寒い季節に大活躍する、おすすめの電気毛布や電気毛布の賢い選び方を伺ってきました!せっかくお風呂であたたまっても、冷たい布団に入ると体が冷えて寝付けませんよね。で...
山田貴史
某大手イヤホン・ヘッドホン専門ショップ元販売員です。10年間勤めていました。初心者から専門家レベルの接客経験があるので、読者様それぞれのニーズにあった情報をお届けします。
プロフィール詳細へ>>寒い季節に大活躍する、おすすめの電気毛布や電気毛布の賢い選び方を伺ってきました!せっかくお風呂であたたまっても、冷たい布団に入ると体が冷えて寝付けませんよね。でも電気毛布を使うことで、朝までぐっすり心地よく眠ることができるんです。電気毛布は敷きタイプと掛けタイプの2種類に分けられますが、それぞれの特徴やメリット・デメリットも伺ってきました。これさえ読めば、もう電気毛布選びに迷うことはありません。
ママアイテム編集部
毛布にも敷き・掛けがあるように、電気毛布にも敷いて使うタイプと掛けて使うタイプ、敷掛両方の機能を持つタイプがあります。一見、敷電気毛布でも掛電気毛布でも、さほど違いがなさそうに感じるかもしれませんが、そうではありません。
それぞれの特徴を知って、まずは敷電気毛布が欲しいのか、掛電気毛布が欲しいのかを考えてみましょう。
敷電気毛布 | 掛電気毛布 | 敷掛電気毛布 | |
特徴 | 敷布団とシーツの間に敷き、下から体をあたためる | 掛け毛布として使用し、上から体をあたためる | 敷き・掛けどちらの使い方もできる |
メリット | おねしょ対策で防水加工されているものが多い ずれにくい | 体を包み込むので敷電気毛布に比べてあたたかい 軽くて柔らかい | 使用用途が幅広い |
デメリット | 掛電気毛布に比べると接地面が少なく、あたたかさに欠ける | あつくなり寝苦しくなることもある 寝相が悪いとずれやすい | サイズが大きいので敷毛布として使用すると布団から出る 高価 |
おすすめのタイプ | 子供・お年寄り それ程寒くない地域の方 寝相が悪い方 | 寒冷地の方 冷え症の方 | すべてのタイプの人 予算にゆとりがある人 |
設定した時間で自動的に電源が切れるタイマー機能がついていると、切り忘れが無く安心です。また、夜中にあつくなって寝苦しさを感じることもありません。電気代の節約にもなります。
タイマー機能がついていても、就寝時の温度コントロールまではしてもらえませんが、一度就寝してしまえば寒くて途中で目が覚めるということもそうないでしょう。
タイマー機能が付いた電気毛布はあまり種類が多くありませんが、うっかりして電源を切り忘れることが多い方や、小さなお子さんやお年寄りが使用する電気毛布にはタイマー機能つきの電気毛布が安心です。
電気毛布を無駄なく活用するためには、布団やベッドのサイズにぴったりあったものがおすすめです。こちらでは一般的な毛布のサイズの目安を一覧にまとめました。
小さめのものであれば、赤ちゃんの「布団のあたため用」としての活用や、大人のひざ掛けなどとしても活用できます。(一般的に、赤ちゃんへは電磁波の影響が気になるため電気毛布を使用しないという声が多いようですが、布団をあたためるために活用する方はいらっしゃるようです。)
サイズ | 使用用途 | |
ハーフサイズ | 140×100cm | シングルの1/2サイズ ひざ掛け・肩掛け 布団をあたためる |
シングルサイズ | 140×200cm | 一般的なシングルサイズ |
セミダブルサイズ | 160×200cm | ゆったり使える 寝がえりが多い人 子どもと一緒に寝る人 |
ダブルサイズ | 180×200cm | 2人用 200×200cmのクイーンサイズもあり |
人は就寝中にコップ1杯分、約200mlの汗をかくと言われています。衣類や肌着は毎日洗濯しますが、毛布を毎日洗濯する方はいらっしゃらないでしょう。
電気毛布は「あたたかさ」が持続するため、菌の繁殖も気になるところです。そこで、電気毛布を清潔に保つことができる、防菌・防臭・ダニ退治機能の有無をチェックしておきましょう。
防菌効果があることでカビ予防にもなりますし、防臭効果は嫌なにおいを防ぎます。ダニ退治機能は、30分以上50℃以上の温度を保つことでダニを退治することができる機能です。
なかなか洗濯できないものだからこそ、清潔に保つ機能が搭載された製品を選びたいですね。
電気毛布の素材によって、それぞれの特徴が異なります。一般的に電気毛布に多く使用される素材は、ポリエステルやアクリルです。価格が手ごろでダニの発生も比較的少ないため、これらの素材の電気毛布を活用されている方も多いのではないでしょうか?
肌触りにこだわる方は、綿やフランネルを選ぶと良いでしょう。ただし、ポリエステルやアクリル製の電気毛布と比較すると価格は高くなります。
扱いやすさや価格を重視するのか、肌触りを重視するのかで選ぶ素材が変わってきます。
冬の間は毎日、長時間使う電気毛布ですから、電気代も気になります。電気代は消費電力で確認することができます。また、公式サイトなどでは、1時間あたりの価格が表示されているものもあります。
人気商品の電気代をチェックすると、弱・強などの温度設定にもよりますが、1時間あたり約0.4~1.5円程度の電気代となるようです。
タイマー機能がついていない電気毛布だと、6~7時間程度使用することになります。製品そのものの価格だけではなく、できるだけ消費電力が抑えられた製品を選びたいですね。
電気毛布の大まかな価格を知っておくと、製品選びに役立ちます。こちらでは、大手通販3社の最安値価格帯、売れ筋価格帯、高級価格帯の3つの価格帯をまとめました。参考にしてみてください。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 | |
価格コム | ~2,000円 | 5,000円前後 | 10,000円~ |
楽天 | ~2,000円 | 3,000円前後 | 19,000円~ |
Amazon | ~2,000円 | 2,000円前後 | 19,000円~ |
1918年に創業した、国内シェアNo.1を誇る大手家電メーカーです。「毎日を、ちょっとクリエイティブに!」をモットーに、数多くの生活家電を取り扱っています。電気毛布はシングルだけでもM・Lサイズが揃っており種類も豊富です。
1989年、平成元年に設立された家電メーカー。「ふだんを見つめることで、次のくらしがみえてくる」と考え、電化製品による新しいライフスタイルの提案を行っています。電気毛布はキャラクターとのコラボ商品など、柄のバリエーションが豊富です。
1947年に機械工具商としてスタートし、生産財、住宅建材、家電機器の事業分野をコアとする総合商社です。「切拓く」精神をモットーに、常に新しいビジネスを開拓しています。電気毛布は肌触りのよい製品が人気です。
サイズ
素材
丸洗い
タイマー機能
毛布のタイプ
室温センサー
消費電力
防菌 防臭加工 ダニ退治
電磁波カット機能
頭寒足熱
電気毛布といえば、やはり敷毛布を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?体の下に敷くタイプなので、就寝中にあつくなり寝苦しくなることもなく、朝まで快適に熟睡することができます。
薄手で裏表どちらでも使えるタイプのものや、使用感が良いもの、タイマーが付いたものなどや、清潔に保てる機能の有無などをチェックして、好みの敷き電気毛布をみつけてください。
※商品説明の「電気代」は1時間あたりの電気代です。
素材:ポリエステル、アクリル
洗濯可能かどうか:○
タイマー機能の有無:×
毛布のタイプ:敷毛布
室温センサーの有無:〇
電気代:0.1~0.8円
サイズ:140×80cm
電磁波カット機能:×
頭寒足熱機能:○
ダニ退治機能付
Amazonのレビューは1,000件を超え、しかも評価は星5つ中4.3と高評価です。手ごろな価格でありながらあたたかく、冷え症でなかなか寝付けなかった人でもぐっすり眠れるようです。
タイマー機能はありませんが、リモコン部分が胸元にあるので電源の切り忘れがないという声や、市販のタイマーを活用して消し忘れ防止策をとっている方もいらっしゃるようです。
また、毛布自体が薄いので、裏返しても使用できて便利という声もありました。
欲を言えば電源コードがもう少し長ければ、という意見がありました。ちなみに電源コードは1.9m。コンセントの位置によっては、延長コードが必要とのことですが、コスパのよい電気毛布です。
素材:ポリエステル、アクリル
洗濯可能かどうか:○
タイマー機能の有無:○
毛布のタイプ:敷毛布
室温センサーの有無:〇
電気代:0.9円
サイズ:140×80cm
電磁波カット機能:×
頭寒足熱機能:○
ダニ退治機能・抗菌防臭加工
8時間で電源が自動オフになり、就寝中にあつくなりすぎることを防ぐ快眠タイマーと、室温の変化に対応して自動で温度を変えてくれる室温センサー、足元をぽかぽかにあたためてくれる頭寒足熱機能と、心地よく眠りに付くための機能が勢ぞろいしている電気毛布です。
また、清潔に保つための機能もバツグンで、本体丸洗いOK!抗菌防臭加工、ダニ退治機能も揃っています。さらに、快眠タイマー以外にも12時間自動電源オフ機能もあり。
2,000円前後の電気毛布と比較すると、倍ほどの価格となりやや高価に感じるかもしれませんが、それだけの寝心地、機能が揃っており、お値段以上の価値が感じられる電気毛布です。
素材:ポリエステル、アクリル
洗濯可能かどうか:○
タイマー機能の有無:×
毛布のタイプ:敷毛布
室温センサーの有無:○
電気代:1.1~1.3円
サイズ:140×80cm
電磁波カット機能:×
頭寒足熱機能:○
ダニ退治機能・抗菌防臭加工
国内大手メーカーということで、離れて暮らす家族や友人へのプレゼントとして選ぶ方も多い電気毛布です。ふわ~っとやさしいあたたかさが特徴で、朝までぐっすり眠ることができます。
温度設定は弱・1~6・強の8段階。お風呂に入っている間に「強」にしておけば、1時間ほどで布団をあたためることができます。その後は電源を切っても朝までぽかぽか。寒がりの方なら、就寝中は「弱」で使用してもいいですね。
胸元側にコントローラーが付いており操作が簡単。裏表どちらでも使えるので、コンセントとの位置関係に悩むことはありません。
薄いので保管時にかさばることも無く、買って良かったという声が多い電気毛布です。
素材:ポリエステル
洗濯可能かどうか:○
タイマー機能の有無:×
毛布のタイプ:敷毛布
室温センサーの有無:○
電気代:1.1~1.3円
サイズ:160×85cm
電磁波カット機能:×
頭寒足熱機能:○
ダニ退治機能
こちらも、一つ前に紹介したものと同じくパナソニックの製品です。これまで紹介してきた製品と比較すると、サイズが縦20cm、横5cm大きくなっており、長身用のロング布団を使用してる方におすすめです。
また、コントローラーが光るので、夜中や暗闇の中でも操作性が高いのが特徴です。
薄手でやわらかく、肌触りが良いと評判です。ただし、薄さゆえに寝相が悪いとシーツの下でよれやすいのが難点という声もありました。
掛毛布としても敷毛布としても使える、おすすめの掛敷電気毛布4選を紹介します。寒冷地にお住まいの方、寒がり・冷え性の方におすすめです。また、横を向いて眠る癖がある方は、敷電気毛布だと体の側面の少ない面積しかあたためられないので、体を覆うことができる掛敷電気毛布がおすすめです。
素材の違いやタイマーの有無、デザイン性など特徴の異なるものをピックアップしましたので、違いを確認しながらチェックしてみてくださいね。
素材:ポリエステル
洗濯可能かどうか:○
タイマー機能の有無:×
毛布のタイプ:掛敷毛布
室温センサーの有無:〇
電気代:0.4~1.5円
サイズ:188×130cm
電磁波カット機能:×
頭寒足熱機能:×
ダニ退治機能
素材はポリエステルですが、表面はソフトフランネル、裏面はプードルタッチでふわふわもこもこ。肌触りが良く、電気を切ってもあたたかいのが特徴です。
やわらかな感触でありながら程よい重量感があるため、しっかりとした毛布に電気毛布機能がプラスされたような感じだ、という声も。
「これを使いはじめてから暖房をつけなくなった」「朝は2℃程度しかない暖房のない部屋でも快適」と高評価です。「星10個つけたいぐらい」という方もいらっしゃいました。
コードの長さも充分にあり、丸洗い可能、男性でも安心できる188cmと機能面もバツグンです。購入者がみんな「買って良かった」と、口をそろえる掛け電気毛布です。
素材:ポリエステル、アクリル
洗濯可能かどうか:○
タイマー機能の有無:×
毛布のタイプ:掛敷毛布
室温センサーの有無:〇
電気代:1.5円
サイズ:180×130cm
電磁波カット機能:○
頭寒足熱機能:○
ダニ退治機能・抗菌防臭加工
ヒートワイヤー内の発熱線の電流の向きを変えることで相互の電磁波を打ち消し合い、電磁波を約90%カットしています。お子さんがいるご家庭や、電磁波の体への影響が気になる方におすすめです。
使用開始直後から比較的スムーズにあたたかくなり、使用感もGOOD!毛布はもこもこふわふわとはいきませんが、保管時のことを考えるとこの程度の薄さの方が扱いやすいのでは?という声がありました。
本体丸洗い可能やダニ退治機能、抗菌・防臭加工付きなのでお手入れも簡単。掛敷電気毛布の中では、比較的低価格なのもうれしいですね。
素材:毛羽部分綿100%
洗濯可能かどうか:○
タイマー機能の有無:○
毛布のタイプ:掛敷毛布
室温センサーの有無:×
電気代:1.35円
サイズ:188×130cm
電磁波カット機能:×
頭寒足熱機能:○
ダニ退治機能
毛羽部分は綿100%なので、肌が弱くポリエステルやアクリルなどの化繊素材が苦手な方におすすめです。サイズも大きめなので、ダブルベッドに使っているという方もいらっしゃいます。
最大のメリットは、タイマー機能の優秀さ!寝る前につけておくと、布団をあたためる→夜中は自動的に切れる→明け方またあたためるというすぐれものです。このタイマー機能を絶賛する声も多く聞かれました。
東北地方に転勤になった方は、この電気毛布を使うまではエアコンなしでは眠れなかったのに、電気毛布を使いはじめてエアコンなしでも眠れるようになったとのことです。
繊維が抜けやすいという声もありますが、肌に優しくあたたかい、タイマー機能も優秀な掛敷電気毛布です。
素材:ポリエステル
洗濯可能かどうか:○
タイマー機能の有無:×
毛布のタイプ:掛敷毛布
室温センサーの有無:○
電気代:0.5~1.5円
サイズ:188×130cm
電磁波カット機能:×
頭寒足熱機能:×
ダニ退治機能
電気毛布といえばベージュやブラウンでちょっと地味。そんなイメージを覆すのが、こちらの電気毛布です。白地にパステルカラーのパープル・ピンク・ブルー・ミントグリーンのボーダーが入ったやさしい色調。女性らしいインテリアともマッチします。
ふわふわ生地で肌触りが心地よく、あたたかさもバツグン。温度が細かく設定できるので、寒い冬でもこれがあれば、朝までぐっすり眠ることができます。
ただ一つ残念なのが、白い毛玉がパジャマにつきやすいこと。コロコロをかければ少しはましになるとのことです。また、「毛玉が気にならないくらい気に入っている」という声もありました。
あります。詳細はそれぞれの説明書を確認していただくこととして、こちらでは正しい使い方を簡単に説明します。
電気毛布の正しい使い方は、就寝30分ほど前に電源を入れて布団をあたためておき、布団に入るときに電源を切るという使い方です。布団が適度にあたたまっており、心地よく入眠することができます。
電気毛布を切ると寒くて眠れないという方は、タイマー機能付きのものを選び、寝入ったころにタイマーが切れるようにセットしておきましょう。タイマー機能があれば、一晩中電気毛布をつけることによる脱水症状や、体温調節を司る自律神経への影響、電気代などの不安が解消されます。
また、掛電気毛布を敷いて使用するとモーターの故障の原因となります。掛・敷どちらにも活用したい場合は、敷掛両用の電気毛布を選びましょう。
体に触れるものなので、電磁波の影響が気になるかたもいらっしゃると思います。実際に電気毛布から電磁波は出ているのですが、体への影響があるという証明はされていないようです。
実は電気毛布に限らず家電製品からは電磁波が出ており、冷蔵庫やエアコンなどは電気毛布よりも多くの電磁波が出ています。体に危険を及ぼすほどの電磁波が出ているのであれば、製品として発売されることはないので、体への影響の心配はないと考えられるでしょう。
ただし、妊娠中の方、ペースメーカーを入れておられる方は、電気毛布の使用を避けられる方もいらっしゃるようです。また、電磁波への不安が強い方も使用を控えられた方が良いでしょう。
あります。最近では、電磁波カットの電気毛布も販売されています。今回おすすめした商品の中にも、電磁波カットがされているものがありますので、商品紹介欄の比較項目をご確認ください。
頭寒足熱機能が付いた電気毛布がおすすめです。頭寒足熱とは、古来から伝わる健康法の一種です。頭を冷やし、足元をあたためることで、睡眠の質がよくなり健康にも良いと言われています。
頭寒足熱機能がついた電気毛布は、冷えやすい足元のヒーター回線の密度を高めることで、足元をしっかりあたためることができます。
伺ったお話を元に、編集部おすすめの電気毛布8選と、賢い電気毛布の選び方を紹介しました。今回は敷電気毛布と掛敷電気毛布の2種類を紹介しましたが、どちらの毛布が気になりましたか?
掛敷電気毛布は敷電気毛布と比較するとやや高価になりますが、ひざ掛けや肩から掛けたりくるまったりして使用できるなど使用用途が広く、暖房器具が不要になる分電気代の節約にもなります。もしどちらにしようかと迷っているのなら、掛敷電気毛布がおすすめです。
また、多くの方の口コミによる、タイマー機能は必須とのこと。もし気に入った電気毛布にタイマー機能がないのなら、市販のタイマーを併用するなどして対応してみてくださいね。
あなたの生活をより豊かに心地よくする電気毛布が選べますように。