日焼け肌にしてくれるクリームって何?どういったものなの?と、あまりよく分かっていない人でも、これを読めば理解できます。小麦色に輝く肌は『健康の証』といったイメー...
松山千佳
スキンケア商品の製品開発に携わっていました。携わった会社は合計4社で、様々な観点からそれぞれの人や環境にあったスキンケアについて話せます。数回のテレビ出演・雑誌掲載経験があります。
プロフィール詳細へ>>日焼け肌にしてくれるクリームって何?どういったものなの?と、あまりよく分かっていない人でも、これを読めば理解できます。小麦色に輝く肌は『健康の証』といったイメージがあり、実はひそかにあこがれている人も多いのではないでしょうか。しかし日焼けは肌へのダメージが気になるので、今一歩踏み出せない、という人も同じくらい多いはず。そんなあなたにピッタリな『日焼けクリーム11選』をここで紹介していきましょう。自分で選ぶにはどうしたらよいか、日焼け肌になるクリームとはそもそも何なのかなど、知っておくと便利な知識も合わせて紹介しますので、色黒にあこがれている人必見です。
ママアイテム編集部
もうすぐ夏、夏といえば日焼け、日焼けといえば『日焼けクリーム』です。興味はあるけど、色々ありすぎてどれを選んでいいのかわからない。
そんな日焼けクリーム初心者の人は、以下に挙げる4つの項目をチェックして選ぶようにすると自分に合った商品を見つけることができるでしょう。
まずチェックしておくべきなのが『日焼けをする方法』についてです。どの方法で焼くかによって、選ぶクリームのタイプが違ってきます。日焼け方法には大きく分けて『紫外線によるもの』と『タンニング剤によるもの』の2種類があります。
いわゆる『通常の日焼け』です。日光を浴びて肌を自然と黒くさせる方法と、サロンなどで肌を焼くものと2種類ありますが、どちらも体の反応を利用して肌を焼くための方法です。自然に焼けるのでムラがなく、キレイに仕上がるのが特徴です。
ローションやクリームを塗って一時的に肌を黒く見せるためのものです。わざわざ紫外線を浴びなくても浅黒い肌が手に入る上に、紫外線による害がないのが嬉しいポイントです。薬液を塗ることで肌が黒くなるので、塗りムラなどに注意する必要があります。
もしも『紫外線』によって日焼けする方法を選ぶならば、使うクリームの『SPF』をチェックしましょう。SPFとは簡単に言えば『日焼け止め成分』のことで、これの強さを選ぶことで余分な紫外線をカットして、日焼けの程度をコントロールします。
初めのうちは一気に全身を焼こうとせず、SPF15~10くらいのもので徐々に焼いていくようにするとよいでしょう。慣れてきたらSPF5くらいのもので焼くとキレイに仕上がります。
今度は『タンニング剤』で焼く場合ですが、この場合は『乾くスピード』と『どのくらい日焼けが持続するか』をチェックしてください。タンニング剤は肌に塗って色を定着させるものですので、乾きが悪いと衣服に色が移る可能性があるからです。
またこれはあくまで『一時的に肌を黒くする』ためのものですので、ある程度の日数が経過すると色落ちしてしまいます。商品にもよりますが、大体平均で3日がピークで1週間~10日くらいで元に戻ってしまうことが多いです。
なるべく効果が長持ちするものを選ぶと良いでしょう。
最後にチェックすべきポイントは『値段』です。価格は機能面と並び非常に大切な要素ですので、価格相場のチェックは怠らないようにしましょう。
以下に大手通販サイトなどを参考にした日焼けクリームの価格を表にしておきましたので、参考にしてみてください。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 |
---|---|---|
160~500円程度 | 1,500~5,000円前後 | 5,000~15,000円前後 |
サンオイルやタンニング剤は安いものでは100円台から存在し、大体500円前後までが安い価格帯でしょう。これが売れ筋になると価格帯に傾向がなくなるようで、大体1,500円前後から2,000~3,000円くらいと4,000~5,000円前後が同じくらいの割合で並んでいました。
高級価格帯は多くは5,000円前後が多いですが、それ以上になると海外製の日焼けクリームなどが多くなり、高いものでは15,000円前後するものもありました。
まだ商品だけをみて選べない人のために、ここでは日焼けクリームの『おすすめメーカー・ブランド』を紹介していきます。こちらを参考に気に入ったブランドの中から選んでみるのもよいでしょう。
2011年にオーストラリアで生まれたオーガニック・サンレシスタンニングのブランドです。世界最大のオーガニック認証組織である『エコサート』認証のDHAをはじめ、原材料に人工的な化学物質、動物成分を使用していないという超ナチュラルなメーカーです。
オフィスオーガスタが、皮膚臨床薬理研究所の監修のもとで立ち上げたブランドがSunKingです。日本人の肌を考えて作られたこのブランドは、日焼けによる害を最小限に抑えて健康的に小麦入りの肌を手に入れることを目的にしているせいか、非常にマイルドなのが特徴です。
大正製薬から販売されている日焼け止めブランドで、トップレスの少女の水着を犬が引っ張るキービジュアルが有名です。塗る前は水溶性のジェルなのに、塗った後は油性となり肌に馴染み汗や水を弾く仕様となるなど、使いやすい商品が多いことでも知られます。
その中でも特に人気が高く、サーファーや『海のリア充』たちもその効果を認めた、今一番のおすすめ日焼けクリームがEcoTanの『インヴィジブルクリーム』です。
日焼けクリームとはいえ、肌に直接塗るものですからなるべく安全なものを選びたいでしょう。人の体は『自然のもの』ですから、同様に『自然の成分』を使いたいですよね。
このクリームは主成分である『アロエベラ液汁』や『アボカド油』をはじめ、全成分21種類のうち7種類が『オーガニック認証成分』でできています。しかも残りの成分は『全て天然由来』という徹底したこだわりぶりです。これは非常に安心して使用できますね。
もちろん成分だけでなく使用感や性能の方も折り紙付きです。塗った後の速乾性が非常に高く、肌に乗せたまま眠ってしまっても寝具や衣類を汚しません。口コミでの評判もかなり高く、どちらかというと海外の人に人気があるアイテムのように思われました。
塗った後24時間かけて徐々に色が濃くなっていくので、今すぐにでも黒くしたい人には向いていないかもしれませんが、その分じっくりと丁寧に色が付きますのでキレイに仕上げたい人に非常におすすめです。
『安全性』が非常に高く『評判』もよく『仕上がりもキレイ』なこのアイテムは、夏になったら真っ先に使いたい超おすすめクリームといえるでしょう。
まずは『日焼け用』のクリーム・ローションから始めましょう。日光などで焼く場合は無駄な紫外線だけをカットすればいいので、非常に自然でムラなくキレイに仕上がります。以下の商品は特に初めての人でも使いやすいので、おすすめです。
しかしこのクリームは、肌の老化の原因にもなるという『A波』まで最低限ブロックしてくれます。肌は焼きたいけれど炎症や老化が心配だという人には救世主的存在といえるでしょう。
また最新の『ラメラテクノロジー製法』という、水と油を『ミルフィーユ状』に乳化させる製法を用いて作られているので、肌の乾燥を防ぎ潤いを与える効果も期待できます。
『紫外線を万遍なく』防いでくれる上に『肌の乾燥』も防いでくれる、これ以上なく便利なアイテムといえるでしょう。
しかしこのクリームはどちらでも使えるので、普段から日焼けサロンなどを利用する人は、このアイテムを持っておくと便利です。またこのクリームは保湿成分も多く配合されていて、日焼け後の乾燥しがちな肌にもありがたい仕様です。
しかも配合されている保湿成分は『スクワラン』や『グリセリン』といった保湿力の強い成分で、高比率で配合されているところも嬉しいところでしょう。外でも内でも使え、しかも保湿成分にもこだわりが感じられる、抜け目ない日焼けアイテムです。
しかしウォータープルーフなので『泳いでも大丈夫』な上に『オイルフリー』でベタ付かない、伸びが良いなどなかなかに使い勝手の良いところは魅力的なローションです。
口コミでの評判もかなり良く、『海に行くときは必ず使ってる』『ムラなく焼ける』『痛くならないから素敵』とその効果を絶賛している人が多く存在しました。
リピーターや愛用者も多く、『夏の必須アイテム』ともいえるレジャーでひとつは持っておきたいアイテムでしょう。オイルフリーなので伸びが良くてムラなく塗れるので、キレイに焼きたい人にはぜひ使ってほしいです。
これは同じ『ココナッツ系』の匂いで上述のアイテムより控えめです。匂いは好きだが少し強いかな、と思っている人に向いているでしょう。また日焼け止めとしての機能もそこそこ強いので、使ってみた人の話では1回では小麦色にはなりにくいようです。
何回か使っていると、徐々に健康的な小麦色になっていくようですので、夏には何回も海に行くという『リア充』な人にこそおすすめしたいアイテムでしょう。
また他にも『オクタン酸セチル』という安全性が高い皮膚の保護効果のある成分や、高級脂肪酸の『ステアリン酸』、『スクワラン』に『ホホバオイル』と自然由来の成分や安全性が高く、効果も高い成分が多く配合されているのが目につきます。
残念ながら口コミによる評価は見つかりませんでしたが、あくまで成分表を見る限りでは、ナチュラル志向で安全性が高い、日焼け後の皮膚のことまでしっかり考えている日焼けクリームであると考えられるでしょう。
タンニング剤は紫外線による日焼けとは異なり、日焼け後の乾燥や痛みなどがなく、室内で簡単に行えるのがうれしい点です。特に以下の5つの商品は、数あるタンニング剤の中でもおすすめなので試してみてください。
まず第一に、オーガニックの『ヒマワリ油』を成分の2番目に多く配合しているところに注目してください。ヒマワリ油は非常に栄養価が豊富なオイルとして知られ、ビタミン類の他にもトリプトファンといった必須アミノ酸も含まれています。
日本ではまだ試している人が少ないのか、使用者の声が少なかったのが難点です。しかし成分表を見る限り『さすがオーガニックブランド!』と言いたくなる作りであることからも、少なくとも肌にはいいタンニング剤であるとはいえるようです。
そんな有名ブランドの商品だからか、このローションはなんと塗ってたったの『1分』で乾く速乾性と、『2時間』で自然な小麦色の肌になれるという圧倒的な機能性の高さを誇ります。これなら忙しくて中々時間が取れない人でも使いやすいでしょう。
しかも『ブドウ種子オイル』やスーパーフードとして名高い『カカドゥプラム』など、豊富な植物エキスが多く含まれているところにもトップブランドならではのこだわりを感じます。初心者から上級者まで、安心して使えるタンニング剤のひとつでしょう。
特徴としては『塗ってから12時間で色が定着』することと『効果が1週間持続する』ことでしょう。成分表やタンニング剤としての機能だけでいえば、それほど特徴があるわけではないかもしれません。
しかし使っている人が多いので、それだけの効果はあると考えて大丈夫でしょう。口コミでも時間がない人には向かないが、色の定着はよくて使い勝手もよいという声がたくさんありましたので、やはり人気が出るだけのポテンシャルは持っているようです。
しかし1回ではあまり色が濃くならないようなので、2回連続で使うとよいとのことです。
使っている人の多くは、『10代のころから使っている』『高校時代からのリピーター』と、かなり年季が入ったリピーターが多いようでした。
効果の持続期間は『3~7日』と、若干短めですが、普段真面目にしている人で長期休暇中に少し羽目を外しておしゃれしてみよう、という人にはピッタリな持続期間かもしれません。
オイルフリーなのでサラサラした使い心地で伸びもいいので、初めての人でも使いやすい仕様になっています。
いうなれば肌の角質層表面だけを『着色』するものなので、紫外線を浴びて、メラニンを発生させて焼くわけではありません。そのため『シワ』や『たるみ』、『シミやそばかす』といった紫外線による害がないのが魅力的です。
反面、純粋な日焼けに比べると若干『黄色みがある』色になるという欠点もあります。
正しい塗り方については以下を参考にしてください。
また、小麦色の肌を持続させるためには、
ことを忘れないようにしておきましょう。
ここで挙げた日焼けクリームは、いずれも使いやすくて評判も良いおすすめのものです。どれを選んでも『失敗した!』と思うことはないでしょうから、あとは上述した塗り方だけしっかりとシュミレーションしておけば問題はないでしょう。
もしあなたが色白で、『少しイメージを変えみたい』『1回くらいはギャルっぽいおしゃれをしてみたい』と思っているならば、これをきっかけに一度使ってみてはいかがでしょうか。もしかしたら、そちらのほうが今よりも魅力的かもしれませんよ。