保温美容液はお肌に栄養を与えるエッセンス。うるおいだけでなくニキビ予防に、また美白効果など、スキンケアには欠かせないアイテムになっていますね。でも、必ず使わなく...
松山千佳
スキンケア商品の製品開発に携わっていました。携わった会社は合計4社で、様々な観点からそれぞれの人や環境にあったスキンケアについて話せます。数回のテレビ出演・雑誌掲載経験があります。
プロフィール詳細へ>>保温美容液はお肌に栄養を与えるエッセンス。うるおいだけでなくニキビ予防に、また美白効果など、スキンケアには欠かせないアイテムになっていますね。でも、必ず使わなくてはいけないもの?と思ったことはありませんか?また、保湿には乳液を使うだけではダメなの?という疑問も。こちらでは美容液の効果について、肌のしくみと照らし合わせながらくわしく調べています。年代別にも様々な種類が出ているようだし、プチプラ商品で良い物が欲しい!という方にもおすすめの商品がありますよ。
エキサイトおすすめアイテム編集部
素肌がカサついているとメイクもなかなか映えず、気持ちも下がってしまいます。そんな時、美容液は心強い味方。うるおいをキープしたい時、またさらに肌の調子を上げたい時に上手に使いたいですよね。
そこで、これを読めば失敗ナシ!初歩的な、なぜ美容液はお肌に有効なのかというところから、自分の肌に合う商品の見極めポイントまで押さえておきましょう。
いつもの洗顔後のお手入れを思い返してみましょう。タオルで水気を取った後、すぐに化粧水をつけるという方は多いはず。お風呂から上がった直後の肌は内側から水分が蒸発しやすく、ただちにうるおいを補給したほうが良いのです。
次に使うのが美容液です。美容液とは肌に良い有効成分がぎゅっと濃縮して入っているもの。もともとはジェル状のものを指していましたが、最近ではテクスチャーはさまざまです。
手に取って、乳液や保温クリームと似ている、と感じるとはぶいてもOK?という気持ちになることも。しかし顔の中でも集中的にケアしたいポイントがある場合、やはり美容液が必要です。
乳液は美容液よりも油分が多いため、水分を逃さないフタをするようなイメージで使います。混合肌に見られる口元、目元だけカサカサになる、という場合は、保温クリームと併用して、塗る場所によって使い分けると良いでしょう。
スキンケア用品 | 油分の量 | 特徴(メリット) |
---|---|---|
化粧水 | 少なめ | 肌を柔らかくする 肌を引き締める 美容液を浸透しやすくする |
美容液 | やや少なめ | 有効成分を多く取り入れられる 保温成分を角質層に送る |
乳液 | 中 | 肌にフタをして乾燥をふせぐ 角質細胞の隙間を埋める |
クリーム | 多 | さらに肌乾燥をふせぐ 目元専用など種類がある |
美容液をつけると、化粧水と乳液(または保温クリーム)をつけるだけでは足りなかった、肌のなめらかさやうるおいを感じることができます。これは肌の一番上の層である角質層に、
といった効果が狙えるため。
肌の角質層は通常では水分を10~30%は保っていますが、乾燥などでバリア機能が弱まるとうるおい成分もろとも流出してしまいます。美容液はそんな隙間が開いた角質層の中に、外側から保湿成分を送り込むことができるのです。
美容液に配合されているなかでも、セラミドが入っているものは特におすすめ。もともと、角質細胞の隙間を埋めている主成分の脂質です。洗顔でも加齢でも減少しやすいので、日ごろから補充してあげる意識が大切なようですね。
美容液の良い点は、お肌の悩みに集中的にアプローチできるところ。例えばシミを薄くしたい時には美白成分が多く入ったものを選ぶと、より効果を感じることができるでしょう。
保湿もしたいし、シミ、シワも気になる!という方は重ねづけもOK。その時は、油分の少ないものから先に肌に塗ると浸透もスムーズです。唯一、シワが気になる部分に使うアイクリームなどは、真皮層にはたらきかけるよう先に塗り込んでくださいね。
成分表示をチェック!お悩み別、美容液の選び方
美容液の種類 | 目的 | 主に配合されている成分 |
---|---|---|
保湿美容液 | 肌の乾燥をふせぐ キメを整える | セラミド コラーゲン ヒアルロン酸 レシチン スフィンゴ脂質など |
美白美容液 | シミ、ソバカスを抑制、または薄くする | ビタミンC誘導体 アルブチン コウジ酸 エラグ酸など |
アンチエイジング美容液 | 肌のハリを保つ シワを薄くする 活性酸素除去 | プラセンタ レチノール ナイアシン AHAなど |
ニキビ用美容液 | 炎症をふせぐ ターンオーバーの正常化 | ビタミンC誘導体 グリチルリチン酸 セラミドなど |
シーズンごとに新しい商品が出てきたリと、美容液の買い時も悩むポイントなのではないでしょうか。やっぱり高価なもののほうが、お肌に有効な成分もたくさん入っていそうというイメージもあり、少し手が出にくいという方もおられるでしょう。
しかし入っている保湿成分の種類が少なくても、自分の肌に合っているものを使えばうるおいを実感できるそう。ネットや店頭で売られている商品の、価格帯から見る共通点や「コレ、買い!」といったポイントを探してみました。
最安価格帯
高級価格帯
売れ筋価格帯
驚いたのは、比較的安価な美容液が、売れ筋価格帯上位にも堂々とランクインしていること。普段使いしている化粧水に、セラミド原液を混ぜたりといった工夫をしている人も多くおられるようですね。
また、美白には医薬部外品の美容液を使ったりと、効果の信頼性を重視している傾向も。テクスチャーも、ゲルやクリーム、さらっとしたエキスタイプと選ばれるのも多岐に渡っています。
もちろん、1つでさまざまな美肌効果が狙える商品は魅力的です。表示を見ると、有効成分がズラリと配合されている高価な美容液のように。すべてまかなってくれるようで頼もしい限りですが、やはり大事なのは肌との相性。自分のお肌の調子をよく見極めたうえで、一番フィットする美容成分を選ぶことが第一のようです。
数ある保温美容液のなかでも、一度は試してみたい、そんなおすすめのブランドを3つご紹介したいと思います。買いやすい、目的が明確、効果が分かるといった基本のクリアポイントを押さえていますよ。
クレンジングいらずで肌を痛めない、ミネラルメイクを先駆けて発売したエトヴォス。スキンケア商品には、基本的な保湿成分の他、植物性の有効成分を充分に取り入れています。肌の再生力をやさしくうながす、どこまでもナチュラルな製品づくりが印象的です。
敏感肌の人でも安心して使える、臨床皮膚医学に基づいて生まれた基礎化粧品シリーズが人気です。余計なものは加えず肌にやさしく、かつ機能的にはたらく成分で占められているものばかり。化粧水からファンデまで一式そろえてしまう人も多いとか。
大手フィルムメーカーの富士フィルムが手掛ける、化粧品ブランド。抗酸化力のあるアスタキサンチンやリコピンなどの赤色ポリフェノール成分を、基礎化粧品に組み込んでいます。精巧な技術がなせる技が、繊細なお肌を健康に導いてくれます。
美容、保温成分は何が使われているのか明記するのはもちろん、使いやすいようにテクスチャーの種類もさまざまに選んでみました。こんな症状があるお肌に効いた、という口コミも参考にしています。
いくら肌を保温しても、メイクやクレンジングの影響でうるおい成分が抜けてしまっていたら効果は半減。元からある保湿力をこわさず、高めてくれる美容液がありました。
セラミドは角質細胞同士を接着剤のようにくっつけるはたらきがあります。外にうるおいが逃げないよう、水分を内側に抱え込む性質があるんですね。
ただし乾燥やクレンジングなどで流出しやすいのが特徴。バリア機能がこわれてしまうせいで、肌の表面はベタつくのに中が乾いている、インナードライという状態にもなりやすいのです。
そんな時、このモイスチャライジングセラムを使うと、すっと肌になじんでしっとりとした手触りに。秘密は、なんとヒトが持つセラミドと同質な成分が入っているため。くわしくはセラミド1,2,3,5,6Ⅱすべてが加えられているので、より浸透力がアップしているのです。
水分を保つヒアルロン酸や、肌本来が持つ天然保湿成分であるアミノ酸(NMF)もプラス。健康な肌づくりのベースとなる成分がたっぷり入っているため、特に乾燥が進んでいる方、ニキビができやすく肌の再生力が落ちている方にもおすすめです。
それだけでなく植物プラセンタやスクワラン、ホホバオイルといった植物由来の保湿成分も加えられており、ラベンダーの香りに癒されます。
シリコンやパラベンフリーなど肌への刺激の原因になる成分も極限まで減らし、うるおいを閉じ込める乳液のようなはたらきも兼ねているそう。
健康な肌づくりの基本、「保湿」にセラミドは欠かせません。肌トラブルを抱えていなくても、若々しさをキープするために使いたい保湿美容液5選です。
初めて使う化粧品はいつも肌荒れしてしまう、といった敏感肌さんにもおすすめ!低刺激性で作られている「バリアコンセントレイト」は余計な香料や着色料などは入っていません。
肌になじみやすいセラミド3(セラミドNP)がメインに入っており、保湿効果が高いうえにシワの予防にも効果的です。もともとヒトの肌や髪の毛に存在するヒト型セラミドなので、刺激に弱い肌でも安心して使えます。
化粧水で整えた肌にパール2個分を伸ばして塗るだけで、真冬でも粉をふく事がなくなったという口コミも目立ちました。効き目は穏やかでありながら改善作用のある成分が入っている、と定義されている医薬部外品でもあります。
京都に本社があるヴァントルテは、過度なデザインや包装などにコスパをかけない中身重視の化粧品メーカー。
開発を始めたきっかけは、化粧品がなかなか肌に合わない家族や友人のためだったのだそう。そのため、現在でもパラベンや鉱物油、エタノールなど添加物は極力排除。そのうえで、ボタニカルモイストと呼ばれる植物の保湿成分を多く取り入れています。
例えばアルガンやアルペン、リンゴの幹細胞を取り入れることで、肌細胞の再生力が高められます。他、保湿効果や細胞を増やしてキメを整える、メープルの樹液などのボタニカルウォーターを配合。
もちろん、ヒト型セラミドも1、2、3、6Ⅱと4種類含まれているのでうるおいを充分に閉じ込めてくれますよ。攻めのエイジングケア、というコピーにもあるようにシワやたるみが気になるお肌にもぴったりです。
松田聖子さんが登場するCMでもおなじみの、アスタリフトシリーズ。そのなかでも、洗顔した後すぐに使って欲しいのがこの「ジェリーアクアリスタ」です。透き通ったジェリー状で、肌に伸ばすとすっと吸い込まれていく感覚に。
ベタベタしないのに、しっとり&ハリが出るという理由は、まずその赤色の主成分にあります。ひとつは、サケやカニといった動物性由来から採れるポリフェノール、アスタキサンチン。
抗酸化力があり、活性酸素に侵されてコラーゲンが作られにくくなった肌をよみがえらせます。この商品にはヘマトコッカス藻からアスタキサンチンが抽出されているそう。
またトマトに入っているうるおい成分、リコピンも同様の作用があり、今回ダブルの赤色パワーで配合されています。ヒト型であるセラミド3、セラミド6Ⅱも入っており、フィルムメーカー独自のナノ化という微細なサイズになっているので肌に浸透しやすいのです。
汚れを落としてキレイになった肌一番にアクアリスタ、は定番になりそうですね。
つけていると手のひらが頬に吸いつくような、もちもちとした感覚が楽しめるというこの商品。さらにリフトアップ力をつけて新登場しました。アーティーチョークやスクワランの植物エキスが毛穴をひきしめ、たるみを防ぎます。
また、セラミドの中でも一番保湿力が高い、セラミド2が1、3と共に配合されているところがうれしいですね。他にも水分を集めるヒアルロン酸や、低刺激性の保湿剤であるグリセリンなどが入っているため、乾燥が激しい季節にも大助かりしそうです。
公式サイトの動画にもあるように、手のひらで暖めてからゆっくりとハンドプレスするようにつけるとさらにもっちりと、肌の弾力を感じられるそう。
赤ちゃんの頃が最大といわれる肌の水分量は、年齢を追うごとに減っていきます。くわえて30代以降は油分の分泌も低下してくるため、肌機能の低下は誰でも起きるもの。しかしほうっておくと、たるみやシワはどんどん進行!適切なエイジングケアをして、年齢を感じさせないうるツヤ肌でいたいですね。
独自の保湿やハリをもたらす成分をふんだんに織り交ぜ、商品を発表し続けるSK-Ⅱ。天然酵母を培養させて肌への有効成分を抽出して作る、ピテラもそのひとつです。内容はアミノ酸やビタミン、ミネラル類など。
ピテラは、肌の水分を保持させたり皮脂バランスを保ったりと肌本来の機能をよみがえらせる基本の効果は絶大。そこに今回は、同じく大豆や酵母から採れる植物エキスを配合してできるR.N.A.コンプレックスと、クロレラエキスが加えられました。
保湿力が高まる他、くすみが取れてキメが整った肌をキープ。またイナゴマメエキスは引き締め効果もあり、シワを薄くしてたるみのない輪郭を作ってくれます。口コミでは、自然な使い心地なのに翌朝もしっとりとした手触りで、毛穴が小さくなってきたという声が多かったです。
たるみ毛穴など、年齢を重ねたお肌の悩みにぜひ使ってみたい美容液ですね。
ロート製薬が手がける化粧品ブランド、「Obagi・オバジ」。老舗メーカーの研究、技術力が応用され、肌本来の機能を高める皮膚科学「SHR理論」が導かれました。その結果、肌に足りないものをおぎなうだけの守るケア、よりも肌内部のはたらきにも注目する「攻めるケア」の商品づくりに重きをおいています。
この「ステムリフトセラム」を含むダーマシリーズには、真皮層にあるコラーゲン、エラスチンといった成分を配合。うすくなってしまった肌のクッションをよみがえらせ、弾力をつけてくれます。
さらにコラーゲンやカプロオイルテトラペプチド-3という成分が表皮と真皮の間にある基底膜を強化。深い場所に刻まれるシワの軽減にアプローチします。
保湿をする時の使用感だけでなく、ディープターゲットデリバリーという高浸透技術もなされているのがまさに、攻めの姿勢が見えますね。日に日に肌の調子も上向きになり、表情も明るくなっていきそうです。
大手化粧品メーカーであるコーセー(KOSE)が手がける「コスメデコルテ」。この「モイスチュアリポソーム」は1992年に発売されて以来、現在までに累計出荷個数が700万個を超えるというベストセラー商品です。
特徴的なのは多重層リポソームという技術を用いられていること。うるおい成分をわずか0.1~0.2ミクロンほどのマイクロカプセルに層のように配合する製法のことです。一度肌になじませると時間をかけてじっくりと分解、粒子が細かいので角質層の中へよく浸透します。
そのようにうるおい成分が時間差で溶けて作用することから、しっとり効果も長く続くしくみになっています。カプセル自体ももともと肌をつくる成分のひとつである、リン脂質なのであますことなく保湿成分を肌に効かせることができるんですね。
このコスメデコルテは通販はなく、店頭販売のみ。百貨店などで選任アドバイザーと相談しながら購入することができ、GINZA SIX(ギンザ シックス)ではメゾンデコルテ、というエステサロンも併設されています。
口元やフェイスラインにできる大人ニキビは、なかなか治りにくいもの。ホルモンバランスの影響やストレスなどで肌の免疫力が下がった結果、毛穴が詰まってできてしまうとも言われています。ターンオーバーが乱れて弱った肌も、美容液で元気を与えてあげましょう。
化粧品から健康食品、ボティウェアまで取り扱うオルビスは、スキンケア用品のラインナップも数多くあります。なかでも青いボトルで統一されているクリアシリーズは、ニキビに悩む肌におすすめ。
100%オイルカットで余分な油分を肌に残しにくくし、ニキビの元となるコメドを作らせません。また、月経の周期に合わせて肌の抵抗力が落ち、バリア機能が弱まるところに注目。紫草という植物から抽出される紫根エキスは、皮膚の再生を助けて血行を良くする効果があるのだそう。抗菌作用もあるので肌の炎症を静めます。
もともとは薬にも使われていた成分で、エイジングケアとしても脚光を浴びているよう。同じく漢方にも使われる甘草から採れるグリチルリチン酸も、熱を持って赤くなっているニキビによく効く成分です。
どちらも医薬品として使われることも多く、効果も充分期待が持てるもの。それでも肌から脂質をうばってしまうばかりでは乾燥が進み、逆効果になってしまいますよね。この「薬用クリアモイスチャー」は、肌トラブルを抑えながらも、コラーゲンやヨクイニンといった美白、保湿成分できちんとケアできるところが安心できます。
大人ニキビができるのは、乾燥、加齢による肌代謝の低下が原因のひとつ。他にもストレスなどで自律神経とホルモン分泌のバランスが取れずにいると、肌に不調のマークとして表れてしまいます。
この「アドバンス保護美容液」は、そんな心身の不安定な時期でさえもカバーしてくれるような要素がたくさん。まず、バラの女王とも呼ばれるダマスクローズウォーターの香りが、お手入れする度に脳に作用してイライラを軽減し、リラックスさせてくれます。
肌への効果も、3種類のセラミドや皮脂膜に含まれるスクワランといった保湿成分で角質層を保護。その他、保湿以外にも美白作用があるといわれるプラセンタやヘキサペプチド-3といった成分が弾力を保ちます。
パラベンや石油系の界面活性剤、アルコールなどもフリーなので敏感になっている肌にやさしくできていますね。スポイトでその都度、液をたらして使うことができるので衛生的。肌の状態に合わせて量を調節できてイイ!という口コミもありました。
LINEで肌悩み相談ができるあいびは、公式ブログでも大人ニキビの対処についての記事が書かれてあったりとユーザーに親しみやすさを感じさせるメーカーです。
発売されている美容液の、特にニキビの悩みに合わせたものは種類が多く、かつ具体的。例えば、白ニキビ用、背中にできるニキビ用、など。なかでも深刻な、ニキビ跡の赤味などを根本からケアしていく美容液に「ベルブラン」があります。
なんでも約2万人以上のニキビ跡に悩む方のリサーチにもとづいて、商品開発が進められたのだそう。中身は、医療用の医薬品でも使われるトラネキサム酸が配合されています。
ニキビによって色素が残る肌に、同じく配合された甘草エキスが浸透。脂溶性でナノ化されているのでより深く角質層にしみ込み、美白成分が行き渡るように考えられているんですね。
一方で肌代謝を上げて古い角質やメラニンなどが排出されるよう、保湿も大切です。そのあたりもきちんと押さえられており、ヒアルロン酸は約2倍の保水力である「スーパー」と「加水分解」を合わせて3種類配合。他、セラミド3と水溶性コラーゲン、他植物エキスなど12種類のうるおい成分が入っています。
半年間を目安にじっくりとユーザーと向き合い、チャットや電話でも相談できる環境を設けているところに、商品づくりに対する真剣さが表れていますね。
自分に合う、最良の美容液はすぐ近くにあるドラッグストアでも手に入れられるかもしれません。口コミの評価が高く、他の買い物ついでに購入できる、お役立ち美容液情報です。
昔から使われている安全性の高い成分を使い、全成分公開表示などはいち早く取り入れてきた、ちふれ。内容はもちろんのこと、簡素なパッケージやボトルデザインも、高品質なものを手に入れやすい価格でといったコンセプトに沿われています。
このちふれ美容液は、ヒアルロン酸の他、保湿力が高いBG(ブチレングリコール)他、グリセリンといった基本的な保湿剤が配合されています。特にヒアルロン酸と一緒に保水効果を上げるのが、トレハロース。食品にも含まれているので、聞き覚えのある名前ですよね。
トレハロースは、乾燥したわかめが水に戻す際に一気にふやけていくように、水分を強力に吸着させます。角質層でうるおいを与えつつ、炎症を起こしている箇所を静めるようにはたらく作用も。アルコールフリーで、普段使いでも日焼けをした後でも刺激なく使える美容液です。敏感肌さんや、ニキビがある時にも安心ですね。
花王のキュレルは、超敏感肌、乾燥肌の方も安心して使える化粧品ブランド。天然セラミドに劣らない保湿力の、セラミド機能成分が統一配合されているのが特徴的です。
なんでも、天然セラミドが高価だった80年代から7年の歳月をかけ、セラミドと同等の成分が生み出されたれたのだそう。肌が弱い方でも使えるキュレル商品として発売されたのはさらにその12年後の99年で、長い研究に裏付けられた効果には間違いがないようですね。
本来の肌にあるセラミドを守りながら、セラミドをおぎなう、というのがコンセプト。洗顔などで流出しがちの保湿成分を保ちながら、さらにうるおいを足せる、という安心感がありますね。
また、ショウガから採れるショウキョウエキスが血行促進効果を高め、くすみを無くしてくれる作用も。無香料、無着色でパッケージもシンプルなため、インナードライになりがちな男性も使いやすい美容液です。医薬部外品で、実際に皮膚科医からおすすめされるスキンケアシリーズとしても知られています。
美容液は化粧水に比べて、必ず使わなくては!という認識がまだ薄い印象もあります。あらためて、使用するうえでの大事なポイントを確認しておきましょう。
基本は化粧水をつけた後です。時間が経つと水分が抜けてしまうので、なるべく早く美容液を肌に浸透させ、しっかりと水分を保持しましょう。
それでも、日々美容液は進化しており、成分的にこうでなくてはいけない、という定義もありません。その証拠に、テクスチャーや用途などはさまざま、ということが今回、調べたうえでも分かりました。
そのため、導入剤として洗顔後すぐに使う美容液もあります。美容液の後にクリームはいらない、というものも。結果、その商品ごとの特性を生かした使い方を守るのが一番といえそうです。
便利なものでは、通常のスティックタイプのコンシーラーに配合されたものが出ています。乾燥しがちな目元はクマなども気になるポイント。
そこに、ヒアルロン酸などの保湿成分もしっかり加わったコンシーラーが使えるとなると、かなりお役立ち。しかも10時間程は肌を乾燥から守ってくれるというデータもあるようで、今後は続々と類似商品が現れて来そうです。
スティックの先に液をつけて顔にぬる、UV対策用コンシーラーもあります。美白成分であるハイドロキノンが配合されており、SPFも50+ 、PA++++と本格的。紫外線を浴びやすい頬の上部分に使うと、くすみとシミをいっぺんに無くし、またガードしてくれそうですね。
10~20代前半は、ヒアルロン酸などのシンプルな保湿美容液を使う方が多いようです。その年代の肌はハリがあり、ターンオーバーも活発な時期。多少UVケアをおこたっていてもシミも多くは増えません。
ところが、紫外線は浴び続ければダメージを肌の奥にためていってしまいます。30代後半から急にシミが増えてきた、たるみ、しわなどが目立つ、というのは年齢的な原因の他にも、長年の紫外線ダメージの表れかもしれません。
そのため、10代、20代前半の頃から美白美容液を使用するしないに関わらず、日焼け止めクリームはつけたほうが良いようですね。
またニキビが活発にできる時期はノンコメドジェニックの洗顔料、美容液で肌をうるおいを与えながら殺菌効果も狙えるものを使うと良いと思います。
ただ、手のかけすぎも新陳代謝を遅くしてしまう原因なのだそう。そのため、ディープモイストタイプの美容液などは肌の再生力が落ちてきたな、と感じる年齢肌に合わせて使うと良いでしょう。
肌の調子が良いと、ずっとこのスベスベ感が続くといいのに・・・と思ってしまいますよね。しかし体の中と同じように肌細胞も移り変わり、変化していきます。それも季節ごと、毎日の天気、湿度、精神的な面でも影響を受けてしまうので、やはり肌はデリケートです。
そんな時、美容液でケアをしてあげると、思った以上に肌は吸収し、ピン!とハリを取り戻していくはず。喉がかわくと水を飲んで体をうるおすように、必要に応じて肌が喜ぶ成分をチャージしていきたいですね。
まず、保湿美容液をつけてみて肌の様子をよく観察してみましょう。シミやシワなどは保湿をするだけでふせぐことができる場合も多いもの。
それでももっと集中ケアをしたい時は、それぞれのお悩みに沿った有効成分入りの美容液を試してみましょう。効果もぐっと目に見えて、毎日のお手入れが楽しくなること、間違いなしです!