気になるしみやそばかすは、化粧水を使って毎日ケアしませんか?予防はもちろん、出来てしまったシミに効くかどうかは、配合成分をチェックして選ぶことが大切です。市販の...
松山千佳
スキンケア商品の製品開発に携わっていました。携わった会社は合計4社で、様々な観点からそれぞれの人や環境にあったスキンケアについて話せます。数回のテレビ出演・雑誌掲載経験があります。
プロフィール詳細へ>>気になるしみやそばかすは、化粧水を使って毎日ケアしませんか?予防はもちろん、出来てしまったシミに効くかどうかは、配合成分をチェックして選ぶことが大切です。市販の化粧水からドラッグストアで売っているプチプラのものまで、おすすめの化粧水を10種類ピックアップ。乾燥肌に嬉しい高保湿なものや、脂性肌にぴったりの肌を引き締めるものまで揃えたので、あなたの肌に合うものが見つかるはずです。透明感溢れる、美しい素肌を手に入れましょう。
エキサイトおすすめアイテム編集部
しみ・そばかす対策の化粧水を選ぶときは、以下の4つのポイントをチェックしましょう。
まず、しみやそばかすにはいくつかタイプがあり、美白成分が効くものと効かないものがあります。これをまずは理解しましょう。
そばかすの原因はしみと同じくメラニンですが、そばかすには美白化粧品の効果が出にくいと言われています。しかし、メラニンの生成を抑えて薄くすることは可能です。
紫外線の影響でできたごく初期のしみには、美白化粧品が効果的です。また、これ以上しみが増えないように、メラニンの生成を抑えるスキンケアを使うことも、しみ対策として重要です。
また、左右対称にできるのが特徴である肝斑は、美白化粧水よりも内服薬のほうが効果が出やすいと言われていますが、美白化粧水で薄くなることもあります。
同じにように見えるしみやそばかすですが、このように違いがあることがわかります。まずは自分のしみのタイプをしっかり理解して、肌に合った化粧水を選びましょう。
しみやそばかすの原因となるメラニン。美白成分は、主にメラニンを抑制してしみができるのを予防したり、黒くなったメラニンを無色化して、しみやそばかすを薄くする働きをします。
しみ・そばかす対策のスキンケアに含まれる、主な美白成分はこちらです。
ビタミンCとハイドロキノンは、できてしまったしみやそばかすを無色化するので、薄くしたい場合に効果的です。今販売されている美白化粧品にはビタミンCが配合されているものが多いのですが、ハイドロキノンより刺激が弱く、肌に優しいという特徴があります。
これらは主な美白成分ですが、植物エキスでも同様の効果があるものがあります。これは商品紹介とともに解説していきます。
自分の肌質を知っていますか?一般的な化粧水でかゆみや赤み、ニキビが増える人は敏感肌かもしれません。成分が強すぎたり、添加物で肌荒れを起こしている可能性があるので、スキンケアを選ぶときは配合成分に気をつけましょう。
しみやそばかすに効果的な美白化粧品は、一般的なスキンケアに比べて刺激が強いと言われています。しかし、中には敏感肌用のものもあるので、肌が弱いと感じる人は刺激を抑えた化粧水を選びましょう。
しみやそばかすのケアができる化粧水は、ドラッグストアで購入できるプチプラなものから、高級化粧品まで価格帯はさまざまです。大きく分けると以下の3つに分類されます。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 |
---|---|---|
1,000円前後 | 3,000円〜5,000円 | 10,000円前後 |
価格に大きな差がありますが、プチプラの化粧水でも美白成分がしっかり配合されていて、かつ刺激を抑えたものもあります。この価格の差はブランドにもよりますが、保湿成分が関係してきます。
しみ・そばかすが気になる世代は保湿もしっかりしたいという人が多いので、安すぎず、高すぎずという中間の価格帯を選んでいるようです。自分の目的に合った化粧水を選ぶと良いでしょう。
しみ・そばかすに効果的な化粧水は、さまざまなメーカーが展開しています。中でも特におすすめのメーカーを3つ紹介します。
ポーラ・オルビスグループの敏感肌ブランドであるディセンシア。エイジングケアラインのアヤナス、美白ラインのサエル、ベーシックラインのつつむなど、目的別にスキンケアラインを展開しています。
美白ラインのサエルは「冴えるような美しい白さ」がコンセプト。敏感肌ブランドなのでできるだけ刺激を抑えており、高保湿美容成分を配合しているので、うるおいもしっかり守ることが出来ます。
皮膚の専門家が開発した化粧品を展開するアンプルール。「女性の肌と心を幸福感で満たす、ワンランク上のラグジュアリーな素肌」がコンセプトです。
美容皮膚科で使われる美白成分を使用しているので、より高い効果を期待できることが特徴。肌への優しさもしっかり考慮してあるので、敏感肌の人にも支持を得ているメーカーです。
大手化粧品メーカーである資生堂が手がけるアクアレーベル。保湿の赤、美白の青、エイジングケアの黄色と、3ライン展開しています。
しみ・そばかすのどちらにも効果的なトラネキサム酸を配合している美白の青は、ベストコスメ大賞も受賞しています。高すぎない価格も人気の理由で、多くの人に愛されるブランドと言えるでしょう。
しみ・そばかすに効果的な化粧水を選ぶにあたって、比較するポイントは以下の2つです。この部分に注目して選んでみてください。
しみ・そばかすケアはもちろん、保湿成分も惜しみなく配合されている化粧水があります。なめらかで陶器のような肌へ近づける化粧水がこちらです。
メラニンの生成を抑えるアルブチンと、美容成分が効果的に届くよう肌の土台を整えるグリチルリチン酸2Kが配合されたサエルの化粧水。ディセンシアオリジナルの複合成分「ジンセンX」もメラニンが黒くなるのを抑え、植物エキスであるアーティチョークエキスもまた、しみやくすみケアをする成分です。
ほかにもメラニンの生成を抑える植物エキスが豊富に配合されているので、美白に特化した化粧水と言って良いでしょう。また、高保湿成分のセラミドナノスフィアが肌を水分で満たすので、美白はもちろんですが乾燥対策としてもおすすめの化粧水です。
使い心地はサラサラで、「あっという間に肌の奥まで浸透する」という口コミがありました。しっとりと肌内部をうるおし、使用後のベタつきも少ないようです。「ワントーン肌色が明るくなった」「心なしか白くなってきた」という声もあり、美白効果を実感している人が多く見られます。
合成香料は不使用ですが、植物のローズとローズマリーで香り付けしています。これらにも美肌効果があり、キメ細かい弾力のある素肌へ導きます。また、癒しの香りはストレスから解放し、リラックスさせるでしょう。刺激が少ないので敏感肌の人に特に支持を得ています。美白ケア初心者でも、安心して使える化粧水でしょう。
UVケアをしっかり行なっていても、完全にしみを防ぐことはできません。そこで役立つのが、メラニンの生成を抑えるスキンケア。しみ・そばかす対策におすすめの化粧水を6種類見ていきましょう。
ビタミンC誘導体の中でも浸透率が高く、安定性も高いAPPSを美白カプセルに閉じ込めた、アクセーヌの美白化粧水。肌の奥までしっかり浸透し、しみやくすみの原因へしっかりアプローチ。コラーゲンの生成も促すので、ハリのあるもちもち肌へ導きます。
血行促進効果のあるクララや、肌を柔らかくして保湿するリンゴなど、肌に優しい植物エキスも配合。2007年に発売以降多くの人に愛されている化粧水でもあり、香料や着色料・界面活性剤・アルコールフリーと低刺激にこだわっています。敏感肌の人でも安心して使える点もおすすめの理由です。
実際に使っている人の口コミでは「しっとりしていて保湿力が高い」「肌色が明るくなったと言われた」など、高評価が目立ちます。アクセーヌは有名デパートに店舗を構えているので、安心して使えるという人もいました。
美白有効成分アルブチンを配合した、アスタリフトホワイトの化粧水。メラニンの生成を抑えて、しみやそばかすを予防し、独自技術でナノ化したナノAMA+がくすみもケアし、パッと明るい印象へ導きます。
抗炎症成分であるグリチルリチン酸ジカリウムも配合しているので、肌荒れから守る働きも。抗酸化作用が高いアスタキサンチンやビタミンEも配合しているので、しみやそばかすはもちろん、たるみやしわなどのケアにも効果的です。
オレンジ色のテクスチャーにはコラーゲンやヒアルロン酸などの保湿成分がたっぷり配合。実際に使っている人は、「肌に吸い付く!」「肌なじみが良い」と使い心地の良さを特に評価していました。「手の甲のしみが目立たなくなってきた」という声もあました。確かに余った化粧水を手まで塗るのは良い使い方ですね。
12種類のビタミンが配合された、サプリメントのような化粧水のケイカクテルVローション。皮膚科医監修のドクターズコスメで化粧水としてはもちろん、ブースターやイオン導入としても使える1本3役です。
豊富なビタミンの中にはビタミンC誘導体を3種類配合。高浸透のAPPSをはじめ、これらがしみやそばかす、くすみをしっかりケアします。
肌の調子を整えるビタミンB群や、エイジングケアにもなるビタミンA・E、高保湿のトリプルヒアルロン酸やWコラーゲンなど、贅沢な成分が1本に凝縮されています。肌にしみ込むように馴染み、化粧水だけでトータルケアが叶うでしょう。
「時間がたってもしっとりが続く」「赤みがひいてニキビができにくくなった」と、口コミでも高評価が目立ちます。しみ・そばかす対策だけでなく、毛穴やニキビ、乾燥が気になる人にもおすすめ。パラベン・合成着色料・合成香料不使用なので肌に優しい処方です。
ドクターシーラボの美白化粧水も、浸透型ビタミンC誘導体であるAPPSを配合。従来のシーラボ化粧水より200%多く配合し、さらに浸透することができたと公式HPに記載があるので、より期待度が増しました。
しみ・そばかす対策はもちろんですが、保湿力も優秀です。3種のコラーゲンとヒアルロン酸・リピジュアやフラーレンなど、優れた美容成分を贅沢に配合。内側からピンと張った、 美しい素肌へと導きます。
とろみのあるテクスチャーが肌に密着し、その後するすると浸透する、と使用感に満足している人が多いです。植物由来の柑橘系の香りは癒されるという声もありました。ドクターシーラボは皮膚の専門家が作っているスキンケアなので、肌への優しさを考慮して香料・着色料・鉱物油・パラベン・アルコールフリー。敏感肌の人でも安心して使えるでしょう。
独自で開発した、ビタミンC誘導体と角質ケア成分の複合成分 「ファンクションC」が配合された、ホワイティシモの薬用化粧水。しみやそばかすの予防をしながら角層の隅々まで保湿し、肌のターンオーバーをサポートします。
肌の炎症を抑える天草エキスなど、植物成分を豊富に配合しています。刺激が少なく、敏感肌の人にもおすすめです。
実際に使った人は「潤う感触が心地よい」「しっとりなのにサラサラ」と口コミしています。サラサラなテクスチャーがすっと肌に馴染み、ベタつきがない使用感は万人受けするでしょう。
リフィルが販売されているので、2回目以降は少し安く購入できる点もメリットです。透明感を感じさせるクリアなボトルも美しく、上質なスキンケアタイムを演出するでしょう。
シンプルかつ高級感に満ちたボトルに入ったアンプルールの化粧水には、新安定型ハイドロキノンが配合されています。ハイドロキノンは皮膚科のしみ治療にも使われる成分なので、しみやそばかすを薄くするのに効果的です。ハイドロキノンは刺激が強いと言われていますが、アンプルールの化粧水は徹底的に刺激を抑えている点が特徴です。
また、ビタミンC誘導体も配合されているので、しみの原因であるメラニンの無色化がWで期待できます。公式HPには「メラニンを作らせない・溜め込まない・たたいて減らす」とありますが、まさにその通りの効果が期待できるでしょう。
口コミには「白くなる」「くすみも取れた」と、効果を実感している人が多数見られます。高保湿なセラミドが3種も配合されているので「しっとりうるおう」と、回答している人もいました。
ドラッグストアで購入できるプチプラな化粧水にも、ビタミンCなどの美白有効成分が配合されたものがあります。しみ・そばかすに効果的な化粧水を3種類ピックアップ。美白スキンケアが初めての人は、プチプラから始めてみるのも良いでしょう。
しみ・そばかすを防ぐトラネキサム酸が配合された、アクアレーベルの美白化粧水。さっぱり・しっとり・とてもしっとりと3種類の使用感を選べるので、自分の好みや肌に合ったものが使える点が特徴です。
とろみのあるテクスチャーには、ヒアルロン酸などの保湿成分もしっかり配合。「しっとりしていて乾かない」「肌が潤う」と、高い保湿力を評価している人が多く見られます。また、コスパが良いので惜しみなく使える、という声もありました。
夏はさっぱりを使用し、冬はしっとりを使うなど、季節によって使い分ける方法もおすすめ。冬でも紫外線は降り注いでいるので、しみ・そばかす予防はしたいもの。アクアレーベルなら、プチプラ価格で1年中しみ・そばかす対策ができます。
アルブチンとビタミンC誘導体の2種類の美白成分を配合した、ちふれの美白化粧水。Wの力でメラニンの生成を積極的に抑えます。しみやそばかす・くすみなどのケアはもちろん、ヒアルロン酸などの保湿成分も配合されているので、うるおいもしっかり与えて乾燥から肌を守る働きもします。
ちふれは肌に優しい処方なので、美白化粧水も香料・着色料・アルコールフリー。敏感肌の人も安心して透明肌を目指すことができます。詰め替えが販売されているので、2回目以降はよりお得に購入できるのもおすすめの理由です。
プチプラなのでたっぷり使う人が多いよう。「保湿力も高いし美白もできる」という声が多く見られます。「二度塗りしたほうが肌がもっちりする」という口コミもあったので、惜しみなく使えるのはプチプラならではのメリットですね。
メラノCCの薬用しみ対策美白化粧水には、有効成分であるビタミンC誘導体が配合されています。しみやそばかすをしっかり防ぎ、抗炎症成分も配合されているのでニキビや肌荒れ対策にもおすすめ。健康的な肌へと導きます。
毛穴や肌を引き締める効果もあるので、脂性肌の人にも良いでしょう。さわやかな柑橘系の香りが、よりフレッシュさを演出します。
実際に使った人は「ニキビ跡が薄くなった」「肌荒れしなくなった」など、肌の状態が良くなったと答えています。メラノCCはロート製薬という医薬品メーカーが販売しており、医薬部外品なので信頼できるという声もありました。
ビタミンC誘導体を配合した美容液も販売されており、ライン使いすることでより効果は高まるでしょう。
しみ・そばかすケアができる化粧水を使う前に、気になる疑問点を解決しておきましょう。
冒頭でも解説しましたが、そばかすは遺伝的な要因が強く、幼少期から思春期にかけて目立つことが多いと言われています。反対に、しみは紫外線や肌の老化によってできることが多いので、大人になってから目立つことが多いでしょう。
しかし、しみもそばかすも原因は同じメラニンなので、UVケア商品を使って紫外線を防ぐことが大切です。そして、メラニンの生成を抑える美白化粧品を使うと、より効果的でしょう。
薄いしみやそばかすは、今回おすすめした化粧水で対策できますが、定着した濃いしみを消すことはできません。目立つしみには、集中ケアができる美容液やクリームを使うと良いでしょう。
病院でのレーザー治療もありますが、不安な人は美白成分が詰まった美容液などをピンポイントで使ってみましょう。美白化粧水は顔全体に広げるものなので、しみやそばかすだけでなく、くすみにも効果的なのがメリットです。
美容のプロに聞いた内容を元に、しみ・そばかす対策におすすめの化粧水を10種類紹介しました。プチプラのものから高級なものまでさまざまなので、どれを使えば良いか迷うという人も多いのではないでしょうか。
しみやそばかすを薄くしたいのか、これ以上できないよう予防したいのか、まずは自分の理想の肌を想像しましょう。そして、目的に合った化粧水を選ぶと、自然と理想の肌へ近くはずです。まだ若いからいいと思っている人も、今から美白ケアを始めておくと、年齢を重ねたときに「やってて良かった」と思えるはずですよ。