「ニキビ肌が求めるファンデーションとは?」を考えたとき、第1に成分の優しさ、第2に赤みや色素沈着を隠せるカバー力が挙げられるのではないでしょうか。また、乾燥を伴...
松山千佳
スキンケア商品の製品開発に携わっていました。携わった会社は合計4社で、様々な観点からそれぞれの人や環境にあったスキンケアについて話せます。数回のテレビ出演・雑誌掲載経験があります。
プロフィール詳細へ>>「ニキビ肌が求めるファンデーションとは?」を考えたとき、第1に成分の優しさ、第2に赤みや色素沈着を隠せるカバー力が挙げられるのではないでしょうか。また、乾燥を伴う大人ニキビである可能性も高いため「適度な保湿力」も欠かせない要素です。大気汚染や紫外線などの外的ストレスが多い現在。「ニキビ肌にファンデは絶対NG!」という考えは必ずしも合っていません。ニキビ肌におすすめな優秀なアイテムを有名ブランドからプチプラまでたっぷりと紹介。ファンデーションの塗り方、隠し方、肌荒れをカモフラージュするメイク方法を解説していきます。
エキサイトおすすめアイテム編集部
ニキビ肌にファンデーションを使うことにためらいを感じてしまう人もいるのでは?肌に負担をかけずに、気になる部分をカバーするには、どんな点に気をつけて選べばいいのでしょうか。
ニキビ肌におすすめのファンデーションは、油分の少ない「パウダータイプ」です。リキッドやクリームタイプのツヤや滑らかさは、油分が多く含まれているためです。
ニキビ肌の場合、皮脂や化粧品に含まれる油分がアクネ菌の増殖を助長してしまう可能性があるので、油分の多いファンデーションは避けたほうがベストでしょう。
リキッドファンデーションの強みはなんといってもその高いカバー力にあります。しかし、ニキビやニキビ跡が気になる人は、顔全体にべた塗りするのはNG。
気になる部分にのみコンシーラーを使い、全体は肌に負担が少ないパウダータイプで仕上げましょう。どうしてもツヤ感が欲しいという人は、肌に優しい天然由来100%のリキッドファンデーションを選んでみて下さい。
仕上げに使うパウダーは、一般的にプレストとルースの2種類があります。ニキビ肌には、軽い付け心地のルースがおすすめです。
ニキビ肌にはパウダータイプがよいと述べましたが、特におすすめなのがミネラルファンデーションです。
ミネラルファンデーションは、シリカやマイカなどの鉱物(ミネラル)を主体にしたパウダーです。粒子が紫外線を反射することでUVカット効果を発揮するため、ケミカルな紫外線吸収剤などが含まれていません。
また肌に負担になる油剤やシリコンなどが配合されていないので、石鹸や洗顔料で簡単に落とすことができます。
ニキビ肌の場合、クレンジング剤に含まれる洗浄剤やW洗顔時の摩擦が大きな肌負担になることがあります。
ミネラルファンデーションは肌に優しい成分であるだけでなく、落としやすいというところも大きなメリットといえるでしょう。
ニキビ肌でもっとも大切になってくるのがファンデーションの色選びです。
肌をきれいに魅せるためには、色は1トーン暗めで、イエロー系のものを選ぶのがベスト。色が明るめだと、ニキビの部分だけが浮いて、目立ってしまうことがあるためです。
また、ベージュオークルをはじめとするイエロー系は、顔の赤みを抑えながら肌をより自然に見せてくれる万能色。炎症ニキビやニキビ跡の色素沈着が気になる人には特におすすめです。
1トーン暗めのイエロー系を使うと、たとえ厚塗りにしなくても、肌が均一にきれいに見えます。ただし、カバー力よりも、顔色を明るく見せたい、透明感を出したいという人は、1トーン暗めにする必要はありません。
本来、荒れ肌・ニキビ肌にはケミカルなファンデーションや化粧品はNG。肌のバリア機能が低下しているので、肌に刺激を与えてしまう可能性が大です。注意すべき成分には以下のようなものがあります。
製品にもよりますが、肌への密着度、カバー力などが高いリキッドタイプに多く配合されています。これらは、洗顔料だけでは落としきれないため、クレンジングやW洗顔の肌摩擦という負担も考慮する必要があります。
合成面活性剤はパウダータイプにはあまり含まれていません。ただし、タルクやオキシ塩化ビスマスなどの成分には注意が必要。
タルクは、粒子が非常に細かいため、吸い込んでしまったり、毛穴を塞いだりしてしまう可能性が指摘されています。またオキシ塩化ビスマスは、稀に湿疹、かゆみなどのアレルギー反応が出る人がいるようです。
この2つの成分はミネラルファンデーションに多く含まれている可能性があり、必ずNGというわけではありませんが、ニキビ肌、敏感肌はできるだけ避けたほうがよいでしょう。
紫外線は、角質層のバリア機能を破壊し、肌の真皮層にまで影響を与えます。ニキビ肌は、水分と油分のバランスが崩れ、外部の刺激に対して敏感になっています。
紫外線が刺激になり、炎症の悪化、ニキビ跡の沈着化、乾燥、ターンオーバーの低下などをまねく恐れがあるため、しっかりとUVカットできるファンデーションを選んで下さい。
日常生活レベルであれば、SPF20~35、PA+~++程度のものが好ましいといえます。
ニキビ肌のファンデーションを選ぶときには、必ずおさえておきたいポイントがあります。自然にニキビがカバーできるか、肌に負担がかからないかを中心にみていきましょう。
下地や日焼け止め不使用のファンデーションは、単品でのUVカット効果がどれくらいあるかをチェックして下さい。
ニキビ肌に最適なミネラルファンデーションですが、ミネラルの含有量が少ないのに「ミネラル」をうたっているものもあります。
今回の1番のおすすめに選ばれた商品は、つけたまま寝ても肌に負担がかからない正真正銘のミネラルファンデーション。
タルクやオキシ塩化ビスマスなどの不安な要素を含んでおらず、乾燥肌、敏感肌の愛用者が多いところのが特徴です。軽い仕上がりながら、自然なカモフラージュ力を持っている点も優秀です。
アットコスメのパウダーファンデーションランキングでは、20位以内に入る人気の商品です。皮膚科クリニックでも採用されているほどで、成分の優しさやカモフラージュ力の高さは折り紙付きといえるでしょう。
エトヴォスは敏感肌に特化したブランドで、厳選された成分のみを使用していることで知られています。この商品も、防腐剤・タルク・香料・ワックス・合成着色料などの肌負担になるものは一切不使用。石鹸のみでオフできます。
この商品の1番のポイントは「夕方になってもくすまない」という点でしょう。皮脂が多いとファンデーションが汚く崩れてしまいがち。しかしこのパウダーには皮脂を含んでも変色しにくいマイカが採用されているので、1日きれいな肌がキープできます。
口コミには「ふわっとした陶器肌に仕上がる」、「自然に肌に馴染んできれいに見える」、ファンデーションを付けてる感覚がなく、とても軽い」という賞賛の声が続々。
付属のブラシがあるのですが、これがとっても優秀!軽くクルクルするだけで、毛穴の凹凸やニキビ跡が滑らかにカバーできます。やはりパウダーとブラシの相性もチェックしたいポイントですね。
パサつきやすいパウダーを1個1個、保湿成分でコーディングしている点にも注目しましょう。乾燥を伴う大人ニキビや、乾燥肌にも最適です。
肌に優しいミネラルファンデーションは、ルースタイプが主流です。口コミで話題のブランドや、スキンケア効果が高いものなど「迷ったらこれを選ぶべし!」という優秀アイテムを集めました。
天然原料や天然加工原料のみを使用した肌に優しいファンデーションで、タルク、シリコン、パラベンなどの10種類の無添加処方となっています。
おすすめのポイントは、保湿力の高いピュアシルクが配合されている点です。シルクのタンパク質成分は人の組織に近く、第二の肌としての役割も果たしてくれるそう。しっとり滑らかな肌なのに、崩れ知らずなところは、ニキビ肌にとっては重要ですね。
口コミには「石鹸で簡単にオフできる」、「ごく薄付きだが肌がきれいに見える」、「乾燥しにくいので冬に最適」という感想がありました。よいカーバ力はありますが、シミやニキビ跡が完全にカバーできるほどではないようです。
ただ、崩れ方が汚くならず、時間がたってもくすまない点は高評価されていて、スッピン風の肌に魅せたいという人に多く支持されているようです。コンシーラーを併用し、全体はこのパウダー1個で仕上げるのが理想です。
スキンケアするという発想で開発されたミネラルファンデーションで、敏感肌、乾燥肌、ニキビ肌などあらゆる肌質におすすめできるアイテムです。
この商品の特徴は、肌ケアをサポートする「酸化亜鉛」が最も多く含まれていること。紫外線をブロックする効果も高めなので、日常のベースメイクはこれ1個で十分です。
全成分が、酸化亜鉛、カオリン 、マイカ、酸化チタン、酸化鉄、グンジョウとミネラルのみで構成されている点にも注目しましょう。肌負担になる添加物や、タルク、オキシ塩化ビスマスももちろん無配合。
肌の隙間に入り込み、皮膚呼吸を妨げるナノ粒子が使われていませんが、粒子がきめ細やかでしっとりしているので、ベールをまとったようなきれいな肌に仕上がります。
口コミには「思ったよりもカバー力が高い」、「ふんわりとした仕上がりになる」という仕上がりの良さを賞賛する声が多数。薄めのニキビならコンシーラーを使わなくてもカモフラージュできそうです。
6gタイプは、容器にパフが付いていて、必要な分だけ粉が出るアプリケーター式になっています。手を汚さずに直接顔に使えるので、外出先でも重宝します。専用の替えパフは必ず購入しておきましょう。
「ミネラルファンデーションは、肌に優しいけど、紫外線防止効果が低い」と悩んでいる人におすすめな商品です。厳選したミネラル100%のみで構成されていながら、SPFは国内最高数値を誇ります。
おすすめのポイントは、薬用有効成分「リン酸L-アスコルビルマグネシウム」が配合されていることでしょう。この成分は、ビタミンCに転換され、メラニンの生成を阻害する働きがあります。
つまり、メイクしながら美白ケア*ができるという優れものということができるでしょう。(*メラニンの生成を抑えシミ・そばかすを防ぐ)石油系界面活性剤、鉱物油、タルク、パラベンなど8つの無添加処方で石鹸でオフできるところも人気の秘密です。
口コミには「赤みを自然にカバーしてくれる」、「パウダーなのにほどよいツヤが出る」という感想がありました。酸化亜鉛やマイカなど肌をケアしながらカバーしてくれるミネラルが中心で、保湿成分であるホホバ油も配合されています。
ニキビが気になる人はもちろん、乾燥が気になる人、紫外線をしっかりカットしたい人にはぜひ使って欲しいアイテム。カラーは2種類のみの展開ですが、日本人に合う万能カラーで、肌が均一に見えますよ。
保湿力と仕上がりの滑らかさ、肌への優しさで選ぶなら、MACのパウダーファンデーションがおすすめ。ベルベットのような質感で、カラー展開が6種類と豊富なのが人気の秘密です。
タルク、ワックスはフリーで、肌をきめ細やかに魅せるマイカ、酸化亜鉛、酸化チタンがメインで配合されています。敏感な肌や目元のことを考えた設計になっているので、毎日メイクをする人には最適でしょう。
口コミには「ほどよいカバー力」、「ふんわり感とツヤのバランスがよい」、「素肌感が残り自然な仕上がり」という賞賛の声が多くありました。いろいろなミネラルファンデを試した末にこれにたどり着いたという人も。
どんなファンデーションでも時間が経つにつれ、皮脂が出てくるのは仕方がないことですが、注目したいのが「崩れ方」です。ドロドロしたり、パサパサすることが無く、皮脂と混じるほどに自然なツヤが出るのがM.A.Cの強み。
毛穴落ちが少ないので、なかなか化粧直しができない……という人に最適です。こちらはロングセラー商品となっているので、一度その実力を試してみてはいかがでしょうか。
「ミネラルファンデーションは色展開が少ない……」とお悩みの人におすすめしたいのがレイチェルワインです。イエロー系、ピンク系合わせて12色のカラー展開で、自分に合った色が必ず見つかります。
スキンケア後は、パウダーを直接肌に塗布することができ、カバー力、ナチュラルさ、UV効果もばっちり。
成分は、マイカ、酸化亜鉛、酸化チタン、シリカ、酸化鉄が中心で、保湿力を出すラウロイルリシンと、チタンのコーディング材の水酸化Alが配合されています。とてもシンプルな成分処方で、肌負担になる添加物が含まれていないところがポイントです。
口コミには「素肌感が残る自然な仕上がり」、「時間が経っても汚く崩れない」、「肌にピタッと密着する」、「国産なのが良い」と高評価されています。肌が呼吸していると感じるぐらい薄付きなのに、毛穴はしっかりとカバー。
きめ細やかさやしっとり感が感じられるので乾燥が気になる大人ニキビにもぴったりなのではないでしょうか。
創業者のレイチェルワインはアメリカ人で、若い頃からニキビや毛穴トラブルに悩まされてきたそうです。アイテムはメディカルスキンケアという観点にたって開発されているので、肌を美しく見せることはもちろん、肌本来の力を引き出すことにも長けています。
世界的に愛用者が多いブランドのbare Minerals。アットコスメのファンデーション部門でも上位にランクインするロングセラー商品となっています。
パウダーなのにしっとりとした使い心地でカバー力が高いところが人気の秘密でしょう。粒子がとても細かく滑らかで、肌に乗せるとクリーミーに伸びていきます。
肌荒れがひどいと、パウダーファンデーションのノリが悪くなるのが悩み。ついついリキッドを使ってしまいたくなりますが、そんなときには、ぜひbare Mineralsを試してみて下さい
マイカ、酸化チタンなどの5種類の鉱物のみが原料で、油分、水分、結合剤は使用されていません。
口コミには「ナチュラルなのに、シミ、くすみが隠れる」、「艶が出る」、「若々しい肌に見える」という賞賛の声がありました。一方で、蓋にパウダーを落としてブラシでクルクルするタイプが面倒に感じてしまう人も。
毒性はないですが、クリーミーさを出すため、オキシ塩化ビスマスが配合されているので、アレルギーを持っている人は反応に注意しましょう。
こちらのファンデーションはパフよりも専用のブラシで馴染ませたほうがきれいに仕上がります。慣れてしまえばメイクも簡単にできるようになりますよ。
プレストライプはルースよりもカバー力が高く、持ち運びに便利なところがメリット。ニキビ肌でも使えるミネラル系を中心にピックアップしています。
ミネラルタイプの中では珍しいクリーミーなファンデーションです。美容成分とミネラル成分で構成されているので、肌に優しくハイカバ―。乾燥肌、年齢肌などに特におすすめできるアイテムです。
このクリーミーさの秘密は、ベースにスクワランやオメガ3とオメガ6を含むインカインチオイルが配合されていることでしょう。肌のキメを整える植物エキスがたっぷりで、メイクしながらスキンケアしているような感じです。
肌にぴたっと密着しますが、表面はサラサラの仕上がりなので、ニキビやべたつきが気になる人でもOK。口コミには「毛穴をしっかりカバー」、「乾燥知らず」、「ツヤ感が出る」というプラスの感想がありました。
一方で、塗り方を工夫しないと厚塗りに見えるという声も。クリーミータイプはハイカバータイプが多いので、できるだけ自然に見えるように量に注意しましょう。
石油系界面活性剤やシリコーン、タルク、パラベンなど、11つの無添加処方となっています。ハイカバーなのに石鹸で簡単にオフできるところはさすがです。
「つけたまま眠れるファンデ」として有名なミネラルファンデーションです。オーガニックアルガンやオーガニックオリーブオイルなど良質な天然オイルをバランス良く配合しているのがポイントで、プレストパウダー特有のパサつきがありません。
全成分を見てみると、マイカ、ホホバ種子油、ヤシ油、アロエベラ葉エキスが多く含まれていることが分かります。これがつけたまま眠れるほどといわれる理由でしょう。
肌に優しい成分で構成されているのに、UVカット力が高い点にも注目。紫外線吸収剤不使用なので、石鹸で簡単にオフできます。
口コミには「肌ストレスを感じない」、「パウダーなのに粉っぽさが少ない」、「白浮きしにくい」という賞賛の声がありました。2018年2月に発売されたばかりなので、まだまだ口コミは少ないですが、幅広い年齢層に人気の商品になりつつあります。
スキンケア効果が高めなので、はじめてメイクをするファーストメイクや、小さなお子様がいるお母さんなどにもおすすめできるアイテムです。
仕上がりの良さを求める人に使って欲しいのがトゥベールのファンデーションです。ミネラルをヒアルロン酸などで3層コーティングしているので、時間が経ってもくすまず、しっとりとした陶器肌が続きます。
マイカ、シリカなどのミネラルが中心で、その他のほとんどは美容成分で構成されているのがおすすめのポイント。メドウフォーム油、オリーブ果実油などの天然オイル、4種類のセラミドなど、美容成分の多さが際立ちます。
口コミには「肌荒れしない」、「保湿効果があり、パサつかない」、「石鹸でも簡単にオフできる」という感想がありました。ケミカル成分やタルク、オキシ塩化ビスマスも不使用で、肌疲れしにくいところも高評価されています。
光の乱反射で、シミやニキビ跡などをカモフラージュする効果に長けています。ただし、濃いめのシミやニキビは、コンシーラーを使う必要あり。素肌っぽさを残したナチュラルメイクを好む人に向いています。
ネットで購入後、30日以内であれば、色の交換が可能となっています。カスタマーサービスの高さも人気の秘密でしょう。
ドラッグストアで購入できるプチプラアイテムは、タルクが主成分になっていることが多く、100%ミネラルとは限りません。シンプルで使い勝手が良く、低刺激処方の2つのアイテムを紹介します。
神田沙也加さんがイメージつとめるブランドで、プチプラなのに高機能なところが多くの女性に支持されています。
成分はタルク、酸化亜鉛、酸化チタン、シリカ、マイカ、水酸化Al、酸化鉄のみでとてもシンプル。オイルやパラベンなど、ケミカル成分が配合されていないので、敏感肌にもおすすめです。
口コミには「時間が経つにつれて肌に馴染んでくる」、「落とした後もつるっとしている」、「肌疲れしにくい」という感想がありました。
つけたては粉っぽさが残りますが、皮脂と馴染むにつれ密着感がUP。崩れ方も汚くなりにくいので、脂性肌や混合肌にもおすすめできます。色のバリエーションが2色と少なめですが白浮きしにくい処方になっているようです。
「見た目よりも色が濃いめ、暗めにつく」という口コミもありました。ニキビ肌を隠すにはワントーン暗めの色がおすすめなので丁度よいかもしれません。できれば店頭のテスターなどで試してみて下さい。
BBファンデーションなので、下地や日焼け止めなしで、肌に直接に使用が可能です。
ドラッグストアで購入できるプチプラアイテムですが、アットコスメの口コミランキングでは10位以内にランクインする実力派です。
カバー×抜け感のバランスが丁度よく、バッチリメイクでもスッピンメイクでもないほどよい仕上がりが演出できます。一般的なファンデーションは、顔に粒子が均一にのるので、モノによってはのっぺり感が強く出てしまうことも。
こちらの商品は、補正粉末と板状粉末を上手く組み合わせることで、完璧すぎない透明感のある肌を作ることに成功しています。光の反射を利用してニキビやシミをカモフラージュしてくれる点にも注目しましょう。
パラべン、香料は無配合となっていますが、完全なミネラル100%ではありません。低刺激処方になっているので、あらゆる肌質に使えます。
口コミを見ると、30代~50代の愛用者も多く、その仕上がりに満足しているようです。「くすみが飛び、肌がパッと明るく見える」、「さらっとした使い心地で化粧崩れしない」、「透明感がある」という感想がありました。
ただ、ごく薄付きで自然な仕上がりなので、シミやニキビ跡はコンシーラーで隠しておいたほうが良いかもしれません。抜け感やふんわり感など、イマドキのトレンド顔が簡単に作れるので1個は持っていたいアイテムです。
「ニキビ肌にはリキッドは不向き」と説明しましたが、こちらは天然由来100%なので、肌質を選ばずに使えます。
「ニキビができるけど乾燥する」、「肌荒れ化粧ノリがイマイチ」という人にはぜひ使って欲しいアイテムです。
100%天然由来のリキッドファンデーションです。RISOUの美容液「リペアジェル」に配合されている美容成分を含んでいるので、メイクしながらスキンケアできるという特徴があります。
特に、シミ、しわ、乾燥に悩む年齢肌におすすめで、化粧を落とした後も、肌がつるっとしているのが感じられるでしょう。
パウダータイプだと、ニキビの凹凸やシワが逆に目立つという人にはぜひ使って欲しいアイテム。微粒子のミネラル成分と、天然オイル、植物エキスが、肌をしっとりと滑らかに魅せてくれます。
口コミでは「潤いが続き乾燥知らず」、「ほどよいカバー力がある」、「顔色がパッと明るくなる」という感想がありました。薄いニキビやシミはきれいに隠れますが、コンシーラーを併用するとベターです。
頬や顎にできたニキビを隠そうとして、ついつい厚塗りになっていませんか?自然にカモフラージュできる3つのコツを紹介。できるだけ肌に負担をかけないことを前提にしているので、ニキビ予防にもなります!
コンシーラーは、シミやクマだけでなく、ニキビ跡や色素沈着をきれいにカバーしてくれる優れものです。さまざまな形状、柔らかさがありますが、自分が最も使いやすいタイプを選びましょう。
色は、肌よりも1トーン暗めで選ぶのがベター。下地→コンシーラー→パウダーファンデーションの順番で使うのが基本です。
指や柔らかめの専用ブラシなどで、ポンポンと軽く馴染ませていくのがポイントです。コンシーラーと肌との境目が分からなくなるように丁寧に塗布し、最後にパウダーで仕上げましょう。
コンシーラーはピンポイントで悩みをカバーできるので、顔全体を厚塗りしなくても、それなりにきれいな肌を作ることができます。特にニキビのできやすい肌は、皮膚呼吸を妨げるようなべた塗りは避けましょう。
コンシーラーを使わず、ミネラルファンデーション1つでベースメイクを完了させることも可能です。時短になるだけでなく、肌負担も減らせるのが1番のメリットでしょう。
ミネラルファンデーションを顔全体に塗った後、気になる部分に重ね塗りしていきます。その際、ブラシなどを使わずに、指でポンポンと馴染ませていくのがコツ。
ミネラルは粒子が細かいので、肌にしっかりと密着し、2、3度重ねることで、コンシーラーのような役割を果たしてくれます。
これまで、コンシーラーやファンデーションで「隠す、カモフラージュする」ということに力を入れてきましたが、肌以外の部分を強調する方法もあります。
アイメイクやリップメイクなどのポイントメイクに力を入れると、自然と相手の視線がそちらへと移行します。例えば、顎などのUゾーンにニキビが多い人は、アイメイクを強調させると効果的。
目や唇は、それぞれの人の魅力が最もあらわれる部分です。自分の個性や強みを生かしたポイントメイクを心がけてみましょう。メイクが苦手な人は、お洒落なメガネなどを使うのもおすすめです。
ファンデーションの成分だけでなく、塗り方や付属のアイテムの使い方が肌の状態を左右します。ニキビ肌だけでなく、全ての肌質の人に知って欲しい重要な注意点なので、必ず守るようにしましょう。
ファンデーションを塗る際のパフやブラシは、ごわつき、チクチク感などのない柔らかめのものを使いましょう。
塗布する際に、ニキビを刺激し炎症を悪化させてしまう可能性があるためです。パフやブラシは長期間使用していると、弾力がなくなり硬くなってきます。「心地よくない」と感じたら、洗浄するだけでなく、取り換えることも必要です。
ニキビ肌に限ったことではないですが、パフやブラシはこまめに洗浄し、清潔に保つことが大切です。
顔には無数の細菌が存在しています。大気の汚れ、酸化した皮脂などがパフやブラシに付着、そのまま使い続けると菌が増殖し、ニキビが悪化する可能性大です。1回使った面は使用しないようにしましょう。
例えば、四角いタイプのパフは、1回に片面の半分を使うとすると、1枚で4回まで使うことができます。替えのパフを常備し、1週間に1回は洗浄するようにしましょう。
ニキビ肌用のファンデーションやメイク時の注意点について、必ず知っておきたいポイントをQ&Aで解説していきます。ニキビ肌で、メイクをすべきか迷っている人も必見です。
リキッドファンデーションを使用したときの仕上げや、肌に負担をかけたくないときなどに使用するという用途は、どちらも同じですが、形状や仕上がり方に違いがあります。
ルースは、粉状のため、まるで肌にベールをかけたようなふんわりとした仕上りに、一方のプレスは粉を固めたものなので、肌にしっかりと密着し、落ち着いた質感を演出してくれます。
ニキビ肌にはより軽い使い心地で、肌荒れを無理なくカモフラージュしてくれるルースがおすすめです。
大人ニキビ肌も、パウダータイプ、ミネラルファンデーションがおすすめです。
肌刺激になりにくく、落としやすいというメリットがあるためです。または、保湿力が高い天然由来のリキッドファンデーションを使ってみましょう。
もちろん、パウダーの中に保湿成分が配合されているものが好ましいですが、ファンデーションに過度に保湿力を求める以前に、ベースメイク前のスキンケアに力を入れることが大切。
べたつくのにカサつくという人は、浸透力の高い化粧水、乳液、クリームなどをしっかり使って肌の土台を整えておきましょう。
肌の状態によってはメイクが好ましくない場合があります。メイクに含まれる油分がアクネ菌の増殖の原因になったり、メイク成分やクレンジング成分が肌負担になる恐れがあるためです。
ただし、ノーメイクで紫外線を浴びる危険性を考えると、やはり適度なベースメイクは必要といえるでしょう。ポイントは、肌に優しく、皮脂量を増やさないアイテムを使うことです。
ウォータープルーフタイプや、ツヤを出すためのシリコン、油分が入っているものはできるだけ避け、無添加処方、低刺激処方、天然由来のものを中心に使用するのがおすすめです。
家に帰ったら、できるだけ早くメイクオフし、肌を休ませてあげることが大切です。
ファンデーションがニキビの直接的な原因なのではありません。
ニキビの原因は、ストレスや生活習慣による皮脂の増加、乾燥、誤ったスキンケア、ホルモンバランスなど、さまざまな要素が複雑に絡み合って成り立つものです。
とはいっても、合わないファンデーションやベースメイクでニキビが悪化するケースは十分考えられるので、アイテム選びは非常に重要といえるでしょう。
油分の多いファンデーションはもちろんですが、下地や日焼け止め剤など、直接肌に触れるものは成分に注意して下さい。
本来、炎症を伴うニキビ肌は、メイクをしないほうが好ましいケースが多々あります。
ただし、人前に出ることを考えると、満面のニキビが恥ずかしい…とストレスになってしまうこともあるため、ファンデーションやメイクがプラスに働くことも多いのです。
ニキビ顔を隠したいという一心でマスクばかりの生活になってしまうのだけは避けましょう。
できるだけニキビをカモフラージュすることを中心に話をしてきましたが、ファンデーションは紫外線や大気汚染から肌を守ったり、余分な皮脂を防いだりする作用もあるので、ぜひ積極的に活用していきましょう。