この記事の見どころ
ファッション上級者になるほど、スカーフを活用しています。
クローゼットにもスカーフの収納場所が必要なぐらい、色や素材もよりどりみどり。
でもスカーフって、実際どう使ったらいいの?巻き方は難しくない?など、疑問も浮かびますね。
どんなコーデに合うのか、色はどうしたら良いのかなど、スカーフの数ほどわからないことだらけかもしれません。
自分の理想のスカーフに出会うためにできること、それは選ぶ方法を知ることから始まります。
レディースに限らずおしゃれなメンズも使えるおすすめスカーフをラインナップしました。
ママアイテム編集部
スカーフの理想的な選び方5つ
スカーフを選ぶポイントはなんですか?という質問に対して、ほとんどの人の回答は「色」というものです。でもそれ以外にも自分の理想のスカーフを手に入れるための選び方がありました。
1.何を選んでいいか迷うならコーデに合わせて色をチェック
スカーフの柄を重視することもありますが、実は巻いてしまうとほとんどわからなくなってしまいます。残念ですが柄よりも色が目立つ、ということに。なのでカラーバランスを重視した方がよいでしょう。その際、コーデに色を合わせて選ぶのが重要になります。そしてもう1点、髪色とのバランスも大切です。
2.使い方に合わせてサイズをチェック
首元にちょこんと巻くカジュアルスタイルならプチスカーフが良いですね。スカーフには一番小さなプチサイズや、一辺が60cmの定番のスクエアからベストにもなる大判サイズもあります。
また一番使い勝手の良い長方形のロングスカーフなど、サイズはさまざまです。定番サイズならオフィスシーンにぴったり。一辺が90cmほどの大判サイズは巻き方のバリエーションも増え、フォーマルな席に合わせやすいでしょう。
3.柄を見せたいなら柄の場所をチェック
中央に描かれた大きくステキながらに惹かれて購入したスカーフ。意気揚々と巻いてみたらお気に入りポイントが見えないという罠です。柄を見せたい!という気持ちなら、その配置を確認することが大切です。全体的に柄が散りばめられたものや、周囲をモチーフが縁取っているものなどを選ぶと間違い無いでしょう。
4.シルク?ウール?季節や体質に合わせて素材をチェック
スカーフは主に女性の装飾に用いる、薄手で正方形の1枚布という意味を持っています。ルックスも大切ですが、それ以上に使用する季節や体質も重要です。
春夏にはコットンやリネンの通気性やシャリ感が重宝します。秋冬ならウールやシルクの体温を保つ機能や厚手の感触がぴったり。生地によっては肌のチクチク感が気になるという人なら、アクリルやポリエステルが安心です。購入するにはまず首や頬で触れた感触を確認しましょう。
5.安い価格帯って?価格相場と買うべき値段をチェック
スカーフの相場を考えてみたことがありますか?セレブ御用達の高級ブランドからカジュアルブランドまで、価格帯はさまざまです。
最安値価格帯 売れ筋価格帯 高級価格帯 〜1,500円 5,000円〜7,000円 30,000円〜
サイズや素材によって価格相場が変動しますが、一番大きな要因はブランドでした。高級ブランドのスカーフはまさに天井知らずの高級価格帯ですね。
最安値価格帯は素材が化学繊維であったり、プチサイズのように小さめのものがラインナップ。奇抜なカラー使いが多いのもこの価格帯の特徴のようです。売れ筋価格帯は麻やシルクなど天然素材とともに混紡繊維などもあり、バリエーションに富んだ領域といえるでしょう。
この商品の比較ポイント 今回紹介する7点のスカーフを比較するポイントです。理想的な選び方の中でも特に重要なポイントである以下の2点で見ていきましょう。
今、編集部がおすすめするスカーフはコレ! 一目見た色使いはもちろん、素材感にもこだわったイチオシスカーフを紹介します。コレはぜひ持っておくべき!といえるものを見つけました。
OBJROM「OBJROMさんスカーフ」
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とろみ感とその色使いでできるオンナを演出
使い勝手の良いスクエアタイプのOBJROMさんスカーフ。シルク100%はぜひ1枚持っておくと、どんなシーンにも対応できるから便利です。オフィス使いで上品に、女子会ならちょっと着こなしの格上げに尽力してくれます。フォーマルシーンもシルクなら負け知らずですね。このサイズはCA風の巻き方がぴったり!
繊細な厚みのスカーフは、ソフトな感じがしすぎて…という人にもおすすめなポイントが。それは「とろみ感」です。このOBJROMさんスカーフは嫌味のない光沢が特徴的な1枚で、目で見てはっきりととろみ感がわかるのです。手で触れば少し頼りない印象を持ちそうな厚みですが、それこそが肌に柔らかく速乾性を発揮してくれます。シルクでもオールシーズン使いまわせるのは魅力的。薄手のニットを羽織って首元にこのスカーフ、できるオンナがまた1人増えそうです。
コーデを楽しむ!いろいろ使えるおすすめ大判スカーフ2選 首にストンとかけるだけで縦長効果を演出できる大判スカーフ。体型隠しにひざ掛けにと活躍することもあります。春秋ならアウターがわりにも使えてアクセントにもできる、ステキなスカーフです。
1.OFTEN「大判 スカーフ」
天女の羽衣をリアルにまとえる
ベーシックなスカーフのサイズは60cm四方ですが、OFTEN大判 スカーフは3倍の縦サイズです。女性の背丈をはるかに超える180cmでも、大きすぎだと感じさせないライトなタッチが魅力です。ガラス糸の繊細でとても軽いスカーフは、天女が落としていった羽衣を連想させます。風に乗ってふわりと舞い上がれそうな雰囲気で、くるくると首に巻いただけでも女子力がるよう。手洗いであっという間に乾くので、メンテナンスもかんたんで便利。透け感があるので大きくても全く重さを感じさせない、脱帽の技アリ感ですね。フェミニンな装いだけでなく、ジーンズなどカジュアルなコーデにも花を添えてくれるでしょう。
2.ジョイスカーフ「シルク100% スカーフ」
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何枚でも欲しい大判スクエア
89cmと大判スクエアタイプは巻き方にもバリエーションが増えます。ジョイスカーフのシルク100%スカーフなら、シルク独特のドレープ感を生かした巻き方がステキ。
強風が吹く日には大判スクエアを持って外出すると便利なのを知っていますか?特にこのスカーフのように柔らかい質感のものなら、強風でヘアスタイルが崩れるのを抑えられます。柔らかさを生かしてヘアバンドにしてみると、ぐっとオンナっぷりも上がります。美しい6色のバリエーションから、髪色にも合うものをチョイスしてみませんか?
毎日使いたい!おしゃれで可愛いおすすめスカーフ2選 コーデのアクセントになるスカーフですが、毎日使うとなるとどんなものが良いのかと質問されることがあります。ビビッドなカラーとシックなもの、その両方があるとベストです。ベーシックかポップか、それはあなたの好み次第です。
1.エルメス「The Savana Dance」
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サバンナのスパイスを1枚のスカーフにとじこめた逸品
スカーフだったら誰もが1枚は持ちたいブランドはHERMES(エルメス)でしょう。上質な素材と作りは老舗の贅を尽くした感があります。
The Savana Danceは、機知を表現するベルベットモンキーとサバンナの王者ヒョウ、南アフリカ国花のプロテアがモチーフです。色味といいデザインといい、毎日使いたい逸品に。スカーフのビビッドさを引き立てる幾何学的ともいえるアマズンパは、コーデの差し色の決め手になりますね。シルク100%の肌触りと奇抜さだけでは語れない上品なエルメスの魅力を感じられます。
2.PRAU「スカーフ」
サイズ:71cm×71cm 素材:ポリエステル100% 巻き方一つでイメージチェンジ
ポリエステル100%はちょっと…と感じる人もいますが、昨今の化繊業界は目覚ましい進歩を遂げています。一見するとシルクと見紛うようなポリエステルがありますし、手触りだってなめらかさが。化繊でおすすめしたいポイントはメンテナンスがかんたん!小さめのネットに入れれば洗濯機でも洗えて便利です。
PRAUのスカーフはサイズ感とともに素材のおかげでヘビロテできるスカーフ。巻き方次第で柄の出方を変えられるし、巻いたり結んだりとアレンジがしやすい素材と色味が特徴。1枚でイメージチェンジができるから、バッグに忍ばせておきたいですね。
いつものコーデにアクセントとしてプラス!メンズにおすすめのスカーフ2選 メンズがレディースよりも色味を使ったコーデが少ないと思いませんか?そんないつものコーデに取り入れるなら、色を考えるよりもスカーフをおすすめします。アクセントに取り入れやすいスカーフ2選です。
1.May-One「メンズ チェックスカーフ」
サイズ:170cm×30cm 素材:アクリル・ウール さりげないサイズ感はあっさりワンループで
縦の長さを半分に折って首に巻き、輪になった部分にフリンジのある先端を通すのがワンループ。マフラーのようにあっさりと巻いてオシャレに決まるのがMay-Oneメンズ チェックスカーフです。アクリルとウールの混紡で、ニットが苦手なメンズにもオススメのふっくら感が魅力です。暖かさもあるので、秋冬の防寒対策にも使えて便利。ダークブラウンに差し色のブルーがわずかに見え隠れ、派手過ぎないのでオフィスにもオススメです。
2.ロスコ「デザートスカーフ」
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サイズ:106.7cm×106.7cm 素材:コットン100% 風になびくアフガンが周囲に差をつける!
サバゲーやミリタリー好きにはおなじみのROTHCO(ロスコ)のデザートスカーフ。カジュアルコーデの必需品で、コットン100%のハリ感としなやかさの同居が特徴です。洗濯機で洗ってパンッ!とひとはらいしたらシワも伸びる、お手入れのかんたんさもメンズ向きですね。
オシャレなドクロ柄に手を出しづらい…という人のファーストドクロにもおすすめ。アフガン巻きにするとさほど主張し過ぎない柄と、周囲をトリミングするフリンジのスレ感がかなりオシャレなスカーフです。急な雨で濡れたらタオルがわりにもなる、裏技的な使い方もできてステキ。
【おまけ】スカーフを結ぶのが苦手な人におすすめのスカーフブローチ シューレースを結ぶだけでも一苦労なのに、スカーフを結ぶなんて絶対無理!そんな人にぴったりなスカーフブローチ。百貨店で超人的な実演をみた瞬間飛びつきました。これは持っておいて損はありません。
マイクイーン「スカーフリング」
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ぶきっちょアイテム?格上げアイテム?
オパールカラーのフラワーモチーフが可愛いマイクイーンのスカーフリング。裏面にピンをつければブローチに早変わり、厚手のストールにも留めることができます。スカーフリングは超便利グッズともいえるもの。
スカーフをバイアス折りにして通すのが基本ですが、リボン結びすらままならないという人にもかんたんに使えるのが高ポイント。ぶきっちょ救助の威力以上に、ジュエリー風のこのスカーフリングならコーデの格上げが叶います。変わり結びにもチャレンジしやすくなるアイテムです。
スカーフを購入時の気になる疑問・質問
スカーフを購入しようと思ったとき、ちょっと気になることが…そんな気になる疑問・質問にまとめてお答えします。
Q1:スカーフとストールの違いは何ですか?
かんたんに表せば、違いは大きさです。
ストールは縦長で長さが160cmから180cm程度で、横幅も100cm近くあるものが多いです。首に巻いたり肩にかけたりと、その長さを生かした巻き方が可能です。一方スカーフは正方形で一辺の長さも80cm未満のものをさすことが多いです。ただロングスカーフというくくりで長方形のものもあるため、明確な区別があるとはいい難いところですね。
Q2:男性のおすすめのスカーフの巻き方はありますか?
ベーシックな印象のアスコットタイ巻きがおすすめです。
10cm幅になるようバイアス(ななめ)にたたみ、片方が長くなるよう首にかけます。長い方をもう片方の上から通して、さらに一周ぐるっと巻いて下から上に通し首元から垂らします。ネクタイと似た要領なので、スカーフだからと構えずに使えますね。カジュアルなシャツの襟元に添えれば、クラシックな装いに。幅を広めに整えると女性にもおすすめです。
まとめ いつものコーデのスパイスにしたいスカーフ。かんたんに巻くだけでも、ただの通勤用スーツが格上げできるアイテムでしたね。ふんわり素材でフェミニンに決めれば女子力MAX、細めを長く垂らせばマニッシュな格上ウーマンに。メンズだって首元に巻くだけで、一気にこなれた雰囲気になれます。
難しく考えず、図柄やカラーにピン!ときたら、すぐに鏡の前へ向かいましょう。自分にマッチするスカーフが、きっと見つかります。