日焼け止めといってもクリーム、ジェルなどいろいろありますが、中でもスプレータイプは顔にも髪にもサッと噴きつけるだけでOKなので、気になっている人も多いはず。でも...
松山千佳
スキンケア商品の製品開発に携わっていました。携わった会社は合計4社で、様々な観点からそれぞれの人や環境にあったスキンケアについて話せます。数回のテレビ出演・雑誌掲載経験があります。
プロフィール詳細へ>>日焼け止めといってもクリーム、ジェルなどいろいろありますが、なかでもスプレータイプは顔にも髪にもサッと噴きつけるだけでOKなので、気になっている人も多いはず。
でも、いざ購入するとなると敏感肌でも使えるものはあるのか、メイクの上から直接かけても良い商品はあるのか、などどれを選んでよいのか迷っていませんか?
そこで、日焼け止めに詳しい美容部員にスプレータイプを選ぶコツをしっかり教えてもらいました。
さらに、実際にいろいろ試した中でおすすめの商品や、おまけでタンニングスプレーもピックアップしてもらっています。
日焼け止めスプレーをUVケアに上手に取り入れれば、紫外線はもう怖くなくなるかもしれません。
エキサイトおすすめアイテム編集部
日焼け止めスプレーは、シューッと噴きかけるだけと手軽ですが、実は商品によってさまざまな特徴があります。まずは選ぶ際に何を見ればよいのか、ポイントを4つ押さえておきましょう。
日焼け止めにはSPF・PAが記載されていますが、数値が高いほどその効果が高いとされています。どこで、どの程度の強さの紫外線をどれくらいの時間浴びるのかによって、どの値のものを選ぶのかは、クリームタイプなどと同じです。
例えば買い物や通勤などのときは値の低いもので良いですが、屋外での活動が長いときや軽いスポーツをするときなどは、数値が高いものを選ぶと良いでしょう。
ただし、値が高くなるほど肌への刺激も大きくなります。とくにスプレータイプのものは、液状の日焼け止め液を噴射しやすくしたり、肌に塗布したときにさらっとさせたりするような成分を配合してあります。
そのため、ほかの日焼け止めよりも刺激が強くなるので、肌が敏感な人は数値が低いものを選ぶと良いでしょう。さらに「子どもでも使える」と明記されているものならば、肌に負担となる成分は入っていないと考えられるので、安心です。
日焼け止めは、1日中効果が持続するわけではありません。だいたい2時間置きに塗りなおしたほうが良いといわれています。その点、スプレータイプならばメイクやストッキングの上からも簡単に塗り直しができるので、カバンに1本入れておくと便利です。
顔や身体、髪の毛にも使用するならば、大容量タイプがおすすめです。背中など手の届きにくいところにスプレーしたいのならば、逆さにしても使えるかもチェックすると良いでしょう。
日焼け止めスプレーには、顔だけ、身体だけ、髪の毛にも使えるなどいろいろなタイプがあります。スプレータイプは髪の毛にも使いやすいことがメリットなので、髪の毛にも使えるものを選ぶと良いでしょう。
また、身体用と指定されているものを顔に噴射すると、刺激が強すぎて肌荒れを起こす場合があります。逆に顔、髪、身体と全身に使えるものは、刺激が弱いものが多いのでおすすめです。
液体の日焼け止めをスプレーで噴射するのが日焼け止めスプレーです。もともと液体であるため水分に弱いのが特徴で、汗をかくとどうしても落ちやすくなってしまいます。
それを防ぐためにも、できればウォータープルーフのものを選ぶと良いでしょう。汗で流れにくくなるので、効果を持続させることができます。
ドラッグストアに行くと、さまざまな日焼け止めスプレーが並んでいますが、なかでもおすすめのメーカー・ブランドを美容部員に聞いてみました。選ぶ際の参考にしてみてください。
ラ ロッシュ ポゼは、皮膚科医も推奨する敏感肌のためのスキンケアブランドです。フランスから日本に上陸し、2018年で15周年。
初めは、ミネラルを豊富に含むフランスの湧水であるターマルウォーターのみでしたが、現在では、スキンケア、ボディケア、日焼け止めまで数多くの製品を取り扱っています。日焼け止めも肌に優しい処方で、肌が敏感な人や子どもでも使えるものがラインナップしています。
花王のブランドであるビオレには、洗顔料やメイク落としのビオレ、ボディウォッシュやハンドソープのビオレU、男性用のメンズビオレなどがありますが、ビオレUVは日焼け止めUVカットシリーズです。
化粧下地に使えるもの、全身に使えるもの、肌に優しいキッズ用など、13タイプの豊富なラインナップから選べるのが魅力です。
資生堂が紫外線の研究を始めて約100年。紫外線を防ぐだけでなく、スキンケア成分も配合し未来の美肌をも実現させてくれるのがアネッサのビューティーサンケアです。
絶対に焼きたくない人向けの強力UVケアの他、赤ちゃんでも使えるマイルドシリーズや、シミを防ぐ美白*UVジェル、スポーツなどの過酷な状況でもくずれにくいスポーツメイクシリーズなどから選べます。
それではいよいよおすすめの商品をみていきますが、比較する際には以下の2点をポイントとしてあげています。
どれだけの量が入っているのか、SPF/PA値はどのくらいなのかをまずチェックしたら、次に商品の特徴を参考にして、それぞれ比べてみてください。
(*メラニンの生成を抑えシミ・そばかすを防ぐ)
顔、身体、髪と全身に使え、ベビーパウダー成分配合で白くならずにサラッとした使い心地で人気です。髪に吹きかけてもキシキシしないし、逆さでの使用もOKなので、背中など手の届きにくい所にもサッと使えて便利。
日焼け止めスプレーは、全身に使うとすぐなくなってしまうというイメージがありますが、この商品には大容量サイズがあるので選んだという人もいました。全身に使ってもワンシーズン十分もつし、レジャーに行ったときに何度もスプレーしても1本で余裕だとか。
サイズは全部で3種類あるので、カバンに入れて持ち運ぶ用と、玄関や職場など複数の場所に常備している人も多いようです。可愛いパッケージで使う度に癒されるという声もありました。
また、メイク崩れ防止成分が入っているので、メイクの上からも使えて化粧崩れを防ぎ、何度も塗り直しが可能です。ウォータープルーフで、保湿成分(ヒアルロン酸、セラミド、コラーゲン)、肌保護成分(甘草根エキス、カミツレ花エキス、アロエベラ葉エキス)配合なのもうれしいところ。
3サイズあるのは無香料タイプだけですが、ほかにも優しいピンクフローラルの香り(150g)もあります。ボディには無香料で、髪にはピンクフローラルの香りと使い分けている人もいました。
また、虫よけとUVスプレーが一緒になった「ビベッケの全身まるごとサラサラUVスプレー ブンブンガード」は、3つのハーブ配合で嫌な外敵から肌を守ってくれます。アウトドアにも大活躍してくれるし、虫よけを嫌がる子どもにもおすすめです。
無香料、ピンクフローラル、虫よけタイプと3つを使い分けて、全身まるごとしっかり紫外線からガードしましょう。
続いて、「おすすめの選び方」を踏まえて選んだ、毎日使いたくなる日焼け止めスプレーを一気に7つ紹介します。UVケアでおなじみのブランドから、敏感肌用のスキンケアブランド、虫よけ対策までできるものなど個性派ぞろい。
どれも魅力的ですが、使うシーンや香り、サイズなどいろいろ比べてみて、自分にピッタリの日焼け止めスプレーを見つけてみてください。使い始めたらあまりの手軽さに手放せなくなるかもしれません。
「速乾」というだけあって、すぐに乾いてサラサラな使い心地。メイクの上からでも粉っぽくなったり、テカったりせず、化粧崩れもしないから使いやすいという声が多い商品です。保湿成分であるカモミールエキス配合で、化粧下地としても使えます。
ほのかなシトラスの香りですが、顔や身体はもちろん、髪の毛につけても気になりません。ウォータープルーフなので汗や水にも強く、しっかりと紫外線をカットしてくれます。
持ち運びするにはちょうど良いサイズですが、毎日使うとすぐなくなるという声も。顔や手足にはビオレのジェルやミルクタイプの日焼け止めをしっかり塗って、髪の毛や首などにスプレータイプを噴射するなど使い分けている人も多いようでした。
毎日のお出かけにもレジャーのときも、しっかりと日焼けから肌を守ってくれるこの1本をカバンに常備しておけば、もう陽射しも怖くなくなるかもしれません。
資生堂のアネッサシリーズを愛用していて、その効果の高さから、日焼け止めスプレーも同じシリーズなら安心として購入している人も多い商品です。
アネッサは汗や水に濡れるとUVブロック膜が均一になって、さらにパワーアップする「アクアブースター技術」が特徴。
さらに、この「パーフェクトUVスプレーアクアブースター」には、美肌エッセンスであるヒアルロン酸、グリセリン、バラ果実エキスを配合していて、紫外線ダメージからしっかりと肌を守るだけではなく、スキンケアも同時にできてしまいます。
ほかの日焼け止めスプレーよりも噴射が強めでしっかりつく気がするという意見もありました。スプレータイプは苦手だったけれど、手軽でムラなく広がる「360°ムラやけ対応」だから毎日愛用しているという人も。
ウォータープルーフですが、80分間にわたる水浴テストでも耐水性が実証されているというスーパーウォータープルーフ。さらに砂がつきにくいサンドプルーフなのでレジャーでも大活躍してくれるでしょう。
汗や水に強いとはいっても普段使っているボディソープやシャンプ-でスルリと落ちるので楽チン。
やはり全身に使うとすぐなくなってしまうようですが、髪の毛や気になる箇所への応急処置として使用している人が少なくないようです。アネッサのミルクタイプやジェルタイプと併用して、太陽のもとでスポーツやレジャーを思い切り楽しんでしまいましょう。
馬油を配合したスキンケア商品でおなじみのリシャンのUVスプレーです。といってもこの商品には馬油は入っていませんが、ノンアルコール、無着色、パラペンフリーなので全身に使用可能。しかも250gの大容量なので惜しみなく使えると好評です。
パッケージも、薄いストライプの背景にシンプルな花柄で可愛く、玄関に置いておいても違和感がないという意見も。中身を使い切った後には簡単にガス抜きができるように配慮されている点も好印象のようです。
白くならないので、髪の毛はもちろん、鏡のないところでスプレーしてもチェックしなくて良いから助かるという人もいました。ベタベタせず、何度も塗りなおしができて、専用のクレンジングも不要だからとても使いやすいようです。
この商品は、ほのかな石けんの香りですが、6種のアロマミックスの香りもあります。ユーカリ葉エキス、ティーツリー油、ハッカ油など6種のアロマエキス配合で、虫よけ対策も期待できます。こちらも230gと大容量なので、家族みんなの紫外線と虫よけ対策におすすめです。
UVカット指数は最高値なのに使用感はサラサラ!サラサラパウダーを増量することで驚きの軽さを実現しているそうです。重ねづけしてもべたつかず、塗りムラブロック技術で肌にしっかりと密着します。
さらに透明ですぐに乾くので、下地としても使え、化粧崩れも防いでくれると好評。サイズも大小2つあるので、携帯用と自宅用と使い分けている人も多いようでした。
また、サンカットの日焼け止め透明スプレーは種類が豊富なのが魅力です。無香料、やさしいピュアシャボンの香り、爽やかなフルーティーフローラルの香りと、その日の気分や好みで選ぶことができます。ほかにも、アクアリィフローラルの香りは、クールタイプで夏におすすめ。
どれもウォータープルーフですが、さらに汗・水に強いスーパーウォータープルーフなら海やスポーツでも大活躍してくれます。これは、濡れると紫外線防御膜が強くなるアクアリーセンサー成分を配合。
しかもストレッチ処方で肌にピッタリ密着するので、強い紫外線からも肌をしっかりガードしてくれます。
多くの人から支持されて、「日焼け止め透明スプレー」は6年連続売上第一位!お守りのようにカバンにいれているという人も少なくないようです。絶対焼きたくないならば、きっとこの商品が心強い味方となってくれるでしょう。
日焼け止めは2〜3時間置きのぬりなおしが基本。この商品なら白くならない超微粒子ミストなので、メイクの上からシュッと吹きかけるだけでOKで、メイク崩れも気になりません。
しかもうるおい成分である、アセチルヒアルロン酸Na、コラーゲンを配合。超乾燥肌だったけれど、使い始めてから肌の調子が良いという人もいました。冷房の乾燥からも守ってくれるし、メイク数時間後の小じわも修復できるので、こまめにシュッシュッしているという声も。
また、スプレータイプだと周囲に霧散してしまうものが少なくないのですが、ノンガスタイプなので飛び散る心配もありません。機内にも持ち込めるので便利、という人も多いようです。ガスタイプのように廃棄のひと手間もいらないのでストレスがないという声もありました。
外出先でもさっと使えるコンパクトサイズで、カバンにいれても邪魔になりません。お出かけにはこのミストを常に携帯してこまめに塗り直し、日焼け対策を万全に行いましょう。
敏感肌のためのスキンケアブランド、ラ ロッシュ ボゼの商品には、フランスのラロッシュボゼ村の湧水であるターマルウォーターを配合しているのが特徴。この水は希少なミネラルや、肌のバリア機能をサポートするセレンを豊富に含んでいて、皮膚を健やかに保ってくれます。
この「アンテリオス キッズ ミルク」は、紫外線に敏感な肌やデリケートな子ども(3歳以上)にも使える乳液タイプの日焼け止めで、もちろんターマルウォーターを配合。
優れたUVA防御効果と光安定性をもつ独自のUVフィルターシステム「メギゾプレックス」を採用していて、しっかりと紫外線から肌を守ってくれます。無香料、パラペンフリー、そして大容量なので家族全員で使えるのも魅力です。みんなで使ってもひと夏2本、子ども用に使っても半年はもつようです。乳液タイプで肌にサッとのび、カサカサの肌もしっとりするという声も多くみられました。
敏感肌用ということで、肌の弱い人でもかゆくなることも少なく、保湿効果も高いので人気です。低刺激でも高いUVカット効果のあるものを探している人にはぜひおすすめです。
こちらも敏感肌用のスキンケアブランド、ラ ロッシュ ボゼの商品です。「アンテリオス キッズ ミルク」は乳液状でしたが、これは粒子の細かいミスト状のスプレーなので、直接顔に噴射可能。
白くなりにくく、とても軽い使用感で、メイクの上から何度でも塗り直しができると好評。シミやしわなどの原因といわれるロングUVAも、独自のUVフィルターシステムでしっかりとブロック。さらに整肌成分であるカルノシンや、ビタミンE、そしてもちろんターマルウォーターも配合しているので、肌本来の機能をサポートしてくれます。
ほかの日焼け止めスプレーをいろいろ試したけれど、この商品が一番サラッとした使用感で、効果も高かったという声も多くみられました。顔にサッとスプレーするだけで指でなじませる必要がない手軽さもポイントのようです。
肌が弱く、なかなか良い商品に出会えなかったけれど、皮膚科の先生にすすめられてからもう長年愛用しているという人もいました。肌に優しいのにしっかりSPF50なので、1年中愛用しているとか。低刺激で抜群の使用感は、一度使えばもうほかの商品は使えなくなるでしょう。
白い肌も良いけれど、健康的な小麦色の肌に憧れる人も多いはず。身体が引き締まって見えたり、アクティブなイメージを与えたりする効果も期待できるでしょう。
そこで、紫外線を気にせずに自然な日焼け肌をgetできるおすすめのタンニングスプレーを3つ教えてもらいました。ボディービルダーも愛用している本格的なものから、気軽に使えるおなじみのブランドまでラインナップ。
理想のブロンズ肌になれる1本がきっと見つかることでしょう。
今では当たり前に使われている「SPF」は、コパトーンとFDA(米国食品医薬品局)が共同開発して導入したものだそうです。UVケアのパイオニアであり、日焼けを知りつくしているコパトーンの商品は世界中に愛されています。
コパトーンのタンニングには、オイルタイプ、ローションタイプ、そしてウォータースプレータイプがあります。なかでもウォータースプレーの「タンニングウォーター」は、広範囲に手軽にぬれるので人気。
炎症を起こす紫外線のみをブロックし、さらにアロエ・キャロット配合で肌のうるおいも保持してくれます。
オイルだとべたつきが気になりますが、ローションが霧状で出るので、背中などの手の届きにくい所にもサッと塗りなおせて便利という声が多くありました。塗った直後もサラサラで、ヒリヒリしたり、皮がむけたりすることもなく、いい色に焼けるようです。
このタンニングウォーターには2種類あり、濃い日焼け肌を目指すならばSPF2、明るい小麦色になりたいならばSPF4から選べます。SPF2だと、短時間で濃いめに焼けるようなので、なりたい色に合わせて使い分けてみてください。
セルフタンニング専門のフェイクベイクのスプレーです。タンニング成分であるDHAとエリスロースをしっかり奥まで肌に浸透させる技術により、無理なく自然な小麦色の肌をgetできます。
独自開発のノズルによって、ミスト状の成分を素早く広範囲に塗布することができます。しかもダマにならず、手も汚れず、乾きも早いのでとても便利という声が多くありました。
肝心な効果ですが、かゆみや痛みもなく、キレイな小麦色になれるとのこと。大容量で全身に楽々使え、もう何本もリピートしている人も多いようです。
ほんのり色づく程度ではなく、艶めくブロンズ肌を目指したいのならば、フェイクベイクのセルフタンニングスプレーがおすすめです。
いろいろな商品を試した人が、一番早く納得のいくチョコレート色になれると絶賛するスプレーです。それもそのはず、このセルフタンニングスプレーは、コンテストに出場するボディビルダー御用達のもの。
ボディビルダーのコンテストはよりキレイに見せることが大事ですが、塗って3時間で深い肌色を手に入れられます。
すぐに乾くので、好みの色になるまで繰り返し塗るときにも便利。しかもキューカンバー、ホホバオイルなどの保湿成分も入っているので艶やかな質感も実現します。
実際に使ってみると、ほかの商品とは色ツヤが断然違うという声もありました。ありがちな黄色系の発色になることもなく、目指した自然の濃い小麦色に素早くなれるようです。
海外輸入で時間がかかるようなので、興味のある人は余裕を持って注文したほうが良いでしょう。また、付属のブラシを使用するように記載がありますが、専用グローブに変更になったようなので、ご注意を。
使ってみたい日焼け止めスプレーや、タンニングスプレーは見つかりましたか?最後によくある疑問をまとめてみたので、購入前にぜひ参考にしてみてください。
市販のふつうのマスクに日焼け止めスプレーをかけて使うのはやめましょう。スプレーの成分をマスクを通して吸い込み続けることになるので、とても危険です。
ふつうのマスクを使って紫外線を防ぐために、古くなったUV加工してある洋服の生地などをマスクよりもやや小さめにカットして、マスクと顔の間に挟むという方法もあるようです。
しかし、やはり日焼け止めスプレーやクリームを使用するか、UVカットマスクを購入することをおすすめします。
まずは口をよくすすぎましょう。
時間をおいて、口の中がヒリヒリしたり、気分が悪くなるなど異変を感じたら、内科に行くことをおすすめします。また、全身に使えるスプレーでも、顔に直接噴霧することはおすすめしません。
顔・身体用のものは、パッケージを見ると直接顔にスプレーするのではなく、一度手に噴霧してから顔になじませるように記載があるものがほとんどです。それは、顔は目や鼻など粘膜部分もあり、ほかの部位よりもデリケートだから。
スプレータイプは噴射力も強く、成分を吸引してしまったり、粘膜部分に付着して痛みやかゆみを引き起こしたりする可能性があるのです。また、至近距離から長く噴射すると凍傷になる恐れもあるので、直接顔にかけるのはやめましょう。
「顔用」と書かれていたり、「メイクの上からもOK」と書かれているものは直接スプレーできるようですが、必ず注意書きや説明書で確認してから使うようにしましょう。
塗るタイプはムラなく、ていねいに塗ることができるので、しっかりとUVケアできます。
しかし日焼け止めは2〜3時間置きにつけなおすことが基本。塗り直しのときは、塗るタイプよりもスプレータイプのほうが手軽です。
また、背中などの自分では届きにくい所や、髪の毛などはスプレータイプが使いやすいといえるでしょう。塗るタイプとスプレータイプを上手に併用すると、紫外線も怖くなくなるかもしれません。
しかし、スプレータイプの日焼け止めならば、外出先で塗り直しが何度もでき、サッと噴きつけるだけなのでとても簡単。小さい子どもがいると塗りなおすのが大変だけど、そんなときでも子どもを追いかけながらシュッと一噴きでOK。
紫外線は肌を老化させ、髪の毛にも大きなダメージを与えてしまいます。それを防ぐためにも、日焼け止めスプレーを上手に活用して、健康な素肌と髪を手に入れましょう!