手ごろな価格で健康や美容にも良いとされている飲むヨーグルト。手軽に飲める分種類も多く、ものによって特徴も味も違いがあるため、どれを選べば良いか迷ってしまいがち。...
手ごろな価格で健康や美容にも良いとされている飲むヨーグルト。
手軽に飲める分種類も多く、ものによって特徴も味も違いがあるため、どれを選べば良いか迷ってしまいがち。
とくに女性の場合、糖質の有無やカロリーも気になるところです。
今回おいしくて体にもうれしいおすすめの飲むヨーグルトを、ニーズ別に13種類を選出しました。
さらに選び方のポイントや気になる疑問も解説。おいしくて健康維持にぴったりのものを見つけましょう。
ママアイテム編集部
飲むヨーグルトを選ぶポイントは3つ。まずは選び方をマスターしましょう。
飲むヨーグルトには大きく分けて「加糖」と「無糖」があります。加糖は砂糖やフルーツなどが入っているため食べやすいですが、その分70kcal前後と少し高めです。
一方無糖は糖分が入っていない分カロリーは40kcal前後と加糖の半分程度ですが、砂糖が入っていない分甘みがなく、飲みにくいといった特徴があります。
そのためおいしく飲みたいのであれば「加糖」、美容やダイエットなどを意識するなら「無糖」を選ぶと良いでしょう。
飲むヨーグルト=乳酸菌がたくさん入っているというイメージを持っている人も多いですよね。乳酸菌と一言に言っても今現在わかっているだけでも350種類もあり、それぞれ効果も違います。
もちろん飲むヨーグルトに入っている乳酸菌の種類もさまざまなので、目的に合ったものを選ぶのもポイントの一つです。また乳酸菌の場合死菌でも十分体にはうれしいのですが、生きて腸まで届く菌は少量でも良いとされています。
そんな乳酸菌の代表的な菌は以下の通り。
【ガゼリ菌】
お腹の中にもともといる菌で、生きて腸まで届くことができる数少ない菌です。内臓脂肪を減らす働きがあるため、健康面が気になる人にはもってこいと言えます。
【サーモフィラス菌】
腸内環境を整えることで腸をキレイにする働きがあるため、美しい肌を目指す人におすすめです。ヨーグルトの多くにサーモフィラス菌が含まれています。
【ビフィズス菌】
もともと体の中に住んでいる善玉菌で、カスピ海ヨーグルトに多く含まれています。季節の変わり目に乱れがちな体調をサポートしてくれます。
【クレモリス菌・リューコノストック菌】
カスピ海ヨーグルト独特の粘り気を生み出している乳酸菌です。多くの乳酸期の中でも生きて長まで届くので、腸内環境を旅行に保ってくれます。
飲むヨーグルトには、トロミはあるものの後味はサッパリしているものと、クリーミーでとろみのある濃厚なものがあります。好みの方を選ぶと良いですが、そのときの状況で飲み分けるのもおすすめです。
例えば味が濃くヨーグルトの味を存分に楽しみたい時は「濃厚」、喉が渇いたときなどごくごく飲みたい時には「サッパリ」を選ぶなどです。
飲むヨーグルトを販売しているメーカーはたくさんあります。その中でもおすすめのメーカーをチェックしていきましょう。
山田乳業株式会社のオリジナルブランド「フロム蔵王」。自然豊かな蔵王高原でとれる新鮮な乳牛を使った、牛乳や乳製品を数多く製造販売。自然主義をコンセプトにしているだけあり、添加物を極力使わない製法で体にも優しいです。
1916年(大正5年)創業の老舗メーカー「明治」。人気ブランドでもあるブルガリアヨーグルトを生み出し、今のヨーグルトの形を作り出した先駆け的存在です。種類の多さはもちろん、日本での飲むヨーグルトのシェア率もNo.1を誇っています。
昭和31年創業、岡山にある「蒜山酪農農業協同組合」。自分たちで牛を育て、その牛から搾った新鮮なミルクを独自の製法で加工し作っています。飲むヨーグルトの種類自体はあまり多くありませんが、新鮮でコクのある味わいが人気です。
今回編集部がおすすめする飲むヨーグルトは全部で13種類。下記2つのポイントを比較し、それぞれ目的に合った飲むヨーグルトを算出しました。
味や飲みやすさはもちろん、価格もそれほど高くなく続けやすい。砂糖不使用なのでカロリーを気にする人にもおすすめ。飲んだ人からの評価も高い今一番お勧めしたヨーグルトはこちらです。
無糖の飲むヨーグルトはどうしても酸味が強く飲みにくく、続けにくいのが最大のネック。逆に砂糖がたっぷり入った飲みやすいものは、太りやすいといったデメリットがあります。
しかしフロム蔵王ののむプレーンヨーグルトは、搾りたての生乳を100%使ってできているため、砂糖を使っていないのに濃厚で飲みやすいと評判です。さらに酸味が出にくい乳酸菌なので、無糖特有の酸味が少ないのも魅力の一つ。
乳脂肪分が1.5%と、フロム蔵王のほかの商品に比べ脂肪分を50%近く抑えているため、カロリーも低く、ダイエットをしている人にもおすすめです。
低カロリーなので、毎日飲んでも太りにくいといった点もうれしいですよね。のど越しもサラサラしていて後味は比較的さっぱりしているため、喉が渇いたときにゴクゴク飲むこともできます。
牛乳の代わりにグラノーラに混ぜて食べたり、スムージーに混ぜるなどアレンジも自由自在。毎日飽きることなく飲むヨーグルトを楽しむことができます。
安定剤や香料など体に良くない添加物も入っていないため、小さな子どもからお年寄りまで、みんなが安心して飲むことができるのも魅力の一つと言えるでしょう。
飲むヨーグルトを健康目的に飲む人も多いですよね。ただ健康目的と一言に言っても、風邪やインフルエンザなどを予防したい、アレルギーや便秘改善、トータル的に健康を目指したい人などさまざまです。
今回はそんな悩みに答えてくれる健康面におすすめの飲むヨーグルト4製品を発表していきます。それぞれの特徴をしっかり知って、体の悩みに合ったものを選んでください。
R-1ヨーグルトは、味もバニラヨーグルトのように濃厚でとても飲みやすいため、大人はもちろんのこと小さな子どももおいしく飲むことができます。とろみが少なくサラサラしているため、お風呂上りなどに飲むのも良いです。
内容量も112mlと少なめなので、朝食に加えたりもできます。またお子さんでも飲み切れるサイズなので、おやつとしてあげるのもいいですね。
発売当初は地域限定商品だったのですが、TV番組などで紹介されたことにより人気爆発し、一時は日本中のスーパー・コンビニから姿を消したこともあるほど。現在でもヒット商品として有名ですね。
現在ではその人気からさまざまな種類が発売されています。ここでおすすめしたのは、加糖タイプのプレーン味ですが、甘酸っぱいアセロラ&ブルーベリー、さらにさっぱりとしたグレープフルーツミックス、後でも紹介するクランベリーやザクロなどのフルーツが入ったレッドフルーツミックスも販売されているので、味にも飽きずに楽しめそうですね。
またさらに低糖・低カロリーのタイプもあるので、カロリーが気になる人はこちらがおすすめです。
R-1に入っている乳酸期は「1073R-1」というブルガリア菌の一種。まだまだ研究が進んでいる段階ですが、日々の健康をサポートしてくれる効果があるようです。おいしくてさらに体に優しい飲むヨーグルトですね。
毎日忙しく働いていると、ちょっとしたことでも体調を崩してしまうことも多いです。守る働く乳酸菌L-92は、カルピス社独自で開発した乳酸菌「乳酸菌L-92」を配合しています。この乳酸菌は、毎日忙しく健康面になかなか気を使えない人の健康維持をサポートするのにもおすすめ。
味は少し酸味が効いていますが爽やかで飲みやすく、後味も良いため毎日飽きずに飲めると評判。酸味がある分甘いのが苦手という人にも飲みやすいです。またサラサラしているので、喉を潤すのに飲むのも良いでしょう。
賞味期限もほかの商品に比べると長めなので、ちょっと多めに購入してストックしておけるのもうれしいですよね。
通常の飲むヨーグルトに配合されている乳酸菌の数は、1〜2種類程度のことが多いものです。しかしカスピ海式菌活乳酸菌はなんと8種類も配合。
人の身体がそれぞれ違うように、実は体の中にいる乳酸菌の種類もさまざま。でもいろんな種類の乳酸菌が入っているカスピ海式菌活乳酸菌なら、あなたにピッタリの乳酸菌が見つかるかもしれませんね。
脂肪分0で低カロリーなので、ダイエットを意識している人にも安心して飲むことができます。また味も甘みがあり子どもでも飲みやすいため、家族みんなで飲むこともできます。
常温保存できるので、買い置きしても冷蔵庫を占領することもありませんし、外出先に持っていって飲めると好評です。
一定の効果が期待できることを国から認定されているものだけに与えられる特定保健食品(トクホ)。そんなトクホを取得しているのが「飲むヨーグルトL81プレーン」です。
そんなLB81プレーンは、腸内環境を整える効果を国から認定されているため、毎日飲むことでお腹をスッキリや風邪などをひきにくくするなどのサポートを行っております。
ただしいくら特定保健用食品と言っても、薬ではないため効果が必ずある訳ではありません。そのため健康をサポートする役割程度に考えて飲むと良いでしょう。
味も程よい甘さで飲みやすい、トロっとしていてまさにヨーグルトを飲んでいるみたいとのこと。飲んだ後少し酸味が残るかなっというくらいなので、酸味が苦手ない人や小さな子どもにもおいしいと好評です。
くせがすくないので、ヨーグルトがちょっと苦手……という人にも飲みやすくなっています。
せっかく飲むヨーグルトを飲むなら味も楽しみたい、濃厚でおいしいものを飲みたいという人も多いですよね。いくら体に良いと言われても、やっぱり味が好みでないとなかなか続けるのは難しいものです。
そこで濃厚でおいしいと評判のおすすめ飲むヨーグルト5選を発表していきます。自分好みの味をぜひ見つけていきましょう。
酪農家が丹精込めて育てた新鮮な乳牛から作られた飲むヨーグルトは、まるで生クリームのような濃厚さと程よい甘さが絶妙にマッチ。一度飲んだら病みつきになるおいしさと評判です。
とくに濃い味のものが好きな人には持って来い。そのまま飲んでももちろんおいしいのですが、フルーツなどにかけてもまた違った味わいを楽しむことができます。
添加物も使っていないため、小さな子どもからお年寄りまで安心して食べられるのもうれしいですよね。
気になる乳酸菌も100ml当たり約200〜800億個も入っています。この量は厚生労働省が基準にしている量のおよそ数十倍。おいしいだけでなく乳酸菌もたくさん配合されている飲むヨーグルトです。
希望の飲むヨーグルトは東日本大震災で家族を失った牛乳販売店の店主が、たった一人残った息子のためにバッティングセンターをつくりたいという強い思いから生まれました。
濃厚でコクがあるのにサラッとしていて飲みやすい希望の飲むヨーグルト。酸味も少なく程よい甘さがちょうどよいバランスで、子どもからお年寄りまでおいしく飲めると評判です。
そのまま飲んでも良いのですし、梅酒などお酒に割ってもおいしいです。寒い日にはホットヨーグルトとして飲む等バリエーションも豊富。
安定剤や保存料などが入っていないため賞味期限は比較的短めですが、その分新鮮で安全性も優れています。乳脂肪分も3.0%と低めなので、ダイエットを意識している人にもおすすめです。
岩手県の特産品でもある「たのはた牛乳」を惜しみなく使って作られた飲むヨーグルト。新鮮な生乳をじっくり時間をかけ熟成させているため、とても濃厚でコクがあるとリピーターが続出するほど人気が高いです。
香料などの添加物も不使用なので、生乳本来の風味や味を存分に味わえるのも魅力の一つ。適度な酸味と甘さが爽やかさも引き出しているため、後味もすっきりしています。
酸味が少ない分子どもはもちろん大人からも人気が高いですが、とくに濃厚で濃い味が好きな人におすすめです。気になる乳酸菌も1mlの中に10億個とたくさんはいっているため、乳酸菌をしっかり摂取している人にもうれしいですよね。
無糖タイプと同じく、蔵王高原で大切に育てられた新鮮な牛から取れたミルクをたっぷりと使用して作られたのむヨーグルト。生乳ならではの濃厚さとコクを味わうことができます。
乳脂肪分1.5%と低いため、濃厚なのにサラッとしていて後味もスッキリしているのも特徴の一つ。脂肪分が少ない分くどくなくのど越しも良いので、ちょっと喉が渇いたときにもゴクゴク飲むこともできます。
安定剤や香料など添加物も入っていないため、健康を意識する人にも安心して飲むことができるのもうれしいですよね。酸味も少なく子どもにも飲みやすいので、家族みんなでおいしく飲むことができる飲むヨーグルトです。
カロリーはまったく気にしない、とにかく濃厚で飲み応えのあるものを飲みたいという人に持って来いなのが、「蒜山ジャージー飲むヨーグルト」です。
乳脂肪分が5%にも達する濃厚で搾りたてのジャージー牛乳を、そのまま殺菌し発酵して作られています。乳脂肪分が高い分とても濃厚で、まるでヨーグルトを食べているようなクリーミーさなので飲み応え抜群。
砂糖は使っていますがミルク本来のうまみを最大限引き出しているため、自然の甘さでくどくないので飲みやすいのも特徴の一つ。
高級感もあるので、自分用に飲むだけでなく贈り物として利用する人もたくさんいます。ただしとてもクリーミーなので、飲む時はしっかり振ってから飲むようにしましょう。
プレーンタイプも良いですが、もっといろいろな味を楽しみたい、おいしく飲みたいという人にはフルーツ入りタイプを選ぶものありです。
フルーツが入ることで、ビタミンなどほかの栄養素も一緒に摂取できるのもうれしいですよね。そんなフルーツ入りの飲むヨーグルトおすすめ3選を発表していきましょう。
新鮮なジャージー牛乳から作った濃厚なプレーンタイプの飲むヨーグルトに、フルーティーなマンゴーを入れたのむヨーグルトマンゴー。
使用しているものは、マンゴーの王様ともいわれているアルフォンソマンゴー。程よい酸味と甘さを持っているため、濃厚な飲むヨーグルトとの相性も抜群です。
またマンゴーにはビタミンA・Cや鉄分も豊富に含まれているため、ほかの栄養素も摂取できるという点も魅力の一つ。マンゴーをピューレ上にして入れているため、マンゴーの持つフルーティーさを存分に味わうことができます。
マンゴー好きにはもちろん、フルーツ好きにはたまらない一品です。ちょっとしたデザート感覚や甘いものを摂取したいときに飲んでいるという人もいるため、子どものおやつ代わりに与えるのも良いかもしれませんね。
赤いイメージがあるクランベリーやラズベリー・いちご・ザクロ・カムカムなどがたっぷり入った飲むヨーグルト。いちごやベリーの風味や味を楽しめます。
ベリー系なのにそこまで酸味も強くなく、程よく甘みを感じられるので、大人はもちろん子どもにものみやすいです。また果物の適度な酸味が効いているので、甘すぎるのは苦手という人にもおすすめ。
健康面におすすめのところでも紹介した、R-1と同じ乳酸菌が入っているのも特徴の一つ。そのため健康管理のために飲んでいる人も多い傾向にあります。
プレーンタイプにちょっと飽きたなっという人は、程よい酸味で後味すっきりのレッドフルーツミックスも試してみると良いでしょう。
生きたまま腸に届くビフィズス菌を配合しているためより乳酸菌のパワーを引き出し健康面や美容面をサポートしてくれます。
血を造るのに不可欠な鉄分もたっぷり入っているため、貧血気味の人にはもってこい。とくに女性の場合貧血気味の人が多いため、積極的に摂取したいですよね。
乳脂肪分0なのでサッパリしていてのど越しも良く、ブルーベリーのフルーティーな味わいを楽しめるとあって好評です。砂糖が入っている割には比較的カロリーも低いため、ダイエットを意識している人も安心して飲むことができます。
またブルーベリーには、目にうれしいアントシアニンも豊富。パソコンやスマホなど目を酷使する人、最近ちょっと視力が落ちてきたかなっという人にもおすすめです。
飲むヨーグルトに関して、これはどうなんだろうと疑問に思うこともありますよね。今回とくに多い疑問とその答えをまとめましたので、ぜひ解消していってください。
飲むヨーグルトを飲むことで、お通じの改善、ハリのある美しい肌、風邪を引きにくくなる、スリムをサポートなどを行ってくれます。
飲むヨーグルトに含まれている乳酸菌には、善玉菌の働きをサポートする働きがあるので腸が活発に動きます。その結果老廃物をスムーズに排出されることで、これらをサポートしてくれるのです。
飲むヨーグルトも代用可能ですし、温めて飲むこともできます。むしろ乳酸菌は40度程度が一番活発に働くと言われているため、ホット飲むヨーグルトはおすすめ。
温め方は電子レンジで1分〜1分30秒くらいチンするだけなのでとても簡単です。またホットにすることで、飲んだ時体も温まって内臓の働きも良くなり代謝もあがります。
飲むヨーグルトをニーズに合わせて全部で13種類紹介していきましたが、気になるものは見つかりましたか?とにかく濃厚で味に自信があるもの、風邪やインフルエンザなど健康面のサポートに力を入れているものなど、商品によって特色も全く違います。
どの味が良いかわからないという人は、一通り飲み比べてみても良いでしょう。一つのメーカーや商品だけを飲み続けるのも良いですが、そのときの状況や気分などに合わせて飲むヨーグルトをいろいろと変えてみるのもありです。
そのまま飲んでも良いですし、ホット飲むヨーグルトとして飲んでもOK。自分なりにいろいろとアレンジを加えながら、毎日の生活にぜひ飲むヨーグルトを取り入れ、健康維持や美肌に役立ててみてくださいね。