ジンのおすすめな選び方4つ
種類豊富なジンは選ぶときの注目ポイントもたくさん。慣れない初心者はどこを見て選んだら良いのかを、ジンに詳しい人にヒアリングし調査しました。
1.低めは飲みやすい!アルコール度数によって選ぶ
ジンのアルコール度数は37.5〜47/50度と極めて度数の高いお酒です。ロックで飲むのは、アルコールに強い人か余程ジンが好きな人でしょう。度数が低ければ比較的初心者も飲みやすいです。
とはいえ、低くても37度と一般的な焼酎よりも10度以上高いお酒。ジントニックやジンバックなど、シンプルな味わいのほかの飲み物で割って楽しむと良いでしょう。
2.クセ味や風味がさまざまで飲みごたえバッチリ!種類で選ぶ
ジンには大きく分けて4つの種類があります。製造された国や特徴が異なり、ジンの味わいも大きく違います。
それぞれの特徴について表にまとめたので、ぜひ参考にしてください。
| 発祥の国 | 特徴 |
---|
ドライジン | イギリス(ロンドン) | 雑味がなくシンプルな味わい。 初心者におすすめ。 |
ジュネヴァ | オランダ | コクがあり、とろりと甘みが強い。 |
シュタインヘーガー | ドイツ(シュタインヘーガー) | 生のジュニパーベリー・ハーブ・スパイスで香り付け。 まろやかな口あたり。 |
オールド・トム・ジン | イギリス(イングランド) | 砂糖で甘みを付けたジン。 初心者におすすめ。 |
現在主流となっているのが、イギリス・ロンドン発祥の「ドライジン」。「ロンドン・ジン」「イングリッシュ・ジン」とも呼ばれ、世界中に愛されるお酒です。雑味が少なく、そのままストレートからカクテルまで幅広い飲み方ができるのが特徴です。クセがないので初心者におすすめ。
ジュネヴァはオランダ発祥のジンで、もっとも歴史の古い「クラシック・ジン」の愛称でも呼ばれています。「オランダ・ジン」とも呼ばれ、麦芽を多めに混合し糖化発酵させて作られるので、とろりと甘みが強くコクがあるジンです。
シュタインヘーガーは、ドイツのシュタインヘーガーが発祥のジンです。ジンの香料であるヒノキ科の常緑樹・ジュニパーベリーを生で発酵させ、香りづけを行っています。さらにハーブやスパイス類の香料を加えて製造。まろやかでとても香り豊かなジンです。
オールド・トム・ジンは、ジン特有の雑味を抑えるためにつくられたジン。雑味を抑えるために、製造過程で砂糖を加え甘みのある味わいに仕上げています。甘みがついているので、ジンの味に慣れない初心者におすすめのジンです。似た種類にスロージンというお酒がありますが、これは厳密にはジンではありません。ジンを始めとしたスピリッツにストロベリーを漬け込んで作った「リキュール」です。
ジンの種類や製造方法についてはこちらの記事が分かりやすく参考になりますので、ぜひ目を通してください。
最安値はウィルキンソンやビーフィーターなどのドライジン。ホワイトジンとも呼ばれていますね。売れ筋価格帯もほぼ同様で、ここではタンカレーなどの国外ブランドが目立ちました。高級価格帯には、ノールド・ジュネヴァなどの高級ブランドが名を連ねています。
ジンのおすすめメーカー・ブランド
ジンを購入するにあたって注目したいのが銘柄。世界的にも有名なおすすめメーカー・ブランドについて紹介します。
1.タンカレー
タンカレーはイギリスで製造されているジンブランドです。4回の蒸留により生み出されるすっきりとした味わいが特徴で、高品質なボタニカルを豊富に使った個性的な香りも世界中で人気を博しています。さまざまな賞を受賞し「ジンのロールスロイス」とも呼ばれているそうです。
2.ボンベイ・サファイア
ボンベイ・サファイアは、イギリス植民地時代にインドのボンベイで製造されたジンです。現在は、バミューダ諸島ハミルトンに本社を置く「バカルディ&カンパニー・リミテッド」の子会社「ボンベイ・スピリッツ」社が、イギリス・チェシャー州で製造しています。
当時医薬品として飲む程洗練された味で、使用されているボタニカルは世界中から厳選されています。通常のジンは4~5種類程ですが、ボンベイ・サファイアは10種類。その味の複雑さがうかがえますね。その重層的な香りで、世界中にファンが多いそうです。
3.BEEFEATER(ビーフィーター)
ビーフィーターはイギリスのビーフィーター社が作ったジンです。1820年から続く製法で作られ続けていて、現在はフランスの酒造メーカー・ペルノ・リカールの傘下に入っています。
ビーフィーターとはロンドン塔の衛生兵の通称から付けられたそうで、ラベルに衛生兵が描かれているのはここからきているのですね。イギリスで生まれたジンはもっとも多いですが、現在もロンドンで蒸留されているのはこのブランドのみ。全9種類のボタニカルを24時間浸漬させることでかもしだされる、芳醇で力強い独特の風味が特徴です。
今回の商品の選定ポイント
今回は初心者がチャレンジすることを考え、度数やジンの種類など基本的なスペックをピックアップしました。
- アルコール度数
- ジンの種類
- 内容量
- 使用されているボタニカルの数
今、編集部がおすすめするジンはコレ!
数多くあるジンのなかでも、とくにおすすめする商品を紹介します。各項目を総合的に判断しました。
どれを選んだらいいか迷ったときは、この商品を試してみましょう。
タンカレー「ロンドン ドライジン」
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- アルコール度数:47.3度
- ジンの種類:ドライジン
- 内容量:750ml
- 使用されているボタニカルの数:不明
こだわりの4回蒸留製法
タンカレーから販売されているこのジンは、ドライジンのなかでも王道中の王道。深い緑とシェーカーのボトルデザインは、お酒好きなら誰もが見たことのあるほど、ポピュラーなジンです。
タンカレーの歴史は古く、遡ること1830年。今から200年近く前から作り続けられているこのジンは、4回蒸留の秘伝製法による洗練されたキレ味が特徴です。4回蒸留することで厳選されたボタニカルの風味がよりスピリッツに溶け込み、深い香りと味わいを引き出します。
しかし、そのレシピは門外不出。創設者のチャールズ・タンカレーが弱冠20歳で初めて作り上げて以来、180年間変わらぬ味を保っています。世界でも6人の職人しか知らない謎に包まれたレシピなのです。
厳選されたボタニカルがかもし出す爽やかな香りも人気が高く、辛口のすっきりとした味わい。ストレートで飲んでも、カクテルとしても相性が良く、どんなシーンでも使える汎用性の高いドライジンです。
これまでに数多くの賞を受賞しています。創設者の情熱と、受け継がれた熱意が作り出す繊細な味わいはクセになりそうですね。
そのままでも美味しい!ストレートで飲むおすすめのジン3選
ジンはさまざまな飲み方で楽しめるスピリッツですが、なかでもおすすめなのがストレート。
氷で味を薄めることもなく、ジン本来の味わいを楽しめます。ストレートで飲むおすすめのジンを3つ紹介します。
1.ボンベイ「サファイアジン」
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- アルコール度数:47%
- ジンの種類:ドライジン
- 内容量:750ml
- 使用されているボタニカルの数:10種類
10種類ものボタニカルを使用
ボンベイから販売されているこのジンは、目を引く真っ青なボトルが特徴的なお酒です。硬水のようなおしゃれなビンボトルはインテリアに使っても映えるでしょう。ジンは通常4~5種類のボタニカルしか使いませんが、このサファイアジンは合計10種類のボタニカルを使用。複雑で深い香りと味わいが、世界中に愛されているプレミアム・ジンです。世界中から厳選されたボタニカルを「ヴェイパー・インフュージョン」という独自の製法で抽出。そのままストレートで飲んでも、カクテルにしてもおいしく飲めるスピリッツです。
2.ヘンドリックス「ジン」
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- アルコール度数:44度
- ジンの種類:ドライジン
- 内容量:700ml
- 使用されているボタニカルの数:11種類
バラの香りが魅力的なジン
ヘンドリックスから販売されているこのジンは、ウイスキーメーカー「ウイリアム・グラント&サンズ社」がつくる11種類のボタニカルを使ったスコットランド産のジンです。口当たりのよさと芳醇な香りが自慢の1品で、華やかでフローラルな香りの秘密は抽出されたバラの花びらによるもの。香水のような香りと柑橘系のさっぱりした味わいが人気を博しています。カクテルベースとして用いても、そのままロックやストレートで飲んでもおいしく飲めます。カクテルにするときはキュウリを添えるとより風味が引き立つそうです。
3.シュリヒテ「シュリヒテシュタインヘーガー」
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- アルコール度数:38度
- ジンの種類:シュタインヘーガー
- 内容量:700ml
- 使用されているボタニカルの数:不明
シュタインヘーガーの元祖
シュリヒテから販売されているこのジンは、ロンドン・ジンよりもマイルドな味わいが特徴のドイツ特産のジンです。縦長でビールボトルのようなポップなデザインが魅力的ですね。ドイツのなかでももっとも有名なジンブランドで、ハーブやスパイスなどのほかに生のジュニパーベリーを使用していることでも知られています。胃を活性化させる為に、ビールを飲む前にシュリヒテを一杯ショットグラスで飲むのがドイツ流なのだそう。ぜひ試してみたいですね
いろんなお酒に重宝!カクテルにおすすめのジン3選
ジンはほかの飲み物で割ってカクテルとして楽しめます。アルコールが苦手な人はソフトドリンクで割ってロングカクテルに、お酒をたしなむ人はほかのお酒と合わせてショートカクテルに。
カクテルにおすすめのジンを3つ紹介します。
1.ゴードン 「ロンドン ドライジン」
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- アルコール度数:37.5度
- ジンの種類:ドライジン
- 内容量:700ml
- 使用されているボタニカルの数:不明
ジントニックを生んだブランド
ゴードンから販売されているこのジンは、世界で初めてジントニックを生んだブランドとして有名です。世界180か国もの国々で愛飲され、根強いファンがたくさんいます。繊細で複雑な味の秘密は、創設者アレクサンダー・ゴードンが世界中を探索して選んだボタニカル。厳選された高品質のボタニカルを豊富に使用し、バランスの取れたすっきり爽快感のある飲み口に仕上げています。ジンとトニックウォーターの割合を1:3として作るとおいしいジントニックが完成。最後にカットライムを添えて爽快感をアップさせましょう。
2.ビーフィーター 「ロンドン ドライジン」
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- アルコール度数:40度
- ジンの種類:ドライジン
- 内容量:700ml
- 使用されているボタニカルの数:9種類
秘伝のレシピを守り続けるジン
ビーフィーターから販売されているこのジンは、1820年の創業以来変わらぬ秘伝のレシピを守り続けている、歴史あるお酒です。現在では、ロンドン市内で蒸溜を行う唯一のロンドン・ドライ・ジンです。トウモロコシと大麦から蒸溜した蒸留酒をベースにして、ジュニパー・ベリーやコリアンダーなどで風味付けがされています。爽やかな柑橘系の味わいが特徴でジントニックにぴったりでしょう。ロンドン塔を守る近衛兵が描かれているラベルもお洒落ですよね。
3.ウヰルキンソン「ジン 37」
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- アルコール度数:37度
- ジンの種類:ドライジン
- 内容量:720ml
- 使用されているボタニカルの数:10種類
ニッカウヰスキーの技が息づくジン
ウヰルキンソンから販売されているこのジンは、ニッカウヰスキーの技が息づくジンです。10数種類のボタニカルを使用し、爽やかな甘さとほどよいビター感のある味わいとシトラス風の香りが特徴。軽やかですっきりとした後味にファンも多いです。そのまま飲むのはもちろん、カクテルとして用いるのがおすすめ。シンプルで澄んだ味わいなので、どんな割り材でも相性が良くさまざまな飲み方ができる汎用性の高いスピリッツです。透明なビンボトルにロゴだけ書かれた白のラベルがシンプルでお洒落ですね。置いておくだけでもインテリアとして映えそうです。
苦手な人でもおすすめ!フレッシュで口当たりの良いジンのおすすめ3選
ジンの特徴といえば、複数のボタニカルを合わせた複雑な味わい。苦みが強いので苦手な人もいます。そんな人にはフレッシュで口当たりのいいジンがおすすめです。
ジンが苦手な人におすすめのフレッシュなジンを紹介します。
1.ビーフィーター「ジン 24」
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- アルコール度数:45度
- ジンの種類:ドライジン
- 内容量:700ml
- 使用されているボタニカルの数:12種類
24時間刺激的な街で作られた独特な風味が魅力
ビーフィーターから販売されているこのジンは、お茶とボタニカル12種類を組み褪せて独特の香りと口当たりが特徴。24時間刺激的な街、ロンドンのイメージとブランドの製法特徴である24時間スティ―ピングから“24”と名付けられたそうです。ボトルに描かれた特徴的なエンボスは、創設当時蒸留所で発見されたヴィクトリア朝時代のボトルデザインからインスピレーションを受けたもの。独特のクラシックなレリーフ柄は、インテリアとしても十分活用できるお洒落なデザインですね。とてもスムースでミキサビリティが高いので、さまざまなカクテル作りに最適。世界中のバーテンダーに選ばれているジンです。
2.タンカレー「オールドトムジン」
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- アルコール度数:47.3度
- ジンの種類:オールド・トム・ジン
- 内容量:1,000ml
- 使用されているボタニカルの数:10種類
甘口で飲みやすいジン
タンカレーから販売されているこのジンは、ドライジンよりも甘口で、ジンが苦手な人でも比較的飲みやすいジンです。タンカレー社の創業者であるチャールズ・タンカレー氏の1835年当時のレシピを基に作られたオールドトムジン。甘口で芯のある「トム・コリンズ」というカクテルは本来これで作るのが基本なのだとか。上部にエンブレムの押されたクラシックなボトルで、容量が1,000mlと大きめなのでカクテルなど普段から愛飲される人におすすめですね。飲み終わった後は、アンティークなデザインを生かしてインテリアとして活用するのも良いでしょう。
3.ギルビー 「ギルビージン 37.5%」
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- アルコール度数:37.5度
- ジンの種類:ドライジン
- 内容量:750ml
- 使用されているボタニカルの数:12種類
100年以上の歴史を持つジン
ギルビーから販売されているこのジンは、12種類のボタニカルを用いた歴史あるジンです。100年以上の歴史を歩んだ「ギルビー家秘伝のレシピ」でブレンドし、レモングラスを始めとした柑橘系の爽やかさが特徴。12種類のうち4種類が非公開という点もミステリアスで魅力的ですね。馴染みの深い柑橘系の風味とスムースな味わいで、ジンが苦手な人もすっきり飲めるスピリッツです。カクテルとしてもさまざま使い分けができるでしょう。
高級かつ上品な味わい!おすすめの高級銘柄のジン5選
ジンの歴史は古く、老舗ブランドでは高級なジンを製造しているところも多いです。
上品でまろやかな味わいはお酒好き憧れの的。おすすめの高級銘柄のジンを紹介します。
1.タンカレー 「ナンバーテン 47.3」
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- アルコール度数:47.3度
- ジンの種類:ドライジン
- 内容量:750mll
- 使用されているボタニカルの数:不明
究極のプレミアム・ドライジン
タンカレーから販売されているこのジンは、スピリッツ大会で3年連続ベストスピリッツに選ばれたハンドクラフテッド・プレミアムジンです。1960年代に誕生した「TINY TEN(タイニーテン)」という手作りのオリジナル蒸留器がこのスピリッツを究極たらしめるポイント。400Lしか入らないスワンネックの小型単式タイプを使用し蒸留することで、より上質なボタニカルを抽出できます。厳選されたボタニカルと生のフルーツがかもしだす、深く繊細な香りと味わいが最大の魅力です。新鮮な生の果物と手摘みのボタニカルという厳選された素材を使用することで、エレガントで繊細な香りと味わいを引き出しています。世界でも有数のスーパー・プレミアム・ジンです。
2.モンキー47「ドライジン」
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- アルコール度数:47度
- ジンの種類:ドライジン
- 内容量:500ml
- 使用されているボタニカルの数:47種類
世界最多47種類のボタニカルを使用
モンキー47から販売されているこのジンは、世界でも最多の47種類ものボタニカルを使用したドライジンです。ブラックフォレスト(ドイツ・シュヴァルツヴァルト)に2008年に開設された蒸留所で生まれ、わずか10年余りで今では世界でも名立たるプレミアムジンとなりました。豊富に使用されたボタニカルの芳醇な香りと、植物の澄んだ味わいが魅力的です。フローラルなアロマだけでなく、スパイシーな胡椒やクランベリーのビターな香りなど複雑に混ざり合ったアロマはこのジンならでは。シトラス、スパイス、クランベリーのビターな香りすべてがバランスよく調和した極上の味です。個性豊かで極上の味わいがぎっしり詰め込まれています。そのままでもカクテルとしてもさまざまな飲み方が楽しめるでしょう。薬瓶のような独特のボトルデザインも魅力の1つ。モンキー47のブランドロゴでもある猿と紫のラベルがどこか異国情緒あふれる雰囲気をかもしだしています。
3.ボンベイ 「スター・オブ・ボンベイ」
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- アルコール度数:47.5度
- ジンの種類:ドライジン
- 内容量:750ml
- 使用されているボタニカルの数:12種類
最高級の英国式テイラーメイドジン
ボンベイから販売されているこのジンは、「ボンベイ・サファイア」で使用する10種類のボタニカルに、さらに2種類を加えたプレミアム・ジンです。「イタリア産ベルガモット」と「エクアドル産アンブレットシード」の厳選された2種類のボタニカルを加えることで、さらに複雑で深い香りと味わいを実現。通常の約1.5倍の時間の蒸留時間に費やし、一つ一つの工程を職人が確認しながらつくられるクラフティッド・プロセス・ジンなので、12種類を絶妙なバランスに調整することが可能なのだそう。職人の業・手間・情熱によって蒸留されるこのジンは、1回で少量しか生産できない稀少なスピリッツ。新鮮な柑橘感と上品で滑らかな後味をもたらす、贅沢な味わいに仕上げています。細長く澄んだ真っ青なボトル瓶も魅力。まるでオブジェのような存在感とユニークさがあり、インテリアとして部屋を華やかに飾れるでしょう。
4.ナンバー3 「ロンドン・ドライ・ジン」
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- アルコール度数:46度
- ジンの種類:ドライジン
- 内容量:700ml
- 使用されているボタニカルの数:6種類
「クラシックドライマティーニ」にピッタリのジン
ナンバー3から販売されているこのジンは、英国最古のワイン商ベリー・ブラザース・アンド・ラッド社(BB&R)から「ワイン商の鼻と舌が生んだプレミアムジン」です。このジンは、「最もロンドンドライジンらしいジンであること」と「最もクラッシックドライマティーニに合うジンであること」をコンセプトに作られたジン。6種類の厳選されたボタニカルがより明確でクリアな味わいを形作り、クラッシックドライマティーニにぴったりのシンプルな味わいに仕上げています。アルコール度数も理想的な46度に設定。スパイスがアクセントになった清々しい柑橘系のフレッシュな味が特徴のロンドン・ドライジンの代表です。深緑に鍵のモチーフが付いたボトルも魅力的で、部屋に飾っておきたいクラシカルな雰囲気をかもしだしています。
5.ボルス 「ボルス バレル エイジド ジュネヴァ」
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- アルコール度数:42度
- ジンの種類:ジュネヴァ
- 内容量:1,000ml
- 使用されているボタニカルの数:不明
オランダジンの代表格
ボルスから販売されているこのジンは、オランダジンであるジュネヴァの代表格で、世界四大スピリッツの一つであるジンの原型といわれている伝統的なスピリッツです。ウィスキーのような淡麗な味わいを味わえる一方、カクテルベースでもその美味しさを発揮するという珍しいジン。さまざまな飲み方を楽しみたい人にぜひおすすめしたいジンですね。数あるジュネヴァのなかでもとくにこのジンは、原酒をさらにオーク樽で18カ月以上熟成させた後、壜詰め。まるでウイスキーのような製法により、ジンなのに黄金色の色を纏っています。味わいも、より複雑で力強く個性的。一味違うジンが飲みたいときにぴったりでしょう。
ジンを購入時の気になる疑問・質問
ジンについての基礎知識は分かっても、いざ購入するときはリアルな疑問がたくさんあると思います。
気になる疑問・質問について紹介します。
Q1:ジン・トニックを作るときにおすすめのトニックウォーターの特徴は何ですか?
トニックウォーターは、砂糖などの甘み+柑橘系の酸味+香草などによる苦みが加えてある飲み物のことで、炭酸水とは異なります。ジントニックはジンとトニックウォーターを混ぜて作るロングカクテルのことです。このトニックウォーターも世界中で作られていて種類は豊富にあります。
ドライな味を楽しみたい人は、炭酸が強いものを選びましょう。味を追求するのであれば、瓶入りがおすすめです。ただし、瓶は封ができないので、炭酸が抜けきる前に飲みきってしまうサイズを選びましょう。
Q2:ジンのおすすめの飲み方はなんですか?
お酒の強い人はシンプルにストレートで味を楽しみましょう。ジンは味が繊細で飲み慣れる奥深さが感じられるので、銘柄ごとの違いを見つけてみるのも良いかもしれません。
それほどアルコールに強くないか弱い人は、ほかの飲み物で割ってカクテルにしましょう。ジンの味とほかの割り材とのコラボレーションを楽しむのも、お酒の楽しみ方の一つです。
イギリスではお湯割りする地方もあるようです。日本ではあまり馴染みのない飲み方ですが、温かいので水割りより飲みやすくアルコールとの相乗効果で、体を温めてくれるでしょう。
Q3:ジン・ベースのカクテルはなんですか?
ジンはシンプルな味わいで歴史も古いスピリッツなので、数多くのカクテルが存在します。
代表的なカクテルと特徴をまとめたので、ぜひ参考にしてください。
| 使うお酒 | 特徴 |
ジントニック | イギリス(ロンドン) | 雑味がなくシンプルな味わい。 初心者におすすめ。 |
マティーニ | オランダ | コクがあり、とろりと甘みが強い。 |
ギムレット | ドイツ(シュタインヘーガー) | 生のジュニパーベリー・ハーブ・スパイスで香り付け。 まろやかな口あたり。 |
オレンジ・ブロッサム | イギリス(イングランド) | 砂糖で甘みを付けたジン。 初心者におすすめ。 |
まとめ
ジンは大きく分けて全部で4つの種類があり、それぞれ国や文化・気候によって合わせるボタニカルも製造方法も異なります。
古いブランドになると秘伝のレシピもあり、本当に味のバリエーションがさまざま。初心者は慣れていないので違いが分からないかもしれませんが、触れていくうちに細かな違いと自分の好みがわかってくるでしょう。
ストレートだけでなく、飲み方を工夫して好きな味を作るなど、楽しみ方も増えてきます。ジンの良さを理解して、充実したライフスタイルを作っていきましょう。