味のある昔ながらの商品にするかは、あなたの好み次第です。
データをデジタルで簡単に保管したいのであれば、SDカードが使用できるものや、Wi-Fi対応のトイカメラを使用すると良いでしょう。一方、現像を待つ楽しみを得たいという人や、レトロな製品が好きだという人は、昔から変わらないフィルムタイプを使用するのも良いですね。
この記事では、専門家の方にヒアリング調査を行った結果を元に、商品8つを厳選しました。記事冒頭で紹介したおすすめな選び方と合わせて商品の特徴を確認し、あなたにピッタリのトイカメラを見つけてください。