ウォッカのおすすめ17選!好みの味わいと飲み方で選ぼう

ウォッカのおすすめ銘柄とおいしい飲み方を、行きつけのオーセンティックバーでオーナーに教えてもらいました。初心者がウォッカを楽しむためのアドバイスのほか、いつもの...

ウォッカのおすすめ銘柄とおいしい飲み方を、行きつけのオーセンティックバーでオーナーに教えてもらいました。初心者がウォッカを楽しむためのアドバイスのほか、いつもの家飲みをもっと充実させたいという方や、そろそろ大人のお酒もオーダーしてしてみたいという方、ビールや酎ハイに飽きたという方に、ぜひ読んでいただきたい情報が満載です。スピリッツ(蒸留酒)に精通したプロのバーテンダーがおすすめする17選の中から、好みにピッタリの銘柄を見つけてください。

ママアイテム編集部

ウォッカのおすすめな選び方

バリエーション豊富なパッケージデザインばかりが気になってしまう洋酒ですが、まずはウォッカをよりおいしく楽しむための選び方を知っておきましょう。

1.ウォッカは大きく分けて2種類!好みの味を選ぼう

ラム酒・ジン・テキーラと並んで「世界の4大スピリッツ(Spirits)」のひとつに数えられるウォッカ(vodka)は、日本の酒税法上2つのタイプに分類することができます。

・ピュアウォッカ……無色透明で無味無臭のスタンダードなウォッカです。おもな原材料は大麦・小麦などの穀類で、蒸留したのち白樺の灰でろ過するのが特徴。近年はより言語に近い「ヴォトカ・ウォトカ」と称されることも多くなりました。

・フレーバードウォッカ……ピュアウォッカにハーブやフルーツの香味を添加したものです。ウォッカはクセや香りのない蒸留酒でフルーツとの相性も良いため、その特性を生かして生産されるようになりました。

ロシアのようにウォッカをストレートで飲むことの少ないポーランドを発祥とするものが多く、より香りの立つソーダ割りなどで楽しまれています。

香料を添加したフレーバードウォッカは、日本では「混成酒」に分類されるため違うアルコール飲料のような印象を受けますが、外国ではどちらも同じスピリッツです。

2.酔いすぎ注意!アルコール度数を確認しよう

ウォッカをはじめとする「蒸留酒」は、穀物や果実を発酵させた「醸造酒」を熱してアルコールを飛ばし、飛んだアルコール分だけを冷やし集めて作ります。これを何度も繰り返すことで、アルコール純度と濃度を極限まで高めたお酒がウォッカです。

醸造酒蒸留酒混成酒・再製酒
製造方法による日本国内での分類日本酒・ワイン・ビール・マッコリウイスキー・ウォッカ・ラム・ジン・焼酎・テキーラ・泡盛シェリー酒・ベルモット・みりん・リキュール類
製造方法とポイント原料に含まれる糖を酵母で発酵させる。発酵させたものを蒸留する。ブランドで蒸留回数が異なる。醸造酒・蒸留酒に香料や糖分を添加したもの。

自然発酵で醸される醸造酒の度数が5~15パーセントなのに対し、蒸留酒は40~90パーセント以上と高いのが特徴で、市販されているウォッカの多くは40パーセントです。

最も度数の高いウォッカはポーランド産の「スピリタス」で99パーセント。次いで日本産の「ドーバー スピリッツ88」が名前のとおり88パーセントで第2位です。

ウォッカを日常的にストレートで飲むロシア人に比べ、日本人の多くは「ALDH2(アルデヒド脱水素)酵素」という分解酵素が少ないことが知られています。

逆にお酒に強いタイプでは飲酒量が増えて肝機能障害や依存症になるリスクも高まることが指摘されており、本場ロシアでも社会的な問題になっています。アルコール度数を確認し、飲み過ぎには注意しましょう。

醸造酒蒸留酒混成酒・再製酒
製造方法による日本国内での分類日本酒・ワイン・ビール・マッコリウイスキー・ウォッカ・ラム・ジン・焼酎・テキーラ・泡盛シェリー酒・ベルモット・みりん・リキュール類
製造方法とポイント原料に含まれる糖を酵母で発酵させる。発酵させたものを蒸留する。ブランドで蒸留回数が異なる。醸造酒・蒸留酒に香料や糖分を添加したもの。

3.飲み方に合わせてウォッカを選ぼう

お酒の飲み方は自由ですがいくつかの定番スタイルもあり、それぞれに違ったテイストが楽しめます。

上質のウォッカをダイレクトに味わいたい時や、アルコールを薄めてゆっくりフレーバーを楽しむ飲み方など、TPOに合わせて使い分けてみてください。

強いお酒を原液に近い状態で飲む場合は、アルコールで味覚が麻痺するのを防ぐために水や低アルコール飲料を併せるのが一般的で、それらを総称して「チェイサー」といいます。

・ストレート……タンブラーにお酒を注ぎ、そのまま飲む方法です。お酒本来のシンプルな味と香りが感じられます。

・オンザロック……大きめの氷が入ったロックグラスやタンブラーに度数20パーセント以上お酒を注ぎ、氷が解けるに従って変わる風味を楽しむ方法です。

・ソーダ割り……ソーダ割りは日本では「ハイボール」とも呼ばれる飲み方で、ライムを添えれば「ウォッカ・リッキー」という名のカクテルです。適度な刺激とはじける泡で、お酒の新鮮な香りと味わいが楽しめます。

・カクテル……ウォッカにフルーツジュースやトニックウォーターなどの「割りもの」を混ぜたり、他のアルコール飲料と合わせる飲み方です。「ステア」「シェイク」など、技法によって味わいが変わります。

・水割り(お湯割り)……お酒の度数を下げたり、アロマを楽しむ飲み方です。日本ではウイスキーの飲み方として一般的ですが、外国ではそれほど親しまれていません。

4.安い価格帯って?価格相場と買うべき値段をチェック

続いて、ウォッカの価格相場を見てみましょう。表記のないものはアルコール度数40パーセントです。

醸造酒蒸留酒混成酒・再製酒
製造方法による日本国内での分類日本酒・ワイン・ビール・マッコリウイスキー・ウォッカ・ラム・ジン・焼酎・テキーラ・泡盛シェリー酒・ベルモット・みりん・リキュール類
製造方法とポイント原料に含まれる糖を酵母で発酵させる。発酵させたものを蒸留する。ブランドで蒸留回数が異なる。醸造酒・蒸留酒に香料や糖分を添加したもの。

*奥飛騨酒造…旧高木酒造

国産ウォッカの製造販売が始まったのは、第2次世界大戦後のことです。現在はゲームメーカーとして有名な「株式会社ダイトー」が、創業当時に日本で初めてウォッカの販売を始めました。

「ウヰルキンソン・ウオッカ」は、ウイスキー作りにこだわり続け、2001年にアサヒグループの子会社となった「ニッカウヰスキー」の蒸留技術が生かされたウォッカです。軽く滑らかな口当たりと、スッキリした後味で人気を集めています。

国産ブランドの高級品・奥飛騨酒造が製造する「奥飛騨ウォッカ」は、戦後間もない昭和20年代にロシアから製造法を学んで製造スタート。

小泉元首相がウォッカの発祥地であるロシアを訪問した際、プーチン大統領にお土産として秘蔵の1本を持って行ったというエピソードをもつブランドです。

サントリーからはアルコール度数40パーセントと50パーセントの2タイプが発売されています。

ウォッカのおすすめブランド4つ

次にご紹介するのは、世界的に知られるウォッカの定番ブランドです。いずれも高品質な人気ブランドで、ボトルデザインや飲み口にそれぞれ個性があります。

1.SKYY vodka(スカイウォッカ)

米・サンフランシスコに拠点を置くスカイスピリッツLLCのブランド「スカイウォッカ」は、1992年の創業当初から製造されている口当たりの良いプレミアムウォッカ。

印象的なコバルトブルーの瓶は、カリフォルニアの青空がモチーフです。

2.Smirnoff(スミノフ)

ウォッカの代名詞ともえいる赤いラベルの「スミノフ」は、世界ナンバーワンの販売量を誇るロシア発祥の正統派プレミアムウォッカ。伝統的な製法でろ過を繰り返したクリアな味わいが特徴で、カクテルベースとしても優秀です。

3.GREY GOOSE(グレイグース)

世界初のフランス産ウォッカとして有名なスーパープレミアムウォッカ「グレイグース」は、芸術品のようにアーティスティックなボトルデザインが魅力的。原材料の小麦にこだわり、最小限のろ過によって素材の味わいを生かしています。

4.Absolut Vodka(アブソルート)

試薬品の瓶を模したシルバーキャップのボトルがおしゃれな「アブソルート」は、長い歴史に洗練された滑らかで芳醇な風味が持ち味。ドライフルーツのような香味とも評されます。ボトルデザインやフレーバーの展開が豊富な点も人気の理由です。

今回の商品の選定ポイント

今回おすすめするウォッカの選定ポイントは、次の3点です。
  • アルコール度数
  • 原産国
  • おすすめの飲み方

今、編集部がおすすめするウォッカはコレ!

世界的な知名度や人気、飲みやすさなどから今もっともおすすめしたいウォッカはこちらです。

スカイウォッカ

  • アルコール度数:40°
  • 原産国:イタリア・アメリカ
  • おすすめの飲み方:ストレート・ソーダ割りなど

アメリカングレーン100パーセントの手頃なウォッカ

ブランドとしての歴史は浅いものの、発祥地のアメリカをはじめ世界中で人気の高いスカイウォッカは、ストレートはもちろんカクテルベースやソーダ割りで飲みたい銘柄。4度の蒸留と3度のろ過によって生み出されたクリアで滑らかな味わいで、バリエーションも豊富。コバルトブルーのボトルに白いロゴがファッショナブルです。定番のピュアな「スカイ80ウォッカ」のほか、007のジェームスボンドがオーダーすることで有名な「ウォッカ マティーニ」のために開発されたという、アルコール度数45パーセントの「スカイ90ウォッカ」があります。レシピのシンプルさやキレのある味わいから「カクテルの王様」とも称されるマティーニは、材料の持ち味やバーテンダーの底力が試される特別なカクテル。ジンの代わりにウォッカを使ったのが「ウォッカ マティーニ」です。「インフュージョンズ シトラス」「インフュージョンズ ラズベリー」など、爽やかな柑橘や甘いフルーツの香りがプラスされたタイプは女性にも人気です。アルコール度数は37パーセントとやや低めで、ソーダ割りにおすすめです。

初心者におすすめのウォッカ4選

ウォッカは初めてという方でも飲みやすい、おすすめのフレーバードウォッカ4選です。スッキリとした飲み口と爽やかな香りをライトな感覚で楽しんでみてください。

1.アブソルート「シトロン」

  • アルコール度数:40°
  • 原産国:スウェーデン
  • おすすめの飲み方:ロック・ソーダ割りなど

飲みやすい柑橘系フレーバードウォッカ

フレーバーのバリエーションも豊富なスウェーデン発祥の人気ブランド「アブソルート」のシリーズで、1988年(昭和63年)発売の柑橘系フレーバードウォッカ。黄色いロゴが目印です。ヨーロッパ屈指の名水郷として知られる南スウェーデン・オフスに蒸留所を構えるアブソルートは、原料の選定から製品の出荷まで一貫して手掛ける一元管理システムで、世界ナンバーワンブランドの品質を維持しています。でんぷんを多く含むことからウォッカに最適といわれる冬小麦と豊かな天然水を原料として、独自の連続式蒸留器を使った製法で生産されるウォッカは、雑味がなくスムーズな風味。フレーバードウォッカは好みによって評価が分かれることがありますが、シトロンは総じて口コミも良く、クランベリージュースを使ったピンク色が可愛いスタンダードなカクテル「コスモポリタン」のベースとしてもよく知られています。

2.スカイ「インフュージョンズラズベリー」

  • アルコール度数:37°
  • 原産国:アメリカ・イタリア
  • おすすめの飲み方:ソーダ割り

甘くフルーティーな香りで女性にもおすすめ

スカイウォッカから2008年(平成20年)にデビューした5種類のフレーバードウォッカのひとつで、ラズベリーのフルーティーでフローラルな香りが魅力です。独自の温度管理によってウォッカに熟したフルーツを漬け込み、香りを移したものをろ過しています。ほのかで繊細な香りは、まさに洗練されたウォッカならではの持ち味であり楽しみと言えるでしょう。人工的な香料とは一味違うフルーツ由来のみずみずしいフレーバーは、リアルなフルーツを思わせる甘くロマンティックな香り。フルーツが好きな方や、日ごろあまりお酒を飲まないという女性にも喜ばれるでしょう。

3.ストリチナヤ「オレンジ37.5°」

  • アルコール度数:38°
  • 原産国:ラトビア
  • おすすめの飲み方:ソーダ割り

ほのかに残る爽やかなオレンジの香り

ロシア発祥のウォッカ「ストリチナヤ(Stoli)」の豊富なバリエーションのひとつで、柔らかなオレンジ風味を添加した定番のフレーバードウォッカ。シルキーでややスモーキーなストリチナヤの飲み口にほんのり甘いオレンジの後味が残る、誰にも親しみやすいテイストです。銘柄の「ストリチナヤ」とはロシア語の「首都の~」という意味で、1901年(明治34年)にロシアの首都モスクワで生産が始まったことに由来します。現在は北ヨーロッパのラトビアに工場で生産されていますが、製造者はロシア連邦国営会社のソユーズプロドインポルトで、ロシアの原料と伝統の製法にこだわっています。

4.ギルビー「ギルビーウォッカ」

  • アルコール度数:37.5°・45°
  • 原産国:大韓民国・フィリピン
  • おすすめの飲み方:ストレート・ソーダ割りなど

2回の蒸留で軽いタッチのシンプルなウォッカ

高品質な連続式蒸留機で2度蒸留したのち、白樺活性炭を使った製法で丹念にろ過されて完成するギルビーウォッカは、柔らかで軽い口当たりが特徴。アルコール本来のコクやほのかな甘味も感じられるウォッカで、価格も手ごろなので初心者の方でも気軽に試せる点も魅力です。おすすめの飲み方はストレートのほか、どんなリキュールやソフトドリンクにもよく合うのでカクテルのベースにピッタリ。蒸留過程の水分量でアルコール度数が異なり、37.5パーセントと45パーセントの2タイプがあります。

ストレートで飲むのにおすすめウォッカ3選

冷凍庫でキンキンに冷やしたウォッカをストレートで飲みたい時におすすめの、プレミアムウォッカ3選です。

1.ベルヴェデール「ベルヴェデールウォッカ」

  • アルコール度数:40°
  • 原産国:ポーランド
  • おすすめの飲み方:ストレート・ロック

セレブご用達のラグジュアリーで贅沢なウォッカ

007シリーズとのコラボで一躍話題になった「ベルヴェデール」は、1996年(平成8年)に誕生したばかりのポーランド生まれの贅沢なウォッカ。ワルシャワの地で収穫される最高品質のダンゴウスキー・ゴールド ライ麦と、掘り抜き井戸から湧き上がる水を精製して作った超軟水を使って仕立てられています。ラグジュアリー・ウォッカとも表現されるリッチで滑らかな口当たりが世界中のセレブたちに愛され、広く世界中に知られるようになりました。かつてポーランドの首都・ワルシャワにあった王族の宮殿で、現在は大統領官邸になっているベルヴェデーレ宮殿にちなんで名づけられたウォッカは、イタリア語で「美しい眺め」という意味です。4回の蒸留と33回におよぶ品質検査を経て生み出される感動の味わいは、ほのかなバニラの香りとクリーム香に加え、スパイシーな風味が特徴。従来のプレミアムウォッカとは明らかに一線を画す至高のスピリッツを、まずはストレートでじっくり味わってみてください。

2.グレイグース「グレイグースウォッカ」

  • アルコール度数:40°
  • 原産国:フランス
  • おすすめの飲み方:ストレート・ロック

フランス産の最上級・スーパープレミアムウォッカ

ハイエンド(高級層)のバー市場をターゲットに、ラグジュアリーでリッチな世界観をコンセプトに開発されたフランス生まれのスーパープレミアムウォッカ。パッケージデザインの美しさも目を惹きます。通常のウォッカが「研ぎ」にこだわって何度も蒸留とろ過を繰り返すのに対し、グレイグースは原材料の持ち味を引き出す製法を採用し、ろ過を最小限に留めているのが大きな特徴です。原材料の選出から生産地、製法にいたるまで最高級にこだわったブランドの集大成は、1回の製造による生産量が少ない「スモールバッチ」。原料には厳選された冬小麦と、コニャック・シャンパーニュ地方の石灰岩から湧き出すナチュラル スプリング ウオーターを使用し、高度な専門知識を持った製造責任者「セラーマスター」によって製造の全工程が厳重管理されています。その高品質は1997年の発売と同時に高く評価され、アメリカを中心に大ブレイク。その成長率には衰える気配がなく、数多くのテイスティングコンテストでダントツの1位に輝くなど、世界売上ナンバーワンの呼び名も高い逸品です。そんなグレイグースが提唱する「ミクソロジスト(Mixologist)」は、お酒本来の特質である薬効や滋養に着目した古くて新しいウォッカのスタイル。野菜やハーブを組み合わせたオリジナルカクテルを作るバーテンダーを意味します。

3.アブソルート「アブソルート ELYX(エリクス)」

  • アルコール度数:42.3°
  • 原産国:スウェーデン
  • おすすめの飲み方:ストレート・ロック

プレミアムを極めたシルキーで上品なウォッカ

「比類なき贅沢品質」という名をもつアブソルートエリクスは、南スウェーデンのごく限られた範囲で原料の栽培から製造、瓶詰加工まで一元管理のもとに生産されているラグジュアリーウォッカ。400年以上の歴史を誇る一軒の小麦農家が丹精込めて育てた冬小麦だけを原料に、熟練の職人による手作業で生み出された究極のスピリッツです。安心・安全はもちろん、酒造りに対するスウェーデンの誇りを感じられる最高品質のスピリッツとして世界中のファンに支持されています。特徴は、コンピューター制御で大量生産されるウォッカとは比較できないこだわりの製法で、伝統の銅製スチルを使って蒸留されたまろやかな味わい。氷点下で冷やせばトロリとしたウォッカならではの口当たりが楽しめます。

スーパー・コンビニで買えるウォッカのおすすめ2選

お酒特有の匂いがしないことから、ジンと並んで日本でも人気の高いウォッカは、今や酒屋さんだけでなく、病院店舗以外のコンビニやスーパーなどでも簡単に手に入れることができます。近ごろのアルコールコーナーでは、ウォッカをベースとしたカクテル飲料のバリエーションも広がって、ますます選ぶ楽しみが増えました。お酒に慣れていない方や女性にも飲みやすく、ビールのように気軽に手に取れるおすすめのウォッカをお買い物リストに加えてみませんか?

1.スミノフ「スミノフウォッカ」

  • アルコール度数:40°・50°
  • 原産国:大韓民国
  • おすすめの飲み方:ソーダ割り

普及価格の手軽さと、いつでも手に入る便利さが魅力

19世紀初頭から時代と国境を越えて愛されているスミノフは、世界90カ国以上で愛されている定番ウォッカ。一説には、有名なスタンダードカクテル「モスコミュール」は、スミノフの販売促進用に作られた1940年代のレシピとも伝えられています。長い歴史の中で何度も買収されているスミノフは、1997年(平成9年)にはメトロポリタン社とギネス社が合併して生まれた酒造メーカー「ディアジオ社(Diageo plc)」のブランドになりました。日本ではアサヒから発売されるようになりましたが、2009年からはキリンビールが販売権を持っています。スーパーやコンビニではスミノフの青ラベルと赤ラベルが並んでいるのをよく見かけますが、違いはアルコール度数。ブルーの方は50パーセントで赤いラベルは40パーセントになっています。キリンからは黒いラベルのスモールバッチ「スミノフブラック」も販売されており、そちらはアルコール度数40パーセントのイギリス製です。サイズは定番の750mlのほか、飲みたい分だけ冷凍庫で冷やせて持ち運びにも便利な200mlも人気です。

2.スミノフ「スミノフアイス」

  • アルコール度数:5~8パーセント
  • 原産国:大韓民国
  • おすすめの飲み方:ストレート

5つのフレーバーと飲みやすいRTDの275mlサイズ

定番のレモンテイストを筆頭に、グレープ・青りんご・ライムなど個性豊かな5つのバリエーションが楽しい低アルコール飲料。ほんのり色づいたビジュアルも、パーティーを盛り上げてくれそうです。無果汁・微炭酸で、ウォッカベースながらアルコール分はビールと同じ5パーセント。生のウォッカではないため冷凍保存はできません。冷蔵庫でキンキンに冷やして楽しんでください。新発売の「ライムスプラッシュ」は、甘さ控えめで後味もすっきり。アルコール分も飲み応えのある8パーセントなので、甘いカクテルが苦手な男性にもおすすめです。スポーティーでスタイリッシュなボトルは、アルミキャップを捻ればすぐ飲めるRTD(Ready To Drink)タイプ。容量275ml入りは飲み切るのに丁度良いサイズです。プロのバーテンダーによれば、缶ビールや缶チューハイはグラスに注いで飲むことを前提に炭酸が充填されているため、そのまま飲むとソーダ感が強すぎてメーカーが想定する本来の味を再現できないのだとか。その点、スミノフアイスはボトルの形状やコピーから「そのまま飲める」のがウリなので、戸外でもおいしく飲むことができます。グラスに注ぐと炭酸が弱く、甘味が強く感じられるので、自宅でリラックスして飲みたい時は、スタンダードウォッカやソーダをプラスして自由にカスタマイズするのもおすすめ。いろいろ試して楽しんでみてください。

ロシア産のウォッカのおすすめ2選

ウォッカといえば、やっぱり本場ロシア産でしょ!という方にご紹介したいおすすめの商品2選です。

1.ストロワヤ「ストロワヤウォッカ」

  • アルコール度数:40°
  • 原産国:ロシア
  • おすすめの飲み方:ストレート

伝統製法と最新技術の融合で再復活した歴史的な銘柄

ロシア語で「食卓の~」という意味を持つストロワヤは、19世紀末に製造が開始された古い歴史を持つブランドで、豪華な食卓に相応しい高品質なウォッカというコンセプトで名付けられました。ロシア革命で姿を消したのち、1930年(昭和5年)に市場へと復活したストロワヤは、アルコール度数50パーセントのウォッカでした。1970年には「全ソ貿易公団」の商標登録によって世界中に普及しましたが、1992年の旧ソ連崩壊以降は法的保護から外され、2001年までは合法的に生産されていません。全ソ貿易公団サユーズプロドインポルトによって再び商標登録されたストロワヤは、ボトルパッケージを一新。最新技術による品質向上で飲みやすい40パーセントのウォッカに生まれ変わりました。気になる製法ですが、ライ麦と小麦を原料とする最高級エチルアルコールに天然水を合わせたスピリッツを、石英砂と白樺活性炭で数回ろ過しています。さらに、オーツ麦の浸酒と砂糖シロップを添加することで、ウォッカ独特のクリアなボディに甘味と風味を加えている点が特徴的です。

2.スタルカ「スタルカウォッカ」

  • アルコール度数:43°
  • 原産国:ロシア
  • おすすめの飲み方:ストレート

ロシアンウォッカをベースとした琥珀色のスピリッツ

ロシア原産のウォッカをベースに、梨の葉とリンゴの浸酒をはじめ、ポートワインやブランデーなどをブレンドした香りの高いフレーバードウォッカ。複雑な香りと味わいで大変おいしく飲めるので、アルコールが苦手な方やウォッカは初めてという方にもぜひ味わっていただきたい、おすすめ商品です。ロシア語の「古い」を意味する「スタラーヤ」が名前の由来で、旧ソ連時代には日本国内でも「オールドウォッカ」の名前で親しまれていました。1991年(平成3年)のソ連崩壊後、10年ほど日本での販売が休止されていた期間があることから、2009年に復活したスタルカは「オールドウォッカ スタルカ」と呼ばれています。ウォッカ独特のキレにブランデーのコクと香りが加わったスピリッツは、カクテルのベースとしても重用されていますが、まずはトロみが出るまでよく冷凍庫で冷やし、ストレートでじっくり味わいたい銘柄です。ロシア料理をはじめとする洋食にもよくマッチするほか、ブランデーの香りと相性の良いチョコレートと一緒にディジェスティフ(食後酒)として楽しむのもおすすめです。

【番外編!】ウォッカのおすすめの飲み方5選【カクテル】

スッキリとしたウォッカの持ち味が堪能できる、スタンダードカクテル5選です。基本レシピとともに、おいしく作るポイントもご紹介します。

1.ウォッカトニック

  • 味:辛口
  • 度数:強め

トニックで好みのテイストに

氷の入ったグラスにウォッカ 45ml、トニックウォーター適量を注ぎ、ライムやレモンのスライスを添えます。ジンベースで人気のジントニックよりもキレのある飲み口で、喉の渇きを潤したい時にピッタリの清涼感です。ベースをラムにしたものを「ラムトニック」、テキーラに替えると「テキーラトニック」といいます味を決めるポイントはトニックウォーター。「シュウェップス」は炭酸が強めでパンチがあり、「カナダドライ」を使えば飲みやすい甘口に仕上がります。ドライに味わうなら苦みの強い「ウィルキンソン」という具合に使い分けます。シュウェップスが手に入らない時は、炭酸水をプラスしてパンチを付けましょう。さらにほろ苦いのど越しを楽しむなら、キニーネ抽出物を使用した本物のトニックウォーター「フィーバーツリー」がおすすめです。世界の有名レストランでも多く使われている人気商品で、人工甘味料・香料・保存料無添加で、そのまま飲んでもおいしい本格派。近年はネットでも手に入れることができますのでぜひ一度試してみてください。

2.スクリュードライバー

  • 味:フルーティーな甘口
  • 度数:ふつう

イメージほど強くない

氷の入ったタンブラーにウォッカ45mlを注ぎ、105mlのオレンジジュースで満たして軽くステアします。アメリカ人作業員がカクテルを混ぜるのに工具のドライバーを使ったことが名前の由来とされる中東生まれのカクテル。オリジナルはウォッカ45mlに対してオレンジジュース15mlの辛口なレシピでした。オレンジの爽やかな甘みと酸味がウォッカで引き締まるため飲みやすい口当たりで、ジンベースの「オレンジブロッサム」やカンパリベースの「カンパリオレンジ」など、リキュールをオレンジジュースで割るレシピの原型になっています。

3.ソルティドッグ

  • 味:中甘辛口
  • 度数:ふつう

塩が決め手

潮風を浴びながら汗まみれで作業するイギリス海軍の甲板員「ソルティドッグ(塩辛い野郎)」が、カクテルの名前の由来です。タンブラーの縁に付いた「スノースタイル」と呼ばれる塩が特徴で、舐めながら飲むのが一般的ですが、家飲みの時はあらかじめ塩ひとつまみで調味しても良いでしょう。ウォッカのほのかな苦みとグレープフルーツの酸味に塩の甘味がよく合って、つい飲み過ぎてしまうカクテルです。塩抜きのソルティドッグには色々な呼び方がありますが、日本では「ブルドッグ」が通りやすいようです。スノースタイルにするにはタンブラーの縁をレモンジュースで湿らせ、塩の入った容器に被せて付着させます。きれいなスノースタイルにするには岩塩を水に溶いて加熱し、サラサラに再結晶化させます。そこに氷を入れ、ウォッカ 40mlとグレープフルーツジュース 適量を注いでステアすれば出来上がり。1940年代のオリジナルのレシピはジンベースで、塩をひとつまみ加えてシェイクしたものでしたが、カクテル大国アメリカで現在のスタイルになりました。ジンベースのソルティドッグは「オールドスタイル」と呼ばれます。

4.ウォッカマティーニ

  • 味:辛口
  • 度数・強め

ジェームスボンドのお気に入り

ウォッカ 50mlとドライベルモット10mlを合わせてステアし、レモンピールのオイルを振りかけてオリーブを沈めます。マティーニにはオリーブの実がよく合うので、別皿でつまみながら飲むのもおすすめです。先述した007のジェームスボンド氏は、ウォッカマティーニをシェイクで飲むのがお気に入り。シェイクしたカクテルは細かい気泡を含んでいるため白く軽い口当たりに仕上がり、より冷たさを感じます。ウォッカをシェイクしたら冷たすぎて味が分からないだろうとの批判もありますが、決まったスタイルに囚われず気分のままにお酒を楽しむ姿勢は、さすがイギリス秘密情報部の工作員と言うべきカッコ良さ。ぜひとも見習いたいものです。

5.ブラッディ・メアリー

  • 味:中甘辛口
  • 度数:弱め

名前は怖いけどヘルシーなカクテル

氷を入れたタンブラーにウォッカ 45mlとトマトジュース100ml、レモンジュース5mlを加えてよくステアします。塩・胡椒・ウスターソースなどで味を調えます。「血まみれマリー」という恐ろしい名前のカクテルは、16世紀のイングランド王国でキリスト教プロテスタントを迫害したカトリック信者の女王メアリー1世にちなんだもので、「ブラッディ・マリー」とも呼ばれます。ドロッとした口当たりにトマトの香りとスパイスの風味。禁酒法時代のアメリカでは「トマトジュース」として地下酒場で愛飲されていました。スパイスは好みで何をプラスしてもOKです。トマトジュースを使った同様のカクテルでは、ジンがベースになった「ブラッディ・サム」、テキーラベースは「ストローハット」などがよく知られています。ビールで割った「レッドアイ」などもポピュラーで、ウォッカを抜くと「ヴァージン・メアリー」と呼ばれるカクテルになります。

ウォッカを購入時の気になる疑問・質問

ウォッカに関する疑問や質問をまとめてみました。購入の際にはぜひ参考にしてください。

Q1:ウォッカに高級なものもあるの?

ビールや清酒と同じように、高級素材を厳選した「プレミアム ウォッカ」、製法にこだわった「スーパー プレミアム ウォッカ」、世界のセレブに大人気の「ラグジュアリー ウォッカ」など、色々な称号を冠したウォッカが増えています。「プレミアム」に定義があるわけではありませんが、メーカーごとに製法や原材料、生産地にこだわった製品を、他の自社製品と差別化するためにネーミングされているようです。こだわって作られているだけあって味わいにも違いがありますので、機会があったらぜひ飲み比べてみてください。一度リッチな味わいのウォッカを飲んでみると、これまで苦手だった銘柄の味わいも個性として楽しめるようになったりします。

Q2:ウオッカのおすすめ銘柄の歴史ってどんなの?

紀元前4,000年に起源を発するお酒の歴史は、つねに世界の文化や人間生活とともにありました。ウォッカもそんな歴史ロマンのひとコマを彩っているお酒です。・スミノフ:SMIRNOFF(ロシア)……1860年(江戸安政6年)にモスクワで創業され、ロシア皇帝アレクサンドル3世政権下の1886年には皇室ご用達だったこともあります。1917年のロシア革命でフランスに亡命した2代目経営者がパリでウォッカ製造を再開し、製造権と販売権がアメリカに渡ると、ウォッカはカクテルのベースとして愛飲されるようになりました。・アブソルート:ABSOLUT(スウェーデン)……ウォッカの産地として400年以上の歴史を持つスウェーデン南部のオーフス自治区で、アルコールの吟醸香(フーゼルアルコール)を分離する方法が開発されました。この技術により、雑味のないクリアな味わいのウォッカとして1879年(明治12年)に誕生したのがアブソルートの前身「ブレンヴィン(燃えるワイン)」です。1917年(大正6年)にブランド名を「アブソルート・レント・ブレンヴィン」と改称し、100周年を迎えた1979年に世界中で売り出されるとアメリカを中心にブレイク。以来、スミノフに次いでメジャーなウォッカとして有名です。・ギルビー:GILBEY'S(ロンドン)……南アフリカ産ワインの輸入・販売を手掛けるメーカーとして、1857年(江戸安政3年)にロンドンのソーホーで発足した「W&Aギルビー社」がルーツです。・ズブロッカ:ZUBROWKA(ポーランド)……ポーランドの世界遺産「ビャウォヴィエジャの森」で採取されるバイソングラスという植物を漬け込んだウォッカで、桜餅のような香りが特徴。ポーランドでは14世紀からさまざまな穀物でウォッカが製造していましたが、ズブロッカは政府の許可を得た唯一のメーカー「ポルモス・ビャウィストク社」が生産しています。

まとめ

11世紀頃には既に存在していたといわれ、今も世界中で愛され続けているウォッカは、限りなく透明な一滴の中に長い歴史が息づくヨーロッパ最古の蒸留酒。知れば知るほど奥が深くロマンが感じられるウォッカは、ロシア革命によってアメリカに渡り、アメリカ禁酒法の廃止とともにカクテルベースとして世界に広がりました。戦後日本におけるウォッカの文化は、多くがアメリカ経由ということになります。アルコール度数の高さに反してクセがなく、何にでも合わせやすいお酒ですが、お酒独特のアルコール匂がないので飲み過ぎてしまう傾向があります。お酒は心地良いリラックス効果をもたらしてくれるだけでなく、知識を深めることでより豊かな時間を演出するパートナーにもなってくれます。まずは自身の適量を知って、適度な緊張感を保ちながら楽しみましょう。今回おすすめした17選のウォッカなら、きっと長く付き合えるはず。ぜひ仲良くなって充実したひとときを楽しんでください。

この記事のキーワード

関連記事

キーワードから記事を探す

女性向けの情報サービスサイト「ウーマンエキサイト」で、ママに必要な育児アイテムや生活雑貨を紹介しているクマのキャラクター「シンちゃん」のスタンプです。 ウーマンエキサイト公式LINE@忙しいママの暮らしに彩りを与える雑貨や最新記事情報をお届けします